1 00:00:18,470 --> 00:00:21,680 ヨナ姫 そろそろ出発しましょう 2 00:00:27,300 --> 00:00:29,100 冷えるね ここは 3 00:00:29,980 --> 00:00:31,530 山沿いですから 4 00:00:32,380 --> 00:00:37,970 あの頃は私 城の外がこんなに寒いって事 知らなかった 5 00:02:11,640 --> 00:02:16,150 ここは高華王国 そして嘗ても私の城 6 00:02:16,780 --> 00:02:19,700 緋龍城は当時 王の他には 7 00:02:19,700 --> 00:02:23,010 世継ぎの王子も 世継ぎを産む妃もなく 8 00:02:23,330 --> 00:02:27,790 ただ 齢十五の王女だけが 大切に育てられていた 9 00:02:28,290 --> 00:02:32,900 我が父君 先王ジュウナムが崩御し 今年で十年 10 00:02:33,090 --> 00:02:40,400 この高華王国は南北を強大な他国に挟まれ 数多の戦乱に巻き込まれた小国 11 00:02:40,820 --> 00:02:41,940 姫様は 12 00:02:42,000 --> 00:02:44,340 それがまだお仕度中でして 13 00:02:44,650 --> 00:02:47,450 そうか 彼奴が来る日だしな 14 00:02:48,790 --> 00:02:49,720 ガキか 15 00:02:49,910 --> 00:02:53,540 間もなく我が娘 ヨナも 十六となる 16 00:02:53,680 --> 00:03:00,670 願わくば 古の緋龍王の加護により 皆の平安が永久に続かむこと 17 00:03:08,020 --> 00:03:10,600 よくお似合いですよ 姫様 18 00:03:10,600 --> 00:03:12,890 あの そろそろ中庭の方に 19 00:03:13,040 --> 00:03:14,790 駄目 何か違う 20 00:03:14,970 --> 00:03:17,810 ね あの更紗どこにあったかしら 21 00:03:18,920 --> 00:03:20,940 お父様 式典は 22 00:03:21,460 --> 00:03:23,370 見ての通り 終わったよ 23 00:03:23,510 --> 00:03:26,340 嘘 ごめんなさい 私... 24 00:03:27,400 --> 00:03:30,950 まぁよい 何の道 形式的な物 25 00:03:31,100 --> 00:03:33,570 お前が人前に出る必要はないさ 26 00:03:34,430 --> 00:03:37,840 ね 父上 私の髪 変じゃない 27 00:03:39,260 --> 00:03:43,480 変じゃないとも ヨナの美しさはどんな宝石も敵わん... 28 00:03:43,520 --> 00:03:46,980 顔はね 私もそこそこ可愛く生まれたと思うわ 29 00:03:47,160 --> 00:03:52,180 でもね この髪 どうしてこう赤毛で癖毛なのかしら 30 00:03:52,590 --> 00:03:58,100 ムギー ちっとも纏まらない...纏まらない 31 00:03:54,600 --> 00:03:57,720 そんな事ないだろう な ハク 32 00:03:58,810 --> 00:04:00,230 ええ イル陛下 33 00:04:00,930 --> 00:04:04,400 姫様の御髪が変などと だれが申しましょうか 34 00:04:05,280 --> 00:04:08,510 敢えて申し上げるなら 脳みそが変ですね 35 00:04:08,710 --> 00:04:09,780 お黙り 下僕 36 00:04:09,810 --> 00:04:13,280 父上 こいつ何とかして 態度でかすぎ 37 00:04:13,310 --> 00:04:16,850 まぁまぁ ハクはお前の幼馴染だろう 38 00:04:17,100 --> 00:04:21,170 それに この城を守る五人の将軍の一人 39 00:04:21,320 --> 00:04:22,420 風の部族を... 40 00:04:22,430 --> 00:04:26,070 そんなの知らない 護衛ならもっと可愛げのある人がいい 41 00:04:26,760 --> 00:04:30,650 可愛いと言えば いいんですか 可愛くしとかなくて 42 00:04:32,020 --> 00:04:34,760 お着きになられたようですよ スウォン様 43 00:04:35,500 --> 00:04:37,800 そっ それは早く言いなさい 44 00:04:37,890 --> 00:04:41,300 スウォン? だから髪を気にしていたのですか 45 00:04:42,010 --> 00:04:43,880 しかしなぜ今更 46 00:04:44,080 --> 00:04:46,450 乙女心って奴じゃないですか 47 00:04:48,170 --> 00:04:49,260 姫様 48 00:04:49,840 --> 00:04:50,520 スウォン 49 00:04:51,110 --> 00:04:51,730 スウォン 50 00:04:53,130 --> 00:04:57,300 小さい頃から いつも私の側に居て 優しかったスウォン 51 00:04:57,740 --> 00:05:00,590 三つ年上の私の従兄弟 52 00:05:00,760 --> 00:05:02,530 今日は久々にスウォンに... 53 00:05:07,100 --> 00:05:07,850 会えた 54 00:05:08,870 --> 00:05:11,310 相変わらず元気ですね ヨナ姫 55 00:05:11,840 --> 00:05:13,520 どうしたんです 慌てて 56 00:05:13,630 --> 00:05:17,030 スっ スウォンが来たって言うから 出迎えてやったのよ 57 00:05:18,550 --> 00:05:19,510 偉い偉い 58 00:05:19,970 --> 00:05:23,810 こっ 今回は暫らく居られるんでしょう 59 00:05:24,190 --> 00:05:28,070 勿論 一週間後のヨナの誕生日の為に来たんだから 60 00:05:28,520 --> 00:05:31,780 いや ヨナは十六になるんですよね 61 00:05:32,420 --> 00:05:34,200 大きくなったなぁ 62 00:05:34,390 --> 00:05:36,920 え イル陛下とハクはどこです 63 00:05:37,280 --> 00:05:38,620 ご挨拶しなきゃ 64 00:05:39,800 --> 00:05:43,040 子供扱い*3 65 00:05:43,980 --> 00:05:50,030 今日は朝から極上の香を焚き染めて 最高級の美容液と化粧を施したのに 66 00:05:50,300 --> 00:05:51,470 無駄使いですね 67 00:05:51,540 --> 00:05:53,040 お前は黙ってて 68 00:05:54,310 --> 00:05:55,500 スウォンのバカ 69 00:05:57,070 --> 00:05:58,460 ヨナはどうしました 70 00:05:58,590 --> 00:05:59,710 あっちへ行って 71 00:06:00,380 --> 00:06:02,950 最近食事もしてないって聞きました 72 00:06:03,170 --> 00:06:04,580 イル陛下もご心配を... 73 00:06:04,610 --> 00:06:05,370 煩い 74 00:06:08,940 --> 00:06:12,400 大丈夫 こうすれば他からは見えません 75 00:06:12,850 --> 00:06:15,780 もう 泣いてもいいんですよ 76 00:06:19,810 --> 00:06:22,030 眠れないの ずっと 77 00:06:22,810 --> 00:06:25,440 母上が側に居ないから 78 00:06:25,730 --> 00:06:30,680 うん お妃様 亡くなられたばかりですからね 79 00:06:31,570 --> 00:06:35,090 あっ そうだ 私がヨナの母上になります 80 00:06:35,420 --> 00:06:37,320 とりあえず食事はしなきゃ 81 00:06:38,310 --> 00:06:41,210 お師匠様に貰った梨 あげます 82 00:06:44,820 --> 00:06:49,020 お妃様がしていた様に 眠るまで手を握ってます 83 00:06:49,660 --> 00:06:53,910 ヨナの涙が零れたら だれかに見られない様に拭ってあげます 84 00:06:54,520 --> 00:06:56,400 だから 明日は笑って 85 00:06:57,330 --> 00:07:02,590 バカね 心臓の音が煩くて 余計眠れないじゃない 86 00:07:05,220 --> 00:07:08,220 あなたは 私の特別な人 87 00:07:19,530 --> 00:07:21,390 お おはよう スウォン 88 00:07:21,520 --> 00:07:23,410 取って置きのお菓子があるのよ 89 00:07:23,540 --> 00:07:24,950 一緒に...って 90 00:07:26,860 --> 00:07:28,070 どうした ヨナ 91 00:07:29,330 --> 00:07:32,480 スウォン様でしたら ハク将軍と一緒に 92 00:07:38,810 --> 00:07:40,120 ハク狡い 93 00:07:40,280 --> 00:07:43,130 この私を差し置いてスウォンと遊ぶ何て 94 00:07:43,250 --> 00:07:46,840 まぁまぁ あの二人も久々に会ったんだし 95 00:08:02,260 --> 00:08:04,080 さすがですね ハク 96 00:08:04,220 --> 00:08:06,210 スウォン様こそ お見事です 97 00:08:06,780 --> 00:08:09,260 次は私も 真ん中だ 98 00:08:11,700 --> 00:08:13,350 私もスウォンと弓やる 99 00:08:14,270 --> 00:08:16,250 ダメだダメだ武器など 100 00:08:16,370 --> 00:08:19,360 あの二人にだって持たせたくない位なのに 101 00:08:19,550 --> 00:08:21,370 じゃ父上やってよ 102 00:08:21,530 --> 00:08:23,130 怪我しちゃうじゃないか 103 00:08:23,300 --> 00:08:26,490 まぁ臆病 大体父上はね... 104 00:08:26,590 --> 00:08:27,290 ヨナ 105 00:08:28,110 --> 00:08:30,560 いらっしゃい 馬に乗せてあげます 106 00:08:31,830 --> 00:08:32,590 スウォン 107 00:08:37,240 --> 00:08:40,190 落ち着いて 二人で支えますから 108 00:08:40,350 --> 00:08:41,130 でも... 109 00:08:41,680 --> 00:08:44,760 姫様の重みで 間もなくハクは絶命 110 00:08:44,950 --> 00:08:46,030 張り倒すわよ 111 00:08:46,220 --> 00:08:48,940 大丈夫 馬 好きでしょう 112 00:08:49,610 --> 00:08:50,480 好きよ 113 00:08:51,300 --> 00:08:52,040 大好き 114 00:08:54,190 --> 00:08:56,180 私に体を預けていなさい 115 00:08:57,170 --> 00:08:59,220 声が...息が... 116 00:09:00,410 --> 00:09:03,750 子供の頃は女の子見たいに可愛かったのに 117 00:09:04,670 --> 00:09:06,520 これは反則じゃない 118 00:09:07,300 --> 00:09:11,390 あぁっいえ... スウォンって女性の扱い慣れてる感じ 119 00:09:11,730 --> 00:09:15,460 案外お屋敷では山ほど女性を連れ込んでたりして... 120 00:09:15,680 --> 00:09:18,160 あらあら何言い出すの私は 121 00:09:20,240 --> 00:09:21,000 まさか... 122 00:09:21,940 --> 00:09:23,890 嫌だな 誤解ですよ 123 00:09:24,580 --> 00:09:27,120 確かに縁談の話は幾つがありますが 124 00:09:27,490 --> 00:09:29,220 縁談?! 125 00:09:29,270 --> 00:09:31,900 いや 別にまだ決まっった訳では 126 00:09:32,130 --> 00:09:33,960 もう 止めません この話 127 00:09:35,220 --> 00:09:37,320 ヨナに言っても仕方ないですし 128 00:09:37,480 --> 00:09:38,780 また子供扱い 129 00:09:39,280 --> 00:09:42,050 わっ...私にだって縁談くらいあるわ 130 00:09:42,150 --> 00:09:43,720 え 誰と 131 00:09:45,240 --> 00:09:46,260 ハクとか 132 00:09:49,550 --> 00:09:52,710 バカ 寄りによってハクの名前は出る何てバレバレの見栄を 133 00:09:52,750 --> 00:09:56,010 だって仕方ないじゃない 年の近い男何て此奴しか知らないもの 134 00:09:56,010 --> 00:09:59,480 だから思いっ切り不審な目で見るのは止めてそこの従者 135 00:09:59,920 --> 00:10:01,500 あの...今 136 00:10:02,050 --> 00:10:03,740 いいんじゃないかなぁ 137 00:10:04,550 --> 00:10:05,910 おめでとうございます 138 00:10:07,860 --> 00:10:08,760 酷い 139 00:10:08,890 --> 00:10:12,390 あんまりよスウォン あんな嘘を信じる何て 140 00:10:12,940 --> 00:10:15,560 酷いのはあんただ そして迷惑だ 141 00:10:15,770 --> 00:10:19,010 お前の結婚は嘘にならんかもしれんぞ 142 00:10:20,190 --> 00:10:23,390 そろそろ婚約者が居ても おかしくはないだろう 143 00:10:23,450 --> 00:10:23,960 いや 144 00:10:24,090 --> 00:10:25,980 嫌よ 私はスウォンが... 145 00:10:26,120 --> 00:10:27,370 スウォンはダメだ 146 00:10:28,270 --> 00:10:29,090 姫様 147 00:10:29,370 --> 00:10:33,570 父上に私の恋愛をとやかく言われたくないわ 私は... 148 00:10:33,590 --> 00:10:38,610 ヨナ 私はこれまでお前が望む物は何でも与えてきたよ 149 00:10:39,210 --> 00:10:41,720 美しい簪に耳飾り 150 00:10:41,850 --> 00:10:43,650 離宮に花の庭園 151 00:10:44,380 --> 00:10:46,680 武器以外の物は何でも 152 00:10:47,700 --> 00:10:53,330 しかしお前がどれだけ望んでも スウォンを与える事だけは出来ない 153 00:10:53,870 --> 00:10:56,390 お前は高華王国の王女 154 00:10:56,750 --> 00:11:01,570 お前の夫となる者は この国の王となる者なのだ 155 00:11:20,120 --> 00:11:24,090 スウォンは父上の兄 ユホン叔伯父上の息子 156 00:11:24,360 --> 00:11:25,740 王家の血筋でしょう 157 00:11:25,920 --> 00:11:30,470 そうだな だが後継者は王である私が選ぶ 158 00:11:31,000 --> 00:11:34,420 どうして スウォンは立派な人よ 159 00:11:34,840 --> 00:11:39,100 父上は武器を恐れて触れもしない 臆病の王様じゃない 160 00:11:40,020 --> 00:11:42,960 確かに臆病な王だよ 私は 161 00:11:43,760 --> 00:11:46,660 お前の母は賊に襲われ殺された 162 00:11:47,130 --> 00:11:50,300 王の一族にはこの様な危険が付き纏う 163 00:11:50,850 --> 00:11:55,610 それ故 私は再び妻を娶る気になれなかったよ 164 00:11:56,460 --> 00:12:00,310 ヨナ スウォンには幸せになって欲しいだろう 165 00:12:01,810 --> 00:12:02,760 分からない 166 00:12:03,740 --> 00:12:05,390 分からないわ 父上 167 00:12:06,910 --> 00:12:11,860 だってそれなら 私の夫となる人は不幸になってもいいの 168 00:12:12,720 --> 00:12:15,680 私は幸せになってはいけないの 169 00:12:16,910 --> 00:12:20,630 でもそうよね 例え父上は許しても 170 00:12:21,330 --> 00:12:25,290 スウォンにとって私はずっと子供の頃のまんま 171 00:12:26,310 --> 00:12:30,120 ダメじゃない 最初からスウォンと私は... 172 00:12:33,760 --> 00:12:34,420 だれ 173 00:12:35,260 --> 00:12:37,600 ハク またハクでしょう 174 00:12:38,030 --> 00:12:40,120 そんな下らない事して 175 00:12:43,690 --> 00:12:45,130 まさか...そんな 176 00:12:49,020 --> 00:12:52,530 お前の母は 賊に襲われ殺された 177 00:13:00,670 --> 00:13:01,260 いや 178 00:13:01,930 --> 00:13:04,960 助けて だれか だれか 179 00:13:07,540 --> 00:13:08,490 スウォン 180 00:13:08,660 --> 00:13:09,290 ヨナ 181 00:13:12,350 --> 00:13:13,330 スウォン 182 00:13:13,540 --> 00:13:16,410 すみません びっくりさせちゃいました 183 00:13:17,050 --> 00:13:18,710 急に入って来るものだから 184 00:13:22,410 --> 00:13:22,860 ヨナ 185 00:13:23,370 --> 00:13:26,420 へ...変な人が私を... 186 00:13:30,740 --> 00:13:31,830 だれも居ませんよ 187 00:13:31,960 --> 00:13:33,490 嘘 だって... 188 00:13:34,250 --> 00:13:34,960 逃げたんだ 189 00:13:35,760 --> 00:13:38,700 城の衛兵なら 普通に声をかけるもの 190 00:13:39,450 --> 00:13:40,000 ヨナ 191 00:13:40,510 --> 00:13:43,870 私を狙った 私が王の娘だから 192 00:13:44,380 --> 00:13:44,950 ヨナ 193 00:13:46,520 --> 00:13:48,920 大丈夫 私が居ます 194 00:13:49,740 --> 00:13:50,700 スウォン 195 00:13:51,830 --> 00:13:55,530 ダメ 私 スウォンとは居られない 196 00:13:55,670 --> 00:13:56,490 どうして 197 00:13:57,190 --> 00:13:57,910 だって 198 00:13:58,960 --> 00:14:01,690 私と居ると 貴方まで危ない目に 199 00:14:06,250 --> 00:14:10,240 ハクの側がいいなら 彼の部屋が送ってあげますよ 200 00:14:11,320 --> 00:14:13,440 だって 婚約者なんでしょう 201 00:14:13,740 --> 00:14:14,500 違う 202 00:14:15,020 --> 00:14:16,120 隠さなくても 203 00:14:17,180 --> 00:14:21,460 ハクに怒られちゃいますね こんな所に二人ってきりだ何て 204 00:14:22,030 --> 00:14:24,830 いや スウォン 違うの 205 00:14:25,640 --> 00:14:28,850 振り向いてくれなくてもいいから だから... 206 00:14:29,680 --> 00:14:34,010 私はスウォンの事がずっと... 207 00:14:35,090 --> 00:14:38,410 思っても いいでしょう 208 00:14:42,280 --> 00:14:45,020 雨が少し小降りになったみたいですよ 209 00:14:46,200 --> 00:14:47,520 無視...した 210 00:14:48,310 --> 00:14:51,560 部屋まで送ってあげます 護衛を付きましょう 211 00:14:51,670 --> 00:14:53,990 ス スウォン 私... 212 00:14:58,970 --> 00:15:01,960 すみません 側に寄らないでください 213 00:15:02,840 --> 00:15:04,120 勘違いしそうになる 214 00:15:05,570 --> 00:15:11,520 つまり...ですり さっきの流れたとまるで まるでヨナが私を... 215 00:15:12,890 --> 00:15:14,520 勘違いじゃなかったら 216 00:15:15,960 --> 00:15:20,330 勘違いじゃなかったら スウォンは嫌? 217 00:15:22,960 --> 00:15:23,990 困ります 218 00:15:24,800 --> 00:15:28,410 あなたが急に女性に見えて困ります 219 00:15:31,850 --> 00:15:33,920 今までは何だったのよ 220 00:15:34,080 --> 00:15:38,010 え えいや えっと 妹みたいな... 221 00:15:38,010 --> 00:15:39,310 知ってたわよ 222 00:15:39,750 --> 00:15:40,600 はい 223 00:15:40,880 --> 00:15:46,220 すみません どうも私はこの手の事に疎くて 224 00:15:47,460 --> 00:15:49,750 スウォン 真っ赤だ 225 00:15:50,320 --> 00:15:52,070 嘘ね 縁談は 226 00:15:52,900 --> 00:15:56,120 あれは そう言う話もあるって事で 227 00:15:56,680 --> 00:15:57,890 今はまだ 228 00:15:58,270 --> 00:16:01,000 スウォン 私 女性に見える 229 00:16:01,880 --> 00:16:07,740 少なくとも 手を握って一緒に眠る何て もう出来ません 230 00:16:08,370 --> 00:16:10,850 緊張で目が冴えてしまう 231 00:16:12,300 --> 00:16:13,480 まぁ いいや 232 00:16:14,120 --> 00:16:18,340 スウォンが私の事 少しでも気にしてくれたら 233 00:16:18,500 --> 00:16:20,740 今はそれだけでいい 234 00:16:21,190 --> 00:16:21,710 ヨナ 235 00:16:22,710 --> 00:16:26,450 父上 私やっぱりスウォンが好き 236 00:16:27,360 --> 00:16:30,080 国とか王とかまだ分からない 237 00:16:30,960 --> 00:16:36,500 でも父上 彼が居るだけで 私は最高に幸せなのよ 238 00:16:44,790 --> 00:16:45,800 五日後 239 00:16:45,920 --> 00:16:50,730 緋龍城では十六になる私の誕生祝いの宴が行われた 240 00:16:51,140 --> 00:16:54,630 姫様 お誕生日 おめでとうございます 241 00:16:54,630 --> 00:16:55,360 ありがとう 242 00:16:55,900 --> 00:16:57,330 十六か 243 00:16:57,740 --> 00:17:00,110 ヨナも立派になったな 244 00:17:00,110 --> 00:17:00,870 はい 245 00:17:02,100 --> 00:17:02,980 ヨナ 246 00:17:03,130 --> 00:17:04,020 父上 247 00:17:04,500 --> 00:17:08,280 やっぱり髪が跳ねるのよ 今日は結い上げたかったのに 248 00:17:08,390 --> 00:17:11,680 ダメだ 髪の事しか頭にない 249 00:17:12,000 --> 00:17:12,790 スウォン 250 00:17:14,150 --> 00:17:14,920 ヨナ 251 00:17:19,990 --> 00:17:22,110 陛下 宜しければ 252 00:17:22,260 --> 00:17:24,100 ありがとう ミンス 253 00:17:24,880 --> 00:17:26,570 な 何か用 254 00:17:27,390 --> 00:17:28,710 手を出して下さい 255 00:17:31,410 --> 00:17:32,350 簪? 256 00:17:32,890 --> 00:17:35,240 すみません こんな所で 257 00:17:35,430 --> 00:17:38,410 ヨナに似合うと思って 手渡したかったんです 258 00:17:39,220 --> 00:17:40,640 私の髪... 259 00:17:41,800 --> 00:17:45,460 癖毛で赤毛で ちっとも纏まらないのよ 260 00:17:46,120 --> 00:17:47,870 私には似合わないわ 261 00:17:51,270 --> 00:17:53,760 私は好きですよ ヨナの髪 262 00:17:55,050 --> 00:17:58,880 綺麗な赤 暁の空の色です 263 00:17:59,450 --> 00:18:00,570 何て単純 264 00:18:01,090 --> 00:18:04,650 一瞬にして 自分の髪が愛おしくなるなんて 265 00:18:08,300 --> 00:18:08,970 ハク 266 00:18:09,840 --> 00:18:11,510 陛下が探してましたよ 267 00:18:12,570 --> 00:18:15,860 そう 部屋で休んでると伝えておいて 268 00:18:16,730 --> 00:18:19,660 まぁ こんな事だろうと思ってました 269 00:18:20,860 --> 00:18:23,850 スウォン様なら 陛下を説得出来るでしょう 270 00:18:24,080 --> 00:18:25,530 誤解ですよ ハク 271 00:18:26,000 --> 00:18:29,130 それに 敬語 止めません 272 00:18:29,590 --> 00:18:32,190 昔みたいにスウォンって呼んでいいのに 273 00:18:32,890 --> 00:18:34,880 身分は弁えてますから 274 00:18:35,910 --> 00:18:38,250 それより 何か感じませんか 275 00:18:38,840 --> 00:18:41,570 はっきりとは言えないけど 妙な違和感 276 00:18:42,170 --> 00:18:44,620 城に何か入り込んだ様な 277 00:18:46,100 --> 00:18:49,030 そう言えば ヨナもそんな事を言っていました 278 00:18:49,130 --> 00:18:49,760 何 279 00:18:50,280 --> 00:18:54,060 今日出入りする人間を見張った方がいいかもしれませんね 280 00:18:54,320 --> 00:18:57,450 了解 俺は庭の警備を固めます 281 00:18:57,450 --> 00:18:59,300 スウォン様は姫の所へ 282 00:19:05,580 --> 00:19:09,170 好きだと言った スウォンが私の髪を 283 00:19:10,390 --> 00:19:15,340 お前がどれだけ望んでも スウォンを与える事だけは出来ない 284 00:19:17,380 --> 00:19:20,360 やっぱりもう一度 父上にきちんと話そう 285 00:19:20,970 --> 00:19:22,710 私はスウォンを忘れられない 286 00:19:23,260 --> 00:19:25,470 父上もきっと分かってくれるわ 287 00:19:27,230 --> 00:19:28,160 入口が 288 00:19:28,930 --> 00:19:31,140 衛兵も置かずに不用心ね 289 00:19:32,400 --> 00:19:35,360 そう言えばどうして衛兵が一人も居ないの 290 00:19:35,920 --> 00:19:37,980 ここに来るまで一人も見なかった 291 00:19:42,670 --> 00:19:43,640 父上 292 00:19:56,890 --> 00:19:58,710 ち 父上 293 00:20:03,400 --> 00:20:06,710 あ まだ起きていたのでうか 294 00:20:07,050 --> 00:20:07,870 ヨナ姫 295 00:20:09,130 --> 00:20:13,600 ス スウォン 早く医務官を 296 00:20:13,770 --> 00:20:15,870 イル陛下はもう目を開けません 297 00:20:17,840 --> 00:20:19,730 私が殺しました 298 00:20:25,710 --> 00:20:27,170 やけに静かだ 299 00:20:27,380 --> 00:20:28,510 ハク将軍 300 00:20:29,440 --> 00:20:31,270 見回りご苦労様です 301 00:20:31,740 --> 00:20:33,750 さすがミンス 気が利くな 302 00:20:34,380 --> 00:20:39,090 でもいいんですか ヨナ姫様の側にいて差し上げなくて 303 00:20:41,130 --> 00:20:43,790 姫さんにはスウォン様がついてるからな 304 00:20:43,920 --> 00:20:47,590 では ついに姫様のお心がスウォン様に 305 00:20:47,840 --> 00:20:50,560 さぁな でも時間の問題だろう 306 00:20:50,860 --> 00:20:54,230 ハク様はお二人の事をよくご存知ですものね 307 00:20:54,880 --> 00:20:57,710 見てたからな 昔から 308 00:20:58,490 --> 00:21:01,730 あの二人には まぁ なんっつか 309 00:21:02,760 --> 00:21:05,330 幸せになって欲しいと思ってる 310 00:21:08,760 --> 00:21:10,850 お覚悟 姫様 311 00:21:11,030 --> 00:21:13,870 これも高華國のためなんです 312 00:21:14,760 --> 00:21:19,520 幼い頃からずっと...ずっとスウォン だけだったのに 313 00:21:22,240 --> 00:21:23,040 スウォン 314 00:21:42,090 --> 00:21:44,690 これは一体どう言う事ですか 315 00:21:46,270 --> 00:21:47,320 スウォン 様 316 00:23:26,220 --> 00:23:27,130 スウォン 317 00:23:27,860 --> 00:23:33,050 愛おしいあなたの瞳に私はどう映っていたの 318 00:23:33,840 --> 00:23:37,020 次回 暁のヨナ 第二話 319 00:23:37,430 --> 00:23:39,040 ちぎれた絆