1 00:00:01,068 --> 00:00:03,070 (ユーク) ベンウッドたちが封印した 無色の闇のアビスゲートが➡ 2 00:00:03,070 --> 00:00:04,571 開いているんだ。 3 00:00:04,571 --> 00:00:07,107 (ベンウッド) 封印が解けたということか。 4 00:00:07,107 --> 00:00:09,109 そこから流れ込んだ闇が➡ 5 00:00:09,109 --> 00:00:11,612 世界のダンジョンに あふれ出している。 6 00:00:11,612 --> 00:00:15,115 無色の闇を攻略し アビスゲートを閉じる。 7 00:00:15,115 --> 00:00:18,685 そうすれば 闇の流入も 各地への流出も止まり➡ 8 00:00:18,685 --> 00:00:21,154 世界を救うことができる。 9 00:00:23,090 --> 00:00:28,095 急いで戻ろう フィニスに! 無色の闇に! 10 00:00:28,095 --> 00:00:48,081 ♬~ 11 00:00:48,081 --> 00:01:08,135 ♬~ 12 00:01:08,135 --> 00:01:28,088 ♬~ 13 00:01:28,088 --> 00:01:48,175 ♬~ 14 00:01:48,175 --> 00:01:57,184 ♬~ 15 00:02:04,091 --> 00:02:06,093 (ベンウッド) 待て アビスゲートを閉じるとなると➡ 16 00:02:06,093 --> 00:02:09,096 専門的な調査が必要になる。 17 00:02:09,096 --> 00:02:13,600 あの危険なダンジョンの中を 調査員を護衛しながら進むのは➡ 18 00:02:13,600 --> 00:02:15,602 不可能と言ってもいい。 19 00:02:15,602 --> 00:02:18,071 なら 調査員は連れて行かない。 20 00:02:18,071 --> 00:02:20,641 閉じるのではなく 破壊する。 21 00:02:20,641 --> 00:02:23,176 (ベンウッド) それは わしらも試した。 22 00:02:23,176 --> 00:02:28,181 でも どうやっても壊せなかった だから封印したんだ。 23 00:02:28,181 --> 00:02:30,150 ((扉が閉まる音)) 24 00:02:30,150 --> 00:02:35,589 ((封印魔法が施される音)) 25 00:02:35,589 --> 00:02:41,161 これも極秘事項だから 公の記録には残っていない。 26 00:02:41,161 --> 00:02:45,599 とはいえ 世界を救うための 方向性は見えた。 27 00:02:45,599 --> 00:02:49,102 ビーチャのやつに手紙を飛ばそう。 ああ。 28 00:02:49,102 --> 00:02:51,104 フィニスに戻るために➡ 29 00:02:51,104 --> 00:02:54,107 フォルネイアを 飛ばしてもらわにゃならんし➡ 30 00:02:54,107 --> 00:02:58,578 王命であらかじめ Aランク冒険者に 招集をかけてもらいたい。 31 00:02:58,578 --> 00:03:00,080 踏み込むにしても➡ 32 00:03:00,080 --> 00:03:03,150 今の無色の闇の内部が どうなっているのか➡ 33 00:03:03,150 --> 00:03:05,152 事前調査も必要だ。 34 00:03:05,152 --> 00:03:07,054 (マストマ) フィニスに 戻ることができるのは➡ 35 00:03:07,054 --> 00:03:09,089 どれくらいになる? 36 00:03:09,089 --> 00:03:13,560 そうだなぁ 連絡 許可 準備 往復に…。 37 00:03:13,560 --> 00:03:16,063 2週間は必要だろうな。 38 00:03:16,063 --> 00:03:20,067 そんなに待ってられない! 何かないか? 何か…。 39 00:03:20,067 --> 00:03:23,603 (ベンウッド) ユーク 今日は もう休め。 休んでる場合じゃ…! 40 00:03:23,603 --> 00:03:25,639 (ベンウッド) ダメだ。 うっ…。 41 00:03:25,639 --> 00:03:28,675 (ベンウッド) ギルマスとして命令する 休め。 42 00:03:28,675 --> 00:03:30,577 昨日から 全然寝ていないだろう。 43 00:03:30,577 --> 00:03:33,580 よく休んで それから考えよう。 44 00:03:33,580 --> 00:03:35,048 な? 45 00:03:36,583 --> 00:03:38,085 あ…。 46 00:03:38,085 --> 00:03:40,587 (ニーベルン) ベンウッドさんの 言う通りだよ お兄ちゃん。 47 00:03:40,587 --> 00:03:43,590 少し休もう ね? 48 00:03:43,590 --> 00:03:45,592 ルン…。 49 00:03:45,592 --> 00:03:47,627 その子の言うことを聞くがよい。 50 00:03:47,627 --> 00:03:49,663 ことわざにあるであろう? 51 00:03:49,663 --> 00:03:53,600 「せいては ことを し損じる 急がば回れ」とな。 52 00:03:53,600 --> 00:03:56,103 こういう時こそ 落ち着くべきだ。 53 00:03:56,103 --> 00:03:58,071 我も引き揚げよう。 54 00:04:00,073 --> 00:04:02,576 分かった 休むよ。 55 00:04:02,576 --> 00:04:06,079 じゃあ帰ろう ルン。 うん! 56 00:04:09,649 --> 00:04:13,587 (寝息) 57 00:04:13,587 --> 00:04:15,655 んっ んん…。 58 00:04:15,655 --> 00:04:19,693 ((つまり 世界中のダンジョンは 無色の闇に通ずると?)) 59 00:04:19,693 --> 00:04:24,097 (ニーベルン)((うん 全てのダンジョンは ひとつなぎだから)) 60 00:04:24,097 --> 00:04:26,600 はっ…。 61 00:04:28,101 --> 00:04:31,638 そうだよ 「ひとつなぎ」なんだ…! 62 00:04:31,638 --> 00:04:36,576 ♬~ 63 00:04:36,576 --> 00:04:39,112 (寝息) 64 00:04:39,112 --> 00:04:41,081 (レイン) ん…? 65 00:04:41,081 --> 00:04:45,085 ♬~ 66 00:04:45,085 --> 00:04:49,589 我をたたき起こすとは… 何か妙案でも思いついたのか? 67 00:04:49,589 --> 00:04:52,092 やはり休息は大事よな。 68 00:04:52,092 --> 00:04:55,162 フィニスには戻らない。 ん? 69 00:04:55,162 --> 00:04:58,198 全てのダンジョンは つながっている。 70 00:04:58,198 --> 00:05:01,568 つまり 王廟から 無色の闇に行くことができる。 71 00:05:01,568 --> 00:05:05,071 一度 ドゥナで 痛い目を見たのではなかったか? 72 00:05:05,071 --> 00:05:07,607 赤魔道士。 73 00:05:07,607 --> 00:05:10,076 だが 言いたいことは分かったぞ。 74 00:05:10,076 --> 00:05:13,580 探索者の羅針盤に 導いてもらうのだな? 75 00:05:15,081 --> 00:05:19,119 勝算は いかほどある? 五分五分だと思う。 76 00:05:19,119 --> 00:05:22,189 だから あの中に踏み込むのは俺一人だ。 77 00:05:22,189 --> 00:05:26,092 ユークだけだと? 危険であろう。 78 00:05:26,092 --> 00:05:30,997 実のところ 俺は 異界の邪神の祝福を受けている。 79 00:05:32,599 --> 00:05:35,101 そうなのか 初耳だな。 80 00:05:35,101 --> 00:05:38,104 わざわざ 言いふらすようなことでもない。 81 00:05:38,104 --> 00:05:40,607 友以外にはな。 82 00:05:40,607 --> 00:05:44,678 無色の闇と関係がある神なのかは 分からないが➡ 83 00:05:44,678 --> 00:05:47,080 俺は あの場所と縁深いのさ。 84 00:05:47,080 --> 00:05:50,083 だから 探索者の羅針盤があれば…。 85 00:05:50,083 --> 00:05:56,089 やれやれ… 五分五分と言う割には やけに計画的ではないか。 86 00:05:56,089 --> 00:06:00,093 ユーク お前の その案 我は推したいと思う。 87 00:06:00,093 --> 00:06:02,596 一番 確率が高いだろう。 88 00:06:02,596 --> 00:06:05,131 コンパスは貸す。 いいのか? 89 00:06:05,131 --> 00:06:07,667 だが その前に…。 あ…? 90 00:06:07,667 --> 00:06:10,103 お前の妻たちに相談せよ。 91 00:06:10,103 --> 00:06:11,605 な…! 92 00:06:11,605 --> 00:06:13,573 赤魔道士にして 勇者よ。 93 00:06:13,573 --> 00:06:16,109 命をかけるというならば➡ 94 00:06:16,109 --> 00:06:20,080 お前の命に寄り添う者を ないがしろにしてはならん。 95 00:06:20,080 --> 00:06:23,116 お前が 使命に命をかける 覚悟があるように➡ 96 00:06:23,116 --> 00:06:28,154 お前の そばにいることに 命をかける者も またある。 97 00:06:28,154 --> 00:06:29,689 ん? 98 00:06:29,689 --> 00:06:32,092 (マストマ) その幼妻のようにな。 99 00:06:32,092 --> 00:06:34,094 ボクは幼妻じゃ ない。 100 00:06:34,094 --> 00:06:36,096 そうであったな。 101 00:06:36,096 --> 00:06:39,599 い… いつから そこに? ちょっと前から。 102 00:06:39,599 --> 00:06:42,602 ん… 何か怒っているか? 103 00:06:44,104 --> 00:06:46,606 殿下 ありがと。 104 00:06:46,606 --> 00:06:50,143 なに… 少しばかり お節介が過ぎたようだ。 105 00:06:50,143 --> 00:06:53,580 ううん ユークには友達が少ないから。 106 00:06:53,580 --> 00:06:56,082 後で お説教だからね。 107 00:06:56,082 --> 00:06:57,584 はい…。 108 00:06:57,584 --> 00:07:00,553 お前を理解する 良き妻がいる。 109 00:07:00,553 --> 00:07:02,555 よく話し合うことだ。 110 00:07:02,555 --> 00:07:06,559 そうさせてもらうよ ありがとう マストマ。 111 00:07:06,559 --> 00:07:10,630 (マストマ) 友よ お前の死を我も望まぬ。 112 00:07:10,630 --> 00:07:13,667 さりとて 命のかけ時もあろう。 113 00:07:13,667 --> 00:07:17,604 行くのならば 我も また 覚悟を決める。 114 00:07:17,604 --> 00:07:19,072 ああ。 115 00:07:26,579 --> 00:07:28,081 ふん。 116 00:07:29,582 --> 00:07:34,087 あの… その… レイン? 117 00:07:34,087 --> 00:07:35,588 ふん。 118 00:07:37,157 --> 00:07:39,159 ハァ…。 119 00:07:40,694 --> 00:07:42,595 あっ あ…。 120 00:07:42,595 --> 00:07:45,598 ごめん レイン。 121 00:07:45,598 --> 00:07:47,100 うん。 122 00:07:51,571 --> 00:07:54,074 どうしたの? ユーク。 123 00:07:54,074 --> 00:07:57,577 もしかして 死ぬかもしれないと思ったら➡ 124 00:07:57,577 --> 00:08:01,648 急に怖くなって… レインに触れたくなったんだ。 125 00:08:01,648 --> 00:08:03,583 嫌か? 126 00:08:03,583 --> 00:08:06,086 ううん 嫌じゃ ない。 127 00:08:06,086 --> 00:08:19,065 ♬~ 128 00:08:19,065 --> 00:08:21,101 あ…! どうした? 129 00:08:21,101 --> 00:08:23,636 感じた。 え? 130 00:08:23,636 --> 00:08:26,072 むぅ… そういうことじゃ ない。 131 00:08:26,072 --> 00:08:27,574 じゃあ 何を? 132 00:08:27,574 --> 00:08:31,578 多分… ユークの これと同じ。 133 00:08:31,578 --> 00:08:33,079 ん…! 134 00:08:35,048 --> 00:08:39,052 というわけだ どう思う? 135 00:08:39,052 --> 00:08:42,055 (シルク) 話してくださって ありがとうございます。 136 00:08:42,055 --> 00:08:45,058 でも先生 抱え込み過ぎですよ。 137 00:08:45,058 --> 00:08:48,561 いつも通りですけど。 すまない。 138 00:08:48,561 --> 00:08:50,563 お気持ちは分かります。 139 00:08:50,563 --> 00:08:53,600 私たちだって 混乱していますからね。 140 00:08:53,600 --> 00:08:55,635 (マリナ) でも 考えるまでもないよ! 141 00:08:55,635 --> 00:08:58,571 私 ついていくからね! マリナ…。 142 00:08:58,571 --> 00:09:00,573 当然 私もです。 143 00:09:00,573 --> 00:09:03,076 足手まといになるつもりは ありません。 144 00:09:03,076 --> 00:09:06,579 (ネネ) スカウトなしで 無色の闇に挑むのが無謀だって➡ 145 00:09:06,579 --> 00:09:10,083 ユークさんが 一番 よく知ってるはずっすよ? 146 00:09:10,083 --> 00:09:11,551 ルンも! 147 00:09:11,551 --> 00:09:15,088 (ジェミー) 今度は一緒に行く。 148 00:09:15,088 --> 00:09:18,091 みんな 聞いてくれ。 ううん 聞かない。 149 00:09:18,091 --> 00:09:20,627 「今回はダメだ」って 言うつもりでしょ? 150 00:09:20,627 --> 00:09:23,063 でも それは聞けないよ。 だが…。 151 00:09:23,063 --> 00:09:26,566 「だが」も 「しかし」もダメ! 絶対に ついていくもん! 152 00:09:26,566 --> 00:09:30,069 先生 私たちを侮ってもらっては 困ります。 153 00:09:30,069 --> 00:09:32,072 侮ってなんかいないさ。 154 00:09:32,072 --> 00:09:35,074 みんな 本当に いい冒険者になった。 155 00:09:35,074 --> 00:09:38,611 そうです 私たちは冒険者になったんです。 156 00:09:38,611 --> 00:09:41,147 もう 生徒ではないんですよ。 157 00:09:41,147 --> 00:09:47,554 先生… いえ ユークさん あなたについていきます 絶対に。 158 00:09:47,554 --> 00:09:52,091 諦めるっす 私たちは決めたんすよ。 159 00:09:52,091 --> 00:09:54,093 うん 分かったよ。 160 00:09:54,093 --> 00:09:56,062 うん! はい! 161 00:09:56,062 --> 00:09:58,565 ったく。 っす! 162 00:09:58,565 --> 00:10:00,567 レインは何かないの? 163 00:10:00,567 --> 00:10:04,604 ボク? ボクの思いは もう伝えてあるから。 164 00:10:04,604 --> 00:10:07,140 いつの間に⁉ ズルい! 165 00:10:07,140 --> 00:10:08,675 エヘヘ。 166 00:10:08,675 --> 00:10:12,579 では ユークさん 計画を説明してください。 167 00:10:12,579 --> 00:10:15,582 探索者の羅針盤を使う。 ん…? 168 00:10:15,582 --> 00:10:19,052 無色の闇は 全てのダンジョンに つながっている。 169 00:10:19,052 --> 00:10:20,587 だから…。 170 00:10:20,587 --> 00:10:24,557 もしかして 王廟の テネブレに突っ込むんすか? 171 00:10:24,557 --> 00:10:26,059 (レイン) うん そう。 172 00:10:26,059 --> 00:10:30,096 あそこは必ず 無色の闇とつながっているはず。 173 00:10:30,096 --> 00:10:32,131 探索者の羅針盤を使って➡ 174 00:10:32,131 --> 00:10:35,535 無色の闇と アビスゲートへのルートを探す。 175 00:10:35,535 --> 00:10:39,539 分かりました 必要な物品の洗い出しを行います。 176 00:10:39,539 --> 00:10:43,042 突入日程の調整も 私が行います。 177 00:10:43,042 --> 00:10:45,044 ギルドのサポートも ほしいですし➡ 178 00:10:45,044 --> 00:10:48,548 一度 計画を詰めて ギルマスに相談しましょう。 179 00:10:48,548 --> 00:10:51,050 わ… 分かった 頼むよ。 180 00:10:51,050 --> 00:10:53,586 お任せください ユークさん。 181 00:10:53,586 --> 00:10:56,656 私たちなら大丈夫… でしょう? 182 00:10:56,656 --> 00:10:58,525 ああ。 183 00:10:58,525 --> 00:11:01,060 (従者) お頼み申す フェルディオ卿。 184 00:11:01,060 --> 00:11:02,562 マストマ王子より➡ 185 00:11:02,562 --> 00:11:05,031 至急 冒険者ギルドまで お越しいただきたい➡ 186 00:11:05,031 --> 00:11:07,033 …とのことです。 187 00:11:09,068 --> 00:11:11,538 ラフ-マ殿下が出陣した⁉ 188 00:11:11,538 --> 00:11:13,072 (マストマ) 王廟へな。 189 00:11:13,072 --> 00:11:16,609 「たかがモンスターの巣など 踏みつぶしてくれるわ」と➡ 190 00:11:16,609 --> 00:11:20,046 わざわざ 我の屋敷に来て 吐き捨てていきよった。 191 00:11:20,046 --> 00:11:23,583 (ボードマン) 配信用中継装置 起動準備完了。 192 00:11:23,583 --> 00:11:25,552 ベータさん 起動。 193 00:11:31,057 --> 00:11:33,059 (受信音) (ボードマン) 受信できました。 194 00:11:33,059 --> 00:11:37,096 (マストマ) 手間をかける すまぬな うちの愚兄が。 195 00:11:37,096 --> 00:11:39,632 (ボードマン) いました が…。 196 00:11:39,632 --> 00:11:41,668 ⚟うわぁ!⚞ 197 00:11:41,668 --> 00:11:43,069 あぁ…。 198 00:11:43,069 --> 00:11:46,573 こりゃ ダメだな。 どうする? 救援に出るか? 199 00:11:46,573 --> 00:11:49,075 今からでは 到底 間に合わん。 200 00:11:49,075 --> 00:11:53,046 はっ…! あの しれ者が! 子爵 そっちだ。 201 00:11:53,046 --> 00:11:55,081 (ラフーマ) ハァ ハァ ハァ…! 202 00:11:55,081 --> 00:11:57,617 (マストマ) 兵を見捨てて 一人逃げるとは…! 203 00:11:57,617 --> 00:11:59,619 最低ですね。 204 00:12:01,154 --> 00:12:04,557 (一同) あ…⁉ ラフーマ殿下を見失いました。 205 00:12:04,557 --> 00:12:07,560 配信可能範囲の 外に出たのかもしれません。 206 00:12:07,560 --> 00:12:10,563 捜します。 どうする? 207 00:12:10,563 --> 00:12:13,066 (マストマ) 警備体制を強化せねばなるまい。 208 00:12:13,066 --> 00:12:15,535 人の味を覚えた モンスターどもが➡ 209 00:12:15,535 --> 00:12:18,571 このラ=ジョに 向かってくる可能性もある。 210 00:12:18,571 --> 00:12:22,609 そうだな やはり踏み込むしかないか。 211 00:12:22,609 --> 00:12:26,646 ん…⁉ テネブレにかよ? 急いだ方が よさそうだ。 212 00:12:26,646 --> 00:12:28,581 きちんと計画を立ててから➡ 213 00:12:28,581 --> 00:12:31,050 相談しようと 思っていたのですが…。 214 00:12:31,050 --> 00:12:34,554 そういう状況では なくなったからな。 215 00:12:34,554 --> 00:12:37,056 やれるのか? 分かるもんか! 216 00:12:37,056 --> 00:12:39,092 (ボードマン) 見つけました。 217 00:12:39,092 --> 00:12:41,060 ハァ! うおっ うぅ…。 218 00:12:41,060 --> 00:12:45,064 クソ! あ… あぁ…! うぅ…。 219 00:12:46,599 --> 00:12:50,670 あいつ テネブレに触ったぞ。 ああ。 220 00:12:50,670 --> 00:12:53,573 うっ… あああ…! 221 00:12:53,573 --> 00:12:56,075 はっ…⁉ 影の人⁉ 222 00:12:56,075 --> 00:13:00,046 ウウウウウ… ヌゥ…。 223 00:13:00,046 --> 00:13:05,551 ♬~ 224 00:13:05,551 --> 00:13:07,587 何だ? あれは。 225 00:13:07,587 --> 00:13:09,555 影の人。 226 00:13:09,555 --> 00:13:14,160 ダンジョンに現れる謎の存在… だったが➡ 227 00:13:14,160 --> 00:13:18,064 どうやら たった今 その正体が判明したようだ。 228 00:13:18,064 --> 00:13:21,567 テネブレに触れて 裏返った人間…。 229 00:13:21,567 --> 00:13:23,569 これはダメだ…! 230 00:13:23,569 --> 00:13:27,073 あんな所へ みんなを連れてはいけない。 231 00:13:27,073 --> 00:13:29,075 ユークさん…。 232 00:13:34,080 --> 00:13:38,551 ⚟何だか重苦しい雰囲気だな お邪魔するよ⚞ 233 00:13:38,551 --> 00:13:40,053 (ベンウッド:ユーク) はっ…! 234 00:13:40,053 --> 00:13:43,556 (サーガ) ユーク 久しぶりだというのに 何だよ? その顔。 235 00:13:43,556 --> 00:13:48,061 お… 叔父さん…! 叔父さん? 確か サーガさん。 236 00:13:48,061 --> 00:13:52,065 デカくなったな~ それに 頼もしそうにもなった。 237 00:13:52,065 --> 00:13:55,568 いい冒険者の面構えになってる。 238 00:13:55,568 --> 00:13:58,604 どうして ここに⁉ いや… 今まで どこに…! 239 00:13:58,604 --> 00:14:02,041 サーガ! わしらに全部押し付けやがって➡ 240 00:14:02,041 --> 00:14:04,043 どこ ほっつき歩いてやがった⁉ 241 00:14:04,043 --> 00:14:06,045 その話は また後で。 242 00:14:06,045 --> 00:14:09,549 奥手で純朴なユークが 美人をはべらせているなんて➡ 243 00:14:09,549 --> 00:14:11,050 少し驚いたよ。 244 00:14:11,050 --> 00:14:13,052 あ… あの…? 245 00:14:13,052 --> 00:14:16,055 お嬢さん うちのユークは どうかな? 246 00:14:16,055 --> 00:14:18,091 かわいがってもらってる? 247 00:14:18,091 --> 00:14:21,127 ユ… ユークさんは とても よくしてくださっています。 248 00:14:21,127 --> 00:14:24,564 叔父さん! よしっ それでいい。 249 00:14:24,564 --> 00:14:27,033 少しばかり みんな緊張し過ぎだ。 250 00:14:27,033 --> 00:14:29,535 これじゃあ 冷静に話もできないだろ? 251 00:14:29,535 --> 00:14:32,038 ふむ 貴公は何者か? 252 00:14:32,038 --> 00:14:34,040 僕は サーガ・フェルディオ。 253 00:14:34,040 --> 00:14:37,543 しがない冒険者で 彼の叔父だよ。 254 00:14:37,543 --> 00:14:40,079 左様か 我はマストマ。 255 00:14:40,079 --> 00:14:43,649 ユークの友にして ここ ラ=ジョを治めている。 256 00:14:43,649 --> 00:14:47,553 ユークに君のような友人がいて 僕は とてもうれしいよ。 257 00:14:47,553 --> 00:14:49,555 (ベンウッド) サーガ! お前がいねえんで➡ 258 00:14:49,555 --> 00:14:54,060 わしみたいな そこつもんまで ギルマスの椅子に座らされてんだぞ。 259 00:14:54,060 --> 00:14:57,063 悪かったよ いろいろ事情があってさ。 260 00:14:57,063 --> 00:14:59,031 でも ママルさんと一緒だろ? 261 00:14:59,031 --> 00:15:02,568 それに 約束通り ちゃんと戻ってきた。 262 00:15:02,568 --> 00:15:04,637 あれを止めにね。 263 00:15:04,637 --> 00:15:08,541 お前ってやつは 相変わらず 自信満々だがなぁ➡ 264 00:15:08,541 --> 00:15:10,543 どうにかできるのかよ? 265 00:15:10,543 --> 00:15:12,545 もちろん無理だよ。 なっ…! 266 00:15:12,545 --> 00:15:15,548 僕 一人じゃね。 俺⁉ 267 00:15:15,548 --> 00:15:19,552 (サーガ) Aランク冒険者で 迷宮伯で 勇者か。 268 00:15:19,552 --> 00:15:23,556 あの小さかった甥っ子がねぇ。 269 00:15:23,556 --> 00:15:27,627 それで? 清楚系のシルクちゃん 元気系のマリナちゃん➡ 270 00:15:27,627 --> 00:15:31,063 野生系のネネちゃん 魔女系のジェミーちゃん➡ 271 00:15:31,063 --> 00:15:33,032 誰が本命なんだ? 272 00:15:33,032 --> 00:15:35,535 やめてくれよ そんなんじゃないって。 273 00:15:35,535 --> 00:15:38,037 まさか 少女系のニーベルンちゃんか? 274 00:15:38,037 --> 00:15:41,040 少女系って何だ? 少女だろ。 275 00:15:41,040 --> 00:15:44,544 ウェルメリアじゃあ… いや どの国でも犯罪だぞ? 276 00:15:44,544 --> 00:15:47,079 手を出すわけないだろ。 277 00:15:47,079 --> 00:15:49,649 レインちゃんには 手を出しておいてか? 278 00:15:49,649 --> 00:15:52,051 ブ~ッ! あんな幼い子を。 279 00:15:52,051 --> 00:15:54,053 レ… レインは俺より年上だ! 280 00:15:54,053 --> 00:15:57,056 そうなのか? 数か月だけだが…。 281 00:15:57,056 --> 00:16:01,594 ていうか 手を出すって? 何で分かった… じゃなくて! 282 00:16:01,594 --> 00:16:03,563 スティグマタが付いていた。 283 00:16:03,563 --> 00:16:06,599 普通の人には 分からないかもしれないが➡ 284 00:16:06,599 --> 00:16:08,634 僕には分かる。 285 00:16:08,634 --> 00:16:10,169 スティグマタ? 286 00:16:10,169 --> 00:16:15,575 そうだなぁ 簡単に言うと 人間をやめる要素だよ。 287 00:16:15,575 --> 00:16:17,577 ペルセポネの…。 288 00:16:17,577 --> 00:16:21,547 それは…! 青白き不死者王にもらったのか? 289 00:16:21,547 --> 00:16:23,082 そりゃ また…。 290 00:16:23,082 --> 00:16:26,085 以前 無色の闇に入った時に。 291 00:16:26,085 --> 00:16:30,590 それは ここと異なる世界でも お前の存在を定義してくれる➡ 292 00:16:30,590 --> 00:16:33,159 証明書みたいなもんだよ。 293 00:16:33,159 --> 00:16:35,127 証明書? 294 00:16:37,063 --> 00:16:39,065 ルンが無事だったのは➡ 295 00:16:39,065 --> 00:16:41,567 ロゥゲたちの 保護があったからだが➡ 296 00:16:41,567 --> 00:16:45,037 俺が無事だったのは スティグマタのおかげだった➡ 297 00:16:45,037 --> 00:16:46,539 …というわけか。 298 00:16:46,539 --> 00:16:50,042 同じものが レインちゃんにも 付いているのを感じた。 299 00:16:50,042 --> 00:16:53,613 お前が うつしたんだろ? うつした? 300 00:16:53,613 --> 00:16:55,147 はっ…! 301 00:16:55,147 --> 00:17:02,555 ♬~ 302 00:17:02,555 --> 00:17:04,524 あれで…? 303 00:17:06,058 --> 00:17:08,561 そのスティグマタを ユークさんから もらえれば➡ 304 00:17:08,561 --> 00:17:12,064 私たちも テネブレに 影響されなくなるんですよね? 305 00:17:12,064 --> 00:17:15,067 正しい理解だ。 では ユークさん。 306 00:17:15,067 --> 00:17:17,536 スティグマタを私たちにください。 307 00:17:17,536 --> 00:17:20,606 お… おい…。 何度も言ったはずです。 308 00:17:20,606 --> 00:17:22,642 一人では行かせません。 309 00:17:22,642 --> 00:17:26,045 家族だと言ってくれたユークさんと 最後まで一緒にいます。 310 00:17:26,045 --> 00:17:28,080 私も! 私もっす! 311 00:17:28,080 --> 00:17:29,549 私も。 312 00:17:29,549 --> 00:17:31,551 本当に いいのか? 313 00:17:31,551 --> 00:17:33,586 ボクは ちょっぴり嫉妬しちゃうかも。 314 00:17:33,586 --> 00:17:36,555 だけど 目をつぶる。 315 00:17:36,555 --> 00:17:40,059 お嬢さん方 よく考えての発言か? 316 00:17:40,059 --> 00:17:42,595 帰ってこられなくなるかも しれないんだよ? 317 00:17:42,595 --> 00:17:47,133 知ってる? 七つ葉のクローバーには 無限の幸福が宿るの。 318 00:17:47,133 --> 00:17:49,569 ルンたちは お兄ちゃんを信じる。 319 00:17:49,569 --> 00:17:52,572 何があっても 不幸になんてならない。 320 00:17:52,572 --> 00:17:57,576 ♬~ 321 00:17:57,576 --> 00:17:59,579 七つ葉かぁ。 322 00:17:59,579 --> 00:18:04,050 やれやれ… 頑固な甥の恋人たちは そろって頑固だな。 323 00:18:04,050 --> 00:18:05,584 「恋人」って…! 324 00:18:05,584 --> 00:18:08,120 覚悟できてるなら 好きにするといいさ。 325 00:18:08,120 --> 00:18:12,558 君たちは もう とっくに いっぱしの冒険者なんだから。 326 00:18:12,558 --> 00:18:18,598 ♬~ 327 00:18:18,598 --> 00:18:22,068 クローバーの全員に スティグマタを与えたのか? 328 00:18:22,068 --> 00:18:23,569 まぁ…。 329 00:18:23,569 --> 00:18:27,073 みんなを 影の人にするわけには いかないし。 330 00:18:27,073 --> 00:18:31,143 もちろん ルンには必要ないから 何もしてない。 331 00:18:31,143 --> 00:18:35,081 「どうやって?」とは 聞かずにおくよ。 332 00:18:35,081 --> 00:18:38,050 予定通り 僕は これから フィニスに向かって➡ 333 00:18:38,050 --> 00:18:40,086 無色の闇に入る。 334 00:18:40,086 --> 00:18:42,555 ベンウッドと一緒にね。 335 00:18:42,555 --> 00:18:44,056 一応 聞くけど➡ 336 00:18:44,056 --> 00:18:47,560 フィニスまで転送できるっていう そのアーティファクトで➡ 337 00:18:47,560 --> 00:18:51,097 俺たちを連れて行ってくれる わけには いかないのか? 338 00:18:51,097 --> 00:18:54,667 残念ながら 2人乗りでねぇ。 そうか。 339 00:18:54,667 --> 00:18:57,570 ユーク こんなことを お前に押し付けて➡ 340 00:18:57,570 --> 00:19:00,039 すまないと思うよ。 341 00:19:00,039 --> 00:19:03,042 お前は 幸せに生きているというのに…。 342 00:19:03,042 --> 00:19:07,546 押し付けるも何も 俺たちの世界のことだからさ。 343 00:19:07,546 --> 00:19:12,051 ホントは「犠牲になる必要はない」って 言ってやりたいんだ。 344 00:19:12,051 --> 00:19:15,621 でも… 頼むよ。 345 00:19:15,621 --> 00:19:17,657 はい 先生! 346 00:19:17,657 --> 00:19:19,058 あ…。 347 00:19:19,058 --> 00:19:21,560 懐かしい呼ばれ方だ。 348 00:19:21,560 --> 00:19:25,531 冒険者という道を 示してくれたのは 叔父さんだ。 349 00:19:25,531 --> 00:19:30,036 叔父さんは いつも こうして 俺に道を示してくれる。 350 00:19:30,036 --> 00:19:32,071 そうも言ってられないぞ。 351 00:19:32,071 --> 00:19:36,108 今は お前にも 道を示すべき 仲間たちがいるだろ? 352 00:19:36,108 --> 00:19:38,644 分かってる。 なら いいんだ。 353 00:19:38,644 --> 00:19:42,548 ユーク やろう 僕たちで世界を救うんだ。 354 00:19:42,548 --> 00:19:45,551 それじゃ アビスゲートの前で会おう。 355 00:19:45,551 --> 00:19:49,555 ♬~ 356 00:19:49,555 --> 00:19:53,559 (マストマ) 頼んだぞ ユーク。 ラ=ジョの避難誘導は任せた。 357 00:19:55,561 --> 00:20:00,099 (マストマ) 使い方は覚えておるな? うん 大丈夫。 358 00:20:00,099 --> 00:20:03,636 ユークの手前ではあるが 無礼を許せよ? 359 00:20:03,636 --> 00:20:06,038 (レイン) あ…。 360 00:20:06,038 --> 00:20:08,541 いろいろありがと 殿下。 361 00:20:08,541 --> 00:20:13,045 気を付けて行ってまいれ ユークを よく守れよ。 362 00:20:13,045 --> 00:20:16,549 必ず戻れ。 うん また お茶を一緒に。 363 00:20:16,549 --> 00:20:19,552 メジャルナさまも。 (メジャルナ) フフ。 364 00:20:19,552 --> 00:20:23,589 クローバーの生配信は 私が 自ら担当する。 365 00:20:23,589 --> 00:20:26,125 それは頼もしいですね 子爵。 366 00:20:26,125 --> 00:20:29,061 私も責任を果たしてみせるよ。 367 00:20:29,061 --> 00:20:33,032 武運を。 はい いってきます。 368 00:20:38,571 --> 00:20:45,044 ♬~ 369 00:20:45,044 --> 00:20:47,580 では 準備はいいな? 370 00:20:47,580 --> 00:20:50,616 問題な~し! 張り切っていこう! 371 00:20:50,616 --> 00:20:53,552 準備万端です お任せください。 372 00:20:53,552 --> 00:20:56,021 先行警戒は お任せくださいっす! 373 00:20:56,021 --> 00:21:00,059 足手まといに ならないようにするわ 今度こそ。 374 00:21:00,059 --> 00:21:02,061 ルンも頑張ります! 375 00:21:02,061 --> 00:21:05,064 うん 最後まで一緒だよ。 376 00:21:05,064 --> 00:21:06,565 配信開始! 377 00:21:06,565 --> 00:21:08,567 (キャメラット君:セルフィーちゃん) 配信開始! 378 00:21:08,567 --> 00:21:10,603 それじゃあ 出発だ。 379 00:21:10,603 --> 00:21:14,673 目指すのは 世界の果てだ 慎重に楽しもう。 380 00:21:14,673 --> 00:21:18,043 行くぞ 七つ葉のクローバー! 381 00:21:18,043 --> 00:21:20,045 (指を鳴らす音) 382 00:21:20,045 --> 00:21:40,099 ♬~ 383 00:21:40,099 --> 00:22:00,052 ♬~ 384 00:22:00,052 --> 00:22:20,172 ♬~ 385 00:22:20,172 --> 00:22:40,059 ♬~ 386 00:22:40,059 --> 00:22:49,034 ♬~