1 00:00:06,799 --> 00:00:09,802 (リリアーナ)せめて女の子の扱いを~! (愛子)うん!? 2 00:00:09,802 --> 00:00:12,805 (リリアーナ)ううっ… ああ~! (驚く声) 3 00:00:12,805 --> 00:00:15,516 ううぅ…。 (愛子)何事でしょうか? 4 00:00:15,516 --> 00:00:18,519 リリアーナさん 大丈夫ですか!? 5 00:00:18,519 --> 00:00:21,188 だ… 大丈夫ですよ。 6 00:00:21,188 --> 00:00:24,817 投げ帰される王女って なんなのでしょう…。 7 00:00:24,817 --> 00:00:28,821 (優花)えっと リリィ。 とりあえず おかえり? 8 00:00:28,821 --> 00:00:33,033 あっ 優花さん。 それに皆さんも。 9 00:00:33,033 --> 00:00:36,203 リリアーナ ただいま戻りました。 10 00:00:38,205 --> 00:00:40,207 ふう。 11 00:00:40,207 --> 00:00:43,210 (優花)いろいろ 大変だったみたいだけど 12 00:00:43,210 --> 00:00:47,047 リリィ あんまり 南雲に染められちゃダメよ。 13 00:00:47,047 --> 00:00:51,218 そ… そんな… 南雲さんに染められるなんて 14 00:00:51,218 --> 00:00:53,846 まだ そんな関係では…。 15 00:00:53,846 --> 00:00:57,558 まだ? あっ… いえ 別に何も。 16 00:00:57,558 --> 00:01:01,854 あの リリアーナさん? 南雲くんと何かありました? 17 00:01:01,854 --> 00:01:05,232 なっ ななな… 何かって なんでござりまするか? 18 00:01:05,232 --> 00:01:08,569 (優花)リリィ。 口調 乱れてるんだけど? 19 00:01:08,569 --> 00:01:13,240 ご… 誤解しないでください。 本当に何もありませんよ。 20 00:01:13,240 --> 00:01:17,411 だいたい あの人は 私の扱いが雑すぎるんです。 21 00:01:17,411 --> 00:01:19,705 ま… まあ 確かに。 22 00:01:19,705 --> 00:01:21,707 うん? (立ち上がる音) 23 00:01:21,707 --> 00:01:25,252 まったくひどい人なんです。 私が困るとわかっていて 24 00:01:25,252 --> 00:01:29,423 次々に騒動を起こすし なのに 事情は説明してくれませんし! 25 00:01:29,423 --> 00:01:32,259 (優花)落ち着いて リリィ。 暴行されそうになったとき 26 00:01:32,259 --> 00:01:34,887 助けてくださったのは 感謝してますよ。 27 00:01:34,887 --> 00:01:38,599 でも 私のあられもない姿を 見ておきながら 28 00:01:38,599 --> 00:01:43,270 特に気にした様子もないなんて どういうことですか! 29 00:01:43,270 --> 00:01:46,106 (愛子)えっ? 待ってください…。 まあ それでも 30 00:01:46,106 --> 00:01:48,901 代わりのドレスを似合ってると 言ってくださったのは 31 00:01:48,901 --> 00:01:53,113 うれしかったですけど。 一緒に踊っていただけましたし。 32 00:01:53,113 --> 00:01:56,742 でも でもですよ! 助けた理由は 33 00:01:56,742 --> 00:01:59,912 香織が気にするからって なんですか! 34 00:01:59,912 --> 00:02:03,123 うぅ… う~っ! 35 00:02:03,123 --> 00:02:07,920 ここは リリィのためで いいじゃないですか! 36 00:03:43,223 --> 00:03:51,357 ♪~ 37 00:03:51,357 --> 00:03:53,359 (ハジメ)んっ…。 38 00:03:53,359 --> 00:03:57,905 カム 何が起こるか わからないから ハウリアたちは離れておけ。 39 00:03:57,905 --> 00:04:01,075 (カム)了解です ボス。 ご武運を。 40 00:04:01,075 --> 00:04:10,542 ♪~ 41 00:04:10,542 --> 00:04:13,253 (一同)あっ…。 42 00:04:13,253 --> 00:04:16,382 (ユエ)「四つの証。 再生の力。 43 00:04:16,382 --> 00:04:18,759 紡がれた絆の道標。 44 00:04:18,759 --> 00:04:20,761 すべてを有する者に 45 00:04:20,761 --> 00:04:24,390 新たな試練の道は 開かれるだろう」。 46 00:04:24,390 --> 00:04:31,105 前と同じだな。 使う証は… 神山以外のでいいか。 47 00:04:31,105 --> 00:04:42,574 ♪~ 48 00:04:42,574 --> 00:04:44,576 (一同)ああ…。 49 00:04:44,576 --> 00:04:47,413 (ティオ)うむ? 大樹にも紋様が出たのじゃ。 50 00:04:47,413 --> 00:04:50,791 (ユエ)んっ。 次は 再生の力? 51 00:04:50,791 --> 00:05:00,300 ♪~ 52 00:05:00,300 --> 00:05:02,302 (地面が揺れる音) 53 00:05:02,302 --> 00:05:04,596 (一同)ああっ…。 54 00:05:10,978 --> 00:05:14,815 (シア)あっ 葉っぱが…。 55 00:05:14,815 --> 00:05:29,621 ♪~ 56 00:05:29,621 --> 00:05:31,623 (ユエ)んっ。 うん。 57 00:05:39,339 --> 00:05:42,342 うっ…。 58 00:05:42,342 --> 00:05:44,845 んっ… ここは…。 59 00:05:47,473 --> 00:05:49,475 (光輝)ああ… あっ! 60 00:05:49,475 --> 00:05:51,477 みんな 無事か? 61 00:05:51,477 --> 00:05:55,481 南雲 ここが本当の 大迷宮なんだよな? 62 00:05:55,481 --> 00:05:57,858 どっちに向かえばいいんだ? 63 00:05:57,858 --> 00:06:01,487 んっ… とりあえず探すしかないな。 64 00:06:01,487 --> 00:06:05,032 そうか。 俺が先頭を行く。 65 00:06:05,032 --> 00:06:08,035 何か気付いたら教えてくれ。 66 00:06:14,041 --> 00:06:17,669 (シア)ハジメさん? どうし…。 (3人)んっ!? 67 00:06:17,669 --> 00:06:20,881 んっ!? ご主人様!? いきなり何しやがる!? 68 00:06:22,883 --> 00:06:25,677 南雲! 69 00:06:25,677 --> 00:06:28,514 ハジメ? どうして…。 70 00:06:28,514 --> 00:06:31,892 聞いたことだけ答えろ まがい物。 71 00:06:31,892 --> 00:06:33,894 (香織)ハ… ハジメくん!? 72 00:06:33,894 --> 00:06:36,396 (雫)な… 何やってるの! 南雲くん! 73 00:06:36,396 --> 00:06:41,068 (ハジメ)お前はなんだ? 本物のユエは どこにいる? 74 00:06:41,068 --> 00:06:43,904 そうか…。 (銃声) 75 00:06:45,906 --> 00:06:51,703 答える気はないか。 いや 答える 機能を持っていないのか…。 76 00:06:51,703 --> 00:06:54,081 なら もういい。 死ね。 77 00:06:54,081 --> 00:06:56,416 (鈴)ひいっ!? (銃声) 78 00:07:00,254 --> 00:07:02,256 (銃声) 79 00:07:04,550 --> 00:07:08,929 チッ さすが大迷宮だ。 いきなりやってくれる。 80 00:07:08,929 --> 00:07:11,932 ハジメさん ユエさんとティオさんは…。 81 00:07:11,932 --> 00:07:16,103 転移の際 別の場所に 飛ばされたんだろうな。 82 00:07:16,103 --> 00:07:18,564 (雫)それにしても よくわかったわね。 83 00:07:18,564 --> 00:07:21,567 (鈴)だよね。 どうやって気が付いたの? 84 00:07:21,567 --> 00:07:23,735 どうって言われてもな。 85 00:07:23,735 --> 00:07:26,446 見た瞬間 わかったとしか 言いようがない。 86 00:07:26,446 --> 00:07:29,575 目の前のコイツは 「俺のユエ」じゃないって。 87 00:07:29,575 --> 00:07:31,577 (3人)あぁ…。 88 00:07:34,580 --> 00:07:36,957 うん? (羽音) 89 00:07:36,957 --> 00:07:42,129 魔物か! 南雲 俺たちが戦う! 手を出さないでくれ! 90 00:07:42,129 --> 00:07:44,464 まあ 初戦だしな。 91 00:07:44,464 --> 00:07:47,467 皆さ~ん 気をつけてくださ~い! 92 00:07:47,467 --> 00:07:50,137 (香織)雫ちゃん 鈴ちゃん 頑張って! 93 00:07:52,139 --> 00:07:54,975 (鈴)んっ…。 (羽音) 94 00:07:54,975 --> 00:07:59,771 (羽音) 95 00:07:59,771 --> 00:08:04,484 ひいっ! キモい! 鈴 しっかりするんだ! はあ~! 96 00:08:04,484 --> 00:08:08,155 うっ! 鈴! 97 00:08:08,155 --> 00:08:12,784 うう… 光絶! 98 00:08:12,784 --> 00:08:14,995 天翔閃! 99 00:08:16,997 --> 00:08:19,499 なっ!? 100 00:08:19,499 --> 00:08:23,503 光絶 光絶 光絶! 101 00:08:23,503 --> 00:08:28,175 あぁ… クソッ コイツら まるで 魔人族の魔物みたいだ。 102 00:08:28,175 --> 00:08:35,182 いや 逆だろ。 連中の魔物が 大迷宮の魔物に近いんだ。 103 00:08:35,182 --> 00:08:37,351 (銃声) 104 00:08:37,351 --> 00:08:41,188 回避なんざ関係ねえですぅ! 105 00:08:46,026 --> 00:08:49,655 う~ん なんかコツがわかった気がする! 106 00:08:49,655 --> 00:08:51,657 クッ。 (ハジメ)天之河。 あっ…。 107 00:08:51,657 --> 00:08:53,659 な… なんだ? 108 00:08:53,659 --> 00:08:58,038 今は お前の幼なじみを 捜し出すことだけ考えておけ。 109 00:08:58,038 --> 00:09:02,376 言われなくてもわかってる。 そんなこと! クッ…! 110 00:09:02,376 --> 00:09:04,836 うあっ! 111 00:09:04,836 --> 00:09:09,216 ウッ… アッ… ハァ ハァ…。 112 00:09:09,216 --> 00:09:11,677 んっ? (葉ずれの音) 113 00:09:11,677 --> 00:09:14,554 (光輝)今度はなんだ… 何が来る!? 114 00:09:20,560 --> 00:09:22,562 グギャッ! 115 00:09:22,562 --> 00:09:26,566 何もさせない! はあっ! 116 00:09:26,566 --> 00:09:29,403 キーック。 ウッ!? 117 00:09:29,403 --> 00:09:32,072 ちょっと南雲くん! 光輝はただ 118 00:09:32,072 --> 00:09:34,574 魔物を 倒そうとしただけじゃない! 119 00:09:34,574 --> 00:09:39,246 クッ… 南雲 どういうつもりだ! なぜ…。 120 00:09:39,246 --> 00:09:41,873 (ハジメ)魔物じゃない。 あっ…。 121 00:09:48,588 --> 00:09:50,590 ハジメさん? 122 00:09:50,590 --> 00:09:52,718 ユエ だよな? 123 00:09:52,718 --> 00:09:55,095 グギャ! (3人)えっ!? 124 00:09:55,095 --> 00:09:57,097 グギャ! グギャ~! 125 00:09:57,097 --> 00:10:00,600 私には 魔物にしか見えないのですが…。 126 00:10:00,600 --> 00:10:02,602 (香織)本当に ユエなの? 127 00:10:02,602 --> 00:10:04,730 グギャ グゴゴ ギャアギャ! 128 00:10:04,730 --> 00:10:07,607 んっ? ん~。 転移したあと 129 00:10:07,607 --> 00:10:11,611 気が付けば その姿に 変えられていたって? グギャ! 130 00:10:11,611 --> 00:10:15,907 なるほど。 肉体そのものが 変質したってところか…。 131 00:10:15,907 --> 00:10:21,121 グギャ ギャギャ グギ! そうか。 装備も失ったのか。 132 00:10:21,121 --> 00:10:23,123 ググッ ゴガゴガ。 133 00:10:23,123 --> 00:10:29,296 魔法も使えないと。 でも これ以上 変質するような感覚もないか。 134 00:10:29,296 --> 00:10:31,298 ギギギ ガッ! 135 00:10:31,298 --> 00:10:35,927 まあ 大丈夫だろ。 これも おそらく試練の一つだろうしな。 136 00:10:35,927 --> 00:10:39,473 元に戻る方法は 必ずある。 137 00:10:39,473 --> 00:10:42,476 そういうことだ。 それじゃあ 香織 138 00:10:42,476 --> 00:10:45,645 とりあえず再生魔法を かけてみてくれるか? 139 00:10:45,645 --> 00:10:49,149 いやいや 待て待て。 違う違う 南雲くん。 140 00:10:49,149 --> 00:10:52,778 なんで意思疎通できるの? いや なんでも何も…。 141 00:10:52,778 --> 00:10:55,489 あのきれいな目を見れば わかるだろ? 142 00:10:55,489 --> 00:10:57,491 (2人)ああ…。 143 00:10:59,493 --> 00:11:04,498 (香織)ああ… 再生魔法が効かないなんて…。 144 00:11:04,498 --> 00:11:10,962 ユエ これ持ってみ。 ンン…。 145 00:11:10,962 --> 00:11:14,174 《ユエ:ハジメ? ハジメ 聞こえる?》 146 00:11:14,174 --> 00:11:16,343 ああ 聞こえるぞ。 147 00:11:16,343 --> 00:11:19,679 《んっ。 ハジメなら 気が付いてくれると思ってた》 148 00:11:19,679 --> 00:11:22,808 当然だろ。 ずっと見てきたんだから 149 00:11:22,808 --> 00:11:27,813 わかるに決まってる。 《んっ。 うれしい。 大好き。 150 00:11:27,813 --> 00:11:33,360 こんな姿にされても 愛されていてごめんなさい》 151 00:11:33,360 --> 00:11:35,695 なっ!? んん…。 152 00:11:35,695 --> 00:11:38,698 (ゴブリンたちの声) 153 00:11:38,698 --> 00:11:40,700 うん? 154 00:11:42,702 --> 00:11:44,704 ぶひぃ!? 155 00:11:44,704 --> 00:11:50,001 ハジメさん 今度は私にもわかります。 あれがティオさんだって…。 156 00:11:52,003 --> 00:11:54,381 う~ん…。 157 00:11:54,381 --> 00:11:57,551 《ティオ:ご主人様よ 戦闘での成果は 158 00:11:57,551 --> 00:12:00,846 あまり意識せんでもよいのでは ないかと思うのじゃ》 159 00:12:00,846 --> 00:12:05,392 んっ? どういうことだ? 大迷宮のコンセプトのことか? 160 00:12:05,392 --> 00:12:09,563 《おそらくじゃが ハルツィナは 絆を試しておるんじゃろ》 161 00:12:09,563 --> 00:12:15,402 絆… そういえば 入り口の 石版にも その言葉はあったな。 162 00:12:15,402 --> 00:12:19,865 《そうじゃ。 あれは攻略において 絆を試すという 163 00:12:19,865 --> 00:12:23,869 意味でもあったのでは なかろうか》 んっ…。 164 00:12:23,869 --> 00:12:26,580 《仲間の偽物を見抜くこと。 165 00:12:26,580 --> 00:12:29,749 変わり果てた仲間を 受け入れること。 166 00:12:29,749 --> 00:12:34,045 まさに紡がれた絆が 試されているように思うがの》 167 00:12:34,045 --> 00:12:40,594 だとすれば もう俺が片づけても 問題ないかもしれないな。 168 00:12:44,264 --> 00:12:46,600 はぁ…。 169 00:12:46,600 --> 00:12:48,602 うん? 170 00:12:48,602 --> 00:12:52,606 どうやら また転移だな…。 171 00:12:52,606 --> 00:13:00,614 ♪~ 172 00:13:00,614 --> 00:13:02,782 グギャッ! 《ユエ:ハジメ》 173 00:13:02,782 --> 00:13:04,784 《ティオ:ご… ご主人様! 174 00:13:04,784 --> 00:13:07,913 優しくされると 反応に困るのじゃ~》 175 00:13:07,913 --> 00:13:11,291 お二人だけ ずるいですぅ! ずるいよ! 176 00:13:11,291 --> 00:13:13,293 (香織/シア)ンッ! 177 00:13:17,964 --> 00:13:22,302 (アラーム) 178 00:13:22,302 --> 00:13:25,138 (ハジメ)うう…。 (アラーム) 179 00:13:25,138 --> 00:13:30,143 ああ…。 (母)ハジメ! さっさと起きなさい! 180 00:13:30,143 --> 00:13:34,606 やっぱりダメね~。 もうホントに毎朝毎朝ごめんね。 181 00:13:34,606 --> 00:13:37,317 今日もお願いできる? 182 00:13:39,444 --> 00:13:42,155 (足音) 183 00:13:42,155 --> 00:13:48,828 起きて ハジメ。 起きないと… 襲う。 性的に。 184 00:13:48,828 --> 00:13:53,166 うん 今 起きるから…。 185 00:13:53,166 --> 00:13:57,170 んっ… おはよう ユエ。 186 00:13:57,170 --> 00:14:00,340 んっ。 おはよう ハジメ。 187 00:14:04,010 --> 00:14:07,639 また 夜更かし? (あくび) 188 00:14:07,639 --> 00:14:11,851 うん まあ。 寝不足ダメ。 189 00:14:11,851 --> 00:14:14,854 アハハ 気をつけるよ。 190 00:14:14,854 --> 00:14:16,856 んっ。 191 00:14:16,856 --> 00:14:19,359 (シア)ハジメさ~ん ユエさ~ん! 192 00:14:19,359 --> 00:14:22,487 エヘヘ… おはようございますぅ! 193 00:14:22,487 --> 00:14:25,031 んっ おはよう シア。 194 00:14:25,031 --> 00:14:29,369 シ… シアさん! 挨拶するたびに 抱きつかないでって 195 00:14:29,369 --> 00:14:32,497 いつも言ってるでしょ! ちょっ ちょっ…。 196 00:14:32,497 --> 00:14:37,502 そんなぁ~。 私から幸せを 奪おうなんて ひどいですよぉ! 197 00:14:37,502 --> 00:14:42,048 とにかく離れて! ユエの瞳から 光が消えかかってるから。 198 00:14:42,048 --> 00:14:46,886 《まったく。 女の子二人同時に 好意を持たれるなんて…。 199 00:14:46,886 --> 00:14:52,392 あれ? そういえば ユエと出会ったのは どこだっけ? 200 00:14:52,392 --> 00:14:56,062 シアも あんなカチューシャを つけてたっけ?》 201 00:14:56,062 --> 00:14:59,399 朝から難しい顔して どうしました? 202 00:14:59,399 --> 00:15:03,236 そろそろ教室に行かないと 予鈴が鳴りますよ? 203 00:15:03,236 --> 00:15:06,406 んっ また先生に説教される。 204 00:15:06,406 --> 00:15:12,912 《教室? 予鈴? 先生? なんだ この変な感じ。 205 00:15:12,912 --> 00:15:17,083 何もおかしなことは 言ってないはず… だよね? 206 00:15:17,083 --> 00:15:21,254 いや 言葉自体じゃなくて 二人が口にしたから?》 207 00:15:24,090 --> 00:15:27,927 《んっ? なんだろう? 懐かしい? 208 00:15:27,927 --> 00:15:30,263 なんで そんなこと感じるんだろう?》 209 00:15:30,263 --> 00:15:32,432 (香織)ハジメくん おはよう! 210 00:15:32,432 --> 00:15:35,727 今日もギリギリだね。 もっと早く来ようよ。 211 00:15:35,727 --> 00:15:41,274 《今の言葉 どこかで… クソッ なんなんだ? 212 00:15:41,274 --> 00:15:44,110 なんで こんなに懐かしいなんて 思うんだ? 213 00:15:44,110 --> 00:15:47,572 いつものことなのに… 今日は なんか変だ》 214 00:15:47,572 --> 00:15:50,742 ハジメくん どうして無視するの? あっ…。 215 00:15:50,742 --> 00:15:53,745 私 何か 怒らせるようなことしたかな? 216 00:15:53,745 --> 00:15:57,957 あっ… いや ごめん ちょっと考え事していて。 217 00:15:57,957 --> 00:16:01,961 おはよう 白崎さん。 そっか。 よかったぁ。 218 00:16:01,961 --> 00:16:05,298 それと 私のことは 香織って呼んでほしいって 219 00:16:05,298 --> 00:16:10,136 いつも言ってるよね? えっ あっ その か… かお…。 220 00:16:10,136 --> 00:16:12,597 ハジメを困らせないで。 221 00:16:12,597 --> 00:16:15,767 出たね ユエ。 222 00:16:15,767 --> 00:16:18,478 一応 おはよ。 223 00:16:18,478 --> 00:16:22,482 んっ。 一応 おはよう。 香織。 224 00:16:22,482 --> 00:16:25,151 えっ… あぁ…。 225 00:16:25,151 --> 00:16:28,988 (ティオ)うっ わ~お。 226 00:16:28,988 --> 00:16:30,990 んっ! 227 00:16:30,990 --> 00:16:34,786 チッ さっさと 懲戒免職になればいいものを。 228 00:16:34,786 --> 00:16:38,164 わっ!? おっ おお…。 229 00:16:38,164 --> 00:16:40,792 あっ い… いい…。 230 00:16:40,792 --> 00:16:44,629 《あれ? 今の すごくしっくりきたな…》 231 00:16:47,006 --> 00:16:50,510 今日も レミアが戻るまで預かるの? うん。 232 00:16:50,510 --> 00:16:52,512 (ミュウ)おにいちゃん! 233 00:16:52,512 --> 00:16:55,640 シアおねえちゃんと ユエおねえちゃんも! 234 00:16:55,640 --> 00:16:57,642 ンッ! 235 00:16:57,642 --> 00:17:01,813 ミュウ 飛び込んじゃダメだよ。 危ないよ? 236 00:17:01,813 --> 00:17:03,815 アハハッ。 237 00:17:06,025 --> 00:17:08,027 ああ…。 238 00:17:08,027 --> 00:17:11,823 もう おにいちゃん! ミュウのお話 聞いてるの!? 239 00:17:11,823 --> 00:17:16,661 えっ? ああ… ごめん ごめん。 ちょっと ぼ~っとしてたよ。 240 00:17:16,661 --> 00:17:18,663 キャ~ッ! (男たちの笑い声) 241 00:17:18,663 --> 00:17:22,208 あらら? ハジメさん 何か聞こえますよ? 242 00:17:22,208 --> 00:17:24,210 えっ? 何? 243 00:17:24,210 --> 00:17:27,380 (男たちの笑い声) 244 00:17:27,380 --> 00:17:30,550 (男)いいじゃねえかよ…。 245 00:17:30,550 --> 00:17:32,677 ハッ! 246 00:17:32,677 --> 00:17:34,846 ふんっ。 247 00:17:34,846 --> 00:17:36,848 (笑い声) 248 00:17:36,848 --> 00:17:39,851 あぁ…。 あっ…。 249 00:17:39,851 --> 00:17:42,687 ふんっ! ぐあっ! はあ~っ! 250 00:17:42,687 --> 00:17:47,692 《ああ そうだった。 シアなら問題ないよね》 251 00:17:47,692 --> 00:17:51,237 シアおねえちゃん つよ~い! かっこいい! 252 00:17:51,237 --> 00:17:54,073 ふっふふ~。 大きくなったら 253 00:17:54,073 --> 00:17:57,577 格闘戦のなんたるかを 教えてあげますからね! 254 00:17:57,577 --> 00:18:00,705 んっ。 私もいろいろ教えてあげる。 255 00:18:00,705 --> 00:18:03,249 わ~いなの! エヘヘ わ~い わ~い! 256 00:18:03,249 --> 00:18:06,878 あんまり変なこと教えないでよ。 257 00:18:06,878 --> 00:18:08,880 んっ…。 258 00:18:08,880 --> 00:18:12,425 《さっき 僕は何を探してた?》 259 00:18:12,425 --> 00:18:16,596 ((目を… さ… ま…)) ハッ!? 260 00:18:18,598 --> 00:18:20,600 んっ…。 261 00:18:20,600 --> 00:18:23,895 《何が不満だっていうんだよ 僕は》 262 00:18:23,895 --> 00:18:29,734 (ユエ)ハジメ? んっ? ユエ? 入って大丈夫だよ。 263 00:18:41,287 --> 00:18:44,916 《全力で僕を愛してくれている 彼女がいる。 264 00:18:44,916 --> 00:18:48,127 ふだんの生活だって 満ち足りている。 265 00:18:48,127 --> 00:18:52,632 誰だよ… 僕の中で叫んでいるお前は誰だ》 266 00:18:52,632 --> 00:18:55,760 (ユエ)大丈夫。 何も心配いらない。 267 00:18:55,760 --> 00:18:59,305 ハジメは私が幸せにする。 (ハジメ)ユエ…。 268 00:18:59,305 --> 00:19:04,310 (ユエ)ハジメの理想どおり。 ずっとそばにいるから。 269 00:19:04,310 --> 00:19:08,940 《そうだよな。 ここにはユエがいる。 270 00:19:08,940 --> 00:19:12,485 それ以上に 大切なことなんてない! 271 00:19:12,485 --> 00:19:18,783 ないはずだ… 僕のそばには 理想どおりの恋人と人生がある。 272 00:19:18,783 --> 00:19:20,952 それだけで…》 273 00:19:20,952 --> 00:19:27,792 ((俺がユエを ユエが俺を守る。 それで俺たちは最強だ。 274 00:19:27,792 --> 00:19:30,962 全部なぎ倒して世界を超えよう)) 275 00:19:30,962 --> 00:19:36,676 《ああ! そうだ。 これは あの暗い闇の底で…。 276 00:19:36,676 --> 00:19:42,682 理想どおりの恋人? 甘く優しい世界?》 277 00:19:42,682 --> 00:19:45,685 バカか 俺は! 278 00:19:45,685 --> 00:19:48,354 《自分で立てた誓いも忘れて 279 00:19:48,354 --> 00:19:51,357 かりそめの世界に 溺れそうになるなんて 280 00:19:51,357 --> 00:19:54,694 我ながら ヘドが出そうだ…》 281 00:19:54,694 --> 00:19:56,988 あっ… ああ…。 282 00:19:59,365 --> 00:20:05,371 どうして? 私はユエ。 ハジメの恋人 理想どおりの恋人。 283 00:20:05,371 --> 00:20:08,708 何が不満なの? 全部だ バカ野郎。 284 00:20:08,708 --> 00:20:13,713 俺の言うことならなんでも聞く 都合のいい理想どおりの恋人? 285 00:20:13,713 --> 00:20:16,382 それはもう ただの人形だろうが! 286 00:20:16,382 --> 00:20:21,387 違う。 人形じゃない。 すべての 人格を引き継いだうえで 287 00:20:21,387 --> 00:20:25,850 ハジメの理想を体現したのが私。 だから…。 288 00:20:25,850 --> 00:20:32,732 度し難いな。 あまりに的外れで 哀れになるぞ。 289 00:20:32,732 --> 00:20:36,402 どうして? 簡単な話だろ。 290 00:20:36,402 --> 00:20:40,865 現実のユエ以上なんて 存在するわけがない。 291 00:20:40,865 --> 00:20:44,410 他の連中もそうだ。 思うとおりになんて 292 00:20:44,410 --> 00:20:47,413 まるでなりゃあしない やっかいなヤツらばっかりだ。 293 00:20:47,413 --> 00:20:49,415 だが だからこそ 294 00:20:49,415 --> 00:20:53,044 俺の理想どおりでないからこそ 今の俺がある。 295 00:20:53,044 --> 00:20:58,591 俺をつなぎ止め 俺たらしめてくれるのは アイツらだ。 296 00:20:58,591 --> 00:21:04,263 たかが理想ごときが現実のアイツらに 取って代われると思うなよ! 297 00:21:04,263 --> 00:21:06,265 限界突破! 298 00:21:06,265 --> 00:21:09,268 (砕ける音) 299 00:21:12,271 --> 00:21:14,273 合格ですわ。 300 00:21:14,273 --> 00:21:17,443 甘く優しいだけのものに 価値はない。 301 00:21:17,443 --> 00:21:20,071 与えられるだけじゃ意味がない。 302 00:21:20,071 --> 00:21:23,783 つらくとも苦しくとも 現実で積み重ね 303 00:21:23,783 --> 00:21:28,287 紡いだものこそが あなたを幸せにするのです。 304 00:21:28,287 --> 00:21:31,624 忘れないでください。 305 00:21:31,624 --> 00:21:34,627 大きなお世話だ。 306 00:21:41,300 --> 00:21:43,928 んっ…。 307 00:21:43,928 --> 00:21:49,100 うっ…。 ここは…。 308 00:21:55,314 --> 00:21:57,650 ハッ!? これは…。 309 00:22:00,945 --> 00:22:03,823 まるで 琥珀だな…。