1 00:00:01,167 --> 00:00:06,172 ♪~ 2 00:01:14,115 --> 00:01:19,120 ~♪ 3 00:01:35,053 --> 00:01:37,430 (ナレーター) クリスマスのコンサートが 終わってから 4 00:01:37,639 --> 00:01:41,142 アヴォンリーの子供たちが 平凡な日常生活に落ち着くまでには 5 00:01:41,267 --> 00:01:42,811 暇がかかった 6 00:01:44,020 --> 00:01:46,231 特にアンにとっては 何週間にも渡って 7 00:01:46,356 --> 00:01:49,234 興奮の杯を味わい続けた後では 8 00:01:49,526 --> 00:01:54,072 一切の事柄が ひどく無味乾燥で つまらなく思われた 9 00:01:56,533 --> 00:01:57,742 (アン) う~ん 10 00:01:59,369 --> 00:02:00,453 はあ~ 11 00:02:00,745 --> 00:02:03,081 昔と同じ生活に戻るなんてこと 12 00:02:03,373 --> 00:02:05,959 絶対に考えられないわ ダイアナ 13 00:02:06,835 --> 00:02:09,796 (ナレーター) …と まるで 50年くらい昔のことのように 14 00:02:09,921 --> 00:02:12,257 アンは悲しそうに言った 15 00:02:13,174 --> 00:02:15,635 (アン) 多分 そのうちに 慣れると思うけど 16 00:02:16,094 --> 00:02:20,140 音楽会って ふだんの生活を つまらなくしてしまうものなのね 17 00:02:20,557 --> 00:02:23,518 マリラがコンサートに反対なのは そのためなんだわ 18 00:02:24,185 --> 00:02:26,813 マリラって とても分別のある人よ 19 00:02:27,438 --> 00:02:29,524 分別のあるほうが いいに決まってるわ 20 00:02:30,150 --> 00:02:31,192 でもね 21 00:02:31,359 --> 00:02:35,029 あたし 自分が分別のある人に なりたいと思わないわ 22 00:02:35,321 --> 00:02:37,490 だって どう考えても ロマンチックじゃないもの 23 00:02:37,991 --> 00:02:39,450 リンドのおばさんはね 24 00:02:39,576 --> 00:02:42,412 あたしが そうなれる見込みは ないって言うの 25 00:02:42,912 --> 00:02:45,623 でも… それだけは分からないわ 26 00:02:47,876 --> 00:02:50,420 今のところ あたしも大人になったら 27 00:02:50,545 --> 00:02:53,965 分別のある人に なるかもしれないって気がするの 28 00:02:54,132 --> 00:02:57,969 でも… これだって あたしが 疲れているせいかもしれないわね 29 00:03:00,096 --> 00:03:02,932 ゆうべはとても長い間 寝つかれなかったの 30 00:03:03,141 --> 00:03:04,475 目がさえてしまって 31 00:03:04,601 --> 00:03:07,979 音楽会のことばかり 何度も何度も考えたわ 32 00:03:08,229 --> 00:03:12,567 ああいう催しのすばらしさって そこにあるのかもしれないわね 33 00:03:13,651 --> 00:03:15,653 振り返って あれこれ考えるのって 34 00:03:15,778 --> 00:03:17,530 とてもステキだもの 35 00:03:22,327 --> 00:03:24,495 (ナレーター) いったい あのコンサート以前の 36 00:03:24,704 --> 00:03:27,540 遠い日々の穏やかな喜びに 戻れるのだろうか 37 00:03:28,625 --> 00:03:30,376 アンがダイアナに語ったように 38 00:03:30,585 --> 00:03:34,255 最初のうち そんなことは とても無理のように思われた 39 00:03:39,677 --> 00:03:42,388 しかし 結局 アヴォンリーの学校は 40 00:03:42,513 --> 00:03:44,891 いつのまにやら 昔の軌道に戻り 41 00:03:45,058 --> 00:03:48,436 元のままの関心事が 人々の心を捉えた 42 00:03:48,937 --> 00:03:50,146 確かに音楽会は 43 00:03:50,271 --> 00:03:53,274 なんの痕跡も 残さなかったわけではなかった 44 00:03:54,192 --> 00:03:56,319 舞台の席順のことで 先を争った― 45 00:03:56,444 --> 00:03:58,905 ケティ・アンドルーズと エマ・ホワイトは 46 00:03:59,155 --> 00:04:02,158 今では同じ机に 座らなくなってしまって 47 00:04:02,283 --> 00:04:07,163 3年も続いていた頼もしい友情も 全て ご破算になってしまった 48 00:04:07,872 --> 00:04:09,707 ジョーシー・パイと ジュリア・ベルは 49 00:04:09,916 --> 00:04:12,669 もう みつきもの間 口を利かなかった 50 00:04:13,211 --> 00:04:16,256 ジョーシー・パイがジュリア・ベルの 暗唱の時のおじぎが 51 00:04:16,381 --> 00:04:18,341 頭を振りたてた ヒヨコみたいだったと 52 00:04:18,466 --> 00:04:20,260 ベッシー・ライトに言ったのを 53 00:04:20,385 --> 00:04:23,221 ベッシーがジュリアに 話してしまったためだった 54 00:04:25,223 --> 00:04:26,975 スローン一族の子供たちは 55 00:04:27,100 --> 00:04:30,353 ベル一族の子供たちと 没交渉になってしまった 56 00:04:30,645 --> 00:04:31,604 ベルのほうでは 57 00:04:31,729 --> 00:04:34,232 スローンの連中が プログラムに出過ぎたと言い 58 00:04:34,482 --> 00:04:35,692 スローンのほうでは 59 00:04:35,817 --> 00:04:38,653 ベルたちが与えられた わずかばかりの役どころさえ 60 00:04:38,820 --> 00:04:41,656 ろくに こなせなかったと やり返したからだった 61 00:04:41,990 --> 00:04:43,741 その上 チャーリー・スローンは 62 00:04:43,950 --> 00:04:45,702 ムーディ・スパージョン・ マクファーソンと 63 00:04:45,827 --> 00:04:47,704 争って殴りつけてしまった 64 00:04:48,079 --> 00:04:51,040 アン・シャーリーが暗唱の時 ひどく気取っていたと 65 00:04:51,165 --> 00:04:53,668 ムーディ・スパージョンが 言ったせいだった 66 00:04:54,335 --> 00:04:55,253 その結果 67 00:04:55,628 --> 00:04:57,964 ムーディ・スパージョンの妹の エラ・メイは 68 00:04:58,131 --> 00:04:59,382 その冬の間中 69 00:04:59,799 --> 00:05:02,552 アン・シャーリーと 口をきこうとはしなかった 70 00:05:04,178 --> 00:05:06,180 こうした ささいなことを除けば 71 00:05:06,347 --> 00:05:11,519 ミス ステイシーの小さな王国では きちんと円滑に事が運ばれていた 72 00:05:13,730 --> 00:05:17,317 そして 冬の日々は 知らぬ間に過ぎていった 73 00:05:17,608 --> 00:05:21,529 いつになく暖かい冬で ろくに雪も降らなかったので 74 00:05:21,654 --> 00:05:23,573 アンとダイアナは ほとんど毎日 75 00:05:23,823 --> 00:05:28,536 樺(かば)の道や恋人たちの小道を 通って通学することができた 76 00:05:29,662 --> 00:05:31,622 3月 アンの誕生日に 77 00:05:31,748 --> 00:05:34,459 学校帰りの2人は 軽やかな足取りで 78 00:05:34,584 --> 00:05:37,336 おしゃべりの間も ずっと周囲に目を配り 79 00:05:37,503 --> 00:05:39,505 聞き耳を立てながら歩いていた 80 00:05:39,756 --> 00:05:41,049 ミス ステイシーから 81 00:05:41,174 --> 00:05:43,968 “冬の野や森を行く”という 題の作文を 82 00:05:44,135 --> 00:05:46,679 近いうちに書くようにと 言われていた2人は 83 00:05:46,888 --> 00:05:49,640 観察眼を働かせる必要があったのだ 84 00:05:50,308 --> 00:05:52,060 (アン) あら 足跡よ! 85 00:05:54,771 --> 00:05:56,397 (ダイアナ) 何かしら? 86 00:06:00,109 --> 00:06:01,986 (ダイアナ)ウサギね (アン)ええ 87 00:06:02,653 --> 00:06:05,948 古くなっていないもの きっとさっき通ったばかりよ 88 00:06:07,617 --> 00:06:10,495 ねえ ダイアナ あたし 今日で13になったのよ 89 00:06:11,037 --> 00:06:14,165 あら ごめんなさい あたし すっかり忘れてたわ 90 00:06:14,832 --> 00:06:16,292 ううん いいのよ 91 00:06:16,584 --> 00:06:17,627 それよりね 92 00:06:17,752 --> 00:06:20,213 あと2年たてば すっかり大人でしょう 93 00:06:20,630 --> 00:06:22,924 そうなれば いくら大きな言葉を使っても 94 00:06:23,091 --> 00:06:25,885 笑われずに済むと思うと うれしいわ~ 95 00:06:26,344 --> 00:06:29,639 でも 自分が もうすぐ大人になるなんて 96 00:06:29,764 --> 00:06:31,974 とても信じられないわね 97 00:06:33,559 --> 00:06:34,727 今朝 目が覚めたら 98 00:06:34,852 --> 00:06:37,855 何もかも これまでと違うんだって気がしたの 99 00:06:38,439 --> 00:06:41,609 あなたは13になってから 1か月もたつんだから 100 00:06:41,776 --> 00:06:44,987 そんなに珍しく 感じないかもしれないけど 101 00:06:45,363 --> 00:06:49,367 なんだか人生がずっと面白いものに なるような気がするわ 102 00:06:49,617 --> 00:06:51,119 ルビー・ギリスは15になったら 103 00:06:51,244 --> 00:06:53,329 すぐ恋人を持つんだって 言ってるわよ 104 00:06:54,038 --> 00:06:57,291 ルビー・ギリスは 恋人のことしか頭にないのよ 105 00:06:58,417 --> 00:07:00,628 あの子ったら 落書きに名前書かれると 106 00:07:00,753 --> 00:07:03,131 カンカンになって 怒ったフリをするくせに 107 00:07:03,339 --> 00:07:05,842 内心はうれしくて しょうがないんだわ 108 00:07:06,384 --> 00:07:09,595 でも こんなことを言うと 悪口になるかもしれないわね~ 109 00:07:09,887 --> 00:07:13,057 ミセス アランは人の悪口は 絶対に言うなっておっしゃったわ 110 00:07:13,766 --> 00:07:17,145 でも 悪口って思わず 知らず言ってしまうものじゃない? 111 00:07:17,270 --> 00:07:19,772 あたしがジョーシー・パイの 話をしようとすると 112 00:07:19,897 --> 00:07:22,024 きっと 悪口になってしまうもんだから 113 00:07:22,191 --> 00:07:24,569 あの人の話は しないことにしてるのよ 114 00:07:24,777 --> 00:07:26,946 (アン)あなた気が付いてた? (ダイアナ)ウフフフ 115 00:07:27,071 --> 00:07:30,199 でも やっぱり 時々言ってるみたいよ 116 00:07:30,783 --> 00:07:31,534 あら! 117 00:07:32,994 --> 00:07:33,828 あたし できるだけ 118 00:07:33,953 --> 00:07:36,497 ミセス アランのように なりたいと思ってるの 119 00:07:36,747 --> 00:07:39,041 だって あの方は 非の打ちどころがないわ 120 00:07:40,001 --> 00:07:42,044 アラン牧師も同じ意見よ 121 00:07:42,462 --> 00:07:43,921 リンドのおばさんはね 122 00:07:44,088 --> 00:07:48,342 アラン牧師が奥さんの歩いた 地面まで拝みかねないって言うの 123 00:07:48,676 --> 00:07:50,344 オホホホ 124 00:07:50,678 --> 00:07:52,138 (アン) そして 牧師のくせに 125 00:07:52,263 --> 00:07:56,309 そんなに人間に愛情を注ぐのは どうかと思うって 126 00:07:59,687 --> 00:08:01,147 でもね ダイアナ 127 00:08:02,106 --> 00:08:04,066 牧師さんだって人間でしょう 128 00:08:04,233 --> 00:08:06,152 だから 他の人と同じように 129 00:08:06,319 --> 00:08:08,696 持って生まれた罪から 逃れられないはずよ 130 00:08:09,780 --> 00:08:11,491 あたしの生まれながらの罪は 131 00:08:11,616 --> 00:08:13,701 あんまり想像を たくましくするので 132 00:08:14,160 --> 00:08:16,496 やるべきことを忘れるってことなの 133 00:08:16,662 --> 00:08:19,457 なんとかして 直そうと努めているけど 134 00:08:19,707 --> 00:08:22,585 13になったんだから うまくいくと思うわ 135 00:08:22,877 --> 00:08:26,214 あと4年すれば あたしたち 髪を結うことができるわね 136 00:08:27,089 --> 00:08:30,968 (アン) アリス・ベルは まだ16だけど もう髪を結ってるわ 137 00:08:31,302 --> 00:08:34,222 でも あたしは ちゃんと17になるまで待つつもりよ 138 00:08:35,264 --> 00:08:36,098 だって あたしの鼻が 139 00:08:36,224 --> 00:08:39,352 アリス・ベルみたいに 曲がってたら絶対に… 140 00:08:39,602 --> 00:08:40,645 あら! 141 00:08:41,646 --> 00:08:42,480 うん? 142 00:08:43,272 --> 00:08:45,358 あたし これ以上 言うのやめとこう 143 00:08:45,483 --> 00:08:47,860 だって ひどい悪口になりそうですもの 144 00:08:48,027 --> 00:08:51,113 それに あたし自分の鼻と 比べるところだったんだから 145 00:08:51,239 --> 00:08:52,448 思い上がりになるわ 146 00:08:52,573 --> 00:08:54,742 (ダイアナ) ウフフ アンったら 147 00:08:54,867 --> 00:08:56,285 (アン) ずっと前に褒められてから 148 00:08:56,452 --> 00:08:59,539 鼻のことばかり 考えすぎているんじゃないかしら 149 00:08:59,830 --> 00:09:02,625 でもね 本当はとても なぐさめになってるの 150 00:09:02,750 --> 00:09:05,836 ウフッ でもいい形よ アンの鼻 151 00:09:06,003 --> 00:09:07,713 あら ご覧なさい! ウサギよ! 152 00:09:12,885 --> 00:09:14,845 さっきの足跡 あのウサギかしら? 153 00:09:15,012 --> 00:09:16,222 ウフッ まさか 154 00:09:22,186 --> 00:09:24,647 これも森の作文の中に 入れられるわね 155 00:09:24,855 --> 00:09:25,648 ええ 156 00:09:31,112 --> 00:09:35,157 (アン) 夏もステキだけど 冬の林も同じぐらい美しいわね 157 00:09:35,449 --> 00:09:38,202 どこもかしこも 真っ白でし~んとしてて 158 00:09:38,411 --> 00:09:41,706 まるで眠りながら キレイな夢を見てるみたい 159 00:09:52,008 --> 00:09:53,175 (ダイアナ)まあ! (アン)うわ~! 160 00:09:59,640 --> 00:10:01,183 作文のことだけど 161 00:10:01,350 --> 00:10:04,729 野や林についてなら なんとか書けそうな気がしてきたわ 162 00:10:05,354 --> 00:10:07,982 でも 月曜日に出すほうのは 困ったわ… 163 00:10:09,191 --> 00:10:10,443 ミス ステイシーったら 164 00:10:10,568 --> 00:10:13,946 自分の頭で考えた物語を 書けなんておっしゃるんですもの 165 00:10:14,405 --> 00:10:16,949 あら そんなの なんでもないじゃない 166 00:10:17,241 --> 00:10:19,201 あなたには なんでもないでしょうよ 167 00:10:19,410 --> 00:10:20,828 想像力があるんですもの 168 00:10:21,787 --> 00:10:25,833 でも 生まれつき想像力のない者は どうしたらいいの? 169 00:10:26,292 --> 00:10:28,336 あなたの作文 すっかり出来上がってるんでしょう 170 00:10:31,047 --> 00:10:32,923 月曜の晩に書いちゃったわ 171 00:10:33,049 --> 00:10:36,302 題は“妬み深い恋敵” あるいは 172 00:10:36,427 --> 00:10:38,429 “死もまた離すあたわず” っていうの 173 00:10:38,804 --> 00:10:41,140 まあ! ホントに小説みたいね 174 00:10:42,516 --> 00:10:44,727 でもね マリラに読んで聞かせたら 175 00:10:44,852 --> 00:10:46,646 くだらないたわ言だって言ったわ 176 00:10:47,188 --> 00:10:48,648 (マリラ) フッ ウフフ… 177 00:10:49,065 --> 00:10:52,985 (アン) それから マシュウに聞かせたら とてもステキだって 178 00:10:54,153 --> 00:10:57,156 とても悲しい美しい物語なのよ 179 00:10:57,406 --> 00:10:58,741 あたし… 180 00:10:59,659 --> 00:11:02,787 自分で書きながら 子供みたいに声を出して泣いたわ 181 00:11:05,539 --> 00:11:06,874 それはね 182 00:11:07,625 --> 00:11:10,419 それは コーデリア・モントモレンシィと 183 00:11:10,586 --> 00:11:14,840 ジェラルダイン・セイモアという 2人の美しい乙女の話なの 184 00:11:15,341 --> 00:11:19,428 2人とも同じ村に住んでいて 心から互いに愛し合っているのよ 185 00:11:21,555 --> 00:11:24,558 コーデリアは キリッとした浅黒い肌に 186 00:11:24,767 --> 00:11:29,230 豊かな緑の黒髪と 黒く輝く瞳の持ち主なの 187 00:11:30,064 --> 00:11:34,068 ジェラルダインは気高いほど色白で 髪は金色の糸のよう 188 00:11:34,360 --> 00:11:36,445 目はビロードのような紫色なの 189 00:11:39,865 --> 00:11:43,327 あたし 紫色の目の人って 見たことないわ! 190 00:11:44,078 --> 00:11:45,579 もちろん あたしもよ! 191 00:11:45,704 --> 00:11:47,873 ただ そう想像してみたの 192 00:11:48,374 --> 00:11:50,584 何か普通と違ったものが 欲しかったのよ 193 00:11:51,585 --> 00:11:52,962 ジェラルダインの額は 194 00:11:53,129 --> 00:11:56,257 さながらアラバスタのように まばゆく透き通り 195 00:11:57,091 --> 00:12:01,137 それで コーデリアと ジェラルダインはどうなったの? 196 00:12:02,138 --> 00:12:03,848 (マリラ) アン! アン! 197 00:12:04,056 --> 00:12:05,182 あら? 198 00:12:06,267 --> 00:12:09,019 (マリラ) いつまで そんなところで 立ち話してるんだね! 199 00:12:09,228 --> 00:12:10,938 風邪をひいてしまうよ! 200 00:12:11,063 --> 00:12:12,064 いけない! 201 00:12:12,481 --> 00:12:15,067 続きは あした話すわ じゃ またあしたね 202 00:12:15,276 --> 00:12:16,527 さよなら 203 00:12:17,069 --> 00:12:18,779 さようなら~ 204 00:12:20,197 --> 00:12:22,533 コーデリアとジェラルダイン… 205 00:12:23,367 --> 00:12:25,035 (ナレーター) どうやら ダイアナも 206 00:12:25,202 --> 00:12:28,747 2人の運命に 興味をそそられ始めたようだった 207 00:12:41,051 --> 00:12:43,471 (アン) そして ジェラルダインと コーデリアは 208 00:12:43,596 --> 00:12:48,392 2人そろって美しい娘に成長して 16になったの 209 00:12:49,059 --> 00:12:51,103 その時 バートラム・ディヴァイエが 210 00:12:51,228 --> 00:12:52,396 この村に現れて 211 00:12:52,938 --> 00:12:55,691 美しいジェラルダインと 恋に落ちるの 212 00:13:00,571 --> 00:13:01,739 キャ~! 213 00:13:01,989 --> 00:13:03,908 ジェラルダインを 乗せたまま突然… 214 00:13:21,008 --> 00:13:23,594 駆け出した馬車から バートラムが助けるの 215 00:13:24,220 --> 00:13:26,263 そしてジェラルダインを 腕に抱いたまま 216 00:13:26,388 --> 00:13:28,682 3マイル先の家に届けるの 217 00:13:28,807 --> 00:13:30,434 だって 何しろ馬車は 218 00:13:30,559 --> 00:13:31,977 めちゃくちゃに なってしまったからよ 219 00:13:36,273 --> 00:13:39,735 結婚の申し込みの場面を 考えるのが難しかったわ 220 00:13:40,069 --> 00:13:41,987 自分で経験したことが ないんですもの 221 00:13:42,655 --> 00:13:44,114 あたし ルビー・ギリスに 222 00:13:44,240 --> 00:13:47,451 男の人の申し込みのしかたを 知ってるかって聞いたの 223 00:13:47,701 --> 00:13:50,371 何しろ幾人も 結婚した姉さんがいるんだから 224 00:13:50,496 --> 00:13:53,082 あの子に聞けば 間違いないと思ってね 225 00:13:55,084 --> 00:13:57,002 ルビーは マルカム・アンドルーズが 226 00:13:57,127 --> 00:13:59,588 お姉さんのスーザンに 結婚を申し込んだ時 227 00:13:59,755 --> 00:14:01,840 玄関の戸棚に隠れてたんだって 228 00:14:02,049 --> 00:14:03,175 まあ ウフフ 229 00:14:03,300 --> 00:14:04,593 (アン) マルカムはね スーザンに 230 00:14:04,718 --> 00:14:08,514 父親から自分名義の農場を もらったっていう話をしたそうよ 231 00:14:09,056 --> 00:14:09,848 そして… 232 00:14:10,099 --> 00:14:13,310 “どうだい お前 この秋に一緒になるってのは” 233 00:14:13,435 --> 00:14:14,812 …て言ったんですって 234 00:14:15,062 --> 00:14:16,480 そうするとね スーザンが 235 00:14:16,689 --> 00:14:20,025 “ええ! いいえ… 分からないわ どうしよう” 236 00:14:20,276 --> 00:14:24,113 とかなんとか言って さっと婚約してしまったんですって 237 00:14:24,321 --> 00:14:25,573 ふ~ん 238 00:14:27,199 --> 00:14:29,159 (アン) そんなふうな申し込み方では 239 00:14:29,285 --> 00:14:31,495 どう考えても ロマンチックじゃないでしょ 240 00:14:31,787 --> 00:14:33,163 だから 結局あたし 241 00:14:33,289 --> 00:14:35,958 自分で想像してやってみるほか ないと思ったの 242 00:14:36,834 --> 00:14:39,503 あたし とても華やかに 詩的にしようと思って 243 00:14:39,712 --> 00:14:42,381 バートラムを ひざまずかせることにしたの! 244 00:14:43,132 --> 00:14:43,966 ルビー・ギリスは 245 00:14:44,174 --> 00:14:46,093 今どきそんなことは しないって言ってたけど 246 00:14:46,760 --> 00:14:49,305 ジェラルダインが 承諾する時のスピーチは 247 00:14:49,513 --> 00:14:51,056 1ページ分もあるのよ 248 00:14:51,974 --> 00:14:54,351 そのスピーチは とても苦心したところなの 249 00:14:54,476 --> 00:14:58,105 5回も書き直したし 傑作と言っていいと思うわ 250 00:14:58,731 --> 00:14:59,940 バートラムはジェラルダインに 251 00:15:00,065 --> 00:15:02,526 ダイヤの指輪と ルビーの首飾りを渡し 252 00:15:02,735 --> 00:15:05,654 2人で新婚旅行に ヨーロッパに行こうと言うの 253 00:15:06,071 --> 00:15:08,574 何しろ 大したお金持ちなのよ 254 00:15:09,074 --> 00:15:13,662 でもそのうち 2人の行く手に 暗い影が差し始めるの 255 00:15:15,873 --> 00:15:19,251 コーデリアもひそかに バートラムを愛していたのよ 256 00:15:19,793 --> 00:15:22,004 だから ジェラルダインが 婚約した話をすると 257 00:15:22,212 --> 00:15:23,797 カッとなってしまうの 258 00:15:24,298 --> 00:15:27,927 特に首飾りと ダイヤの指輪を見せられるとね 259 00:15:30,888 --> 00:15:33,974 ジェラルダインに対する愛情は 激しい憎しみとなり 260 00:15:34,183 --> 00:15:36,685 絶対にバートラムと 結婚できないようにしてやるって 261 00:15:36,810 --> 00:15:37,686 誓いを立てるの 262 00:15:38,270 --> 00:15:41,065 でも 表面は これまでと変わりなく 263 00:15:41,273 --> 00:15:43,734 ジェラルダインの 友達のように振る舞ってるの 264 00:15:50,491 --> 00:15:51,867 ある晩 2人は 265 00:15:51,992 --> 00:15:54,662 激しく渦巻く激流の上に 立っているの 266 00:15:55,663 --> 00:15:58,916 そして2人っきりだと思っていた コーデリアが… 267 00:16:00,042 --> 00:16:00,751 あっ 268 00:16:01,335 --> 00:16:03,921 ワッハッハッハッハッ… 269 00:16:04,588 --> 00:16:09,885 …っと 荒々しくあざ笑いながら ジェラルダインを― 270 00:16:10,386 --> 00:16:11,553 真っ逆さまに突き落とすの! 271 00:16:11,679 --> 00:16:12,429 (ダイアナ) ああ… 272 00:16:17,518 --> 00:16:19,895 (アン) でも 全てを見ていた バートラムは 273 00:16:20,020 --> 00:16:21,438 “我 汝(なんじ)を救うべし” 274 00:16:21,772 --> 00:16:24,274 “何者にも代えがたき ジェラルダインよ!” 275 00:16:24,400 --> 00:16:27,403 …と叫びながら 即座に流れに身を投じるの 276 00:16:28,112 --> 00:16:30,239 でも 哀れなことに バートラムは 277 00:16:30,364 --> 00:16:33,450 自分が泳げないことを すっかり忘れていたものだから 278 00:16:33,826 --> 00:16:37,621 2人ともしっかり抱き合ったまま 溺れてしまうの 279 00:16:42,334 --> 00:16:46,005 2人の遺体は やがて岸辺に流れ着くの 280 00:16:50,509 --> 00:16:52,594 2人は1つの墓に埋められ 281 00:16:52,803 --> 00:16:55,264 すばらしい お葬式が行われるのよ 282 00:16:55,723 --> 00:16:58,225 ダイアナ 物語の締めくくりは 283 00:16:58,350 --> 00:17:02,146 結婚式よりお葬式のほうが ずっとロマンチックね 284 00:17:07,818 --> 00:17:11,238 (アン) コーデリアのほうは 悔恨の思いに責められて 285 00:17:11,488 --> 00:17:14,908 2人の落ちた同じ場所の水に 飛び込んでしまうの 286 00:17:16,994 --> 00:17:20,706 犯した罪の報いとして 詩的じゃないかと思ったの 287 00:17:21,248 --> 00:17:23,208 なんて すばらしいんでしょう! 288 00:17:23,917 --> 00:17:24,626 自分の頭で 289 00:17:24,752 --> 00:17:27,588 そんなワクワクするような 話を考え出すなんて 290 00:17:27,713 --> 00:17:29,214 あたしは見当もつかないわ 291 00:17:29,798 --> 00:17:32,176 アン あたしの想像力も 292 00:17:32,301 --> 00:17:34,678 あなたと同じくらい ステキならいいんだけど… 293 00:17:35,471 --> 00:17:38,015 想像力を養うつもりになれば いいのよ! 294 00:17:38,182 --> 00:17:41,226 そうだわ! ダイアナ いいこと思いついたわ 295 00:17:41,477 --> 00:17:43,979 あたしたち2人で 物語クラブを作って 296 00:17:44,104 --> 00:17:45,731 あれこれ書いてみない? 297 00:17:45,856 --> 00:17:47,274 あんたが1人で 書けるようになるまで 298 00:17:47,399 --> 00:17:48,233 手を貸すわ 299 00:17:48,692 --> 00:17:51,528 想像力を養うことは大切よ 300 00:17:51,737 --> 00:17:54,198 ミス ステイシーが そう おっしゃったもの 301 00:17:58,911 --> 00:18:02,081 (ナレーター) これが物語クラブ誕生の いきさつだった 302 00:18:02,372 --> 00:18:04,833 最初はダイアナとアンの 2人だけだったが 303 00:18:05,084 --> 00:18:08,378 やがてジェーン・アンドリュースと ルビー・ギリスの他 304 00:18:08,504 --> 00:18:10,464 1人2人が加わるまでになった 305 00:18:10,714 --> 00:18:14,760 みんな自分たちの想像力を 養う必要を感じたからだった 306 00:18:15,636 --> 00:18:17,638 男の子たちは 入れないことになった 307 00:18:17,930 --> 00:18:20,557 ルビー・ギリスは入れたほうが もっと活気が出ると 308 00:18:20,682 --> 00:18:22,184 しきりに言っていたが 309 00:18:22,518 --> 00:18:26,939 そして 会員は毎週1つずつ 物語を書くことになった 310 00:18:28,190 --> 00:18:30,234 とても面白いわよ マリラ 311 00:18:30,484 --> 00:18:32,820 1人ずつ自分の書いたものを 読み上げて 312 00:18:35,197 --> 00:18:37,282 みんなで それについて話し合うの 313 00:18:37,658 --> 00:18:40,119 あたしたち それを大切にしまっておいて 314 00:18:40,244 --> 00:18:42,329 子孫にも読ませるつもりなの 315 00:18:43,038 --> 00:18:44,832 みんなペンネームを使うのよ 316 00:18:47,626 --> 00:18:49,044 ウフフフ あたしは 317 00:18:49,169 --> 00:18:51,672 ローザモンド・モントモレンシー っていうの 318 00:18:51,797 --> 00:18:53,924 コーデリア・フィッツジェラルド じゃなかったのかい? 319 00:18:54,258 --> 00:18:57,594 違うわ! ローザモンド・モントモレンシーよ 320 00:18:57,845 --> 00:18:58,929 みんな なかなかやるわ 321 00:18:59,555 --> 00:19:01,807 ルビー・ギリスのは少し感傷的よ 322 00:19:02,015 --> 00:19:05,310 物語の中に 求愛の場面が入りすぎるの 323 00:19:06,145 --> 00:19:08,272 ジェーンのは それが全然ないのよ 324 00:19:08,480 --> 00:19:10,816 朗読の時 てれくさいからですって 325 00:19:11,066 --> 00:19:13,068 ジェーンのは とてもまともなのよ 326 00:19:15,237 --> 00:19:18,907 それから ダイアナのは やたら人殺しが出てくるの 327 00:19:19,449 --> 00:19:21,618 人物をどう扱っていいか 分からなくなると 328 00:19:21,827 --> 00:19:24,371 さっさと 殺してしまうんですって 329 00:19:27,249 --> 00:19:28,167 はあ~ 330 00:19:28,417 --> 00:19:29,835 物語の材料は 331 00:19:29,960 --> 00:19:32,713 大抵いつも あたしが みんなに教えるのよ 332 00:19:36,800 --> 00:19:39,511 この物語を書くとか なんとかいうことぐらい 333 00:19:39,636 --> 00:19:41,346 バカげたことはないね! 334 00:19:48,812 --> 00:19:51,356 くだらないことばかり 頭に詰め込んで 335 00:19:51,565 --> 00:19:54,902 勉強の時間を ムダにすることになるんだからね 336 00:19:58,822 --> 00:20:01,575 (アン) でもマリラ あたしたち どの物語にも 337 00:20:01,700 --> 00:20:04,328 ちゃんと教訓があるように 努めているの 338 00:20:07,080 --> 00:20:10,375 善人は1人残らず ちゃんと報いられるし 339 00:20:10,667 --> 00:20:13,587 罪人はみんなそれ相応に 罰を受けるの 340 00:20:14,379 --> 00:20:17,341 きっといい影響を 与えられると思うわ 341 00:20:18,884 --> 00:20:20,761 教訓って大切ですものね 342 00:20:20,928 --> 00:20:23,096 アラン牧師が そうおっしゃったわ 343 00:20:24,139 --> 00:20:26,433 あたし 自分の作った物語を 344 00:20:26,558 --> 00:20:28,810 アラン牧師と奥さんに 読んで聞かせたの 345 00:20:29,519 --> 00:20:33,315 お二人とも教訓は申し分ないって おっしゃったわ ただ… 346 00:20:33,565 --> 00:20:35,317 (アラン夫人) アッハハハ 347 00:20:35,776 --> 00:20:38,737 (アン) 思いがけないところで 声を立てて笑ったわ 348 00:20:39,071 --> 00:20:40,822 あたし泣いてくれるほうが 好きなのに… 349 00:20:44,159 --> 00:20:46,286 ジェーンとルビーは 悲しいところにくると 350 00:20:46,453 --> 00:20:47,996 大抵いつも泣くの 351 00:20:48,205 --> 00:20:50,332 ダイアナはジョセフィンおばさんに 手紙を書いて 352 00:20:50,749 --> 00:20:52,876 あたしたちのクラブの話をしたの 353 00:20:53,001 --> 00:20:54,670 そしたら あたしたちの話を 354 00:20:54,795 --> 00:20:56,838 いくつか見せてほしいって 返事が来たわ 355 00:20:57,506 --> 00:21:00,342 それで1番いいのを清書して 4つ送ったのよ 356 00:21:01,176 --> 00:21:02,886 ミス ジョセフィン・バリーは 357 00:21:03,011 --> 00:21:05,973 これまでにこんな面白い話を 読んだことないって 358 00:21:06,098 --> 00:21:07,432 ご返事だったわ 359 00:21:07,933 --> 00:21:09,768 あたし ちょっと面食らったの 360 00:21:10,143 --> 00:21:12,437 だって物語はみんな とても悲劇的で 361 00:21:12,562 --> 00:21:14,356 ほとんど みんな死ぬのよ 362 00:21:14,731 --> 00:21:17,859 でも ミス バリーの 気に入ったのはうれしいわ 363 00:21:18,277 --> 00:21:19,361 あたしたちのクラブが 364 00:21:19,486 --> 00:21:22,698 少しでも世の中のために なっている証拠ですもの 365 00:21:22,906 --> 00:21:24,241 ミセス アランはそれこそ 366 00:21:24,366 --> 00:21:28,537 あたしたちが万事につけて 目標とすべきだっておっしゃったわ 367 00:21:28,745 --> 00:21:30,080 あたし 大きくなったら 368 00:21:30,205 --> 00:21:32,624 少しでもミセス アランのように なりたいわ 369 00:21:33,000 --> 00:21:34,793 その見込みあると思う? マリラ 370 00:21:36,336 --> 00:21:38,630 大いにあるとは 言えないようだね 371 00:21:41,633 --> 00:21:42,676 はあ~ 372 00:21:42,968 --> 00:21:44,720 ミセス アランが あんたみたいに 373 00:21:44,845 --> 00:21:48,056 バカげた忘れっぽい女の子だなんて 思えないからね 374 00:21:48,765 --> 00:21:49,641 そうね… 375 00:21:49,766 --> 00:21:52,102 でも ミセス アランだって 今みたいに 376 00:21:52,227 --> 00:21:54,604 いつでも立派だった わけじゃないでしょう 377 00:21:54,938 --> 00:21:56,940 子供の頃は ひどい いたずらっ子で 378 00:21:57,107 --> 00:21:59,276 始終いざこざを 起こしてたんですって 379 00:21:59,443 --> 00:22:02,070 それを伺った時 とても元気づけられたわ 380 00:22:03,322 --> 00:22:04,740 でもね マリラ 381 00:22:05,115 --> 00:22:08,452 他の人が昔は悪い子で いたずらだったって聞いて 382 00:22:08,577 --> 00:22:11,455 元気づけられるなんて 悪いことだと思う? 383 00:22:11,788 --> 00:22:13,832 リンドのおばさんは そうおっしゃるの 384 00:22:14,416 --> 00:22:15,667 リンドのおばさんはね 385 00:22:15,834 --> 00:22:19,796 どんな小さい時のことでも 悪い子だったという話を聞くと 386 00:22:19,921 --> 00:22:21,882 ショックを受けるんですって 387 00:22:22,049 --> 00:22:23,925 ある牧師さんが子供の時 388 00:22:24,051 --> 00:22:25,969 おばさんの家(うち)の台所から 389 00:22:26,178 --> 00:22:29,347 イチゴのお菓子をとったことがある という告白を聞いてから 390 00:22:29,806 --> 00:22:33,351 二度と牧師さんを 尊敬できなくなったって言うの 391 00:22:33,935 --> 00:22:35,771 でもね あたしはその牧師さんが 392 00:22:35,896 --> 00:22:38,732 そういう告白をしたのは 偉いと思うわ 393 00:22:38,940 --> 00:22:43,487 だって 今いたずらをして 後悔している男の子たちが聞いたら 394 00:22:43,653 --> 00:22:48,116 そういう子でも 大きくなれば 牧師になれるかもしれないと思って 395 00:22:48,366 --> 00:22:51,536 どんなに励まされるか しれないと思うの 396 00:22:51,828 --> 00:22:54,081 それが あたしの感じることよ マリラ 397 00:22:55,207 --> 00:22:57,959 今 私が 感じることと言えばね アン 398 00:22:58,168 --> 00:22:59,127 今ごろは お皿が 399 00:22:59,252 --> 00:23:01,963 すっかり片づいていて いい頃だということさ 400 00:23:02,130 --> 00:23:03,131 おしゃべりに夢中になってて 401 00:23:03,256 --> 00:23:06,259 いつもより30分も 余計にかかってるみたいだよ 402 00:23:06,802 --> 00:23:07,677 あっ 403 00:23:09,221 --> 00:23:10,680 (マリラ) まず やることをやってから 404 00:23:10,847 --> 00:23:13,141 話は二の次ということを 覚えるんだね! 405 00:24:13,160 --> 00:24:16,288 (ナレーター) 見知らぬ行商人から買った 毛染めを使ったアンは 406 00:24:16,705 --> 00:24:19,791 醜く変色した髪を見つめて 絶望します 407 00:24:20,125 --> 00:24:22,544 次回「赤毛のアン」第30章 408 00:24:22,878 --> 00:24:25,839 「虚栄と心痛」 お楽しみに 409 00:24:27,841 --> 00:24:32,846 ♪~ 410 00:25:30,570 --> 00:25:35,575 ~♪