1 00:00:01,235 --> 00:00:03,604 ♬~ 2 00:00:03,604 --> 00:00:06,506 (アン・シャーリー) <レドモンド大学に来て 3週間。➡ 3 00:00:06,506 --> 00:00:09,776 フィリパとは 出会ってすぐに友達になり➡ 4 00:00:09,776 --> 00:00:14,081 不安だった学生生活も 順調に滑り出しました> 5 00:00:16,016 --> 00:00:18,585 (男子学生A)ヒュ~! 知ってるか? 6 00:00:18,585 --> 00:00:21,588 フィリパって 裕福な家のお嬢様なんだってさ。 7 00:00:21,588 --> 00:00:24,925 (男子学生B)美人で切れ者 家柄も良しか。 8 00:00:24,925 --> 00:00:26,860 (男子学生C)お近づきになりたいねえ。 9 00:00:26,860 --> 00:00:28,829 (フィリパ・ゴードン) うふっ。 10 00:00:28,829 --> 00:00:31,031 (男子学生たち)うわっ! (フィリパ)うふふふっ。 11 00:00:31,031 --> 00:00:32,966 (男子学生たち)わあ…。 12 00:00:32,966 --> 00:00:37,804 今のところ アレックとアロンゾに 強力なライバルは現れていないようね。 13 00:00:37,804 --> 00:00:40,040 (プリシラ・グラント)なあに? それ。 14 00:00:40,040 --> 00:00:41,975 二人には 毎週➡ 15 00:00:41,975 --> 00:00:45,979 フィルを崇拝する男の子たちの話を書いて 送ってるんですって。 16 00:00:45,979 --> 00:00:48,315 それは 気が気じゃないわね。 17 00:00:48,315 --> 00:00:53,520 ええ。 でも あたしが好きだと思う人は あたしを気にも留めてないの。 18 00:00:53,520 --> 00:00:56,423 誰? ギルバート・ブライスは➡ 19 00:00:56,423 --> 00:00:58,992 あたしを かわいい子猫くらいにしか➡ 20 00:00:58,992 --> 00:01:00,928 思ってないのよ。➡ 21 00:01:00,928 --> 00:01:03,964 その訳は もちろん… アン・シャーリー? 22 00:01:03,964 --> 00:01:06,199 いいこと? フィル。 23 00:01:06,199 --> 00:01:08,268 あたしとギルバートとの間には 何もないの。 24 00:01:08,268 --> 00:01:12,472 知ってるわ。 それでもあたし あなたを憎むのよ。 25 00:01:12,472 --> 00:01:17,277 え? あなたを もっともっと 憎まなくてはならないのに➡ 26 00:01:17,277 --> 00:01:20,247 あたし たまらなく あなたが好きなのよ➡ 27 00:01:20,247 --> 00:01:22,482 クイーン・アン。➡ 28 00:01:22,482 --> 00:01:24,484 プリシー あなたのこともね。 29 00:01:24,484 --> 00:01:27,387 ありがとう フィル。 二人は どうなの? 30 00:01:27,387 --> 00:01:31,191 あたしのことも 少しでいいから 好きでいてくれているかしら? 31 00:01:31,191 --> 00:01:33,160 ええ もちろんよ。 32 00:01:33,160 --> 00:01:35,162 大好きよ フィル。 (フィリパ)ふふっ。 33 00:01:35,162 --> 00:01:39,299 愛しくて優しくて 愛すべき子猫だわ。 34 00:01:39,299 --> 00:01:48,308 ♬~ 35 00:01:48,308 --> 00:01:53,080 ♬「未来が読めなくてよかった」 36 00:01:53,080 --> 00:01:55,515 ♬「有り得やしないことでも」 37 00:01:55,515 --> 00:01:57,517 ♬「好きに書けるから」 38 00:01:57,517 --> 00:02:01,321 ♬「心が読めなくてよかった」 39 00:02:01,321 --> 00:02:03,690 ♬「息遣いひとつ」 40 00:02:03,690 --> 00:02:05,926 ♬「愛しいと気付く」 41 00:02:05,926 --> 00:02:10,464 ♬「おしゃべりな草も 気まぐれな雲も」 42 00:02:10,464 --> 00:02:15,669 ♬「生まれた理由とか 多分知らないけど」 43 00:02:15,669 --> 00:02:17,604 ♬「教えてくれた」 44 00:02:17,604 --> 00:02:21,475 ♬「世界はおもしろいこと」 45 00:02:21,475 --> 00:02:24,878 ♬「まだこれからも」 46 00:02:24,878 --> 00:02:27,314 ♬「ここで待ってるよ」 47 00:02:27,314 --> 00:02:29,583 ♬「ねえ待ってるよ」 48 00:02:29,583 --> 00:02:33,820 ♬「夢は照れ屋でかくれんぼが上手」 49 00:02:33,820 --> 00:02:36,289 ♬「目を瞑ってるよ」 50 00:02:36,289 --> 00:02:38,625 ♬「あぁ、まだだよ?」 51 00:02:38,625 --> 00:02:42,095 ♬「あなたにも会わせたいから」 52 00:02:42,095 --> 00:02:45,399 ♬「ここで待ってるよ」 53 00:02:45,399 --> 00:02:47,634 ♬「ねぇ待ってるよ」 54 00:02:47,634 --> 00:02:51,905 ♬「楽しみなことなら いくつでも」 55 00:02:51,905 --> 00:02:54,408 ♬「数え待ってるよ」 56 00:02:54,408 --> 00:02:56,710 ♬「あなたは太陽」 57 00:02:56,710 --> 00:02:58,712 ♬「迎えにきてくれる」 58 00:02:58,712 --> 00:03:03,016 ♬「そんな予感だけをずっと持ってるよ」 59 00:03:03,016 --> 00:03:06,920 ♬~ 60 00:03:09,589 --> 00:03:13,694 ♬~ 61 00:03:17,130 --> 00:03:19,466 (ベルの音) 重くない? 62 00:03:19,466 --> 00:03:23,336 (ギルバート・ブライス)いや 全然。 まったく フィリパったら…。 63 00:03:23,336 --> 00:03:25,906 いいんだよ。 ちょうどいい運動になる。 64 00:03:25,906 --> 00:03:29,242 そう考えると 荷物持ちも悪くないわね。 65 00:03:29,242 --> 00:03:31,278 それじゃ あたしはここで。 66 00:03:31,278 --> 00:03:34,581 え… どうして? ちょっと寄るところが…。 67 00:03:34,581 --> 00:03:37,918 助かったわ ギルバート。 どういたしまして。 68 00:03:37,918 --> 00:03:41,288 じゃあね アン。 うふっ また明日。 69 00:03:41,288 --> 00:03:43,623 え ええ…。 70 00:03:43,623 --> 00:03:48,395 彼女はすごいよね。 どの授業も 立派な成績ばかりだ。 71 00:03:48,395 --> 00:03:53,366 そうね いつ勉強してるのか 全く謎だわ。 72 00:03:53,366 --> 00:03:57,003 アンも 英文学は 学年でトップだって聞いたよ。 73 00:03:57,003 --> 00:03:59,539 それは多分 アヴォンリーで➡ 74 00:03:59,539 --> 00:04:02,242 誰かさんと 必死で競い合ったからじゃないかしら。 75 00:04:02,242 --> 00:04:06,113 ギルバートも 1年の級長に選ばれたんでしょう? 76 00:04:06,113 --> 00:04:08,582 みんなの推薦のおかげでね。 77 00:04:08,582 --> 00:04:10,951 とても名誉なことだわ。 78 00:04:10,951 --> 00:04:15,255 それで ラムスという学友会に 勧誘されたんだけど➡ 79 00:04:15,255 --> 00:04:18,859 入会するための ある儀式があってね。 80 00:04:18,859 --> 00:04:20,794 儀式? 81 00:04:20,794 --> 00:04:23,296 昼日中の繁華街を…。 82 00:04:25,031 --> 00:04:27,934 うふっ。 83 00:04:27,934 --> 00:04:30,403 お~! (拍手) 84 00:04:30,403 --> 00:04:34,274 あはははっ! 教えてくれたら見に行ったのに。 85 00:04:34,274 --> 00:04:39,045 丸一日だよ? どこかの紳士に くどかれてたりして。 86 00:04:39,045 --> 00:04:41,515 まさか! うふふっ ふふっ!はははっ! 87 00:04:41,515 --> 00:04:44,050 (汽笛) 88 00:04:44,050 --> 00:04:49,222 今 一番 嬉しいのは アヴォンリーから手紙が届くことよ。 89 00:04:49,222 --> 00:04:52,692 特に面白かったのが リンド小母さんの手紙。 90 00:04:52,692 --> 00:04:55,028 (レイチェル・リンド)「空席になっていた➡ 91 00:04:55,028 --> 00:04:57,931 アヴォンリー教会の 貧弱な代理牧師のことで➡ 92 00:04:57,931 --> 00:05:00,333 私は 大変怒っています。➡ 93 00:05:00,333 --> 00:05:04,137 その説教が とてもくだらなく つまらないのです。➡ 94 00:05:04,137 --> 00:05:06,072 そのうえ 『聖書』とは➡ 95 00:05:06,072 --> 00:05:08,975 全く関係のない 話もしていて 許せません」。 96 00:05:08,975 --> 00:05:13,146 (代理牧師)え~ では来週は 泳ぐ斧の頭の話を。 97 00:05:13,146 --> 00:05:16,583 (リンド夫人)「ところが どんな人にも取り柄はあるようで➡ 98 00:05:16,583 --> 00:05:19,019 ある日 ハリソンさんのところの豚が➡ 99 00:05:19,019 --> 00:05:22,289 教会に迷い込んだことがありました」。 100 00:05:22,289 --> 00:05:25,158 (鳴き声) 101 00:05:25,158 --> 00:05:30,564 (代理牧師)ん? (リンド夫人) 「おびえきった 気の毒な その豚は…」。 102 00:05:30,564 --> 00:05:33,466 (代理牧師)うわああっ! 103 00:05:33,466 --> 00:05:38,038 (リンド夫人)「豚の背中に あんなに上手に しがみつける牧師様を➡ 104 00:05:38,038 --> 00:05:40,373 私は 他に見たことがありません。➡ 105 00:05:40,373 --> 00:05:42,909 アンにも見せたかったですよ」。 106 00:05:42,909 --> 00:05:46,279 ふふふっ! はははっ! 笑うのは申し訳ないけど。 107 00:05:46,279 --> 00:05:48,915 デイビーの手紙も かわいいのよ。 108 00:05:48,915 --> 00:05:51,384 (デイビー・キース)「アン姉ちゃんが いないので➡ 109 00:05:51,384 --> 00:05:53,820 ぼくは とても寂しいです。➡ 110 00:05:53,820 --> 00:05:55,789 でも 学校は楽しいです」。 111 00:05:55,789 --> 00:05:58,024 (デイビー)えいっ。 (ジェーン・アンドリュース)あっ! 112 00:05:58,024 --> 00:06:01,561 (デイビー)「ジェーン先生は 姉ちゃんよりか怖いです。➡ 113 00:06:01,561 --> 00:06:05,432 ゆうべ リンド小母ちゃんに 作った ちょうちんを見せました」。 114 00:06:05,432 --> 00:06:08,335 あっ… あぁ~…。 115 00:06:08,335 --> 00:06:11,037 (デイビー)「マリラに すごく怒られました。➡ 116 00:06:11,037 --> 00:06:14,774 上手に出来たのに なんで怒るんだろう。➡ 117 00:06:14,774 --> 00:06:17,677 それから 牧師様に リンド小母ちゃんが…」。 118 00:06:17,677 --> 00:06:20,447 私のために祈ってください! 119 00:06:20,447 --> 00:06:22,382 (デイビー)「…って言ってたけど➡ 120 00:06:22,382 --> 00:06:24,317 どんな悪いことをしたんだろうね。➡ 121 00:06:24,317 --> 00:06:26,686 ぼく 知りたいなあ」。 122 00:06:26,686 --> 00:06:29,222 僕も 是非 知りたいな。 123 00:06:29,222 --> 00:06:31,157 マリラの手紙からは➡ 124 00:06:31,157 --> 00:06:34,361 グリーン・ゲイブルズのにおいまで 伝わってくるの。 うん。 125 00:06:34,361 --> 00:06:36,997 ダイアナの手紙は フレッドのことばかり。 126 00:06:36,997 --> 00:06:39,266 それは しかたないよ。 127 00:06:39,266 --> 00:06:41,635  心の声 ふふっ… ルビーからは…。 128 00:06:41,635 --> 00:06:45,071  回想 (ルビー・ギリス)「みんな レドモンドが 相当 楽しいらしいわね。➡ 129 00:06:45,071 --> 00:06:47,474 ギルバートの手紙に書いてあったわ」。 130 00:06:47,474 --> 00:06:52,312 ギルバート? ギルバートは ルビーに手紙を書いているの? 131 00:06:52,312 --> 00:06:55,081  心の声 もちろん かまわなくてよ?➡ 132 00:06:55,081 --> 00:06:57,617 誰でも その権利は あるんですもの。 133 00:06:57,617 --> 00:07:00,320 アン? あっ。 134 00:07:00,320 --> 00:07:03,223 あ… ああ ルビーは➡ 135 00:07:03,223 --> 00:07:05,759 あたしに会いたくて たまらないって 書いてくれてたわ。 136 00:07:05,759 --> 00:07:08,194 あははっ! ルビーらしいや。 137 00:07:08,194 --> 00:07:11,097 みんな 元気そうでよかった。 138 00:07:11,097 --> 00:07:13,433 ほんと そうね。 139 00:07:13,433 --> 00:07:16,202 アヴォンリーは この海の向こうだわ。 140 00:07:16,202 --> 00:07:20,640 遠いよね… でも 手紙が ちゃんと つなげてくれてるよ。 141 00:07:20,640 --> 00:07:24,244  心の声  アヴォンリーを 近くに感じられるのは➡ 142 00:07:24,244 --> 00:07:28,581 手紙の力だけでは ないのかもしれない。 143 00:07:28,581 --> 00:07:30,517 それにしても➡ 144 00:07:30,517 --> 00:07:33,286 牧師様を 背中に乗せて走る豚って…。 145 00:07:33,286 --> 00:07:35,855 あはははっ! ふふっ ふふふっ! 146 00:07:35,855 --> 00:07:39,225 (ノック) どうぞ~。 147 00:07:39,225 --> 00:07:41,962 (プリシラ)あら ちょうどよかったわ。 148 00:07:41,962 --> 00:07:44,798 あたしたち これから公園に行くところなの。 149 00:07:44,798 --> 00:07:48,368 (プリシラ)ギルバートとチャーリーもよ。 フィルも 一緒にいかが? 150 00:07:48,368 --> 00:07:51,171 2組のカップルが出来上がっていて➡ 151 00:07:51,171 --> 00:07:53,873 あたしは ただの付き添いというわけね。 152 00:07:53,873 --> 00:07:55,809 そんなんじゃないのよ。 153 00:07:55,809 --> 00:07:59,045 (フィリパ)いいわ。 フィリパ・ゴードンには 新しい経験だわ。 154 00:07:59,045 --> 00:08:01,414 あ…。 (プリシラ)どうかしたの? 155 00:08:01,414 --> 00:08:05,051 今朝 アレックとアロンゾから 手紙が届いたの。 156 00:08:05,051 --> 00:08:07,087 二人とも ひどく怒ってたわ。➡ 157 00:08:07,087 --> 00:08:11,524 どうやら あたし アロンゾ宛ての封筒に アレックへの手紙を…。 158 00:08:11,524 --> 00:08:13,860 まあ…! (フィリパ)アレック宛ての封筒に➡ 159 00:08:13,860 --> 00:08:16,663 アロンゾへの手紙を入れて 出してたみたいなのよ。 160 00:08:16,663 --> 00:08:18,598 (プリシラ)まあ! 161 00:08:18,598 --> 00:08:22,168 もちろん 二人は そんなこと すぐに 気にも留めなくなるでしょうし➡ 162 00:08:22,168 --> 00:08:26,039 そうならなくても あたし ちっとも かまわないんだけど➡ 163 00:08:26,039 --> 00:08:30,377 ここへ来て 少しだけ 元気づけてもらおうかなって思ったのよ。 164 00:08:30,377 --> 00:08:32,746 だったら なおさら行きましょうよ。 165 00:08:32,746 --> 00:08:35,482 そうよ 気分転換になるわ。 166 00:08:35,482 --> 00:08:38,385 そうね。 そうさせてもらおうかしら。 167 00:08:38,385 --> 00:08:41,287 でもアン あなたのギルバートは➡ 168 00:08:41,287 --> 00:08:45,091 どうして いつも チャーリーみたいに 変わった人といるの? 169 00:08:45,091 --> 00:08:48,661 チャーリーとギルバートは 昔からの友達なのよ。 170 00:08:48,661 --> 00:08:51,898 そんな言い方しないで。 171 00:08:51,898 --> 00:08:57,737 ♬~ 172 00:08:57,737 --> 00:09:00,073 今日は すごい霧ねえ。 173 00:09:00,073 --> 00:09:02,709 (チャーリー・スローン)この辺りは 暖かい メキシコ湾流と➡ 174 00:09:02,709 --> 00:09:05,612 冷たい ラブラドル海流が ぶつかるところだから➡ 175 00:09:05,612 --> 00:09:08,048 時には 氷山も流れてくるんだよ。 176 00:09:08,048 --> 00:09:10,717 まあ! 177 00:09:10,717 --> 00:09:14,554 (フィリパ)最高にお似合いじゃない? (プリシラ)ねえ? 178 00:09:14,554 --> 00:09:16,523 なのに なんで? 179 00:09:16,523 --> 00:09:19,893 アンには 子供の頃から 心に決めた人がいるらしいの。 180 00:09:19,893 --> 00:09:23,630 いいなずけとか? ちょっと違うわね。 181 00:09:23,630 --> 00:09:27,500 その人は まだ現れてもいないのよ。 ふ~ん? 182 00:09:27,500 --> 00:09:34,274 ♬~ 183 00:09:34,274 --> 00:09:36,876 (プリシラ)あたしたちの下宿は どこ? 184 00:09:36,876 --> 00:09:39,779 あれが レドモンド大学だから…➡ 185 00:09:39,779 --> 00:09:42,082 あの辺かしら? (プリシラ アン)ふふふっ。 186 00:09:42,082 --> 00:09:45,585 そうだ。 帰りに スポフォード街を通っていかない? 187 00:09:45,585 --> 00:09:49,456 貴族たちの住まう 美しき邸宅が見られるよ。 188 00:09:49,456 --> 00:09:51,791 (チャーリー)いいねえ。 (フィリパ)だったら➡ 189 00:09:51,791 --> 00:09:54,594 あなたたちに 是非 見せたい家があるの。 190 00:09:54,594 --> 00:09:57,363 あれは 造られたものじゃないわね。 191 00:09:57,363 --> 00:10:00,567 ニョキニョキ 生えてきたのよ。 192 00:10:04,938 --> 00:10:07,273 一体 どれだけ働けば➡ 193 00:10:07,273 --> 00:10:09,876 こんな家に 住めるのかしら…。 194 00:10:09,876 --> 00:10:13,313 フィル あたしたちに見せたい家って? 195 00:10:13,313 --> 00:10:15,248 この先よ。 196 00:10:15,248 --> 00:10:17,250 わあ…! 197 00:10:17,250 --> 00:10:19,486 まあ! 198 00:10:19,486 --> 00:10:21,488 なんて かわいい家なんでしょう! 199 00:10:21,488 --> 00:10:24,157 ラヴェンダーさんの 石の家にも 負けないくらい。 200 00:10:24,157 --> 00:10:27,794 名前もいいのよ。 やれ シダークロフツ家だの➡ 201 00:10:27,794 --> 00:10:30,630 いかめしいのが立ち並ぶ この スポフォード街に➡ 202 00:10:30,630 --> 00:10:32,899 「パティの家」よ? 203 00:10:32,899 --> 00:10:34,834 パティの家! わあ! 204 00:10:34,834 --> 00:10:37,303 どんな人が住んでいるんだろう? 205 00:10:37,303 --> 00:10:41,541 (フィリパ) パティ・スポフォードという老婦人が 姪御さんと住んでいるわ。 206 00:10:41,541 --> 00:10:45,845 スポフォード? そう。 あたし すっかり調べたの。 207 00:10:45,845 --> 00:10:49,415 100年前に この町で 一番初めに建った家なのよ。 208 00:10:49,415 --> 00:10:51,417 100年? ありえない。 209 00:10:51,417 --> 00:10:54,387 まあ それよりは短いでしょうけど➡ 210 00:10:54,387 --> 00:10:56,623 誇張は あくまで➡ 211 00:10:56,623 --> 00:10:59,292 詩的空想の飛躍にすぎないのよ チャーリー? 212 00:10:59,292 --> 00:11:02,195 この家は この町の歴史なんだね。 213 00:11:02,195 --> 00:11:05,398 (フィリパ)ええ 何人ものお金持ちが来ても➡ 214 00:11:05,398 --> 00:11:08,301 パティおばあちゃんは 決して 売ろうとはしなかったそうよ。 215 00:11:08,301 --> 00:11:11,604 (プリシラ)あっ 見て アン りんご畑があるわ。 216 00:11:11,604 --> 00:11:16,409 まあ! このスポフォード街に 紛れもない りんご畑だなんて。 217 00:11:16,409 --> 00:11:20,113 あたし 今夜は この家の夢を見てしまうわ。 218 00:11:20,113 --> 00:11:23,016 いつか 家の中を見られるかもしれない。 219 00:11:23,016 --> 00:11:24,984 (プリシラ)そんなこと あるかしら? 220 00:11:24,984 --> 00:11:27,587 ええ ありそうにはないわね。 221 00:11:27,587 --> 00:11:31,591 でも この奇妙なゾクゾク… 予感と言ってもいいわ。 222 00:11:31,591 --> 00:11:33,793 パティの家と あたしが➡ 223 00:11:33,793 --> 00:11:37,697 この先 もっと親しくなれるという 予感がするのよ。 224 00:11:39,499 --> 00:11:43,202 ♬~ 225 00:11:45,205 --> 00:11:47,607 (プリシラ)期末試験も なんとか乗り切って➡ 226 00:11:47,607 --> 00:11:50,310 明日から いよいよクリスマス休暇ね~! 227 00:11:50,310 --> 00:11:54,213 明日の今頃は グリーン・ゲイブルズに帰っているなんて➡ 228 00:11:54,213 --> 00:11:56,783 なんだか信じられないわ。 229 00:11:56,783 --> 00:11:58,918 久しぶりの実家だものね。 230 00:11:58,918 --> 00:12:01,821 フィルは アレックとアロンゾと一緒に 過ごすんでしょう? 231 00:12:01,821 --> 00:12:06,226 ええ あたしが帰るのを 今か今かと待ちかねているわ。 232 00:12:06,226 --> 00:12:11,998 果てしなく続くダンス 馬での遠乗り そして どんちゃん騒ぎ! 233 00:12:11,998 --> 00:12:14,701 (2人)あはははっ! (フィリパ)アン。 234 00:12:14,701 --> 00:12:17,470 一緒に ボーリングブロークに来てくれないなんて➡ 235 00:12:17,470 --> 00:12:19,405 本当は 許さないんだから。 236 00:12:19,405 --> 00:12:22,442 ふふっ そうね いつかは行ってみたいわ。 237 00:12:22,442 --> 00:12:26,479 (フィリパ)だったら…! でも 今じゃないの。 家に帰らなくちゃ。 238 00:12:26,479 --> 00:12:29,282 あたしが どんなに 我が家を恋しがってるか➡ 239 00:12:29,282 --> 00:12:31,351 あなたには分からなくてよ フィル。 240 00:12:31,351 --> 00:12:33,519 (息をのむ音) ふん! 241 00:12:33,519 --> 00:12:35,455 どうせ うわさ好きの おばあちゃんたちが➡ 242 00:12:35,455 --> 00:12:38,291 前と後ろに立って しゃべりまくるだけでしょ? 243 00:12:38,291 --> 00:12:41,160 あなたは きっと 退屈で死にそうになるわよ。 244 00:12:41,160 --> 00:12:43,129 アヴォンリーで? まさか。 245 00:12:43,129 --> 00:12:46,099 ギルバートと一緒なら 分からなくもないけど。 246 00:12:46,099 --> 00:12:50,937 残念ながら 彼とクリスマスを過ごす予定はないわ。 247 00:12:50,937 --> 00:12:53,840 だったら あたしと来なさいよ!➡ 248 00:12:53,840 --> 00:12:56,542 その髪 そのスタイル➡ 249 00:12:56,542 --> 00:12:58,111 あなたの何もかもに➡ 250 00:12:58,111 --> 00:13:01,681 ボーリングブロークの誰もが 熱狂するにちがいないわ! 251 00:13:01,681 --> 00:13:06,452 フィルの描く社交界征服の図には まったく 心を奪われるわね。 252 00:13:06,452 --> 00:13:09,355 でしょう? でも それに匹敵する絵を➡ 253 00:13:09,355 --> 00:13:11,791 あたしも 一枚 描けるのよ。 254 00:13:11,791 --> 00:13:14,060 あたしが 帰っていくのは➡ 255 00:13:14,060 --> 00:13:16,929 一軒の古びた農家…。 256 00:13:16,929 --> 00:13:21,567 元は緑色だったのが 今は だいぶ色が落ちてしまっているの。 257 00:13:21,567 --> 00:13:25,071 緩やかに坂を下りると 小川が流れていて➡ 258 00:13:25,071 --> 00:13:29,308 近くの池は この季節 灰色に沈んでいることでしょう。 259 00:13:29,308 --> 00:13:33,046 家には ちょっとお年を召した ご婦人が2人と➡ 260 00:13:33,046 --> 00:13:34,981 双子もいるの。 261 00:13:34,981 --> 00:13:37,050 一人は 申し分のない模範生。 262 00:13:37,050 --> 00:13:39,719 もう一人は 始末に負えない いたずらっ子。 263 00:13:39,719 --> 00:13:42,655 玄関の上には 小さな部屋があって➡ 264 00:13:42,655 --> 00:13:46,426 過ぎし日の思い出が 色濃く立ち込めているの。 265 00:13:46,426 --> 00:13:49,162 あたしの描いた絵は いかが? 266 00:13:49,162 --> 00:13:52,065 ん… ひどく つまらなそうだわ。 267 00:13:52,065 --> 00:13:54,400 あはははっ ははっ! 268 00:13:54,400 --> 00:13:58,204 そうそう あたし 大切なことを言い忘れたわね。 ん? 269 00:14:00,206 --> 00:14:05,345 それは 世界を一変させる 原動力。 270 00:14:05,345 --> 00:14:07,680 愛情という名の…➡ 271 00:14:07,680 --> 00:14:10,216 原動力。 272 00:14:10,216 --> 00:14:12,685 ああ…。 273 00:14:12,685 --> 00:14:18,491 アン。 あたしも あなたのようだったら よかったのに…。 274 00:14:21,361 --> 00:14:28,167 ♬~ 275 00:14:28,167 --> 00:14:30,937 あわわわわわわわわ! (ドーラ・キース)あははっ!➡ 276 00:14:30,937 --> 00:14:33,372 何してるの デイビー。 (デイビー)あわわわわ~。 277 00:14:33,372 --> 00:14:35,308 (ドーラ デイビー)あっ! アン姉ちゃ~ん! 278 00:14:35,308 --> 00:14:38,277 (リンド夫人 マリラ)ん? デイビー! ドーラ! 279 00:14:38,277 --> 00:14:41,414 (3人)あははっ! おかえりなさい アン姉ちゃん! 280 00:14:41,414 --> 00:14:43,349 おかえりなさい! 281 00:14:43,349 --> 00:14:46,285 (デイビー)見て!すごい かがり火でしょう? 姉ちゃんにって。➡ 282 00:14:46,285 --> 00:14:48,287 姉ちゃんが 帰ってくるんで➡ 283 00:14:48,287 --> 00:14:51,424 ぼく とっても嬉しかったんだ! (マリラ・カスバート)…おかえり アン。 284 00:14:51,424 --> 00:14:54,360 牧師様に 何をお願いしたの? 285 00:14:54,360 --> 00:14:57,230 (リンド夫人)あ? (デイビー)ぼくが 手紙に書いたんだ~! 286 00:14:57,230 --> 00:15:01,033 デイビー 見てたのかい⁉ (笑い声) 287 00:15:08,007 --> 00:15:11,077 ダイアナは帰ったのかい? ええ。 288 00:15:11,077 --> 00:15:15,581 どうせ 夜通し しゃべり明かして 大して寝てやしないんだろ。 289 00:15:15,581 --> 00:15:19,452 そうよ! あたしたち 大いに語り合ったわ。 290 00:15:19,452 --> 00:15:21,788 初めて出会った頃のようにね。 291 00:15:21,788 --> 00:15:25,158 で 今夜は ジェーンが泊まりに来るわ。 ん? 292 00:15:25,158 --> 00:15:27,493 手紙をもらってたのよ。 293 00:15:27,493 --> 00:15:31,697 あたしに相談したいことがあるって。 294 00:15:31,697 --> 00:15:34,600 まったく…。 いいじゃないの。 295 00:15:34,600 --> 00:15:37,970 気楽に行き来ができるのも 今のうちだけだよ。 296 00:15:37,970 --> 00:15:40,873 ルビー・ギリスも 婚約したそうだからね。 297 00:15:40,873 --> 00:15:42,875 あ… それ ほんと? 298 00:15:42,875 --> 00:15:45,044 おや 聞いてないのかい? 299 00:15:45,044 --> 00:15:48,381 相手は スペンサーヴェルの教員だって 話ですよ。➡ 300 00:15:48,381 --> 00:15:50,716 あはははっ!そう…。 いいわねえ! 301 00:15:50,716 --> 00:15:52,685  心の声  ダイアナは 何も言ってなかった。➡ 302 00:15:52,685 --> 00:15:57,490 ジェーンも 婚約でもしていて その話をしに来るのかしら…。➡ 303 00:15:57,490 --> 00:16:02,328 だとしたら 恋を知らないのは あたしだけになるのね…。 304 00:16:02,328 --> 00:16:04,263 (強風の音) 305 00:16:04,263 --> 00:16:06,732 みんな 毛布にくるまって➡ 306 00:16:06,732 --> 00:16:09,635 自分たちの幸せを数え上げて➡ 307 00:16:09,635 --> 00:16:12,071 感激しているような夜だわ。 308 00:16:12,071 --> 00:16:14,340 (ジェーン)あのね アン。 あ…。 309 00:16:14,340 --> 00:16:17,977 あなたに 折り入って 聞いてもらいたいことがあるの。 310 00:16:17,977 --> 00:16:22,248  心の声 なによ ジェーンったら。 もっと 嬉しそうな顔しなさいよ。 311 00:16:22,248 --> 00:16:24,183 なあに? 312 00:16:24,183 --> 00:16:28,754 あなた… あたしの兄を どう思って? 313 00:16:28,754 --> 00:16:30,690 …はい? 314 00:16:30,690 --> 00:16:33,359 ビリーのこと どう思ってる? 315 00:16:33,359 --> 00:16:35,461 どうって…。 316 00:16:40,466 --> 00:16:42,401 あなた ビリーのこと 好き? 317 00:16:42,401 --> 00:16:45,304 え? ええ… 好きよ もちろん。 318 00:16:45,304 --> 00:16:48,774 (ジェーン) ビリーを 夫として好ましいと思う? 319 00:16:48,774 --> 00:16:50,843 …誰の夫? 320 00:16:50,843 --> 00:16:53,946 あなたのに 決まってるでしょ! 321 00:16:53,946 --> 00:16:55,915 ええ~⁉ 322 00:16:55,915 --> 00:16:57,917 (ジェーン)ビリーは アンと 結婚したがってるの!➡ 323 00:16:57,917 --> 00:17:01,721 前から あなたに 夢中だったのよ!➡ 324 00:17:01,721 --> 00:17:04,190 でも 兄は 恥ずかしくて➡ 325 00:17:04,190 --> 00:17:06,425 とても自分じゃ 聞けないからって…。 326 00:17:06,425 --> 00:17:10,763 こんなこと あたしだって 引き受けたくはなかったのよ? 327 00:17:10,763 --> 00:17:15,534 ジェ… ジェーン ごめんなさい あたし ビリーとは結婚できない。 328 00:17:15,534 --> 00:17:18,771 そんなこと 一度も 考えたことないんだもの➡ 329 00:17:18,771 --> 00:17:21,140 一度もよ? 330 00:17:21,140 --> 00:17:24,844 そうでしょうね… でも ビリーはいい人よ。 331 00:17:24,844 --> 00:17:27,446 働き者だし 優しいし➡ 332 00:17:27,446 --> 00:17:30,249 きっと アンのことだって 大切にするわ。 333 00:17:30,249 --> 00:17:32,184 ジェーン! あっ…。 334 00:17:32,184 --> 00:17:34,120 お気持ちは 嬉しいけど➡ 335 00:17:34,120 --> 00:17:38,357 あたし ビリーに そういう好意は持っていないわ。 336 00:17:38,357 --> 00:17:41,260 ふぅ… そうでしょうね…。 337 00:17:41,260 --> 00:17:44,130 あなたに聞いても 無駄に決まってるって➡ 338 00:17:44,130 --> 00:17:46,165 ビリーには 言ったんだけど➡ 339 00:17:46,165 --> 00:17:49,268 どうしても 言い張るもんだから…。 340 00:17:49,268 --> 00:17:53,139 ♬~ 341 00:17:53,139 --> 00:17:55,875 (ジェーンのいびき) 342 00:17:55,875 --> 00:18:02,248 ♬~ 343 00:18:02,248 --> 00:18:06,552 このことで ビリーが落ち込まないといいのだけど…。 344 00:18:06,552 --> 00:18:08,588 兄なら大丈夫よ。 345 00:18:08,588 --> 00:18:13,192 実を言うと ビリーは ブリュエット家の ネスティのことも好きなの。 346 00:18:13,192 --> 00:18:15,127 え? お母さんも➡ 347 00:18:15,127 --> 00:18:18,564 ネスティの方と 結婚させたがってるくらいだから。 348 00:18:18,564 --> 00:18:21,367 あの人は 料理も上手だし➡ 349 00:18:21,367 --> 00:18:23,436 家柄もいいでしょ? 350 00:18:23,436 --> 00:18:27,206 そうね… うまくいくといいわね。 351 00:18:27,206 --> 00:18:30,476 (ジェーン)昨日のことは 誰にも言わないでね。 352 00:18:30,476 --> 00:18:33,446 ええ…。 353 00:18:33,446 --> 00:18:36,349 こんな 滑稽なことってないわ。 354 00:18:36,349 --> 00:18:41,220 さあ これが あたしが受けた 初めてのプロポーズよ。 355 00:18:41,220 --> 00:18:43,956 いつかはとは 思っていたけど…➡ 356 00:18:43,956 --> 00:18:47,460 まさか 代理人を 通してだなんて。 357 00:18:47,460 --> 00:18:49,695 あたしの…➡ 358 00:18:49,695 --> 00:18:51,664 あたしの 理想は! 359 00:18:51,664 --> 00:18:55,568 黒い瞳 高貴なたたずまいの かの人が…! 360 00:18:55,568 --> 00:18:59,405 (理想の彼) あなたを 一生お守りすることを誓います。 361 00:18:59,405 --> 00:19:03,943 どうか その優しさ 賢さ 美しさ➡ 362 00:19:03,943 --> 00:19:06,646 全てを 僕だけのものにさせてください! 363 00:19:06,646 --> 00:19:08,581 はい! 364 00:19:08,581 --> 00:19:10,516 もしくは…。 365 00:19:10,516 --> 00:19:13,152 あなたのいない人生など考えられない。 366 00:19:13,152 --> 00:19:15,521 絶対に幸せにします。 367 00:19:15,521 --> 00:19:18,224 一生 共に生きよう! 368 00:19:18,224 --> 00:19:21,427 ごめんなさい! はっ…! 369 00:19:21,427 --> 00:19:23,929 ならば せめて遠くからでも➡ 370 00:19:23,929 --> 00:19:27,199 あなたをお慕い続けることの お許しを…。 371 00:19:27,199 --> 00:19:30,102 (花火の音) はい…! 372 00:19:36,876 --> 00:19:39,912 きっと しかたのないことなのね…。 373 00:19:39,912 --> 00:19:44,750 人生は 繰り返し訪れる 曲がり角の連続だもの。 374 00:19:44,750 --> 00:19:48,554 小さな夢が 壊れてしまうことだってあるし➡ 375 00:19:48,554 --> 00:19:54,093 人だって変わっていくの。 ジェーンもルビーも ダイアナだって…。 376 00:19:54,093 --> 00:19:56,295 ⚟お~い! あ…。 377 00:19:57,997 --> 00:20:00,499 はぁっ はぁっ はぁっ…。 378 00:20:02,368 --> 00:20:06,338 どうしたの? こんな朝から。 379 00:20:06,338 --> 00:20:11,143 積もった雪が すてきだから 一緒に散歩でもどうかなって。 380 00:20:11,143 --> 00:20:13,979 君は? ん? 別に…。 381 00:20:13,979 --> 00:20:18,284 でも 本当にすてきな雪景色よね。 ああ。 382 00:20:18,284 --> 00:20:23,122 もしも 何か 大きな悲しみが降りかかってきても➡ 383 00:20:23,122 --> 00:20:26,992 きっと この景色が慰めてくれるわ。 384 00:20:26,992 --> 00:20:31,397 悲しみなんて 一つも 君に降りかからぬように願うよ。 385 00:20:31,397 --> 00:20:35,234 そうね… でも きっと降りかかってくるわ。 386 00:20:35,234 --> 00:20:37,636 今までも これからだって…。 387 00:20:37,636 --> 00:20:40,306 そうだ。 家に寄ってかない? 388 00:20:40,306 --> 00:20:43,275 マリラや リンド小母さんにも 随分 会ってないでしょ? 389 00:20:43,275 --> 00:20:47,847 ああ そうだね。 デイビーとドーラも きっと喜ぶわ。 390 00:20:47,847 --> 00:20:49,782 あ…。 391 00:20:49,782 --> 00:20:52,618 アン 待って! あ…。 392 00:20:52,618 --> 00:20:54,920 靴ひもが…。 393 00:20:54,920 --> 00:21:00,526 小さな不幸を 1つ 回避できたわけね。 394 00:21:00,526 --> 00:21:04,163 ありがとう。 もし できるものなら…➡ 395 00:21:04,163 --> 00:21:10,269 君の生活から 幸福と喜びの他の 一切のものを➡ 396 00:21:10,269 --> 00:21:13,973 閉め出してしまいたいよ。 397 00:21:13,973 --> 00:21:16,876 ♬~ 398 00:21:16,876 --> 00:21:19,145 ギルバート。 399 00:21:19,145 --> 00:21:23,716 あなた今 ひどく 分別がつかないことになっていてよ…。 400 00:21:23,716 --> 00:21:27,953 どんな人生も 試練や悲しみを 通らなければ➡ 401 00:21:27,953 --> 00:21:30,022 円熟はないわ。 402 00:21:30,022 --> 00:21:37,296 こんなことが言えるのは 自分が幸せな時だけかもしれないけど…。 403 00:21:37,296 --> 00:21:42,535 ♬~ 404 00:21:42,535 --> 00:21:45,738 さあ いきましょう。 405 00:21:45,738 --> 00:21:49,308 ♬~ 406 00:21:49,308 --> 00:21:51,510 ふぅ…。 407 00:21:56,815 --> 00:21:59,518 もう 自分にうそはつけない!➡ 408 00:21:59,518 --> 00:22:03,622 待っていたまえ アン・シャーリー! 409 00:22:05,257 --> 00:22:14,934 ♬~ 410 00:22:14,934 --> 00:22:17,803 ♬「大事なものは」 411 00:22:17,803 --> 00:22:24,944 ♬「心の隙間にしまっておくから」 412 00:22:24,944 --> 00:22:29,615 ♬「いつの間にか過ぎ去る街の」 413 00:22:29,615 --> 00:22:34,820 ♬「花の一つも見過ごさないように」 414 00:22:34,820 --> 00:22:39,658 ♬「朝の光に驚いて」 415 00:22:39,658 --> 00:22:44,597 ♬「夜の闇に目を凝らしたら」 416 00:22:44,597 --> 00:22:51,704 ♬「憧れてた世界を瞼の外側にも」 417 00:22:51,704 --> 00:22:55,708 ♬「ちゃんと見つけて行ける」 418 00:22:55,708 --> 00:23:00,846 ♬「憂鬱が立ち込める」 419 00:23:00,846 --> 00:23:06,018 ♬「夕立はいつか止むよ」 420 00:23:06,018 --> 00:23:10,589 ♬「その目でその耳で」 421 00:23:10,589 --> 00:23:15,561 ♬「感じたものが全てだと」 422 00:23:15,561 --> 00:23:24,236 ♬「心が望んでる方へと歩いていくの」 423 00:23:24,236 --> 00:23:29,475 ♬「君は容易く」 424 00:23:29,475 --> 00:23:33,879 ♬~ 425 00:23:35,381 --> 00:23:51,430 ♬~ 426 00:23:51,430 --> 00:23:57,236 ♬~