1 00:01:36,181 --> 00:01:40,341 (白哉)どうした? その間合いでは私を斬れまい。 2 00:01:40,341 --> 00:01:42,361 (月島)だって→ 3 00:01:42,361 --> 00:01:44,382 君がそこで待ってるってことは→ 4 00:01:44,382 --> 00:01:47,388 ここから踏み込んだら 君の射程ってことでしょ。 5 00:01:47,388 --> 00:01:49,890 だったら作戦を考えなきゃ。 6 00:01:53,734 --> 00:01:56,737 意味のある行動に見えたかい? 7 00:01:59,662 --> 00:02:02,067 これも。 8 00:02:02,067 --> 00:02:08,547 意味のない行動だと軽んじるべき ではないだろうと考えている。 9 00:02:08,547 --> 00:02:12,772 へぇ。 10 00:02:12,772 --> 00:02:15,775 散れ 千本桜。 11 00:02:22,808 --> 00:02:26,633 (一角)あん? 12 00:02:26,633 --> 00:02:30,858 根性だきゃ一丁前だな。 13 00:02:30,858 --> 00:02:36,118 (獅子河原) 待て。 まだ負けてねえぞ 俺は。 14 00:02:36,118 --> 00:02:39,174 やめろ バカ野郎。 15 00:02:39,174 --> 00:02:42,163 こんなしようもねえ戦いで 死ぬこたぁねえ。 16 00:02:42,163 --> 00:02:45,136 しようもなくなんかねえ! 17 00:02:45,136 --> 00:02:50,848 俺はこの命 とっくに 月島さんのために捨ててんだよ。 18 00:02:50,848 --> 00:02:56,626 その月島ってのは てめえが 命をかけるほどの男なのか? 19 00:02:56,626 --> 00:03:00,651 あたりまえだろ。 月島さんはクソ強ぇんだよ。 20 00:03:00,651 --> 00:03:03,423 俺は月島さんのためなら 死ねんだよ。 21 00:03:03,423 --> 00:03:05,761 そうじゃねえ。 22 00:03:05,761 --> 00:03:10,370 そいつは てめえのために死んで くれんのかって聞いてんだよ。 23 00:03:10,370 --> 00:03:13,293 そんなもん関係ねえだろ。 24 00:03:13,293 --> 00:03:17,016 月島さんが死ななくても 俺はいつでも死ねんだよ。 25 00:03:17,016 --> 00:03:21,158 バカ野郎! 命かけるなら対等にかけろ! 26 00:03:21,158 --> 00:03:23,863 兄貴だろうが舎弟だろうが→ 27 00:03:23,863 --> 00:03:26,886 自分のために死んでくれるやつの ためだけに死ね。 28 00:03:26,886 --> 00:03:31,178 てめえの命を安く捨てるのは ガキの粋がりだ。 29 00:03:31,178 --> 00:03:35,887 もう一度聞くぜ。 ここで てめえが死んだとき→ 30 00:03:35,887 --> 00:03:43,135 てめえの兄貴が仇討ちのために 命を捨てて戦うところを想像しろ。 31 00:03:43,135 --> 00:03:45,507 ((銀城:フッ。 32 00:03:45,507 --> 00:03:48,613 獅子河原君には 分けてあげないの? 33 00:03:48,613 --> 00:03:51,502 仲間外れは よくないよ。 34 00:03:51,502 --> 00:03:54,558 あいつの能力は 強化すると面倒そうだ。 35 00:03:54,558 --> 00:03:58,662 この戦いが終わったら殺しとけよ。 36 00:04:01,356 --> 00:04:05,660 チェッ。 おもしろい能力だと 思ったんだけどな)) 37 00:04:09,004 --> 00:04:12,308 それでもまだ死にたいなら かかってこい。 38 00:04:14,515 --> 00:04:19,119 思い残しのねえよう 次は全力で ぶっ殺してやるよ。 39 00:04:25,904 --> 00:04:28,893 そろそろ理解できたか? 40 00:04:28,893 --> 00:04:33,498 兄は私を斬るどころか 近づくことすらできぬと。 41 00:04:36,359 --> 00:04:38,861 ああ そこだね。 42 00:04:43,957 --> 00:04:48,500 何だこれは? 僕が仕掛けたのさ。 43 00:04:48,500 --> 00:04:53,175 いつ仕掛けた? 昔だよ。 44 00:04:53,175 --> 00:04:57,634 この空間には何度も来ている ということか。 45 00:04:57,634 --> 00:05:01,041 僕の能力 知ってるんだろ? 46 00:05:01,041 --> 00:05:03,011 気がついたね。 47 00:05:03,011 --> 00:05:08,873 ブック・オブ・ジ・エンドは斬った相手の 過去に僕の存在を挟み込む。 48 00:05:08,873 --> 00:05:13,867 あのとき僕は この舞台に かつて来たことになったんだ。 49 00:05:13,867 --> 00:05:19,528 その能力は無機物に対しても 通じるということか。 50 00:05:19,528 --> 00:05:23,932 通じないなんて 言った覚えがないけど。 51 00:05:33,155 --> 00:05:36,813 そして僕は 今 君の刀にも挟み込んだ。 52 00:05:36,813 --> 00:05:39,802 君の刃を二度と受けることはない。 53 00:05:39,802 --> 00:05:45,908 僕は 君の刀も技も もはや飽きるほどに見ているよ。 54 00:05:54,130 --> 00:05:57,604 一瞬の逡巡が 命運を分けたね。 55 00:05:57,604 --> 00:06:02,581 君は反射的に考えてしまったんだ。 「まさか この男は→ 56 00:06:02,581 --> 00:06:07,441 千本桜の無傷圏を 知っているのか?」 ってね…。 57 00:06:07,441 --> 00:06:12,417 千本桜は その特殊な攻撃形態から 自分自身を守るため→ 58 00:06:12,417 --> 00:06:17,728 絶対に刃が通過しない範囲 というものが存在する。 59 00:06:17,728 --> 00:06:22,654 (月島)その範囲は 所持者を中心に およそ半径85センチメートル。 60 00:06:22,654 --> 00:06:27,764 その中に入ってしまえば 絶対に傷を負うことはない。 61 00:06:27,764 --> 00:06:30,820 それを指して 無傷圏。 62 00:06:30,820 --> 00:06:35,931 無傷圏は 卍解である 千本桜景厳にも同様に存在し→ 63 00:06:35,931 --> 00:06:40,640 それは 攻防一体の 無敵の陣を敷く千本桜の→ 64 00:06:40,640 --> 00:06:45,483 おそらく 唯一の決定的な弱点だ。 65 00:06:45,483 --> 00:06:51,127 千本桜と対峙する際 必要なのは 後退ではなく接近。 66 00:06:51,127 --> 00:06:54,150 でも 何も情報のない状態では→ 67 00:06:54,150 --> 00:06:58,626 その行動をとることは 心理的に ほぼ不可能だ。 68 00:06:58,626 --> 00:07:01,181 だから君は この事実を→ 69 00:07:01,181 --> 00:07:04,505 ごくわずかな近親者を除いて 誰にも明かしていない。 70 00:07:04,505 --> 00:07:09,230 だから兄は… 千本桜と何度も対峙して→ 71 00:07:09,230 --> 00:07:13,835 その弱点を 看破したということか…。 72 00:07:17,229 --> 00:07:21,154 ならば 無傷圏という言葉は誰に聞いた? 73 00:07:21,154 --> 00:07:24,227 君だよ。 74 00:07:24,227 --> 00:07:29,733 忘れたわけじゃないだろう? 君は今 僕に斬られたんだ。 75 00:07:32,477 --> 00:07:35,215 さぁ 来なよ 白哉。 76 00:07:35,215 --> 00:07:40,159 君が今までに編み出したものは 何ひとつ僕に通用しない。 77 00:07:40,159 --> 00:07:46,254 なにしろ その技を君とともに 研鑽し合ったのは 僕なんだから。 78 00:07:46,254 --> 00:07:52,701 懺景も吭景も 兄には通用せぬということか。 79 00:07:52,701 --> 00:07:55,203 (月島)白帝剣もだ。 80 00:08:10,970 --> 00:08:13,273 (ルキア)駄目だ 斬れぬ! 81 00:08:15,195 --> 00:08:20,273 何の動物かイマイチわからぬが こんなもの斬れるはずがない! 82 00:08:20,273 --> 00:08:22,275 無念! 83 00:08:31,729 --> 00:08:35,753 (リルカ)何よ かわいいものは 斬れないんじゃなかったの? 84 00:08:35,753 --> 00:08:39,060 たわけ! タンスなど かわいくも何ともないわ! 85 00:08:39,060 --> 00:08:42,551 そっ! あんたとは センスが合わないわね。 86 00:08:42,551 --> 00:08:45,607 ぬいぐるみに石でも詰めて 入れときゃよかったわ。 87 00:08:45,607 --> 00:08:48,913 ようやく物陰から出てきたな。 88 00:08:48,913 --> 00:08:52,837 ようやく ちゃんと斬れるとか思ってる? 89 00:08:52,837 --> 00:08:58,282 死神の使命は人間を守ること。 貴様を斬るつもりはない。 90 00:08:58,282 --> 00:09:01,120 はぁ!? そんなこと聞いてんじゃないのよ。 91 00:09:01,120 --> 00:09:05,162 流れ読んでよね! 戦えば私のこと 斬れると思ってんでしょ!? 92 00:09:05,162 --> 00:09:08,265 それって うぬぼれだからね って言ってんのよ! 93 00:09:10,356 --> 00:09:13,859 なに普通に避けてんのよ! 生意気! 94 00:09:22,847 --> 00:09:26,150 舞え 袖白雪! 95 00:09:28,492 --> 00:09:30,947 そんなものの威力を いくら上げようと→ 96 00:09:30,947 --> 00:09:35,990 私と対等には戦えぬ。 あきらめろ。 もう終わりにするのだ。 97 00:09:35,990 --> 00:09:38,813 うぬぼれだろうが 生意気だろうが→ 98 00:09:38,813 --> 00:09:41,452 私は ただの人間を 斬るつもりなどない。 99 00:09:41,452 --> 00:09:44,825 フルブリンガーは ただの人間じゃないわよ! 100 00:09:44,825 --> 00:09:47,428 アディクション・ショット! 101 00:09:51,655 --> 00:09:53,659 なんだ? これは。 102 00:09:53,659 --> 00:09:57,300 朽木ルキア。 あんたを許可するわ。 103 00:09:57,300 --> 00:10:00,055 え? 104 00:10:00,055 --> 00:10:02,358 えっ!? 105 00:10:23,352 --> 00:10:26,655 《なんだ? なんで ぬいぐるみなのだ!?》 106 00:10:28,696 --> 00:10:30,733 あら かわいい。 107 00:10:30,733 --> 00:10:34,737 でも その格好じゃ 斬魄刀も握れないわね。 108 00:10:41,388 --> 00:10:44,059 ま… 待ちなさいよ デビ子! 109 00:10:44,059 --> 00:10:46,013 誰が デビ子だ たわけ! 110 00:10:46,013 --> 00:10:50,055 これは ウサギのぬいぐるみだろう。 せめて ウサ子とかにしろ! 111 00:10:50,055 --> 00:10:52,377 ウサギじゃないわよ! 悪魔! 112 00:10:52,377 --> 00:10:55,081 しっぽ見ればわかるでしょ! バカじゃないの! 113 00:10:55,081 --> 00:10:58,087 貴様こそ こんな ぬいぐるみに追いつけぬとは→ 114 00:10:58,087 --> 00:11:00,690 情けないと思わぬのか! 115 00:11:03,449 --> 00:11:05,451 え…。 116 00:11:11,415 --> 00:11:16,073 《瞬歩ができた! そうか 考えてみれば 今の私は→ 117 00:11:16,073 --> 00:11:18,127 ぬいぐるみに 閉じ込められただけで→ 118 00:11:18,127 --> 00:11:21,431 霊力を失ったわけではないのだ。 119 00:11:23,439 --> 00:11:26,060 なに!? 破道の三十三。 120 00:11:26,060 --> 00:11:28,563 あっ! 蒼火墜! 121 00:11:33,526 --> 00:11:40,756 《な… 中で… 爆発するとは…》 122 00:11:40,756 --> 00:11:45,761 な 何がどうなったか 知らないけど マヌケ。 123 00:11:47,820 --> 00:11:52,413 そろそろ終わりでいいわよね? もう十分 フルブリンガーが→ 124 00:11:52,413 --> 00:11:55,620 ただの人間じゃないってことも わかったでしょ。 125 00:11:55,620 --> 00:11:58,559 ず… ずいぶんと こだわるのだな。 126 00:11:58,559 --> 00:12:02,563 その ただの人間であるかどうか ということに。 127 00:12:04,471 --> 00:12:09,381 普通ではないことが そんなに価値のあることなのか? 128 00:12:09,381 --> 00:12:11,451 当たり前でしょ。 129 00:12:11,451 --> 00:12:15,141 私たちは 普通じゃないから 月島に会えたし→ 130 00:12:15,141 --> 00:12:18,147 普通じゃないから 銀城に助けられた。 131 00:12:18,147 --> 00:12:21,772 動物も人間も 無関係に従わざるをえない→ 132 00:12:21,772 --> 00:12:24,176 世界の掟を答えて。 133 00:12:24,176 --> 00:12:28,469 そう聞けば たいていのやつは 弱肉強食 と答えるわ。 134 00:12:28,469 --> 00:12:31,875 確かに 強いものと弱いものはいて→ 135 00:12:31,875 --> 00:12:34,831 そこには歴然とした差が あるように見える。 136 00:12:34,831 --> 00:12:37,169 だけど そこにあるのは→ 137 00:12:37,169 --> 00:12:40,509 殺すか殺されるかの 単純な奪い合いじゃないのよ。 138 00:12:40,509 --> 00:12:43,482 あんたも ほんとは 気づいてるでしょ? 139 00:12:43,482 --> 00:12:47,557 本当の弱肉強食は 何なのか。 140 00:12:47,557 --> 00:12:54,163 教えてあげるわ 私たちの 弱肉強食を。 141 00:13:00,506 --> 00:13:02,492 ((ジーナ:はなしてよ リルカ! 142 00:13:02,492 --> 00:13:06,167 (リルカ)やだ! 私のだもん! ジーナこそ はなせば? 143 00:13:06,167 --> 00:13:10,826 (ジーナ)嫌じゃないわよ! バカじゃないの? イタッ! 144 00:13:10,826 --> 00:13:13,866 フン! 145 00:13:13,866 --> 00:13:17,640 お母さん! リルカが私の人形とった! 146 00:13:17,640 --> 00:13:21,681 お母さ~ん!)) 147 00:13:21,681 --> 00:13:23,735 (リルカ)他の誰も持ってない→ 148 00:13:23,735 --> 00:13:29,841 これは 私だけの特別な力だって はっきり理解したのは5歳の頃。 149 00:13:32,269 --> 00:13:36,511 (リルカ)6歳の私は無敵だった。 150 00:13:36,511 --> 00:13:40,502 7歳の私に 好きな人ができた。 151 00:13:40,502 --> 00:13:43,207 近所に越してきた お兄さんで→ 152 00:13:43,207 --> 00:13:46,615 言葉は荒っぽいけど 声が優しくて→ 153 00:13:46,615 --> 00:13:51,858 困ってる人を見ると 走って助けにいくような人。 154 00:13:51,858 --> 00:13:58,889 私は 当然のように その人を隠した。 155 00:13:58,889 --> 00:14:02,914 毎日 お菓子を届けて 一緒に食べた。 156 00:14:02,914 --> 00:14:05,970 この人も 私のものに なるんだと思ったら→ 157 00:14:05,970 --> 00:14:09,877 ドキドキが止まらなかった。 158 00:14:09,877 --> 00:14:14,904 けど… そうは ならなかった。 159 00:14:14,904 --> 00:14:17,576 私の宝箱に隠されてから→ 160 00:14:17,576 --> 00:14:22,235 その人の 私を見る目は 徐々に 怯えたものになっていった。 161 00:14:22,235 --> 00:14:28,264 私は その目に耐えられなくて その人を はなした。 162 00:14:28,264 --> 00:14:32,573 私の能力を その人がバラしたら どうなるかなんて→ 163 00:14:32,573 --> 00:14:34,575 考えもしなかった。 164 00:14:45,949 --> 00:14:48,955 弱肉強食って言葉は 目くらましよ。 165 00:14:48,955 --> 00:14:54,232 努力すれば 捕食者になれるって 弱者に錯覚させるためのね。 166 00:14:54,232 --> 00:14:56,286 弱いから食われるんじゃない→ 167 00:14:56,286 --> 00:14:58,625 数が少ないから食われるの。 168 00:14:58,625 --> 00:15:02,616 捕食者になるのは決まって 数だけ多くて 無能で→ 169 00:15:02,616 --> 00:15:04,637 声の大きいほう。 170 00:15:04,637 --> 00:15:10,014 誰だって気づいてるのに 見ないフリしてるだけなのよ。 171 00:15:10,014 --> 00:15:13,618 私たちは バラバラの弱肉だった。 172 00:15:16,326 --> 00:15:20,034 家族を守れなかった自分の力に→ 173 00:15:20,034 --> 00:15:23,638 何の価値も 見いだせなかったやつ…。 174 00:15:27,332 --> 00:15:32,337 すてられて 心も 力の使い方も ねじ曲げてしまったやつ…。 175 00:15:36,350 --> 00:15:39,389 力を使ううちに 自分は 神の代弁者だと→ 176 00:15:39,389 --> 00:15:44,299 錯覚するようになったやつ…。 177 00:15:44,299 --> 00:15:51,013 バカな使い方して 自分で勝手に孤立したやつ…。 178 00:15:51,013 --> 00:15:54,971 その私たちの前に現れて 銀城は言ったわ。 179 00:15:54,971 --> 00:15:59,346 ((数が少ないから 黙って死ぬか? 180 00:15:59,346 --> 00:16:01,985 そんなバカなことねえだろ! 181 00:16:01,985 --> 00:16:04,991 歴史を見ろよ。 王家だろうが 武家だろうが→ 182 00:16:04,991 --> 00:16:08,430 いつだって 数の少ない側が 支配してきたはずだ。 183 00:16:08,430 --> 00:16:11,688 お前らが悪いんじゃねえ。 184 00:16:11,688 --> 00:16:15,291 今の世界が バカに寛容すぎんだよ。 185 00:16:21,089 --> 00:16:25,694 ひっくり返そうぜ 今度は俺たちが 食い尽くす番だ)) 186 00:16:28,772 --> 00:16:31,374 私たちは…。 187 00:16:38,424 --> 00:16:41,728 初の舞 月白。 188 00:16:44,737 --> 00:16:46,691 クソッ! 189 00:16:46,691 --> 00:16:52,418 正直に言う。 お前の気持 理解できぬわけではない。 190 00:16:52,418 --> 00:16:56,076 だが それを理由に 仲間を見捨てるわけにはいかぬ。 191 00:16:56,076 --> 00:17:00,034 仲間って 数が大事だって言いなさいよ! 192 00:17:00,034 --> 00:17:03,424 暴れるな! 私がもう一度 月白を使えば→ 193 00:17:03,424 --> 00:17:05,796 お前は 全身が氷結する。 194 00:17:05,796 --> 00:17:08,098 そういうのが うぬぼれだっての! 195 00:17:11,123 --> 00:17:13,125 はっ… くちゅん! 196 00:17:15,732 --> 00:17:19,035 《何だ!? なぜ ぬいぐるみから出られた!?》 197 00:17:21,193 --> 00:17:23,195 はぁ~っ! 198 00:17:27,105 --> 00:17:29,109 ごめんね なんか…。 199 00:17:29,109 --> 00:17:32,516 この能力で終わらせるのは いやだったんだけど。 200 00:17:32,516 --> 00:17:35,118 ク クソ…。 201 00:17:37,760 --> 00:17:41,063 いったい どこへ消えた…? 202 00:17:54,092 --> 00:17:56,129 (月島)折れちゃったね。 203 00:17:56,129 --> 00:18:01,774 無傷圏を看破されて とっさに 始解を戻したのはよかったし→ 204 00:18:01,774 --> 00:18:05,515 剣の腕も上達してたけど…。 205 00:18:05,515 --> 00:18:09,819 折れたからには 始解して戦うしかなさそうだね。 206 00:18:11,811 --> 00:18:16,115 どうした? もしかして 折れたら始解できない? 207 00:18:19,527 --> 00:18:21,829 卍解。 208 00:18:26,874 --> 00:18:29,476 千本桜景厳。 209 00:18:31,834 --> 00:18:36,209 いきなり卍解できたか。 けど…。 210 00:18:36,209 --> 00:18:41,815 始解だろうが 卍解だろうが 無傷圏に入れば すべて無力! 211 00:18:44,877 --> 00:18:47,331 《無傷圏に刃が…》 212 00:18:47,331 --> 00:18:49,934 弱点を明かすのが 早すぎたな。 213 00:18:53,193 --> 00:18:55,164 弱点だって? 214 00:18:55,164 --> 00:18:58,203 無傷圏を看破したということは→ 215 00:18:58,203 --> 00:19:02,495 兄の立ち入る範囲が 限定されたということ。 216 00:19:02,495 --> 00:19:07,205 無傷圏の内側に刃を通せば 兄を斬れる。 217 00:19:07,205 --> 00:19:11,631 妙だな そんな鍛錬した記憶はないけど。 218 00:19:11,631 --> 00:19:15,839 鍛錬したものは 兄には通用せぬのだろう。 219 00:19:15,839 --> 00:19:19,329 なんだ 付け焼き刃か。 220 00:19:19,329 --> 00:19:22,332 そんなもので 僕を斬ろうだなんて 笑わせる! 221 00:19:29,198 --> 00:19:35,612 (月島)千本桜景厳は 手掌で操れば 速度が2倍になるんだったかな? 222 00:19:35,612 --> 00:19:38,214 体感では それ以上に感じるな。 223 00:19:40,204 --> 00:19:42,241 だが 気づいてるんだろう? 224 00:19:42,241 --> 00:19:45,599 鍛錬で 操作速度を あげていればいるほど→ 225 00:19:45,599 --> 00:19:50,257 無傷圏を急激に狭めることは 自殺行為だってことに。 226 00:19:50,257 --> 00:20:02,616 ♪~ 227 00:20:02,616 --> 00:20:04,887 無傷圏というのは そもそも→ 228 00:20:04,887 --> 00:20:08,945 刃の操作を誤ったときに 所持者自身が反応し→ 229 00:20:08,945 --> 00:20:11,584 回避できる ギリギリの範囲だ。 230 00:20:11,584 --> 00:20:17,028 それを 速力を上げたうえで 急激に範囲を狭めれば→ 231 00:20:17,028 --> 00:20:20,284 少しタイミングを ずらしてやるだけで→ 232 00:20:20,284 --> 00:20:24,910 かわせなくなるのは 当然のこと。 233 00:20:24,910 --> 00:20:28,333 どうだい? 理解できてきたかな? 234 00:20:28,333 --> 00:20:33,338 どうあがいたって 君は僕に 勝つことなんかできやしないって。 235 00:20:35,280 --> 00:20:37,686 次は 鬼道かい? 236 00:20:37,686 --> 00:20:40,689 絶望する前に 教えといてあげよう。 237 00:20:42,713 --> 00:20:45,919 僕は 君の使う すべての鬼道に対して→ 238 00:20:45,919 --> 00:20:49,375 封じる手段を持っている。 239 00:20:49,375 --> 00:20:55,381 ほら 試しに何かひとつ 撃ってみるといい。 240 00:21:08,664 --> 00:21:12,304 なっ… うぅ…。 241 00:21:12,304 --> 00:21:18,734 そうか… あの時 刃をつかんでいたのか…。 242 00:21:18,734 --> 00:21:23,978 君に… そんな戦い方が できるなんてね…。 243 00:21:23,978 --> 00:21:27,334 戦とは 鍛錬ののちに→ 244 00:21:27,334 --> 00:21:31,342 万全の姿勢で臨むものと 思っていた。 245 00:21:31,342 --> 00:21:35,300 だが今日 初めて 戦いのなかで→ 246 00:21:35,300 --> 00:21:39,408 刹那の狂気に身を浸す 愉しみを知った。 247 00:21:39,408 --> 00:21:41,462 礼を言う。 248 00:21:41,462 --> 00:21:44,465 兄との戦い 愉しかったぞ。 249 00:23:37,627 --> 00:23:40,230 (竜弦)まったく… 勝手なことを。 250 00:23:42,253 --> 00:23:44,255 ん? 251 00:23:48,950 --> 00:23:52,975 フン… まるで成長しておらんな。 252 00:23:52,975 --> 00:23:57,579 ≪院長先生 急患です。 (竜弦)わかった 今行く。 253 00:24:01,074 --> 00:24:03,076 好きにしろ。