1 00:00:05,339 --> 00:00:08,342 (リリアーナ)せめて女の子の扱いを~! (愛子)うん!? 2 00:00:08,342 --> 00:00:11,345 (リリアーナ)ううっ… ああ~! (驚く声) 3 00:00:11,345 --> 00:00:14,014 ううぅ…。 (愛子)何事でしょうか? 4 00:00:14,014 --> 00:00:17,017 リリアーナさん 大丈夫ですか!? 5 00:00:17,017 --> 00:00:19,686 だ… 大丈夫ですよ。 6 00:00:19,686 --> 00:00:23,357 投げ帰される王女って なんなのでしょう…。 7 00:00:23,357 --> 00:00:27,361 (優花)えっと リリィ。 とりあえず おかえり? 8 00:00:27,361 --> 00:00:31,532 あっ 優花さん。 それに皆さんも。 9 00:00:31,532 --> 00:00:34,635 リリアーナ ただいま戻りました。 10 00:00:36,703 --> 00:00:38,705 ふう。 11 00:00:38,705 --> 00:00:41,708 (優花)いろいろ 大変だったみたいだけど➡ 12 00:00:41,708 --> 00:00:45,545 リリィ あんまり 南雲に染められちゃダメよ。 13 00:00:45,545 --> 00:00:49,716 そ… そんな… 南雲さんに染められるなんて➡ 14 00:00:49,716 --> 00:00:52,386 まだ そんな関係では…。 15 00:00:52,386 --> 00:00:56,056 まだ? あっ… いえ 別に何も。 16 00:00:56,056 --> 00:01:00,327 あの リリアーナさん? 南雲くんと何かありました? 17 00:01:00,327 --> 00:01:03,664 なっ ななな… 何かって なんでござりまするか? 18 00:01:03,664 --> 00:01:07,000 (優花)リリィ。 口調 乱れてるんだけど? 19 00:01:07,000 --> 00:01:11,672 ご… 誤解しないでください。 本当に何もありませんよ。 20 00:01:11,672 --> 00:01:15,842 だいたい あの人は 私の扱いが雑すぎるんです。 21 00:01:15,842 --> 00:01:18,178 ま… まあ 確かに。 22 00:01:18,178 --> 00:01:20,180 うん? (立ち上がる音) 23 00:01:20,180 --> 00:01:23,684 まったくひどい人なんです。 私が困るとわかっていて➡ 24 00:01:23,684 --> 00:01:27,854 次々に騒動を起こすし なのに 事情は説明してくれませんし! 25 00:01:27,854 --> 00:01:30,691 (優花)落ち着いて リリィ。 暴行されそうになったとき➡ 26 00:01:30,691 --> 00:01:33,360 助けてくださったのは 感謝してますよ。 27 00:01:33,360 --> 00:01:37,030 でも 私のあられもない姿を 見ておきながら➡ 28 00:01:37,030 --> 00:01:41,702 特に気にした様子もないなんて どういうことですか! 29 00:01:41,702 --> 00:01:44,538 (愛子)えっ? 待ってください…。 まあ それでも➡ 30 00:01:44,538 --> 00:01:47,374 代わりのドレスを似合ってると 言ってくださったのは➡ 31 00:01:47,374 --> 00:01:51,545 うれしかったですけど。 一緒に踊っていただけましたし。 32 00:01:51,545 --> 00:01:55,215 でも でもですよ! 助けた理由は➡ 33 00:01:55,215 --> 00:01:58,385 香織が気にするからって なんですか! 34 00:01:58,385 --> 00:02:01,488 うぅ… う~っ! 35 00:02:01,488 --> 00:02:06,293 ここは リリィのためで いいじゃないですか! 36 00:03:52,032 --> 00:04:00,140 ♬~ 37 00:04:00,140 --> 00:04:02,142 (ハジメ)んっ…。 38 00:04:02,142 --> 00:04:06,646 カム 何が起こるか わからないから ハウリアたちは離れておけ。 39 00:04:06,646 --> 00:04:09,816 (カム)了解です ボス。 ご武運を。 40 00:04:09,816 --> 00:04:19,326 ♬~ 41 00:04:19,326 --> 00:04:21,995 (一同)あっ…。 42 00:04:21,995 --> 00:04:25,165 (ユエ)「四つの証。 再生の力。 43 00:04:25,165 --> 00:04:27,501 紡がれた絆の道標。 44 00:04:27,501 --> 00:04:29,503 すべてを有する者に➡ 45 00:04:29,503 --> 00:04:33,173 新たな試練の道は 開かれるだろう」。 46 00:04:33,173 --> 00:04:39,846 前と同じだな。 使う証は… 神山以外のでいいか。 47 00:04:39,846 --> 00:04:51,358 ♬~ 48 00:04:51,358 --> 00:04:53,360 (一同)ああ…。 49 00:04:53,360 --> 00:04:56,196 (ティオ)うむ? 大樹にも紋様が出たのじゃ。 50 00:04:56,196 --> 00:04:59,533 (ユエ)んっ。 次は 再生の力? 51 00:04:59,533 --> 00:05:08,975 ♬~ 52 00:05:08,975 --> 00:05:10,977 (地面が揺れる音) 53 00:05:10,977 --> 00:05:13,280 (一同)ああっ…。 54 00:05:19,653 --> 00:05:23,490 (シア)あっ 葉っぱが…。 55 00:05:23,490 --> 00:05:38,338 ♬~ 56 00:05:38,338 --> 00:05:40,340 (ユエ)んっ。 うん。 57 00:05:48,014 --> 00:05:51,017 うっ…。 58 00:05:51,017 --> 00:05:53,520 んっ… ここは…。 59 00:05:56,189 --> 00:05:58,191 (光輝)ああ… あっ! 60 00:05:58,191 --> 00:06:00,126 みんな 無事か? 61 00:06:00,126 --> 00:06:04,130 南雲 ここが本当の 大迷宮なんだよな? 62 00:06:04,130 --> 00:06:06,466 どっちに向かえばいいんだ? 63 00:06:06,466 --> 00:06:10,136 んっ… とりあえず探すしかないな。 64 00:06:10,136 --> 00:06:13,640 そうか。 俺が先頭を行く。 65 00:06:13,640 --> 00:06:16,643 何か気付いたら教えてくれ。 66 00:06:22,649 --> 00:06:26,319 (シア)ハジメさん? どうし…。 (3人)んっ!? 67 00:06:26,319 --> 00:06:29,522 んっ!? ご主人様!? いきなり何しやがる!? 68 00:06:31,491 --> 00:06:34,327 南雲! 69 00:06:34,327 --> 00:06:37,163 ハジメ? どうして…。 70 00:06:37,163 --> 00:06:40,500 聞いたことだけ答えろ まがい物。 71 00:06:40,500 --> 00:06:42,502 (香織)ハ… ハジメくん!? 72 00:06:42,502 --> 00:06:45,005 (雫)な… 何やってるの! 南雲くん! 73 00:06:45,005 --> 00:06:49,676 (ハジメ)お前はなんだ? 本物のユエは どこにいる? 74 00:06:49,676 --> 00:06:52,579 そうか…。 (銃声) 75 00:06:54,514 --> 00:07:00,287 答える気はないか。 いや 答える 機能を持っていないのか…。 76 00:07:00,287 --> 00:07:02,622 なら もういい。 死ね。 77 00:07:02,622 --> 00:07:05,025 (鈴)ひいっ!? (銃声) 78 00:07:08,795 --> 00:07:10,797 (銃声) 79 00:07:13,133 --> 00:07:17,470 チッ さすが大迷宮だ。 いきなりやってくれる。 80 00:07:17,470 --> 00:07:20,473 ハジメさん ユエさんとティオさんは…。 81 00:07:20,473 --> 00:07:24,644 転移の際 別の場所に 飛ばされたんだろうな。 82 00:07:24,644 --> 00:07:27,147 (雫)それにしても よくわかったわね。 83 00:07:27,147 --> 00:07:30,150 (鈴)だよね。 どうやって気が付いたの? 84 00:07:30,150 --> 00:07:32,319 どうって言われてもな。 85 00:07:32,319 --> 00:07:34,988 見た瞬間 わかったとしか 言いようがない。 86 00:07:34,988 --> 00:07:38,158 目の前のコイツは 「俺のユエ」じゃないって。 87 00:07:38,158 --> 00:07:40,160 (3人)あぁ…。 88 00:07:43,163 --> 00:07:45,498 うん? (羽音) 89 00:07:45,498 --> 00:07:50,670 魔物か! 南雲 俺たちが戦う! 手を出さないでくれ! 90 00:07:50,670 --> 00:07:53,006 まあ 初戦だしな。 91 00:07:53,006 --> 00:07:56,009 皆さ~ん 気をつけてくださ~い! 92 00:07:56,009 --> 00:07:58,611 (香織)雫ちゃん 鈴ちゃん 頑張って! 93 00:08:00,613 --> 00:08:03,450 (鈴)んっ…。 (羽音) 94 00:08:03,450 --> 00:08:08,288 (羽音) 95 00:08:08,288 --> 00:08:12,959 ひいっ! キモい! 鈴 しっかりするんだ! はあ~! 96 00:08:12,959 --> 00:08:16,629 うっ! 鈴! 97 00:08:16,629 --> 00:08:21,301 うう… 光絶! 98 00:08:21,301 --> 00:08:23,503 天翔閃! 99 00:08:25,472 --> 00:08:27,974 なっ!? 100 00:08:27,974 --> 00:08:31,978 光絶 光絶 光絶! 101 00:08:31,978 --> 00:08:36,649 あぁ… クソッ コイツら まるで 魔人族の魔物みたいだ。 102 00:08:36,649 --> 00:08:43,656 いや 逆だろ。 連中の魔物が 大迷宮の魔物に近いんだ。 103 00:08:43,656 --> 00:08:45,825 (銃声) 104 00:08:45,825 --> 00:08:49,629 回避なんざ関係ねえですぅ! 105 00:08:54,501 --> 00:08:58,171 う~ん なんかコツがわかった気がする! 106 00:08:58,171 --> 00:09:00,106 クッ。 (ハジメ)天之河。 あっ…。 107 00:09:00,106 --> 00:09:02,108 な… なんだ? 108 00:09:02,108 --> 00:09:06,446 今は お前の幼なじみを 捜し出すことだけ考えておけ。 109 00:09:06,446 --> 00:09:10,784 言われなくてもわかってる。 そんなこと! クッ…! 110 00:09:10,784 --> 00:09:13,286 うあっ! 111 00:09:13,286 --> 00:09:17,624 ウッ… アッ… ハァ ハァ…。 112 00:09:17,624 --> 00:09:20,126 んっ? (葉ずれの音) 113 00:09:20,126 --> 00:09:23,029 (光輝)今度はなんだ… 何が来る!? 114 00:09:28,968 --> 00:09:30,970 グギャッ! 115 00:09:30,970 --> 00:09:34,974 何もさせない! はあっ! 116 00:09:34,974 --> 00:09:37,811 キーック。 ウッ!? 117 00:09:37,811 --> 00:09:40,480 ちょっと南雲くん! 光輝はただ➡ 118 00:09:40,480 --> 00:09:42,982 魔物を 倒そうとしただけじゃない! 119 00:09:42,982 --> 00:09:47,654 クッ… 南雲 どういうつもりだ! なぜ…。 120 00:09:47,654 --> 00:09:50,356 (ハジメ)魔物じゃない。 あっ…。 121 00:09:56,996 --> 00:09:58,998 ハジメさん? 122 00:09:58,998 --> 00:10:01,167 ユエ だよな? 123 00:10:01,167 --> 00:10:03,503 グギャ! (3人)えっ!? 124 00:10:03,503 --> 00:10:05,505 グギャ! グギャ~! 125 00:10:05,505 --> 00:10:09,008 私には 魔物にしか見えないのですが…。 126 00:10:09,008 --> 00:10:11,010 (香織)本当に ユエなの? 127 00:10:11,010 --> 00:10:13,179 グギャ グゴゴ ギャアギャ! 128 00:10:13,179 --> 00:10:16,015 んっ? ん~。 転移したあと➡ 129 00:10:16,015 --> 00:10:20,019 気が付けば その姿に 変えられていたって? グギャ! 130 00:10:20,019 --> 00:10:24,357 なるほど。 肉体そのものが 変質したってところか…。 131 00:10:24,357 --> 00:10:29,529 グギャ ギャギャ グギ! そうか。 装備も失ったのか。 132 00:10:29,529 --> 00:10:31,531 ググッ ゴガゴガ。 133 00:10:31,531 --> 00:10:37,704 魔法も使えないと。 でも これ以上 変質するような感覚もないか。 134 00:10:37,704 --> 00:10:39,706 ギギギ ガッ! 135 00:10:39,706 --> 00:10:44,377 まあ 大丈夫だろ。 これも おそらく試練の一つだろうしな。 136 00:10:44,377 --> 00:10:47,881 元に戻る方法は 必ずある。 137 00:10:47,881 --> 00:10:50,884 そういうことだ。 それじゃあ 香織➡ 138 00:10:50,884 --> 00:10:54,053 とりあえず再生魔法を かけてみてくれるか? 139 00:10:54,053 --> 00:10:57,557 いやいや 待て待て。 違う違う 南雲くん。 140 00:10:57,557 --> 00:11:01,160 なんで意思疎通できるの? いや なんでも何も…。 141 00:11:01,160 --> 00:11:03,830 あのきれいな目を見れば わかるだろ? 142 00:11:03,830 --> 00:11:05,832 (2人)ああ…。 143 00:11:07,834 --> 00:11:12,839 (香織)ああ… 再生魔法が効かないなんて…。 144 00:11:12,839 --> 00:11:19,345 ユエ これ持ってみ。 ンン…。 145 00:11:19,345 --> 00:11:22,515 《ユエ:ハジメ? ハジメ 聞こえる?》 146 00:11:22,515 --> 00:11:24,684 ああ 聞こえるぞ。 147 00:11:24,684 --> 00:11:28,021 《んっ。 ハジメなら 気が付いてくれると思ってた》 148 00:11:28,021 --> 00:11:31,191 当然だろ。 ずっと見てきたんだから➡ 149 00:11:31,191 --> 00:11:36,196 わかるに決まってる。 《んっ。 うれしい。 大好き。 150 00:11:36,196 --> 00:11:41,701 こんな姿にされても 愛されていてごめんなさい》 151 00:11:41,701 --> 00:11:44,037 なっ!? んん…。 152 00:11:44,037 --> 00:11:47,040 (ゴブリンたちの声) 153 00:11:47,040 --> 00:11:49,042 うん? 154 00:11:51,044 --> 00:11:53,046 ぶひぃ!? 155 00:11:53,046 --> 00:11:58,351 ハジメさん 今度は私にもわかります。 あれがティオさんだって…。 156 00:12:00,320 --> 00:12:02,655 う~ん…。 157 00:12:02,655 --> 00:12:05,825 《ティオ:ご主人様よ 戦闘での成果は➡ 158 00:12:05,825 --> 00:12:09,162 あまり意識せんでもよいのでは ないかと思うのじゃ》 159 00:12:09,162 --> 00:12:13,666 んっ? どういうことだ? 大迷宮のコンセプトのことか? 160 00:12:13,666 --> 00:12:17,837 《おそらくじゃが ハルツィナは 絆を試しておるんじゃろ》 161 00:12:17,837 --> 00:12:23,676 絆… そういえば 入り口の 石版にも その言葉はあったな。 162 00:12:23,676 --> 00:12:28,181 《そうじゃ。 あれは攻略において 絆を試すという➡ 163 00:12:28,181 --> 00:12:32,185 意味でもあったのでは なかろうか》 んっ…。 164 00:12:32,185 --> 00:12:34,854 《仲間の偽物を見抜くこと。 165 00:12:34,854 --> 00:12:38,024 変わり果てた仲間を 受け入れること。 166 00:12:38,024 --> 00:12:42,362 まさに紡がれた絆が 試されているように思うがの》 167 00:12:42,362 --> 00:12:48,868 だとすれば もう俺が片づけても 問題ないかもしれないな。 168 00:12:52,538 --> 00:12:54,874 はぁ…。 169 00:12:54,874 --> 00:12:56,876 うん? 170 00:12:56,876 --> 00:13:00,813 どうやら また転移だな…。 171 00:13:00,813 --> 00:13:08,821 ♬~ 172 00:13:08,821 --> 00:13:10,990 グギャッ! 《ユエ:ハジメ》 173 00:13:10,990 --> 00:13:12,992 《ティオ:ご… ご主人様! 174 00:13:12,992 --> 00:13:16,162 優しくされると 反応に困るのじゃ~》 175 00:13:16,162 --> 00:13:19,499 お二人だけ ずるいですぅ! ずるいよ! 176 00:13:19,499 --> 00:13:21,501 (香織/シア)ンッ! 177 00:13:26,673 --> 00:13:31,010 (アラーム) 178 00:13:31,010 --> 00:13:33,846 (ハジメ)うう…。 (アラーム) 179 00:13:33,846 --> 00:13:38,851 ああ…。 (母)ハジメ! さっさと起きなさい! 180 00:13:38,851 --> 00:13:43,356 やっぱりダメね~。 もうホントに毎朝毎朝ごめんね。 181 00:13:43,356 --> 00:13:46,059 今日もお願いできる? 182 00:13:48,194 --> 00:13:50,863 (足音) 183 00:13:50,863 --> 00:13:57,537 起きて ハジメ。 起きないと… 襲う。 性的に。 184 00:13:57,537 --> 00:14:01,808 うん 今 起きるから…。 185 00:14:01,808 --> 00:14:05,812 んっ… おはよう ユエ。 186 00:14:05,812 --> 00:14:09,015 んっ。 おはよう ハジメ。 187 00:14:12,652 --> 00:14:16,322 また 夜更かし? (あくび) 188 00:14:16,322 --> 00:14:20,493 うん まあ。 寝不足ダメ。 189 00:14:20,493 --> 00:14:23,496 アハハ 気をつけるよ。 190 00:14:23,496 --> 00:14:25,498 んっ。 191 00:14:25,498 --> 00:14:28,000 (シア)ハジメさ~ん ユエさ~ん! 192 00:14:28,000 --> 00:14:31,170 エヘヘ… おはようございますぅ! 193 00:14:31,170 --> 00:14:33,673 んっ おはよう シア。 194 00:14:33,673 --> 00:14:38,010 シ… シアさん! 挨拶するたびに 抱きつかないでって➡ 195 00:14:38,010 --> 00:14:41,180 いつも言ってるでしょ! ちょっ ちょっ…。 196 00:14:41,180 --> 00:14:46,185 そんなぁ~。 私から幸せを 奪おうなんて ひどいですよぉ! 197 00:14:46,185 --> 00:14:50,690 とにかく離れて! ユエの瞳から 光が消えかかってるから。 198 00:14:50,690 --> 00:14:55,528 《まったく。 女の子二人同時に 好意を持たれるなんて…。 199 00:14:55,528 --> 00:15:00,967 あれ? そういえば ユエと出会ったのは どこだっけ? 200 00:15:00,967 --> 00:15:04,637 シアも あんなカチューシャを つけてたっけ?》 201 00:15:04,637 --> 00:15:07,974 朝から難しい顔して どうしました? 202 00:15:07,974 --> 00:15:11,811 そろそろ教室に行かないと 予鈴が鳴りますよ? 203 00:15:11,811 --> 00:15:14,981 んっ また先生に説教される。 204 00:15:14,981 --> 00:15:21,487 《教室? 予鈴? 先生? なんだ この変な感じ。 205 00:15:21,487 --> 00:15:25,658 何もおかしなことは 言ってないはず… だよね? 206 00:15:25,658 --> 00:15:29,862 いや 言葉自体じゃなくて 二人が口にしたから?》 207 00:15:32,665 --> 00:15:36,502 《んっ? なんだろう? 懐かしい? 208 00:15:36,502 --> 00:15:38,838 なんで そんなこと感じるんだろう?》 209 00:15:38,838 --> 00:15:41,007 (香織)ハジメくん おはよう! 210 00:15:41,007 --> 00:15:44,343 今日もギリギリだね。 もっと早く来ようよ。 211 00:15:44,343 --> 00:15:49,849 《今の言葉 どこかで… クソッ なんなんだ? 212 00:15:49,849 --> 00:15:52,685 なんで こんなに懐かしいなんて 思うんだ? 213 00:15:52,685 --> 00:15:56,189 いつものことなのに… 今日は なんか変だ》 214 00:15:56,189 --> 00:15:59,358 ハジメくん どうして無視するの? あっ…。 215 00:15:59,358 --> 00:16:02,295 私 何か 怒らせるようなことしたかな? 216 00:16:02,295 --> 00:16:06,466 あっ… いや ごめん ちょっと考え事していて。 217 00:16:06,466 --> 00:16:10,470 おはよう 白崎さん。 そっか。 よかったぁ。 218 00:16:10,470 --> 00:16:13,806 それと 私のことは 香織って呼んでほしいって➡ 219 00:16:13,806 --> 00:16:18,644 いつも言ってるよね? えっ あっ その か… かお…。 220 00:16:18,644 --> 00:16:21,147 ハジメを困らせないで。 221 00:16:21,147 --> 00:16:24,317 出たね ユエ。 222 00:16:24,317 --> 00:16:26,986 一応 おはよ。 223 00:16:26,986 --> 00:16:30,990 んっ。 一応 おはよう。 香織。 224 00:16:30,990 --> 00:16:33,659 えっ… あぁ…。 225 00:16:33,659 --> 00:16:37,496 (ティオ)うっ わ~お。 226 00:16:37,496 --> 00:16:39,499 んっ! 227 00:16:39,499 --> 00:16:43,336 チッ さっさと 懲戒免職になればいいものを。 228 00:16:43,336 --> 00:16:46,672 わっ!? おっ おお…。 229 00:16:46,672 --> 00:16:49,342 あっ い… いい…。 230 00:16:49,342 --> 00:16:53,145 《あれ? 今の すごくしっくりきたな…》 231 00:16:55,514 --> 00:16:59,018 今日も レミアが戻るまで預かるの? うん。 232 00:16:59,018 --> 00:17:00,953 (ミュウ)おにいちゃん! 233 00:17:00,953 --> 00:17:04,123 シアおねえちゃんと ユエおねえちゃんも! 234 00:17:04,123 --> 00:17:06,125 ンッ! 235 00:17:06,125 --> 00:17:10,296 ミュウ 飛び込んじゃダメだよ。 危ないよ? 236 00:17:10,296 --> 00:17:12,298 アハハッ。 237 00:17:14,467 --> 00:17:16,469 ああ…。 238 00:17:16,469 --> 00:17:20,306 もう おにいちゃん! ミュウのお話 聞いてるの!? 239 00:17:20,306 --> 00:17:25,144 えっ? ああ… ごめん ごめん。 ちょっと ぼ~っとしてたよ。 240 00:17:25,144 --> 00:17:27,146 ⚟キャ~ッ! (男たちの笑い声) 241 00:17:27,146 --> 00:17:30,650 あらら? ハジメさん 何か聞こえますよ? 242 00:17:30,650 --> 00:17:32,652 えっ? 何? 243 00:17:32,652 --> 00:17:35,821 (男たちの笑い声) 244 00:17:35,821 --> 00:17:38,991 (男)いいじゃねえかよ…。 245 00:17:38,991 --> 00:17:41,160 ハッ! 246 00:17:41,160 --> 00:17:43,329 ふんっ。 247 00:17:43,329 --> 00:17:45,331 (笑い声) 248 00:17:45,331 --> 00:17:48,334 あぁ…。 あっ…。 249 00:17:48,334 --> 00:17:51,170 ふんっ! ぐあっ! はあ~っ! 250 00:17:51,170 --> 00:17:56,175 《ああ そうだった。 シアなら問題ないよね》 251 00:17:56,175 --> 00:17:59,679 シアおねえちゃん つよ~い! かっこいい! 252 00:17:59,679 --> 00:18:02,448 ふっふふ~。 大きくなったら➡ 253 00:18:02,448 --> 00:18:05,952 格闘戦のなんたるかを 教えてあげますからね! 254 00:18:05,952 --> 00:18:09,121 んっ。 私もいろいろ教えてあげる。 255 00:18:09,121 --> 00:18:11,624 わ~いなの! エヘヘ わ~い わ~い! 256 00:18:11,624 --> 00:18:15,294 あんまり変なこと教えないでよ。 257 00:18:15,294 --> 00:18:17,296 んっ…。 258 00:18:17,296 --> 00:18:20,800 《さっき 僕は何を探してた?》 259 00:18:20,800 --> 00:18:25,004 ⦅目を… さ… ま…⦆ ハッ!? 260 00:18:26,973 --> 00:18:28,975 んっ…。 261 00:18:28,975 --> 00:18:32,311 《何が不満だっていうんだよ 僕は》 262 00:18:32,311 --> 00:18:38,117 (ユエ)ハジメ? んっ? ユエ? 入って大丈夫だよ。 263 00:18:49,662 --> 00:18:53,332 《全力で僕を愛してくれている 彼女がいる。 264 00:18:53,332 --> 00:18:56,502 ふだんの生活だって 満ち足りている。 265 00:18:56,502 --> 00:19:00,940 誰だよ… 僕の中で叫んでいるお前は誰だ》 266 00:19:00,940 --> 00:19:04,110 (ユエ)大丈夫。 何も心配いらない。 267 00:19:04,110 --> 00:19:07,613 ハジメは私が幸せにする。 (ハジメ)ユエ…。 268 00:19:07,613 --> 00:19:12,618 (ユエ)ハジメの理想どおり。 ずっとそばにいるから。 269 00:19:12,618 --> 00:19:17,289 《そうだよな。 ここにはユエがいる。 270 00:19:17,289 --> 00:19:20,793 それ以上に 大切なことなんてない! 271 00:19:20,793 --> 00:19:27,133 ないはずだ… 僕のそばには 理想どおりの恋人と人生がある。 272 00:19:27,133 --> 00:19:29,301 それだけで…》 273 00:19:29,301 --> 00:19:36,142 ⦅俺がユエを ユエが俺を守る。 それで俺たちは最強だ。 274 00:19:36,142 --> 00:19:39,311 全部なぎ倒して世界を超えよう⦆ 275 00:19:39,311 --> 00:19:44,984 《ああ! そうだ。 これは あの暗い闇の底で…。 276 00:19:44,984 --> 00:19:50,990 理想どおりの恋人? 甘く優しい世界?》 277 00:19:50,990 --> 00:19:53,993 バカか 俺は! 278 00:19:53,993 --> 00:19:56,662 《自分で立てた誓いも忘れて➡ 279 00:19:56,662 --> 00:19:59,665 かりそめの世界に 溺れそうになるなんて➡ 280 00:19:59,665 --> 00:20:03,002 我ながら ヘドが出そうだ…》 281 00:20:03,002 --> 00:20:05,304 あっ… ああ…。 282 00:20:07,673 --> 00:20:13,679 どうして? 私はユエ。 ハジメの恋人 理想どおりの恋人。 283 00:20:13,679 --> 00:20:17,016 何が不満なの? 全部だ バカ野郎。 284 00:20:17,016 --> 00:20:22,021 俺の言うことならなんでも聞く 都合のいい理想どおりの恋人? 285 00:20:22,021 --> 00:20:24,690 それはもう ただの人形だろうが! 286 00:20:24,690 --> 00:20:29,695 違う。 人形じゃない。 すべての 人格を引き継いだうえで➡ 287 00:20:29,695 --> 00:20:34,200 ハジメの理想を体現したのが私。 だから…。 288 00:20:34,200 --> 00:20:41,040 度し難いな。 あまりに的外れで 哀れになるぞ。 289 00:20:41,040 --> 00:20:44,710 どうして? 簡単な話だろ。 290 00:20:44,710 --> 00:20:49,215 現実のユエ以上なんて 存在するわけがない。 291 00:20:49,215 --> 00:20:52,718 他の連中もそうだ。 思うとおりになんて➡ 292 00:20:52,718 --> 00:20:55,721 まるでなりゃあしない やっかいなヤツらばっかりだ。 293 00:20:55,721 --> 00:20:57,723 だが だからこそ➡ 294 00:20:57,723 --> 00:21:01,327 俺の理想どおりでないからこそ 今の俺がある。 295 00:21:01,327 --> 00:21:06,832 俺をつなぎ止め 俺たらしめてくれるのは アイツらだ。 296 00:21:06,832 --> 00:21:12,505 たかが理想ごときが現実のアイツらに 取って代われると思うなよ! 297 00:21:12,505 --> 00:21:14,507 限界突破! 298 00:21:14,507 --> 00:21:17,510 (砕ける音) 299 00:21:20,513 --> 00:21:22,515 合格ですわ。 300 00:21:22,515 --> 00:21:25,684 甘く優しいだけのものに 価値はない。 301 00:21:25,684 --> 00:21:28,354 与えられるだけじゃ意味がない。 302 00:21:28,354 --> 00:21:32,024 つらくとも苦しくとも 現実で積み重ね➡ 303 00:21:32,024 --> 00:21:36,529 紡いだものこそが あなたを幸せにするのです。 304 00:21:36,529 --> 00:21:39,865 忘れないでください。 305 00:21:39,865 --> 00:21:42,868 大きなお世話だ。 306 00:21:49,542 --> 00:21:52,211 んっ…。 307 00:21:52,211 --> 00:21:57,416 うっ…。 ここは…。 308 00:22:03,489 --> 00:22:05,791 ハッ!? これは…。 309 00:22:09,161 --> 00:22:12,064 まるで 琥珀だな…。