1 00:00:01,451 --> 00:00:07,758 ♬~ 2 00:01:49,960 --> 00:01:51,962 (阿良川ぐりこ)よし。 3 00:02:01,972 --> 00:02:03,974 (ぐりこ)失礼します。 4 00:02:03,974 --> 00:02:06,977 (ぐりこ)師匠 お茶をお持ちいたしやした。 5 00:02:06,977 --> 00:02:09,980 (阿良川志ぐま) 「おう! 真幸ちゃん 久しぶりだなあ」。 6 00:02:09,980 --> 00:02:11,982 「ええ? 元気だったか?」。 7 00:02:11,982 --> 00:02:15,969 「おお。 真幸ぃ 随分だなあ。 元気にやってんのか?」。 8 00:02:15,969 --> 00:02:19,990 「いよっ! 真幸の旦那! しばらくぶりで! ご機嫌いかがっすか?」。 9 00:02:19,990 --> 00:02:21,992 《師匠…》 10 00:02:21,992 --> 00:02:24,995 《一人で何やってんすか…》 「ま さ き さ~ん!」。 11 00:02:24,995 --> 00:02:26,963 (チャイム) 来たか! 12 00:02:26,963 --> 00:02:28,999 自分 見てきます! おっ… おう! 見てこい! 13 00:02:28,999 --> 00:02:31,985 桃でしたぁーっ! 桃かぁーっ! 14 00:02:31,985 --> 00:02:35,005 客が来たら 皮むいて 出してやれ。 (ぐりこ)うす! 15 00:02:35,005 --> 00:02:37,991 《師匠 めちゃくちゃテンパってんな…》 16 00:02:40,961 --> 00:02:42,963 (志ぐま)なるほど…。 17 00:02:42,963 --> 00:02:46,983 んで より弟子入りしたい気持ちが 強くなったと。 18 00:02:46,983 --> 00:02:49,002 (桜咲朱音)はい! 19 00:02:49,002 --> 00:02:53,990 今の実力じゃ 真打なんて 全然届かないって よく分かった。 20 00:02:53,990 --> 00:02:56,960 もっと腕を磨きたい。 一分一秒も無駄にしたくない! 21 00:02:56,960 --> 00:02:59,963 だから お願いします! 入門させてください! 22 00:03:00,964 --> 00:03:04,951 いいだろう。 弟子入りを認めてやる。 23 00:03:04,951 --> 00:03:07,971 いやっ…! うう…。 24 00:03:07,971 --> 00:03:09,973 《駄目駄目 ここで満足してちゃ》 25 00:03:09,973 --> 00:03:11,975 《まだ スタートライン!》 26 00:03:11,975 --> 00:03:15,979 ただし 正式な入門は来年春 高校を卒業してから。 27 00:03:15,979 --> 00:03:18,982 それまでは 見習いとして修業に通ってもらう。 28 00:03:18,982 --> 00:03:20,967 いいな? はい! 29 00:03:20,967 --> 00:03:22,969 それと 一度改めて→ 30 00:03:22,969 --> 00:03:24,971 親と一緒に うちに来なさい。 31 00:03:24,971 --> 00:03:26,957 親と? 32 00:03:26,957 --> 00:03:28,959 (志ぐま)落語家なんてのは 不安定な商売だ。 33 00:03:28,959 --> 00:03:31,962 それに おめえのところは いろいろあったからな。 34 00:03:31,962 --> 00:03:35,949 あの… おっ父は 今 単身赴任で東京にいないんで→ 35 00:03:35,949 --> 00:03:37,951 おっ母と2人でもいいですか? 36 00:03:37,951 --> 00:03:39,953 ああ 分かってる。 それでいい。 37 00:03:39,953 --> 00:03:42,973 分かりました! じゃあ 明日! 38 00:03:42,973 --> 00:03:46,977 明日!? お… おう 分かった。 39 00:03:48,979 --> 00:03:53,967 《てめえで呼びつけて 冷や汗かいてんだから情けねえ話だ》 40 00:03:55,986 --> 00:04:00,006 (志ぐま) 《真幸ちゃんに会うのは あれ以来か…》 41 00:04:00,006 --> 00:04:02,943 《朱音に落語を教える話もしていなかった》 42 00:04:02,943 --> 00:04:05,962 《どんな顔して会えばいいのか…》 43 00:04:05,962 --> 00:04:08,965 (ぐりこ) 《あいつの父親は 師匠の一番弟子で→ 44 00:04:08,965 --> 00:04:12,002 6年前に破門になった 志ん太兄さん…》 45 00:04:12,002 --> 00:04:13,954 《やっぱ 気まずいよな…》 46 00:04:13,954 --> 00:04:16,089 (チャイム) (志ぐま・ぐりこ)はっ…! 47 00:04:16,089 --> 00:04:17,958 〓(扉の開く音) 〓失礼しまーす! 48 00:04:17,958 --> 00:04:19,976 (桜咲真幸)ちょっと… いいの? 勝手に入って。 49 00:04:19,976 --> 00:04:21,962 いいっしょ! 開いてたし。 50 00:04:22,963 --> 00:04:25,932 あっ 師匠! おっ母 連れて来ました! 51 00:04:25,932 --> 00:04:29,936 (真幸)馬鹿! こういう時は 「お母さん」って呼びなさい。 52 00:04:31,988 --> 00:04:36,943 志ぐま師匠 あの日ぶりですね。 ご無沙汰してます。 53 00:04:36,943 --> 00:04:40,947 お… おお… 真幸ちゃん…。 ご無沙汰… ぶり…。 54 00:04:45,952 --> 00:04:47,971 ご丁寧にありがとうございます。 55 00:04:47,971 --> 00:04:49,973 いえ 全然。 56 00:04:49,973 --> 00:04:53,043 《大人の嫌~な空気が流れてんな》 57 00:04:53,043 --> 00:04:54,961 《気まじい…》 58 00:04:54,961 --> 00:04:57,981 ねえ この桃 形 変じゃない? 59 00:04:57,981 --> 00:04:59,966 《てめえは空気読めや!》 60 00:05:05,972 --> 00:05:09,976 (志ぐま)真幸ちゃんに 謝んねえといけねえことがある。 61 00:05:10,994 --> 00:05:15,031 俺は 6年前から 朱音に落語の稽古をつけていた。 62 00:05:15,031 --> 00:05:18,001 こいつの熱意に負けたのもあるが→ 63 00:05:18,001 --> 00:05:23,006 一番は 志ん太への罪滅ぼしと こいつの夢を諦めさせるため…。 64 00:05:23,006 --> 00:05:26,977 とはいえ こうなる前に 一度あいさつに行くのが筋だ。 65 00:05:26,977 --> 00:05:29,980 黙っていて 本当にすまなかった。 あの… 知ってましたよ。 66 00:05:29,980 --> 00:05:32,115 (志ぐま)えっ? 67 00:05:32,115 --> 00:05:33,967 (真幸)朱音が 志ぐま師匠のご厄介になってたこと。 68 00:05:33,967 --> 00:05:36,970 知ってたの? はい。 この子 すぐしゃべるんで。 69 00:05:36,970 --> 00:05:39,022 だって 隠すことじゃなくない? 70 00:05:39,022 --> 00:05:42,993 じゃあ 落語をやることを 認めてるのかい? 71 00:05:42,993 --> 00:05:44,995 そんなの 絶対嫌です。 72 00:05:44,995 --> 00:05:47,998 あんなことがあったのに…。 じゃあ なんで…。 73 00:05:47,998 --> 00:05:52,002 (真幸)止めても無駄なんですよ この子は。 74 00:05:52,002 --> 00:05:54,988 私も 親の反対無視して 美容師になりましたからね。 75 00:05:54,988 --> 00:05:57,991 その血なんで しょうがないかなと。 76 00:05:57,991 --> 00:06:03,980 まあ 師匠が大事にしてくださってたのも 知ってますし。 77 00:06:03,980 --> 00:06:05,999 何より うちの旦那が→ 78 00:06:05,999 --> 00:06:09,986 志ぐま師匠なら 何も心配いらないって。 79 00:06:09,986 --> 00:06:11,988 (志ぐま)あっ…。 80 00:06:12,973 --> 00:06:14,958 (志ぐま)真幸ちゃん。 81 00:06:14,958 --> 00:06:19,963 俺は 弟子一人守れなかった 弟子を取る資格もねえ男だ。 82 00:06:19,963 --> 00:06:24,985 だが こいつの落語を見続けるうちに 夢を見ちまった。 83 00:06:24,985 --> 00:06:28,972 朱音が どんな落語家に育っていくんだろうって。 84 00:06:28,972 --> 00:06:30,974 何を今更と思うかもしれねえ。 85 00:06:30,974 --> 00:06:34,978 でも もし また俺に預けてくれるのなら…。 86 00:06:35,962 --> 00:06:37,948 不肖阿良川志ぐま。 87 00:06:37,948 --> 00:06:39,983 全身全霊をもって→ 88 00:06:39,983 --> 00:06:43,970 この子を立派な落語家に育て上げることを 誓います! 89 00:06:43,970 --> 00:06:45,989 師匠…。 私も! 90 00:06:45,989 --> 00:06:48,992 師匠の名に恥じない 落語家になってみせます! 91 00:06:48,992 --> 00:06:51,928 よろしくお願いします! 92 00:06:51,928 --> 00:06:54,965 じゃあ 私も。 93 00:06:54,965 --> 00:06:57,951 娘を よろしくお願いします。 94 00:06:58,952 --> 00:07:01,955 (志ぐま)《家族からの了承も得た》 95 00:07:02,989 --> 00:07:06,977 晴れて高校卒業後は俺の弟子だ。 96 00:07:06,977 --> 00:07:10,964 知ってるとは思うが 落語家には階級があって→ 97 00:07:10,964 --> 00:07:13,984 芸歴や技能に応じて 昇進していく。 98 00:07:13,984 --> 00:07:15,986 前座。 99 00:07:15,986 --> 00:07:17,988 落語家になるための修業期間。 100 00:07:17,988 --> 00:07:19,990 日々 雑務や稽古に追われながら→ 101 00:07:19,990 --> 00:07:22,942 落語家としての基礎を作る。 102 00:07:22,942 --> 00:07:24,945 二ツ目。 103 00:07:24,945 --> 00:07:28,965 落語家と認められた者が 己の芸を鍛える期間。 104 00:07:28,965 --> 00:07:32,969 羽織や袴の着用を許されるのも 二ツ目からだ。 105 00:07:32,969 --> 00:07:36,973 真打。 落語界の最高位。 106 00:07:36,973 --> 00:07:41,978 阿良川一門の真打は 芸を極めた者にのみ与えられる。 107 00:07:41,978 --> 00:07:44,981 己の芸道を まい進する傍ら→ 108 00:07:44,981 --> 00:07:48,985 弟子を取り 後進を育てることもできる。 109 00:07:48,985 --> 00:07:53,990 正式な入門は来春… とはいえ ボサッとしてる時間はないぞ。 110 00:07:53,990 --> 00:07:55,959 紹介しよう。 111 00:07:55,959 --> 00:07:58,962 ここにいる4人は 俺の弟子たちだ。 112 00:07:58,962 --> 00:08:01,965 そろいもそろって くせ者ばかりの二ツ目。 113 00:08:01,965 --> 00:08:06,002 これから この4人が おまえに落語のいろはをたたき込む! 114 00:08:06,002 --> 00:08:09,973 厳しい修業になるが やれるな? もちろん! 115 00:08:09,973 --> 00:08:11,975 (阿良川まいける)あっ 師匠。 (阿良川こぐま)その話…。 116 00:08:11,975 --> 00:08:13,977 (こぐま・まいける)お断りします。 117 00:08:13,977 --> 00:08:16,980 あ…。 は…。 118 00:08:16,980 --> 00:08:18,982 えっ…? 言ってなかった感じ? 119 00:08:18,982 --> 00:08:21,968 おめえたちなあ…。 120 00:08:21,968 --> 00:08:25,989 新しく入った弟子の面倒を見るのは 兄弟子の務めだろうが! 121 00:08:25,989 --> 00:08:29,959 それはそうですけど… ぐりこ以来6年? 7年ぶり? 122 00:08:29,959 --> 00:08:32,996 やっと入った弟子が 僕のせいで辞めたら…。 123 00:08:32,996 --> 00:08:34,998 無理無理 無理無理 無理無理 無理無理…。 124 00:08:34,998 --> 00:08:37,984 師匠… だって 俺ですよ? 125 00:08:37,984 --> 00:08:41,004 その子 絶対 俺のこと好きになるでしょ! 126 00:08:41,004 --> 00:08:43,006 この恋は条例違反だ。 127 00:08:43,006 --> 00:08:44,974 そう思わない? ぐりりん。 えっ!? いや その…。 128 00:08:44,974 --> 00:08:46,976 (志ぐま船若)ぷんぷんぷん! うえっ! 129 00:08:46,976 --> 00:08:48,978 (ぐりこ)じゃ… じゃあ 俺が…。 130 00:08:48,978 --> 00:08:50,980 (阿良川享二) まずは 私が面倒を見ましょう。 131 00:08:50,980 --> 00:08:53,016 師匠 よろしいでしょうか? 132 00:08:53,016 --> 00:08:54,984 分かった。 (志ぐま船若)ニコーッ! 133 00:08:54,984 --> 00:08:57,971 享二 おめえに任せる。 (享二)御意。 134 00:08:57,971 --> 00:09:01,024 ぐりこ 妹弟子を思う心意気は良し。 135 00:09:01,024 --> 00:09:03,977 だが おまえは二ツ目になって間もない。 136 00:09:03,977 --> 00:09:07,981 今は自分の芸を磨くことに集中しろ。 (ぐりこ)はい。 137 00:09:07,981 --> 00:09:10,984 君 こちらに来なさい。 あっ…。 138 00:09:11,951 --> 00:09:15,955 落語家は 若手から あいさつする。 あっ… はい! 139 00:09:16,956 --> 00:09:20,994 桜咲朱音です。 よろしくお願いします。 140 00:09:20,994 --> 00:09:24,981 うん。 丁寧な いいお辞儀だ。 えっ? 141 00:09:24,981 --> 00:09:27,984 高座は お辞儀で始まり お辞儀で終わる。 142 00:09:27,984 --> 00:09:29,969 丁寧なお辞儀は 見ているほうも気持ちがいい。 143 00:09:29,969 --> 00:09:34,941 《え~ めっちゃ褒めてくれんじゃん! この人 いい人かも…》 144 00:09:34,941 --> 00:09:38,962 俺は 阿良川享二だ。 当面は 俺に同行してもらうことになる。 145 00:09:38,962 --> 00:09:40,947 学校の予定は? 146 00:09:40,947 --> 00:09:43,967 ああ それなら気にしなくていいっすよ。 サボっても全然大丈夫なんで…。 147 00:09:43,967 --> 00:09:46,035 たわけ! 148 00:09:46,035 --> 00:09:48,972 ご両親が 君のためを思って 入れてくださった高等学校を→ 149 00:09:48,972 --> 00:09:51,040 サボってもいいだと!? えっ…。 150 00:09:51,040 --> 00:09:52,976 言語道断! 151 00:09:52,976 --> 00:09:55,962 学生である以上 本分は学業! 152 00:09:55,962 --> 00:09:57,964 何が最優先かを たがえるな! 153 00:09:57,964 --> 00:09:59,983 うっ… うす! 154 00:09:59,983 --> 00:10:01,985 (享二)分かれば よろしい。 うっ…。 155 00:10:01,985 --> 00:10:03,987 (ぐりこ)《早速 洗礼を受けたな》 156 00:10:03,987 --> 00:10:05,972 《志ん太兄さんが破門になって以降→ 157 00:10:05,972 --> 00:10:09,993 享二兄さんは この志ぐま一門の弟子たちをまとめ上げた→ 158 00:10:09,993 --> 00:10:14,981 人呼んで 志ぐま一門のお奉行様!》 159 00:10:14,981 --> 00:10:17,967 では 明日の会の場所を送る。 160 00:10:17,967 --> 00:10:20,019 《やばい この人…→ 161 00:10:20,019 --> 00:10:23,022 めっちゃ苦手なタイプかも!》 162 00:10:26,960 --> 00:10:28,962 (享二)それでは これより! 163 00:10:28,962 --> 00:10:30,980 入門前ではあるが→ 164 00:10:30,980 --> 00:10:33,983 前座修業で覚えなければならないことを 教える! 165 00:10:33,983 --> 00:10:35,969 大いに学べ! あざます! 166 00:10:35,969 --> 00:10:37,971 《ついに 今日から始まるんだ》 167 00:10:37,971 --> 00:10:40,990 《真打 それに あいつに追いつくために→ 168 00:10:40,990 --> 00:10:42,959 すぐマスターしてやる!》 169 00:10:42,959 --> 00:10:44,961 (享二)それでは 開始! 170 00:10:44,961 --> 00:10:46,963 まずは 履物をきれいにそろえる! うす! 171 00:10:46,963 --> 00:10:48,965 あいさつの励行! 172 00:10:48,965 --> 00:10:50,967 この会場のお席亭だ。 うす! 173 00:10:50,967 --> 00:10:52,986 楽屋に着いたら お茶出し! 174 00:10:52,986 --> 00:10:54,971 熱め 濃いめで頼む。 うす! 175 00:10:54,971 --> 00:10:56,973 着付けの手伝い! うす! 176 00:10:58,975 --> 00:11:01,961 (享二)脱いだ服を きれいに畳む! それから! って…。 177 00:11:01,961 --> 00:11:04,964 ただの雑用やないかい! (享二)当然だろ。 178 00:11:04,964 --> 00:11:07,984 入門して間もない時は→ 179 00:11:07,984 --> 00:11:10,987 さっきやったような雑用全般が 君の仕事になる。 180 00:11:10,987 --> 00:11:12,989 落語には無関係だと思うだろう? 181 00:11:12,989 --> 00:11:16,960 しかし 落語家は 目の前のお客さんを喜ばせる商売だ。 182 00:11:16,960 --> 00:11:20,964 目の前の人一人喜ばせられない奴には 務まらない。 183 00:11:20,964 --> 00:11:25,952 相手が喜ぶことを考え 先へ先へと気を回して動く。 184 00:11:25,952 --> 00:11:28,988 落語家は これを「気働き」と言う。 185 00:11:28,988 --> 00:11:30,974 それができないうちは 前座にもなれんぞ。 186 00:11:30,974 --> 00:11:32,976 うす。 187 00:11:32,976 --> 00:11:34,978 《気働きねえ…》 188 00:11:34,978 --> 00:11:38,965 《でも お客さんを喜ばせるのは 結局 落語じゃん!》 189 00:11:38,965 --> 00:11:41,985 《あいつは言った。 落語に大事なのは 芸の腕!》 190 00:11:41,985 --> 00:11:44,988 《芸よ芸! やっぱり 落語は芸なのよ!》 191 00:11:44,988 --> 00:11:47,106 (柏屋白州)おはようございまーす! 192 00:11:47,106 --> 00:11:48,992 柏屋白州さんが いらっしゃったぞ! 193 00:11:48,992 --> 00:11:51,961 あいさつ! うす。 194 00:11:51,961 --> 00:11:56,100 (白州)君が朱音ちゃんか。 聞いちゃいたけど 本当に若いんだね。 195 00:11:56,100 --> 00:11:59,002 あっ 君さ 今日 高座 上がれる? 196 00:11:59,002 --> 00:12:01,004 えっ!? 白州! 197 00:12:01,004 --> 00:12:03,990 (白州)入門 決まってるんでしょ? 今日は俺たち2人の会だし。 198 00:12:03,990 --> 00:12:08,995 やれます! 着物もあります! 私を高座に上がらせてください! 199 00:12:11,047 --> 00:12:16,002 〓♬~(出囃子) 200 00:12:16,002 --> 00:12:24,010 ♬~ 201 00:12:24,010 --> 00:12:30,016 (拍手) 202 00:12:30,016 --> 00:12:34,020 (享二)《入門前の人間を高座に上げるのは 不本意だが…》 203 00:12:34,020 --> 00:12:38,992 噺だけは仕込んである。 入門前だが 高座には上げていい。 204 00:12:38,992 --> 00:12:40,994 (享二)《お手並み拝見だな》 205 00:12:42,028 --> 00:12:45,014 《緊張は 前ほどしてない… 周りも見えてる…》 206 00:12:45,014 --> 00:12:46,100 《よしっ いくぞ!》 207 00:12:46,100 --> 00:12:52,021 《落語に大事なのは芸だってこと あの人に分からせてやる!》 208 00:12:52,021 --> 00:12:56,009 「えー 付け焼き刃は剥げやすい なんてなことを申しまして」。 209 00:12:56,009 --> 00:12:59,012 「人のまねというのは どうも うまくいかないんだそうでございますが…」。 210 00:12:59,012 --> 00:13:01,981 (享二)《このマクラ… ネタは『子ほめ』か》 211 00:13:01,981 --> 00:13:03,967 「何か用かい?」。 212 00:13:03,967 --> 00:13:06,970 「いや 今 ちょいと脇で聞いてきたんですがね 隠居んとこへ…」。 213 00:13:06,970 --> 00:13:08,972 《なるほど 確かにうまい》 214 00:13:08,972 --> 00:13:14,994 《演技力 表現力の高さもさることながら 何より 居住まいが美しい》 215 00:13:14,994 --> 00:13:17,997 「それは おまえさんが聞き間違えてんだな。 私の親類が灘のほうに…」。 216 00:13:17,997 --> 00:13:20,984 《高座に根を張ったような ブレない体幹》 217 00:13:20,984 --> 00:13:23,987 《一朝一夕で身につく代物ではない》 218 00:13:23,987 --> 00:13:26,005 《たゆまぬ研さんを積んできたんだろう》 219 00:13:26,005 --> 00:13:28,007 《だが…》 220 00:13:28,007 --> 00:13:32,011 「タダでもナダでも どっちでもいいや。 一杯飲ませろ このしみったれ!」。 221 00:13:32,011 --> 00:13:34,964 (観客たち)ハハハハ…。 222 00:13:34,964 --> 00:13:37,984 《あれ…?》 223 00:13:37,984 --> 00:13:43,990 《全くウケてないわけじゃないけど なんだろう この前と反応が…》 224 00:13:43,990 --> 00:13:45,992 《いや 大丈夫!》 225 00:13:45,992 --> 00:13:48,995 《身につけたものを出し切れば きっとウケる!》 226 00:13:48,995 --> 00:13:50,997 「どうですか一杯と こうなるじゃねえか」。 227 00:13:50,997 --> 00:13:52,999 「へえ うまいやり方があるもんだ」。 228 00:13:52,999 --> 00:13:55,985 《なんで…? 悪い感じじゃないのに…》 229 00:13:55,985 --> 00:13:59,155 (享二)《噺だけは仕込んである か…》 230 00:13:59,155 --> 00:14:03,159 《師匠 おっしゃる意味が よく分かりましたよ》 231 00:14:04,961 --> 00:14:09,966 (享二)浮かない顔だな。 今日の高座が不満だったか? 232 00:14:12,001 --> 00:14:15,988 (享二)生意気だな。 白州の厚意で出番をもらえたというのに。 233 00:14:15,988 --> 00:14:19,976 不満なんて全然! めちゃくちゃ感謝してますよ。 234 00:14:20,993 --> 00:14:24,981 (朱音の声)白州さんも お客さんも 私の落語を褒めてくれて うれしかった…。 235 00:14:24,981 --> 00:14:26,983 でも それ以上に→ 236 00:14:26,983 --> 00:14:31,020 わあっ! って波立つような笑いを 起こせなかったのが悔しくて…。 237 00:14:31,020 --> 00:14:34,006 《きっと あいつなら こんなことにはならなかった》 238 00:14:34,006 --> 00:14:39,996 自分の駄目さが よく分かった。 もっと稽古して 自分の落語を磨かないと。 239 00:14:39,996 --> 00:14:43,015 (享二)自分の芸さえ磨けば お客を満足させられるのか? 240 00:14:43,015 --> 00:14:46,018 ええ まあ… そうじゃないっすか? 241 00:14:46,018 --> 00:14:48,020 (享二)傲慢だな。 242 00:14:48,020 --> 00:14:51,023 君の落語は 身勝手 極まりない。 243 00:14:51,023 --> 00:14:53,993 身勝手… えっ? どういうことすか? 244 00:14:53,993 --> 00:14:56,996 (享二)なら 聞くが 今日は高齢のお客さんが多かった。 245 00:14:56,996 --> 00:15:01,000 その方々から笑いをとるために 君は何を工夫した? 246 00:15:01,000 --> 00:15:03,002 それは…! 247 00:15:03,002 --> 00:15:06,005 《身につけたものを出し切れば きっとウケる!》 248 00:15:07,023 --> 00:15:11,010 今日の高座だが 俺からは…→ 249 00:15:11,010 --> 00:15:15,014 150キロで ボール球を投げ続けているように感じた。 250 00:15:15,014 --> 00:15:18,000 球が速いから すごいとは感じるが→ 251 00:15:18,000 --> 00:15:21,020 ストライクゾーンに入らないから 面白いとは思わない。 252 00:15:21,020 --> 00:15:23,022 腕は認める。 253 00:15:23,022 --> 00:15:25,992 だが 落語家は お客さんを喜ばせてなんぼの商売。 254 00:15:25,992 --> 00:15:29,996 君が今 目を向けるべきは 内ではなく… 外だ。 255 00:15:29,996 --> 00:15:31,998 (携帯電話の着信音) 256 00:15:32,999 --> 00:15:37,019 話は通してある。 明日から そこに通え。 257 00:15:37,019 --> 00:15:40,006 そして どうすれば 相手の喜ぶ落語ができるのか→ 258 00:15:40,006 --> 00:15:41,991 その答えを自分で探してこい。 259 00:15:43,009 --> 00:15:46,012 …分かりました。 やってやりますよ! 260 00:15:50,016 --> 00:15:54,020 《って… 学ぶ場所 居酒屋!?》 261 00:15:54,020 --> 00:15:57,023 《えっ もしかして これって… 厄介払い!?》 262 00:15:57,023 --> 00:15:59,992 《邪魔だから どっか行け的な? へこむわー》 263 00:15:59,992 --> 00:16:01,994 (柊)コラッ 新人! 働け! 264 00:16:01,994 --> 00:16:05,998 《でも 一日二日の付き合いだけど よく分かった…》 265 00:16:05,998 --> 00:16:09,001 《あの人は ちゃんといろいろ教えてくれる人だ》 266 00:16:09,001 --> 00:16:12,004 《ここでの経験も 絶対 意味があるはず!》 267 00:16:12,004 --> 00:16:15,007 (ドアチャイム) いらっしゃいませ! ご予約ですか? 268 00:16:15,007 --> 00:16:16,976 えっ… 予約じゃないです。 269 00:16:16,976 --> 00:16:19,979 ご新規様! こちらのお席へ どうぞ! 270 00:16:19,979 --> 00:16:23,983 《居酒屋 接客業 そして気働きとくれば 答えは一つ…》 271 00:16:23,983 --> 00:16:28,020 《ここで気働きを学んで 落語に生かせということ!》 272 00:16:28,020 --> 00:16:30,022 《頑張って すぐに身につけてやる!》 273 00:16:30,022 --> 00:16:33,009 いらっしゃいませー! (客)おおっ…! 274 00:16:33,993 --> 00:16:36,979 (志ぐま)朱音を居酒屋“海”に? 275 00:16:36,979 --> 00:16:42,001 はい。 今週は地方の仕事が多く 同行できないので 良い機会かと。 276 00:16:42,001 --> 00:16:45,004 そうか… みくちゃんのところか。 277 00:16:45,004 --> 00:16:47,006 面白くなりそうじゃねえか。 278 00:16:47,990 --> 00:16:49,976 いらっしゃいませー! 279 00:16:49,976 --> 00:16:53,963 おすすめメニュー いかがっすか! こちら 福井県産のサワラを使用してます! 280 00:16:53,963 --> 00:16:56,983 (客)ああ… いや まだ…。 あと こちらは当店自慢の…。 281 00:16:56,983 --> 00:16:58,985 (御来屋 守)朱音ちゃーん。 282 00:17:00,970 --> 00:17:04,023 (お湯の沸く音) 283 00:17:04,023 --> 00:17:08,010 (御来屋) 悪いんだけどさー ちょっと頑張りすぎよね。 284 00:17:08,010 --> 00:17:11,998 えっ…? もう少し 声のボリュームも絞っていいかも。 285 00:17:11,998 --> 00:17:15,985 でも 居酒屋の接客は 明るく元気にじゃ…。 さっき ネットで調べて! 286 00:17:15,985 --> 00:17:19,005 あ~ もちろん それも すっごく大事。 287 00:17:19,005 --> 00:17:24,010 でもね 頑張る前に まずは人を見ることよ。 288 00:17:26,963 --> 00:17:29,982 …って 店長に言われたんすよ。 どういう意味なんすかね? 289 00:17:29,982 --> 00:17:33,002 頑張るのが良くないのかな…。 290 00:17:33,002 --> 00:17:35,004 どうだろねー。 291 00:17:35,004 --> 00:17:37,974 柊さん! こっちは真剣に悩んでるんすよ! 292 00:17:37,974 --> 00:17:39,992 まあ 悪いことじゃないと思うよ。 293 00:17:39,992 --> 00:17:44,997 でも 大事なのは こっちが頑張るかより 来た人が また来たいって思うかじゃない? 294 00:17:44,997 --> 00:17:46,999 だって これ スポーツじゃないし。 295 00:17:46,999 --> 00:17:49,986 とりあえず 言われたとおりにやってみたら? 296 00:17:51,988 --> 00:17:53,990 お待たせしました! 297 00:17:56,008 --> 00:17:58,010 はい! はい! 298 00:17:58,995 --> 00:18:01,013 (2人)うわあ~! 299 00:18:01,013 --> 00:18:04,016 いや だからさ~ これ 小言じゃないんだけれどもさ…。 300 00:18:05,017 --> 00:18:07,019 《疲れた…》 301 00:18:07,019 --> 00:18:11,023 《いろいろ調べたことやってみたけど 全然 駄目》 302 00:18:11,023 --> 00:18:13,025 《柊さんに迷惑かけっぱなしだし…》 303 00:18:13,025 --> 00:18:17,980 《んっ? あれ? 私… 同じことやっちゃってない?》 304 00:18:17,980 --> 00:18:23,035 《自分の覚えたことを ただやるばっかで 目の前の人のことを考えてない》 305 00:18:23,035 --> 00:18:25,004 身勝手 極まりない。 306 00:18:25,004 --> 00:18:28,007 《馬鹿じゃん。 私 何も…》 307 00:18:28,007 --> 00:18:30,993 (御来屋)あら 休憩中? どう? 仕事 慣れた? 308 00:18:30,993 --> 00:18:36,015 って初日で慣れるわけないか。 ホント むちゃ振りするわよね 享ちゃん。 309 00:18:36,015 --> 00:18:38,017 享ちゃん? 310 00:18:38,017 --> 00:18:40,019 (御来屋の声)享二くんよ。 うちの常連なの。 (朱音の声)へえー! 311 00:18:40,019 --> 00:18:44,023 (御来屋の声)でも 下戸で 飲むのは いつもオレンジジュース。 312 00:18:44,023 --> 00:18:45,975 かわいいわよね~。 313 00:18:45,975 --> 00:18:47,977 店長…。 (御来屋)ん? 314 00:18:47,977 --> 00:18:52,031 気働き… 気遣いって どうすれば できるんすかね? 315 00:18:52,031 --> 00:18:55,001 それができなきゃ 前座にもなれないって言われてて→ 316 00:18:55,001 --> 00:18:57,036 失敗できないんすよね。 317 00:18:57,036 --> 00:19:02,008 んー 気遣いか…。 それこそ 私は落語家さんから学んだのよね。 318 00:19:02,008 --> 00:19:04,010 落語家から? 319 00:19:04,010 --> 00:19:08,014 (御来屋の声)昔から落語が好きでね 寄席にも よく通った。 320 00:19:08,014 --> 00:19:12,034 そこで たまたま見たの… 志ぐま師匠を。 321 00:19:12,034 --> 00:19:14,036 多分 あの人 心が読めるのよ。 322 00:19:14,036 --> 00:19:17,990 笑いも涙も こっちが欲しいタイミングに ドンピシャで入れてくるの。 323 00:19:17,990 --> 00:19:20,993 それがホントに心地よくてね。 324 00:19:20,993 --> 00:19:24,980 私にもできないかと思って いろいろやってみたわ。 325 00:19:24,980 --> 00:19:26,982 へえー…。 326 00:19:26,982 --> 00:19:29,952 (御来屋)ほら 誰だって 大切にされるのって うれしいじゃない? 327 00:19:29,952 --> 00:19:33,989 人にウケたきゃ まずは相手を受け入れろーってね。 328 00:19:33,989 --> 00:19:37,960 若いんだし 難しく考えないで いろいろやってみたら? 329 00:19:37,960 --> 00:19:39,979 それで失敗しても大丈夫。 330 00:19:39,979 --> 00:19:43,983 失敗を笑い噺にできるのが 落語のいいところでしょ? 331 00:19:44,984 --> 00:19:49,004 …って やだ! 落語家さんに落語を語っちゃった。 332 00:19:49,004 --> 00:19:50,990 ごめんなさいね 偉そうに。 333 00:19:50,990 --> 00:19:54,026 いや 全然! グッときたっす! 334 00:19:54,026 --> 00:19:56,028 (柊)店長! ちょっといいですか? 335 00:19:58,998 --> 00:20:00,100 (ベトナム語) 336 00:20:00,100 --> 00:20:05,004 えっと ご注文… オーダー? じゃなくて あの~…。 337 00:20:05,004 --> 00:20:09,975 英語… じゃなさそうよね。 どうしようかしら? あっ…。 338 00:20:09,975 --> 00:20:12,962 そうだ 翻訳アプリ! ちょっ… ソーリー! 339 00:20:12,962 --> 00:20:14,980 ハロー! 340 00:20:14,980 --> 00:20:16,982 (ベトナム語) 341 00:20:16,982 --> 00:20:18,984 《相手のことを考える…》 342 00:20:18,984 --> 00:20:22,988 《この人は 何を思ってるんだろう? 何を伝えたいんだろう?》 343 00:20:22,988 --> 00:20:25,991 《メニュー… もしかして 日本語が分からないのかも》 344 00:20:25,991 --> 00:20:27,993 《写真もないし》 345 00:20:27,993 --> 00:20:29,995 《でも なんて説明したらいいか 分かんない…》 346 00:20:29,995 --> 00:20:31,997 《だったら…》 347 00:20:31,997 --> 00:20:33,983 これ 見てて。 348 00:20:33,983 --> 00:20:35,985 シー… チュパ! 349 00:20:37,002 --> 00:20:38,988 コッ コッ コッ…。 350 00:20:40,005 --> 00:20:42,992 ンッ ンッ ンッ… っては~! 351 00:20:42,992 --> 00:20:46,962 ンッ ンッ ンッ ンッ ンッ…! ビア? 352 00:20:46,962 --> 00:20:50,015 そう! イエス イエス! 多分イエス! 353 00:20:50,015 --> 00:20:52,017 えっと じゃあ 次は…。 354 00:20:53,986 --> 00:20:57,006 スマホ取って…。 もう大丈夫。 355 00:20:57,006 --> 00:20:59,975 シュー シュー シュー…。 (御来屋)さすが落語家さんね。 356 00:20:59,975 --> 00:21:01,977 ヤキトリ! 357 00:21:01,977 --> 00:21:03,996 はい どうぞ。 358 00:21:03,996 --> 00:21:05,998 じゃあ ごゆっくり。 359 00:21:05,998 --> 00:21:08,000 アリアット。 360 00:21:08,000 --> 00:21:11,003 えっ! …あっ どうも。 361 00:21:12,037 --> 00:21:14,056 《うわっ なんか やばっ…》 362 00:21:14,056 --> 00:21:16,008 《めっちゃうれしい…!》 363 00:21:16,008 --> 00:21:19,011 朱音ちゃん ナイス ナイス~! いい飲みっぷりだったわ! 364 00:21:19,011 --> 00:21:21,997 さっきの落語技!? やるじゃん! 365 00:21:21,997 --> 00:21:24,016 (御来屋)その調子で頼むわね。 366 00:21:24,016 --> 00:21:26,018 うすっ! 367 00:21:27,019 --> 00:21:29,004 (ドアチャイム) 368 00:21:29,004 --> 00:21:31,023 こんばんは。 369 00:21:31,023 --> 00:21:32,992 (御来屋)あ~ 享ちゃん! (享二)今 帰ってまいりました。 370 00:21:32,992 --> 00:21:35,027 (御来屋)おかえり。 371 00:21:35,027 --> 00:21:37,997 妹弟子を1週間も面倒見ていただき ありがとうございました。 372 00:21:37,997 --> 00:21:40,015 これ お土産です。 373 00:21:40,015 --> 00:21:44,036 (御来屋)おほ~ ありがとう~! こっちこそ! むしろ助かったわ。 374 00:21:44,036 --> 00:21:46,038 (享二)じゃあ 早速 いつもの…。 375 00:21:48,023 --> 00:21:50,009 どうぞ。 オレンジジュースです。 376 00:21:50,009 --> 00:21:52,011 気が利くな。 377 00:21:52,011 --> 00:21:55,014 そりゃあ みくちゃんに鍛えてもらいましたから。 378 00:21:55,014 --> 00:21:57,016 答えは見つかったか? 379 00:21:57,016 --> 00:22:00,019 それは 見ていただいたほうが 早いんじゃないっすか? 380 00:22:02,037 --> 00:22:07,042 良かろう。 来週末 都内で営業がある。 君も同行しろ。 381 00:22:07,993 --> 00:22:11,030 学びの成果 とくと見せてもらうぞ。 382 00:22:11,030 --> 00:22:13,032 うすっ! 383 00:22:13,983 --> 00:22:18,988 ♬~