1 00:00:00,267 --> 00:00:02,269 (ランベール)ミス アンナ・ドール!➡ 2 00:00:02,269 --> 00:00:05,606 受け止めてください。 (アンナ)はい ランベール様! 3 00:00:05,606 --> 00:00:09,676 来い 我がビースト ズベン・エル・ゲヌビ! 4 00:00:11,078 --> 00:00:13,046 (ランベール)「薔薇吹雪」! 5 00:00:14,815 --> 00:00:17,417 シリウス 「旋風」! 6 00:00:17,417 --> 00:00:20,787 ♬~ 7 00:00:20,787 --> 00:00:23,357 んん~! んっ! 8 00:00:26,526 --> 00:00:28,629 (リュカ)おお~!➡ 9 00:00:28,629 --> 00:00:31,398 植物を自在に扱える土魔法が➡ 10 00:00:31,398 --> 00:00:33,400 アンナちゃんの風魔法と ぶつかって➡ 11 00:00:33,400 --> 00:00:35,869 きれいに消えてったね~。 (アンナ)はい。➡ 12 00:00:35,869 --> 00:00:38,372 授業で習ったとおりです。 13 00:00:38,372 --> 00:00:41,141 (グレイス・オーヴェルヌ) 魔杖本の使い心地は いかがです? 14 00:00:41,141 --> 00:00:43,477 ランベール様。 15 00:00:43,477 --> 00:00:45,913 はい ミス グレイス! 期待どおり…➡ 16 00:00:45,913 --> 00:00:49,449 いや 予想以上にすばらしい。 最高です。➡ 17 00:00:49,449 --> 00:00:51,818 手に持ちやすいバランスなうえに 見てください。➡ 18 00:00:51,818 --> 00:00:54,254 この本の背が! ページを開いたままで➡ 19 00:00:54,254 --> 00:00:57,424 保持しやすいように とじ方にも工夫がされていて…。 20 00:00:59,826 --> 00:01:03,330 (ランベール) あっ…。 おほんっ! 失礼。➡ 21 00:01:03,330 --> 00:01:05,332 冷静さが売りの僕としたことが➡ 22 00:01:05,332 --> 00:01:08,302 つい 取り乱しました。 ご無礼を。 23 00:01:08,302 --> 00:01:10,304 (3人・心の声)≪冷静さ?≫ 24 00:01:10,304 --> 00:01:12,973 (ヴァルツ)どうやら 気に入ってもらえたみたいですな。 25 00:01:12,973 --> 00:01:16,009 親方 ヴァルツ! 今回は ありがとうございます!➡ 26 00:01:16,009 --> 00:01:18,979 しっくり 手になじむ 想像以上の使いやすさで…。 27 00:01:18,979 --> 00:01:21,982 (屯田林憲三郎) ≪マジックエキシビションから1週間≫ 28 00:01:21,982 --> 00:01:24,618 ≪ランベールとアンナ そして リュカ王子が➡ 29 00:01:24,618 --> 00:01:27,120 ここ オーヴェルヌ家を訪れた≫ 30 00:01:27,120 --> 00:01:29,756 ≪グレイスの魔法杖扇を見た ランベールが➡ 31 00:01:29,756 --> 00:01:33,226 自分も同じようなものを 作りたいと言うので➡ 32 00:01:33,226 --> 00:01:35,662 ヴァルツ親方に 本の改造を依頼したのが➡ 33 00:01:35,662 --> 00:01:37,664 先々週のこと≫ 34 00:01:37,664 --> 00:01:40,434 ≪今日は その魔法杖を仕込んだ本➡ 35 00:01:40,434 --> 00:01:43,036 魔杖本を受け取りに来たのだ≫ 36 00:01:43,036 --> 00:01:45,038 ≪アンナも呼んだのは もちろん➡ 37 00:01:45,038 --> 00:01:48,642 攻略を進める機会になると 思ったからだ≫ 38 00:01:48,642 --> 00:01:50,777 アンナとランベール様…➡ 39 00:01:50,777 --> 00:01:54,548 魔法属性は 風と土で正反対ですけれど➡ 40 00:01:54,548 --> 00:01:57,918 相性は 存外 悪くないように見えますわね。 41 00:01:57,918 --> 00:02:01,455 そうだね。 性質が真逆の二人の方が➡ 42 00:02:01,455 --> 00:02:06,026 互いを補い合って うまくいく ってこともあるのかもね。 43 00:02:06,026 --> 00:02:09,896 ≪真逆な二人だからこそ 合わさると うまくいく≫ 44 00:02:09,896 --> 00:02:12,766 ≪なるほど そういうこともあるよなぁ≫ 45 00:02:12,766 --> 00:02:15,335 ≪実例は すぐに思い浮かばないけれど≫ 46 00:02:15,335 --> 00:02:17,437 (日菜子)自分 自分! 47 00:02:17,437 --> 00:02:25,345 ♬~ 48 00:02:25,345 --> 00:02:32,119 ♬~ 49 00:02:35,856 --> 00:02:43,797 ♬~ 50 00:02:43,797 --> 00:02:46,800 ♬~ 51 00:02:46,800 --> 00:02:52,572 ♬~ 52 00:02:53,974 --> 00:02:59,246 ♬~ 53 00:03:03,250 --> 00:03:23,270 ♬~ 54 00:03:23,270 --> 00:03:40,854 ♬~ 55 00:03:58,238 --> 00:04:00,307 (リュカ)ベールのその本 Dr.ファウスタスの➡ 56 00:04:00,307 --> 00:04:03,844 「魔法陣入門」だよね。 (ランベール)はい。 57 00:04:03,844 --> 00:04:08,315 (リュカ)いい本だよね それ。 (アンナ)私も 図書館で読みました。 58 00:04:08,315 --> 00:04:11,118 (ランベール)ご存じのとおり 僕の生まれた家は➡ 59 00:04:11,118 --> 00:04:13,453 辺境の貧乏貴族でしたが➡ 60 00:04:13,453 --> 00:04:18,458 両親は 僕たち兄弟の教育には 投資を惜しみませんでした。 61 00:04:18,458 --> 00:04:23,363 武勇の才に恵まれた兄たちには よい馬や武具を与え➡ 62 00:04:23,363 --> 00:04:27,834 魔法が好きな僕には この本を贈ってくれました。 63 00:04:27,834 --> 00:04:33,006 今でも思い出します 初めて成功させたときのことを。➡ 64 00:04:33,006 --> 00:04:35,876 弱った木に 花を咲かせる魔法でした。➡ 65 00:04:37,444 --> 00:04:41,014 そのとき 思いました。 この本があれば➡ 66 00:04:41,014 --> 00:04:43,016 きっと 自分の人生にも➡ 67 00:04:43,016 --> 00:04:46,019 大きな花を 咲かせることができると。 68 00:04:46,019 --> 00:04:48,021 (ランベール・回想)((ふふっ)) 69 00:04:48,021 --> 00:04:52,759 ご立派です。 ランベール様は ご両親の誇りですわね。 70 00:04:52,759 --> 00:04:54,895 ≪うんうん≫ 71 00:04:54,895 --> 00:04:58,899 わ… 私も そう思います ランベール様! 72 00:04:58,899 --> 00:05:01,334 いやいや それを言うなら➡ 73 00:05:01,334 --> 00:05:04,805 君のご両親だって そうだろ ミス アンナ。 74 00:05:04,805 --> 00:05:08,575 あっ いえ それは その…。 75 00:05:08,575 --> 00:05:12,379 あ… ありがとうございます。 ん? 76 00:05:12,379 --> 00:05:15,515 ≪お~っと これは いい雰囲気なのでは?≫ 77 00:05:15,515 --> 00:05:18,318 ≪境遇の似ている二人だからな≫ 78 00:05:18,318 --> 00:05:21,688 ≪ランベールルートも 現実的な選択肢だ≫ 79 00:05:21,688 --> 00:05:23,690 ≪そもそも アンナは平民で➡ 80 00:05:23,690 --> 00:05:26,693 ランベールは もともと 辺境の弱小貴族≫ 81 00:05:26,693 --> 00:05:30,330 ≪そして オーヴェルヌ公爵も 田舎貴族の出身≫ 82 00:05:30,330 --> 00:05:32,799 ≪この世界では 低い階級の者が➡ 83 00:05:32,799 --> 00:05:35,368 能力しだいで 身分を引き上げられるのは➡ 84 00:05:35,368 --> 00:05:37,470 よくあるということだ≫ 85 00:05:37,470 --> 00:05:40,540 ≪ならば やはり シナリオの進行によっては➡ 86 00:05:40,540 --> 00:05:43,777 王子と結ばれて アンナが王妃になるルートも➡ 87 00:05:43,777 --> 00:05:46,112 ありうるということだよな≫ 88 00:05:46,112 --> 00:05:50,183 ふん…。 ん? アンナ 何も食べてないようですけど。 89 00:05:50,183 --> 00:05:52,519 (アンナ)あっ。 どこか 具合でも? 90 00:05:52,519 --> 00:05:56,223 (アンナ)い… いえ 実は その…➡ 91 00:05:56,223 --> 00:06:00,227 初めて見るお菓子ばかりで 食べ方が分からなくて➡ 92 00:06:00,227 --> 00:06:03,029 その… マナー的なことが…。 93 00:06:03,029 --> 00:06:06,900 分かりますよ。 僕も 初めてバランス家に来たときは➡ 94 00:06:06,900 --> 00:06:08,902 テーブルマナーが 全く分からなくて➡ 95 00:06:08,902 --> 00:06:11,938 途方に暮れました。 ランベール様も? 96 00:06:11,938 --> 00:06:14,908 無理もないよね。 あっ グレイスちゃん➡ 97 00:06:14,908 --> 00:06:18,845 教えてあげたらいいんじゃない? ええ。 それは もちろん。 98 00:06:18,845 --> 00:06:22,015 (リュカ)いや 今 ちょっと教える ってことじゃなくて。➡ 99 00:06:22,015 --> 00:06:25,252 もうすぐ夏休みじゃない? ん? 100 00:06:25,252 --> 00:06:27,687 (リュカ) アンナちゃん 夏休みの予定は? 101 00:06:27,687 --> 00:06:29,689 えっ? はい。➡ 102 00:06:29,689 --> 00:06:33,260 え~っと 寮が開いている間は 寮にいて➡ 103 00:06:33,260 --> 00:06:36,296 閉まっている間は 実家に帰ろうかと。 104 00:06:36,296 --> 00:06:38,331 それだけじゃあ もったいないよ!➡ 105 00:06:38,331 --> 00:06:40,367 せっかくだから 夏休みの間➡ 106 00:06:40,367 --> 00:06:42,869 グレイスちゃんがアンナちゃんを オーヴェルヌ家に招いて➡ 107 00:06:42,869 --> 00:06:47,240 貴族の生活のあれこれを 実地に 教えてあげるってのは どう? 108 00:06:47,240 --> 00:06:49,976 なるほど。 それは名案ですわね! 109 00:06:49,976 --> 00:06:54,648 (アンナ)えっ ええっ⁉ そ… そんな ご迷惑をおかけするわけには…。 110 00:06:54,648 --> 00:06:57,217 私なんかが 貴族の生活を教わっても➡ 111 00:06:57,217 --> 00:06:59,920 意味がないですし…。 いいえ! 112 00:06:59,920 --> 00:07:02,489 アンナ あなたは まだ ご自分の立場を➡ 113 00:07:02,489 --> 00:07:04,958 よく分かっていらっしゃらない ようですわね。 114 00:07:04,958 --> 00:07:07,961 ん? あなたは 近い将来➡ 115 00:07:07,961 --> 00:07:10,597 この国で最も高い地位に 加わることも➡ 116 00:07:10,597 --> 00:07:14,401 ありえますのよ。 ≪王子ルートに進んだらね≫ 117 00:07:14,401 --> 00:07:17,270 そのときのために 最低限のルールやマナーを➡ 118 00:07:17,270 --> 00:07:20,440 知っておく必要がありますわ。 ええっ⁉ 119 00:07:20,440 --> 00:07:22,676 ≪この国で 最も高い地位といえば➡ 120 00:07:22,676 --> 00:07:25,278 もちろん王族。 そして 将来の王様は➡ 121 00:07:25,278 --> 00:07:28,748 ヴィルジール殿下で その婚約者はグレイス様≫ 122 00:07:28,748 --> 00:07:32,285 ≪ということは つまり 私に…≫ 123 00:07:32,285 --> 00:07:34,788 王妃となったグレイス様に お仕えする➡ 124 00:07:34,788 --> 00:07:37,924 宮廷女官になれると 期待されているのでは⁉ 125 00:07:37,924 --> 00:07:39,959 分かりました グレイス様! 126 00:07:39,959 --> 00:07:42,529 いつか来る その日の… その日のために! 127 00:07:42,529 --> 00:07:45,131 全力で 上流階級のお作法を➡ 128 00:07:45,131 --> 00:07:47,567 きっと覚えます! 129 00:07:47,567 --> 00:07:50,270 そ… そう? 130 00:07:50,270 --> 00:07:53,273 では 夏休みは うちに泊まり込みで勉強ですわよ。 131 00:07:53,273 --> 00:07:56,276 いいですわね? (アンナ)はい グレイス様! 132 00:07:56,276 --> 00:07:58,878 本当に仲がいいですね あのお二人は。 133 00:07:58,878 --> 00:08:00,880 そだね~。 134 00:08:00,880 --> 00:08:04,050 (リュカ)≪なんか かみ合ってないけど 面白いからいっか!≫ 135 00:08:07,620 --> 00:08:09,689 ピチャ… 136 00:08:12,993 --> 00:08:17,731 はて? どこだ? ここは。 137 00:08:17,731 --> 00:08:20,700 随分と寂しい所だが…。 138 00:08:20,700 --> 00:08:23,136 ん? 139 00:08:23,136 --> 00:08:25,605 (日菜子の声)お父さん…。 ん? 140 00:08:26,973 --> 00:08:29,142 ああ~ オリオンか。 141 00:08:29,142 --> 00:08:32,412 (日菜子の声) こっち… こっちに お父さん。 142 00:08:32,412 --> 00:08:36,583 なるほど。 私は お前の父のようなものだしな。 143 00:08:37,951 --> 00:08:41,521 だけど いつから しゃべれるようになったんだ? 144 00:08:41,521 --> 00:08:45,325 それに その声 聞き覚えがあるような…。 145 00:08:45,325 --> 00:08:48,728 ♬~ 146 00:08:48,728 --> 00:08:50,697 ん? 147 00:08:52,132 --> 00:08:54,801 あっ…。 148 00:08:54,801 --> 00:08:56,770 あっ! 149 00:08:56,770 --> 00:09:05,412 ♬~ 150 00:09:05,412 --> 00:09:07,480 グレイス? 151 00:09:09,249 --> 00:09:11,351 グレイス! え~っと…。 152 00:09:11,351 --> 00:09:13,386 まず なんて言えばいいんだ? 153 00:09:13,386 --> 00:09:17,223 はじめまして… も おかしな気がするし。 154 00:09:17,223 --> 00:09:20,593 そもそも 私は この子の何なんだっけ? 155 00:09:23,229 --> 00:09:26,166 考えてみれば 私は 私たちのことを➡ 156 00:09:26,166 --> 00:09:29,135 何も分からないままなのだが➡ 157 00:09:29,135 --> 00:09:33,139 まずは そこから出てきなさい グレイス。 158 00:09:33,139 --> 00:09:36,876 こんな 暗くて冷たい所に 閉じこもっていたら➡ 159 00:09:36,876 --> 00:09:38,845 体に悪いぞ。 160 00:09:40,280 --> 00:09:42,982 あっ! ああっ…。 161 00:09:42,982 --> 00:09:47,554 ♬~ 162 00:09:47,554 --> 00:09:50,390 (ジョゼット)あっ…。 163 00:09:50,390 --> 00:09:54,861 夢? (ジョゼット)あの… お嬢様➡ 164 00:09:54,861 --> 00:09:56,930 おはようございますなのです。 165 00:09:56,930 --> 00:09:59,866 あっ… ええ。 166 00:09:59,866 --> 00:10:01,868 おはよう ジョゼット。 167 00:10:01,868 --> 00:10:04,704 (ジョゼット) 悪い夢でも見ていたのです? 168 00:10:04,704 --> 00:10:09,109 そうね…。 でも どんな夢だったかしら。 169 00:10:09,109 --> 00:10:11,111 思い出せないわ。 170 00:10:11,111 --> 00:10:13,847 (アンナ)あの… グレイス様。 171 00:10:13,847 --> 00:10:18,017 あっ! アンナ! どうしたの? その格好は。 172 00:10:25,592 --> 00:10:28,595 (日菜子)ん? ん? んん~? 173 00:10:28,595 --> 00:10:32,565 今のは 夢… だったよね。➡ 174 00:10:32,565 --> 00:10:36,269 夢のシーンなんて出てきたの 初めてじゃない?➡ 175 00:10:36,269 --> 00:10:38,271 あの籠の中のグレイスが➡ 176 00:10:38,271 --> 00:10:41,407 何を意味しているかは 分からないけど➡ 177 00:10:41,407 --> 00:10:45,845 きっと 何か重要な鍵になる… と思う。 178 00:10:45,845 --> 00:10:49,582 (日菜子)≪やっぱり これは 全く別のルート。➡ 179 00:10:49,582 --> 00:10:52,585 ゲーム「ラブビー」のシナリオとは 全く違う➡ 180 00:10:52,585 --> 00:10:56,489 この世界の独自の物語が 始まっている。➡ 181 00:10:56,489 --> 00:11:00,493 そもそも 1年生の夏休みは ゲーム本来のシナリオだと➡ 182 00:11:00,493 --> 00:11:03,496 アンナは 学生寮で過ごすか➡ 183 00:11:03,496 --> 00:11:06,966 実家に帰るのどちらかしか 選べないはず。➡ 184 00:11:06,966 --> 00:11:09,602 そして それによって 攻略の進め方も➡ 185 00:11:09,602 --> 00:11:11,604 変化していくのよね≫ 186 00:11:11,604 --> 00:11:13,973 ところが この世界では➡ 187 00:11:13,973 --> 00:11:15,975 オーヴェルヌ家に 泊まりに来るという➡ 188 00:11:15,975 --> 00:11:19,412 全く別のルートに分岐してる。➡ 189 00:11:19,412 --> 00:11:23,316 そして アンナときたら 何しろ 優秀な主人公スペックだから➡ 190 00:11:23,316 --> 00:11:26,219 ほんの数日で 淑女のマナーや 基礎教養を➡ 191 00:11:26,219 --> 00:11:28,721 ひととおり マスターしてしまい…。 192 00:11:28,721 --> 00:11:33,560 それで 今度は 我が家の 使用人たちの仕事を学びたいと➡ 193 00:11:33,560 --> 00:11:35,929 そう言いだしたのでしたわね。 194 00:11:35,929 --> 00:11:38,932 (アンナ)はい! 分かりました。 195 00:11:38,932 --> 00:11:42,068 ≪まあ 将来 使用人を雇う立場になったとき➡ 196 00:11:42,068 --> 00:11:45,338 その仕事を知っておくことは 大事だからな≫ 197 00:11:45,338 --> 00:11:49,342 ≪アンナも そういう自覚が できてきたということか≫ 198 00:11:49,342 --> 00:11:52,178 やるからには しっかり学びなさい。 199 00:11:52,178 --> 00:11:54,881 きっと 将来 役に立ちますわ。 200 00:11:54,881 --> 00:11:57,250 はい! 全力で頑張ります! 201 00:11:57,250 --> 00:12:00,820 (アンナ)≪将来 グレイス様に お仕えするときのために!≫ 202 00:12:02,689 --> 00:12:06,793 (ジョゼット)お嬢様の髪結いは マチルド先輩しかできないのです。➡ 203 00:12:06,793 --> 00:12:09,862 今のうちに 私たちは ベッドを直すのです。 204 00:12:09,862 --> 00:12:12,332 はい ジョゼット先輩! 205 00:12:12,332 --> 00:12:14,934 「先輩」は やめてほしいのです。➡ 206 00:12:14,934 --> 00:12:17,937 失礼するのです。 207 00:12:17,937 --> 00:12:19,973 ボフッ! 208 00:12:19,973 --> 00:12:22,542 ジョゼットせ… ちゃん? 209 00:12:22,542 --> 00:12:24,644 (ジョゼット) 遊んでいるわけではないのです。 210 00:12:24,644 --> 00:12:28,715 ん? メイド長の教えなのです。 211 00:12:28,715 --> 00:12:32,719 メイドは 常に 主人の視点で考えるのです。➡ 212 00:12:32,719 --> 00:12:35,955 こうして 主人と同じ姿勢になってみないと➡ 213 00:12:35,955 --> 00:12:39,525 寝床の弾力や 天井に異常がないか➡ 214 00:12:39,525 --> 00:12:41,527 確認できないのです。 215 00:12:41,527 --> 00:12:45,164 な… なるほど。 勉強になります。 216 00:12:45,164 --> 00:12:47,567 (ジョゼット) では アンナも やってみるのです。 217 00:12:47,567 --> 00:12:51,070 (アンナ)はい! ボフッ! 218 00:12:51,070 --> 00:12:54,073 (アンナ)≪うわ~ ふかふか~!≫ 219 00:12:54,073 --> 00:12:56,809 ≪それに とってもいい匂い≫ 220 00:12:56,809 --> 00:12:58,845 ≪これは グレイス様の香水?≫ 221 00:12:58,845 --> 00:13:03,182 ≪まるで グレイス様に 包まれているような…≫ 222 00:13:03,182 --> 00:13:05,184 ≪ふふふっ…≫ 223 00:13:05,184 --> 00:13:07,754 (ジョゼット)アンナ? ああ~。 はっ! 224 00:13:07,754 --> 00:13:10,757 あっ くっ… 異常ありません! 225 00:13:10,757 --> 00:13:13,259 (ジョゼット) じゃあ シーツ 交換するのです。 226 00:13:13,259 --> 00:13:17,230 了解です! 大丈夫かな? このルート。 227 00:13:27,599 --> 00:13:30,602 (アンナ)あの… マチルド先輩。 (マチルド)「先輩」は やめてけろ。 228 00:13:30,602 --> 00:13:34,306 (アンナ)ジョゼットせ… ちゃんから 聞いたんですけど➡ 229 00:13:34,306 --> 00:13:36,308 グレイス様の髪結いって➡ 230 00:13:36,308 --> 00:13:39,011 マチルド先輩にしか できないそうですね。 231 00:13:39,011 --> 00:13:41,013 (マチルド)んだ。 (アンナ)一体 どうやって➡ 232 00:13:41,013 --> 00:13:44,016 あんなすてきな髪型に 仕上げるんですか? 233 00:13:44,016 --> 00:13:48,053 (マチルド)そいつは おらの生得魔法を使ってんだぁ。 234 00:13:48,053 --> 00:13:50,856 (アンナ)生得魔法って 確か➡ 235 00:13:50,856 --> 00:13:54,293 獣人の方が 生まれつき 持っている魔法ですよね。 236 00:13:54,293 --> 00:13:58,797 (マチルド)んだ。 子どもの頃から 使えんだけっども➡ 237 00:13:58,797 --> 00:14:00,966 人に教えることはできねぇし➡ 238 00:14:00,966 --> 00:14:04,436 それ以外の魔法は使えねぇんです。 239 00:14:04,436 --> 00:14:08,507 それに 誰でも 生まれつき 持ってるわけではないのです。 240 00:14:08,507 --> 00:14:12,177 おらの生得魔法は 手に持ったものを熱くする➡ 241 00:14:12,177 --> 00:14:15,147 ってもんで…。 242 00:14:15,147 --> 00:14:17,949 お湯が沸くよりは 熱くなるけんど➡ 243 00:14:17,949 --> 00:14:20,585 火がつくほどには熱くならねぇ。 244 00:14:20,585 --> 00:14:23,221 火魔法の系統でしょうか。 245 00:14:23,221 --> 00:14:26,825 そういう 中途半端な魔法だけっども➡ 246 00:14:26,825 --> 00:14:30,195 おらぁ 考えました。 この魔法でも きっと➡ 247 00:14:30,195 --> 00:14:33,532 誰かの役に立てるはずだって。➡ 248 00:14:33,532 --> 00:14:35,534 そんで 思いついたのが➡ 249 00:14:35,534 --> 00:14:37,636 アイロン屋でしたぁ。➡ 250 00:14:37,636 --> 00:14:41,373 服やハンカチに 魔法で熱した こてを当てて➡ 251 00:14:41,373 --> 00:14:44,176 シワをきれいに伸ばすんです。➡ 252 00:14:44,176 --> 00:14:46,578 ちょっと おしゃれな 奥様方なんかが➡ 253 00:14:46,578 --> 00:14:48,980 よく お客さんになってくれましたぁ。 254 00:14:48,980 --> 00:14:50,982 (マチルド)((あっ。 ん?)) 255 00:14:53,485 --> 00:14:55,487 ((あっ…)) 256 00:14:55,487 --> 00:15:00,125 (マチルド)そんで ある日 ここの奥様に拾われたんだぁ。➡ 257 00:15:00,125 --> 00:15:03,228 こうして おらは アイロン係として➡ 258 00:15:03,228 --> 00:15:06,698 オーヴェルヌ家で 働くことになったんだぁ。➡ 259 00:15:06,698 --> 00:15:09,601 お給金もらえて 弟や妹にも➡ 260 00:15:09,601 --> 00:15:12,170 おなかいっぱい 食べさせることができて➡ 261 00:15:12,170 --> 00:15:14,806 奥様には感謝してんだぁ。 262 00:15:14,806 --> 00:15:16,808 ((ぷはっ)) 263 00:15:16,808 --> 00:15:19,177 (マチルド) ちっちぇ頃のグレイスお嬢様は➡ 264 00:15:19,177 --> 00:15:21,179 よぐ おらだちの仕事場に来て➡ 265 00:15:21,179 --> 00:15:25,317 アイロン掛けの様子を楽しそうに 眺めてらしたっけなぁ。➡ 266 00:15:25,317 --> 00:15:29,721 だども おらには どうしても 気になることがあったんだぁ。 267 00:15:31,990 --> 00:15:34,726 (マチルド)((あの… あの… 奥様!➡ 268 00:15:34,726 --> 00:15:37,662 生意気なことかもしんねぇけど➡ 269 00:15:37,662 --> 00:15:39,664 おらに お嬢様の御髪を➡ 270 00:15:39,664 --> 00:15:43,802 整えさせていただけねぇですか?)) ((ん?)) 271 00:15:43,802 --> 00:15:48,240 (マチルド)((おら 昔から 妹たちの髪を整えてたんです。➡ 272 00:15:48,240 --> 00:15:51,743 おらの魔法で 髪を熱くしたり 冷ましたりすっと➡ 273 00:15:51,743 --> 00:15:54,679 巻いたり 伸ばしたりできるんで…)) 274 00:15:54,679 --> 00:15:57,349 ((これ とってもすてきですわ!)) 275 00:15:57,349 --> 00:16:00,252 ((わあっ)) 276 00:16:00,252 --> 00:16:02,921 そっからは ずっと お嬢様の髪は➡ 277 00:16:02,921 --> 00:16:07,325 おらが整えてんだ。 お給金も上がったし➡ 278 00:16:07,325 --> 00:16:11,196 おら この魔法を持って生まれて よがったなぁって➡ 279 00:16:11,196 --> 00:16:13,198 思ってんですよ。 280 00:16:13,198 --> 00:16:16,001 (アンナ) それは 魔法だけじゃなくて➡ 281 00:16:16,001 --> 00:16:19,004 マチルドさんの腕が いいからですよ。 282 00:16:19,004 --> 00:16:22,974 そういえば マチルド先輩が お嬢様に怒られてるところは➡ 283 00:16:22,974 --> 00:16:25,010 見たことないのです。 284 00:16:25,010 --> 00:16:27,712 お嬢様が怖かった頃から。 285 00:16:27,712 --> 00:16:32,684 んにゃあ 確かに お嬢様は 厳しい人だけっども…。 286 00:16:32,684 --> 00:16:34,686 んっ。 287 00:16:34,686 --> 00:16:38,089 意味もなく 怒ったりする人じゃあねぇよ➡ 288 00:16:38,089 --> 00:16:41,092 昔っからな。 あっ…。 289 00:16:41,092 --> 00:16:43,962 (マチルド) あっ お茶がなぐなったなぁ。➡ 290 00:16:43,962 --> 00:16:47,732 今 沸かすから ちょっと待ってけろ。 291 00:16:47,732 --> 00:16:49,734 シュー 292 00:16:49,734 --> 00:16:52,237 (マチルド)にゃははっ。 (2人)≪便利≫ 293 00:16:52,237 --> 00:16:54,239 (オリーブ)では アンナ様。 294 00:16:54,239 --> 00:16:58,276 ここからは 私 メイド長のオリーブが ご説明いたしましょう。 295 00:16:58,276 --> 00:17:00,645 (アンナ)よろしくお願いします! 296 00:17:00,645 --> 00:17:05,116 (オリーブ)まずは 我々の主人である オーヴェルヌ家の皆様です。➡ 297 00:17:05,116 --> 00:17:07,886 グレイス様のお兄様である アドリアン様は➡ 298 00:17:07,886 --> 00:17:11,523 外国へ留学中。 お母様のジャクリーヌ様は➡ 299 00:17:11,523 --> 00:17:13,992 別荘にて療養中でございます。 300 00:17:13,992 --> 00:17:17,128 ということは 今 お屋敷に いらっしゃるのは…。 301 00:17:17,128 --> 00:17:19,631 ええ。 レオポルド様とグレイス様の➡ 302 00:17:19,631 --> 00:17:21,800 お二人だけです。 それに対して➡ 303 00:17:21,800 --> 00:17:24,502 使用人は 何人いると思いますか? 304 00:17:24,502 --> 00:17:27,305 え~っと… でも 大きなお屋敷ですから➡ 305 00:17:27,305 --> 00:17:29,708 何十人とか? 306 00:17:29,708 --> 00:17:32,878 (オリーブ)現時点で およそ300人。 300人⁉ 307 00:17:32,878 --> 00:17:35,714 (オリーブ)オーヴェルヌ邸は 住居であるお屋敷と➡ 308 00:17:35,714 --> 00:17:38,316 広大な敷地から 成り立っています。➡ 309 00:17:38,316 --> 00:17:41,453 ですから 使用人も屋敷の中と外で働く➡ 310 00:17:41,453 --> 00:17:44,155 2つのグループに分けられます。➡ 311 00:17:44,155 --> 00:17:46,191 まずは 屋内組。➡ 312 00:17:46,191 --> 00:17:49,728 掃除と洗濯を担当する ハウスキーピング班。➡ 313 00:17:49,728 --> 00:17:52,497 公爵邸では 国賓を招いてのパーティーなども➡ 314 00:17:52,497 --> 00:17:54,533 催されますから 常に 邸内を➡ 315 00:17:54,533 --> 00:17:57,202 美しく保つ必要があります。➡ 316 00:17:57,202 --> 00:18:00,772 次は 料理班。 主人のお食事は もちろん➡ 317 00:18:00,772 --> 00:18:03,508 使用人たちの賄いも 毎日 作りますから➡ 318 00:18:03,508 --> 00:18:05,677 極めて重要な部署です。➡ 319 00:18:05,677 --> 00:18:09,481 そして 屋敷の事務や 経理を司る執事班。➡ 320 00:18:09,481 --> 00:18:11,483 旦那様や お嬢様の服飾や➡ 321 00:18:11,483 --> 00:18:14,319 美容担当といった専門職の方々。➡ 322 00:18:14,319 --> 00:18:18,089 屋外組の花形は 庭を管理する園丁班。➡ 323 00:18:18,089 --> 00:18:21,593 家族ごと 住み込みで 働いてもらうケースが多いです。 324 00:18:21,593 --> 00:18:24,663 ちなみに わしら職人も 家族で住んでおるぞ。 325 00:18:24,663 --> 00:18:26,698 (オリーブ)公爵邸の所有する➡ 326 00:18:26,698 --> 00:18:29,567 馬や牛の世話をする 飼育班。➡ 327 00:18:29,567 --> 00:18:32,604 ブドウを育てて ワインを作る醸造班。➡ 328 00:18:32,604 --> 00:18:35,540 と… 今日一日 体験してもらいましたが➡ 329 00:18:35,540 --> 00:18:37,542 いかがでしたか? (アンナ)はい!➡ 330 00:18:37,542 --> 00:18:39,544 とっても楽しかったです! 331 00:18:39,544 --> 00:18:42,547 でも やはり 公爵家は すごいです。➡ 332 00:18:42,547 --> 00:18:47,018 家というより まるで ここだけで 一つの町のようです。 333 00:18:47,018 --> 00:18:50,155 いや~ ほんとすごいね。➡ 334 00:18:50,155 --> 00:18:53,058 でも 少なくとも 「ラブビー」のシナリオでは➡ 335 00:18:53,058 --> 00:18:56,795 公爵家に ここまで細かい設定は なかったよな。➡ 336 00:18:56,795 --> 00:19:02,233 そもそも 悪役令嬢の家の設定を 作り込んでも意味がないし。 337 00:19:02,233 --> 00:19:05,270 (日菜子)≪やっぱり うすうす 感じてはいたけど➡ 338 00:19:05,270 --> 00:19:08,306 この世界は ゲームそのものじゃなくて➡ 339 00:19:08,306 --> 00:19:11,076 ゲームによく似た どこかに実在する➡ 340 00:19:11,076 --> 00:19:13,244 異世界なんじゃないかな?≫ 341 00:19:13,244 --> 00:19:16,014 だとしたら…。 ん? 342 00:19:16,014 --> 00:19:18,049 ごきげんよう 皆様。 343 00:19:18,049 --> 00:19:22,487 ♬~ 344 00:19:22,487 --> 00:19:25,190 公爵家の見学ツアーは いかがでした? 345 00:19:25,190 --> 00:19:28,259 グレイス様! そ… そのお姿は? 346 00:19:28,259 --> 00:19:32,197 あなたの姿を見て 私も着てみたくなりましたの。 347 00:19:32,197 --> 00:19:35,600 いかが? え~っと その…➡ 348 00:19:35,600 --> 00:19:38,570 よくお似合いです。 349 00:19:38,570 --> 00:19:40,572 ≪「お似合いです」ね≫ 350 00:19:40,572 --> 00:19:44,342 ≪ごく当たり前な感想のように 聞こえるけれど どうやら➡ 351 00:19:44,342 --> 00:19:47,846 グレイスがアンナの使用人になる ルートもありうる➡ 352 00:19:47,846 --> 00:19:50,915 という隠れたメッセージに 気付いたようだな≫ 353 00:19:50,915 --> 00:19:52,951 ≪どんな服でも 着こなしてしまう➡ 354 00:19:52,951 --> 00:19:56,388 あふれ出る気品! さすが グレイス様!≫ 355 00:19:56,388 --> 00:19:58,690 ≪本当に よくお似合いです!≫ 356 00:20:00,291 --> 00:20:04,062 それでは アンナ 我が公爵家の使用人たちを見て➡ 357 00:20:04,062 --> 00:20:06,898 どう感じました? あっ。 358 00:20:06,898 --> 00:20:11,803 例えば たった一つの家族のために 300人も使用人がいるなんて➡ 359 00:20:11,803 --> 00:20:15,507 贅沢すぎるのではないか… とか。 360 00:20:15,507 --> 00:20:17,609 んっ…。 361 00:20:21,012 --> 00:20:23,615 (アンナ)確かに 私は➡ 362 00:20:23,615 --> 00:20:27,318 最初に聞いたとき とても驚きました。➡ 363 00:20:27,318 --> 00:20:29,988 ですが…。 364 00:20:29,988 --> 00:20:33,158 ジョゼット あなたはメイド見習いですよね。 365 00:20:33,158 --> 00:20:35,827 はえっ? ということは➡ 366 00:20:35,827 --> 00:20:38,863 ここへ来てから メイドのお仕事を教わったのよね。 367 00:20:38,863 --> 00:20:41,566 は… はいです。 お仕事と➡ 368 00:20:41,566 --> 00:20:46,504 それに 文字の読み書きや お金の計算も習っているのです。 369 00:20:46,504 --> 00:20:49,574 (アンナ)なるほど。 つまり➡ 370 00:20:49,574 --> 00:20:53,578 このお屋敷は お給金を頂いて働く 仕事の場であり➡ 371 00:20:53,578 --> 00:20:55,613 若い使用人にとっては➡ 372 00:20:55,613 --> 00:20:59,651 生きるすべを知る 学校でもあるということです。 373 00:20:59,651 --> 00:21:04,155 そして お屋敷や庭園で開かれる パーティーなどの催しは➡ 374 00:21:04,155 --> 00:21:07,192 私たち庶民からは 贅沢な遊びに見えても➡ 375 00:21:07,192 --> 00:21:11,663 公爵様にとっては 社交というお仕事そのもの。➡ 376 00:21:11,663 --> 00:21:15,467 公爵様は 社交を行うために たくさんの人を雇い➡ 377 00:21:15,467 --> 00:21:19,471 雇われた人たちは 仕事を得て 家族を養う。➡ 378 00:21:19,471 --> 00:21:22,974 そうして成り立つ 一つの小さな国のようだと➡ 379 00:21:22,974 --> 00:21:24,976 私は 感じました。 380 00:21:26,377 --> 00:21:28,379 ふふっ。 381 00:21:30,381 --> 00:21:32,383 あっ。 382 00:21:32,383 --> 00:21:36,121 すばらしい答えですわ アンナ。 383 00:21:36,121 --> 00:21:41,126 その若さで これほど大きな視野で 物事を捉えられる資質。 384 00:21:41,126 --> 00:21:44,162 あなたを この屋敷に招いて正解でしたわ。 385 00:21:44,162 --> 00:21:46,197 (アンナ)あっ…。 386 00:21:46,197 --> 00:21:49,000 あなたは いずれ こちら側に来て➡ 387 00:21:49,000 --> 00:21:52,971 多くの人を 幸福にする人物におなりでしょう。 388 00:21:52,971 --> 00:21:55,540 (アンナ) あ… ありがとうございます! 389 00:21:55,540 --> 00:21:59,344 私 精いっぱい努力して そちら側で働いても➡ 390 00:21:59,344 --> 00:22:02,180 恥ずかしくない能力を 身に付けて➡ 391 00:22:02,180 --> 00:22:04,249 たくさんの人の お役に立ちたいです! 392 00:22:04,249 --> 00:22:06,551 ええ 期待しています。 393 00:22:08,586 --> 00:22:10,588 ご覧なさい。 394 00:22:10,588 --> 00:22:14,225 夕日も あなたを応援していますわ。 395 00:22:14,225 --> 00:22:16,728 はい グレイス様! 396 00:22:16,728 --> 00:22:18,763 (日菜子)≪昭和の演出…。➡ 397 00:22:18,763 --> 00:22:21,466 やっぱり ここ 乙女ゲーじゃないよね⁉≫ 398 00:22:22,801 --> 00:22:42,821 ♬~ 399 00:22:42,821 --> 00:22:52,831 ♬~ 400 00:22:52,831 --> 00:23:12,784 ♬~ 401 00:23:12,784 --> 00:23:16,688 ♬~ 402 00:23:22,560 --> 00:23:26,764 ♬~ 403 00:23:30,902 --> 00:23:39,911 ♬~ 404 00:23:39,911 --> 00:23:50,421 ♬~ 405 00:23:57,662 --> 00:24:00,064 (日菜子)お父さんってさ 今どきの52歳にしちゃ➡ 406 00:24:00,064 --> 00:24:02,100 老け過ぎじゃね? (美津子)藪からスティックに…。 407 00:24:02,100 --> 00:24:05,203 (日菜子)今どきのアラフィフに バーコード頭の人は なかなか…。 408 00:24:05,203 --> 00:24:08,239 (美津子)そう お父さんの あの頭には 理由があるのよ。 409 00:24:08,239 --> 00:24:10,408 (日菜子) やっぱり! で 理由って? 410 00:24:10,408 --> 00:24:13,411 (美津子)今は話せないわ。 時が来たら教えてあげる。 411 00:24:13,411 --> 00:24:16,914 (日菜子)オタクの好物 伏線っぽいセリフ きた~!