1 00:00:05,910 --> 00:00:08,400 もっと小振りなのがいいんだよな 2 00:00:09,640 --> 00:00:13,040 ハク様 何やってんのこんな夜中に 3 00:00:13,650 --> 00:00:15,870 悪いおやじ 起こしちまったか 4 00:00:16,480 --> 00:00:18,070 いや そうじゃなくて 5 00:00:18,400 --> 00:00:20,120 戸 壊れてるし 6 00:00:21,120 --> 00:00:22,930 小降りの剣と弓が欲しい 7 00:00:23,440 --> 00:00:25,290 狩りにでも行かれるんで 8 00:00:26,550 --> 00:00:27,400 そうだな 9 00:00:28,980 --> 00:00:29,950 行ってくる 10 00:00:30,910 --> 00:00:33,170 長旅になるかもしれないが 11 00:00:34,690 --> 00:00:35,710 邪魔したな 12 00:00:36,710 --> 00:00:38,690 ハ ハク様がお代を... 13 00:00:38,880 --> 00:00:41,470 いつもは付けとけ とか言うのに 14 00:00:41,830 --> 00:00:43,380 おやじ 世話になったな 15 00:00:43,740 --> 00:00:44,690 長生きしろよ 16 00:00:46,340 --> 00:00:49,530 なんか しんみりしてきたぞ 17 00:00:49,710 --> 00:00:50,940 バカ雷獣 18 00:02:24,560 --> 00:02:27,580 戻ったぞ ヘンデが戻ってきた 19 00:02:31,820 --> 00:02:33,610 テヨン 大丈夫 20 00:02:33,910 --> 00:02:36,290 神業的速さだな ヘンデ 21 00:02:36,290 --> 00:02:38,760 ヘンデにお任せ 22 00:02:39,710 --> 00:02:42,820 苦しくない 欲しい物はある 23 00:02:43,860 --> 00:02:46,730 ありがとう 俺元気だよ 24 00:02:49,260 --> 00:02:51,520 可愛い 25 00:02:52,180 --> 00:02:53,850 抱きさせて 26 00:02:55,620 --> 00:02:57,050 ヘンデ 生きろ 27 00:02:57,790 --> 00:03:01,370 よし 俺は商団の見舞いに行ってくるわ 28 00:03:01,710 --> 00:03:04,400 ついでにこの屍葬ってくる 29 00:03:04,610 --> 00:03:06,500 生きてるつもり... 30 00:03:12,220 --> 00:03:14,230 はい 退いた退いた 31 00:03:14,660 --> 00:03:16,580 は リナちゃん 32 00:03:16,580 --> 00:03:17,820 おばあ様 33 00:03:17,820 --> 00:03:21,000 あら嫌だ お ば あ さ まっだ何て 34 00:03:21,460 --> 00:03:24,660 ちょうど良かった これ運んでくれ 35 00:03:25,330 --> 00:03:29,550 まったく 火の部族の奴らめちゃくちゃやるんだから 36 00:03:29,550 --> 00:03:31,710 中はけが人だらけだよ 37 00:03:38,800 --> 00:03:42,180 火の部族に襲われた商団の人達 38 00:03:47,270 --> 00:03:48,980 どうしてこんな事に 39 00:03:49,750 --> 00:03:52,390 私らが何をしたって言うんだい 40 00:03:52,600 --> 00:03:54,830 生きてりゃ何とでもなるっさ 41 00:03:55,000 --> 00:03:58,060 いざとなったらあたしが世話してやるから 42 00:04:00,480 --> 00:04:03,200 ごめんリナさん ふらついちゃって 43 00:04:04,230 --> 00:04:05,660 リナさん 44 00:04:06,980 --> 00:04:11,540 火の部族はスウォンを即位させる為にここまでするの 45 00:04:13,130 --> 00:04:15,170 こんな不条理が許されるの 46 00:04:16,530 --> 00:04:21,130 あなたは あなたは許せるの スウォン 47 00:04:21,720 --> 00:04:23,050 大丈夫 48 00:04:24,080 --> 00:04:26,400 若長や長老が居る限りね 49 00:04:26,770 --> 00:04:29,750 あの人達 ああ見えて家族思いだから 50 00:04:30,240 --> 00:04:31,020 家族... 51 00:04:31,250 --> 00:04:34,700 そう 風の部族の皆は家族なのです 52 00:04:35,020 --> 00:04:38,630 だからリナさんも もう俺らの家族なのです 53 00:04:43,450 --> 00:04:46,240 泣かせたな ヘンデ 54 00:04:47,110 --> 00:04:49,120 ハク様に殺される 55 00:04:49,840 --> 00:04:53,730 ハクやムンドク 優しい風の部族の人達 56 00:04:54,970 --> 00:04:58,780 強い痛みもあるだろ 激しい怒りもあるだろ 57 00:05:01,650 --> 00:05:05,350 胸に締まって笑う 誇り高い風 58 00:05:07,370 --> 00:05:09,420 リナさん 大丈夫 59 00:05:10,520 --> 00:05:13,370 この人達を巻き込んではダメ 60 00:05:19,710 --> 00:05:20,860 ハク 61 00:05:25,660 --> 00:05:26,730 テヨン 62 00:05:34,000 --> 00:05:35,040 リナ 63 00:05:35,500 --> 00:05:37,590 今のは ハク 64 00:05:42,570 --> 00:05:43,970 リナはどうしたの 65 00:05:45,100 --> 00:05:47,290 お礼を言いたいの 66 00:05:47,430 --> 00:05:48,210 お礼? 67 00:05:51,930 --> 00:05:58,790 あったかいご飯をくれて涙を拭ってくれて元気くれて 68 00:05:59,710 --> 00:06:00,320 ありがとう 69 00:06:02,530 --> 00:06:04,200 お世話になりました 70 00:06:06,990 --> 00:06:10,230 リナはずっとここに居るんだと思ってた 71 00:06:12,490 --> 00:06:14,210 なんだ 72 00:06:18,540 --> 00:06:20,460 なんだ 73 00:06:21,870 --> 00:06:24,300 死にたいと思った夜もあったけど 74 00:06:25,200 --> 00:06:27,120 この小さな体で 75 00:06:28,940 --> 00:06:32,330 苦しさなんか微塵も感じさせない笑顔と強さが 76 00:06:32,530 --> 00:06:34,460 私に勇気をくれたの 77 00:06:39,450 --> 00:06:43,420 私 忘れない テヨンとここの人達を 78 00:06:44,250 --> 00:06:47,910 体を大切に 元気で 79 00:06:55,060 --> 00:06:57,410 ごめんなさい ハク兄ちゃん 80 00:06:58,950 --> 00:07:01,960 リナを守るって約束したばかりなのに 81 00:07:04,990 --> 00:07:06,980 守れそうにないや 82 00:07:11,690 --> 00:07:14,220 今日はまともに門番してるみたいだな 83 00:07:14,980 --> 00:07:18,330 背中を預ける奴が居ないと眠れねぇんで 84 00:07:19,870 --> 00:07:20,630 寝るな 85 00:07:21,940 --> 00:07:23,630 ハク様はどちらへ 86 00:07:24,310 --> 00:07:25,920 俺 ここを出るわ 87 00:07:26,380 --> 00:07:28,540 あぁ いってらっしゃい 88 00:07:29,900 --> 00:07:30,640 マジで 89 00:07:31,370 --> 00:07:34,620 つぅ訳で 次期風の部族長はお前な 90 00:07:34,690 --> 00:07:36,270 嫌だよ面倒くさい 91 00:07:36,550 --> 00:07:38,980 て言うか リナさんを置いてつもり 92 00:07:39,910 --> 00:07:42,960 最後くらい 顔を見ようかと思ったけどな 93 00:07:44,100 --> 00:07:45,670 あいつも纏めて頼むわ 94 00:07:46,510 --> 00:07:49,940 訳ありのお姫様何て 荷が重いっすよ 95 00:07:50,850 --> 00:07:52,170 お前 気づいて... 96 00:07:55,780 --> 00:07:56,800 ハク 97 00:07:58,190 --> 00:08:00,130 私 ここを出る 98 00:08:03,220 --> 00:08:04,320 一緒に来なさい 99 00:08:08,030 --> 00:08:09,330 なんだって 100 00:08:09,330 --> 00:08:10,840 ここを出るの 101 00:08:10,840 --> 00:08:14,830 ここに居たら風牙の都を争いに巻き込んでしまう 102 00:08:14,830 --> 00:08:15,880 帰れ 103 00:08:16,580 --> 00:08:19,170 長老にはその旨 伝えてある 104 00:08:19,550 --> 00:08:21,200 もうここは大丈夫だ 105 00:08:21,800 --> 00:08:23,630 あんたはここで静かに暮らせ 106 00:08:25,230 --> 00:08:28,210 お前が一人で行くの 許した覚えはないわ 107 00:08:29,240 --> 00:08:33,850 私が生きる為に自分を使えとハクは言ってくれたじゃない 108 00:08:34,840 --> 00:08:36,730 俺はソンの名を返した 109 00:08:37,440 --> 00:08:41,010 もう将軍でもなければあんたの従者でもない 110 00:08:42,090 --> 00:08:44,540 これから自由の旅に出ようってのに 111 00:08:44,960 --> 00:08:47,360 あんたの面倒まで見る義理ねぇな 112 00:08:47,970 --> 00:08:51,280 あんたが静かにしてればスウォンも手出しはしない 113 00:08:52,960 --> 00:08:53,830 退け 114 00:08:54,720 --> 00:08:55,600 もう決めたの 115 00:08:56,470 --> 00:08:59,660 どう思おうが俺は連れて行かない 116 00:09:02,130 --> 00:09:03,360 金はあるのか 117 00:09:04,020 --> 00:09:09,190 これから先 一緒に行くなら どうしたって俺はあんたを守らなきゃならない 118 00:09:10,460 --> 00:09:15,850 今のあんたに俺の働きに見合う金を払う事が出来るかって聞いてんだよ 119 00:09:17,630 --> 00:09:19,820 それとも 体で払うか 120 00:09:21,650 --> 00:09:24,670 あげられる物何て 何もないわ 121 00:09:26,370 --> 00:09:27,630 物分りがいいな 122 00:09:28,670 --> 00:09:29,690 さ 戻れ 123 00:09:31,770 --> 00:09:33,810 さよなら ヨナ姫 124 00:09:36,750 --> 00:09:39,260 でも お前が欲しいもの 125 00:09:40,960 --> 00:09:42,540 私にハクを頂戴 126 00:09:44,410 --> 00:09:46,740 なんだ そりゃ 127 00:09:47,690 --> 00:09:50,300 やっぱ すげぇ我がまま 128 00:09:52,000 --> 00:09:54,980 あぁくそぉむかつく 129 00:09:56,510 --> 00:09:57,670 これだから 130 00:10:04,400 --> 00:10:07,220 あんたの勝ちです 姫様 131 00:10:09,040 --> 00:10:10,970 ハク 132 00:10:11,580 --> 00:10:12,330 じじ 133 00:10:12,480 --> 00:10:14,090 爺さんと呼べ 134 00:10:14,390 --> 00:10:15,500 ずっとそこに 135 00:10:15,620 --> 00:10:20,330 さっきから聞いていれば姫様に対する暴言の数々 136 00:10:20,840 --> 00:10:21,750 ムンドク 137 00:10:24,250 --> 00:10:27,300 孫をまた一人 手放すようじゃ 138 00:10:27,670 --> 00:10:30,090 私 皆にも言われたの 139 00:10:31,210 --> 00:10:32,510 家族だって 140 00:10:33,150 --> 00:10:34,280 嬉しかった 141 00:10:35,170 --> 00:10:36,480 だから出ていくの 142 00:10:38,340 --> 00:10:41,710 ムンドク どうか風の部族を守って 143 00:10:44,090 --> 00:10:46,460 忘れないでくだされ 姫様 144 00:10:47,000 --> 00:10:52,710 いつかあなたが再び絶望に立たされ 助けを求めた時 145 00:10:52,710 --> 00:10:58,330 我ら風の部族は誰を敵に回してもお味方致します 146 00:10:58,330 --> 00:11:01,280 どんなに遠く離れても 147 00:11:05,810 --> 00:11:07,350 カンテジュン様 148 00:11:07,350 --> 00:11:09,840 後にしろ しょんぼり中だ 149 00:11:10,080 --> 00:11:10,910 はい 150 00:11:11,620 --> 00:11:13,770 父上に怒られたのだ 151 00:11:13,770 --> 00:11:15,490 勝手に行動するなと 152 00:11:15,490 --> 00:11:17,800 そんなテジュン様に朗報ですよ 153 00:11:18,970 --> 00:11:22,780 風牙の都付近でヨナ姫を見たとの情報が 154 00:11:22,780 --> 00:11:23,800 なに 155 00:11:23,800 --> 00:11:27,110 赤い髪の少女を兵が確認しました 156 00:11:27,110 --> 00:11:32,710 側にはハク将軍も居て二人はその後北山の方へ向かったとか 157 00:11:32,710 --> 00:11:34,150 北山だと 158 00:11:34,570 --> 00:11:37,240 あの様ななにもない所へ なぜ 159 00:11:37,240 --> 00:11:38,420 さ 160 00:11:38,420 --> 00:11:40,480 あの男も一緒なのだな 161 00:11:41,620 --> 00:11:43,200 巡ってきた 162 00:11:43,730 --> 00:11:45,000 兵を集めろ 163 00:11:45,460 --> 00:11:47,080 ヨナ姫を捉えるぞ 164 00:11:50,430 --> 00:11:51,910 何か見えた 165 00:11:51,910 --> 00:11:53,130 皆無 166 00:11:53,130 --> 00:11:54,400 あのじじ 167 00:11:54,400 --> 00:11:58,570 何処に居るのか分からん奴を探せっつってもな 168 00:11:58,570 --> 00:11:59,860 神官? 169 00:11:59,860 --> 00:12:00,950 そう 170 00:12:01,930 --> 00:12:03,420 古より 171 00:12:03,420 --> 00:12:09,750 この高華国の未来を見据えてきた神官様が 風の地のどこかにおられると言う 172 00:12:10,670 --> 00:12:17,070 姫様がこれからどうすべきかを迷っておられるなら 神官様のもとへ行きなされ 173 00:12:17,690 --> 00:12:20,080 きっと道を示して下さる 174 00:12:21,980 --> 00:12:28,400 昔から 神官は王宮の神殿に住まい 国の政に大きく関わっていたと聞く 175 00:12:29,170 --> 00:12:31,890 ユホン様が神官を弾圧してからは 176 00:12:31,890 --> 00:12:37,080 城を出て今は人里離れた場所にひっそりと暮らしているんだと 177 00:12:37,680 --> 00:12:39,770 人里を離れた 178 00:12:40,590 --> 00:12:43,710 確かに誰も住めそうにない場所 179 00:12:43,990 --> 00:12:48,480 まぁ 姫さんが住んだら 即 崖から転がり落ちるかもしれんが 180 00:12:49,100 --> 00:12:51,520 その気になりゃ 何とか住めるだろう 181 00:12:53,200 --> 00:12:58,720 私はこの国の姫を名乗っていたのに 知っているのは緋龍城だけ 182 00:12:59,820 --> 00:13:03,250 知らない 何て愚かな響き 183 00:13:04,700 --> 00:13:06,740 私の行くべき道か 184 00:13:07,720 --> 00:13:10,520 今は生きるだけで精一杯だ 185 00:13:11,510 --> 00:13:13,110 ところでお姫様 186 00:13:13,700 --> 00:13:18,170 この辺を虱潰しに探すとなると野宿になるが どうします 187 00:13:18,680 --> 00:13:21,090 野宿 少しは慣れたわ 188 00:13:21,430 --> 00:13:24,730 城の裏山と違ってここは冷えますよ 189 00:13:25,080 --> 00:13:27,330 その時はハクに包まって寝るから 190 00:13:29,730 --> 00:13:30,520 ったく 191 00:13:34,430 --> 00:13:35,260 いいけど 192 00:13:36,820 --> 00:13:38,220 いたずらしますよ 193 00:13:38,760 --> 00:13:39,690 いたずら 194 00:13:40,090 --> 00:13:41,490 いたずらって言うのは 195 00:13:44,070 --> 00:13:45,570 こう言う事とか 196 00:13:46,480 --> 00:13:48,980 ハク ちょっと なにすっ... 197 00:13:48,120 --> 00:13:48,740 静かに 198 00:13:49,910 --> 00:13:50,600 足音 199 00:13:51,510 --> 00:13:54,630 四十...いや 五十か 200 00:13:55,820 --> 00:13:56,410 追手 201 00:13:57,350 --> 00:13:59,800 もう追う気がねぇのかと思ってたけど 202 00:14:00,860 --> 00:14:03,030 こりゃまた気合の入った数だな 203 00:14:03,730 --> 00:14:04,930 王の兵 204 00:14:05,810 --> 00:14:06,860 それとも 205 00:14:06,860 --> 00:14:08,000 姫様 206 00:14:08,000 --> 00:14:12,150 やっぱ包まって寝るんなら もうちょい抱き心地よくねと 207 00:14:12,150 --> 00:14:14,280 もうちょい抱き心地よくねと いたずらする気も起きないですよ 208 00:14:14,280 --> 00:14:16,500 なんの話だ なんの 209 00:14:17,570 --> 00:14:18,660 さてと 210 00:14:20,930 --> 00:14:22,900 準備運動もしましたし 211 00:14:23,870 --> 00:14:25,200 働きましょうか 212 00:14:31,230 --> 00:14:35,080 離れないで下さいよ お姫様 213 00:14:52,340 --> 00:14:54,150 まさに雷獣 214 00:14:55,440 --> 00:14:57,270 スウォンがいつか言っていた 215 00:14:58,450 --> 00:15:00,970 ハクの技は稲妻みたいなんです 216 00:15:01,580 --> 00:15:05,420 本気で戦えば 私はきっとコテンコテンですよ 217 00:15:06,610 --> 00:15:10,820 こんな時に まだあ素直にあなたの顔を思い出す 218 00:15:21,000 --> 00:15:22,260 どうした 219 00:15:22,260 --> 00:15:23,860 これで終わりか 220 00:15:25,110 --> 00:15:27,060 雷獣は健在だな 221 00:15:28,960 --> 00:15:30,450 やっぱりあんたか 222 00:15:30,900 --> 00:15:33,250 この時を待ちわびていましたよ 223 00:15:33,940 --> 00:15:35,940 ソンハク将軍 224 00:15:35,940 --> 00:15:38,190 そしてヨナ姫 225 00:15:39,970 --> 00:15:43,150 火の部族 このカンテジュンが... 226 00:15:43,150 --> 00:15:46,470 見てください姫様 自然がいっぱいだ 227 00:15:47,870 --> 00:15:51,910 なぜ私が話しかけてる最中に自然を満喫するのだ 228 00:15:52,130 --> 00:15:55,210 おう なんだ 俺に話しかけてたのか 229 00:15:55,990 --> 00:15:59,140 俺は今将軍でもソンでもないんで 230 00:15:59,740 --> 00:16:01,300 すみませんね どうも 231 00:16:01,460 --> 00:16:04,260 あいや そんな 分かって貰えばよいのだ 232 00:16:04,920 --> 00:16:07,560 って何 将軍ではない 233 00:16:07,720 --> 00:16:11,420 ですよ 俺はただの流離の旅人ハク 234 00:16:11,740 --> 00:16:12,770 つぅ訳で 235 00:16:13,490 --> 00:16:18,940 俺がこれから何をしても 風の部族はなんら関係ございませんので 236 00:16:19,570 --> 00:16:20,990 そう言う事か 237 00:16:21,500 --> 00:16:26,410 でもまぁ風の部族はどうでもよい 邪魔者は消えて貰うのみ 238 00:16:26,890 --> 00:16:29,490 そこに居るヨナ姫に用があるのでな 239 00:16:36,660 --> 00:16:38,400 休む間を与えるな 240 00:16:43,020 --> 00:16:45,170 止めろ 奴を止めろ 241 00:16:45,800 --> 00:16:46,760 矢を放て 242 00:16:50,310 --> 00:16:51,630 姫さん 太ったな 243 00:16:51,630 --> 00:16:53,040 一言多い 244 00:16:55,680 --> 00:16:56,850 走るぞ 245 00:17:06,400 --> 00:17:10,070 怖い 四方から矢と兵が押し寄せて 246 00:17:11,540 --> 00:17:13,700 いくらハクでもこんなに 247 00:17:15,120 --> 00:17:16,360 姫を狙え 248 00:17:21,920 --> 00:17:22,600 ハク 249 00:17:24,360 --> 00:17:26,490 ハク 大丈夫 250 00:17:26,950 --> 00:17:27,840 ハク 251 00:17:33,100 --> 00:17:36,630 心配なんてしないでくださいよ 気持ち悪い 252 00:17:36,850 --> 00:17:37,700 お前は... 253 00:17:43,110 --> 00:17:44,310 すげぇ 254 00:17:44,420 --> 00:17:45,400 感心するな 255 00:17:45,980 --> 00:17:48,050 奴は手負いだ 追え 256 00:17:50,640 --> 00:17:51,830 まだ見つてません 257 00:17:51,900 --> 00:17:52,630 そっちはどうだ 258 00:17:52,690 --> 00:17:53,490 いない 259 00:17:54,740 --> 00:17:56,700 絶対に動かないでくださいよ 260 00:17:57,020 --> 00:17:59,510 ハク お前 血が... 261 00:18:00,120 --> 00:18:01,330 返り血ですよ 262 00:18:01,900 --> 00:18:04,430 そんな 待って ハク 263 00:18:08,290 --> 00:18:12,720 一緒に行くなら どうしたっても 俺はあんたを守らなきゃならない 264 00:18:14,910 --> 00:18:16,930 私を庇って... 265 00:18:17,550 --> 00:18:20,150 姫は ヨナ姫どこに消えたのだ 266 00:18:21,980 --> 00:18:22,850 カンテジュン 267 00:18:23,580 --> 00:18:25,760 ハクがどこかに逃がしたようですね 268 00:18:26,030 --> 00:18:27,620 必ず見つけ出せ 269 00:18:30,480 --> 00:18:32,280 雷獣も人の子よ 270 00:18:32,560 --> 00:18:35,010 さすがに疲れが見えてきた様だな 271 00:18:35,010 --> 00:18:37,470 先程当てた矢は毒矢です 272 00:18:38,170 --> 00:18:41,190 何 それを姫に向けたのか 273 00:18:41,890 --> 00:18:46,100 向ければハクは体を張ってでも 矢を止めると確信がありましたから 274 00:18:46,430 --> 00:18:48,540 常人であればまず動けません 275 00:18:49,010 --> 00:18:50,700 恐ろしい男です 276 00:18:50,800 --> 00:18:53,930 ならば 次に背中を向けた時を狙え 277 00:18:55,080 --> 00:18:56,750 ハクが殺される 278 00:18:59,100 --> 00:19:01,350 絶対に動かないで下さいよ 279 00:19:02,860 --> 00:19:04,110 そうだ 280 00:19:04,530 --> 00:19:07,940 私が出て行っても 反って足を引っ張る 281 00:19:09,400 --> 00:19:10,680 大丈夫よ 282 00:19:11,270 --> 00:19:13,190 ハクはあんなに強いんだもの 283 00:19:13,880 --> 00:19:17,770 ハクなら...ハクなら矢くらい避けられる 284 00:19:18,170 --> 00:19:21,320 ここで大人しくしてハクが来るのを待とう 285 00:19:22,280 --> 00:19:24,990 ハクは死んだりなんか... 286 00:19:28,620 --> 00:19:32,740 違う 私は何のために風牙の都を出たの 287 00:19:33,530 --> 00:19:36,400 ハクに守られてこそこそ生きるため? 288 00:19:37,150 --> 00:19:40,350 それなら風牙の都に居ればよかったんだ 289 00:19:40,960 --> 00:19:43,320 これではハクの足枷になるだけ 290 00:19:44,700 --> 00:19:49,480 神官様がこれからの道をきっと示して下さる 291 00:19:51,520 --> 00:19:55,390 神に問う前に 自分に問う事があるはずよ 292 00:20:05,400 --> 00:20:07,240 ヨ...ナ 293 00:20:10,700 --> 00:20:11,580 なんだ 294 00:20:13,400 --> 00:20:14,530 ヨナ姫 295 00:20:16,330 --> 00:20:19,020 まさか そちらから来られるとは 296 00:20:19,020 --> 00:20:21,820 お話をしたいと思っていたのですよ 297 00:20:22,350 --> 00:20:24,330 そんなに警戒しないで 298 00:20:24,960 --> 00:20:27,470 私はあなたをお迎えに来たのです 299 00:20:27,840 --> 00:20:28,850 迎え? 300 00:20:29,550 --> 00:20:33,640 明朝 スウォン様が新王に即位されます 301 00:20:34,860 --> 00:20:36,940 お可哀想に 姫様 302 00:20:37,570 --> 00:20:41,980 陛下をなくされ 城を追われるなど身を切られる思いでしょう 303 00:20:42,730 --> 00:20:45,710 私と来て この件を公表すれば 304 00:20:45,710 --> 00:20:50,020 あなたを追い出した憎きスウォンを玉座から引きずり降ろし 305 00:20:50,020 --> 00:20:52,370 陛下の敵を討つ事が出来ます 306 00:20:55,150 --> 00:20:56,520 なぜ動いた 307 00:20:57,620 --> 00:20:59,800 ですから姫 私と... 308 00:20:59,800 --> 00:21:04,480 そこまで知っていて なぜ風の部族に圧力をかけたの 309 00:21:05,280 --> 00:21:09,610 いや あれは父上の指示で私の意志では... 310 00:21:09,610 --> 00:21:11,620 なぜ商団まで襲ったの 311 00:21:11,970 --> 00:21:13,910 真実を知っているのなら 312 00:21:13,910 --> 00:21:18,950 風の部族を追い詰める前に 罪のないハクを殺す前に 313 00:21:18,950 --> 00:21:21,130 お前のすべき事があるはずだ 314 00:21:22,370 --> 00:21:24,110 燃える様な瞳 315 00:21:25,170 --> 00:21:27,750 なぜだ 目が逸らせない 316 00:21:28,820 --> 00:21:31,350 私は何も知らない姫だが 317 00:21:31,970 --> 00:21:37,170 道理も分からぬ者の言葉に耳を貸す程 落ちぶれではいない 318 00:21:41,150 --> 00:21:42,240 姫 319 00:21:43,740 --> 00:21:51,520 幼くて弱いはずの姫の赤い髪が己を焼き尽くす炎に見えた 320 00:23:33,350 --> 00:23:36,770 次回 暁のヨナ 第六話 321 00:23:37,660 --> 00:23:39,660 赤い髪