1 00:00:33,700 --> 00:00:51,051 (雨音) 2 00:00:51,051 --> 00:00:53,353 (たつき)涙? 3 00:00:57,057 --> 00:00:59,259 (一護/ルキア)くっ…。 4 00:01:01,228 --> 00:01:03,730 (岩鷲) おいおい どうなってんだよ。 5 00:01:03,730 --> 00:01:05,732 (茶渡)井上は? 6 00:01:05,732 --> 00:01:09,903 (ルキア)井上は 自らの魂と引き換えに➡ 7 00:01:09,903 --> 00:01:12,739 ユーハバッハを葬ったのだ。 8 00:01:12,739 --> 00:01:14,741 なっ!? 9 00:01:17,411 --> 00:01:19,813 (恋次)大丈夫か? あぁ。 10 00:01:22,416 --> 00:01:25,752 (一護) 井上は自分の全てを使って➡ 11 00:01:25,752 --> 00:01:29,590 俺たちを つなぎとめてくれたんだ。 12 00:01:29,590 --> 00:01:34,394 一護。 これで世界は救われたんだよな? 13 00:01:37,030 --> 00:01:39,232 まだだ。 あん? 14 00:01:41,201 --> 00:02:06,059 ♬~ 15 00:02:06,059 --> 00:02:08,395 一護 おめぇ…。 16 00:02:08,395 --> 00:02:12,232 一体 何する気なんだよ! 17 00:02:12,232 --> 00:02:14,234 一護。 18 00:02:14,234 --> 00:02:16,536 あのクソ和尚か。 19 00:02:19,740 --> 00:02:23,076 一護! 20 00:02:23,076 --> 00:02:25,278 莫迦者め! 21 00:02:36,189 --> 00:02:38,692 (ハッシュヴァルト)なぜだ。 22 00:02:38,692 --> 00:02:42,696 なぜお前は 私に背を向ける。 23 00:03:03,717 --> 00:03:05,719 井上…。 24 00:03:12,392 --> 00:03:16,229 (ハッシュヴァルト)朝だ。 (雨竜)ハッシュヴァルト。 25 00:03:16,229 --> 00:03:19,332 すでに剋限を迎えていたのだ。 26 00:03:32,679 --> 00:03:35,282 (ユーハバッハ)全知全能。 27 00:03:42,022 --> 00:03:44,691 ユーハ… バッハ…。 28 00:03:44,691 --> 00:03:47,694 なぜ貴様がいるのだ。 お前は…。 29 00:03:47,694 --> 00:03:50,864 何の話をしている。 30 00:03:50,864 --> 00:03:54,768 そのような未来は存在しなかった。 31 00:05:36,670 --> 00:05:39,839 くっ…。 光の届かぬ真世界城の底では➡ 32 00:05:39,839 --> 00:05:42,342 気づかぬのもしかたあるまい。 33 00:05:42,342 --> 00:05:45,846 お前が 苦難の手袋を発動する直前➡ 34 00:05:45,846 --> 00:05:49,182 私と陛下の力は入れ替わった。 35 00:05:49,182 --> 00:05:54,020 そして 陛下の御力よりも 私本来の力のほうが➡ 36 00:05:54,020 --> 00:05:56,523 戦いには向いている。 37 00:05:56,523 --> 00:06:01,194 特に お前のような 誤りを正すべき相手にはな。 38 00:06:01,194 --> 00:06:05,699 くっ! 天秤は傾いた。 39 00:06:05,699 --> 00:06:08,368 いいことを教えてやろう。 40 00:06:08,368 --> 00:06:11,371 全知全能の真の恐ろしさは➡ 41 00:06:11,371 --> 00:06:14,040 未来が視えることではない。 42 00:06:14,040 --> 00:06:18,712 どういう…。 戦いが終われば教えてやろう。 43 00:06:18,712 --> 00:06:23,216 さぁ お前の全てを秤にかけろ 石田雨竜! 44 00:06:23,216 --> 00:06:28,221 引き返せぬ道を指し続ける お前の折れた秤にな! 45 00:06:32,325 --> 00:06:34,728 ぐっ! ごっ! おまえら! 46 00:06:41,501 --> 00:06:45,171 二刀が お前だけの特権だと思ったか。 47 00:06:45,171 --> 00:06:49,676 探しているな 私の能力の穴を。 48 00:06:52,012 --> 00:06:57,017 一護 お前は思い違いをしている。 49 00:06:57,017 --> 00:07:01,855 未来とは 一本の道の上にあるものではない。 50 00:07:01,855 --> 00:07:06,026 未来とは ここより先にばら撒かれた➡ 51 00:07:06,026 --> 00:07:09,362 無数の砂のようなもの。 52 00:07:09,362 --> 00:07:15,535 その一見ばらばらに見える 無数の砂粒 一つ一つが➡ 53 00:07:15,535 --> 00:07:18,204 未来だ。 54 00:07:18,204 --> 00:07:22,208 それは無数の可能性とも言える。 55 00:07:22,208 --> 00:07:28,214 一護 私は希望の話をするのが好きだ。 56 00:07:28,214 --> 00:07:32,152 未来は変えられる それは事実だ。 57 00:07:32,152 --> 00:07:35,989 希望に満ちた すばらしい事実。 58 00:07:35,989 --> 00:07:38,658 だが 未来を変えるとは➡ 59 00:07:38,658 --> 00:07:44,164 その砂粒の一つから別の砂粒へと 飛び移ることにすぎず➡ 60 00:07:44,164 --> 00:07:47,834 そして私は その砂粒の全てを➡ 61 00:07:47,834 --> 00:07:51,838 遥か高みから眺め 干渉できる。 62 00:07:51,838 --> 00:07:57,344 全知全能は 未来を視る力ではない。 63 00:07:57,344 --> 00:08:00,347 未来を改変する力だ。 64 00:08:04,184 --> 00:08:06,986 井上! (織姫)ん…。 65 00:08:09,189 --> 00:08:13,026 ご… めん… ね。 66 00:08:13,026 --> 00:08:17,030 一護よ お前を護れなかった➡ 67 00:08:17,030 --> 00:08:20,700 それが その女の未来。 68 00:08:20,700 --> 00:08:24,204 そう私が改変したのだ。 69 00:08:24,204 --> 00:08:27,207 一護 希望を持ち続けろ。 70 00:08:27,207 --> 00:08:29,376 今までどおり➡ 71 00:08:29,376 --> 00:08:34,147 運命や可能性と呼ばれる 転がり回る砂粒の上を➡ 72 00:08:34,147 --> 00:08:38,318 目を閉じたまま 飛び移り続けるがいい。 73 00:08:38,318 --> 00:08:42,322 それが人間にとっての希望だ。 74 00:08:42,322 --> 00:08:46,326 (ハッシュヴァルト) 人は皆 秤の上を歩いている。 75 00:08:46,326 --> 00:08:51,998 己にとって何が正しく 何が誤っているかを振り分け➡ 76 00:08:51,998 --> 00:08:57,504 振り分けられた正誤の破片が 折り重なって 人の姿をなす。 77 00:08:57,504 --> 00:09:01,341 それが自分自身だ。 78 00:09:01,341 --> 00:09:06,012 お前も そうしてきたはずだ 石田雨竜。 79 00:09:06,012 --> 00:09:09,516 私には お前の姿が見えない。 80 00:09:09,516 --> 00:09:13,686 お前が秤にかけ 選び続けて成したはずの➡ 81 00:09:13,686 --> 00:09:16,356 お前の姿が見えない。 82 00:09:16,356 --> 00:09:19,759 お前は何者だ 石田雨竜。 83 00:09:21,694 --> 00:09:25,031 本当に あの浅薄な人間どものために➡ 84 00:09:25,031 --> 00:09:29,369 命を懸けることが お前の本望なのか? 85 00:09:29,369 --> 00:09:32,305 (雨竜)御託が長いな。 86 00:09:32,305 --> 00:09:37,143 僕が何者か… だって? 87 00:09:37,143 --> 00:09:40,947 そんなもの 答えられるもんか。 88 00:09:47,320 --> 00:09:49,656 僕にとって それは➡ 89 00:09:49,656 --> 00:09:53,660 君たちを倒して ようやくわかることだ。 90 00:09:53,660 --> 00:09:55,662 なるほど。 91 00:10:00,667 --> 00:10:04,504 (ニコ)境界侵度の数値増大! 止まりません! 92 00:10:04,504 --> 00:10:08,675 (阿近)滅却師は何がしたいんだ! 世界が滅ぶぞ! 93 00:10:08,675 --> 00:10:12,679 (鵯州)試しに黒腔を通じて 霊子をぶつけてみたけどよ➡ 94 00:10:12,679 --> 00:10:15,849 一瞬縮小するが すぐに元に戻っちまう。 95 00:10:15,849 --> 00:10:18,685 一瞬でも小さくなったんだな。 96 00:10:18,685 --> 00:10:20,687 なるが期待すんな。 97 00:10:20,687 --> 00:10:23,523 効果を上げるには 対消滅させるしかねえ。 98 00:10:23,523 --> 00:10:27,861 それって 同じだけのエネルギーを ぶつける他ないってことですか!? 99 00:10:27,861 --> 00:10:30,363 (リン)そんなエネルギー どこにあるんですか!? 100 00:10:30,363 --> 00:10:33,533 おめえが知ってりゃ 世話ねえんだよ! 101 00:10:33,533 --> 00:10:37,704 できる手は やり尽くしたぞ。 どうする 阿近。 102 00:10:37,704 --> 00:10:42,041 このひずみは 現世と尸魂界の魂魄のバランスが➡ 103 00:10:42,041 --> 00:10:44,878 崩壊しているから 広がってんだよな。 104 00:10:44,878 --> 00:10:48,214 あぁ!? なに今更言ってんだ!? 105 00:10:48,214 --> 00:10:51,384 こっちのバランスを取るってのは どうだ? 106 00:10:51,384 --> 00:10:53,386 (鵯州)はっ? 107 00:10:55,722 --> 00:10:58,892 虚圏への門を開く。 108 00:10:58,892 --> 00:11:02,395 (雨竜) こちらからも一つ聞いていいか。 109 00:11:02,395 --> 00:11:06,566 君はなぜ 僕が どういう人間であるかを聞くんだ。 110 00:11:06,566 --> 00:11:11,738 そんな質問を重ねる前に 1秒でも早く僕を倒して➡ 111 00:11:11,738 --> 00:11:15,241 ユーハバッハのもとに 駆けつけるべきなんじゃないのか。 112 00:11:15,241 --> 00:11:17,744 やつらは死ぬ。 113 00:11:17,744 --> 00:11:21,080 私がここで お前を いくらなぶろうが➡ 114 00:11:21,080 --> 00:11:24,284 陛下が 危険にさらされることなどない。 115 00:11:36,029 --> 00:11:38,031 くっ! 116 00:11:40,033 --> 00:11:42,869 お前は幸運だ 石田雨竜。 117 00:11:42,869 --> 00:11:46,372 私に苦難の手袋を はめることに成功し➡ 118 00:11:46,372 --> 00:11:50,043 こうして 無数の神聖滅矢を撃ち込めた。 119 00:11:50,043 --> 00:11:54,380 その幸運は同量の不運として お前にふりかかる。 120 00:11:54,380 --> 00:11:56,716 がっ! 121 00:11:56,716 --> 00:11:59,385 私の聖文字はB。 122 00:11:59,385 --> 00:12:02,055 世界調和。 123 00:12:02,055 --> 00:12:06,226 範囲世界に起こる不運を 幸運なものに分け与えることで➡ 124 00:12:06,226 --> 00:12:08,728 世界の調和を保つ。 125 00:12:08,728 --> 00:12:12,231 お前に勝ち目はない 石田雨竜。 126 00:12:12,231 --> 00:12:15,902 お前から聞き出せることも もはやないだろう。 127 00:12:15,902 --> 00:12:20,073 何も語らぬなら それもいい。 これまでだ。 128 00:12:20,073 --> 00:12:24,077 待て… 君は見たくはないのか。 129 00:12:24,077 --> 00:12:27,413 僕の… 聖文字を。 130 00:12:27,413 --> 00:12:29,749 つまらぬ延命だな。 131 00:12:29,749 --> 00:12:33,019 それで勝てるなら とっくに使っているはずだ。 132 00:12:33,019 --> 00:12:35,688 逆さ。 133 00:12:35,688 --> 00:12:38,358 そろそろだと思ったんだ。 134 00:12:38,358 --> 00:12:40,693 どういう意味だ。 135 00:12:40,693 --> 00:12:43,363 僕の聖文字は➡ 136 00:12:43,363 --> 00:12:45,698 A 完全反立。 137 00:12:45,698 --> 00:12:47,700 なっ!? 138 00:12:47,700 --> 00:12:50,036 完全反立。 139 00:12:50,036 --> 00:12:53,373 指定した2点の間に すでに起きた出来事を➡ 140 00:12:53,373 --> 00:12:55,875 逆転させることができる。 141 00:12:55,875 --> 00:13:00,880 今回はシンプルに 僕と君の傷を逆転させた。 142 00:13:00,880 --> 00:13:03,283 そうか。 143 00:13:06,719 --> 00:13:10,890 すばらしい力だ…。 144 00:13:10,890 --> 00:13:14,727 陛下が目をお掛けになるのも 無理はない。 145 00:13:14,727 --> 00:13:17,730 起きたことを逆転させる力なら➡ 146 00:13:17,730 --> 00:13:22,902 陛下の御力に刃向かえるのは お前だけかもしれないのだから。 147 00:13:22,902 --> 00:13:25,071 どういう意味だ。 148 00:13:25,071 --> 00:13:29,409 君の言っていた全知全能の 真の力のことを言っているのか。 149 00:13:29,409 --> 00:13:32,011 好きなように取るがいい。 150 00:13:32,011 --> 00:13:34,347 私に言えるのは➡ 151 00:13:34,347 --> 00:13:40,019 お前を ここで足止めしたのは 正解だったということだ。 152 00:13:40,019 --> 00:13:43,356 行かせると… 思うか。 153 00:13:43,356 --> 00:13:46,359 お前の完全反立は すばらしいが➡ 154 00:13:46,359 --> 00:13:49,195 私の世界調和とは釣り合わない。 155 00:13:49,195 --> 00:13:51,864 くっ…。 言ったはずだ。 156 00:13:51,864 --> 00:13:54,200 不運は分け与えられる。 157 00:13:54,200 --> 00:13:57,704 そして 我が身の不運は全て➡ 158 00:13:57,704 --> 00:14:01,040 この身代わりの盾で 受けることができる。 159 00:14:01,040 --> 00:14:03,376 つまりは こういうことだ。 160 00:14:03,376 --> 00:14:06,713 お前が私に傷を与えた幸運は➡ 161 00:14:06,713 --> 00:14:09,549 同量の不運として お前に降り注ぎ➡ 162 00:14:09,549 --> 00:14:15,054 私の体に与えられた不運は この身代わりの盾に移し取られ➡ 163 00:14:15,054 --> 00:14:19,726 更なる不運として お前に降り注ぐ。 164 00:14:19,726 --> 00:14:25,565 勝ち目はないと言ったはずだ 石田雨竜。 165 00:14:25,565 --> 00:14:29,736 はっ… はっ… ぐっ…。 166 00:14:29,736 --> 00:14:32,338 まだ諦めないのか。 167 00:14:32,338 --> 00:14:34,841 お前は賢い男だ。 168 00:14:34,841 --> 00:14:37,844 私にも陛下にも かなわぬということは➡ 169 00:14:37,844 --> 00:14:40,847 理解できているはずだ。 170 00:14:40,847 --> 00:14:45,518 お前の姿が見えないと言ったが 撤回する。 171 00:14:45,518 --> 00:14:49,522 お前は あの 信じ難いほど愚かな人間どもと➡ 172 00:14:49,522 --> 00:14:51,724 とてもよく似ている。 173 00:14:53,693 --> 00:14:55,862 (ユーハバッハ)お前は理解していない。 174 00:14:55,862 --> 00:14:58,698 私が望む真世界は➡ 175 00:14:58,698 --> 00:15:03,035 その女が望んだ世界でもあるのだ。 176 00:15:03,035 --> 00:15:08,040 争いもなく 痛みも憎しみも悲しみもない➡ 177 00:15:08,040 --> 00:15:10,042 おだやかな世界。 178 00:15:10,042 --> 00:15:15,047 それこそが 私が望む新世界だ。 179 00:15:15,047 --> 00:15:18,718 絶望してくれるな 一護。 180 00:15:18,718 --> 00:15:21,888 絶望した息子を殺すことほど➡ 181 00:15:21,888 --> 00:15:26,092 親にとって つらいものはないのだから。 182 00:15:28,728 --> 00:15:31,230 まだ動けたのか。 183 00:15:31,230 --> 00:15:37,003 僕が… はぁっ はぁっ… 黒崎たちに似てるって? 184 00:15:37,003 --> 00:15:39,505 僕は今まで➡ 185 00:15:39,505 --> 00:15:41,841 全て冷静に➡ 186 00:15:41,841 --> 00:15:46,679 君の言う天秤にかけて 行動してきたつもりだ。 187 00:15:46,679 --> 00:15:51,684 でも 黒崎はバカだから それができない。 188 00:15:51,684 --> 00:15:56,355 助けたいと思ったら 助けに行くんだ。 189 00:15:56,355 --> 00:15:59,525 天秤が どっちに傾こうが➡ 190 00:15:59,525 --> 00:16:03,196 あいつは天秤なんか見ちゃいない。 191 00:16:03,196 --> 00:16:06,866 井上さんもバカで 茶渡くんもバカで➡ 192 00:16:06,866 --> 00:16:10,570 朽木さんもバカで 阿散井もバカだ。 193 00:16:12,705 --> 00:16:17,710 僕がもし そのバカな連中と 同じに見えているのなら➡ 194 00:16:17,710 --> 00:16:20,546 僕は うれしい。 195 00:16:20,546 --> 00:16:25,751 そうか あんたは 希望も絶望も怖いんだな。 196 00:16:27,720 --> 00:16:32,225 全知全能つっても 心の中までは見えねえらしい。 197 00:16:35,661 --> 00:16:38,331 絶望が何だって? 198 00:16:38,331 --> 00:16:40,333 よく知ってるぜ。 199 00:16:40,333 --> 00:16:46,672 ♬~ 200 00:16:46,672 --> 00:16:51,277 今まで何度も 乗り越えてきたんだからな! 201 00:16:53,346 --> 00:16:57,683 この時のために 私は お前を必要とした。 202 00:16:57,683 --> 00:16:59,685 我が息子よ。 203 00:17:01,687 --> 00:17:04,357 (ハッシュヴァルト)うれしい… だと? 204 00:17:04,357 --> 00:17:08,361 お前の感情のことなど 最初から問うてはいない。 205 00:17:08,361 --> 00:17:12,698 やつらと共にいることが お前に利するとは思えない。 206 00:17:12,698 --> 00:17:14,700 そう言っているのだ。 207 00:17:14,700 --> 00:17:18,704 やつらと共にいて お前は成長したか? 208 00:17:18,704 --> 00:17:21,207 やつらといた数年よりも➡ 209 00:17:21,207 --> 00:17:24,210 陛下に力を与えられた 一瞬のほうが➡ 210 00:17:24,210 --> 00:17:26,879 お前は成長しているはずだ。 211 00:17:26,879 --> 00:17:29,882 互いを高め合うのが仲間ならば➡ 212 00:17:29,882 --> 00:17:34,153 お前が命を賭すべきは やつらではなく陛下だ。 213 00:17:34,153 --> 00:17:37,990 天秤は 選択だと言ったな。 214 00:17:37,990 --> 00:17:43,162 僕は その選択で 彼らと共にいることを選んだ。 215 00:17:43,162 --> 00:17:45,998 だけど そこに利害はない。 216 00:17:45,998 --> 00:17:48,834 正解も不正解もない。 217 00:17:48,834 --> 00:17:52,238 僕らは 友達だからだ。 218 00:17:55,007 --> 00:17:57,677 そうか よくわかった。 219 00:17:57,677 --> 00:18:01,013 お前は 陛下に認められておきながら➡ 220 00:18:01,013 --> 00:18:04,183 何も捨てるつもりはない ということだな。 221 00:18:04,183 --> 00:18:07,987 ならば せめて命を捨てろ 石田雨竜! 222 00:18:15,695 --> 00:18:18,197 卍解! 223 00:18:18,197 --> 00:18:21,300 天鎖斬月!! 224 00:18:29,375 --> 00:18:32,645 そう怖い顔をするな 一護。 225 00:18:32,645 --> 00:18:36,983 敬意を表したのだ お前の力に。 226 00:18:36,983 --> 00:18:39,986 新たな天鎖斬月➡ 227 00:18:39,986 --> 00:18:44,991 恐るべき卍解だ そう判断したから➡ 228 00:18:44,991 --> 00:18:47,693 未来で折っておいたのだ。 229 00:19:05,678 --> 00:19:07,680 ご… ごふっ…。 230 00:19:07,680 --> 00:19:12,518 うおぉ~! 231 00:19:12,518 --> 00:19:15,021 卍解! 232 00:19:15,021 --> 00:19:17,523 卍解か。 233 00:19:17,523 --> 00:19:21,193 私は その言葉が好きだ。 234 00:19:21,193 --> 00:19:23,195 恋…。 235 00:19:25,197 --> 00:19:27,366 お前たち死神が➡ 236 00:19:27,366 --> 00:19:31,037 どんな状況からも 立ち上がることができる➡ 237 00:19:31,037 --> 00:19:33,739 力強い言葉だからだ。 238 00:19:36,976 --> 00:19:42,148 その言葉のおかげで 私は立ち上がる死神どもの心を➡ 239 00:19:42,148 --> 00:19:45,985 何度も打ち砕くことができる。 ぐおっ! 240 00:19:45,985 --> 00:19:52,158 お前は幾度となく絶望を乗り越え 未来を変えてきたのだろう。 241 00:19:52,158 --> 00:19:55,494 なぜそれができたか わかるか。 242 00:19:55,494 --> 00:19:59,331 そこに私がいなかったからだ。 243 00:19:59,331 --> 00:20:03,335 一護よ 未来を変えてみせろ。 244 00:20:03,335 --> 00:20:07,006 それがどれほど すばらしい未来だろうと➡ 245 00:20:07,006 --> 00:20:10,309 私は それを視ている。 246 00:20:13,679 --> 00:20:17,349 そして お前が変えた その未来さえ➡ 247 00:20:17,349 --> 00:20:20,252 切り刻んでみせよう。 248 00:20:22,188 --> 00:20:28,027 さあ 絶望してくれるなよ 一護。 249 00:20:28,027 --> 00:20:33,032 あぁ~!! 250 00:22:04,056 --> 00:22:06,392 (ハッシュヴァルト)はぁっ…。 251 00:22:06,392 --> 00:22:10,229 なんだ その顔は。 252 00:22:10,229 --> 00:22:16,235 悔しいと思うか 私が陛下に 力を奪われて。 253 00:22:16,235 --> 00:22:18,904 逆だ。 254 00:22:18,904 --> 00:22:23,075 陛下が お前から力を お奪いにならなかったことを➡ 255 00:22:23,075 --> 00:22:25,578 誇らしく思う。 256 00:22:25,578 --> 00:22:31,584 私から 力をお奪いになったことを 誇らしく思う。 257 00:22:31,584 --> 00:22:36,288 私だけが 陛下のお役に立てるのだから。 258 00:22:40,693 --> 00:22:45,030 そうか。 待て 石田雨竜。 259 00:22:45,030 --> 00:22:49,335 お前の傷を 私に移して行け。 260 00:22:51,370 --> 00:22:54,373 私は… じきに死ぬ。 261 00:22:54,373 --> 00:22:57,710 傷があろうと なかろうと➡ 262 00:22:57,710 --> 00:22:59,879 それは変わらない。 263 00:22:59,879 --> 00:23:02,715 何を… 言っているんだ。 264 00:23:02,715 --> 00:23:06,719 どうした 憐みか? 265 00:23:06,719 --> 00:23:11,724 さっきまでは 私を殺すつもりで 戦っていたはずだろう。 266 00:23:11,724 --> 00:23:15,561 しかし…。 何を迷う。 267 00:23:15,561 --> 00:23:19,231 全てを秤にかけろと言ったはずだ。 268 00:23:19,231 --> 00:23:24,069 秤にかけることもできず 迷いに追われて決めたことは➡ 269 00:23:24,069 --> 00:23:27,239 全て後悔になるからだ。 270 00:23:27,239 --> 00:23:33,178 ならばそれも 秤にかけろ 石田雨竜。 271 00:23:33,178 --> 00:23:37,850 お前は… 友を助けに行くべきだ。 272 00:23:37,850 --> 00:23:54,199 ♬~ 273 00:23:54,199 --> 00:23:57,202 《ハッシュヴァルト:たとえ 結果は変わらずとも➡ 274 00:23:57,202 --> 00:23:59,705 思うままに選択し➡ 275 00:23:59,705 --> 00:24:03,008 思うままに進むことに 意味がある》 276 00:24:05,544 --> 00:24:08,213 《後悔はない。 277 00:24:08,213 --> 00:24:10,716 何一つ》