1 00:00:03,900 --> 00:00:05,980 こちらにおられましたか 2 00:00:08,380 --> 00:00:12,430 陛下のおしゃっていた通り 二重帳簿が見つかりました 3 00:00:13,120 --> 00:00:16,890 諸税の管理に不正が行われいた形跡があります 4 00:00:17,180 --> 00:00:18,670 ご苦労様です 5 00:00:19,210 --> 00:00:21,560 担当者はすでに罷免しました 6 00:00:22,050 --> 00:00:25,930 やはり 腐敗が根深く蔓延っている様です 7 00:00:27,270 --> 00:00:29,730 イル王は優しい方だった 8 00:00:30,340 --> 00:00:33,460 優しさ自体は決して罪ではありません 9 00:00:33,940 --> 00:00:39,470 だが それを時として人の持つ弱さや欲を呼び覚ましてしまう 10 00:00:39,470 --> 00:00:40,760 はい 11 00:00:42,020 --> 00:00:46,670 陛下 それはかつて亡きユホン様が禁書になされた 12 00:00:48,940 --> 00:00:51,270 四龍伝説の本です 13 00:00:51,780 --> 00:00:55,000 子供の頃はよくここに忍び込み 14 00:00:55,000 --> 00:00:58,380 この本を読んでは 胸を躍らせたものです 15 00:01:00,340 --> 00:01:03,070 だが所詮はお伽話 16 00:01:03,720 --> 00:01:09,560 この高華王国を再び立ち直らせるのは 絵空事の神などではない 17 00:02:42,380 --> 00:02:43,900 久しぶりだな 18 00:02:43,900 --> 00:02:46,180 坊主の薬 待ってたぞ 19 00:02:46,180 --> 00:02:48,050 お爺さん 米ある 20 00:02:49,300 --> 00:02:52,460 それにしても 連れが居る何て 21 00:02:52,460 --> 00:02:55,320 誰だ そっちのでかい兄ちゃん 22 00:02:56,900 --> 00:02:59,050 商売仲間ですよ 23 00:02:59,050 --> 00:03:02,830 ちょいと国境近くまで商売しに 24 00:03:04,100 --> 00:03:07,580 姫さん 25 00:03:07,580 --> 00:03:09,900 何怒ってるんです 26 00:03:09,900 --> 00:03:12,450 袋に詰めて担いだ事 27 00:03:12,450 --> 00:03:16,900 袋に入っているのは衣類だと言って乱暴に扱った事 28 00:03:16,900 --> 00:03:20,270 袋に入ってるのをいいことに触りまくった事 29 00:03:20,270 --> 00:03:21,630 全部 30 00:03:21,630 --> 00:03:24,120 どうしてくれよ この仕打ち 31 00:03:23,810 --> 00:03:27,190 俺はお爺さんにばれないか心臓バクバク 32 00:03:28,140 --> 00:03:30,010 いい あんた達 33 00:03:30,010 --> 00:03:31,960 赤い髪のお姫様 34 00:03:31,960 --> 00:03:34,030 野獣の元将軍 35 00:03:34,030 --> 00:03:35,030 雷獣だ 36 00:03:35,030 --> 00:03:36,780 天才美少年 37 00:03:36,780 --> 00:03:39,460 目立つんだから 大人しくしてよね 38 00:03:39,460 --> 00:03:43,500 そしてこの辺は火の部族と王都の近く 39 00:03:43,500 --> 00:03:45,650 見つかればやばいって分かるよね 40 00:03:45,650 --> 00:03:47,090 はい 41 00:03:47,580 --> 00:03:53,980 しかし 神官といい四龍といい ややこしい場所に住んでやがる 42 00:03:53,980 --> 00:03:58,140 神官様よ 四龍の手掛かりはあるのか 43 00:03:59,780 --> 00:04:04,100 龍の血を継ぐ者は 今はそれぞれ生活をし 44 00:04:04,120 --> 00:04:06,030 かつ移動しているので 45 00:04:06,030 --> 00:04:08,830 場所の特定は難しいのです 46 00:04:08,830 --> 00:04:10,300 面倒くさっ 47 00:04:10,300 --> 00:04:12,430 ですが一人だけ 48 00:04:12,430 --> 00:04:18,120 神話の時代より霧深き山の上に住まい ひっそりと 49 00:04:18,120 --> 00:04:22,650 しかし 確実に血を守り続けている一族が居ます 50 00:04:22,650 --> 00:04:27,430 どこの部族にも属さず 他の者を決して受け入れない 51 00:04:27,430 --> 00:04:29,140 国境近くだな 52 00:04:29,140 --> 00:04:30,500 はい 53 00:04:30,500 --> 00:04:33,430 火の部族と王都の近くを横切るので 54 00:04:33,430 --> 00:04:35,120 危険ですが 55 00:04:35,120 --> 00:04:38,940 王都どころか 戒帝国も近いわ 56 00:04:38,940 --> 00:04:44,230 俺は漸く外に出られたから すげぇ楽しみ 幻の里 57 00:04:44,230 --> 00:04:47,430 国中を旅したら 見聞録を書く 58 00:04:47,430 --> 00:04:49,870 どうした 目が赤いぞ 59 00:04:50,690 --> 00:04:52,670 神官様が恋しくなったら 60 00:04:52,670 --> 00:04:56,950 いつでも戻りな あの山ん中に 61 00:04:55,140 --> 00:04:56,580 うるさい 62 00:04:57,720 --> 00:04:59,140 おい 姫さん 63 00:05:15,410 --> 00:05:18,920 ハク まだけがが治ってないでしょう 64 00:05:18,920 --> 00:05:22,320 ずっと私を抱えて旅するの無理よ 65 00:05:23,450 --> 00:05:28,180 それに 私は自分の目でこの国をもっとよく見たい 66 00:05:30,560 --> 00:05:32,610 ま いいでしょう 67 00:05:32,610 --> 00:05:35,680 ただし くれぐれも気は抜かねぇこと 68 00:05:35,680 --> 00:05:39,230 さっきの話に出たとおり 長閑に見えるけど 69 00:05:41,700 --> 00:05:44,030 ね ユン あれはなに 70 00:05:44,030 --> 00:05:46,210 大きな水車 71 00:05:46,210 --> 00:05:47,780 あんなの初めて見た 72 00:05:52,340 --> 00:05:54,650 ハク これは 73 00:05:54,650 --> 00:05:55,760 麦 74 00:05:55,760 --> 00:05:58,320 向こうでは米も作ってるな 75 00:05:58,320 --> 00:06:01,500 この辺は王都のお膝元だからね 76 00:06:01,500 --> 00:06:03,900 あんたが言った城の食糧も 77 00:06:03,900 --> 00:06:06,870 主にここで賄われてるんだと思うよ 78 00:06:06,870 --> 00:06:08,850 そうなんだ 79 00:06:16,710 --> 00:06:18,430 ほら 見て 80 00:06:18,430 --> 00:06:21,500 あら 上手にできたね 81 00:06:22,210 --> 00:06:24,170 えらい えらい 82 00:06:27,520 --> 00:06:29,430 大体揃ったね 83 00:06:30,000 --> 00:06:33,670 けど いつまで山ん中に居なきゃなんないか分かんないし 84 00:06:33,670 --> 00:06:35,670 不安っじゃ不安だな 85 00:06:37,320 --> 00:06:39,470 ハク どうかした 86 00:06:39,470 --> 00:06:41,630 なにか 買い忘れた物でも 87 00:06:42,650 --> 00:06:44,010 いや 88 00:06:45,230 --> 00:06:49,870 行って来ていいわよ 私 ここでユンと待ってるから 89 00:06:49,870 --> 00:06:51,270 いいんじゃない 90 00:06:51,270 --> 00:06:55,960 見たところ この村やばそな奴等とは変がなさそうだし 91 00:07:03,050 --> 00:07:05,430 少しでもやばいと思ったら逃げろ 92 00:07:05,430 --> 00:07:07,270 その時は村の外の... 93 00:07:07,270 --> 00:07:10,120 あの大きな木の所で落ち合うでしょう 94 00:07:10,120 --> 00:07:11,580 分かってるよ 95 00:07:14,630 --> 00:07:16,070 すぐ戻る 96 00:07:24,540 --> 00:07:27,450 大刀と剣は見つかったが 97 00:07:27,450 --> 00:07:30,560 弓は北山でなくしたきりだったしな 98 00:07:33,500 --> 00:07:35,560 守り刀です 99 00:07:35,560 --> 00:07:39,810 小降りですし か弱い女子でも扱いますよ 100 00:07:42,700 --> 00:07:44,160 必要ない 101 00:07:44,760 --> 00:07:46,650 守るのは俺の役目だ 102 00:07:50,560 --> 00:07:54,670 じゃ 本当に新しい王様が戴冠なさったのか 103 00:07:55,640 --> 00:08:00,210 なんでも噂じゃ 随分若くて男前らしいが 104 00:08:00,210 --> 00:08:02,980 けど ユホン様のご子息だろう 105 00:08:02,980 --> 00:08:04,450 そっか 106 00:08:04,850 --> 00:08:10,500 じゃ ムンドクはあの後スウォンが王座に就くのを承認したのね 107 00:08:11,630 --> 00:08:16,430 よかった これで風の部族に危害が及ぶことがない 108 00:08:19,120 --> 00:08:20,520 どうしたの 109 00:08:20,850 --> 00:08:22,210 大丈夫 110 00:08:25,630 --> 00:08:28,140 スウォンが あの城の... 111 00:08:28,560 --> 00:08:31,430 父上亡き後の王座に 112 00:08:31,850 --> 00:08:33,610 ね 聞いてる 113 00:08:33,610 --> 00:08:34,810 お嬢さん 114 00:08:35,250 --> 00:08:37,210 もう一杯如何かで 115 00:08:37,760 --> 00:08:39,120 ありがとう 116 00:08:39,120 --> 00:08:41,250 でも 結構です 117 00:08:44,390 --> 00:08:45,840 ちょっ 待ってよ 118 00:08:47,760 --> 00:08:49,290 お爺さん お代 119 00:08:49,290 --> 00:08:51,180 ま まいど 120 00:08:54,160 --> 00:08:56,120 急にどうしたのさ 121 00:08:56,470 --> 00:08:59,670 無駄に怪しまれる様な行動は控えないと 122 00:09:03,900 --> 00:09:05,340 早く こっち 123 00:09:12,700 --> 00:09:14,210 まずったな 124 00:09:14,520 --> 00:09:17,920 多分王都にでも行っていて 留守だったんだ 125 00:09:29,740 --> 00:09:31,120 どうも 126 00:09:31,120 --> 00:09:33,050 何時空都からお戻りで 127 00:09:33,050 --> 00:09:34,310 つい今さっきだ 128 00:09:34,310 --> 00:09:35,830 そうでしたぁ 129 00:09:35,830 --> 00:09:37,470 都は華やかだったぞ 130 00:09:38,270 --> 00:09:40,320 まるで宴のように賑わっていて 131 00:09:40,320 --> 00:09:42,920 初めて見る食べ物や酒が至る所にあった 132 00:09:42,920 --> 00:09:44,370 そいつはすごい 133 00:09:49,560 --> 00:09:51,830 まるで宴のように賑わっていて 134 00:09:51,830 --> 00:09:54,250 初めて見る食べ物や酒が至る所にあった 135 00:09:54,250 --> 00:09:55,600 そいつはすごい 136 00:09:57,410 --> 00:09:59,340 姫さん 静かに 137 00:10:00,500 --> 00:10:02,860 行くぞ 長いは無用だ 138 00:10:05,380 --> 00:10:08,980 悪い 俺の気の緩みだ 139 00:10:08,980 --> 00:10:11,700 やはりお前等をお二人にすべきじゃなかった 140 00:10:11,700 --> 00:10:13,920 いや 俺が... 141 00:10:15,430 --> 00:10:16,780 ごめんなさい 142 00:10:29,160 --> 00:10:34,180 王様が変わって少しは税が軽くなるって話だぞ 143 00:10:34,180 --> 00:10:35,940 期待すんなよ 144 00:10:35,940 --> 00:10:41,130 誰が王権だろうか 俺達の苦労や傷みを分かってくれる訳がねぇ 145 00:11:21,180 --> 00:11:25,960 登りはきついけど 人目を気にしなくてもいいのは助かるな 146 00:11:25,960 --> 00:11:27,380 油断するな 147 00:11:27,380 --> 00:11:30,870 火の部族の兵士が巡回していないとは限らねぇ 148 00:11:34,210 --> 00:11:37,700 私 覚えなきゃ 剣術 149 00:11:38,500 --> 00:11:41,810 ハク 教えてくれるって言ったよね 150 00:11:41,810 --> 00:11:43,100 言ってませんが 151 00:11:44,780 --> 00:11:47,470 みちすがらでもいいから 教えて 152 00:11:47,470 --> 00:11:50,410 誰が襲ってきても撃退できるように 153 00:11:51,520 --> 00:11:52,780 姫さん 154 00:11:53,380 --> 00:11:55,610 あんたに人が殺せるのか 155 00:11:57,180 --> 00:12:01,180 撃退と言っても 都合よく敵が逃げるわけじゃない 156 00:12:01,900 --> 00:12:05,180 殺す もしくは再起不能にする 157 00:12:05,180 --> 00:12:06,780 あんたにできるか 158 00:12:09,050 --> 00:12:12,210 北山で追い詰められたあの時も 159 00:12:12,980 --> 00:12:16,870 私 剣を持ってたのに 全然使えなかった 160 00:12:19,230 --> 00:12:22,010 敵わなくても 殺せなくても 161 00:12:22,960 --> 00:12:26,810 自分やハクが逃げる隙を作るくらいはやりたい 162 00:12:28,650 --> 00:12:31,210 護身用の剣術 163 00:12:31,210 --> 00:12:32,900 教えてくれる 164 00:12:39,270 --> 00:12:40,700 分かりました 165 00:12:42,270 --> 00:12:43,610 弓? 166 00:12:43,610 --> 00:12:46,050 俺が前線で戦う 167 00:12:46,050 --> 00:12:49,180 姫さんは身を隠して敵を狙う 168 00:12:49,180 --> 00:12:50,380 はい 169 00:12:50,380 --> 00:12:52,870 ね 剣も頂戴 170 00:12:52,870 --> 00:12:55,050 今は弓しか教えません 171 00:12:56,940 --> 00:12:58,320 姫様 172 00:12:58,320 --> 00:13:02,470 イル陛下は決して姫に武器を触らせなかった 173 00:13:03,210 --> 00:13:06,100 俺は今 陛下の命に背きます 174 00:13:07,830 --> 00:13:12,110 何故陛下が武器を嫌ったのか よく考えてみてください 175 00:13:16,140 --> 00:13:20,550 でもさ 山登りながら 弓の訓練とかってどうするの 176 00:13:20,550 --> 00:13:22,360 そうだな 177 00:13:22,360 --> 00:13:26,710 旅の途中でなけりゃ 一日二百本以上射させるんだが 178 00:13:26,710 --> 00:13:28,140 二百 179 00:13:28,140 --> 00:13:31,680 とりあえず 鳥や兎を弓で仕留めるかな 180 00:13:32,100 --> 00:13:35,600 それ賛成 とったら夕食に困らないし 181 00:13:35,600 --> 00:13:37,520 よろしく お姫様 182 00:13:42,580 --> 00:13:44,320 ハク 当たらない 183 00:13:44,320 --> 00:13:46,070 どうすればいいの 184 00:13:52,670 --> 00:13:53,960 こんな感じ 185 00:13:54,810 --> 00:13:56,610 それどうやったの 186 00:13:56,610 --> 00:13:57,760 狙う 187 00:13:58,650 --> 00:14:00,160 分からない 188 00:14:00,160 --> 00:14:01,160 何が 189 00:14:01,160 --> 00:14:04,580 天才は出来ない人の気持ちが分からない 190 00:14:04,580 --> 00:14:06,890 ハクは先生にはなれないわね 191 00:14:06,890 --> 00:14:08,560 待って待って 192 00:14:09,450 --> 00:14:11,160 いいですか 193 00:14:11,160 --> 00:14:15,210 根本的にあんたには力が足りない 194 00:14:15,210 --> 00:14:19,250 振るえずに弦を引く力をつけて 後は... 195 00:14:20,410 --> 00:14:21,790 体で覚える 196 00:14:24,540 --> 00:14:29,200 本当の弓の名士は 目を瞑ってでも的を当てるらしいから 197 00:14:29,780 --> 00:14:32,670 目に映るものに惑わされないように 198 00:14:33,050 --> 00:14:37,020 とりあえず 今は真っ直ぐ矢を飛ばす事を考えなさいな 199 00:15:07,070 --> 00:15:10,530 弓の練習...こんな時間に 200 00:15:19,870 --> 00:15:22,960 今朝は鶏肉の炊き込みご飯だ 201 00:15:22,960 --> 00:15:24,650 美味しそう 202 00:15:24,650 --> 00:15:27,250 ユンって本当になんでもできるのね 203 00:15:27,250 --> 00:15:29,650 ま 天才だからね 204 00:15:32,100 --> 00:15:35,830 様になってきたんじゃない 205 00:15:35,830 --> 00:15:39,470 本当 ユンは弓できる 206 00:15:39,470 --> 00:15:41,700 できなくはないけど 207 00:15:42,270 --> 00:15:46,210 生半可な気持ちなら 武器を持たない方がいいよ 208 00:15:47,560 --> 00:15:50,500 人を殺すか殺さないかの話 209 00:15:50,500 --> 00:15:52,650 護身用って言ってるけど 210 00:15:52,650 --> 00:15:56,340 俺らの様な力のない人間が戦場に放り込まれて 211 00:15:56,340 --> 00:15:58,850 情けなんてかけられると思う 212 00:16:00,230 --> 00:16:02,050 俺らが生き残るには 213 00:16:02,050 --> 00:16:05,460 容赦なく急所を狙う一撃必殺の技か 214 00:16:05,460 --> 00:16:09,270 ここ 頭脳戦しかないって事 215 00:16:09,960 --> 00:16:12,410 手加減したりなんて器用な真似は 216 00:16:12,410 --> 00:16:15,210 あの雷獣さんだから出来る事なんだよ 217 00:16:25,540 --> 00:16:26,720 可愛い 218 00:16:27,650 --> 00:16:29,740 あの子が人であったとしても 219 00:16:29,740 --> 00:16:32,730 戦場ならば矢を当てなければ... 220 00:16:33,450 --> 00:16:35,470 弓を引くという事は 221 00:16:35,470 --> 00:16:38,470 命を奪い 奪われる事 222 00:16:43,100 --> 00:16:45,290 父上が嫌った痛み 223 00:16:46,720 --> 00:16:48,100 でも父上 224 00:16:48,870 --> 00:16:53,700 奪わなければ 私は今 生きてゆけません 225 00:16:56,410 --> 00:16:58,160 惜しかったですね 226 00:16:58,430 --> 00:17:00,130 無駄にけがさせた 227 00:17:01,430 --> 00:17:02,990 反って残酷だね 228 00:17:03,580 --> 00:17:05,500 迷いがあるからでしょう 229 00:17:08,740 --> 00:17:10,830 ユン 先に行け 230 00:17:10,830 --> 00:17:13,600 いいけど 早く来てよね 231 00:17:13,600 --> 00:17:15,970 もうすぐイクスの言ってた場所だから 232 00:17:15,970 --> 00:17:18,360 あ すぐに追いつく 233 00:17:23,630 --> 00:17:29,010 さて どこまで上達したか 先生が見てあげましょう 234 00:17:29,360 --> 00:17:30,250 はい 235 00:17:30,250 --> 00:17:32,120 まずはこの木 236 00:17:36,430 --> 00:17:39,160 おめでとうございます さすがです 237 00:17:39,160 --> 00:17:40,910 とりあえず当たってます 238 00:17:40,910 --> 00:17:43,370 なぜかしら 忌々しいわ 239 00:17:43,470 --> 00:17:46,180 後は そうだな 240 00:17:47,070 --> 00:17:49,270 俺 狙ってください 241 00:17:49,980 --> 00:17:51,070 無理 242 00:17:51,070 --> 00:17:53,700 大丈夫 避けますから 243 00:17:54,560 --> 00:17:56,920 動いてるものに当てる練習 244 00:17:56,920 --> 00:18:00,520 いや 人に当てる練習だな 245 00:18:00,520 --> 00:18:03,080 適当に動きますから 射ってください 246 00:18:04,340 --> 00:18:06,180 当たっても知らないから 247 00:18:07,360 --> 00:18:10,200 もうハクっだら ちょこまかしない 248 00:18:10,720 --> 00:18:14,830 まだまだ 当たる気はしませんね 249 00:18:20,270 --> 00:18:22,290 まだまだ殺気が足りない 250 00:18:22,290 --> 00:18:25,880 さ 殺気何て ある訳ないでしょう 251 00:18:25,880 --> 00:18:28,360 じゃ 追手だと思えばいい 252 00:18:29,270 --> 00:18:32,160 あんたが殺したいと思う相手を想像しろ 253 00:18:32,700 --> 00:18:35,830 そんな相手 私にはいない 254 00:18:36,700 --> 00:18:39,650 そうか じゃ 255 00:18:40,740 --> 00:18:42,930 俺をスウォンだよ思って撃て 256 00:18:53,070 --> 00:18:56,610 お前のそう言う所 嫌いよ 257 00:18:58,520 --> 00:18:59,610 それでも 258 00:19:00,540 --> 00:19:02,830 お前を守る為なら 259 00:19:02,830 --> 00:19:08,140 誰かを犠牲にしてでも 武器を手にしたいと望むの 260 00:19:14,850 --> 00:19:16,030 ハク 261 00:19:17,920 --> 00:19:21,310 守るとか そう言う事言うな 262 00:19:21,310 --> 00:19:22,680 どうして 263 00:19:24,030 --> 00:19:25,400 欲が出る 264 00:19:27,030 --> 00:19:30,840 とにかく 守るのは俺の仕事です 265 00:19:32,940 --> 00:19:35,630 俺を道具だと思えって言ったでしょう 266 00:19:36,030 --> 00:19:38,500 道具の心配はしなくていいんです 267 00:19:41,580 --> 00:19:44,010 大分視界が悪くなってたな 268 00:19:44,010 --> 00:19:47,140 ユン どこまで行ったのかしら 269 00:19:47,140 --> 00:19:50,430 霧深き幻の里 270 00:19:50,430 --> 00:19:54,160 この辺だと思うが 里なんてどこに 271 00:19:54,160 --> 00:19:56,100 ハク 大変 272 00:19:56,560 --> 00:19:57,940 何も見えん 273 00:19:57,940 --> 00:19:58,920 どこです 274 00:19:58,920 --> 00:20:00,910 ここ 早く来て 275 00:20:04,140 --> 00:20:07,550 ハク これ ユンの荷物よね 276 00:20:08,650 --> 00:20:10,760 ユン どこ 277 00:20:10,760 --> 00:20:12,150 返事して 278 00:20:15,290 --> 00:20:18,430 去れ 去れ 279 00:20:19,120 --> 00:20:22,100 この地より 即刻立ち去れ 280 00:20:22,100 --> 00:20:23,230 だれ 281 00:20:23,760 --> 00:20:27,870 これ以上踏み込めば 天罰が下されるであろう 282 00:20:29,320 --> 00:20:34,970 霧に隠れて天罰だ さぞご立派な神なんでしょうね 283 00:20:42,380 --> 00:20:44,060 主ら何者 284 00:20:44,060 --> 00:20:47,010 一振りで我らの霧を晴らすとは 285 00:20:47,010 --> 00:20:49,740 あんたら 龍の里の門か 286 00:20:50,120 --> 00:20:53,030 我々一族を知っているようだな 287 00:20:53,030 --> 00:20:56,420 ならば益々生きて帰すわけにはいかぬ 288 00:20:56,820 --> 00:20:59,770 先程の小僧もお前らの仲間か 289 00:20:59,770 --> 00:21:02,670 ユンを連れて行ったのは貴方達 290 00:21:02,670 --> 00:21:04,540 ユンはどうしたの 291 00:21:04,540 --> 00:21:06,020 あの小僧は 292 00:21:07,270 --> 00:21:08,350 そなた 293 00:21:08,760 --> 00:21:10,060 赤い髪 294 00:21:10,060 --> 00:21:11,650 赤い髪だ 295 00:21:11,650 --> 00:21:12,940 まさか 296 00:21:12,940 --> 00:21:14,700 しかし少女だ 297 00:21:17,830 --> 00:21:22,000 何処より参られたか 赤い髪の少女よ 298 00:21:23,210 --> 00:21:24,500 風の地 299 00:21:24,900 --> 00:21:30,280 神官様のお導きにより四龍の戦士を訪ねてきた 300 00:21:30,280 --> 00:21:32,740 あなたは四龍の血を持つ人 301 00:21:34,230 --> 00:21:35,980 神官様だと 302 00:21:36,920 --> 00:21:42,030 いいえ 我々は白き龍の守り人 303 00:21:43,360 --> 00:21:47,710 ご案内しましょう 白龍の里へ 304 00:22:43,400 --> 00:22:48,180 私は古より受け継がれし 龍の血を引く者 305 00:22:48,180 --> 00:22:51,490 お待ちしておりました 我が主よ 306 00:22:52,140 --> 00:22:55,580 次回 暁のヨナ 第十話 307 00:22:55,580 --> 00:22:56,820 待望