1 00:00:07,107 --> 00:00:11,111 (藤)〈どうして傘を差し出したんだろう〉 2 00:00:11,111 --> 00:00:17,117 〈あなたの目には どんなふうに映ったんだろう〉 3 00:00:17,117 --> 00:00:22,122 〈雨の日に出会ったのは 偶然なんだろうか〉 4 00:00:22,122 --> 00:00:24,124 (雨の音) 5 00:00:24,124 --> 00:00:26,093 (傘に雨が当たる音) (希依)ん? 6 00:00:29,162 --> 00:00:33,133 〈どうして傘を差し出したんだろう〉 7 00:00:34,101 --> 00:00:38,071 〈あなたの目には どんなふうに映ったんだろう〉 8 00:00:39,106 --> 00:00:43,110 (希依)小説を書いてるって 本当ですか? 9 00:00:45,078 --> 00:00:55,088 ♬~ 10 00:02:26,179 --> 00:02:28,115 (鳥の鳴き声) 11 00:02:28,115 --> 00:02:32,119 通り雨だったみたいね。 ぬれなかった? 12 00:02:32,119 --> 00:02:34,121 (希依)はい! ありがとうございました。 13 00:02:34,121 --> 00:02:36,123 それで どんな小説を書いて…。 14 00:02:36,123 --> 00:02:38,125 また降るかもしれないから→ 15 00:02:38,125 --> 00:02:41,094 出かけるなら 傘を取ってきたほうがいいわよ。 16 00:02:44,097 --> 00:02:46,133 (希依)もしかして→ 17 00:02:46,133 --> 00:02:50,103 ごまかしてる? いや… そんなことは。 18 00:02:52,105 --> 00:02:54,107 …お母さんに聞いたの? 19 00:02:54,107 --> 00:02:56,109 わあ~! 《しまった…》 20 00:02:56,109 --> 00:02:58,111 本当だったんですね! 21 00:02:58,111 --> 00:03:01,114 お母さん いつも冗談ばかりだから 疑っていたんですが。 22 00:03:01,114 --> 00:03:05,085 素敵です! かっこいいです! 憧れます~! 23 00:03:06,119 --> 00:03:10,123 (希依)いつもお散歩してるから 働いてない人かと思ってました! 24 00:03:10,123 --> 00:03:12,125 そう…。 25 00:03:12,125 --> 00:03:14,127 (希依)どんなの書いてるか教えてください! 26 00:03:14,127 --> 00:03:17,130 えーっと… うーん…。 27 00:03:17,130 --> 00:03:19,199 今 ちょっと 友達を待たせてるから…。 28 00:03:19,199 --> 00:03:23,136 (希依)あっ そうなんですね。 ごめんなさい。 29 00:03:23,136 --> 00:03:25,105 ううん。 気にしないで。 30 00:03:25,105 --> 00:03:31,144 あと 私が小説家だってことは 内緒にしといてくれると嬉しいかな。 31 00:03:31,144 --> 00:03:33,146 (希依)はい! もちろん! 任せてください! 32 00:03:33,146 --> 00:03:38,151 作家って 「せんさい」だからですよね? わかっています。 33 00:03:38,151 --> 00:03:41,154 (ミミ)忘れ物って 財布だけじゃなかったのかよ。 34 00:03:41,154 --> 00:03:43,123 あっ…。 35 00:03:43,123 --> 00:03:46,126 (レン)フフフ… かわいい~! 36 00:03:46,126 --> 00:03:49,129 あなたが希依ちゃん? (希依)なぜ 名前を? 37 00:03:49,129 --> 00:03:52,132 やっぱり! お隣さんなんだよね。 38 00:03:52,132 --> 00:03:56,136 よかったら お茶しに行くんだけど 一緒にどうかな? 39 00:03:56,136 --> 00:03:58,138 えっ いいんですか!? 40 00:03:59,106 --> 00:04:01,108 (靴で地面を擦る音) 41 00:04:02,109 --> 00:04:04,144 ハイ ムッティ! 42 00:04:04,144 --> 00:04:08,115 あの… あのね えっと…→ 43 00:04:08,115 --> 00:04:14,121 お茶しにね… うーんと… お姉さんのお友達? と…。 44 00:04:15,088 --> 00:04:19,192 あっ 急に すみません。 隣の藤ですが…。 45 00:04:19,192 --> 00:04:24,097 📳(エマ)お茶しに行くんでしょ? 私も行きたかった! うらやましいわ~! 46 00:04:24,097 --> 00:04:27,200 はい。 仕事が落ち着いたら エマさんも ぜひ。 47 00:04:27,200 --> 00:04:29,136 📳キャー! 楽しみ! 48 00:04:29,136 --> 00:04:32,239 それで 希依ちゃん 何かアレルギーとか 食べられないものは…。 49 00:04:32,239 --> 00:04:34,107 📳大丈夫よ! 50 00:04:34,107 --> 00:04:36,109 わかりました。 ありがとうございます。 51 00:04:36,109 --> 00:04:39,179 (エマと希依のはしゃぎ声) 52 00:04:39,179 --> 00:04:41,181 (操作音) 53 00:04:42,149 --> 00:04:46,119 スマホ ありがとう。 (希依)こちらこそ ありがとうございました! 54 00:04:46,119 --> 00:04:48,088 希依ちゃんって エマさん似だね。 55 00:04:48,088 --> 00:04:52,092 え~? 全然 違いますよ~。 56 00:04:53,093 --> 00:04:55,095 (店員)いらっしゃいませ。 57 00:04:56,129 --> 00:04:59,132 中も雰囲気良さそうだね。 58 00:04:59,132 --> 00:05:02,102 大きいピザ窯あるよ! 59 00:05:04,137 --> 00:05:06,106 おお~っ! 60 00:05:07,174 --> 00:05:11,111 (ミミ)そういえば さっき 2人で なんの話してたんだ? 61 00:05:11,111 --> 00:05:15,115 ねえ ミミ ここ ラザニアあるわよ。 あなた 好きだったでしょ? 62 00:05:15,115 --> 00:05:18,118 (希依)ハッ! (ミミ)おっ どうした? どうした? 63 00:05:18,118 --> 00:05:21,087 (希依)オネエサン ショウセツ カイテル。 64 00:05:21,087 --> 00:05:25,125 シリタイ… ナニ カイテルカ シリタイ。 65 00:05:25,125 --> 00:05:27,093 (ミミ)変なスイッチ入っちゃったな。 66 00:05:28,128 --> 00:05:30,130 (ミミ)教えてやりゃいいじゃん。 67 00:05:30,130 --> 00:05:34,134 なぜ… なぜ 教えてくれないんですか。 68 00:05:34,134 --> 00:05:36,136 怒ってる。 かわいい~! 69 00:05:36,136 --> 00:05:40,106 (ミミ)大人には秘密があるもんなんだよ。 (カメラのシャッター音) 70 00:05:40,106 --> 00:05:42,275 (希依)む~…。 71 00:05:42,275 --> 00:05:45,111 お姉さんの小説って 面白いですか? 72 00:05:45,111 --> 00:05:49,082 (ミミ)おっ 標的を私らに変えたか。 賢いな。 73 00:05:50,116 --> 00:05:56,122 最初に出した本って なんか ほら 男の子と女の子が出てくるんだっけ? 74 00:05:56,122 --> 00:05:59,092 もしかして 恋のお話? 75 00:06:03,096 --> 00:06:06,099 (ミミ)お待たせ。 あっ…。 76 00:06:07,300 --> 00:06:09,135 本 出たんだってな。 77 00:06:09,135 --> 00:06:12,105 おめでとう。 ありがとう。 78 00:06:13,106 --> 00:06:15,108 びっくりした。 79 00:06:15,108 --> 00:06:19,112 (ミミ)いや~ よかった よかった。 「よかった」って…。 80 00:06:19,112 --> 00:06:23,116 出版社に依頼されて書いてるんだから 当然 本になるよ。 81 00:06:23,116 --> 00:06:26,119 (ミミ)ん~? お前が体壊したり→ 82 00:06:26,119 --> 00:06:29,155 トラブルもなく書き終えられて よかったなって話だよ。 83 00:06:29,155 --> 00:06:31,124 あっ…。 84 00:06:31,124 --> 00:06:34,127 (ミミ)おっ! クリームソーダあるじゃん。 85 00:06:35,128 --> 00:06:38,131 そっか… ごめん ありがとう。 86 00:06:38,131 --> 00:06:41,134 (ミミ)それが出来たての本? 見せてよ。 87 00:06:41,134 --> 00:06:43,103 絶対 嫌。 (ミミ)なんでだよ! 88 00:06:47,140 --> 00:06:50,110 …というね。 ん? 89 00:06:51,111 --> 00:06:54,147 知らないじゃないか。 (ミミ)ごめん…。 90 00:06:54,147 --> 00:06:57,117 しかも 関係ない話だった…。 91 00:06:57,117 --> 00:07:00,153 (ミミ)あれ? そうだったっけ? 92 00:07:00,153 --> 00:07:03,123 関係なかったかな~? あのあと 飲み屋行って→ 93 00:07:03,123 --> 00:07:06,126 あなたが泥酔した話も したほうがいいんじゃない? 94 00:07:06,126 --> 00:07:09,095 (机をたたく音) (ミミ)それこそ関係ないだろ! 95 00:07:10,096 --> 00:07:14,134 あなたは知っていますか? (レン)ん~? 96 00:07:14,134 --> 00:07:19,105 思い 内にあれば 色 外に現る。 97 00:07:19,105 --> 00:07:22,108 深く愛すほどに 別れはつらい。 98 00:07:22,108 --> 00:07:28,114 だけど 雨がやんだあと 良い時が訪れるの…。 99 00:07:28,114 --> 00:07:32,118 なんだか わからないけど 愛のお話!? 100 00:07:34,120 --> 00:07:37,090 (レン)はい もしもし。 どうしたの? 101 00:07:40,126 --> 00:07:42,095 レン! (レン)ん~? 102 00:07:43,129 --> 00:07:45,198 忙しいところ ごめんなさい。 103 00:07:45,198 --> 00:07:48,101 (レン)ううん。 どうしたの~? 104 00:07:48,101 --> 00:07:54,107 いや 実は… いい税理士さんいたら 紹介していただければと。 105 00:07:54,107 --> 00:07:57,110 ああ なるほど! 了解了解~! 106 00:07:57,110 --> 00:08:01,114 別に そんなに お金があるわけじゃないんだけど…。 107 00:08:03,116 --> 00:08:07,120 あの… それで… これ→ 108 00:08:07,120 --> 00:08:12,125 今度 新しく出るやつ。 (レン)おお~! 1年ぶりくらい? 109 00:08:17,130 --> 00:08:22,102 知ってる人に読まれるのは… 恥ずかしいね。 110 00:08:25,105 --> 00:08:28,108 無理して見せてくれなくていいんだよ。 111 00:08:30,176 --> 00:08:32,112 無理してなんか…。 112 00:08:32,112 --> 00:08:34,114 (レン)で・も→ 113 00:08:34,114 --> 00:08:38,118 愛の詩集ができたら読みたいかも~! フフフフッ…! 114 00:08:40,120 --> 00:08:45,125 (レン)見せたくない理由は 恥ずかしいだけじゃないんでしょ? 115 00:08:48,194 --> 00:08:52,132 (レン)その時 表紙は見たはずなんだけど→ 116 00:08:52,132 --> 00:08:54,100 忘れちゃった! 117 00:08:55,135 --> 00:08:58,204 もう この子に聞きます。 118 00:08:58,204 --> 00:09:01,107 (ミミ)ハハッ。 意外と そいつが知ってるかもな。 119 00:09:01,107 --> 00:09:04,110 (レン)一つ屋根の下だもんね~。 120 00:09:05,111 --> 00:09:07,080 この子は知らないよ。 121 00:09:10,116 --> 00:09:13,119 なんで 教えてくれないんですか? 122 00:09:13,119 --> 00:09:16,089 私には まだ早いんですか? 123 00:09:18,124 --> 00:09:20,093 早いとかじゃないよ。 124 00:09:23,129 --> 00:09:26,099 また 通り雨かしら? 125 00:09:27,133 --> 00:09:32,105 〈雨が降らなかったら 出会わなかったかもしれない〉 126 00:09:33,106 --> 00:09:40,113 私と 私の書いた本は別だから 今は内緒でいいの。 127 00:09:40,113 --> 00:09:44,117 たくさん本を読んでいたら いつか出会うよ。 128 00:09:45,151 --> 00:09:48,121 そんなのわからないじゃないですか。 129 00:09:48,121 --> 00:09:50,190 〈出会った〉 130 00:09:50,190 --> 00:09:54,127 私と希依ちゃんだって こうして出会ってるんだから。 131 00:09:54,127 --> 00:09:56,129 〈出会わなかった〉 132 00:09:56,129 --> 00:09:59,132 それは お隣さんだから…。 133 00:09:59,132 --> 00:10:02,135 〈出会いたかった〉 134 00:10:02,135 --> 00:10:04,137 そうかもしれないけど…。 135 00:10:04,137 --> 00:10:06,139 〈出会えた〉 136 00:10:06,139 --> 00:10:11,144 〈似たような顔をしているから 間違えてしまうけど〉 137 00:10:11,144 --> 00:10:14,114 〈出会いは 偶然なんだろうか〉 138 00:10:15,148 --> 00:10:20,120 本当に必要なら ちゃんと出会えるよ。 139 00:10:20,120 --> 00:10:23,122 少し不思議だけどね。 140 00:10:24,124 --> 00:10:30,096 〈偶然じゃないとしたら あなたは なぜ 私を選んだんだろう〉 141 00:10:32,131 --> 00:10:36,102 それにね 希依ちゃん。 (希依)なんですかあ~? 142 00:10:38,104 --> 00:10:44,110 恋とか愛のお話も書いてるから… 恥ずかしいの。 143 00:10:45,111 --> 00:10:47,113 (希依)えっ… ええ~~? 144 00:10:47,113 --> 00:10:51,084 もう しょうがないなあ~! 145 00:10:52,118 --> 00:10:57,123 気取っちゃって まあ~。 えっ そう? 素敵じゃない! 146 00:10:57,123 --> 00:11:01,094 ロマンのわからないおバカさんには 読んでほしくないけどね。 147 00:11:01,094 --> 00:11:04,264 おいおい 客を選ぶのか~? 148 00:11:04,264 --> 00:11:06,132 (希依)おバカさんにならないように 気をつけます! 149 00:11:06,132 --> 00:11:09,269 (レン)そうそう。 ミミみたいになったらダメだよ~。 150 00:11:09,269 --> 00:11:11,137 (ミミ)私!? 151 00:11:11,137 --> 00:11:32,125 ♬~ 152 00:11:38,131 --> 00:11:41,100 (照明のスイッチを押す音) (かむ音) 153 00:11:43,136 --> 00:11:45,104 えっ…。 154 00:11:46,105 --> 00:11:50,109 (かむ音) 155 00:11:50,109 --> 00:11:53,112 読もうと思って印刷しておいたのに…。 156 00:11:55,148 --> 00:11:58,117 机の物で遊んじゃ嫌よ。 157 00:11:59,118 --> 00:12:01,120 めちゃくちゃになっちゃった…。 158 00:12:02,121 --> 00:12:04,123 (息を吹きかける音) 159 00:12:04,123 --> 00:12:06,125 まっ いっか。 160 00:12:07,126 --> 00:12:11,130 もしかしたら イマイチだと思ってたしね。 161 00:12:12,131 --> 00:12:14,133 フフッ…。 162 00:12:21,140 --> 00:12:23,109 あなたが言うことじゃないのよ。 163 00:12:25,078 --> 00:12:29,148 (日浦)ああ~ 仕事 終わんねえな…。 164 00:12:29,148 --> 00:12:32,085 (北條)サボって散歩してるからね。 165 00:12:32,085 --> 00:12:36,055 (日浦)サボりじゃなくて 脳を活性化させてんだよ。 166 00:12:36,055 --> 00:12:38,057 監督業は… そう→ 167 00:12:38,057 --> 00:12:41,094 机に かじりつくだけが 仕事じゃないんだ! 168 00:12:41,094 --> 00:12:44,063 (北條)仕事は地味な作業の積み重ねだよ。 169 00:12:44,063 --> 00:12:46,132 (草をかむ音) (北條・日浦)ん? 170 00:12:46,132 --> 00:12:49,102 (かむ音) 171 00:12:49,102 --> 00:12:53,072 (日浦)こんなとこに ラッシーがいるぞ。 (北條)ラスカルと間違えてるよ。 172 00:12:59,078 --> 00:13:01,080 (北條)何してんの…? 173 00:13:01,080 --> 00:13:04,083 道草 食ってんだよ。 見りゃわかるだろ。 174 00:13:05,284 --> 00:13:08,087 えーっと… おなか壊すよ…? 175 00:13:08,087 --> 00:13:10,223 (日浦)大丈夫だ! 176 00:13:10,223 --> 00:13:13,092 犬は賢いから 食べていい草は 大体わかるらしい! 177 00:13:13,092 --> 00:13:15,061 (北條)それ信じるのは 賢くないでしょ。 178 00:13:17,096 --> 00:13:19,098 決めた。 179 00:13:19,098 --> 00:13:22,068 こいつ うちで飼うわ! 180 00:13:22,068 --> 00:13:24,070 (北條)今ので どこに決め手が…。 181 00:13:24,070 --> 00:13:26,072 大体 この子 野良なの? 182 00:13:26,072 --> 00:13:29,108 (日浦)道草 食うアホな犬なんて 野良に決まってんだろ! 183 00:13:29,108 --> 00:13:32,078 (北條)さっき 賢いって言ってたじゃん。 (草をたたきつける音) 184 00:13:32,078 --> 00:13:35,081 来い! 俺と一緒に インタビューとかに映り込んで→ 185 00:13:35,081 --> 00:13:38,084 好感度を上げるんだ! やめなって! 186 00:13:38,084 --> 00:13:42,088 あの すみません。 アホな犬の飼い主です。 187 00:13:42,088 --> 00:13:46,092 (日浦)いやあ~… よく見たら 賢そうな犬だあ…。 188 00:13:46,092 --> 00:13:49,095 さぞ 名のある犬だろう。 189 00:13:49,095 --> 00:13:51,097 では 俺たちは これで。 190 00:13:51,097 --> 00:13:53,099 すみません 失礼しました。 191 00:13:53,099 --> 00:13:56,069 久しぶりね 2人とも。 192 00:13:57,103 --> 00:13:59,105 (日浦)あっ! 193 00:13:59,105 --> 00:14:02,175 ふーちゃん!? うわあ! 久しぶりだね。 194 00:14:02,175 --> 00:14:05,078 (日浦)ふーちゃんって お前 小学生の頃の…。 195 00:14:05,078 --> 00:14:08,114 今日は 2人ともお休みの日? 196 00:14:08,114 --> 00:14:11,117 (北條)いや 日浦のサボりに付き合ってる。 197 00:14:11,117 --> 00:14:14,087 (日浦)俺には… 休息が必要なんだよ。 198 00:14:14,087 --> 00:14:17,090 (北條)ただのサボりだから 気にしないでね。 199 00:14:17,090 --> 00:14:20,093 小学生の頃も 北條さんが面倒見てたもんね。 200 00:14:20,093 --> 00:14:23,096 (日浦)俺は頼んでないんだよ? こいつが勝手に世話してくる…。 201 00:14:23,096 --> 00:14:25,064 (えずく音) 202 00:14:27,166 --> 00:14:29,102 おい! 大丈夫か!? 毒か!? 203 00:14:29,102 --> 00:14:31,070 いや 多分 食べすぎ。 204 00:14:31,070 --> 00:14:33,072 (日浦)食べてたのは この草か!? 205 00:14:35,074 --> 00:14:39,045 食べちゃった。 だから それ やめなって…。 206 00:14:41,147 --> 00:14:43,082 (北條)食べちゃダメな草とかじゃないよね? 207 00:14:43,082 --> 00:14:47,153 ええ。 これ よく食べてるから。 (せき込み) 208 00:14:47,153 --> 00:14:49,122 お水 飲む? 209 00:14:50,056 --> 00:14:52,158 (日浦)わかったぞ! 210 00:14:52,158 --> 00:14:54,060 これは ハコベだ。 211 00:14:54,060 --> 00:14:58,064 正確には コハコベ。 七草がゆに入ってるやつだ。 212 00:14:58,064 --> 00:15:00,099 (北條)食べる前に わかんない? 213 00:15:00,099 --> 00:15:03,069 (日浦)別に 毒があるような草じゃないけどな。 214 00:15:03,069 --> 00:15:05,037 (北條)どうしたんだろう。 215 00:15:08,074 --> 00:15:13,079 (せき込み) 216 00:15:14,080 --> 00:15:18,084 (北條)あら かわいい。 のどに張り付いてたのね。 217 00:15:19,051 --> 00:15:22,088 コラコラ。 あんまり食べると おなか壊しちゃうよ。 218 00:15:22,088 --> 00:15:25,091 (日浦)ハハハハッ! 219 00:15:25,091 --> 00:15:27,059 めっちゃ犬にしゃべりかけるじゃん。 220 00:15:28,094 --> 00:15:31,063 ひとつ いいことを教えてあげる。 221 00:15:32,098 --> 00:15:36,169 日浦くんが知らないだけで 動物 植物 ぬいぐるみ→ 222 00:15:36,169 --> 00:15:38,070 みんな お話しできるのよ。 223 00:15:38,070 --> 00:15:40,072 いやいや…。 224 00:15:40,072 --> 00:15:43,075 なるほどね。 確かにあるかも。 でしょう? 225 00:15:43,075 --> 00:15:46,078 僕 三度の飯よりパンが好きだから→ 226 00:15:46,078 --> 00:15:48,080 いい顔してるパンに出会うと…。 227 00:15:48,080 --> 00:15:51,083 かあ~! 君 おいしそうすぎるね! 228 00:15:51,083 --> 00:15:54,053 いい色! ツヤッツヤだね。 229 00:15:54,053 --> 00:15:57,056 フフッ… それは違うわ。 230 00:15:58,057 --> 00:16:02,094 あと ぬいぐるみが予期せずベッドにあると しゃべっちゃうね。 231 00:16:02,094 --> 00:16:04,096 (北條の声)お前は布団が好きだなあ。 232 00:16:04,096 --> 00:16:06,098 そうね そういうこと。 233 00:16:06,098 --> 00:16:11,270 日浦くんにだって あるんじゃない? 思わず話しかけちゃうこと。 234 00:16:11,270 --> 00:16:14,106 そうだな…。 まあ あるよ。 235 00:16:14,106 --> 00:16:19,145 (日浦の声)つらい時 よく行く動物園に おしゃべりなカワウソがいてな…。 236 00:16:19,145 --> 00:16:22,081 仕事の相談したりするよ。 237 00:16:22,081 --> 00:16:24,116 他のお客さんもいるのよね? 238 00:16:24,116 --> 00:16:27,086 (日浦)しょうがねえだろ! 話しかけられてんだから! 239 00:16:27,086 --> 00:16:29,088 まあ 迷惑にならないなら…。 240 00:16:29,088 --> 00:16:32,058 (北條)お前が 一番 しょうがないよ。 241 00:16:33,092 --> 00:16:37,096 それにしても 成人式以来だっけ? 元気にしてた? 242 00:16:37,096 --> 00:16:43,102 (日浦)俺らは 結構 バタバタしてたよな。 北條と2人で独立したりな。 243 00:16:43,102 --> 00:16:46,105 (北條)あと日浦は 結婚1カ月目で別居したりね。 244 00:16:46,105 --> 00:16:49,075 あらま。 (日浦)語弊のある言い方すんなよ! 245 00:16:49,075 --> 00:16:52,078 妻はアメリカに留学中なんだよ。 246 00:16:52,078 --> 00:16:55,081 (北條)寂しくて泣いてたよね。 (日浦)泣いてねえし! 247 00:16:55,081 --> 00:16:57,083 フフッ…。 248 00:16:57,083 --> 00:17:02,088 相変わらず 仲良くケンカしてるの 変わってないね。 249 00:17:02,088 --> 00:17:06,092 まあ 私も人のこと言えるほど 変わってないけどね。 250 00:17:07,093 --> 00:17:11,097 実際 年取っても あんまり中身変わってなくて びっくりするよね。 251 00:17:11,097 --> 00:17:16,102 子供も大人も 変わりはないのかも。 252 00:17:16,102 --> 00:17:19,071 (日浦)ふーん… そうかね? 253 00:17:20,139 --> 00:17:24,076 (日浦)俺には 随分と変わって見えるけどな。 254 00:17:24,076 --> 00:17:28,147 随分 やわらかくなったと思ってさ。 255 00:17:28,147 --> 00:17:32,084 ガキの頃は なんか思い詰めてるような印象だったから→ 256 00:17:32,084 --> 00:17:35,087 動物に話しかけたりもしなかったし。 257 00:17:35,087 --> 00:17:50,069 ♬~ 258 00:17:50,069 --> 00:17:53,072 (日浦)こいつのおかげなのか? フッ…。 259 00:17:54,140 --> 00:17:56,142 (息を吐く音) 260 00:17:57,076 --> 00:18:00,079 いや 別に そんなことなかったと思うけど。 (日浦)えっ!? 261 00:18:00,079 --> 00:18:03,082 うん。 僕も そうは思ってなかった。 (日浦)ええっ!? 262 00:18:03,082 --> 00:18:06,052 日浦くんは そのキザな感じ→ 263 00:18:06,052 --> 00:18:08,054 変わってないね。 (日浦)何を! 264 00:18:10,056 --> 00:18:13,092 変わってないのも好感が持てるだろ? 265 00:18:13,092 --> 00:18:15,061 フフッ… まあね。 266 00:18:16,128 --> 00:18:22,068 (日浦)ところでさあ 小説書いてんだろ? アニメーションの脚本 手伝ってくんね? 267 00:18:22,068 --> 00:18:25,071 あなた 私の小説 読んだことないでしょ? 268 00:18:25,071 --> 00:18:31,077 (日浦)ないけど まあ 大丈夫だろう。 こういうのは縁だからな。 269 00:18:31,077 --> 00:18:33,079 それと 俺 運いいんだよ。 270 00:18:33,079 --> 00:18:35,081 なっ? 頼む。 遠慮しとく。 271 00:18:35,081 --> 00:18:38,084 (日浦)ええ~!? 即答すぎるだろ! 272 00:18:38,084 --> 00:18:41,087 じゃあ… 考えとく。 273 00:18:41,087 --> 00:18:55,067 ♬~ 274 00:18:55,067 --> 00:18:57,069 私たちも行こうか。 275 00:19:00,072 --> 00:19:03,042 あっ… おいしそう。 276 00:19:05,077 --> 00:19:07,079 あっ…。 277 00:19:07,079 --> 00:19:10,082 フフッ… ナイスキャッチ。 278 00:19:11,083 --> 00:19:13,052 ああ~…。 279 00:19:17,089 --> 00:19:19,091 (もぐる音) えっ… 待っ…。 280 00:19:21,093 --> 00:19:23,162 うっ…! 281 00:19:23,162 --> 00:19:26,132 あ… りがとう…。 282 00:19:28,067 --> 00:19:31,070 ねえ いつまでいるの? 283 00:19:33,072 --> 00:19:35,074 汚れちゃうし もう暗くなるよ? 284 00:19:35,074 --> 00:19:37,076 聞いちゃいない。 285 00:19:38,110 --> 00:19:43,115 そうだ。 早く帰って 明るいうちから お風呂に入ろう。 286 00:19:43,115 --> 00:19:45,084 お風呂で おやつも食べていいよ。 287 00:19:45,084 --> 00:19:47,086 フフッ…。 288 00:19:50,089 --> 00:19:54,060 いや~ 今日は いやでも入れるけどね。 289 00:19:55,061 --> 00:19:59,065 あっ かわいい! ホントだ! 猫? 290 00:20:00,099 --> 00:20:03,069 (女子高生)こんにちは~。 (女子高生)お姉さんのペットですか? 291 00:20:03,069 --> 00:20:07,073 ええ。 お散歩中に ここが気に入っちゃったみたいで。 292 00:20:07,073 --> 00:20:09,108 (2人)かわいい~! 293 00:20:09,108 --> 00:20:12,111 (女子高生)動けなくなっちゃったか~。 かわいい! 294 00:20:12,111 --> 00:20:15,081 (女子高生)わかる! 尊い! 295 00:20:17,083 --> 00:20:21,087 出てきた。 出ちゃったか。 296 00:20:21,087 --> 00:20:23,089 (2人)かわいい~! 297 00:20:26,092 --> 00:20:29,095 お風呂嫌いな犬が多いって聞くけど→ 298 00:20:29,095 --> 00:20:31,063 好きみたいでよかった。 299 00:20:32,098 --> 00:20:36,168 洗面器じゃ小さかったから買ってみたけど ちょうどよさそうね。 300 00:20:36,168 --> 00:20:39,138 (キーボードを打つ音) (君のくしゃみ) 301 00:20:40,106 --> 00:20:42,141 あら。 302 00:20:42,141 --> 00:20:44,076 (くしゃみ) ちょっと こっちおいで。 303 00:20:44,076 --> 00:20:53,085 ♬~ 304 00:20:53,085 --> 00:20:57,056 今日は もう おとなしくしてなさい。 ねっ。 305 00:20:57,056 --> 00:21:02,061 (キーボードを打つ音) 306 00:21:02,061 --> 00:21:07,066 ねえ 今日 日浦くんと北條さんに頼まれた 仕事なんだけど…。 307 00:21:07,066 --> 00:21:10,069 (君の寝息) 308 00:21:10,069 --> 00:21:16,075 (寝息) 309 00:21:16,075 --> 00:21:18,077 フフッ…。 310 00:21:18,077 --> 00:21:29,054 ♬~ 311 00:21:30,089 --> 00:21:34,059 ♬~