1 00:00:34,968 --> 00:00:36,970 (ユーク)ベンウッドたちが封印した 無色の闇のアビスゲートが➡ 2 00:00:36,970 --> 00:00:38,972 開いているんだ。 (ベンウッド)封印が➡ 3 00:00:38,972 --> 00:00:42,476 解けたということか…。 (ユーク)そこから流れ込んだ闇が➡ 4 00:00:42,476 --> 00:00:44,811 世界のダンジョンに あふれだしている。 5 00:00:44,811 --> 00:00:48,315 (ユーク)無色の闇を攻略し アビスゲートを閉じる。 6 00:00:48,315 --> 00:00:52,319 そうすれば 闇の流入も 各地への流出も止まり➡ 7 00:00:52,319 --> 00:00:54,321 世界を救うことができる。 8 00:00:56,657 --> 00:01:00,060 急いで戻ろう! フィニスに… 無色の闇に! 9 00:02:36,957 --> 00:02:39,626 (ベンウッド)待て! アビスゲートを閉じるとなると➡ 10 00:02:39,626 --> 00:02:44,297 専門的な調査が必要になる。 あの危険なダンジョンの中を➡ 11 00:02:44,297 --> 00:02:48,635 調査員を護衛しながら進むのは 不可能といってもいい。 12 00:02:48,635 --> 00:02:51,638 なら 調査員は連れていかない。 13 00:02:51,638 --> 00:02:54,141 閉じるのではなく 破壊する。 14 00:02:54,141 --> 00:02:56,643 (ベンウッド)それは ワシらも試した。 15 00:02:56,643 --> 00:02:59,312 でも どうやっても 壊せなかった。 16 00:02:59,312 --> 00:03:01,515 だから 封印したんだ。 17 00:03:08,989 --> 00:03:14,327 これも 極秘事項だから 公の記録には残っていない。 18 00:03:14,327 --> 00:03:18,832 とはいえ 世界を救うための 方向性は見えた。 19 00:03:18,832 --> 00:03:22,335 ビーチャのやつに手紙を飛ばそう。 あぁ。 20 00:03:22,335 --> 00:03:27,007 フィニスに戻るために フォルネイアを 飛ばしてもらわにゃならんし➡ 21 00:03:27,007 --> 00:03:29,843 王命であらかじめ Aランク冒険者に➡ 22 00:03:29,843 --> 00:03:33,447 招集をかけてもらいたい。 踏み込むにしても➡ 23 00:03:33,447 --> 00:03:36,450 今の無色の闇の内部が どうなっているのか➡ 24 00:03:36,450 --> 00:03:38,952 事前調査も必要だ。 (マストマ)フィニスに➡ 25 00:03:38,952 --> 00:03:41,955 戻ることができるのは どれくらいになる? 26 00:03:41,955 --> 00:03:49,296 そうだな… 連絡 許可 準備 往復に 2週間は必要だろうな。 27 00:03:49,296 --> 00:03:53,633 そんなに待ってられない! 何かないか!? 何か…。 28 00:03:53,633 --> 00:03:55,969 ユーク! 今日はもう 休め。 29 00:03:55,969 --> 00:03:58,305 休んでる場合じゃ…。 ダメだ! 30 00:03:58,305 --> 00:04:01,808 ギルマスとして命令する。 休め。 31 00:04:01,808 --> 00:04:04,311 昨日から全然 寝ていないだろう。 32 00:04:04,311 --> 00:04:08,014 よく休んで それから考えよう。 なっ。 33 00:04:11,318 --> 00:04:13,987 (ニーベルン)ベンウッドさんの 言うとおりだよ お兄ちゃん。 34 00:04:13,987 --> 00:04:16,656 少し休もう。 ねっ! 35 00:04:16,656 --> 00:04:18,658 ルン…。 36 00:04:18,658 --> 00:04:20,994 その子の言うことを聞くがよい。 37 00:04:20,994 --> 00:04:24,998 ことわざにあるであろう。 急いては事を仕損じる。 38 00:04:24,998 --> 00:04:27,334 急がば回れ とな。 39 00:04:27,334 --> 00:04:29,669 こういうときこそ 落ち着くべきだ。 40 00:04:29,669 --> 00:04:33,106 我も引き上げよう。 41 00:04:33,106 --> 00:04:35,442 わかった… 休むよ。 42 00:04:35,442 --> 00:04:38,945 じゃあ 帰ろう ルン。 うん! 43 00:04:46,620 --> 00:04:48,955 うぅ…。 44 00:04:48,955 --> 00:04:52,959 ((つまり 世界中のダンジョンは 無色の闇に通ずると? 45 00:04:52,959 --> 00:04:55,962 うん… すべてのダンジョンは 一繋ぎだから…)) 46 00:05:01,301 --> 00:05:04,504 そうだよ… 一繋ぎなんだ! 47 00:05:11,978 --> 00:05:13,980 (レイン)あっ…。 48 00:05:17,984 --> 00:05:22,989 我をたたき起こすとは… 何か妙案でも思いついたのか? 49 00:05:22,989 --> 00:05:25,825 やはり 休息は大事よな。 50 00:05:25,825 --> 00:05:28,328 (ユーク)フィニスには戻らない。 ん? 51 00:05:28,328 --> 00:05:31,164 すべてのダンジョンは繋がっている…。 52 00:05:31,164 --> 00:05:35,101 つまり 王廟から 無色の闇に行くことができる。 53 00:05:35,101 --> 00:05:40,607 一度 ドゥナで 痛い目を 見たのではなかったか? ウォーロック。 54 00:05:40,607 --> 00:05:43,443 だが 言いたいことはわかったぞ。 55 00:05:43,443 --> 00:05:48,281 シーカーズコンパスに導いてもらうのだな? 56 00:05:48,281 --> 00:05:50,617 勝算は いかほどある? 57 00:05:50,617 --> 00:05:52,619 五分五分だと思う。 58 00:05:52,619 --> 00:05:55,622 だから あの中に踏み込むのは 俺一人だ。 59 00:05:55,622 --> 00:05:58,625 ユークだけだと? 危険であろう。 60 00:05:58,625 --> 00:06:03,630 実のところ 俺は 異界の邪神の祝福を受けている。 61 00:06:05,632 --> 00:06:08,468 そうなのか… 初耳だな。 62 00:06:08,468 --> 00:06:11,471 わざわざ 言いふらすようなことでもない。 63 00:06:11,471 --> 00:06:13,640 友以外にはな。 64 00:06:13,640 --> 00:06:17,310 無色の闇と関係がある神なのかは わからないが➡ 65 00:06:17,310 --> 00:06:20,313 俺は あの場所と縁深いのさ。 66 00:06:20,313 --> 00:06:23,316 だから シーカーズコンパスがあれば…。 67 00:06:23,316 --> 00:06:26,486 やれやれ… 五分五分と言うわりには➡ 68 00:06:26,486 --> 00:06:28,989 やけに計画的ではないか。 69 00:06:28,989 --> 00:06:33,593 ユーク… お前の その案 我は推したいと思う。 70 00:06:33,593 --> 00:06:35,929 いちばん 確率が高いだろう。 71 00:06:35,929 --> 00:06:38,265 コンパスは貸す。 いいのか!? 72 00:06:38,265 --> 00:06:40,767 だが その前に…。 73 00:06:40,767 --> 00:06:44,437 お前の妻たちに相談せよ。 えっ! 74 00:06:44,437 --> 00:06:48,942 ウォーロックにして勇者よ… 命を賭けるというならば➡ 75 00:06:48,942 --> 00:06:52,946 お前の命に寄り添う者を ないがしろにしてはならん。 76 00:06:52,946 --> 00:06:56,616 お前が使命に 命を賭ける覚悟があるように➡ 77 00:06:56,616 --> 00:07:00,620 お前のそばにいることに 命を賭ける者もまたある。 78 00:07:02,622 --> 00:07:04,958 その 幼な妻のようにな。 79 00:07:04,958 --> 00:07:07,460 ボクは 幼な妻じゃない。 80 00:07:07,460 --> 00:07:10,964 そうであったな。 い… いつから そこに!? 81 00:07:10,964 --> 00:07:12,966 ちょっと前から…。 82 00:07:12,966 --> 00:07:14,968 な… なんか 怒っているか? 83 00:07:17,304 --> 00:07:19,973 殿下… ありがとう。 84 00:07:19,973 --> 00:07:23,310 なに… 少しばかり お節介が過ぎたようだ。 85 00:07:23,310 --> 00:07:26,980 ううん ユークには 友達が少ないから…。 86 00:07:26,980 --> 00:07:30,650 あとで お説教だからね。 あ… はい…。 87 00:07:30,650 --> 00:07:33,920 お前を理解する よき妻がいる。 88 00:07:33,920 --> 00:07:35,922 よく 話し合うことだ。 89 00:07:35,922 --> 00:07:39,759 そうさせてもらうよ ありがとう マストマ。 90 00:07:39,759 --> 00:07:43,263 友よ… お前の死を 我も望まぬ。 91 00:07:43,263 --> 00:07:46,599 さりとて 命の賭け時もあろう。 92 00:07:46,599 --> 00:07:50,603 行くのならば 我もまた 覚悟を決める。 93 00:07:50,603 --> 00:07:52,605 あぁ。 94 00:08:02,449 --> 00:08:05,285 あの… その…。 95 00:08:05,285 --> 00:08:07,287 レイン…。 96 00:08:07,287 --> 00:08:09,956 フン! 97 00:08:09,956 --> 00:08:11,958 はぁ…。 98 00:08:13,960 --> 00:08:15,962 あっ…。 99 00:08:15,962 --> 00:08:18,631 ごめん レイン。 100 00:08:18,631 --> 00:08:20,633 うん…。 101 00:08:24,637 --> 00:08:27,140 どうしたの? ユーク…。 102 00:08:27,140 --> 00:08:30,977 もしかして 死ぬかもしれないと思ったら➡ 103 00:08:30,977 --> 00:08:34,581 急に 怖くなって…。 レインに触れたくなったんだ。 104 00:08:34,581 --> 00:08:36,583 嫌か? 105 00:08:36,583 --> 00:08:39,285 ううん 嫌じゃない。 106 00:08:52,265 --> 00:08:54,601 あっ…。 どうした? 107 00:08:54,601 --> 00:08:56,936 感じた! えっ! 108 00:08:56,936 --> 00:09:00,940 うぅ… そういうことじゃない。 じゃあ 何を…。 109 00:09:00,940 --> 00:09:04,944 たぶん… ユークのこれと同じ。 110 00:09:07,947 --> 00:09:10,550 (ユーク)…というわけだ。 どう思う? 111 00:09:12,619 --> 00:09:14,954 (シルク)話してくださって ありがとうございます。 112 00:09:14,954 --> 00:09:18,291 でも 先生… 抱え込みすぎですよ。 113 00:09:18,291 --> 00:09:20,293 いつもどおりですけど…。 114 00:09:20,293 --> 00:09:23,630 すまない。 お気持ちは わかります。 115 00:09:23,630 --> 00:09:26,633 わたくしたちだって 混乱していますからね。 116 00:09:26,633 --> 00:09:30,970 (マリナ)でも 考えるまでもないよ! あたし ついていくからね! 117 00:09:30,970 --> 00:09:33,907 マリナ…。 当然 わたくしもです。 118 00:09:33,907 --> 00:09:36,242 足手まといになるつもりは ありません。 119 00:09:36,242 --> 00:09:38,912 (ネネ)スカウトなしで 無色の闇に挑むのが➡ 120 00:09:38,912 --> 00:09:42,582 無謀だって ユークさんが いちばんよく知ってるはずっすよ。 121 00:09:42,582 --> 00:09:46,486 ルンも! (ジェミー)今度は 一緒に行く! 122 00:09:48,421 --> 00:09:51,424 みんな 聞いてくれ。 ううん 聞かない! 123 00:09:51,424 --> 00:09:53,593 今回は ダメだって 言うつもりでしょ? 124 00:09:53,593 --> 00:09:56,262 でも それは聞けないよ! だが…。 125 00:09:56,262 --> 00:09:59,599 「だが」も 「しかし」もダメ! 絶対についていくもん! 126 00:09:59,599 --> 00:10:03,603 先生 わたくしたちを 侮ってもらっては困ります! 127 00:10:03,603 --> 00:10:08,608 侮ってなんかいないさ。 みんな 本当に いい冒険者になった。 128 00:10:08,608 --> 00:10:12,278 そうです。 わたくしたちは 冒険者になったんです。 129 00:10:12,278 --> 00:10:14,614 もう 生徒ではないんですよ。 130 00:10:14,614 --> 00:10:20,620 先生… いえ ユークさん! あなたについていきます 絶対に。 131 00:10:20,620 --> 00:10:25,291 諦めるっす。 私たちは 決めたんすよ。 132 00:10:25,291 --> 00:10:27,293 うん… わかったよ。 133 00:10:27,293 --> 00:10:29,295 うん! はい! 134 00:10:29,295 --> 00:10:31,297 ったく…。 っす! 135 00:10:31,297 --> 00:10:34,968 レインは 何かないの? ボク? 136 00:10:34,968 --> 00:10:37,971 ボクの思いは もう 伝えてあるから…。 137 00:10:37,971 --> 00:10:41,307 いつの間に!? ずるい! フフフ…。 138 00:10:41,307 --> 00:10:45,645 では ユークさん 計画を説明してください。 139 00:10:45,645 --> 00:10:48,982 シーカーズコンパスを使う。 140 00:10:48,982 --> 00:10:52,652 無色の闇は すべてのダンジョンに繋がっている。 141 00:10:52,652 --> 00:10:55,488 だから…。 もしかして 王廟の➡ 142 00:10:55,488 --> 00:10:59,492 テネブレに突っ込むんすか? (レイン)うん そう…。 143 00:10:59,492 --> 00:11:03,329 あそこは 必ず 無色の闇と繋がっているはず。 144 00:11:03,329 --> 00:11:08,668 シーカーズコンパスを使って 無色の闇と アビスゲートへのルートを探す。 145 00:11:08,668 --> 00:11:13,006 わかりました。 必要な物品の 洗い出しを行います。 146 00:11:13,006 --> 00:11:16,342 突入日程の調整も わたくしが行います。 147 00:11:16,342 --> 00:11:20,346 ギルドのサポートも欲しいですし 一度 計画を詰めて➡ 148 00:11:20,346 --> 00:11:24,350 ギルマスに相談しましょう。 わ… わかった。 頼むよ。 149 00:11:24,350 --> 00:11:26,686 お任せください ユークさん。 150 00:11:26,686 --> 00:11:30,023 わたくしたちなら 大丈夫! でしょう? 151 00:11:30,023 --> 00:11:32,025 あぁ。 152 00:11:32,025 --> 00:11:34,294 ⚟お頼み申す フェルディオ卿! 153 00:11:34,294 --> 00:11:37,297 マストマ王子より 至急 冒険者ギルドまで➡ 154 00:11:37,297 --> 00:11:39,299 お越しいただきたいとのことです。 155 00:11:41,968 --> 00:11:44,971 (ユーク)ラフーマ殿下が出陣した!? 156 00:11:44,971 --> 00:11:47,974 王廟へな…。 たかが モンスターの巣など➡ 157 00:11:47,974 --> 00:11:50,143 踏み潰してくれるわ… と。 158 00:11:50,143 --> 00:11:53,479 わざわざ 我の屋敷に来て 吐き捨てていきよった。 159 00:11:53,479 --> 00:11:56,983 (ボードマン)配信用中継装置 起動準備 完了。 160 00:11:56,983 --> 00:11:58,985 ベータさん 起動! 161 00:12:04,324 --> 00:12:07,327 受信できました。 手間をかける。 162 00:12:07,327 --> 00:12:10,330 すまぬな うちの愚兄が。 163 00:12:10,330 --> 00:12:12,332 いました! 164 00:12:12,332 --> 00:12:14,334 が…。 165 00:12:16,336 --> 00:12:20,006 こりゃ ダメだな…。 どうする? 救援に出るか? 166 00:12:20,006 --> 00:12:22,342 今からでは 到底 間に合わん。 167 00:12:22,342 --> 00:12:24,344 うっ… あの痴れ者が! 168 00:12:24,344 --> 00:12:26,346 (マストマ)子爵 そっちだ! 169 00:12:28,681 --> 00:12:31,017 兵を見捨てて 一人 逃げるとは! 170 00:12:31,017 --> 00:12:32,952 最低ですね! 171 00:12:32,952 --> 00:12:37,457 (一同)あっ! ラフーマ殿下を見失いました。 172 00:12:37,457 --> 00:12:40,960 配信可能範囲の 外に出たのかもしれません。 173 00:12:40,960 --> 00:12:43,630 捜します。 どうする? 174 00:12:43,630 --> 00:12:46,466 警備体制を強化せねばなるまい。 175 00:12:46,466 --> 00:12:49,636 人の味を覚えた モンスターどもが この ラ=ジョに➡ 176 00:12:49,636 --> 00:12:51,638 向かってくる可能性もある。 177 00:12:51,638 --> 00:12:55,808 そうだな… やはり 踏み込むしかないか。 178 00:12:55,808 --> 00:12:59,979 ん? テネブレにかよ!? 急いだほうがよさそうだ。 179 00:12:59,979 --> 00:13:01,981 きちんと 計画を立ててから➡ 180 00:13:01,981 --> 00:13:04,317 相談しようと 思っていたのですが…。 181 00:13:04,317 --> 00:13:07,654 そういう状況では なくなったからな。 182 00:13:07,654 --> 00:13:10,490 やれるのか? わかるもんか! 183 00:13:10,490 --> 00:13:12,659 (ボードマン)見つけました! 184 00:13:12,659 --> 00:13:14,661 (ラフーマ)うっ! 185 00:13:14,661 --> 00:13:16,663 クソ! あぁっ…。 186 00:13:16,663 --> 00:13:19,332 あぁ~っ! うっ! 187 00:13:19,332 --> 00:13:23,002 あいつ テネブレに触ったぞ! あぁ…。 188 00:13:23,002 --> 00:13:26,839 うっ… うあぁ~っ! 189 00:13:26,839 --> 00:13:29,008 あぁっ! シャドウストーカー!? 190 00:13:29,008 --> 00:13:31,010 うぅ…。 191 00:13:38,951 --> 00:13:42,455 なんだ!? あれは…。 シャドウストーカー…。 192 00:13:42,455 --> 00:13:45,625 ダンジョンに現れる 謎の存在。 193 00:13:45,625 --> 00:13:51,297 だったが… どうやら たった今 その正体が判明したようだ。 194 00:13:51,297 --> 00:13:54,634 テネブレに触れて 裏返った人間…。 195 00:13:54,634 --> 00:13:56,636 これは ダメだ! 196 00:13:56,636 --> 00:13:59,472 あんなところへ みんなを連れてはいけない。 197 00:13:59,472 --> 00:14:01,474 ユークさん…。 198 00:14:07,313 --> 00:14:09,816 (サーガ)なんだか 重苦しい雰囲気だな。 199 00:14:09,816 --> 00:14:11,984 おじゃまするよ。 200 00:14:11,984 --> 00:14:15,321 あっ…。 ユーク! 久しぶりだというのに➡ 201 00:14:15,321 --> 00:14:18,491 なんだよ その顔。 お… 叔父さん!? 202 00:14:18,491 --> 00:14:21,327 叔父さん? たしか… サーガさん? 203 00:14:21,327 --> 00:14:25,665 でかくなったな。 それに 頼もしそうにもなった。 204 00:14:25,665 --> 00:14:28,668 いい冒険者の面構えになってる。 205 00:14:28,668 --> 00:14:32,004 どうして ここに? いや… 今まで どこに!? 206 00:14:32,004 --> 00:14:35,108 サーガ! ワシらに全部 押しつけやがって➡ 207 00:14:35,108 --> 00:14:39,112 どこ ほっつき歩いてやがった! その話は また後で。 208 00:14:39,112 --> 00:14:42,949 奥手で純朴な ユークが 美人をはべらせているなんて➡ 209 00:14:42,949 --> 00:14:45,952 少し 驚いたよ。 あ… あの…。 210 00:14:45,952 --> 00:14:50,957 お嬢さん うちのユークは どうかな? かわいがってもらってる? 211 00:14:50,957 --> 00:14:54,627 ユ… ユークさんは とても よくしてくださっています。 212 00:14:54,627 --> 00:14:57,463 叔父さん! よし それでいい。 213 00:14:57,463 --> 00:15:00,299 少しばかり みんな 緊張しすぎだ。 214 00:15:00,299 --> 00:15:02,635 これじゃあ 冷静に話もできないだろ? 215 00:15:02,635 --> 00:15:05,638 ふむ… 貴公は何者か? 216 00:15:05,638 --> 00:15:07,640 僕は サーガ・フェルディオ。 217 00:15:07,640 --> 00:15:10,143 しがない冒険者で 彼の叔父だよ。 218 00:15:10,143 --> 00:15:13,312 左様か… 我は マストマ。 219 00:15:13,312 --> 00:15:16,649 ユークの友にして ここ ラ=ジョを治めている。 220 00:15:16,649 --> 00:15:20,987 ユークに 君のような友人がいて 僕は とてもうれしいよ。 221 00:15:20,987 --> 00:15:24,991 サーガ! お前がいねぇんで ワシみたいな粗忽モンまで➡ 222 00:15:24,991 --> 00:15:27,160 ギルマスの椅子に 座らされてんだぞ! 223 00:15:27,160 --> 00:15:30,163 悪かったよ。 いろいろ 事情があってさ…。 224 00:15:30,163 --> 00:15:32,165 でも ママルさんと一緒だろ? 225 00:15:32,165 --> 00:15:35,268 それに 約束どおり ちゃんと戻ってきた。 226 00:15:35,268 --> 00:15:37,437 うっ…。 あれを止めにね。 227 00:15:37,437 --> 00:15:41,774 お前ってやつは あいかわらず 自信満々だがな…。 228 00:15:41,774 --> 00:15:43,776 どうにかできるのかよ? 229 00:15:43,776 --> 00:15:45,778 もちろん 無理だよ。 なっ! 230 00:15:45,778 --> 00:15:48,447 僕一人じゃね。 俺!? 231 00:15:48,447 --> 00:15:52,952 (サーガ)Aランク冒険者で 迷宮伯で 勇者か…。 232 00:15:52,952 --> 00:15:55,788 あの 小さかった甥っ子がね…。 233 00:15:55,788 --> 00:16:01,294 それで… 清楚系のシルクちゃん 元気系のマリナちゃん。 234 00:16:01,294 --> 00:16:04,297 野生系のネネちゃん 魔女系のジェミーちゃん。 235 00:16:04,297 --> 00:16:07,466 誰が本命なんだ? やめてくれよ。 236 00:16:07,466 --> 00:16:11,637 そんなんじゃないって…。 まさか 少女系のニーベルンちゃんか? 237 00:16:11,637 --> 00:16:14,473 少女系ってなんだ! 少女だろ。 238 00:16:14,473 --> 00:16:17,977 ウェルメリアじゃ… いや どの国でも犯罪だぞ? 239 00:16:17,977 --> 00:16:20,313 手を出すわけないだろ。 240 00:16:20,313 --> 00:16:22,982 レインちゃんには 手を出しておいてか? 241 00:16:22,982 --> 00:16:25,318 プーッ! あんな 幼い子を…。 242 00:16:25,318 --> 00:16:28,654 レ… レインは 俺より年上だ! そうなのか? 243 00:16:28,654 --> 00:16:32,325 数か月だけだが… っていうか 手を出すって…。 244 00:16:32,325 --> 00:16:34,594 なんで わかった!? …じゃなくて! 245 00:16:34,594 --> 00:16:37,263 スティグマタがついていた。 246 00:16:37,263 --> 00:16:39,932 普通の人には わからないかもしれないが➡ 247 00:16:39,932 --> 00:16:43,102 僕にはわかる。 スティグマタ? 248 00:16:43,102 --> 00:16:47,940 そうだな… 簡単にいうと 人間をやめる要素だよ。 249 00:16:47,940 --> 00:16:50,943 あ… ペルセポネの…。 250 00:16:50,943 --> 00:16:56,115 それは! 青白きノーライフキングに もらったのか? そりゃまた…。 251 00:16:56,115 --> 00:16:59,285 以前 無色の闇に入ったときに…。 252 00:16:59,285 --> 00:17:03,956 それは ここと異なる世界でも お前の存在を定義してくれる➡ 253 00:17:03,956 --> 00:17:06,292 証明書みたいなもんだよ。 254 00:17:06,292 --> 00:17:08,294 証明書? 255 00:17:10,463 --> 00:17:14,467 ルンが無事だったのは ロゥゲたちの保護があったからだが➡ 256 00:17:14,467 --> 00:17:19,805 俺が無事だったのは スティグマタの おかげだった… というわけか。 257 00:17:19,805 --> 00:17:23,309 同じものが レインちゃんにも ついているのを感じた。 258 00:17:23,309 --> 00:17:26,979 お前が うつしたんだろ? うつした? 259 00:17:26,979 --> 00:17:28,981 あっ! 260 00:17:36,255 --> 00:17:38,591 あれで…。 261 00:17:38,591 --> 00:17:41,928 (シルク)その スティグマタを ユークさんからもらえれば➡ 262 00:17:41,928 --> 00:17:45,431 わたくしたちも テネブレに 影響されなくなるんですよね? 263 00:17:45,431 --> 00:17:48,267 正しい理解だ。 では ユークさん…。 264 00:17:48,267 --> 00:17:50,603 スティグマタを わたくしたちにください! 265 00:17:50,603 --> 00:17:53,940 お… おい! (シルク)何度も言ったはずです! 266 00:17:53,940 --> 00:17:55,942 一人では行かせません! 267 00:17:55,942 --> 00:17:59,612 家族だと言ってくれた ユークさんと 最後まで 一緒にいます! 268 00:17:59,612 --> 00:18:01,948 あたしも! 私もっす! あたしも! 269 00:18:01,948 --> 00:18:04,283 本当に いいのか? 270 00:18:04,283 --> 00:18:06,953 ボクは ちょっぴり 嫉妬しちゃうかも…。 271 00:18:06,953 --> 00:18:09,288 だけど 目をつぶる! 272 00:18:09,288 --> 00:18:13,292 お嬢さん方 よく考えての発言か? 273 00:18:13,292 --> 00:18:15,962 帰ってこられなくなるかも しれないんだよ? 274 00:18:15,962 --> 00:18:20,633 知ってる? 七ツ葉のクローバーには 無限の幸福が宿るの。 275 00:18:20,633 --> 00:18:23,135 ルンたちは お兄ちゃんを信じる。 276 00:18:23,135 --> 00:18:25,638 何があっても 不幸になんてならない! 277 00:18:30,810 --> 00:18:35,915 七ツ葉か! やれやれ… 頑固な甥の恋人たちは➡ 278 00:18:35,915 --> 00:18:38,417 揃って 頑固だな。 恋人って! 279 00:18:38,417 --> 00:18:40,920 覚悟できてるなら 好きにするといいさ。 280 00:18:40,920 --> 00:18:45,424 君たちは もうとっくに いっぱしの冒険者なんだから。 281 00:18:52,264 --> 00:18:55,434 クローバーの全員に スティグマタを与えたのか? 282 00:18:55,434 --> 00:19:00,439 まぁ… みんなを シャドウストーカーに するわけにはいかないし…。 283 00:19:00,439 --> 00:19:04,276 もちろん ルンには必要ないから 何もしてない。 284 00:19:04,276 --> 00:19:08,280 どうやって… とは 聞かずにおくよ。 285 00:19:08,280 --> 00:19:13,285 予定どおり 僕はこれから フィニスに向かって 無色の闇に入る。 286 00:19:13,285 --> 00:19:15,621 ベンウッドと一緒にね。 287 00:19:15,621 --> 00:19:19,625 一応 聞くけど… フィニスまで転送できるっていう➡ 288 00:19:19,625 --> 00:19:22,962 その アーティファクトで 俺たちを 連れていってくれるわけには➡ 289 00:19:22,962 --> 00:19:26,298 いかないのか? 残念ながら 2人乗りでね…。 290 00:19:26,298 --> 00:19:30,136 そうか…。 ユーク こんなことを➡ 291 00:19:30,136 --> 00:19:32,638 お前に押しつけて すまないと思うよ。 292 00:19:32,638 --> 00:19:36,242 お前は 幸せに生きているというのに…。 293 00:19:36,242 --> 00:19:40,579 押しつけるも何も… 俺たちの世界のことだからさ。 294 00:19:40,579 --> 00:19:44,917 本当は 犠牲になる必要はないって 言ってやりたいんだ。 295 00:19:44,917 --> 00:19:47,420 でも 頼むよ…。 296 00:19:49,422 --> 00:19:51,424 はい 先生! 297 00:19:51,424 --> 00:19:54,593 懐かしい呼ばれ方だ。 298 00:19:54,593 --> 00:19:58,597 冒険者という道を 示してくれたのは 叔父さんだ。 299 00:19:58,597 --> 00:20:03,102 叔父さんは いつも こうして 俺に道を示してくれる。 300 00:20:03,102 --> 00:20:05,271 そうも言ってられないぞ。 301 00:20:05,271 --> 00:20:09,275 今は お前にも 道を示すべき 仲間たちがいるだろう? 302 00:20:09,275 --> 00:20:11,777 わかってる。 ならいいんだ。 303 00:20:11,777 --> 00:20:15,614 ユーク やろう。 僕たちで世界を救うんだ。 304 00:20:15,614 --> 00:20:19,018 それじゃ アビスゲートの前で会おう。 305 00:20:22,621 --> 00:20:24,623 頼んだぞ ユーク。 306 00:20:24,623 --> 00:20:27,026 ラ=ジョの避難誘導は 任せた。 307 00:20:28,961 --> 00:20:32,965 使い方は 覚えておるな? うん 大丈夫。 308 00:20:32,965 --> 00:20:36,569 ユークの手前ではあるが 無礼を許せよ。 309 00:20:38,971 --> 00:20:41,974 いろいろ ありがとう 殿下。 310 00:20:41,974 --> 00:20:45,644 気をつけて 行ってまいれ。 ユークを よく守れよ。 311 00:20:45,644 --> 00:20:49,982 必ず 戻れ。 うん また お茶を一緒に。 312 00:20:49,982 --> 00:20:52,818 メジャルナ様も…。 313 00:20:52,818 --> 00:20:56,655 クローバーの生配信は 私が自ら担当する。 314 00:20:56,655 --> 00:20:59,492 それは頼もしいですね 子爵。 315 00:20:59,492 --> 00:21:02,495 私も責任を果たしてみせるよ。 316 00:21:02,495 --> 00:21:05,998 武運を。 はい いってきます。 317 00:21:18,177 --> 00:21:20,846 では 準備はいいな? 318 00:21:20,846 --> 00:21:23,849 問題な~し! 張り切って行こう! 319 00:21:23,849 --> 00:21:26,519 準備万端です。 お任せください。 320 00:21:26,519 --> 00:21:29,688 先行警戒は お任せくださいっす! 321 00:21:29,688 --> 00:21:33,292 足手まといにならないように するわ… 今度こそ! 322 00:21:33,292 --> 00:21:35,294 ルンも頑張ります! 323 00:21:35,294 --> 00:21:37,963 うん… 最後まで一緒だよ。 324 00:21:37,963 --> 00:21:39,965 (ユーク)配信開始! 325 00:21:39,965 --> 00:21:41,967 (2人)ハイシン カイシ! 326 00:21:41,967 --> 00:21:43,969 それじゃあ 出発だ。 327 00:21:43,969 --> 00:21:48,307 目指すのは 世界の果てだ。 慎重に楽しもう。 328 00:21:48,307 --> 00:21:52,011 行くぞ! 七ツ葉のクローバー! (指を鳴らす音)