1 00:00:46,980 --> 00:00:49,816 (すず)シロガネ…。 2 00:00:49,816 --> 00:00:53,820 (シロガネ)しがみついてろ すず。 3 00:00:53,820 --> 00:00:58,492 《すず:解けちゃったんだ… 封印。 4 00:00:58,492 --> 00:01:02,829 私たちの関係をつなぐ全部が…》 5 00:01:02,829 --> 00:01:05,332 なくなっちゃった…。 6 00:01:09,336 --> 00:01:11,672 <妖。 7 00:01:11,672 --> 00:01:16,343 それは不可思議にして 人の眼には見えぬもの。 8 00:01:16,343 --> 00:01:19,513 人にあだなす 邪悪な妖を滅すべく➡ 9 00:01:19,513 --> 00:01:24,351 古来より 戦い続ける 忍びの者たちがいる。 10 00:01:24,351 --> 00:01:26,553 その名は…> 11 00:01:31,024 --> 00:01:33,026 <祓忍> 12 00:03:14,995 --> 00:03:16,997 (日喰)横取りは ずるいな。 13 00:03:16,997 --> 00:03:20,834 (日喰)風巻祭里の死で 彼女の魄は今➡ 14 00:03:20,834 --> 00:03:24,671 最高においしく 調理されたところなんだ。 15 00:03:24,671 --> 00:03:28,008 返してくれよ シロガネ。 16 00:03:28,008 --> 00:03:30,177 《あれが やっかいだ…。 17 00:03:30,177 --> 00:03:33,346 やつの能力 影喰。 18 00:03:33,346 --> 00:03:38,685 周囲の空間に 魄を食らう口を出現させる…》 19 00:03:38,685 --> 00:03:42,622 ((日喰:君の味は あまり好みじゃないなぁ…。 20 00:03:42,622 --> 00:03:46,293 フフ… フフフフフ…)) 21 00:03:46,293 --> 00:03:51,798 《肉体を持たぬ妖の体は 直接 削り取られる。 22 00:03:51,798 --> 00:03:57,471 出現するまで においも気配も感知不能の口…。 23 00:03:57,471 --> 00:03:59,806 ならば…。 24 00:03:59,806 --> 00:04:02,309 距離を取って 仕掛ける!》 25 00:04:02,309 --> 00:04:04,311 銀妖針! 26 00:04:04,311 --> 00:04:08,148 まぁ 君の気持ちも わからないでもない。 27 00:04:08,148 --> 00:04:11,818 自分の獲物と言いたいんだろう? くっ…。 28 00:04:11,818 --> 00:04:16,990 行方をくらました君は 妖巫女を求めた。 29 00:04:16,990 --> 00:04:21,328 影喰に対抗するには 大量の魄を 獲得する必要があると➡ 30 00:04:21,328 --> 00:04:23,663 考えたんだろう? 31 00:04:23,663 --> 00:04:26,833 《それで 私のとこに…》 32 00:04:26,833 --> 00:04:31,171 ごちゃごちゃと 無駄口をたたくな! 33 00:04:31,171 --> 00:04:34,508 妖術・紫業火! 34 00:04:34,508 --> 00:04:37,110 フフ…。 あっ…。 35 00:04:39,513 --> 00:04:41,515 フフフフ…。 くっ…。 36 00:04:41,515 --> 00:04:45,952 無駄だよ。 妖術も魄を消費して起こすもの。 37 00:04:45,952 --> 00:04:48,622 僕には食料だ。 38 00:04:48,622 --> 00:04:51,791 あまたの妖術を 極めた君にとって➡ 39 00:04:51,791 --> 00:04:54,461 僕は天敵なのさ。 40 00:04:54,461 --> 00:04:58,465 《やはり 妖術は やつに力を与えるだけ。 41 00:04:58,465 --> 00:05:01,968 効くのは直接攻撃のみだ。 42 00:05:01,968 --> 00:05:07,140 しかし すずを乗せたまま 接近戦を挑むのは あまりにも…》 43 00:05:07,140 --> 00:05:10,644 もういいよ シロガネ。 あっ…。 44 00:05:10,644 --> 00:05:15,482 早く食べて… それでシロガネが死なずに済むなら➡ 45 00:05:15,482 --> 00:05:18,151 もう… それでいいよ。 46 00:05:18,151 --> 00:05:20,820 アホめ! (すず)えっ…。 47 00:05:20,820 --> 00:05:24,324 祭里が死んだ途端 それか! あっ…。 48 00:05:24,324 --> 00:05:29,496 あいつが守ろうとした命を そう簡単に投げ出すのか! 49 00:05:29,496 --> 00:05:31,498 あっ…。 50 00:05:31,498 --> 00:05:35,168 おやおや… 情に ほだされちゃったか? 51 00:05:35,168 --> 00:05:37,837 妖の王。 52 00:05:37,837 --> 00:05:40,173 うっ…。 キャッ…。 53 00:05:40,173 --> 00:05:42,108 ほら! 54 00:05:42,108 --> 00:05:44,444 うっ…。 (日喰)気をとられた! 55 00:05:44,444 --> 00:05:47,280 《この距離でも出せるのか!》 56 00:05:47,280 --> 00:05:49,282 キャッ! 57 00:05:51,284 --> 00:05:54,120 《シロガネ!》 58 00:05:54,120 --> 00:05:57,457 《人間は嫌いである。 59 00:05:57,457 --> 00:06:01,127 勝手におびえ 迫害し➡ 60 00:06:01,127 --> 00:06:05,131 勝手にあがめ 奉り➡ 61 00:06:05,131 --> 00:06:08,635 勝手に忘れ 捨て去るのだ…》 62 00:06:11,137 --> 00:06:14,140 あっ…。 63 00:06:14,140 --> 00:06:18,645 《シロガネ:二度と この生き物に関わるものか。 64 00:06:18,645 --> 00:06:22,048 幾度 そう思っても…》 65 00:06:23,984 --> 00:06:30,090 《シロガネ:近づくと また 少しは悪くないと思えてしまう》 66 00:06:32,993 --> 00:06:36,162 《シロガネ:だから…。 67 00:06:36,162 --> 00:06:38,999 嫌いなのだ…》 68 00:06:38,999 --> 00:06:43,603 ウフフフフ… 哀れだね シロガネ。 69 00:06:43,603 --> 00:06:47,107 所詮 君は古い時代の妖だよ。 70 00:06:47,107 --> 00:06:49,109 せめてもの情けだ。 71 00:06:49,109 --> 00:06:51,778 これ以上 ぶざまな姿をさらさぬよう➡ 72 00:06:51,778 --> 00:06:54,281 食い尽くしてあげよう。 73 00:06:59,786 --> 00:07:02,956 これは… んっ? 74 00:07:02,956 --> 00:07:07,627 シロガネから離れて 日喰くん。 75 00:07:07,627 --> 00:07:11,965 ((画楽:せっかくだし 折り紙 あらかじめ折っておくといいよ。 76 00:07:11,965 --> 00:07:17,304 魄を込めれば 何かのとき 役立つかもね~)) 77 00:07:17,304 --> 00:07:22,809 《妖巫女… こんな妖術もできるのか。 78 00:07:22,809 --> 00:07:26,112 腕がしびれてる…》 79 00:07:29,983 --> 00:07:35,655 《あくまで 命令は かく乱か。 攻撃に使えばいいのに》 80 00:07:35,655 --> 00:07:38,992 シロガネ! 《優しいね》 81 00:07:38,992 --> 00:07:42,595 しっかり! アホ! さっさと逃げろ! 82 00:07:42,595 --> 00:07:44,931 妖のケガなら治せるから! 83 00:07:44,931 --> 00:07:47,267 お前は まだ ひよっ子。 84 00:07:47,267 --> 00:07:51,604 妖の王を そう簡単に回復させられるか! 85 00:07:51,604 --> 00:07:56,109 だからって 放っておけないし! あっ…。 86 00:07:56,109 --> 00:07:59,946 おとなしく絶望していてくれよ 花奏さん。 87 00:07:59,946 --> 00:08:04,451 せっかく仕上がった君の魄が まずくなる。 88 00:08:04,451 --> 00:08:07,454 キャッ…。 すず! 89 00:08:07,454 --> 00:08:10,457 あっ…。 フフフ…。 90 00:08:10,457 --> 00:08:13,126 いただきます。 91 00:08:13,126 --> 00:08:15,795 《祭里!》 92 00:08:15,795 --> 00:08:18,998 んっ? 風!? 93 00:08:20,967 --> 00:08:27,307 バカな… どういうことだ? なぜ 君が…。 94 00:08:27,307 --> 00:08:31,644 《確かに魄を… 命の大半を食った》 95 00:08:31,644 --> 00:08:34,547 君の肉体は死んだはず! 96 00:08:37,150 --> 00:08:39,486 あっ…。 97 00:08:39,486 --> 00:08:44,257 (日喰)なぜ 生きている? 風巻祭里! 98 00:08:44,257 --> 00:08:47,093 まつ… り…。 99 00:08:47,093 --> 00:08:49,095 あっ…。 100 00:08:51,097 --> 00:08:55,001 (祭里)ケリつけるぜ 人妖! 101 00:09:01,941 --> 00:09:04,110 あっ…。 102 00:09:04,110 --> 00:09:07,781 (祭里)おわっ! いきなりくっつくなよ すず! 103 00:09:07,781 --> 00:09:10,450 だって 死んじゃったと思ってたし! 104 00:09:10,450 --> 00:09:12,452 てか ホントに なんで? 105 00:09:12,452 --> 00:09:14,454 男子に戻ってるし! 106 00:09:14,454 --> 00:09:17,123 あぁ 俺も よくわかんねえけど➡ 107 00:09:17,123 --> 00:09:19,292 術が解けたのかな? 108 00:09:19,292 --> 00:09:22,462 いや 秘術は解けていない。 109 00:09:22,462 --> 00:09:25,632 が 女体化で救われたな…。 110 00:09:25,632 --> 00:09:27,967 えっ? どういうこと? 111 00:09:27,967 --> 00:09:31,805 秘術・性醒流転の仕組みの話だ。 112 00:09:31,805 --> 00:09:33,807 あっ…。 113 00:09:33,807 --> 00:09:39,145 (シロガネ)腹に記された性転紋は 女に変化させる魄を生成し➡ 114 00:09:39,145 --> 00:09:42,415 祭里の全身を満たし続けている。 115 00:09:42,415 --> 00:09:45,418 それが ごっそり日喰に食われたため➡ 116 00:09:45,418 --> 00:09:51,925 一時的に変化が解け 祭里本人の魄が復活したのだ。 117 00:09:51,925 --> 00:09:57,430 女になってたおかげで 1回 コンティニューできたってわけか。 118 00:09:57,430 --> 00:10:01,768 偉大な妖の王の秘術を ゲームで例えるな。 119 00:10:01,768 --> 00:10:04,437 なるほど。 120 00:10:04,437 --> 00:10:08,942 シロガネに よく似た味は そういうことか。 121 00:10:08,942 --> 00:10:13,279 それなら…。 うっ… ぐあ~! 122 00:10:13,279 --> 00:10:15,281 シロガネ! ぐっ…。 123 00:10:15,281 --> 00:10:18,284 こいつ! う~ん…。 124 00:10:18,284 --> 00:10:23,957 味は好みじゃないけど 強大な魄には違いない。 125 00:10:23,957 --> 00:10:26,626 おや? まだ残っていたか。 126 00:10:26,626 --> 00:10:28,795 むぎゅ~! 127 00:10:28,795 --> 00:10:31,097 しぶといな…。 128 00:10:33,133 --> 00:10:35,969 風苦無! 129 00:10:35,969 --> 00:10:38,638 あっ…。 チッ! 130 00:10:38,638 --> 00:10:42,308 《祭里:無傷?》 破壊なんて不可能だよ。 131 00:10:42,308 --> 00:10:45,311 シロガネの魄を取り込んだ僕の体は➡ 132 00:10:45,311 --> 00:10:48,148 高密度な妖力の塊だ。 133 00:10:48,148 --> 00:10:50,817 やつの言うとおりである。 134 00:10:50,817 --> 00:10:54,487 さっさと すずを連れて逃げるである。 135 00:10:54,487 --> 00:10:57,991 お前の力で倒せる相手ではない…。 136 00:10:57,991 --> 00:11:00,994 行け! 早く! 137 00:11:00,994 --> 00:11:02,996 あっ…。 138 00:11:02,996 --> 00:11:06,499 転んでも ただでは起きねえのが祓忍。 139 00:11:06,499 --> 00:11:09,502 やつには もう十分 転ばされた。 140 00:11:09,502 --> 00:11:13,339 あとは もう祓うだけだ。 なっ!? 141 00:11:13,339 --> 00:11:18,011 俺を信じてくれ すず。 142 00:11:18,011 --> 00:11:20,346 わかった。 へっ!? 143 00:11:20,346 --> 00:11:22,682 おっ… なっ 何を…。 144 00:11:22,682 --> 00:11:25,018 おい! お前ら 正気か? 145 00:11:25,018 --> 00:11:29,355 ウフフ… とてもすてきな信頼関係だ。 146 00:11:29,355 --> 00:11:33,693 希望から一転 更なる絶望へ。 147 00:11:33,693 --> 00:11:36,696 これで 風巻祭里を殺すことで➡ 148 00:11:36,696 --> 00:11:40,700 彼女の魄は より おいしく調理されるはず。 149 00:11:40,700 --> 00:11:43,970 俺の意識が戻ったとき➡ 150 00:11:43,970 --> 00:11:47,473 すずが これに魄を込めて使うのを見た。 151 00:11:47,473 --> 00:11:51,477 すずの魄は お前にとって食い物のはずだ。 152 00:11:51,477 --> 00:11:54,981 なのに食おうとせず 破壊したよな。 153 00:11:54,981 --> 00:11:58,151 んっ? (祭里)魄を食う口。 154 00:11:58,151 --> 00:12:03,823 裏返せば 魄しか食えねえってことか。 155 00:12:03,823 --> 00:12:08,995 なら 俺の風をぶち込めば 腹 壊すかもな。 156 00:12:08,995 --> 00:12:13,666 フッ… くだらない推測だ! 157 00:12:13,666 --> 00:12:18,671 僕は 目の届く範囲なら どこにでも影喰を具現化できる! 158 00:12:18,671 --> 00:12:20,840 防御も回避も不能! 159 00:12:20,840 --> 00:12:23,676 無敵の能力だ! 160 00:12:23,676 --> 00:12:27,180 《いや… 無敵とかありえねえ! 161 00:12:27,180 --> 00:12:31,684 それなら こんな戦法は 必要ねえはずなんだ。 162 00:12:31,684 --> 00:12:34,854 接近戦で気をそらし➡ 163 00:12:34,854 --> 00:12:37,357 死角から口で攻撃》 164 00:12:41,194 --> 00:12:44,297 《この戦法が意味するのは…》 165 00:12:44,297 --> 00:12:48,134 いつまで そうやって 逃げるつもりかな? 166 00:12:48,134 --> 00:12:50,136 フッ! ぐっ…。 167 00:12:50,136 --> 00:12:53,139 フフ…。 祭里! 168 00:12:58,311 --> 00:13:01,147 フフ… やるね。 169 00:13:01,147 --> 00:13:03,816 これで確信したぜ。 んっ? 170 00:13:03,816 --> 00:13:08,321 影喰は お前にとって 最大の武器であると同時に➡ 171 00:13:08,321 --> 00:13:12,659 弱点でもある。 《あっ… 気付いたのか? 172 00:13:12,659 --> 00:13:17,830 確かに こいつの術は 精神エネルギーである魂。 173 00:13:17,830 --> 00:13:21,167 魄を食らう僕にとっては異物。 174 00:13:21,167 --> 00:13:23,836 だけどね…》 175 00:13:23,836 --> 00:13:28,508 《思い出せ あのとき じいちゃんが言ってたこと…》 176 00:13:28,508 --> 00:13:32,011 ((うわっ… うわっ… うわ~! 177 00:13:32,011 --> 00:13:35,014 無理だよ じいちゃん! こんな嵐の中で➡ 178 00:13:35,014 --> 00:13:37,016 ろうそくの火を消さずに 持てって…。 179 00:13:37,016 --> 00:13:41,354 あっ… えっ? じいちゃんの周りだけ風が…。 180 00:13:41,354 --> 00:13:44,791 (清弦)祭里よ… 敵を倒すという➡ 181 00:13:44,791 --> 00:13:48,127 強い感情で練り上げた魂力は➡ 182 00:13:48,127 --> 00:13:50,963 風を武器に変える。 183 00:13:50,963 --> 00:13:56,302 が 風巻流の本質は それのみにあらず。 184 00:13:56,302 --> 00:14:00,807 優しく 穏やかな なぎのような心で➡ 185 00:14:00,807 --> 00:14:03,643 風と調和するのだ…)) 186 00:14:03,643 --> 00:14:07,647 《祭里:あのころの俺には よくわからなかった。 187 00:14:07,647 --> 00:14:11,484 すずを守るため 妖を倒す。 188 00:14:11,484 --> 00:14:14,087 それしか頭になかったからだ》 189 00:14:18,157 --> 00:14:21,828 ((すず:私がシロガネと 心から友達になれたら➡ 190 00:14:21,828 --> 00:14:24,664 全部 解決だよね)) 191 00:14:24,664 --> 00:14:28,334 《そんなこと 絶対無理だと思っていたのに➡ 192 00:14:28,334 --> 00:14:31,838 すずとシロガネが示してくれた。 193 00:14:31,838 --> 00:14:35,007 攻撃だけが すべてじゃない。 194 00:14:35,007 --> 00:14:39,846 風と調和し 一体化する》 195 00:14:39,846 --> 00:14:41,848 あっ…。 196 00:14:50,123 --> 00:14:53,793 《場の空気が 一切の動きを止めた…》 197 00:14:53,793 --> 00:14:58,631 フッ… フフフフ… ここにきて戦意喪失かな? 198 00:14:58,631 --> 00:15:01,634 それとも 風にさえ見放されたか? 199 00:15:01,634 --> 00:15:04,837 ハハハハハ! ならば…。 200 00:15:08,307 --> 00:15:11,310 祭里! 影喰が一つだけとは➡ 201 00:15:11,310 --> 00:15:13,312 言わなかったよね! 202 00:15:13,312 --> 00:15:16,315 てめえは ウソばっかりだな。 203 00:15:18,985 --> 00:15:21,654 《全部 幻! 204 00:15:21,654 --> 00:15:25,658 空気が揺らいだ本物は 一つだけ!》 205 00:15:25,658 --> 00:15:29,996 祓忍法・旋散華! 206 00:15:29,996 --> 00:15:32,665 ぐっ!? 207 00:15:32,665 --> 00:15:36,335 ぐあ~! 208 00:15:36,335 --> 00:15:39,172 (2人)あっ…。 あぁ…。 209 00:15:39,172 --> 00:15:43,609 無風状態は 周囲の風の動きを感知する➡ 210 00:15:43,609 --> 00:15:47,613 結界術… だったのか…。 211 00:15:47,613 --> 00:15:49,782 最初に言ったよな。 212 00:15:49,782 --> 00:15:52,785 てめえの胃袋に風穴開けるって。 213 00:15:52,785 --> 00:15:54,954 くっ…。 214 00:15:54,954 --> 00:15:56,956 か… 形が…。 215 00:15:56,956 --> 00:16:00,626 存在が… 維持できない…。 216 00:16:00,626 --> 00:16:04,463 ダメージが… 大きすぎる…。 217 00:16:04,463 --> 00:16:11,804 人妖は… 人も 妖も超えた種族のはず…。 218 00:16:11,804 --> 00:16:14,974 食うんだ… なんとしても…。 219 00:16:14,974 --> 00:16:21,314 至高の料理… 君を…。 220 00:16:21,314 --> 00:16:23,649 なんで…。 221 00:16:23,649 --> 00:16:26,652 なんで そんな顔をする…。 222 00:16:26,652 --> 00:16:29,989 なぜ 泣く…。 223 00:16:29,989 --> 00:16:33,159 《そんなの…。 224 00:16:33,159 --> 00:16:38,364 食欲がうせるよ… 花奏さん…》 225 00:16:41,667 --> 00:16:44,770 《やはり この娘は 妖の側に立って➡ 226 00:16:44,770 --> 00:16:47,773 物事を考えている》 227 00:16:47,773 --> 00:16:51,577 すず 大丈夫か? あっ…。 228 00:16:54,780 --> 00:16:58,618 おっ… おい…。 229 00:16:58,618 --> 00:17:03,456 (すず)うん… かわいそうな人だった。 230 00:17:03,456 --> 00:17:05,958 食べられた妖たちも。 231 00:17:05,958 --> 00:17:10,796 すず…。 ごめん もう大丈夫。 232 00:17:10,796 --> 00:17:15,801 祭里が生きてたから。 これは もう うれし涙。 233 00:17:15,801 --> 00:17:17,803 あっ…。 234 00:17:19,805 --> 00:17:21,974 《あれ?》 235 00:17:21,974 --> 00:17:26,812 (宗牙)雑魚は すべて片づけた! 加勢するぞ 風巻! 236 00:17:26,812 --> 00:17:29,982 おっ… あっ…。 237 00:17:29,982 --> 00:17:34,153 (ポ之助)なっ… 祭里殿が男に戻っているっポ! 238 00:17:34,153 --> 00:17:36,656 (ポ之助)しかも このムードは…。 239 00:17:36,656 --> 00:17:41,661 帰るぞ ポ之助。 えっ? 主様! 240 00:17:41,661 --> 00:17:44,263 俺は 仕事は果たした。 241 00:17:44,263 --> 00:17:47,934 花奏すずが無事で よかったではないか。 242 00:17:47,934 --> 00:17:49,936 主様! 243 00:17:49,936 --> 00:17:51,938 (宗牙)なのに…。 244 00:17:51,938 --> 00:17:57,109 この頬を伝うものは なんだ? 主様~! 245 00:17:57,109 --> 00:18:00,613 《あっ…。 さすがだな 先輩。 246 00:18:00,613 --> 00:18:05,618 仕事きっちりこなして 何も言わず去っていく…》 247 00:18:05,618 --> 00:18:08,788 プスー! プス プスー! 248 00:18:08,788 --> 00:18:13,292 コラッ! べたついている場合か 未成年ども! 249 00:18:13,292 --> 00:18:16,629 言っとくが 性醒流転の術は➡ 250 00:18:16,629 --> 00:18:19,131 一時的に効果を食われただけ! 251 00:18:19,131 --> 00:18:21,801 ハッピーエンドには程遠いぞ! 252 00:18:21,801 --> 00:18:24,637 また祭里は 女の子に戻っちゃうの? 253 00:18:24,637 --> 00:18:28,474 当然である! あの秘術を解除するには➡ 254 00:18:28,474 --> 00:18:32,144 かけたときと まったく同じ妖力が必要となる。 255 00:18:32,144 --> 00:18:35,481 我が輩が その力を失ってしまった以上➡ 256 00:18:35,481 --> 00:18:38,651 永久に作用し続けるしかない! 257 00:18:38,651 --> 00:18:42,254 《さようなら かっこいい我が輩…》 258 00:18:42,254 --> 00:18:47,593 おそらく 日没ごろには 術の効果が戻るだろう…。 259 00:18:47,593 --> 00:18:49,996 (すず)そんな…。 260 00:18:52,264 --> 00:18:56,102 すず ちょっと つきあってもらえるか? 261 00:18:56,102 --> 00:19:00,439 んっ? 男のときにしかできねえこと➡ 262 00:19:00,439 --> 00:19:04,110 やっておきたいんだ。 んっ? 263 00:19:04,110 --> 00:19:08,781 《えっ? え~! いっ いきなり? 264 00:19:08,781 --> 00:19:11,617 しかも こんな森の中で? 265 00:19:11,617 --> 00:19:13,786 まっ まだ明るいし! 266 00:19:13,786 --> 00:19:15,788 こっ 心の準備が!》 267 00:19:15,788 --> 00:19:17,790 (ガードを外して地面に放る音) 268 00:19:17,790 --> 00:19:21,627 《はっ! あ~ もう脱ぎ始めた! 269 00:19:21,627 --> 00:19:25,464 ひ~! 猛烈 恥ずいけど…。 270 00:19:25,464 --> 00:19:29,802 覚悟 決めるしか!》 271 00:19:29,802 --> 00:19:32,972 んっ? ふんどし一丁でやるのが➡ 272 00:19:32,972 --> 00:19:37,309 一番 精神集中できるんだ 滝行! 273 00:19:37,309 --> 00:19:39,645 あっ… そう…。 274 00:19:39,645 --> 00:19:42,081 (シロガネ)なぜ お前も脱いだ? すず。 275 00:19:42,081 --> 00:19:44,583 暑かったから…。 276 00:19:44,583 --> 00:19:47,253 《なんで このタイミングで滝行? 277 00:19:47,253 --> 00:19:50,256 ふんどし姿は セクシーだけど…》 278 00:19:50,256 --> 00:19:53,926 《あんなことのあとでも ぶれんな こいつ…。 279 00:19:53,926 --> 00:19:58,931 まぁ 切り替えが早いのも 資質ではあるか…。 280 00:19:58,931 --> 00:20:04,437 ひょっとして… すずなら…》 281 00:20:04,437 --> 00:20:09,275 《よかったぜ 修行に使ってた滝が近くで。 282 00:20:09,275 --> 00:20:12,611 少し 頭を冷やさねえと。 283 00:20:12,611 --> 00:20:16,615 まさか あんな気持ちになるなんて…》 284 00:20:16,615 --> 00:20:19,785 ((《俺より 背 低かったんだっけ? 285 00:20:19,785 --> 00:20:22,955 すずのやつ…。 286 00:20:22,955 --> 00:20:26,959 なんだ? なんか すずに…。 287 00:20:26,959 --> 00:20:30,062 キス… したい…》)) 288 00:20:32,131 --> 00:20:35,301 《以前の俺なら ありえねえ。 289 00:20:35,301 --> 00:20:40,306 あいつは 俺にとって そんな存在じゃなかった。 290 00:20:40,306 --> 00:20:43,142 もっと特別な…。 291 00:20:43,142 --> 00:20:45,811 けど 同性として➡ 292 00:20:45,811 --> 00:20:48,981 これまでとは違う距離感で 過ごしたから➡ 293 00:20:48,981 --> 00:20:52,485 身近な存在として 見れるようになったんだ。 294 00:20:52,485 --> 00:20:56,989 一人の女の子としての すずを…》 295 00:20:56,989 --> 00:20:58,991 祭里! 296 00:20:58,991 --> 00:21:01,160 あっ… なっ!? 297 00:21:01,160 --> 00:21:04,330 なんで こっち来てんだよ! だって 何回 呼んでも➡ 298 00:21:04,330 --> 00:21:07,833 気付かないし。 あっ…。 299 00:21:07,833 --> 00:21:10,169 《しっ… 下着が…》 300 00:21:10,169 --> 00:21:14,173 あのね 私もちゃんと 言っておきたいと思って。 301 00:21:14,173 --> 00:21:16,675 今の祭里に。 302 00:21:16,675 --> 00:21:21,180 おっ… えっ? 何を? 303 00:21:21,180 --> 00:21:24,183 今日は 守ってくれてありがとう。 304 00:21:24,183 --> 00:21:26,685 でもね やっぱり➡ 305 00:21:26,685 --> 00:21:29,855 ずっと守られるだけの私では いたくないんだ。 306 00:21:29,855 --> 00:21:34,360 えっ…。 私は 妖のことをもっと知って➡ 307 00:21:34,360 --> 00:21:39,031 妖巫女としての力を 最大限に引き出したい。 308 00:21:39,031 --> 00:21:43,302 そして いつか 祭里を男の子に戻すの! 309 00:21:43,302 --> 00:21:46,305 次は 私が祭里を助ける番! 310 00:21:46,305 --> 00:21:48,474 えへっ! 311 00:21:48,474 --> 00:21:52,645 《妖巫女として すずが力をつけたら➡ 312 00:21:52,645 --> 00:21:55,814 どこか 手の届かない遠くに行っちまう。 313 00:21:55,814 --> 00:21:58,150 そう思ってた。 314 00:21:58,150 --> 00:22:01,821 でも 今は前より不安じゃない。 315 00:22:01,821 --> 00:22:04,990 すずが 一人の女の子だって思えたから》 316 00:22:04,990 --> 00:22:07,826 ああ 頼むよ すず。 317 00:22:07,826 --> 00:22:12,331 けど 今日みたいなときは やっぱり守るからな! 318 00:22:12,331 --> 00:22:16,001 《俺 すずのことが好きなんだ》 319 00:22:16,001 --> 00:22:18,804 ありがと… 祭里。 320 00:22:22,508 --> 00:22:26,178 また少し この姿とは お別れだな。 321 00:22:26,178 --> 00:22:30,583 大丈夫! 絶対 私が元に戻… あっ…。 322 00:22:32,518 --> 00:22:35,621 あっ! はっ! 323 00:22:38,357 --> 00:22:40,693 あっ! はっ!? 324 00:22:40,693 --> 00:22:43,629 どこに話しかけてるであるか! 325 00:22:43,629 --> 00:22:48,133 みっ… 水が目に入って…。 《両方… 見られた…》 326 00:22:48,133 --> 00:22:50,469 (画楽)うん うん。 327 00:22:50,469 --> 00:22:55,975 やっぱり目が離せないなぁ あの3人。