1 00:00:00,910 --> 00:00:04,210 (雪男(ゆきお))まさか 降魔剣(こうまけん)が 明陀(みょうだ)宗の本尊で— 2 00:00:04,330 --> 00:00:06,710 そこに父さんと 接点があったなんて 3 00:00:06,840 --> 00:00:08,380 (シュラ)早く続きを読め! 4 00:00:08,500 --> 00:00:09,420 (雪男)あ… はい 5 00:00:09,840 --> 00:00:12,550 (シュラ)しっかし 嫌な予感がしてきたぜ 6 00:00:12,680 --> 00:00:16,050 (燐(りん))勝呂(すぐろ)の父ちゃんが俺に 何を頼みたいのか知らねえけど… 7 00:00:16,390 --> 00:00:17,220 (雪男)兄さん 8 00:00:17,350 --> 00:00:20,810 (燐)雪男 とにかく その手紙を読んでくれ 9 00:00:20,930 --> 00:00:21,770 (雪男)うん 10 00:00:28,360 --> 00:00:31,530 (蝮(まむし))ハア ハア ハア… 11 00:00:31,650 --> 00:00:34,570 (藤堂(とうどう))ここが明陀宗の元拠点か 12 00:00:35,530 --> 00:00:38,160 (蝮)降魔堂(ごうまどう)は この奥です 急ぎましょう 13 00:00:38,280 --> 00:00:39,330 (藤堂)ああ 14 00:00:39,450 --> 00:00:42,750 しかし あそこはホンマに 安全なんでしょうか 15 00:00:43,330 --> 00:00:44,250 (藤堂)この不動峯寺(ふどうぶじ)は— 16 00:00:44,370 --> 00:00:47,500 降魔堂を中心に 守護する配置になっている 17 00:00:47,630 --> 00:00:50,710 もともと右目は そこに封印されていたはずだ 18 00:00:51,380 --> 00:00:53,970 元の場所へ戻すのが得策だろう 19 00:00:54,090 --> 00:00:55,220 (蝮)ん… 20 00:01:00,060 --> 00:01:03,100 (蝮)この山に 登るんのも久しぶりや 21 00:01:03,230 --> 00:01:08,650 (蝮)し〜ち は〜ち きゅ〜う じゅう! 22 00:01:08,770 --> 00:01:10,690 (蝮)待て おサルども〜! 23 00:01:10,820 --> 00:01:12,990 (柔造(じゅうぞう)) うわっ 来よった 逃げろ! 24 00:01:13,860 --> 00:01:15,450 (蝮)懐かしい 25 00:01:18,950 --> 00:01:20,240 (蝮)あっ (蟒(うわばみ))こら 蝮! 26 00:01:20,700 --> 00:01:22,120 ここには近寄るな! 27 00:01:22,240 --> 00:01:23,200 (蝮)う… 28 00:01:25,500 --> 00:01:29,000 (蝮の泣き声) 29 00:01:29,130 --> 00:01:32,590 (達磨(たつま))あらら こんなところにおったんか 蝮 30 00:01:33,050 --> 00:01:35,090 父(てて)さん 心配してはったで 31 00:01:36,010 --> 00:01:37,720 さあ 帰ろか 32 00:01:37,840 --> 00:01:38,970 (藤堂)宝生(ほうじょう)君 33 00:01:39,600 --> 00:01:40,600 あっ… 34 00:01:40,720 --> 00:01:42,770 ここが降魔堂かね? 35 00:01:43,390 --> 00:01:44,560 (蝮)はい 36 00:01:44,680 --> 00:01:47,560 ここは かつて 座主(ざす)以外の侵入を許さぬ— 37 00:01:47,690 --> 00:01:49,520 不可侵の場所でした 38 00:01:50,980 --> 00:01:53,730 (蝮) こんなことをして みんな— 39 00:01:54,190 --> 00:01:56,610 あてを許さへんやろうな 40 00:01:57,740 --> 00:02:02,330 しかし 今は あるじと本尊を失った もぬけの殻も同然… 41 00:02:02,410 --> 00:02:04,910 あ… 護摩壇に火が… 42 00:02:05,040 --> 00:02:06,040 (藤堂)ふむ 43 00:02:06,960 --> 00:02:09,420 どこかに隠し戸か何かあるはずだ 44 00:02:09,540 --> 00:02:11,130 (藤堂)探そう (蝮)はい 45 00:02:14,000 --> 00:02:15,510 (蝮)おっさまが— 46 00:02:15,630 --> 00:02:19,220 勝呂達磨が信じるに足ると 証明できるまでは— 47 00:02:20,090 --> 00:02:21,430 決して! 48 00:02:23,010 --> 00:02:29,020 ♪〜 49 00:03:46,510 --> 00:03:52,520 〜♪ 50 00:03:54,440 --> 00:03:55,690 (達磨)〝降魔剣…〞 51 00:03:55,810 --> 00:03:59,570 〝明王陀羅尼(みょうおうだらに)宗の 本尊として伝わる魔剣〞 52 00:03:59,690 --> 00:04:02,110 “またの名を倶利伽羅(くりから)” 53 00:04:02,780 --> 00:04:04,660 “明陀の祖 不角(ふかく)は—” 54 00:04:04,780 --> 00:04:08,080 “この剣に伽樓羅(カルラ)と呼ばれる 火の悪魔を降ろし—” 55 00:04:08,200 --> 00:04:12,460 “その火の力によって 不浄王(ふじょうおう)を倒したとされる” 56 00:04:12,710 --> 00:04:15,540 “以後 明陀宗は 代々にわたり—” 57 00:04:15,670 --> 00:04:19,760 “この剣を本尊とし 残った右目を封印して—” 58 00:04:19,880 --> 00:04:23,880 “俗世から遠ざけるのを 固いおきてとした” 59 00:04:24,680 --> 00:04:28,060 “そういう すべてのことを あざ笑うかのように—” 60 00:04:28,180 --> 00:04:31,270 “彼は私の目の前に現れた” 61 00:04:31,810 --> 00:04:35,980 (達磨)なっ 何言うてんのや それは 明陀の本尊やぞ! 62 00:04:36,400 --> 00:04:39,110 (獅郎(しろう))うっせえな 知ってるよ ハゲ 63 00:04:39,230 --> 00:04:42,070 つっても これ どうせ中身は空っぽなんだろ 64 00:04:42,190 --> 00:04:42,900 (達磨)えっ… 65 00:04:43,030 --> 00:04:45,910 (八百造(やおぞう)) 何を意味の分からんことを ゴチャゴチャと! 66 00:04:46,030 --> 00:04:46,870 (達磨)八百造! 67 00:04:46,990 --> 00:04:49,370 (八百造)ご本尊に いつまで触りよるんや! 68 00:04:49,490 --> 00:04:51,370 この賊があ! ぐっ! 69 00:04:52,120 --> 00:04:53,790 くっ… ふっ! 70 00:04:53,910 --> 00:04:55,290 (獅郎の倒れる音) (八百造)あっ 71 00:04:55,960 --> 00:04:57,500 (僧侶)やったか!? 八百造! 72 00:04:57,630 --> 00:04:59,550 (三輪(みわ))さすが 八百造さん! 73 00:04:59,670 --> 00:05:01,460 い… いや 俺やない 74 00:05:01,760 --> 00:05:03,590 こいつ とっくに重傷や 75 00:05:03,720 --> 00:05:05,430 (僧侶)なっ 何い!? 76 00:05:05,880 --> 00:05:08,300 (三輪) こんな傷で よう動いとったな 77 00:05:08,430 --> 00:05:10,390 (僧侶)何なんや この男は 78 00:05:10,850 --> 00:05:13,890 どういたします? 達磨様 79 00:05:14,520 --> 00:05:15,350 (達磨)ん… 80 00:05:15,980 --> 00:05:17,860 (獅郎)うう… あ… 81 00:05:17,980 --> 00:05:19,730 (達磨)起きたか (獅郎)あ? 82 00:05:19,860 --> 00:05:22,650 (達磨) 正十字騎士團(せいじゅうじきしだん) 日本支部所属— 83 00:05:22,780 --> 00:05:26,240 上一級祓魔師(エクソシスト)の藤本(ふじもと)獅郎君 84 00:05:26,570 --> 00:05:29,030 (獅郎)う… ああ… 85 00:05:30,030 --> 00:05:31,370 どこだ ここ? 86 00:05:31,910 --> 00:05:34,330 (達磨)金剛深山(こんごうしんざん)不動峯寺 87 00:05:34,410 --> 00:05:37,920 急に倒れて そのままにしとかれへんし— 88 00:05:38,040 --> 00:05:39,290 寺に運んだんや 89 00:05:39,420 --> 00:05:43,260 マジかよ お前 そのまま転がしときゃよかったのに 90 00:05:43,380 --> 00:05:45,470 とんだ お人よしだなあ 91 00:05:46,840 --> 00:05:49,390 あっ 火貸してくんねえ? ん… 92 00:05:50,140 --> 00:05:51,140 なっ おい ちょっ… 93 00:05:51,260 --> 00:05:52,890 そんなことより 藤本君! 94 00:05:54,060 --> 00:05:55,520 あんた 本尊— 95 00:05:55,640 --> 00:05:57,940 倶利伽羅について どれだけ知ってるんや 96 00:05:58,190 --> 00:06:00,310 何で倶利伽羅を欲しがる? 97 00:06:00,440 --> 00:06:03,440 知るかよ 上司命令で来ただけだ 98 00:06:03,570 --> 00:06:07,150 まっ たぶん それで子供を殺すんだろう 99 00:06:07,280 --> 00:06:07,950 えっ… 100 00:06:08,070 --> 00:06:10,240 (達磨)子供を… 殺す? 101 00:06:10,910 --> 00:06:13,080 平然とした面で! 102 00:06:13,620 --> 00:06:16,540 (達磨)体が動くんやったら すぐ出てってくれへんか! 103 00:06:16,660 --> 00:06:20,790 どんな事情があろうが 子供殺す外道の面倒は見きれへん! 104 00:06:20,920 --> 00:06:24,800 (獅郎)ああ 出ていくよ 降魔剣をちょうだいしたらな 105 00:06:24,920 --> 00:06:26,420 まだ諦めとらへんのか! 106 00:06:27,170 --> 00:06:30,300 この不動峯寺のどこにあるかも 分からんやろ! 107 00:06:30,680 --> 00:06:34,260 そんなもん 寺一個一個 潰してきゃいい話だろ 108 00:06:34,390 --> 00:06:38,390 いや そんな余裕ねえか お前に聞いたほうが早そうだな 109 00:06:38,810 --> 00:06:40,850 なあ 剣はどこにあるんだ? 110 00:06:40,980 --> 00:06:42,860 (達磨)こ… この男… 111 00:06:42,940 --> 00:06:44,690 ぐ… くっ… 112 00:06:45,110 --> 00:06:48,700 ハハッ 何だ それ? それで俺とやり合う気か? 113 00:06:48,820 --> 00:06:49,950 やめとけ やめとけ 114 00:06:50,070 --> 00:06:51,780 (獅郎のせき込み) (達磨)あ… 115 00:06:52,370 --> 00:06:54,200 (獅郎)フッ… (達磨)うっ ああっ! 116 00:06:55,740 --> 00:06:56,790 おいっ 待て! 117 00:06:57,960 --> 00:06:58,790 どこへ… 118 00:07:00,500 --> 00:07:01,960 そこは! そこは やめ… 119 00:07:02,040 --> 00:07:03,420 (僧侶たちの読経) 120 00:07:03,500 --> 00:07:04,040 (人々のうめき声) 121 00:07:04,040 --> 00:07:05,210 な… (人々のうめき声) 122 00:07:05,210 --> 00:07:06,460 (人々のうめき声) 123 00:07:06,460 --> 00:07:07,880 (獅郎)何だ これ? (人々のうめき声) 124 00:07:07,970 --> 00:07:10,090 (僧侶たちの読経) (獅郎)やめろ! 125 00:07:11,050 --> 00:07:11,890 (獅郎)でいっ! (僧侶たち)うわっ! 126 00:07:12,010 --> 00:07:14,050 (僧侶)ああっ 何すんのや!? (獅郎)うるせえ! 127 00:07:14,180 --> 00:07:15,760 この茶番を今すぐやめろ! 128 00:07:16,310 --> 00:07:18,600 貴様 何したか分かっとるんか!? 129 00:07:18,730 --> 00:07:21,980 仏との対話をやめれば 仏は私たちを見限って— 130 00:07:22,100 --> 00:07:23,610 力を得られへんのやで! 131 00:07:23,730 --> 00:07:27,230 じゃあ聞くが 祈って こいつらは助かったのか!? 132 00:07:27,530 --> 00:07:29,860 ハッ 聖人面した臆病者が! 133 00:07:30,320 --> 00:07:32,870 お前は俺の一番嫌いなタイプだ! 134 00:07:33,530 --> 00:07:35,370 これは もう そういう段階じゃない! 135 00:07:35,490 --> 00:07:38,500 一刻も早く瘴気(しょうき)の毒素を 体の外に出さねえと! 136 00:07:38,830 --> 00:07:40,500 たっ 助けられるんか!? 137 00:07:40,620 --> 00:07:44,130 (獅郎) ああ 全員助けられる たぶんな 138 00:07:44,790 --> 00:07:47,460 おい お前! ダイコン ネギ 鹿子草(かのこそう)— 139 00:07:47,590 --> 00:07:50,260 ショウブ 岩塩 あと 鷹(たか)の爪を用意しろ! 140 00:07:50,380 --> 00:07:51,220 (僧侶)え? 141 00:07:51,340 --> 00:07:54,760 え〜 あと… ワセリンか ミツロウかラードもな! 142 00:07:54,890 --> 00:07:55,850 (僧侶)あ… は はい 143 00:07:56,510 --> 00:07:57,760 ホンマに助かるんか? 144 00:07:57,890 --> 00:07:59,520 何度も言わせんな! 145 00:07:59,640 --> 00:08:02,020 てめえは湯を大量に沸かせ! あと… 146 00:08:03,520 --> 00:08:04,900 タバコの火もな 147 00:08:04,980 --> 00:08:06,150 (達磨)あ… 148 00:08:06,270 --> 00:08:09,990 (達磨)もしホンマに… ホンマに助かるとしたら— 149 00:08:10,860 --> 00:08:12,150 私たちは… 150 00:08:14,530 --> 00:08:15,370 虎子(とらこ)… 151 00:08:16,030 --> 00:08:18,950 (虎子)あ… 達磨さん 私… 152 00:08:19,500 --> 00:08:23,000 と… とら… ぐ… 153 00:08:23,120 --> 00:08:24,250 虎子〜! 154 00:08:24,370 --> 00:08:25,540 (虎子)あっ あ… 155 00:08:25,670 --> 00:08:28,800 (泣き声) 156 00:08:28,920 --> 00:08:30,550 達磨さん 157 00:08:31,050 --> 00:08:35,050 ホンマは 私 もう無理かと思って… 158 00:08:37,430 --> 00:08:40,810 ホンマに私 この子を産めるんやね 159 00:08:40,930 --> 00:08:44,810 産めるとも よかった ホンマによかった! 160 00:08:44,900 --> 00:08:46,310 (達磨の泣き声) 161 00:08:47,360 --> 00:08:49,150 ありがとう 藤本君 162 00:08:49,270 --> 00:08:52,780 剣を奪ってきはったときは 山賊か何かやと思とったけど… 163 00:08:53,360 --> 00:08:55,490 私は君を誤解しとったわ 164 00:08:55,610 --> 00:08:56,910 (獅郎)はあ? (虎子・達磨)え? 165 00:08:57,240 --> 00:09:01,120 それはそれ これはこれだ 剣 よこせ 166 00:09:01,250 --> 00:09:03,040 (達磨)えっ… (獅郎)だって てめえ— 167 00:09:03,160 --> 00:09:06,750 あんだけ病人助けたし 治療法も教えてやったし— 168 00:09:06,880 --> 00:09:10,050 俺が見返りをもらうのは 当然だよなあ? 169 00:09:10,170 --> 00:09:11,210 (虎子)達磨さん? 170 00:09:11,340 --> 00:09:13,880 と… 虎子は休んでてや 171 00:09:14,680 --> 00:09:16,090 (獅郎)ううっ… 172 00:09:16,510 --> 00:09:18,720 (達磨)ええ人やと思たのに! 173 00:09:18,850 --> 00:09:22,470 お前って ホンットに 俺の嫌いなタイプだぜ 174 00:09:22,810 --> 00:09:24,850 俺は いい人じゃねえ 175 00:09:25,060 --> 00:09:27,190 お前に聞かなくたって 1人で捜すぜ 176 00:09:28,900 --> 00:09:31,820 汚れんのを怖がってたって 何も進まねえんだよ 177 00:09:31,820 --> 00:09:32,650 (達磨)は… 汚れんのを怖がってたって 何も進まねえんだよ 178 00:09:32,730 --> 00:09:35,320 (足音) 179 00:09:36,660 --> 00:09:37,530 (達磨)おとん!? 180 00:09:37,660 --> 00:09:38,870 (僧侶)あやつです 181 00:09:38,990 --> 00:09:40,620 (達磨の父)取り押さえい! 182 00:09:41,660 --> 00:09:43,580 (僧侶たち) オン アミリティ ウン ハッタ! 183 00:09:45,290 --> 00:09:47,120 (達磨)何を… (獅郎)チッ! 184 00:09:47,500 --> 00:09:48,920 (達磨の父)逃げたぞ 追え! 185 00:09:49,210 --> 00:09:51,750 その賊を 生きてこの山から出すな! 186 00:09:52,170 --> 00:09:53,760 おとん 何するんや! 187 00:09:53,880 --> 00:09:54,760 (達磨)あの人は… (達磨の父)達磨! 188 00:09:54,880 --> 00:09:57,380 貴様 この失態 ただで済むと思うな! 189 00:09:57,760 --> 00:10:00,600 正十字騎士團の祓魔師やと? 190 00:10:00,720 --> 00:10:04,220 邪教の使いをこの寺に引き入れ 呪(まじな)いをさせたあげく… 191 00:10:04,350 --> 00:10:07,560 (達磨)違う! おとん あの人は命の恩人や 192 00:10:07,690 --> 00:10:10,400 みんなを… 虎子を 助けてくれはったんやで! 193 00:10:10,520 --> 00:10:12,770 そんなことは どうでもええんや! 194 00:10:12,900 --> 00:10:16,280 降魔剣と我ら明陀の秘密の 一端でも知った よそもんは— 195 00:10:16,780 --> 00:10:18,490 殺すしかあらへん! 196 00:10:18,610 --> 00:10:19,820 (達磨)あっ… 197 00:10:19,950 --> 00:10:22,740 (達磨の父)わしには 明陀を守る責任があるんや 198 00:10:24,370 --> 00:10:28,420 おとんが守ってはるんは おきてなんやな 199 00:10:28,540 --> 00:10:29,960 私は… 200 00:10:30,380 --> 00:10:33,340 くっ… 私は違う! 201 00:10:34,380 --> 00:10:36,130 (達磨の父)達磨 どこへ行く! 202 00:10:36,260 --> 00:10:37,720 達磨! 203 00:10:40,220 --> 00:10:42,430 (僧侶1)そっちや! (僧侶2)絶対 逃がすな! 204 00:10:42,550 --> 00:10:44,770 クッソ しつけえなあ 205 00:10:45,520 --> 00:10:47,390 傷口 開いちまったじゃねえか 206 00:10:48,640 --> 00:10:50,020 (達磨)藤本君! 207 00:10:50,650 --> 00:10:51,650 (獅郎)達磨! 208 00:10:51,770 --> 00:10:52,770 持っていき! 209 00:10:53,230 --> 00:10:54,690 (獅郎)あ… 210 00:10:54,820 --> 00:10:57,190 な… 降魔剣か! 211 00:10:57,650 --> 00:11:00,240 逃げ道を教えたる 私についてきい 212 00:11:00,360 --> 00:11:01,570 (獅郎)ちょ… 待てよ! 213 00:11:02,370 --> 00:11:04,280 どういうつもりだ! いいのかよ! 214 00:11:04,870 --> 00:11:06,870 (達磨) ええんや 実は知っとった 215 00:11:07,000 --> 00:11:08,750 (獅郎)え!? (達磨)子供のころ— 216 00:11:08,870 --> 00:11:11,710 私はナイショで その剣を抜いたことがあったんや 217 00:11:11,830 --> 00:11:13,090 伽樓羅 見たさになあ 218 00:11:13,920 --> 00:11:16,760 伽樓羅も炎も 何も出てけえへんかったわ 219 00:11:16,880 --> 00:11:18,590 その剣は空っぽや 220 00:11:18,720 --> 00:11:20,800 私は ずっと それを知っていながら… 221 00:11:21,590 --> 00:11:23,890 もう もぬけの殻を拝むのはやめた 222 00:11:24,010 --> 00:11:26,220 私も やっと戦う決心がついたわ 223 00:11:26,850 --> 00:11:28,180 君のおかげや 224 00:11:29,100 --> 00:11:31,020 俺は これでガキを殺すぞ 225 00:11:31,140 --> 00:11:33,610 (達磨) いいや 君はきっと殺さへん 226 00:11:33,730 --> 00:11:35,860 (獅郎)ん? (達磨)私には分かる 227 00:11:36,530 --> 00:11:38,990 ヘッ お前は 救えねえお人よしだな 228 00:11:39,110 --> 00:11:41,240 (僧侶2) 足跡が こっちに続いとるぞ! 229 00:11:42,240 --> 00:11:45,450 君は このまま逃げえ これで貸し借りチャラや 230 00:11:45,580 --> 00:11:46,410 いいや 231 00:11:47,580 --> 00:11:49,410 これで仲直りだ 232 00:11:49,700 --> 00:11:50,540 あ… 233 00:11:50,620 --> 00:11:52,120 (僧侶3)あそこや! 234 00:11:52,420 --> 00:11:53,830 (僧侶3)クソッ 飛び降りたぞ! 235 00:11:53,960 --> 00:11:56,250 (僧侶1)下や! 回り込め! 236 00:11:57,960 --> 00:12:02,930 (達磨)“藤本君と私の物語は これでおしまいです” 237 00:12:03,930 --> 00:12:07,310 “その数か月後 青い夜が起こり—” 238 00:12:07,430 --> 00:12:10,520 “父は 座主と明陀の 本当の秘密を—” 239 00:12:10,640 --> 00:12:13,190 “私に託して死にました” 240 00:12:13,850 --> 00:12:17,900 “その秘密は 本当に恐ろしいものでした” 241 00:12:20,490 --> 00:12:23,410 ここに隠していたか 下りてみよう 242 00:12:28,240 --> 00:12:29,580 扉だ 243 00:12:30,120 --> 00:12:33,210 降魔堂に こんな地下室が あったやなんて 244 00:12:33,330 --> 00:12:35,000 (せき込み) 245 00:12:35,130 --> 00:12:36,380 (藤堂)右目を私に 246 00:12:36,500 --> 00:12:40,510 え… しっ しかし 2つ持つのは身の危険やと… 247 00:12:40,630 --> 00:12:44,760 (藤堂)もう すぐそこだ それより君の身が心配だ 248 00:12:45,390 --> 00:12:48,140 私は少し後悔しているんだよ 249 00:12:48,260 --> 00:12:50,520 私の当て推量で 大事な教え子を— 250 00:12:50,640 --> 00:12:52,640 とんだことに 巻き込んでしまったことを 251 00:12:53,270 --> 00:12:56,190 君のこれからを考えるとね 252 00:12:56,900 --> 00:12:59,150 君は後悔しているかね? 253 00:12:59,270 --> 00:13:00,440 いいえ 254 00:13:00,570 --> 00:13:02,900 (蝮)今 みんなを守れるのは あてだけや 255 00:13:03,860 --> 00:13:06,660 (藤堂) 君は本当にいい子だねえ 256 00:13:06,780 --> 00:13:08,830 さあ 開けてみよう 257 00:13:12,910 --> 00:13:13,790 あ… 258 00:13:19,420 --> 00:13:20,340 これは… 259 00:13:20,590 --> 00:13:22,340 (藤堂)不浄王だよ 260 00:13:22,420 --> 00:13:23,380 (蝮)え? 261 00:13:23,510 --> 00:13:27,220 (藤堂)安政(あんせい)5年 君たちの祖である不角は— 262 00:13:27,340 --> 00:13:29,930 かつて 火の悪魔 伽樓羅の 憑依(ひょうい)した魔剣— 263 00:13:30,060 --> 00:13:34,020 倶利伽羅と契約し 不浄王と戦ったが歯が立たず— 264 00:13:34,140 --> 00:13:38,520 2つの目を抜き取り 封印することで不浄王を鎮めた 265 00:13:38,650 --> 00:13:41,150 その際 倶利伽羅から伽樓羅は去った 266 00:13:41,270 --> 00:13:43,570 これが 明陀宗の真実だ 267 00:13:43,650 --> 00:13:47,950 君たち明陀宗が幾重もの秘密で 守ってきた代物だよ 268 00:13:48,070 --> 00:13:49,410 (蝮)これが不浄王!? 269 00:13:49,780 --> 00:13:54,200 そんな… この150年 ずっとここに 存在してたいうんですか! 270 00:13:54,790 --> 00:13:56,870 せやったら 右目と左目は… 271 00:13:57,000 --> 00:13:59,750 (藤堂)そう つまり この右目と左目を— 272 00:13:59,880 --> 00:14:02,420 この干からびた不浄王に 戻すとね 273 00:14:02,800 --> 00:14:06,680 不浄王は 元どおりに 復活するというわけだよ 274 00:14:07,340 --> 00:14:10,800 藤堂先生 あんた 一体 何なんや… 275 00:14:10,930 --> 00:14:14,600 ん〜 宝生君 君は大事な教え子だし— 276 00:14:14,720 --> 00:14:17,770 こんな言い方は 私も心が痛むんだが… 277 00:14:18,810 --> 00:14:21,190 君は もう用済みだ 278 00:14:21,310 --> 00:14:23,530 はっ… ああっ 279 00:14:23,650 --> 00:14:24,900 これは これは! 280 00:14:25,650 --> 00:14:26,530 おっさま!? 281 00:14:26,950 --> 00:14:29,700 (達磨)蝮 もう大丈夫や 282 00:14:29,820 --> 00:14:33,030 私が父さんところに 帰したるさかいなあ 283 00:14:33,120 --> 00:14:34,040 (蝮)ああ… 284 00:14:34,120 --> 00:14:37,250 (達磨)これは人に 不健全をもたらすガンや 285 00:14:37,370 --> 00:14:40,750 私の代で断ち 決して次へは継がせへん! 286 00:14:41,330 --> 00:14:43,170 私が皆を守る! 287 00:14:43,250 --> 00:14:44,210 おっさま! 288 00:14:44,590 --> 00:14:49,590 (達磨)この決意を妨げるもんは 明陀宗17代目 座主— 289 00:14:49,720 --> 00:14:52,550 勝呂達磨が許さん! 290 00:14:57,970 --> 00:14:58,810 (達磨)おとん! 291 00:14:58,930 --> 00:15:00,690 (達磨)“青い炎のさなか—” 292 00:15:00,810 --> 00:15:04,940 “私は明陀宗の座主が継ぐ すべての秘密を知った” 293 00:15:05,360 --> 00:15:07,940 し 死んだらあかん! おとん! 294 00:15:08,320 --> 00:15:09,490 ぐわっ! 295 00:15:10,740 --> 00:15:11,860 なっ… 296 00:15:12,660 --> 00:15:16,780 (伽樓羅)我は伽樓羅という名で 明王陀羅尼の座主に仕えし者 297 00:15:17,290 --> 00:15:20,080 お前は父祖 不角の子孫か? 298 00:15:20,200 --> 00:15:22,210 血の証しを示せ 299 00:15:22,330 --> 00:15:24,750 わ… 我は勝呂達磨! 300 00:15:24,880 --> 00:15:26,880 くっ… 不角の子孫や! 301 00:15:28,630 --> 00:15:31,550 (伽樓羅) 確かに お前は不角の血の者 302 00:15:31,880 --> 00:15:35,760 では これから 勝呂達磨 お前に仕えよう 303 00:15:36,640 --> 00:15:37,890 (達磨)まさか 代々— 304 00:15:38,010 --> 00:15:41,390 座主が伽樓羅を 使役しとったなんて 一体… 305 00:15:41,520 --> 00:15:42,690 何と引き換えに? 306 00:15:43,140 --> 00:15:45,480 我が求めるのは“秘密” 307 00:15:45,610 --> 00:15:49,900 我の存在 我が何のために お前に使役されるのか— 308 00:15:49,980 --> 00:15:53,570 そのすべての真(まこと)を封印し 秘密にする 309 00:15:53,700 --> 00:15:55,160 それが代価か 310 00:15:55,280 --> 00:15:56,370 (伽樓羅)正確には— 311 00:15:57,120 --> 00:15:59,080 我は秘密にすることで 生まれる— 312 00:15:59,200 --> 00:16:02,120 ウソや疑心のような 芥(あくた)を食らうのだ 313 00:16:02,660 --> 00:16:04,670 その秘密と引き換えに— 314 00:16:04,790 --> 00:16:07,790 かの敵を封じる火を 貸すことになっている 315 00:16:07,920 --> 00:16:08,750 かの敵とは? 316 00:16:09,380 --> 00:16:10,800 (伽樓羅)不浄王 (達磨)えっ! 317 00:16:11,460 --> 00:16:15,510 (伽樓羅)この御堂(みどう)の地下に眠る 150年前の討ち損ねだ 318 00:16:15,760 --> 00:16:16,590 (達磨)あ… 319 00:16:16,720 --> 00:16:17,720 (達磨)伽樓羅よ 320 00:16:17,800 --> 00:16:21,470 今こそ 私に力を貸してくれ! 321 00:16:22,730 --> 00:16:23,560 おっさま! 322 00:16:24,060 --> 00:16:27,270 (伽樓羅)そういう契約だ どんな要求にも応えよう 323 00:16:27,770 --> 00:16:28,650 伽樓羅… 324 00:16:29,270 --> 00:16:31,480 朱雀(すざく)やフェニックスと呼ぶべきか 325 00:16:31,610 --> 00:16:34,030 実にすばらしい使い魔を お持ちだ 326 00:16:34,360 --> 00:16:37,240 (達磨)悪魔め! 何の目的か知らへんけど— 327 00:16:37,370 --> 00:16:40,580 不浄王は そんな なまやさしいもんやない! 328 00:16:40,700 --> 00:16:43,250 右目と左目 置いて 退散せえ! 329 00:16:43,620 --> 00:16:45,750 そういうわけにはいかない 330 00:16:45,830 --> 00:16:49,960 私は ここ数年 この瞬間のために 生きてきたのでね 331 00:16:51,630 --> 00:16:54,260 伽樓羅焔(えん) 火食(かしょく)の印(いん)! 332 00:16:57,680 --> 00:16:59,390 何ちゅう身体能力や 333 00:16:59,510 --> 00:17:02,930 (伽樓羅)悪魔に憑依された人間は 大体 ああなる 334 00:17:03,520 --> 00:17:06,940 ほんなら… 伽樓羅焔 火粉(かふん)の印! 335 00:17:07,060 --> 00:17:08,810 (藤堂)ぐ… ぐああっ! 336 00:17:09,230 --> 00:17:11,400 か… 回復が追いつかない 337 00:17:11,980 --> 00:17:14,070 これが伽樓羅の力か! 338 00:17:14,900 --> 00:17:15,820 ぐっ! 339 00:17:15,900 --> 00:17:17,070 (蝮)うあっ… (達磨)蝮! 340 00:17:19,240 --> 00:17:21,830 (藤堂)では 奥の手に出よう 341 00:17:23,410 --> 00:17:25,370 あかん! ぬうっ! 342 00:17:25,790 --> 00:17:28,710 (藤堂)うっ! ぐうっ ふっ… 343 00:17:28,790 --> 00:17:31,590 (蝮)ハア ハア… (達磨)蝮 しっかりせえ! 344 00:17:31,710 --> 00:17:32,550 (蝮)うう… 345 00:17:32,960 --> 00:17:35,510 (達磨) 私に ようつかまっとくんや! 346 00:17:35,970 --> 00:17:38,260 不浄王が復活する! 347 00:17:43,010 --> 00:17:46,180 (柔造) 降魔堂 ここで一体 何が… 348 00:17:46,520 --> 00:17:48,390 (地響き) (柔造)あっ… なっ!? 349 00:17:49,650 --> 00:17:50,730 あっ… 350 00:17:51,810 --> 00:17:52,820 うっ… 351 00:17:53,070 --> 00:17:54,650 これは!? あっ… 352 00:17:56,690 --> 00:17:59,280 (柔造)おっさま! 蝮も… (達磨)柔造か 353 00:17:59,610 --> 00:18:00,620 (柔造)あ… うっ! 354 00:18:04,290 --> 00:18:04,990 うっ… 355 00:18:05,120 --> 00:18:07,660 (達磨)柔造! そのしぶきに気いつけえ! 356 00:18:08,710 --> 00:18:10,330 (柔造)くっ… ふっ! 357 00:18:15,550 --> 00:18:16,590 何や あれは!? 358 00:18:16,710 --> 00:18:18,470 (達磨)柔造 ええとこ来た 359 00:18:19,300 --> 00:18:21,800 八百造の機転やな 助かったわ 360 00:18:21,930 --> 00:18:24,470 ここは ええから 蝮 連れて出張所に— 361 00:18:24,600 --> 00:18:26,390 助け呼びに行ってくれへんか 362 00:18:26,470 --> 00:18:29,230 はい! あのバケモン 一体 何なんです!? 363 00:18:29,560 --> 00:18:31,810 それは蝮が知っとる 364 00:18:31,940 --> 00:18:35,360 不浄王の右目を 体に入れたせいで重傷や 365 00:18:35,480 --> 00:18:39,570 お前 蝮を私の代わりに 父さんとこに帰したってえや 366 00:18:39,650 --> 00:18:40,490 (柔造)おっさまは!? 367 00:18:40,610 --> 00:18:42,780 (達磨)私は ここで あいつを食い止める 368 00:18:43,490 --> 00:18:44,620 蝮 369 00:18:44,740 --> 00:18:45,990 おっさま… 370 00:18:46,120 --> 00:18:49,960 お前が みんなに すべてを話すんや 頼むで 371 00:18:50,080 --> 00:18:51,830 分かりました 372 00:18:53,080 --> 00:18:55,380 (蝮)おっさま! (達磨)はよ行け! 373 00:18:56,000 --> 00:18:58,260 行くで 蝮 おぶされ 374 00:19:00,760 --> 00:19:02,220 (蝮)おっさま… 375 00:19:04,350 --> 00:19:06,760 (伽樓羅) 我の秘密は明るみに出た 376 00:19:06,890 --> 00:19:10,390 明陀宗の座主に仕える契約は 今日で しまいだ 377 00:19:10,480 --> 00:19:14,480 まだ 私個人と交わした 別の契約が残っとるやろ 378 00:19:14,610 --> 00:19:18,570 不浄王が成長し 瘴気をまき散らす前に せめて— 379 00:19:18,650 --> 00:19:21,780 浄火封(じょうかふう)の印で 足止めだけでもせなあかん! 380 00:19:22,160 --> 00:19:24,990 (伽樓羅) 浄火封の印は大量の力を使うぞ 381 00:19:25,530 --> 00:19:26,950 却波焔(ごうはえん)を使う 382 00:19:27,200 --> 00:19:30,910 不浄王を倒すために練ってきた 却波焔のはずだが? 383 00:19:31,040 --> 00:19:34,710 今 使えば不浄王を倒す機会を 永久に失うぞ 384 00:19:35,460 --> 00:19:37,420 もう やるしかないんや 385 00:19:37,800 --> 00:19:38,750 いくぞ! 386 00:19:38,880 --> 00:19:42,470 ノウマクサンマンダ ボダナン アハラティカタ シャサナナン 387 00:19:42,590 --> 00:19:46,390 ハノウギャノウギャ! ギャギャギャキギャキ… 388 00:19:46,470 --> 00:19:49,270 却波焔 浄火封の印! 389 00:19:50,390 --> 00:19:51,980 ハア ハア… 390 00:19:52,100 --> 00:19:55,190 よし ひとまず足は封じ… くっ 391 00:19:56,110 --> 00:20:01,190 くっ こ… これは しんどいなあ ハア ハア… 392 00:20:01,320 --> 00:20:02,650 (伽樓羅)だから忠告したのだ 393 00:20:02,780 --> 00:20:04,660 (達磨)うう… なあに… 394 00:20:04,740 --> 00:20:06,320 まだ死んでへんし— 395 00:20:06,450 --> 00:20:10,160 生きとったら 方法は いくらでもあ… 396 00:20:10,910 --> 00:20:11,750 がっ… 397 00:20:11,870 --> 00:20:13,080 (達磨)なっ… 398 00:20:14,120 --> 00:20:15,420 (藤堂)やれやれ 399 00:20:16,040 --> 00:20:19,800 宝生君には 本当に 申し訳ないことをしてしまった 400 00:20:20,340 --> 00:20:22,300 何せ あなたは謎の人物 401 00:20:22,880 --> 00:20:27,300 めったに人前に姿を現さず 所在をつかませない 402 00:20:27,430 --> 00:20:32,060 あなたを表舞台に引きずり出すには どうすればいいか考えたあげく— 403 00:20:32,180 --> 00:20:35,730 不浄王を復活させるしかないと 思い当たってね 404 00:20:36,020 --> 00:20:39,770 伽樓羅によって不浄王を 封印している確信があった 405 00:20:39,900 --> 00:20:44,240 しかし この日を迎えるために 数年を費やしてしまったよ 406 00:20:44,360 --> 00:20:47,740 私の目的はあなただ 勝呂達磨 407 00:20:47,870 --> 00:20:49,330 いや 正確には— 408 00:20:49,450 --> 00:20:50,990 あなたの使い魔 …と言ったほうが正確かな? 409 00:20:50,990 --> 00:20:52,160 (伽樓羅)あっ… あなたの使い魔 …と言ったほうが正確かな? 410 00:20:52,160 --> 00:20:53,330 あなたの使い魔 …と言ったほうが正確かな? 411 00:20:53,450 --> 00:20:54,330 (伽樓羅)達磨! 412 00:20:57,080 --> 00:20:59,250 (達磨)伽樓羅を食うてる!? 413 00:20:59,500 --> 00:21:02,300 一体 こいつは何もん… 414 00:21:04,630 --> 00:21:05,470 (達磨)う… 415 00:21:06,340 --> 00:21:08,260 (藤堂)くっ うう… 416 00:21:08,930 --> 00:21:10,890 フッハハ… 417 00:21:11,970 --> 00:21:14,230 想像以上の力だ 418 00:21:14,520 --> 00:21:18,440 (達磨)伽樓羅を無理やり 自分の体に憑依させおった 419 00:21:18,520 --> 00:21:21,320 人間から悪魔に 干渉するやなんて… 420 00:21:21,440 --> 00:21:24,400 そんな人間が… ありえへん! 421 00:21:24,530 --> 00:21:28,240 (藤堂)おや? ずいぶんと 若返ったような気がするが— 422 00:21:28,360 --> 00:21:31,870 これは伽樓羅の力を得た オプションのようなものかな? 423 00:21:31,990 --> 00:21:35,710 ぐっ… 腹の中で 暴れ回っているな 424 00:21:36,080 --> 00:21:37,000 フフフ… 425 00:21:37,120 --> 00:21:40,880 まだ私の器には 収まりきらないようだ 426 00:21:41,000 --> 00:21:43,920 だが じき なじむだろう 427 00:21:44,210 --> 00:21:47,220 これでまた一歩 目的に近づける 428 00:21:47,340 --> 00:21:50,050 ありがとう 勝呂達磨 429 00:21:50,180 --> 00:21:53,930 (達磨)う… ま… 待てえ 430 00:21:54,060 --> 00:21:57,890 (達磨) “どうか… どうか 奥村(おくむら)君—” 431 00:21:58,480 --> 00:22:02,360 “降魔剣を使って 不浄王を倒してほしい” 432 00:22:02,480 --> 00:22:04,980 “理不尽で無謀な お願いであることは—” 433 00:22:05,110 --> 00:22:06,860 “承知の上です” 434 00:22:06,990 --> 00:22:10,240 “しかし もし… もし君が…” 435 00:22:10,360 --> 00:22:12,780 (雪男)“お父さんのような ほんの小さな慈悲の心を—” 436 00:22:12,910 --> 00:22:14,830 “向けてくれるなら—” 437 00:22:15,370 --> 00:22:17,540 “私は それにすがりたい” 438 00:22:17,660 --> 00:22:20,920 “ここまで読んでくれて ありがとう 勝呂達磨” 439 00:22:27,010 --> 00:22:33,010 ♪〜 440 00:23:49,880 --> 00:23:55,890 〜♪ 441 00:24:06,520 --> 00:24:08,770 (雪男)兄さん いいから剣を返すんだ 442 00:24:08,900 --> 00:24:11,940 (シュラ)こいつの炎は 今まで悪魔に有効だった 443 00:24:12,530 --> 00:24:13,900 試す価値はある 444 00:24:13,990 --> 00:24:16,160 (蝮)不浄王を倒してほしい 445 00:24:16,240 --> 00:24:19,660 (メフィスト)グレゴリ以下 査問委員会 賛成多数により— 446 00:24:19,790 --> 00:24:22,830 奥村 燐の処刑が決定しました 447 00:24:22,960 --> 00:24:26,250 (燐)ジジイ どうして俺を…