1 00:01:40,534 --> 00:01:49,543 ♬~ 2 00:01:49,543 --> 00:01:51,712 (幸人)なに作るの? (百々子)んっ? 3 00:01:51,712 --> 00:01:56,049 (百々子)あら? 起きちゃったの? 今日のごはんはね…。 4 00:01:56,049 --> 00:01:59,553 (八凪)うぉ~い 帰ったぜ! 百々子さ~ん。 5 00:01:59,553 --> 00:02:01,822 (伊吹)いつつ…。 (鞍馬)大丈夫か? 6 00:02:01,822 --> 00:02:03,824 (八凪)腹ぁ減っちまった。 飯ある~? 7 00:02:03,824 --> 00:02:07,160 ついでに救急箱も頼む! (百々子)は~い。 8 00:02:07,160 --> 00:02:10,330 (鞍馬)まったく… むちゃをしすぎだ。 (伊吹)くっ…。 9 00:02:10,330 --> 00:02:16,169 (八凪)な~に ただのかすり傷だろ すぐ治らぁ。 カカカカッ。 10 00:02:16,169 --> 00:02:19,172 (尽義)おっか~。 朱兄 またケガ? 11 00:02:19,172 --> 00:02:22,843 (八凪)お~? よう チビたち。 いい子にしてたかよ? 12 00:02:22,843 --> 00:02:25,512 (幸人)うん! 13 00:02:25,512 --> 00:02:27,848 (伊吹)いてて…。 14 00:02:27,848 --> 00:02:31,852 大丈夫だと思うけど しばらくは無理しちゃダメよ。 15 00:02:31,852 --> 00:02:34,187 (伊吹)ああ…。 (鞍馬)朱! あっ? 16 00:02:34,187 --> 00:02:36,356 (鞍馬)お前は前に出過ぎるんだ。 17 00:02:36,356 --> 00:02:38,358 アラミタマを甘く見ていると…。 (机をたたく音) 18 00:02:38,358 --> 00:02:40,527 (伊吹)お前が隙を見せたから かばってやったんだろうが! 19 00:02:40,527 --> 00:02:42,529 (百々子)はいはい。 (伊吹)痛っ! 20 00:02:42,529 --> 00:02:44,698 手当てのときくらいは ケンカしないの。 21 00:02:44,698 --> 00:02:46,867 幸人くんも見ているでしょ。 22 00:02:46,867 --> 00:02:50,203 にいちゃんたち ケンカしてるの? 23 00:02:50,203 --> 00:02:53,707 してねえよ。 そういうのじゃなくて…。 24 00:02:53,707 --> 00:02:58,378 (尽義)そ~そ~。 春兄も朱兄も じゃれ合ってるだけだよ。 25 00:02:58,378 --> 00:03:00,814 仲がいい証拠ってやつ? 26 00:03:00,814 --> 00:03:04,317 うるさいな。 くだらねえこと 言ってんじゃねえよ。 27 00:03:04,317 --> 00:03:07,988 (八凪)ハハハッ! てれるな てれるな! 28 00:03:07,988 --> 00:03:10,991 仲がいいのは いいことじゃねえか。 29 00:03:10,991 --> 00:03:13,994 俺たちゃ家族なんだからよ。 30 00:03:13,994 --> 00:03:16,163 なんだからよ! 31 00:03:16,163 --> 00:03:20,367 (笑い声) 32 00:03:23,003 --> 00:03:27,507 (鞍馬)事依さし奉りき 此く依さし奉りし國中に➡ 33 00:03:27,507 --> 00:03:32,179 荒振る神等をば 神問はしに問はし賜ひ➡ 34 00:03:32,179 --> 00:03:34,681 神掃ひに掃ひ賜ひて➡ 35 00:03:34,681 --> 00:03:40,520 語問ひし 磐根 樹根立 草の片葉をも語止めて➡ 36 00:03:40,520 --> 00:03:44,691 天の磐座放ち 天の八重雲を➡ 37 00:03:44,691 --> 00:03:46,693 伊頭の千別きに千別きて➡ 38 00:03:46,693 --> 00:03:49,362 天降し依さし奉りき➡ 39 00:03:49,362 --> 00:03:52,866 此く依さし奉りし四方の國中を➡ 40 00:03:52,866 --> 00:03:55,368 安國と定め奉りて➡ 41 00:03:55,368 --> 00:03:59,706 下つ磐根に宮柱太敷き立て➡ 42 00:03:59,706 --> 00:04:02,976 天の御蔭 日の御蔭と…。 (尽義)うわ もう修行? 43 00:04:02,976 --> 00:04:06,313 春兄も朱兄も ホント熱心だねぇ。 44 00:04:06,313 --> 00:04:10,484 たった今 ミタマ鎮めから 帰ったばっかだってぇのにさ~。 45 00:04:10,484 --> 00:04:12,486 (鞍馬)師匠には十年来➡ 46 00:04:12,486 --> 00:04:15,822 うちの神社の神主を 代行してもらってるからね。 47 00:04:15,822 --> 00:04:18,992 一刻も早く一人前にならないと。 48 00:04:18,992 --> 00:04:21,995 尽義 テメエも弟子の端くれだろうが。 49 00:04:21,995 --> 00:04:24,831 しかも 水の脈接ぎが 得意だってのに➡ 50 00:04:24,831 --> 00:04:27,000 なんで サボってやがる。 51 00:04:27,000 --> 00:04:30,504 いや~ 俺ってば 秘密兵器ってやつだし? 52 00:04:30,504 --> 00:04:33,006 あくせく修行する必要 ないんだよねぇ。 53 00:04:33,006 --> 00:04:35,008 (八凪)なわけね~だろ。 ふんがっ! 54 00:04:35,008 --> 00:04:38,345 (八凪)このナマケモンが。 し… 師匠!? 55 00:04:38,345 --> 00:04:41,515 俺は やり方を 慎重に考えろと言っただけで➡ 56 00:04:41,515 --> 00:04:43,517 サボれとは言ってねえぞ。 57 00:04:43,517 --> 00:04:48,688 ちょっとした冗談だってば~。 (伊吹)師匠。 58 00:04:48,688 --> 00:04:53,026 なんだ 朱? はい さっきの話じゃないけど…。 59 00:04:53,026 --> 00:04:56,530 今度の龍神鎮めの儀式 やっぱり春秋に➡ 60 00:04:56,530 --> 00:04:59,533 祭主を務めさせてくれないか? 朱。 61 00:04:59,533 --> 00:05:03,136 俺だってサポートする だから。 まだ早え。 62 00:05:03,136 --> 00:05:06,640 なんでだよ 師匠。 俺たちは これまで何度も➡ 63 00:05:06,640 --> 00:05:09,976 火口での儀式を 完璧に成功させてるじゃねえか。 64 00:05:09,976 --> 00:05:14,648 (八凪)ありゃ 結界を強化する それだけの儀式だからな。 65 00:05:14,648 --> 00:05:18,985 中にいる火の龍を鎮めるのとは 難しさの桁が違う。 66 00:05:18,985 --> 00:05:22,322 (伊吹)でも… 師匠は いつも春秋のこと➡ 67 00:05:22,322 --> 00:05:25,325 火泉神社の跡取りとして 立派に務まる➡ 68 00:05:25,325 --> 00:05:27,827 筋がいいって 褒めてるじゃねえか。 69 00:05:27,827 --> 00:05:32,165 それは あくまで将来の話だ。 今の僕では…。 70 00:05:32,165 --> 00:05:34,334 (伊吹)お前だけならな。 んっ? 71 00:05:34,334 --> 00:05:38,004 俺たち2人ならできる。 そうだろ? 72 00:05:38,004 --> 00:05:44,010 それは… できなくは ない… とは思うけど…。 73 00:05:44,010 --> 00:05:46,513 (八凪)そう焦んなって。 74 00:05:46,513 --> 00:05:50,016 なあに お前の腕前なら 数年たてば➡ 75 00:05:50,016 --> 00:05:53,019 祭主を任せられるかも しれねえんだからよ。 76 00:05:53,019 --> 00:05:57,524 まっ 張り切ってる朱と… ついでに尽義も加えて➡ 77 00:05:57,524 --> 00:06:01,294 俺の監視の下でって 条件付きだがな。 78 00:06:01,294 --> 00:06:03,296 (鞍馬)はい 頑張ります! 79 00:06:03,296 --> 00:06:06,299 あ~あ 勘弁してほしいよなぁ。 80 00:06:06,299 --> 00:06:10,804 毎年 火の龍を鎮めなきゃ 噴火しちまう火山とかさ~。 81 00:06:10,804 --> 00:06:13,974 (八凪)そう言うな。 水の龍がいなくなって➡ 82 00:06:13,974 --> 00:06:16,276 火の龍だって 寂しいんだ。 83 00:06:19,479 --> 00:06:21,982 ふ~。 84 00:06:21,982 --> 00:06:27,821 寂しくて 暴れるしかなくて アラミタマになりかかってる。 85 00:06:27,821 --> 00:06:29,990 封印して 無理やりにでも➡ 86 00:06:29,990 --> 00:06:32,325 おとなしくしてもらうしか ないのさ。 87 00:06:32,325 --> 00:06:35,328 そんな火の龍に 水の龍が帰ってくるまで➡ 88 00:06:35,328 --> 00:06:38,331 噴火するのを 抑えてもらう儀式を➡ 89 00:06:38,331 --> 00:06:41,668 僕ら… 師匠が行うのですね。 90 00:06:41,668 --> 00:06:44,337 ああ。 大切な儀式だ。 91 00:06:44,337 --> 00:06:48,174 だから うかうか ヒヨッコには任せられねえって➡ 92 00:06:48,174 --> 00:06:51,678 俺の言い分も わかってくれるよな? 93 00:06:53,847 --> 00:06:56,683 (伊吹)でも そうやって抑え続けてる間に➡ 94 00:06:56,683 --> 00:06:58,852 火の龍の力は➡ 95 00:06:58,852 --> 00:07:01,288 過去に例がないくらい 大きくなっちまってる…。 96 00:07:01,288 --> 00:07:05,292 本当に こうやって 抑えてるだけでいいのか? 97 00:07:05,292 --> 00:07:07,794 (八凪)朱も いいな!? 98 00:07:07,794 --> 00:07:09,963 はい…。 99 00:07:09,963 --> 00:07:13,800 とにかく 今年は 俺の手並みを よ~く見とけ。 100 00:07:13,800 --> 00:07:17,637 お前たち3人の将来に 生かすために… な。 101 00:07:17,637 --> 00:07:19,639 (鞍馬)はい! (伊吹)はい…。 102 00:07:19,639 --> 00:07:22,976 (尽義)うへ~い。 ⚟お待たせ~。 103 00:07:22,976 --> 00:07:25,478 かき氷の準備できたわよ。 104 00:07:25,478 --> 00:07:27,647 みんな シロップ 何がいい? 105 00:07:27,647 --> 00:07:30,317 俺 イチゴ~! おい 尽義 テメエ! 106 00:07:30,317 --> 00:07:32,819 師匠より 先に選んでんじゃねえよ! 107 00:07:32,819 --> 00:07:36,323 かき氷!? 八凪先生は どれがいい? 108 00:07:36,323 --> 00:07:39,492 そりゃ 通は抹茶小豆 一択よ! 109 00:07:39,492 --> 00:07:41,828 弟子なら とっとと ソイツ回せ! 110 00:07:41,828 --> 00:07:44,664 師弟 関係あんのかよ! 111 00:07:44,664 --> 00:07:48,835 (八凪)あるんだよ! 今 決めた! (尽義)なんだよ それ! 112 00:07:48,835 --> 00:07:51,838 (幸人)僕 ブルーハワイ! (百々子)は~い 待っててね。 113 00:07:51,838 --> 00:07:53,840 (伊吹)オメエ 青いの好きだな…。 (鞍馬)フフ…。 114 00:07:53,840 --> 00:07:56,343 (八凪)おら尽義 とっとと全員分作れよ! 115 00:07:56,343 --> 00:07:59,679 (尽義)なんで 俺の担当になってんだよ! 116 00:07:59,679 --> 00:08:01,948 (八凪)カカカカ…。 117 00:08:01,948 --> 00:08:55,001 ♬~ 118 00:08:55,001 --> 00:08:57,003 (八凪)また デカくなりやがって…。 119 00:08:59,005 --> 00:09:03,943 (地鳴り) 120 00:09:03,943 --> 00:09:07,614 うっ ううん…。 121 00:09:07,614 --> 00:09:19,292 ♬~ 122 00:09:19,292 --> 00:09:22,495 (雷鳴) 123 00:09:27,133 --> 00:09:31,304 本日から綾ヵ島全土にかけて 強風が発生しているため…。 124 00:09:31,304 --> 00:09:33,306 📺なるべく外出は お控えいただけるよう➡ 125 00:09:33,306 --> 00:09:35,475 お願いいたします。 126 00:09:35,475 --> 00:09:39,312 (八凪)凶の卦が出てねえのに 始まっちまうとはな…。 127 00:09:39,312 --> 00:09:42,315 ひとっ飛び 本土から えものを持ってくる。 128 00:09:42,315 --> 00:09:44,484 待っててくれ。 (鞍馬)えもの…。 129 00:09:44,484 --> 00:09:49,322 火の龍を鎮めるため 特注で作製を依頼した祭具ですね。 130 00:09:49,322 --> 00:09:52,492 師匠の留守を預かるのも 弟子の務めだ。 131 00:09:52,492 --> 00:09:56,663 少しの間くらい 俺たちで なんとでもしてみせるさ。 朱! 132 00:09:56,663 --> 00:10:02,335 ったく… 頼もしい弟子どもだぜ。 133 00:10:02,335 --> 00:10:05,505 ほらほら 3人とも キリがないわよ。 134 00:10:05,505 --> 00:10:08,842 師匠 任せてくれ。 お気をつけて。 135 00:10:08,842 --> 00:10:11,845 先生 いってらっしゃい。 136 00:10:11,845 --> 00:10:14,047 ああ。 137 00:10:18,184 --> 00:10:21,354 できるだけ早く戻る。 138 00:10:21,354 --> 00:10:23,523 (扉の開く音) 139 00:10:23,523 --> 00:10:25,692 (扉の閉まる音) 140 00:10:25,692 --> 00:10:28,361 (尽義)ハァ ハァ ハァ…。 141 00:10:28,361 --> 00:10:30,363 ハァ ハァ ハァ…。 142 00:10:30,363 --> 00:10:48,548 ♬~ 143 00:10:48,548 --> 00:10:50,717 ミタマの様子がおかしい。 144 00:10:50,717 --> 00:10:53,219 四ノ島の影響が ここまで来てるんだ。 145 00:10:53,219 --> 00:10:55,221 (百々子)むちゃだよ 2人とも! 146 00:10:55,221 --> 00:10:57,557 八凪先生の帰りを待とう。 147 00:10:57,557 --> 00:11:00,493 そんなこと言ってる場合かよ!? さっきの地震で➡ 148 00:11:00,493 --> 00:11:03,163 封印が緩んじまったのは 間違いないんだ! 149 00:11:03,163 --> 00:11:05,331 こうしている今にも…。 (地鳴り) 150 00:11:05,331 --> 00:11:07,333 きゃあ! 151 00:11:07,333 --> 00:11:10,336 うう…。 (百々子)大丈夫よ 幸人くん。 152 00:11:10,336 --> 00:11:14,340 大丈夫なもんか。 こんな地震 ほんの前兆にすぎない。 153 00:11:14,340 --> 00:11:18,011 本命の噴火が起こったら 綾ヵ島全域が ぶっ飛んじまう。 154 00:11:18,011 --> 00:11:20,013 そんな…。 155 00:11:20,013 --> 00:11:24,183 もともと火の龍は 湖ごと 水の龍を枯らしてしまうほど➡ 156 00:11:24,183 --> 00:11:26,352 力が強まっていたのに…。 157 00:11:26,352 --> 00:11:29,689 それが今じゃ 結界の中で抑えつけてたせいで➡ 158 00:11:29,689 --> 00:11:32,358 破裂寸前の 爆弾になっちまってんだろ? 159 00:11:32,358 --> 00:11:35,528 《師匠が戻ってくるまでに 時間がかかる…。 160 00:11:35,528 --> 00:11:39,866 今の僕たちに 火の龍を 鎮めることができるのか…?》 161 00:11:39,866 --> 00:11:41,868 (伊吹)師匠がいない今 俺たちが➡ 162 00:11:41,868 --> 00:11:45,038 龍神鎮めの儀式を 無理にでも執り行うしかない! 163 00:11:45,038 --> 00:11:48,041 春秋! 朱! (クラクション) 164 00:11:48,041 --> 00:11:51,044 百々子さんたちに 今すぐ避難するよう言ってくれ! 165 00:11:51,044 --> 00:11:53,046 船着き場に向かうんだ! 166 00:11:53,046 --> 00:11:55,548 稲生さんが デカい船を回してくれる! 167 00:11:55,548 --> 00:11:59,385 手伝ってくれるか 朱。 168 00:11:59,385 --> 00:12:02,589 ああ! お… 俺も! 169 00:12:04,490 --> 00:12:07,827 俺も…。 170 00:12:07,827 --> 00:12:10,496 いでっ! 171 00:12:10,496 --> 00:12:15,001 なんて顔してんだ。 テメエも脈接ぎだろ 気合い入れろ。 172 00:12:15,001 --> 00:12:20,006 フフフ…。 僕たちは 互いが 今できることをする。 173 00:12:20,006 --> 00:12:22,609 尽義も いいね。 174 00:12:26,012 --> 00:12:28,014 うんっ! 175 00:12:28,014 --> 00:12:30,183 (鞍馬)尽義 君は 幸人くんと百々子さんに➡ 176 00:12:30,183 --> 00:12:32,385 ついててあげてくれ。 177 00:12:39,192 --> 00:12:51,371 ♬~ 178 00:12:51,371 --> 00:12:55,208 なんだ これ…。 火の龍の力…。 179 00:12:55,208 --> 00:13:00,146 それとも このさまを 火の龍と呼んでいるのか? 180 00:13:00,146 --> 00:13:03,149 もし この力があふれ出したら…。 181 00:13:03,149 --> 00:13:07,320 ハッタリじゃなく… 本当に全部 ぶっ飛んじまう。 182 00:13:07,320 --> 00:13:10,490 (鞍馬)ここまで来て おじけづくわけにはいかない。 183 00:13:10,490 --> 00:13:13,326 やるぞ 朱! 184 00:13:13,326 --> 00:13:15,995 誰が おじけづくって!? 185 00:13:15,995 --> 00:13:18,298 やってやるさ 春秋。 186 00:13:21,000 --> 00:13:24,170 (2人)龍神鎮めの祝詞! 187 00:13:24,170 --> 00:13:26,839 (2人)神議りに議り賜ひて➡ 188 00:13:26,839 --> 00:13:29,842 安国と平けくしろし食せと➡ 189 00:13:29,842 --> 00:13:34,180 事依さし奉りき 此く依さし奉りし國中に➡ 190 00:13:34,180 --> 00:13:38,017 荒振る神等をば 神問はしに問はし賜ひ。 191 00:13:38,017 --> 00:13:40,820 《鞍馬:いける 力が弱まって…》 192 00:13:43,523 --> 00:13:45,525 もう一息だ。 193 00:13:45,525 --> 00:13:47,860 (2人)天つ菅麻を本刈り断ち➡ 194 00:13:47,860 --> 00:13:51,364 末刈り切りて 八針に取り辟きて➡ 195 00:13:51,364 --> 00:13:55,034 天つ祝詞の太祝詞を宣れ。 196 00:13:55,034 --> 00:13:58,037 やった! これで…! 197 00:14:00,973 --> 00:14:04,277 (爆発音) 198 00:14:17,824 --> 00:14:22,829 (火の龍の咆哮) 199 00:14:22,829 --> 00:14:38,511 ♬~ 200 00:14:38,511 --> 00:14:41,681 こ… これが。 火の龍!? 201 00:14:41,681 --> 00:14:45,685 (息を吸う音) 202 00:14:48,187 --> 00:14:50,857 朱 結界は まだ無事だ! 203 00:14:50,857 --> 00:14:53,025 見た目の大きさに惑わされるな! 204 00:14:53,025 --> 00:14:55,128 このまま封じてしまうんだ! ああ! 205 00:14:59,031 --> 00:15:01,467 (咆哮) 206 00:15:01,467 --> 00:15:05,471 やはり 代々受け継がれてきた 結界は強じんだ。 207 00:15:05,471 --> 00:15:09,976 僕たちが力を注ぎ続けるかぎり 破られたりしない。 208 00:15:09,976 --> 00:15:12,311 (伊吹)ああ。 もう一度だ。 209 00:15:12,311 --> 00:15:15,982 今度は前より頑丈なおりに 閉じ込めてやる! 210 00:15:15,982 --> 00:15:18,985 (鞍馬)僕たちで島を守るんだ! 211 00:15:18,985 --> 00:15:22,088 (咆哮) 212 00:15:24,991 --> 00:15:27,493 くっ…。 213 00:15:27,493 --> 00:15:29,829 (咆哮) 214 00:15:29,829 --> 00:15:32,031 はあ~! 215 00:15:36,002 --> 00:15:39,338 (うめき声) 216 00:15:39,338 --> 00:15:43,009 (雄たけび) 217 00:15:43,009 --> 00:15:45,678 ぐっ…。 218 00:15:45,678 --> 00:15:48,181 (伊吹)ぐあっ! 219 00:15:48,181 --> 00:15:50,516 くっ。 朱!? 220 00:15:50,516 --> 00:15:54,620 俺に構うな! このまま封印しろ! だが…。 221 00:15:56,856 --> 00:15:59,158 (伊吹)しまった…! 222 00:16:06,132 --> 00:16:08,801 (咆哮) 223 00:16:08,801 --> 00:16:13,472 《俺が燃え尽きても 春秋が…》 224 00:16:13,472 --> 00:16:15,575 朱っ! 225 00:16:18,144 --> 00:16:21,814 ぐっ… 春秋! なんで こんな! 226 00:16:21,814 --> 00:16:23,816 ぐっ…。 お前…。 227 00:16:23,816 --> 00:16:26,319 俺より封印のほうが 大事だろうが! 228 00:16:26,319 --> 00:16:29,021 (社が潰れる音) 229 00:16:40,500 --> 00:16:42,501 (2人)はっ…! 230 00:16:42,501 --> 00:16:48,674 ♬~ 231 00:16:48,674 --> 00:16:50,676 ぐぅ~ ぬあっ! 232 00:16:50,676 --> 00:16:53,379 (火の龍のうめき声) 233 00:16:55,848 --> 00:16:58,518 悪い 遅れちまった。 234 00:16:58,518 --> 00:17:00,453 (鞍馬/伊吹)師匠! 235 00:17:00,453 --> 00:17:03,756 (八凪)まあ こうなっちまったからには…。 236 00:17:06,292 --> 00:17:10,296 俺がケジメをつけねえとなぁ。 237 00:17:10,296 --> 00:17:17,637 ♬~ 238 00:17:17,637 --> 00:17:20,973 師匠…!? 今更 封じようってのか。 239 00:17:20,973 --> 00:17:23,476 (八凪)でなきゃ ヤバいだろ。 240 00:17:23,476 --> 00:17:26,812 噴火は もう止められねえが…。 241 00:17:26,812 --> 00:17:31,984 せめて 綾ヵ島全土が吹っ飛ぶ くらいのは 止めなきゃな。 242 00:17:31,984 --> 00:17:34,487 (鞍馬)可能… なのですか? 243 00:17:34,487 --> 00:17:39,325 (八凪)まあ 俺が命を張れば 五分ってとこかな。 244 00:17:39,325 --> 00:17:42,161 そんな…! なら俺も…! 245 00:17:42,161 --> 00:17:44,830 ヘッ 頼もしいじゃねえか。 246 00:17:44,830 --> 00:17:46,832 師匠! 247 00:17:46,832 --> 00:17:51,037 春秋 朱を連れて逃げろ。 248 00:17:53,673 --> 00:17:57,376 はい…。 なっ! 春秋やめろ! 249 00:18:01,948 --> 00:18:05,952 すまんな…。 250 00:18:05,952 --> 00:18:12,291 ♬~ 251 00:18:12,291 --> 00:18:16,996 うっ…! おい 春秋! テメエ! 252 00:18:19,298 --> 00:18:21,300 (爆発音) 253 00:18:21,300 --> 00:18:23,636 師匠…。 254 00:18:23,636 --> 00:18:26,973 クソッ… なんだよ なんなんだよ! 255 00:18:26,973 --> 00:18:29,475 どいつもこいつも俺を…。 256 00:18:29,475 --> 00:18:33,312 俺は… ぐっ…。 257 00:18:33,312 --> 00:18:36,983 畜生~! 258 00:18:36,983 --> 00:18:45,157 ♬~ 259 00:18:45,157 --> 00:18:48,828 カカッ。 こらえ性のねえヤツだな。 260 00:18:48,828 --> 00:18:52,331 まあ よく もったほうだわな。 261 00:18:52,331 --> 00:18:56,168 功遂げ身退くは天の道なり…。 262 00:18:56,168 --> 00:19:01,941 さて 俺も 最後の仕事をしますかね。 263 00:19:01,941 --> 00:19:06,278 ♬~ 264 00:19:06,278 --> 00:19:08,447 (百々子)その戦いは➡ 265 00:19:08,447 --> 00:19:13,452 私たちから見ると すごく大きな噴火で➡ 266 00:19:13,452 --> 00:19:19,458 一晩中 空を赤く焼いていたんだけど➡ 267 00:19:19,458 --> 00:19:23,796 翌朝には ウソのように収まっていたわ。 268 00:19:23,796 --> 00:19:26,632 避難は短期間で済んだけど➡ 269 00:19:26,632 --> 00:19:33,639 その一晩だけで大変な被害が 綾ヵ島中に出てしまったの。 270 00:19:33,639 --> 00:19:35,975 そして2人は…。 271 00:19:35,975 --> 00:19:39,078 その噴火の収まった火口で…。 272 00:19:41,147 --> 00:19:43,149 (2人)はっ…! 273 00:19:45,151 --> 00:19:48,654 (百々子)八凪先生を見つけたの。 274 00:19:48,654 --> 00:19:50,656 師匠! 275 00:19:50,656 --> 00:19:52,858 あ…。 276 00:19:57,663 --> 00:20:00,366 師匠…? 277 00:20:04,336 --> 00:20:07,640 (伊吹)う… く…。 278 00:20:09,675 --> 00:20:13,179 (伊吹)クソッ! クソクソッ…! 279 00:20:18,184 --> 00:20:23,389 師匠~! 280 00:20:27,193 --> 00:20:29,862 朱くんは 八凪先生が亡くなったことに➡ 281 00:20:29,862 --> 00:20:32,031 ひどいショックを受けて…。 282 00:20:32,031 --> 00:20:36,335 お葬式のあとに島を出ていったの。 283 00:20:40,873 --> 00:20:44,710 (百々子)春秋くんは詳しく 話してくれなかったけど…。 284 00:20:44,710 --> 00:20:46,712 そのとき2人は➡ 285 00:20:46,712 --> 00:20:50,382 脈接ぎとして 今後どうするか みたいな話で➡ 286 00:20:50,382 --> 00:20:54,587 大ゲンカをして 別れたらしいわ…。 287 00:20:56,555 --> 00:21:00,326 それから数年たって 戻ってきた朱くんは➡ 288 00:21:00,326 --> 00:21:03,996 なんだか危ない術を 身につけてたみたいで…。 289 00:21:03,996 --> 00:21:09,168 今みたいに 春秋くんとの仲が 険悪になっちゃったの。 290 00:21:09,168 --> 00:21:11,170 あの2人のいさかいには➡ 291 00:21:11,170 --> 00:21:14,673 僕の父さんの死が 関係してたんですね。 292 00:21:14,673 --> 00:21:19,178 でも あの2人をつなげたのも 八凪先生なのよ。 293 00:21:19,178 --> 00:21:21,380 それと あそこに もう一人。 294 00:21:25,518 --> 00:21:29,522 《幸人:そうか 何かから逃げる怖い記憶…》 295 00:21:29,522 --> 00:21:38,697 ♬~ 296 00:21:38,697 --> 00:21:43,869 《その中で 安心して握ってたのは…。 297 00:21:43,869 --> 00:21:47,706 尽義さんの手だったんだ》 298 00:21:47,706 --> 00:21:51,043 もう10年も前の話だけど。 299 00:21:51,043 --> 00:21:53,045 (尽義)百々子さ~ん。 300 00:21:53,045 --> 00:21:57,049 昔話とかいいからさ ビール くんない? 301 00:21:57,049 --> 00:22:01,821 はいはい。 幸人くんはジュースでいいわよね。 302 00:22:01,821 --> 00:22:04,156 ありがとうございます。 303 00:22:04,156 --> 00:22:09,328 ♬~ 304 00:22:09,328 --> 00:22:12,331 (尽義)はぁ…。