1 00:00:32,299 --> 00:00:49,650 (雨音) 2 00:00:49,650 --> 00:00:51,919 (たつき)涙? 3 00:00:55,589 --> 00:00:57,791 (一護/ルキア)くっ…。 4 00:00:59,793 --> 00:01:02,296 (岩鷲) おいおい どうなってんだよ。 5 00:01:02,296 --> 00:01:04,264 (茶渡)井上は? 6 00:01:04,264 --> 00:01:08,468 (ルキア)井上は 自らの魂と引き換えに➡ 7 00:01:08,468 --> 00:01:11,271 ユーハバッハを葬ったのだ。 8 00:01:11,271 --> 00:01:13,273 なっ!? 9 00:01:15,943 --> 00:01:18,345 (恋次)大丈夫か? あぁ。 10 00:01:20,948 --> 00:01:24,284 (一護) 井上は自分の全てを使って➡ 11 00:01:24,284 --> 00:01:28,121 俺たちを つなぎとめてくれたんだ。 12 00:01:28,121 --> 00:01:32,926 一護。 これで世界は救われたんだよな? 13 00:01:35,696 --> 00:01:37,864 まだだ。 あん? 14 00:01:39,800 --> 00:02:04,591 ♬~ 15 00:02:04,591 --> 00:02:06,960 一護 おめぇ…。 16 00:02:06,960 --> 00:02:10,764 一体 何する気なんだよ! 17 00:02:10,764 --> 00:02:12,799 一護。 18 00:02:12,799 --> 00:02:15,102 あのクソ和尚か。 19 00:02:18,305 --> 00:02:21,675 一護! 20 00:02:21,675 --> 00:02:23,844 莫迦者め! 21 00:02:34,821 --> 00:02:37,391 (ハッシュヴァルト)なぜだ。 22 00:02:37,391 --> 00:02:41,361 なぜお前は 私に背を向ける。 23 00:03:02,282 --> 00:03:04,284 井上…。 24 00:03:10,957 --> 00:03:14,861 (ハッシュヴァルト)朝だ。 (雨竜)ハッシュヴァルト。 25 00:03:14,861 --> 00:03:17,931 すでに剋限を迎えていたのだ。 26 00:03:31,278 --> 00:03:33,847 (ユーハバッハ)全知全能。 27 00:03:40,687 --> 00:03:43,256 ユーハ… バッハ…。 28 00:03:43,256 --> 00:03:46,293 なぜ貴様がいるのだ。 お前は…。 29 00:03:46,293 --> 00:03:49,429 何の話をしている。 30 00:03:49,429 --> 00:03:53,333 そのような未来は存在しなかった。 31 00:06:35,295 --> 00:06:38,431 くっ…。 光の届かぬ真世界城の底では➡ 32 00:06:38,431 --> 00:06:40,934 気づかぬのもしかたあるまい。 33 00:06:40,934 --> 00:06:44,437 お前が 苦難の手袋を発動する直前➡ 34 00:06:44,437 --> 00:06:47,874 私と陛下の力は入れ替わった。 35 00:06:47,874 --> 00:06:52,612 そして 陛下の御力よりも 私本来の力のほうが➡ 36 00:06:52,612 --> 00:06:55,115 戦いには向いている。 37 00:06:55,115 --> 00:06:59,786 特に お前のような 誤りを正すべき相手にはな。 38 00:06:59,786 --> 00:07:04,291 くっ! 天秤は傾いた。 39 00:07:04,291 --> 00:07:06,960 いいことを教えてやろう。 40 00:07:06,960 --> 00:07:09,963 全知全能の真の恐ろしさは➡ 41 00:07:09,963 --> 00:07:12,632 未来が視えることではない。 42 00:07:12,632 --> 00:07:17,304 どういう…。 戦いが終われば教えてやろう。 43 00:07:17,304 --> 00:07:21,775 さぁ お前の全てを秤にかけろ 石田雨竜! 44 00:07:21,775 --> 00:07:26,780 引き返せぬ道を指し続ける お前の折れた秤にな! 45 00:07:30,950 --> 00:07:33,320 ぐっ! ごっ! おまえら! 46 00:07:40,093 --> 00:07:43,797 二刀が お前だけの特権だと思ったか。 47 00:07:43,797 --> 00:07:48,268 探しているな 私の能力の穴を。 48 00:07:50,637 --> 00:07:55,608 一護 お前は思い違いをしている。 49 00:07:55,608 --> 00:08:00,447 未来とは 一本の道の上にあるものではない。 50 00:08:00,447 --> 00:08:04,584 未来とは ここより先にばら撒かれた➡ 51 00:08:04,584 --> 00:08:07,954 無数の砂のようなもの。 52 00:08:07,954 --> 00:08:14,094 その一見ばらばらに見える 無数の砂粒 一つ一つが➡ 53 00:08:14,094 --> 00:08:16,796 未来だ。 54 00:08:16,796 --> 00:08:20,767 それは無数の可能性とも言える。 55 00:08:20,767 --> 00:08:26,773 一護 私は希望の話をするのが好きだ。 56 00:08:26,773 --> 00:08:30,777 未来は変えられる それは事実だ。 57 00:08:30,777 --> 00:08:34,614 希望に満ちた すばらしい事実。 58 00:08:34,614 --> 00:08:37,283 だが 未来を変えるとは➡ 59 00:08:37,283 --> 00:08:42,789 その砂粒の一つから別の砂粒へと 飛び移ることにすぎず➡ 60 00:08:42,789 --> 00:08:46,426 そして私は その砂粒の全てを➡ 61 00:08:46,426 --> 00:08:50,463 遥か高みから眺め 干渉できる。 62 00:08:50,463 --> 00:08:55,935 全知全能は 未来を視る力ではない。 63 00:08:55,935 --> 00:08:58,938 未来を改変する力だ。 64 00:09:02,776 --> 00:09:05,578 井上! (織姫)ん…。 65 00:09:07,781 --> 00:09:11,718 ご… めん… ね。 66 00:09:11,718 --> 00:09:15,622 一護よ お前を護れなかった➡ 67 00:09:15,622 --> 00:09:19,292 それが その女の未来。 68 00:09:19,292 --> 00:09:22,762 そう私が改変したのだ。 69 00:09:22,762 --> 00:09:25,765 一護 希望を持ち続けろ。 70 00:09:25,765 --> 00:09:27,967 今までどおり➡ 71 00:09:27,967 --> 00:09:32,839 運命や可能性と呼ばれる 転がり回る砂粒の上を➡ 72 00:09:32,839 --> 00:09:36,943 目を閉じたまま 飛び移り続けるがいい。 73 00:09:36,943 --> 00:09:40,947 それが人間にとっての希望だ。 74 00:09:40,947 --> 00:09:45,051 (ハッシュヴァルト) 人は皆 秤の上を歩いている。 75 00:09:45,051 --> 00:09:50,623 己にとって何が正しく 何が誤っているかを振り分け➡ 76 00:09:50,623 --> 00:09:56,196 振り分けられた正誤の破片が 折り重なって 人の姿をなす。 77 00:09:56,196 --> 00:09:59,933 それが自分自身だ。 78 00:09:59,933 --> 00:10:04,604 お前も そうしてきたはずだ 石田雨竜。 79 00:10:04,604 --> 00:10:08,141 私には お前の姿が見えない。 80 00:10:08,141 --> 00:10:12,278 お前が秤にかけ 選び続けて成したはずの➡ 81 00:10:12,278 --> 00:10:14,948 お前の姿が見えない。 82 00:10:14,948 --> 00:10:18,351 お前は何者だ 石田雨竜。 83 00:10:20,286 --> 00:10:23,623 本当に あの浅薄な人間どものために➡ 84 00:10:23,623 --> 00:10:27,927 命を懸けることが お前の本望なのか? 85 00:10:27,927 --> 00:10:30,997 (雨竜)御託が長いな。 86 00:10:30,997 --> 00:10:35,768 僕が何者か… だって? 87 00:10:35,768 --> 00:10:39,572 そんなもの 答えられるもんか。 88 00:10:45,945 --> 00:10:48,314 僕にとって それは➡ 89 00:10:48,314 --> 00:10:52,385 君たちを倒して ようやくわかることだ。 90 00:10:52,385 --> 00:10:54,354 なるほど。 91 00:11:59,352 --> 00:12:03,122 (ニコ)境界侵度の数値増大! 止まりません! 92 00:12:03,122 --> 00:12:07,293 (阿近)滅却師は何がしたいんだ! 世界が滅ぶぞ! 93 00:12:07,293 --> 00:12:11,264 (鵯州)試しに黒腔を通じて 霊子をぶつけてみたけどよ➡ 94 00:12:11,264 --> 00:12:14,434 一瞬縮小するが すぐに元に戻っちまう。 95 00:12:14,434 --> 00:12:17,270 一瞬でも小さくなったんだな。 96 00:12:17,270 --> 00:12:19,305 なるが期待すんな。 97 00:12:19,305 --> 00:12:22,108 効果を上げるには 対消滅させるしかねえ。 98 00:12:22,108 --> 00:12:26,446 それって 同じだけのエネルギーを ぶつける他ないってことですか!? 99 00:12:26,446 --> 00:12:28,982 (リン)そんなエネルギー どこにあるんですか!? 100 00:12:28,982 --> 00:12:32,118 おめえが知ってりゃ 世話ねえんだよ! 101 00:12:32,118 --> 00:12:36,289 できる手は やり尽くしたぞ。 どうする 阿近。 102 00:12:36,289 --> 00:12:40,693 このひずみは 現世と尸魂界の魂魄のバランスが➡ 103 00:12:40,693 --> 00:12:43,429 崩壊しているから 広がってんだよな。 104 00:12:43,429 --> 00:12:46,799 あぁ!? なに今更言ってんだ!? 105 00:12:46,799 --> 00:12:49,936 こっちのバランスを取るってのは どうだ? 106 00:12:49,936 --> 00:12:51,938 (鵯州)はっ? 107 00:12:54,274 --> 00:12:57,443 虚圏への門を開く。 108 00:12:57,443 --> 00:13:00,947 (雨竜) こちらからも一つ聞いていいか。 109 00:13:00,947 --> 00:13:05,118 君はなぜ 僕が どういう人間であるかを聞くんだ。 110 00:13:05,118 --> 00:13:10,289 そんな質問を重ねる前に 1秒でも早く僕を倒して➡ 111 00:13:10,289 --> 00:13:13,760 ユーハバッハのもとに 駆けつけるべきなんじゃないのか。 112 00:13:13,760 --> 00:13:16,295 やつらは死ぬ。 113 00:13:16,295 --> 00:13:19,699 私がここで お前を いくらなぶろうが➡ 114 00:13:19,699 --> 00:13:22,869 陛下が 危険にさらされることなどない。 115 00:13:34,614 --> 00:13:36,582 くっ! 116 00:13:38,618 --> 00:13:41,487 お前は幸運だ 石田雨竜。 117 00:13:41,487 --> 00:13:45,058 私に苦難の手袋を はめることに成功し➡ 118 00:13:45,058 --> 00:13:48,594 こうして 無数の神聖滅矢を撃ち込めた。 119 00:13:48,594 --> 00:13:52,932 その幸運は同量の不運として お前にふりかかる。 120 00:13:52,932 --> 00:13:55,268 がっ! 121 00:13:55,268 --> 00:13:57,937 私の聖文字はB。 122 00:13:57,937 --> 00:14:00,606 世界調和。 123 00:14:00,606 --> 00:14:04,777 範囲世界に起こる不運を 幸運なものに分け与えることで➡ 124 00:14:04,777 --> 00:14:07,280 世界の調和を保つ。 125 00:14:07,280 --> 00:14:10,783 お前に勝ち目はない 石田雨竜。 126 00:14:10,783 --> 00:14:14,420 お前から聞き出せることも もはやないだろう。 127 00:14:14,420 --> 00:14:18,624 何も語らぬなら それもいい。 これまでだ。 128 00:14:18,624 --> 00:14:22,595 待て… 君は見たくはないのか。 129 00:14:22,595 --> 00:14:25,998 僕の… 聖文字を。 130 00:14:25,998 --> 00:14:28,267 つまらぬ延命だな。 131 00:14:28,267 --> 00:14:31,604 それで勝てるなら とっくに使っているはずだ。 132 00:14:31,604 --> 00:14:34,273 逆さ。 133 00:14:34,273 --> 00:14:36,943 そろそろだと思ったんだ。 134 00:14:36,943 --> 00:14:39,312 どういう意味だ。 135 00:14:39,312 --> 00:14:41,948 僕の聖文字は➡ 136 00:14:41,948 --> 00:14:44,350 A 完全反立。 137 00:14:44,350 --> 00:14:46,385 なっ!? 138 00:14:46,385 --> 00:14:48,621 完全反立。 139 00:14:48,621 --> 00:14:51,958 指定した2点の間に すでに起きた出来事を➡ 140 00:14:51,958 --> 00:14:54,527 逆転させることができる。 141 00:14:54,527 --> 00:14:59,465 今回はシンプルに 僕と君の傷を逆転させた。 142 00:14:59,465 --> 00:15:01,834 そうか。 143 00:15:05,304 --> 00:15:09,442 すばらしい力だ…。 144 00:15:09,442 --> 00:15:13,312 陛下が目をお掛けになるのも 無理はない。 145 00:15:13,312 --> 00:15:16,282 起きたことを逆転させる力なら➡ 146 00:15:16,282 --> 00:15:21,454 陛下の御力に刃向かえるのは お前だけかもしれないのだから。 147 00:15:21,454 --> 00:15:23,589 どういう意味だ。 148 00:15:23,589 --> 00:15:27,927 君の言っていた全知全能の 真の力のことを言っているのか。 149 00:15:27,927 --> 00:15:30,596 好きなように取るがいい。 150 00:15:30,596 --> 00:15:33,032 私に言えるのは➡ 151 00:15:33,032 --> 00:15:38,604 お前を ここで足止めしたのは 正解だったということだ。 152 00:15:38,604 --> 00:15:41,974 行かせると… 思うか。 153 00:15:41,974 --> 00:15:44,911 お前の完全反立は すばらしいが➡ 154 00:15:44,911 --> 00:15:47,880 私の世界調和とは釣り合わない。 155 00:15:47,880 --> 00:15:50,449 くっ…。 言ったはずだ。 156 00:15:50,449 --> 00:15:52,785 不運は分け与えられる。 157 00:15:52,785 --> 00:15:56,289 そして 我が身の不運は全て➡ 158 00:15:56,289 --> 00:15:59,692 この身代わりの盾で 受けることができる。 159 00:15:59,692 --> 00:16:01,961 つまりは こういうことだ。 160 00:16:01,961 --> 00:16:05,298 お前が私に傷を与えた幸運は➡ 161 00:16:05,298 --> 00:16:08,134 同量の不運として お前に降り注ぎ➡ 162 00:16:08,134 --> 00:16:13,606 私の体に与えられた不運は この身代わりの盾に移し取られ➡ 163 00:16:13,606 --> 00:16:18,277 更なる不運として お前に降り注ぐ。 164 00:16:18,277 --> 00:16:24,150 勝ち目はないと言ったはずだ 石田雨竜。 165 00:16:24,150 --> 00:16:28,287 はっ… はっ… ぐっ…。 166 00:16:28,287 --> 00:16:30,923 まだ諦めないのか。 167 00:16:30,923 --> 00:16:33,459 お前は賢い男だ。 168 00:16:33,459 --> 00:16:36,429 私にも陛下にも かなわぬということは➡ 169 00:16:36,429 --> 00:16:39,432 理解できているはずだ。 170 00:16:39,432 --> 00:16:44,136 お前の姿が見えないと言ったが 撤回する。 171 00:16:44,136 --> 00:16:48,107 お前は あの 信じ難いほど愚かな人間どもと➡ 172 00:16:48,107 --> 00:16:50,276 とてもよく似ている。 173 00:16:52,278 --> 00:16:54,447 (ユーハバッハ)お前は理解していない。 174 00:16:54,447 --> 00:16:57,316 私が望む真世界は➡ 175 00:16:57,316 --> 00:17:01,621 その女が望んだ世界でもあるのだ。 176 00:17:01,621 --> 00:17:06,592 争いもなく 痛みも憎しみも悲しみもない➡ 177 00:17:06,592 --> 00:17:08,628 おだやかな世界。 178 00:17:08,628 --> 00:17:13,633 それこそが 私が望む新世界だ。 179 00:17:13,633 --> 00:17:17,270 絶望してくれるな 一護。 180 00:17:17,270 --> 00:17:20,473 絶望した息子を殺すことほど➡ 181 00:17:20,473 --> 00:17:24,644 親にとって つらいものはないのだから。 182 00:17:27,313 --> 00:17:29,849 まだ動けたのか。 183 00:17:29,849 --> 00:17:35,621 僕が… はぁっ はぁっ… 黒崎たちに似てるって? 184 00:17:35,621 --> 00:17:38,124 僕は今まで➡ 185 00:17:38,124 --> 00:17:40,526 全て冷静に➡ 186 00:17:40,526 --> 00:17:45,264 君の言う天秤にかけて 行動してきたつもりだ。 187 00:17:45,264 --> 00:17:50,303 でも 黒崎はバカだから それができない。 188 00:17:50,303 --> 00:17:54,974 助けたいと思ったら 助けに行くんだ。 189 00:17:54,974 --> 00:17:58,110 天秤が どっちに傾こうが➡ 190 00:17:58,110 --> 00:18:01,781 あいつは天秤なんか見ちゃいない。 191 00:18:01,781 --> 00:18:05,451 井上さんもバカで 茶渡くんもバカで➡ 192 00:18:05,451 --> 00:18:09,121 朽木さんもバカで 阿散井もバカだ。 193 00:18:11,290 --> 00:18:16,362 僕がもし そのバカな連中と 同じに見えているのなら➡ 194 00:18:16,362 --> 00:18:19,131 僕は うれしい。 195 00:18:19,131 --> 00:18:24,303 そうか あんたは 希望も絶望も怖いんだな。 196 00:18:26,272 --> 00:18:30,776 全知全能つっても 心の中までは見えねえらしい。 197 00:18:34,280 --> 00:18:36,949 絶望が何だって? 198 00:18:36,949 --> 00:18:38,951 よく知ってるぜ。 199 00:18:38,951 --> 00:18:45,358 ♬~ 200 00:18:45,358 --> 00:18:49,962 今まで何度も 乗り越えてきたんだからな! 201 00:18:51,964 --> 00:18:56,268 この時のために 私は お前を必要とした。 202 00:18:56,268 --> 00:18:58,270 我が息子よ。 203 00:19:00,272 --> 00:19:02,942 (ハッシュヴァルト)うれしい… だと? 204 00:19:02,942 --> 00:19:06,912 お前の感情のことなど 最初から問うてはいない。 205 00:19:06,912 --> 00:19:11,317 やつらと共にいることが お前に利するとは思えない。 206 00:19:11,317 --> 00:19:13,352 そう言っているのだ。 207 00:19:13,352 --> 00:19:17,289 やつらと共にいて お前は成長したか? 208 00:19:17,289 --> 00:19:19,792 やつらといた数年よりも➡ 209 00:19:19,792 --> 00:19:22,762 陛下に力を与えられた 一瞬のほうが➡ 210 00:19:22,762 --> 00:19:25,431 お前は成長しているはずだ。 211 00:19:25,431 --> 00:19:28,434 互いを高め合うのが仲間ならば➡ 212 00:19:28,434 --> 00:19:32,872 お前が命を賭すべきは やつらではなく陛下だ。 213 00:19:32,872 --> 00:19:36,609 天秤は 選択だと言ったな。 214 00:19:36,609 --> 00:19:41,781 僕は その選択で 彼らと共にいることを選んだ。 215 00:19:41,781 --> 00:19:44,617 だけど そこに利害はない。 216 00:19:44,617 --> 00:19:47,453 正解も不正解もない。 217 00:19:47,453 --> 00:19:50,856 僕らは 友達だからだ。 218 00:19:53,626 --> 00:19:56,295 そうか よくわかった。 219 00:19:56,295 --> 00:19:59,665 お前は 陛下に認められておきながら➡ 220 00:19:59,665 --> 00:20:02,768 何も捨てるつもりはない ということだな。 221 00:20:02,768 --> 00:20:06,572 ならば せめて命を捨てろ 石田雨竜! 222 00:20:14,380 --> 00:20:16,782 卍解! 223 00:20:16,782 --> 00:20:19,852 天鎖斬月!! 224 00:20:27,927 --> 00:20:31,263 そう怖い顔をするな 一護。 225 00:20:31,263 --> 00:20:35,634 敬意を表したのだ お前の力に。 226 00:20:35,634 --> 00:20:38,637 新たな天鎖斬月➡ 227 00:20:38,637 --> 00:20:43,609 恐るべき卍解だ そう判断したから➡ 228 00:20:43,609 --> 00:20:46,312 未来で折っておいたのだ。 229 00:21:04,330 --> 00:21:06,365 ご… ごふっ…。 230 00:21:06,365 --> 00:21:11,103 うおぉ~! 231 00:21:11,103 --> 00:21:13,606 卍解! 232 00:21:13,606 --> 00:21:16,108 卍解か。 233 00:21:16,108 --> 00:21:19,778 私は その言葉が好きだ。 234 00:21:19,778 --> 00:21:21,781 恋…。 235 00:21:23,783 --> 00:21:25,985 お前たち死神が➡ 236 00:21:25,985 --> 00:21:29,622 どんな状況からも 立ち上がることができる➡ 237 00:21:29,622 --> 00:21:32,291 力強い言葉だからだ。 238 00:21:35,628 --> 00:21:40,766 その言葉のおかげで 私は立ち上がる死神どもの心を➡ 239 00:21:40,766 --> 00:21:44,637 何度も打ち砕くことができる。 ぐおっ! 240 00:21:44,637 --> 00:21:50,776 お前は幾度となく絶望を乗り越え 未来を変えてきたのだろう。 241 00:21:50,776 --> 00:21:54,113 なぜそれができたか わかるか。 242 00:21:54,113 --> 00:21:57,950 そこに私がいなかったからだ。 243 00:21:57,950 --> 00:22:02,021 一護よ 未来を変えてみせろ。 244 00:22:02,021 --> 00:22:05,591 それがどれほど すばらしい未来だろうと➡ 245 00:22:05,591 --> 00:22:08,894 私は それを視ている。 246 00:22:12,298 --> 00:22:15,935 そして お前が変えた その未来さえ➡ 247 00:22:15,935 --> 00:22:18,838 切り刻んでみせよう。 248 00:22:20,773 --> 00:22:26,612 さあ 絶望してくれるなよ 一護。 249 00:22:26,612 --> 00:22:31,584 あぁ~!! 250 00:24:02,641 --> 00:24:04,944 (ハッシュヴァルト)はぁっ…。 251 00:24:04,944 --> 00:24:08,781 なんだ その顔は。 252 00:24:08,781 --> 00:24:14,853 悔しいと思うか 私が陛下に 力を奪われて。 253 00:24:14,853 --> 00:24:17,456 逆だ。 254 00:24:17,456 --> 00:24:21,627 陛下が お前から力を お奪いにならなかったことを➡ 255 00:24:21,627 --> 00:24:24,129 誇らしく思う。 256 00:24:24,129 --> 00:24:30,102 私から 力をお奪いになったことを 誇らしく思う。 257 00:24:30,102 --> 00:24:34,807 私だけが 陛下のお役に立てるのだから。 258 00:24:39,278 --> 00:24:43,615 そうか。 待て 石田雨竜。 259 00:24:43,615 --> 00:24:47,886 お前の傷を 私に移して行け。 260 00:24:49,955 --> 00:24:53,025 私は… じきに死ぬ。 261 00:24:53,025 --> 00:24:56,261 傷があろうと なかろうと➡ 262 00:24:56,261 --> 00:24:58,464 それは変わらない。 263 00:24:58,464 --> 00:25:01,300 何を… 言っているんだ。 264 00:25:01,300 --> 00:25:05,337 どうした 憐みか? 265 00:25:05,337 --> 00:25:10,275 さっきまでは 私を殺すつもりで 戦っていたはずだろう。 266 00:25:10,275 --> 00:25:14,113 しかし…。 何を迷う。 267 00:25:14,113 --> 00:25:17,783 全てを秤にかけろと言ったはずだ。 268 00:25:17,783 --> 00:25:22,588 秤にかけることもできず 迷いに追われて決めたことは➡ 269 00:25:22,588 --> 00:25:25,758 全て後悔になるからだ。 270 00:25:25,758 --> 00:25:31,764 ならばそれも 秤にかけろ 石田雨竜。 271 00:25:31,764 --> 00:25:36,435 お前は… 友を助けに行くべきだ。 272 00:25:36,435 --> 00:25:52,785 ♬~ 273 00:25:52,785 --> 00:25:55,788 《ハッシュヴァルト:たとえ 結果は変わらずとも➡ 274 00:25:55,788 --> 00:25:58,290 思うままに選択し➡ 275 00:25:58,290 --> 00:26:01,560 思うままに進むことに 意味がある》 276 00:26:04,129 --> 00:26:06,765 《後悔はない。 277 00:26:06,765 --> 00:26:09,268 何一つ》