1 00:00:01,101 --> 00:00:04,605 (ブラン) レイニース お前と話したいことがある。 2 00:00:04,605 --> 00:00:08,075 (レイン) 話すことはない 関わらないでと言ったはず。 3 00:00:08,075 --> 00:00:11,078 (ブラン) ユーク・フェルディオを 捜しているのだろう? 4 00:00:11,078 --> 00:00:12,112 はっ…! 5 00:00:12,112 --> 00:00:15,082 (ブラン) 彼を捜す方法がないこともない。 6 00:00:15,082 --> 00:00:17,117 どういう… こと? 7 00:00:17,117 --> 00:00:20,153 (ブラン) 探索者の羅針盤という アーティファクトを知っているか? 8 00:00:20,153 --> 00:00:21,688 はっ…! 9 00:00:21,688 --> 00:00:24,091 (ブラン) そう 使用した者が 探し求めるものを➡ 10 00:00:24,091 --> 00:00:26,593 指し示す羅針盤だ。 11 00:00:26,593 --> 00:00:31,598 隠された宝物から行方不明者まで 何でもな。 12 00:00:31,598 --> 00:00:34,101 (レイン) 持っているの? いいや? 13 00:00:34,101 --> 00:00:37,104 持ち主については 心当たりがあるがねぇ。 14 00:00:37,104 --> 00:00:38,605 教えて。 15 00:00:38,605 --> 00:00:41,608 (ブラン) それが人にものを尋ねる態度か? 16 00:00:44,211 --> 00:00:46,079 教えてください。 17 00:00:46,079 --> 00:00:47,614 ふんっ。 18 00:00:47,614 --> 00:00:50,083 コンパスを持っているのは マストマさまだ。 19 00:00:50,083 --> 00:00:51,585 あっ…! 20 00:00:51,585 --> 00:00:53,587 (ブラン) 交渉は お前自身がするといい。 21 00:00:53,587 --> 00:00:59,092 機嫌を損ねなければ コンパスを 貸してもらえるかもしれんぞ? 22 00:00:59,092 --> 00:01:02,129 私のことが 信じられないのであれば➡ 23 00:01:02,129 --> 00:01:04,164 この話は終わりだ。 (レイン) あっ…。 24 00:01:04,164 --> 00:01:07,200 (ブラン) 冒険者ギルドが 彼の死体を見つけるのを➡ 25 00:01:07,200 --> 00:01:09,102 ゆっくり待てばいい。 26 00:01:09,102 --> 00:01:11,605 (レイン) 分かった 行きます。 27 00:01:11,605 --> 00:01:13,073 (ブラン) ふっ。 28 00:01:13,073 --> 00:01:15,075 私も先方も忙しい身だ。 29 00:01:15,075 --> 00:01:18,078 すぐに向かうとしよう。 (レイン) すぐ? 30 00:01:18,078 --> 00:01:19,579 (ブラン) 我々 貴族は➡ 31 00:01:19,579 --> 00:01:22,115 暇を持て余しているわけでは ないのだぞ。 32 00:01:22,115 --> 00:01:24,117 ましてや 先方は王族だ。 33 00:01:24,117 --> 00:01:27,688 謁見にも手順と手間がいる。 34 00:01:27,688 --> 00:01:30,624 分かった ついていきます。 35 00:01:30,624 --> 00:01:33,594 (ブラン) 仲間のことが 気がかりなのだろう? 36 00:01:33,594 --> 00:01:37,597 馬車の中で手紙を書くといい 宿に届けさせる。 37 00:01:42,135 --> 00:01:44,104 (ブラン)《ユーク・フェルディオ》 38 00:01:44,104 --> 00:01:48,675 《運よく死体が見つかったら 墓に花でも手向けてやるよ》 39 00:01:48,675 --> 00:01:51,578 《お前の女どもを売った金でな》 40 00:01:51,578 --> 00:01:55,082 《ア~ハッハッハ…!》 41 00:01:55,082 --> 00:02:15,202 ♬~ 42 00:02:15,202 --> 00:02:35,088 ♬~ 43 00:02:35,088 --> 00:02:55,175 ♬~ 44 00:02:55,175 --> 00:03:15,095 ♬~ 45 00:03:15,095 --> 00:03:24,104 ♬~ 46 00:03:35,082 --> 00:03:38,552 (ユーク) 「無色の闇」とは よく言ったもんだ。 47 00:03:38,552 --> 00:03:42,556 行けども行けども 何も見えない 何も変わらない…。 48 00:03:42,556 --> 00:03:46,593 進んでいるのか 落ちているのか 止まっているのか。 49 00:03:46,593 --> 00:03:49,129 それすら 分からなくなってきたな…。 50 00:03:49,129 --> 00:03:52,099 (レイン) ⚟ユーク…⚞ はっ…! 51 00:03:54,067 --> 00:03:57,070 (レイン) ⚟ユーク…!⚞ はっ…。 52 00:03:57,070 --> 00:03:59,039 レイン…? 53 00:04:02,576 --> 00:04:04,044 あれは…。 54 00:04:04,044 --> 00:04:06,046 (ニーベルン) 光…。 55 00:04:06,046 --> 00:04:08,548 多分 出口だ。 分かるの? 56 00:04:08,548 --> 00:04:12,619 分からないけど そう感じる。 57 00:04:12,619 --> 00:04:15,655 行こうか。 うん! 58 00:04:15,655 --> 00:04:21,061 ♬~ 59 00:04:21,061 --> 00:04:24,564 しっかりつかまっていろ ルン。 うん。 60 00:04:24,564 --> 00:04:34,074 ♬~ 61 00:04:34,074 --> 00:04:38,578 ♬~ がはっ…! うぅ… う~。 62 00:04:38,578 --> 00:04:45,585 ♬~ 63 00:04:45,585 --> 00:04:48,054 ぷはぁ! ハァ… ハァ…。 ハァ… ハァ…。 64 00:04:48,054 --> 00:04:52,092 ハァ… ハァ…。 ハァ… ハァ…。 65 00:04:52,092 --> 00:04:54,094 ハァ…! ハァ… ハァ…。 66 00:04:54,094 --> 00:04:58,565 ルン 大丈夫か? ハァ…。 うん びっくりした~。 67 00:05:01,067 --> 00:05:04,137 うぅ… うっ…。 68 00:05:04,137 --> 00:05:06,139 (くしゃみ) 69 00:05:07,574 --> 00:05:09,576 すぐ火をおこすから。 70 00:05:11,545 --> 00:05:16,049 あったか~い。 生き返る… って文字通り➡ 71 00:05:16,049 --> 00:05:18,552 生きて帰ってくることができて よかった。 72 00:05:18,552 --> 00:05:21,054 服が乾いたら出発しよう。 73 00:05:21,054 --> 00:05:23,623 ここ どこかなぁ? 74 00:05:23,623 --> 00:05:26,660 あの山の形 見覚えがある。 75 00:05:26,660 --> 00:05:30,063 この川は ライン湖から流れている 川のはずだよ。 76 00:05:30,063 --> 00:05:32,566 だとすると ドゥナまで そんなに遠くない。 77 00:05:32,566 --> 00:05:35,569 街道に出れば 乗合馬車を拾えると思う。 78 00:05:35,569 --> 00:05:39,573 うん お姉ちゃんたちの所に行こう! 79 00:05:39,573 --> 00:05:42,576 そうだな 早くみんなに会いたい。 80 00:05:46,546 --> 00:05:49,049 (フィナ) ん? んん…。 81 00:05:51,084 --> 00:05:53,653 皆さん! ユークさんとルンちゃんです! 82 00:05:53,653 --> 00:05:55,555 帰ってきましたよ! 83 00:05:55,555 --> 00:05:58,558 やっと着いたな よく頑張った。 84 00:05:58,558 --> 00:06:00,594 ねむ~い。 85 00:06:00,594 --> 00:06:03,063 暖かい布団で ゆっくり寝るといいさ。 86 00:06:03,063 --> 00:06:04,564 あっ。 87 00:06:06,066 --> 00:06:08,068 ただいま ルンも無事だよ。 88 00:06:08,068 --> 00:06:10,070 (マリナ) ユーク! ルンちゃん! 89 00:06:10,070 --> 00:06:12,105 おぉ! おい…。 (シルク) よかった…! 90 00:06:12,105 --> 00:06:14,641 痛た…。 あっ ごめん。 91 00:06:14,641 --> 00:06:18,044 よくぞ ご無事で…! 心配したんだからね! 92 00:06:18,044 --> 00:06:20,547 あ… あぁ ありがとう。 93 00:06:20,547 --> 00:06:23,083 でも ちょっと 大げさ過ぎやしないか? 94 00:06:23,083 --> 00:06:26,086 何言ってるの! 2週間も帰ってこなくて…。 95 00:06:26,086 --> 00:06:27,554 え? 96 00:06:27,554 --> 00:06:30,056 私たちが どれほど心配したか…。 97 00:06:30,056 --> 00:06:33,093 2週間て…⁉ あ…? 98 00:06:33,093 --> 00:06:35,629 皆さん 夜も眠れないほどに➡ 99 00:06:35,629 --> 00:06:39,566 ユークさんとルンちゃんのことを 心配していたのですよ。 100 00:06:39,566 --> 00:06:43,103 せいぜい半日しかたってないと 思ったけど…。 101 00:06:43,103 --> 00:06:45,071 うん どういうこと? 102 00:06:45,071 --> 00:06:48,074 半日? 2週間だよ! 103 00:06:48,074 --> 00:06:51,578 あの「無色の闇」は 時間そのものが歪んでいた…? 104 00:06:51,578 --> 00:06:54,080 そうか サイモンだって➡ 105 00:06:54,080 --> 00:06:57,617 何百年か何千年かを 超えてきていたんだし…。 106 00:06:57,617 --> 00:07:02,088 だとすると 1000年たってても おかしくなかったってことか…⁉ 107 00:07:02,088 --> 00:07:05,058 すまなかった。 108 00:07:05,058 --> 00:07:06,559 うん…。 109 00:07:06,559 --> 00:07:13,066 ですが 本当に… 本当に無事でよかったです。 110 00:07:13,066 --> 00:07:16,569 2人とも 心配をかけたね。 111 00:07:16,569 --> 00:07:19,606 怖くなかったですか? 大丈夫。 112 00:07:19,606 --> 00:07:23,576 ユークお兄ちゃんがいたから。 そうですね。 113 00:07:23,576 --> 00:07:26,046 フィナさん ありがとうございます。 114 00:07:26,046 --> 00:07:27,580 (フィナ) いいえ。 115 00:07:27,580 --> 00:07:31,551 で その… レインとネネは? 116 00:07:31,551 --> 00:07:35,055 ルンちゃん 疲れたでしょ? 中で休もう。 117 00:07:35,055 --> 00:07:36,556 う… うん。 118 00:07:36,556 --> 00:07:38,591 何か おやつを用意しますね。 119 00:07:38,591 --> 00:07:42,662 そうだ! パンケーキ作ろうか? (ニーベルン) やった~! 120 00:07:42,662 --> 00:07:44,564 何か あったのか? 121 00:07:44,564 --> 00:07:47,567 実は 2日前から レインが帰らなくて…。 122 00:07:47,567 --> 00:07:49,069 え⁉ 123 00:07:49,069 --> 00:07:52,572 それで 先ほどこんなものが…。 124 00:07:52,572 --> 00:07:54,541 レインの字だな。 125 00:07:54,541 --> 00:07:57,077 「ユークの手がかりが つかめるかもしれない。 126 00:07:57,077 --> 00:08:01,147 少し行ってきます 心配しないで」。 127 00:08:01,147 --> 00:08:02,649 誰が これを? 128 00:08:02,649 --> 00:08:05,218 ブラン・クラウダの使いだと 名乗っていました。 129 00:08:05,218 --> 00:08:06,586 あの男が…⁉ 130 00:08:06,586 --> 00:08:10,056 「レインは もう帰らない 話がしたければ➡ 131 00:08:10,056 --> 00:08:13,560 ドゥナ 中央街区の マストマ邸まで来い」とも。 132 00:08:13,560 --> 00:08:16,563 どうすればいいか分からなくて…。 133 00:08:16,563 --> 00:08:20,066 俺が戻るまで 随分と頑張ってくれたんだな。 134 00:08:20,066 --> 00:08:25,138 ありがとう ここからは クローバーのリーダーである俺の仕事だ。 135 00:08:25,138 --> 00:08:29,075 先生…。 俺がレインを迎えに行ってくるよ。 136 00:08:29,075 --> 00:08:33,580 ですが… お疲れでは? 少し 休まれてから…。 137 00:08:33,580 --> 00:08:37,550 レインと一緒に帰ってきてから ゆっくり休ませてもらうさ。 138 00:08:37,550 --> 00:08:39,052 はい…。 139 00:08:39,052 --> 00:08:42,055 ネネさんが様子を確認するために 先行しています。 140 00:08:42,055 --> 00:08:44,057 現地で落ち合ってください。 141 00:08:44,057 --> 00:08:47,627 ああ レインを必ず連れて戻るよ。 142 00:08:47,627 --> 00:08:49,662 いってくる! 143 00:08:49,662 --> 00:08:52,165 どうか… お気を付けて。 144 00:08:57,037 --> 00:08:59,572 (ネネ) 押し入るつもりなら 加勢するっす! 145 00:08:59,572 --> 00:09:01,074 ネネ! 146 00:09:01,074 --> 00:09:04,043 2週間ぶりの再会を喜んで 飛び付きたいところっすが➡ 147 00:09:04,043 --> 00:09:06,579 それは ネネタイムに取っておくっす。 148 00:09:06,579 --> 00:09:08,048 ああ。 149 00:09:08,048 --> 00:09:12,118 後回しと言ったっす 懸命に こらえているんすから。 150 00:09:12,118 --> 00:09:13,653 すまない…。 151 00:09:13,653 --> 00:09:17,590 警備の手薄な所は? どこもかしこも厳重っす。 152 00:09:17,590 --> 00:09:20,560 だったら 堂々と行くしかないな。 153 00:09:24,097 --> 00:09:26,566 ⚟ユーク・フェルディオ?⚞ え? 154 00:09:26,566 --> 00:09:29,569 通せ 命令 ある こっちだ。 155 00:09:29,569 --> 00:09:31,037 (2人) えっ? 156 00:09:31,037 --> 00:09:33,106 お前は ここで待て。 157 00:09:33,106 --> 00:09:35,642 分かった いってくるよ。 158 00:09:35,642 --> 00:09:37,610 気を付けてっす。 159 00:09:44,617 --> 00:09:50,590 (サルムタリア語) 160 00:09:50,590 --> 00:09:53,092 (マストマ) まどろっこしい ウェルメリア語でよい。 161 00:09:53,092 --> 00:09:55,095 あ…。 162 00:09:55,095 --> 00:09:59,098 用向きを気こうか ユーク・フェルディオ。 163 00:09:59,098 --> 00:10:01,134 レインを返していただきます。 164 00:10:01,134 --> 00:10:04,571 サルムタリアの第二王子に向かって 不敬であろう。 165 00:10:04,571 --> 00:10:07,607 我が お前から 何か奪ったようではないか。 166 00:10:07,607 --> 00:10:10,076 ですが 王子 あなたはレインを…! 167 00:10:10,076 --> 00:10:14,080 あの女は 自分から 我の所へやって来たのだ。 168 00:10:15,081 --> 00:10:16,583 (レイン) ユーク? 169 00:10:16,583 --> 00:10:18,618 え? はっ…! 170 00:10:18,618 --> 00:10:22,155 レイン…。 ユーク! 171 00:10:22,155 --> 00:10:23,656 (メジャルナ) さぁ。 172 00:10:25,091 --> 00:10:27,093 (レイン) ユーク! 173 00:10:27,093 --> 00:10:29,596 おかえり おかえり…! 174 00:10:29,596 --> 00:10:31,598 ただいま レイン…。 175 00:10:31,598 --> 00:10:34,067 (マストマ) レイニースよ。 176 00:10:34,067 --> 00:10:37,604 賭けはお前の勝ちだ 豪胆な女よ。 177 00:10:37,604 --> 00:10:40,607 手に入らぬのが心底惜しい。 178 00:10:40,607 --> 00:10:42,642 ハハハ…。 賭け? 179 00:10:42,642 --> 00:10:47,580 その女はなぁ 自らの身を賭して 我に勝負を挑んだのよ。 180 00:10:47,580 --> 00:10:51,584 「もし貴様が死んでいたら 我の物になるから」とな。 181 00:10:51,584 --> 00:10:53,586 レイン 何てことを…! 182 00:10:53,586 --> 00:10:56,589 ユークは 絶対 大丈夫だもん。 183 00:10:56,589 --> 00:11:01,094 そもそも お前が生きている以上は この女を我の物にはできん。 184 00:11:01,094 --> 00:11:04,631 小ざかしい手を使ったな 赤魔道士め。 185 00:11:04,631 --> 00:11:08,601 サルムタリアでは重要なことだと 聞いていましたからね。 186 00:11:08,601 --> 00:11:10,603 ふっ 食えぬ男よ。 187 00:11:10,603 --> 00:11:14,073 (ブラン) 金が払えぬとは どういうことですかな? 殿下! 188 00:11:14,073 --> 00:11:16,109 あっ! き… 貴様! 189 00:11:16,109 --> 00:11:18,578 ユーク・フェルディオ! 死んだのでは⁉ 190 00:11:18,578 --> 00:11:22,115 あいにくと この通りピンピンしている。 191 00:11:22,115 --> 00:11:25,151 ブラン 貴様 我をたばかったな。 192 00:11:25,151 --> 00:11:27,187 そ… そんなことは…! 193 00:11:27,187 --> 00:11:31,090 レイニースはなぁ ユーク・フェルディオに所有権のある財産だ。 194 00:11:31,090 --> 00:11:33,593 (ブラン) そのような バカげたこと! 195 00:11:33,593 --> 00:11:36,095 (マストマ) 本人の口から聞き 調べさせた。 196 00:11:36,095 --> 00:11:39,065 レイニースは ユーク・フェルディオの財産として➡ 197 00:11:39,065 --> 00:11:41,067 公的に記録がある。 (ブラン) なっ…! 198 00:11:41,067 --> 00:11:43,603 うん ボクはユークの物。 199 00:11:43,603 --> 00:11:45,605 しかも その男は➡ 200 00:11:45,605 --> 00:11:48,641 現在ウェルメリア王国の Aランク冒険者であり➡ 201 00:11:48,641 --> 00:11:51,177 勇者としての称号を背負っている。 202 00:11:51,177 --> 00:11:53,079 ゆ… 勇者⁉ 203 00:11:53,079 --> 00:11:54,581 ということはだ➡ 204 00:11:54,581 --> 00:11:57,083 ウェルメリア王 ビンセント五世に直属する➡ 205 00:11:57,083 --> 00:12:00,620 人材資源といっても過言ではない。 (ブラン) え…? 206 00:12:00,620 --> 00:12:04,090 貴様はウェルメリア王の資産を 自分の資産と偽って➡ 207 00:12:04,090 --> 00:12:07,627 他国の王族に 横流ししようとしたのだ。 208 00:12:07,627 --> 00:12:09,128 か… ぐっ…! 209 00:12:09,128 --> 00:12:12,599 我に恥をかかせた罪 あがなってもらうぞ。 210 00:12:12,599 --> 00:12:15,101 (ブラン) うっ… あぁ… あああ…。 211 00:12:15,101 --> 00:12:19,072 そやつを痛めつけて たたき出せ 話の邪魔なのでな。 212 00:12:19,072 --> 00:12:21,107 (警備の兵たち) はっ! (ブラン) うぅ…。 213 00:12:21,107 --> 00:12:24,110 で… 殿下! 私は知らなかったのです! 214 00:12:24,110 --> 00:12:25,578 本当です! 215 00:12:25,578 --> 00:12:28,114 ひっ… ひぃ~! お許しを! 216 00:12:28,114 --> 00:12:32,185 (マストマ) サルムタリアの王脈にある者として 頭は下げられぬが…。 217 00:12:32,185 --> 00:12:35,088 詫びはしよう ユーク・フェルディオ。 218 00:12:35,088 --> 00:12:37,090 いいえ 殿下。 219 00:12:37,090 --> 00:12:39,092 レインの身を おもんぱかってくれたこと➡ 220 00:12:39,092 --> 00:12:40,593 感謝いたします。 221 00:12:40,593 --> 00:12:43,563 ふっ お前は いい主人を持っているな。 222 00:12:43,563 --> 00:12:46,099 レイニース。 うん! 223 00:12:46,099 --> 00:12:49,636 しかし 困ったなぁ。 何でしょうか…? 224 00:12:49,636 --> 00:12:53,673 きっと ユークなら力を貸してくれます。 225 00:12:53,673 --> 00:12:55,074 ん? 226 00:12:55,074 --> 00:12:58,578 我はなぁ ダンジョンを 攻略しようと思っておる。 227 00:12:58,578 --> 00:13:00,613 ダンジョンですか? 228 00:13:00,613 --> 00:13:04,083 (マストマ) サルムタリアの継承争いは 激化していてな。 229 00:13:04,083 --> 00:13:05,585 我が王座に就くには➡ 230 00:13:05,585 --> 00:13:09,088 目に見える形で 実績を示さねばならんのよ。 231 00:13:09,088 --> 00:13:10,590 はぁ…。 232 00:13:10,590 --> 00:13:13,159 サルムタリアには ダンジョンがないという話を➡ 233 00:13:13,159 --> 00:13:15,194 聞いたことはあるな? 234 00:13:15,194 --> 00:13:17,597 安定した土地柄であると 聞いています。 235 00:13:17,597 --> 00:13:21,567 対外的には サルムタリアに ダンジョンは ないことになっている。 236 00:13:21,567 --> 00:13:24,570 だがな あれはウソだ。 237 00:13:24,570 --> 00:13:27,573 はい? だから ウソなのだ。 238 00:13:27,573 --> 00:13:30,109 サルムタリアにも ダンジョンは存在する。 239 00:13:30,109 --> 00:13:32,111 祖先が秘していたのだ。 240 00:13:32,111 --> 00:13:34,647 殿下! それほど重要な話であれば➡ 241 00:13:34,647 --> 00:13:37,684 俺は… いえ! 私は聞かなかったことに…。 242 00:13:37,684 --> 00:13:40,586 ダンジョンを攻略し 資源を我の功績とするのが➡ 243 00:13:40,586 --> 00:13:42,555 計画なのよ。 244 00:13:42,555 --> 00:13:45,091 聞いてしまった…。 245 00:13:45,091 --> 00:13:49,595 だがな 我が国には 生粋の冒険者がおらぬ。 246 00:13:49,595 --> 00:13:51,564 それで レインを…。 247 00:13:51,564 --> 00:13:55,101 冒険者として 必要だったということですか? 248 00:13:55,101 --> 00:13:58,104 うむ ダンジョンは 長らく管理されず➡ 249 00:13:58,104 --> 00:14:00,139 ただ秘されていた。 250 00:14:00,139 --> 00:14:03,076 理由は分からんが 我らサルムタリア王族の➡ 251 00:14:03,076 --> 00:14:06,579 血脈に関した何かがあると にらんでいる。 252 00:14:06,579 --> 00:14:08,581 そう 例えば…。 253 00:14:08,581 --> 00:14:11,584 「真なる王錫」のような… な。 254 00:14:11,584 --> 00:14:13,586 真なる王錫? 255 00:14:13,586 --> 00:14:17,090 我が国の王位継承は 功績によってなる。 256 00:14:17,090 --> 00:14:19,625 だが 10数代前の時代には➡ 257 00:14:19,625 --> 00:14:24,197 真なる王錫によって これが行われていたと記録がある。 258 00:14:24,197 --> 00:14:27,700 ダンジョンが秘されたのも 同じ時期…。 259 00:14:29,068 --> 00:14:32,071 ふっ これも詫びのうちだ。 260 00:14:32,071 --> 00:14:36,075 レイニースを欲した理由ぐらい 説明せんとな。 261 00:14:36,075 --> 00:14:39,078 殿下 どうしてボクたちなの? 262 00:14:39,078 --> 00:14:42,582 クローバーは ウェルメリアでも 優秀な冒険者だと聞いた。 263 00:14:42,582 --> 00:14:44,584 それに ブランのやつが➡ 264 00:14:44,584 --> 00:14:47,620 融通できる資産だと 抜かしたのでな。 265 00:14:47,620 --> 00:14:49,689 (レイン) そこじゃ ない。 ん? 266 00:14:49,689 --> 00:14:53,092 ボクたちを手に入れたところで 信用できるわけじゃ ない。 267 00:14:53,092 --> 00:14:54,560 どうして? 268 00:14:54,560 --> 00:14:58,064 お前たちは そこの赤魔道士に よく尽くすではないか。 269 00:14:58,064 --> 00:15:01,567 それは ボクらが ユークを好きだからだよ。 270 00:15:01,567 --> 00:15:03,069 ん? 271 00:15:03,069 --> 00:15:06,072 あなたさま ウェルメリアの女は➡ 272 00:15:06,072 --> 00:15:09,642 男主人のような意思と 権利を持つのですよ。 273 00:15:09,642 --> 00:15:12,211 メジャルナ! なぜ それを早く言わん。 274 00:15:12,211 --> 00:15:15,081 何度も説明いたしましたとも。 275 00:15:15,081 --> 00:15:17,583 「国の改革を」と言うなら➡ 276 00:15:17,583 --> 00:15:20,586 もっと妻の話を お聞きくださいましな。 277 00:15:20,586 --> 00:15:23,089 うっ! んん…。 278 00:15:23,089 --> 00:15:24,590 フフ。 279 00:15:24,590 --> 00:15:28,094 (マストマ) ふっ 笑っていられるのも 今のうちだぞ? 280 00:15:28,094 --> 00:15:30,129 お前も 今に こうなる。 281 00:15:30,129 --> 00:15:33,166 は… はぁ…。 (レイン:メジャルナ) フフ。 282 00:15:33,166 --> 00:15:36,602 (ネネ) 先に戻って みんなに知らせるっす! 283 00:15:36,602 --> 00:15:38,571 悪いが頼むよ! 284 00:15:40,106 --> 00:15:43,576 どうするの? どうするかなぁ…。 285 00:15:43,576 --> 00:15:48,614 みんなと相談しよう。 そうだね。 286 00:15:48,614 --> 00:15:52,585 心配かけて ごめん。 俺の方こそ ごめんよ。 287 00:15:52,585 --> 00:15:56,155 まさか 2週間もたっているとは 思わなかった。 288 00:15:56,155 --> 00:16:00,092 だから 王子に 探索者の羅針盤を借りに行ったの。 289 00:16:00,092 --> 00:16:02,595 ユークが生きてるのは分かってた。 290 00:16:02,595 --> 00:16:05,598 でも もしかしたら 出口が分からないんじゃないか➡ 291 00:16:05,598 --> 00:16:07,099 …って思ったの。 292 00:16:07,099 --> 00:16:09,602 だから コンパスのある方向を➡ 293 00:16:09,602 --> 00:16:13,272 ユークに知らせられないかなって 思ったの。 294 00:16:13,272 --> 00:16:15,208 (レイン)《ユーク…》 《はっ…!》 295 00:16:15,208 --> 00:16:17,143 (レイン)《ユーク…!》 296 00:16:17,143 --> 00:16:19,212 あの光… 声…! 297 00:16:19,212 --> 00:16:22,582 あれは レインが導いてくれたのか。 298 00:16:22,582 --> 00:16:24,584 本当に助かったよ レイン。 299 00:16:24,584 --> 00:16:28,087 おかげで帰ってくることができた ありがとう。 300 00:16:28,087 --> 00:16:30,590 ボクは ユークを信じてた。 301 00:16:30,590 --> 00:16:34,594 それに 王子が ボクの賭けに乗ってくれたから。 302 00:16:34,594 --> 00:16:38,097 あの人は 他のサルムタリア人とは 少し違う。 303 00:16:38,097 --> 00:16:40,132 そうだな。 うん。 304 00:16:40,132 --> 00:16:42,168 だから…。 分かっている。 305 00:16:42,168 --> 00:16:45,071 何か できることがないか 考えよう。 306 00:16:45,071 --> 00:16:46,572 うん。 307 00:16:46,572 --> 00:16:48,574 (バチン) 痛っ‼ 308 00:16:48,574 --> 00:16:50,576 うぅ…。 309 00:16:50,576 --> 00:16:54,080 (マニエラ) 心配させんじゃないよ。 うっ… すみません…。 310 00:16:54,080 --> 00:16:57,583 (ボードマン) レイン君も 戻ってくることができて何よりだ。 311 00:16:57,583 --> 00:17:00,119 問題が大きくならないで済む。 312 00:17:00,119 --> 00:17:03,155 レインお姉ちゃん 無事でよかった。 313 00:17:03,155 --> 00:17:05,091 ルンも無事でよかった。 314 00:17:05,091 --> 00:17:07,093 (ベディボア) よく帰ってきた。 315 00:17:07,093 --> 00:17:09,595 早速 事情聴取といきたいところだが➡ 316 00:17:09,595 --> 00:17:12,064 まずは 休みたまえ。 はい。 317 00:17:12,064 --> 00:17:14,600 (ベディボア) ダンジョン攻略 ご苦労だった。 318 00:17:14,600 --> 00:17:16,602 勇者 ユーク・フェルディオ。 319 00:17:16,602 --> 00:17:20,106 その重たい看板も もうじき お返しします。 320 00:17:20,106 --> 00:17:23,676 淘汰は… グラッド・シィ=イムは 完全に消滅しました。 321 00:17:23,676 --> 00:17:27,580 すぐにログをまとめておきます。 (ボードマン:マニエラ) はぁ…。 322 00:17:27,580 --> 00:17:30,116 クローバー諸君 君たちのリーダーは➡ 323 00:17:30,116 --> 00:17:32,585 少しばかり 仕事中毒が過ぎるようだ。 324 00:17:32,585 --> 00:17:34,086 うぇ⁉ 325 00:17:34,086 --> 00:17:37,089 報告会議まで この男を しっかり休ませるように。 326 00:17:37,089 --> 00:17:39,091 何かあったらギルドに知らせな。 327 00:17:39,091 --> 00:17:42,595 それまでは このバカに 余計なことさせんじゃないよ。 328 00:17:42,595 --> 00:17:45,097 お任せください。 力ずくでも! 329 00:17:45,097 --> 00:17:48,668 うん。 ママルさんの名にかけてっす! 330 00:17:48,668 --> 00:17:50,570 ルンも見張る! ちょっ…! 331 00:17:50,570 --> 00:17:54,073 私も協力いたします。 フィナさんまで…! 332 00:17:54,073 --> 00:17:56,575 ふっ それでは失礼するよ。 333 00:17:56,575 --> 00:18:00,580 報告会議の日程については 追って知らせる。 334 00:18:00,580 --> 00:18:03,082 いいね? 休むんだよ! 335 00:18:03,082 --> 00:18:06,585 はっ! はい…。 336 00:18:06,585 --> 00:18:08,588 ごちそうさまでした。 337 00:18:08,588 --> 00:18:10,623 (フィナ) パーティーとは いきませんでしたが➡ 338 00:18:10,623 --> 00:18:13,159 おなかは いっぱいになりましたか? 339 00:18:13,159 --> 00:18:16,095 はい ありがとうございます フィナさん。 340 00:18:16,095 --> 00:18:20,066 パーティーは また改めて 開くことにしましょうね。 341 00:18:20,066 --> 00:18:24,070 落ち着きましたか? 先生。 ああ。 342 00:18:24,070 --> 00:18:27,073 改めて 心配をかけてすまなかった。 343 00:18:27,073 --> 00:18:30,076 ごめんなさ~い。 いいんですよ。 344 00:18:30,076 --> 00:18:32,611 おかえり ユーク ルン。 345 00:18:32,611 --> 00:18:35,648 (ネネ) おかえりっす! フフ。 346 00:18:35,648 --> 00:18:38,551 さて それでは ルンは寝る時間ですよ? 347 00:18:38,551 --> 00:18:40,586 え~ まだ眠くな~い。 348 00:18:40,586 --> 00:18:44,557 ダメです ネネさん 寝室へ連れていってください。 349 00:18:44,557 --> 00:18:46,058 (ネネ) はいっす! 350 00:18:46,058 --> 00:18:48,561 行くっすよ~。 (ニーベルン) む~。 351 00:18:48,561 --> 00:18:51,564 マリナは 先生を 温泉へ連れていってください。 352 00:18:51,564 --> 00:18:53,566 いやいや…! 一人で行けるから! 353 00:18:53,566 --> 00:18:55,634 仕事をしないように 見張っていてね。 354 00:18:55,634 --> 00:18:57,670 は~い! フフ。 355 00:18:57,670 --> 00:19:01,073 それじゃ 行こっか! おい…! 引っ張るなって! 356 00:19:01,073 --> 00:19:02,608 ボクも…。 357 00:19:02,608 --> 00:19:04,076 あぁ… うっ…。 358 00:19:04,076 --> 00:19:07,613 レインは 先生が心配だったからとはいえ➡ 359 00:19:07,613 --> 00:19:11,584 勝手な行動を取ったことに対する お説教があります。 360 00:19:11,584 --> 00:19:13,085 うぅ…。 361 00:19:17,657 --> 00:19:20,693 あの… マリナ…? はい! 362 00:19:20,693 --> 00:19:25,097 これは どういうことなのかな…? ユークを見張ってるんだよ。 363 00:19:25,097 --> 00:19:27,566 だ… 大丈夫と言ったろ…。 364 00:19:27,566 --> 00:19:31,103 心配したんだからね。 分かってる。 365 00:19:31,103 --> 00:19:34,073 だけど ほら…! そろそろ 離れてくれないか…? 366 00:19:34,073 --> 00:19:36,108 嫌だ。 うぅ…! 367 00:19:36,108 --> 00:19:38,611 2週間分 構ってもらうもんね。 368 00:19:38,611 --> 00:19:41,647 はぁ…。 あっ 諦めた。 369 00:19:41,647 --> 00:19:43,649 もう 私が構ってるだけで➡ 370 00:19:43,649 --> 00:19:46,085 構ってもらってない気がする! 371 00:19:46,085 --> 00:19:50,556 じゃあ お姫さま ご要望は? って言われると…。 372 00:19:50,556 --> 00:19:53,059 何でもいいよ 心配かけたから。 373 00:19:53,059 --> 00:19:56,062 急に言われても分かんないよ。 374 00:19:56,062 --> 00:20:00,066 えっと… ホントに何でもいいの? 375 00:20:00,066 --> 00:20:02,101 俺にできることならな。 376 00:20:02,101 --> 00:20:05,137 じゃあ 今からお願いするね…。 377 00:20:05,137 --> 00:20:07,073 いい? いいとも。 378 00:20:07,073 --> 00:20:10,042 ホントのホントね? 任せてくれ。 379 00:20:15,581 --> 00:20:18,050 えっ? え~⁉ それは…! 380 00:20:18,050 --> 00:20:21,587 「何でもいい」って言ったよね? 言ったけど…。 381 00:20:21,587 --> 00:20:25,091 え~い 分かった! じゃあ! それでいいんだな⁉ 382 00:20:25,091 --> 00:20:26,625 ホントに? いいの? 383 00:20:26,625 --> 00:20:28,661 リーダーに 二言はない! 384 00:20:28,661 --> 00:20:32,098 やった~! 楽しみだな~ フフフ! 385 00:20:32,098 --> 00:20:33,599 (マリナ:ユーク) うわっ! 386 00:20:33,599 --> 00:20:35,601 ぷはぁっ。 ルンちゃん⁉ 387 00:20:35,601 --> 00:20:39,605 (ニーベルン) マリナお姉ちゃんだけズルい ルンもお兄ちゃんと入る~。 388 00:20:39,605 --> 00:20:43,109 ちょっ! ルンちゃん! 寝る時間だって言ったっすよ! 389 00:20:43,109 --> 00:20:45,578 (ニーベルン) ネネお姉ちゃんも一緒に入ろ~。 390 00:20:45,578 --> 00:20:49,682 っす⁉ 入ろうよ! みんな呼んで ねっ! 391 00:20:49,682 --> 00:20:51,650 分かったっす! 392 00:20:56,088 --> 00:20:58,090 気持ちいいね ユーク。 393 00:20:58,090 --> 00:21:00,092 ねっ? ユーク。 394 00:21:00,092 --> 00:21:02,595 ほぐれます ねっ? 先生。 395 00:21:02,595 --> 00:21:06,098 みんなで一緒に入るのも いいもんっすね! ユークさん。 396 00:21:06,098 --> 00:21:09,101 あっ お兄ちゃん 真っ赤っかだよ? 397 00:21:09,101 --> 00:21:11,637 大丈夫? のぼせたの? 398 00:21:11,637 --> 00:21:20,079 (笑い声) 399 00:21:20,079 --> 00:21:29,088 ♬~ 400 00:21:29,088 --> 00:21:38,631 ♬~ 401 00:21:38,631 --> 00:21:58,584 ♬~ 402 00:21:58,584 --> 00:22:12,631 ♬~ 403 00:22:12,631 --> 00:22:32,551 ♬~ 404 00:22:32,551 --> 00:22:49,068 ♬~