1 00:00:00,593 --> 00:00:04,463 (アン・シャーリー)<レドモンドの2学期は フィルの言葉を借りれば…> 2 00:00:04,463 --> 00:00:08,167 (フィリパ・ゴードン)ひゅ~! <…と うなりをたてて 飛び去りました。➡ 3 00:00:08,167 --> 00:00:10,736 あたしは 19歳になり➡ 4 00:00:10,736 --> 00:00:15,074 厳しいテストに向けて 猛勉強を続けています。➡ 5 00:00:15,074 --> 00:00:18,410 下宿先は おおむね快適ですが➡ 6 00:00:18,410 --> 00:00:21,847 帰りが遅くなった日などには…> 7 00:00:21,847 --> 00:00:24,416 うっ… うわわわあ! 8 00:00:24,416 --> 00:00:27,319 いたた…。 <家主の作る 大量のクッションに➡ 9 00:00:27,319 --> 00:00:30,589 身の危険を感じることもあります。➡ 10 00:00:30,589 --> 00:00:33,192 ギルバートとの関係も良好です> 11 00:00:33,192 --> 00:00:35,127 (ギルバート・ブライス)調子は どう? 12 00:00:35,127 --> 00:00:37,630 ええ もう なにがなんでもよ。 13 00:00:37,630 --> 00:00:42,468 ソーバーン奨学金がとれれば マリラの貯金を使わなくてすむし➡ 14 00:00:42,468 --> 00:00:45,304 来年も レドモンドにいられるんですもの。 15 00:00:45,304 --> 00:00:48,908 じゃあ 僕も頑張らないと。 そうよ! 16 00:00:48,908 --> 00:00:52,311 (男子学生A) ギルバートのやつ いつもアンと一緒だな。 17 00:00:52,311 --> 00:00:54,246 (男子学生B)羨ましい…。 18 00:00:54,246 --> 00:00:57,149 (男子学生C)しかし そのせいで 校内では話しかけづらい。 19 00:00:57,149 --> 00:01:00,052 アンは オールド・セント・ジョンの近くに➡ 20 00:01:00,052 --> 00:01:02,021 下宿してるらしいぞ。 えっ。あ…。 21 00:01:02,021 --> 00:01:04,823 じゃあ 僕は ラムスの集まりがあるから。 22 00:01:04,823 --> 00:01:08,394 ええ 女装 楽しんで! そういうんじゃないから…。 23 00:01:08,394 --> 00:01:10,396 あははっ! 24 00:01:10,396 --> 00:01:14,066 心の声 友人として ギルバートほど すばらしい人はいないわ。➡ 25 00:01:14,066 --> 00:01:16,368 あたしへの ばかげた気持ちも➡ 26 00:01:16,368 --> 00:01:18,671 一切 捨ててくれたみたい。 27 00:01:21,273 --> 00:01:24,176 ⚟(男子学生D)ギルバート! あっ… おう! 28 00:01:27,012 --> 00:01:30,649 心の声 だって あたしには…。 あっ…。 29 00:01:30,649 --> 00:01:33,185 あ…! 30 00:01:33,185 --> 00:01:35,454 (いななき) 31 00:01:35,454 --> 00:01:39,658 (馬車の音) 32 00:01:39,658 --> 00:01:42,494 心の声 でも現実は ただの学生。➡ 33 00:01:42,494 --> 00:01:48,667 それでも いつかを夢みて 今日も頑張るのです。 34 00:01:48,667 --> 00:01:57,776 ♬~ 35 00:01:57,776 --> 00:02:02,381 ♬「未来が読めなくてよかった」 36 00:02:02,381 --> 00:02:04,917 ♬「有り得やしないことでも」 37 00:02:04,917 --> 00:02:06,852 ♬「好きに書けるから」 38 00:02:06,852 --> 00:02:10,723 ♬「心が読めなくてよかった」 39 00:02:10,723 --> 00:02:13,058 ♬「息遣いひとつ」 40 00:02:13,058 --> 00:02:15,294 ♬「愛しいと気付く」 41 00:02:15,294 --> 00:02:19,832 ♬「おしゃべりな草も 気まぐれな雲も」 42 00:02:19,832 --> 00:02:25,037 ♬「生まれた理由とか 多分知らないけど」 43 00:02:25,037 --> 00:02:26,972 ♬「教えてくれた」 44 00:02:26,972 --> 00:02:30,843 ♬「世界はおもしろいこと」 45 00:02:30,843 --> 00:02:34,246 ♬「まだこれからも」 46 00:02:34,246 --> 00:02:36,682 ♬「ここで待ってるよ」 47 00:02:36,682 --> 00:02:38,951 ♬「ねえ待ってるよ」 48 00:02:38,951 --> 00:02:43,188 ♬「夢は照れ屋でかくれんぼが上手」 49 00:02:43,188 --> 00:02:45,657 ♬「目を瞑ってるよ」 50 00:02:45,657 --> 00:02:47,993 ♬「あぁ、まだだよ?」 51 00:02:47,993 --> 00:02:51,463 ♬「あなたにも会わせたいから」 52 00:02:51,463 --> 00:02:54,767 ♬「ここで待ってるよ」 53 00:02:54,767 --> 00:02:57,002 ♬「ねぇ待ってるよ」 54 00:02:57,002 --> 00:03:01,206 ♬「楽しみなことなら いくつでも」 55 00:03:01,206 --> 00:03:03,709 ♬「数え待ってるよ」 56 00:03:03,709 --> 00:03:06,011 ♬「あなたは太陽」 57 00:03:06,011 --> 00:03:08,013 ♬「迎えにきてくれる」 58 00:03:08,013 --> 00:03:11,717 ♬「そんな予感だけをずっと持ってるよ」 59 00:03:11,717 --> 00:03:16,221 ♬~ 60 00:03:19,058 --> 00:03:23,562 ♬~ 61 00:03:25,531 --> 00:03:29,134 (男子学生A)あっ。 はぁ…。 62 00:03:29,134 --> 00:03:32,037 (テーブルをたたく音) (男子学生E) 学費値上げの件 断固反対だ! 63 00:03:32,037 --> 00:03:35,340 (男子学生F)同じく! ありえない! (男子学生G)緊急集会を開きましょう。 64 00:03:35,340 --> 00:03:38,243 全学生からの意見として 「反対」と表明するんです。 65 00:03:38,243 --> 00:03:40,345 (男子学生E)準備を始めよう。 66 00:03:45,651 --> 00:03:47,586 今日は予定があるの。 67 00:03:47,586 --> 00:03:50,489 そんなこと言わないで ちょっとだけでも。 68 00:03:50,489 --> 00:03:53,091 (男子学生C)ほら 天気もいいしね。 69 00:03:53,091 --> 00:03:55,027 ⚟やあ! あ…。 70 00:03:55,027 --> 00:03:56,962 お待たせ。 71 00:03:56,962 --> 00:03:59,031 え…? 72 00:03:59,031 --> 00:04:01,133 チャーリー? 73 00:04:01,133 --> 00:04:04,036 ハァ… ハァ… ハァ…。 74 00:04:05,704 --> 00:04:08,040 ハァ…。 75 00:04:08,040 --> 00:04:09,975 ありがとう チャーリー。 76 00:04:09,975 --> 00:04:14,513 (チャーリー・スローン)いいんだよ。 でも ああやって付きまとわれて 大変だねえ。 77 00:04:14,513 --> 00:04:16,482 まあ そうね。 78 00:04:16,482 --> 00:04:20,752 アンこそ 忙しいのに 僕の散歩に つきあってくれるなんて。 79 00:04:20,752 --> 00:04:23,155 ちょうど 息抜きもしたかったのよ。 80 00:04:23,155 --> 00:04:27,025 いいよねえ 美しい景色だ。 ええ。 81 00:04:27,025 --> 00:04:29,628 アンも美しいよ。 え? 82 00:04:31,330 --> 00:04:33,298 アン。 83 00:04:33,298 --> 00:04:37,769 将来 チャーリー・スローン夫人になると 約束してくれるかい? は? 84 00:04:37,769 --> 00:04:40,706 つまり 僕と結婚してほしいんだ! 85 00:04:40,706 --> 00:04:44,076 えぇっ? プロポーズにしては ちょっと キザすぎたかなあ。 86 00:04:44,076 --> 00:04:46,879 あはははっ! あ… あの チャーリ-? 87 00:04:46,879 --> 00:04:50,282 あたしたち ずっと昔から お友達でしょう? 88 00:04:50,282 --> 00:04:53,085 もう 自分の気持ちに うそは つけないんだ! 89 00:04:53,085 --> 00:04:55,020 アン 結婚しよう! 90 00:04:55,020 --> 00:04:57,656 お断りするわ。 え? なんで⁉ 91 00:04:57,656 --> 00:05:00,025 理由は たくさんあるけど…。 92 00:05:00,025 --> 00:05:03,795 僕の どこが気に入らない⁉ 言ってくれれば 直すよ? 93 00:05:03,795 --> 00:05:05,731 そういう問題じゃないの! 94 00:05:05,731 --> 00:05:08,667 あなたと結婚なんて 考えたこともないし➡ 95 00:05:08,667 --> 00:05:11,537 これからも 考えられないと思うわ。 96 00:05:11,537 --> 00:05:13,805 スローン家に 入れるんだ! 97 00:05:13,805 --> 00:05:15,774 とても名誉なことなんだぞ! 98 00:05:15,774 --> 00:05:18,577 できないものは できないのよ! あぁ~! 99 00:05:18,577 --> 00:05:21,446 僕のプロポーズを 断るというのか…! 100 00:05:21,446 --> 00:05:25,050 孤児のくせに! あっ…! 101 00:05:25,050 --> 00:05:35,160 ♬~ 102 00:05:35,160 --> 00:05:38,630 なんで こんなことばかり続くのよ…。 103 00:05:38,630 --> 00:05:41,366 回想 あたし 帰る! 104 00:05:41,366 --> 00:05:45,837 ママに言うからな! 105 00:05:45,837 --> 00:05:47,906 パパにも! なんなのよ! 106 00:05:47,906 --> 00:05:50,676 いぃ~⁉ この分からず屋~! 107 00:05:50,676 --> 00:05:52,611 ひやぁ~! 108 00:05:52,611 --> 00:05:57,449 ♬~ 109 00:05:57,449 --> 00:05:59,418 あぁ…! 110 00:05:59,418 --> 00:06:02,621 (馬のいななき) (ノック) 111 00:06:02,621 --> 00:06:05,123 (プリシラ・グラント)アン 手紙よ。 …ん?➡ 112 00:06:05,123 --> 00:06:08,994 大丈夫? ええ… どうかしら…。 113 00:06:08,994 --> 00:06:10,996 (プリシラ)ステラからよ。 114 00:06:10,996 --> 00:06:14,566 ステラ⁉ クイーン学院の卒業式以来ね。 115 00:06:14,566 --> 00:06:19,037 ええ。 近況だけは 報告し合ってたけど…➡ 116 00:06:19,037 --> 00:06:22,007 確か 地元の学校で 教えているはずよ。➡ 117 00:06:22,007 --> 00:06:25,811 生徒よりも 保護者の対応が大変そうだったわ。 118 00:06:25,811 --> 00:06:31,283 ステラが その小学校を辞めて 来年 レドモンドに来るんですって! 119 00:06:31,283 --> 00:06:33,218 彼女の計画 どう思う? 120 00:06:33,218 --> 00:06:36,188 実現できれば こんなに すばらしいことないと思うわ!あ…。 121 00:06:36,188 --> 00:06:38,824 ねえ プリシー どう思う⁉ 122 00:06:38,824 --> 00:06:43,061 何のことだか分かったら ちゃんと答えられてよ? 123 00:06:43,061 --> 00:06:47,032 (ステラ・メイナード)「そこでよ アンとプリシラと あたしの3人で➡ 124 00:06:47,032 --> 00:06:49,901 小さな家を借りて 一緒に住んでみない?➡ 125 00:06:49,901 --> 00:06:53,305 きっと どんな方法よりも安上がりよ。➡ 126 00:06:53,305 --> 00:06:58,276 もちろん そうなれば お手伝いさんを 雇わなくてはならないけど➡ 127 00:06:58,276 --> 00:07:02,781 あたしの伯母が ひとり暮らしになって とても寂しがっているの。➡ 128 00:07:02,781 --> 00:07:06,118 頼めば キングスポートに来て 面倒を見てくれるわ」。 129 00:07:06,118 --> 00:07:11,356 「もし二人が賛成なら 家を探してみてくれない?」。 130 00:07:11,356 --> 00:07:14,593 うん! 131 00:07:14,593 --> 00:07:18,463 問題は ふさわしい家が 見つかるかどうかよ。 132 00:07:18,463 --> 00:07:22,367 これは大きすぎるわね。 家賃も高いわ。 133 00:07:22,367 --> 00:07:25,203 (プリシラ)小さいわ。 家賃は安いけど。 134 00:07:25,203 --> 00:07:28,040 大学に通うのが 大変そう…。 135 00:07:28,040 --> 00:07:30,442 (プリシラ)通うの 大変そうね…。 136 00:07:30,442 --> 00:07:32,811 お化けが 出そうだわ…。 137 00:07:32,811 --> 00:07:36,682 (2人)無理 無理 無理 無理~! 138 00:07:36,682 --> 00:07:40,018 (プリシラ) 秋まで待たなければ駄目かしら…。➡ 139 00:07:40,018 --> 00:07:44,623 それでも駄目なら 下宿屋住まいに戻ればいいわ。 140 00:07:44,623 --> 00:07:46,692 あたしは くよくよして➡ 141 00:07:46,692 --> 00:07:50,262 この美しい夕空を 台なしになんかしないわよ! 142 00:07:50,262 --> 00:07:52,197 でも 見てみなさい。➡ 143 00:07:52,197 --> 00:07:55,634 至る所に 家 家 家ばかり。➡ 144 00:07:55,634 --> 00:08:00,172 それでいて 一軒も あたしたちの家はないのよ。 145 00:08:00,172 --> 00:08:02,908 はっ! んん~! 146 00:08:02,908 --> 00:08:05,410 あたし 何か すてきなことが➡ 147 00:08:05,410 --> 00:08:09,281 今すぐ起こる予感がするわ! あっ 待って! 148 00:08:09,281 --> 00:08:15,387 (靴音) 149 00:08:15,387 --> 00:08:17,823 (プリシラ)スポフォード街じゃない。➡ 150 00:08:17,823 --> 00:08:19,758 こんな高級住宅街に➡ 151 00:08:19,758 --> 00:08:22,661 あたしたちが借りられる家なんて あるわけな…。 152 00:08:24,596 --> 00:08:26,598 あぁっ! 153 00:08:26,598 --> 00:08:29,901 ねえ プリシー。 154 00:08:29,901 --> 00:08:33,338 あたしたちに 「パティの家」が借りられると思う? 155 00:08:33,338 --> 00:08:35,607 ん~⁉ いいこと? アン。 156 00:08:35,607 --> 00:08:38,844 現実を見ましょう? きっと想像以上の家賃よ。 157 00:08:38,844 --> 00:08:41,413 あたしは 望みを持ったりしないわ。 158 00:08:41,413 --> 00:08:43,715 がっかりするのに決まってるんだから。 159 00:08:43,715 --> 00:08:47,119 忘れないで。 ここは スポフォード街なのよ⁉ 160 00:08:49,020 --> 00:08:51,223 お客様です。 161 00:08:55,927 --> 00:08:58,130 あ…。 162 00:09:00,332 --> 00:09:02,334 あ… あっ。 163 00:09:04,002 --> 00:09:07,706 そっくりよ。 そうね。 いい前兆だわ。 164 00:09:07,706 --> 00:09:11,643 あの… あたしたち 表に掛けてある札を見まして➡ 165 00:09:11,643 --> 00:09:14,980 この家を お貸しになるとのことですが…。 166 00:09:14,980 --> 00:09:17,048 (パティ・スポフォード)ええ そうですよ。 167 00:09:17,048 --> 00:09:21,086 ちょうど今日 あの札を外そうと思っていたところです。 168 00:09:21,086 --> 00:09:25,090 ああ…。 では あたしたち遅かったわけですね…。 169 00:09:25,090 --> 00:09:28,593 いいえ。 貸すことをやめることにしたのです。 170 00:09:28,593 --> 00:09:31,196 え⁉ まあ 残念ですわ! 171 00:09:31,196 --> 00:09:34,733 あたしたち この家を とても愛しているんですもの! 172 00:09:34,733 --> 00:09:37,369 (パティ)愛している ですって? 173 00:09:37,369 --> 00:09:40,272 私の若い頃には そんなに たやすく➡ 174 00:09:40,272 --> 00:09:43,608 「愛している」なんて言葉は 使わなかったものよ。➡ 175 00:09:43,608 --> 00:09:48,446 まったく… 今どきの娘たちは えらく大げさな言葉遣いをするから➡ 176 00:09:48,446 --> 00:09:51,349 本心なんて 分かったもんじゃない。 177 00:09:51,349 --> 00:09:53,285 愛しているというのは➡ 178 00:09:53,285 --> 00:09:55,220 ただ この家の様子が気に入った➡ 179 00:09:55,220 --> 00:09:57,522 というだけのことなんじゃないかしら? 180 00:09:57,522 --> 00:09:59,458 いいえ。 181 00:09:59,458 --> 00:10:01,393 あたし 本当に愛してますわ。 182 00:10:01,393 --> 00:10:04,062 去年の秋に見に来てから ずっとなんです。 183 00:10:04,062 --> 00:10:06,097 今の下宿はやめて➡ 184 00:10:06,097 --> 00:10:09,434 仲のいい友人たちと 家を借りたいと思っていたところに➡ 185 00:10:09,434 --> 00:10:13,839 先ほど この家の門に あの札を見つけて 大喜びしました。 186 00:10:13,839 --> 00:10:17,676 この家の名前も好きです。 「パティの家」。 187 00:10:17,676 --> 00:10:22,080 あの表札も 掛け方も 全部…。 188 00:10:22,080 --> 00:10:25,517 (パティ)貸すのをやめようと思ったのは➡ 189 00:10:25,517 --> 00:10:27,853 借りたいと言ってきた人たちが➡ 190 00:10:27,853 --> 00:10:31,857 みんな あの表札を外していいかと 聞いてきたからなんです。 191 00:10:31,857 --> 00:10:34,626 あなたが この家を好きというなら➡ 192 00:10:34,626 --> 00:10:37,529 お貸ししましょう。 あなたたちなら➡ 193 00:10:37,529 --> 00:10:41,099 この家を 大事にしてくださるに ちがいないと思いますよ。 194 00:10:41,099 --> 00:10:43,902 ああ… でも 1つ問題が…。 195 00:10:43,902 --> 00:10:48,106 おっしゃるだけの家賃が あたしたちに払えるかどうか…。 196 00:10:48,106 --> 00:10:50,775 これくらいで どうかしら? 197 00:10:50,775 --> 00:10:52,744 (2人)あ…。 198 00:10:52,744 --> 00:10:54,980 ごめんなさい。 199 00:10:54,980 --> 00:10:58,617 ご覧のとおり あたしたちは学生で 裕福ではないのです…。 200 00:10:58,617 --> 00:11:01,152 どのくらいならと お考えでしたか? 201 00:11:01,152 --> 00:11:05,123 この… 半分くらいなら…。 202 00:11:05,123 --> 00:11:07,592 それで結構ですよ。 203 00:11:07,592 --> 00:11:09,527 あ…! 本当ですか⁉ 204 00:11:09,527 --> 00:11:13,064 ええ。 貸すのを やめようとしていたくらいですから。 205 00:11:13,064 --> 00:11:16,301 ありがとうございます! ちなみに…➡ 206 00:11:16,301 --> 00:11:18,837 あの犬は持っていかれますか? 207 00:11:18,837 --> 00:11:21,072 置いていってほしいのですか? 208 00:11:21,072 --> 00:11:25,944 ええ あたし気に入ってしまって。 とっても すばらしいんですもの。 209 00:11:25,944 --> 00:11:29,481 (パティ) あの犬たちは ゴグとマゴグといって➡ 210 00:11:29,481 --> 00:11:32,951 兄のエーロンが ロンドンから持ってきたものです。 211 00:11:32,951 --> 00:11:36,755 お兄さん? 兄も とっても気に入っていたわ。➡ 212 00:11:36,755 --> 00:11:40,191 「パティの家」と名付けたのは エーロンなの。 213 00:11:40,191 --> 00:11:43,094 そして 「スポフォード街」というのは➡ 214 00:11:43,094 --> 00:11:46,464 エーロンの名前から 名付けられたのよ。 215 00:11:46,464 --> 00:11:48,433 そうだったんですね。 216 00:11:48,433 --> 00:11:53,238 あなたは 良いものが分かる方なのね。 217 00:11:53,238 --> 00:11:56,541 (プリシラ)あまりにも すばらしすぎて…。 218 00:11:56,541 --> 00:11:58,476 きっと 目が覚めたら➡ 219 00:11:58,476 --> 00:12:02,347 はかない夜の夢ということに なってるんじゃないかしら。 220 00:12:02,347 --> 00:12:08,453 「パティの家」は実在するわ。 そして あたしたち そこに住めるのよ。 221 00:12:08,453 --> 00:12:14,259 あたし 今 喜びを歌う明星のような気持ちよ。 222 00:12:14,259 --> 00:12:17,729 ねえねえ あたしも一緒に住まわせて! 223 00:12:17,729 --> 00:12:19,698 ちゃんと いい子にするから。 224 00:12:19,698 --> 00:12:22,934 いいと言ってくれるまで 膝を持ち上げないわ! 225 00:12:22,934 --> 00:12:24,903 ここを 動かない! 226 00:12:24,903 --> 00:12:27,639 フィル… あたしたち 貧乏生活になるの。 227 00:12:27,639 --> 00:12:29,608 (プリシラ)食事も質素よ。 228 00:12:29,608 --> 00:12:31,609 おお それが 何だというの⁉ 229 00:12:31,609 --> 00:12:34,546 しなきゃいけない 仕事だって たくさん あるの。 230 00:12:34,546 --> 00:12:36,681 ところが あなたときたら…。 231 00:12:36,681 --> 00:12:39,384 働きもしないし 紡ぎもしない。 232 00:12:39,384 --> 00:12:42,387 でも あたし 仕事を覚えられてよ? 233 00:12:42,387 --> 00:12:45,190 一度だけ 教えてくれればいいのよ。 234 00:12:45,190 --> 00:12:47,792 もしも 駄目だというなら➡ 235 00:12:47,792 --> 00:12:51,296 失望落胆のあまり 死ぬわ! 化けて出てやる!➡ 236 00:12:51,296 --> 00:12:54,499 「パティの家」の階段のところで 頑張ってるから! 237 00:12:54,499 --> 00:12:57,535 あんたたちは あたしの幽霊に つまずかなけりゃ➡ 238 00:12:57,535 --> 00:13:00,839 出ることも 入ることも できなくなるのよ! 239 00:13:00,839 --> 00:13:02,774 (フィリパの鼻歌) 240 00:13:02,774 --> 00:13:05,410 ん~まっ。 ん~まっ。 ん~まっ! 241 00:13:05,410 --> 00:13:07,712 (プリシラ)ステラに相談しないとね。 (フィリパの鼻歌) 242 00:13:07,712 --> 00:13:10,315 ステラは 反対しないと思うわ。 (フィリパの鼻歌) 243 00:13:10,315 --> 00:13:12,951 フィルは とてもいい人だもの。 ふふっ あははっ! 244 00:13:12,951 --> 00:13:15,754 少し 考えなしだけど。 (プリシラ)そうね。 245 00:13:15,754 --> 00:13:18,289 あたしたち みんな 「パティの家」で➡ 246 00:13:18,289 --> 00:13:21,793 立派に やっていけると思うのよ。 247 00:13:23,928 --> 00:13:28,933 ♬~ 248 00:13:30,402 --> 00:13:33,171 <大学生活1年目を終えた 夏休み。➡ 249 00:13:33,171 --> 00:13:35,106 アヴォンリーに帰る前に➡ 250 00:13:35,106 --> 00:13:37,642 ボーリングブロークに 寄ることになりました。➡ 251 00:13:37,642 --> 00:13:42,180 ここには フィリパの実家と あたしの生まれた家があります> 252 00:13:42,180 --> 00:13:46,651 (フィリパ)あれが我が家よ。 「マウント・ホリー荘」って呼ばれてるの。 253 00:13:46,651 --> 00:13:51,489 すてきねえ。 アンの生家のことも 調べてもらってるわ。 254 00:13:51,489 --> 00:13:54,526 ありがとう。 どうかした? 255 00:13:54,526 --> 00:14:00,498 このところ あたしの理想は 危機的状態にあるの。 絶滅寸前なのよ。 256 00:14:00,498 --> 00:14:02,834 もし 訪ねていく家が➡ 257 00:14:02,834 --> 00:14:05,136 あたしの知ってる家じゃなかったら…。 258 00:14:05,136 --> 00:14:09,541 覚えてるの? あなた まだ ふにゃふにゃの赤ん坊だったんでしょう? 259 00:14:09,541 --> 00:14:12,444 想像したのよ 何もかも。 260 00:14:12,444 --> 00:14:15,346 その家は 黄色い小さな家で➡ 261 00:14:15,346 --> 00:14:17,415 壁には スイカズラ。 262 00:14:17,415 --> 00:14:20,118 庭には ライラックとスズランが咲いていて➡ 263 00:14:20,118 --> 00:14:22,654 窓には全て モスリンのカーテンが➡ 264 00:14:22,654 --> 00:14:25,223 かかっていなければならないのよ。 265 00:14:25,223 --> 00:14:27,158 あなたは 人生を➡ 266 00:14:27,158 --> 00:14:30,962 より困難なものに 仕上げる天才ね。 267 00:14:30,962 --> 00:14:33,898 (扉の開閉音) 268 00:14:33,898 --> 00:14:36,434 ⚟アン・シャーリー? あ…。 269 00:14:36,434 --> 00:14:40,638 ええ。 やっぱり。 フィルの手紙のとおり すてきな人だ。 270 00:14:40,638 --> 00:14:44,075 それ以上だよ。 ふふふっ ありがとう。 271 00:14:44,075 --> 00:14:46,044 あたしも 当ててみましょうか。 272 00:14:46,044 --> 00:14:48,580 あなたが 美しい髪のアレック。 うふっ。 273 00:14:48,580 --> 00:14:50,515 そして アロンゾね? 274 00:14:50,515 --> 00:14:52,951 すてきな鼻の 持ち主。ふふ~ん。 275 00:14:52,951 --> 00:14:57,188 ようこそ ボーリングブロークへ。 歓迎するよ アン。 276 00:14:57,188 --> 00:14:59,824 それで 麗しのお姫様は? 277 00:14:59,824 --> 00:15:01,760 ご両親のところよ。 278 00:15:01,760 --> 00:15:05,196 (フィリパ)あら! もう 仲良しになっちゃったのね。 279 00:15:05,196 --> 00:15:07,132 おかえり フィル! 280 00:15:07,132 --> 00:15:09,467 おかえ… り…。 あ…。 ねえ アン。 281 00:15:09,467 --> 00:15:12,370 この二人の どっちと結婚したらいいと思う? 282 00:15:12,370 --> 00:15:14,339 え? (アレック)ふん!(アロンゾ)ふふ~ん! 283 00:15:14,339 --> 00:15:18,209 ねえ! 二人とも とてもすてきな方だと思うわ。 284 00:15:18,209 --> 00:15:21,446 でも それは フィルが自分で決めないと。 285 00:15:21,446 --> 00:15:23,381 そうなのよねえ…。 286 00:15:23,381 --> 00:15:25,617 あ これ 家の場所。 287 00:15:25,617 --> 00:15:27,852 あ…! ありがとう! 288 00:15:27,852 --> 00:15:29,821 ああ… いよいよなのね。 289 00:15:29,821 --> 00:15:34,259 ええ 嬉しいわよ もちろん。 楽しみだわ。 290 00:15:34,259 --> 00:15:36,828 もしよかったら お供しましょうか? 291 00:15:36,828 --> 00:15:41,599 ほんとに⁉ あなたの理想が 無事 生き残っているか見てみたいの。 292 00:15:41,599 --> 00:15:45,069 是非 お願いしたいわ! フィルと一緒なら➡ 293 00:15:45,069 --> 00:15:47,605 あたしの どんな とっぴな想像でも➡ 294 00:15:47,605 --> 00:15:50,608 かなうんじゃないかって思えるもの! 295 00:15:50,608 --> 00:15:53,411 (アレック アロンゾ)ふふ~ん! じゃあ 今夜は景気づけに➡ 296 00:15:53,411 --> 00:15:55,747 思いっきり騒ぎましょう! あははっ! 297 00:15:55,747 --> 00:15:57,682 (手拍子) 298 00:15:57,682 --> 00:15:59,684 フィル すてきだ~! あははっ! 299 00:15:59,684 --> 00:16:01,686 (フィリパ)あっははっ! ふふっ! (手拍子) 300 00:16:01,686 --> 00:16:05,557 あははははっ! ふふっ! ああ 最高よ! ほら! 301 00:16:05,557 --> 00:16:07,725 わあ! 302 00:16:07,725 --> 00:16:09,661 心の声 (フィリパ)アン… どうかあなたが➡ 303 00:16:09,661 --> 00:16:15,366 明日… 美しい思い出を見つけられますように。➡ 304 00:16:15,366 --> 00:16:18,203 たとえ それが…➡ 305 00:16:18,203 --> 00:16:23,474 あなたが期待してたものと…➡ 306 00:16:23,474 --> 00:16:25,877 違っていても…。 307 00:16:30,248 --> 00:16:33,451 目的地は この先を曲がったところよ。 308 00:16:35,853 --> 00:16:38,223 無理しなくてもいいんじゃない? 309 00:16:38,223 --> 00:16:41,025 時間は まだ あるもの。 今日じゃなくても…。 310 00:16:44,829 --> 00:16:46,898 心の声 (フィリパ)あたしのせいだ。➡ 311 00:16:46,898 --> 00:16:50,635 あたしが ボーリングブロークに誘ったから…。➡ 312 00:16:50,635 --> 00:16:55,640 失望するのが分かっているのに 誘ったから…。 313 00:16:58,509 --> 00:17:01,279 あっ…  う… あっ! 314 00:17:01,279 --> 00:17:03,681 (息をのむ音) 315 00:17:05,516 --> 00:17:07,452 (フィリパ)見てごらんなさいよ。 316 00:17:07,452 --> 00:17:09,454 え…? 317 00:17:09,454 --> 00:17:12,857 あなたの理想は 見事に生き残ってる。 318 00:17:14,792 --> 00:17:17,695 あ…! 319 00:17:17,695 --> 00:17:20,098 (フィリパ)門のそばに ライラック。➡ 320 00:17:20,098 --> 00:17:22,800 庭には スズランが咲いていて➡ 321 00:17:22,800 --> 00:17:25,570 窓に スイカズラはないけど➡ 322 00:17:25,570 --> 00:17:27,505 モスリンのカーテンが かかってる。➡ 323 00:17:27,505 --> 00:17:30,408 何もかも 想像どおり! 324 00:17:30,408 --> 00:17:33,711 あなたは予言者だったの? 325 00:17:33,711 --> 00:17:35,680 (フィリパ アン)あ…。 326 00:17:35,680 --> 00:17:39,284 突然 すみません! だいぶ前になるのですが➡ 327 00:17:39,284 --> 00:17:43,121 この家に シャーリーという家族が 住んでいませんでしたか? 328 00:17:43,121 --> 00:17:45,623 (女主人)ええ シャーリーさんたちは➡ 329 00:17:45,623 --> 00:17:48,526 ここに 20年ほど前に住んでいましたよ。 330 00:17:48,526 --> 00:17:53,831 あ…! (女主人) ここは借家でしてね よく覚えてますよ。 331 00:17:53,831 --> 00:17:56,834 二人とも 熱病にかかってねえ。➡ 332 00:17:56,834 --> 00:18:01,639 とても気の毒でした。 生まれたばかりの赤ん坊を残して。➡ 333 00:18:01,639 --> 00:18:06,878 遠い親戚に もらわれていきましたが 体の弱い子でね。➡ 334 00:18:06,878 --> 00:18:10,682 もう とうの昔に 死んでしまったことでしょう。 335 00:18:10,682 --> 00:18:13,918 その子は死んでいませんよ。 (女主人)え? 336 00:18:13,918 --> 00:18:16,788 あたしが その時の赤ん坊なんです。 337 00:18:16,788 --> 00:18:18,723 まさか! 338 00:18:18,723 --> 00:18:20,692 アン・シャーリーといいます。 339 00:18:20,692 --> 00:18:24,529 へえ そう! 大きくなられて…。 340 00:18:24,529 --> 00:18:28,366 さあ どうぞ中へ。 そのために いらしたんでしょう?➡ 341 00:18:28,366 --> 00:18:33,738 家じゅう どこでも見てってくださいな。 さあ どうぞ。 342 00:18:33,738 --> 00:18:36,407 ありがとうございます。 343 00:18:36,407 --> 00:18:40,912 (女主人)2階の東の部屋が あなたの生まれた部屋ですよ。➡ 344 00:18:40,912 --> 00:18:43,514 私たちが越してきた時には➡ 345 00:18:43,514 --> 00:18:46,918 服やら家具やらは みんな売り払われていて➡ 346 00:18:46,918 --> 00:18:51,422 今 あるものは 後から そろえたものばかりですが…。 347 00:18:53,691 --> 00:18:55,626 心の声 小さな部屋…。➡ 348 00:18:55,626 --> 00:18:59,731 グリーン・ゲイブルズの あたしの部屋よりも…。 349 00:19:01,766 --> 00:19:05,370 心の声 お母さんも見た景色。 350 00:19:06,904 --> 00:19:09,607 心の声 この窓から入った日の光が➡ 351 00:19:09,607 --> 00:19:14,512 生まれたばかりのあたしと お母さんを 照らしたかもしれない…。 352 00:19:17,115 --> 00:19:20,017 心の声 お母さんは この部屋で あたしを産んで➡ 353 00:19:20,017 --> 00:19:23,721 程なくして 亡くなった。➡ 354 00:19:23,721 --> 00:19:28,826 今のあたしより 若かったはずなのに。 355 00:19:30,495 --> 00:19:32,497 (女主人)これを。➡ 356 00:19:32,497 --> 00:19:36,134 2階の押し入れで見つけました。 ほら ここ。➡ 357 00:19:36,134 --> 00:19:38,936 宛名に 「ミス・バーサ・ウィリス」と。 358 00:19:38,936 --> 00:19:40,905 あっ… ウィリスは➡ 359 00:19:40,905 --> 00:19:43,141 母の 結婚前の 名前です。 360 00:19:43,141 --> 00:19:45,376 ああ… ありがとうございます! 361 00:19:45,376 --> 00:19:49,013 あたしは 母のものを 一つも持ってないんです。 362 00:19:49,013 --> 00:19:50,948 ありがとうございます。 363 00:19:50,948 --> 00:19:53,017 礼には及びませんよ。 364 00:19:53,017 --> 00:19:55,453 それにしても あんたの目は➡ 365 00:19:55,453 --> 00:19:57,488 お母さんそっくりだ。➡ 366 00:19:57,488 --> 00:19:59,757 髪の毛の色は お父さん。➡ 367 00:19:59,757 --> 00:20:02,026 仲のいい ご夫婦でしたよ。➡ 368 00:20:02,026 --> 00:20:05,463 気の毒に あまり長くは生きられなかったけれど➡ 369 00:20:05,463 --> 00:20:09,133 生きている間は それは幸せそうでした。➡ 370 00:20:09,133 --> 00:20:13,638 それが 肝心なことだと 私は思いますよ。 371 00:20:15,873 --> 00:20:21,145 あたしも どこかの部屋の押し入れでも 探してみようかしら。 372 00:20:21,145 --> 00:20:24,649 <手紙は 全部で12通。➡ 373 00:20:24,649 --> 00:20:28,152 2人の婚約時代に➡ 374 00:20:28,152 --> 00:20:30,221 あるものは 父が➡ 375 00:20:30,221 --> 00:20:34,926 あるものは 母が書いたものでした> 376 00:20:34,926 --> 00:20:37,428 「バーサ・シャーリー」。 377 00:20:37,428 --> 00:20:42,433 これは お母さんが 結婚後に出した手紙だわ。 378 00:20:45,203 --> 00:20:47,305 あっ! 379 00:20:53,878 --> 00:20:56,681 (バーサ・シャーリー) 「アンは とても利口な子です。➡ 380 00:20:56,681 --> 00:20:59,317 元気で 優しくて 温かくて➡ 381 00:20:59,317 --> 00:21:02,053 挙げれば もう切りがないほど。➡ 382 00:21:02,053 --> 00:21:04,922 あたしは眠っている時の この子が➡ 383 00:21:04,922 --> 00:21:08,459 一番かわいいと思います」。 うぅ… うっ…。 384 00:21:08,459 --> 00:21:10,495 (バーサ)「目を覚ましている時は➡ 385 00:21:10,495 --> 00:21:12,630 いっそう かわいく思えます」。 386 00:21:12,630 --> 00:21:15,533 (ウォルター・シャーリー)ふふっ。 …あ。 387 00:21:21,072 --> 00:21:23,441 ありがとう フィル。 388 00:21:23,441 --> 00:21:27,845 今日は あたしの生涯で 一番 美しい日になったわ。 389 00:21:27,845 --> 00:21:31,082 父と母を発見したんですもの。 390 00:21:31,082 --> 00:21:34,118 家の様子も 見事に言い当てたわね。 391 00:21:34,118 --> 00:21:37,655 それは きっと トマスの小母さんが話してたのを➡ 392 00:21:37,655 --> 00:21:41,092 自分の想像だと思い込んでいたのよ。 393 00:21:41,092 --> 00:21:44,962 でも あたしはもう 孤児じゃない。 394 00:21:44,962 --> 00:21:46,964 ええ そうよ。 395 00:21:46,964 --> 00:21:51,569 心の声 まるで 本を開いたら➡ 396 00:21:51,569 --> 00:21:55,473 昨日のバラが 優しく 愛らしく➡ 397 00:21:55,473 --> 00:21:58,342 ページの間に はさまってるのを➡ 398 00:21:58,342 --> 00:22:00,645 見つけたような…。 399 00:22:00,645 --> 00:22:03,047 ♬~ 400 00:22:05,216 --> 00:22:14,392 ♬~ 401 00:22:14,392 --> 00:22:17,161 ♬「大事なものは」 402 00:22:17,161 --> 00:22:24,302 ♬「心の隙間にしまっておくから」 403 00:22:24,302 --> 00:22:28,973 ♬「いつの間にか過ぎ去る街の」 404 00:22:28,973 --> 00:22:34,178 ♬「花の一つも見過ごさないように」 405 00:22:34,178 --> 00:22:39,016 ♬「朝の光に驚いて」 406 00:22:39,016 --> 00:22:43,955 ♬「夜の闇に目を凝らしたら」 407 00:22:43,955 --> 00:22:51,062 ♬「憧れてた世界を瞼の外側にも」 408 00:22:51,062 --> 00:22:55,066 ♬「ちゃんと見つけて行ける」 409 00:22:55,066 --> 00:23:00,204 ♬「憂鬱が立ち込める」 410 00:23:00,204 --> 00:23:05,376 ♬「夕立はいつか止むよ」 411 00:23:05,376 --> 00:23:09,947 ♬「その目でその耳で」 412 00:23:09,947 --> 00:23:14,919 ♬「感じたものが全てだと」 413 00:23:14,919 --> 00:23:23,594 ♬「心が望んでる方へと歩いていくの」 414 00:23:23,594 --> 00:23:28,833 ♬「君は容易く」 415 00:23:28,833 --> 00:23:33,237 ♬~ 416 00:23:34,739 --> 00:23:50,788 ♬~ 417 00:23:50,788 --> 00:23:56,594 ♬~