1 00:00:59,559 --> 00:01:03,563 (アン・シャーリー)<クイーン学院の試験に 合格した あたしは➡ 2 00:01:03,563 --> 00:01:09,603 進学のため 秋から この村を出ることになりました> 3 00:01:09,603 --> 00:01:12,039 (ダイアナ・バーリー)手紙 毎日 書いてね。 4 00:01:12,039 --> 00:01:16,410 一生 会えないわけじゃないのよ。 でも たくさん書くわね。 5 00:01:16,410 --> 00:01:18,745 (マリラ・カスバート)体に 気をつけるんだよ。 6 00:01:18,745 --> 00:01:21,848 うん。 週末には帰るわ。 7 00:01:25,319 --> 00:01:27,554 アーン! 8 00:01:27,554 --> 00:01:29,556 あははっ! 9 00:01:36,863 --> 00:02:26,713 ♬~ 10 00:02:26,713 --> 00:02:30,150 (マシュウ・カスバート) まったく スペンサーの奥さんは➡ 11 00:02:30,150 --> 00:02:33,420 ありがたい間違いを してくれたものだ。 12 00:02:33,420 --> 00:02:35,822 …そうですね。 13 00:02:35,822 --> 00:02:39,693 (マシュウ)きっと 神様のおぼし召しだ。➡ 14 00:02:39,693 --> 00:02:46,700 あの子が わしらに必要だということを 神様は分かってらしたんだよ。 15 00:02:48,502 --> 00:02:57,744 ♬~ 16 00:02:57,744 --> 00:03:02,349 ♬「未来が読めなくてよかった」 17 00:03:02,349 --> 00:03:04,885 ♬「有り得やしないことでも」 18 00:03:04,885 --> 00:03:06,820 ♬「好きに書けるから」 19 00:03:06,820 --> 00:03:10,690 ♬「心が読めなくてよかった」 20 00:03:10,690 --> 00:03:13,026 ♬「息遣いひとつ」 21 00:03:13,026 --> 00:03:15,262 ♬「愛しいと気付く」 22 00:03:15,262 --> 00:03:19,800 ♬「おしゃべりな草も 気まぐれな雲も」 23 00:03:19,800 --> 00:03:25,005 ♬「生まれた理由とか 多分知らないけど」 24 00:03:25,005 --> 00:03:26,940 ♬「教えてくれた」 25 00:03:26,940 --> 00:03:30,811 ♬「世界はおもしろいこと」 26 00:03:30,811 --> 00:03:34,214 ♬「まだこれからも」 27 00:03:34,214 --> 00:03:36,650 ♬「ここで待ってるよ」 28 00:03:36,650 --> 00:03:38,919 ♬「ねえ待ってるよ」 29 00:03:38,919 --> 00:03:43,156 ♬「夢は照れ屋でかくれんぼが上手」 30 00:03:43,156 --> 00:03:45,625 ♬「目を瞑ってるよ」 31 00:03:45,625 --> 00:03:47,961 ♬「あぁ、まだだよ?」 32 00:03:47,961 --> 00:03:51,431 ♬「あなたにも会わせたいから」 33 00:03:51,431 --> 00:03:54,734 ♬「ここで待ってるよ」 34 00:03:54,734 --> 00:03:56,970 ♬「ねぇ待ってるよ」 35 00:03:56,970 --> 00:04:01,174 ♬「楽しみなことなら いくつでも」 36 00:04:01,174 --> 00:04:03,677 ♬「数え待ってるよ」 37 00:04:03,677 --> 00:04:05,979 ♬「あなたは太陽」 38 00:04:05,979 --> 00:04:07,981 ♬「迎えにきてくれる」 39 00:04:07,981 --> 00:04:12,352 ♬「そんな予感だけをずっと持ってるよ」 40 00:04:12,352 --> 00:04:16,256 ♬~ 41 00:04:19,025 --> 00:04:23,630 ♬~ 42 00:04:25,632 --> 00:04:35,842 ♬~ 43 00:04:35,842 --> 00:04:37,777 (ジェーン・アンドリュース)アンは すごいわ。➡ 44 00:04:37,777 --> 00:04:41,648 1級の教職免許を 1年で取るコースを選ぶなんて。 45 00:04:41,648 --> 00:04:45,919 (ルビー・ギリス)私たちは 2級免許を 1年で取るコース。 46 00:04:45,919 --> 00:04:49,456 1級を取るのには 普通 2年は かかるのにね。 47 00:04:49,456 --> 00:04:52,859 ステイシー先生が勧めてくれたから。 48 00:04:52,859 --> 00:04:56,163 まあ 精いっぱい頑張ってみるわ。 49 00:04:56,163 --> 00:04:58,765 ギルバートも 同じクラスなんでしょ? 50 00:04:58,765 --> 00:05:00,700 あ…。 51 00:05:00,700 --> 00:05:04,404 (ジェーン)昔のことは忘れて 仲良くしてみたら? 52 00:05:08,475 --> 00:05:11,444 (ジェーン)アンは 頑固すぎると思うわ。➡ 53 00:05:11,444 --> 00:05:14,681 クラスで知り合いは ギルバートだけなんでしょ? 54 00:05:14,681 --> 00:05:17,117 (ルビー) あっ ギルバート! あっ…。 55 00:05:17,117 --> 00:05:19,619 (ギルバート・ブライス)あははっ! 56 00:05:19,619 --> 00:05:23,990 (ルビー)おはよう! みんな 新しい学校でもよろしくね。 57 00:05:23,990 --> 00:05:25,959 おう! 58 00:05:25,959 --> 00:05:28,895 あ ギルバート 今日も シャツが 似合ってる! 59 00:05:28,895 --> 00:05:31,198 ああ ありがとう。 60 00:05:31,198 --> 00:05:34,100 ん… んっ! 61 00:05:34,100 --> 00:05:36,937 ♬~ 62 00:05:36,937 --> 00:05:38,872 「親愛なるダイアナ。➡ 63 00:05:38,872 --> 00:05:42,342 あたしは今 たまらなく寂しいわ。➡ 64 00:05:42,342 --> 00:05:45,278 だって 周りは 知らない顔ばかりなのよ。➡ 65 00:05:45,278 --> 00:05:48,048 ああ ジェーンやルビーが一緒なら➡ 66 00:05:48,048 --> 00:05:50,083 こんな よその屋根裏へ行った➡ 67 00:05:50,083 --> 00:05:52,986 猫みたいな気は しなかったでしょうね。➡ 68 00:05:52,986 --> 00:05:56,823 この中の誰と 友達になれるのかしら。➡ 69 00:05:56,823 --> 00:06:01,728 あの とび色の目をして 真っ赤なブラウスを着た人の感じが➡ 70 00:06:01,728 --> 00:06:04,497 とても 生き生きとしていて 好きだわ。➡ 71 00:06:04,497 --> 00:06:09,769 それから あの色白の 美しい髪をした人もいいわ。➡ 72 00:06:09,769 --> 00:06:12,239 夢みることを知っていそうだもの」。 73 00:06:12,239 --> 00:06:14,241 (プリシラ・グラント)ん? 74 00:06:14,241 --> 00:06:18,044 「でも 今のところ あたしは あの人たちを知らないし➡ 75 00:06:18,044 --> 00:06:20,580 向こうも 友達になりたいとは➡ 76 00:06:20,580 --> 00:06:23,483 思っていないかもしれないわね」。 77 00:06:23,483 --> 00:06:26,353 あ…。 78 00:06:26,353 --> 00:06:29,556 「ギルバートは 固く決心しているようだわ。➡ 79 00:06:29,556 --> 00:06:32,926 きっと メダルをとるつもりなのよ。➡ 80 00:06:32,926 --> 00:06:37,430 今は 知ってる顔が 一人でもいることがありがたいわ。➡ 81 00:06:37,430 --> 00:06:40,233 たとえ それがギルバートでもね」。 82 00:06:40,233 --> 00:06:46,840 ♬~ 83 00:06:46,840 --> 00:06:50,410 「こうやって 一人 下宿先で手紙を書いてると➡ 84 00:06:50,410 --> 00:06:52,445 やっぱり寂しい。➡ 85 00:06:52,445 --> 00:06:54,948 でも 泣いたりしないわ。➡ 86 00:06:54,948 --> 00:06:58,551 それは とっても ばかげたことだもの」。 87 00:07:00,153 --> 00:07:02,689 「あたし うそをついたわ。➡ 88 00:07:02,689 --> 00:07:06,526 今 3粒目の涙が 落ちたところよ。➡ 89 00:07:06,526 --> 00:07:08,561 何か おかしなことを 考えて➡ 90 00:07:08,561 --> 00:07:10,864 止めなくちゃ。➡ 91 00:07:10,864 --> 00:07:14,200 でも 思いつくのは アヴォンリーのことばかりよ。➡ 92 00:07:14,200 --> 00:07:18,071 ああ… 今頃 マシュウは家に着いた頃ね。➡ 93 00:07:18,071 --> 00:07:20,707 マリラが 戸口で待っているわ」。 94 00:07:20,707 --> 00:07:25,412 (嗚咽) 「6粒 7粒… もう数えたって駄目。➡ 95 00:07:25,412 --> 00:07:29,716 一気に あふれそうだもの。 元気になんてなれそうもない。➡ 96 00:07:29,716 --> 00:07:33,019 いっそ 悲しいままの方が…」。 (嗚咽) 97 00:07:33,019 --> 00:07:34,954 (ドアが開く音) あ…。 98 00:07:34,954 --> 00:07:37,490 (ジョシー・パイ)やっぱり~ 泣いてる。 99 00:07:37,490 --> 00:07:41,361 なによ…。 (ジョシー)ホームシックになるの 早くない? 100 00:07:41,361 --> 00:07:43,697 別に いいじゃない。 101 00:07:43,697 --> 00:07:46,299 でも 来てくれて嬉しいわ。 102 00:07:46,299 --> 00:07:50,570 見慣れた顔を見るだけで ほっとできるもの。 103 00:07:50,570 --> 00:07:55,508 あたしは つまらないアヴォンリーから 出られて 愉快なくらいよ? 104 00:07:55,508 --> 00:07:58,345 で 何か食べ物ある?➡ 105 00:07:58,345 --> 00:08:04,651 おなか すいちゃって。 マリラが お菓子を いっぱい持たせたんでしょ? 106 00:08:07,320 --> 00:08:11,191 なに ちっちゃいわねえ。 107 00:08:11,191 --> 00:08:13,893 田舎の味がするわ。 108 00:08:16,029 --> 00:08:20,867 (食べる音) 109 00:08:20,867 --> 00:08:26,072 そういえば クイーン学院にも エイヴリー奨学金が出るそうよ。 110 00:08:26,072 --> 00:08:28,608 それ ほんと⁉ ええ。 111 00:08:28,608 --> 00:08:32,011 正式には あさって 発表になるみたい。 112 00:08:33,580 --> 00:08:37,283 ん? どうしたのよ。 113 00:08:39,252 --> 00:08:42,155 英文学で 最高の成績を取れば➡ 114 00:08:42,155 --> 00:08:46,893 レドモンド大学の奨学金を 受けることができるのよね。 115 00:08:46,893 --> 00:08:51,131 年に250ドルずつ 4年間よ。 116 00:08:51,131 --> 00:08:55,802 もし エイヴリー奨学金をとって 大学へ行くことができれば➡ 117 00:08:55,802 --> 00:08:58,538 マシュウが どんなに喜ぶかしら。 118 00:08:58,538 --> 00:09:02,075 確かに あんたは英文学が得意だけど…。 119 00:09:02,075 --> 00:09:04,043 はっ! まさか ねらう気? 120 00:09:04,043 --> 00:09:06,646 一生懸命に 勉強して➡ 121 00:09:06,646 --> 00:09:10,049 とれるものなら 必ず それを とってみせる。 122 00:09:10,049 --> 00:09:11,985 ふふふふ…。 あ~…。 123 00:09:11,985 --> 00:09:15,922 ああ 野心を持つのは楽しいわ! 124 00:09:15,922 --> 00:09:18,758 一つの野心を 実現したかと 思うと➡ 125 00:09:18,758 --> 00:09:20,760 また 別のが➡ 126 00:09:20,760 --> 00:09:24,964 もっと高いところに 輝いているのだもの~! 127 00:09:26,633 --> 00:09:30,770 (吹雪く音) 128 00:09:30,770 --> 00:09:32,705 「愛しのダイアナ。➡ 129 00:09:32,705 --> 00:09:36,643 クラスのみんなは 頭が良くて 想像力があって➡ 130 00:09:36,643 --> 00:09:39,012 なにより 野心にあふれているわ。➡ 131 00:09:39,012 --> 00:09:42,348 なかでも バラ色の頬の少女 ステラは➡ 132 00:09:42,348 --> 00:09:45,618 学年でも 一番の美人とされていて➡ 133 00:09:45,618 --> 00:09:48,388 プリシラは 夢みる少女で➡ 134 00:09:48,388 --> 00:09:51,291 いたずらっ気 いっぱいなの」。 ふふっ。 135 00:09:51,291 --> 00:09:53,226 (ステラ・メイナード)金メダルの候補は➡ 136 00:09:53,226 --> 00:09:57,831 アンと ギルバートと ルイスの 3人に絞られたわね。 137 00:09:57,831 --> 00:10:00,733 アンは エイヴリーも ねらってるんでしょ? 138 00:10:00,733 --> 00:10:03,970 こっちは ライバルが多いわよ。 139 00:10:03,970 --> 00:10:06,639 とにかく やるしかないわね。 140 00:10:06,639 --> 00:10:11,144 ああ 教員免許を取るのって なんて大変なの? 141 00:10:11,144 --> 00:10:16,349 今は クリスマスに 家へ帰ることだけを 楽しみに頑張りましょう! 142 00:10:16,349 --> 00:10:18,885 (ステラ プリシラ)ええ そうね! 143 00:10:18,885 --> 00:10:21,154 (蒸気が出る音) アーン! 144 00:10:21,154 --> 00:10:23,089 ダイアナ! 145 00:10:23,089 --> 00:10:25,091 (ダイアナ アン)あははっ! 146 00:10:25,091 --> 00:10:29,762 メリークリスマス アン! メリークリスマス ダイアナ! 147 00:10:29,762 --> 00:10:34,901 また やってるわ。 毎週 会ってるのにね。 148 00:10:34,901 --> 00:10:38,771 ダイアナの顔が見られて 本当に嬉しいわ! 149 00:10:38,771 --> 00:10:44,177 アンは ステラやプリシラの方が 好きになったのかと思ったわ。あ…。 150 00:10:44,177 --> 00:10:48,348 ステラもプリシラも それは すてきな人たちよ。 151 00:10:48,348 --> 00:10:51,551 でも あたしにとって 一番大切なのは➡ 152 00:10:51,551 --> 00:10:54,254 ダイアナ あなただけよ。 153 00:10:54,254 --> 00:10:58,525 前より もっと大事なくらいだわ。 154 00:10:58,525 --> 00:11:15,808 ♬~ 155 00:11:15,808 --> 00:11:27,720 ♬~ 156 00:11:27,720 --> 00:11:29,656 ありがとう。 157 00:11:29,656 --> 00:11:34,227 汽車は もうすぐ来ると思うの。 寒いから 先に帰って。 158 00:11:34,227 --> 00:11:37,130 ん…。 ほら 早く。 159 00:11:37,130 --> 00:11:41,367 クリスマスを一緒に過ごせて 楽しかったわ。 160 00:11:41,367 --> 00:11:44,270 次に会えるのは 春になってからね。 161 00:11:44,270 --> 00:11:50,176 体に… 気をつけてな。 マシュウも 暖かくしてね。 162 00:12:08,127 --> 00:12:10,430 あ…。 163 00:12:20,707 --> 00:12:25,044 クリスマス休暇なんて あっという間だな…。 164 00:12:25,044 --> 00:12:30,450 もう テストが終わるまでは 帰ってこられないわけだ。 165 00:12:30,450 --> 00:12:32,485 そうね…。 166 00:12:32,485 --> 00:12:37,156 だったらもう やるしかない。 ええ。 167 00:12:37,156 --> 00:12:40,059 負けないよ。 168 00:12:40,059 --> 00:12:42,528 あたしも。 169 00:12:42,528 --> 00:12:46,132 (汽笛) 170 00:12:55,108 --> 00:12:59,946 ♬~ 171 00:12:59,946 --> 00:13:04,584 (ジェーン)信じられない! もう 試験が来週だなんて…。 172 00:13:04,584 --> 00:13:08,988 お金を たくさん使ったあげく 教員免許が取れなかったら➡ 173 00:13:08,988 --> 00:13:10,923 どうすればいいの⁉ 174 00:13:10,923 --> 00:13:13,559 あたしは 落ちても 来年 また来るわ。 175 00:13:13,559 --> 00:13:18,264 ええ? そうだ アン。 教授が言ってたわよ。 176 00:13:18,264 --> 00:13:20,233 ギルバートが金メダル➡ 177 00:13:20,233 --> 00:13:23,603 エミリーが 奨学金をとるにちがいないって。 178 00:13:23,603 --> 00:13:25,538 ちょっと ジョシー! 179 00:13:25,538 --> 00:13:30,943 ふふふっ それを聞いたからには 明日には 頭痛がするでしょうね。 180 00:13:30,943 --> 00:13:32,879 でも 今のところ➡ 181 00:13:32,879 --> 00:13:36,716 グリーン・ゲイブルズのくぼ地に すみれが咲いているかぎり➡ 182 00:13:36,716 --> 00:13:41,454 「恋人の小径」に 小さなシダが 頭をのぞかせているかぎり➡ 183 00:13:41,454 --> 00:13:45,258 奨学金が 誰のものになろうと かまわないわ。 184 00:13:45,258 --> 00:13:48,161 あたしは 最善を尽くしたんですもの。 185 00:13:48,161 --> 00:13:50,596 確かに アンは頑張ったわ。 186 00:13:50,596 --> 00:13:54,834 さあ もう 試験の話はやめましょう。 そうね。 187 00:13:54,834 --> 00:14:00,306 もっと 未来の自分を想像してみるのがいいわ。 188 00:14:00,306 --> 00:14:02,308 ん~。 189 00:14:02,308 --> 00:14:10,383 ♬~ 190 00:14:10,383 --> 00:14:15,254 「愛しい愛しい ダイアナ。 今日は 嬉しい知らせがあります。➡ 191 00:14:15,254 --> 00:14:19,025 ジェーンたちが 無事に 試験に合格しました。➡ 192 00:14:19,025 --> 00:14:24,831 ルビーは 早速 卒業式に着るドレス選びに 夢中になってます。➡ 193 00:14:24,831 --> 00:14:29,135 あたしとギルバートが受けた 1級試験の結果は来週。➡ 194 00:14:29,135 --> 00:14:33,906 発表は どんな結果が出ようとも 受け止めるわ。➡ 195 00:14:33,906 --> 00:14:38,511 最近 「努力のよろこび」というのが 分かりだしたわ。➡ 196 00:14:38,511 --> 00:14:42,815 一生懸命やって 勝つことの 次にいいのは➡ 197 00:14:42,815 --> 00:14:46,919 一生懸命やって 負けることなのよ」。 198 00:14:48,621 --> 00:14:53,626 ♬~ 199 00:14:56,062 --> 00:14:59,399 (ジェーン)ついに 1級試験の合格発表ね。 200 00:14:59,399 --> 00:15:04,804 大丈夫。 アンは 金メダルかエイヴリーの どちらかは とれるわよ。 201 00:15:04,804 --> 00:15:06,773 どうかしら…。 202 00:15:06,773 --> 00:15:10,443 みんな 「エイヴリーは エミリーがとる」って言っているし…。 203 00:15:10,443 --> 00:15:12,979 そんなうわさ 関係ないわ。 204 00:15:12,979 --> 00:15:15,047 ねえ ジェーン。 205 00:15:15,047 --> 00:15:18,351 もし あたしが落ちていても 慰めたりしないでね。 206 00:15:18,351 --> 00:15:21,287 あたしたちの 長い友情にかけて。 207 00:15:21,287 --> 00:15:23,289 分かったわ。 208 00:15:23,289 --> 00:15:25,892 (生徒たち)ばんざ~い! ばんざ~い! あ…。 209 00:15:25,892 --> 00:15:27,960 (生徒たち)ギルバート ばんざ~い! 210 00:15:27,960 --> 00:15:32,532 金メダル受賞者 ギルバート・ブライス! (生徒たち)ばんざ~い! 211 00:15:32,532 --> 00:15:35,101 ありがとう! (生徒たち)ばんざ~い! ばんざ~い! 212 00:15:35,101 --> 00:15:39,405 アン ここにいて。 あたしが見てきてあげる。 213 00:15:39,405 --> 00:15:41,340 あ…。 214 00:15:41,340 --> 00:15:44,811  心の声  ああ… マシュウが悲しむでしょうね…。➡ 215 00:15:44,811 --> 00:15:48,214 あたしが勝つものと 思っていてくれたから…。 216 00:15:48,214 --> 00:15:51,717 あ…! あはっ!アン・シャーリー ばんざ~い!➡ 217 00:15:51,717 --> 00:15:56,556 エイブリー受賞者 アン・シャーリー ばんざ~い! 218 00:15:56,556 --> 00:15:59,525 (ルビー ジェーン)あははは! 219 00:15:59,525 --> 00:16:02,428 (ジェーン)アン! あった! やったわ! 220 00:16:02,428 --> 00:16:05,665 (ルビー)すごいわ アン! アン! うふふっ! 221 00:16:05,665 --> 00:16:08,434  心の声 ああ… 夢を見ているみたい!➡ 222 00:16:08,434 --> 00:16:12,104 マシュウとマリラが どんなに喜ぶかしら! 223 00:16:12,104 --> 00:16:25,485 ♬~ 224 00:16:25,485 --> 00:16:28,988 (校長)大学での活躍も期待しているよ。 225 00:16:28,988 --> 00:16:31,624 (前の席の男) あの子が エイヴリー受賞者で➡ 226 00:16:31,624 --> 00:16:35,495 今年 一番 優れた論文を 書いたんだそうだ。 227 00:16:35,495 --> 00:16:38,364 (前の席の女) それは すごいわね。 228 00:16:38,364 --> 00:16:42,235 (拍手) 229 00:16:42,235 --> 00:16:46,839 あの子を育てて よかったじゃないか。 230 00:16:46,839 --> 00:16:59,519 ♬~ 231 00:16:59,519 --> 00:17:04,657 (拍手) 232 00:17:04,657 --> 00:17:08,361 あの子を育ててよかったと思ったのは➡ 233 00:17:08,361 --> 00:17:11,397 今が初めてではありませんよ。 234 00:17:11,397 --> 00:17:14,200 ん? 235 00:17:14,200 --> 00:17:27,680 ♬~ 236 00:17:27,680 --> 00:17:30,416 やっぱり 家はいいわ! 237 00:17:30,416 --> 00:17:34,120 薄紅色の空に もみの木が映えて➡ 238 00:17:34,120 --> 00:17:36,455 なんて美しいのかしら! 239 00:17:36,455 --> 00:17:39,358 ああ… ミントのいい香りがするわ。 240 00:17:39,358 --> 00:17:44,263 すばらしいわ アン。 エイヴリー奨学金をとったんですもの。 241 00:17:44,263 --> 00:17:47,733 じゃあ すぐに先生にはならないのよね? 242 00:17:47,733 --> 00:17:51,671 ええ。 9月になったら レドモンド大学に行くわ。 243 00:17:51,671 --> 00:17:55,808 休暇を 思う存分 楽しんでからね。 244 00:17:55,808 --> 00:18:00,646 ルビーとジェーンは 先生になって もう教えるんですって? 245 00:18:00,646 --> 00:18:04,884 ジェーンには ニューブリッジの学校から スカウトがきてるのよ。 246 00:18:04,884 --> 00:18:08,254 ギルバートも 先生になるんですってね。 え? 247 00:18:08,254 --> 00:18:10,890 そうするしかないって。 248 00:18:10,890 --> 00:18:14,393 お父さんが 大学の学費を出せなくなったから➡ 249 00:18:14,393 --> 00:18:17,229 自分の力で やっていくつもりなのよ。 250 00:18:17,229 --> 00:18:21,667 多分 アヴォンリー学校の先生に なるんじゃないかしら。 251 00:18:21,667 --> 00:18:23,736 そう…。 252 00:18:23,736 --> 00:18:26,005  心の声  ギルバートも一緒に➡ 253 00:18:26,005 --> 00:18:28,608 レドモンドに 行くものだと思ってた…。 254 00:18:31,611 --> 00:18:33,546 うっ… う…。 255 00:18:33,546 --> 00:18:37,283 マシュウ⁉ マシュウ! 256 00:18:37,283 --> 00:18:40,786 うん… うん…。 257 00:18:40,786 --> 00:18:43,689 あ…。 258 00:18:43,689 --> 00:18:48,527 マリラ… マシュウは まだ調子が悪いの? 259 00:18:48,527 --> 00:18:53,432 そうなんだよ。 なのに 相変わらず働きづめでね。 260 00:18:53,432 --> 00:18:56,035 私も心配なんだよ。 261 00:18:56,035 --> 00:18:59,939 でも このごろは いくらか良くなってきたんだよ。➡ 262 00:18:59,939 --> 00:19:02,541 ジェリーも 手伝ってくれるし。 263 00:19:02,541 --> 00:19:05,277 あんたも 帰ってきたからね。 264 00:19:05,277 --> 00:19:08,781 あんたの顔を見ると 元気になるんだから。 265 00:19:08,781 --> 00:19:10,750 おっ…。 266 00:19:10,750 --> 00:19:14,420 マリラも あまり 具合が良さそうではないわ。 267 00:19:14,420 --> 00:19:17,323 私は 大丈夫だよ。 268 00:19:20,659 --> 00:19:24,463 …まあ 少しだけ 頭痛がしてね。 269 00:19:24,463 --> 00:19:26,799 目の奧も痛むんだ。 270 00:19:26,799 --> 00:19:28,868 それは大変だわ。 271 00:19:28,868 --> 00:19:35,508 今度 島に 有名な眼科医が来るから 診てもらわなくてはならないだろうね。 272 00:19:35,508 --> 00:19:37,977 絶対 そうすべきよ! 273 00:19:37,977 --> 00:19:42,815 アン… あんたは ほんとに 見事にやり遂げたね。 274 00:19:42,815 --> 00:19:45,084 教員免許を 取ったうえに➡ 275 00:19:45,084 --> 00:19:48,120 エイヴリー奨学金も 手に入れたんだから。 276 00:19:48,120 --> 00:19:52,091 マリラとマシュウが 支えてくれたからよ。 277 00:19:52,091 --> 00:20:00,032 レイチェルは 「女が教育を受けるのは あまり感心しないね」とか言ってるけど。 278 00:20:00,032 --> 00:20:04,303 ふふっ。 (マリラ)私は そんなことないと思っていますよ。 279 00:20:04,303 --> 00:20:08,774 レイチェルで思い出したけど 彼女が聞いた話で➡ 280 00:20:08,774 --> 00:20:13,045 「アベイ銀行が危ない」って うわさがあってねえ…。 281 00:20:13,045 --> 00:20:14,980 何か知らないかい? 282 00:20:14,980 --> 00:20:16,916 え? いいえ。 283 00:20:16,916 --> 00:20:20,553 (マリラ)うちのお金は 全部 あそこに預けてあるんだよ。 284 00:20:20,553 --> 00:20:23,456 そうなの…? マシュウは➡ 285 00:20:23,456 --> 00:20:28,661 「アベイさんがやっているかぎり 大丈夫だ」って言うんだけど…。 286 00:20:28,661 --> 00:20:31,897 ごめんね 変な話ばっかりで。 287 00:20:31,897 --> 00:20:34,467 今日は 1日 羽を伸ばして➡ 288 00:20:34,467 --> 00:20:36,869 ダイアナと 遊んでくるんだろ?➡ 289 00:20:36,869 --> 00:20:42,274 いってきなさい。 うん… ありがとう…。 290 00:20:42,274 --> 00:21:02,428 ♬~ 291 00:21:02,428 --> 00:21:05,097 マシュウ! 1つ 持つわ。 292 00:21:05,097 --> 00:21:07,500 (マシュウ)重いぞ。 293 00:21:11,437 --> 00:21:13,906 具合は どうなの? 294 00:21:13,906 --> 00:21:17,776 ああ 大丈夫だ。 295 00:21:17,776 --> 00:21:21,947 マシュウは どうして そんなに仕事ばかりしているの? 296 00:21:21,947 --> 00:21:25,417 ジェリーもいるし もっと休めばいいのに。 297 00:21:25,417 --> 00:21:30,856 (マシュウ)そうさなあ わしには これしかできないんだ。➡ 298 00:21:30,856 --> 00:21:35,661 それでいて すぐに年のことを忘れちまう。 299 00:21:35,661 --> 00:21:40,065 まあ わしも かなり 精出して働いてきたし➡ 300 00:21:40,065 --> 00:21:43,569 死ぬまで 働き続けるだろうよ。 301 00:21:45,371 --> 00:21:50,609 …もし あたしが男の子だったら もっと役に立って➡ 302 00:21:50,609 --> 00:21:54,880 マシュウに 楽させてあげられたのに…。 303 00:21:54,880 --> 00:22:01,620 そうさなあ… だが わしは たとえ12人の男の子よりも➡ 304 00:22:01,620 --> 00:22:05,424 お前 一人の方がいい。 305 00:22:07,092 --> 00:22:09,028 (マシュウ)いいかい?➡ 306 00:22:09,028 --> 00:22:14,967 奨学金をとったのは 男の子ではなくて 女の子ではなかったかな?➡ 307 00:22:14,967 --> 00:22:18,704 わしの娘じゃないか。 308 00:22:18,704 --> 00:22:23,709 わしの自慢の 娘じゃないか。 309 00:22:26,512 --> 00:22:29,014 うん。 310 00:22:29,014 --> 00:22:32,418 (マシュウ)うん。 ふふっ。 311 00:22:32,418 --> 00:22:41,260 ♬~ 312 00:22:41,260 --> 00:22:47,833 <これが あたしに悲しみが訪れる前の 最後の夜でした> 313 00:22:47,833 --> 00:22:51,370  回想  わしの自慢の娘じゃないか。 314 00:22:51,370 --> 00:22:57,309 <そして 一度 その悲しみの冷たい神聖さに触れると➡ 315 00:22:57,309 --> 00:23:02,114 人生は 二度と 元には戻らないのです> 316 00:23:03,882 --> 00:23:13,359 ♬~ 317 00:23:13,359 --> 00:23:16,128 ♬「大事なものは」 318 00:23:16,128 --> 00:23:23,269 ♬「心の隙間にしまっておくから」 319 00:23:23,269 --> 00:23:27,940 ♬「いつの間にか過ぎ去る街の」 320 00:23:27,940 --> 00:23:33,145 ♬「花の一つも見過ごさないように」 321 00:23:33,145 --> 00:23:37,983 ♬「朝の光に驚いて」 322 00:23:37,983 --> 00:23:42,921 ♬「夜の闇に目を凝らしたら」 323 00:23:42,921 --> 00:23:50,029 ♬「憧れてた世界を瞼の外側にも」 324 00:23:50,029 --> 00:23:54,033 ♬「ちゃんと見つけて行ける」 325 00:23:54,033 --> 00:23:59,171 ♬「憂鬱が立ち込める」 326 00:23:59,171 --> 00:24:04,343 ♬「夕立はいつか止むよ」 327 00:24:04,343 --> 00:24:08,914 ♬「その目でその耳で」 328 00:24:08,914 --> 00:24:13,886 ♬「感じたものが全てだと」 329 00:24:13,886 --> 00:24:22,561 ♬「心が望んでる方へと歩いていくの」 330 00:24:22,561 --> 00:24:27,800 ♬「君は容易く」 331 00:24:27,800 --> 00:24:32,204 ♬~ 332 00:24:33,706 --> 00:24:40,512 ♬~ 333 00:24:40,512 --> 00:24:55,427 ♬~ 334 00:25:59,558 --> 00:26:14,773 ♬~