1 00:00:01,918 --> 00:00:05,213 (雪男(ゆきお))まさか 降魔剣(こうまけん)が 明陀(みょうだ)宗の本尊で— 2 00:00:05,338 --> 00:00:07,716 そこに父さんと 接点があったなんて 3 00:00:07,841 --> 00:00:09,384 (シュラ)早く続きを読め! 4 00:00:09,509 --> 00:00:10,427 (雪男)あ… はい 5 00:00:10,844 --> 00:00:13,555 (シュラ)しっかし 嫌な予感がしてきたぜ 6 00:00:13,680 --> 00:00:17,058 (燐(りん))勝呂(すぐろ)の父ちゃんが俺に 何を頼みたいのか知らねえけど… 7 00:00:17,392 --> 00:00:18,226 (雪男)兄さん 8 00:00:18,351 --> 00:00:21,813 (燐)雪男 とにかく その手紙を読んでくれ 9 00:00:21,938 --> 00:00:22,772 (雪男)うん 10 00:00:29,362 --> 00:00:32,532 (蝮(まむし))ハア ハア ハア… 11 00:00:32,657 --> 00:00:35,577 (藤堂(とうどう))ここが明陀宗の元拠点か 12 00:00:36,536 --> 00:00:39,164 (蝮)降魔堂(ごうまどう)は この奥です 急ぎましょう 13 00:00:39,289 --> 00:00:40,331 (藤堂)ああ 14 00:00:40,457 --> 00:00:43,752 しかし あそこはホンマに 安全なんでしょうか 15 00:00:44,335 --> 00:00:45,253 (藤堂)この不動峯寺(ふどうぶじ)は— 16 00:00:45,378 --> 00:00:48,506 降魔堂を中心に 守護する配置になっている 17 00:00:48,631 --> 00:00:51,718 もともと右目は そこに封印されていたはずだ 18 00:00:52,385 --> 00:00:54,971 元の場所へ戻すのが得策だろう 19 00:00:55,096 --> 00:00:56,222 (蝮)ん… 20 00:01:01,061 --> 00:01:04,105 (蝮)この山に 登るんのも久しぶりや 21 00:01:04,230 --> 00:01:09,652 (蝮)し〜ち は〜ち きゅ〜う じゅう! 22 00:01:09,778 --> 00:01:11,696 (蝮)待て おサルども〜! 23 00:01:11,821 --> 00:01:13,990 (柔造(じゅうぞう)) うわっ 来よった 逃げろ! 24 00:01:14,866 --> 00:01:16,451 (蝮)懐かしい 25 00:01:19,954 --> 00:01:21,247 (蝮)あっ (蟒(うわばみ))こら 蝮! 26 00:01:21,706 --> 00:01:23,124 ここには近寄るな! 27 00:01:23,249 --> 00:01:24,209 (蝮)う… 28 00:01:26,503 --> 00:01:30,006 (蝮の泣き声) 29 00:01:30,131 --> 00:01:33,593 (達磨(たつま))あらら こんなところにおったんか 蝮 30 00:01:34,052 --> 00:01:36,095 父(てて)さん 心配してはったで 31 00:01:37,013 --> 00:01:38,723 さあ 帰ろか 32 00:01:38,848 --> 00:01:39,974 (藤堂)宝生(ほうじょう)君 33 00:01:40,600 --> 00:01:41,601 あっ… 34 00:01:41,726 --> 00:01:43,770 ここが降魔堂かね? 35 00:01:44,395 --> 00:01:45,563 (蝮)はい 36 00:01:45,688 --> 00:01:48,566 ここは かつて 座主(ざす)以外の侵入を許さぬ— 37 00:01:48,691 --> 00:01:50,527 不可侵の場所でした 38 00:01:51,986 --> 00:01:54,739 (蝮) こんなことをして みんな— 39 00:01:55,198 --> 00:01:57,617 あてを許さへんやろうな 40 00:01:58,743 --> 00:02:03,331 しかし 今は あるじと本尊を失った もぬけの殻も同然… 41 00:02:03,414 --> 00:02:05,917 あ… 護摩壇に火が… 42 00:02:06,042 --> 00:02:07,043 (藤堂)ふむ 43 00:02:07,961 --> 00:02:10,421 どこかに隠し戸か何かあるはずだ 44 00:02:10,547 --> 00:02:12,132 (藤堂)探そう (蝮)はい 45 00:02:15,009 --> 00:02:16,511 (蝮)おっさまが— 46 00:02:16,636 --> 00:02:20,223 勝呂達磨が信じるに足ると 証明できるまでは— 47 00:02:21,099 --> 00:02:22,433 決して! 48 00:02:24,018 --> 00:02:30,024 {\an8}♪〜 49 00:03:47,518 --> 00:03:53,524 {\an8}〜♪ 50 00:03:55,443 --> 00:03:56,694 {\an8}(達磨)〝降魔剣… 〞 51 00:03:56,819 --> 00:04:00,573 {\an8}〝明王陀羅尼(みょうおうだらに)宗の 本尊として伝わる魔剣 〞 52 00:04:00,698 --> 00:04:03,117 “またの名を倶利伽羅(くりから)” 53 00:04:03,785 --> 00:04:05,662 “明陀の祖 不角(ふかく)は—” 54 00:04:05,787 --> 00:04:09,082 “この剣に伽樓羅(カルラ)と呼ばれる 火の悪魔を降ろし—” 55 00:04:09,207 --> 00:04:13,461 “その火の力によって 不浄王(ふじょうおう)を倒したとされる” 56 00:04:13,711 --> 00:04:16,547 “以後 明陀宗は 代々にわたり—” 57 00:04:16,673 --> 00:04:20,760 “この剣を本尊とし 残った右目を封印して—” 58 00:04:20,885 --> 00:04:24,889 “俗世から遠ざけるのを 固いおきてとした” 59 00:04:25,682 --> 00:04:29,060 “そういう すべてのことを あざ笑うかのように—” 60 00:04:29,185 --> 00:04:32,272 “彼は私の目の前に現れた” 61 00:04:32,814 --> 00:04:36,985 (達磨)なっ 何言うてんのや それは 明陀の本尊やぞ! 62 00:04:37,402 --> 00:04:40,113 (獅郎(しろう))うっせえな 知ってるよ ハゲ 63 00:04:40,238 --> 00:04:43,074 つっても これ どうせ中身は空っぽなんだろ 64 00:04:43,199 --> 00:04:43,908 (達磨)えっ… 65 00:04:44,033 --> 00:04:46,911 (八百造(やおぞう)) 何を意味の分からんことを ゴチャゴチャと! 66 00:04:47,036 --> 00:04:47,870 (達磨)八百造! 67 00:04:47,996 --> 00:04:50,373 (八百造)ご本尊に いつまで触りよるんや! 68 00:04:50,498 --> 00:04:52,375 この賊があ! ぐっ! 69 00:04:53,126 --> 00:04:54,794 くっ… ふっ! 70 00:04:54,919 --> 00:04:56,296 (獅郎の倒れる音) (八百造)あっ 71 00:04:56,963 --> 00:04:58,506 (僧侶)やったか!? 八百造! 72 00:04:58,631 --> 00:05:00,550 (三輪(みわ))さすが 八百造さん! 73 00:05:00,675 --> 00:05:02,468 い… いや 俺やない 74 00:05:02,760 --> 00:05:04,595 こいつ とっくに重傷や 75 00:05:04,721 --> 00:05:06,431 (僧侶)なっ 何い!? 76 00:05:06,889 --> 00:05:09,309 (三輪) こんな傷で よう動いとったな 77 00:05:09,434 --> 00:05:11,394 (僧侶)何なんや この男は 78 00:05:11,853 --> 00:05:14,897 どういたします? 達磨様 79 00:05:15,523 --> 00:05:16,357 (達磨)ん… 80 00:05:16,983 --> 00:05:18,860 (獅郎)うう… あ… 81 00:05:18,985 --> 00:05:20,737 (達磨)起きたか (獅郎)あ? 82 00:05:20,862 --> 00:05:23,656 (達磨) 正十字騎士團(せいじゅうじきしだん) 日本支部所属— 83 00:05:23,781 --> 00:05:27,243 上一級祓魔師(エクソシスト)の藤本(ふじもと)獅郎君 84 00:05:27,577 --> 00:05:30,038 (獅郎)う… ああ… 85 00:05:31,039 --> 00:05:32,373 どこだ ここ? 86 00:05:32,915 --> 00:05:35,335 (達磨)金剛深山(こんごうしんざん)不動峯寺 87 00:05:35,418 --> 00:05:38,921 急に倒れて そのままにしとかれへんし— 88 00:05:39,047 --> 00:05:40,298 寺に運んだんや 89 00:05:40,423 --> 00:05:44,260 マジかよ お前 そのまま転がしときゃよかったのに 90 00:05:44,385 --> 00:05:46,471 とんだ お人よしだなあ 91 00:05:47,847 --> 00:05:50,391 あっ 火貸してくんねえ? ん… 92 00:05:51,142 --> 00:05:52,143 なっ おい ちょっ… 93 00:05:52,268 --> 00:05:53,895 そんなことより 藤本君! 94 00:05:55,063 --> 00:05:56,522 あんた 本尊— 95 00:05:56,647 --> 00:05:58,941 倶利伽羅について どれだけ知ってるんや 96 00:05:59,192 --> 00:06:01,319 何で倶利伽羅を欲しがる? 97 00:06:01,444 --> 00:06:04,447 知るかよ 上司命令で来ただけだ 98 00:06:04,572 --> 00:06:08,159 まっ たぶん それで子供を殺すんだろう 99 00:06:08,284 --> 00:06:08,951 {\an8}えっ… 100 00:06:09,077 --> 00:06:11,245 (達磨)子供を… 殺す? 101 00:06:11,913 --> 00:06:14,082 平然とした面で! 102 00:06:14,624 --> 00:06:17,543 (達磨)体が動くんやったら すぐ出てってくれへんか! 103 00:06:17,668 --> 00:06:21,798 どんな事情があろうが 子供殺す外道の面倒は見きれへん! 104 00:06:21,923 --> 00:06:25,802 (獅郎)ああ 出ていくよ 降魔剣をちょうだいしたらな 105 00:06:25,927 --> 00:06:27,428 まだ諦めとらへんのか! 106 00:06:28,179 --> 00:06:31,307 この不動峯寺のどこにあるかも 分からんやろ! 107 00:06:31,682 --> 00:06:35,269 そんなもん 寺一個一個 潰してきゃいい話だろ 108 00:06:35,394 --> 00:06:39,398 いや そんな余裕ねえか お前に聞いたほうが早そうだな 109 00:06:39,816 --> 00:06:41,859 なあ 剣はどこにあるんだ? 110 00:06:41,984 --> 00:06:43,861 (達磨)こ… この男… 111 00:06:43,945 --> 00:06:45,696 ぐ… くっ… 112 00:06:46,114 --> 00:06:49,700 ハハッ 何だ それ? それで俺とやり合う気か? 113 00:06:49,826 --> 00:06:50,952 やめとけ やめとけ 114 00:06:51,077 --> 00:06:52,787 (獅郎のせき込み) (達磨)あ… 115 00:06:53,371 --> 00:06:55,206 (獅郎)フッ… (達磨)うっ ああっ! 116 00:06:56,749 --> 00:06:57,792 おいっ 待て! 117 00:06:58,960 --> 00:06:59,794 どこへ… 118 00:07:01,504 --> 00:07:02,964 そこは! そこは やめ… 119 00:07:03,047 --> 00:07:04,423 (僧侶たちの読経) 120 00:07:04,507 --> 00:07:05,049 {\an8}(人々のうめき声) 121 00:07:05,049 --> 00:07:06,217 な… 122 00:07:05,049 --> 00:07:06,217 {\an8}(人々のうめき声) 123 00:07:06,217 --> 00:07:07,468 {\an8}(人々のうめき声) 124 00:07:07,468 --> 00:07:08,886 (獅郎)何だ これ? 125 00:07:07,468 --> 00:07:08,886 {\an8}(人々のうめき声) 126 00:07:08,970 --> 00:07:11,097 (僧侶たちの読経) (獅郎)やめろ! 127 00:07:12,056 --> 00:07:12,890 (獅郎)でいっ! (僧侶たち)うわっ! 128 00:07:13,015 --> 00:07:15,059 (僧侶)ああっ 何すんのや!? (獅郎)うるせえ! 129 00:07:15,184 --> 00:07:16,769 この茶番を今すぐやめろ! 130 00:07:17,311 --> 00:07:19,605 貴様 何したか分かっとるんか!? 131 00:07:19,730 --> 00:07:22,984 仏との対話をやめれば 仏は私たちを見限って— 132 00:07:23,109 --> 00:07:24,610 力を得られへんのやで! 133 00:07:24,735 --> 00:07:28,239 じゃあ聞くが 祈って こいつらは助かったのか!? 134 00:07:28,531 --> 00:07:30,867 ハッ 聖人面した臆病者が! 135 00:07:31,325 --> 00:07:33,870 お前は俺の一番嫌いなタイプだ! 136 00:07:34,537 --> 00:07:36,372 これは もう そういう段階じゃない! 137 00:07:36,497 --> 00:07:39,500 一刻も早く瘴気(しょうき)の毒素を 体の外に出さねえと! 138 00:07:39,834 --> 00:07:41,502 たっ 助けられるんか!? 139 00:07:41,627 --> 00:07:45,131 (獅郎) ああ 全員助けられる たぶんな 140 00:07:45,798 --> 00:07:48,468 おい お前! ダイコン ネギ 鹿子草(かのこそう)— 141 00:07:48,593 --> 00:07:51,262 ショウブ 岩塩 あと 鷹(たか)の爪を用意しろ! 142 00:07:51,387 --> 00:07:52,221 (僧侶)え? 143 00:07:52,346 --> 00:07:55,766 え〜 あと… ワセリンか ミツロウかラードもな! 144 00:07:55,892 --> 00:07:56,851 (僧侶)あ… は はい 145 00:07:57,518 --> 00:07:58,769 ホンマに助かるんか? 146 00:07:58,895 --> 00:08:00,521 何度も言わせんな! 147 00:08:00,646 --> 00:08:03,024 てめえは湯を大量に沸かせ! あと… 148 00:08:04,525 --> 00:08:05,902 タバコの火もな 149 00:08:05,985 --> 00:08:07,153 (達磨)あ… 150 00:08:07,278 --> 00:08:10,990 (達磨)もしホンマに… ホンマに助かるとしたら— 151 00:08:11,866 --> 00:08:13,159 私たちは… 152 00:08:15,536 --> 00:08:16,370 虎子(とらこ)… 153 00:08:17,038 --> 00:08:19,957 (虎子)あ… 達磨さん 私… 154 00:08:20,500 --> 00:08:24,003 と… とら… ぐ… 155 00:08:24,128 --> 00:08:25,254 虎子〜! 156 00:08:25,379 --> 00:08:26,547 (虎子)あっ あ… 157 00:08:26,672 --> 00:08:29,800 (泣き声) 158 00:08:29,926 --> 00:08:31,552 達磨さん 159 00:08:32,053 --> 00:08:36,057 ホンマは 私 もう無理かと思って… 160 00:08:38,434 --> 00:08:41,812 ホンマに私 この子を産めるんやね 161 00:08:41,938 --> 00:08:45,816 産めるとも よかった ホンマによかった! 162 00:08:45,900 --> 00:08:47,318 (達磨の泣き声) 163 00:08:48,361 --> 00:08:50,154 ありがとう 藤本君 164 00:08:50,279 --> 00:08:53,783 剣を奪ってきはったときは 山賊か何かやと思とったけど… 165 00:08:54,367 --> 00:08:56,494 私は君を誤解しとったわ 166 00:08:56,619 --> 00:08:57,912 (獅郎)はあ? (虎子・達磨)え? 167 00:08:58,246 --> 00:09:02,124 それはそれ これはこれだ 剣 よこせ 168 00:09:02,250 --> 00:09:04,043 (達磨)えっ… (獅郎)だって てめえ— 169 00:09:04,168 --> 00:09:07,755 あんだけ病人助けたし 治療法も教えてやったし— 170 00:09:07,880 --> 00:09:11,050 俺が見返りをもらうのは 当然だよなあ? 171 00:09:11,175 --> 00:09:12,218 (虎子)達磨さん? 172 00:09:12,343 --> 00:09:14,887 と… 虎子は休んでてや 173 00:09:15,680 --> 00:09:17,098 (獅郎)ううっ… 174 00:09:17,515 --> 00:09:19,725 (達磨)ええ人やと思たのに! 175 00:09:19,850 --> 00:09:23,479 お前って ホンットに 俺の嫌いなタイプだぜ 176 00:09:23,813 --> 00:09:25,856 俺は いい人じゃねえ 177 00:09:26,065 --> 00:09:28,192 お前に聞かなくたって 1人で捜すぜ 178 00:09:29,902 --> 00:09:32,822 汚れんのを怖がってたって 何も進まねえんだよ 179 00:09:32,822 --> 00:09:33,656 汚れんのを怖がってたって 何も進まねえんだよ 180 00:09:32,822 --> 00:09:33,656 {\an8}(達磨)は… 181 00:09:33,739 --> 00:09:36,325 (足音) 182 00:09:37,660 --> 00:09:38,536 (達磨)おとん!? 183 00:09:38,661 --> 00:09:39,870 (僧侶)あやつです 184 00:09:39,996 --> 00:09:41,622 (達磨の父)取り押さえい! 185 00:09:42,665 --> 00:09:44,584 (僧侶たち) オン アミリティ ウン ハッタ! 186 00:09:46,294 --> 00:09:48,129 (達磨)何を… (獅郎)チッ! 187 00:09:48,504 --> 00:09:49,922 (達磨の父)逃げたぞ 追え! 188 00:09:50,214 --> 00:09:52,758 その賊を 生きてこの山から出すな! 189 00:09:53,175 --> 00:09:54,760 おとん 何するんや! 190 00:09:54,885 --> 00:09:55,761 (達磨)あの人は… (達磨の父)達磨! 191 00:09:55,886 --> 00:09:58,389 貴様 この失態 ただで済むと思うな! 192 00:09:58,764 --> 00:10:01,601 正十字騎士團の祓魔師やと? 193 00:10:01,726 --> 00:10:05,229 邪教の使いをこの寺に引き入れ 呪(まじな)いをさせたあげく… 194 00:10:05,354 --> 00:10:08,566 (達磨)違う! おとん あの人は命の恩人や 195 00:10:08,691 --> 00:10:11,402 みんなを… 虎子を 助けてくれはったんやで! 196 00:10:11,527 --> 00:10:13,779 そんなことは どうでもええんや! 197 00:10:13,904 --> 00:10:17,283 降魔剣と我ら明陀の秘密の 一端でも知った よそもんは— 198 00:10:17,783 --> 00:10:19,493 殺すしかあらへん! 199 00:10:19,619 --> 00:10:20,828 (達磨)あっ… 200 00:10:20,953 --> 00:10:23,748 (達磨の父)わしには 明陀を守る責任があるんや 201 00:10:25,374 --> 00:10:29,420 おとんが守ってはるんは おきてなんやな 202 00:10:29,545 --> 00:10:30,963 私は… 203 00:10:31,380 --> 00:10:34,342 くっ… 私は違う! 204 00:10:35,384 --> 00:10:37,136 (達磨の父)達磨 どこへ行く! 205 00:10:37,261 --> 00:10:38,721 達磨! 206 00:10:41,223 --> 00:10:43,434 (僧侶1)そっちや! (僧侶2)絶対 逃がすな! 207 00:10:43,559 --> 00:10:45,770 クッソ しつけえなあ 208 00:10:46,520 --> 00:10:48,397 傷口 開いちまったじゃねえか 209 00:10:49,649 --> 00:10:51,025 (達磨)藤本君! 210 00:10:51,651 --> 00:10:52,652 (獅郎)達磨! 211 00:10:52,777 --> 00:10:53,778 持っていき! 212 00:10:54,236 --> 00:10:55,696 (獅郎)あ… 213 00:10:55,821 --> 00:10:58,199 な… 降魔剣か! 214 00:10:58,658 --> 00:11:01,243 逃げ道を教えたる 私についてきい 215 00:11:01,369 --> 00:11:02,578 (獅郎)ちょ… 待てよ! 216 00:11:03,371 --> 00:11:05,289 どういうつもりだ! いいのかよ! 217 00:11:05,873 --> 00:11:07,875 (達磨) ええんや 実は知っとった 218 00:11:08,000 --> 00:11:09,752 (獅郎)え!? (達磨)子供のころ— 219 00:11:09,877 --> 00:11:12,713 私はナイショで その剣を抜いたことがあったんや 220 00:11:12,838 --> 00:11:14,090 伽樓羅 見たさになあ 221 00:11:14,924 --> 00:11:17,760 伽樓羅も炎も 何も出てけえへんかったわ 222 00:11:17,885 --> 00:11:19,595 その剣は空っぽや 223 00:11:19,720 --> 00:11:21,806 私は ずっと それを知っていながら… 224 00:11:22,598 --> 00:11:24,892 もう もぬけの殻を拝むのはやめた 225 00:11:25,017 --> 00:11:27,228 私も やっと戦う決心がついたわ 226 00:11:27,853 --> 00:11:29,188 君のおかげや 227 00:11:30,106 --> 00:11:32,024 俺は これでガキを殺すぞ 228 00:11:32,149 --> 00:11:34,610 (達磨) いいや 君はきっと殺さへん 229 00:11:34,735 --> 00:11:36,862 (獅郎)ん? (達磨)私には分かる 230 00:11:37,530 --> 00:11:39,990 ヘッ お前は 救えねえお人よしだな 231 00:11:40,116 --> 00:11:42,243 (僧侶2) 足跡が こっちに続いとるぞ! 232 00:11:43,244 --> 00:11:46,455 君は このまま逃げえ これで貸し借りチャラや 233 00:11:46,580 --> 00:11:47,415 いいや 234 00:11:48,582 --> 00:11:50,418 これで仲直りだ 235 00:11:50,709 --> 00:11:51,544 あ… 236 00:11:51,627 --> 00:11:53,129 (僧侶3)あそこや! 237 00:11:53,421 --> 00:11:54,839 (僧侶3)クソッ 飛び降りたぞ! 238 00:11:54,964 --> 00:11:57,258 (僧侶1)下や! 回り込め! 239 00:11:58,968 --> 00:12:03,931 (達磨)“藤本君と私の物語は これでおしまいです” 240 00:12:04,932 --> 00:12:08,310 “その数か月後 青い夜が起こり—” 241 00:12:08,436 --> 00:12:11,522 “父は 座主と明陀の 本当の秘密を—” 242 00:12:11,647 --> 00:12:14,191 “私に託して死にました” 243 00:12:14,859 --> 00:12:18,904 “その秘密は 本当に恐ろしいものでした” 244 00:12:21,490 --> 00:12:24,410 ここに隠していたか 下りてみよう 245 00:12:29,248 --> 00:12:30,583 扉だ 246 00:12:31,125 --> 00:12:34,211 降魔堂に こんな地下室が あったやなんて 247 00:12:34,336 --> 00:12:36,005 (せき込み) 248 00:12:36,130 --> 00:12:37,381 (藤堂)右目を私に 249 00:12:37,506 --> 00:12:41,510 え… しっ しかし 2つ持つのは身の危険やと… 250 00:12:41,635 --> 00:12:45,764 (藤堂)もう すぐそこだ それより君の身が心配だ 251 00:12:46,390 --> 00:12:49,143 私は少し後悔しているんだよ 252 00:12:49,268 --> 00:12:51,520 私の当て推量で 大事な教え子を— 253 00:12:51,645 --> 00:12:53,647 とんだことに 巻き込んでしまったことを 254 00:12:54,273 --> 00:12:57,193 君のこれからを考えるとね 255 00:12:57,902 --> 00:13:00,154 君は後悔しているかね? 256 00:13:00,279 --> 00:13:01,447 いいえ 257 00:13:01,572 --> 00:13:03,908 (蝮)今 みんなを守れるのは あてだけや 258 00:13:04,867 --> 00:13:07,661 (藤堂) 君は本当にいい子だねえ 259 00:13:07,786 --> 00:13:09,830 さあ 開けてみよう 260 00:13:13,918 --> 00:13:14,793 あ… 261 00:13:20,424 --> 00:13:21,342 これは… 262 00:13:21,592 --> 00:13:23,344 (藤堂)不浄王だよ 263 00:13:23,427 --> 00:13:24,386 (蝮)え? 264 00:13:24,512 --> 00:13:28,224 (藤堂)安政(あんせい)5年 君たちの祖である不角は— 265 00:13:28,349 --> 00:13:30,935 かつて 火の悪魔 伽樓羅の 憑依(ひょうい)した魔剣— 266 00:13:31,060 --> 00:13:35,022 倶利伽羅と契約し 不浄王と戦ったが歯が立たず— 267 00:13:35,147 --> 00:13:39,527 2つの目を抜き取り 封印することで不浄王を鎮めた 268 00:13:39,652 --> 00:13:42,154 その際 倶利伽羅から伽樓羅は去った 269 00:13:42,279 --> 00:13:44,573 これが 明陀宗の真実だ 270 00:13:44,657 --> 00:13:48,953 君たち明陀宗が幾重もの秘密で 守ってきた代物だよ 271 00:13:49,078 --> 00:13:50,412 (蝮)これが不浄王!? 272 00:13:50,788 --> 00:13:55,209 そんな… この150年 ずっとここに 存在してたいうんですか! 273 00:13:55,793 --> 00:13:57,878 せやったら 右目と左目は… 274 00:13:58,003 --> 00:14:00,756 (藤堂)そう つまり この右目と左目を— 275 00:14:00,881 --> 00:14:03,425 この干からびた不浄王に 戻すとね 276 00:14:03,801 --> 00:14:07,680 不浄王は 元どおりに 復活するというわけだよ 277 00:14:08,347 --> 00:14:11,809 藤堂先生 あんた 一体 何なんや… 278 00:14:11,934 --> 00:14:15,604 ん〜 宝生君 君は大事な教え子だし— 279 00:14:15,729 --> 00:14:18,774 こんな言い方は 私も心が痛むんだが… 280 00:14:19,817 --> 00:14:22,194 君は もう用済みだ 281 00:14:22,319 --> 00:14:24,530 はっ… ああっ 282 00:14:24,655 --> 00:14:25,906 これは これは! 283 00:14:26,657 --> 00:14:27,533 おっさま!? 284 00:14:27,950 --> 00:14:30,703 (達磨)蝮 もう大丈夫や 285 00:14:30,828 --> 00:14:34,039 私が父さんところに 帰したるさかいなあ 286 00:14:34,123 --> 00:14:35,040 (蝮)ああ… 287 00:14:35,124 --> 00:14:38,252 (達磨)これは人に 不健全をもたらすガンや 288 00:14:38,377 --> 00:14:41,755 私の代で断ち 決して次へは継がせへん! 289 00:14:42,339 --> 00:14:44,174 私が皆を守る! 290 00:14:44,258 --> 00:14:45,217 おっさま! 291 00:14:45,593 --> 00:14:50,598 (達磨)この決意を妨げるもんは 明陀宗17代目 座主— 292 00:14:50,723 --> 00:14:53,559 勝呂達磨が許さん! 293 00:14:56,979 --> 00:14:57,813 (達磨)おとん! 294 00:14:57,938 --> 00:14:59,690 (達磨)“青い炎のさなか—” 295 00:14:59,815 --> 00:15:03,944 “私は明陀宗の座主が継ぐ すべての秘密を知った” 296 00:15:04,361 --> 00:15:06,947 し 死んだらあかん! おとん! 297 00:15:07,323 --> 00:15:08,490 ぐわっ! 298 00:15:09,742 --> 00:15:10,868 なっ… 299 00:15:11,660 --> 00:15:15,789 (伽樓羅)我は伽樓羅という名で 明王陀羅尼の座主に仕えし者 300 00:15:16,290 --> 00:15:19,084 お前は父祖 不角の子孫か? 301 00:15:19,209 --> 00:15:21,211 血の証しを示せ 302 00:15:21,337 --> 00:15:23,756 わ… 我は勝呂達磨! 303 00:15:23,881 --> 00:15:25,883 くっ… 不角の子孫や! 304 00:15:27,635 --> 00:15:30,554 (伽樓羅) 確かに お前は不角の血の者 305 00:15:30,888 --> 00:15:34,767 では これから 勝呂達磨 お前に仕えよう 306 00:15:35,643 --> 00:15:36,894 (達磨)まさか 代々— 307 00:15:37,019 --> 00:15:40,397 座主が伽樓羅を 使役しとったなんて 一体… 308 00:15:40,522 --> 00:15:41,690 何と引き換えに? 309 00:15:42,149 --> 00:15:44,485 我が求めるのは“秘密” 310 00:15:44,610 --> 00:15:48,906 我の存在 我が何のために お前に使役されるのか— 311 00:15:48,989 --> 00:15:52,576 そのすべての真(まこと)を封印し 秘密にする 312 00:15:52,701 --> 00:15:54,161 それが代価か 313 00:15:54,286 --> 00:15:55,371 (伽樓羅)正確には— 314 00:15:56,121 --> 00:15:58,082 我は秘密にすることで 生まれる— 315 00:15:58,207 --> 00:16:01,126 ウソや疑心のような 芥(あくた)を食らうのだ 316 00:16:01,669 --> 00:16:03,671 その秘密と引き換えに— 317 00:16:03,796 --> 00:16:06,799 かの敵を封じる火を 貸すことになっている 318 00:16:06,924 --> 00:16:07,758 かの敵とは? 319 00:16:08,384 --> 00:16:09,802 (伽樓羅)不浄王 (達磨)えっ! 320 00:16:10,469 --> 00:16:14,515 (伽樓羅)この御堂(みどう)の地下に眠る 150年前の討ち損ねだ 321 00:16:14,765 --> 00:16:15,599 (達磨)あ… 322 00:16:15,724 --> 00:16:16,725 (達磨)伽樓羅よ 323 00:16:16,809 --> 00:16:20,479 今こそ 私に力を貸してくれ! 324 00:16:21,730 --> 00:16:22,564 おっさま! 325 00:16:23,065 --> 00:16:26,276 (伽樓羅)そういう契約だ どんな要求にも応えよう 326 00:16:26,777 --> 00:16:27,653 伽樓羅… 327 00:16:28,278 --> 00:16:30,489 朱雀(すざく)やフェニックスと呼ぶべきか 328 00:16:30,614 --> 00:16:33,033 実にすばらしい使い魔を お持ちだ 329 00:16:33,367 --> 00:16:36,245 (達磨)悪魔め! 何の目的か知らへんけど— 330 00:16:36,370 --> 00:16:39,581 不浄王は そんな なまやさしいもんやない! 331 00:16:39,707 --> 00:16:42,251 右目と左目 置いて 退散せえ! 332 00:16:42,626 --> 00:16:44,753 そういうわけにはいかない 333 00:16:44,837 --> 00:16:48,966 私は ここ数年 この瞬間のために 生きてきたのでね 334 00:16:50,634 --> 00:16:53,262 伽樓羅焔(えん)火食(かしょく)の印(いん)! 335 00:16:56,682 --> 00:16:58,392 何ちゅう身体能力や 336 00:16:58,517 --> 00:17:01,937 (伽樓羅)悪魔に憑依された人間は 大体 ああなる 337 00:17:02,521 --> 00:17:05,941 ほんなら… 伽樓羅焔 火粉(かふん)の印! 338 00:17:06,066 --> 00:17:07,818 (藤堂)ぐ… ぐああっ! 339 00:17:08,235 --> 00:17:10,404 か… 回復が追いつかない 340 00:17:10,988 --> 00:17:13,073 これが伽樓羅の力か! 341 00:17:13,907 --> 00:17:14,825 ぐっ! 342 00:17:14,908 --> 00:17:16,076 (蝮)うあっ… (達磨)蝮! 343 00:17:18,245 --> 00:17:20,831 (藤堂)では 奥の手に出よう 344 00:17:22,416 --> 00:17:24,376 あかん! ぬうっ! 345 00:17:24,793 --> 00:17:27,713 (藤堂)うっ! ぐうっ ふっ… 346 00:17:27,796 --> 00:17:30,591 (蝮)ハア ハア… (達磨)蝮 しっかりせえ! 347 00:17:30,716 --> 00:17:31,550 (蝮)うう… 348 00:17:31,967 --> 00:17:34,511 (達磨) 私に ようつかまっとくんや! 349 00:17:34,970 --> 00:17:37,264 不浄王が復活する! 350 00:17:42,019 --> 00:17:45,189 (柔造) 降魔堂 ここで一体 何が… 351 00:17:45,522 --> 00:17:47,399 (地響き) (柔造)あっ… なっ!? 352 00:17:48,650 --> 00:17:49,735 あっ… 353 00:17:50,819 --> 00:17:51,820 うっ… 354 00:17:52,071 --> 00:17:53,655 これは!? あっ… 355 00:17:55,699 --> 00:17:58,285 (柔造)おっさま! 蝮も… (達磨)柔造か 356 00:17:58,619 --> 00:17:59,620 (柔造)あ… うっ! 357 00:18:03,290 --> 00:18:03,999 うっ… 358 00:18:04,124 --> 00:18:06,668 (達磨)柔造! そのしぶきに気いつけえ! 359 00:18:07,711 --> 00:18:09,338 (柔造)くっ… ふっ! 360 00:18:14,551 --> 00:18:15,594 何や あれは!? 361 00:18:15,719 --> 00:18:17,471 (達磨)柔造 ええとこ来た 362 00:18:18,305 --> 00:18:20,808 八百造の機転やな 助かったわ 363 00:18:20,933 --> 00:18:23,477 ここは ええから 蝮 連れて出張所に— 364 00:18:23,602 --> 00:18:25,395 助け呼びに行ってくれへんか 365 00:18:25,479 --> 00:18:28,232 はい! あのバケモン 一体 何なんです!? 366 00:18:28,565 --> 00:18:30,818 それは蝮が知っとる 367 00:18:30,943 --> 00:18:34,363 不浄王の右目を 体に入れたせいで重傷や 368 00:18:34,488 --> 00:18:38,575 お前 蝮を私の代わりに 父さんとこに帰したってえや 369 00:18:38,659 --> 00:18:39,493 (柔造)おっさまは!? 370 00:18:39,618 --> 00:18:41,787 (達磨)私は ここで あいつを食い止める 371 00:18:42,496 --> 00:18:43,622 蝮 372 00:18:43,747 --> 00:18:44,998 おっさま… 373 00:18:45,124 --> 00:18:48,961 お前が みんなに すべてを話すんや 頼むで 374 00:18:49,086 --> 00:18:50,838 分かりました 375 00:18:52,089 --> 00:18:54,383 (蝮)おっさま! (達磨)はよ行け! 376 00:18:55,008 --> 00:18:57,261 行くで 蝮 おぶされ 377 00:18:59,763 --> 00:19:01,223 (蝮)おっさま… 378 00:19:03,350 --> 00:19:05,769 (伽樓羅) 我の秘密は明るみに出た 379 00:19:05,894 --> 00:19:09,398 明陀宗の座主に仕える契約は 今日で しまいだ 380 00:19:09,481 --> 00:19:13,485 まだ 私個人と交わした 別の契約が残っとるやろ 381 00:19:13,610 --> 00:19:17,573 不浄王が成長し 瘴気をまき散らす前に せめて— 382 00:19:17,656 --> 00:19:20,784 浄火封(じょうかふう)の印で 足止めだけでもせなあかん! 383 00:19:21,160 --> 00:19:23,996 (伽樓羅) 浄火封の印は大量の力を使うぞ 384 00:19:24,538 --> 00:19:25,956 却波焔(ごうはえん)を使う 385 00:19:26,206 --> 00:19:29,918 不浄王を倒すために練ってきた 却波焔のはずだが? 386 00:19:30,043 --> 00:19:33,714 今 使えば不浄王を倒す機会を 永久に失うぞ 387 00:19:34,464 --> 00:19:36,425 もう やるしかないんや 388 00:19:36,800 --> 00:19:37,759 いくぞ! 389 00:19:37,885 --> 00:19:41,471 ノウマクサンマンダ ボダナン アハラティカタ シャサナナン 390 00:19:41,597 --> 00:19:45,392 ハノウギャノウギャ! ギャギャギャキギャキ… 391 00:19:45,475 --> 00:19:48,270 却波焔 浄火封の印! 392 00:19:49,396 --> 00:19:50,981 ハア ハア… 393 00:19:51,106 --> 00:19:54,193 よし ひとまず足は封じ… くっ 394 00:19:55,110 --> 00:20:00,199 くっ こ… これは しんどいなあ ハア ハア… 395 00:20:00,324 --> 00:20:01,658 (伽樓羅)だから忠告したのだ 396 00:20:01,783 --> 00:20:03,660 (達磨)うう… なあに… 397 00:20:03,744 --> 00:20:05,329 まだ死んでへんし— 398 00:20:05,454 --> 00:20:09,166 生きとったら 方法は いくらでもあ… 399 00:20:09,917 --> 00:20:10,751 がっ… 400 00:20:10,876 --> 00:20:12,085 (達磨)なっ… 401 00:20:13,128 --> 00:20:14,421 (藤堂)やれやれ 402 00:20:15,047 --> 00:20:18,800 宝生君には 本当に 申し訳ないことをしてしまった 403 00:20:19,343 --> 00:20:21,303 何せ あなたは謎の人物 404 00:20:21,887 --> 00:20:26,308 めったに人前に姿を現さず 所在をつかませない 405 00:20:26,433 --> 00:20:31,063 あなたを表舞台に引きずり出すには どうすればいいか考えたあげく— 406 00:20:31,188 --> 00:20:34,733 不浄王を復活させるしかないと 思い当たってね 407 00:20:35,025 --> 00:20:38,779 伽樓羅によって不浄王を 封印している確信があった 408 00:20:38,904 --> 00:20:43,242 しかし この日を迎えるために 数年を費やしてしまったよ 409 00:20:43,367 --> 00:20:46,745 私の目的はあなただ 勝呂達磨 410 00:20:46,870 --> 00:20:48,330 いや 正確には— 411 00:20:48,455 --> 00:20:49,998 あなたの使い魔 …と言ったほうが正確かな? 412 00:20:49,998 --> 00:20:51,166 あなたの使い魔 …と言ったほうが正確かな? 413 00:20:49,998 --> 00:20:51,166 {\an8}(伽樓羅)あっ… 414 00:20:51,166 --> 00:20:52,334 あなたの使い魔 …と言ったほうが正確かな? 415 00:20:52,459 --> 00:20:53,335 (伽樓羅)達磨! 416 00:20:56,088 --> 00:20:58,257 (達磨)伽樓羅を食うてる!? 417 00:20:58,507 --> 00:21:01,301 一体 こいつは何もん… 418 00:21:03,637 --> 00:21:04,471 (達磨)う… 419 00:21:05,347 --> 00:21:07,266 (藤堂)くっ うう… 420 00:21:07,933 --> 00:21:09,893 フッハハ… 421 00:21:10,978 --> 00:21:13,230 想像以上の力だ 422 00:21:13,522 --> 00:21:17,442 (達磨)伽樓羅を無理やり 自分の体に憑依させおった 423 00:21:17,526 --> 00:21:20,320 人間から悪魔に 干渉するやなんて… 424 00:21:20,445 --> 00:21:23,407 そんな人間が… ありえへん! 425 00:21:23,532 --> 00:21:27,244 (藤堂)おや? ずいぶんと 若返ったような気がするが— 426 00:21:27,369 --> 00:21:30,872 これは伽樓羅の力を得た オプションのようなものかな? 427 00:21:30,998 --> 00:21:34,710 ぐっ… 腹の中で 暴れ回っているな 428 00:21:35,085 --> 00:21:36,003 {\an8}フフフ… 429 00:21:36,128 --> 00:21:39,881 {\an8}まだ私の器には 収まりきらないようだ 430 00:21:40,007 --> 00:21:42,926 {\an8}だが じき なじむだろう 431 00:21:43,218 --> 00:21:46,221 これでまた一歩 目的に近づける 432 00:21:46,346 --> 00:21:49,057 ありがとう 勝呂達磨 433 00:21:49,182 --> 00:21:52,936 (達磨)う… ま… 待てえ 434 00:21:53,061 --> 00:21:56,898 (達磨) “どうか… どうか 奥村(おくむら)君—” 435 00:21:57,482 --> 00:22:01,361 “降魔剣を使って 不浄王を倒してほしい” 436 00:22:01,486 --> 00:22:03,989 “理不尽で無謀な お願いであることは—” 437 00:22:04,114 --> 00:22:05,866 “承知の上です” 438 00:22:05,991 --> 00:22:09,244 “しかし もし… もし君が…” 439 00:22:09,369 --> 00:22:11,788 (雪男)“お父さんのような ほんの小さな慈悲の心を—” 440 00:22:11,913 --> 00:22:13,832 “向けてくれるなら—” 441 00:22:14,374 --> 00:22:16,543 “私は それにすがりたい” 442 00:22:16,668 --> 00:22:19,921 “ここまで読んでくれて ありがとう 勝呂達磨” 443 00:22:26,011 --> 00:22:32,017 ♪〜 444 00:23:48,885 --> 00:23:54,891 〜♪ 445 00:24:05,527 --> 00:24:07,779 (雪男)兄さん いいから剣を返すんだ 446 00:24:07,904 --> 00:24:10,949 (シュラ)こいつの炎は 今まで悪魔に有効だった 447 00:24:11,533 --> 00:24:12,909 試す価値はある 448 00:24:12,993 --> 00:24:15,162 (蝮)不浄王を倒してほしい 449 00:24:15,245 --> 00:24:18,665 (メフィスト)グレゴリ以下 査問委員会 賛成多数により— 450 00:24:18,790 --> 00:24:21,835 奥村 燐の処刑が決定しました 451 00:24:21,960 --> 00:24:25,255 (燐)ジジイ どうして俺を…