1 00:00:05,005 --> 00:00:10,911 (回想)⦅ウィーン… (電気シェーバーの音)⦆ 2 00:00:10,911 --> 00:00:14,314 (屯田林憲三郎・心の声) ≪私の名前は 屯田林憲三郎≫ 3 00:00:15,682 --> 00:00:18,886 ≪52歳の ありふれた公務員だ≫ 4 00:00:20,387 --> 00:00:22,523 ⦅おはよう。 母さんは?⦆ 5 00:00:22,523 --> 00:00:25,158 (日菜子)⦅まだ寝てる⦆ 6 00:00:25,158 --> 00:00:27,527 ⦅ゆうべ 遅かったみたいだからね⦆ 7 00:00:27,527 --> 00:00:31,198 ⦅ん? 日菜子 お前…⦆ 8 00:00:31,198 --> 00:00:34,434 ♬~ 9 00:00:34,434 --> 00:00:37,571 ⦅父さんの教えを ちゃんと守っているようだな⦆ 10 00:00:37,571 --> 00:00:40,941 ⦅当然でしょ お父さん⦆ 11 00:00:40,941 --> 00:00:43,310 ⦅推しの~~!➡ 12 00:00:43,310 --> 00:00:45,812 グッズは~~!⦆ 13 00:00:45,812 --> 00:00:50,317 (日菜子・憲三郎) ⦅使ってこそ輝く!➡ 14 00:00:50,317 --> 00:00:52,352 ん?⦆ 15 00:00:52,352 --> 00:00:54,388 ⦅いってきま~す⦆ 16 00:00:54,388 --> 00:00:58,392 ♬~ 17 00:00:58,392 --> 00:01:02,829 ≪最近のグッズは デザインも おしゃれになったなぁ≫ 18 00:01:02,829 --> 00:01:06,099 ≪名前は ちょっと 読めなかったが≫ 19 00:01:06,099 --> 00:01:10,404 ≪健康のため なるべく階段を使う≫ 20 00:01:10,404 --> 00:01:13,740 ≪体をひねらず 同じ側の手と足を上げると➡ 21 00:01:13,740 --> 00:01:15,776 疲れにくい≫ 22 00:01:15,776 --> 00:01:19,212 ≪私の好きな格闘漫画で 覚えた知識だ≫ 23 00:01:19,212 --> 00:01:24,117 ♬~ 24 00:01:24,117 --> 00:01:26,153 ⦅んっ⦆ 25 00:01:26,153 --> 00:01:29,389 ⦅んんっ⦆ 26 00:01:29,389 --> 00:01:32,492 ≪21世紀になっても 紙の伝票整理には➡ 27 00:01:32,492 --> 00:01:35,228 そろばんの方が早い≫ 28 00:01:35,228 --> 00:01:37,230 ⦅カチッ⦆ 29 00:01:39,399 --> 00:01:42,936 ≪ここのカレーなら 毎日でも かまわない≫ 30 00:01:42,936 --> 00:01:44,972 ⦅ごちそうさまでした⦆ 31 00:01:44,972 --> 00:01:47,174 ⦅大将 うまかったよ⦆ 32 00:01:47,174 --> 00:01:49,576 (大将)⦅はい ありがとね⦆ 33 00:01:49,576 --> 00:01:52,612 (職員)⦅ええ~ 来期の交通安全啓発ポスターの➡ 34 00:01:52,612 --> 00:01:55,849 図案なんですが 今回は 人気アニメ➡ 35 00:01:55,849 --> 00:01:59,286 「機械獣士ワイバーン」を 起用することを提案します⦆ 36 00:01:59,286 --> 00:02:01,822 ⦅えっ そういうの 許可とか取れるの?⦆ 37 00:02:01,822 --> 00:02:04,925 ⦅それがですね 原作者の漫画家さんは➡ 38 00:02:04,925 --> 00:02:07,027 この妻沼田市在住で➡ 39 00:02:07,027 --> 00:02:11,298 内々に打診をしたら どうやら オッケーもらえそうらしくて⦆ 40 00:02:11,298 --> 00:02:13,433 ⦅う~ん…➡ 41 00:02:13,433 --> 00:02:16,536 これではダメだな⦆ (職員たち)⦅えっ?⦆ 42 00:02:16,536 --> 00:02:18,572 ⦅ドン!⦆ ⦅バン!⦆ 43 00:02:18,572 --> 00:02:21,141 ⦅この絵では キャラクターが 二人とも笑顔だが➡ 44 00:02:21,141 --> 00:02:23,176 「機械獣士ワイバーン」のヒロイン フィーニスは➡ 45 00:02:23,176 --> 00:02:25,212 基本 クールで ミステリアスなキャラで➡ 46 00:02:25,212 --> 00:02:27,247 本編でも ほとんど笑わない⦆ 47 00:02:27,247 --> 00:02:29,683 ⦅たとえ 啓発ポスターでも そういう基本設定を➡ 48 00:02:29,683 --> 00:02:32,519 崩すことは許されないし 作品に失礼だ⦆ 49 00:02:32,519 --> 00:02:34,721 ⦅やるからには きちんと 原作者の➡ 50 00:02:34,721 --> 00:02:38,692 須黒野先生の監修を受けなければ 後々 問題が起こりうるし➡ 51 00:02:38,692 --> 00:02:42,029 何より 原作への敬意を 忘れては いかんのだ⦆ 52 00:02:42,029 --> 00:02:44,398 ⦅こういう企画は そもそも アニメで➡ 53 00:02:44,398 --> 00:02:47,968 安易に地域おこしを企画する 自治体の多くが…⦆ 54 00:02:47,968 --> 00:02:52,139 (職員たち)⦅く… 詳しい~!⦆ 55 00:02:52,139 --> 00:02:55,609 ≪今日も 無事に 一日を終えた≫ 56 00:02:55,609 --> 00:02:58,712 ≪多くを望まず 自分に与えられた役割を➡ 57 00:02:58,712 --> 00:03:00,680 きっちりと果たす≫ 58 00:03:00,680 --> 00:03:03,917 ≪私は この人生に満足している≫ 59 00:03:03,917 --> 00:03:06,386 ⦅あっ!⦆ ⦅ん?⦆ 60 00:03:06,386 --> 00:03:09,056 ⦅プーッ!(クラクション)⦆ 61 00:03:09,056 --> 00:03:11,091 ⦅プーッ!⦆ 62 00:03:11,091 --> 00:03:13,894 ≪間に合わない!≫ ⦅キキィー!(ブレーキ音)⦆ 63 00:03:15,328 --> 00:03:20,033 ≪というわけで 私は 今 なぜか 異世界にいる≫ 64 00:03:20,033 --> 00:03:22,602 ≪たとえ どんな人物に転生しようとも➡ 65 00:03:22,602 --> 00:03:26,740 私は その世界での役割を きっちりと果たすつもりだ≫ 66 00:03:26,740 --> 00:03:28,775 (学園長)おっ。 ≪が…≫ 67 00:03:28,775 --> 00:03:31,778 (グレイス・オーヴェルヌ) ご機嫌麗しゅう 学園長先生。 68 00:03:31,778 --> 00:03:33,880 (学園長)うむ。 69 00:03:35,348 --> 00:03:39,653 んん…。 ≪こんな私に どうしろと?≫ 70 00:03:41,021 --> 00:03:48,161 ♬~ 71 00:03:48,161 --> 00:03:54,868 ♬~ 72 00:03:58,572 --> 00:04:06,446 ♬~ 73 00:04:06,446 --> 00:04:09,649 ♬~ 74 00:04:09,649 --> 00:04:15,555 ♬~ 75 00:04:16,857 --> 00:04:22,062 ♬~ 76 00:04:25,966 --> 00:04:45,018 ♬~ 77 00:04:45,018 --> 00:05:03,637 ♬~ 78 00:05:20,987 --> 00:05:25,492 ≪どういうわけか 悪役令嬢に転生した私だったが➡ 79 00:05:25,492 --> 00:05:27,827 この 乙女ゲームとおぼしき世界にも➡ 80 00:05:27,827 --> 00:05:30,297 順応することはできた≫ 81 00:05:30,297 --> 00:05:32,966 ≪最大の障害は 私自身が➡ 82 00:05:32,966 --> 00:05:35,836 乙女ゲームは 専門外であることだが➡ 83 00:05:35,836 --> 00:05:38,638 それでも これは はっきりと分かるぞ≫ 84 00:05:41,141 --> 00:05:45,245 ≪これが 攻略対象か!≫ 85 00:05:45,245 --> 00:05:47,280 ≪まぶしい!≫ 86 00:05:47,280 --> 00:05:49,816 (ヴィルジール) 入学式の日にも会ったね アンナ。 87 00:05:49,816 --> 00:05:51,851 (アンナ)あっ は… はい! 88 00:05:51,851 --> 00:05:54,821 (ヴィルジール) ここが 我が学園の生徒会室。➡ 89 00:05:54,821 --> 00:05:58,592 改めて 私が 生徒会会長の➡ 90 00:05:58,592 --> 00:06:00,794 ヴィルジール・ヴィエルジだ。➡ 91 00:06:00,794 --> 00:06:04,431 彼は 保安部部長 オーギュスト・リオン。 92 00:06:04,431 --> 00:06:06,100 (オーギュスト)よっ! (ヴィルジール)副会長➡ 93 00:06:06,100 --> 00:06:09,903 リシャール・ヴェルソー。➡ 94 00:06:09,903 --> 00:06:12,505 書記 ピエール・ジェモー。 95 00:06:12,505 --> 00:06:14,741 (ピエール)よろしくお願いします。 96 00:06:14,741 --> 00:06:17,110 (ヴィルジール) 今 いるのは 皆 2年生だ。➡ 97 00:06:17,110 --> 00:06:19,279 ほかのメンバーも 今度 紹介するよ。 98 00:06:19,279 --> 00:06:21,982 (アンナ)あっ はい。 そうなんですね。 99 00:06:21,982 --> 00:06:24,684 ≪この面々は見覚えがある≫ 100 00:06:24,684 --> 00:06:27,520 ≪「マジカル学園 ラブ&ビースト」のジャケ絵に➡ 101 00:06:27,520 --> 00:06:29,556 描いてあった顔だ≫ 102 00:06:29,556 --> 00:06:33,560 ≪つまり このゲームの目的は 彼ら 攻略対象の誰かと➡ 103 00:06:33,560 --> 00:06:37,163 主人公であるアンナが 恋を成就させること≫ 104 00:06:37,163 --> 00:06:40,901 ≪となると… 悪役令嬢グレイスの役割は➡ 105 00:06:40,901 --> 00:06:44,871 その恋路を邪魔すること ということになる≫ 106 00:06:44,871 --> 00:06:46,940 (ヴィルジール)では 本題に入ろう。 107 00:06:46,940 --> 00:06:50,210 グレイス・オーヴェルヌ そして アンナ・ドール➡ 108 00:06:50,210 --> 00:06:53,113 二人に 我が生徒会に加入してもらいたい。 109 00:06:53,113 --> 00:06:55,148 (アンナ)えっ! ≪はて➡ 110 00:06:55,148 --> 00:06:58,285 しかし 恋路の邪魔って 具体的には どうするんだ?≫ 111 00:06:58,285 --> 00:07:01,888 ≪ぱっと思いつかないな。 困ったぞ…≫ 112 00:07:01,888 --> 00:07:03,923 (アンナ)ま… 待ってください。➡ 113 00:07:03,923 --> 00:07:06,626 ここは 貴族の皆様の学園ですよね?➡ 114 00:07:06,626 --> 00:07:10,630 平民の私なんかが 生徒会に入って いいものなんですか? 115 00:07:10,630 --> 00:07:14,200 (ヴィルジール)だそうだけど グレイス 君は どう思う? 116 00:07:14,200 --> 00:07:17,037 えっ? あっ ええ…。 117 00:07:17,037 --> 00:07:19,806 ≪グレイスの知識によると…≫ 118 00:07:19,806 --> 00:07:23,243 ここの生徒会は 成績や家柄を考慮して➡ 119 00:07:23,243 --> 00:07:26,713 生徒会長が任命するのが 習わしだそうですから➡ 120 00:07:26,713 --> 00:07:30,050 アンナさんは平民ですが 入試成績はトップ。 121 00:07:30,050 --> 00:07:33,687 いえ むしろ 平民でありながら トップということは➡ 122 00:07:33,687 --> 00:07:35,855 それだけ高い能力を お持ちであることの➡ 123 00:07:35,855 --> 00:07:39,759 証左ですので 生徒会メンバーに ぜひ欲しい➡ 124 00:07:39,759 --> 00:07:42,562 と 殿下がお考えになるのも 当然でありましょう。 125 00:07:42,562 --> 00:07:46,166 (オーギュスト)いや… こいつは驚いたな グレイス。 126 00:07:46,166 --> 00:07:49,169 ん? (オーギュスト)お前さんなら 絶対➡ 127 00:07:49,169 --> 00:07:51,971 「平民を生徒会に加えるなんて➡ 128 00:07:51,971 --> 00:07:54,574 学園の伝統を汚す行いですわ!」➡ 129 00:07:54,574 --> 00:07:56,609 とか言いだすと思ったんだが。 130 00:07:56,609 --> 00:07:58,712 んんっ! ≪そっちか~!≫ 131 00:07:58,712 --> 00:08:00,680 ≪部下の勤務評定のノリで➡ 132 00:08:00,680 --> 00:08:03,650 つい 客観的な評価を 下してしまった!≫ 133 00:08:03,650 --> 00:08:06,386 ≪アンナも そんな 「友達と言ってくださったのは➡ 134 00:08:06,386 --> 00:08:09,556 本心なのですね!」みたいな目で 見るんじゃない!≫ 135 00:08:09,556 --> 00:08:14,127 ≪いや 落ち着け。 今の私は 悪役令嬢グレイス・オーヴェルヌ≫ 136 00:08:14,127 --> 00:08:16,162 ≪真の悪役なら ヒロインを➡ 137 00:08:16,162 --> 00:08:19,099 ただ 攻略対象から遠ざけて 済ませるはずがない≫ 138 00:08:19,099 --> 00:08:21,634 ≪そう つまり これも作戦➡ 139 00:08:21,634 --> 00:08:24,337 ということにするならば…≫ 140 00:08:24,337 --> 00:08:29,309 ふっ ふふふっ… 一つ 言っておきますけれど アンナ➡ 141 00:08:29,309 --> 00:08:32,011 あなたが この生徒会に加入なさったなら➡ 142 00:08:32,011 --> 00:08:35,081 貴族社会のマナーや礼儀作法…➡ 143 00:08:35,081 --> 00:08:37,283 んっ! 覚えなければならないことが➡ 144 00:08:37,283 --> 00:08:39,986 山のようにありましてよ! それらを 皆➡ 145 00:08:39,986 --> 00:08:42,689 私が 徹底的に教えてさしあげますわ! 146 00:08:42,689 --> 00:08:44,924 お覚悟はよろしくて⁉ 147 00:08:44,924 --> 00:08:47,027 ふふふっ。 ≪よし これだ!≫ 148 00:08:47,027 --> 00:08:51,598 ≪ザ・高圧的な態度! 今のキープ。 今の感じ キープだぞ≫ 149 00:08:51,598 --> 00:08:55,301 アンナ あなたが この生徒会に加入なさったなら➡ 150 00:08:55,301 --> 00:08:57,570 貴族社会のマナーや礼儀作法➡ 151 00:08:57,570 --> 00:09:00,907 覚えなければならないことが 山のようにありましてよ。 152 00:09:00,907 --> 00:09:04,344 ≪こ… 高圧的に 高圧的にだ!≫ 153 00:09:04,344 --> 00:09:09,215 それらを 皆 私が 徹底的に教えてさしあげますわ。 154 00:09:09,215 --> 00:09:11,251 お覚悟はよろしくて? 155 00:09:11,251 --> 00:09:14,053 ≪いや 下手か。 下手こいたか!≫ 156 00:09:14,053 --> 00:09:16,356 (アンナ)ああっ そ… それなら➡ 157 00:09:16,356 --> 00:09:20,994 私 生徒会で 一生懸命 頑張ります! 158 00:09:20,994 --> 00:09:26,166 ああ。 グレイスが そう言ってくれるのなら安心だね。 159 00:09:26,166 --> 00:09:29,269 (オーギュスト)正直 言って 見直したぜ グレイス。➡ 160 00:09:29,269 --> 00:09:31,671 お前も大人になったもんだな。 161 00:09:31,671 --> 00:09:33,973 (ピエール)ご立派です グレイス様。 162 00:09:33,973 --> 00:09:37,410 ♬~ 163 00:09:37,410 --> 00:09:41,848 い… いえ 公爵家の娘として 当然のことですわ。 164 00:09:41,848 --> 00:09:44,517 (ヴィルジール)それじゃあ 手続きを進めておくから➡ 165 00:09:44,517 --> 00:09:47,253 来週から 君たちは生徒会のメンバーだ。➡ 166 00:09:47,253 --> 00:09:49,289 よろしく頼むよ。 167 00:09:49,289 --> 00:09:52,459 はぁ~ なんだか 夢を見てるみたいです。 168 00:09:52,459 --> 00:09:55,762 現実よ アンナ。 気を しっかり持ちなさい。 169 00:09:55,762 --> 00:09:59,866 そ… そうですよね! ちゃんとします! 170 00:09:59,866 --> 00:10:03,102 ≪まあ 今日のところは これでよしとしよう≫ 171 00:10:03,102 --> 00:10:05,138 ≪同じ生徒会で活動していれば➡ 172 00:10:05,138 --> 00:10:08,341 これから アンナが どの 攻略対象とのルートに入るのか➡ 173 00:10:08,341 --> 00:10:10,410 すぐ分かるだろうし…≫ 174 00:10:10,410 --> 00:10:13,446 ≪果たして お相手は ヴィルジール王子か➡ 175 00:10:13,446 --> 00:10:15,882 細マッチョ保安部イケメンか➡ 176 00:10:15,882 --> 00:10:18,051 無口なロン毛イケメンか➡ 177 00:10:18,051 --> 00:10:20,520 黒髪真面目イケメンか≫ 178 00:10:20,520 --> 00:10:22,522 ふん…。 ≪ふん…≫ 179 00:10:24,824 --> 00:10:27,126 ≪名前 なんだっけ?≫ 180 00:10:27,126 --> 00:10:29,729 (ナレーション)< そんな いっぺんに カタカナの名前を➡ 181 00:10:29,729 --> 00:10:32,532 覚えきれない憲三郎であった> 182 00:10:34,234 --> 00:10:36,836 (ガーネット)それでは 皆さん 本日から いよいよ➡ 183 00:10:36,836 --> 00:10:39,906 魔法陣を使った 魔法の実技授業を始めます。 184 00:10:39,906 --> 00:10:42,675 (アンナ)はははっ。 (ガーネット)この中庭には➡ 185 00:10:42,675 --> 00:10:47,647 結界が張られているので 外への 魔法の影響は心配ありません。➡ 186 00:10:47,647 --> 00:10:50,884 魔法杖で 基礎法陣をダウンロード。➡ 187 00:10:50,884 --> 00:10:54,854 その中に古代魔術文字で 命令を書き込みます。➡ 188 00:10:54,854 --> 00:10:58,458 「光の粒よ 舞え」。 189 00:11:00,927 --> 00:11:03,396 (一同)わあ~! 190 00:11:03,396 --> 00:11:06,866 それでは 教科書の基本項目にある 魔術文字を…。 191 00:11:06,866 --> 00:11:08,902 (男子生徒)先生。 ん? 192 00:11:08,902 --> 00:11:13,339 どうして 命令を書き込むのに 普通の文字ではダメなんですか? 193 00:11:13,339 --> 00:11:16,376 魔術文字を 一から覚えるのは 大変では…。 194 00:11:16,376 --> 00:11:19,546 いい質問です。 普通の文字を使うと➡ 195 00:11:19,546 --> 00:11:21,581 それを見ている ほかの人…➡ 196 00:11:21,581 --> 00:11:24,984 特に魔術師でない人にも 意味が分かりますね。➡ 197 00:11:24,984 --> 00:11:29,122 すると それらの魔力のない思念も 混ざり込んでしまい➡ 198 00:11:29,122 --> 00:11:31,724 術の力が分散してしまうのです。 199 00:11:31,724 --> 00:11:34,994 (アンナ)つまり 魔法を使う人にしか 分からない言葉を➡ 200 00:11:34,994 --> 00:11:37,997 使う必要がある ということですか?➡ 201 00:11:37,997 --> 00:11:40,767 でも それなら 自分にしか分からない文字を➡ 202 00:11:40,767 --> 00:11:45,471 自分で考えて使えばいい ということになりませんか? 203 00:11:45,471 --> 00:11:47,807 それも いい質問です。 204 00:11:47,807 --> 00:11:52,045 魔法の呪文や 魔法陣の命令に言葉を使うのは➡ 205 00:11:52,045 --> 00:11:56,182 言葉の中に含まれる 言霊の力を使うためです。 206 00:11:56,182 --> 00:12:01,054 言霊とは 言葉それ自体に 秘められた魔力なのですが➡ 207 00:12:01,054 --> 00:12:04,123 言葉が言霊を持つためには その言葉が➡ 208 00:12:04,123 --> 00:12:08,528 大勢の人に 何世代にもわたって 使われた歴史が必要なのです。 209 00:12:08,528 --> 00:12:10,863 だから 魔法に使うための言葉は➡ 210 00:12:10,863 --> 00:12:14,467 かつて 使われていたけれど 今は使われていない➡ 211 00:12:14,467 --> 00:12:17,804 古代魔術文字が最適 というわけです。 212 00:12:17,804 --> 00:12:20,540 (アンナ) なるほど。 よく分かりました! 213 00:12:20,540 --> 00:12:22,942 (ガーネット) それでは 各自 始めてください。 214 00:12:22,942 --> 00:12:25,511 ≪待てよ。 歴史のある言葉で➡ 215 00:12:25,511 --> 00:12:29,115 ここでは使われていない言葉 ということなら…≫ 216 00:12:30,917 --> 00:12:33,486 んっ。 217 00:12:33,486 --> 00:12:35,788 ≪「火」≫ あっ。 218 00:12:37,557 --> 00:12:40,727 ≪もう一つ 「火」を≫ 219 00:12:40,727 --> 00:12:43,296 ボォー! (生徒たち)おお~! 220 00:12:43,296 --> 00:12:47,200 (アンナ)さすが グレイス様! (ジョーヌ)ああっ…。 何 今の! 221 00:12:47,200 --> 00:12:51,037 (ヴィオレ)公爵家の 秘伝の文字か何かかしら。 222 00:12:51,037 --> 00:12:54,040 (ツッチー) ちっ なんだよ あのくらい。➡ 223 00:12:54,040 --> 00:12:58,244 俺だって 家庭教師に就いて 魔法陣の勉強をしてきたんだ。 224 00:12:58,244 --> 00:13:00,213 見てろよ。 225 00:13:00,213 --> 00:13:03,950 「現れよ 魔法陣」! 226 00:13:03,950 --> 00:13:07,754 ≪さすが アンナ。 魔法陣の輝きが違う≫ 227 00:13:07,754 --> 00:13:11,324 ≪潜在魔力量が それだけ大きいということか≫ 228 00:13:11,324 --> 00:13:13,526 ⚞(女子生徒)きゃあ~! ⚞(男子生徒)うわ~! 229 00:13:14,927 --> 00:13:17,897 ズシン! (一同)うわ~! 230 00:13:17,897 --> 00:13:20,166 あれは ゴーレム⁉ 231 00:13:20,166 --> 00:13:23,503 大変だ! ツッチー君が 魔力をゴーレムに与え過ぎて➡ 232 00:13:23,503 --> 00:13:25,972 倒れてるぞ! あぁ…。 233 00:13:25,972 --> 00:13:28,074 グオー! 234 00:13:30,243 --> 00:13:32,712 ああっ…。 ≪ゴーレムが こっちに…≫ 235 00:13:32,712 --> 00:13:34,914 ≪アンナの魔力に引かれている≫ 236 00:13:34,914 --> 00:13:38,117 アンナ 魔法陣を消して。 逃げますわよ! 237 00:13:38,117 --> 00:13:41,354 (アンナ)えっ? えっ? えっ えっ… 消すって どうやるんですか⁉ 238 00:13:41,354 --> 00:13:44,490 ≪魔法陣の魔力を使いきらないと 消えないのか≫ 239 00:13:44,490 --> 00:13:46,726 ≪それなら イチかバチか≫ 240 00:13:46,726 --> 00:13:50,430 やるしかありませんわ。 魔法陣を借りますわよ アンナ。 241 00:13:52,832 --> 00:13:54,867 「停止」! ≪「停止」!≫ 242 00:13:54,867 --> 00:14:03,242 ♬~ 243 00:14:03,242 --> 00:14:05,978 (アンナ)ああっ…。 ふぅ…。 244 00:14:05,978 --> 00:14:09,782 (ガーネット)あとで職員室に来なさい! (ツッチー)はい…。 245 00:14:09,782 --> 00:14:11,818 (ジョーヌ)止まった。 (ヴィオレ)すごい。 246 00:14:11,818 --> 00:14:13,853 (マロン)どんな魔法を? 247 00:14:13,853 --> 00:14:18,291 ≪慌てて書いたので どうなることかと思ったが➡ 248 00:14:18,291 --> 00:14:22,495 意外と この世界は 判定がルーズなんだな≫ 249 00:14:22,495 --> 00:14:25,098 んっ! ≪通じたから良し!≫ 250 00:14:30,670 --> 00:14:34,140 (ジョゼット)≪私はジョゼット。 オーヴェルヌ公爵家にお仕えする➡ 251 00:14:34,140 --> 00:14:36,709 メイド見習いなのです。➡ 252 00:14:36,709 --> 00:14:41,114 最近 うちのお嬢様の様子が おかしいのです≫ 253 00:14:44,984 --> 00:14:47,954 (ジョゼット)⦅お… お嬢様 お言いつけの本を➡ 254 00:14:47,954 --> 00:14:50,957 持ってきました⦆ ⦅ありがとう⦆ 255 00:14:50,957 --> 00:14:53,893 ⦅そこに置いておいて⦆ ⦅はえっ!⦆ 256 00:14:53,893 --> 00:14:56,095 (ジョゼット)≪や… やっぱり おかしいのです!➡ 257 00:14:56,095 --> 00:14:58,131 グレイスお嬢様といえば➡ 258 00:14:58,131 --> 00:15:00,099 見た目は天国 性格は地獄!➡ 259 00:15:00,099 --> 00:15:04,604 何をやっても 返ってくるのは 文句か お小言だったはずなのに≫ 260 00:15:05,972 --> 00:15:09,809 (メイド)最近 グレイス様 随分 穏やかになられたわよね。 261 00:15:09,809 --> 00:15:12,678 何か いいことでもあったのかしら。 262 00:15:12,678 --> 00:15:16,649 (メイド)そうね。 そんな 単純なことだったらいいけれど。➡ 263 00:15:16,649 --> 00:15:20,153 嵐の前の静けさってことない? (メイド)どういうこと? 264 00:15:20,153 --> 00:15:24,290 例えば 私たちを もう クビにすることを決めていて➡ 265 00:15:24,290 --> 00:15:27,860 それを言い渡す日までだけ 優しくしているとか。 266 00:15:27,860 --> 00:15:30,863 ああ~ 家畜が売られる前の日に➡ 267 00:15:30,863 --> 00:15:33,599 おいしい餌をもらえるみたいな? 268 00:15:33,599 --> 00:15:36,035 そうそう。 (ジョゼット)なっ⁉ 269 00:15:36,035 --> 00:15:38,738 ≪家畜が売られる前⁉≫ 270 00:15:38,738 --> 00:15:42,341 ≪も… もしも 誰かが売られるとしたら➡ 271 00:15:42,341 --> 00:15:45,411 きっと ここで いちばんドジな私なのです≫ 272 00:15:45,411 --> 00:15:47,647 あっ! カチャン! 273 00:15:47,647 --> 00:15:52,118 あっ! ≪や… やってしまったのです!≫ 274 00:15:52,118 --> 00:15:54,420 ジョゼット? うっ ううっ…。 275 00:15:54,420 --> 00:15:57,623 大丈夫? ケガはない? はえっ! 276 00:15:57,623 --> 00:15:59,659 ≪や… 優しい!≫ 277 00:15:59,659 --> 00:16:02,462 ≪これは もう いよいよなのです≫ 278 00:16:02,462 --> 00:16:06,399 お… お嬢様 申し訳ないのです。 279 00:16:06,399 --> 00:16:09,468 でも せめて メイドを続けられるところへ➡ 280 00:16:09,468 --> 00:16:11,771 売ってほしいのです! 私を食べても➡ 281 00:16:11,771 --> 00:16:15,708 きっと おいしくないのです! ん? 282 00:16:15,708 --> 00:16:20,112 <最近 メイドたちの間で 広まっている うわさ話> 283 00:16:20,112 --> 00:16:25,151 <更に 父親としての 子育て経験などから…> 284 00:16:25,151 --> 00:16:27,353 チーン! 285 00:16:27,353 --> 00:16:30,957 <グレイス=憲三郎は 大体 察した> 286 00:16:30,957 --> 00:16:34,760 ジョゼット 誰に 何を聞いたのか知らないけれど➡ 287 00:16:34,760 --> 00:16:37,530 お前を どこかに売ったりはしませんわ。 288 00:16:37,530 --> 00:16:40,299 安心なさい。 はえっ! 289 00:16:40,299 --> 00:16:42,969 人は誰でも失敗をするし➡ 290 00:16:42,969 --> 00:16:46,205 ましてや お前は まだメイド見習いですもの。 291 00:16:46,205 --> 00:16:48,774 失敗する度に クビにしてしまったら➡ 292 00:16:48,774 --> 00:16:52,111 誰も一人前のメイドには なれなくなってしまいますわ。 293 00:16:52,111 --> 00:16:55,882 えっ じゃあ 私 売られないのです? 294 00:16:55,882 --> 00:16:57,917 ええ。 もちろんよ。 295 00:16:57,917 --> 00:17:01,220 で… でも 本当に それでいいのです⁉ 296 00:17:01,220 --> 00:17:03,890 ≪そうか グレイスは これまで ずっと➡ 297 00:17:03,890 --> 00:17:07,193 厳しい主人だったから 急に優しいことを言われても➡ 298 00:17:07,193 --> 00:17:09,262 混乱してしまうんだな≫ 299 00:17:09,262 --> 00:17:11,564 ≪これは 申し訳ないことをした≫ 300 00:17:11,564 --> 00:17:13,599 ≪かといって 今の私には➡ 301 00:17:13,599 --> 00:17:17,303 グレイスのような厳しさは 出せないし どうしたものか…≫ 302 00:17:17,303 --> 00:17:21,407 ≪厳しくなるのが無理ならば ここは…≫ 303 00:17:21,407 --> 00:17:25,044 あっ… ああっ…。 304 00:17:25,044 --> 00:17:27,480 ジョゼット。 ん? 305 00:17:27,480 --> 00:17:31,317 私 もう おなかいっぱいに なってしまったの。 306 00:17:31,317 --> 00:17:34,487 このお菓子 代わりに食べてくれないかしら? 307 00:17:34,487 --> 00:17:36,856 ≪徹底的に甘やかす!≫ 308 00:17:36,856 --> 00:17:39,992 えっ! ええ~⁉ 309 00:17:39,992 --> 00:17:42,762 ほら あ~ん。 ええっ…。 310 00:17:42,762 --> 00:17:46,032 (ジョゼット)≪ほ… 本当に 食べていいものなのです?➡ 311 00:17:46,032 --> 00:17:49,101 でも お嬢様も そう言ってるのです。➡ 312 00:17:49,101 --> 00:17:52,538 それに とっても おいしそうな匂いなのです。➡ 313 00:17:52,538 --> 00:17:57,009 うう~ おいしそう。 これは お国で いちばんおいしそう。➡ 314 00:17:57,009 --> 00:18:00,613 いや 世界で いちばん おいしそうなクッキーなのです。➡ 315 00:18:00,613 --> 00:18:02,815 ああ~ 世界のクッキーで…➡ 316 00:18:02,815 --> 00:18:06,752 ああ~ うう~ クッキーって なんです…≫ 317 00:18:06,752 --> 00:18:10,222 んん~! 318 00:18:10,222 --> 00:18:14,493 なんか 大事なことが あった気がするのですが➡ 319 00:18:14,493 --> 00:18:17,697 なんだか どうでもよくなったのです。 320 00:18:17,697 --> 00:18:20,566 ふんっ! 321 00:18:20,566 --> 00:18:23,769 (ジョゼット)お嬢様 どちらへ? 322 00:18:23,769 --> 00:18:27,940 これ もしかしたら ヴァルツ親方なら直せるかと思って。 323 00:18:27,940 --> 00:18:31,043 親方さん… なのです? 324 00:18:31,043 --> 00:18:34,380 ジョゼットは 会ったことがなかったかしら。 325 00:18:34,380 --> 00:18:37,183 ヴァルツ親方は ドワーフで…。 326 00:18:37,183 --> 00:18:39,352 カン! カン! 327 00:18:39,352 --> 00:18:42,521 我が公爵家お抱えの職人さんよ。 328 00:18:42,521 --> 00:18:45,791 ♬~ 329 00:18:45,791 --> 00:18:49,395 (ジョゼット)はあ~。 いかが? 親方。 直せますかしら? 330 00:18:49,395 --> 00:18:53,566 (ジョゼット)へえ~。 (ヴァルツ)直せるか… だって? 331 00:18:53,566 --> 00:18:56,836 お嬢さん そいつは質問が違うな。 332 00:18:56,836 --> 00:18:59,538 ん? 俺たちドワーフには➡ 333 00:18:59,538 --> 00:19:02,541 こう聞くんだ。 「いつまでに直る?」。 334 00:19:02,541 --> 00:19:07,313 答えは30… いやさ 20分だな。 335 00:19:07,313 --> 00:19:09,348 (2人)わあっ! 336 00:19:09,348 --> 00:19:11,717 そうね 失言でしたわ。 337 00:19:11,717 --> 00:19:15,521 すぐに かかってもらえるかしら 親方。 338 00:19:15,521 --> 00:19:19,625 ♬~ 339 00:19:19,625 --> 00:19:23,396 (ジョゼット)あっ。 直すところを見てもいいかしら? 340 00:19:23,396 --> 00:19:25,931 邪魔はしませんわ。 341 00:19:25,931 --> 00:19:28,200 ふっ。 342 00:19:28,200 --> 00:19:30,202 好きにしなせぇ。 343 00:19:32,805 --> 00:19:35,875 (ジョゼット)わあ~。 344 00:19:35,875 --> 00:19:38,744 ≪ファンタジー世界最高の 職人種族➡ 345 00:19:38,744 --> 00:19:41,480 ドワーフの仕事を 間近で見られるとは≫ 346 00:19:41,480 --> 00:19:43,516 ≪これは僥倖!≫ 347 00:19:43,516 --> 00:19:47,486 ≪しかし 明らかにゲームのシナリオに 無関係な このディテール≫ 348 00:19:47,486 --> 00:19:50,456 ≪やはり この世界は 単なる乙女ゲームの中では➡ 349 00:19:50,456 --> 00:19:52,658 ないのかもしれないなぁ≫ 350 00:19:54,827 --> 00:19:59,331 (ジョゼット)すごいのです! どこが壊れてたのか➡ 351 00:19:59,331 --> 00:20:02,101 分からないのです! 352 00:20:02,101 --> 00:20:05,971 ありがとう 親方。 とても いい仕事でしたわ。 353 00:20:05,971 --> 00:20:09,542 なに お嬢さんが来るのも 久しぶりなんでね。 354 00:20:09,542 --> 00:20:12,311 ちょいと 気合いが入っちまったのさ。 355 00:20:12,311 --> 00:20:16,816 久しぶり? (ヴァルツ)覚えていなさらねぇかな。➡ 356 00:20:16,816 --> 00:20:20,986 小さい頃のグレイスお嬢さんは よく ここに来て➡ 357 00:20:20,986 --> 00:20:25,057 飽きずに わしの作業を 眺めていらしたもんだったよ。 358 00:20:25,057 --> 00:20:27,526 ⦅わあ~!⦆ 359 00:20:27,526 --> 00:20:29,595 あっ…。 360 00:20:29,595 --> 00:20:32,865 ≪ああ~ 確かに記憶にある≫ 361 00:20:32,865 --> 00:20:36,068 ≪小さい頃のグレイスは この工房や 庭師の仕事を➡ 362 00:20:36,068 --> 00:20:39,405 眺めるのが 好きな子どもだったけれど➡ 363 00:20:39,405 --> 00:20:41,874 淑女教育を 受けるようになってから➡ 364 00:20:41,874 --> 00:20:46,512 淑女らしくないという理由で 徐々に足が遠のいて➡ 365 00:20:46,512 --> 00:20:48,881 自分にも他人にも厳しく➡ 366 00:20:48,881 --> 00:20:52,218 使用人たちへの対応も きついものになって➡ 367 00:20:52,218 --> 00:20:57,156 悪役令嬢グレイスの形が 出来上がっていったのだ≫ 368 00:20:57,156 --> 00:21:00,392 ♬~ 369 00:21:00,392 --> 00:21:05,865 ≪しかし 本来の 少女グレイスの性質は もっと…≫ 370 00:21:05,865 --> 00:21:09,268 (ジョゼット)お嬢様。 お嬢様?➡ 371 00:21:09,268 --> 00:21:12,171 グレイスお嬢様! あっ。 372 00:21:12,171 --> 00:21:16,108 あの… お嬢様? 373 00:21:16,108 --> 00:21:21,080 あっ え… ええ。 そろそろ 戻らないと。 374 00:21:21,080 --> 00:21:23,983 世話になったわね 親方。 375 00:21:25,484 --> 00:21:27,520 また…。 376 00:21:27,520 --> 00:21:34,326 ♬~ 377 00:21:34,326 --> 00:21:39,098 また 遊びに来てもいいかしら。 378 00:21:39,098 --> 00:21:41,634 おかしなことを聞きなさる。 379 00:21:41,634 --> 00:21:45,571 ここは あんたのお屋敷の庭だ。➡ 380 00:21:45,571 --> 00:21:48,374 好きなときに来なさりゃあいい。 381 00:21:48,374 --> 00:21:52,244 ♬~ 382 00:21:52,244 --> 00:21:55,848 ありがとう 親方。 では ごきげんよう。 383 00:21:58,050 --> 00:22:18,003 ♬~ 384 00:22:18,003 --> 00:22:28,013 ♬~ 385 00:22:28,013 --> 00:22:48,033 ♬~ 386 00:22:48,033 --> 00:22:51,937 ♬~ 387 00:22:57,676 --> 00:23:01,880 ♬~ 388 00:23:06,018 --> 00:23:15,995 ♬~ 389 00:23:15,995 --> 00:23:25,504 ♬~ 390 00:23:28,007 --> 00:23:32,011 親方! 親方 これなんですけれど…。 391 00:23:32,011 --> 00:23:35,381 (ヴァルツ) ん? どうなさった? お嬢さん。 392 00:23:35,381 --> 00:23:38,817 親方 こういうものを作れないかしら? 393 00:23:38,817 --> 00:23:42,054 計算器? それが? 394 00:23:42,054 --> 00:23:44,223 <異世界で そろばん> 395 00:23:44,223 --> 00:23:48,027 < 一体 何をするつもりなのか 憲三郎> 396 00:23:55,034 --> 00:23:57,236 須黒野エイジ先生に お願いするならば➡ 397 00:23:57,236 --> 00:24:00,406 代表作である「妖怪探偵ギンガ」も 一読しておくべきだ。 398 00:24:00,406 --> 00:24:04,243 そういう意味では 隣の花節市が 「音速少年ゲン」のコラボ企画に➡ 399 00:24:04,243 --> 00:24:08,013 当時の作監である西崎健氏を 起用したというのは 見事だった。 400 00:24:08,013 --> 00:24:11,817 映画化された「惑星少女」の作者 奥屋公彦先生や➡ 401 00:24:11,817 --> 00:24:14,320 蛇川うろこ先生の作品の取り…。