1 00:00:04,972 --> 00:00:07,808 (すず)シロガネ…。 2 00:00:07,808 --> 00:00:11,812 (シロガネ)しがみついてろ すず。 3 00:00:11,812 --> 00:00:16,483 《すず:解けちゃったんだ… 封印。 4 00:00:16,483 --> 00:00:20,821 私たちの関係をつなぐ全部が…》 5 00:00:20,821 --> 00:00:23,323 なくなっちゃった…。 6 00:00:27,327 --> 00:00:29,663 <妖。 7 00:00:29,663 --> 00:00:34,334 それは不可思議にして 人の眼には見えぬもの。 8 00:00:34,334 --> 00:00:37,504 人にあだなす 邪悪な妖を滅すべく➡ 9 00:00:37,504 --> 00:00:42,342 古来より 戦い続ける 忍びの者たちがいる。 10 00:00:42,342 --> 00:00:44,544 その名は…> 11 00:00:49,016 --> 00:00:51,018 <祓忍> 12 00:02:32,986 --> 00:02:34,988 (日喰)横取りは ずるいな。 13 00:02:34,988 --> 00:02:38,825 (日喰)風巻祭里の死で 彼女の魄は今➡ 14 00:02:38,825 --> 00:02:42,662 最高においしく 調理されたところなんだ。 15 00:02:42,662 --> 00:02:45,999 返してくれよ シロガネ。 16 00:02:45,999 --> 00:02:48,168 《あれが やっかいだ…。 17 00:02:48,168 --> 00:02:51,338 やつの能力 影喰。 18 00:02:51,338 --> 00:02:56,677 周囲の空間に 魄を食らう口を出現させる…》 19 00:02:56,677 --> 00:03:00,614 ⦅日喰:君の味は あまり好みじゃないなぁ…。 20 00:03:00,614 --> 00:03:04,284 フフ… フフフフフ…⦆ 21 00:03:04,284 --> 00:03:09,790 《肉体を持たぬ妖の体は 直接 削り取られる。 22 00:03:09,790 --> 00:03:15,462 出現するまで においも気配も感知不能の口…。 23 00:03:15,462 --> 00:03:17,798 ならば…。 24 00:03:17,798 --> 00:03:20,300 距離を取って 仕掛ける!》 25 00:03:20,300 --> 00:03:22,302 銀妖針! 26 00:03:22,302 --> 00:03:26,139 まぁ 君の気持ちも わからないでもない。 27 00:03:26,139 --> 00:03:29,810 自分の獲物と言いたいんだろう? くっ…。 28 00:03:29,810 --> 00:03:34,981 行方をくらました君は 妖巫女を求めた。 29 00:03:34,981 --> 00:03:39,319 影喰に対抗するには 大量の魄を 獲得する必要があると➡ 30 00:03:39,319 --> 00:03:41,655 考えたんだろう? 31 00:03:41,655 --> 00:03:44,825 《それで 私のとこに…》 32 00:03:44,825 --> 00:03:49,162 ごちゃごちゃと 無駄口をたたくな! 33 00:03:49,162 --> 00:03:52,499 妖術・紫業火! 34 00:03:52,499 --> 00:03:55,102 フフ…。 あっ…。 35 00:03:57,504 --> 00:03:59,506 フフフフ…。 くっ…。 36 00:03:59,506 --> 00:04:03,944 無駄だよ。 妖術も魄を消費して起こすもの。 37 00:04:03,944 --> 00:04:06,613 僕には食料だ。 38 00:04:06,613 --> 00:04:09,783 あまたの妖術を 極めた君にとって➡ 39 00:04:09,783 --> 00:04:12,452 僕は天敵なのさ。 40 00:04:12,452 --> 00:04:16,456 《やはり 妖術は やつに力を与えるだけ。 41 00:04:16,456 --> 00:04:19,960 効くのは直接攻撃のみだ。 42 00:04:19,960 --> 00:04:25,132 しかし すずを乗せたまま 接近戦を挑むのは あまりにも…》 43 00:04:25,132 --> 00:04:28,635 もういいよ シロガネ。 あっ…。 44 00:04:28,635 --> 00:04:33,473 早く食べて… それでシロガネが死なずに済むなら➡ 45 00:04:33,473 --> 00:04:36,143 もう… それでいいよ。 46 00:04:36,143 --> 00:04:38,812 アホめ! (すず)えっ…。 47 00:04:38,812 --> 00:04:42,315 祭里が死んだ途端 それか! あっ…。 48 00:04:42,315 --> 00:04:47,487 あいつが守ろうとした命を そう簡単に投げ出すのか! 49 00:04:47,487 --> 00:04:49,489 あっ…。 50 00:04:49,489 --> 00:04:53,160 おやおや… 情に ほだされちゃったか? 51 00:04:53,160 --> 00:04:55,829 妖の王。 52 00:04:55,829 --> 00:04:58,165 うっ…。 キャッ…。 53 00:04:58,165 --> 00:05:00,100 ほら! 54 00:05:00,100 --> 00:05:02,435 うっ…。 (日喰)気をとられた! 55 00:05:02,435 --> 00:05:05,272 《この距離でも出せるのか!》 56 00:05:05,272 --> 00:05:07,274 キャッ! 57 00:05:09,276 --> 00:05:12,112 《シロガネ!》 58 00:05:12,112 --> 00:05:15,448 《人間は嫌いである。 59 00:05:15,448 --> 00:05:19,119 勝手におびえ 迫害し➡ 60 00:05:19,119 --> 00:05:23,123 勝手にあがめ 奉り➡ 61 00:05:23,123 --> 00:05:26,626 勝手に忘れ 捨て去るのだ…》 62 00:05:29,129 --> 00:05:32,132 あっ…。 63 00:05:32,132 --> 00:05:36,636 《シロガネ:二度と この生き物に関わるものか。 64 00:05:36,636 --> 00:05:40,040 幾度 そう思っても…》 65 00:05:41,975 --> 00:05:48,081 《シロガネ:近づくと また 少しは悪くないと思えてしまう》 66 00:05:50,984 --> 00:05:54,154 《シロガネ:だから…。 67 00:05:54,154 --> 00:05:56,990 嫌いなのだ…》 68 00:05:56,990 --> 00:06:01,595 ウフフフフ… 哀れだね シロガネ。 69 00:06:01,595 --> 00:06:05,098 所詮 君は古い時代の妖だよ。 70 00:06:05,098 --> 00:06:07,100 せめてもの情けだ。 71 00:06:07,100 --> 00:06:09,769 これ以上 ぶざまな姿をさらさぬよう➡ 72 00:06:09,769 --> 00:06:12,272 食い尽くしてあげよう。 73 00:06:17,777 --> 00:06:20,947 これは… んっ? 74 00:06:20,947 --> 00:06:25,619 シロガネから離れて 日喰くん。 75 00:06:25,619 --> 00:06:29,956 ⦅画楽:せっかくだし 折り紙 あらかじめ折っておくといいよ。 76 00:06:29,956 --> 00:06:35,295 魄を込めれば 何かのとき 役立つかもね~⦆ 77 00:06:35,295 --> 00:06:40,800 《妖巫女… こんな妖術もできるのか。 78 00:06:40,800 --> 00:06:44,104 腕がしびれてる…》 79 00:06:47,974 --> 00:06:53,647 《あくまで 命令は かく乱か。 攻撃に使えばいいのに》 80 00:06:53,647 --> 00:06:56,983 シロガネ! 《優しいね》 81 00:06:56,983 --> 00:07:00,587 しっかり! アホ! さっさと逃げろ! 82 00:07:00,587 --> 00:07:02,923 妖のケガなら治せるから! 83 00:07:02,923 --> 00:07:05,258 お前は まだ ひよっ子。 84 00:07:05,258 --> 00:07:09,596 妖の王を そう簡単に回復させられるか! 85 00:07:09,596 --> 00:07:14,100 だからって 放っておけないし! あっ…。 86 00:07:14,100 --> 00:07:17,938 おとなしく絶望していてくれよ 花奏さん。 87 00:07:17,938 --> 00:07:22,442 せっかく仕上がった君の魄が まずくなる。 88 00:07:22,442 --> 00:07:25,445 キャッ…。 すず! 89 00:07:25,445 --> 00:07:28,448 あっ…。 フフフ…。 90 00:07:28,448 --> 00:07:31,117 いただきます。 91 00:07:31,117 --> 00:07:33,787 《祭里!》 92 00:07:33,787 --> 00:07:36,990 んっ? 風!? 93 00:07:38,959 --> 00:07:45,298 バカな… どういうことだ? なぜ 君が…。 94 00:07:45,298 --> 00:07:49,636 《確かに魄を… 命の大半を食った》 95 00:07:49,636 --> 00:07:52,539 君の肉体は死んだはず! 96 00:07:55,141 --> 00:07:57,477 あっ…。 97 00:07:57,477 --> 00:08:02,248 (日喰)なぜ 生きている? 風巻祭里! 98 00:08:02,248 --> 00:08:05,085 まつ… り…。 99 00:08:05,085 --> 00:08:07,087 あっ…。 100 00:08:09,089 --> 00:08:12,993 (祭里)ケリつけるぜ 人妖! 101 00:08:19,933 --> 00:08:22,102 あっ…。 102 00:08:22,102 --> 00:08:25,772 (祭里)おわっ! いきなりくっつくなよ すず! 103 00:08:25,772 --> 00:08:28,441 だって 死んじゃったと思ってたし! 104 00:08:28,441 --> 00:08:30,443 てか ホントに なんで? 105 00:08:30,443 --> 00:08:32,445 男子に戻ってるし! 106 00:08:32,445 --> 00:08:35,115 あぁ 俺も よくわかんねえけど➡ 107 00:08:35,115 --> 00:08:37,283 術が解けたのかな? 108 00:08:37,283 --> 00:08:40,453 いや 秘術は解けていない。 109 00:08:40,453 --> 00:08:43,623 が 女体化で救われたな…。 110 00:08:43,623 --> 00:08:45,959 えっ? どういうこと? 111 00:08:45,959 --> 00:08:49,796 秘術・性醒流転の仕組みの話だ。 112 00:08:49,796 --> 00:08:51,798 あっ…。 113 00:08:51,798 --> 00:08:57,137 (シロガネ)腹に記された性転紋は 女に変化させる魄を生成し➡ 114 00:08:57,137 --> 00:09:00,407 祭里の全身を満たし続けている。 115 00:09:00,407 --> 00:09:03,410 それが ごっそり日喰に食われたため➡ 116 00:09:03,410 --> 00:09:09,916 一時的に変化が解け 祭里本人の魄が復活したのだ。 117 00:09:09,916 --> 00:09:15,422 女になってたおかげで 1回 コンティニューできたってわけか。 118 00:09:15,422 --> 00:09:19,759 偉大な妖の王の秘術を ゲームで例えるな。 119 00:09:19,759 --> 00:09:22,429 なるほど。 120 00:09:22,429 --> 00:09:26,933 シロガネに よく似た味は そういうことか。 121 00:09:26,933 --> 00:09:31,271 それなら…。 うっ… ぐあ~! 122 00:09:31,271 --> 00:09:33,273 シロガネ! ぐっ…。 123 00:09:33,273 --> 00:09:36,276 こいつ! う~ん…。 124 00:09:36,276 --> 00:09:41,948 味は好みじゃないけど 強大な魄には違いない。 125 00:09:41,948 --> 00:09:44,617 おや? まだ残っていたか。 126 00:09:44,617 --> 00:09:46,786 むぎゅ~! 127 00:09:46,786 --> 00:09:49,088 しぶといな…。 128 00:09:51,124 --> 00:09:53,960 風苦無! 129 00:09:53,960 --> 00:09:56,629 あっ…。 チッ! 130 00:09:56,629 --> 00:10:00,300 《祭里:無傷?》 破壊なんて不可能だよ。 131 00:10:00,300 --> 00:10:03,303 シロガネの魄を取り込んだ僕の体は➡ 132 00:10:03,303 --> 00:10:06,139 高密度な妖力の塊だ。 133 00:10:06,139 --> 00:10:08,808 やつの言うとおりである。 134 00:10:08,808 --> 00:10:12,479 さっさと すずを連れて逃げるである。 135 00:10:12,479 --> 00:10:15,982 お前の力で倒せる相手ではない…。 136 00:10:15,982 --> 00:10:18,985 行け! 早く! 137 00:10:18,985 --> 00:10:20,987 あっ…。 138 00:10:20,987 --> 00:10:24,491 転んでも ただでは起きねえのが祓忍。 139 00:10:24,491 --> 00:10:27,494 やつには もう十分 転ばされた。 140 00:10:27,494 --> 00:10:31,331 あとは もう祓うだけだ。 なっ!? 141 00:10:31,331 --> 00:10:36,002 俺を信じてくれ すず。 142 00:10:36,002 --> 00:10:38,338 わかった。 へっ!? 143 00:10:38,338 --> 00:10:40,673 おっ… なっ 何を…。 144 00:10:40,673 --> 00:10:43,009 おい! お前ら 正気か? 145 00:10:43,009 --> 00:10:47,347 ウフフ… とてもすてきな信頼関係だ。 146 00:10:47,347 --> 00:10:51,684 希望から一転 更なる絶望へ。 147 00:10:51,684 --> 00:10:54,687 これで 風巻祭里を殺すことで➡ 148 00:10:54,687 --> 00:10:58,691 彼女の魄は より おいしく調理されるはず。 149 00:10:58,691 --> 00:11:01,961 俺の意識が戻ったとき➡ 150 00:11:01,961 --> 00:11:05,465 すずが これに魄を込めて使うのを見た。 151 00:11:05,465 --> 00:11:09,469 すずの魄は お前にとって食い物のはずだ。 152 00:11:09,469 --> 00:11:12,972 なのに食おうとせず 破壊したよな。 153 00:11:12,972 --> 00:11:16,142 んっ? (祭里)魄を食う口。 154 00:11:16,142 --> 00:11:21,814 裏返せば 魄しか食えねえってことか。 155 00:11:21,814 --> 00:11:26,986 なら 俺の風をぶち込めば 腹 壊すかもな。 156 00:11:26,986 --> 00:11:31,658 フッ… くだらない推測だ! 157 00:11:31,658 --> 00:11:36,663 僕は 目の届く範囲なら どこにでも影喰を具現化できる! 158 00:11:36,663 --> 00:11:38,831 防御も回避も不能! 159 00:11:38,831 --> 00:11:41,668 無敵の能力だ! 160 00:11:41,668 --> 00:11:45,171 《いや… 無敵とかありえねえ! 161 00:11:45,171 --> 00:11:49,676 それなら こんな戦法は 必要ねえはずなんだ。 162 00:11:49,676 --> 00:11:52,845 接近戦で気をそらし➡ 163 00:11:52,845 --> 00:11:55,348 死角から口で攻撃》 164 00:11:59,185 --> 00:12:02,288 《この戦法が意味するのは…》 165 00:12:02,288 --> 00:12:06,125 いつまで そうやって 逃げるつもりかな? 166 00:12:06,125 --> 00:12:08,127 フッ! ぐっ…。 167 00:12:08,127 --> 00:12:11,130 フフ…。 祭里! 168 00:12:16,302 --> 00:12:19,138 フフ… やるね。 169 00:12:19,138 --> 00:12:21,808 これで確信したぜ。 んっ? 170 00:12:21,808 --> 00:12:26,312 影喰は お前にとって 最大の武器であると同時に➡ 171 00:12:26,312 --> 00:12:30,650 弱点でもある。 《あっ… 気付いたのか? 172 00:12:30,650 --> 00:12:35,822 確かに こいつの術は 精神エネルギーである魂。 173 00:12:35,822 --> 00:12:39,158 魄を食らう僕にとっては異物。 174 00:12:39,158 --> 00:12:41,828 だけどね…》 175 00:12:41,828 --> 00:12:46,499 《思い出せ あのとき じいちゃんが言ってたこと…》 176 00:12:46,499 --> 00:12:50,003 ⦅うわっ… うわっ… うわ~! 177 00:12:50,003 --> 00:12:53,006 無理だよ じいちゃん! こんな嵐の中で➡ 178 00:12:53,006 --> 00:12:55,008 ろうそくの火を消さずに 持てって…。 179 00:12:55,008 --> 00:12:59,345 あっ… えっ? じいちゃんの周りだけ風が…。 180 00:12:59,345 --> 00:13:02,782 (清弦)祭里よ… 敵を倒すという➡ 181 00:13:02,782 --> 00:13:06,119 強い感情で練り上げた魂力は➡ 182 00:13:06,119 --> 00:13:08,955 風を武器に変える。 183 00:13:08,955 --> 00:13:14,293 が 風巻流の本質は それのみにあらず。 184 00:13:14,293 --> 00:13:18,798 優しく 穏やかな なぎのような心で➡ 185 00:13:18,798 --> 00:13:21,634 風と調和するのだ…⦆ 186 00:13:21,634 --> 00:13:25,638 《祭里:あのころの俺には よくわからなかった。 187 00:13:25,638 --> 00:13:29,475 すずを守るため 妖を倒す。 188 00:13:29,475 --> 00:13:32,078 それしか頭になかったからだ》 189 00:13:36,149 --> 00:13:39,819 ⦅すず:私がシロガネと 心から友達になれたら➡ 190 00:13:39,819 --> 00:13:42,655 全部 解決だよね⦆ 191 00:13:42,655 --> 00:13:46,326 《そんなこと 絶対無理だと思っていたのに➡ 192 00:13:46,326 --> 00:13:49,829 すずとシロガネが示してくれた。 193 00:13:49,829 --> 00:13:52,999 攻撃だけが すべてじゃない。 194 00:13:52,999 --> 00:13:57,837 風と調和し 一体化する》 195 00:13:57,837 --> 00:13:59,839 あっ…。 196 00:14:08,114 --> 00:14:11,784 《場の空気が 一切の動きを止めた…》 197 00:14:11,784 --> 00:14:16,622 フッ… フフフフ… ここにきて戦意喪失かな? 198 00:14:16,622 --> 00:14:19,625 それとも 風にさえ見放されたか? 199 00:14:19,625 --> 00:14:22,829 ハハハハハ! ならば…。 200 00:14:26,299 --> 00:14:29,302 祭里! 影喰が一つだけとは➡ 201 00:14:29,302 --> 00:14:31,304 言わなかったよね! 202 00:14:31,304 --> 00:14:34,307 てめえは ウソばっかりだな。 203 00:14:36,976 --> 00:14:39,645 《全部 幻! 204 00:14:39,645 --> 00:14:43,649 空気が揺らいだ本物は 一つだけ!》 205 00:14:43,649 --> 00:14:47,987 祓忍法・旋散華! 206 00:14:47,987 --> 00:14:50,656 ぐっ!? 207 00:14:50,656 --> 00:14:54,327 ぐあ~! 208 00:14:54,327 --> 00:14:57,163 (2人)あっ…。 あぁ…。 209 00:14:57,163 --> 00:15:01,601 無風状態は 周囲の風の動きを感知する➡ 210 00:15:01,601 --> 00:15:05,605 結界術… だったのか…。 211 00:15:05,605 --> 00:15:07,774 最初に言ったよな。 212 00:15:07,774 --> 00:15:10,777 てめえの胃袋に風穴開けるって。 213 00:15:10,777 --> 00:15:12,945 くっ…。 214 00:15:12,945 --> 00:15:14,947 か… 形が…。 215 00:15:14,947 --> 00:15:18,618 存在が… 維持できない…。 216 00:15:18,618 --> 00:15:22,455 ダメージが… 大きすぎる…。 217 00:15:22,455 --> 00:15:29,796 人妖は… 人も 妖も超えた種族のはず…。 218 00:15:29,796 --> 00:15:32,965 食うんだ… なんとしても…。 219 00:15:32,965 --> 00:15:39,305 至高の料理… 君を…。 220 00:15:39,305 --> 00:15:41,641 なんで…。 221 00:15:41,641 --> 00:15:44,644 なんで そんな顔をする…。 222 00:15:44,644 --> 00:15:47,980 なぜ 泣く…。 223 00:15:47,980 --> 00:15:51,150 《そんなの…。 224 00:15:51,150 --> 00:15:56,355 食欲がうせるよ… 花奏さん…》 225 00:15:59,659 --> 00:16:02,762 《やはり この娘は 妖の側に立って➡ 226 00:16:02,762 --> 00:16:05,765 物事を考えている》 227 00:16:05,765 --> 00:16:09,569 すず 大丈夫か? あっ…。 228 00:16:12,772 --> 00:16:16,609 おっ… おい…。 229 00:16:16,609 --> 00:16:21,447 (すず)うん… かわいそうな人だった。 230 00:16:21,447 --> 00:16:23,950 食べられた妖たちも。 231 00:16:23,950 --> 00:16:28,788 すず…。 ごめん もう大丈夫。 232 00:16:28,788 --> 00:16:33,793 祭里が生きてたから。 これは もう うれし涙。 233 00:16:33,793 --> 00:16:35,795 あっ…。 234 00:16:37,797 --> 00:16:39,966 《あれ?》 235 00:16:39,966 --> 00:16:44,804 (宗牙)雑魚は すべて片づけた! 加勢するぞ 風巻! 236 00:16:44,804 --> 00:16:47,974 おっ… あっ…。 237 00:16:47,974 --> 00:16:52,144 (ポ之助)なっ… 祭里殿が男に戻っているっポ! 238 00:16:52,144 --> 00:16:54,647 (ポ之助)しかも このムードは…。 239 00:16:54,647 --> 00:16:59,652 帰るぞ ポ之助。 えっ? 主様! 240 00:16:59,652 --> 00:17:02,255 俺は 仕事は果たした。 241 00:17:02,255 --> 00:17:05,925 花奏すずが無事で よかったではないか。 242 00:17:05,925 --> 00:17:07,927 主様! 243 00:17:07,927 --> 00:17:09,929 (宗牙)なのに…。 244 00:17:09,929 --> 00:17:15,101 この頬を伝うものは なんだ? 主様~! 245 00:17:15,101 --> 00:17:18,604 《あっ…。 さすがだな 先輩。 246 00:17:18,604 --> 00:17:23,609 仕事きっちりこなして 何も言わず去っていく…》 247 00:17:23,609 --> 00:17:26,779 プスー! プス プスー! 248 00:17:26,779 --> 00:17:31,284 コラッ! べたついている場合か 未成年ども! 249 00:17:31,284 --> 00:17:34,620 言っとくが 性醒流転の術は➡ 250 00:17:34,620 --> 00:17:37,123 一時的に効果を食われただけ! 251 00:17:37,123 --> 00:17:39,792 ハッピーエンドには程遠いぞ! 252 00:17:39,792 --> 00:17:42,628 また祭里は 女の子に戻っちゃうの? 253 00:17:42,628 --> 00:17:46,465 当然である! あの秘術を解除するには➡ 254 00:17:46,465 --> 00:17:50,136 かけたときと まったく同じ妖力が必要となる。 255 00:17:50,136 --> 00:17:53,472 我が輩が その力を失ってしまった以上➡ 256 00:17:53,472 --> 00:17:56,642 永久に作用し続けるしかない! 257 00:17:56,642 --> 00:18:00,246 《さようなら かっこいい我が輩…》 258 00:18:00,246 --> 00:18:05,584 おそらく 日没ごろには 術の効果が戻るだろう…。 259 00:18:05,584 --> 00:18:07,987 (すず)そんな…。 260 00:18:10,256 --> 00:18:14,093 すず ちょっと つきあってもらえるか? 261 00:18:14,093 --> 00:18:18,431 んっ? 男のときにしかできねえこと➡ 262 00:18:18,431 --> 00:18:22,101 やっておきたいんだ。 んっ? 263 00:18:22,101 --> 00:18:26,772 《えっ? え~! いっ いきなり? 264 00:18:26,772 --> 00:18:29,609 しかも こんな森の中で? 265 00:18:29,609 --> 00:18:31,777 まっ まだ明るいし! 266 00:18:31,777 --> 00:18:33,779 こっ 心の準備が!》 267 00:18:33,779 --> 00:18:35,781 (ガードを外して地面に放る音) 268 00:18:35,781 --> 00:18:39,619 《はっ! あ~ もう脱ぎ始めた! 269 00:18:39,619 --> 00:18:43,456 ひ~! 猛烈 恥ずいけど…。 270 00:18:43,456 --> 00:18:47,793 覚悟 決めるしか!》 271 00:18:47,793 --> 00:18:50,963 んっ? ふんどし一丁でやるのが➡ 272 00:18:50,963 --> 00:18:55,301 一番 精神集中できるんだ 滝行! 273 00:18:55,301 --> 00:18:57,637 あっ… そう…。 274 00:18:57,637 --> 00:19:00,072 (シロガネ)なぜ お前も脱いだ? すず。 275 00:19:00,072 --> 00:19:02,575 暑かったから…。 276 00:19:02,575 --> 00:19:05,244 《なんで このタイミングで滝行? 277 00:19:05,244 --> 00:19:08,247 ふんどし姿は セクシーだけど…》 278 00:19:08,247 --> 00:19:11,917 《あんなことのあとでも ぶれんな こいつ…。 279 00:19:11,917 --> 00:19:16,922 まぁ 切り替えが早いのも 資質ではあるか…。 280 00:19:16,922 --> 00:19:22,428 ひょっとして… すずなら…》 281 00:19:22,428 --> 00:19:27,266 《よかったぜ 修行に使ってた滝が近くで。 282 00:19:27,266 --> 00:19:30,603 少し 頭を冷やさねえと。 283 00:19:30,603 --> 00:19:34,607 まさか あんな気持ちになるなんて…》 284 00:19:34,607 --> 00:19:37,777 ⦅《俺より 背 低かったんだっけ? 285 00:19:37,777 --> 00:19:40,946 すずのやつ…。 286 00:19:40,946 --> 00:19:44,950 なんだ? なんか すずに…。 287 00:19:44,950 --> 00:19:48,054 キス… したい…》⦆ 288 00:19:50,122 --> 00:19:53,292 《以前の俺なら ありえねえ。 289 00:19:53,292 --> 00:19:58,297 あいつは 俺にとって そんな存在じゃなかった。 290 00:19:58,297 --> 00:20:01,133 もっと特別な…。 291 00:20:01,133 --> 00:20:03,803 けど 同性として➡ 292 00:20:03,803 --> 00:20:06,972 これまでとは違う距離感で 過ごしたから➡ 293 00:20:06,972 --> 00:20:10,476 身近な存在として 見れるようになったんだ。 294 00:20:10,476 --> 00:20:14,980 一人の女の子としての すずを…》 295 00:20:14,980 --> 00:20:16,982 祭里! 296 00:20:16,982 --> 00:20:19,151 あっ… なっ!? 297 00:20:19,151 --> 00:20:22,321 なんで こっち来てんだよ! だって 何回 呼んでも➡ 298 00:20:22,321 --> 00:20:25,825 気付かないし。 あっ…。 299 00:20:25,825 --> 00:20:28,160 《しっ… 下着が…》 300 00:20:28,160 --> 00:20:32,164 あのね 私もちゃんと 言っておきたいと思って。 301 00:20:32,164 --> 00:20:34,667 今の祭里に。 302 00:20:34,667 --> 00:20:39,171 おっ… えっ? 何を? 303 00:20:39,171 --> 00:20:42,174 今日は 守ってくれてありがとう。 304 00:20:42,174 --> 00:20:44,677 でもね やっぱり➡ 305 00:20:44,677 --> 00:20:47,847 ずっと守られるだけの私では いたくないんだ。 306 00:20:47,847 --> 00:20:52,351 えっ…。 私は 妖のことをもっと知って➡ 307 00:20:52,351 --> 00:20:57,022 妖巫女としての力を 最大限に引き出したい。 308 00:20:57,022 --> 00:21:01,293 そして いつか 祭里を男の子に戻すの! 309 00:21:01,293 --> 00:21:04,296 次は 私が祭里を助ける番! 310 00:21:04,296 --> 00:21:06,465 えへっ! 311 00:21:06,465 --> 00:21:10,636 《妖巫女として すずが力をつけたら➡ 312 00:21:10,636 --> 00:21:13,806 どこか 手の届かない遠くに行っちまう。 313 00:21:13,806 --> 00:21:16,142 そう思ってた。 314 00:21:16,142 --> 00:21:19,812 でも 今は前より不安じゃない。 315 00:21:19,812 --> 00:21:22,982 すずが 一人の女の子だって思えたから》 316 00:21:22,982 --> 00:21:25,818 ああ 頼むよ すず。 317 00:21:25,818 --> 00:21:30,322 けど 今日みたいなときは やっぱり守るからな! 318 00:21:30,322 --> 00:21:33,993 《俺 すずのことが好きなんだ》 319 00:21:33,993 --> 00:21:36,795 ありがと… 祭里。 320 00:21:40,499 --> 00:21:44,170 また少し この姿とは お別れだな。 321 00:21:44,170 --> 00:21:48,574 大丈夫! 絶対 私が元に戻… あっ…。 322 00:21:50,509 --> 00:21:53,612 あっ! はっ! 323 00:21:56,348 --> 00:21:58,684 あっ! はっ!? 324 00:21:58,684 --> 00:22:01,620 どこに話しかけてるであるか! 325 00:22:01,620 --> 00:22:06,125 みっ… 水が目に入って…。 《両方… 見られた…》 326 00:22:06,125 --> 00:22:08,460 (画楽)うん うん。 327 00:22:08,460 --> 00:22:13,966 やっぱり目が離せないなぁ あの3人。