1 00:00:10,588 --> 00:00:29,388 ~ 2 00:00:32,744 --> 00:02:01,244 ~ 3 00:03:41,883 --> 00:03:43,918 山本:こりゃあ 春水! 4 00:03:43,918 --> 00:03:46,003 お主 また勝手に わしの部屋に入りおって! 5 00:03:46,003 --> 00:03:48,673 (京楽)うわぁ~! ごめん ごめん ごめんって! 6 00:03:48,673 --> 00:03:51,525 (山本)なんちゅう 心のこもっとらん謝罪じゃ! 7 00:03:51,525 --> 00:03:53,544 許さん! (京楽)う~わっ…。 8 00:03:53,544 --> 00:03:55,846 こもってるって! 入ったのは 悪かったよ。 9 00:03:55,846 --> 00:03:59,183 でも 山じいも絵なんか飾るんだ~ って 気になって…。 10 00:03:59,183 --> 00:04:02,353 ゲホッ ゲホッ… ったく クソジジイ…。 11 00:04:02,353 --> 00:04:07,858 あれは むか~し 尸魂界に現れた 化け物じゃ。 12 00:04:07,858 --> 00:04:16,167 尸魂界が大変なときに現れて もっと大変にしてしもうた。 13 00:04:16,167 --> 00:04:19,520 もう現れることはない。 14 00:04:19,520 --> 00:04:22,707 もし また 現れるようなことがあれば 15 00:04:22,707 --> 00:04:25,607 そのときは… 16 00:04:45,112 --> 00:04:49,684 山本:わしが ここに戻ることは ないじゃろう 17 00:04:49,684 --> 00:04:51,684 (倒れる音) 18 00:04:54,188 --> 00:04:56,188 (京楽)山じい!! 19 00:05:18,029 --> 00:05:21,515 (ユーハバッハ)死神どもの長とはいえ 20 00:05:21,515 --> 00:05:25,169 死する様は哀れなものだな。 21 00:05:25,169 --> 00:05:29,540 山本重國。 22 00:05:29,540 --> 00:05:33,140 行くぞ ハッシュヴァルト。 (ハッシュヴァルト)はい。 23 00:05:35,196 --> 00:05:37,196 んっ? 24 00:05:43,204 --> 00:05:46,007 死しても逃がさぬとでも 言うつもりか。 25 00:05:46,007 --> 00:05:48,859 くだらぬ。 26 00:05:48,859 --> 00:05:53,397 山本重國 半端者よ。 27 00:05:53,397 --> 00:05:58,002 私がなぜ 5人の特記戦力から 貴様を外したか 28 00:05:58,002 --> 00:06:00,688 知る由もなかろう。 29 00:06:00,688 --> 00:06:06,844 貴様 なぜ 左腕を治さなかった? 30 00:06:06,844 --> 00:06:12,516 あの人間の女に命じれば 治すことはできたはずだ。 31 00:06:12,516 --> 00:06:14,685 わかっている。 32 00:06:14,685 --> 00:06:18,189 貴様は 人間を 利用したくなかったのだ。 33 00:06:18,189 --> 00:06:20,174 知っているぞ。 34 00:06:20,174 --> 00:06:23,094 貴様は 藍染との戦いのさなかも 35 00:06:23,094 --> 00:06:28,199 人間である黒崎一護を 巻き込むことを案じていた。 36 00:06:28,199 --> 00:06:32,520 そして今も 尸魂界だけでなく 37 00:06:32,520 --> 00:06:40,010 現世までも その背に負って 私の前に立ち そして敗れた。 38 00:06:40,010 --> 00:06:44,665 貴様は弱くなった 山本重國。 39 00:06:44,665 --> 00:06:47,201 かつての貴様は 違った。 40 00:06:47,201 --> 00:06:51,689 貴様が創設した当初の 護廷十三隊は 41 00:06:51,689 --> 00:06:56,677 護廷とは名ばかりの 殺伐とした殺し屋の集団だった。 42 00:06:56,677 --> 00:07:00,347 だが それゆえに 恐るべき集団だった。 43 00:07:00,347 --> 00:07:05,286 それを束ねる山本重國。 貴様は まさに剣の鬼。 44 00:07:05,286 --> 00:07:09,340 敵を討つに利するものは すべて利用し 人はもとより 45 00:07:09,340 --> 00:07:14,195 部下の命にすら 灰ほどの重みも 感じぬ男だった。 46 00:07:14,195 --> 00:07:20,601 だが 我ら滅却師を せん滅して それは変わった。 47 00:07:20,601 --> 00:07:23,521 安らかな世を 手に入れた貴様らは 48 00:07:23,521 --> 00:07:26,390 護るべきものを増やし 慈しみ 49 00:07:26,390 --> 00:07:29,677 つまらぬ正義や誇りのために 二の足を踏む 50 00:07:29,677 --> 00:07:32,863 惰弱の一群に成り下がった。 51 00:07:32,863 --> 00:07:36,350 貴様は死ぬまで 知らぬままだったがゆえに 52 00:07:36,350 --> 00:07:39,303 教えてやる。 53 00:07:39,303 --> 00:07:43,007 尸魂界は これから死ぬが 54 00:07:43,007 --> 00:07:49,807 護廷十三隊は千年前 我らとともに 死んだのだ。 55 00:08:05,996 --> 00:08:12,670 仕上げだ。 星十字騎士団 全名に伝えよ。 56 00:08:12,670 --> 00:08:18,170 尸魂界を徹底的に 蹂躙せよ! 57 00:08:21,345 --> 00:08:28,836 ~ 58 00:08:28,836 --> 00:08:30,836 なっ…。 何だ!? 59 00:08:37,495 --> 00:08:41,832 (ロバート)進め 聖兵。 60 00:08:41,832 --> 00:08:44,151 賊軍の雑兵か! ヒィッ…。 61 00:08:44,151 --> 00:08:46,837 引くな! この程度の連中! 62 00:08:46,837 --> 00:08:49,723 うぐぁ~! グァッ! ガァッ…。 63 00:08:49,723 --> 00:09:12,513 ~ 64 00:09:12,513 --> 00:09:17,318 うぅ… つ… 強い。 たす… 助けを…。 65 00:09:17,318 --> 00:09:19,353 あっ…。 66 00:09:19,353 --> 00:09:33,500 ~ 67 00:09:33,500 --> 00:09:36,000 (ユーハバッハ)終わりだな。 68 00:09:37,988 --> 00:09:47,548 (一護)ハァ ハァ ハァ…。 69 00:09:47,548 --> 00:09:50,167 消えるな。 70 00:09:50,167 --> 00:09:54,004 消えるな! 71 00:09:54,004 --> 00:09:56,004 消えるな!! 72 00:09:58,359 --> 00:10:01,559 消えるな~っ!! 73 00:10:03,514 --> 00:10:06,517 (阿近)ようやくか。 74 00:10:06,517 --> 00:10:09,670 悪ぃな。 本当は もっと早くに 75 00:10:09,670 --> 00:10:12,840 こっちから 開けてやりたかったんだが…。 76 00:10:12,840 --> 00:10:17,511 うまく… いかねえもんだ…。 77 00:10:17,511 --> 00:10:20,531 (シャズ・ドミノ)あん? なんだ? テメエは。 78 00:10:20,531 --> 00:10:23,033 俺は 星十字騎士団 シャズ・ドミノ。 79 00:10:23,033 --> 00:10:25,033 与えられた力は…。 80 00:10:33,360 --> 00:10:35,860 おい 頑張れ! あっ! (衝撃音) 81 00:10:51,695 --> 00:10:54,695 (マスキュリン)霊圧が消えた? (バンビエッタ)何よ 今の!? 82 00:11:07,344 --> 00:11:14,368 (白哉)ルキアと 恋次は 生きていたか? 83 00:11:14,368 --> 00:11:18,868 あぁ 大丈夫だ 生きてる。 84 00:11:20,908 --> 00:11:24,708 そうか よかった…。 85 00:11:27,531 --> 00:11:32,131 私は もう… 長くはもたぬ。 86 00:11:34,371 --> 00:11:38,425 護廷十三隊隊長として 87 00:11:38,425 --> 00:11:40,678 霊廷を踏みにじる 88 00:11:40,678 --> 00:11:44,865 卑劣のやからを 倒すこともできず 89 00:11:44,865 --> 00:11:48,752 多くの隊士たちを 死に至らしめ 90 00:11:48,752 --> 00:11:52,873 その部下や 家族たちを悲しませ…。 91 00:11:52,873 --> 00:11:59,196 あげく ぶざまに敗北し死することを 92 00:11:59,196 --> 00:12:02,596 心より辱じる。 93 00:12:05,069 --> 00:12:08,622 引きかえ 兄は人間だ。 94 00:12:08,622 --> 00:12:13,177 本来なら この戦いに 巻き込まれることは おろか 95 00:12:13,177 --> 00:12:17,748 ここにいることすら なかったはずの者だ。 96 00:12:17,748 --> 00:12:23,520 その兄に 最後に頼みごとをする私の 97 00:12:23,520 --> 00:12:28,175 悍ましき ぶざまを許してくれ。 98 00:12:28,175 --> 00:12:32,696 頼む…。 99 00:12:32,696 --> 00:12:36,083 尸魂界を護ってくれ。 100 00:12:36,083 --> 00:12:38,183 黒崎一護! 101 00:13:00,390 --> 00:13:02,943 この霊圧は…。 102 00:13:02,943 --> 00:13:05,696 ああ 黒崎一護だろう。 103 00:13:05,696 --> 00:13:08,532 粛清しておきますか? 104 00:13:08,532 --> 00:13:10,832 いや。 行くぞ。 105 00:13:22,513 --> 00:13:24,513 (ユーハバッハ)貴様…。 106 00:13:39,946 --> 00:13:45,952 《応えはなかった… それでいい。 107 00:13:45,952 --> 00:13:49,138 ヤツは そういう男だ。 108 00:13:49,138 --> 00:13:53,838 応えなくとも わかっている》 109 00:13:57,780 --> 00:14:03,480 《任せたぞ 黒崎一護…》 110 00:14:20,636 --> 00:14:23,639 陛下 ここは…。 111 00:14:23,639 --> 00:14:28,294 黒崎一護。 どんな手を使ったか知らぬが 112 00:14:28,294 --> 00:14:31,280 キルゲの監獄を よく破った。 113 00:14:31,280 --> 00:14:36,285 だが そのボロボロの体で 私と戦うつもりか? 114 00:14:36,285 --> 00:14:39,105 アンタが 敵のリーダーか? 115 00:14:39,105 --> 00:14:41,958 敵… か。 116 00:14:41,958 --> 00:14:46,612 そうだとも そうでないとも言える。 117 00:14:46,612 --> 00:14:49,148 ふざけてんじゃねえぞ! 118 00:14:49,148 --> 00:14:53,786 尸魂界を めちゃくちゃにしたのは テメエかって訊いてんだよ! 119 00:14:53,786 --> 00:14:56,286 そのとおりだ。 120 00:14:59,191 --> 00:15:02,962 陛下。 見てのとおりだ ハッシュヴァルト。 121 00:15:02,962 --> 00:15:05,781 ここまで来ては しかたない。 122 00:15:05,781 --> 00:15:08,334 潰して行こう。 123 00:15:08,334 --> 00:15:29,956 ~ 124 00:15:29,956 --> 00:15:31,958 うぉ~っ!! 125 00:15:31,958 --> 00:15:50,293 ~ 126 00:15:50,293 --> 00:15:52,945 月牙…。 127 00:15:52,945 --> 00:15:55,545 天衝!! 128 00:15:59,619 --> 00:16:01,804 ぐあっ! 129 00:16:01,804 --> 00:16:05,304 うっ うぅ…。 130 00:16:13,299 --> 00:16:17,599 う… う… う…。 131 00:16:22,375 --> 00:16:24,794 まだ息はあるはずだ。 132 00:16:24,794 --> 00:16:30,466 城へ運べ。 蘇生させて 我が麾下に加える。 133 00:16:30,466 --> 00:16:32,466 承知しました。 134 00:16:35,621 --> 00:16:37,621 んっ! 135 00:16:41,627 --> 00:16:44,613 《ユーハバッハ:バカな これは…。 136 00:16:44,613 --> 00:16:46,766 静血装か!》 137 00:16:46,766 --> 00:16:48,784 ハァーッ! 138 00:16:48,784 --> 00:16:51,136 陛下! 139 00:16:51,136 --> 00:16:57,959 ~ 140 00:16:57,959 --> 00:17:00,779 しくじったな。 141 00:17:00,779 --> 00:17:03,332 しくじった? 142 00:17:03,332 --> 00:17:06,902 一 二度 攻撃しのいだくらいで 何 言ってんだ? 143 00:17:06,902 --> 00:17:08,902 そうではない。 144 00:17:10,789 --> 00:17:12,789 ぐっ! 145 00:17:17,679 --> 00:17:21,783 やはり 見間違いでは なかったか…。 146 00:17:21,783 --> 00:17:24,136 なんの話だ? 147 00:17:24,136 --> 00:17:27,606 どうやら キルゲ・オピーを 足止めに使ったのは 148 00:17:27,606 --> 00:17:30,125 失敗だったようだな。 149 00:17:30,125 --> 00:17:32,477 生粋の滅却師ではなく 150 00:17:32,477 --> 00:17:36,365 破面崩れでも使うべきだった。 おかげで 151 00:17:36,365 --> 00:17:40,769 こんなにも早く お前の霊圧の中の記憶を 152 00:17:40,769 --> 00:17:42,954 呼び起こしてしまった。 153 00:17:42,954 --> 00:17:46,942 お前は キルゲの監獄に接触したまま 154 00:17:46,942 --> 00:17:51,129 破壊のため 極限まで霊圧を 放ち続けたのだろう。 155 00:17:51,129 --> 00:17:55,617 爆発的に解き放たれた 霊圧の残滓は 156 00:17:55,617 --> 00:18:00,288 体へ還ると同時に キルゲの霊圧をも巻き込む。 157 00:18:00,288 --> 00:18:06,311 そうして じわじわと魂の深部へと 到達したキルゲの 158 00:18:06,311 --> 00:18:10,799 滅却師としての霊圧が お前の霊圧の記憶を 159 00:18:10,799 --> 00:18:14,102 根源から呼び起こしたのだ。 160 00:18:14,102 --> 00:18:18,790 キルゲの監獄は 敵を封殺するためのもの…。 161 00:18:18,790 --> 00:18:22,944 滅却師を捕らえることは できぬ。 162 00:18:22,944 --> 00:18:26,948 何を… 言ってんだ? 163 00:18:26,948 --> 00:18:31,603 霊圧の記憶? 滅却師が 何だって? 164 00:18:31,603 --> 00:18:33,638 そうか。 165 00:18:33,638 --> 00:18:37,125 お前は 自分のことを 何も知らぬのだな。 166 00:18:37,125 --> 00:18:41,625 自身の 母のことさえも。 167 00:18:44,299 --> 00:18:47,285 連れ帰って ゆっくりと 168 00:18:47,285 --> 00:18:51,206 再教育してやるつもりだったが…。 何を…。 169 00:18:51,206 --> 00:18:54,759 そう悠長に構えては いられなくなった。 170 00:18:54,759 --> 00:18:56,812 何を…。 171 00:18:56,812 --> 00:18:59,097 力ずくで屈服させて 172 00:18:59,097 --> 00:19:01,433 連れ帰るとしよう。 なっ…。 173 00:19:01,433 --> 00:19:04,603 何を言ってんだって 訊いてんだよ!! 174 00:19:04,603 --> 00:19:07,303 見えざる帝国で聞かせてやる。 175 00:19:13,278 --> 00:19:16,148 苦悶の環! 176 00:19:16,148 --> 00:19:20,348 さて 見せてもらうぞ 黒崎一護。 177 00:19:23,271 --> 00:19:26,441 ハァッ! 178 00:19:26,441 --> 00:19:30,741 月牙天衝!! 179 00:19:37,269 --> 00:19:39,269 グハッ! 180 00:19:59,457 --> 00:20:01,459 次は 貫くぞ。 181 00:20:01,459 --> 00:20:04,479 静血装で かわせると思うな! 182 00:20:04,479 --> 00:20:07,279 私の… んっ? 183 00:20:10,619 --> 00:20:12,619 これは…。 184 00:20:14,606 --> 00:20:16,925 お時間です 陛下。 185 00:20:16,925 --> 00:20:20,612 影の領域圏外での活動限界です。 186 00:20:20,612 --> 00:20:22,948 見えざる帝国へ お戻りください。 187 00:20:22,948 --> 00:20:25,548 バカな まだ時間は…。 188 00:20:28,486 --> 00:20:32,424 そうか 藍染惣右介…。 189 00:20:32,424 --> 00:20:34,426 ヤツの小細工か。 190 00:20:34,426 --> 00:20:40,098 接触した数分間に 私の感覚を わずかに狂わせたか…。 191 00:20:40,098 --> 00:20:44,586 ハッシュヴァルト 貴様 気付いて黙っておったな。 192 00:20:44,586 --> 00:20:47,589 お止めしても 無駄かと思いまして。 193 00:20:47,589 --> 00:20:52,110 フッ… まぁよい 行くぞ。 194 00:20:52,110 --> 00:21:01,269 ~ 195 00:21:01,269 --> 00:21:04,439 (ミニーニャ)時間だから 帰りますね~。 196 00:21:04,439 --> 00:21:07,239 って もう聞こえてないかなぁ。 197 00:21:14,866 --> 00:21:18,603 待て! 逃がすと思うのか? 198 00:21:18,603 --> 00:21:22,607 尸魂界を こんなにしたテメエを 199 00:21:22,607 --> 00:21:25,007 逃がすわけがねえだろ! 200 00:21:27,112 --> 00:21:29,812 待てって言ってんだ!! 201 00:21:45,597 --> 00:21:48,600 さらばだ 黒崎一護。 202 00:21:48,600 --> 00:21:51,970 いずれ また迎えに来る。 203 00:21:51,970 --> 00:21:56,257 傷を癒やして 待つがいい。 204 00:21:56,257 --> 00:22:01,557 闇に生まれし… 我が息子よ。