1 00:00:01,235 --> 00:00:05,239 (アン・シャーリー)<クイーン学院の試験に 合格した あたしは➡ 2 00:00:05,239 --> 00:00:11,278 進学のため 秋から この村を出ることになりました> 3 00:00:11,278 --> 00:00:13,714 (ダイアナ・バーリー)手紙 毎日 書いてね。 4 00:00:13,714 --> 00:00:18,085 一生 会えないわけじゃないのよ。 でも たくさん書くわね。 5 00:00:18,085 --> 00:00:20,420 (マリラ・カスバート)体に 気をつけるんだよ。 6 00:00:20,420 --> 00:00:23,523 うん。 週末には帰るわ。 7 00:00:26,994 --> 00:00:29,229 アーン! 8 00:00:29,229 --> 00:00:31,231 あははっ! 9 00:00:38,538 --> 00:01:28,388 ♬~ 10 00:01:28,388 --> 00:01:31,825 (マシュウ・カスバート) まったく スペンサーの奥さんは➡ 11 00:01:31,825 --> 00:01:35,095 ありがたい間違いを してくれたものだ。 12 00:01:35,095 --> 00:01:37,497 …そうですね。 13 00:01:37,497 --> 00:01:41,368 (マシュウ)きっと 神様のおぼし召しだ。➡ 14 00:01:41,368 --> 00:01:48,375 あの子が わしらに必要だということを 神様は分かってらしたんだよ。 15 00:01:50,177 --> 00:01:59,419 ♬~ 16 00:01:59,419 --> 00:02:04,024 ♬「未来が読めなくてよかった」 17 00:02:04,024 --> 00:02:06,560 ♬「有り得やしないことでも」 18 00:02:06,560 --> 00:02:08,495 ♬「好きに書けるから」 19 00:02:08,495 --> 00:02:12,366 ♬「心が読めなくてよかった」 20 00:02:12,366 --> 00:02:14,701 ♬「息遣いひとつ」 21 00:02:14,701 --> 00:02:16,937 ♬「愛しいと気付く」 22 00:02:16,937 --> 00:02:21,475 ♬「おしゃべりな草も 気まぐれな雲も」 23 00:02:21,475 --> 00:02:26,680 ♬「生まれた理由とか 多分知らないけど」 24 00:02:26,680 --> 00:02:28,615 ♬「教えてくれた」 25 00:02:28,615 --> 00:02:32,486 ♬「世界はおもしろいこと」 26 00:02:32,486 --> 00:02:35,889 ♬「まだこれからも」 27 00:02:35,889 --> 00:02:38,325 ♬「ここで待ってるよ」 28 00:02:38,325 --> 00:02:40,594 ♬「ねえ待ってるよ」 29 00:02:40,594 --> 00:02:44,831 ♬「夢は照れ屋でかくれんぼが上手」 30 00:02:44,831 --> 00:02:47,300 ♬「目を瞑ってるよ」 31 00:02:47,300 --> 00:02:49,636 ♬「あぁ、まだだよ?」 32 00:02:49,636 --> 00:02:53,106 ♬「あなたにも会わせたいから」 33 00:02:53,106 --> 00:02:56,410 ♬「ここで待ってるよ」 34 00:02:56,410 --> 00:02:58,645 ♬「ねぇ待ってるよ」 35 00:02:58,645 --> 00:03:02,849 ♬「楽しみなことなら いくつでも」 36 00:03:02,849 --> 00:03:05,352 ♬「数え待ってるよ」 37 00:03:05,352 --> 00:03:07,654 ♬「あなたは太陽」 38 00:03:07,654 --> 00:03:09,656 ♬「迎えにきてくれる」 39 00:03:09,656 --> 00:03:14,027 ♬「そんな予感だけをずっと持ってるよ」 40 00:03:14,027 --> 00:03:17,931 ♬~ 41 00:03:20,701 --> 00:03:25,305 ♬~ 42 00:03:27,307 --> 00:03:37,517 ♬~ 43 00:03:37,517 --> 00:03:39,453 (ジェーン・アンドリュース)アンは すごいわ。➡ 44 00:03:39,453 --> 00:03:43,323 1級の教職免許を 1年で取るコースを選ぶなんて。 45 00:03:43,323 --> 00:03:47,594 (ルビー・ギリス)私たちは 2級免許を 1年で取るコース。 46 00:03:47,594 --> 00:03:51,131 1級を取るのには 普通 2年は かかるのにね。 47 00:03:51,131 --> 00:03:54,534 ステイシー先生が勧めてくれたから。 48 00:03:54,534 --> 00:03:57,838 まあ 精いっぱい頑張ってみるわ。 49 00:03:57,838 --> 00:04:00,440 ギルバートも 同じクラスなんでしょ? 50 00:04:00,440 --> 00:04:02,375 あ…。 51 00:04:02,375 --> 00:04:06,079 (ジェーン)昔のことは忘れて 仲良くしてみたら? 52 00:04:10,150 --> 00:04:13,120 (ジェーン)アンは 頑固すぎると思うわ。➡ 53 00:04:13,120 --> 00:04:16,356 クラスで知り合いは ギルバートだけなんでしょ? 54 00:04:16,356 --> 00:04:18,792 (ルビー) あっ ギルバート! あっ…。 55 00:04:18,792 --> 00:04:21,294 (ギルバート・ブライス)あははっ! 56 00:04:21,294 --> 00:04:25,665 (ルビー)おはよう! みんな 新しい学校でもよろしくね。 57 00:04:25,665 --> 00:04:27,634 おう! 58 00:04:27,634 --> 00:04:30,570 あ ギルバート 今日も シャツが 似合ってる! 59 00:04:30,570 --> 00:04:32,873 ああ ありがとう。 60 00:04:32,873 --> 00:04:35,776 ん… んっ! 61 00:04:35,776 --> 00:04:38,612 ♬~ 62 00:04:38,612 --> 00:04:40,547 「親愛なるダイアナ。➡ 63 00:04:40,547 --> 00:04:44,017 あたしは今 たまらなく寂しいわ。➡ 64 00:04:44,017 --> 00:04:46,953 だって 周りは 知らない顔ばかりなのよ。➡ 65 00:04:46,953 --> 00:04:49,723 ああ ジェーンやルビーが一緒なら➡ 66 00:04:49,723 --> 00:04:51,758 こんな よその屋根裏へ行った➡ 67 00:04:51,758 --> 00:04:54,661 猫みたいな気は しなかったでしょうね。➡ 68 00:04:54,661 --> 00:04:58,498 この中の誰と 友達になれるのかしら。➡ 69 00:04:58,498 --> 00:05:03,403 あの とび色の目をして 真っ赤なブラウスを着た人の感じが➡ 70 00:05:03,403 --> 00:05:06,173 とても 生き生きとしていて 好きだわ。➡ 71 00:05:06,173 --> 00:05:11,444 それから あの色白の 美しい髪をした人もいいわ。➡ 72 00:05:11,444 --> 00:05:13,914 夢みることを知っていそうだもの」。 73 00:05:13,914 --> 00:05:15,916 (プリシラ・グラント)ん? 74 00:05:15,916 --> 00:05:19,719 「でも 今のところ あたしは あの人たちを知らないし➡ 75 00:05:19,719 --> 00:05:22,255 向こうも 友達になりたいとは➡ 76 00:05:22,255 --> 00:05:25,158 思っていないかもしれないわね」。 77 00:05:25,158 --> 00:05:28,028 あ…。 78 00:05:28,028 --> 00:05:31,231 「ギルバートは 固く決心しているようだわ。➡ 79 00:05:31,231 --> 00:05:34,601 きっと メダルをとるつもりなのよ。➡ 80 00:05:34,601 --> 00:05:39,105 今は 知ってる顔が 一人でもいることがありがたいわ。➡ 81 00:05:39,105 --> 00:05:41,908 たとえ それがギルバートでもね」。 82 00:05:41,908 --> 00:05:48,515 ♬~ 83 00:05:48,515 --> 00:05:52,085 「こうやって 一人 下宿先で手紙を書いてると➡ 84 00:05:52,085 --> 00:05:54,120 やっぱり寂しい。➡ 85 00:05:54,120 --> 00:05:56,623 でも 泣いたりしないわ。➡ 86 00:05:56,623 --> 00:06:00,227 それは とっても ばかげたことだもの」。 87 00:06:01,828 --> 00:06:04,364 「あたし うそをついたわ。➡ 88 00:06:04,364 --> 00:06:08,201 今 3粒目の涙が 落ちたところよ。➡ 89 00:06:08,201 --> 00:06:10,237 何か おかしなことを 考えて➡ 90 00:06:10,237 --> 00:06:12,539 止めなくちゃ。➡ 91 00:06:12,539 --> 00:06:15,875 でも 思いつくのは アヴォンリーのことばかりよ。➡ 92 00:06:15,875 --> 00:06:19,746 ああ… 今頃 マシュウは家に着いた頃ね。➡ 93 00:06:19,746 --> 00:06:22,382 マリラが 戸口で待っているわ」。 94 00:06:22,382 --> 00:06:27,087 (嗚咽) 「6粒 7粒… もう数えたって駄目。➡ 95 00:06:27,087 --> 00:06:31,391 一気に あふれそうだもの。 元気になんてなれそうもない。➡ 96 00:06:31,391 --> 00:06:34,694 いっそ 悲しいままの方が…」。 (嗚咽) 97 00:06:34,694 --> 00:06:36,630 (ドアが開く音) あ…。 98 00:06:36,630 --> 00:06:39,165 (ジョシー・パイ)やっぱり~ 泣いてる。 99 00:06:39,165 --> 00:06:43,036 なによ…。 (ジョシー)ホームシックになるの 早くない? 100 00:06:43,036 --> 00:06:45,372 別に いいじゃない。 101 00:06:45,372 --> 00:06:47,974 でも 来てくれて嬉しいわ。 102 00:06:47,974 --> 00:06:52,245 見慣れた顔を見るだけで ほっとできるもの。 103 00:06:52,245 --> 00:06:57,183 あたしは つまらないアヴォンリーから 出られて 愉快なくらいよ? 104 00:06:57,183 --> 00:07:00,020 で 何か食べ物ある?➡ 105 00:07:00,020 --> 00:07:06,326 おなか すいちゃって。 マリラが お菓子を いっぱい持たせたんでしょ? 106 00:07:08,995 --> 00:07:12,866 なに ちっちゃいわねえ。 107 00:07:12,866 --> 00:07:15,568 田舎の味がするわ。 108 00:07:17,704 --> 00:07:22,542 (食べる音) 109 00:07:22,542 --> 00:07:27,747 そういえば クイーン学院にも エイヴリー奨学金が出るそうよ。 110 00:07:27,747 --> 00:07:30,283 それ ほんと⁉ ええ。 111 00:07:30,283 --> 00:07:33,687 正式には あさって 発表になるみたい。 112 00:07:35,255 --> 00:07:38,959 ん? どうしたのよ。 113 00:07:40,927 --> 00:07:43,830 英文学で 最高の成績を取れば➡ 114 00:07:43,830 --> 00:07:48,568 レドモンド大学の奨学金を 受けることができるのよね。 115 00:07:48,568 --> 00:07:52,806 年に250ドルずつ 4年間よ。 116 00:07:52,806 --> 00:07:57,477 もし エイヴリー奨学金をとって 大学へ行くことができれば➡ 117 00:07:57,477 --> 00:08:00,213 マシュウが どんなに喜ぶかしら。 118 00:08:00,213 --> 00:08:03,750 確かに あんたは英文学が得意だけど…。 119 00:08:03,750 --> 00:08:05,719 はっ! まさか ねらう気? 120 00:08:05,719 --> 00:08:08,321 一生懸命に 勉強して➡ 121 00:08:08,321 --> 00:08:11,725 とれるものなら 必ず それを とってみせる。 122 00:08:11,725 --> 00:08:13,660 ふふふふ…。 あ~…。 123 00:08:13,660 --> 00:08:17,597 ああ 野心を持つのは楽しいわ! 124 00:08:17,597 --> 00:08:20,433 一つの野心を 実現したかと 思うと➡ 125 00:08:20,433 --> 00:08:22,435 また 別のが➡ 126 00:08:22,435 --> 00:08:26,639 もっと高いところに 輝いているのだもの~! 127 00:08:28,308 --> 00:08:32,445 (吹雪く音) 128 00:08:32,445 --> 00:08:34,381 「愛しのダイアナ。➡ 129 00:08:34,381 --> 00:08:38,318 クラスのみんなは 頭が良くて 想像力があって➡ 130 00:08:38,318 --> 00:08:40,687 なにより 野心にあふれているわ。➡ 131 00:08:40,687 --> 00:08:44,024 なかでも バラ色の頬の少女 ステラは➡ 132 00:08:44,024 --> 00:08:47,293 学年でも 一番の美人とされていて➡ 133 00:08:47,293 --> 00:08:50,063 プリシラは 夢みる少女で➡ 134 00:08:50,063 --> 00:08:52,966 いたずらっ気 いっぱいなの」。 ふふっ。 135 00:08:52,966 --> 00:08:54,901 (ステラ・メイナード)金メダルの候補は➡ 136 00:08:54,901 --> 00:08:59,506 アンと ギルバートと ルイスの 3人に絞られたわね。 137 00:08:59,506 --> 00:09:02,409 アンは エイヴリーも ねらってるんでしょ? 138 00:09:02,409 --> 00:09:05,645 こっちは ライバルが多いわよ。 139 00:09:05,645 --> 00:09:08,314 とにかく やるしかないわね。 140 00:09:08,314 --> 00:09:12,819 ああ 教員免許を取るのって なんて大変なの? 141 00:09:12,819 --> 00:09:18,024 今は クリスマスに 家へ帰ることだけを 楽しみに頑張りましょう! 142 00:09:18,024 --> 00:09:20,560 (ステラ プリシラ)ええ そうね! 143 00:09:20,560 --> 00:09:22,829 (蒸気が出る音) アーン! 144 00:09:22,829 --> 00:09:24,764 ダイアナ! 145 00:09:24,764 --> 00:09:26,766 (ダイアナ アン)あははっ! 146 00:09:26,766 --> 00:09:31,438 メリークリスマス アン! メリークリスマス ダイアナ! 147 00:09:31,438 --> 00:09:36,576 また やってるわ。 毎週 会ってるのにね。 148 00:09:36,576 --> 00:09:40,447 ダイアナの顔が見られて 本当に嬉しいわ! 149 00:09:40,447 --> 00:09:45,852 アンは ステラやプリシラの方が 好きになったのかと思ったわ。あ…。 150 00:09:45,852 --> 00:09:50,023 ステラもプリシラも それは すてきな人たちよ。 151 00:09:50,023 --> 00:09:53,226 でも あたしにとって 一番大切なのは➡ 152 00:09:53,226 --> 00:09:55,929 ダイアナ あなただけよ。 153 00:09:55,929 --> 00:10:00,200 前より もっと大事なくらいだわ。 154 00:10:00,200 --> 00:10:17,484 ♬~ 155 00:10:17,484 --> 00:10:29,395 ♬~ 156 00:10:29,395 --> 00:10:31,331 ありがとう。 157 00:10:31,331 --> 00:10:35,902 汽車は もうすぐ来ると思うの。 寒いから 先に帰って。 158 00:10:35,902 --> 00:10:38,805 ん…。 ほら 早く。 159 00:10:38,805 --> 00:10:43,042 クリスマスを一緒に過ごせて 楽しかったわ。 160 00:10:43,042 --> 00:10:45,945 次に会えるのは 春になってからね。 161 00:10:45,945 --> 00:10:51,851 体に… 気をつけてな。 マシュウも 暖かくしてね。 162 00:11:09,802 --> 00:11:12,105 あ…。 163 00:11:22,382 --> 00:11:26,719 クリスマス休暇なんて あっという間だな…。 164 00:11:26,719 --> 00:11:32,125 もう テストが終わるまでは 帰ってこられないわけだ。 165 00:11:32,125 --> 00:11:34,160 そうね…。 166 00:11:34,160 --> 00:11:38,831 だったらもう やるしかない。 ええ。 167 00:11:38,831 --> 00:11:41,734 負けないよ。 168 00:11:41,734 --> 00:11:44,203 あたしも。 169 00:11:44,203 --> 00:11:47,807 (汽笛) 170 00:11:56,783 --> 00:12:01,621 ♬~ 171 00:12:01,621 --> 00:12:06,259 (ジェーン)信じられない! もう 試験が来週だなんて…。 172 00:12:06,259 --> 00:12:10,663 お金を たくさん使ったあげく 教員免許が取れなかったら➡ 173 00:12:10,663 --> 00:12:12,599 どうすればいいの⁉ 174 00:12:12,599 --> 00:12:15,235 あたしは 落ちても 来年 また来るわ。 175 00:12:15,235 --> 00:12:19,939 ええ? そうだ アン。 教授が言ってたわよ。 176 00:12:19,939 --> 00:12:21,908 ギルバートが金メダル➡ 177 00:12:21,908 --> 00:12:25,278 エミリーが 奨学金をとるにちがいないって。 178 00:12:25,278 --> 00:12:27,213 ちょっと ジョシー! 179 00:12:27,213 --> 00:12:32,619 ふふふっ それを聞いたからには 明日には 頭痛がするでしょうね。 180 00:12:32,619 --> 00:12:34,554 でも 今のところ➡ 181 00:12:34,554 --> 00:12:38,391 グリーン・ゲイブルズのくぼ地に すみれが咲いているかぎり➡ 182 00:12:38,391 --> 00:12:43,129 「恋人の小径」に 小さなシダが 頭をのぞかせているかぎり➡ 183 00:12:43,129 --> 00:12:46,933 奨学金が 誰のものになろうと かまわないわ。 184 00:12:46,933 --> 00:12:49,836 あたしは 最善を尽くしたんですもの。 185 00:12:49,836 --> 00:12:52,271 確かに アンは頑張ったわ。 186 00:12:52,271 --> 00:12:56,509 さあ もう 試験の話はやめましょう。 そうね。 187 00:12:56,509 --> 00:13:01,981 もっと 未来の自分を想像してみるのがいいわ。 188 00:13:01,981 --> 00:13:03,983 ん~。 189 00:13:03,983 --> 00:13:12,058 ♬~ 190 00:13:12,058 --> 00:13:16,929 「愛しい愛しい ダイアナ。 今日は 嬉しい知らせがあります。➡ 191 00:13:16,929 --> 00:13:20,700 ジェーンたちが 無事に 試験に合格しました。➡ 192 00:13:20,700 --> 00:13:26,506 ルビーは 早速 卒業式に着るドレス選びに 夢中になってます。➡ 193 00:13:26,506 --> 00:13:30,810 あたしとギルバートが受けた 1級試験の結果は来週。➡ 194 00:13:30,810 --> 00:13:35,581 発表は どんな結果が出ようとも 受け止めるわ。➡ 195 00:13:35,581 --> 00:13:40,186 最近 「努力のよろこび」というのが 分かりだしたわ。➡ 196 00:13:40,186 --> 00:13:44,490 一生懸命やって 勝つことの 次にいいのは➡ 197 00:13:44,490 --> 00:13:48,594 一生懸命やって 負けることなのよ」。 198 00:13:50,296 --> 00:13:55,301 ♬~ 199 00:13:57,737 --> 00:14:01,074 (ジェーン)ついに 1級試験の合格発表ね。 200 00:14:01,074 --> 00:14:06,479 大丈夫。 アンは 金メダルかエイヴリーの どちらかは とれるわよ。 201 00:14:06,479 --> 00:14:08,448 どうかしら…。 202 00:14:08,448 --> 00:14:12,118 みんな 「エイヴリーは エミリーがとる」って言っているし…。 203 00:14:12,118 --> 00:14:14,654 そんなうわさ 関係ないわ。 204 00:14:14,654 --> 00:14:16,723 ねえ ジェーン。 205 00:14:16,723 --> 00:14:20,026 もし あたしが落ちていても 慰めたりしないでね。 206 00:14:20,026 --> 00:14:22,962 あたしたちの 長い友情にかけて。 207 00:14:22,962 --> 00:14:24,964 分かったわ。 208 00:14:24,964 --> 00:14:27,567 (生徒たち)ばんざ~い! ばんざ~い! あ…。 209 00:14:27,567 --> 00:14:29,635 (生徒たち)ギルバート ばんざ~い! 210 00:14:29,635 --> 00:14:34,207 金メダル受賞者 ギルバート・ブライス! (生徒たち)ばんざ~い! 211 00:14:34,207 --> 00:14:36,776 ありがとう! (生徒たち)ばんざ~い! ばんざ~い! 212 00:14:36,776 --> 00:14:41,080 アン ここにいて。 あたしが見てきてあげる。 213 00:14:41,080 --> 00:14:43,015 あ…。 214 00:14:43,015 --> 00:14:46,486  心の声  ああ… マシュウが悲しむでしょうね…。➡ 215 00:14:46,486 --> 00:14:49,889 あたしが勝つものと 思っていてくれたから…。 216 00:14:49,889 --> 00:14:53,393 あ…! あはっ!アン・シャーリー ばんざ~い!➡ 217 00:14:53,393 --> 00:14:58,231 エイブリー受賞者 アン・シャーリー ばんざ~い! 218 00:14:58,231 --> 00:15:01,200 (ルビー ジェーン)あははは! 219 00:15:01,200 --> 00:15:04,103 (ジェーン)アン! あった! やったわ! 220 00:15:04,103 --> 00:15:07,340 (ルビー)すごいわ アン! アン! うふふっ! 221 00:15:07,340 --> 00:15:10,109  心の声 ああ… 夢を見ているみたい!➡ 222 00:15:10,109 --> 00:15:13,780 マシュウとマリラが どんなに喜ぶかしら! 223 00:15:13,780 --> 00:15:27,160 ♬~ 224 00:15:27,160 --> 00:15:30,663 (校長)大学での活躍も期待しているよ。 225 00:15:30,663 --> 00:15:33,299 (前の席の男) あの子が エイヴリー受賞者で➡ 226 00:15:33,299 --> 00:15:37,170 今年 一番 優れた論文を 書いたんだそうだ。 227 00:15:37,170 --> 00:15:40,039 (前の席の女) それは すごいわね。 228 00:15:40,039 --> 00:15:43,910 (拍手) 229 00:15:43,910 --> 00:15:48,514 あの子を育てて よかったじゃないか。 230 00:15:48,514 --> 00:16:01,194 ♬~ 231 00:16:01,194 --> 00:16:06,332 (拍手) 232 00:16:06,332 --> 00:16:10,036 あの子を育ててよかったと思ったのは➡ 233 00:16:10,036 --> 00:16:13,072 今が初めてではありませんよ。 234 00:16:13,072 --> 00:16:15,875 ん? 235 00:16:15,875 --> 00:16:29,355 ♬~ 236 00:16:29,355 --> 00:16:32,091 やっぱり 家はいいわ! 237 00:16:32,091 --> 00:16:35,795 薄紅色の空に もみの木が映えて➡ 238 00:16:35,795 --> 00:16:38,130 なんて美しいのかしら! 239 00:16:38,130 --> 00:16:41,033 ああ… ミントのいい香りがするわ。 240 00:16:41,033 --> 00:16:45,938 すばらしいわ アン。 エイヴリー奨学金をとったんですもの。 241 00:16:45,938 --> 00:16:49,408 じゃあ すぐに先生にはならないのよね? 242 00:16:49,408 --> 00:16:53,346 ええ。 9月になったら レドモンド大学に行くわ。 243 00:16:53,346 --> 00:16:57,483 休暇を 思う存分 楽しんでからね。 244 00:16:57,483 --> 00:17:02,321 ルビーとジェーンは 先生になって もう教えるんですって? 245 00:17:02,321 --> 00:17:06,559 ジェーンには ニューブリッジの学校から スカウトがきてるのよ。 246 00:17:06,559 --> 00:17:09,929 ギルバートも 先生になるんですってね。 え? 247 00:17:09,929 --> 00:17:12,565 そうするしかないって。 248 00:17:12,565 --> 00:17:16,068 お父さんが 大学の学費を出せなくなったから➡ 249 00:17:16,068 --> 00:17:18,905 自分の力で やっていくつもりなのよ。 250 00:17:18,905 --> 00:17:23,342 多分 アヴォンリー学校の先生に なるんじゃないかしら。 251 00:17:23,342 --> 00:17:25,411 そう…。 252 00:17:25,411 --> 00:17:27,680  心の声  ギルバートも一緒に➡ 253 00:17:27,680 --> 00:17:30,283 レドモンドに 行くものだと思ってた…。 254 00:17:33,286 --> 00:17:35,221 うっ… う…。 255 00:17:35,221 --> 00:17:38,958 マシュウ⁉ マシュウ! 256 00:17:38,958 --> 00:17:42,461 うん… うん…。 257 00:17:42,461 --> 00:17:45,364 あ…。 258 00:17:45,364 --> 00:17:50,202 マリラ… マシュウは まだ調子が悪いの? 259 00:17:50,202 --> 00:17:55,107 そうなんだよ。 なのに 相変わらず働きづめでね。 260 00:17:55,107 --> 00:17:57,710 私も心配なんだよ。 261 00:17:57,710 --> 00:18:01,614 でも このごろは いくらか良くなってきたんだよ。➡ 262 00:18:01,614 --> 00:18:04,216 ジェリーも 手伝ってくれるし。 263 00:18:04,216 --> 00:18:06,953 あんたも 帰ってきたからね。 264 00:18:06,953 --> 00:18:10,456 あんたの顔を見ると 元気になるんだから。 265 00:18:10,456 --> 00:18:12,425 おっ…。 266 00:18:12,425 --> 00:18:16,095 マリラも あまり 具合が良さそうではないわ。 267 00:18:16,095 --> 00:18:18,998 私は 大丈夫だよ。 268 00:18:22,335 --> 00:18:26,138 …まあ 少しだけ 頭痛がしてね。 269 00:18:26,138 --> 00:18:28,474 目の奧も痛むんだ。 270 00:18:28,474 --> 00:18:30,543 それは大変だわ。 271 00:18:30,543 --> 00:18:37,183 今度 島に 有名な眼科医が来るから 診てもらわなくてはならないだろうね。 272 00:18:37,183 --> 00:18:39,652 絶対 そうすべきよ! 273 00:18:39,652 --> 00:18:44,490 アン… あんたは ほんとに 見事にやり遂げたね。 274 00:18:44,490 --> 00:18:46,759 教員免許を 取ったうえに➡ 275 00:18:46,759 --> 00:18:49,795 エイヴリー奨学金も 手に入れたんだから。 276 00:18:49,795 --> 00:18:53,766 マリラとマシュウが 支えてくれたからよ。 277 00:18:53,766 --> 00:19:01,707 レイチェルは 「女が教育を受けるのは あまり感心しないね」とか言ってるけど。 278 00:19:01,707 --> 00:19:05,978 ふふっ。 (マリラ)私は そんなことないと思っていますよ。 279 00:19:05,978 --> 00:19:10,449 レイチェルで思い出したけど 彼女が聞いた話で➡ 280 00:19:10,449 --> 00:19:14,720 「アベイ銀行が危ない」って うわさがあってねえ…。 281 00:19:14,720 --> 00:19:16,656 何か知らないかい? 282 00:19:16,656 --> 00:19:18,591 え? いいえ。 283 00:19:18,591 --> 00:19:22,228 (マリラ)うちのお金は 全部 あそこに預けてあるんだよ。 284 00:19:22,228 --> 00:19:25,131 そうなの…? マシュウは➡ 285 00:19:25,131 --> 00:19:30,336 「アベイさんがやっているかぎり 大丈夫だ」って言うんだけど…。 286 00:19:30,336 --> 00:19:33,572 ごめんね 変な話ばっかりで。 287 00:19:33,572 --> 00:19:36,142 今日は 1日 羽を伸ばして➡ 288 00:19:36,142 --> 00:19:38,544 ダイアナと 遊んでくるんだろ?➡ 289 00:19:38,544 --> 00:19:43,949 いってきなさい。 うん… ありがとう…。 290 00:19:43,949 --> 00:20:04,103 ♬~ 291 00:20:04,103 --> 00:20:06,772 マシュウ! 1つ 持つわ。 292 00:20:06,772 --> 00:20:09,175 (マシュウ)重いぞ。 293 00:20:13,112 --> 00:20:15,581 具合は どうなの? 294 00:20:15,581 --> 00:20:19,452 ああ 大丈夫だ。 295 00:20:19,452 --> 00:20:23,622 マシュウは どうして そんなに仕事ばかりしているの? 296 00:20:23,622 --> 00:20:27,093 ジェリーもいるし もっと休めばいいのに。 297 00:20:27,093 --> 00:20:32,531 (マシュウ)そうさなあ わしには これしかできないんだ。➡ 298 00:20:32,531 --> 00:20:37,336 それでいて すぐに年のことを忘れちまう。 299 00:20:37,336 --> 00:20:41,741 まあ わしも かなり 精出して働いてきたし➡ 300 00:20:41,741 --> 00:20:45,244 死ぬまで 働き続けるだろうよ。 301 00:20:47,046 --> 00:20:52,284 …もし あたしが男の子だったら もっと役に立って➡ 302 00:20:52,284 --> 00:20:56,555 マシュウに 楽させてあげられたのに…。 303 00:20:56,555 --> 00:21:03,295 そうさなあ… だが わしは たとえ12人の男の子よりも➡ 304 00:21:03,295 --> 00:21:07,099 お前 一人の方がいい。 305 00:21:08,767 --> 00:21:10,703 (マシュウ)いいかい?➡ 306 00:21:10,703 --> 00:21:16,642 奨学金をとったのは 男の子ではなくて 女の子ではなかったかな?➡ 307 00:21:16,642 --> 00:21:20,379 わしの娘じゃないか。 308 00:21:20,379 --> 00:21:25,384 わしの自慢の 娘じゃないか。 309 00:21:28,187 --> 00:21:30,689 うん。 310 00:21:30,689 --> 00:21:34,093 (マシュウ)うん。 ふふっ。 311 00:21:34,093 --> 00:21:42,935 ♬~ 312 00:21:42,935 --> 00:21:49,508 <これが あたしに悲しみが訪れる前の 最後の夜でした> 313 00:21:49,508 --> 00:21:53,045  回想  わしの自慢の娘じゃないか。 314 00:21:53,045 --> 00:21:58,984 <そして 一度 その悲しみの冷たい神聖さに触れると➡ 315 00:21:58,984 --> 00:22:03,789 人生は 二度と 元には戻らないのです> 316 00:22:05,558 --> 00:22:15,034 ♬~ 317 00:22:15,034 --> 00:22:17,803 ♬「大事なものは」 318 00:22:17,803 --> 00:22:24,944 ♬「心の隙間にしまっておくから」 319 00:22:24,944 --> 00:22:29,615 ♬「いつの間にか過ぎ去る街の」 320 00:22:29,615 --> 00:22:34,820 ♬「花の一つも見過ごさないように」 321 00:22:34,820 --> 00:22:39,658 ♬「朝の光に驚いて」 322 00:22:39,658 --> 00:22:44,597 ♬「夜の闇に目を凝らしたら」 323 00:22:44,597 --> 00:22:51,704 ♬「憧れてた世界を瞼の外側にも」 324 00:22:51,704 --> 00:22:55,708 ♬「ちゃんと見つけて行ける」 325 00:22:55,708 --> 00:23:00,846 ♬「憂鬱が立ち込める」 326 00:23:00,846 --> 00:23:06,018 ♬「夕立はいつか止むよ」 327 00:23:06,018 --> 00:23:10,589 ♬「その目でその耳で」 328 00:23:10,589 --> 00:23:15,561 ♬「感じたものが全てだと」 329 00:23:15,561 --> 00:23:24,236 ♬「心が望んでる方へと歩いていくの」 330 00:23:24,236 --> 00:23:29,475 ♬「君は容易く」 331 00:23:29,475 --> 00:23:33,879 ♬~ 332 00:23:35,381 --> 00:23:42,187 ♬~ 333 00:23:42,187 --> 00:23:57,102 ♬~