1 00:00:07,007 --> 00:00:27,027 ♬~ 2 00:00:27,027 --> 00:00:31,198 (臓硯)オヌシは わかっておるな。 3 00:00:31,198 --> 00:00:35,102 (臓硯)誰が慎二を殺したのかを。 4 00:00:39,873 --> 00:00:46,146 ほう… 見ないふりは やめたようじゃな。 5 00:00:46,146 --> 00:00:52,486 いやはや あそこまで我慢強く 育ったあれを壊すのは骨が折れる。 6 00:00:52,486 --> 00:00:58,158 欲を言えば オヌシの手で 桜を裏切ってほしかったが➡ 7 00:00:58,158 --> 00:01:01,328 保険は かけておくものよ。 8 00:01:01,328 --> 00:01:03,997 (士郎)保険… だと? 9 00:01:03,997 --> 00:01:08,001 ヒトのカタチを保った半端な覚醒だが➡ 10 00:01:08,001 --> 00:01:13,106 コヤツを初めて 褒めてやっても いいかもしれんの。 11 00:01:16,009 --> 00:01:18,845 臓硯 桜はどこだ! 12 00:01:18,845 --> 00:01:22,049 ハハハ…。 13 00:01:25,018 --> 00:01:28,622 (イリヤ)ねぇ お姉ちゃんって どんな感じ? 14 00:01:36,697 --> 00:01:38,699 ハァ…。 15 00:01:47,140 --> 00:01:49,142 ハッ…。 16 00:01:49,142 --> 00:01:52,479 (臓硯)オヌシにも感謝しておる。 17 00:01:52,479 --> 00:01:56,483 何事も耐えるだけだった あの娘に➡ 18 00:01:56,483 --> 00:02:03,323 他人を欲しがる欲望を教えたのは 他ならぬオヌシ自身。 19 00:02:03,323 --> 00:02:08,161 兄を殺したあれは もはや 立ち止まることなどできぬ。 20 00:02:08,161 --> 00:02:15,002 アインツベルンの聖杯が取り込んだ アーチャーの魂を… そして➡ 21 00:02:15,002 --> 00:02:19,339 門に至る鍵を奪うであろう! 22 00:02:19,339 --> 00:02:21,341 んっ… 臓硯! 23 00:02:23,343 --> 00:02:25,345 ヌゥ…。 24 00:02:31,852 --> 00:02:35,355 (臓硯)クカカカ…! 25 00:02:37,357 --> 00:02:41,194 (臓硯)さぁ その影を 受け入れるがいい➡ 26 00:02:41,194 --> 00:02:43,697 桜よ! 27 00:02:48,135 --> 00:02:51,304 (桜)はい おじいさま。 28 00:02:51,304 --> 00:03:02,649 ♬~ 29 00:03:02,649 --> 00:03:04,651 (イリヤ)桜…。 30 00:03:13,827 --> 00:03:15,829 (ガンドを撃つ音) 31 00:03:17,998 --> 00:03:22,502 そう… 姉さんは うちにいたんですね。 32 00:03:22,502 --> 00:03:28,175 (凛)まあね。 私は士郎と違って アンタを助ける理由がないもの。 33 00:03:28,175 --> 00:03:30,510 いよいよとなったら➡ 34 00:03:30,510 --> 00:03:32,813 イリヤをさらいにくるのは 明白でしょ。 35 00:03:34,848 --> 00:03:36,850 ひどいな 姉さん。 36 00:03:36,850 --> 00:03:42,956 私 そんなに悪い子ですか? 当ったり前じゃない。 37 00:03:42,956 --> 00:03:46,626 アンタは 間桐桜を守りたがってたヤツを➡ 38 00:03:46,626 --> 00:03:49,529 最後まで 信じてやらなかったんだから。 39 00:03:52,132 --> 00:03:56,970 そうですね… 確かに今まではそうでした。 40 00:03:56,970 --> 00:04:02,142 けど私 もう弱くなんてありません。 41 00:04:02,142 --> 00:04:05,979 先輩は 私が守りますから。 42 00:04:05,979 --> 00:04:07,981 だって…。 43 00:04:07,981 --> 00:04:11,485 私のほうが 強いもの。 44 00:04:14,654 --> 00:04:17,657 ヴェルシュメルツェン! 45 00:04:17,657 --> 00:04:19,860 だめですよ。 46 00:04:22,162 --> 00:04:29,002 そんな魔術を使ったら。 家が壊れちゃうじゃないですか。 47 00:04:29,002 --> 00:04:36,343 ♬~ 48 00:04:36,343 --> 00:04:38,678 ガアッ! 49 00:04:38,678 --> 00:04:42,115 ウッ… グッ…。 50 00:04:42,115 --> 00:04:46,119 ウッ… クッ…。 フッ… ウッフフ…。 51 00:04:46,119 --> 00:04:51,525 おいしい。 これが姉さんの魔力なんですね。 52 00:04:53,460 --> 00:04:58,798 でも… それだけじゃ だめだ。 53 00:04:58,798 --> 00:05:02,803 姉さんは 立ち上がる。 54 00:05:02,803 --> 00:05:08,642 だって… 姉さんは ヒーローだから。 55 00:05:08,642 --> 00:05:15,649 ♬~ 56 00:05:15,649 --> 00:05:17,651 んっ! 57 00:05:20,820 --> 00:05:23,657 桜! ハァ… ハァ…。 58 00:05:23,657 --> 00:05:27,327 せん… ぱい。 59 00:05:27,327 --> 00:05:30,664 ハァ… ハァ…。 60 00:05:30,664 --> 00:05:34,000 さっ… ウッ…。 ウゥ… クッ…。 61 00:05:34,000 --> 00:05:36,503 遠坂! 62 00:05:38,505 --> 00:05:41,174 なんだ これ…。 63 00:05:41,174 --> 00:05:43,944 ウッ… ガァッ! 64 00:05:43,944 --> 00:05:46,780 アァッ… アァ… ハァッ。 65 00:05:46,780 --> 00:05:49,983 なんで姉さんをかばうんですか? 66 00:05:51,952 --> 00:05:54,287 なんで何も言わないんですか? 67 00:05:54,287 --> 00:05:57,624 なんで叱らないんですか? 68 00:05:57,624 --> 00:06:02,128 兄さんがどうなったのか 見てきたのに。 69 00:06:02,128 --> 00:06:06,800 違う。 それは臓硯が仕組んで…。 違いません。 70 00:06:06,800 --> 00:06:10,136 見てください 先輩。 71 00:06:10,136 --> 00:06:13,974 私 最初から狂ってたんです。 72 00:06:13,974 --> 00:06:17,310 さく… ら…。 73 00:06:17,310 --> 00:06:19,813 私といると苦しいでしょう? 74 00:06:19,813 --> 00:06:25,318 だから私 先輩の前から 消えないといけなかった。 75 00:06:25,318 --> 00:06:27,988 けど できないんです。 76 00:06:27,988 --> 00:06:32,993 私にとってうれしいことは 先輩だけだから。 77 00:06:32,993 --> 00:06:36,329 先輩も私から離れられない。 78 00:06:36,329 --> 00:06:40,033 これ以上 自分を裏切ることが できないから。 79 00:06:47,607 --> 00:06:51,444 だから 殺してあげます。 80 00:06:51,444 --> 00:06:56,249 苦しまないように ずっとそばにいられるように。 81 00:07:00,453 --> 00:07:02,455 あっ。 82 00:07:05,292 --> 00:07:09,629 (ライダー)これは あなたの命令です。 桜。 83 00:07:09,629 --> 00:07:13,533 何があっても 衛宮士郎を守れと。 84 00:07:15,468 --> 00:07:18,471 悪い子ね ライダー。 85 00:07:22,142 --> 00:07:27,981 桜 そちらに行ってはいけない。 そこには何もない。 86 00:07:27,981 --> 00:07:33,153 ただ暗く 独りになるだけです。 87 00:07:33,153 --> 00:07:37,657 私は あなたを そうしないために ここに。 88 00:07:41,661 --> 00:07:43,663 ウッ。 89 00:07:48,601 --> 00:07:50,603 ガハッ… クッ。 90 00:07:56,109 --> 00:08:00,447 桜…。 91 00:08:00,447 --> 00:08:03,283 ガッ… ウゥ…。 92 00:08:03,283 --> 00:08:07,087 (セイバー)貴公の役目はここまでだ。 93 00:08:12,959 --> 00:08:17,964 ライダー あなたを取り込みます。 ウッ… だめだ。 94 00:08:17,964 --> 00:08:22,969 これ以上は いらないけど 特別にセイバーと同じにしてあげる。 95 00:08:28,141 --> 00:08:32,145 (イリヤ)そこまでよ 桜。 96 00:08:32,145 --> 00:08:35,148 一緒に行ってあげる。 97 00:08:35,148 --> 00:08:37,150 イリヤ! 98 00:08:37,150 --> 00:08:39,986 正気ですか? 99 00:08:39,986 --> 00:08:43,256 殺されても かまわないってことですよ。 100 00:08:43,256 --> 00:08:49,462 抵抗しても無駄でしょ。 ここでは桜がいちばん強いんだし。 101 00:08:51,598 --> 00:08:55,602 私が… いちばん…。 102 00:09:00,774 --> 00:09:04,611 最後の鍵は ここにはないわ。 103 00:09:04,611 --> 00:09:08,114 桜が後継者として 門を開きたいのなら➡ 104 00:09:08,114 --> 00:09:11,317 私の城まで取りにいかないと。 105 00:09:13,286 --> 00:09:17,791 いいでしょう。 あなたの口車に乗ってあげます。 106 00:09:23,296 --> 00:09:26,099 ウゥ… グゥ…。 107 00:09:28,134 --> 00:09:35,975 もう 私の前に来ないでください。 次は殺すしかなくなります。 108 00:09:35,975 --> 00:09:38,144 ウッ…。 109 00:09:38,144 --> 00:09:44,651 じゃあね 今まで楽しかったよ お兄ちゃん。 110 00:09:44,651 --> 00:09:46,653 ウッ…! 111 00:09:49,155 --> 00:09:57,997 ♬~ 112 00:09:57,997 --> 00:10:00,166 どいてくれ セイバー。 113 00:10:00,166 --> 00:10:03,169 今のあなたに何ができる。 114 00:10:03,169 --> 00:10:07,340 どのような形であれ 桜は聖杯を手に入れる。 115 00:10:07,340 --> 00:10:10,677 その結果が 彼女の死であったとしても➡ 116 00:10:10,677 --> 00:10:14,080 それで間桐桜は救われる。 117 00:10:16,182 --> 00:10:18,351 最後の忠告だ。 118 00:10:18,351 --> 00:10:22,188 それでも追ってくるというのなら そのときこそ➡ 119 00:10:22,188 --> 00:10:24,691 その首をたたき落とす。 120 00:10:40,039 --> 00:10:42,308 グッ… グッ…。 121 00:10:42,308 --> 00:10:44,310 ハァッ…。 122 00:10:47,981 --> 00:10:49,983 ウッ! 123 00:10:51,985 --> 00:10:55,088 《綺礼:勝敗は すでに決した》 124 00:10:59,659 --> 00:11:04,664 《いや そんなものは とうの昔についていた。 125 00:11:04,664 --> 00:11:10,837 歪んだ聖杯戦争。 本来 1つである聖杯。 126 00:11:10,837 --> 00:11:16,009 だが 2つ目の聖杯が ここにはあった。 127 00:11:16,009 --> 00:11:24,350 そして その器は聖杯に適合した。 正確には その中身とだが。 128 00:11:24,350 --> 00:11:26,686 器が ふさわしくなければ➡ 129 00:11:26,686 --> 00:11:30,690 ただの増殖する 肉塊になっていただろう。 130 00:11:30,690 --> 00:11:33,860 舞台は整った。 131 00:11:33,860 --> 00:11:39,365 答えを生み出せるもの その誕生は近い》 132 00:11:41,968 --> 00:11:47,307 《客席からでは見えないものが あるというのなら➡ 133 00:11:47,307 --> 00:11:53,112 私も 舞台に上がるとしよう》 134 00:11:58,651 --> 00:12:00,653 言峰…。 135 00:12:00,653 --> 00:12:03,856 遠坂を… 頼む。 136 00:12:06,826 --> 00:12:10,330 (綺礼)フッ…。 137 00:12:10,330 --> 00:12:23,543 (鼓動) 138 00:12:26,179 --> 00:12:33,353 (鼓動) 139 00:12:33,353 --> 00:12:43,863 ♬~ 140 00:12:54,641 --> 00:12:57,143 ハッ… ウッ…。 141 00:12:57,143 --> 00:13:02,815 (綺礼)起きたか。 体は動くかね。 えっ? 142 00:13:02,815 --> 00:13:05,818 言峰…。 143 00:13:05,818 --> 00:13:08,021 遠坂は! 144 00:13:09,989 --> 00:13:13,660 お前よりもひどく 衰弱していたからな。 145 00:13:13,660 --> 00:13:17,664 遠坂の庭に埋めてきた。 146 00:13:17,664 --> 00:13:20,833 はっ? 埋め…? 147 00:13:20,833 --> 00:13:25,338 明日の朝には 減らず口を取り戻すだろう。 148 00:13:25,338 --> 00:13:28,341 ならいい。 149 00:13:28,341 --> 00:13:33,012 世話になった。 もう行かないと。 150 00:13:33,012 --> 00:13:35,815 どこへ向かうつもりだ? 151 00:13:38,351 --> 00:13:44,290 イリヤが俺たちをかばって 桜に同行した。 だから…。 152 00:13:44,290 --> 00:13:49,095 間桐桜は敵に回った ということだな。 153 00:13:58,971 --> 00:14:01,274 ついてこい。 154 00:14:04,143 --> 00:14:07,146 間桐臓硯の目的は➡ 155 00:14:07,146 --> 00:14:12,318 空になった間桐桜に 乗り移ることだろう。 なっ!? 156 00:14:12,318 --> 00:14:18,324 ゆえに イリヤスフィールを取り戻し 間桐桜が空になる前に➡ 157 00:14:18,324 --> 00:14:20,827 間桐臓硯を倒す。 158 00:14:20,827 --> 00:14:25,832 ここまでは お前と私の目的は一致している。 159 00:14:25,832 --> 00:14:28,334 目的って…。 160 00:14:34,674 --> 00:14:39,078 協力すると 言っているのだ。 161 00:14:44,784 --> 00:14:47,787 あっ そうだ ライダーは。 162 00:14:47,787 --> 00:14:53,126 やめておけ まだパスは つながっているのだろう。 163 00:14:53,126 --> 00:14:57,530 城に近づく前に 感づかれては かなわん。 164 00:15:11,644 --> 00:15:15,648 📻おととい夜 冬木市で発生した 行方不明事件について➡ 165 00:15:15,648 --> 00:15:20,319 被害者の人数や原因は依然として 現在捜査中となっています。 166 00:15:20,319 --> 00:15:23,156 📻また 同時刻に 新都の駅前一帯で➡ 167 00:15:23,156 --> 00:15:25,158 数時間にわたる 大規模な停電が起…。 168 00:15:25,158 --> 00:15:32,064 あの男なら こうなる前に 間桐桜を殺していただろう。 169 00:15:35,168 --> 00:15:38,838 お前の父親は 正義とやらのために➡ 170 00:15:38,838 --> 00:15:42,942 人間らしい感情を 切り捨てた男だった。 171 00:15:42,942 --> 00:15:48,281 衛宮切嗣の生き方は 私には不快だった。 172 00:15:48,281 --> 00:15:52,118 ヤツは初めからあったものを 切り捨て➡ 173 00:15:52,118 --> 00:15:55,955 私には切り捨てられるものが なかった。 174 00:15:55,955 --> 00:16:01,627 結果は同じながら その過程はあまりにも違った。 175 00:16:01,627 --> 00:16:05,798 その違いこそ 決定的だった。 176 00:16:05,798 --> 00:16:09,635 切り捨てるなら 初めから持たねばよい。 177 00:16:09,635 --> 00:16:13,306 だというのに ヤツは持ち続けた。 178 00:16:13,306 --> 00:16:17,643 切り捨てたあとでさえ拾い上げた。 179 00:16:17,643 --> 00:16:22,148 まったく。 幸せな男だよ。 180 00:16:22,148 --> 00:16:26,486 切嗣が 幸せ…? 181 00:16:26,486 --> 00:16:30,156 己を愛し 隣人を愛し➡ 182 00:16:30,156 --> 00:16:37,163 罪を許し 罰を認め 健やかに命を育む… フッ。 183 00:16:37,163 --> 00:16:43,936 お前たちが幸福と呼ぶものでは 私に喜びを与えなかった。 184 00:16:43,936 --> 00:16:46,439 それだけの話だ。 185 00:16:52,445 --> 00:16:57,116 なんであのとき 桜を助けてくれたんだ? 186 00:16:57,116 --> 00:16:59,452 人は死ぬものだ。 187 00:16:59,452 --> 00:17:02,955 死にゆくものが彼女だけならば➡ 188 00:17:02,955 --> 00:17:07,460 私もあそこまで 手を尽くさなかった。 189 00:17:07,460 --> 00:17:14,800 私は 間桐桜の胎内にある 闇の誕生を祝福する。 190 00:17:14,800 --> 00:17:20,306 あの影を? あれは人を殺すものだぞ。 191 00:17:20,306 --> 00:17:25,478 しかしまだ産まれてはいない。 産まれたあとであれば➡ 192 00:17:25,478 --> 00:17:28,648 罪も罰も 与えられるべきだろうが➡ 193 00:17:28,648 --> 00:17:31,984 「産まれるな」とは言えまい。 194 00:17:31,984 --> 00:17:37,490 それとも 犯罪者の息子は 産まれる前から犯罪者だと? 195 00:17:37,490 --> 00:17:42,995 故に殺してしまえと? んっ…。 196 00:17:48,100 --> 00:17:51,938 私からも一つ聞こう。 197 00:17:51,938 --> 00:17:53,940 間桐桜。 198 00:17:53,940 --> 00:17:59,445 彼女がすでに 「人食い」である ことに変わりはない。 199 00:17:59,445 --> 00:18:04,450 それでもお前は 擁護するというのか? 200 00:18:10,289 --> 00:18:14,293 彼女は多くの人間を殺した。 201 00:18:14,293 --> 00:18:18,631 そのような自分を 容認できるとは思えん。 202 00:18:18,631 --> 00:18:23,636 ならば 殺してやったほうが 幸せなのではないか? 203 00:18:23,636 --> 00:18:27,840 奪われた者たちへの しょく罪にもなる。 204 00:18:30,142 --> 00:18:37,483 けど… それは償いじゃない。 そうか。 205 00:18:37,483 --> 00:18:42,989 衛宮切嗣の跡は 継がないということだな。 206 00:18:53,099 --> 00:19:15,121 ♬~ 207 00:19:15,121 --> 00:19:17,123 調べてみる。 208 00:19:23,629 --> 00:19:27,299 同調… 開始。 209 00:19:27,299 --> 00:19:31,303 基本骨子… 解明。 210 00:19:31,303 --> 00:19:34,807 構成材質 解明。 211 00:19:37,977 --> 00:19:40,312 3階の…。 212 00:19:40,312 --> 00:19:43,516 左端の部屋…。 213 00:19:45,985 --> 00:19:48,087 あっ。 214 00:19:50,156 --> 00:19:53,492 桜…。 215 00:19:53,492 --> 00:19:55,828 そこまでだ。 216 00:19:55,828 --> 00:20:03,335 優先順位を間違えるな。 わかってる。 217 00:20:03,335 --> 00:20:07,006 では 衛宮士郎。 218 00:20:07,006 --> 00:20:10,509 登山の経験はあるかね? 219 00:20:17,850 --> 00:20:22,188 (セラ)本当に あの者たちのために 正装を準備するのですか? 220 00:20:22,188 --> 00:20:29,695 忘れたの? 私たちの役目は 聖杯を完成させること。 221 00:20:29,695 --> 00:20:34,700 ふさわしい器なら 私でなくともかまわない。 222 00:21:02,161 --> 00:21:04,163 へっ? 223 00:21:04,163 --> 00:21:06,665 (窓ガラスの割れる音) 224 00:21:06,665 --> 00:21:09,502 ウッ ガッ…。 225 00:21:09,502 --> 00:21:14,840 アアッ… 窓に投げつけるヤツがあるかっ。 226 00:21:14,840 --> 00:21:17,176 (綺礼)フム…。 227 00:21:17,176 --> 00:21:23,682 片腕で壁にへばりつく姿が あまりにも哀れだったものでね。 228 00:21:23,682 --> 00:21:27,186 (セラ)なんですか あなたたちは! (リズ)くせ者。 229 00:21:27,186 --> 00:21:30,523 あぁいや… 違う 俺たちは…。 230 00:21:30,523 --> 00:21:32,858 士郎。 231 00:21:32,858 --> 00:21:34,860 あっ…。 232 00:21:36,862 --> 00:21:39,865 イリヤ…。 なんで来たの。 233 00:21:39,865 --> 00:21:42,134 帰りなさい。 234 00:21:42,134 --> 00:21:45,971 もう あなたの出番なんてないの。 235 00:21:45,971 --> 00:21:50,142 桜のことは私に任せればいい。 236 00:21:50,142 --> 00:21:54,847 これは 私の役目なんだから。 237 00:21:56,815 --> 00:21:59,118 バカイリヤ。 238 00:22:05,658 --> 00:22:10,362 何よ。 どうでもいい。 239 00:22:12,998 --> 00:22:15,501 イリヤの役割なんて知らない! 240 00:22:15,501 --> 00:22:20,005 イリヤがどんなに強がって どんなに平気なふりをしても➡ 241 00:22:20,005 --> 00:22:23,175 だまされてなんかやらないからな。 なっ…。 242 00:22:23,175 --> 00:22:26,845 強がってるって何よ! 私は聖杯だから…。 243 00:22:26,845 --> 00:22:28,848 それを 強がってるっていうんだ バカ! 244 00:22:28,848 --> 00:22:32,184 イリヤはイリヤだ! 245 00:22:32,184 --> 00:22:37,022 自分以外の何かのために 自分を犠牲にするな! 246 00:22:37,022 --> 00:22:41,627 んっ… 自分を 棚に上げて…。 247 00:22:51,470 --> 00:22:53,973 イリヤ。 248 00:22:58,310 --> 00:23:03,515 《こんなの… うまくいくはずないのに》 249 00:23:06,819 --> 00:23:09,989 キャッ。 何を悠長にやっている。 250 00:23:09,989 --> 00:23:14,159 ちょっと こら 離しなさい。 あっ でも…。 251 00:23:14,159 --> 00:23:21,066 ここは我らの城です。 ご心配なく。 イリヤをよろしく。 252 00:23:27,172 --> 00:23:30,843 オォ… オオッ…。 士郎? 253 00:23:30,843 --> 00:23:36,348 あの高さから 魔術もなしに落下とは恐れ入る。 254 00:23:36,348 --> 00:23:40,019 ヤケかね? 悪いか! 255 00:23:40,019 --> 00:23:45,291 できると思ったんだよ… あれ? 256 00:23:45,291 --> 00:23:48,093 アーチャーに引っ張られてるのね。 257 00:23:54,300 --> 00:23:56,635 来てくれたんですね。 258 00:23:56,635 --> 00:23:58,637 先輩! 259 00:23:58,637 --> 00:24:08,814 ♬~ 260 00:24:08,814 --> 00:24:10,816 (爆発音) 261 00:24:10,816 --> 00:24:14,987 (バーサーカーの咆哮) 262 00:24:14,987 --> 00:24:17,323 ハッ。 なっ!? 263 00:24:17,323 --> 00:24:20,125 行くぞ。 クッ…。 264 00:24:24,997 --> 00:24:26,999 クッ…。 265 00:24:26,999 --> 00:24:29,501 ハァ ハァ… 速いっ! 266 00:24:29,501 --> 00:24:31,503 でも…。 267 00:24:31,503 --> 00:24:33,505 これなら。 268 00:24:35,507 --> 00:24:38,510 (咆哮) 269 00:24:38,510 --> 00:24:42,114 バーサーカー…。 んっ…。 270 00:24:45,784 --> 00:24:47,786 (ハサン)ククッ。 271 00:24:54,460 --> 00:24:57,463 ケアッ! 272 00:24:57,463 --> 00:24:59,465 フンッ! 273 00:24:59,465 --> 00:25:16,982 ♬~ 274 00:25:16,982 --> 00:25:18,984 キィッ! 275 00:25:26,325 --> 00:25:30,329 フッ… ただの人形ではない ということか。 276 00:25:30,329 --> 00:25:32,631 フン…。 277 00:25:35,834 --> 00:25:38,637 連れていけ。 なっ…。 278 00:25:40,839 --> 00:25:45,778 (綺礼)衛宮 助けた者が女ならば殺すな。 279 00:25:45,778 --> 00:25:51,583 目の前で死なれるのは なかなかにこたえるぞ。 280 00:25:54,953 --> 00:25:56,955 クッ。 (咆哮) 281 00:25:56,955 --> 00:25:59,558 行こう イリヤ。 わっ。 282 00:26:08,634 --> 00:26:11,470 白き聖杯は逃がさぬ。 283 00:26:11,470 --> 00:26:17,309 私にも かなえたい願いがあるのでな。 284 00:26:17,309 --> 00:26:19,311 ハァ ハァ ハァ…。 285 00:26:23,982 --> 00:26:26,318 クッ… ハァ ハァ…。 286 00:26:26,318 --> 00:26:29,655 私を見ているの? 287 00:26:29,655 --> 00:26:37,062 (咆哮) 288 00:26:40,165 --> 00:26:42,101 士郎。 289 00:26:42,101 --> 00:26:44,102 私を置いて逃げて。 290 00:26:44,102 --> 00:26:46,104 なっ… できるわけ…。 291 00:26:59,952 --> 00:27:01,954 んっ…。 292 00:27:05,624 --> 00:27:11,029 (足音) 293 00:27:15,968 --> 00:27:19,471 (臓硯)ずいぶんな姿じゃの 綺礼よ。 294 00:27:19,471 --> 00:27:23,141 間桐臓硯。 295 00:27:23,141 --> 00:27:28,814 そうか… こちらに来てくれたか…。 296 00:27:28,814 --> 00:27:35,521 (臓硯)幕じゃな。 慈悲をくれてやるがよい。 アサシン。 297 00:27:43,595 --> 00:27:47,099 《綺礼:今 思い出す ことではないが➡ 298 00:27:47,099 --> 00:27:51,103 自分は生まれながらに 欠陥している。 299 00:27:51,103 --> 00:27:54,773 私にとって 幸福とは苦しみであり➡ 300 00:27:54,773 --> 00:27:58,110 絶望こそが喜びだった。 301 00:27:58,110 --> 00:28:01,446 私自身 その在り方は➡ 302 00:28:01,446 --> 00:28:05,450 生き物として悪しき物だと 理解していた。 303 00:28:05,450 --> 00:28:08,954 ひどい欠陥だ。 304 00:28:08,954 --> 00:28:14,293 外道であっても 良識が備わっていたのだ。 305 00:28:14,293 --> 00:28:19,131 私は 正したいと願い努力をした。 306 00:28:19,131 --> 00:28:25,304 その最後の試みに 一人の女を愛した》 307 00:28:25,304 --> 00:28:33,979 ♬~ 308 00:28:33,979 --> 00:28:38,150 《正確には そうできたらいいと願って➡ 309 00:28:38,150 --> 00:28:41,653 愛そうとし 子も成した。 310 00:28:41,653 --> 00:28:44,356 その結果…》 311 00:28:46,258 --> 00:28:51,263 ⦅綺礼:私には お前を愛せなかった。 312 00:28:51,263 --> 00:28:56,568 (クラウディア)いいえ あなたは私を愛しています⦆ 313 00:29:01,607 --> 00:29:03,609 (刺す音) 314 00:29:05,611 --> 00:29:07,613 ハッ。 315 00:29:09,615 --> 00:29:12,784 (ハサン)宝具。 316 00:29:12,784 --> 00:29:14,987 ザバーニーヤ! 317 00:29:21,293 --> 00:29:23,495 (臓硯)終わったな。 318 00:29:25,631 --> 00:29:28,967 ヘヘッ…。 319 00:29:28,967 --> 00:29:30,969 んっ? 320 00:29:30,969 --> 00:29:33,639 貴様! まさか! 321 00:29:33,639 --> 00:29:36,041 フンッ! ガハァ! 322 00:29:38,810 --> 00:29:40,812 ギッ…!? 323 00:29:40,812 --> 00:29:42,814 ガァッ! 324 00:29:45,984 --> 00:29:47,986 ムッ? 325 00:29:49,988 --> 00:29:52,991 オオッ…!? 告げる。 326 00:29:54,993 --> 00:30:01,166 (綺礼)私が殺す。 私が生かす。 私が傷つけ私が癒やす。 327 00:30:01,166 --> 00:30:05,003 我が手を逃れうる者は 一人もいない。 328 00:30:05,003 --> 00:30:09,174 我が目の届かぬ者は一人もいない。 おのれ貴様 貴様…。 329 00:30:09,174 --> 00:30:11,176 打ち砕かれよ。 330 00:30:11,176 --> 00:30:15,013 敗れた者 老いた者を私が招く。 331 00:30:15,013 --> 00:30:19,518 私に委ね 私に学び 私に従え。 332 00:30:19,518 --> 00:30:25,190 休息を。 唄を忘れず 祈りを忘れず 私を忘れず➡ 333 00:30:25,190 --> 00:30:29,528 私は軽く あらゆる重みを忘れさせる。 334 00:30:29,528 --> 00:30:32,364 そうか ワシを殺すか! 335 00:30:32,364 --> 00:30:34,700 休息は私の手に。 336 00:30:34,700 --> 00:30:38,537 あなたの罪に油を注ぎ印を記そう。 337 00:30:38,537 --> 00:30:44,643 永遠の命は 死の中でこそ与えられる。 338 00:30:44,643 --> 00:30:48,647 許しはここに。 受肉した私が誓う。 339 00:30:48,647 --> 00:30:53,485 ハハハ それで何が変わる。 貴様に救いなどないぞ! 340 00:30:53,485 --> 00:30:56,588 この魂に憐れみを。 341 00:31:12,671 --> 00:31:17,576 (ハサン)経典の聖言による 霊体そのものへの攻撃か。 342 00:31:20,345 --> 00:31:26,017 魔術師殿には 天敵だったということだな。 343 00:31:26,017 --> 00:31:28,687 そして貴様…。 344 00:31:28,687 --> 00:31:32,524 すでに汚染されていたな? 345 00:31:32,524 --> 00:31:34,526 フッ。 346 00:31:34,526 --> 00:31:38,330 チッ これは私の失態だ。 347 00:31:50,308 --> 00:31:55,647 ⦅クラウディア:ほら。 あなた 泣いているもの⦆ 348 00:31:55,647 --> 00:31:59,351 《それは勘違いだ》 349 00:32:02,821 --> 00:32:05,824 《確かに悲しいと思った。 350 00:32:05,824 --> 00:32:09,127 だがそれは女の死が ではない》 351 00:32:13,498 --> 00:32:19,604 《「どうせ死ぬのなら 私の手で殺したかった」》 352 00:32:31,850 --> 00:32:33,852 士郎? 353 00:32:33,852 --> 00:32:38,523 大丈夫か? イリヤ。 うん…。 354 00:32:38,523 --> 00:32:41,626 (咆哮) 355 00:32:44,629 --> 00:32:48,967 士郎 逃げて。 バーサーカーは私を探してる。 356 00:32:48,967 --> 00:32:51,469 士郎! 357 00:32:53,472 --> 00:32:56,641 あっ…。 358 00:32:56,641 --> 00:33:00,645 兄貴は妹を助けるもんだ。 359 00:33:00,645 --> 00:33:02,981 でも…。 360 00:33:02,981 --> 00:33:04,983 いいんだよ。 361 00:33:04,983 --> 00:33:08,987 一度でも お兄ちゃんなんて 呼ばれたら 兄貴なんだ。 362 00:33:08,987 --> 00:33:10,989 たとえ➡ 363 00:33:10,989 --> 00:33:13,091 血がつながってなくても。 364 00:33:22,667 --> 00:33:27,672 士郎 アーチャーの腕を使ったら 戻れなくなる。 365 00:33:27,672 --> 00:33:30,508 うん。 366 00:33:30,508 --> 00:33:34,346 死ぬのよ…。 違う。 367 00:33:34,346 --> 00:33:38,516 死なないために使うんだ。 368 00:33:38,516 --> 00:33:41,686 (イリヤ)どうして…。 369 00:33:41,686 --> 00:33:44,956 どうして士郎が そこまでしなくちゃいけないの!? 370 00:33:44,956 --> 00:33:49,261 士郎は 何も悪いことをしていないのに! 371 00:33:52,464 --> 00:33:54,466 いいや。 372 00:33:54,466 --> 00:33:58,637 悪いことなんて たくさんしてきた。 373 00:33:58,637 --> 00:34:02,841 でも ありがとう。 374 00:34:08,813 --> 00:34:13,485 《この腕を使ったら どうなるかわからない。 375 00:34:13,485 --> 00:34:15,820 桜を守ると誓ったことも➡ 376 00:34:15,820 --> 00:34:20,492 イリヤを連れ戻すと決めたことも 他のすべても➡ 377 00:34:20,492 --> 00:34:23,161 思い出せなくなるかもしれない。 378 00:34:23,161 --> 00:34:29,167 でも ヤツは必要だから この腕を俺に託した》 379 00:34:32,003 --> 00:34:35,006 倒していいな イリヤ。 380 00:34:39,344 --> 00:34:41,846 うん。 381 00:34:41,846 --> 00:34:58,129 ♬~ 382 00:34:58,129 --> 00:35:04,302 《体も意識も 無感動に崩れていく。 383 00:35:04,302 --> 00:35:08,974 なんのために ここにいるのか。 384 00:35:08,974 --> 00:35:13,478 なんのために… こうなったのか。 385 00:35:13,478 --> 00:35:16,982 なんのために戦うのか》 386 00:35:16,982 --> 00:35:38,003 ♬~ 387 00:35:38,003 --> 00:35:41,339 ⦅アーチャー:ついてこれるか⦆ 388 00:35:41,339 --> 00:35:50,782 ♬~ 389 00:35:50,782 --> 00:35:54,619 ついてこれるか… じゃねえ! 390 00:35:54,619 --> 00:35:57,956 テメエのほうこそ! 391 00:35:57,956 --> 00:36:06,965 ♬~ 392 00:36:06,965 --> 00:36:09,467 ついてきやがれ~! 393 00:36:09,467 --> 00:36:21,980 ♬~ 394 00:36:21,980 --> 00:36:24,783 グルル…。 395 00:36:26,818 --> 00:36:28,820 投影 開始。 396 00:36:28,820 --> 00:36:48,940 ♬~ 397 00:36:48,940 --> 00:36:52,444 投影 装填。 398 00:36:55,947 --> 00:36:58,249 (咆哮) 399 00:37:06,624 --> 00:37:10,462 ナインライブズ ブレイドワークス! 400 00:37:10,462 --> 00:37:33,485 ♬~ 401 00:37:33,485 --> 00:37:35,587 グォーッ! 402 00:37:39,491 --> 00:37:43,595 ウオォ~ッ! 403 00:37:43,595 --> 00:37:56,808 ♬~ 404 00:38:15,460 --> 00:38:18,062 (バーサーカー)お前が守れ。 405 00:38:38,149 --> 00:38:40,151 士郎。 406 00:38:49,260 --> 00:38:51,262 セイバー。 407 00:39:02,607 --> 00:39:04,943 どうですか? 408 00:39:04,943 --> 00:39:08,947 心臓をわしづかみにされた感想は。 409 00:39:13,952 --> 00:39:18,456 神父さん あなたは10年前に死んだ。 410 00:39:18,456 --> 00:39:21,459 それでも生きてこられたのは➡ 411 00:39:21,459 --> 00:39:25,296 ええっと この前食べた…。 412 00:39:25,296 --> 00:39:29,801 あの金色の人が 聖杯の中身を浴びて…。 413 00:39:29,801 --> 00:39:32,637 けど あの人は汚染できないから➡ 414 00:39:32,637 --> 00:39:37,475 マスターであるあなたに 流れていった… ですよね? 415 00:39:37,475 --> 00:39:42,146 変わったな 間桐桜。 416 00:39:42,146 --> 00:39:45,817 えぇ 変わりました。 417 00:39:45,817 --> 00:39:51,155 私は 今までの間桐桜じゃない。 418 00:39:51,155 --> 00:39:55,560 あんな弱い子は もういないの。 419 00:39:58,162 --> 00:40:01,833 フッ 隠す必要はないぞ。 420 00:40:01,833 --> 00:40:04,836 何を… ですか。 421 00:40:04,836 --> 00:40:08,006 お前は別人格などではない。 422 00:40:08,006 --> 00:40:14,178 暴力に酔う 今のお前もまた 間桐桜だ。 423 00:40:14,178 --> 00:40:18,850 あなたが私をこうしたくせに! フフッ。 424 00:40:18,850 --> 00:40:23,855 否定はせん。 私はお前を生かした。 425 00:40:23,855 --> 00:40:26,357 その期待に応え➡ 426 00:40:26,357 --> 00:40:31,195 お前は見事 アヴェンジャーを 誕生させようとしている。 427 00:40:31,195 --> 00:40:33,197 難なくとな。 428 00:40:33,197 --> 00:40:35,199 (鼓動) 429 00:40:35,199 --> 00:40:38,369 ハッ… 難なくなんかじゃない! 430 00:40:38,369 --> 00:40:42,640 私がどれだけ苦しかったのか 知りもしないで! 431 00:40:42,640 --> 00:40:46,144 知らんし 知る必要もない。 432 00:40:46,144 --> 00:40:49,147 ハッ…! 433 00:40:49,147 --> 00:40:51,149 グッ! 434 00:40:51,149 --> 00:40:53,151 ググッ… ガハッ! 435 00:40:57,655 --> 00:41:04,662 ハァッ… ハァ… ハァ… ハァ…。 436 00:41:06,998 --> 00:41:08,100 アッ…。 437 00:41:08,100 --> 00:41:12,003 アウ… アァ…。 438 00:41:12,003 --> 00:41:16,007 バー… サーカー…? 439 00:41:16,007 --> 00:41:19,510 だめ… 入って こない で。 440 00:41:19,510 --> 00:41:23,114 ウッ… アァ… アァ…。 441 00:41:29,020 --> 00:41:34,025 幸運ですね。 桜が私を呼んでいる。 442 00:41:38,029 --> 00:41:45,336 いえ 運ではなく 自ら勝ち取った結果… でしたか。 443 00:41:53,311 --> 00:41:56,514 フゥ…。 士郎! 444 00:41:58,483 --> 00:42:01,986 士郎…。 445 00:42:01,986 --> 00:42:04,822 大丈夫。 446 00:42:04,822 --> 00:42:09,627 大丈夫だから… 帰ろう。 447 00:42:13,831 --> 00:42:16,534 ウッ…! 448 00:42:18,669 --> 00:42:20,671 ウッ! アッ! 449 00:42:20,671 --> 00:42:22,673 グハッ…。 450 00:42:22,673 --> 00:42:25,376 グァ~ッ! 451 00:42:29,347 --> 00:42:39,857 (うめき声) 452 00:42:39,857 --> 00:42:42,627 グゥ… ハァッ…。 453 00:42:42,627 --> 00:42:45,963 ハァ ハァ… ハァ…。 454 00:42:45,963 --> 00:42:47,965 ハァ… ハァ…。 455 00:42:47,965 --> 00:42:53,971 ハァ… ンッ… ハァ ハァ…。 456 00:42:53,971 --> 00:42:57,075 ンッ…。 457 00:42:59,310 --> 00:43:06,818 ハァ… ハァ… ハァ… ハァ…。 458 00:43:06,818 --> 00:43:13,491 ハァ… ハァ… 腕を使ったからか。 459 00:43:13,491 --> 00:43:16,494 ハァ…。 (障子の開く音) 460 00:43:22,166 --> 00:43:24,836 お目覚めかしら? 士郎。 461 00:43:24,836 --> 00:43:28,172 遠坂…!? 大丈夫なのか? 462 00:43:28,172 --> 00:43:33,344 そりゃ あなたに比べれば… ね? 463 00:43:33,344 --> 00:43:36,347 ウッ…。 464 00:43:36,347 --> 00:43:39,183 まぁ 無事でよかったわ。 465 00:43:39,183 --> 00:43:41,519 それ…! 466 00:43:41,519 --> 00:43:45,623 えっ? あぁ これは…。 467 00:43:45,623 --> 00:43:50,128 大切なものなんだ。 468 00:43:50,128 --> 00:43:55,133 最後まで持っていないと…。 469 00:43:55,133 --> 00:44:00,137 あれ? 今 俺 なんて言った? 470 00:44:00,137 --> 00:44:06,477 それ 少し魔力が残ってるわね… 持っていて。 471 00:44:06,477 --> 00:44:12,283 何かの役に立つかもしれないから。 あ あぁ…。 472 00:44:15,153 --> 00:44:19,357 それじゃあ支度をして。 出かけるわよ。 473 00:44:29,333 --> 00:44:35,840 聖杯戦争に関わった最後のマスターに ただ事実だけを口にします。 474 00:44:35,840 --> 00:44:41,679 これから話すことは 私たちの核心。 でも➡ 475 00:44:41,679 --> 00:44:45,383 あなたたちが 背負うべきものでもない。 476 00:44:47,285 --> 00:44:51,455 聖杯戦争とは 7人の英霊を召喚して➡ 477 00:44:51,455 --> 00:44:54,792 聖杯の所有権を定める殺し合い。 478 00:44:54,792 --> 00:44:59,597 でもそれは 表向きの決まり事。 479 00:45:01,632 --> 00:45:07,138 そう。 マスターはサーヴァントを この世に 呼び出すきっかけにすぎない。 480 00:45:07,138 --> 00:45:10,808 聖杯の完成に必要なものは➡ 481 00:45:10,808 --> 00:45:12,977 英霊だけ…。 482 00:45:12,977 --> 00:45:18,316 その魂が アインツベルンの用意する 聖杯に回収され➡ 483 00:45:18,316 --> 00:45:23,154 大聖杯を起動するための 炉心になるの。 484 00:45:23,154 --> 00:45:25,823 大聖杯? 485 00:45:25,823 --> 00:45:29,660 遠坂の管理地を使った魔法陣よ。 486 00:45:29,660 --> 00:45:34,165 それが聖杯戦争のシステムを 管理している。 487 00:45:34,165 --> 00:45:37,168 事の起こりは 300年前➡ 488 00:45:37,168 --> 00:45:41,505 アインツベルンとマキリ 遠坂の御三家は➡ 489 00:45:41,505 --> 00:45:46,611 聖杯の力をもって 外界に出ようとした。 490 00:45:46,611 --> 00:45:49,280 それが本当の目的。 491 00:45:49,280 --> 00:45:53,284 アインツベルンから 失われたとされる神秘。 492 00:45:53,284 --> 00:45:56,787 真の不老不死を実現させる大儀礼。 493 00:45:56,787 --> 00:46:00,791 「天の杯」 ヘブンズフィール。 494 00:46:00,791 --> 00:46:04,996 魂を物質化する魔法。 あっ…!? 495 00:46:08,132 --> 00:46:12,136 ここからは 士郎と凛にも関係のある話よ。 496 00:46:14,138 --> 00:46:16,140 桜のことだな? 497 00:46:16,140 --> 00:46:19,810 聞かせてくれ 桜に何が起こってるんだ? 498 00:46:19,810 --> 00:46:26,651 桜を変貌させ 臓硯が 手に入れようとしているもの。 499 00:46:26,651 --> 00:46:29,487 ソイツが… アヴェンジャー。 500 00:46:29,487 --> 00:46:35,326 聖杯戦争における第八のクラス 桜と同化して➡ 501 00:46:35,326 --> 00:46:38,663 「黒い影」を映していた本体…。 502 00:46:38,663 --> 00:46:41,832 アンリマユ。 503 00:46:41,832 --> 00:46:46,937 拝火教を信じる ある村落での話。 504 00:46:46,937 --> 00:46:52,443 その人たちは 人間すべてが 悪性から解き放たれ➡ 505 00:46:52,443 --> 00:46:56,447 清く正しく生きられないか 考えていた。 506 00:46:56,447 --> 00:47:01,619 そこで 彼らは たった一人の青年を選び出し➡ 507 00:47:01,619 --> 00:47:06,123 彼に この世すべての 罪悪を背負わせ➡ 508 00:47:06,123 --> 00:47:12,797 彼以外 すべての人間の 善性を証明しようとした。 509 00:47:12,797 --> 00:47:17,802 そうして 一人の英雄が誕生した。 510 00:47:17,802 --> 00:47:23,641 人々に悪として恨まれ 同時に神として崇拝された➡ 511 00:47:23,641 --> 00:47:26,977 誰でもない誰か…。 512 00:47:26,977 --> 00:47:32,483 それが反英雄 アンリマユ。 513 00:47:32,483 --> 00:47:34,985 3度目の戦いで➡ 514 00:47:34,985 --> 00:47:39,990 アインツベルンはサーヴァントとして アンリマユを召喚した。 515 00:47:39,990 --> 00:47:43,594 けど それは弱かった。 516 00:47:43,594 --> 00:47:49,767 序盤で敗れ アンリマユは 聖杯に取り込まれた。 517 00:47:49,767 --> 00:47:53,604 そのとき 聖杯は➡ 518 00:47:53,604 --> 00:47:58,109 一つの願いを受諾してしまった。 519 00:47:58,109 --> 00:48:02,947 人々が 「ただ悪であれ」と願って 産んだ存在。 520 00:48:02,947 --> 00:48:08,619 それが聖杯の中において ようやく実現した。 521 00:48:08,619 --> 00:48:12,123 「この世すべての悪」を体現し➡ 522 00:48:12,123 --> 00:48:17,294 60億の人間すべてを 呪うことのできる存在。 523 00:48:17,294 --> 00:48:21,799 それが あの影の本体。 524 00:48:24,301 --> 00:48:29,974 切嗣は前回 聖杯を破壊した。 525 00:48:29,974 --> 00:48:32,143 アンリマユは➡ 526 00:48:32,143 --> 00:48:38,983 切嗣の英断で出産には至らず 大聖杯の中に残された。 527 00:48:38,983 --> 00:48:43,087 その一部を受けた者が 言峰であり➡ 528 00:48:43,087 --> 00:48:46,924 聖杯の中身の欠片を 臓硯に植え付けられ➡ 529 00:48:46,924 --> 00:48:51,762 人工的な聖杯となったのが 桜よ。 530 00:48:51,762 --> 00:48:58,102 アンリマユがなんであれ サーヴァントであることに変わりはない。 531 00:48:58,102 --> 00:49:04,275 だから 臓硯はそれを従えるために 桜をマスターにした。 532 00:49:04,275 --> 00:49:06,277 んっ…? 533 00:49:06,277 --> 00:49:10,614 《マスターとサーヴァント…》 534 00:49:10,614 --> 00:49:14,118 時間は あと半日あるかどうか。 535 00:49:14,118 --> 00:49:18,956 あれが誕生してしまえば 桜は完全に変わり➡ 536 00:49:18,956 --> 00:49:23,961 誰も助けられなくなるし 誰も助からなくなる。 537 00:49:28,465 --> 00:49:31,969 だからね 本拠地に乗り込む前に➡ 538 00:49:31,969 --> 00:49:35,139 士郎にやってほしいことがあるの。 539 00:49:35,139 --> 00:49:40,311 正直 士郎がイリヤを 連れ戻してくれて助かった。 540 00:49:40,311 --> 00:49:43,147 あなたには イリヤと協力して➡ 541 00:49:43,147 --> 00:49:48,319 アインツベルンの記憶と この霊脈に流れる土地の記憶。 542 00:49:48,319 --> 00:49:52,990 その2つを使って 宝石剣を投影してほしいの。 543 00:49:52,990 --> 00:49:55,993 宝石剣…。 544 00:49:55,993 --> 00:49:59,997 遠坂の系譜に伝わる 秘宝中の秘宝よ。 545 00:49:59,997 --> 00:50:02,833 そして…。 546 00:50:02,833 --> 00:50:06,637 桜と戦うための 武器。 547 00:50:08,672 --> 00:50:11,075 わかった。 548 00:50:16,680 --> 00:50:19,350 宝石剣に似せたアゾット剣よ。 549 00:50:19,350 --> 00:50:22,853 私の10年分の魔力を つぎ込んである。 550 00:50:22,853 --> 00:50:25,556 投影のサポートに使って。 551 00:50:30,194 --> 00:50:32,863 士郎。 552 00:50:32,863 --> 00:50:36,567 正直なところ どのくらいもつの? 553 00:50:40,704 --> 00:50:44,475 自分でもわからない。 554 00:50:44,475 --> 00:50:48,078 けど 生きているうちは なんとかするさ。 555 00:50:55,319 --> 00:50:57,621 俺は大丈夫だよ。 556 00:51:06,497 --> 00:51:08,499 雑念は捨てて。 557 00:51:08,499 --> 00:51:11,335 余計なものは見ないで。 558 00:51:11,335 --> 00:51:14,638 あ… あぁ。 559 00:51:24,348 --> 00:51:29,019 海? あっ… 士郎。 560 00:51:29,019 --> 00:51:42,967 ♬~ 561 00:51:42,967 --> 00:51:46,971 慎二? いや…。 562 00:51:46,971 --> 00:51:50,975 ここじゃない… 先へ飛びましょう。 563 00:51:54,144 --> 00:51:56,146 わっ! あっ…。 564 00:51:58,148 --> 00:52:00,150 あっ。 565 00:52:07,658 --> 00:52:11,161 あぁ…。 あと少しね。 566 00:52:11,161 --> 00:52:13,564 行くわよ。 あっ。 567 00:52:18,669 --> 00:52:22,006 (ゼルレッチ)根絶のため お前たちは➡ 568 00:52:22,006 --> 00:52:24,008 奇跡を必要とした…。 やっと到着ね。 569 00:52:24,008 --> 00:52:28,846 士郎 彼から目を離さないで。 570 00:52:28,846 --> 00:52:32,349 (ゼルレッチ)その理念を信じよう。 571 00:52:32,349 --> 00:52:38,689 根源に至るべく 遠坂 アインツベルン マキリの3者は➡ 572 00:52:38,689 --> 00:52:45,796 互いに協力し 道を開く。 それぞれの提供するものを。 573 00:52:45,796 --> 00:52:51,969 (永人)遠坂は聖杯を 敷設するための霊地を提供する。 574 00:52:51,969 --> 00:52:58,809 (マキリ)マキリは 贄となるサーヴァントを 縛るための令呪を提供する。 575 00:52:58,809 --> 00:53:05,482 (ユスティーツァ)アインツベルンは 第三魔法に 届くための陣を提供する。 576 00:53:05,482 --> 00:53:08,819 (ゼルレッチ)うむ。 立ち会いは➡ 577 00:53:08,819 --> 00:53:12,990 キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグが 取りしきる。 578 00:53:12,990 --> 00:53:15,325 始めるがいい。 579 00:53:15,325 --> 00:53:27,004 ♬~ 580 00:53:27,004 --> 00:53:30,007 (プレス機が下りてくる音) 581 00:53:30,007 --> 00:53:36,180 ♬~ 582 00:53:36,180 --> 00:53:47,791 (プレス機が下りてくる音) 583 00:53:47,791 --> 00:53:51,962 根源へとつなぐ門。 584 00:53:51,962 --> 00:53:54,565 解放を…。 585 00:54:00,971 --> 00:54:03,474 ハァッ…。 586 00:54:03,474 --> 00:54:07,077 ンッ… 解放を。 587 00:54:11,648 --> 00:54:14,051 (マキリ)解放を…。 588 00:54:29,166 --> 00:54:31,668 士郎! あっ。 589 00:54:48,619 --> 00:54:51,789 ハァ… ハァ… ハァ…。 590 00:54:51,789 --> 00:54:57,294 ハァ… ハァ… ハァ…。 591 00:54:57,294 --> 00:55:02,800 ハァ… ハァ…。 592 00:55:02,800 --> 00:55:04,802 ンッ…。 593 00:55:04,802 --> 00:55:09,306 (ライダー)ひどい状態ですね 衛宮士郎。 594 00:55:09,306 --> 00:55:12,809 あっ… ライダー。 595 00:55:12,809 --> 00:55:16,313 ずっとあなたを監視していました。 596 00:55:18,649 --> 00:55:22,486 私の使命は 衛宮士郎の守護ですが➡ 597 00:55:22,486 --> 00:55:26,490 あなたは桜と戦う武器を 作り出しました。 598 00:55:28,992 --> 00:55:34,798 桜に危害を加えようとする以上 あなたを守ることはできない。 599 00:55:38,836 --> 00:55:42,940 俺を… 殺しにきたのか…。 600 00:55:42,940 --> 00:55:45,442 (ライダー)士郎…。 601 00:55:45,442 --> 00:55:51,949 桜は 触媒も何もなしに 私を召喚しました。 602 00:55:51,949 --> 00:55:53,951 そうした場合➡ 603 00:55:53,951 --> 00:55:58,789 サーヴァントは マスターと 在り方が近しい者が選ばれます。 604 00:55:58,789 --> 00:56:05,796 私は… 桜を怪物にはしたくなかった。 605 00:56:05,796 --> 00:56:09,633 ですが もう…。 606 00:56:09,633 --> 00:56:12,636 んっ… 士郎。 607 00:56:12,636 --> 00:56:18,475 あなたも桜を苦しめるのなら…。 殺すためじゃない。 608 00:56:18,475 --> 00:56:20,978 救うために行くんだ。 609 00:56:20,978 --> 00:56:24,982 俺は最後まで桜を守る。 610 00:56:24,982 --> 00:56:27,317 あっ。 611 00:56:27,317 --> 00:56:31,655 どんなことになろうと 桜を選ぶ。 612 00:56:31,655 --> 00:56:33,657 それは。 613 00:56:33,657 --> 00:56:39,997 いつぞやの質問の答え… ということですか。 614 00:56:39,997 --> 00:56:44,935 そのために 倒さなくちゃいけない相手がいる。 615 00:56:44,935 --> 00:56:48,438 アンタの力を貸してくれ。 616 00:56:48,438 --> 00:56:51,942 んっ…。 617 00:56:51,942 --> 00:56:55,946 勝算はあるのでしょうね? あぁ。 618 00:56:57,948 --> 00:57:00,250 承知しました。 619 00:57:06,123 --> 00:57:08,625 サーヴァント ライダー➡ 620 00:57:08,625 --> 00:57:12,629 いっときではありますが あなたの翼となり➡ 621 00:57:12,629 --> 00:57:16,633 果てまでも駆けることを 約束しましょう。 622 00:57:24,808 --> 00:57:27,010 ハッ! 623 00:57:32,149 --> 00:57:37,654 フン 戻ってくる気に なったのかと思ったら。 624 00:57:37,654 --> 00:57:43,760 影を飛ばしてくるなんて 偉くなったものね 桜。 625 00:57:43,760 --> 00:57:49,433 姉さん 先輩を連れて逃げてください。 626 00:57:49,433 --> 00:57:51,435 そうしてくれたら➡ 627 00:57:51,435 --> 00:57:55,439 私は この子と刺し違えます。 628 00:57:55,439 --> 00:57:57,607 (脈打つ音) 629 00:57:57,607 --> 00:58:04,514 桜。 一応 聞いておくけど アンリマユと手を切るつもりはある? 630 00:58:09,119 --> 00:58:11,121 ありません。 631 00:58:11,121 --> 00:58:18,795 せっかく手に入れた力だもの。 私は離れる気はないし できない。 632 00:58:18,795 --> 00:58:21,631 私が士郎を連れて逃げれば➡ 633 00:58:21,631 --> 00:58:27,137 アンタはアンリマユともども 自滅できるってことね? 634 00:58:27,137 --> 00:58:31,141 そうです… だから…。 635 00:58:33,143 --> 00:58:38,148 それ 「いつ我慢できなくなるか わからない」の間違いでしょ。 636 00:58:40,150 --> 00:58:42,419 気付いてる? 637 00:58:42,419 --> 00:58:46,089 あなた さっきから言動がメチャクチャよ。 638 00:58:46,089 --> 00:58:51,294 刺し違えるって言ったやさきに 手を切るつもりはないだなんて。 639 00:58:57,100 --> 00:59:01,772 慌てなくても すぐに会いにいってあげる。 640 00:59:01,772 --> 00:59:05,976 行って 確実にアンタを殺す。 641 00:59:07,944 --> 00:59:10,947 えぇ お待ちしています➡ 642 00:59:10,947 --> 00:59:13,050 姉さん。 643 00:59:16,119 --> 00:59:19,790 クッ… 姉… さん…。 644 00:59:19,790 --> 00:59:22,092 グッ…。 645 00:59:30,634 --> 00:59:37,307 (臓硯)よく戻ったな アサシン。 魔術師殿。 健在か。 646 00:59:37,307 --> 00:59:40,811 (臓硯)おうとも。 しかし今のワシでは➡ 647 00:59:40,811 --> 00:59:44,481 オヌシに送る魔力も作り出せぬ。 648 00:59:44,481 --> 00:59:50,487 桜 負担をかけるが アサシンと契約を結べ。 649 00:59:52,656 --> 00:59:54,658 桜。 650 00:59:58,328 --> 01:00:01,665 魔術師殿。 この女➡ 651 01:00:01,665 --> 01:00:04,835 もはや…。 652 01:00:04,835 --> 01:00:09,172 (臓硯)フム 幕引きは あっけなかったのう。 653 01:00:09,172 --> 01:00:13,176 (ハサン)では予定どおり この娘を? 654 01:00:13,176 --> 01:00:18,348 (臓硯)人聞きの悪い。 あくまで しかたなくじゃ。 655 01:00:18,348 --> 01:00:21,685 (臓硯)さらばだ桜。 (虫の鳴く音) 656 01:00:21,685 --> 01:00:25,188 実験作の身で よくぞ耐え抜き。 (虫の鳴く音) 657 01:00:25,188 --> 01:00:28,358 よくぞ ワシを楽しませた。 (虫の鳴く音) 658 01:00:28,358 --> 01:00:30,861 その必要はありません。 659 01:00:30,861 --> 01:00:33,063 (臓硯)んっ…? 660 01:00:35,031 --> 01:00:37,033 んっ? 661 01:00:41,972 --> 01:00:45,775 (ハサン)グッ! ガッ… ギッ…。 662 01:00:49,813 --> 01:00:54,985 (ハサン)ガァ… アッ アアア… アア…。 663 01:00:54,985 --> 01:01:00,490 なぁんだ もともと 顔がない人だったんですね。 664 01:01:00,490 --> 01:01:04,160 貴… 様…。 665 01:01:04,160 --> 01:01:07,664 あなたは何者でもない。 666 01:01:07,664 --> 01:01:10,867 ただ一人の本物になどなれないわ。 667 01:01:12,836 --> 01:01:18,041 私の… な ま え…。 668 01:01:20,844 --> 01:01:25,048 (臓硯)な… 何をするのだ 桜! 669 01:01:27,017 --> 01:01:29,853 だってもう おじいさまは➡ 670 01:01:29,853 --> 01:01:33,356 彼に守ってもらう必要は ないでしょう? 671 01:01:36,026 --> 01:01:38,028 なっ!? 672 01:01:38,028 --> 01:01:40,030 おじいさまが なぜ➡ 673 01:01:40,030 --> 01:01:43,633 私にとって こんなにも大きい存在で➡ 674 01:01:43,633 --> 01:01:47,137 私を自由にできるのか。 675 01:01:49,306 --> 01:01:51,808 よく確かめていたんです。 676 01:01:55,812 --> 01:02:00,483 私の神経の一部に 成りかわっていたんですね。 677 01:02:00,483 --> 01:02:04,487 フフッ。 おじいさまって➡ 678 01:02:04,487 --> 01:02:07,791 もっと大きいんだと思ってました。 679 01:02:09,993 --> 01:02:14,164 待て 待て 桜…! 680 01:02:14,164 --> 01:02:18,068 さようなら おじいさま。 681 01:02:25,842 --> 01:02:27,844 フッ… フフ…。 682 01:02:27,844 --> 01:02:31,348 兄さんも おじいさまも いなくなった。 683 01:02:31,348 --> 01:02:33,683 これで…。 684 01:02:33,683 --> 01:02:37,187 これで…。 685 01:02:37,187 --> 01:02:40,690 私は…。 686 01:02:40,690 --> 01:02:44,694 どうすればいいの…? 687 01:02:46,963 --> 01:02:52,802 ウッ… グッ… ウウウ… ウッ ウッ…。 688 01:02:52,802 --> 01:02:58,642 (セイバー)まだです。 まだ 彼らがいます。 689 01:02:58,642 --> 01:03:01,645 彼らが 来ます。 690 01:03:04,981 --> 01:03:09,319 行って。 姉さんだけは ここへ通して。 691 01:03:09,319 --> 01:03:11,621 衛宮士郎は? 692 01:03:13,823 --> 01:03:16,026 こ…。 693 01:03:20,497 --> 01:04:11,815 ♬~ 694 01:04:11,815 --> 01:04:16,519 《あきれた。 こんなに 俺は…》 695 01:04:19,155 --> 01:04:24,060 《桜が 大切だったんだ》 696 01:04:28,164 --> 01:04:31,501 それじゃあ 行くのね。 697 01:04:31,501 --> 01:04:37,006 凛 ライダー 士郎。 698 01:04:41,010 --> 01:04:44,948 イリヤ この戦いが終わったあと➡ 699 01:04:44,948 --> 01:04:48,118 もし帰るところがないんなら➡ 700 01:04:48,118 --> 01:04:51,788 このまま うちで暮らさないか。 701 01:04:51,788 --> 01:04:55,125 切嗣の代わりに? 702 01:04:55,125 --> 01:05:00,964 いや 俺と切嗣は別の人間だ。 703 01:05:00,964 --> 01:05:03,566 けど 俺は…。 704 01:05:10,807 --> 01:05:13,476 士郎 しゃがんで。 705 01:05:13,476 --> 01:05:16,980 えっ? あ… ああ。 706 01:05:24,821 --> 01:05:28,491 エヘヘ… いってらっしゃい 士郎。 707 01:05:28,491 --> 01:05:32,996 夜明けまでに 桜を連れて帰ってきてね。 708 01:05:35,165 --> 01:05:37,167 うん…。 709 01:05:49,946 --> 01:05:56,286 上の池で なんらかの場が つくられている気配がしますが。 710 01:05:56,286 --> 01:05:58,955 あっちの場は表向きの門よ。 711 01:05:58,955 --> 01:06:03,626 大聖杯に行こうっていうんなら…。 712 01:06:03,626 --> 01:06:06,463 うわっ! 713 01:06:06,463 --> 01:06:09,966 上じゃなくて 下へ行かないとね。 714 01:06:13,970 --> 01:06:15,972 下へ…。 715 01:06:15,972 --> 01:06:38,161 ♬~ 716 01:06:38,161 --> 01:06:40,163 あっ! 717 01:06:48,271 --> 01:06:52,775 士郎? あっ いや。 718 01:06:52,775 --> 01:06:57,447 気を抜かないで。 ここから先は 自分の命を優先しなさい。 719 01:06:57,447 --> 01:07:12,462 ♬~ 720 01:07:16,966 --> 01:07:19,269 セイバー。 721 01:07:21,638 --> 01:07:23,840 凛。 722 01:07:26,643 --> 01:07:28,645 あぁ そう。 723 01:07:30,813 --> 01:07:34,317 本気なんだ 桜。 724 01:07:39,822 --> 01:07:43,126 悪いわね 先に行かせてもらうわ。 725 01:07:46,429 --> 01:07:51,267 桜を助けたいっていうんなら 遅くならないようにね。 726 01:07:51,267 --> 01:08:09,786 ♬~ 727 01:08:09,786 --> 01:08:14,290 セイバー どうあっても ひかないんだな。 728 01:08:14,290 --> 01:08:17,794 くどい。 それが私の役割だ。 729 01:08:20,296 --> 01:08:24,300 全力でかかれば 2分は拮抗できるでしょう。 730 01:08:24,300 --> 01:08:27,103 状況は私がつくります。 731 01:08:29,305 --> 01:08:33,109 あなたは動かず 機を逃さないように。 732 01:08:36,980 --> 01:08:42,418 セイバー ここでお前を消滅させる。 733 01:08:42,418 --> 01:08:45,221 桜を助けるために…。 734 01:08:47,924 --> 01:08:51,094 お前は 邪魔だ。 735 01:08:51,094 --> 01:08:53,429 フッ。 736 01:08:53,429 --> 01:10:08,337 ♬~ 737 01:10:08,337 --> 01:10:12,642 これが… 大聖杯。 738 01:10:20,183 --> 01:10:23,886 逃げずに来てくれたんですね。 739 01:10:28,357 --> 01:10:31,060 考えてたんです。 740 01:10:33,029 --> 01:10:36,866 私 この世界が嫌いなんです。 741 01:10:36,866 --> 01:10:43,473 家も 姉さんも おじいさまも かわいそうな兄さんや➡ 742 01:10:43,473 --> 01:10:45,808 平穏に過ごす町並み。 743 01:10:45,808 --> 01:10:51,147 今まで私を助けてくれなかった すべてが許せない。 744 01:10:51,147 --> 01:10:56,486 これが八つ当たりだって 悪いことだって わかってます。 745 01:10:56,486 --> 01:11:00,656 でも 私は強くなりました。 746 01:11:00,656 --> 01:11:03,826 なんだって できるようになったんです。 747 01:11:03,826 --> 01:11:08,164 そう。 人殺しには もう慣れた? 748 01:11:08,164 --> 01:11:14,170 えぇ。 アサシンも おじいさまも もういません。 あとは…。 749 01:11:14,170 --> 01:11:17,340 けど 士郎はどうなの? 750 01:11:17,340 --> 01:11:23,346 アイツは 今でもアンタを 助けられると信じてる。 751 01:11:23,346 --> 01:11:28,017 私が殺してしまいたいのは あの人だけ。 752 01:11:28,017 --> 01:11:32,688 そう。 とっくに人間やめてたのね。 753 01:11:32,688 --> 01:11:35,525 強がりですね。 754 01:11:35,525 --> 01:11:38,027 この力が羨ましいんでしょう? 755 01:11:38,027 --> 01:11:43,332 だから取り上げて また自分だけ 幸せになる気なんだ。 756 01:11:52,975 --> 01:11:59,982 渡さない。 姉さんにあげるのは 後悔と絶望だけ。 757 01:11:59,982 --> 01:12:09,992 ♬~ 758 01:12:09,992 --> 01:12:16,599 湖に落ちた虫みたいに 天の杯に溺れなさい。 759 01:12:19,669 --> 01:12:40,856 ♬~ 760 01:12:40,856 --> 01:12:44,460 フッ! ハッ! 761 01:12:44,460 --> 01:12:46,963 ハァッ! 762 01:12:46,963 --> 01:13:05,314 ♬~ 763 01:13:05,314 --> 01:13:07,316 なっ!? 764 01:13:07,316 --> 01:13:15,324 ♬~ 765 01:13:15,324 --> 01:13:17,660 これは…。 766 01:13:17,660 --> 01:13:27,837 ♬~ 767 01:13:27,837 --> 01:13:31,007 魔眼の呪いか…! 768 01:13:31,007 --> 01:13:33,009 ハァッ! 769 01:13:36,345 --> 01:13:38,547 ウッ! 770 01:13:42,285 --> 01:13:45,454 ⦅ライダー 聞きたいことがある。 771 01:13:45,454 --> 01:13:50,960 セイバーは やっぱりサーヴァントじゃないと 傷つけられないのか? 772 01:13:50,960 --> 01:13:55,965 いえ 桜にとらわれたサーヴァントは 受肉しています。 773 01:13:55,965 --> 01:13:59,068 強力な礼装ならば おそらく…。 774 01:14:01,470 --> 01:14:06,075 もう一つ 戦うときの作戦なんだが。 775 01:14:12,648 --> 01:14:16,319 確かに その方法なら突破できる。 776 01:14:16,319 --> 01:14:19,155 だろ。 問題は…。 777 01:14:19,155 --> 01:14:24,827 お互いの信頼ですね 士郎。 778 01:14:24,827 --> 01:14:31,667 あなたは 味方の危機でも 動かないことができますか? 779 01:14:31,667 --> 01:14:36,172 あなたが いちばん苦手なことを 要求します⦆ 780 01:14:39,175 --> 01:14:41,510 ウッ… カハッ。 781 01:14:41,510 --> 01:14:43,446 アァ… ウッ! 782 01:14:43,446 --> 01:14:49,452 ♬~ 783 01:14:49,452 --> 01:14:51,620 信じるさ! 784 01:14:51,620 --> 01:15:08,137 ♬~ 785 01:15:08,137 --> 01:15:11,140 士郎が気になりますか? 786 01:15:11,140 --> 01:15:13,309 動きませんよ。 787 01:15:13,309 --> 01:15:17,646 私は信頼されていますので。 788 01:15:17,646 --> 01:15:22,485 あぁ あなたは たしか…。 789 01:15:22,485 --> 01:15:24,487 (セイバー)たわ言を。 790 01:15:30,993 --> 01:15:33,329 うぅ! 791 01:15:33,329 --> 01:16:49,438 ♬~ 792 01:16:49,438 --> 01:16:51,740 この程度の足止めで! 793 01:16:56,612 --> 01:16:58,614 宝具。 794 01:17:04,119 --> 01:17:06,622 来るか! 795 01:17:06,622 --> 01:17:15,631 ♬~ 796 01:17:15,631 --> 01:17:18,801 投影開始。 797 01:17:18,801 --> 01:17:21,470 検索 選出。 798 01:17:21,470 --> 01:17:23,772 解析。 799 01:17:27,142 --> 01:17:31,046 I am the bone of my sword. 800 01:17:32,982 --> 01:17:34,984 ロー。 801 01:17:34,984 --> 01:17:37,086 エクス! 802 01:17:39,488 --> 01:17:42,591 アイアス! 803 01:17:42,591 --> 01:17:44,593 カリバー! 804 01:17:46,762 --> 01:17:54,937 ♬~ 805 01:17:54,937 --> 01:18:00,276 アァッ グッ アァ~ッ! 806 01:18:00,276 --> 01:18:02,278 ベルレ…。 807 01:18:04,780 --> 01:18:07,449 フォーン! 808 01:18:07,449 --> 01:18:09,451 (いななき) 809 01:18:09,451 --> 01:18:40,783 ♬~ 810 01:18:54,096 --> 01:18:57,100 あっ… 士郎? 811 01:19:09,945 --> 01:19:11,947 ありがとう。 812 01:19:11,947 --> 01:19:16,252 お前に 何度も助けられた。 813 01:19:38,307 --> 01:19:42,011 先に行く。 走れるようになったら来てくれ。 814 01:19:45,481 --> 01:19:50,986 フッ… 思ったより 人使いが荒いのですね。 815 01:20:08,837 --> 01:20:10,839 えっ。 816 01:20:17,179 --> 01:20:31,360 ♬~ 817 01:20:31,360 --> 01:20:33,362 フッ! 818 01:20:36,865 --> 01:20:38,867 このっ! 819 01:20:45,641 --> 01:20:47,810 ハッ! 820 01:20:47,810 --> 01:21:08,330 ♬~ 821 01:21:08,330 --> 01:21:10,833 ウソ…。 822 01:21:14,503 --> 01:21:18,674 どうして…。 どうしても何も➡ 823 01:21:18,674 --> 01:21:22,344 純粋な力勝負をしているだけよ。 824 01:21:22,344 --> 01:21:27,015 それ… それに何か…! 825 01:21:27,015 --> 01:21:29,685 わからないの? 桜。 826 01:21:29,685 --> 01:21:34,523 これは 遠坂に伝わる宝石剣 ゼルレッチ。 827 01:21:34,523 --> 01:21:38,694 無限に連なるとされる 並行世界に道をつなげ➡ 828 01:21:38,694 --> 01:21:41,363 魔力を流すもの。 829 01:21:41,363 --> 01:21:46,068 えっ? ぜる… れっち? 830 01:21:48,303 --> 01:21:52,307 あきれた。 ゼルレッチの名前も知らないの。 831 01:21:52,307 --> 01:21:54,610 バカにして! 832 01:21:58,814 --> 01:22:00,816 どんなに貯蔵があってもね➡ 833 01:22:00,816 --> 01:22:03,986 桜の一度の魔力放出量は➡ 834 01:22:03,986 --> 01:22:06,321 私と さして変わらない。 835 01:22:06,321 --> 01:22:08,824 だから 私が用意するのは➡ 836 01:22:08,824 --> 01:22:11,627 毎回 その程度の魔力でいい。 837 01:22:17,166 --> 01:22:20,169 そんなバカみたいな魔力のプール➡ 838 01:22:20,169 --> 01:22:23,172 持っていても 宝の持ち腐れよ! 839 01:22:32,681 --> 01:22:34,883 ずるい。 840 01:22:37,019 --> 01:22:39,521 ずるい…。 841 01:22:46,295 --> 01:22:48,797 ずるいよ…。 842 01:22:48,797 --> 01:23:08,484 ♬~ 843 01:23:08,484 --> 01:23:13,088 舞い上がっていた頭も 少しは冷めた? 844 01:23:16,158 --> 01:23:20,495 こんなの 不公平です。 845 01:23:20,495 --> 01:23:22,498 どうしてですか! 846 01:23:22,498 --> 01:23:27,669 同じ姉妹なのに ずっと前から 人間扱いされてこなかった! 847 01:23:27,669 --> 01:23:34,009 マキリの魔術を体に刻まれて 食事にも毒を盛られて。 848 01:23:34,009 --> 01:23:38,680 食べることは 怖くて痛いことでしかなくて。 849 01:23:38,680 --> 01:23:44,620 蟲倉では ただ息を吸うことさえ 許しが必要で。 850 01:23:44,620 --> 01:23:46,622 私が泣くたびに➡ 851 01:23:46,622 --> 01:23:51,126 あの人たちは 喜んで私の体をいじり続けた…! 852 01:23:51,126 --> 01:23:55,297 その間に 姉さんは いつも輝いていて➡ 853 01:23:55,297 --> 01:23:59,468 苦労なんて知らずに育って。 憎らしかった。 854 01:23:59,468 --> 01:24:02,638 勝ちたかった。 855 01:24:02,638 --> 01:24:08,310 一度くらい姉さんに すごいって 褒めてほしかった! 856 01:24:08,310 --> 01:24:12,981 私は 本当は遠坂の子だから。 857 01:24:12,981 --> 01:24:16,151 お姉さんが 助けにきてくれるんだって➡ 858 01:24:16,151 --> 01:24:18,487 信じてたのに…! 859 01:24:18,487 --> 01:24:23,325 なのに姉さんは 来てくれなかった…! 860 01:24:23,325 --> 01:24:28,830 11年ですよ。 狂ってますよね。 861 01:24:28,830 --> 01:24:32,334 でも これって私のせいですか? 862 01:24:32,334 --> 01:24:37,673 毎日痛くて 痛くて痛くて痛くて。 863 01:24:37,673 --> 01:24:41,843 好きで こうなったんじゃない。 864 01:24:41,843 --> 01:24:45,847 こうなるしか なかったのに…! 865 01:24:49,284 --> 01:24:53,488 だからどうしたっていうの? それ。 866 01:24:56,458 --> 01:24:58,794 えっ? 867 01:24:58,794 --> 01:25:02,798 だって 今は痛くないんでしょ アナタ。 868 01:25:05,467 --> 01:25:10,973 なっ… 姉さんが そんなだから! 869 01:25:10,973 --> 01:25:15,310 私 あんまり他人の痛みが わからないの。 870 01:25:15,310 --> 01:25:17,980 だから 桜が➡ 871 01:25:17,980 --> 01:25:20,482 どんなにひどい日々を 送ってきたとしても➡ 872 01:25:20,482 --> 01:25:23,585 理解しようとも思わない。 873 01:25:26,321 --> 01:25:31,827 けど桜 そんな無神経な人間でもね。 874 01:25:31,827 --> 01:25:36,498 私は自分が恵まれているなんて➡ 875 01:25:36,498 --> 01:25:41,003 一度も思えたことはなかったわ。 876 01:25:41,003 --> 01:25:43,105 はっ? 877 01:25:47,943 --> 01:25:50,245 よくも…。 878 01:25:52,280 --> 01:25:55,283 よくも… そんなこと! 879 01:25:57,285 --> 01:25:59,287 桜。 880 01:26:03,291 --> 01:26:06,795 えっ? 881 01:26:06,795 --> 01:26:10,632 Welt, Ende. 882 01:26:10,632 --> 01:26:12,634 ウッ! 883 01:26:12,634 --> 01:26:15,037 ハッ! 884 01:26:24,646 --> 01:26:41,329 ♬~ 885 01:26:41,329 --> 01:26:43,331 ⦅ハァッ! 886 01:26:50,939 --> 01:26:54,543 フッ ヒッ! 887 01:27:02,451 --> 01:27:05,454 《あっ だめだ これ》⦆ 888 01:27:14,796 --> 01:27:18,467 アッ… ハッ! 889 01:27:18,467 --> 01:27:22,471 ねえ… さん…? 890 01:27:26,475 --> 01:27:28,477 ハッ! 891 01:27:30,479 --> 01:27:32,814 バカだ 私。 892 01:27:32,814 --> 01:27:37,819 でも 頑張ったヤツには 報酬がないと我慢ならないし。 893 01:27:37,819 --> 01:27:40,989 桜のことが好きだし。 894 01:27:40,989 --> 01:27:44,493 いつも笑っていてほしかったし。 895 01:27:48,096 --> 01:27:50,599 私が つらければつらいほど➡ 896 01:27:50,599 --> 01:27:55,103 アンタは楽できてるんだって 信じたかった。 897 01:27:55,103 --> 01:28:00,108 士郎のことは言えないな 私も。 898 01:28:04,112 --> 01:28:09,117 間近で桜のこと見たら 殺せないって わかっちゃった。 899 01:28:09,117 --> 01:28:14,789 ごめんね 勝手な姉貴で…。 900 01:28:14,789 --> 01:28:18,960 それと… このリボン…。 901 01:28:18,960 --> 01:28:23,965 ずっと 着けていてくれて うれしかった。 902 01:28:29,805 --> 01:28:31,806 あっ…。 903 01:28:47,756 --> 01:28:54,262 あっ… 持ってた…。 904 01:28:54,262 --> 01:28:58,466 私も 持ってた… のに…。 905 01:29:00,769 --> 01:29:06,575 私が… 壊し… ちゃった。 906 01:29:08,610 --> 01:29:13,114 アッ… ア… アァ…。 907 01:29:13,114 --> 01:29:17,118 アァ ウゥ ウゥ…! 908 01:29:17,118 --> 01:29:30,966 (嗚咽) 909 01:29:30,966 --> 01:29:33,969 (足音) 910 01:29:40,809 --> 01:29:44,112 先輩…。 911 01:29:49,317 --> 01:29:54,155 (地響き) 912 01:29:54,155 --> 01:29:57,158 ウッ… ウッ。 913 01:29:59,995 --> 01:30:05,500 ちゃった… 殺し ちゃった…。 914 01:30:05,500 --> 01:30:08,670 私 姉さんを…。 915 01:30:08,670 --> 01:30:14,342 負けるなって ずっと言ってくれてたのに…。 916 01:30:14,342 --> 01:30:21,349 やだ もう やめなくちゃ。 917 01:30:21,349 --> 01:30:24,185 (地響き) 918 01:30:24,185 --> 01:30:29,090 遠坂のヤツ 勝ったんだな。 919 01:30:31,192 --> 01:30:35,196 桜 遠坂は死んでない! 920 01:30:35,196 --> 01:30:37,198 えっ? 921 01:30:37,198 --> 01:30:41,202 まだ助かる! 俺とお前で助けるんだ! 922 01:30:41,202 --> 01:30:43,705 あっ…。 923 01:30:45,974 --> 01:30:51,479 (地響き) 924 01:30:51,479 --> 01:30:54,149 だめ 逃げて 先輩! 925 01:30:54,149 --> 01:31:02,824 ♬~ 926 01:31:02,824 --> 01:31:07,829 あ… ちが… 違う先輩。 私…! 927 01:31:07,829 --> 01:31:12,133 わかってる。 往生際が悪いガキの仕業だ。 928 01:31:17,339 --> 01:31:20,842 キャッ えっ? 929 01:31:28,016 --> 01:31:32,020 先輩! 姉さんを連れて逃げて! 930 01:31:32,020 --> 01:31:47,135 ♬~ 931 01:31:47,135 --> 01:31:51,639 ハァ ハァ ハァ ハァ…。 932 01:31:51,639 --> 01:31:55,643 だめ… 抑えきれない。 933 01:31:55,643 --> 01:31:58,346 逃げて 先輩! 934 01:32:03,318 --> 01:32:05,487 やめてください…。 935 01:32:05,487 --> 01:32:08,323 私 死にますから…。 936 01:32:08,323 --> 01:32:11,993 一人でも ちゃんと死にますから! 937 01:32:11,993 --> 01:32:14,496 ウゥオォ~! 938 01:32:20,001 --> 01:32:22,837 どうしてですか…。 939 01:32:22,837 --> 01:32:25,173 私は助かりません。 940 01:32:25,173 --> 01:32:28,877 いいえ 助かっちゃいけないんです! 941 01:32:37,685 --> 01:32:39,687 助ける! 942 01:32:52,467 --> 01:32:55,136 桜。 943 01:32:55,136 --> 01:32:57,539 ウッ…! 944 01:33:03,645 --> 01:33:08,483 ほ… ほら 見たでしょう 先輩。 945 01:33:08,483 --> 01:33:12,320 わた… 私は こういう人間なんです。 946 01:33:12,320 --> 01:33:14,322 だから! 947 01:33:22,997 --> 01:33:27,168 私 いっぱい人を殺しました。 948 01:33:27,168 --> 01:33:31,005 兄さんも おじいさまも。 949 01:33:31,005 --> 01:33:34,676 そして 姉さんも。 950 01:33:34,676 --> 01:33:38,346 それでも… それでも先輩は➡ 951 01:33:38,346 --> 01:33:40,515 生きていけって言うんですか! 952 01:33:40,515 --> 01:33:42,450 そうだ! 953 01:33:42,450 --> 01:33:47,956 当然だろう。 奪ったからには責任を果たせ! 954 01:33:54,295 --> 01:33:57,499 先輩…。 955 01:34:02,804 --> 01:34:04,806 えっ? 956 01:34:06,808 --> 01:34:13,148 罪の所在も 罰の重さも 俺にはわからない。 957 01:34:13,148 --> 01:34:16,484 けど守る。 これから➡ 958 01:34:16,484 --> 01:34:20,822 桜に問われる すべてのことから 桜を守る。 959 01:34:20,822 --> 01:34:24,826 たとえ それが偽善でも➡ 960 01:34:24,826 --> 01:34:27,629 好きな相手を守り通す! 961 01:34:30,665 --> 01:34:34,068 投影 開始。 962 01:34:37,338 --> 01:34:40,675 お仕置きだ。 963 01:34:40,675 --> 01:34:44,946 きついのいくから 歯を食いしばれ。 964 01:34:44,946 --> 01:34:55,456 ♬~ 965 01:34:55,456 --> 01:34:58,126 はい。 966 01:34:58,126 --> 01:35:06,968 ♬~ 967 01:35:06,968 --> 01:35:12,974 帰ろう 桜。 そんなヤツとは縁を切れ。 968 01:36:17,305 --> 01:36:21,009 止まらない… か。 969 01:36:42,430 --> 01:36:46,100 士郎。 970 01:36:46,100 --> 01:36:50,438 あぁ アンタか。 助かった。 971 01:36:50,438 --> 01:36:53,441 桜と下にいる遠坂を連れて➡ 972 01:36:53,441 --> 01:36:56,277 外へ出られるか。 973 01:36:56,277 --> 01:37:00,982 えっと ラ… ラ…。 974 01:37:03,451 --> 01:37:05,553 承知しました。 975 01:37:09,624 --> 01:37:11,959 頼む。 976 01:37:11,959 --> 01:37:14,629 あ… あと。 977 01:37:14,629 --> 01:37:19,834 こ… これを 桜に…。 978 01:37:22,470 --> 01:37:25,273 それは あなた自身で。 979 01:37:30,478 --> 01:37:34,282 いえ ご武運を。 980 01:37:42,924 --> 01:38:13,955 ♬~ 981 01:38:13,955 --> 01:38:18,960 言峰… 綺礼。 982 01:38:18,960 --> 01:38:25,466 あぁ お互い かろうじて 生き延びているようだな。 983 01:38:25,466 --> 01:38:29,070 衛宮… 士郎。 984 01:38:32,306 --> 01:38:37,645 これを外に出しても お前の願いはかなわない。 985 01:38:37,645 --> 01:38:43,251 かなうとも。 私の目的は ただ一つ➡ 986 01:38:43,251 --> 01:38:47,255 この呪いを誕生させることのみだ。 987 01:38:47,255 --> 01:38:51,092 なんで… なんでそこまで守る。 988 01:38:51,092 --> 01:38:54,428 これは 悪そのものだ。 989 01:38:54,428 --> 01:39:00,101 まだ悪ではない。 善でもない。 990 01:39:00,101 --> 01:39:05,606 人間はゼロから 「何が正しいのか」を学ぶ。 991 01:39:05,606 --> 01:39:09,110 始まりはゼロ。 992 01:39:09,110 --> 01:39:13,815 そこには ただ 「在る」という事実しかない。 993 01:39:19,287 --> 01:39:22,123 責任があるとしたら➡ 994 01:39:22,123 --> 01:39:25,793 それは その人間を育んだ環境と➡ 995 01:39:25,793 --> 01:39:29,463 その中での 「自己」だけだ。 996 01:39:29,463 --> 01:39:32,467 孵りたがっている命ならば➡ 997 01:39:32,467 --> 01:39:36,304 羽化させてやるのが愛だ。 998 01:39:36,304 --> 01:39:39,640 何が愛だ。 999 01:39:39,640 --> 01:39:43,811 私にとってはだ 衛宮士郎。 1000 01:39:43,811 --> 01:39:46,147 お前が他人の幸福に➡ 1001 01:39:46,147 --> 01:39:48,483 至福を感じるように➡ 1002 01:39:48,483 --> 01:39:54,288 私は 他人の不幸に 至福を感じるだけだ。 1003 01:40:06,000 --> 01:40:08,336 (地面に落ちる音) 1004 01:40:08,336 --> 01:40:10,638 ガッ! グォッ! 1005 01:40:12,840 --> 01:40:15,643 ウォッ! ガハッ! 1006 01:40:21,516 --> 01:40:24,685 やっかいな体だな。 1007 01:40:24,685 --> 01:40:28,189 打つほうが命懸けとは。 1008 01:40:28,189 --> 01:40:30,391 ヤァーッ! 1009 01:40:33,528 --> 01:40:36,697 ヌゥッ! ヅアッ! 1010 01:40:36,697 --> 01:40:39,400 グッ! 1011 01:40:41,535 --> 01:40:46,807 そもそも 人を殺すことが悪だと? 1012 01:40:46,807 --> 01:40:51,112 間桐桜を守ろうという お前が。 1013 01:40:55,149 --> 01:40:58,653 人間とは そういうものだ。 1014 01:40:58,653 --> 01:41:01,989 悪人が戯れに見せる善意。 1015 01:41:01,989 --> 01:41:05,493 聖人が気まぐれに犯す悪行。 1016 01:41:05,493 --> 01:41:09,997 この矛盾こそが 人たらしめる。 1017 01:41:09,997 --> 01:41:16,504 生きるということは 善悪両方をはらむもの。 1018 01:41:16,504 --> 01:41:19,340 ペッ。 1019 01:41:19,340 --> 01:41:23,010 ヌッ!? (あばら骨の折れる音) 1020 01:41:23,010 --> 01:41:27,014 だけど こいつは初めから 殺すためだけのものだ! 1021 01:41:27,014 --> 01:41:29,684 グッ… そうだ。 1022 01:41:29,684 --> 01:41:33,354 だが 本人が それをどう思うかは…。 1023 01:41:33,354 --> 01:41:35,356 まだわからない。 1024 01:41:35,356 --> 01:41:39,694 自らを悪と嘆くか よしとするか。 1025 01:41:39,694 --> 01:41:43,965 そのように望まれたものが 自らの機能に➡ 1026 01:41:43,965 --> 01:41:48,302 疑いを持たぬのであれば 悪ではない。 1027 01:41:48,302 --> 01:41:50,304 なっ!? グッ! 1028 01:41:50,304 --> 01:41:56,477 ヤツが産まれれば 望まれたとおりに 殺し尽くすだろう。 1029 01:41:56,477 --> 01:42:04,318 そして ただ一人残ったものが 果たして自身を許せるのか。 1030 01:42:04,318 --> 01:42:09,991 私は それが知りたい。 1031 01:42:09,991 --> 01:42:14,996 グッ… そんなことのために…。 1032 01:42:14,996 --> 01:42:16,998 お前は! 1033 01:42:29,176 --> 01:42:36,017 そうだ それが私の目的だ。 衛宮士郎。 1034 01:42:36,017 --> 01:42:42,456 自身に還る望みを持たぬお前と 対極に位置する。 1035 01:42:42,456 --> 01:42:44,458 ガァッ! だが! 1036 01:42:44,458 --> 01:42:46,460 同質の願望だ! 1037 01:42:46,460 --> 01:42:58,472 ♬~ 1038 01:42:58,472 --> 01:43:03,310 ガッ グッ… ガハッ。 1039 01:43:03,310 --> 01:43:07,148 ハァ ハァ ハァ…。 1040 01:43:07,148 --> 01:43:11,152 《あぁ そうか。 1041 01:43:11,152 --> 01:43:15,823 俺たちは 共に自身を罪人と思い➡ 1042 01:43:15,823 --> 01:43:21,529 それを振り払うために 一つの生き方を貫き続けた》 1043 01:43:25,499 --> 01:43:29,103 ひかないよな そりゃ。 1044 01:43:31,338 --> 01:43:36,010 告白すれば 八つ当たりでもある。 1045 01:43:36,010 --> 01:43:40,347 私は お前たちを羨んでいる。 1046 01:43:40,347 --> 01:43:45,453 そうか。 無駄な時間を使わせたな。 1047 01:43:45,453 --> 01:43:51,559 かまわん。 時間がないのは お互いさまだ。 1048 01:44:01,969 --> 01:44:05,139 (臓硯)オォ… オオオ…。 1049 01:44:05,139 --> 01:44:09,977 死にたくない。 死にたくない。 1050 01:44:09,977 --> 01:44:14,782 死にたくない。 死に…。 1051 01:44:18,986 --> 01:44:22,823 (ユスティーツァ)問おう 我が仇敵よ。 1052 01:44:22,823 --> 01:44:26,627 汝はなぜ 死にたくないと思ったのか。 1053 01:44:34,168 --> 01:44:38,005 ⦅ゼルレッチ:あらゆる 悪の根絶のため➡ 1054 01:44:38,005 --> 01:44:42,009 お前たちは奇跡を必要とした。 1055 01:44:44,445 --> 01:44:46,614 人の世に救いはなく➡ 1056 01:44:46,614 --> 01:44:51,519 人であるかぎり 悪を切り離せないのなら…。 1057 01:44:54,288 --> 01:45:00,961 理想郷が そも人間では 到達できない地点であるのなら。 1058 01:45:00,961 --> 01:45:07,801 人間を超えるもの 新しいヒトのカタチを求める。 1059 01:45:07,801 --> 01:45:13,807 (3人)そう この世すべての 悪の排斥のため➡ 1060 01:45:13,807 --> 01:45:19,113 我らは この願いに 命を賭そう⦆ 1061 01:45:22,650 --> 01:45:30,558 (臓硯)500年あまり 思えば 瞬きほどの宿願であった。 1062 01:45:32,993 --> 01:45:39,500 いやぁ あと一歩だったのだがな…。 1063 01:45:51,946 --> 01:45:53,948 (地響き) 1064 01:45:53,948 --> 01:45:59,954 単純に時間の差が出るとはな。 1065 01:45:59,954 --> 01:46:02,056 あっ。 1066 01:46:05,793 --> 01:46:08,629 お前が最後のマスターだ。 1067 01:46:08,629 --> 01:46:12,533 その責務を果たすがいい。 1068 01:46:41,161 --> 01:46:45,766 これで… これで最後だ…。 1069 01:46:45,766 --> 01:46:48,469 投影を…。 1070 01:46:58,946 --> 01:47:02,116 それは…。 1071 01:47:02,116 --> 01:47:06,020 いいのか それで。 1072 01:47:12,126 --> 01:47:18,632 ううん 士郎は死なないよ。 1073 01:47:25,639 --> 01:47:29,476 この門を閉じるのは私。 1074 01:47:29,476 --> 01:47:36,317 士郎は生きたい? どんな命になっても。 1075 01:47:36,317 --> 01:47:40,020 どんなカタチになっても…。 1076 01:47:42,756 --> 01:47:45,592 生きていたい? 1077 01:47:45,592 --> 01:47:50,431 アッ… だめ だ…。 1078 01:47:50,431 --> 01:47:59,773 いい… から。 ソイツは俺が連れていく… から。 1079 01:47:59,773 --> 01:48:02,576 生きたい? 1080 01:48:08,949 --> 01:48:13,454 ウッ… ウッ…。 1081 01:48:13,454 --> 01:48:16,457 たい…。 1082 01:48:16,457 --> 01:48:21,462 生きて… いたい! 1083 01:48:21,462 --> 01:48:24,264 よかった。 1084 01:48:27,134 --> 01:48:32,973 だめだ ヤ… 戻れ…。 1085 01:48:32,973 --> 01:48:36,143 奇跡を見せてあげる。 1086 01:48:36,143 --> 01:48:38,979 今度のは すごいんだよ。 1087 01:48:38,979 --> 01:48:44,418 なんていったって 本当の魔法なんだから。 1088 01:48:44,418 --> 01:48:47,588 そんなの いい…。 1089 01:48:47,588 --> 01:48:51,091 いいから戻れ…。 1090 01:48:51,091 --> 01:48:56,096 クソ… 名前 名前が…。 1091 01:49:00,100 --> 01:49:03,804 兄貴は妹を守るんだよね。 1092 01:49:06,106 --> 01:49:08,108 ヤ…。 1093 01:49:10,110 --> 01:49:14,782 えぇ 私は士郎のお姉ちゃんだもん。 1094 01:49:14,782 --> 01:49:19,486 なら 弟を守らなくっちゃ。 1095 01:49:21,955 --> 01:49:24,258 イリヤ! 1096 01:49:29,129 --> 01:49:37,638 イリヤ… イリヤ イリヤ イリヤ イリヤ イリヤ。 1097 01:49:37,638 --> 01:49:41,141 イリヤ~! 1098 01:49:41,141 --> 01:49:43,143 (扉の閉まる音) 1099 01:49:43,143 --> 01:51:06,360 ♬~ 1100 01:51:36,690 --> 01:51:41,595 先輩…。 1101 01:51:46,300 --> 01:51:56,009 (セミの鳴き声) 1102 01:52:14,494 --> 01:52:16,663 (美綴)さっすがは次期部長。 1103 01:52:16,663 --> 01:52:19,666 安心して引退できるって もんですね。 1104 01:52:19,666 --> 01:52:23,570 (大河)うん。 1105 01:52:27,341 --> 01:52:31,845 (大河)いつになったら 帰ってくるのかな…。 1106 01:52:47,794 --> 01:52:52,966 《この地に起きた 聖杯戦争は終わった。 1107 01:52:52,966 --> 01:52:58,138 大聖杯は崩壊し すべてに幕を下ろしたのだ。 1108 01:52:58,138 --> 01:53:03,310 その後始末で 魔術協会との対応に奔走しつつ➡ 1109 01:53:03,310 --> 01:53:07,648 桜の回復を待った。 1110 01:53:07,648 --> 01:53:13,153 そうして今 私は桜と歩いている。 1111 01:53:13,153 --> 01:53:16,657 11年という時を取り戻すように➡ 1112 01:53:16,657 --> 01:53:22,663 動きだした時間を 桜と共に歩く。 1113 01:53:22,663 --> 01:53:28,001 そう それは アイツのいない時間。 1114 01:53:28,001 --> 01:53:33,173 衛宮士郎の体は 消え去ってしまったのだから》 1115 01:53:33,173 --> 01:54:11,812 ♬~ 1116 01:54:11,812 --> 01:54:14,481 (戸の開く音) 1117 01:54:14,481 --> 01:54:19,820 桜 凛が帰ってきました。 1118 01:54:19,820 --> 01:54:24,624 うん ありがとう ライダー。 1119 01:54:26,993 --> 01:54:31,498 ふぅ…。 桜 どう? 最近。 1120 01:54:31,498 --> 01:54:36,336 はい 少しずつですけど いろいろなことを➡ 1121 01:54:36,336 --> 01:54:39,673 素直に受け止められるように なりました。 1122 01:54:39,673 --> 01:54:45,378 罪の意識で潰されるのは 逃げなんだって。 1123 01:54:53,620 --> 01:54:56,123 《変わったもの。 1124 01:54:56,123 --> 01:55:00,127 変わらなければならないもの。 1125 01:55:00,127 --> 01:55:03,797 何をもって 変わったと言えるのか➡ 1126 01:55:03,797 --> 01:55:11,138 まだわからないまま 道を探している。 1127 01:55:11,138 --> 01:55:13,640 でも…》 1128 01:55:13,640 --> 01:55:33,160 ♬~ 1129 01:55:33,160 --> 01:55:35,162 (桜/凛)あっ。 1130 01:55:40,500 --> 01:55:44,304 《変化し続ける世界の中で…》 1131 01:55:46,940 --> 01:55:50,277 《変わらないでいてくれた ものが…》 1132 01:55:50,277 --> 01:56:07,961 ♬~ 1133 01:56:07,961 --> 01:56:10,564 どうした? 桜。 1134 01:56:16,136 --> 01:56:18,839 いえ…。 1135 01:56:21,308 --> 01:56:25,812 ほら 行きましょう。 まったく はしゃいじゃって。 1136 01:56:25,812 --> 01:56:28,515 ねぇ。 1137 01:56:33,653 --> 01:56:37,657 桜 幸せ? 1138 01:56:47,434 --> 01:56:51,104 はい。 1139 01:56:51,104 --> 01:58:21,027 ♬~