1 00:00:01,418 --> 00:00:06,423 ♪~ 2 00:01:23,833 --> 00:01:28,838 ~♪ 3 00:01:39,849 --> 00:01:40,725 (香瑩(シャンイン))はっ! 4 00:01:40,934 --> 00:01:43,186 (衝撃音) 5 00:01:47,315 --> 00:01:49,651 (香瑩)朝帰りか… 6 00:01:49,901 --> 00:01:50,735 ん? 7 00:01:52,195 --> 00:01:53,196 信宏(シンホン)? 8 00:02:04,791 --> 00:02:07,877 (香瑩) 暴力団幹部暗殺の手引きか… 9 00:02:09,003 --> 00:02:12,382 でも無事 潜入には 成功してるわけでしょ? 10 00:02:12,507 --> 00:02:13,800 何か問題あるの? 11 00:02:16,219 --> 00:02:17,637 気にしすぎじゃない? 12 00:02:17,762 --> 00:02:20,640 彼女が よほどのドジを 踏まないかぎり 危険は… 13 00:02:20,765 --> 00:02:24,018 (信宏)うっ! 白蘭(パイラン)は これを俺に託したんだぞ! 14 00:02:24,310 --> 00:02:27,355 彼女は任務に死を覚悟してるんだ 15 00:02:27,647 --> 00:02:31,609 もし白蘭を尾行していたのが 隼鷹会(じゅんようかい)の者だったとしたら… 16 00:02:32,110 --> 00:02:35,530 白蘭の正体が もし疑われてるとしたら― 17 00:02:35,655 --> 00:02:37,073 どんな危険が彼女に… 18 00:02:37,198 --> 00:02:38,575 それで? (信宏)えっ? 19 00:02:38,867 --> 00:02:41,369 それでどうしたいの? 信宏は 20 00:02:43,371 --> 00:02:44,998 白蘭を守る 21 00:02:45,123 --> 00:02:47,917 俺も組織内に潜入して 彼女のそばに… 22 00:02:48,251 --> 00:02:50,587 それ 私がやる 23 00:02:51,129 --> 00:02:52,463 (信宏)香瑩!? 24 00:02:52,589 --> 00:02:54,883 お前は隼鷹会に面が割れてる 25 00:02:55,008 --> 00:02:56,676 (信宏)あっ (香瑩)今 不用意に近づけば― 26 00:02:56,801 --> 00:02:58,928 逆に彼女を危険に さらしかねないってことが― 27 00:02:59,053 --> 00:02:59,888 分かんない? 28 00:03:00,013 --> 00:03:01,180 しかし… 29 00:03:01,306 --> 00:03:02,599 いいから任せな 30 00:03:02,724 --> 00:03:06,311 あっ いや! これは お前には関係のないこと 31 00:03:06,436 --> 00:03:08,521 俺が1人で何とかする 32 00:03:13,359 --> 00:03:15,987 (香瑩)ふっ! (信宏)ギャアッ! あああ… 33 00:03:17,155 --> 00:03:18,072 ふぅ… 34 00:03:19,908 --> 00:03:22,994 熱くなりすぎだよ お前は 35 00:03:52,523 --> 00:03:56,861 (香瑩)ガードは5人 うち 銃を持っているのは2人か 36 00:03:57,445 --> 00:04:01,282 この程度なら白虎(びゃっこ)の手引きなしでも 十分に狙撃できる 37 00:04:01,908 --> 00:04:05,078 ましてや白蘭が 潜入に成功しているのなら― 38 00:04:05,662 --> 00:04:08,957 狙う者にとっても 手引きする者にとっても― 39 00:04:09,082 --> 00:04:11,209 そんなに危険な任務じゃ… 40 00:04:11,334 --> 00:04:12,335 (香瑩)あっ 41 00:04:13,294 --> 00:04:16,214 (香瑩)気づいた? まさか この距離で? 42 00:04:19,509 --> 00:04:20,593 白蘭… 43 00:04:31,562 --> 00:04:33,523 (早川(はやかわ))どうした? 白蘭 44 00:04:34,565 --> 00:04:36,067 (白蘭)いえ 別に 45 00:04:37,235 --> 00:04:39,487 (白蘭)どうぞ お車に 早川様 46 00:04:48,079 --> 00:04:50,832 (香瑩)身をていし早川をかばった 47 00:04:51,582 --> 00:04:53,042 でも なぜ? 48 00:04:53,668 --> 00:04:57,046 早川暗殺を手引きするはずの 彼女が… 49 00:05:15,690 --> 00:05:16,941 (早川)ご苦労だった 50 00:05:17,358 --> 00:05:18,693 他に何かご用は? 51 00:05:19,652 --> 00:05:22,155 いや いい おやすみ 白蘭 52 00:05:22,822 --> 00:05:25,867 (白蘭) おやすみなさいませ 早川様 53 00:05:28,578 --> 00:05:29,871 (早川)白蘭 54 00:05:29,996 --> 00:05:30,830 はい? 55 00:05:31,331 --> 00:05:35,043 (早川)私のことをいつまで “早川様”と呼ぶのかね? 56 00:05:35,168 --> 00:05:36,002 はい? 57 00:05:36,419 --> 00:05:38,421 (早川)私は お前を… 58 00:05:38,546 --> 00:05:39,756 あっ… 59 00:05:41,299 --> 00:05:43,593 (早川)いや 何でもない 60 00:05:44,177 --> 00:05:46,012 おやすみ 白蘭 61 00:05:53,436 --> 00:05:54,562 (ドアの閉まる音) 62 00:05:58,024 --> 00:05:59,192 フッ… 63 00:06:00,818 --> 00:06:03,071 (香瑩) あなた 今日2回も死んでる 64 00:06:09,452 --> 00:06:10,286 誰だ 65 00:06:10,578 --> 00:06:13,456 (香瑩) 昼間 ここを出ていく時に1回 66 00:06:13,581 --> 00:06:16,876 そして今 この部屋に入った時に 67 00:06:17,001 --> 00:06:20,505 命が狙われているにしては ガードが甘すぎるんじゃない? 68 00:06:20,963 --> 00:06:23,674 (早川)殺しに来たにしては 口数が多いな 69 00:06:23,800 --> 00:06:26,469 (香瑩)その気なら あなたは とっくに死んでるわ 70 00:06:28,679 --> 00:06:30,056 女の子? 71 00:06:30,181 --> 00:06:32,350 (香瑩)どう? 私を雇わない? 72 00:06:32,475 --> 00:06:34,769 あなたを完璧に ガードしてさしあげてよ 73 00:06:35,812 --> 00:06:37,772 何者かね? 君は 74 00:06:39,690 --> 00:06:40,691 シティーハンター 75 00:06:41,484 --> 00:06:44,654 ほう 最近は 営業もしているのかね? 76 00:06:44,779 --> 00:06:45,822 シティーハンターは 77 00:06:48,282 --> 00:06:50,034 冗談は よしてくれないか 78 00:06:50,159 --> 00:06:51,244 (香瑩)冗談? 79 00:06:51,369 --> 00:06:52,995 (早川)そうだ お嬢さん 80 00:06:53,121 --> 00:06:54,705 私は真面目よ 81 00:06:54,831 --> 00:06:56,499 シティーハンターとして あなたを… 82 00:06:56,624 --> 00:06:58,668 (早川)私の知っている シティーハンターは― 83 00:06:58,793 --> 00:07:00,503 女の子じゃない 84 00:07:01,212 --> 00:07:03,339 冴羽(さえば)リョウという男なんだがね 85 00:07:03,464 --> 00:07:06,592 あっ… あなた リョウパーパと知り合いなの? 86 00:07:08,553 --> 00:07:09,846 パパ? 87 00:07:11,013 --> 00:07:13,307 私は冴羽リョウの娘 香瑩 88 00:07:13,724 --> 00:07:15,643 娘? 冴羽に? 89 00:07:17,979 --> 00:07:20,690 (ドアの開く音) (リョウ)おーい! 海(うみ)ちゃーん! 90 00:07:20,940 --> 00:07:23,901 うちの不良娘 来てないか? 91 00:07:25,528 --> 00:07:28,197 (リョウ)ったく 不用心だなあ 92 00:07:28,865 --> 00:07:31,367 おーい! 誰もいないのか? 93 00:07:31,492 --> 00:07:32,994 (物音) (信宏)うっ… 94 00:07:33,119 --> 00:07:35,705 (海坊主(うみぼうず)) 待て 信宏! どうした!? 95 00:07:36,038 --> 00:07:38,791 (信宏)うっ うっ うう… うっ! 96 00:07:38,916 --> 00:07:39,876 (リョウ)信宏! 97 00:07:40,001 --> 00:07:41,961 冴羽さん! 香瑩は? 98 00:07:42,086 --> 00:07:45,840 何だ ここにもいないのか 俺も捜しに来たんだが… 99 00:07:45,965 --> 00:07:47,508 ううっ あいつ! 100 00:07:47,633 --> 00:07:48,468 (海坊主)信宏 101 00:07:48,593 --> 00:07:50,803 (リョウ)よう どうしたんだ? こいつ 102 00:07:51,179 --> 00:07:55,266 いやあ ずっと下りてこないと 思ったら 部屋で縛られててな 103 00:07:55,391 --> 00:07:57,852 縛られてた? 誰に? 104 00:07:57,977 --> 00:08:00,188 香瑩以外にいるか? 105 00:08:00,313 --> 00:08:04,108 どうせ この前の女の子に 鼻の下 伸ばしてたんだろ 106 00:08:04,233 --> 00:08:06,777 あいつのやきもちは 香(かおり)譲りなんだから 107 00:08:07,028 --> 00:08:08,905 それどころじゃないんですよ! 108 00:08:09,030 --> 00:08:10,031 (海坊主)あっ… 109 00:08:11,032 --> 00:08:13,075 待てよ 信宏 何があった? 110 00:08:13,201 --> 00:08:15,203 放してください! 白蘭が! 111 00:08:15,328 --> 00:08:16,287 白蘭? 112 00:08:16,412 --> 00:08:18,206 まったく どうしちまったんだ 113 00:08:21,876 --> 00:08:24,795 話してくれないか 詳しく 114 00:08:29,133 --> 00:08:31,636 (早川)香さんの心臓が君の体に? 115 00:08:31,969 --> 00:08:35,598 ええ 香マーマの心臓で 私は生きてる 116 00:08:36,182 --> 00:08:39,060 私の中で香マーマは生きてる 117 00:08:39,685 --> 00:08:43,481 この心臓が私たち家族の絆 118 00:08:45,024 --> 00:08:48,194 そうか 冴羽に家族が… 119 00:08:48,319 --> 00:08:51,113 いい娘を持ったな あいつも 120 00:08:51,906 --> 00:08:56,285 冴羽にとって君も 神から授かりし子なのだな 121 00:08:56,661 --> 00:08:58,621 私の白蘭と同じように 122 00:08:58,746 --> 00:09:01,082 あ… 白蘭と同じ? 123 00:09:01,374 --> 00:09:05,753 (早川)そう あれは 神が授けてくださったのだ 124 00:09:05,878 --> 00:09:08,089 死人だった私にな 125 00:09:22,395 --> 00:09:23,646 (早川)ナオ… 126 00:09:27,858 --> 00:09:28,526 (護衛)うわっ! 127 00:09:28,651 --> 00:09:30,486 (ブレーキ音) 128 00:09:33,281 --> 00:09:34,156 どうした 129 00:09:34,282 --> 00:09:37,034 す… すいやせん! 急に人が… 130 00:09:37,159 --> 00:09:39,370 こら てめえ! 死にてえのか! 131 00:09:41,455 --> 00:09:42,290 あ… 132 00:09:46,836 --> 00:09:48,129 (早川)まさか… 133 00:09:50,047 --> 00:09:51,048 (白蘭)あ… 134 00:09:52,258 --> 00:09:53,634 (護衛)何だ 酔っ払いか? 135 00:09:53,968 --> 00:09:55,344 お… おい 136 00:09:59,265 --> 00:10:00,725 こ… こりゃあ… 137 00:10:00,850 --> 00:10:02,435 どうすんだよ これ 138 00:10:02,560 --> 00:10:04,437 面倒はごめんだぜ 放っておけ 139 00:10:04,562 --> 00:10:06,147 (早川)待て (護衛たち)あ… 140 00:10:06,272 --> 00:10:07,898 (早川)んっ ん… 141 00:10:09,609 --> 00:10:10,818 (護衛たち)あっ 142 00:10:10,943 --> 00:10:13,321 (早川)う… (護衛)お 親分 143 00:10:20,661 --> 00:10:22,246 (早川)ナオ… 144 00:10:24,081 --> 00:10:25,207 ああ… 145 00:10:28,669 --> 00:10:29,629 ナ… 146 00:10:30,379 --> 00:10:32,048 ナオー! 147 00:10:37,720 --> 00:10:38,804 ナオ? 148 00:10:39,263 --> 00:10:41,140 私の死んだ娘だ 149 00:10:41,265 --> 00:10:42,391 あっ 150 00:10:42,808 --> 00:10:46,479 (早川)血まみれの白蘭を見て 私は取り乱した 151 00:10:46,604 --> 00:10:50,941 事故で死んだ娘に… 助けられなかったナオに― 152 00:10:51,067 --> 00:10:53,319 彼女は生き写しだった 153 00:10:53,903 --> 00:10:56,447 “この子を何としても 助けなければ” 154 00:10:56,572 --> 00:10:59,742 私には それしか考えられなかった 155 00:11:00,201 --> 00:11:04,497 二度と手に入らないはずの家族が 再び戻ってきたのだ 156 00:11:04,622 --> 00:11:08,501 “これは神が授けてくれたものに 違いない” 157 00:11:08,626 --> 00:11:10,252 そう思った 158 00:11:10,670 --> 00:11:12,797 神が授けてくれた子… 159 00:11:14,006 --> 00:11:18,052 多分 私の身勝手な 思い込みだろうがな 160 00:11:18,719 --> 00:11:23,391 中国から出稼ぎに来て いきなり強盗に襲われた白蘭を― 161 00:11:23,516 --> 00:11:26,018 私は家に引き取った 162 00:11:26,143 --> 00:11:28,312 ケガが治るまでと言ってな 163 00:11:31,023 --> 00:11:34,610 娘を亡くし 空虚だった私の心は― 164 00:11:34,735 --> 00:11:37,655 白蘭が元気になっていく様子を 見ることで― 165 00:11:37,988 --> 00:11:40,282 次第に満たされていった 166 00:11:41,242 --> 00:11:42,868 あの… (早川)ん? 167 00:11:43,202 --> 00:11:45,413 こんなこと お聞きしていいのか… 168 00:11:45,538 --> 00:11:46,705 何だね? 169 00:11:46,831 --> 00:11:48,082 この部屋は… 170 00:11:48,749 --> 00:11:52,002 あなたは一人暮らしと 言っていたけれど― 171 00:11:52,128 --> 00:11:54,380 この部屋は まるで… 172 00:11:54,505 --> 00:11:56,799 私の娘の部屋だったんだよ 173 00:11:56,924 --> 00:11:57,967 だった? 174 00:11:58,259 --> 00:12:00,970 2年前 交通事故でね 175 00:12:02,388 --> 00:12:05,015 うん 食欲も出てきたね 176 00:12:05,141 --> 00:12:07,435 ベッドから起きられるのも じきだな 177 00:12:07,560 --> 00:12:10,104 あなたのおかげです 感謝します 178 00:12:10,563 --> 00:12:12,565 フッ 感謝か 179 00:12:13,190 --> 00:12:16,652 私は人から感謝されるような 人間ではないがね 180 00:12:16,777 --> 00:12:17,987 えっ 181 00:12:20,239 --> 00:12:23,325 (早川)私はね お嬢さん ヤクザなんだ 182 00:12:23,451 --> 00:12:24,326 え… 183 00:12:24,452 --> 00:12:27,288 (早川)君を刺した連中と同類だよ 184 00:12:27,788 --> 00:12:30,833 私は気まぐれで君を助けただけだ 185 00:12:30,958 --> 00:12:33,752 早く治して ここを出ていくといい 186 00:12:33,878 --> 00:12:36,005 私なんぞに感謝は無用だ 187 00:12:36,130 --> 00:12:38,674 (白蘭)いいえ 感謝します 188 00:12:39,258 --> 00:12:43,637 どうぞ 元気になっても 私をそばに置いてください 189 00:12:43,762 --> 00:12:45,347 娘さんの代わりに 190 00:12:45,764 --> 00:12:47,057 白蘭君… 191 00:12:47,183 --> 00:12:50,811 (白蘭)いえ 代わりだなんて おこがましいとは思います 192 00:12:51,061 --> 00:12:53,689 でも 私に少しでも― 193 00:12:53,814 --> 00:12:56,233 あなたの心を癒やすことが できるのなら… 194 00:12:59,361 --> 00:13:03,616 あなたにもらった この命を あなたのために使いたい 195 00:13:11,999 --> 00:13:16,337 (早川)私は もう白蘭を 手放すことができなくなっていた 196 00:13:17,004 --> 00:13:21,133 今や私は白蘭を 本当の娘のように思っている 197 00:13:21,258 --> 00:13:22,092 (香瑩)ん… 198 00:13:22,218 --> 00:13:28,224 (心臓の鼓動) 199 00:13:30,267 --> 00:13:31,185 (白蘭)ん… 200 00:13:34,688 --> 00:13:40,694 (心電図モニターの音) 201 00:13:57,378 --> 00:13:58,379 (早川)さて… 202 00:13:59,129 --> 00:14:00,881 そろそろ お引き取り願おうか 203 00:14:01,006 --> 00:14:02,216 (白蘭)はっ 204 00:14:02,508 --> 00:14:03,676 えっ? 205 00:14:04,301 --> 00:14:05,636 せっかくだが― 206 00:14:06,011 --> 00:14:09,181 冴羽の娘にガードを させるわけにはいかない 207 00:14:09,306 --> 00:14:10,182 でも… 208 00:14:10,307 --> 00:14:13,394 (早川)帰りは窓からではなく 玄関からで頼むよ 209 00:14:19,191 --> 00:14:23,028 だが… できれば1つ頼みがある 210 00:14:23,320 --> 00:14:24,280 (香瑩)ん… 211 00:14:24,947 --> 00:14:27,867 君と白蘭は年が近いようだ 212 00:14:27,992 --> 00:14:32,204 よければ彼女の友達に なってくれまいか 213 00:14:35,040 --> 00:14:36,667 引き受けました 214 00:14:36,834 --> 00:14:38,502 (ドアの閉まる音) (早川)フッ… 215 00:14:42,006 --> 00:14:43,257 あっ 216 00:14:47,344 --> 00:14:48,679 こんばんは 217 00:14:48,804 --> 00:14:50,723 (白蘭)驚かれないんですね 218 00:14:50,848 --> 00:14:51,974 (香瑩)そっちこそ 219 00:14:52,600 --> 00:14:55,227 二度目ですね お会いするのは 220 00:14:56,145 --> 00:14:57,146 三度目よ 221 00:14:57,271 --> 00:14:58,272 (白蘭)あっ… 222 00:15:04,278 --> 00:15:07,239 (白蘭) あなた 一体 何者なんですか? 223 00:15:07,364 --> 00:15:08,490 (香瑩)何者って? 224 00:15:09,033 --> 00:15:13,162 (白蘭)シティーハンターの 娘っていうことは その… つまり… 225 00:15:13,662 --> 00:15:17,291 (香瑩)私は ただの信宏の友達 昔からのね 226 00:15:17,416 --> 00:15:20,210 (白蘭)えっ… 昔から? 227 00:15:21,503 --> 00:15:25,215 あなた 強盗に襲われたなんてウソ (白蘭)はっ 228 00:15:25,341 --> 00:15:27,217 おなかは自分で刺したんでしょ 229 00:15:27,760 --> 00:15:29,845 早川の懐に潜り込むために 230 00:15:29,970 --> 00:15:30,846 (白蘭)あ… 231 00:15:31,555 --> 00:15:33,766 (香瑩) 彼の娘に似た あなたを選び― 232 00:15:33,891 --> 00:15:38,812 ひん死のところを救わせることで 本当の娘のように信頼させる 233 00:15:39,104 --> 00:15:43,943 白虎の狙いどおり暗殺計画は 順調に進んでいるようね 234 00:15:44,401 --> 00:15:45,235 あなたは? 235 00:15:45,653 --> 00:15:51,158 なのに そのあなたが身をていして 早川を狙撃から守ったのはなぜ? 236 00:15:54,411 --> 00:15:56,413 (白蘭)あれは あなたが… 237 00:15:57,456 --> 00:15:59,708 早川が あなたに 好意を持ったように― 238 00:16:00,459 --> 00:16:03,087 あなたも彼に好意を持ってしまった 239 00:16:03,212 --> 00:16:06,548 そして彼のために 白虎を裏切る覚悟をした 240 00:16:07,257 --> 00:16:09,051 だから信宏に白虎章を… 241 00:16:09,176 --> 00:16:11,011 何者? あなたは! 242 00:16:16,475 --> 00:16:20,270 (香瑩)私は以前 朱雀(すざく)の グラス・ハートと呼ばれていた 243 00:16:20,396 --> 00:16:23,232 (白蘭)グ… グラス・ハート 244 00:16:23,565 --> 00:16:29,405 数年前 死んだ… 朱雀の… 伝説のあの? 245 00:16:29,530 --> 00:16:32,199 (香瑩)そう 私は死んだ 246 00:16:32,574 --> 00:16:34,076 自殺した 247 00:16:34,868 --> 00:16:37,955 人を殺し続けることに 耐えきれなくなって 248 00:16:38,080 --> 00:16:39,498 (白蘭)はっ… 249 00:16:40,457 --> 00:16:42,876 (香瑩)でも 生き返った 250 00:16:43,168 --> 00:16:45,838 心臓移植で生まれ変わった 251 00:16:46,255 --> 00:16:48,215 新しい自分に 252 00:16:48,340 --> 00:16:53,303 (心臓の鼓動) 253 00:16:53,429 --> 00:16:56,098 (白蘭)はっ… あっ ああ… 254 00:16:57,599 --> 00:16:59,518 同じなのね… 255 00:16:59,852 --> 00:17:01,478 あ… 白蘭? 256 00:17:01,812 --> 00:17:05,441 (白蘭)同じ… 私もあなたと 257 00:17:06,025 --> 00:17:10,362 私も… もう耐えられなくなって… 258 00:17:10,779 --> 00:17:12,072 白蘭… 259 00:17:12,197 --> 00:17:14,283 (白蘭)だから あの時… 260 00:17:18,662 --> 00:17:20,247 死んでもいいと思った 261 00:17:23,208 --> 00:17:27,963 (白蘭)人を欺き 死にいざなう… まるで死神のよう 262 00:17:28,630 --> 00:17:31,508 もう嫌 信宏もいない 263 00:17:31,633 --> 00:17:35,512 私も… 私もあなたの所に行きたい 264 00:17:36,013 --> 00:17:37,389 信宏… 265 00:17:40,642 --> 00:17:43,187 あなたのもとへ… 266 00:17:43,312 --> 00:17:47,149 (ブレーキ音) 267 00:17:47,775 --> 00:17:49,026 (早川)生きろ 268 00:17:50,444 --> 00:17:51,570 (白蘭)誰? 269 00:17:51,695 --> 00:17:53,030 (早川)生きろ 270 00:17:53,447 --> 00:17:54,948 生きろ! 271 00:17:59,995 --> 00:18:01,371 (白蘭)この人… 272 00:18:01,830 --> 00:18:06,960 そうだ 私は この人に近づくために わざと… 273 00:18:07,086 --> 00:18:09,797 この人を死のふちに いざなうために 274 00:18:10,422 --> 00:18:13,092 何の恨みもない この人を 275 00:18:13,717 --> 00:18:16,303 私は死神… 276 00:18:16,428 --> 00:18:19,640 生きていれば あなたを取り殺す 277 00:18:20,474 --> 00:18:26,605 信宏 あなたもこんな生き方より 死が救いだった? 278 00:18:28,190 --> 00:18:29,650 私も… 279 00:18:30,609 --> 00:18:33,112 (白蘭)死んだ… ほうがいい 280 00:18:33,487 --> 00:18:34,780 死なせはせん! 281 00:18:36,031 --> 00:18:40,285 死なせはせん! 代わりに私の命をあげてもいい 282 00:18:40,410 --> 00:18:41,870 だから生きてくれ! 283 00:18:47,000 --> 00:18:47,960 (白蘭)涙? 284 00:18:48,293 --> 00:18:52,172 頼む! 二度も私から 離れないでくれ! 285 00:18:52,673 --> 00:18:55,092 (白蘭)私のために… 286 00:18:55,467 --> 00:18:57,010 (早川)頼む! 287 00:18:57,636 --> 00:19:00,973 (白蘭)こんな私なんかのために… 288 00:19:08,105 --> 00:19:11,733 (白蘭)私は何日も 死線をさまよった 289 00:19:12,901 --> 00:19:18,031 ぼんやりと意識を回復しては こん睡するといった状態だった 290 00:19:18,532 --> 00:19:22,744 その間ずっと 声が聞こえていたような気がする 291 00:19:22,870 --> 00:19:26,540 “生きろ”と 繰り返し 繰り返し… 292 00:19:27,374 --> 00:19:30,669 その声が死のふちに 落ちそうな私を― 293 00:19:30,794 --> 00:19:33,255 引き止めてくれたような気がした 294 00:19:34,464 --> 00:19:39,094 そして ようやく意識を はっきりと取り戻した時… 295 00:19:39,720 --> 00:19:41,221 (早川)死ぬな 296 00:19:43,307 --> 00:19:45,767 生きてくれ… 297 00:19:46,101 --> 00:19:47,561 生きて… 298 00:19:49,688 --> 00:19:52,858 (白蘭)ずっと私のために― 299 00:19:52,983 --> 00:19:56,612 何日も そばを離れず呼びかけを… 300 00:19:56,737 --> 00:20:00,574 父親が必死に 娘を救おうとするように 301 00:20:00,949 --> 00:20:03,660 これが親の愛情? 302 00:20:04,119 --> 00:20:07,831 (白蘭)私にとって 生まれて初めて触れた感情 303 00:20:07,956 --> 00:20:10,709 それを向けられていた時 私は… 304 00:20:15,422 --> 00:20:17,382 あの人が死んだ娘さんと― 305 00:20:17,507 --> 00:20:20,135 私をだぶらせているのは 分かっている 306 00:20:23,764 --> 00:20:25,641 でも私は― 307 00:20:26,308 --> 00:20:30,395 彼を本物の父親のように 感じ始めていた 308 00:20:31,313 --> 00:20:34,024 早川は私の父 309 00:20:36,902 --> 00:20:39,905 この気持ちを止めることはできない 310 00:20:50,999 --> 00:20:56,004 ♪~ 311 00:22:16,001 --> 00:22:21,006 ~♪