1 00:00:02,102 --> 00:00:19,486 (雨音) 2 00:00:19,486 --> 00:00:21,755 (たつき)涙? 3 00:00:25,459 --> 00:00:27,628 (一護/ルキア)くっ…。 4 00:00:29,630 --> 00:00:32,132 (岩鷲) おいおい どうなってんだよ。 5 00:00:32,132 --> 00:00:34,134 (茶渡)井上は? 6 00:00:34,134 --> 00:00:38,305 (ルキア)井上は 自らの魂と引き換えに➨ 7 00:00:38,305 --> 00:00:41,141 ユーハバッハを葬ったのだ。 8 00:00:41,141 --> 00:00:43,143 なっ!? 9 00:00:45,812 --> 00:00:48,181 (恋次)大丈夫か? あぁ。 10 00:00:50,817 --> 00:00:54,154 (一護) 井上は自分の全てを使って➨ 11 00:00:54,154 --> 00:00:58,025 俺たちを つなぎとめてくれたんだ。 12 00:00:58,025 --> 00:01:02,829 一護。 これで世界は救われたんだよな? 13 00:01:05,465 --> 00:01:07,668 まだだ。 あん? 14 00:01:09,636 --> 00:01:34,461 ♬~ 15 00:01:34,461 --> 00:01:36,797 一護 おめぇ…。 16 00:01:36,797 --> 00:01:40,634 一体 何する気なんだよ! 17 00:01:40,634 --> 00:01:42,603 一護。 18 00:01:42,603 --> 00:01:44,905 あのクソ和尚か。 19 00:01:48,141 --> 00:01:51,478 一護! 20 00:01:51,478 --> 00:01:53,647 莫迦者め! 21 00:02:04,624 --> 00:02:07,127 (ハッシュヴァルト)なぜだ。 22 00:02:07,127 --> 00:02:11,131 なぜお前は 私に背を向ける。 23 00:02:32,085 --> 00:02:34,087 井上…。 24 00:02:40,761 --> 00:02:44,598 (ハッシュヴァルト)朝だ。 (雨竜)ハッシュヴァルト。 25 00:02:44,598 --> 00:02:47,701 すでに剋限を迎えていたのだ。 26 00:03:01,114 --> 00:03:03,684 (ユーハバッハ)全知全能。 27 00:03:10,490 --> 00:03:13,093 ユーハ… バッハ…。 28 00:03:13,093 --> 00:03:16,096 なぜ貴様がいるのだ。 お前は…。 29 00:03:16,096 --> 00:03:19,266 何の話をしている。 30 00:03:19,266 --> 00:03:23,170 そのような未来は存在しなかった。 31 00:05:05,071 --> 00:05:08,275 くっ…。 光の届かぬ真世界城の底では➨ 32 00:05:08,275 --> 00:05:10,744 気づかぬのもしかたあるまい。 33 00:05:10,744 --> 00:05:14,247 お前が 苦難の手袋を発動する直前➨ 34 00:05:14,247 --> 00:05:17,684 私と陛下の力は入れ替わった。 35 00:05:17,684 --> 00:05:22,422 そして 陛下の御力よりも 私本来の力のほうが➨ 36 00:05:22,422 --> 00:05:24,925 戦いには向いている。 37 00:05:24,925 --> 00:05:29,563 特に お前のような 誤りを正すべき相手にはな。 38 00:05:29,563 --> 00:05:34,100 くっ! 天秤は傾いた。 39 00:05:34,100 --> 00:05:36,736 いいことを教えてやろう。 40 00:05:36,736 --> 00:05:39,773 全知全能の真の恐ろしさは➨ 41 00:05:39,773 --> 00:05:42,409 未来が視えることではない。 42 00:05:42,409 --> 00:05:47,113 どういう…。 戦いが終われば教えてやろう。 43 00:05:47,113 --> 00:05:51,585 さぁ お前の全てを秤にかけろ 石田雨竜! 44 00:05:51,585 --> 00:05:56,590 引き返せぬ道を指し続ける お前の折れた秤にな! 45 00:06:00,760 --> 00:06:03,129 ぐっ! ごっ! おまえら! 46 00:06:09,903 --> 00:06:13,573 二刀が お前だけの特権だと思ったか。 47 00:06:13,573 --> 00:06:18,044 探しているな 私の能力の穴を。 48 00:06:20,413 --> 00:06:25,518 一護 お前は思い違いをしている。 49 00:06:25,518 --> 00:06:30,257 未来とは 一本の道の上にあるものではない。 50 00:06:30,257 --> 00:06:34,394 未来とは ここより先にばら撒かれた➨ 51 00:06:34,394 --> 00:06:37,764 無数の砂のようなもの。 52 00:06:37,764 --> 00:06:43,904 その一見ばらばらに見える 無数の砂粒 一つ一つが➨ 53 00:06:43,904 --> 00:06:46,606 未来だ。 54 00:06:46,606 --> 00:06:50,577 それは無数の可能性とも言える。 55 00:06:50,577 --> 00:06:56,583 一護 私は希望の話をするのが好きだ。 56 00:06:56,583 --> 00:07:00,587 未来は変えられる それは事実だ。 57 00:07:00,587 --> 00:07:04,424 希望に満ちた すばらしい事実。 58 00:07:04,424 --> 00:07:07,093 だが 未来を変えるとは➨ 59 00:07:07,093 --> 00:07:12,599 その砂粒の一つから別の砂粒へと 飛び移ることにすぎず➨ 60 00:07:12,599 --> 00:07:16,236 そして私は その砂粒の全てを➨ 61 00:07:16,236 --> 00:07:20,273 遥か高みから眺め 干渉できる。 62 00:07:20,273 --> 00:07:25,779 全知全能は 未来を視る力ではない。 63 00:07:25,779 --> 00:07:28,748 未来を改変する力だ。 64 00:07:32,619 --> 00:07:35,388 井上! (織姫)ん…。 65 00:07:37,590 --> 00:07:41,528 ご… めん… ね。 66 00:07:41,528 --> 00:07:45,432 一護よ お前を護れなかった➨ 67 00:07:45,432 --> 00:07:49,102 それが その女の未来。 68 00:07:49,102 --> 00:07:52,605 そう私が改変したのだ。 69 00:07:52,605 --> 00:07:55,575 一護 希望を持ち続けろ。 70 00:07:55,575 --> 00:07:57,777 今までどおり➨ 71 00:07:57,777 --> 00:08:02,649 運命や可能性と呼ばれる 転がり回る砂粒の上を➨ 72 00:08:02,649 --> 00:08:06,753 目を閉じたまま 飛び移り続けるがいい。 73 00:08:06,753 --> 00:08:10,757 それが人間にとっての希望だ。 74 00:08:10,757 --> 00:08:14,828 (ハッシュヴァルト) 人は皆 秤の上を歩いている。 75 00:08:14,828 --> 00:08:20,400 己にとって何が正しく 何が誤っているかを振り分け➨ 76 00:08:20,400 --> 00:08:25,972 振り分けられた正誤の破片が 折り重なって 人の姿をなす。 77 00:08:25,972 --> 00:08:29,743 それが自分自身だ。 78 00:08:29,743 --> 00:08:34,447 お前も そうしてきたはずだ 石田雨竜。 79 00:08:34,447 --> 00:08:37,917 私には お前の姿が見えない。 80 00:08:37,917 --> 00:08:42,088 お前が秤にかけ 選び続けて成したはずの➨ 81 00:08:42,088 --> 00:08:44,758 お前の姿が見えない。 82 00:08:44,758 --> 00:08:48,161 お前は何者だ 石田雨竜。 83 00:08:50,130 --> 00:08:53,433 本当に あの浅薄な人間どものために➨ 84 00:08:53,433 --> 00:08:57,771 命を懸けることが お前の本望なのか? 85 00:08:57,771 --> 00:09:00,807 (雨竜)御託が長いな。 86 00:09:00,807 --> 00:09:05,578 僕が何者か… だって? 87 00:09:05,578 --> 00:09:09,382 そんなもの 答えられるもんか。 88 00:09:15,755 --> 00:09:18,124 僕にとって それは➨ 89 00:09:18,124 --> 00:09:22,195 君たちを倒して ようやくわかることだ。 90 00:09:22,195 --> 00:09:24,164 なるほど。 91 00:09:29,068 --> 00:09:32,939 (ニコ)境界侵度の数値増大! 止まりません! 92 00:09:32,939 --> 00:09:37,110 (阿近)滅却師は何がしたいんだ! 世界が滅ぶぞ! 93 00:09:37,110 --> 00:09:41,081 (鵯州)試しに黒腔を通じて 霊子をぶつけてみたけどよ➨ 94 00:09:41,081 --> 00:09:44,250 一瞬縮小するが すぐに元に戻っちまう。 95 00:09:44,250 --> 00:09:47,087 一瞬でも小さくなったんだな。 96 00:09:47,087 --> 00:09:49,088 なるが期待すんな。 97 00:09:49,088 --> 00:09:51,925 効果を上げるには 対消滅させるしかねえ。 98 00:09:51,925 --> 00:09:56,296 それって 同じだけのエネルギーを ぶつける他ないってことですか!? 99 00:09:56,296 --> 00:09:58,832 (リン)そんなエネルギー どこにあるんですか!? 100 00:09:58,832 --> 00:10:01,935 おめえが知ってりゃ 世話ねえんだよ! 101 00:10:01,935 --> 00:10:06,106 できる手は やり尽くしたぞ。 どうする 阿近。 102 00:10:06,106 --> 00:10:10,477 このひずみは 現世と尸魂界の魂魄のバランスが➨ 103 00:10:10,477 --> 00:10:13,246 崩壊しているから 広がってんだよな。 104 00:10:13,246 --> 00:10:16,616 あぁ!? なに今更言ってんだ!? 105 00:10:16,616 --> 00:10:19,786 こっちのバランスを取るってのは どうだ? 106 00:10:19,786 --> 00:10:21,754 (鵯州)はっ? 107 00:10:24,090 --> 00:10:27,260 虚圏への門を開く。 108 00:10:27,260 --> 00:10:30,763 (雨竜) こちらからも一つ聞いていいか。 109 00:10:30,763 --> 00:10:34,934 君はなぜ 僕が どういう人間であるかを聞くんだ。 110 00:10:34,934 --> 00:10:40,106 そんな質問を重ねる前に 1秒でも早く僕を倒して➨ 111 00:10:40,106 --> 00:10:43,610 ユーハバッハのもとに 駆けつけるべきなんじゃないのか。 112 00:10:43,610 --> 00:10:46,079 やつらは死ぬ。 113 00:10:46,079 --> 00:10:49,516 私がここで お前を いくらなぶろうが➨ 114 00:10:49,516 --> 00:10:52,719 陛下が 危険にさらされることなどない。 115 00:11:04,430 --> 00:11:06,432 くっ! 116 00:11:08,434 --> 00:11:11,304 お前は幸運だ 石田雨竜。 117 00:11:11,304 --> 00:11:14,841 私に苦難の手袋を はめることに成功し➨ 118 00:11:14,841 --> 00:11:18,444 こうして 無数の神聖滅矢を撃ち込めた。 119 00:11:18,444 --> 00:11:22,749 その幸運は同量の不運として お前にふりかかる。 120 00:11:22,749 --> 00:11:25,118 がっ! 121 00:11:25,118 --> 00:11:27,787 私の聖文字はB。 122 00:11:27,787 --> 00:11:30,423 世界調和。 123 00:11:30,423 --> 00:11:34,594 範囲世界に起こる不運を 幸運なものに分け与えることで➨ 124 00:11:34,594 --> 00:11:37,096 世界の調和を保つ。 125 00:11:37,096 --> 00:11:40,600 お前に勝ち目はない 石田雨竜。 126 00:11:40,600 --> 00:11:44,237 お前から聞き出せることも もはやないだろう。 127 00:11:44,237 --> 00:11:48,408 何も語らぬなら それもいい。 これまでだ。 128 00:11:48,408 --> 00:11:52,412 待て… 君は見たくはないのか。 129 00:11:52,412 --> 00:11:55,815 僕の… 聖文字を。 130 00:11:55,815 --> 00:11:58,084 つまらぬ延命だな。 131 00:11:58,084 --> 00:12:01,421 それで勝てるなら とっくに使っているはずだ。 132 00:12:01,421 --> 00:12:04,090 逆さ。 133 00:12:04,090 --> 00:12:06,759 そろそろだと思ったんだ。 134 00:12:06,759 --> 00:12:09,095 どういう意味だ。 135 00:12:09,095 --> 00:12:11,764 僕の聖文字は➨ 136 00:12:11,764 --> 00:12:14,133 A 完全反立。 137 00:12:14,133 --> 00:12:16,169 なっ!? 138 00:12:16,169 --> 00:12:18,438 完全反立。 139 00:12:18,438 --> 00:12:21,808 指定した2点の間に すでに起きた出来事を➨ 140 00:12:21,808 --> 00:12:24,344 逆転させることができる。 141 00:12:24,344 --> 00:12:29,249 今回はシンプルに 僕と君の傷を逆転させた。 142 00:12:29,249 --> 00:12:31,651 そうか。 143 00:12:35,121 --> 00:12:39,259 すばらしい力だ…。 144 00:12:39,259 --> 00:12:43,096 陛下が目をお掛けになるのも 無理はない。 145 00:12:43,096 --> 00:12:46,099 起きたことを逆転させる力なら➨ 146 00:12:46,099 --> 00:12:51,270 陛下の御力に刃向かえるのは お前だけかもしれないのだから。 147 00:12:51,270 --> 00:12:53,439 どういう意味だ。 148 00:12:53,439 --> 00:12:57,777 君の言っていた全知全能の 真の力のことを言っているのか。 149 00:12:57,777 --> 00:13:00,446 好きなように取るがいい。 150 00:13:00,446 --> 00:13:02,849 私に言えるのは➨ 151 00:13:02,849 --> 00:13:08,421 お前を ここで足止めしたのは 正解だったということだ。 152 00:13:08,421 --> 00:13:11,824 行かせると… 思うか。 153 00:13:11,824 --> 00:13:14,761 お前の完全反立は すばらしいが➨ 154 00:13:14,761 --> 00:13:17,630 私の世界調和とは釣り合わない。 155 00:13:17,630 --> 00:13:20,266 くっ…。 言ったはずだ。 156 00:13:20,266 --> 00:13:22,602 不運は分け与えられる。 157 00:13:22,602 --> 00:13:26,139 そして 我が身の不運は全て➨ 158 00:13:26,139 --> 00:13:29,442 この身代わりの盾で 受けることができる。 159 00:13:29,442 --> 00:13:31,778 つまりは こういうことだ。 160 00:13:31,778 --> 00:13:35,081 お前が私に傷を与えた幸運は➨ 161 00:13:35,081 --> 00:13:37,917 同量の不運として お前に降り注ぎ➨ 162 00:13:37,917 --> 00:13:43,489 私の体に与えられた不運は この身代わりの盾に移し取られ➨ 163 00:13:43,489 --> 00:13:48,061 更なる不運として お前に降り注ぐ。 164 00:13:48,061 --> 00:13:53,900 勝ち目はないと言ったはずだ 石田雨竜。 165 00:13:53,900 --> 00:13:58,071 はっ… はっ… ぐっ…。 166 00:13:58,071 --> 00:14:00,740 まだ諦めないのか。 167 00:14:00,740 --> 00:14:03,242 お前は賢い男だ。 168 00:14:03,242 --> 00:14:06,245 私にも陛下にも かなわぬということは➨ 169 00:14:06,245 --> 00:14:09,248 理解できているはずだ。 170 00:14:09,248 --> 00:14:13,920 お前の姿が見えないと言ったが 撤回する。 171 00:14:13,920 --> 00:14:17,924 お前は あの 信じ難いほど愚かな人間どもと➨ 172 00:14:17,924 --> 00:14:20,126 とてもよく似ている。 173 00:14:22,095 --> 00:14:24,263 (ユーハバッハ)お前は理解していない。 174 00:14:24,263 --> 00:14:27,100 私が望む真世界は➨ 175 00:14:27,100 --> 00:14:31,404 その女が望んだ世界でもあるのだ。 176 00:14:31,404 --> 00:14:36,409 争いもなく 痛みも憎しみも悲しみもない➨ 177 00:14:36,409 --> 00:14:38,411 おだやかな世界。 178 00:14:38,411 --> 00:14:43,416 それこそが 私が望む新世界だ。 179 00:14:43,416 --> 00:14:47,086 絶望してくれるな 一護。 180 00:14:47,086 --> 00:14:50,289 絶望した息子を殺すことほど➨ 181 00:14:50,289 --> 00:14:54,460 親にとって つらいものはないのだから。 182 00:14:57,130 --> 00:14:59,699 まだ動けたのか。 183 00:14:59,699 --> 00:15:05,404 僕が… はぁっ はぁっ… 黒崎たちに似てるって? 184 00:15:05,404 --> 00:15:07,907 僕は今まで➨ 185 00:15:07,907 --> 00:15:10,343 全て冷静に➨ 186 00:15:10,343 --> 00:15:15,081 君の言う天秤にかけて 行動してきたつもりだ。 187 00:15:15,081 --> 00:15:20,086 でも 黒崎はバカだから それができない。 188 00:15:20,086 --> 00:15:24,757 助けたいと思ったら 助けに行くんだ。 189 00:15:24,757 --> 00:15:27,927 天秤が どっちに傾こうが➨ 190 00:15:27,927 --> 00:15:31,597 あいつは天秤なんか見ちゃいない。 191 00:15:31,597 --> 00:15:35,268 井上さんもバカで 茶渡くんもバカで➨ 192 00:15:35,268 --> 00:15:38,938 朽木さんもバカで 阿散井もバカだ。 193 00:15:41,107 --> 00:15:46,179 僕がもし そのバカな連中と 同じに見えているのなら➨ 194 00:15:46,179 --> 00:15:48,915 僕は うれしい。 195 00:15:48,915 --> 00:15:54,120 そうか あんたは 希望も絶望も怖いんだな。 196 00:15:56,088 --> 00:16:00,560 全知全能つっても 心の中までは見えねえらしい。 197 00:16:04,063 --> 00:16:06,766 絶望が何だって? 198 00:16:06,766 --> 00:16:08,768 よく知ってるぜ。 199 00:16:08,768 --> 00:16:15,141 ♬~ 200 00:16:15,141 --> 00:16:19,745 今まで何度も 乗り越えてきたんだからな! 201 00:16:21,781 --> 00:16:26,085 この時のために 私は お前を必要とした。 202 00:16:26,085 --> 00:16:28,087 我が息子よ。 203 00:16:30,089 --> 00:16:32,758 (ハッシュヴァルト)うれしい… だと? 204 00:16:32,758 --> 00:16:36,729 お前の感情のことなど 最初から問うてはいない。 205 00:16:36,729 --> 00:16:41,133 やつらと共にいることが お前に利するとは思えない。 206 00:16:41,133 --> 00:16:43,169 そう言っているのだ。 207 00:16:43,169 --> 00:16:47,073 やつらと共にいて お前は成長したか? 208 00:16:47,073 --> 00:16:49,575 やつらといた数年よりも➨ 209 00:16:49,575 --> 00:16:52,578 陛下に力を与えられた 一瞬のほうが➨ 210 00:16:52,578 --> 00:16:55,248 お前は成長しているはずだ。 211 00:16:55,248 --> 00:16:58,251 互いを高め合うのが仲間ならば➨ 212 00:16:58,251 --> 00:17:02,655 お前が命を賭すべきは やつらではなく陛下だ。 213 00:17:02,655 --> 00:17:06,392 天秤は 選択だと言ったな。 214 00:17:06,392 --> 00:17:11,564 僕は その選択で 彼らと共にいることを選んだ。 215 00:17:11,564 --> 00:17:14,433 だけど そこに利害はない。 216 00:17:14,433 --> 00:17:17,236 正解も不正解もない。 217 00:17:17,236 --> 00:17:20,640 僕らは 友達だからだ。 218 00:17:23,409 --> 00:17:26,078 そうか よくわかった。 219 00:17:26,078 --> 00:17:29,448 お前は 陛下に認められておきながら➨ 220 00:17:29,448 --> 00:17:32,618 何も捨てるつもりはない ということだな。 221 00:17:32,618 --> 00:17:36,422 ならば せめて命を捨てろ 石田雨竜! 222 00:17:44,130 --> 00:17:46,666 卍解! 223 00:17:46,666 --> 00:17:49,769 天鎖斬月!! 224 00:17:57,810 --> 00:18:01,113 そう怖い顔をするな 一護。 225 00:18:01,113 --> 00:18:05,418 敬意を表したのだ お前の力に。 226 00:18:05,418 --> 00:18:08,487 新たな天鎖斬月➨ 227 00:18:08,487 --> 00:18:13,426 恐るべき卍解だ そう判断したから➨ 228 00:18:13,426 --> 00:18:16,095 未来で折っておいたのだ。 229 00:18:34,080 --> 00:18:36,082 ご… ごふっ…。 230 00:18:36,082 --> 00:18:40,920 うおぉ~! 231 00:18:40,920 --> 00:18:43,422 卍解! 232 00:18:43,422 --> 00:18:45,925 卍解か。 233 00:18:45,925 --> 00:18:49,595 私は その言葉が好きだ。 234 00:18:49,595 --> 00:18:51,564 恋…。 235 00:18:53,599 --> 00:18:55,735 お前たち死神が➨ 236 00:18:55,735 --> 00:18:59,405 どんな状況からも 立ち上がることができる➨ 237 00:18:59,405 --> 00:19:02,108 力強い言葉だからだ。 238 00:19:05,444 --> 00:19:10,583 その言葉のおかげで 私は立ち上がる死神どもの心を➨ 239 00:19:10,583 --> 00:19:14,420 何度も打ち砕くことができる。 ぐおっ! 240 00:19:14,420 --> 00:19:20,559 お前は幾度となく絶望を乗り越え 未来を変えてきたのだろう。 241 00:19:20,559 --> 00:19:23,896 なぜそれができたか わかるか。 242 00:19:23,896 --> 00:19:27,767 そこに私がいなかったからだ。 243 00:19:27,767 --> 00:19:31,804 一護よ 未来を変えてみせろ。 244 00:19:31,804 --> 00:19:35,441 それがどれほど すばらしい未来だろうと➨ 245 00:19:35,441 --> 00:19:38,711 私は それを視ている。 246 00:19:42,081 --> 00:19:45,751 そして お前が変えた その未来さえ➨ 247 00:19:45,751 --> 00:19:48,654 切り刻んでみせよう。 248 00:19:50,589 --> 00:19:56,429 さあ 絶望してくれるなよ 一護。 249 00:19:56,429 --> 00:20:01,400 あぁ~!! 250 00:21:32,458 --> 00:21:34,760 (ハッシュヴァルト)はぁっ…。 251 00:21:34,760 --> 00:21:38,597 なんだ その顔は。 252 00:21:38,597 --> 00:21:44,670 悔しいと思うか 私が陛下に 力を奪われて。 253 00:21:44,670 --> 00:21:47,273 逆だ。 254 00:21:47,273 --> 00:21:51,410 陛下が お前から力を お奪いにならなかったことを➨ 255 00:21:51,410 --> 00:21:53,946 誇らしく思う。 256 00:21:53,946 --> 00:21:59,919 私から 力をお奪いになったことを 誇らしく思う。 257 00:21:59,919 --> 00:22:04,623 私だけが 陛下のお役に立てるのだから。 258 00:22:09,128 --> 00:22:13,465 そうか。 待て 石田雨竜。 259 00:22:13,465 --> 00:22:17,736 お前の傷を 私に移して行け。 260 00:22:19,839 --> 00:22:22,875 私は… じきに死ぬ。 261 00:22:22,875 --> 00:22:26,111 傷があろうと なかろうと➨ 262 00:22:26,111 --> 00:22:28,247 それは変わらない。 263 00:22:28,247 --> 00:22:31,083 何を… 言っているんだ。 264 00:22:31,083 --> 00:22:35,120 どうした 憐みか? 265 00:22:35,120 --> 00:22:40,192 さっきまでは 私を殺すつもりで 戦っていたはずだろう。 266 00:22:40,192 --> 00:22:43,929 しかし…。 何を迷う。 267 00:22:43,929 --> 00:22:47,600 全てを秤にかけろと言ったはずだ。 268 00:22:47,600 --> 00:22:52,471 秤にかけることもできず 迷いに追われて決めたことは➨ 269 00:22:52,471 --> 00:22:55,574 全て後悔になるからだ。 270 00:22:55,574 --> 00:23:01,614 ならばそれも 秤にかけろ 石田雨竜。 271 00:23:01,614 --> 00:23:06,252 お前は… 友を助けに行くべきだ。 272 00:23:06,252 --> 00:23:22,568 ♬~ 273 00:23:22,568 --> 00:23:25,571 《ハッシュヴァルト:たとえ 結果は変わらずとも➨ 274 00:23:25,571 --> 00:23:28,073 思うままに選択し➨ 275 00:23:28,073 --> 00:23:31,377 思うままに進むことに 意味がある》 276 00:23:33,912 --> 00:23:36,548 《後悔はない。 277 00:23:36,548 --> 00:23:39,051 何一つ》