1 00:00:35,936 --> 00:00:39,273 (アインズ)面を上げるがよい。 2 00:00:39,273 --> 00:00:44,444 本日は 『劇場版オーバーロード 聖王国編』に ようこそ。 3 00:00:44,444 --> 00:00:48,115 諸君の来訪に心よりの謝意を。 4 00:00:48,115 --> 00:00:52,452 さしあたってだが 今回上映される 「聖王国編」は➡ 5 00:00:52,452 --> 00:00:56,790 諸君にとって 少々刺激が強いかもしれぬ…。 6 00:00:56,790 --> 00:00:59,459 が 案ずるな。 7 00:00:59,459 --> 00:01:03,297 今から話す上映における 注意事項を守りさえすれば➡ 8 00:01:03,297 --> 00:01:07,134 身の安全は守られるだろう。 9 00:01:07,134 --> 00:01:09,803 アインズ・ウール・ゴウンの名において! 10 00:01:09,803 --> 00:01:12,139 (デミウルゴス)あ~! (アルベド)かっこよすぎます! 11 00:01:12,139 --> 00:01:16,143 アインズ様! お見事です。 お見事すぎます! 12 00:01:16,143 --> 00:01:18,979 《こ こんなノリでいいのか…》 13 00:01:18,979 --> 00:01:24,985 え ええと… それでは 今から読み上げるぞ ゴホン…。 14 00:01:24,985 --> 00:01:28,655 上映中の携帯電話の使用は禁止だ。 15 00:01:28,655 --> 00:01:31,325 電源オフかマナーモードにするように。 16 00:01:31,325 --> 00:01:36,096 守らなければ 生命活動をオフにしますよ。 え!? 17 00:01:36,096 --> 00:01:39,266 私語や大きな音の出る行為は 厳禁だ。 18 00:01:39,266 --> 00:01:43,103 たとえ ショックなシーンを見ても 叫んだりはしないように。 19 00:01:43,103 --> 00:01:47,107 あなたたちに 永遠の沈黙を 与えることもできるのですよ? 20 00:01:47,107 --> 00:01:52,946 なっ!? 劇場内での火気の使用 危険物の持ち込みは厳禁だ。 21 00:01:52,946 --> 00:01:55,282 レベル差がわかるものならば➡ 22 00:01:55,282 --> 00:01:59,119 そのような愚行を 犯したりはしないと思いますが。 23 00:01:59,119 --> 00:02:01,121 当然の話だが➡ 24 00:02:01,121 --> 00:02:04,958 前の座席を蹴るなどの迷惑行為を してはいけない。 25 00:02:04,958 --> 00:02:09,796 牧場送りにしますよ。 え!? 牧場送りって何? 26 00:02:09,796 --> 00:02:14,635 上映中の撮影 録音は禁止。 当然のことだな。 27 00:02:14,635 --> 00:02:19,473 映画とは 目で 心で 全身で感じるものです。 28 00:02:19,473 --> 00:02:24,644 全身全霊で アインズ様の伝説を その身に刻み込みなさい! 29 00:02:24,644 --> 00:02:26,980 最後に…。 30 00:02:26,980 --> 00:02:32,285 この映画を皆に 楽しんでもらえれば 幸いである。 31 00:02:55,942 --> 00:03:36,416 ♬~ 32 00:03:36,416 --> 00:03:38,752 <ネイア:ローブル聖王国。 33 00:03:38,752 --> 00:03:43,256 巨大な湾によって 南北に分かれた その国土は➡ 34 00:03:43,256 --> 00:03:46,593 リ・エスティーゼ王国の南西に 位置していて➡ 35 00:03:46,593 --> 00:03:52,432 その東 スレイン法国との境界に広がる アベリオン丘陵に生息する➡ 36 00:03:52,432 --> 00:03:56,269 多様な亜人部族による侵略から 身を守るため➡ 37 00:03:56,269 --> 00:04:01,441 半島を縦断する長大な防壁を 築いていました> 38 00:04:01,441 --> 00:04:07,447 ♬~ 39 00:04:07,447 --> 00:04:19,292 ♬~ 40 00:04:19,292 --> 00:04:23,130 (パベル)オルランド そろそろ 交代の時間だぞ。 41 00:04:23,130 --> 00:04:25,132 報告は どうした? 42 00:04:25,132 --> 00:04:28,635 (オルランド)こいつは失敬 パベル・バラハ兵士長殿。 43 00:04:28,635 --> 00:04:31,304 本日も異常はありません。 44 00:04:31,304 --> 00:04:34,407 旦那のように 暗闇を見通す目があれば➡ 45 00:04:34,407 --> 00:04:37,244 俺も 夜番を つきあえるんですがね。 46 00:04:37,244 --> 00:04:43,083 この目は訓練で得たものだ。 お前も欲しければ鍛えればいい。 47 00:04:43,083 --> 00:04:46,419 訓練で得られるなら それも才能ですよ。 48 00:04:46,419 --> 00:04:49,589 旦那自慢の娘さんのようにね。 うっ! 49 00:04:49,589 --> 00:04:54,094 そうだな。 なかなかに優秀な娘だ。 50 00:04:54,094 --> 00:04:57,764 とはいえ なぜ聖騎士なぞに なろうとしているのか…。 51 00:04:57,764 --> 00:05:01,268 まあ同じ聖騎士である 母親に憧れを抱く気持ちは➡ 52 00:05:01,268 --> 00:05:05,438 わからなくもないが あの子には剣の才能がない。 53 00:05:05,438 --> 00:05:07,440 弓の才能ならあるんだから➡ 54 00:05:07,440 --> 00:05:10,110 憧れるなら 父親の俺がいるだろうに? 55 00:05:10,110 --> 00:05:13,613 そもそも あの子は イモムシを怖いと泣くような…。 56 00:05:13,613 --> 00:05:16,950 あっ!? うん? (鐘の音) 57 00:05:16,950 --> 00:05:20,120 (鐘の音) 58 00:05:20,120 --> 00:05:22,622 旦那。 59 00:05:22,622 --> 00:05:27,794 間違いない。 亜人だ。 蛇身人だな。 60 00:05:27,794 --> 00:05:31,298 それで旦那 どれくらいいるんだ? 61 00:05:31,298 --> 00:05:34,067 旦那…? 62 00:05:34,067 --> 00:05:39,072 数が増えてきている? これは もしかすると…。 63 00:05:39,072 --> 00:05:47,747 まずいぞ。 鉄鼠人 人喰い大鬼 あれは洞下人か? 64 00:05:47,747 --> 00:05:56,423 ♬~ 65 00:05:56,423 --> 00:05:59,926 大侵攻? 国家総動員令が➡ 66 00:05:59,926 --> 00:06:02,262 発動されるかもしれないな。 67 00:06:02,262 --> 00:06:07,100 よく見えないんだが 旦那。 敵の大将は見えたかい? 68 00:06:07,100 --> 00:06:11,938 いや 今のところ 敵の 首魁らしき姿は発見できない。 69 00:06:11,938 --> 00:06:15,442 お前たち いつでもうてるように 準備はしておけ。 70 00:06:15,442 --> 00:06:17,611 (兵士たち)はっ! 71 00:06:17,611 --> 00:06:20,614 そろそろ お前も 自分の隊に戻ったらどうだ? 72 00:06:20,614 --> 00:06:22,782 そうさせてもらうぜ 旦那。 73 00:06:22,782 --> 00:06:26,786 気をつけてな。 ああ お前もな。 74 00:06:26,786 --> 00:06:32,292 ♬~ 75 00:06:32,292 --> 00:06:34,227 ネイア。 76 00:06:34,227 --> 00:06:42,736 ♬~ 77 00:06:42,736 --> 00:06:45,405 んっ…! うちますか? 78 00:06:45,405 --> 00:06:50,577 まだ遠い。 だが 射線は取れるよう移動を開始。 79 00:06:50,577 --> 00:06:52,879 俺の命令を待て。 80 00:06:58,084 --> 00:07:00,086 (将軍)そこで止まれ! 81 00:07:00,086 --> 00:07:03,590 ここより先は 聖王国の領土である! 82 00:07:03,590 --> 00:07:06,760 貴様ら亜人どもが 来ていい場所ではない! 83 00:07:06,760 --> 00:07:09,162 早急に立ち去れ! 84 00:07:11,097 --> 00:07:15,101 (デミウルゴス)はじめまして 聖王国の皆さん。 85 00:07:15,101 --> 00:07:19,439 私の名前は ヤルダバオトと申します。 86 00:07:19,439 --> 00:07:22,442 ああ! 大悪魔 ヤルダバオト! 87 00:07:22,442 --> 00:07:26,446 私をご存じの方がいるとは 光栄です。 88 00:07:26,446 --> 00:07:31,952 いかにも リ・エスティーゼ王国で 拍手喝采の宴を催したのは➡ 89 00:07:31,952 --> 00:07:37,891 私です。 ですが… そうですね 私を呼ぶのであれば➡ 90 00:07:37,891 --> 00:07:43,396 魔皇ヤルダバオトと 呼んでいただきましょうか。 91 00:07:43,396 --> 00:07:46,900 魔皇ヤルダバオト…。 92 00:07:46,900 --> 00:07:51,071 私は この国を地獄に変えるために やってまいりました。 93 00:07:51,071 --> 00:07:56,409 悲鳴が 呪詛が 絶叫が 延々とこだまするような➡ 94 00:07:56,409 --> 00:08:00,914 そんな楽しい国にしたいのです。 95 00:08:00,914 --> 00:08:04,084 そのようなことを 許すと思っているのか! 96 00:08:04,084 --> 00:08:07,587 この防壁は聖王国の最初の守り! 97 00:08:07,587 --> 00:08:09,589 そして最後の守り! 98 00:08:09,589 --> 00:08:13,426 これより後ろにあるは 聖王国の民たちの安寧! 99 00:08:13,426 --> 00:08:16,429 お前たちに 踏みにじらせたりはせぬ! 100 00:08:16,429 --> 00:08:20,100 (兵士たち)うぉおお! 101 00:08:20,100 --> 00:08:22,102 それでは始めましょう。 102 00:08:22,102 --> 00:08:24,270 んっ…! 103 00:08:24,270 --> 00:08:34,214 ♬~ 104 00:08:34,214 --> 00:08:38,218 こちらからも プレゼントを差し上げます。 105 00:08:38,218 --> 00:08:42,722 第十位階魔法。 「隕石落下」。 106 00:08:42,722 --> 00:09:01,241 ♬~ 107 00:09:01,241 --> 00:09:03,243 うっ! 108 00:09:03,243 --> 00:09:09,249 おおおおおおっ! 109 00:09:09,249 --> 00:09:12,752 その剣で自分の喉を貫きたまえ! 110 00:09:12,752 --> 00:09:18,258 うっ! う~っ! うっ…。 ああ…。 111 00:09:26,266 --> 00:09:29,102 集まるのが遅いですね。 112 00:09:29,102 --> 00:09:32,939 (ブーベーベ)んっ? ギャアァ~! 113 00:09:32,939 --> 00:09:36,543 それでは 攻撃を開始してください。 114 00:09:36,543 --> 00:09:39,546 ギャア~! 115 00:09:39,546 --> 00:09:50,056 ♬~ 116 00:09:50,056 --> 00:09:52,058 悪魔たち。 117 00:09:54,060 --> 00:09:56,896 亜人たちの支援を行いなさい。 118 00:09:56,896 --> 00:10:01,067 それと ある程度の人間たちを うまく追い立てるのです。 119 00:10:01,067 --> 00:10:04,070 砦から誰一人 国に帰さない➡ 120 00:10:04,070 --> 00:10:06,739 などという 馬鹿なことはしないように。 121 00:10:06,739 --> 00:10:11,244 ♬~ 122 00:10:11,244 --> 00:10:15,248 さて 計画は 今のところ順調ですが➡ 123 00:10:15,248 --> 00:10:18,418 きっと あの御方は 私が想像すらできない➡ 124 00:10:18,418 --> 00:10:21,087 最善の結果を 見せてくださるのでしょう。 125 00:10:21,087 --> 00:10:24,757 あの御方から学び より優れた私を目指し➡ 126 00:10:24,757 --> 00:10:32,098 更なる忠勤に励む。 ああ なんと すばらしいのでしょうか! 127 00:10:32,098 --> 00:11:06,633 ♬~ 128 00:11:06,633 --> 00:11:10,303 (イサンドロ)レメディオス団長 この大通りを もう一度右に曲がれば➡ 129 00:11:10,303 --> 00:11:12,639 ヤルダバオトが待ち受ける広場に出ます。 130 00:11:12,639 --> 00:11:14,641 (レメディオス)そうか では そろそろ➡ 131 00:11:14,641 --> 00:11:17,644 持続時間の長い防御魔法などを かけ始めろ! 132 00:11:17,644 --> 00:11:19,646 (騎士団員たち)はっ! 133 00:11:19,646 --> 00:11:21,648 では行くぞ! 134 00:11:21,648 --> 00:11:33,426 ♬~ 135 00:11:33,426 --> 00:11:36,095 お前がヤルダバオトか…! 136 00:11:36,095 --> 00:11:41,100 ♬~ 137 00:11:41,100 --> 00:11:43,937 退避! この悪魔は強い! 138 00:11:43,937 --> 00:11:48,274 はあ… 牛のような女ですね。 139 00:11:48,274 --> 00:11:52,278 赤い布でも振られましたか? 140 00:11:52,278 --> 00:11:55,114 んっ…! んっ…! 141 00:11:55,114 --> 00:11:57,116 (カルカ)あっ…! 142 00:11:57,116 --> 00:12:01,120 あなたが 魔皇ヤルダバオトですね。 そのとおりです。 143 00:12:01,120 --> 00:12:06,292 あなたが当代の聖王ですか? はい そのとおりです。 144 00:12:06,292 --> 00:12:09,629 カルカ様 こんなヤツに 名乗る必要はありません。 145 00:12:09,629 --> 00:12:13,800 コイツがヤルダバオトとわかったなら あとは ぶっ殺して…。 146 00:12:13,800 --> 00:12:16,636 レメディオス ちょっと静かにして! (ケラルト)姉様➡ 147 00:12:16,636 --> 00:12:21,307 カルカ様は 相手の情報を 引き出したいの。 我慢して。 148 00:12:21,307 --> 00:12:24,477 それで あなたの目的はなんですか? 149 00:12:24,477 --> 00:12:28,982 なぜ軍を率いずに 私たちの前に現れたのです? 150 00:12:28,982 --> 00:12:34,921 アダマンタイト級冒険者 「漆黒のモモン」! 151 00:12:34,921 --> 00:12:41,594 あの強大な戦士のせいで 王国に おける私の企みは破られました。 152 00:12:41,594 --> 00:12:44,597 私と同等に戦える者が いるのであれば➡ 153 00:12:44,597 --> 00:12:48,434 この国の最も尊き者の傍らに いるはず。 154 00:12:48,434 --> 00:12:51,938 そう思って 先に調べにきたのですが…。 155 00:12:51,938 --> 00:12:54,274 杞憂でしたね。 メイド…? 156 00:12:54,274 --> 00:12:59,112 歴代最強と名高き聖騎士団団長が この程度とは。 157 00:12:59,112 --> 00:13:03,116 貴様! 即刻 その首をはね飛ばしてやる! 158 00:13:03,116 --> 00:13:05,952 姉様! これは悪魔の挑発よ! 159 00:13:05,952 --> 00:13:09,288 知りたいことは それだけですか? 聖王女様。 160 00:13:09,288 --> 00:13:12,125 んっ…。 そうですね。 161 00:13:12,125 --> 00:13:17,964 レメディオス あなたは この国を 弱き民を守る剣です。 162 00:13:17,964 --> 00:13:21,968 んっ…。 聖王女の名において命じます。 163 00:13:21,968 --> 00:13:26,306 これ以上 民を一人たりとも 傷つけてはなりません! 164 00:13:26,306 --> 00:13:28,808 天使隊 前に! 165 00:13:28,808 --> 00:13:33,246 ♬~ 166 00:13:33,246 --> 00:13:36,249 でゃああああ…!? 167 00:13:36,249 --> 00:13:40,086 ♬~ 168 00:13:40,086 --> 00:13:43,089 んっ…! 流水加速! 169 00:13:45,091 --> 00:13:47,093 聖撃! 170 00:13:49,262 --> 00:13:52,098 なるほど…。 171 00:13:52,098 --> 00:13:55,935 ちっ! 魔法抵抗突破化・聖なる光線! 172 00:13:55,935 --> 00:13:57,937 ♬~ 173 00:13:57,937 --> 00:14:01,441 魔法抵抗突破化・聖なる光線! 174 00:14:01,441 --> 00:14:03,443 ♬~ 175 00:14:03,443 --> 00:14:07,280 くっ…! もっと頭を使って 天使を戦わせなさい! 176 00:14:07,280 --> 00:14:11,784 まったくです。 虫ケラでも 数が多いと不快ですからね。 177 00:14:11,784 --> 00:14:18,791 ♬~ 178 00:14:18,791 --> 00:14:21,627 んっ…! 179 00:14:21,627 --> 00:14:24,130 だっしゃああああ! 180 00:14:26,132 --> 00:14:28,134 しまった! 姉様! 181 00:14:28,134 --> 00:14:31,137 まだだ! 近寄らず建物を破壊しろ! 182 00:14:31,137 --> 00:14:33,639 んっ…! (神官たち)ファイヤーボール! 183 00:14:40,413 --> 00:14:43,616 ふふふ。 困ったものですね。 184 00:14:45,585 --> 00:14:47,587 んっ…。 185 00:14:47,587 --> 00:14:53,426 そろそろ こちらも 本気を出す頃合いのようですね。 186 00:14:53,426 --> 00:14:56,095 オオオオオオ! 187 00:14:56,095 --> 00:15:04,604 ♬~ 188 00:15:04,604 --> 00:15:08,107 神官たちよ 天使を突撃させなさい! 189 00:15:10,109 --> 00:15:13,946 ウウウウウ…。 190 00:15:13,946 --> 00:15:15,948 はっ! 191 00:15:15,948 --> 00:15:19,952 ♬~ 192 00:15:19,952 --> 00:15:26,292 カルカ様 ケラルト 後ろに下がって! でやああああ! 193 00:15:26,292 --> 00:15:29,962 んっ…! うっ うっ うっ! 194 00:15:29,962 --> 00:15:33,232 あっ…。 2人とも逃げろ! 195 00:15:33,232 --> 00:15:36,936 今の我々では コイツを止められない! 196 00:15:38,905 --> 00:15:41,741 《あの2人さえ生きていれば 聖王国は…》 197 00:15:41,741 --> 00:15:43,743 ふむ! 198 00:15:43,743 --> 00:15:47,079 「上位転移」。 199 00:15:47,079 --> 00:15:49,582 なっ! キャー! 200 00:15:49,582 --> 00:15:52,585 はっ! 201 00:15:52,585 --> 00:15:55,755 邪魔だああああ…! 202 00:15:55,755 --> 00:15:57,757 ああ…。 203 00:15:57,757 --> 00:16:01,761 カルカ様ぁぁあ! 204 00:16:17,276 --> 00:16:20,446 《魔物の気配はない…》 205 00:16:20,446 --> 00:16:26,619 この場で待機したほうが 安全なはずだけど 父さんなら…。 206 00:16:26,619 --> 00:16:28,955 ネイア・バラハ! あっ! 207 00:16:28,955 --> 00:16:32,124 は はい! 208 00:16:32,124 --> 00:16:35,728 (馬のいななき) 209 00:16:39,065 --> 00:16:41,400 いったい何が起きている! 210 00:16:41,400 --> 00:16:43,402 この霧はなんなのだ!? 211 00:16:43,402 --> 00:16:47,240 申し訳ございません。 私にはわかりません。 212 00:16:47,240 --> 00:16:49,742 しかし 周囲の地形から考えても➡ 213 00:16:49,742 --> 00:16:52,245 通常 こんなに濃い霧は 発生しません。 214 00:16:52,245 --> 00:16:55,915 しばらくとどまり 様子を見るべきかと…。 215 00:16:55,915 --> 00:16:59,418 はっ… 役立たずが。 (グスターボ)カストディオ団長。 216 00:16:59,418 --> 00:17:01,587 従者バラハは よくやっています。 217 00:17:01,587 --> 00:17:04,924 亜人の目をかいくぐって 我々を脱出させ➡ 218 00:17:04,924 --> 00:17:08,594 ここまでやってこられたのは バラハの働きによるものです。 219 00:17:08,594 --> 00:17:12,431 グスターボ! こうして 立ち往生している間にも➡ 220 00:17:12,431 --> 00:17:17,103 民が亜人どもに虐げられ その命が奪われているのだぞ…! 221 00:17:17,103 --> 00:17:19,438 あっ! ああ…。 222 00:17:19,438 --> 00:17:21,440 んっ…。 223 00:17:24,277 --> 00:17:26,279 (聖騎士たち)ああ…。 あれは…。 224 00:17:30,116 --> 00:17:33,219 そんな…。 225 00:17:33,219 --> 00:17:35,721 ありえない。 226 00:17:35,721 --> 00:17:38,724 なんの冗談だ あれは。 227 00:17:38,724 --> 00:17:55,241 ♬~ 228 00:17:55,241 --> 00:17:57,443 ああ…。 229 00:17:59,412 --> 00:18:01,414 うん? うん? 230 00:18:01,414 --> 00:18:04,750 (一同)ああ…。 231 00:18:04,750 --> 00:18:15,094 ♬~ 232 00:18:15,094 --> 00:18:17,263 すごい…。 233 00:18:17,263 --> 00:18:22,268 ♬~ 234 00:18:22,268 --> 00:18:27,106 これが アインズ・ウール・ゴウン魔導国か! 235 00:18:27,106 --> 00:18:32,278 なんて醜悪な。 邪悪なアンデッドが…。 236 00:18:32,278 --> 00:18:36,382 団長。 我々は あの国に助けを乞う立場です。 237 00:18:36,382 --> 00:18:40,553 ヤルダバオトと対等に渡り合ったという 勇者 「漆黒のモモン」を➡ 238 00:18:40,553 --> 00:18:44,056 借り受けられなければ 我が国に未来はありません! 239 00:18:44,056 --> 00:18:46,225 うるさいぞ グスターボ。 240 00:18:46,225 --> 00:18:50,563 聖王国を救うためならば どんな恥辱にだって耐えよう。 241 00:18:50,563 --> 00:18:54,233 アンデッドにも頭を下げる。 心配するな。 242 00:18:54,233 --> 00:19:00,072 我らは聖王女様に仕える騎士だ。 皆 胸を張れ! 旗を掲げよ! 243 00:19:00,072 --> 00:19:11,083 ♬~ 244 00:19:11,083 --> 00:19:13,085 ああ…。 245 00:19:15,087 --> 00:19:19,091 (リュラリュース)ようこそ アインズ・ウール・ゴウン魔導国へ。 246 00:19:19,091 --> 00:19:23,262 わしは リュラリュース・スペニア・アイ・インダルン。 ナーガじゃ。 247 00:19:23,262 --> 00:19:26,432 偉大なる王は お主らの火急の事態を知り➡ 248 00:19:26,432 --> 00:19:28,768 すぐに面会されるという。 249 00:19:28,768 --> 00:19:34,473 じゃが その前に この都市での 要注意事項を説明させてもらう。 250 00:19:36,375 --> 00:19:38,711 (ネイア)ドラゴン!? まさか! 251 00:19:38,711 --> 00:19:41,881 魔導王は ドラゴンまで使役しているのか? 252 00:19:41,881 --> 00:19:44,717 そうじゃよ。 他にも この魔導国では➡ 253 00:19:44,717 --> 00:19:47,887 さまざまな種族が街を歩いておる。 254 00:19:47,887 --> 00:19:50,890 あっ…。 アンデッドもじゃ。 255 00:19:50,890 --> 00:19:52,892 あっ…。 256 00:20:01,067 --> 00:20:03,069 治安はよいようですね。 257 00:20:03,069 --> 00:20:06,405 あはは…。 ああ…。 258 00:20:06,405 --> 00:20:08,407 んっ…。 259 00:20:08,407 --> 00:20:17,416 ♬~ 260 00:20:17,416 --> 00:20:19,418 んっ…。 261 00:20:25,925 --> 00:20:36,102 ♬~ 262 00:20:36,102 --> 00:20:39,271 (アルベド)ようこそ 聖王国の皆様。 263 00:20:39,271 --> 00:20:44,944 アインズ・ウール・ゴウン魔導国における 階層守護者および領域守護者➡ 264 00:20:44,944 --> 00:20:47,780 全統括という地位に ついております➡ 265 00:20:47,780 --> 00:20:49,782 アルベドと申します。 266 00:20:49,782 --> 00:20:53,119 こ これは ご丁寧に ありがとうございます。 267 00:20:53,119 --> 00:20:59,125 私は 聖王国使節団の団長 レメディオス・カストディオと申します。 268 00:20:59,125 --> 00:21:02,461 本日は 私どものために お時間を作っていただき➡ 269 00:21:02,461 --> 00:21:06,465 誠にありがとうございます。 感謝など必要ありません。 270 00:21:06,465 --> 00:21:11,971 偉大なる魔導王陛下は 聖王国で 起こっている事態に対して➡ 271 00:21:11,971 --> 00:21:14,473 深い憂慮を抱いております。 272 00:21:14,473 --> 00:21:17,143 皆さんのために お時間を作ることは➡ 273 00:21:17,143 --> 00:21:19,979 当然のことと おっしゃっておられました。 274 00:21:19,979 --> 00:21:23,182 あ ありがとうございます…。 275 00:21:25,151 --> 00:21:30,756 それでは陛下が参ります。 皆 頭を下げよ。 276 00:21:32,992 --> 00:21:36,996 アインズ・ウール・ゴウン魔導王陛下の 入室です。 277 00:21:48,774 --> 00:21:51,177 頭を上げなさい。 278 00:21:54,780 --> 00:21:56,949 ああ…。 279 00:21:56,949 --> 00:22:04,456 ♬~ 280 00:22:04,456 --> 00:22:08,460 (アインズ)はるばる聖王国から ここまで ご苦労だったな。 281 00:22:08,460 --> 00:22:13,799 カストディオ殿。 そして 聖騎士団の方々よ。 282 00:22:13,799 --> 00:22:19,805 《これが魔導王 アインズ・ウール・ゴウン…》 283 00:22:21,807 --> 00:22:26,145 従者バラハ! お前は 何を 勝手なことをしてくれたんだ! 284 00:22:26,145 --> 00:22:28,480 カストディオ団長 お待ちください! 285 00:22:28,480 --> 00:22:33,419 従者バラハが勝手な発言をしたことは 事実です。 が 結果として➡ 286 00:22:33,419 --> 00:22:36,589 モモンを2年で 聖王国に 呼べるようになったのです。 287 00:22:36,589 --> 00:22:38,757 ここは 褒めるべきではないでしょうか!? 288 00:22:38,757 --> 00:22:40,759 何を言っているんだ! すべてが➡ 289 00:22:40,759 --> 00:22:42,761 ご破算になったかも しれないんだぞ! 290 00:22:42,761 --> 00:22:47,099 第一 独断専行を褒めるなど そんな話があるか! 291 00:22:47,099 --> 00:22:49,602 申し訳ありませんでした。 292 00:22:49,602 --> 00:22:52,271 本当に お前は 悪いと思っているのか? 293 00:22:52,271 --> 00:22:56,609 もしも悪いほうに転がった場合 お前に責任が取れたのか!? 294 00:22:56,609 --> 00:23:00,779 その場合は 団長が私の命を奪い➡ 295 00:23:00,779 --> 00:23:03,782 それをもって 魔導王への謝罪と してくれるだろうと➡ 296 00:23:03,782 --> 00:23:06,452 思っておりました。 えっ…! 297 00:23:06,452 --> 00:23:11,123 お前程度の命一つで 謝罪になると思っていたのか! 298 00:23:11,123 --> 00:23:13,959 お前程度の…! 団長➡ 299 00:23:13,959 --> 00:23:18,631 それぐらいにしてやってください。 さすがに3年は長すぎます。 300 00:23:18,631 --> 00:23:20,633 ちっ…! 301 00:23:26,472 --> 00:23:28,807 ネイア・バラハ。 302 00:23:28,807 --> 00:23:31,477 お前の覚悟は見事だった。 303 00:23:31,477 --> 00:23:35,748 団長も ああは言っているが お前の働きを認めているんだぞ。 304 00:23:35,748 --> 00:23:39,418 あはっ…。 とりあえず 魔導王陛下には➡ 305 00:23:39,418 --> 00:23:43,255 改めて交渉を申し込む。 団長は気がせいているが➡ 306 00:23:43,255 --> 00:23:45,758 本来 こういったものは 何度も会合を重ね➡ 307 00:23:45,758 --> 00:23:48,427 条件を話し合うものだ。 308 00:23:48,427 --> 00:23:51,430 お前の発言は 確かに出すぎたものだが➡ 309 00:23:51,430 --> 00:23:54,099 それも聖王国を案じればこそ。 310 00:23:54,099 --> 00:23:58,437 団長も 決して それを 理解していないわけではない。 311 00:23:58,437 --> 00:24:03,609 だが今は 国の命運という 大変な重責を背負われている…。 312 00:24:03,609 --> 00:24:08,947 たしか お前も カリンシャでの戦いには 参加していなかったな。 313 00:24:08,947 --> 00:24:13,118 聖王女様がヤルダバオトと対決した あの戦いに。 314 00:24:13,118 --> 00:24:17,289 はい…。 我々は各国に こう説明している。 315 00:24:17,289 --> 00:24:20,959 聖王国の北部は 亜人連合軍に占領されたが➡ 316 00:24:20,959 --> 00:24:22,961 南部は無事であり➡ 317 00:24:22,961 --> 00:24:26,966 聖王女カルカ様と共に 兵の士気は高い と。 318 00:24:26,966 --> 00:24:29,301 違うんですか? 319 00:24:29,301 --> 00:24:31,303 はっ…。 320 00:24:33,238 --> 00:24:37,743 なんとしてでも モモンを借り受けなければ…。 321 00:24:39,745 --> 00:24:42,915 ((上位転移! 322 00:24:42,915 --> 00:24:45,250 なっ! キャー! 323 00:24:45,250 --> 00:24:47,252 はっ! 324 00:24:47,252 --> 00:24:51,590 邪魔だああああ…! 325 00:24:51,590 --> 00:24:53,592 ああ…。 326 00:24:53,592 --> 00:24:55,761 カルカ様ぁぁあ! 327 00:24:55,761 --> 00:25:00,432 ふむ。 いい武器だ。 はあ? 328 00:25:00,432 --> 00:25:08,941 ははははは ははは! うっ… あっ… くっ… うっ…。 329 00:25:13,946 --> 00:25:16,782 やめろ…。 330 00:25:16,782 --> 00:25:18,951 やめろ…! 331 00:25:18,951 --> 00:25:23,155 やめろおおおお! 332 00:25:25,457 --> 00:25:28,794 やめろおおぉぉお!)) 333 00:25:28,794 --> 00:25:30,996 くっ…。 334 00:25:38,404 --> 00:25:42,574 なんだかなぁ。 はぁ…。 335 00:25:42,574 --> 00:25:45,077 ずいぶんと重いため息だな。 336 00:25:45,077 --> 00:25:47,679 うっ… えっ? 337 00:25:51,417 --> 00:25:54,753 従者ネイア・バラハです。 開けてください。 338 00:25:54,753 --> 00:25:56,922 失礼いたします。 339 00:25:56,922 --> 00:25:58,924 魔導王陛下が お見えです。 340 00:25:58,924 --> 00:26:01,593 内密なお話がしたいと。 なっ! 341 00:26:01,593 --> 00:26:05,764 えい! 何をしている! 従者バラハ! 342 00:26:05,764 --> 00:26:09,101 それぐらいにしておけ。 (一同)ああ…。 343 00:26:09,101 --> 00:26:15,707 責めるのであれば 私を責めてもらおう。 344 00:26:17,776 --> 00:26:19,778 突然すまない。 345 00:26:19,778 --> 00:26:25,117 しかし 非公式の場でなければ 話せないことがあってな。 346 00:26:25,117 --> 00:26:29,955 モモンを聖王国に派遣できないのは 理由があるのだ。 347 00:26:29,955 --> 00:26:35,394 我が国は建国して間もない。 そして 私はアンデッド…。 348 00:26:35,394 --> 00:26:38,730 人間に恐れられる存在だ。 349 00:26:38,730 --> 00:26:41,066 彼らが安心して暮らすためには➡ 350 00:26:41,066 --> 00:26:47,239 この地で名声を築いていた 冒険者モモンの存在が不可欠なのだ。 351 00:26:47,239 --> 00:26:51,577 だが 貴殿らが 一つ 要求をのんでくれるのであれば➡ 352 00:26:51,577 --> 00:26:56,415 モモンに匹敵する人物を派遣するのも やぶさかではない。 353 00:26:56,415 --> 00:26:59,585 本当ですか! その要求とは いったい➡ 354 00:26:59,585 --> 00:27:02,921 どのようなものなのでしょうか? メイドだ! 355 00:27:02,921 --> 00:27:04,923 (一同)ああ? 356 00:27:04,923 --> 00:27:09,428 メイドが欲しい。 メイド… とは? 357 00:27:09,428 --> 00:27:13,599 ヤルダバオトが連れていた メイド姿の悪魔のことですか? 358 00:27:13,599 --> 00:27:18,937 うむ。 聞くが お前たちは 魔法の知識は どの程度ある? 359 00:27:18,937 --> 00:27:23,108 全然持っておりません。 そ そうか…。 360 00:27:23,108 --> 00:27:26,612 あ~ ヤルダバオトは あのメイドたちを➡ 361 00:27:26,612 --> 00:27:30,115 なんらかの契約魔法で 縛っていると考えられる。 362 00:27:30,115 --> 00:27:33,719 ヤツを倒し その術式を得ることができれば➡ 363 00:27:33,719 --> 00:27:37,723 我が国は メイドたちを 強力な配下とすることができる➡ 364 00:27:37,723 --> 00:27:40,559 という寸法だ。 承知した。 365 00:27:40,559 --> 00:27:42,895 メイド悪魔は引き渡そう。 366 00:27:42,895 --> 00:27:47,733 して そのモモンに匹敵する人物とは どのような方か? 367 00:27:47,733 --> 00:27:50,235 私だ。 (一同)えっ!? 368 00:27:50,235 --> 00:27:55,407 私の話を聞いていて 私が行くと 思っていなかったのか? 369 00:27:55,407 --> 00:27:59,411 それに案ずるな 私はモモンよりも強い。 370 00:27:59,411 --> 00:28:02,748 ならば 問題はありません。 だ 団長!? 371 00:28:02,748 --> 00:28:05,584 ちなみに私は一人で行く。 は!? 372 00:28:05,584 --> 00:28:07,920 私は一度行った場所であれば➡ 373 00:28:07,920 --> 00:28:10,589 転移の魔法で 自由に行き来できるのだ。 374 00:28:10,589 --> 00:28:14,259 そ それは…。 軍勢もいるか? 375 00:28:14,259 --> 00:28:18,263 アンデッドの集団になってしまうが…。 不要です。 376 00:28:18,263 --> 00:28:25,604 我々に必要なのはヤルダバオトを倒す力。 あとは我々が片づけます。 377 00:28:25,604 --> 00:28:28,106 出立はいつに? 明朝にでも。 378 00:28:28,106 --> 00:28:32,110 かしこまった。 ま 待ってください。 そんな…。 379 00:28:34,379 --> 00:28:39,551 何を考えているのですか! 一国の王を! 招いて! 380 00:28:39,551 --> 00:28:42,054 ヤルダバオトと戦わせるなど! 381 00:28:42,054 --> 00:28:45,057 アンデッドの軍勢なぞ 呼び込んでしまったら➡ 382 00:28:45,057 --> 00:28:47,726 聖王国が汚れてしまうではないか。 383 00:28:47,726 --> 00:28:50,896 王を単身で呼びつけるほうが 問題です! 384 00:28:50,896 --> 00:28:53,232 けがでもしたら どうするんですか!? 385 00:28:53,232 --> 00:28:56,235 なあ 悪魔とアンデッド。 386 00:28:56,235 --> 00:29:02,241 どちらが滅びようと 我々には損害がない。 違うか? 387 00:29:02,241 --> 00:29:07,079 んっ…。 どちらにせよ 人間の敵。 388 00:29:07,079 --> 00:29:11,683 ならば 両者共に滅んでくれるのが いちばんだろう。 389 00:29:13,752 --> 00:29:17,923 団長 そこに正義はあるのですか! 390 00:29:17,923 --> 00:29:21,760 ある。 弱き民を救うためだ。 391 00:29:21,760 --> 00:29:25,097 従者ネイア・バラハ! は はい! 392 00:29:25,097 --> 00:29:28,600 お前を魔導王付きにする。 は? 393 00:29:28,600 --> 00:29:32,938 常にくっついて 我々の役に 立つように うまく誘導しろ。 394 00:29:32,938 --> 00:29:36,208 ただし こちらの情報は 一切話すな。 395 00:29:36,208 --> 00:29:40,379 せいぜい おべんちゃらを言って いい気分にさせておけ。 396 00:29:40,379 --> 00:29:42,381 はあ…? 397 00:29:45,884 --> 00:30:00,065 ♬~ 398 00:30:00,065 --> 00:30:05,737 《一国の王… それも アンデッドの従者になるなんて➡ 399 00:30:05,737 --> 00:30:09,074 何か お話ししたほうがいいのか➡ 400 00:30:09,074 --> 00:30:12,577 でも 不興を買ったら 殺されるだろうし…》 401 00:30:12,577 --> 00:30:15,747 ふむ? 私の顔に➡ 402 00:30:15,747 --> 00:30:18,417 何か おもしろいものでも ついているかね? 403 00:30:18,417 --> 00:30:21,753 え? いえ 失礼いたしました 陛下! 404 00:30:21,753 --> 00:30:25,757 アンデッドの私と共に馬車の旅では 不快かもしれないが…。 405 00:30:25,757 --> 00:30:28,593 とんでもございません! あ あと➡ 406 00:30:28,593 --> 00:30:32,097 この私の目つきは親譲りでして…。 407 00:30:32,097 --> 00:30:35,767 そ そうか… ふむ。 408 00:30:35,767 --> 00:30:39,104 何かよい話題でもあればいいが…。 409 00:30:39,104 --> 00:30:43,942 そうだな 我が国を訪れてみて どうだったかね? 410 00:30:43,942 --> 00:30:48,113 聖王国から見れば 小さな国かもしれないが…。 411 00:30:48,113 --> 00:30:50,949 活気があって よい国とお見受けしました。 412 00:30:50,949 --> 00:30:54,119 さまざまな種族が 共に暮らしているのを見たのは➡ 413 00:30:54,119 --> 00:30:56,621 初めてです。 そうかそうか。 414 00:30:56,621 --> 00:31:01,626 それに あんなに巨大で 立派な像も初めて見ました。 415 00:31:01,626 --> 00:31:06,298 あれは… 部下たちが どうしてもと言うのでな。 416 00:31:06,298 --> 00:31:11,303 しかも あちこちにこの像を建てる 計画を進めているようなのだ。 417 00:31:11,303 --> 00:31:16,475 なるほど。 各地で魔導王陛下の 偉大さをたたえるのですね。 418 00:31:16,475 --> 00:31:20,645 う… む…。 君はよいと思うか。 419 00:31:20,645 --> 00:31:25,650 だが私はな 少々 短絡的ではないかと思うのだ。 420 00:31:25,650 --> 00:31:27,652 なぜですか? 421 00:31:27,652 --> 00:31:29,654 (せきばらい) 422 00:31:29,654 --> 00:31:31,823 そう 王の偉大さは➡ 423 00:31:31,823 --> 00:31:35,427 物によって 知らしめるものではない。 424 00:31:35,427 --> 00:31:37,596 ああ…。 425 00:31:37,596 --> 00:31:43,935 私は 民の豊かさや安寧をもたらす 統治によって知られたいのだ。 426 00:31:43,935 --> 00:31:47,939 それは まさに おっしゃるとおりかと。 427 00:31:47,939 --> 00:31:52,778 さて 馬車だと 聖王国までは どのくらいかかるのかな。 428 00:31:52,778 --> 00:31:55,113 10日ほどです 陛下。 429 00:31:55,113 --> 00:32:00,118 そうか。 ではよかったら バラハ嬢の話を聞かせてほしい。 430 00:32:00,118 --> 00:32:04,456 そうだな 聖騎士を目指している 理由などは どうだ? 431 00:32:04,456 --> 00:32:09,461 は はい。 私などの話でよければ喜んで。 432 00:32:18,136 --> 00:32:22,307 魔導王陛下 申し訳ございません。 433 00:32:22,307 --> 00:32:25,143 陛下を迎えるような場所では ございませんが➡ 434 00:32:25,143 --> 00:32:29,314 奥の会議室で 今後のお話をさせてください。 435 00:32:29,314 --> 00:32:31,316 うむ。 436 00:32:34,920 --> 00:32:39,424 まず これからの方針を固めたいと 考えています。 437 00:32:39,424 --> 00:32:42,427 その前に 協力する以上➡ 438 00:32:42,427 --> 00:32:45,597 貴国の現状を 率直に話してもらいたい。 439 00:32:45,597 --> 00:32:48,433 んっ…。 うっ…。 440 00:32:48,433 --> 00:32:54,105 解放軍の様子を見るかぎり かなり厳しい状況のようだ。 441 00:32:54,105 --> 00:32:57,275 聖王国は 地理的にも政治的にも➡ 442 00:32:57,275 --> 00:33:01,112 南北に分断されているのは 有名な話。 443 00:33:01,112 --> 00:33:04,783 おそらく南部からの支援はない。 444 00:33:04,783 --> 00:33:10,956 そして この場に来られない 聖王女殿も おそらく…。 445 00:33:10,956 --> 00:33:15,293 そこまで察しておられたとは…。 団長。 446 00:33:15,293 --> 00:33:17,796 あっ…。 447 00:33:17,796 --> 00:33:22,634 聖王女様は行方不明だ。 ヤルダバオトとの戦いで➡ 448 00:33:22,634 --> 00:33:28,306 神官団団長の妹ケラルトと共に 消息がわからなくなっている。 449 00:33:28,306 --> 00:33:33,411 だが 聖王女様とケラルトは 高位の神官魔法を使える。 450 00:33:33,411 --> 00:33:38,250 捕らわれた可能性もあるが きっと無事でいるはずだ。 451 00:33:38,250 --> 00:33:42,921 当面は このお二人を捜しつつ 占領された都市を解放。 452 00:33:42,921 --> 00:33:47,092 捕虜にされた民と物資を 取り戻したいと考えています。 453 00:33:47,092 --> 00:33:50,595 この近くに ロイツという小都市がある。 454 00:33:50,595 --> 00:33:53,431 そこに王族が 捕らわれているのではないか➡ 455 00:33:53,431 --> 00:33:55,600 という情報を手にした。 456 00:33:55,600 --> 00:33:59,771 事実であるならば なんとしてでも助け出したい。 457 00:33:59,771 --> 00:34:04,276 強大なマジック・キャスターである 魔導王陛下のお力があれば➡ 458 00:34:04,276 --> 00:34:08,947 千… いえ 万の軍勢に匹敵する 心強さ。 459 00:34:08,947 --> 00:34:11,449 勝利は確実と言えるでしょう。 460 00:34:11,449 --> 00:34:13,952 その期待には沿えないな。 461 00:34:13,952 --> 00:34:16,454 と おっしゃりますと。 462 00:34:16,454 --> 00:34:21,126 私はあくまでも ヤルダバオトと 戦うためにやってきたのだ。 463 00:34:21,126 --> 00:34:23,795 強敵であるヤツと戦うために➡ 464 00:34:23,795 --> 00:34:27,465 私は魔力を 極力温存しなければならない。 465 00:34:27,465 --> 00:34:29,467 それは…。 466 00:34:29,467 --> 00:34:35,240 何よりこれは 聖王国の戦いだ。 もともと口も手も出す気はない。 467 00:34:35,240 --> 00:34:37,242 (一同)あっ…。 468 00:34:37,242 --> 00:34:41,913 それとも私が主導で というならば➡ 469 00:34:41,913 --> 00:34:46,084 それは君たちが 私の指揮下に入るということか? 470 00:34:46,084 --> 00:34:48,753 であれば 南部の貴族とも交渉し➡ 471 00:34:48,753 --> 00:34:52,757 最善の手段をもって この国を救ってみせるが…。 472 00:34:52,757 --> 00:34:56,428 我々の上に立つのは聖王女様のみ。 473 00:34:56,428 --> 00:35:00,932 申し訳ないが 他国の指揮下に 入ることはできない。 474 00:35:11,443 --> 00:35:14,112 はぁ…。 475 00:35:14,112 --> 00:35:16,114 んっ…。 476 00:35:16,114 --> 00:35:18,116 バラハ嬢か。 477 00:35:18,116 --> 00:35:22,787 騎士見習いの従卒にしては 隠密のような歩き方をするな? 478 00:35:22,787 --> 00:35:26,291 失礼しました。 野伏だった父の教えで➡ 479 00:35:26,291 --> 00:35:28,793 あまり音を立てずに動く クセがあり…。 480 00:35:28,793 --> 00:35:32,631 たしか 父上は弓使いだと 言っていたな? 481 00:35:32,631 --> 00:35:35,400 バラハ嬢も弓を使えるのか? 482 00:35:35,400 --> 00:35:37,569 多少は心得があります。 483 00:35:37,569 --> 00:35:41,072 ですが 聖騎士が使うのは 剣だけですから➡ 484 00:35:41,072 --> 00:35:44,743 意味はありません。 もったいないな。 485 00:35:44,743 --> 00:35:47,245 聖騎士と弓…。 486 00:35:47,245 --> 00:35:50,248 変わった組み合わせは レア職への道だ。 487 00:35:50,248 --> 00:35:55,920 うん 非常にレアだな。 あ ありがとうございます。 488 00:35:55,920 --> 00:35:57,922 ならば…。 489 00:35:57,922 --> 00:36:01,760 お… おお…。 490 00:36:01,760 --> 00:36:04,596 これを貸し出そう。 491 00:36:04,596 --> 00:36:08,099 今後いろいろと 迷惑をかけるとは思うが➡ 492 00:36:08,099 --> 00:36:10,101 よろしく頼む。 493 00:36:10,101 --> 00:36:12,103 お おやめください! 魔導王陛下! 494 00:36:12,103 --> 00:36:14,773 私のような平民に 頭を下げるなど! 495 00:36:14,773 --> 00:36:18,443 なぜだ? お前が どんな身分であろうと➡ 496 00:36:18,443 --> 00:36:22,113 私が世話になるのであれば 当然だろう。 497 00:36:22,113 --> 00:36:24,616 あ… 陛下! 498 00:36:24,616 --> 00:36:29,120 アルティメイト・シューティングスター・スーパーだ。 499 00:36:29,120 --> 00:36:33,391 アルティメイト・シューティングスター・スーパー…。 500 00:36:33,391 --> 00:36:35,894 神話に出てくるような名ですね。 501 00:36:35,894 --> 00:36:39,898 近からずとも遠からず だな。 502 00:36:39,898 --> 00:36:44,903 ルーンという古から伝わる すごい技術で作られたものでな。 503 00:36:44,903 --> 00:36:47,105 これで私を守ってくれ。 504 00:36:51,409 --> 00:36:53,411 魔導王陛下。 505 00:36:53,411 --> 00:36:55,413 凡庸な身ではありますが➡ 506 00:36:55,413 --> 00:36:57,916 陛下がお仕事を 終えられる日まで➡ 507 00:36:57,916 --> 00:37:02,220 忠実に 誠心誠意 働くことを誓います。 508 00:37:07,759 --> 00:37:10,261 (レメディオス)行くぞ! (馬の足音) 509 00:37:10,261 --> 00:37:12,263 (騎士たち/兵士たち)おう! 510 00:37:12,263 --> 00:37:19,938 ♬~ 511 00:37:19,938 --> 00:37:22,941 勇壮だな。 はい。 512 00:37:22,941 --> 00:37:28,446 正々堂々 正面から挑むのが 聖騎士の戦いです。 ですが…。 513 00:37:28,446 --> 00:37:31,282 (鐘の音) 514 00:37:31,282 --> 00:37:37,055 ♬~ 515 00:37:37,055 --> 00:37:41,226 ヤルダバオトより この地を救うための 戦いを開始する! 516 00:37:41,226 --> 00:37:43,561 正義を! (騎士たち)正義を! 517 00:37:43,561 --> 00:38:05,250 ♬~ 518 00:38:05,250 --> 00:38:07,418 (アインズ)あ~ ちなみに➡ 519 00:38:07,418 --> 00:38:10,255 バラハ嬢は戦闘に参加しないのか? 520 00:38:10,255 --> 00:38:12,423 そのルーンを用いた弓であれば➡ 521 00:38:12,423 --> 00:38:14,926 きっと 結果を出してくれるはずだぞ? 522 00:38:14,926 --> 00:38:18,263 いえ 私は陛下の従者ですから。 523 00:38:18,263 --> 00:38:21,766 う… む。 ならば その弓について➡ 524 00:38:21,766 --> 00:38:26,271 聖騎士が何か言ってなかったか? 自分にも貸してほしいとか➡ 525 00:38:26,271 --> 00:38:28,940 他にもルーンの剣はないのか とか…。 526 00:38:28,940 --> 00:38:32,777 とんでもございません! 確かに皆 興味は持っていました。 527 00:38:32,777 --> 00:38:36,047 しかし そんな厚かましい願いなど 絶対に断ります! 528 00:38:36,047 --> 00:38:39,551 あ うむ。 いや そうか…。 529 00:38:39,551 --> 00:38:41,553 (バフォルク)下がれ! (2人)んっ。 530 00:38:41,553 --> 00:38:44,889 (バフォルク)全員 後ろに下がるんだ! 531 00:38:44,889 --> 00:38:47,559 まずいな。 えっ? 532 00:38:47,559 --> 00:38:50,061 (バフォルク)お前たちが 下がらないのであれば➡ 533 00:38:50,061 --> 00:38:52,063 この人間を殺すぞ! 534 00:38:54,065 --> 00:38:57,869 くっ! 卑怯な! 全員 後ろに下がれ! 535 00:39:00,238 --> 00:39:02,740 おとなしく武器を捨てろ! 536 00:39:02,740 --> 00:39:05,910 投降すれば 命までは取らないでやる! 537 00:39:05,910 --> 00:39:07,912 くっ! 538 00:39:07,912 --> 00:39:11,082 カストディオ団長殿! んっ!? 539 00:39:11,082 --> 00:39:17,088 まずいぞ。 人質が効果的だと 知られれば 相手に利用される。 540 00:39:17,088 --> 00:39:19,090 そんなことはわかっている! 541 00:39:19,090 --> 00:39:22,427 団長 落ち着いてください。 敵はあちらです。 542 00:39:22,427 --> 00:39:25,930 黙れ! お前らの正義は どこにある! 543 00:39:25,930 --> 00:39:30,268 我々は 何に剣を捧げたのだ!? 544 00:39:30,268 --> 00:39:32,604 聖王女様にではないのか! 545 00:39:32,604 --> 00:39:34,539 民を誰よりも慈しみ➡ 546 00:39:34,539 --> 00:39:38,209 一人とて損なうことを 望んでいない気高きお方の! 547 00:39:38,209 --> 00:39:41,546 その願いが! 正義が! 548 00:39:41,546 --> 00:39:44,048 間違っているとでもいうのか! 549 00:39:46,217 --> 00:39:49,721 だが 今のままでは 奇襲をかけた意味もなくなる。 550 00:39:49,721 --> 00:39:53,892 うるさい! そんなものは 聖王女様の戦いではない! 551 00:39:53,892 --> 00:39:55,894 本当はあるはずなんだ。 552 00:39:55,894 --> 00:39:59,731 誰一人として死なず 悲しむことのない方法が! 553 00:39:59,731 --> 00:40:01,899 あるとは思えんがな。 554 00:40:01,899 --> 00:40:05,236 では黙っていろ! あの亜人と交渉する。 555 00:40:05,236 --> 00:40:07,238 無理です。 556 00:40:07,238 --> 00:40:11,242 今 なんと言った? 557 00:40:14,746 --> 00:40:18,249 無理です と申し上げました。 558 00:40:20,585 --> 00:40:22,921 魔導王陛下の おっしゃるとおりです。 559 00:40:22,921 --> 00:40:26,090 今は 一を切り捨て 多くを救うべきです! 560 00:40:26,090 --> 00:40:28,593 そこに正義はない! 561 00:40:28,593 --> 00:40:31,095 正義…? 562 00:40:31,095 --> 00:40:33,431 じゃあ どうやって…。 563 00:40:33,431 --> 00:40:37,101 私は バラハ嬢を支持する。 564 00:40:37,101 --> 00:40:40,438 黙れ! 565 00:40:40,438 --> 00:40:44,108 ふむ。 今ここで 求められているのは➡ 566 00:40:44,108 --> 00:40:46,110 局面を変えることであって➡ 567 00:40:46,110 --> 00:40:49,614 いらだちをぶつけることでは ないと思うのだが…。 568 00:40:49,614 --> 00:40:53,785 しようがない。 私が局面を変化させよう。 569 00:40:53,785 --> 00:40:55,787 よろしいのですか? 570 00:40:55,787 --> 00:40:59,791 犠牲が皆無ということは 不可能だが➡ 571 00:40:59,791 --> 00:41:02,460 君たちがやるよりは マシだろう。 572 00:41:02,460 --> 00:41:06,631 どうだね? あのバフォルクどもは 私に任せるかね? 573 00:41:06,631 --> 00:41:09,467 犠牲は… 出るか…。 574 00:41:09,467 --> 00:41:14,472 残念ながらな カストディオ団長殿。 575 00:41:14,472 --> 00:41:19,310 (バフォルク)人間ども! これが 最後の通告だ! 投降か…。 576 00:41:19,310 --> 00:41:22,313 「魔法効果範囲拡大化火球」! 577 00:41:24,482 --> 00:41:26,484 (人質たち/亜人たち)うわ~っ! 578 00:41:26,484 --> 00:41:29,320 (一同)あっ…。 579 00:41:29,320 --> 00:41:31,322 (ネイア)魔導王陛下! 580 00:41:31,322 --> 00:41:33,591 上位死霊たちよ。 581 00:41:33,591 --> 00:41:36,094 行って私の指示を待て。 582 00:41:38,262 --> 00:41:41,599 魔導王陛下。 バラハ嬢。 583 00:41:41,599 --> 00:41:43,601 お供します。 584 00:41:43,601 --> 00:41:48,606 ふむ ならば このアイテムを首から下げたまえ。 585 00:41:48,606 --> 00:41:51,943 ありがとうございます。 586 00:41:51,943 --> 00:41:55,947 私は これから 恐怖をまき散らすオーラを放つ。 587 00:41:55,947 --> 00:41:57,949 あとに続く聖騎士たちには➡ 588 00:41:57,949 --> 00:42:01,285 その対抗手段の用意をするよう 伝えてくれ。 589 00:42:01,285 --> 00:42:04,455 神官であれば 「獅子如き心」があるが➡ 590 00:42:04,455 --> 00:42:08,459 聖騎士だと 「神の御旗の下に」だったか…。 591 00:42:08,459 --> 00:42:10,762 (ネイア)よく ご存じで…。 592 00:42:14,632 --> 00:42:16,634 バラハ嬢。 593 00:42:16,634 --> 00:42:20,805 私が君たちの想像もつかない 魔法で少年を助けると思ったか? 594 00:42:20,805 --> 00:42:22,807 はい…。 595 00:42:22,807 --> 00:42:25,810 確かに それはできただろう。 596 00:42:25,810 --> 00:42:29,981 しかし あれ以上 人質が有効だと知られれば➡ 597 00:42:29,981 --> 00:42:32,650 中にいる捕虜は盾として使われ➡ 598 00:42:32,650 --> 00:42:36,754 それに迷った聖騎士側にも 被害が出る可能性がある。 599 00:42:36,754 --> 00:42:39,924 だから人質は有効ではないと➡ 600 00:42:39,924 --> 00:42:44,095 明確にわかる方法で 命を奪う必要があった。 601 00:42:44,095 --> 00:42:47,098 おっしゃるとおりかと存じます。 602 00:42:47,098 --> 00:42:49,100 あっ。 603 00:42:53,271 --> 00:42:55,273 陛下! わ…。 604 00:42:55,273 --> 00:42:58,609 私の仕事だろ これは。 605 00:42:58,609 --> 00:43:09,787 ♬~ 606 00:43:09,787 --> 00:43:11,789 バフォルクどもめ…。 607 00:43:13,791 --> 00:43:19,130 私は魔導国の王であり この国の王ではない。 608 00:43:19,130 --> 00:43:22,967 もし この少年だけが 私の国の民であれば➡ 609 00:43:22,967 --> 00:43:25,803 この子を優先して助けただろう。 610 00:43:25,803 --> 00:43:30,308 はい。 陛下は… 正義なのですね。 611 00:43:30,308 --> 00:43:33,244 んっ? 何を言っている? 612 00:43:33,244 --> 00:43:36,581 すみません。 あ えっと陛下は➡ 613 00:43:36,581 --> 00:43:38,749 正義をされているのですよね? 614 00:43:38,749 --> 00:43:41,752 私は正義ではないと思うぞ。 615 00:43:41,752 --> 00:43:46,757 私の目標は 私と子どもたちが 幸せに生きられること➡ 616 00:43:46,757 --> 00:43:49,760 それだけであり それがすべてだ。 617 00:43:49,760 --> 00:43:52,763 あっ。 ハッ ハッ ハッ…。 618 00:43:56,434 --> 00:43:58,603 ノーラン…。 う… く…。 619 00:43:58,603 --> 00:44:01,405 (アインズ)この子を殺したのは私だ。 620 00:44:05,109 --> 00:44:08,112 ひいっ! ば 化け物!? 621 00:44:08,112 --> 00:44:10,114 殺した? 622 00:44:10,114 --> 00:44:12,283 お前たちの命を救うためだ。 623 00:44:12,283 --> 00:44:14,452 なんだと? 624 00:44:14,452 --> 00:44:19,123 言いたいことがあるようだな? ならば聞かせてくれ。 625 00:44:19,123 --> 00:44:22,126 お前はどうして 我が子を守らなかった? 626 00:44:22,126 --> 00:44:24,128 守ったさ! 627 00:44:24,128 --> 00:44:29,300 だけど奪われた…。 では なぜお前は生きている。 628 00:44:29,300 --> 00:44:32,470 なぜ 子どもを守って 死ななかったのかと➡ 629 00:44:32,470 --> 00:44:34,405 聞いているんだ。 630 00:44:34,405 --> 00:44:37,408 命は誰にとっても等価値ではない。 631 00:44:37,408 --> 00:44:41,078 この少年に最も高い価値を 見いだしていたのは➡ 632 00:44:41,078 --> 00:44:43,915 親であるお前だろうに。 633 00:44:43,915 --> 00:44:50,087 そのお前が守れなかったのだ。 他人のせいにするな。 634 00:44:50,087 --> 00:44:53,257 アンタは 強いから言えるんだ。 635 00:44:53,257 --> 00:44:58,095 そのとおり。 私は強者だから言える。 636 00:44:58,095 --> 00:45:04,268 そしてお前が弱者だと 主張するならば 奪われて当然だ。 637 00:45:04,268 --> 00:45:06,971 強ければ何をしてもいいのかよ。 638 00:45:09,106 --> 00:45:13,778 そうだ。 強ければ 何をしてもかまわない。 639 00:45:13,778 --> 00:45:17,982 それが この世界の理だ! 640 00:45:22,453 --> 00:45:28,125 子どもを失った哀れさに免じて お前の暴言は許そう。 641 00:45:28,125 --> 00:45:30,127 受け取れ。 642 00:45:30,127 --> 00:45:33,898 (泣き声) 643 00:45:33,898 --> 00:45:39,904 ♬~ 644 00:45:39,904 --> 00:45:41,906 あ…。 645 00:45:43,908 --> 00:45:48,579 私だって弱ければ 奪われる立場となる。 646 00:45:48,579 --> 00:45:52,083 だからこそ強さを求めるのだ。 647 00:45:52,083 --> 00:45:55,086 陛下…。 648 00:45:55,086 --> 00:45:59,256 この先に敵の首魁がいるようだ。 ついてくるかね? 649 00:45:59,256 --> 00:46:01,459 は はい! 650 00:46:11,435 --> 00:46:13,437 これは…。 651 00:46:13,437 --> 00:46:15,439 送り出したアンデッドたちに➡ 652 00:46:15,439 --> 00:46:18,609 恐怖をまき散らすように指示した 結果だ。 653 00:46:18,609 --> 00:46:20,611 んっ? 654 00:46:26,117 --> 00:46:28,119 あれは…? 655 00:46:28,119 --> 00:46:32,957 さてさて どのアイテムで 恐怖を抑制したのか➡ 656 00:46:32,957 --> 00:46:36,227 興味深いものだ。 657 00:46:36,227 --> 00:46:40,898 (バザー)我が名はバザー。 豪王バザーだ。 658 00:46:40,898 --> 00:46:43,734 まさか… 亜人王!? 659 00:46:43,734 --> 00:46:46,237 それで どうするかね? 660 00:46:46,237 --> 00:46:49,573 殺されたいか? それとも ひれ伏すのか? 661 00:46:49,573 --> 00:46:51,676 好きなほうを選ばせてやろう。 662 00:46:55,246 --> 00:46:57,748 王の名にかけて➡ 663 00:46:57,748 --> 00:47:02,753 ひれ伏すのは 一度で十分だ。 664 00:47:02,753 --> 00:47:06,590 ふむ… それでは少し遊んでやろう。 665 00:47:06,590 --> 00:47:08,592 ところで山羊よ➡ 666 00:47:08,592 --> 00:47:11,429 いろいろと魔法のアイテムを 装備しているようだが➡ 667 00:47:11,429 --> 00:47:15,266 その腰に下げているものからは 魔力を感じないな。 668 00:47:15,266 --> 00:47:19,937 フハハハ。 ファッションというやつだぞ 骨よ。 669 00:47:19,937 --> 00:47:24,275 なるほど。 理解した。 では始めよう。 670 00:47:24,275 --> 00:47:26,677 「上位道具創造」。 671 00:47:29,780 --> 00:47:32,683 うお~っ! 672 00:47:36,220 --> 00:47:39,223 「上位道具鑑定」。 673 00:47:41,892 --> 00:47:45,730 《あの恐ろしい亜人王を 一瞬で…。 674 00:47:45,730 --> 00:47:50,401 魔導王陛下… やっぱりすごい人なんだ…》 675 00:47:50,401 --> 00:48:06,417 ♬~ 676 00:48:15,259 --> 00:48:17,428 ここか。 あっ…。 677 00:48:17,428 --> 00:48:20,731 死と恐怖の気配が漂っている…。 678 00:48:28,773 --> 00:48:31,442 豚鬼!? 679 00:48:31,442 --> 00:48:33,377 (豚鬼たち)ひっ! 680 00:48:33,377 --> 00:48:36,380 (ディエル)アンデッドが… どうして? 681 00:48:36,380 --> 00:48:39,550 私はお前たちを 解放しに来たのだ。 682 00:48:39,550 --> 00:48:42,553 魔導王陛下!? 彼らは亜人ですよ! 683 00:48:42,553 --> 00:48:44,889 ヤルダバオトの手先じゃないですか!? 684 00:48:44,889 --> 00:48:49,593 バラハ嬢 彼らの姿を見ても そう言えるのかな? 685 00:48:51,562 --> 00:48:54,899 我々は人間の国など 襲ってはいない。 686 00:48:54,899 --> 00:48:58,903 お前は? ガン・ズー部族のディエル。 687 00:48:58,903 --> 00:49:00,905 ディエル・ガン・ズーだ。 688 00:49:00,905 --> 00:49:04,909 ではディエル なぜ お前たちが ここに捕らわれているのかを➡ 689 00:49:04,909 --> 00:49:06,911 聞かせてもらおう。 690 00:49:06,911 --> 00:49:09,079 アベリオン丘陵の亜人たちが➡ 691 00:49:09,079 --> 00:49:12,416 すべてヤツの支配を 受け入れたわけではない。 692 00:49:12,416 --> 00:49:15,419 無理やり 従わされている者たちも…。 693 00:49:15,419 --> 00:49:17,755 我々豚鬼の部族は➡ 694 00:49:17,755 --> 00:49:21,759 ヤルダバオトに反抗したために ここに連れてこられたんだ。 695 00:49:21,759 --> 00:49:24,595 (アインズ)ヤルダバオトは ここで何をしていたんだ? 696 00:49:24,595 --> 00:49:27,932 えっ? (子どもの泣き声) 697 00:49:27,932 --> 00:49:31,602 本当に何をやっているんだ。 698 00:49:31,602 --> 00:49:33,537 んんっ。 699 00:49:33,537 --> 00:49:36,207 悪いことを 聞いてしまったようだな。 700 00:49:36,207 --> 00:49:39,543 わびではないが 私の秘儀を用いて➡ 701 00:49:39,543 --> 00:49:43,214 お前らを解放してやろう。 どこに行きたい? 702 00:49:43,214 --> 00:49:47,718 ならば ヤルダバオトの手が届かない 場所まで避難したい。 703 00:49:47,718 --> 00:49:50,554 では 私の支配する領地に…。 704 00:49:50,554 --> 00:49:55,059 断る! アンタ 亜人のアンデッドだろ? だまされんぞ! 705 00:49:55,059 --> 00:49:58,062 いや 我が領地は 別に恐ろしい場所では…。 706 00:49:58,062 --> 00:50:00,731 本当です。 このお方こそ➡ 707 00:50:00,731 --> 00:50:04,401 アンデッドでありながら 生者にも優しく 子どもを愛し➡ 708 00:50:04,401 --> 00:50:06,570 亜人をも平等に扱う すばらしい…。 709 00:50:06,570 --> 00:50:10,241 バラハ嬢! それぐらいで…。 しかし 陛下! 710 00:50:10,241 --> 00:50:13,911 とにかく 私の支配下に入るのであれば➡ 711 00:50:13,911 --> 00:50:16,914 決して このような 無体なことはされないと➡ 712 00:50:16,914 --> 00:50:20,584 我が名 アインズ・ウール・ゴウンにかけて 約束しよう。 713 00:50:20,584 --> 00:50:24,755 だが 拒否すると言うならば 無理にとは言わん。 714 00:50:24,755 --> 00:50:27,258 好きなところに解放してやる。 715 00:50:27,258 --> 00:50:30,094 なぜ そこまで 親切にしてくれる。 716 00:50:30,094 --> 00:50:33,430 私は ヤルダバオトを 倒そうと思っている。 717 00:50:33,430 --> 00:50:35,599 だから その力を削ぐために➡ 718 00:50:35,599 --> 00:50:38,102 打てる手は すべて打ちたいのだよ。 719 00:50:38,102 --> 00:50:41,272 ヤツが 恐怖で支配しているのならば➡ 720 00:50:41,272 --> 00:50:44,108 裏切る亜人も いるかもしれないしな。 721 00:50:44,108 --> 00:50:47,778 なるほど そういうことか…。 722 00:50:47,778 --> 00:50:52,283 では すまないが しばらく 外に出ていてくれないか? 723 00:50:52,283 --> 00:50:54,485 は はい。 724 00:50:57,288 --> 00:51:03,127 《陛下にとって 人間も亜人も 平等に守る対象なんだ…。 725 00:51:03,127 --> 00:51:05,729 なんてお優しい方なんだろう》 726 00:51:13,137 --> 00:51:15,139 待たせたな。 727 00:51:15,139 --> 00:51:17,308 あっ。 728 00:51:17,308 --> 00:51:20,311 (グスターボ)魔導王陛下 こちらでしたか。 729 00:51:20,311 --> 00:51:22,313 どうかされたのかな? 730 00:51:22,313 --> 00:51:24,315 よき知らせがございます! 731 00:51:24,315 --> 00:51:28,319 聖王女様のお兄様が 見つかったのです。 732 00:51:33,590 --> 00:51:35,593 (グスターボ)カスポンド様。 733 00:51:35,593 --> 00:51:38,762 こちらは 我が国に お力を貸してくださる➡ 734 00:51:38,762 --> 00:51:42,933 魔導国国王 アインズ・ウール・ゴウン陛下です。 735 00:51:42,933 --> 00:51:45,436 (カスポンド)おお…。 736 00:51:45,436 --> 00:51:49,273 お初にお目にかかります 魔導王陛下。 737 00:51:49,273 --> 00:51:53,610 こちらこそ。 お初にお目にかかる 王兄殿。 738 00:51:53,610 --> 00:51:56,447 このような姿で失礼いたします。 739 00:51:56,447 --> 00:51:59,149 いや ご無事で何よりだ。 740 00:52:04,955 --> 00:52:09,293 陛下のお力で 悪魔から解放されました。 741 00:52:09,293 --> 00:52:14,198 民と共に 陛下のご慈悲に 心より感謝申し上げます。 742 00:52:18,802 --> 00:52:21,972 魔導王陛下は いかがされている。 743 00:52:21,972 --> 00:52:25,976 別の一室をご用意し お休みいただいております。 744 00:52:25,976 --> 00:52:28,979 では 今後の話をしよう。 745 00:52:31,482 --> 00:52:34,084 まず 聖王女…。 746 00:52:34,084 --> 00:52:37,087 我が妹カルカが 行方不明と聞いたが➡ 747 00:52:37,087 --> 00:52:39,089 亜人の捕虜となったのか? 748 00:52:39,089 --> 00:52:43,260 魔導王には その可能性を伝えていますが➡ 749 00:52:43,260 --> 00:52:45,262 おそらく お命は…。 750 00:52:45,262 --> 00:52:47,264 それは確認されていない! 751 00:52:47,264 --> 00:52:50,100 もしそうだとしても 遺体さえ見つけられれば➡ 752 00:52:50,100 --> 00:52:52,102 復活は可能なはずだ。 753 00:52:52,102 --> 00:52:55,939 どこかで生きている我が妹 ケラルトさえ見つかれば➡ 754 00:52:55,939 --> 00:52:57,941 カルカ様を蘇生できます! 755 00:52:57,941 --> 00:53:00,778 私としても 妹カルカを救いたい。 756 00:53:00,778 --> 00:53:02,946 そのためにも➡ 757 00:53:02,946 --> 00:53:09,453 この地にとどまり ヤルダバオトの軍勢と一戦交える。 758 00:53:09,453 --> 00:53:12,456 無謀です。 市壁があるとはいえ➡ 759 00:53:12,456 --> 00:53:15,626 包囲されれば 食料が尽きて 終わってしまいます。 760 00:53:15,626 --> 00:53:18,128 南部と合流は謀らないのか? 761 00:53:18,128 --> 00:53:20,297 使者は派遣する。 762 00:53:20,297 --> 00:53:24,802 だが 南の貴族どもは 妹の死を望み➡ 763 00:53:24,802 --> 00:53:28,138 次の聖王を誰にするかで もめているだろう。 764 00:53:28,138 --> 00:53:33,243 そんなヤツらに今 助けを乞うわけにはいかないのだ。 765 00:53:33,243 --> 00:53:39,083 それに魔導王は ヤルダバオトを倒し メイド悪魔を手に入れたら➡ 766 00:53:39,083 --> 00:53:41,251 国に帰ってしまうという。 767 00:53:41,251 --> 00:53:43,921 だが それでは困るのだ。 768 00:53:43,921 --> 00:53:46,924 それまでに この国に入り込んだ 亜人たちを➡ 769 00:53:46,924 --> 00:53:48,926 すり減らしてもらわなくては。 770 00:53:48,926 --> 00:53:52,429 ですが それでは 魔導王陛下との約束が。 771 00:53:52,429 --> 00:53:55,265 ヤツが 魔法で亜人たちを殺しただけ➡ 772 00:53:55,265 --> 00:53:59,603 聖王国の無辜の民の犠牲が 減るのだぞ? 773 00:53:59,603 --> 00:54:02,272 お前たちは どちらを選ぶというのだ。 774 00:54:02,272 --> 00:54:07,111 アンデッドとの約束か 無辜の民の命か。 775 00:54:07,111 --> 00:54:09,780 無辜の民の命に決まっている。 776 00:54:09,780 --> 00:54:13,117 ハハハ そういうことだ 団長。 777 00:54:13,117 --> 00:54:19,123 フフッ。 せいぜい魔導王には 働いてもらおうではないか。 778 00:54:26,130 --> 00:54:28,132 (一同)あっ…。 779 00:54:28,132 --> 00:54:33,237 敵襲! 敵襲! (鐘の音) 780 00:54:33,237 --> 00:54:44,248 ♬~ 781 00:54:44,248 --> 00:54:46,750 この数は…。 782 00:54:46,750 --> 00:54:49,419 (レメディオス)こちらの兵力は1万。 783 00:54:49,419 --> 00:54:51,588 相手は推定4万。 784 00:54:51,588 --> 00:54:55,592 勝利条件は 南からの援軍が 来るまで耐えきるか➡ 785 00:54:55,592 --> 00:54:58,262 敵軍を撤退させること。 786 00:54:58,262 --> 00:55:01,098 団長 ここに いらっしゃいましたか。 787 00:55:01,098 --> 00:55:03,767 グスターボか ちょうどいいところに来た。 788 00:55:03,767 --> 00:55:05,769 お前のアイデアも借りたい。 789 00:55:05,769 --> 00:55:09,940 貸せるのであれば いくらでも お貸ししたいところなのですが➡ 790 00:55:09,940 --> 00:55:13,944 実は少し まずいことに なっておりまして。 なんだ? 791 00:55:13,944 --> 00:55:16,780 一部の民から この戦いに➡ 792 00:55:16,780 --> 00:55:21,285 魔導王は参加してくれないのか という声が上がっているのです。 793 00:55:21,285 --> 00:55:24,288 魔導王から ヤルダバオトと戦うまで➡ 794 00:55:24,288 --> 00:55:27,958 魔力を温存する必要がある と言ってきた。 795 00:55:27,958 --> 00:55:30,794 今回の戦いには 参加しないそうだ。 796 00:55:30,794 --> 00:55:34,231 この都市を奪還する戦いを 見ていた者たちは➡ 797 00:55:34,231 --> 00:55:36,567 我々聖騎士が できなかったことを➡ 798 00:55:36,567 --> 00:55:39,570 魔導王は たやすく行ったと 知っています。 799 00:55:39,570 --> 00:55:42,573 その英雄が 戦闘に参加しないと知れば➡ 800 00:55:42,573 --> 00:55:44,575 士気は地に落ちます。 801 00:55:44,575 --> 00:55:48,579 英雄だと? あれはアンデッドだぞ!? アンデッドでもです。 802 00:55:48,579 --> 00:55:52,416 それに… 英雄で終われば まだマシです。 803 00:55:52,416 --> 00:55:54,751 下手すれば聖王様の…。 804 00:55:54,751 --> 00:55:57,921 聖王女様の だ。 805 00:55:57,921 --> 00:56:00,257 カルカ様は 必ずどこかで➡ 806 00:56:00,257 --> 00:56:02,259 捕らわれの身に なっているはずなのだ。 807 00:56:02,259 --> 00:56:04,428 失礼しました。 808 00:56:04,428 --> 00:56:09,099 聖王女様の 統治に差し障りが 出てくる可能性があります。 809 00:56:09,099 --> 00:56:13,103 なんで そんなことになる! お前たちは どう思っているんだ? 810 00:56:13,103 --> 00:56:17,941 私たち聖騎士は 当然 魔導王を 英雄とは思っておりません。 811 00:56:17,941 --> 00:56:20,277 ですが 平民たちの間に➡ 812 00:56:20,277 --> 00:56:22,946 そういう意見や空気があることは 知っております。 813 00:56:22,946 --> 00:56:26,450 魔導王は 少し力を見せ過ぎました。 814 00:56:26,450 --> 00:56:30,120 グスターボ 私が魔導王を連れてきたのが➡ 815 00:56:30,120 --> 00:56:33,390 間違いだったのか? そんなことはありません。 816 00:56:33,390 --> 00:56:36,727 あのときは あれが最善の選択でした。 817 00:56:36,727 --> 00:56:40,230 では これからどうすればいい? 818 00:56:40,230 --> 00:56:45,402 今回は私たちだけで あの大軍を撃退することです。 819 00:56:45,402 --> 00:56:49,406 でなければ 将来 ヤルダバオトを倒したとしても➡ 820 00:56:49,406 --> 00:56:52,609 戦争が続くかもしれません。 821 00:56:59,082 --> 00:57:02,252 (ヴィジャー)なぜ攻めん? 822 00:57:02,252 --> 00:57:04,588 ここに来てもう3日だ。 823 00:57:04,588 --> 00:57:10,093 ふん。 あの都市は 豪王バザーが守っていたと聞く。 824 00:57:10,093 --> 00:57:12,930 あれほどの強者を倒した相手が いるということに➡ 825 00:57:12,930 --> 00:57:15,265 おびえているのでは ないだろうな? 826 00:57:15,265 --> 00:57:18,435 (ロケシュ)ヴィジャー殿 そう興奮されるな。 827 00:57:18,435 --> 00:57:22,773 (ナスレネ)やれやれ。 何も知らない 雛っ子が さえずるわい。 828 00:57:22,773 --> 00:57:25,442 ばばぁは腰が重くて困るな。 829 00:57:25,442 --> 00:57:27,778 ほぅ。 (ハリシャ)ヒヒヒヒ。 830 00:57:27,778 --> 00:57:31,281 よさないか 2人とも。 831 00:57:31,281 --> 00:57:33,717 軍議の席での狼藉は➡ 832 00:57:33,717 --> 00:57:37,220 ヤルダバオト様に 報告せねばならなくなる。 833 00:57:37,220 --> 00:57:41,725 ちっ。 (ロケシュ)そして 攻めない理由だが➡ 834 00:57:41,725 --> 00:57:46,730 ヤルダバオト様が 数日は人間たちに 時間を与えろと➡ 835 00:57:46,730 --> 00:57:51,068 おっしゃられたのだ。 恐怖を与えるためにな。 836 00:57:51,068 --> 00:57:54,071 なるほど そういうことか。 837 00:57:54,071 --> 00:57:57,908 とはいえ 何日と指定されたわけではない。 838 00:57:57,908 --> 00:58:00,744 あと2日したら攻めるとしよう。 839 00:58:00,744 --> 00:58:04,414 それと もう一点 重要なご命令がある。 840 00:58:04,414 --> 00:58:08,752 人間の一部は生かして 逃がせとのことだ。 841 00:58:08,752 --> 00:58:13,757 つまり 他は皆殺しでいい ということだな? 842 00:58:13,757 --> 00:58:19,763 (ロケシュ)かまわんよ。 では 2日後まで英気を養ってくれ。 843 00:58:27,604 --> 00:58:30,440 (ノック) 844 00:58:30,440 --> 00:58:34,244 従者 ネイア・バラハです。 入りたまえ。 845 00:58:40,050 --> 00:58:43,053 私は聖騎士団の一員として➡ 846 00:58:43,053 --> 00:58:46,890 最前線に 配備されることになりました。 847 00:58:46,890 --> 00:58:51,395 陛下の従者という役目が 果たせなくなりましたので➡ 848 00:58:51,395 --> 00:58:54,898 本日は おわびとご挨拶に 伺いました。 849 00:58:54,898 --> 00:59:00,070 ヤルダバオトは私の魔力の欠乏を 狙っている可能性がある。 850 00:59:00,070 --> 00:59:05,742 ヤツの姿が確認できないのであれば 私の助けは期待できないぞ。 851 00:59:05,742 --> 00:59:07,911 承知の上です。 852 00:59:07,911 --> 00:59:11,248 それでも 私はこの国の民として➡ 853 00:59:11,248 --> 00:59:14,584 できるかぎり人を救わなくては ならないと思います。 854 00:59:14,584 --> 00:59:19,423 弱者を 苦しんでいる人々を 救うのは当然のことです。 855 00:59:19,423 --> 00:59:21,425 ふむ。 856 00:59:23,593 --> 00:59:25,896 私の好きな瞳だ。 857 00:59:28,265 --> 00:59:32,769 ならば バラハ嬢に いくつかのアイテムを貸し出そう。 858 00:59:35,705 --> 00:59:37,874 こ これは! 859 00:59:37,874 --> 00:59:39,876 ただでさえ 私はすでに➡ 860 00:59:39,876 --> 00:59:43,046 このアルティメイト・シューティングスター・スーパーを お借りしています! 861 00:59:43,046 --> 00:59:45,549 私は これもお返ししようと…。 862 00:59:45,549 --> 00:59:49,219 これは私が先日倒した 亜人王の鎧だ。 863 00:59:49,219 --> 00:59:51,721 きっと その身を 守ってくれるだろう。 864 00:59:51,721 --> 00:59:55,392 そ それからこれは バイザー型ミラーシェード。 865 00:59:55,392 --> 00:59:59,062 これは視線を悟らせないように するだけでなく…。 へ 陛下! 866 00:59:59,062 --> 01:00:03,066 申し訳ありません。 これらを お借りすることはできません。 867 01:00:03,066 --> 01:00:05,168 どうしてだね? 868 01:00:07,904 --> 01:00:14,077 それでは約束してくれないか? 必ず私に返すと。 869 01:00:14,077 --> 01:00:24,087 ♬~ 870 01:00:24,087 --> 01:00:26,256 ありがとうございます。 871 01:00:26,256 --> 01:00:31,428 きっと… いえ 必ず生きてお返しいたします! 872 01:00:31,428 --> 01:00:44,941 ♬~ 873 01:00:44,941 --> 01:00:48,612 おしまいだ。 こんなの かなうわけがない。 874 01:00:48,612 --> 01:00:52,282 だけど ここを解放した 魔導王陛下なら…。 875 01:00:52,282 --> 01:00:55,952 魔導王陛下は 今回の戦いには参加されません。 876 01:00:55,952 --> 01:00:57,954 えっ? アンタ➡ 877 01:00:57,954 --> 01:01:01,625 魔導王様のお付きの従者だよ… あ いや ですよね? 878 01:01:01,625 --> 01:01:03,627 あ はい。 そうです。 879 01:01:03,627 --> 01:01:06,129 じゃあ 何か知っているのですか? 880 01:01:06,129 --> 01:01:10,300 魔導王陛下は ヤルダバオトという 強敵と戦うために➡ 881 01:01:10,300 --> 01:01:12,802 魔力を温存しなければいけません。 882 01:01:12,802 --> 01:01:16,139 だから今回は 私たちだけで戦うんです。 883 01:01:16,139 --> 01:01:18,475 俺たちだけで…。 884 01:01:18,475 --> 01:01:22,279 かなうはずないじゃないか! 俺たちに死ねって言うのか? 885 01:01:25,315 --> 01:01:29,519 でも… 私たちの国じゃないですか。 886 01:01:31,488 --> 01:01:35,091 私たちの国を守るのは 私たちです! 887 01:01:35,091 --> 01:01:38,595 魔導王陛下は 他国の王なんですよ! 888 01:01:38,595 --> 01:01:40,597 私たちの弱さを理由に➡ 889 01:01:40,597 --> 01:01:43,600 そんなお方を頼るのは おかしくないですか? 890 01:01:43,600 --> 01:01:50,273 自分の大切なものは 自分で守る他ないんです。 891 01:01:50,273 --> 01:01:53,944 だから… 私は戦います。 892 01:01:53,944 --> 01:01:57,280 く… 亜人は強いんだ。 893 01:01:57,280 --> 01:02:00,283 騎士でもない俺たちが かなうはずない。 894 01:02:02,953 --> 01:02:08,458 けどよ… 俺にも 妻と子どもがいるんだ。 895 01:02:10,460 --> 01:02:14,130 だから… 俺も戦う。 896 01:02:14,130 --> 01:02:18,134 はい! 一緒に戦いましょう! 897 01:02:18,134 --> 01:02:20,136 (太鼓の音) 898 01:02:20,136 --> 01:02:36,753 ♬~ 899 01:02:36,753 --> 01:02:38,755 うわ~っ! 900 01:02:38,755 --> 01:02:40,757 ⚟恐れるな! 901 01:02:40,757 --> 01:02:42,759 「神の御旗の下に」! 902 01:02:42,759 --> 01:02:48,765 ♬~ 903 01:02:48,765 --> 01:02:52,936 敵の矢弾も無限ではない! 今は耐えるんだ! 904 01:02:52,936 --> 01:03:06,950 ♬~ 905 01:03:06,950 --> 01:03:08,952 (兵士たち)おお…! 行け! 906 01:03:08,952 --> 01:03:31,474 ♬~ 907 01:03:31,474 --> 01:03:33,410 ぐおっ! 908 01:03:33,410 --> 01:03:36,246 この弓でも私では…! 909 01:03:36,246 --> 01:03:38,581 逃げて! ここに反撃が来る! 910 01:03:38,581 --> 01:03:42,419 (兵士たち)ぐわ~っ! 911 01:03:42,419 --> 01:03:49,426 (太鼓の音) 912 01:03:49,426 --> 01:03:51,428 あっ。 913 01:03:51,428 --> 01:03:59,769 (太鼓の音) 914 01:03:59,769 --> 01:04:01,771 来るか。 915 01:04:05,608 --> 01:04:14,451 (泣き声) 916 01:04:14,451 --> 01:04:16,453 フッ! (泣き声) 917 01:04:16,453 --> 01:04:20,790 (泣き声) 918 01:04:20,790 --> 01:04:22,792 あっ! うわっ! 919 01:04:22,792 --> 01:04:24,794 何をしているの! 920 01:04:24,794 --> 01:04:28,465 弓がある者はうて! ない者は石を投げろ! 921 01:04:28,465 --> 01:04:32,135 あの子たちを… 私たちは! 922 01:04:32,135 --> 01:04:34,738 弱い私たちには助けられない! 923 01:04:34,738 --> 01:04:38,908 ♬~ 924 01:04:38,908 --> 01:04:40,910 くっ! 925 01:04:40,910 --> 01:04:44,080 お前らも亜人どもを攻撃しろ! 926 01:04:44,080 --> 01:04:46,249 人質の子どものことは 諦めるんだ! 927 01:04:46,249 --> 01:04:48,251 あの人は…。 928 01:04:48,251 --> 01:04:50,253 ここが抜かれたら➡ 929 01:04:50,253 --> 01:04:53,256 中の女 子どもが もっとひどい目に遭うんだぞ! 930 01:04:53,256 --> 01:04:55,592 テメエの子どもが 大事じゃねえのか! 931 01:04:55,592 --> 01:04:58,261 や やるしかない! 攻撃しろ! 932 01:04:58,261 --> 01:05:00,263 石を持ってこい! 933 01:05:00,263 --> 01:05:20,950 ♬~ 934 01:05:20,950 --> 01:05:24,788 うっ。 う…。 935 01:05:24,788 --> 01:05:28,792 これは… 鎧の力…。 936 01:05:28,792 --> 01:05:33,396 神官たちを呼んで魔法の支援を! 937 01:05:33,396 --> 01:05:35,899 登ってきた亜人どもを 槍で突くんだ! 938 01:05:35,899 --> 01:05:37,901 オアッ! 939 01:05:37,901 --> 01:05:50,747 ♬~ 940 01:05:50,747 --> 01:05:54,083 1列目! 盾 構え! 941 01:05:54,083 --> 01:05:56,419 下ろせ! (民兵たち)おおっ! 942 01:05:56,419 --> 01:06:00,757 (レメディオス)2列目! 盾 構え! (民兵たち)おおっ! 943 01:06:00,757 --> 01:06:04,093 3列目! 長槍隊前進! (民兵たち)おおっ! 944 01:06:04,093 --> 01:06:07,430 続いて4列目! 長槍隊前進! 945 01:06:07,430 --> 01:06:09,432 (民兵たち)おおっ! 946 01:06:09,432 --> 01:06:13,269 騎士たちよ! 彼らを 悪魔の恐怖から守るのだ! 947 01:06:13,269 --> 01:06:17,440 「神の御旗の下に」! 948 01:06:17,440 --> 01:06:20,443 よろしい! では始めるぞ。 949 01:06:20,443 --> 01:06:22,779 門! 上げよ! 950 01:06:22,779 --> 01:06:26,783 ♬~ 951 01:06:26,783 --> 01:06:30,787 薄汚い亜人ども! 貴様らの毛皮を剥ぎ取って➡ 952 01:06:30,787 --> 01:06:33,790 尻を拭く材料にしてやろうか! 953 01:06:37,560 --> 01:06:40,396 (レメディオス)槍隊 引け! 954 01:06:40,396 --> 01:06:43,066 槍隊 突け! 955 01:06:43,066 --> 01:06:46,736 今だ! 投げろ! 956 01:06:46,736 --> 01:06:48,738 おお…。 957 01:06:51,741 --> 01:06:54,077 はあ~! 958 01:06:54,077 --> 01:07:12,262 ♬~ 959 01:07:12,262 --> 01:07:15,265 フフフフフ…。 960 01:07:17,934 --> 01:07:23,106 3対1では勝算は皆無… か。 961 01:07:23,106 --> 01:07:26,276 聖騎士サビカス 聖騎士エステバン。 962 01:07:26,276 --> 01:07:28,611 はっ! はっ! 963 01:07:28,611 --> 01:07:31,948 お前たち 私が あのうちの一匹を殺すまで➡ 964 01:07:31,948 --> 01:07:34,217 他の二匹を 抑えることができるか? 965 01:07:34,217 --> 01:07:37,220 (サビカス)お任せください! (エステバン)身命に代えましても! 966 01:07:37,220 --> 01:07:40,390 俺は3人が相手でもかまわんぞ。 967 01:07:40,390 --> 01:07:45,561 フン。 お前こそ私と戦ったことを あの世で後悔するんだな。 968 01:07:45,561 --> 01:07:49,566 ヒヒヒヒ。 では 人間のお嬢さんは➡ 969 01:07:49,566 --> 01:07:53,403 ヴィジャー殿に任せるとしようか。 フン。 970 01:07:53,403 --> 01:07:57,407 その剣 なかなかの業物とみた。 971 01:07:57,407 --> 01:08:00,076 お前の名前を聞いておこう。 972 01:08:00,076 --> 01:08:02,745 レメディオス・カストディオ。 973 01:08:02,745 --> 01:08:07,750 お前がか。 お前が この国最強といわれる聖騎士か! 974 01:08:07,750 --> 01:08:10,253 ハハハハハ! これはいい。 975 01:08:10,253 --> 01:08:13,923 俺の名は ヴィジャー・ラージャンダラー。 976 01:08:13,923 --> 01:08:18,928 お前を殺せば 俺の名は 魔爪として広く知れ渡るだろう。 977 01:08:18,928 --> 01:08:21,431 ざれ言を! 978 01:08:27,604 --> 01:08:30,106 うお~! 979 01:08:30,106 --> 01:08:32,275 剛撃! 980 01:08:32,275 --> 01:08:35,044 要塞! 981 01:08:35,044 --> 01:08:38,147 剛爪! 剛撃! 982 01:08:40,216 --> 01:08:43,720 うわあ! (ハリシャ)ヒヒヒ こっちは死んだぞ。 983 01:08:43,720 --> 01:08:45,888 なに! 984 01:08:45,888 --> 01:08:49,726 こっちもじゃ。 雛っこ そちらは まだまだの様子。 985 01:08:49,726 --> 01:08:52,061 手助けしようか? 986 01:08:52,061 --> 01:08:55,064 (ヴィジャー)ふざけるなよ。 俺の偉伝にケチがつく。 987 01:08:55,064 --> 01:08:58,067 それじゃ どうするかね ナスレネ殿。 988 01:08:58,067 --> 01:09:01,904 そこらにいる人間の盾でも 打ち破って 先に。 989 01:09:01,904 --> 01:09:04,240 させるか! 990 01:09:04,240 --> 01:09:08,411 貴様! 俺が相手だと 言っているだろうが! 991 01:09:08,411 --> 01:09:10,580 (ざわめき) 992 01:09:10,580 --> 01:09:14,584 民兵! 盾を構えておけ! ちっ。 993 01:09:14,584 --> 01:09:18,254 もう切り札を使うハメになるとは。 994 01:09:18,254 --> 01:09:22,258 極・聖撃! 995 01:09:22,258 --> 01:09:27,096 おお! うお~! 996 01:09:27,096 --> 01:09:29,432 なんだ? 997 01:09:29,432 --> 01:09:31,601 なぜ きかない? 998 01:09:31,601 --> 01:09:35,538 派手な技だが ほとんど痛みがないな。 999 01:09:35,538 --> 01:09:38,207 見た目だけなのか? 1000 01:09:38,207 --> 01:09:41,210 私たちの国に 攻め込んでおきながら! 1001 01:09:41,210 --> 01:09:46,883 人々を苦しめながら! 悪の位相ではないだと…。 1002 01:09:46,883 --> 01:09:50,553 ヒヒヒヒ すさまじい光だったな。 1003 01:09:50,553 --> 01:09:53,723 まぶしいのぉ。 1004 01:09:53,723 --> 01:09:56,059 (ヴィジャー)さて人間! 1005 01:09:56,059 --> 01:10:00,063 俺の引き立て役としては 十分に働いてくれたな。 1006 01:10:00,063 --> 01:10:03,900 降伏するなら 苦しくないように殺してやるぞ。 1007 01:10:03,900 --> 01:10:08,237 では ヴィジャー殿 そちらはお願いするぞ。 1008 01:10:08,237 --> 01:10:12,442 わしらは お前一人の相手を しておれんのじゃよ。 1009 01:10:14,911 --> 01:10:17,246 聖騎士たちよ 民を守れ! 1010 01:10:17,246 --> 01:10:20,917 カルカ様の民を 誰一人死なせはせん! 1011 01:10:20,917 --> 01:10:28,257 ヒヒヒヒヒ。 ナスレネ殿 お前の力で 後ろのヤツらを消してはどうかな? 1012 01:10:28,257 --> 01:10:30,259 そうじゃな。 1013 01:10:33,763 --> 01:10:37,433 決闘宣言! 1014 01:10:37,433 --> 01:10:39,602 クソ! 1015 01:10:39,602 --> 01:10:44,607 お前の相手は俺だと 先ほどから言っている! 1016 01:10:44,607 --> 01:10:46,709 (ナスレネ)火球! 1017 01:10:50,279 --> 01:10:52,482 (アインズ)骸骨壁! 1018 01:10:57,453 --> 01:11:00,123 (アインズ)戦場の習いとはいえ➡ 1019 01:11:00,123 --> 01:11:03,292 3対1とは見るに堪えんな。 1020 01:11:03,292 --> 01:11:05,795 なんじゃ アイツは? 1021 01:11:05,795 --> 01:11:10,633 アンデッド。 おそらく エルダーリッチじゃろう。 1022 01:11:10,633 --> 01:11:13,136 助けだ! 助けが来たぞ! おおっ! 1023 01:11:13,136 --> 01:11:17,807 魔導王陛下! お助けください! 魔導王陛下! 1024 01:11:17,807 --> 01:11:20,643 何をしに来た! 1025 01:11:20,643 --> 01:11:24,247 何を? しに来た? 1026 01:11:28,484 --> 01:11:31,487 助勢のつもりだが? 1027 01:11:31,487 --> 01:11:35,258 そうか。 であれば 任せる。 む? 1028 01:11:35,258 --> 01:11:38,094 この場所は魔導王に任せる! えっ!? 1029 01:11:38,094 --> 01:11:41,597 我々は戦局が切迫している ところに援軍に向かうぞ。 1030 01:11:41,597 --> 01:11:44,100 兵たちは全員ついてこい! 1031 01:11:44,100 --> 01:11:46,102 はっ? 1032 01:11:48,437 --> 01:11:52,942 これほど礼を欠いた 行動をされたのは初めてだ。 1033 01:11:52,942 --> 01:11:55,778 恩を売るなら 聖騎士団団長のほうが➡ 1034 01:11:55,778 --> 01:12:01,117 ずっと利が大きいと踏んだが あんな無礼なヤツだったとは。 1035 01:12:01,117 --> 01:12:04,120 アンデッドが人間の助けとはな。 1036 01:12:04,120 --> 01:12:07,123 ネクロマンサーに使役されているのか? 1037 01:12:07,123 --> 01:12:12,295 しかも置いていかれたようじゃな。 ヒヒヒヒ 哀れ哀れ。 1038 01:12:12,295 --> 01:12:14,297 黙れ! 1039 01:12:18,301 --> 01:12:20,469 なっ 何をした! 1040 01:12:20,469 --> 01:12:23,673 黙れ! と言ったよな? 1041 01:12:26,309 --> 01:12:29,712 えっ? えっ? 何がいったい? 1042 01:12:31,814 --> 01:12:34,750 (アインズ)大損だ。 1043 01:12:34,750 --> 01:12:38,421 亜人を滅ぼせ。 1044 01:12:38,421 --> 01:12:49,432 ♬~ 1045 01:12:49,432 --> 01:12:54,770 こんなことならば ネイア・バラハを優先すべきだった。 1046 01:12:54,770 --> 01:13:01,777 (喚声) 1047 01:13:01,777 --> 01:13:07,617 (ジャジャン)お~! やっ! 1048 01:13:07,617 --> 01:13:12,922 ラゴン族 ジャジャン様が 指揮官の首を取ったぞ! 1049 01:13:15,124 --> 01:13:20,129 ラゴン族 ジャジャン! このネイア・バラハが討ち取った! 1050 01:13:26,802 --> 01:13:29,972 うかつに あの人間に近づくな! 1051 01:13:29,972 --> 01:13:32,308 (亜人)豪王の鎧を着ているぞ。 1052 01:13:32,308 --> 01:13:35,711 豪王? 豪王バザーの鎧か! 1053 01:13:37,580 --> 01:13:39,882 クッ。 (亜人)それに あの眼光! 1054 01:13:42,418 --> 01:13:44,921 おお~! くあっ…。 1055 01:13:44,921 --> 01:13:50,226 (亜人)殺りくに飢えた目だ。 それにあのすさまじい弓。 1056 01:13:56,265 --> 01:14:00,436 (亜人)狂眼の射手…。 1057 01:14:00,436 --> 01:14:04,273 バラハさん ここはもうダメだ。 アンタは逃げてくれ。 1058 01:14:04,273 --> 01:14:06,442 私は…。 1059 01:14:06,442 --> 01:14:10,112 《この武器は 返さなくちゃならない。 1060 01:14:10,112 --> 01:14:12,782 この武器を持った私が逃げたら➡ 1061 01:14:12,782 --> 01:14:17,620 陛下に敵意を持つ人たちは なんて言うだろう。 だったら…》 1062 01:14:17,620 --> 01:14:20,122 逃げるものか! 1063 01:14:20,122 --> 01:14:22,725 うわあ~! 1064 01:14:25,461 --> 01:14:27,763 うっ…。 1065 01:14:32,468 --> 01:14:34,737 《怖い…》 1066 01:14:34,737 --> 01:14:38,240 狂眼の射手 あと一歩で死ぬぞ! 1067 01:14:38,240 --> 01:14:40,576 ああ 一斉にやるぞ! 1068 01:14:40,576 --> 01:14:42,912 (叫び声) 1069 01:14:42,912 --> 01:14:46,248 《怖い…。 1070 01:14:46,248 --> 01:14:48,250 怖い…。 1071 01:14:48,250 --> 01:14:51,587 お父さん お母さん…。 1072 01:14:51,587 --> 01:14:54,090 陛下》 1073 01:14:54,090 --> 01:14:56,092 (刺さる音) 1074 01:15:04,767 --> 01:15:09,438 (アインズ)危ないところだったな。 1075 01:15:09,438 --> 01:15:14,276 (ネイア)へ… い… か…。 1076 01:15:14,276 --> 01:15:20,182 (アインズ)ネイア・バラハ ここは私に任せて休んでいろ。 1077 01:15:22,118 --> 01:15:25,121 亜人たちは…。 1078 01:15:31,794 --> 01:15:38,734 だ… 大丈夫です 陛下… もったい ない…。 1079 01:15:38,734 --> 01:15:43,639 遠慮するな。 これで疲労も回復させられる。 1080 01:15:45,574 --> 01:15:47,910 助けが遅くなって悪かったな。 1081 01:15:47,910 --> 01:15:51,247 陛下 大丈夫なのですか? 1082 01:15:51,247 --> 01:15:53,582 私たちを助けに来て。 1083 01:15:53,582 --> 01:15:56,919 ヤルダバオトとの戦いのために魔力を…。 1084 01:15:56,919 --> 01:16:00,923 大丈夫だ。 お前を助けるためと考えれば➡ 1085 01:16:00,923 --> 01:16:03,726 しかたがないことだ。 1086 01:16:06,429 --> 01:16:09,432 陛下… わかりました。 1087 01:16:09,432 --> 01:16:11,434 んっ? 何が だ…。 1088 01:16:11,434 --> 01:16:14,603 正義とは何か… が わかったのです。 1089 01:16:14,603 --> 01:16:18,607 はっ? 陛下こそが正義なのです。 1090 01:16:18,607 --> 01:16:21,777 君は 疲れているのではないか? 1091 01:16:21,777 --> 01:16:27,116 疲れてはいます。 でも それ以上に確信できたのです。 1092 01:16:27,116 --> 01:16:29,452 弱ければ正義は守れない。 1093 01:16:29,452 --> 01:16:32,121 力だけあっても 正義にはならない…。 1094 01:16:32,121 --> 01:16:36,725 力を持ち その力を 正しいことに使うことこそ➡ 1095 01:16:36,725 --> 01:16:41,897 正義であり すなわち 陛下こそが正義なのです。 1096 01:16:41,897 --> 01:16:44,066 えっ ええ…。 1097 01:16:44,066 --> 01:16:46,235 ⚟魔導王陛下! 1098 01:16:46,235 --> 01:16:48,237 ありがとうございます! 1099 01:16:48,237 --> 01:16:51,407 魔導王陛下! ここまで 助けに来てくださったのですね! 1100 01:16:51,407 --> 01:16:53,909 気にするな。 1101 01:16:53,909 --> 01:16:56,712 いや 気にしてもらおう。 1102 01:16:59,415 --> 01:17:01,750 感謝のしるしとして➡ 1103 01:17:01,750 --> 01:17:05,454 彼女を安全な場所まで 運んでもらいたい。 1104 01:17:07,590 --> 01:17:13,429 ネイア・バラハよ。 そして この国の民たちよ。 1105 01:17:13,429 --> 01:17:16,632 あとは私に任せておけ。 1106 01:17:20,769 --> 01:17:24,473 (喚声) 1107 01:17:27,610 --> 01:17:31,113 魔導王陛下! ありがとうございます! 1108 01:17:31,113 --> 01:17:33,883 魔導王陛下 万歳! 1109 01:17:33,883 --> 01:17:54,103 ♬~ 1110 01:17:56,071 --> 01:17:58,073 よいしょ。 1111 01:17:58,073 --> 01:18:00,075 手伝いにいくよ。 ああ よかった。 1112 01:18:00,075 --> 01:18:02,077 ありがとう。 1113 01:18:04,079 --> 01:18:07,082 まさか亜人4万を全滅できるとは。 1114 01:18:07,082 --> 01:18:11,086 聖王国の 記念すべき勝利ですね 王兄殿下。 1115 01:18:11,086 --> 01:18:15,257 残念だが 正確には違うな。 1116 01:18:15,257 --> 01:18:19,261 魔導王陛下 一人の力による 勝利だ。 1117 01:18:19,261 --> 01:18:21,430 違う。 1118 01:18:21,430 --> 01:18:25,267 我々の尽力あってのことだ。 それを忘れるな。 1119 01:18:25,267 --> 01:18:29,772 確かに 君の言うとおりだ カストディオ団長。 1120 01:18:29,772 --> 01:18:33,709 聖騎士 そして民たちが 死力を尽くさなければ➡ 1121 01:18:33,709 --> 01:18:38,547 この戦いには勝利できなかった。 それは事実だ。 1122 01:18:38,547 --> 01:18:43,218 そして 魔導王陛下がいなければ 負けていたのも事実だ。 1123 01:18:43,218 --> 01:18:45,888 違うかね? 1124 01:18:45,888 --> 01:18:49,725 魔導王など 途中から 出てきただけではないか! 1125 01:18:49,725 --> 01:18:52,728 どれだけの 死者があっての勝利だ!? 1126 01:18:52,728 --> 01:18:58,901 民 聖騎士 神官… 数多くの犠牲あっての勝利だぞ! 1127 01:18:58,901 --> 01:19:01,070 団長。 1128 01:19:01,070 --> 01:19:03,239 しかも あの骨野郎。 1129 01:19:03,239 --> 01:19:05,741 しまいには 空を飛び回ってアピールだ! 1130 01:19:05,741 --> 01:19:09,745 ヤツにとって この戦いは遊びか! 1131 01:19:09,745 --> 01:19:15,417 そうか。 ヤルダバオトと魔導王は グルなんだ。 1132 01:19:15,417 --> 01:19:19,421 考えてみれば 利益を得ているのは アイツだけじゃないか。 1133 01:19:19,421 --> 01:19:23,092 いずれヤツが 魔導国が この国を支配するために➡ 1134 01:19:23,092 --> 01:19:25,761 戦力を減らそうと しているんじゃないのか? 1135 01:19:25,761 --> 01:19:29,098 カストディオ団長 少し疲れているようだね。 1136 01:19:29,098 --> 01:19:31,600 君は休みたまえ。 しかし! 1137 01:19:31,600 --> 01:19:34,103 これは命令だ。 1138 01:19:40,542 --> 01:19:43,212 殿下 中へ! 1139 01:19:43,212 --> 01:19:56,558 ♬~ 1140 01:19:56,558 --> 01:19:59,061 ヤルダバオト! 1141 01:19:59,061 --> 01:20:01,230 (憤怒の魔将) 私を出迎えてくれたことに➡ 1142 01:20:01,230 --> 01:20:05,567 感謝をしよう 人間たちよ。 1143 01:20:05,567 --> 01:20:08,404 (叫び声) 1144 01:20:08,404 --> 01:20:10,906 邪魔だ。 1145 01:20:10,906 --> 01:20:13,409 あっ! うう…。 1146 01:20:21,750 --> 01:20:25,087 ハハハハ…。 (カルカ)う… あ…。 1147 01:20:25,087 --> 01:20:27,089 くっ…。 1148 01:20:36,932 --> 01:20:41,437 カルカ… 様…。 1149 01:20:41,437 --> 01:20:46,108 やれやれ 半分どこかに 飛んでいってしまったな。 1150 01:20:46,108 --> 01:20:49,445 あの女が何も考えずに 突進してこなければ➡ 1151 01:20:49,445 --> 01:20:54,616 このようなことには ならなかったのだが…。 1152 01:20:54,616 --> 01:20:56,785 あ…。 1153 01:20:56,785 --> 01:20:58,954 ああ~! 1154 01:20:58,954 --> 01:21:04,293 いい音色だ。 (叫び声) 1155 01:21:04,293 --> 01:21:11,300 ああ… あっ あ… はあ はあ…。 1156 01:21:11,300 --> 01:21:16,305 さて はじめまして だな。 1157 01:21:16,305 --> 01:21:21,143 魔導王アインズ・ウール・ゴウン殿。 1158 01:21:21,143 --> 01:21:25,814 様を付けて 呼んだほうがいいかね? 1159 01:21:25,814 --> 01:21:30,652 それには及ばない。 さて ここに来た理由は➡ 1160 01:21:30,652 --> 01:21:34,089 私と勝負をつけるため… でよいのだな? 1161 01:21:34,089 --> 01:21:36,759 そのとおりだ 魔導王よ。 1162 01:21:36,759 --> 01:21:41,263 お前が来たからには 弱き者が いくらいても意味はない。 1163 01:21:41,263 --> 01:21:45,267 そして お前の強さはモモン以上だ。 1164 01:21:45,267 --> 01:21:50,439 だからこそ 必勝の策をとらせてもらおう! 1165 01:21:50,439 --> 01:21:53,442 メイド悪魔? 1166 01:21:53,442 --> 01:21:56,945 ふむ これは…。 陛下。 1167 01:21:56,945 --> 01:22:00,449 私たちのことは 心配しないでください。 ん? 1168 01:22:00,449 --> 01:22:03,786 フハハハハ 安心しろ 人間どもよ。 1169 01:22:03,786 --> 01:22:08,957 お前たちは あとでゆっくりと いたぶりながら殺してやる。 1170 01:22:08,957 --> 01:22:15,964 私たちは この都市の中心にある 時計塔で待つとしよう。 1171 01:22:15,964 --> 01:22:19,802 来るがよい! 魔導王よ! 1172 01:22:19,802 --> 01:22:23,972 カスポンド殿 時間を稼ぐ。 1173 01:22:23,972 --> 01:22:28,143 民たちに 都市の中央から 退避するよう告げてほしい。 1174 01:22:28,143 --> 01:22:30,813 承知した。 陛下! 1175 01:22:30,813 --> 01:22:34,583 陛下は この都市の解放のために 多数の魔法を使われました。 1176 01:22:34,583 --> 01:22:36,752 大丈夫なのでしょうか? 1177 01:22:36,752 --> 01:22:39,087 確かに 危険かもしれない。 1178 01:22:39,087 --> 01:22:42,090 だが ここで逃げるわけにはいかない。 1179 01:22:42,090 --> 01:22:44,593 なぜです? 魔導国の民には➡ 1180 01:22:44,593 --> 01:22:47,095 あなたが 必要なのではないですか! 1181 01:22:47,095 --> 01:22:51,099 それが 王の約束だからだ。 1182 01:22:55,604 --> 01:22:58,941 それに 向こうから来たと いうのであれば好都合。 1183 01:22:58,941 --> 01:23:01,777 この機会に ヤツを滅ぼし➡ 1184 01:23:01,777 --> 01:23:06,181 メイド悪魔を得てやろう! (泣き声) 1185 01:23:08,450 --> 01:23:13,288 伝言。 ハンゾウ 周りの状況はどうだ? 1186 01:23:13,288 --> 01:23:18,293 プレアデス? 近くにいるのは知っているが…。 1187 01:23:18,293 --> 01:23:21,964 《やれやれ 今回もプレイヤーの影も➡ 1188 01:23:21,964 --> 01:23:25,801 世界級アイテムを 持つものの影もなし か…。 1189 01:23:25,801 --> 01:23:29,805 しかたない。 警戒は無駄にはならないからな。 1190 01:23:29,805 --> 01:23:35,744 準備は万全だ。 あとはデミウルゴスの 計画どおりに行動すればいい。 1191 01:23:35,744 --> 01:23:40,249 ミスっても お前を試すためだったと 言えばいいしな。 1192 01:23:40,249 --> 01:23:44,920 だいたい デミウルゴスは 俺のことを なんだと思っているんだ。 1193 01:23:44,920 --> 01:23:48,090 今回の作戦マニュアルだって ほとんどが➡ 1194 01:23:48,090 --> 01:23:50,592 「あとは流れでよろしく」って…。 1195 01:23:50,592 --> 01:23:54,596 常識的に考えて 他国の王が単身で来るかよ。 1196 01:23:54,596 --> 01:23:58,433 デミウルゴスも アルベドも せめて俺の能力を考慮して➡ 1197 01:23:58,433 --> 01:24:01,436 案件を投げてくれないかなあ。 1198 01:24:01,436 --> 01:24:03,605 よし 頑張れ 俺。 1199 01:24:03,605 --> 01:24:07,209 ここを乗り越えれば あとは まだ楽だ》 1200 01:24:13,282 --> 01:24:16,285 《アインズ:憤怒の魔将 イビルロード・ラースは➡ 1201 01:24:16,285 --> 01:24:20,455 デミウルゴスが召喚した悪魔で レベルは84。 1202 01:24:20,455 --> 01:24:23,792 物理攻撃に重点が置かれたタイプで➡ 1203 01:24:23,792 --> 01:24:27,462 HPもかなり高い 純戦士系モンスターだ》 1204 01:24:27,462 --> 01:24:30,465 さて 話は聞いているな。 1205 01:24:30,465 --> 01:24:35,404 無論でございます アインズ様。 1206 01:24:35,404 --> 01:24:39,074 それで デミウルゴス このあと あの都市を➡ 1207 01:24:39,074 --> 01:24:42,744 お前が召喚した悪魔が 襲ってくる予定になっていたな? 1208 01:24:42,744 --> 01:24:45,080 (デミウルゴス)はい さようです。 1209 01:24:45,080 --> 01:24:48,083 そこで 二つ願いがある。 1210 01:24:48,083 --> 01:24:51,420 一つは 私が 個人的に行っている計画に➡ 1211 01:24:51,420 --> 01:24:54,256 協力してほしいということ。 1212 01:24:54,256 --> 01:24:57,092 そして もう一つが…。 1213 01:24:57,092 --> 01:25:00,596 召喚した悪魔に 私と本気で戦うように➡ 1214 01:25:00,596 --> 01:25:04,933 命じてほしいということだ。 (デミウルゴス)そ… それは…。 1215 01:25:04,933 --> 01:25:07,602 (アルベド)わかりました。 (デミウルゴス)アルベド! 1216 01:25:07,602 --> 01:25:10,272 (アルベド)ですが 憤怒の魔将だけでは➡ 1217 01:25:10,272 --> 01:25:13,108 満足されないのではと愚考します。 1218 01:25:13,108 --> 01:25:18,113 メイド悪魔たちにも 相手させる というのはどうでしょうか。 1219 01:25:18,113 --> 01:25:20,449 (アインズ)シズもいるのか! 1220 01:25:20,449 --> 01:25:25,287 それでは プレアデスを 殺してしまうかもしれないぞ。 1221 01:25:25,287 --> 01:25:29,291 (アルベド)では全員 グレータードッペルゲンガーを変身させて➡ 1222 01:25:29,291 --> 01:25:31,960 アインズ様に相手していただきます。 1223 01:25:31,960 --> 01:25:48,076 ♬~ 1224 01:25:48,076 --> 01:25:52,581 《ああ… なんで私は弱いんだろう…》 1225 01:25:55,917 --> 01:26:00,589 《でも ヤルダバオトのように 力を持つだけでも➡ 1226 01:26:00,589 --> 01:26:03,258 決して正義にはならない…。 1227 01:26:03,258 --> 01:26:08,930 魔導王陛下… やはり あなたこそが正義なんです。 1228 01:26:08,930 --> 01:26:13,602 陛下 どうか どうか…。 1229 01:26:13,602 --> 01:26:16,204 勝利を!》 1230 01:26:24,446 --> 01:26:26,448 あっ! 1231 01:26:32,954 --> 01:26:34,956 あっ…。 1232 01:26:44,900 --> 01:26:47,102 あ…。 1233 01:26:50,238 --> 01:26:52,407 あ…。 1234 01:26:52,407 --> 01:26:58,080 はあ はあ… はあ…。 1235 01:26:58,080 --> 01:27:01,750 魔導王は死んだ。 1236 01:27:01,750 --> 01:27:03,752 ウソよ! 1237 01:27:03,752 --> 01:27:07,456 お前たちには感謝しているぞ。 1238 01:27:09,925 --> 01:27:15,597 魔導王が もし万全な状態であれば 負けていたかもしれん。 1239 01:27:15,597 --> 01:27:20,602 お前たちのような人間どもの ために魔力を割くなど➡ 1240 01:27:20,602 --> 01:27:27,275 何を優先すべきかを考えぬ 愚か者とはな。 1241 01:27:27,275 --> 01:27:32,614 だが 私もしばらく休まねば ならぬほどの傷を受けた。 1242 01:27:32,614 --> 01:27:38,887 それが癒えるまで お前たちの命は見逃してやる。 1243 01:27:38,887 --> 01:27:42,224 絶望に泣き暮れていろ。 1244 01:27:42,224 --> 01:27:44,893 ふざけるな! ふざけるな! ふざけるな! 1245 01:27:44,893 --> 01:27:48,396 悪魔の言葉など誰が信じるか! 1246 01:27:54,903 --> 01:28:00,909 おっ!? そ… それは なんともすごい弓だな。 1247 01:28:00,909 --> 01:28:04,913 これほどの武器を見たのは 久方ぶりだ。 1248 01:28:04,913 --> 01:28:09,417 とどめを刺されるところだった。 危ないところであった。 1249 01:28:09,417 --> 01:28:12,587 その武器はなんだ? どうやって作った? 1250 01:28:12,587 --> 01:28:16,258 言うか! む… あっ もしかすると➡ 1251 01:28:16,258 --> 01:28:20,262 ルーンという技術で 作られているのではないか? 1252 01:28:20,262 --> 01:28:23,932 違う! お前なんかに教えるものか! 1253 01:28:23,932 --> 01:28:28,937 むぅ… まあ もう しかたないか。 1254 01:28:28,937 --> 01:28:32,107 上位転移。 1255 01:28:32,107 --> 01:28:35,110 逃げるな~! 1256 01:28:37,379 --> 01:28:40,715 あ…。 1257 01:28:40,715 --> 01:28:45,120 ああ… 陛下。 1258 01:29:03,738 --> 01:29:08,910 《ネイア:もう3日…。 魔導王陛下が 行方不明になられてから➡ 1259 01:29:08,910 --> 01:29:11,580 3日たつというのに。 1260 01:29:11,580 --> 01:29:14,749 早く 魔導王陛下の救助隊を組織し➡ 1261 01:29:14,749 --> 01:29:19,087 お捜ししなければならないのに…。 1262 01:29:19,087 --> 01:29:25,427 なぜ カスポンド様は動こうとなさらない! 1263 01:29:25,427 --> 01:29:32,767 いや 私が強ければ 一人でも 魔導王陛下を捜しにいけるのに! 1264 01:29:32,767 --> 01:29:35,370 ああ…》 1265 01:29:35,370 --> 01:29:38,873 なぜ 私はこんなにも弱いのだろう。 1266 01:29:38,873 --> 01:29:41,042 ⚟従者ネイア・バラハ! 1267 01:29:41,042 --> 01:29:43,545 カスポンド王兄殿下がお呼びだ。 1268 01:29:43,545 --> 01:29:47,215 はい すぐに行きます。 皆さん すみませんが。 1269 01:29:47,215 --> 01:29:50,051 ああ ネイアさんには 及ばないだろうが➡ 1270 01:29:50,051 --> 01:29:52,220 しっかり練習しておくよ。 1271 01:29:52,220 --> 01:29:55,724 また いつ亜人が攻めてくるか わからないからな。 1272 01:29:55,724 --> 01:29:59,728 はい! 訓練を重ねて 少しでも強くなりましょう! 1273 01:29:59,728 --> 01:30:03,398 弱いということは罪ですから! 1274 01:30:03,398 --> 01:30:06,735 (カスポンド)魔導王陛下の件だが…。 1275 01:30:06,735 --> 01:30:09,070 救出隊を 出していただけるのですか! 1276 01:30:09,070 --> 01:30:12,073 何度も言ったとおり それは許可できない。 1277 01:30:12,073 --> 01:30:15,910 魔導王陛下が落ちたと 思われるのは東の果て。 1278 01:30:15,910 --> 01:30:18,913 亜人の巣窟 アベリオン丘陵だ。 1279 01:30:18,913 --> 01:30:24,252 それなりの軍勢を整えなければ 兵を無駄死にさせることになる。 1280 01:30:24,252 --> 01:30:27,922 ですが もっと手前に落ちた 可能性もございます。 1281 01:30:27,922 --> 01:30:29,925 無駄だ。 1282 01:30:29,925 --> 01:30:33,428 あの高さから落ちて 生きているはずがない。 1283 01:30:33,428 --> 01:30:35,931 魔導王は死んだのだ。 1284 01:30:35,931 --> 01:30:38,433 陛下は生きています! 死んだ! 1285 01:30:38,433 --> 01:30:41,936 生きていると思っているのは お前だけだ! 1286 01:30:41,936 --> 01:30:45,774 話は まだ終わっていないのだが。 1287 01:30:45,774 --> 01:30:51,613 その前に この場にもう一人 参加してもらいたい人物がいる。 1288 01:30:51,613 --> 01:30:55,617 今から呼ぶので あまり驚かないでくれ。 1289 01:30:58,286 --> 01:31:01,790 (カスポンド)使者のベーベーベ殿だ。 1290 01:31:01,790 --> 01:31:04,459 藍蛆!? そう 藍蛆だ。 1291 01:31:04,459 --> 01:31:07,796 彼らは ヤルダバオトに反抗を企てている。 1292 01:31:07,796 --> 01:31:11,132 (ネイア)えっ? 彼らは王族を人質に取られ➡ 1293 01:31:11,132 --> 01:31:13,468 しかたなく ヤツに従っていたそうだ。 1294 01:31:13,468 --> 01:31:16,805 (ベーベーベ)だが 人質として 丘陵にとらわれていた王が➡ 1295 01:31:16,805 --> 01:31:21,476 悪魔によって殺された。 残された唯一のオスである王子は➡ 1296 01:31:21,476 --> 01:31:24,312 ここから南西に5日ほど 行ったところにある都市に➡ 1297 01:31:24,312 --> 01:31:26,481 とらわれている。 1298 01:31:26,481 --> 01:31:29,150 (カスポンド)どうか 救出を手伝ってほしい。 1299 01:31:29,150 --> 01:31:31,486 使者殿の言う都市とは➡ 1300 01:31:31,486 --> 01:31:34,255 北部の要所である カリンシャのことらしい。 1301 01:31:34,255 --> 01:31:38,259 藍蛆と手を組み 王子を救い出したのちに➡ 1302 01:31:38,259 --> 01:31:40,261 カリンシャを落とす。 1303 01:31:40,261 --> 01:31:42,263 協力していただけるならば➡ 1304 01:31:42,263 --> 01:31:45,600 藍蛆3,000の兵は 君たちに協力しよう。 1305 01:31:45,600 --> 01:31:50,271 この作戦が成功すれば 魔導王陛下の救出隊も出せる。 1306 01:31:50,271 --> 01:31:55,944 藍蛆たちの協力があれば アベリオン丘陵の探索も可能なはずだ。 1307 01:31:55,944 --> 01:32:03,618 ネイア・バラハよ。 カリンシャに潜入し 藍蛆の王子を救出してほしい。 1308 01:32:03,618 --> 01:32:13,962 ♬~ 1309 01:32:13,962 --> 01:32:18,633 ((ネイア:それで どなたが 同行してくださるのですか? 1310 01:32:18,633 --> 01:32:24,139 (カスポンド)ふむ それなんだが…。 1311 01:32:24,139 --> 01:32:30,311 先の戦いのあと 一人のメイド悪魔が投降してきた。 1312 01:32:30,311 --> 01:32:34,082 (ネイア)メイド悪魔? 1313 01:32:34,082 --> 01:32:36,751 (カスポンド)どうやら あの戦闘のさなか➡ 1314 01:32:36,751 --> 01:32:43,758 魔導王陛下は 彼女の支配権を ヤルダバオトより奪ったようなのだ)) 1315 01:32:43,758 --> 01:32:57,172 ♬~ 1316 01:33:09,951 --> 01:33:13,955 ネイア・バラハです。 どこにいるんですか? 1317 01:33:13,955 --> 01:33:15,957 (シズ)ばあ。 ひぅ! 1318 01:33:15,957 --> 01:33:18,293 いい感じに驚いた。 1319 01:33:18,293 --> 01:33:22,964 あ… あなたが ヤルダバオトのメイド悪魔? そう。 1320 01:33:22,964 --> 01:33:27,302 でも今の私は アインズ様に忠誠を尽くす者。 1321 01:33:27,302 --> 01:33:29,971 アインズ様? 1322 01:33:29,971 --> 01:33:32,974 それで 何しに来た? 1323 01:33:32,974 --> 01:33:38,179 あなたに… 話を聞きたくて来ました。 1324 01:33:42,584 --> 01:33:45,587 飲み物。 これは…。 1325 01:33:45,587 --> 01:33:48,256 チョコ味。 1326 01:33:48,256 --> 01:33:52,427 ちょっとカロリーが高い。 2,000ぐらい。 1327 01:33:52,427 --> 01:33:54,929 けど 気にしない。 1328 01:33:54,929 --> 01:33:57,265 おいしいものを食べて太るのは➡ 1329 01:33:57,265 --> 01:34:02,270 女の本望って 偉大な御方の お一人が言っていた。 1330 01:34:02,270 --> 01:34:05,273 いただきます。 1331 01:34:07,275 --> 01:34:09,677 甘い!? 1332 01:34:13,281 --> 01:34:16,451 もう一本飲む? 1333 01:34:16,451 --> 01:34:19,454 いただいても よろしいのでしょうか? 1334 01:34:26,461 --> 01:34:29,964 おいしい。 うん。 1335 01:34:29,964 --> 01:34:35,069 あっ! 違う そうじゃない。 私は話をしに来たんです。 ん…。 1336 01:34:35,069 --> 01:34:38,740 えっと まず あなたの名前が あるなら それを聞いても? 1337 01:34:38,740 --> 01:34:41,075 私の名前は ネイア・バラハ。 1338 01:34:41,075 --> 01:34:44,412 魔導王陛下の従者を務めさせて いただいておりました。 1339 01:34:44,412 --> 01:34:47,916 聞いてる。 目つきの悪い人物だと。 1340 01:34:47,916 --> 01:34:49,918 ええ…。 1341 01:34:49,918 --> 01:34:53,588 シズと呼んでいい。 ネイアと呼ぶ。 1342 01:34:53,588 --> 01:34:57,258 作戦は理解した。 1343 01:34:57,258 --> 01:35:01,095 2人でこっそり城に潜入して 王子を助ける。 1344 01:35:01,095 --> 01:35:05,934 そのあと 解放軍と藍蛆で カリンシャを攻め落とす。 1345 01:35:05,934 --> 01:35:10,772 はい。 それで藍蛆の話では 王子の部屋を守る番人の他に➡ 1346 01:35:10,772 --> 01:35:13,441 大悪魔がいる可能性が あるそうです。 1347 01:35:13,441 --> 01:35:15,944 心当たりはありますか? 1348 01:35:15,944 --> 01:35:18,613 知っている。 3人いて➡ 1349 01:35:18,613 --> 01:35:22,784 そのうちのどれかが 各都市を巡回しているはず。 1350 01:35:22,784 --> 01:35:25,787 どの程度 強いのでしょうか。 1351 01:35:25,787 --> 01:35:28,122 う~ん…。 1352 01:35:28,122 --> 01:35:31,125 あなたと比べて どちらが強いですか? 1353 01:35:31,125 --> 01:35:34,395 わからない。 アインズ様よりは弱い。 1354 01:35:34,395 --> 01:35:37,231 魔導王陛下。 1355 01:35:37,231 --> 01:35:41,402 魔導王陛下 です。 アインズ様という呼び方は➡ 1356 01:35:41,402 --> 01:35:43,571 なれなれしいんじゃないですか? 1357 01:35:43,571 --> 01:35:48,409 私は アインズ様とお呼びするように と言われている。 1358 01:35:48,409 --> 01:35:52,413 えっ? だから私は アインズ様と呼べる。 1359 01:35:52,413 --> 01:35:56,251 わ た し は呼べる。 1360 01:35:56,251 --> 01:35:58,586 い… いや あの状況下で そんなことを➡ 1361 01:35:58,586 --> 01:36:01,923 いちいち言っている時間は…。 残念ながら真実。 1362 01:36:01,923 --> 01:36:06,594 まあ ショックを受ける気持ちも わかる。 非常にわかる。 1363 01:36:06,594 --> 01:36:09,764 しかし それが今のあなたの立場。 1364 01:36:09,764 --> 01:36:12,934 でも アインズ様のために働けば➡ 1365 01:36:12,934 --> 01:36:16,104 いずれは あなたも アインズ様と呼べるようになる。 1366 01:36:16,104 --> 01:36:19,440 精進すべき。 シズ…。 1367 01:36:19,440 --> 01:36:23,778 後続の者を導くのは 先達としての役目。 1368 01:36:23,778 --> 01:36:26,948 ありがとう と言っておくわ。 1369 01:36:26,948 --> 01:36:31,619 気にすることははい。 アインズ様が 偉大なお方だと知る者には➡ 1370 01:36:31,619 --> 01:36:33,721 慈悲を与えるべき。 1371 01:36:33,721 --> 01:36:37,725 悪魔と話が合うというのは 複雑なところがあるけど➡ 1372 01:36:37,725 --> 01:36:43,731 アインズ様が偉大なるお方であるのは 事実であり 正しいことだから。 1373 01:36:47,735 --> 01:36:52,407 ネイアは 人間としては 見どころがある。 1374 01:36:52,407 --> 01:36:55,576 本当は ネイアがどうなろうと 知ったことではないと➡ 1375 01:36:55,576 --> 01:36:58,579 思っていたけど 無事に この国に戻す。 1376 01:36:58,579 --> 01:37:02,583 えっ? アインズ様より最後に受けた命令は➡ 1377 01:37:02,583 --> 01:37:05,753 あなたたちに協力しろというもの。 1378 01:37:05,753 --> 01:37:09,090 だから 私が死なない範囲で頑張る。 1379 01:37:09,090 --> 01:37:12,760 ありがとう。 よし。 1380 01:37:12,760 --> 01:37:16,097 えっ!? な… 何これ! なんなの これ! 1381 01:37:16,097 --> 01:37:18,933 かわいくはないけど 特別にあげる。 1382 01:37:18,933 --> 01:37:21,602 なんでこんなところに貼るのぉ! 1383 01:37:21,602 --> 01:37:24,772 む… 妹っぽい。 えっ? 1384 01:37:24,772 --> 01:37:26,974 しかたない。 1385 01:37:29,444 --> 01:37:32,947 シール。 目立つところに貼ること。 1386 01:37:32,947 --> 01:37:35,049 はい…。 1387 01:37:35,049 --> 01:37:39,554 話は終わり? あっ いえ あとは…。 1388 01:37:39,554 --> 01:37:43,057 この作戦が終わったら 魔導王陛下を捜し…。 1389 01:37:43,057 --> 01:37:46,227 いえ 迎えにいくと いう話をしようと。 1390 01:37:46,227 --> 01:37:49,397 問題ない。 私も行く。 本当? 1391 01:37:49,397 --> 01:37:53,234 実は 魔導王陛下は東の地に落ちて➡ 1392 01:37:53,234 --> 01:37:55,737 それから連絡が取れてないの。 1393 01:37:55,737 --> 01:37:58,906 何か不測の事態が 発生した可能性が…。 1394 01:37:58,906 --> 01:38:01,242 何を言っている? えっ? 1395 01:38:01,242 --> 01:38:04,412 無事。 死んでない。 1396 01:38:04,412 --> 01:38:08,583 私がアインズ様に 支配されてるのが証拠。 1397 01:38:08,583 --> 01:38:11,252 あ…。 1398 01:38:11,252 --> 01:38:16,424 ん…? なぜ 泣く? 1399 01:38:16,424 --> 01:38:22,263 陛下… 生きていらっしゃる…。 1400 01:38:22,263 --> 01:38:25,600 (泣き声) 1401 01:38:25,600 --> 01:38:30,605 鼻水がついた。 かなりショック。 1402 01:38:30,605 --> 01:38:33,374 私が洗濯します! 1403 01:38:33,374 --> 01:38:35,877 ん…。 1404 01:38:42,884 --> 01:38:46,721 間もなくカリンシャです。 うむ。 1405 01:38:46,721 --> 01:38:56,898 ♬~ 1406 01:38:56,898 --> 01:38:58,900 (ホールナー)止まれ。 1407 01:38:58,900 --> 01:39:01,702 食糧の搬入だ。 1408 01:39:05,072 --> 01:39:07,909 さっさとしろ。 1409 01:39:07,909 --> 01:39:36,704 ♬~ 1410 01:39:36,704 --> 01:39:39,707 んっ…。 1411 01:39:39,707 --> 01:39:42,877 よっと…。 1412 01:39:42,877 --> 01:39:45,713 あっ…。 1413 01:39:45,713 --> 01:39:49,383 シズさん 生肉が髪についてる。 1414 01:39:49,383 --> 01:39:51,552 むっ? 1415 01:39:51,552 --> 01:39:53,554 んっ? 1416 01:39:56,224 --> 01:39:59,060 礼を言う。 1417 01:39:59,060 --> 01:40:01,896 二度と こんな潜入方法はしない。 1418 01:40:01,896 --> 01:40:05,733 もう一回 脱出するときがあるけどね。 1419 01:40:05,733 --> 01:40:08,636 ん~…。 1420 01:40:13,074 --> 01:40:15,076 んっ。 ありがとうございます。 1421 01:40:17,078 --> 01:40:20,414 それじゃ 行く。 はい。 1422 01:40:20,414 --> 01:40:23,751 (ネイア)藍蛆の王子は この城の離れの塔に➡ 1423 01:40:23,751 --> 01:40:25,753 閉じ込められています。 1424 01:40:25,753 --> 01:40:29,090 そこに行くには 塔と城をつなぐ天空通路と➡ 1425 01:40:29,090 --> 01:40:32,927 更に そこに向かう 身を隠す場所のない長い通路を➡ 1426 01:40:32,927 --> 01:40:35,596 攻略しなければ ならないのですが…。 1427 01:40:35,596 --> 01:40:39,433 (シズ)作戦は? (ネイア)はい まずは一度➡ 1428 01:40:39,433 --> 01:40:42,270 その上の階にある部屋に 侵入します。 1429 01:40:42,270 --> 01:41:02,790 ♬~ 1430 01:41:02,790 --> 01:41:04,792 くっ…。 1431 01:41:06,794 --> 01:41:08,963 っと…。 1432 01:41:08,963 --> 01:41:11,799 あ… ありがとう。 んっ。 1433 01:41:11,799 --> 01:41:15,002 でも 時間かけすぎ。 あっ…。 1434 01:41:23,811 --> 01:41:27,014 私が右 シズさんが左。 1435 01:41:33,587 --> 01:41:37,391 ここからは時間との勝負。 1436 01:41:39,593 --> 01:41:42,430 (ネイア)もし私が 足を滑らせでもしたら➡ 1437 01:41:42,430 --> 01:41:45,266 無視してくれて かまわないから…。 1438 01:41:45,266 --> 01:41:47,268 あっ? 1439 01:41:47,268 --> 01:41:51,172 使う。 ネイア ここで待つ。 えっ? 1440 01:41:53,774 --> 01:41:56,444 あっ! (物音) 1441 01:41:56,444 --> 01:41:58,646 ⚟ぐわっ…。 1442 01:42:01,949 --> 01:42:04,285 あっ…! 1443 01:42:04,285 --> 01:42:10,291 (ネイア)ハァ ハァ ハァ…。 1444 01:42:10,291 --> 01:42:14,128 (シズ)制圧。 先に進む。 ええ。 1445 01:42:14,128 --> 01:42:17,131 もう今日は 姿を消すことができない。 1446 01:42:17,131 --> 01:42:19,300 注意していく。 1447 01:42:19,300 --> 01:42:21,302 わかりました。 1448 01:42:21,302 --> 01:42:30,811 ♬~ 1449 01:42:30,811 --> 01:42:32,980 (足音) 1450 01:42:32,980 --> 01:42:35,416 たぶん 番人。 (足音) 1451 01:42:35,416 --> 01:42:38,719 一気に とどめを刺す。 了解。 (足音) 1452 01:42:40,755 --> 01:42:43,457 (水精霊大鬼)なんだぁ お前たちは! 1453 01:42:46,927 --> 01:42:48,929 どうしますか? シズさん。 1454 01:42:48,929 --> 01:42:51,766 ここで手をこまねいていても しかたがない。 1455 01:42:51,766 --> 01:42:55,469 警備兵が来る前に 距離を詰めて攻撃。 はい! 1456 01:42:57,438 --> 01:43:01,442 こんな所に人間が だと! 1457 01:43:03,444 --> 01:43:05,446 へっ…。 1458 01:43:05,446 --> 01:43:07,448 むっ。 んっ! 1459 01:43:07,448 --> 01:43:12,453 フフハハハハハ…! 俺に飛び道具は効かんぞ! 1460 01:43:12,453 --> 01:43:16,624 あっ! あらゆる飛び道具に対する 完全耐性? 1461 01:43:16,624 --> 01:43:19,293 えっ! あの程度の強さで? 1462 01:43:19,293 --> 01:43:21,462 何か タネがある。 えっ!? 1463 01:43:21,462 --> 01:43:23,464 何を くっちゃべってるか~! 1464 01:43:23,464 --> 01:43:25,466 下がる! 1465 01:43:28,469 --> 01:43:31,138 ハッ 無駄だ 無駄だ! 1466 01:43:31,138 --> 01:43:34,408 俺に矢は通じないと 言っているだろう! 1467 01:43:34,408 --> 01:43:36,577 愚か… うぉお! 1468 01:43:36,577 --> 01:43:39,080 くっ! ちっ…。 1469 01:43:39,080 --> 01:43:42,083 無駄だと言っているのが わからんかぁ! 1470 01:43:42,083 --> 01:43:44,418 があっ…! 1471 01:43:44,418 --> 01:43:47,254 なぜ あの子に? ああ? 1472 01:43:47,254 --> 01:43:52,426 自分に無意味な攻撃をする相手を 攻撃? 理解不能。 1473 01:43:52,426 --> 01:43:56,931 ハン! 愚か者が! それは邪魔…! 実は有効? 1474 01:43:56,931 --> 01:44:01,102 ぬっ!? (シズ)回数制限? 1475 01:44:01,102 --> 01:44:04,105 ネイア! わかってます! 1476 01:44:06,273 --> 01:44:08,275 ぐおっ! くうっ…。 1477 01:44:08,275 --> 01:44:10,277 7回…。 えっ? 1478 01:44:10,277 --> 01:44:17,284 理解した。 射撃攻撃を 防げる回数は 7回まで。 1479 01:44:17,284 --> 01:44:22,790 (シズ)それは… 1日で? それとも1時間で? 1480 01:44:22,790 --> 01:44:27,461 なんにせよ関係ない。 あなたは… ここで死ぬ。 1481 01:44:27,461 --> 01:44:31,799 おのれ! 霧の雲! 1482 01:44:31,799 --> 01:44:34,702 あっ…!? 1483 01:44:36,737 --> 01:44:39,907 あっ! (シズ)今 後ろに回られた。 えっ!? 1484 01:44:39,907 --> 01:44:42,743 (シズ)ネイア 伏せる! 1485 01:44:42,743 --> 01:44:45,646 モードチェンジ…。 フルバースト。 1486 01:44:48,582 --> 01:44:52,253 (水精霊大鬼)ごぼっ ぐはぁっ…。 1487 01:44:52,253 --> 01:44:55,422 あっ…。 1488 01:44:55,422 --> 01:44:59,927 (ネイア)いったい どうやって…。 1489 01:44:59,927 --> 01:45:02,596 大丈夫? ええ。 1490 01:45:02,596 --> 01:45:05,432 でも 矢を引くと ちょっと痛いかも…。 1491 01:45:05,432 --> 01:45:08,269 回復のポーションは? ないけど…。 1492 01:45:08,269 --> 01:45:11,605 あとは人質を救出して 逃げるだけだから。 1493 01:45:11,605 --> 01:45:14,108 んっ。 なら急ぐ。 1494 01:45:17,111 --> 01:45:22,116 《魔導王陛下からお借りしてる アイテムで 回復魔法は使えるけど➡ 1495 01:45:22,116 --> 01:45:24,618 私の魔力では何度も使えない。 1496 01:45:24,618 --> 01:45:28,455 今は魔力を温存しないと…》 1497 01:45:28,455 --> 01:45:30,624 ここ。 はい。 1498 01:45:30,624 --> 01:45:32,726 (扉を蹴る音) 1499 01:45:34,728 --> 01:45:37,064 いない。 1500 01:45:37,064 --> 01:45:39,066 んっ。 1501 01:45:43,237 --> 01:45:45,239 んっ! 1502 01:45:47,408 --> 01:45:50,744 待って これが救出しにきた 藍蛆の王子様よ! 1503 01:45:50,744 --> 01:45:52,746 これ? 1504 01:45:52,746 --> 01:45:56,584 えっと 話せますか? 藍蛆の王子様。 1505 01:45:56,584 --> 01:45:59,253 (王子)うむ 話せるぞ。 1506 01:45:59,253 --> 01:46:02,423 お主らは 我の食事では ないようだな。 1507 01:46:02,423 --> 01:46:05,092 そのとおりです。 あなた様を助けるように➡ 1508 01:46:05,092 --> 01:46:07,094 依頼を受けて 来ました。 1509 01:46:07,094 --> 01:46:09,096 同卵からか? 1510 01:46:09,096 --> 01:46:12,600 (ネイア)ベーベーベという藍蛆からです。 (王子)ベーベーベだと? 1511 01:46:12,600 --> 01:46:19,607 しかし我がここを離れれば ヤルダバオト… 様の怒りを買うだろう。 1512 01:46:19,607 --> 01:46:24,278 それは多くの藍蛆の民と 何より 王を危険にさらすことになる。 1513 01:46:24,278 --> 01:46:28,115 (ネイア)詳しい事情はわかりませんが 王様が亡くなったので➡ 1514 01:46:28,115 --> 01:46:31,285 あなただけでも助けたい というのが依頼の理由だそうです。 1515 01:46:31,285 --> 01:46:34,054 なんと 父上様が! 1516 01:46:34,054 --> 01:46:36,056 王子の配下の方々➡ 1517 01:46:36,056 --> 01:46:38,225 それに我々 人間の軍が協力して➡ 1518 01:46:38,225 --> 01:46:40,227 この都市を落とします。 1519 01:46:40,227 --> 01:46:42,229 大丈夫だと思ってください。 1520 01:46:42,229 --> 01:46:44,231 なるほど。 1521 01:46:44,231 --> 01:46:47,401 ここまで我を助けにきた 人間の英雄に対し➡ 1522 01:46:47,401 --> 01:46:49,737 非常に厚かましい お願いであるが➡ 1523 01:46:49,737 --> 01:46:52,740 抵抗した我を お主らが無理やり連れ出した➡ 1524 01:46:52,740 --> 01:46:54,908 ということにしては くれないだろうか? 1525 01:46:54,908 --> 01:46:58,412 いざというときの保険ですね。 かしこまりました。 1526 01:46:58,412 --> 01:47:01,081 では そのような形に させていただきます。 1527 01:47:01,081 --> 01:47:04,084 感謝する。 1528 01:47:04,084 --> 01:47:07,922 苦しくはないでしょうか? 苦しくはないが…。 1529 01:47:07,922 --> 01:47:11,091 お主 いい匂いがするな。 腹が減る。 1530 01:47:11,091 --> 01:47:14,762 藍蛆って何を食べる? 生き物の体液。 1531 01:47:14,762 --> 01:47:17,598 生死を問わずに な。 えっ! 1532 01:47:17,598 --> 01:47:20,935 後輩に変なことをしたら怒る。 1533 01:47:20,935 --> 01:47:25,439 英雄殿にそのようなことを するほど 飢えてはおらんよ。 1534 01:47:25,439 --> 01:47:28,142 それじゃ 行く。 1535 01:47:32,279 --> 01:47:36,183 部屋の中に何人かいる。 お願いします。 1536 01:47:38,719 --> 01:47:42,723 誰かわからないけど 藍蛆。 たくさん。 1537 01:47:42,723 --> 01:47:47,127 ああ 王子…! ベーベーベか。 1538 01:47:49,063 --> 01:47:53,067 父が死んだことは聞いた。 だが どうするつもりだ? 1539 01:47:53,067 --> 01:47:56,403 ここより逃げ出すというのは 滅びの道ではないのか。 1540 01:47:56,403 --> 01:48:01,241 王子の懸念 もっともです。 ですが ヤツは藍蛆を➡ 1541 01:48:01,241 --> 01:48:03,744 奴隷か家畜のようにしか 思っていません。 1542 01:48:03,744 --> 01:48:07,748 すべてが終わったとき 我々が ヤルダバオトのもとに➡ 1543 01:48:07,748 --> 01:48:10,250 居場所を見つけることが できるでしょうか。 1544 01:48:13,420 --> 01:48:16,423 ((集まるのが遅いですね。 1545 01:48:16,423 --> 01:48:19,259 ギャアァ~!)) 1546 01:48:19,259 --> 01:48:22,262 ブーベーベがか! それに まずいことに➡ 1547 01:48:22,262 --> 01:48:26,934 頭が2つあるヤルダバオトの側近悪魔が 来ているようなのです。 1548 01:48:26,934 --> 01:48:28,936 それは 頭冠の悪魔。 1549 01:48:28,936 --> 01:48:32,272 魔法詠唱者の頭を 2つ飾ることができて➡ 1550 01:48:32,272 --> 01:48:34,208 その力が使える。 1551 01:48:34,208 --> 01:48:38,379 せっかくの機会。 ここで倒す。 えっ? 1552 01:48:38,379 --> 01:48:41,048 確かに ここまで来てしまったのだ。 1553 01:48:41,048 --> 01:48:44,218 お主らの力にかけるしかあるまい。 1554 01:48:44,218 --> 01:48:46,420 王子…。 1555 01:48:50,891 --> 01:48:54,094 (扉の開閉音) 1556 01:48:56,397 --> 01:48:58,899 1人。 警護なし。 えっ!? 1557 01:48:58,899 --> 01:49:02,603 ならば ヤツを殺すには好都合。 行くぞ。 1558 01:49:07,074 --> 01:49:09,076 (頭冠の悪魔)人間? 1559 01:49:09,076 --> 01:49:11,412 「陰・五行・豪火球」。 1560 01:49:11,412 --> 01:49:15,249 (頭冠の悪魔)「陽・五行・豪火球」。 1561 01:49:15,249 --> 01:49:18,252 (王子)やはり…。 (頭冠の悪魔) 人間の背中にいるのは➡ 1562 01:49:18,252 --> 01:49:20,421 藍蛆の王子だな? 1563 01:49:20,421 --> 01:49:25,426 人間たちを捕らえて 連行してきた様子ではない。 1564 01:49:25,426 --> 01:49:31,765 クハハハハ… 裏切りか。 おもしろい。 1565 01:49:31,765 --> 01:49:35,169 えっ? あっ…。 1566 01:49:37,871 --> 01:49:40,574 あな… たは…。 1567 01:49:42,876 --> 01:49:48,549 ケラルト・カストディオ様…!? 1568 01:49:48,549 --> 01:49:52,719 なるほど なるほど 藍蛆たちよ➡ 1569 01:49:52,719 --> 01:49:56,723 お前たちの王が どうなってもよいというのか? 1570 01:49:56,723 --> 01:49:58,725 今更 何を言っている! 1571 01:49:58,725 --> 01:50:01,562 王を殺したのは お前らではないか! 1572 01:50:01,562 --> 01:50:04,565 王? そうなのか? 1573 01:50:04,565 --> 01:50:08,569 そうか… あれは殺されたのか…。 1574 01:50:08,569 --> 01:50:13,407 であれば お前たちの王が 愚かだったのだろうよ。 1575 01:50:13,407 --> 01:50:17,244 (王子)何を! やれやれ。 裏切り者よ。 1576 01:50:17,244 --> 01:50:20,914 切り札は その人間か? 言うと思うか! 1577 01:50:20,914 --> 01:50:25,419 言わなくてもいい。 さっ。 影の悪魔。 1578 01:50:25,419 --> 01:50:29,756 お前たちは 王子以外の藍蛆を殺せ。 1579 01:50:29,756 --> 01:50:33,594 私は王子を捕まえるとしよう。 1580 01:50:33,594 --> 01:50:38,432 人間 藍蛆などについても 勝ち目はないぞ。 1581 01:50:38,432 --> 01:50:44,605 裏切るならば 収容所にいる お前の大切な仲間を助けてやる。 1582 01:50:44,605 --> 01:50:46,773 (ネイア)本当に…? 1583 01:50:46,773 --> 01:50:48,775 何を言う! 裏切るのか! 1584 01:50:48,775 --> 01:50:52,613 黙れ! 私は彼女と話しているのだ。 1585 01:50:52,613 --> 01:50:57,951 君の守りたい 助けたい人間の数を言ってくれ。 1586 01:50:57,951 --> 01:51:01,455 交渉しだいで…。 1587 01:51:01,455 --> 01:51:04,458 なっ! 魔導…。 説明は不要。 1588 01:51:09,129 --> 01:51:12,466 フッ! ハァッ! 1589 01:51:12,466 --> 01:51:15,135 「陰・木行・雷爪」。 1590 01:51:15,135 --> 01:51:17,938 ちっ! 「陽・五行・雷爪」。 1591 01:51:20,641 --> 01:51:23,644 邪魔を。 「衝撃波」。 1592 01:51:23,644 --> 01:51:25,812 うっ…。 1593 01:51:25,812 --> 01:51:28,148 「陰・木行・雷爪」。 1594 01:51:28,148 --> 01:51:30,450 「陽・五行・雷爪」。 1595 01:51:32,986 --> 01:51:35,255 「傷開き」。 1596 01:51:35,255 --> 01:51:37,257 シズさん…! 1597 01:51:39,259 --> 01:51:41,662 「重傷治癒」。 1598 01:51:44,264 --> 01:51:46,266 なるほど。 1599 01:51:46,266 --> 01:51:48,602 「衝撃波」。 1600 01:51:48,602 --> 01:51:52,940 ぎぃ… うう…! 1601 01:51:52,940 --> 01:51:56,109 大丈夫か!? だ… 大丈夫! 1602 01:51:56,109 --> 01:51:59,947 ちっ。 頑丈な鎧を着ているようだな。 1603 01:51:59,947 --> 01:52:01,949 次は 藍蛆ごと…。 1604 01:52:01,949 --> 01:52:05,118 ダメ。 ネイアは私が守る。 1605 01:52:05,118 --> 01:52:08,121 なに? あっ! うっ? 1606 01:52:08,121 --> 01:52:13,961 そして彼女が持つ武器は アインズ様が貸与くださった弓! 1607 01:52:13,961 --> 01:52:16,463 なに! あの魔導王が! 1608 01:52:16,463 --> 01:52:19,132 そう! ルーンで作った弓! 1609 01:52:19,132 --> 01:52:21,468 シズ! 手の内を知らせないで! 1610 01:52:21,468 --> 01:52:27,474 なんだと! あれが失われた技術 ルーンで作られた武器だというのか! 1611 01:52:27,474 --> 01:52:32,813 そんな武器を使うならば 私を殺せるかもしれないな! 1612 01:52:32,813 --> 01:52:35,749 何を言っている? ルーンだったとは! 1613 01:52:35,749 --> 01:52:37,918 なんと見事な! ルーン? 1614 01:52:37,918 --> 01:52:40,420 違うわ! そんな武器じゃない! 1615 01:52:40,420 --> 01:52:46,260 え… あ… あ… ルーン…。 1616 01:52:46,260 --> 01:52:50,430 違う! ぐむ… ああっと では…。 1617 01:52:50,430 --> 01:52:52,933 「盲目化」。 1618 01:52:52,933 --> 01:52:56,937 (ネイア)目が見えない! (シズ)かまわない 撃つ! はい! 1619 01:53:00,107 --> 01:53:02,776 (頭冠の悪魔)ぐぉ~っ! やったぞ! 1620 01:53:02,776 --> 01:53:06,446 えっ? 当たった…? (シズ)このまま一気に押し込む。 1621 01:53:06,446 --> 01:53:08,615 (藍蛆たち)お~っ! 1622 01:53:08,615 --> 01:53:12,619 (ベーベーベ)王子 ご無事で何より! 1623 01:53:12,619 --> 01:53:14,788 大丈夫? 1624 01:53:14,788 --> 01:53:20,293 ええ なんとか…。 んっ。 それならいい。 1625 01:53:23,463 --> 01:53:26,800 (ネイア)本当に倒せたんだ。 1626 01:53:26,800 --> 01:53:28,969 見事だったぞ! 1627 01:53:28,969 --> 01:53:33,407 さぁ 国母殿のなきがらを 皆で丁重に食べてくれ。 1628 01:53:33,407 --> 01:53:36,743 食べるって… 知り合いだったの? 1629 01:53:36,743 --> 01:53:39,913 パンデックスという 亜人種族の女王でな➡ 1630 01:53:39,913 --> 01:53:43,750 我の初恋の雌だったのだ。 1631 01:53:43,750 --> 01:53:46,586 人間の頭はどうする? 食べぬのか? 1632 01:53:46,586 --> 01:53:50,090 いえ 私たちは そういう葬り方は…。 1633 01:53:50,090 --> 01:53:53,427 丁重に持ち帰ります。 1634 01:53:53,427 --> 01:53:56,430 (王子)そうか…。 1635 01:53:56,430 --> 01:53:59,099 ネイア 任務完了。 1636 01:53:59,099 --> 01:54:02,769 そろそろ移動を開始する。 はい シズさん。 1637 01:54:02,769 --> 01:54:04,771 (2人)あっ! (ときの声) 1638 01:54:04,771 --> 01:54:09,676 (ときの声) 1639 01:54:14,281 --> 01:54:17,617 殺せ! すべての亜人を殺せ! 1640 01:54:17,617 --> 01:54:21,421 藍蛆以外です! 団長! ちっ わかっている! 1641 01:54:24,291 --> 01:54:28,962 今だ! 今こそ我らの手に 正義を取り戻すのだ! 1642 01:54:28,962 --> 01:54:49,082 ♬~ 1643 01:54:49,082 --> 01:54:51,084 (聖騎士たち)うわぁ~! 1644 01:54:56,256 --> 01:54:58,258 ハァ ハァ… あっ! 1645 01:55:02,095 --> 01:55:04,398 (憤怒の魔将)フン…! 1646 01:55:06,433 --> 01:55:13,774 人間よ。 我は戻ってきたぞ。 1647 01:55:13,774 --> 01:55:16,109 んっ! あっ! 1648 01:55:16,109 --> 01:55:22,949 魔導王より受けた傷を癒やす間 好き勝手していたようだな。 1649 01:55:22,949 --> 01:55:25,786 フン! 1650 01:55:25,786 --> 01:55:33,059 死ね。 憤怒の炎に焼かれ その命を燃やし尽くせ。 1651 01:55:33,059 --> 01:55:37,230 お前たちはここで引け! 団長 お待ちください! 1652 01:55:37,230 --> 01:55:41,568 今は逃げるときです。 そうだな。 私では勝てない。 1653 01:55:41,568 --> 01:55:45,572 だが お前たちの命を 一秒でも長引かせるためならば➡ 1654 01:55:45,572 --> 01:55:48,575 私は ヤツと戦って死ぬ! 1655 01:55:48,575 --> 01:55:51,745 わかりました。 いくぞ! 1656 01:55:51,745 --> 01:55:53,747 (部下たち)はっ! 1657 01:55:56,416 --> 01:55:59,753 うぅ…! うっ くっ…! 1658 01:55:59,753 --> 01:56:02,756 (ネイア)ああ…。 1659 01:56:02,756 --> 01:56:07,160 ネイア 見る。 んっ! あれは…!? 1660 01:56:11,765 --> 01:56:15,168 新たな亜人たちの軍勢…。 みんなに知らせないと。 1661 01:56:17,604 --> 01:56:22,275 撤退だ。 一度引くぞ! 東から敵襲です! 1662 01:56:22,275 --> 01:56:25,178 亜人軍が攻めてきました! なに!? 1663 01:56:27,781 --> 01:56:30,450 至急 他の兵たちにも 知らせるんだ! 1664 01:56:30,450 --> 01:56:35,722 ヤルダバオトに まだ動かせる手駒がいたとは。 1665 01:56:35,722 --> 01:56:38,558 ヤツら アベリオン丘陵に 残っていた亜人を➡ 1666 01:56:38,558 --> 01:56:40,560 かき集めてきたんだわ。 1667 01:56:42,896 --> 01:56:46,066 シズ先輩は逃げてください。 ネイアは? 1668 01:56:46,066 --> 01:56:49,069 逃げません。 1669 01:56:49,069 --> 01:56:51,738 (ネイア)あのとき… 最後まで➡ 1670 01:56:51,738 --> 01:56:54,574 陛下のおそばに 仕えられませんでした。 1671 01:56:54,574 --> 01:56:57,077 私が弱かったせいで。 1672 01:56:57,077 --> 01:57:01,414 だけど 魔導王陛下の 薫陶を受けた者として➡ 1673 01:57:01,414 --> 01:57:04,918 弱者で… 悪のままでは終わらない! 1674 01:57:07,420 --> 01:57:09,923 陛下が守ってくださった人々が➡ 1675 01:57:09,923 --> 01:57:12,592 一人でも多く逃げられるよう 戦います。 1676 01:57:12,592 --> 01:57:16,763 だから シズ。 あなたに私の願いを託します。 1677 01:57:16,763 --> 01:57:19,266 魔導王陛下を捜しにいって。 1678 01:57:19,266 --> 01:57:22,269 問題ない。 あっ! 1679 01:57:22,269 --> 01:57:26,106 私が行く必要はない。 それはどういう…。 1680 01:57:26,106 --> 01:57:28,708 見る。 んっ? 1681 01:57:33,547 --> 01:57:37,217 魔導国の… 旗? 1682 01:57:37,217 --> 01:57:46,893 ♬~ 1683 01:57:46,893 --> 01:57:51,398 魔導王陛下…! ウソ…。 1684 01:57:56,569 --> 01:58:01,241 ふむ。 ここで会うとは 奇遇ではないか バラハ嬢。 1685 01:58:01,241 --> 01:58:04,244 死んだ と思っていたかね? 1686 01:58:04,244 --> 01:58:09,749 ま… まどうおうへいかぁ! 信じておりました! 1687 01:58:09,749 --> 01:58:11,751 シズ先輩が ああ言ってくれたので。 1688 01:58:11,751 --> 01:58:15,255 大丈夫だとは思って でも 本当に…。 え… あ…。 1689 01:58:15,255 --> 01:58:20,927 あ… うむ… あ… そ… そうか うれしいぞ。 1690 01:58:20,927 --> 01:58:23,430 って えっ? 先輩? 1691 01:58:23,430 --> 01:58:26,766 泣きやむ。 ううう…。 1692 01:58:26,766 --> 01:58:31,938 ほう。 シズとは 仲よくやれたようだな バラハ嬢。 1693 01:58:31,938 --> 01:58:33,873 非常にうれしいよ。 1694 01:58:33,873 --> 01:58:36,710 陛下のおかげです! シズ先輩がいなければ…。 1695 01:58:36,710 --> 01:58:38,712 ありがとうございました! また鼻水がついた。 1696 01:58:38,712 --> 01:58:41,047 (シズ)やっぱりショック。 そうか。 これはこちらとしても➡ 1697 01:58:41,047 --> 01:58:44,718 想定外だった。 シズ どうだった? 1698 01:58:44,718 --> 01:58:46,720 ネイア お気に入り。 1699 01:58:46,720 --> 01:58:49,923 味がある顔だち。 味って…。 1700 01:58:51,891 --> 01:58:55,895 陛下 陛下にはお聞きしたいことが たくさんあるのですが➡ 1701 01:58:55,895 --> 01:59:01,401 何よりも… 救援が遅れた私たちを 不快にお思いでしょうか? 1702 01:59:01,401 --> 01:59:05,071 それであれば すべて私が…。 (アインズ)なんのことだね? 1703 01:59:05,071 --> 01:59:08,074 別に私が君たちを 不快に思うことなど➡ 1704 01:59:08,074 --> 01:59:10,243 何もないと思うんだが…。 1705 01:59:10,243 --> 01:59:12,245 へ… 陛下…。 1706 01:59:12,245 --> 01:59:15,148 むしろ時間がかかって すまなかった。 1707 01:59:17,250 --> 01:59:21,921 私は ヤルダバオトに敗北したあと アベリオン丘陵に落ちた。 1708 01:59:21,921 --> 01:59:23,923 多少 時間がかかったが➡ 1709 01:59:23,923 --> 01:59:26,926 あの地を 魔導国の支配下においたのだ。 1710 01:59:26,926 --> 01:59:31,598 だから あれは 魔導国の兵と言えるだろう。 1711 01:59:31,598 --> 01:59:33,700 あっ! 1712 01:59:33,700 --> 01:59:38,905 さて ヤルダバオトとの戦いに 決着をつけるとするか。 1713 01:59:45,712 --> 01:59:50,050 あれは… 魔導王陛下か。 生きていらっしゃったのか? 1714 01:59:50,050 --> 01:59:53,553 陛下! 魔導王陛下! 1715 01:59:53,553 --> 01:59:56,556 彼らは なぜ私の名を呼んでいる? 1716 01:59:56,556 --> 02:00:00,727 はい。 皆 魔導王陛下の 慈悲深さに感謝し➡ 1717 02:00:00,727 --> 02:00:02,729 お戻りを喜んでいるのです。 1718 02:00:02,729 --> 02:00:06,066 そう… そうなのか。 1719 02:00:06,066 --> 02:00:08,568 私に感謝しているのか。 1720 02:00:08,568 --> 02:00:10,904 はい! そのとおりです。 1721 02:00:10,904 --> 02:00:13,406 バラハ嬢が集めた…。 1722 02:00:13,406 --> 02:00:17,243 バラハ嬢も 私が見ないうちに 成長したんだな。 1723 02:00:17,243 --> 02:00:20,914 あ…! ありがとうございます 魔導王陛下! 1724 02:00:20,914 --> 02:00:24,250 (兵士たち)うおぉ~っ! 1725 02:00:24,250 --> 02:00:27,087 (アインズ)聞け! 1726 02:00:27,087 --> 02:00:30,590 先の戦いにおいて 私は不覚を取った。 1727 02:00:30,590 --> 02:00:34,427 数の不利 そして魔力の欠乏。 1728 02:00:34,427 --> 02:00:37,430 しかし 今回それはない。 1729 02:00:37,430 --> 02:00:43,436 もはや敗北する要因は… ない! 1730 02:00:43,436 --> 02:00:46,773 私の勝利を ここで待っているがよい! 1731 02:00:46,773 --> 02:00:51,478 (兵士たち)うおぉ~っ! 1732 02:00:58,451 --> 02:01:01,955 (ネイア)魔導王陛下! 勝利を! 1733 02:01:01,955 --> 02:01:03,957 (アインズ)無論! 1734 02:01:06,960 --> 02:01:09,162 待たせたな。 1735 02:01:14,134 --> 02:01:16,936 (憤怒の魔将)決着をつけましょう。 1736 02:01:22,142 --> 02:01:24,244 フッ。 フッ…。 1737 02:01:26,312 --> 02:01:58,444 ♬~ 1738 02:01:58,444 --> 02:02:00,446 ああ…。 1739 02:02:04,450 --> 02:02:06,653 勝った。 えっ? 1740 02:02:13,459 --> 02:02:16,296 ああ… ああ…! 1741 02:02:16,296 --> 02:02:20,300 シズ先輩! ううう~。 だから言った 後輩。 1742 02:02:20,300 --> 02:02:32,478 ♬~ 1743 02:02:32,478 --> 02:02:37,584 万歳! 魔導王陛下 万歳! 1744 02:02:37,584 --> 02:02:45,592 ♬~ 1745 02:02:45,592 --> 02:02:49,429 (ネイア)こうして ヤルダバオトは➡ 1746 02:02:49,429 --> 02:02:52,432 魔導王陛下によって 討ち取られました。 1747 02:02:52,432 --> 02:02:58,104 解放軍は北部都市カリンシャに続き 大都市プラート 更には➡ 1748 02:02:58,104 --> 02:03:01,774 この地 王都ホバンスをも 奪還したのです。 1749 02:03:01,774 --> 02:03:05,278 魔導王陛下は比類なきお方です! 1750 02:03:05,278 --> 02:03:09,449 他国の民を救い 亜人たちまで 救済したのですから! 1751 02:03:09,449 --> 02:03:11,784 亜人どもは殺すべきだろう! 1752 02:03:11,784 --> 02:03:14,621 ええ それも 正しい意見だと思います。 1753 02:03:14,621 --> 02:03:17,957 私たちにとって 亜人は脅威です。 1754 02:03:17,957 --> 02:03:22,962 しかし 今回 亜人の多くは ヤルダバオトに支配されていました。 1755 02:03:22,962 --> 02:03:26,299 魔導王陛下は 彼らにも慈愛を示し➡ 1756 02:03:26,299 --> 02:03:30,136 すべての亜人たちを この国の外に追い出すことで➡ 1757 02:03:30,136 --> 02:03:34,073 私たちと亜人たち 両方を守ったのです。 1758 02:03:34,073 --> 02:03:37,577 では あなた! 聞いたことがありますか? 1759 02:03:37,577 --> 02:03:39,913 他国の民が 苦しんでいるからといって➡ 1760 02:03:39,913 --> 02:03:42,582 単騎で救いに向かう王の話を! 1761 02:03:42,582 --> 02:03:46,586 種族が違っても 慈愛を注ぐ王の話を! 1762 02:03:46,586 --> 02:03:50,757 えっ あっ いや その 聞いたことがない… です。 1763 02:03:50,757 --> 02:03:52,926 すばらしい! そのとおりです! 1764 02:03:52,926 --> 02:03:56,262 (拍手) 1765 02:03:56,262 --> 02:04:01,100 一国の王が危険を顧みず 他国の平民を助ける。 1766 02:04:01,100 --> 02:04:03,102 そんな話はないのです! 1767 02:04:03,102 --> 02:04:05,772 魔導王陛下だけなのです! 1768 02:04:05,772 --> 02:04:10,610 そんなお方こそ まさに 正義の王と言うべきでしょう! 1769 02:04:10,610 --> 02:04:14,781 力あるお方だからこそ 正義を成し遂げられるのです! 1770 02:04:14,781 --> 02:04:20,119 だからこそ 私たちには… すべての者には➡ 1771 02:04:20,119 --> 02:04:23,957 魔導王陛下の庇護が 必要なのです! 1772 02:04:23,957 --> 02:04:28,628 (モロ)バラハ様 お疲れさまです。 (拍手) 1773 02:04:28,628 --> 02:04:32,465 いえ 陛下の偉業を お伝えしているだけですから➡ 1774 02:04:32,465 --> 02:04:35,068 疲れなんてありません。 1775 02:04:35,068 --> 02:04:38,738 ご報告させていただきたいことが。 んっ? 1776 02:04:38,738 --> 02:04:43,409 魔導王陛下をあがめる者たちが 5万人を超えました。 1777 02:04:43,409 --> 02:04:45,912 あっ それはすごいですね! 1778 02:04:45,912 --> 02:04:48,414 陛下のすばらしさを 理解してくれる人が➡ 1779 02:04:48,414 --> 02:04:50,416 そんなにも増えたなんて! 1780 02:04:50,416 --> 02:04:52,919 いえ これも当然ですね! 1781 02:04:52,919 --> 02:04:56,089 魔導王陛下は 本当にすごいお方なんです! 1782 02:04:56,089 --> 02:04:59,926 その支援者たちから 団体に所属していることを示す➡ 1783 02:04:59,926 --> 02:05:03,930 シンボルのようなものが欲しいという 要望があがってきています。 1784 02:05:03,930 --> 02:05:07,100 なるほど。 それはそうかもしれませんね。 1785 02:05:07,100 --> 02:05:10,937 であれば お任せします。 かしこまりました。 1786 02:05:10,937 --> 02:05:16,943 陛下も きっと お喜びになってくださるでしょう。 1787 02:05:19,112 --> 02:05:21,781 (ネイア)本当に よろしいのでしょうか? 1788 02:05:21,781 --> 02:05:26,619 (アインズ)ああ その装備は私のために 尽くしてくれた君への礼だ。 1789 02:05:26,619 --> 02:05:28,955 改めて受け取ってほしい。 1790 02:05:28,955 --> 02:05:34,394 私は魔導国へ帰る。 すべきことは すべて済ませたからな。 1791 02:05:34,394 --> 02:05:39,232 さようですか…。 この国を 救ってくださった陛下を➡ 1792 02:05:39,232 --> 02:05:42,735 聖王国の皆で見送れないことが 残念です。 1793 02:05:42,735 --> 02:05:45,571 私から カスポンド殿に頼んだのだ。 1794 02:05:45,571 --> 02:05:49,742 あまり派手にやられても困ると。 だが…。 1795 02:05:49,742 --> 02:05:54,247 (ネイア)すべて魔導王陛下に 感謝する者たちです。 1796 02:05:54,247 --> 02:05:58,418 では そろそろ行こう。 1797 02:05:58,418 --> 02:06:02,422 シズ お前は何か バラハ嬢に 言うことはないのか? 1798 02:06:02,422 --> 02:06:04,590 また。 1799 02:06:04,590 --> 02:06:06,592 はい! また! 1800 02:06:06,592 --> 02:06:11,597 今後 この国は いろいろと大変だろう。 1801 02:06:11,597 --> 02:06:15,435 だが 君ならば きっと頑張れるはずだ。 1802 02:06:15,435 --> 02:06:19,272 また いつか会おう! はい! 1803 02:06:19,272 --> 02:06:23,609 (ネイア)陛下 魔導王陛下。 んっ? 1804 02:06:23,609 --> 02:06:25,945 あ… あの…。 1805 02:06:25,945 --> 02:06:29,949 アインズ様 とお呼びしても よろしいでしょうか! 1806 02:06:29,949 --> 02:06:34,720 えっ? ああ いいが…。 好きに呼んでくれ。 1807 02:06:34,720 --> 02:06:38,724 ありがとうございます! シズ先輩も お元気で! 1808 02:06:38,724 --> 02:06:40,726 んっ! 1809 02:06:47,066 --> 02:06:52,738 魔導王陛下! 魔導王陛下にぃ~! 1810 02:06:52,738 --> 02:06:55,908 ばんざぁ~いっ! 1811 02:06:55,908 --> 02:07:00,580 (一同)万歳! 1812 02:07:00,580 --> 02:07:10,923 ♬~ 1813 02:07:10,923 --> 02:07:15,728 陛下…。 いえ アインズ様…。 1814 02:07:20,766 --> 02:07:27,673 私は あなた様の正義を この国に広く知らしめます。 1815 02:07:32,778 --> 02:07:36,382 (カスポンド)さて 私が王位に就けば➡ 1816 02:07:36,382 --> 02:07:39,552 一部の貴族たちは 不快に思うだろう。 1817 02:07:39,552 --> 02:07:45,391 特に南の… あの方の被害を 受けていない貴族たちが…。 1818 02:07:45,391 --> 02:07:50,897 そこに明確な不満が生じ 決裂の大きな要因となり…。 1819 02:07:50,897 --> 02:07:56,068 二分された聖王国が 出来上がるということです。 1820 02:07:56,068 --> 02:07:59,238 よくぞ お越しくださいました。 1821 02:07:59,238 --> 02:08:01,240 デミウルゴス様。 1822 02:08:01,240 --> 02:08:05,077 ナザリックに運ぶ物を 回収するついでに来ました。 1823 02:08:05,077 --> 02:08:09,916 現在のところ 何か問題は? 一切ございません。 1824 02:08:09,916 --> 02:08:13,920 すべて デミウルゴス様の ご計画どおりです。 1825 02:08:13,920 --> 02:08:16,756 では 今後の話をしましょう。 1826 02:08:16,756 --> 02:08:22,428 あなたは聖王国南北の対立を 激化させ 抗争に導くのです。 1827 02:08:22,428 --> 02:08:26,766 民は自ら アインズ様の庇護を 求めるようになるでしょう。 1828 02:08:26,766 --> 02:08:32,939 その結果 魔導国による 完全統治が実現されるのです。 1829 02:08:32,939 --> 02:08:38,711 デミウルゴス様。 あの娘はどのように 対処すればよろしいでしょうか。 1830 02:08:38,711 --> 02:08:44,884 あのままでは民衆の支持を得て 王よりも強い力を持つでしょう。 1831 02:08:44,884 --> 02:08:48,554 かつて端倪すべからざる という言葉で➡ 1832 02:08:48,554 --> 02:08:52,558 アインズ様を表現したことが ありましたが…。 1833 02:08:52,558 --> 02:08:56,062 まさに そのとおり。 すばらしい駒を➡ 1834 02:08:56,062 --> 02:08:58,397 アインズ様は用意してくださった。 1835 02:08:58,397 --> 02:09:01,234 聖王を中心とした宗教国家に➡ 1836 02:09:01,234 --> 02:09:05,071 アインズ様を強く信奉する存在を つくりあげるとは。 1837 02:09:05,071 --> 02:09:09,909 彼女の存在は私の計画を 年単位で縮めてくれるでしょう。 1838 02:09:09,909 --> 02:09:14,747 まさか そのために ご自分の死すら演出されるとは…。 1839 02:09:14,747 --> 02:09:17,083 まったくもって恐ろしい。 1840 02:09:17,083 --> 02:09:21,087 さすがは至高の御方々の まとめ役であられたお方! 1841 02:09:21,087 --> 02:09:23,422 ああ アインズ様に➡ 1842 02:09:23,422 --> 02:09:27,093 この世界のすべてを 差し上げるときが待ち遠しい! 1843 02:09:27,093 --> 02:09:31,097 さて 他に確認しておきたいことは ありますか? 1844 02:09:31,097 --> 02:09:35,701 はい。 不要となった女 レメディオス・カストディオですが➡ 1845 02:09:35,701 --> 02:09:39,038 殺したほうが 安全なのではないでしょうか? 1846 02:09:39,038 --> 02:09:43,042 (デミウルゴス)いえ あれはまだ しばらく生かしておいて➡ 1847 02:09:43,042 --> 02:09:46,379 貴族たちの不満の持って行き場に したほうがよいでしょう。 1848 02:09:46,379 --> 02:09:50,883 処分するのは対立が 明確になった頃でしょうかね。 1849 02:09:50,883 --> 02:09:53,052 かしこまりました。 1850 02:09:53,052 --> 02:09:56,656 では 後は任せましたよ。 はっ。 1851 02:09:59,892 --> 02:10:06,899 もう少し 幸せをかみしめてくれ 我が国の民たちよ。 1852 02:10:06,899 --> 02:10:17,610 ♬~ 1853 02:14:34,066 --> 02:14:39,238 シズ 今回初めて単独で仕事に 従事してもらったわけだが➡ 1854 02:14:39,238 --> 02:14:41,240 どうだった? 1855 02:14:41,240 --> 02:14:44,743 頑張れた… と思います。 1856 02:14:44,743 --> 02:14:51,250 でも… 一人で考え 行動するのは難しい… です。 1857 02:14:51,250 --> 02:14:54,086 そ… そうだな。 1858 02:14:54,086 --> 02:14:56,755 そうだ バラハ嬢は人間だが➡ 1859 02:14:56,755 --> 02:14:59,258 かなり仲よくなったようだな。 1860 02:14:59,258 --> 02:15:02,094 お気に入り… です。 1861 02:15:02,094 --> 02:15:04,596 (アインズ)おお それはよかったな! 1862 02:15:04,596 --> 02:15:08,267 ところで… 頼んでおいた ルーンの件はどうだった? 1863 02:15:08,267 --> 02:15:10,269 ルーン武器に興味を持ったり➡ 1864 02:15:10,269 --> 02:15:12,605 欲しがったりする者たちは いたか? 1865 02:15:12,605 --> 02:15:14,940 (シズ)頑張りました。 1866 02:15:14,940 --> 02:15:19,111 (アインズ)そうか… 頑張ったな。 1867 02:15:19,111 --> 02:15:22,614 (シズ)頑張りました。