1 00:00:02,603 --> 00:00:06,573 (ユーク) ブラックボックスの 使い方が分かったって…? 2 00:00:06,573 --> 00:00:10,077 (マリナ) うん ずっと持ち歩いてたら➡ 3 00:00:10,077 --> 00:00:13,080 何となく 伝わってくるものがあったんだ。 4 00:00:13,080 --> 00:00:17,117 でも ユークに手伝ってもらわないと 無理だと思う。 5 00:00:17,117 --> 00:00:18,619 俺に? 6 00:00:18,619 --> 00:00:20,654 やっぱり 錬金術師の力がいるタイプの➡ 7 00:00:20,654 --> 00:00:22,689 アーティファクトだったのか。 8 00:00:22,689 --> 00:00:24,591 で どうすればいい? 9 00:00:24,591 --> 00:00:28,629 えっと… 私を思って! 思う? 10 00:00:28,629 --> 00:00:32,099 うん この子は もう私を知ってる。 11 00:00:32,099 --> 00:00:35,102 だから ユークの知ってる私を 教えてあげて。 12 00:00:36,603 --> 00:00:39,606 《俺の知ってるマリナを…》 13 00:00:43,176 --> 00:00:44,645 あっ…! 14 00:00:46,713 --> 00:00:48,181 はっ…! 15 00:00:48,181 --> 00:00:50,684 わぁ…! あぁ…。 16 00:00:53,587 --> 00:00:57,090 やっぱりだ! 侍が使う太刀にも➡ 17 00:00:57,090 --> 00:00:59,593 マリナの バスタードソードにも似ている。 18 00:00:59,593 --> 00:01:01,595 どういう原理だ? フフ! 19 00:01:01,595 --> 00:01:03,597 ウフフ… 秘密。 20 00:01:03,597 --> 00:01:06,600 ヒ… ヒントを! そうだね~。 21 00:01:06,600 --> 00:01:11,638 赤ちゃんには ママだけじゃなくて パパが必要だったってことかな! 22 00:01:11,638 --> 00:01:14,675 さっぱり分からない! ウフフ! 23 00:01:14,675 --> 00:01:17,578 この子の将来が楽しみだね~。 24 00:01:17,578 --> 00:01:21,081 パ~パ。 おぁ…。 25 00:01:21,081 --> 00:01:41,168 ♬~ 26 00:01:41,168 --> 00:02:01,121 ♬~ 27 00:02:01,121 --> 00:02:21,174 ♬~ 28 00:02:21,174 --> 00:02:41,094 ♬~ 29 00:02:41,094 --> 00:02:50,103 ♬~ 30 00:02:57,077 --> 00:02:59,046 (ベンウッド) 気を付けて行ってきてくれ。 31 00:02:59,046 --> 00:03:02,049 初回の成果を超えようなんて 思わなくていい。 32 00:03:02,049 --> 00:03:04,551 成果としては十分に出ている。 33 00:03:04,551 --> 00:03:07,054 分かっている 危ないと思ったら➡ 34 00:03:07,054 --> 00:03:10,057 スクロールオブイグジットで すぐ脱出する。 35 00:03:10,057 --> 00:03:13,627 配信開始! (キャメラット君) 配信開始! 36 00:03:13,627 --> 00:03:15,128 クローバーです。 37 00:03:15,128 --> 00:03:18,532 無色の闇 ファーストアタックから 3日たちました。 38 00:03:18,532 --> 00:03:21,535 これから セカンドアタックを行います。 39 00:03:21,535 --> 00:03:26,039 今回の目標は 第三階層 階段エリアまでの到達と➡ 40 00:03:26,039 --> 00:03:28,041 異常の調査。 41 00:03:28,041 --> 00:03:32,546 異常の発見時は 適宜判断をして 必要なら撤退をかける。 42 00:03:32,546 --> 00:03:34,548 慎重に楽しもう! (指を鳴らす音) 43 00:03:34,548 --> 00:03:36,616 (ネネ) っす! (シルク:マリナ) はい! 44 00:03:36,616 --> 00:03:41,054 ここまでは順調だな。 (シルク) はい 前回のアタックから➡ 45 00:03:41,054 --> 00:03:44,057 ダンジョンの構造も 変化していませんでした。 46 00:03:44,057 --> 00:03:46,526 問題は この先か。 47 00:03:46,526 --> 00:03:49,563 (ネネ) 見えてきたっす 第二階層っす。 48 00:03:49,563 --> 00:03:54,067 さて… 鬼が出るか蛇が出るか。 49 00:03:54,067 --> 00:03:56,036 油断しないで行こう。 50 00:03:57,070 --> 00:04:00,640 こりゃ… すごいな…! 51 00:04:00,640 --> 00:04:02,542 (ネネ) マジ ヤバいっす…。 52 00:04:02,542 --> 00:04:05,545 ダンジョンの中なのに…。 空があるよ⁉ 53 00:04:05,545 --> 00:04:09,049 あぁ… まずは 落ち着こう。 54 00:04:09,049 --> 00:04:12,552 ログに 外環境型階層として 記述があっただろう。 55 00:04:12,552 --> 00:04:16,056 (レイン) でも ユーク ここ まだ第二階層だよ? 56 00:04:16,056 --> 00:04:20,093 ああ 出現するには 階層が浅過ぎる。 57 00:04:20,093 --> 00:04:23,163 少なくとも この階層が確認されたのは➡ 58 00:04:23,163 --> 00:04:26,066 地下第二十階層から 先のはずだ。 59 00:04:26,066 --> 00:04:29,069 ダンジョンの 構造が変わるというのは➡ 60 00:04:29,069 --> 00:04:31,071 こういうことなのですね。 61 00:04:31,071 --> 00:04:34,574 (ネネ) 無色の闇の 異常たるゆえんっすね。 62 00:04:34,574 --> 00:04:36,576 単に浅い階層に➡ 63 00:04:36,576 --> 00:04:39,579 外環境型階層が出現するという 異常なのか➡ 64 00:04:39,579 --> 00:04:43,650 それとも 深い階層が せり上がってきているのか…。 65 00:04:43,650 --> 00:04:48,588 風の呼び水は作動してるか? 風が強過ぎて機能してないっす。 66 00:04:48,588 --> 00:04:50,090 だろうな。 67 00:04:50,090 --> 00:04:52,592 まずは 周囲を確認したいが…。 68 00:04:52,592 --> 00:04:55,595 さすがに 望遠鏡は持ってこなかったな。 69 00:04:55,595 --> 00:04:59,065 魔法で見ようか? ボクは テレスコープ・アイが使える。 70 00:04:59,065 --> 00:05:04,104 頼む まず右方向だ。 うん それじゃあ…。 71 00:05:04,104 --> 00:05:06,139 よっと…。 72 00:05:06,139 --> 00:05:09,109 だ… 大丈夫か? (レイン) 大丈夫。 73 00:05:09,109 --> 00:05:15,081 遠くて近きもの 我が瞳よ見通せ テレスコープ・アイ。 74 00:05:17,083 --> 00:05:21,087 (レイン) 何もない モンスターの姿もない。 75 00:05:21,087 --> 00:05:23,590 左方向も お願い。 76 00:05:25,625 --> 00:05:27,661 (レイン) 何かある。 え? 77 00:05:27,661 --> 00:05:29,563 (レイン) 家。 家? 78 00:05:29,563 --> 00:05:32,566 (レイン) うん 青い屋根の小さなおうち。 79 00:05:32,566 --> 00:05:35,068 かなり遠い。 80 00:05:35,068 --> 00:05:37,571 うぅ… 目がシパシパする。 81 00:05:37,571 --> 00:05:40,574 分かった ありがとう。 82 00:05:40,574 --> 00:05:45,145 先生 ダンジョンに家なんて あるものなんですか? 83 00:05:45,145 --> 00:05:49,683 建物の残骸があるのは そんなに 珍しいことじゃないけど➡ 84 00:05:49,683 --> 00:05:52,586 家が丸ごととなれば…。 85 00:05:52,586 --> 00:05:56,556 何かあると 考えるべきかもしれないな。 86 00:05:56,556 --> 00:05:58,592 どうかした? 87 00:05:58,592 --> 00:06:03,563 あの太陽 ただのライト代わりの アーティファクトならいいが…。 88 00:06:03,563 --> 00:06:06,566 アーティファクトなの? 欲しい。 89 00:06:06,566 --> 00:06:10,136 でも 本当に太陽だとしたら…。 90 00:06:10,136 --> 00:06:13,173 夕方になって 夜になるね。 うん。 91 00:06:13,173 --> 00:06:16,576 それ自体が 罠やギミックになっている 可能性もある。 92 00:06:16,576 --> 00:06:20,113 日が暮れないうちに 行動した方がいいな。 93 00:06:20,113 --> 00:06:22,082 (ネネ) 見えてきたっす。 94 00:06:27,554 --> 00:06:30,557 新築みたいだよ? 95 00:06:30,557 --> 00:06:34,628 魔力は感じない。 中 確認するっすか? 96 00:06:34,628 --> 00:06:36,663 さすがに ダンジョンに➡ 97 00:06:36,663 --> 00:06:39,599 普通の家が立っているというのは おかしい。 98 00:06:39,599 --> 00:06:42,068 もしかして セーフティエリアか? 99 00:06:42,068 --> 00:06:46,573 違うな… 無色の闇の中で 普通であるということは➡ 100 00:06:46,573 --> 00:06:48,575 逆に 異常だと考えるべきだ。 101 00:06:48,575 --> 00:06:50,577 ⚟あら まぁ⚞ はっ…! 102 00:06:50,577 --> 00:06:55,081 お客さまなんて久しぶりだわ お茶は いかがかしら? 103 00:06:55,081 --> 00:06:59,152 おなかが減っていたら カボチャのパイもありますよ。 104 00:06:59,152 --> 00:07:01,054 先生…。 ああ。 105 00:07:01,054 --> 00:07:03,056 ダンジョンに 人が住んでいるわけなどない。 106 00:07:03,056 --> 00:07:06,059 だが 殺気も邪気も感じない。 107 00:07:06,059 --> 00:07:08,561 あれは… 何だ? 108 00:07:08,561 --> 00:07:13,566 ねぇ おばあちゃんは誰? どうして こんな所に住んでるの? 109 00:07:13,566 --> 00:07:18,071 どうしてと言われると 長い話になるわ。 110 00:07:18,071 --> 00:07:21,641 立ち話も何ですし 中へどうぞ。 111 00:07:21,641 --> 00:07:26,046 申し訳ないが 俺たちは冒険者で ここはダンジョンだ。 112 00:07:26,046 --> 00:07:29,049 あなたの申し出を 受けるわけにはいかない。 113 00:07:29,049 --> 00:07:31,051 あら そう? 114 00:07:31,051 --> 00:07:33,553 もうすぐ 日が落ちてしまうわよ? 115 00:07:33,553 --> 00:07:35,055 はっ…。 116 00:07:36,556 --> 00:07:39,059 (レイン) ユーク! はっ…! 117 00:07:39,059 --> 00:07:40,593 幻覚か! 118 00:07:40,593 --> 00:07:42,595 家が大っきくなったよ⁉ 119 00:07:42,595 --> 00:07:46,032 精霊が変です! バランスが乱れていきます! 120 00:07:46,032 --> 00:07:48,535 ユークさん! 121 00:07:48,535 --> 00:07:51,538 くっ… どうなっている? 122 00:07:51,538 --> 00:07:54,541 ほぅら 夜が来る。 123 00:07:58,545 --> 00:08:02,582 残念 あと一歩だったのに。 124 00:08:02,582 --> 00:08:05,118 《もう少しで敷居を…!》 125 00:08:05,118 --> 00:08:09,055 くっ…。 中に入っちゃダメって分かるのね。 126 00:08:09,055 --> 00:08:11,558 賢い子は嫌いじゃないわ。 127 00:08:11,558 --> 00:08:13,059 くっ…! 128 00:08:14,561 --> 00:08:16,029 そうか…! 129 00:08:18,064 --> 00:08:22,569 レディ・ペルセポネ 生と死を反転せしめる女神。 130 00:08:22,569 --> 00:08:27,107 (ペルセポネ) ほぉ 我が名を知るか ユークとやら。 131 00:08:27,107 --> 00:08:31,544 死者の魂を導く 不変の退屈も数千年。 132 00:08:31,544 --> 00:08:34,547 よくぞ ここに迷い込んでくれた。 133 00:08:34,547 --> 00:08:38,551 もはや お前たちは ここから生きては帰れぬ。 134 00:08:38,551 --> 00:08:43,056 その命 わらわの永遠の 退屈しのぎに使われること➡ 135 00:08:43,056 --> 00:08:46,059 享受する他ないのだ! 136 00:08:46,059 --> 00:08:48,094 くっ…! 137 00:08:48,094 --> 00:08:52,165 偉大なる不死者王 いずれ またお会いしましょう。 138 00:08:52,165 --> 00:08:56,136 いつか 我が命運の尽きし時に。 139 00:09:02,575 --> 00:09:06,045 その言葉 忘れぬぞ。 140 00:09:06,045 --> 00:09:07,547 はっ…。 141 00:09:08,548 --> 00:09:11,051 ぐっ! あぁ… うぅ! 142 00:09:12,552 --> 00:09:14,554 階段に戻るぞ! (4人) はっ…! 143 00:09:17,557 --> 00:09:19,559 身体強化! 144 00:09:22,128 --> 00:09:27,033 あれは レディ・ペルセポネだ。 青白き不死者王…⁉ 145 00:09:27,033 --> 00:09:29,536 (レイン) つまり ボクたちは…。 146 00:09:29,536 --> 00:09:32,539 今 死者の国にいる ということになる。 147 00:09:32,539 --> 00:09:36,076 (レイン) 何だか 魔力が吸われてゆく感覚がする。 148 00:09:36,076 --> 00:09:38,545 急げ! 魔力が枯渇する! 149 00:09:38,545 --> 00:09:41,548 夜の魔物が現れるぞ! 150 00:09:41,548 --> 00:09:44,617 ハァ… ハァ… みんな無事か? 151 00:09:44,617 --> 00:09:49,055 あ… 私は何とか。 私も大丈夫っす。 152 00:09:49,055 --> 00:09:51,091 疲れたけど 大丈夫。 153 00:09:51,091 --> 00:09:55,061 配信停止…。 (キャメラット君) お疲れさまでした。 154 00:09:55,061 --> 00:10:00,567 ふぅ… 死の国の夜に 生気と魔力を吸い取られたようだ。 155 00:10:00,567 --> 00:10:03,069 今は 魔力継続回復も使えない。 156 00:10:03,069 --> 00:10:05,538 その… ユークさん。 157 00:10:07,607 --> 00:10:12,545 何だ? これ… ペルセポネの呪いか? 158 00:10:12,545 --> 00:10:15,048 うん ごめん。 159 00:10:15,048 --> 00:10:18,551 ボクの力じゃ 解除できそうにない。 160 00:10:18,551 --> 00:10:23,022 心配しなくていい 帰ったら神殿に行ってみるよ。 161 00:10:25,058 --> 00:10:29,095 一体 先ほどの場所は 何だったのですか? 162 00:10:29,095 --> 00:10:31,631 おそらくは 『レマズルカ叙事詩』に出てくる➡ 163 00:10:31,631 --> 00:10:36,069 「灰色の野」だと思う。 では 先生の あの言葉は…。 164 00:10:36,069 --> 00:10:40,073 「偉大なる不死者王 いずれ またお会いしましょう。 165 00:10:40,073 --> 00:10:43,543 いつか 我が命運の尽きし時に」。 166 00:10:43,543 --> 00:10:47,547 『レマズルカ叙事詩』の主人公は そう言ってやり過ごしたんだ。 167 00:10:47,547 --> 00:10:49,549 うまくいってよかったよ。 168 00:10:49,549 --> 00:10:54,654 ここは 平穏なる生の昼と 荒廃たる死の夜が繰り返される➡ 169 00:10:54,654 --> 00:10:58,558 青白き不死者王 レディ・ペルセポネが支配する➡ 170 00:10:58,558 --> 00:11:03,530 この世ならざる領域 二面性の混ざり合った世界だ。 171 00:11:03,530 --> 00:11:07,066 つまり 反転している。 反転? 172 00:11:07,066 --> 00:11:12,071 昼と夜 生と死 老いと若さ… 全てが反転する。 173 00:11:12,071 --> 00:11:13,540 えっ⁉ 174 00:11:13,540 --> 00:11:16,075 無色の闇の特性なんだろうな。 175 00:11:16,075 --> 00:11:18,645 ダンジョンとしての本質の姿。 176 00:11:18,645 --> 00:11:21,047 世界の端たる アビスゲートを有する➡ 177 00:11:21,047 --> 00:11:24,083 このダンジョンの あるべき姿。 178 00:11:24,083 --> 00:11:28,054 やっぱり アビスゲートってのは 別世界への出入り口なんだと思う。 179 00:11:28,054 --> 00:11:31,558 それが 無色の闇と どう関係するの? 180 00:11:31,558 --> 00:11:34,561 隣接する世界の 再現をしているんじゃないかな? 181 00:11:34,561 --> 00:11:38,097 隣接する世界? 異世界のことだ。 182 00:11:38,097 --> 00:11:43,536 無色の闇自体が異世界? …を模したダンジョンってことさ。 183 00:11:43,536 --> 00:11:45,538 俺たちの世界を含む➡ 184 00:11:45,538 --> 00:11:48,107 いくつもの世界の端が 重なり合った場所が➡ 185 00:11:48,107 --> 00:11:51,044 アビスゲートなんじゃ ないだろうか。 186 00:11:51,044 --> 00:11:54,581 であれば このダンジョンそのものが 別世界の…。 187 00:11:54,581 --> 00:12:00,053 そう 灰色の野の限定的再現くらい やってのけるかもしれない。 188 00:12:02,589 --> 00:12:04,123 …ってことだ。 189 00:12:04,123 --> 00:12:07,060 半分以上は サーガ叔父さんの推測も 入ってるけどな。 190 00:12:07,060 --> 00:12:08,561 なるほど。 191 00:12:08,561 --> 00:12:11,564 でも あそこって まだ第二階層だったよね? 192 00:12:11,564 --> 00:12:15,535 あっ… まずいな…。 何が? 193 00:12:15,535 --> 00:12:19,539 俺たちがいるのは 今 何階層なんだ? 194 00:12:19,539 --> 00:12:22,075 いや… そもそもだ。 195 00:12:22,075 --> 00:12:24,611 20年前の先遣隊が攻略した➡ 196 00:12:24,611 --> 00:12:27,547 地下第三十階層というのは 正しいのか? 197 00:12:27,547 --> 00:12:32,552 もしかして…。 ボクたち階層スキップしてる? 198 00:12:32,552 --> 00:12:34,554 うん 可能性はある。 199 00:12:34,554 --> 00:12:37,056 俺たちにとっての第二階層は➡ 200 00:12:37,056 --> 00:12:40,059 記録上の 第二階層ではないかもしれない。 201 00:12:40,059 --> 00:12:43,062 そうか! レインの言う通りだよ! 202 00:12:43,062 --> 00:12:46,599 階段は きっといろんな階層に スキップしてるんだ! 203 00:12:46,599 --> 00:12:48,668 どうして そう言い切れる? 204 00:12:48,668 --> 00:12:51,037 だって ダンジョンが 姿を変えてるところって➡ 205 00:12:51,037 --> 00:12:53,039 誰も見たことがないんでしょ? 206 00:12:53,039 --> 00:12:55,041 あっ…! (レイン) それ…。 207 00:12:55,041 --> 00:12:57,043 ダンジョンが 変化するんじゃなく➡ 208 00:12:57,043 --> 00:13:01,047 階段を起点として 別階層にスキップされている。 209 00:13:01,047 --> 00:13:04,550 確かに… そう考えれば行きと帰りで➡ 210 00:13:04,550 --> 00:13:07,587 まるで構造が違うという状況にも 納得できる。 211 00:13:07,587 --> 00:13:09,622 な… なるほどっす。 212 00:13:09,622 --> 00:13:13,059 どうする? すぐ脱出するか? 213 00:13:13,059 --> 00:13:17,063 先生 根を詰め過ぎです まずは 休みましょう。 214 00:13:17,063 --> 00:13:21,067 時間的にも体力的にも ここでロングステイするべき。 215 00:13:21,067 --> 00:13:23,569 回復してから考えよ! 216 00:13:23,569 --> 00:13:26,072 どんな判断でも ユークについて行くよ! 217 00:13:26,072 --> 00:13:30,610 っす! だから 今は休みましょう! 218 00:13:30,610 --> 00:13:35,615 ゆっくりと休んでくださいね。 ああ みんなも。 219 00:13:39,085 --> 00:13:43,589 (サイモン) おい 起きろ。 う… あぁ…。 220 00:13:43,589 --> 00:13:45,558 (サイモン) うぅ! ぐはっ…! くっ…。 221 00:13:45,558 --> 00:13:49,062 はっ…! サイモン⁉ 222 00:13:51,064 --> 00:13:53,566 サイモン どうして ここにいる! ぐっ…! 223 00:13:53,566 --> 00:13:56,069 (サイモン) 追いかけてきたからに 決まってるだろ? 224 00:13:56,069 --> 00:13:59,072 何のつもりだ! おっと 落ち着けよ。 225 00:13:59,072 --> 00:14:02,442 主導権は こちらにあるんだ。 なっ…! 226 00:14:06,079 --> 00:14:08,114 みんなに何をした? 227 00:14:08,114 --> 00:14:11,050 (カミラ) 少しばかり 眠ってもらっただけですわ。 228 00:14:11,050 --> 00:14:15,555 (バリー) おい このちびっこいのの 首に巻いてあるもんが見えるか? 229 00:14:15,555 --> 00:14:19,058 隷従の首輪…? 何でそんな物を! 230 00:14:19,058 --> 00:14:22,028 僕たちの 親切なスポンサーが くれたんだよ。 231 00:14:22,028 --> 00:14:25,064 お前のことを 随分と恨んでるようだったぞ。 232 00:14:25,064 --> 00:14:26,599 恨み? 233 00:14:26,599 --> 00:14:30,136 これがあれば あの女は 僕の命令通りに動く。 234 00:14:30,136 --> 00:14:32,538 そんな物を使って どうするつもりだ? 235 00:14:32,538 --> 00:14:35,041 明るみになれば犯罪者だぞ! 236 00:14:35,041 --> 00:14:38,544 どっちにしろ このままじゃ 僕らは破滅さ。 237 00:14:38,544 --> 00:14:40,546 ささいな行き違いだというのに➡ 238 00:14:40,546 --> 00:14:45,551 犯罪者扱いで国外追放なんてねぇ。 239 00:14:45,551 --> 00:14:50,089 そこで お互い損しない いい提案なんだけどさ➡ 240 00:14:50,089 --> 00:14:53,659 僕たち 仲直りしようじゃないか。 はぁ? 241 00:14:53,659 --> 00:14:57,530 だって ユークは 僕たちサンダーパイクの仲間なんだから。 242 00:14:57,530 --> 00:14:59,031 くっ…! 243 00:14:59,031 --> 00:15:03,035 (サイモン) ここに公式な証書がある これにサインしてくれるかい? 244 00:15:03,035 --> 00:15:05,538 「ミッション開始時点で クローバーは➡ 245 00:15:05,538 --> 00:15:09,041 サンダーパイクに アライアンスの要請をしていた」…? 246 00:15:09,041 --> 00:15:11,544 「エルフに対する差別発言は➡ 247 00:15:11,544 --> 00:15:15,081 クローバー内で 日常的に行われており➡ 248 00:15:15,081 --> 00:15:18,518 サンダーパイクにも それに習うよう指示があった」。 249 00:15:18,518 --> 00:15:20,553 「これまでの あらゆる損害は➡ 250 00:15:20,553 --> 00:15:23,556 クローバーおよび ユーク・フェルディオによる➡ 251 00:15:23,556 --> 00:15:26,526 狂言および 扇動によるものであり➡ 252 00:15:26,526 --> 00:15:29,061 サンダーパイクに責任はない」。 253 00:15:29,061 --> 00:15:33,032 「ユーク・フェルディオは これまでのことを真摯に反省し➡ 254 00:15:33,032 --> 00:15:35,568 サンダーパイクに謝罪する」。 255 00:15:35,568 --> 00:15:38,638 「サンダーパイクは クローバーを吸収合併し➡ 256 00:15:38,638 --> 00:15:42,041 その上で更正を促すものとする」。 257 00:15:42,041 --> 00:15:45,511 何だ これは! これから事実になることさ。 258 00:15:45,511 --> 00:15:50,016 その上で お前を含めた みんなで謝罪配信をしよう? 259 00:15:50,016 --> 00:15:53,519 少しばかり世間知らずな バカだと思っていたが➡ 260 00:15:53,519 --> 00:15:55,054 こうも本物のゲス…。 261 00:15:55,054 --> 00:15:58,090 (サイモン) ふんっ! ぐっ…! ぐっ… うぅ…。 262 00:15:58,090 --> 00:16:02,128 (サイモン) サインしないのか? 何なら お前のいとしい小娘に➡ 263 00:16:02,128 --> 00:16:05,531 バリーに奉仕しろって命令でも してみようか? 264 00:16:05,531 --> 00:16:10,036 くっ… サインしたら仲間を解放しろ。 おいおい…。 265 00:16:10,036 --> 00:16:12,038 僕に命令するんじゃないよ! ぐはっ…! 266 00:16:12,038 --> 00:16:16,008 (サイモン) わきまえろって いつも言ってただろ? 267 00:16:16,008 --> 00:16:19,045 お前が勝手に抜けたせいで 迷惑がかかってるってのに➡ 268 00:16:19,045 --> 00:16:22,081 毎日 毎日 楽しそうにしやがって! 269 00:16:22,081 --> 00:16:24,617 ゴミが! クソが! カスが! 270 00:16:24,617 --> 00:16:28,521 だから 返してもらうんだよ 利子をつけて。 271 00:16:28,521 --> 00:16:31,057 ここまで やってこられたのは 僕らのおかげだろ? 272 00:16:31,057 --> 00:16:34,527 それなのに 独り占めはよくないなぁ! 273 00:16:34,527 --> 00:16:37,029 おいおい サイモン 殺すなよ? 274 00:16:37,029 --> 00:16:40,533 死んだら 元も子もなくなりますわ。 275 00:16:40,533 --> 00:16:45,571 手加減はしてるさ そうだ そこの蛮族を見せしめにしよう。 276 00:16:45,571 --> 00:16:51,043 ユーク 今から首輪の女に命令して 黒エルフを殺させるよ。 277 00:16:51,043 --> 00:16:54,547 それで 僕の本気が 分かってもらえるだろうしねぇ。 278 00:16:54,547 --> 00:16:56,549 やめろ! 待てよ サイモン。 279 00:16:56,549 --> 00:17:00,019 殺しちまうなら その前に 俺に楽しませろよ。 280 00:17:00,019 --> 00:17:03,022 (サイモン) それも面白いなぁ。 待て! 281 00:17:03,022 --> 00:17:07,059 待ってくれ サインする! 282 00:17:07,059 --> 00:17:09,095 早くした方がいい。 283 00:17:09,095 --> 00:17:13,099 僕だって本当は 友達に ひどいことをしたくないんだ。 284 00:17:16,035 --> 00:17:19,539 (サイモン) ほら 早くしろ! うぅ… うっ…。 285 00:17:23,042 --> 00:17:25,044 《書くしかない…》 286 00:17:25,044 --> 00:17:27,046 (地鳴り) 287 00:17:27,046 --> 00:17:29,015 (サイモン) 地震? (カミラ) 大きいですわ! 288 00:17:29,015 --> 00:17:31,584 あ… はっ…! 289 00:17:31,584 --> 00:17:36,555 (サイモン) 収まったか ほら早くサインを… ユーク! 290 00:17:36,555 --> 00:17:39,058 感じないか? サイモン。 (サイモン) 何をだ。 291 00:17:39,058 --> 00:17:43,062 何というか ダンジョンの安定感が 失われたような…。 292 00:17:43,062 --> 00:17:45,531 (サイモン) ごちゃごちゃ…! あ…。 (ヒビが入る音) 293 00:17:45,531 --> 00:17:47,066 (崩れる音) 294 00:17:47,066 --> 00:17:49,068 おい 何かヤベえぞ! 295 00:17:49,068 --> 00:17:51,070 うぁ! おわっ! (カミラ) きゃ~! 296 00:17:51,070 --> 00:17:54,140 (サイモン) バリー! カミラ! うわぁ! 297 00:17:54,140 --> 00:17:56,642 レイン 起きろ! 298 00:17:56,642 --> 00:18:00,546 脱出を… クソ マジックバックを取られた。 299 00:18:00,546 --> 00:18:03,049 こういう時だけ 察しのいいヤツらめ! 300 00:18:03,049 --> 00:18:05,551 (崩れる音) 301 00:18:05,551 --> 00:18:09,555 おわっ! (ジェミー) 「落下制御」! 302 00:18:09,555 --> 00:18:12,091 なっ… これは…! 303 00:18:12,091 --> 00:18:14,060 落下制御…⁉ 304 00:18:16,062 --> 00:18:17,563 はっ…。 305 00:18:19,131 --> 00:18:22,134 ジェミー? 306 00:18:22,134 --> 00:18:25,571 みんなも無事か よかった… ありがとう ジェミー。 307 00:18:25,571 --> 00:18:28,074 (ジェミー) あっ… ううん。 308 00:18:28,074 --> 00:18:32,078 (カミラ:サイモン:バリー) うぅ… うっ…。 309 00:18:32,078 --> 00:18:35,548 ジェミー お前… 一体どういう…。 310 00:18:38,050 --> 00:18:40,052 オルクス⁉ 311 00:18:40,052 --> 00:18:41,587 (サイモン) ジェミー! 312 00:18:41,587 --> 00:18:43,089 (ジェミー) ユークに返さなきゃ! (サイモン) おいっ! 313 00:18:43,089 --> 00:18:46,659 (ジェミー) これ あなたの装備! 314 00:18:46,659 --> 00:18:49,061 (うなり声) 315 00:18:49,061 --> 00:18:52,565 チェック! スクロールオブサンクチュアリ! 316 00:18:52,565 --> 00:18:54,533 (うめき声) 317 00:18:54,533 --> 00:18:59,538 眠りの悪魔よ立ち去れ アウェイクン! 318 00:18:59,538 --> 00:19:02,541 ごめんなさい すぐ みんな自由にするから。 319 00:19:02,541 --> 00:19:05,611 よしっ スクロールオブイグジットを…! 320 00:19:05,611 --> 00:19:07,146 サンクチュアリ! 321 00:19:07,146 --> 00:19:11,050 ボクも手伝う! レイン! それにみんなも! 322 00:19:11,050 --> 00:19:13,552 俺の近くに集まってくれ! 323 00:19:13,552 --> 00:19:16,055 チェック! スクロールオブイグジット! 324 00:19:17,556 --> 00:19:20,059 ジェミー! サイモンたちを連れてきてくれ! 325 00:19:20,059 --> 00:19:22,061 え… いいの? 326 00:19:22,061 --> 00:19:25,598 私たちは ひどいことしたのに…。 327 00:19:25,598 --> 00:19:28,134 サイモンたちは 法で裁かれるべきだ。 328 00:19:28,134 --> 00:19:31,070 ここで死ぬべきじゃない。 あ…。 329 00:19:31,070 --> 00:19:33,539 (サイモン) 動くな! はっ…! 330 00:19:35,574 --> 00:19:37,543 (うなり声) 331 00:19:37,543 --> 00:19:40,079 ユーク! ユークさん! 332 00:19:40,079 --> 00:19:42,048 ドライアド! 333 00:19:42,048 --> 00:19:45,584 足止めします 今のうちに! くっ…。 334 00:19:45,584 --> 00:19:47,620 サイモン どういうつもりだ! 335 00:19:47,620 --> 00:19:49,055 ハハハ…! 336 00:19:49,055 --> 00:19:53,059 女をたらし込むのがうまいな ユーク。 337 00:19:53,059 --> 00:19:57,063 《マズい… スクロール発動中で 魔法も行動も不能だ》 338 00:19:57,063 --> 00:20:01,067 さぁ! 今すぐ僕を助けろ! さもないと この女を…! 339 00:20:01,067 --> 00:20:03,035 (ジェミー) うぅ! (サイモン) うあぁ! 340 00:20:03,035 --> 00:20:05,071 レインさん 逃げて! う… うん! 341 00:20:05,071 --> 00:20:08,140 ジェミー! 戻れ! そろそろ脱出だぞ! 342 00:20:08,140 --> 00:20:10,042 (サイモン) ふんっ! (ジェミー) うっ! くはっ…! 343 00:20:10,042 --> 00:20:15,047 ジェミー! ハハハ… 脱出できる! 344 00:20:15,047 --> 00:20:17,583 (カミラ:バリー) サイモン! (サイモン) ああ…? 345 00:20:17,583 --> 00:20:22,054 待てよ 助けてくれ…。 動けないんです お願いします! 346 00:20:22,054 --> 00:20:27,593 うるさい‼ 自力で動け! 僕だって限界なんだ! 347 00:20:27,593 --> 00:20:30,129 生きて帰れるぞ! ハハハ…! 348 00:20:30,129 --> 00:20:32,064 (ジェミー) エネルギーボルト! 349 00:20:32,064 --> 00:20:34,533 (サイモン) あぁ! あぁ… うっ…。 350 00:20:34,533 --> 00:20:37,536 これ以上 ユークたちに手出しさせない。 351 00:20:37,536 --> 00:20:41,073 この… クソ女~‼ ジェミー! いいから戻れ! 352 00:20:41,073 --> 00:20:43,075 もうすぐ強制発動する! 353 00:20:43,075 --> 00:20:47,079 サイモン・バークリーが命じる…! ごめんね さよなら。 354 00:20:47,079 --> 00:20:49,615 ジェミー‼ 装備者 レインよ➡ 355 00:20:49,615 --> 00:20:53,519 僕を助け…! ろ…。 356 00:20:53,519 --> 00:21:00,025 え… は? はぁ~~⁉ 357 00:21:00,025 --> 00:21:02,061 (うなり声) 358 00:21:02,061 --> 00:21:04,530 (サイモン) ちくしょう… ちくしょう! ちくしょう! 359 00:21:04,530 --> 00:21:08,033 くっ… こうなったら…! 360 00:21:08,033 --> 00:21:11,070 うぅ! おぁ…! 361 00:21:11,070 --> 00:21:14,140 うは…! うぅ… うっ。 362 00:21:14,140 --> 00:21:17,543 (うなり声) (悲鳴) 363 00:21:17,543 --> 00:21:20,045 うっ…。 364 00:21:20,045 --> 00:21:27,052 ♬~ 365 00:21:27,052 --> 00:21:38,597 ♬~ 366 00:21:38,597 --> 00:21:45,037 ♬~ 367 00:21:45,037 --> 00:21:55,548 ♬~ 368 00:21:55,548 --> 00:22:15,534 ♬~ 369 00:22:15,534 --> 00:22:24,043 ♬~ 370 00:22:24,043 --> 00:22:42,027 ♬~ 371 00:22:42,027 --> 00:22:49,001 ♬~