1 00:00:03,003 --> 00:00:09,309 ♬~ 2 00:01:32,359 --> 00:01:36,947 初めて 銃士見習として出勤した その日に➡ 3 00:01:37,014 --> 00:01:40,100 ダルタニャンは リシュリューの陰謀を見破り➡ 4 00:01:40,167 --> 00:01:45,956 バッキンガム公爵を助け出すという 見事な働きをしたのです。 5 00:01:55,032 --> 00:01:58,318 そして その明くる日…。 6 00:01:58,335 --> 00:02:04,624 ♬~ 7 00:02:11,665 --> 00:02:13,650 (ダルタニャン)あ…。 8 00:02:13,650 --> 00:02:19,956 ♬~ 9 00:02:30,684 --> 00:02:34,287 ジャン ゆうべのことは秘密だ。 誰にも話すなよ。 10 00:02:34,354 --> 00:02:37,341 (はだしのジャン)うん。 でも どうして? 11 00:02:37,341 --> 00:02:41,845 あれには きっと もっと大きな秘密が 隠されていると思うんだ。 12 00:02:41,845 --> 00:02:44,348 うっかり 人にしゃべると 大変なことになる。 13 00:02:44,331 --> 00:02:46,633 ふ~ん…。 14 00:02:53,690 --> 00:02:58,278 (コンスタンス)王妃様 ゆうべは 本当に危ないところでしたわ。 15 00:02:58,362 --> 00:03:01,848 (アンヌ王妃)バッキンガム公爵が パリを おたちになるまでは➡ 16 00:03:01,832 --> 00:03:03,917 まだ安心できないわ。 17 00:03:04,034 --> 00:03:08,021 (コンスタンス)リシュリュー様が 最後に 何を仕掛けてくるのか 心配ですわ。 18 00:03:07,988 --> 00:03:09,990 あのダイヤモンドの首飾り➡ 19 00:03:09,990 --> 00:03:14,995 差し上げてしまって よろしかったのでしょうか? 20 00:03:14,995 --> 00:03:16,997 しかたがなかったわ。 21 00:03:17,013 --> 00:03:20,317 あれを お渡ししなければ どんなことになったか…。 22 00:03:20,350 --> 00:03:23,453 ええ。 でも…。(鳴き声) 23 00:03:23,520 --> 00:03:25,522 (ノック) (2人)あ…。 24 00:03:25,522 --> 00:03:28,625 (ノック) (アンヌ王妃)どうぞ。 25 00:03:28,675 --> 00:03:32,462 バッキンガム公爵様が お別れのご挨拶に見えられました。 26 00:03:32,496 --> 00:03:35,599 大広間にお越しくださいませ。 27 00:03:35,665 --> 00:03:38,668 分かりました。 すぐに参ります。 28 00:03:38,668 --> 00:03:40,654 (鳴き声) 29 00:03:40,670 --> 00:03:44,174 (バッキンガム) 国王陛下には 妹君 アンリエット様と➡ 30 00:03:44,207 --> 00:03:47,811 我が国王 チャールズ1世陛下との 結婚をお認めくださり➡ 31 00:03:47,828 --> 00:03:49,830 本当にありがとうございました。➡ 32 00:03:49,863 --> 00:03:53,850 おかげをもちまして 私も 大使の役目を つつがなく果たせましたことを➡ 33 00:03:53,834 --> 00:03:56,937 お礼申し上げます。 34 00:03:57,037 --> 00:03:59,039 (ルイ13世)私も この縁談が➡ 35 00:03:59,005 --> 00:04:03,009 フランス イギリス両国に 平和をもたらすよう望んでいると➡ 36 00:04:03,009 --> 00:04:07,614 チャールズ殿に伝えていただきたい。 かしこまりました。 37 00:04:14,020 --> 00:04:17,624 王妃様も いつまでも お達者で。 38 00:04:21,161 --> 00:04:25,665 ご旅行のご無事を お祈りいたしております。 39 00:04:25,665 --> 00:04:29,653 ありがとう存じます。 40 00:04:29,653 --> 00:04:33,957 王妃様のダイヤの輝きにも似た その瞳の光が➡ 41 00:04:34,007 --> 00:04:37,010 私の行く手を照らしてくださるでしょう。 42 00:04:40,514 --> 00:04:43,517 (リシュリュー) フッ… キザなことを ほざきおって。 43 00:04:43,517 --> 00:04:47,320 (バッキンガム)では おいとま申し上げます。 44 00:05:10,343 --> 00:05:13,930 さようなら アンヌ王妃。 45 00:05:19,352 --> 00:05:23,657 まあ バッキンガム公が まだ こっちをご覧になってるわ。 46 00:05:23,690 --> 00:05:27,694 (鳴き声) うるさいわよ コピー。 お黙り。 47 00:05:29,329 --> 00:05:33,333 差し上げたダイヤの首飾りを 私と思って➡ 48 00:05:33,333 --> 00:05:36,820 もうルーブルを騒がすようなことは なさらないでください。 49 00:05:36,837 --> 00:05:39,122 さようなら バッキンガム公。 50 00:05:39,155 --> 00:05:43,960 (鳴き声) 51 00:05:43,994 --> 00:05:45,996 まあ! 52 00:05:50,350 --> 00:05:54,337 バッキンガムを無事に帰してしまうのか? 53 00:05:54,354 --> 00:05:59,359 (ミレディー)私の役目は ちゃんと果たしたつもり。 54 00:06:03,680 --> 00:06:08,285 わなにかかった獲物を捕らえるのは ローシュフォール様のお仕事。 55 00:06:08,351 --> 00:06:12,656 (ローシュフォール)いや~ あんなところで 邪魔が入るとは思わなかった。 56 00:06:12,689 --> 00:06:14,991 (鳴き声) ん? 57 00:06:16,676 --> 00:06:20,780 う~ん いい子だね。 王妃は 何と言っていたのかい? 58 00:06:20,830 --> 00:06:23,633 (鳴き声) 59 00:06:23,667 --> 00:06:26,269 さあ 早くお言い。 60 00:06:26,369 --> 00:06:30,156 (コピー)「サシアゲタ ダイヤノ クビカザリヲ ワタクシト オモッテ」。 61 00:06:30,173 --> 00:06:33,977 ダイヤの首飾りだと!? (鳴き声) 62 00:06:38,515 --> 00:06:42,619 (バッキンガム)いろいろお世話になりました (トレビル)道中 ご無事で。 63 00:06:42,686 --> 00:06:47,190 ダルタニャン殿にも よろしく。 (トレビル)ダルタニャン? やつが 何か? 64 00:06:47,190 --> 00:06:51,177 このバッキンガムが ありがとうと 言っていたと お伝えください。 65 00:06:51,161 --> 00:06:53,163 (トレビル)はあ…。 66 00:07:04,674 --> 00:07:06,676 ん…。 67 00:07:13,350 --> 00:07:17,954 (ポルトス)ダルタニャン。やあ ポルトス。 隊長がお呼びだ。 68 00:07:18,021 --> 00:07:21,825 すぐ来いとおっしゃってるぞ。 え? すぐ来いって何だろう…。 69 00:07:21,825 --> 00:07:23,827 叱られるに決まってるさ。 70 00:07:23,843 --> 00:07:30,150 思い当たることがあるなら 先に謝っちまえ。う~ん… ん? 71 00:07:31,001 --> 00:07:34,304 (ノック) 入れ。 72 00:07:37,691 --> 00:07:40,994 すみません 隊長。 何だ? 73 00:07:41,027 --> 00:07:46,316 僕も 何だか分からないのです。 とにかく申し訳ありませんでした。 74 00:07:46,316 --> 00:07:49,319 だから 何を謝っているのだ? 75 00:07:49,352 --> 00:07:54,357 訳は 隊長の方が ご存じでしょ? 叱るのは 隊長なんですから。 76 00:07:54,357 --> 00:07:59,145 誰が叱ると言った? あれ? 僕を叱るんじゃないんですか? 77 00:07:59,162 --> 00:08:01,164 謝って損したな…。 78 00:08:01,164 --> 00:08:04,768 バッキンガム公が お前によろしくと言っていたぞ。 79 00:08:04,834 --> 00:08:07,337 ああ そのことですか。 80 00:08:07,320 --> 00:08:11,324 どういうことだ? 隠さずに話してもらおうか! 81 00:08:11,324 --> 00:08:14,327 これは ある方の名誉に関わることです。 82 00:08:14,327 --> 00:08:17,630 隊長殿にも お話はできません。 83 00:08:17,697 --> 00:08:22,986 王妃様の… だな? 何だ ご存じだったんですか。 84 00:08:22,986 --> 00:08:25,989 実は バッキンガム公の歓迎舞踏会に➡ 85 00:08:25,989 --> 00:08:29,492 リシュリュー殿の手足となって働いている ミレディーという女が➡ 86 00:08:29,526 --> 00:08:32,912 出席しているのを知ったのです。 うん。 87 00:08:32,996 --> 00:08:36,599 また何か悪だくみをしてるのではないか 心配になって➡ 88 00:08:36,683 --> 00:08:40,687 僕は こっそり 宮殿の中庭で 見張ることにしたのです。 89 00:08:40,670 --> 00:08:42,772 それで? そうしたら➡ 90 00:08:42,839 --> 00:08:47,644 一人の女が バッキンガム公を 抜け道に誘い込むのを見たのであります。 91 00:08:47,660 --> 00:08:53,967 ♬~ 92 00:09:12,652 --> 00:09:16,656 女が立ち去ると ローシュフォールたちがやって来て➡ 93 00:09:16,656 --> 00:09:19,659 抜け道の出口を固めたのであります。 94 00:09:27,016 --> 00:09:31,821 その女とは?マスクをしていたので 顔は はっきりしませんが➡ 95 00:09:31,855 --> 00:09:35,158 ミレディーではないかと思います。 うん… それで? 96 00:09:35,175 --> 00:09:38,678 思ったとおり。 しばらくして出てきた バッキンガム公を➡ 97 00:09:38,661 --> 00:09:40,964 護衛隊が捕らえようとしました。 98 00:09:41,014 --> 00:09:45,618 そこで 僕が出ていって バッキンガム公を お救いしたというわけです。 99 00:09:45,652 --> 00:09:47,654 そうか。 100 00:09:45,685 --> 00:09:49,489 その抜け道は 王妃様の部屋に通じていたに違いない。 101 00:09:51,508 --> 00:09:53,510 何で そんな抜け道があるのですか? 102 00:09:53,510 --> 00:09:59,816 実はな いざという時 陛下や王妃様が 館から外へ逃れるためのものなのだ。 103 00:09:59,999 --> 00:10:02,502 その場で バッキンガム公が捕まったら➡ 104 00:10:02,502 --> 00:10:05,905 王妃様も 陛下のおとがめを受けたに違いない。 105 00:10:06,005 --> 00:10:09,809 でかしたぞ ダルタニャン。 いや~…。 106 00:10:09,859 --> 00:10:12,962 リシュリューめ さぞや 悔しがっているに違いないぞ。 107 00:10:12,996 --> 00:10:15,298 うん… うん! 108 00:10:17,016 --> 00:10:21,321 (ルイ13世)私を こんな所に誘い出して 秘密の話でもあるのか? 109 00:10:21,354 --> 00:10:25,859 (リシュリュー)はい。 実は 陛下と王妃様の 名誉に関わることで…。 110 00:10:25,859 --> 00:10:29,846 またバッキンガムとのうわさか。 いいかげんにいたせ。 111 00:10:29,846 --> 00:10:34,450 あれは 使いの役目を果たして 何事もなくイギリスに帰ったではないか。 112 00:10:34,501 --> 00:10:37,787 それも さぞ大喜びで帰ったことでしょう。 113 00:10:37,854 --> 00:10:42,158 王妃様から ダイヤの首飾りを せしめたのですから。何? 114 00:10:42,175 --> 00:10:45,478 しかも それは 陛下が 王妃様にプレゼントなさった➡ 115 00:10:45,512 --> 00:10:50,917 あの見事なダイヤの首飾りで ございますぞ。まさか…。 116 00:10:51,017 --> 00:10:55,822 お疑いならば 王妃様に ダイヤの首飾りが お手元にあるかどうか➡ 117 00:10:55,839 --> 00:10:59,142 お確かめになられたら いかがで…。 そんなことはできぬ。 118 00:10:59,159 --> 00:11:01,160 なぜでございます? 119 00:11:01,160 --> 00:11:03,163 私は フランス国王だ。 120 00:11:03,163 --> 00:11:05,965 その辺りの世の亭主どもが 女房に聞くように➡ 121 00:11:06,015 --> 00:11:09,819 一旦与えた贈り物を どこへやったなどと 聞けるか。 122 00:11:09,819 --> 00:11:11,921 でしたら パーティーでも催して➡ 123 00:11:12,021 --> 00:11:15,808 その席に ダイヤの首飾りをつけて お出ましになられるよう➡ 124 00:11:15,859 --> 00:11:20,663 王妃様に お言いつけになられたら いかがでございます? 125 00:11:23,683 --> 00:11:28,271 この度の我が妹 アンリエットと チャールズ1世との婚約を祝って➡ 126 00:11:28,321 --> 00:11:31,925 パーティーを開こうと思うのだが いかがかな? 127 00:11:31,991 --> 00:11:33,993 それは ようございますわ。 128 00:11:34,027 --> 00:11:37,814 アンリエット様も さぞ お喜びになられることと存じます。 129 00:11:37,847 --> 00:11:40,950 このパーティーには 私が そなたに贈った➡ 130 00:11:41,017 --> 00:11:45,121 ダイヤの首飾りをつけて 出席してもらいたい。 よいな。 131 00:11:45,171 --> 00:11:47,957 え? あ…。 132 00:11:47,991 --> 00:11:49,993 何ですって? 133 00:11:49,993 --> 00:11:52,295 ダイヤの首飾りだ。 134 00:11:52,362 --> 00:11:57,350 この間の バッキンガムの歓迎舞踏会で あのダイヤをつけた そなたは➡ 135 00:11:57,333 --> 00:12:00,620 出席したレディーたちの誰よりも 美しかった。 136 00:12:00,703 --> 00:12:03,306 今度のパーティーでも 私は もう一度➡ 137 00:12:03,356 --> 00:12:08,361 ダイヤの首飾りをつけた そなたの あで姿を見たいのだ。 138 00:12:08,328 --> 00:12:11,831 どうした? 何か都合の悪いことでもあるのか? 139 00:12:11,848 --> 00:12:18,137 い… いいえ 陛下のお言いつけとあれば どのような装いでもいたします。 140 00:12:19,989 --> 00:12:23,993 ダイヤの輝きにも負けぬ そなたの美しい姿を➡ 141 00:12:23,993 --> 00:12:26,980 楽しみにしているぞ。➡ 142 00:12:27,030 --> 00:12:29,616 チェック。 あ…。 143 00:12:37,690 --> 00:12:41,194 陛下は なぜ あのようなことを…。 144 00:12:41,160 --> 00:12:43,162 分からない…。➡ 145 00:12:43,196 --> 00:12:47,283 パーティーの装いなど 指図されたことのない陛下なのに…。 146 00:12:47,350 --> 00:12:51,454 きっと リシュリュー様に 唆されたに違いありません。 147 00:12:51,521 --> 00:12:56,526 でも 誰が リシュリューに知らせたのかしら? ダイヤの首飾りのこと…。 148 00:12:56,509 --> 00:12:58,611 え? 149 00:12:58,678 --> 00:13:02,181 首飾りを バッキンガム公に渡したのを 知っているのは➡ 150 00:13:02,165 --> 00:13:04,968 コンスタンス お前だけのはずだけど…。 151 00:13:05,001 --> 00:13:08,604 あ… 王妃様…。 152 00:13:10,690 --> 00:13:14,494 私を お疑いになるのですか? それは あんまりです。 153 00:13:14,527 --> 00:13:20,533 (アンヌ王妃)でも あの時 ここにいたのは 私とバッキンガム公と お前だけです。➡ 154 00:13:20,533 --> 00:13:22,835 私も バッキンガム公も そんなことを➡ 155 00:13:22,819 --> 00:13:25,621 リシュリューに 言うはずがないとすると…。 156 00:13:25,672 --> 00:13:27,774 私は 潔白です。 157 00:13:27,857 --> 00:13:32,161 忠実に 王妃様にお仕えするのを 誇りにしているのに➡ 158 00:13:32,161 --> 00:13:34,464 どうして そんなことができましょう…。 159 00:13:34,497 --> 00:13:36,499 私も そなたを信じたい。 160 00:13:36,516 --> 00:13:42,322 でも 今の私は 何が何だか 分からないのです。 161 00:13:44,340 --> 00:13:46,642 王妃様! お下がり コンスタンス。 162 00:13:46,676 --> 00:13:50,680 しばらく 私を 一人にしておいておくれ。 163 00:13:56,669 --> 00:13:59,272 (鳴き声) 164 00:13:59,338 --> 00:14:05,628 ♬~ 165 00:14:14,670 --> 00:14:16,956 (鳴き声) 166 00:14:20,326 --> 00:14:26,632 ♬~ 167 00:14:37,326 --> 00:14:39,328 よかったな ロシナンテ。 168 00:14:39,328 --> 00:14:41,931 お前も たまには磨いてもらわなくちゃな。 169 00:14:41,998 --> 00:14:44,801 (いななき) 170 00:14:44,851 --> 00:14:49,655 コンスタンスさん。 え? あ…。 171 00:14:49,672 --> 00:14:52,675 コンスタンス。 172 00:14:52,658 --> 00:14:55,261 ん? 173 00:14:55,328 --> 00:14:57,630 コンスタンスさん! 174 00:14:57,680 --> 00:15:03,486 コンスタンス どうしたんだよ。 宮殿で 何かあったのかい? 175 00:15:03,486 --> 00:15:06,589 いいの。 一人にしといて。 176 00:15:06,656 --> 00:15:09,959 もしかして ゆうべのことと関係あるのかな…。 177 00:15:10,026 --> 00:15:14,013 え? ダルタニャン どうして それを? 178 00:15:19,018 --> 00:15:22,321 え!? それじゃあ 王妃様は コンスタンスのことを➡ 179 00:15:22,338 --> 00:15:25,641 スパイだと疑ってるのか? 180 00:15:25,658 --> 00:15:27,960 王妃様も お気の毒なの。 181 00:15:27,994 --> 00:15:31,097 どう考えても 私のほかにいないのだから…。 182 00:15:31,164 --> 00:15:33,266 それにしたって ひどいよな…。 183 00:15:33,349 --> 00:15:37,653 リシュリューが どうして ダイヤの首飾りのことを知ったのか➡ 184 00:15:37,703 --> 00:15:42,191 それさえ分かれば 王妃様のお疑いも 晴らすことができるのだけれど…。 185 00:15:42,158 --> 00:15:44,760 う~ん… 壁に耳ありっていうからな…。 186 00:15:44,844 --> 00:15:48,948 王妃様の部屋の話を 盗み聞きする 仕掛けでもあるんじゃないのか? 187 00:15:49,015 --> 00:15:53,019 ん? 待てよ…。 何か?え? 188 00:15:53,019 --> 00:15:56,322 そういえば バッキンガム公を わなにかけた 女の腕に➡ 189 00:15:56,355 --> 00:15:59,342 オウムが止まっていたな。 オウムですって? 190 00:15:59,342 --> 00:16:02,645 あっ! 王妃様の部屋にも オウムがいるわ。 191 00:16:02,662 --> 00:16:05,765 コピーという ものまねのうまいオウムだけど➡ 192 00:16:05,848 --> 00:16:09,352 確か リシュリューが 王妃様の誕生祝いに プレゼントしたのよ。 193 00:16:09,335 --> 00:16:12,321 それだ。 そいつの尻尾をつかまえるんだ。 194 00:16:12,338 --> 00:16:15,341 そうすれば コンスタンスが スパイじゃないってことが➡ 195 00:16:15,341 --> 00:16:18,444 見事に証明できるぞ。 196 00:16:18,494 --> 00:16:20,897 うん。 197 00:16:26,986 --> 00:16:29,589 王妃様 耳寄りな話がございます! 198 00:16:29,689 --> 00:16:32,992 お前には会いたくない。 下がりなさい。 199 00:16:33,009 --> 00:16:38,114 バッキンガム公爵が ダイヤの首飾りを返してこられました。 200 00:16:38,164 --> 00:16:40,967 え? 201 00:16:41,000 --> 00:16:43,102 もう安心でございます。 202 00:16:43,186 --> 00:16:47,990 リシュリュー様が 王妃様を 陥れようとしても 怖くはございません。 203 00:16:48,024 --> 00:16:53,629 なんと…。 (鳴き声) 204 00:17:07,326 --> 00:17:10,329 (いななき) 205 00:17:13,666 --> 00:17:17,169 今の話は 本当なの? 206 00:17:17,169 --> 00:17:19,672 お許しください 王妃様。 207 00:17:19,689 --> 00:17:25,978 私の身の証しを立てるための うそでございます。え…。 208 00:17:33,019 --> 00:17:36,322 ここは リシュリューの屋敷だな。 やっぱり そうか…。 209 00:17:36,322 --> 00:17:38,624 (いななき) 210 00:17:38,691 --> 00:17:41,794 (リシュリュー)王妃に残された道は ただ一つ。➡ 211 00:17:41,827 --> 00:17:43,829 ロンドンに使いをやって➡ 212 00:17:43,846 --> 00:17:47,350 バッキンガムから 首飾りを返してもらうだけだ。 213 00:17:47,350 --> 00:17:51,954 ご心配なく。 その使いは 絶対に生きては戻れますまい。 214 00:17:52,004 --> 00:17:56,592 (鳴き声) 215 00:17:59,345 --> 00:18:05,651 ♬~(笛)(鳴き声) 216 00:18:07,653 --> 00:18:09,956 さあ コピー。 217 00:18:11,691 --> 00:18:14,977 さあ コピー 話しておくれ。 王妃の秘密を。 218 00:18:15,011 --> 00:18:19,615 (鳴き声) (ミレディー)さあ…。 219 00:18:19,682 --> 00:18:24,687 「バッキンガム ダイヤノ クビカザリ カエシテコラレマシタ」。 220 00:18:24,704 --> 00:18:28,991 何ですって?そんなバカな…。 信じられん。 221 00:18:29,025 --> 00:18:32,328 これで何もかも分かったぞ。 うん。 222 00:18:32,345 --> 00:18:36,449 「バッキンガム ダイヤノ クビカザリ カエシテコラレマシタ」。 223 00:18:36,482 --> 00:18:39,885 あのコピーを捕まえれば 証拠になるんだが…。 224 00:18:40,002 --> 00:18:43,306 う~ん…。 225 00:18:43,356 --> 00:18:46,959 よし 任しとけって! ん? 226 00:18:48,995 --> 00:18:51,597 (ミレディーが吹く笛の音のまね) 227 00:18:51,681 --> 00:18:56,986 (鳴き声) あっ コピー! どこへ行くの? 228 00:18:56,986 --> 00:19:01,090 (ミレディーが吹く笛の音のまね) 229 00:19:01,173 --> 00:19:03,275 やった~! (3人)あっ! 230 00:19:03,376 --> 00:19:06,662 (鳴き声) さあ 早く行け! 231 00:19:06,662 --> 00:19:09,965 (ミレディー)泥棒! 私のコピーが! 232 00:19:09,982 --> 00:19:12,585 剣の相手は 俺がしてやる! 233 00:19:12,651 --> 00:19:16,956 どこかで見たやつだ。 名を名乗れ! 234 00:19:17,006 --> 00:19:20,609 名乗るほどの者ではない。 それ! 235 00:19:20,659 --> 00:19:25,665 ♬~ 236 00:19:25,665 --> 00:19:29,268 早く! コピーを取り戻すのよ! 237 00:19:29,335 --> 00:19:35,624 ♬~ 238 00:19:39,328 --> 00:19:41,330 食らえ! 239 00:19:43,349 --> 00:19:47,153 さあ どっからでも かかってきな! 貴様…。 240 00:19:47,186 --> 00:19:49,989 え~い 許せん! トリャ~ッ! 241 00:19:49,989 --> 00:19:55,094 ♬~ 242 00:19:55,161 --> 00:19:57,163 うわっ! 243 00:19:59,165 --> 00:20:01,967 おりゃ~! わ~っ! 244 00:20:02,001 --> 00:20:05,588 何をしているの! クソ…。 245 00:20:07,339 --> 00:20:09,942 しまった 行き止まりだ。 246 00:20:11,660 --> 00:20:16,966 待て。 もう逃がさんぞ…。 247 00:20:16,999 --> 00:20:22,988 ♬~ 248 00:20:22,988 --> 00:20:25,591 クソ…。 249 00:20:30,830 --> 00:20:32,832 あ…。 250 00:20:32,848 --> 00:20:37,853 だいぶ暴れてくれたわね。 でも もう最後よ 覚悟して。 251 00:20:37,837 --> 00:20:42,341 (ローシュフォール)世話を焼かせやがって…。 252 00:20:42,324 --> 00:20:44,326 ああ…。 253 00:20:44,326 --> 00:20:46,328 ローシュフォール! 254 00:20:46,328 --> 00:20:50,332 さあ 撃ってみな。 255 00:20:50,332 --> 00:20:52,935 ああ! 256 00:20:53,002 --> 00:20:55,588 (ミレディー)邪魔よ どいて! 257 00:20:55,654 --> 00:20:57,656 (ローシュフォール)痛っ! 258 00:20:59,325 --> 00:21:01,927 (銃声) 259 00:21:03,662 --> 00:21:05,965 また会おう! 260 00:21:10,336 --> 00:21:13,322 お待たせ! 行くぞ! 261 00:21:20,329 --> 00:21:23,332 (ミレディーが吹く笛の音のまねと鳴き声) 262 00:21:23,349 --> 00:21:26,952 さあ リシュリューのところで 何をしゃべったのか言うんだ。 263 00:21:27,002 --> 00:21:29,305 (鳴き声) 264 00:21:29,338 --> 00:21:35,628 (ミレディーが吹く笛の音のまね) 265 00:21:36,345 --> 00:21:39,348 「バッキンガム」。 は…。 266 00:21:39,348 --> 00:21:43,352 「ダイヤノ クビカザリ カエシテコラレマシタ」。 267 00:21:43,335 --> 00:21:46,639 もうよい よく分かりました。 268 00:21:46,655 --> 00:21:49,258 コンスタンス。 269 00:21:49,341 --> 00:21:53,345 お前を疑ってすまなかった。 許しておくれ。 270 00:21:53,345 --> 00:21:57,349 許すなんて もったいない。 何をおっしゃいます。 271 00:21:59,018 --> 00:22:02,321 みんなにも世話になったわね。 ありがとう。 272 00:22:02,354 --> 00:22:06,358 いえ 王妃様のために働くのは 銃士の務めですから。 273 00:22:06,358 --> 00:22:10,362 それはいいけど こういう格好しなきゃ 宮殿に入れないなんて…。 274 00:22:10,329 --> 00:22:13,916 俺 もう着たくないよ…。 275 00:22:13,999 --> 00:22:18,087 はあ… スッキリした。 276 00:22:18,187 --> 00:22:21,991 まあ…。 フフフフフ。 277 00:22:30,015 --> 00:22:33,118 (コンスタンス)本当にありがとう ダルタニャン。 278 00:22:33,152 --> 00:22:35,754 何 それほどのことじゃないさ。 279 00:22:35,821 --> 00:22:37,923 でもね…。 でも? 280 00:22:37,990 --> 00:22:40,492 ジャンは コピーをもらったけど➡ 281 00:22:40,526 --> 00:22:44,830 僕にも ちょっとした ご褒美ぐらい あってもいいと思うんだけど…。 282 00:22:44,847 --> 00:22:48,350 王妃様も 是非 お礼を。 王妃様の礼なんていらないよ。 283 00:22:48,334 --> 00:22:50,336 そう…。 284 00:22:50,336 --> 00:22:54,940 このネックレス 私の 一番大事なものだけど これをあげるわ。 285 00:22:55,024 --> 00:22:57,026 やった~! ダメだよ。 286 00:22:56,992 --> 00:22:59,094 首飾りは 縁起が悪いよ。 287 00:22:59,194 --> 00:23:02,281 何を言うんだ ジャン。 せっかく…。 288 00:23:05,000 --> 00:23:07,002 え…。 289 00:23:08,687 --> 00:23:14,493 ねえ コンスタンス。 王妃様の首飾りは きっと 僕が取り返してきてやるよ。 290 00:23:14,510 --> 00:23:17,897 安心しろって。 291 00:23:17,980 --> 00:23:23,285 (鳴き声) 292 00:23:23,319 --> 00:23:25,321 ん? 293 00:23:25,354 --> 00:23:27,356 「アンシンシロッテ」。 ハハッ。 294 00:23:27,323 --> 00:23:32,628 (笑い声) 295 00:23:32,695 --> 00:23:38,701 スパイのコピーは どうやら はだしのジャンと友達になったようです。 296 00:23:38,651 --> 00:23:42,955 しかし ダイヤの首飾りのことを思うと➡ 297 00:23:43,022 --> 00:23:49,011 コンスタンスの心は どうしても 沈みがちになるのでした。 298 00:23:53,332 --> 00:23:59,638 ♬~