1 00:00:32,332 --> 00:00:34,868 (屯田林憲三郎・心の声) ≪王立魔法学園を舞台にした➡ 2 00:00:34,868 --> 00:00:38,272 乙女ゲーム 「マジカル学園 ラブ&ビースト」≫ 3 00:00:38,272 --> 00:00:40,407 ≪攻略対象となるのは 彼ら➡ 4 00:00:40,407 --> 00:00:43,877 イケメン生徒会メンバーである≫ 5 00:00:43,877 --> 00:00:46,079 ≪生徒会は ヴィルジールをはじめとする➡ 6 00:00:46,079 --> 00:00:49,082 選ばれた生徒たちによる 自治組織であり➡ 7 00:00:49,082 --> 00:00:52,185 そこに名を連ねるのが 私 グレイスと➡ 8 00:00:52,185 --> 00:00:54,388 平民出身のアンナ≫ 9 00:00:54,388 --> 00:00:57,324 ≪これが 現在の生徒会メンバーだ≫ 10 00:00:57,324 --> 00:00:59,359 (グレイス・オーヴェルヌ)ふん…。 11 00:00:59,359 --> 00:01:01,562 ≪いまだに カンペがないと つらい≫ 12 00:01:03,163 --> 00:01:06,266 ≪といっても ここは 貴族社会の学園≫ 13 00:01:06,266 --> 00:01:10,003 ≪そのメンバーは 家柄と能力によって選出される≫ 14 00:01:10,003 --> 00:01:14,174 ≪つまり 彼らは皆 この学園と 生徒会で経験を積み➡ 15 00:01:14,174 --> 00:01:19,613 将来は 実際に 国家を統治する 地位に就く者たちなのである≫ 16 00:01:19,613 --> 00:01:23,784 ≪そんな彼らこそが この世界の攻略対象≫ 17 00:01:23,784 --> 00:01:27,287 ≪そして 私は 一つのことに気付いた≫ 18 00:01:27,287 --> 00:01:31,224 ≪乙女ゲーム世界の攻略対象は 全て➡ 19 00:01:31,224 --> 00:01:33,894 髪の毛の情報量が多い!≫ 20 00:01:33,894 --> 00:01:35,929 ≪モブキャラたちと比べても➡ 21 00:01:35,929 --> 00:01:38,231 圧倒的に髪型が凝っている≫ 22 00:01:38,231 --> 00:01:41,168 ≪つまり この世界では 髪の情報量こそが➡ 23 00:01:41,168 --> 00:01:43,704 モテの重大な要素≫ 24 00:01:43,704 --> 00:01:48,442 ≪髪でモテを強化できるのも 若いうちだけだしねぇ≫ 25 00:01:48,442 --> 00:01:50,711 ≪となると 男子の髪について➡ 26 00:01:50,711 --> 00:01:53,380 アンナが どんな考えを持っているかが➡ 27 00:01:53,380 --> 00:01:57,484 今後の展開に 大きく関わってくるはず≫ 28 00:01:57,484 --> 00:02:00,954 アンナ 一つ伺ってもよろしいかしら? 29 00:02:00,954 --> 00:02:04,825 (アンナ)は… はい。 生徒会の中で…➡ 30 00:02:04,825 --> 00:02:08,328 いえ それに限らなくてもいいですわね。 31 00:02:08,328 --> 00:02:10,330 (アンナ)ん? あなたは➡ 32 00:02:11,765 --> 00:02:16,970 髪に気を遣う殿方について どんな考えを お持ちかしら? 33 00:02:16,970 --> 00:02:19,639 (アンナ)えっ…。➡ 34 00:02:19,639 --> 00:02:23,176 あっ はい。 その…➡ 35 00:02:23,176 --> 00:02:27,280 髪のきれいな女性って とっても憧れます。 36 00:02:28,548 --> 00:02:31,218 そう。 分かりましたわ。 37 00:02:31,218 --> 00:02:33,620 ごめんなさいね 変なことを聞いて。 38 00:02:33,620 --> 00:02:36,423 (アンナ)い… いえ そんなことは! 39 00:02:36,423 --> 00:02:39,059 ≪きれい系が好みか≫ 40 00:02:39,059 --> 00:02:42,529 ≪となると 本命は ロン毛の副会長か≫ 41 00:02:42,529 --> 00:02:46,433 ≪いや 色のきれいさなら 王子の金髪かな?≫ 42 00:02:46,433 --> 00:02:48,468 ≪グレイス様の髪って➡ 43 00:02:48,468 --> 00:02:51,605 どうやって 巻いてらっしゃるのかしら?≫ 44 00:02:51,605 --> 00:02:54,875 ≪まあ 悪役令嬢グレイス としては ともかく➡ 45 00:02:54,875 --> 00:02:58,979 今の私としては アンナには いちばん幸せになれる相手と➡ 46 00:02:58,979 --> 00:03:01,581 結ばれてほしいものだ≫ 47 00:03:01,581 --> 00:03:03,884 (日菜子・回想) ((幸せかどうかは ともかく➡ 48 00:03:03,884 --> 00:03:07,487 結ばれる攻略難易度が いちばん高いのは➡ 49 00:03:07,487 --> 00:03:10,490 やっぱり ヴィルジール王子だね~!➡ 50 00:03:10,490 --> 00:03:14,628 王子は 一見 誰にでも優しく 人当たりのいい人格者だけど➡ 51 00:03:14,628 --> 00:03:16,963 実は 生まれたときから 次代の王として➡ 52 00:03:16,963 --> 00:03:20,934 育てられたせいで 全ての人を 国家に有用かどうかで➡ 53 00:03:20,934 --> 00:03:23,804 値踏みしてしまう性格なのよ!)) 54 00:03:23,804 --> 00:03:28,041 ((だから 王子を攻略するためには まず 生徒会の仕事で➡ 55 00:03:28,041 --> 00:03:30,911 主人公の有能さを 認めさせないと➡ 56 00:03:30,911 --> 00:03:33,880 スタートラインにも 立てないってわけ!)) 57 00:03:33,880 --> 00:03:36,550 ((ふ~ん。 大変だな)) 58 00:03:36,550 --> 00:03:40,620 ((いや 主人公も そうだけど その王子君…)) 59 00:03:40,620 --> 00:03:45,258 ≪恋愛についても そういう視点で 人を見てしまうとしたら➡ 60 00:03:45,258 --> 00:03:49,563 王子様に生まれるのも 楽じゃないってことだよなぁ≫ 61 00:03:50,997 --> 00:03:58,138 ♬~ 62 00:03:58,138 --> 00:04:04,845 ♬~ 63 00:04:08,548 --> 00:04:16,423 ♬~ 64 00:04:16,423 --> 00:04:19,626 ♬~ 65 00:04:19,626 --> 00:04:25,432 ♬~ 66 00:04:26,833 --> 00:04:32,038 ♬~ 67 00:04:35,942 --> 00:04:54,995 ♬~ 68 00:04:54,995 --> 00:05:13,513 ♬~ 69 00:05:33,733 --> 00:05:38,071 (ヴィルジール)≪今日の二人の仕事は 生徒会の予算チェックか。➡ 70 00:05:38,071 --> 00:05:41,942 アンナ・ドール。 成績優秀なだけでなく➡ 71 00:05:41,942 --> 00:05:45,512 地道な仕事に 嫌な顔も見せず 取り組む性格。➡ 72 00:05:45,512 --> 00:05:48,782 将来 有望な人材と言っていい。➡ 73 00:05:48,782 --> 00:05:50,817 グレイス・オーヴェルヌ。➡ 74 00:05:50,817 --> 00:05:54,921 公爵家の血統と 高い魔法適性を併せ持つ令嬢。➡ 75 00:05:54,921 --> 00:05:57,958 そのうえ 最近 人当たりもよくなった。➡ 76 00:05:57,958 --> 00:06:01,094 何が 彼女を ここまで 変えたのかは分からないが➡ 77 00:06:01,094 --> 00:06:05,966 よい傾向だ。 そして 彼女は 私の婚約者でもある。➡ 78 00:06:05,966 --> 00:06:10,737 とはいえ これは国家にとって 必要な婚姻であるというだけで➡ 79 00:06:10,737 --> 00:06:13,206 幼い頃からの間柄といっても➡ 80 00:06:13,206 --> 00:06:17,177 彼女に恋愛的な感情を 抱いたことはない≫ 81 00:06:17,177 --> 00:06:19,479 ≪だが それでいいのだ≫ 82 00:06:19,479 --> 00:06:22,449 ≪私は この国の王となるため 生まれた身≫ 83 00:06:22,449 --> 00:06:24,484 ≪私の妻たる女性は➡ 84 00:06:24,484 --> 00:06:28,321 そのために有用であること以上を 望む必要はない≫ 85 00:06:28,321 --> 00:06:30,390 う~ん…。➡ 86 00:06:30,390 --> 00:06:33,126 グレイス様 ちょっと よろしいですか? 87 00:06:33,126 --> 00:06:35,862 ん? (アンナ)こことここの合計は➡ 88 00:06:35,862 --> 00:06:40,267 同じ数字になるはずなのですが どうしても違ってしまって。 89 00:06:40,267 --> 00:06:43,603 ふん… 計算が合わないと。 90 00:06:43,603 --> 00:06:47,207 そうそう あれを持ってきていたのだったわ。 91 00:06:50,010 --> 00:06:52,612 グレイス様 それは? 92 00:06:52,612 --> 00:06:55,215 東洋の計算器よ。 93 00:06:55,215 --> 00:06:58,618 うちの腕利きの職人に頼んで 作ってもらったの。 94 00:07:00,587 --> 00:07:04,891 2つの数字の差額は 8万6400マニー。 95 00:07:04,891 --> 00:07:09,963 でも 8万6400マニーの項目は 表の中にはないと。 96 00:07:09,963 --> 00:07:13,800 そういうときは 9で割る。 97 00:07:13,800 --> 00:07:17,671 8万6400を9で割ると 9600。 98 00:07:17,671 --> 00:07:21,474 アンナ 表の中に9600マニーの項目は? 99 00:07:21,474 --> 00:07:24,744 えっ? あっ ありました!➡ 100 00:07:24,744 --> 00:07:29,049 9600マニーの項目! 確かに ここです! 101 00:07:29,049 --> 00:07:32,519 えっ でも どうして分かったんですか? 102 00:07:32,519 --> 00:07:35,255 例えば 2000マニーの物を買うのに➡ 103 00:07:35,255 --> 00:07:38,124 1桁 間違えて 2万マニーを払ったら➡ 104 00:07:38,124 --> 00:07:40,660 差額は 1万8000マニー。 105 00:07:40,660 --> 00:07:42,696 9で割れば 2000マニー。 106 00:07:42,696 --> 00:07:46,066 1桁 間違えて計算したときに 生じる差額は➡ 107 00:07:46,066 --> 00:07:48,401 元の数の9倍になる。 108 00:07:48,401 --> 00:07:51,671 だから まず 9で割るということよ。 109 00:07:51,671 --> 00:07:55,342 あっ なるほど! さすが グレイス様! 110 00:07:55,342 --> 00:07:57,944 そんなことにまで お詳しいなんて! 111 00:07:59,312 --> 00:08:01,648 まあ それほどでも…。 112 00:08:01,648 --> 00:08:05,852 ≪パソコンのなかった時代には こういう仕事も よくやったから≫ 113 00:08:07,187 --> 00:08:10,256 (ヴィルジール)私も驚きだよ グレイス。 114 00:08:10,256 --> 00:08:14,527 君は 昔から 数字は苦手だと 公言していたはずなのに➡ 115 00:08:14,527 --> 00:08:17,063 いつの間に そんなことを身に付けたんだい? 116 00:08:17,063 --> 00:08:20,734 ≪はっ そうだった! 王子は グレイスと長いつきあい≫ 117 00:08:20,734 --> 00:08:22,936 ≪どうにか ごまかさないと≫ 118 00:08:22,936 --> 00:08:26,840 た… たまたまですわ。 そう 偶然 その…➡ 119 00:08:26,840 --> 00:08:29,342 図書室に入ったら たまたま バサッと➡ 120 00:08:29,342 --> 00:08:31,745 目の前に落ちてきた本に 書いてあったことを➡ 121 00:08:31,745 --> 00:08:34,814 ちょっと 覚えていただけですのよ。 122 00:08:34,814 --> 00:08:38,618 「9で割れ」と? たまたま そんな記述が? 123 00:08:38,618 --> 00:08:41,488 ええ たまたま。 124 00:08:41,488 --> 00:08:44,157 ≪下手か!≫ 125 00:08:44,157 --> 00:08:47,861 それよりも ここは アンナさんを褒めるべきですわ。 126 00:08:47,861 --> 00:08:51,598 私のしたことは ただの揚げ足取りのようなもの。 127 00:08:51,598 --> 00:08:53,700 社会にとって有用なのは➡ 128 00:08:53,700 --> 00:08:57,537 地道な計算を真面目にこなす 彼女のような方の方ですわ。 129 00:08:57,537 --> 00:09:00,140 (アンナ) い… いえ 私なんて そんな…。 130 00:09:00,140 --> 00:09:03,676 ≪グレイス 私の目は節穴ではないよ≫ 131 00:09:03,676 --> 00:09:05,845 ≪君が 負けず嫌いの性格であることは➡ 132 00:09:05,845 --> 00:09:08,248 よく知っている。 だから きっと➡ 133 00:09:08,248 --> 00:09:10,283 苦手を克服するため➡ 134 00:09:10,283 --> 00:09:12,886 人知れず 努力を重ねたに違いない。➡ 135 00:09:12,886 --> 00:09:15,955 なのに それを隠し そればかりか➡ 136 00:09:15,955 --> 00:09:19,159 仲間に 手柄を譲るような言動まで…≫ 137 00:09:20,560 --> 00:09:22,662 ああっ! 138 00:09:24,063 --> 00:09:26,666 (ヴィルジール)≪えっ 私の婚約者➡ 139 00:09:27,934 --> 00:09:30,837 もしかして 国家にとって有用すぎでは⁉≫ 140 00:09:32,906 --> 00:09:37,510 (ナレーション)<王子は かつてない 胸の高鳴りを覚えたという> 141 00:09:39,712 --> 00:09:41,748 ≪生徒会メンバー≫ 142 00:09:41,748 --> 00:09:44,517 ≪彼らは いつでも 話題の中心だ≫ 143 00:09:44,517 --> 00:09:47,320 ≪なかでも 最もホットなトピックの一つ➡ 144 00:09:47,320 --> 00:09:52,091 それは 生徒会で いちばん強いのは誰か≫ 145 00:09:52,091 --> 00:09:54,661 ≪最強候補の一人が オーギュスト≫ 146 00:09:54,661 --> 00:09:58,965 ≪魔法で体を強化した 格闘術を得意とする守護騎士≫ 147 00:09:58,965 --> 00:10:01,901 (オーギュスト)はあっ! 148 00:10:01,901 --> 00:10:04,537 ≪もう一方の候補がリシャール≫ 149 00:10:04,537 --> 00:10:09,476 ≪家に伝わる秘伝の剣術を 継承する剣聖≫ 150 00:10:09,476 --> 00:10:11,744 (ヴィルジール)始め! んっ!➡ 151 00:10:11,744 --> 00:10:14,881 ふっ! んっ ふっ! くっ!➡ 152 00:10:14,881 --> 00:10:16,916 くっ! 153 00:10:16,916 --> 00:10:19,419 (アンナ) す… すごい! でも 当たったら➡ 154 00:10:19,419 --> 00:10:21,488 大ケガするんじゃないですか? 155 00:10:21,488 --> 00:10:24,724 (ヴィルジール)この闘技場には 攻撃力を低減する魔法が➡ 156 00:10:24,724 --> 00:10:27,227 敷かれているんだ。 訓練用の武器で➡ 157 00:10:27,227 --> 00:10:29,262 ケガをすることはないよ。 158 00:10:29,262 --> 00:10:32,332 ≪いや しかし これは大した迫力だ≫ 159 00:10:32,332 --> 00:10:35,068 ≪乙女ゲーム的な世界と 侮っていたけど➡ 160 00:10:35,068 --> 00:10:38,705 戦闘も 意外と本格的だな≫ 161 00:10:38,705 --> 00:10:41,374 (オーギュスト)いや~ 打った 打った。➡ 162 00:10:41,374 --> 00:10:44,244 今日のところは引き分けだな リシャール。 163 00:10:44,244 --> 00:10:48,148 (リシャール)ふっ そういうことに しておくか オーギュスト。 164 00:10:49,516 --> 00:10:51,584 (オーギュスト)あっ。 (ヴィルジール)オーギュスト➡ 165 00:10:51,584 --> 00:10:55,121 背中に 虫が付いているぞ。 (オーギュスト)えっ マジで?➡ 166 00:10:55,121 --> 00:10:58,024 やめてくれよ。 苦手なんだよ 虫は。➡ 167 00:10:58,024 --> 00:11:00,260 お… おい 取ってくれよ リシャール。 168 00:11:00,260 --> 00:11:02,929 (リシャール)いや 私も 虫は ちょっと。 169 00:11:02,929 --> 00:11:05,532 無視したい。 (オーギュスト)そういうの いらねぇから。 170 00:11:05,532 --> 00:11:07,667 じっとしてくださいまし。 171 00:11:07,667 --> 00:11:10,970 あっ グレイス。 ≪こ… これは➡ 172 00:11:10,970 --> 00:11:13,139 ミヤマクワガタ!≫ 173 00:11:13,139 --> 00:11:15,575 ≪全ての虫好き少年が憧れる スター昆虫≫ 174 00:11:15,575 --> 00:11:18,378 ≪この大顎と耳状突起の造形美➡ 175 00:11:18,378 --> 00:11:21,548 かっこいい~!≫ ≪いい~!≫ 176 00:11:21,548 --> 00:11:23,583 (オーギュスト)助かったぜ。➡ 177 00:11:23,583 --> 00:11:26,653 でも そんな気持ち悪いもん よく持てるよな。➡ 178 00:11:26,653 --> 00:11:29,422 とっとと潰しちまってくれよ。 えっ? 179 00:11:29,422 --> 00:11:32,058 ≪そんな かわいそう&もったいないこと➡ 180 00:11:32,058 --> 00:11:34,794 できるわけないだろ! この世界の男子は➡ 181 00:11:34,794 --> 00:11:37,564 昆虫に興味がないのか?≫ 182 00:11:37,564 --> 00:11:40,199 ≪そういえば 子どもが虫捕りして遊ぶ文化は➡ 183 00:11:40,199 --> 00:11:43,703 日本以外には ほとんどないと 聞いたことがある≫ 184 00:11:43,703 --> 00:11:46,706 ≪郷に入れば郷に従えと言うが➡ 185 00:11:46,706 --> 00:11:50,176 しかし 私は…≫ 186 00:11:50,176 --> 00:11:52,612 お断りいたします。 187 00:11:52,612 --> 00:11:54,614 魔法陣。 188 00:11:57,450 --> 00:12:00,253 あっ。 ≪森へ お帰り≫ 189 00:12:03,856 --> 00:12:07,093 小さな虫でも一つの命。 190 00:12:07,093 --> 00:12:09,996 理由もなく その命を奪うことは➡ 191 00:12:09,996 --> 00:12:12,031 貴族たる者のすることと➡ 192 00:12:12,031 --> 00:12:14,734 私は思いませんわ。 193 00:12:14,734 --> 00:12:16,769 ドクン(鼓動) 194 00:12:16,769 --> 00:12:20,106 (2人)≪や… 優しい!≫ 195 00:12:20,106 --> 00:12:23,309 (アンナ)さすが グレイス様! 私 感動しました! 196 00:12:23,309 --> 00:12:25,645 大げさですわよ アンナ。 197 00:12:25,645 --> 00:12:29,415 (オーギュスト)≪えっ な… なんだ? この気持ちは≫ 198 00:12:29,415 --> 00:12:31,451 (オーギュスト)はぁ はぁ はぁ…。 199 00:12:31,451 --> 00:12:35,788 < またしても いらぬフラグが立ってしまった> 200 00:12:35,788 --> 00:12:39,192 (リシャール) 我が魔法学園の宝物庫には…。 201 00:12:41,861 --> 00:12:44,931 (リシャール)学園の偉大な先輩方から 受け継いだ武器が➡ 202 00:12:44,931 --> 00:12:48,167 保管されている。 それらの管理も➡ 203 00:12:48,167 --> 00:12:51,004 我々 生徒会の大切な仕事だ。 204 00:12:51,004 --> 00:12:53,473 (アンナ)わあ~ すごい! 205 00:12:53,473 --> 00:12:56,976 (リシャール)例えば これは 聖なる斧 ガルガンチュア。➡ 206 00:12:56,976 --> 00:12:59,512 いかなる敵の…。 (アンナ)ふだんは無口なリシャール様が➡ 207 00:12:59,512 --> 00:13:03,349 すごく饒舌です。 武器が お好きなのでしょう。 208 00:13:03,349 --> 00:13:07,754 (リシャール)この斧に葬られた敵は こう嘆くしかない。 209 00:13:07,754 --> 00:13:12,258 オー ノー! (2人)ん? 210 00:13:12,258 --> 00:13:14,627 こちらは 破魔の盾 アルケロン。 211 00:13:14,627 --> 00:13:17,797 物理攻撃はもちろん 魔法の効果すらも➡ 212 00:13:17,797 --> 00:13:19,832 はね返すと言われる。 213 00:13:19,832 --> 00:13:23,303 それを知らずに 敵が攻撃をしてきたのなら➡ 214 00:13:23,303 --> 00:13:26,239 立ってはいられないだろう。 215 00:13:26,239 --> 00:13:29,842 盾だけに。 (2人)んっ…。 216 00:13:29,842 --> 00:13:31,978 (ヴィルジール)リシャールが ふだん 無口なのは➡ 217 00:13:31,978 --> 00:13:36,382 これのせいでもあるんだ。 (アンナ)「これ」って おやじギャグですか。 218 00:13:36,382 --> 00:13:38,551 (ヴィルジール) ああ。 だから みんなから➡ 219 00:13:38,551 --> 00:13:41,754 人前で あまりしゃべらないよう 言われているんだ。 220 00:13:41,754 --> 00:13:45,324 (リシャール)続いて こちらは 天空の鎧 ヴァルキリー。➡ 221 00:13:45,324 --> 00:13:47,527 これを まといし戦士の美しさに➡ 222 00:13:47,527 --> 00:13:51,597 ご婦人方は 思わず感嘆の声を漏らすという。 223 00:13:51,597 --> 00:13:53,633 鎧だけに➡ 224 00:13:53,633 --> 00:13:55,635 「ああ~ まあ」。 225 00:13:57,036 --> 00:13:59,105 (アンナ) 笑った方がいいんでしょうか? 226 00:13:59,105 --> 00:14:01,240 (ヴィルジール)いや…。 227 00:14:01,240 --> 00:14:04,977 (リシャール)そして この宝物庫で 私が 最も好きなのが➡ 228 00:14:04,977 --> 00:14:07,280 これら 3本の剣だ。 229 00:14:13,152 --> 00:14:16,356 (リシャール)なかでも この魔剣を手にする者は➡ 230 00:14:16,356 --> 00:14:20,226 誰にも負けん! (2人)≪言っちゃった≫ 231 00:14:20,226 --> 00:14:23,629 ならば 更に 聖剣と秘剣を➡ 232 00:14:23,629 --> 00:14:26,899 私たち生徒会が手にするならば➡ 233 00:14:26,899 --> 00:14:30,970 覚悟が必要ですわね。 それは➡ 234 00:14:30,970 --> 00:14:34,173 悪党どもを一斉検挙するまで➡ 235 00:14:34,173 --> 00:14:36,776 後には 引けんという。 236 00:14:38,711 --> 00:14:41,314 ≪まさかの連続攻撃!≫ 237 00:14:41,314 --> 00:14:43,683 ≪私の本能が告げている。➡ 238 00:14:43,683 --> 00:14:46,352 これは 本物だ!≫ 239 00:14:46,352 --> 00:14:48,788 (リシャール)んっ 参りました! 240 00:14:48,788 --> 00:14:51,324 顔を上げてくださいまし。 241 00:14:51,324 --> 00:14:55,394 副会長も いい線をいっておいででしてよ。 242 00:14:55,394 --> 00:14:57,430 (2人)≪何が?≫ 243 00:14:57,430 --> 00:15:01,901 < この後 「生徒会最強は グレイスらしい」といううわさが➡ 244 00:15:01,901 --> 00:15:04,971 学園内で ひそかに流布したという> 245 00:15:04,971 --> 00:15:08,074 とんだ風評被害ですわね。 (アンナ)ふふふっ…。 246 00:15:10,009 --> 00:15:12,879 (アンナ)≪父さん 母さん お元気ですか?➡ 247 00:15:12,879 --> 00:15:15,248 アンナは とっても元気です。➡ 248 00:15:15,248 --> 00:15:19,352 私が この魔法学園学生寮で 過ごすようになってから➡ 249 00:15:19,352 --> 00:15:22,155 もう ひと月になりました。➡ 250 00:15:22,155 --> 00:15:27,326 生徒会の皆様は 本当に お人柄も すばらしい方ばかりです。➡ 251 00:15:27,326 --> 00:15:30,363 なかでも 同じ1年生のグレイス様は➡ 252 00:15:30,363 --> 00:15:32,632 本当に すてきなご令嬢で➡ 253 00:15:32,632 --> 00:15:37,403 学科の勉強から 生活の作法まで 教わることばかりです。➡ 254 00:15:37,403 --> 00:15:41,507 生徒会の1年生に 男子は お二人 いらっしゃいます。➡ 255 00:15:41,507 --> 00:15:44,210 お一人は リュカ・ヴィエルジ様。➡ 256 00:15:44,210 --> 00:15:47,513 もう一人は ランベール・バランス様です。➡ 257 00:15:47,513 --> 00:15:50,650 リュカ様は ヴィルジール殿下の弟君で➡ 258 00:15:50,650 --> 00:15:52,852 この国の第二王子。➡ 259 00:15:52,852 --> 00:15:56,956 いつでも笑顔を絶やさない 明るく気さくなお方です。➡ 260 00:15:56,956 --> 00:15:59,826 ランベール様は とにかく頭脳明晰。➡ 261 00:15:59,826 --> 00:16:02,895 成績優秀な方で 生徒会のお仕事も➡ 262 00:16:02,895 --> 00:16:05,498 あっという間に マスターされてしまいます。➡ 263 00:16:05,498 --> 00:16:07,533 ただ…≫ 264 00:16:07,533 --> 00:16:10,369 (ランベール)ミス アンナ・ドール。 265 00:16:10,369 --> 00:16:14,106 (アンナ)≪なぜか 私に対して 当たりがきついのです≫ 266 00:16:14,106 --> 00:16:16,542 そちらの集計は終わりましたか? 267 00:16:16,542 --> 00:16:19,545 あっ すみません。 あと少しです。 268 00:16:19,545 --> 00:16:22,815 (ランベール)ほう。 まだ? 僕は もう終わりましたよ。➡ 269 00:16:22,815 --> 00:16:24,951 君は まだ?➡ 270 00:16:24,951 --> 00:16:29,121 妙ですね。 確か 入試の成績は 君が首席。➡ 271 00:16:29,121 --> 00:16:33,092 つまり 僕より上だったのに 僕よりも遅い。 272 00:16:33,092 --> 00:16:35,294 (アンナ)えっと それは…。 273 00:16:35,294 --> 00:16:37,830 もしかして 手を抜いているんですか? 274 00:16:37,830 --> 00:16:40,867 学科試験ならともかく 生徒会の仕事など➡ 275 00:16:40,867 --> 00:16:42,935 全力を出すまでもないと? 276 00:16:42,935 --> 00:16:45,471 (アンナ)そ… そんなこと 全然…。 277 00:16:45,471 --> 00:16:48,708 (ランベール アンナ)あっ。 私の集計➡ 278 00:16:48,708 --> 00:16:50,877 完了いたしましたわ。 279 00:16:50,877 --> 00:16:53,212 これも まとめていただけますかしら? 280 00:16:53,212 --> 00:16:55,882 ランベール様。 は… はい。 281 00:16:55,882 --> 00:16:58,584 承知しました ミス グレイス。 282 00:17:01,921 --> 00:17:07,493 はぁ…。 どうして 私 こんなに 嫌われているんでしょうか?➡ 283 00:17:07,493 --> 00:17:10,496 何か失礼なことしちゃったのかな。 284 00:17:10,496 --> 00:17:12,698 (リュカ)う~ん アンナちゃん➡ 285 00:17:12,698 --> 00:17:17,036 僕が思うに ベールは 君を嫌っているっていうのとは➡ 286 00:17:17,036 --> 00:17:19,505 ちょっと違うかな。 んっ。 287 00:17:19,505 --> 00:17:22,108 あっ… ああっ! おおっ…。➡ 288 00:17:22,108 --> 00:17:26,112 違うとは どういうことですか? リュカ殿下。 289 00:17:26,112 --> 00:17:28,180 (リュカ)ベールはね 今は➡ 290 00:17:28,180 --> 00:17:31,884 名門 バランス家の跡取りだけど 養子なんだ。 291 00:17:31,884 --> 00:17:35,554 生まれは 辺境の没落貴族の三男坊。 292 00:17:35,554 --> 00:17:38,391 実質 平民と ほぼ変わらない。 293 00:17:38,391 --> 00:17:41,627 でも 小さな頃から 抜群に頭がよくて➡ 294 00:17:41,627 --> 00:17:43,863 魔法の才能があったから➡ 295 00:17:43,863 --> 00:17:46,832 こうして この学園に入ることができた。➡ 296 00:17:46,832 --> 00:17:51,437 つまり アンナちゃん 君と よく似た境遇ってことなんだよね。 297 00:17:51,437 --> 00:17:53,739 あっ。 なるほど。 298 00:17:53,739 --> 00:17:56,542 つまり 彼にとって アンナはライバル。 299 00:17:56,542 --> 00:17:59,979 負けたくない相手 ということですわね。 300 00:17:59,979 --> 00:18:03,683 ライバル…。 それは光栄ですけど➡ 301 00:18:03,683 --> 00:18:07,019 やっぱり 嫌われていることに 変わりないのでは? 302 00:18:07,019 --> 00:18:09,889 それは違いますわ アンナ。 303 00:18:09,889 --> 00:18:13,025 好きの反対は 嫌いではなく無関心。 304 00:18:13,025 --> 00:18:15,728 嫌っているように 見えるということは➡ 305 00:18:15,728 --> 00:18:19,932 彼が アンナを強く 意識していることの証しですわ。 306 00:18:19,932 --> 00:18:22,335 私の見立てでは➡ 307 00:18:22,335 --> 00:18:24,837 彼の攻略難易度は イージー。 308 00:18:24,837 --> 00:18:27,907 すでにフラグは立っているから 問題ない… ですわね。 309 00:18:27,907 --> 00:18:29,942 ふらぐ? 310 00:18:29,942 --> 00:18:34,246 ≪グレイス様のお話は 時々 ちょっと難しいです≫ 311 00:18:34,246 --> 00:18:37,717 と… とにかく 心配は いりませんわ。 312 00:18:37,717 --> 00:18:40,019 私に考えがあります。 313 00:18:40,019 --> 00:18:44,657 それと リュカ殿下 生徒会室で 紙飛行機は禁止します。 314 00:18:44,657 --> 00:18:47,360 ああっ! これ 大事な書類じゃないですか! 315 00:18:47,360 --> 00:18:49,362 ごめん。 つい。 316 00:18:51,731 --> 00:18:55,234 んん…。 パチパチ…(そろばんをはじく音) 317 00:18:55,234 --> 00:18:58,237 パチパチ パチパチ… 318 00:18:58,237 --> 00:19:01,207 グレイス様! 集計 終わりました! 319 00:19:01,207 --> 00:19:05,277 ご苦労さま。 あら 今日は ランベール様より➡ 320 00:19:05,277 --> 00:19:08,247 早かったのね アンナ。 (ランベール)うっ。 321 00:19:08,247 --> 00:19:10,416 ≪昨日 教えたばかりの そろばんを➡ 322 00:19:10,416 --> 00:19:14,587 ここまで使いこなすとは。 さすが 主人公≫ 323 00:19:14,587 --> 00:19:19,558 ミ… ミス グレイス! その評価は 公平性に欠けませんか? 324 00:19:19,558 --> 00:19:23,562 僕には その… 妙な計算器がないんですから。 325 00:19:23,562 --> 00:19:26,966 評価… ですか。 ふふふっ。 326 00:19:26,966 --> 00:19:29,301 妙なことをおっしゃいますわね。 327 00:19:29,301 --> 00:19:33,005 この集計は そもそもが 生徒会のためのお仕事。 328 00:19:33,005 --> 00:19:35,741 勝負でもなんでもございません。 329 00:19:35,741 --> 00:19:39,378 どちらが早いかなどと こだわりはじめたのは➡ 330 00:19:39,378 --> 00:19:42,181 ランベール様の方では ありませんこと? 331 00:19:42,181 --> 00:19:45,818 ううっ それは しかし…。 332 00:19:45,818 --> 00:19:49,288 そうですわ。 私 このそろばん➡ 333 00:19:49,288 --> 00:19:51,957 予備に もう一つ 持ってきておりますの。 334 00:19:51,957 --> 00:19:54,326 ランベール様も お使いになられます? 335 00:19:54,326 --> 00:19:56,562 (ランベール)えっ いいんですか⁉ 336 00:19:56,562 --> 00:19:59,799 ≪食いついた! 向学心の強いランベールは➡ 337 00:19:59,799 --> 00:20:02,701 そろばんに 興味を持つと思ったよ≫ 338 00:20:02,701 --> 00:20:04,737 それでは アンナ➡ 339 00:20:04,737 --> 00:20:07,506 そろばんの使い方を 教えてさしあげなさい。 340 00:20:07,506 --> 00:20:10,376 えっ? (アンナ)はい グレイス様! 341 00:20:10,376 --> 00:20:13,546 ランベール様 私ごとき平民の娘に➡ 342 00:20:13,546 --> 00:20:16,449 教わるのは ご不満かもしれませんが…。 343 00:20:16,449 --> 00:20:20,186 (ランベール) えっ いや そういうわけでは…。 344 00:20:20,186 --> 00:20:22,221 ((いいこと? アンナ)) 345 00:20:22,221 --> 00:20:25,024 ((もしかしたら 彼は あなたに そろばんを教わることに➡ 346 00:20:25,024 --> 00:20:27,693 難色を示すかもしれません)) 347 00:20:27,693 --> 00:20:29,895 ((でも 心配は いりませんわ)) 348 00:20:29,895 --> 00:20:34,233 ((まっすぐに目を見て説得すれば 必ず通じるはず)) 349 00:20:34,233 --> 00:20:36,268 ((なぜなら➡ 350 00:20:36,268 --> 00:20:39,171 ツンデレは 大抵 ちょろいからですわ!)) 351 00:20:41,273 --> 00:20:43,943 つんで… なんです? 352 00:20:43,943 --> 00:20:46,345 ≪難しくて よく分からないけど➡ 353 00:20:46,345 --> 00:20:49,115 グレイス様の おっしゃることなら!≫ 354 00:20:49,115 --> 00:20:51,517 私は ランベール様と一緒に➡ 355 00:20:51,517 --> 00:20:54,320 このそろばんで 生徒会の…➡ 356 00:20:54,320 --> 00:20:57,756 そして 学園の役に立ちたいと思うんです。 357 00:20:57,756 --> 00:20:59,892 いかがでしょう? 358 00:20:59,892 --> 00:21:04,230 (ランベール) き… 君が そこまで言うのなら➡ 359 00:21:04,230 --> 00:21:06,532 教わってあげても いいでしょう。 360 00:21:09,201 --> 00:21:12,238 ≪なるほど! 大体 理解しました≫ 361 00:21:12,238 --> 00:21:16,308 (アンナ) こちらが一の位で 隣が十の位で。 362 00:21:16,308 --> 00:21:19,979 (ランベール)ということは 次が百の位。 (アンナ)そうです! 363 00:21:19,979 --> 00:21:22,782 実は そろばん もう一つありますの。 364 00:21:22,782 --> 00:21:27,119 リュカ殿下も ご一緒にどうぞ。 (リュカ)えっ 僕も? 365 00:21:27,119 --> 00:21:29,155 競う相手がいる方が➡ 366 00:21:29,155 --> 00:21:31,891 ランベール様も やる気が より出ますでしょ。 367 00:21:31,891 --> 00:21:35,194 なるほど。➡ 368 00:21:35,194 --> 00:21:37,763 アンナちゃん。 僕にも教えてよ。 369 00:21:37,763 --> 00:21:41,333 あっ はい。 喜んで。 370 00:21:41,333 --> 00:21:44,904 んっ。 んっ。 371 00:21:44,904 --> 00:21:47,740 (アンナ)≪初めは どうなることかと思いましたが➡ 372 00:21:47,740 --> 00:21:49,775 グレイス様のおかげで➡ 373 00:21:49,775 --> 00:21:54,413 1年生のお二人とも 仲よくしていただけそうです≫ 374 00:21:54,413 --> 00:21:57,116 ふん…。 ≪ランベールはともかく➡ 375 00:21:57,116 --> 00:21:59,351 リュカみたいな 捉えどころのないキャラは➡ 376 00:21:59,351 --> 00:22:02,454 おそらく 攻略難易度は高めのはず≫ 377 00:22:02,454 --> 00:22:04,990 ≪だけど ここで接点が出来れば➡ 378 00:22:04,990 --> 00:22:08,427 とりあえず アンナと フラグは立ったんじゃないかな?≫ 379 00:22:08,427 --> 00:22:10,496 ふぅ…。 380 00:22:10,496 --> 00:22:13,465 ≪あれ? 攻略の手順を考えるのって➡ 381 00:22:13,465 --> 00:22:18,337 悪役令嬢の役目じゃなくない? なくなくない?≫ 382 00:22:18,337 --> 00:22:21,373 ≪今更か≫ ふふっ。 383 00:22:21,373 --> 00:22:23,676 チャカチャカチャカ… ふふっ。 384 00:22:23,676 --> 00:22:27,746 リュカ殿下 そろばんで遊ぶのは おやめくださいまし。 385 00:22:27,746 --> 00:22:30,182 それは 昭和の演芸ですわよ。 386 00:22:30,182 --> 00:22:34,053 (リュカ) ごめん。 いい音するから つい。 387 00:22:34,053 --> 00:22:37,623 ショウワって なんです? さいざんす。 388 00:22:37,623 --> 00:22:41,994 < もう 悪役令嬢は できる範囲で やればよかろうと思う➡ 389 00:22:41,994 --> 00:22:44,496 グレイス=憲三郎であった> 390 00:22:46,999 --> 00:23:07,019 ♬~ 391 00:23:07,019 --> 00:23:17,029 ♬~ 392 00:23:17,029 --> 00:23:36,982 ♬~ 393 00:23:36,982 --> 00:23:40,786 ♬~ 394 00:23:46,558 --> 00:23:50,763 ♬~ 395 00:23:54,900 --> 00:24:04,009 ♬~ 396 00:24:04,009 --> 00:24:14,520 ♬~ 397 00:24:22,027 --> 00:24:24,063 (リシャール)先手 リシャール・ヴェルソー 参る。➡ 398 00:24:24,063 --> 00:24:26,865 消耗が激しくて どうしょうもない。 399 00:24:26,865 --> 00:24:28,967 後手 グレイス・オーヴェルヌ 参ります。 400 00:24:28,967 --> 00:24:32,304 魔王に食事を振る舞おう。 (リシャール)伝説の剣を巡っての➡ 401 00:24:32,304 --> 00:24:34,340 ひと騒動。 (オーギュスト)何してんだ? あれ。 402 00:24:34,340 --> 00:24:36,408 (ヴィルジール)組み手らしい。 403 00:24:36,408 --> 00:24:38,444 (オーギュスト) どこ目指してんだ? あの二人は。 404 00:24:38,444 --> 00:24:41,347 新メニューにトマトを使うのは ちょっと待とう!