1 00:03:17,711 --> 00:03:21,866 (白哉)どうした? その間合いでは私を斬れまい。 2 00:03:21,866 --> 00:03:23,884 (月島)だって→ 3 00:03:23,884 --> 00:03:25,903 君がそこで待ってるってことは→ 4 00:03:25,903 --> 00:03:28,906 ここから踏み込んだら 君の射程ってことでしょ。 5 00:03:28,906 --> 00:03:31,406 だったら作戦を考えなきゃ。 6 00:03:35,246 --> 00:03:38,246 意味のある行動に見えたかい? 7 00:03:41,168 --> 00:03:43,571 これも。 8 00:03:43,571 --> 00:03:50,044 意味のない行動だと軽んじるべき ではないだろうと考えている。 9 00:03:50,044 --> 00:03:54,265 へぇ。 10 00:03:54,265 --> 00:03:57,265 散れ 千本桜。 11 00:04:04,291 --> 00:04:08,112 (一角)あん? 12 00:04:08,112 --> 00:04:12,333 根性だきゃ一丁前だな。 13 00:04:12,333 --> 00:04:17,588 (獅子河原) 待て。 まだ負けてねえぞ 俺は。 14 00:04:17,588 --> 00:04:20,641 やめろ バカ野郎。 15 00:04:20,641 --> 00:04:23,627 こんなしようもねえ戦いで 死ぬこたぁねえ。 16 00:04:23,627 --> 00:04:26,597 しようもなくなんかねえ! 17 00:04:26,597 --> 00:04:32,303 俺はこの命 とっくに 月島さんのために捨ててんだよ。 18 00:04:32,303 --> 00:04:38,075 その月島ってのは てめえが 命をかけるほどの男なのか? 19 00:04:38,075 --> 00:04:42,096 あたりまえだろ。 月島さんはクソ強ぇんだよ。 20 00:04:42,096 --> 00:04:44,865 俺は月島さんのためなら 死ねんだよ。 21 00:04:44,865 --> 00:04:47,201 そうじゃねえ。 22 00:04:47,201 --> 00:04:51,805 そいつは てめえのために死んで くれんのかって聞いてんだよ。 23 00:04:51,805 --> 00:04:54,725 そんなもん関係ねえだろ。 24 00:04:54,725 --> 00:04:58,445 月島さんが死ななくても 俺はいつでも死ねんだよ。 25 00:04:58,445 --> 00:05:02,583 バカ野郎! 命かけるなら対等にかけろ! 26 00:05:02,583 --> 00:05:05,285 兄貴だろうが舎弟だろうが→ 27 00:05:05,285 --> 00:05:08,305 自分のために死んでくれるやつの ためだけに死ね。 28 00:05:08,305 --> 00:05:12,593 てめえの命を安く捨てるのは ガキの粋がりだ。 29 00:05:12,593 --> 00:05:17,297 もう一度聞くぜ。 ここで てめえが死んだとき→ 30 00:05:17,297 --> 00:05:24,538 てめえの兄貴が仇討ちのために 命を捨てて戦うところを想像しろ。 31 00:05:24,538 --> 00:05:26,907 ((銀城:フッ。 32 00:05:26,907 --> 00:05:30,010 獅子河原君には 分けてあげないの? 33 00:05:30,010 --> 00:05:32,896 仲間外れは よくないよ。 34 00:05:32,896 --> 00:05:35,949 あいつの能力は 強化すると面倒そうだ。 35 00:05:35,949 --> 00:05:40,049 この戦いが終わったら殺しとけよ。 36 00:05:42,740 --> 00:05:47,040 チェッ。 おもしろい能力だと 思ったんだけどな)) 37 00:05:50,381 --> 00:05:53,681 それでもまだ死にたいなら かかってこい。 38 00:05:55,886 --> 00:06:00,486 思い残しのねえよう 次は全力で ぶっ殺してやるよ。 39 00:06:07,264 --> 00:06:10,250 そろそろ理解できたか? 40 00:06:10,250 --> 00:06:14,850 兄は私を斬るどころか 近づくことすらできぬと。 41 00:06:17,708 --> 00:06:20,208 ああ そこだね。 42 00:06:25,299 --> 00:06:29,837 何だこれは? 僕が仕掛けたのさ。 43 00:06:29,837 --> 00:06:34,508 いつ仕掛けた? 昔だよ。 44 00:06:34,508 --> 00:06:38,962 この空間には何度も来ている ということか。 45 00:06:38,962 --> 00:06:42,366 僕の能力 知ってるんだろ? 46 00:06:42,366 --> 00:06:44,334 気がついたね。 47 00:06:44,334 --> 00:06:50,190 ブック・オブ・ジ・エンドは斬った相手の 過去に僕の存在を挟み込む。 48 00:06:50,190 --> 00:06:55,179 あのとき僕は この舞台に かつて来たことになったんだ。 49 00:06:55,179 --> 00:07:00,834 その能力は無機物に対しても 通じるということか。 50 00:07:00,834 --> 00:07:05,234 通じないなんて 言った覚えがないけど。 51 00:07:14,448 --> 00:07:18,102 そして僕は 今 君の刀にも挟み込んだ。 52 00:07:18,102 --> 00:07:21,088 君の刃を二度と受けることはない。 53 00:07:21,088 --> 00:07:27,188 僕は 君の刀も技も もはや飽きるほどに見ているよ。 54 00:07:35,402 --> 00:07:38,872 一瞬の逡巡が 命運を分けたね。 55 00:07:38,872 --> 00:07:43,844 君は反射的に考えてしまったんだ。 「まさか この男は→ 56 00:07:43,844 --> 00:07:48,699 千本桜の無傷圏を 知っているのか?」 ってね…。 57 00:07:48,699 --> 00:07:53,670 千本桜は その特殊な攻撃形態から 自分自身を守るため→ 58 00:07:53,670 --> 00:07:58,976 絶対に刃が通過しない範囲 というものが存在する。 59 00:07:58,976 --> 00:08:03,897 (月島)その範囲は 所持者を中心に およそ半径85センチメートル。 60 00:08:03,897 --> 00:08:09,002 その中に入ってしまえば 絶対に傷を負うことはない。 61 00:08:09,002 --> 00:08:12,055 それを指して 無傷圏。 62 00:08:12,055 --> 00:08:17,161 無傷圏は 卍解である 千本桜景厳にも同様に存在し→ 63 00:08:17,161 --> 00:08:21,865 それは 攻防一体の 無敵の陣を敷く千本桜の→ 64 00:08:21,865 --> 00:08:26,703 おそらく 唯一の決定的な弱点だ。 65 00:08:26,703 --> 00:08:32,342 千本桜と対峙する際 必要なのは 後退ではなく接近。 66 00:08:32,342 --> 00:08:35,362 でも 何も情報のない状態では→ 67 00:08:35,362 --> 00:08:39,833 その行動をとることは 心理的に ほぼ不可能だ。 68 00:08:39,833 --> 00:08:42,386 だから君は この事実を→ 69 00:08:42,386 --> 00:08:45,706 ごくわずかな近親者を除いて 誰にも明かしていない。 70 00:08:45,706 --> 00:08:50,427 だから兄は… 千本桜と何度も対峙して→ 71 00:08:50,427 --> 00:08:55,027 その弱点を 看破したということか…。 72 00:08:58,418 --> 00:09:02,339 ならば 無傷圏という言葉は誰に聞いた? 73 00:09:02,339 --> 00:09:05,409 君だよ。 74 00:09:05,409 --> 00:09:10,909 忘れたわけじゃないだろう? 君は今 僕に斬られたんだ。 75 00:09:13,650 --> 00:09:16,386 さぁ 来なよ 白哉。 76 00:09:16,386 --> 00:09:21,325 君が今までに編み出したものは 何ひとつ僕に通用しない。 77 00:09:21,325 --> 00:09:27,414 なにしろ その技を君とともに 研鑽し合ったのは 僕なんだから。 78 00:09:27,414 --> 00:09:33,854 懺景も吭景も 兄には通用せぬということか。 79 00:09:33,854 --> 00:09:36,354 (月島)白帝剣もだ。 80 00:09:52,105 --> 00:09:54,405 (ルキア)駄目だ 斬れぬ! 81 00:09:56,326 --> 00:10:01,398 何の動物かイマイチわからぬが こんなもの斬れるはずがない! 82 00:10:01,398 --> 00:10:03,398 無念! 83 00:10:12,843 --> 00:10:16,863 (リルカ)何よ かわいいものは 斬れないんじゃなかったの? 84 00:10:16,863 --> 00:10:20,167 たわけ! タンスなど かわいくも何ともないわ! 85 00:10:20,167 --> 00:10:23,654 そっ! あんたとは センスが合わないわね。 86 00:10:23,654 --> 00:10:26,707 ぬいぐるみに石でも詰めて 入れときゃよかったわ。 87 00:10:26,707 --> 00:10:30,010 ようやく物陰から出てきたな。 88 00:10:30,010 --> 00:10:33,930 ようやく ちゃんと斬れるとか思ってる? 89 00:10:33,930 --> 00:10:39,369 死神の使命は人間を守ること。 貴様を斬るつもりはない。 90 00:10:39,369 --> 00:10:42,205 はぁ!? そんなこと聞いてんじゃないのよ。 91 00:10:42,205 --> 00:10:46,243 流れ読んでよね! 戦えば私のこと 斬れると思ってんでしょ!? 92 00:10:46,243 --> 00:10:49,343 それって うぬぼれだからね って言ってんのよ! 93 00:10:51,431 --> 00:10:54,931 なに普通に避けてんのよ! 生意気! 94 00:11:03,910 --> 00:11:07,210 舞え 袖白雪! 95 00:11:09,549 --> 00:11:12,002 そんなものの威力を いくら上げようと→ 96 00:11:12,002 --> 00:11:17,040 私と対等には戦えぬ。 あきらめろ。 もう終わりにするのだ。 97 00:11:17,040 --> 00:11:19,860 うぬぼれだろうが 生意気だろうが→ 98 00:11:19,860 --> 00:11:22,496 私は ただの人間を 斬るつもりなどない。 99 00:11:22,496 --> 00:11:25,866 フルブリンガーは ただの人間じゃないわよ! 100 00:11:25,866 --> 00:11:28,466 アディクション・ショット! 101 00:11:32,689 --> 00:11:34,691 なんだ? これは。 102 00:11:34,691 --> 00:11:38,328 朽木ルキア。 あんたを許可するわ。 103 00:11:38,328 --> 00:11:41,081 え? 104 00:11:41,081 --> 00:11:43,381 えっ!? 105 00:12:04,354 --> 00:12:07,654 《なんだ? なんで ぬいぐるみなのだ!?》 106 00:12:09,693 --> 00:12:11,728 あら かわいい。 107 00:12:11,728 --> 00:12:15,728 でも その格好じゃ 斬魄刀も握れないわね。 108 00:12:22,372 --> 00:12:25,041 ま… 待ちなさいよ デビ子! 109 00:12:25,041 --> 00:12:26,993 誰が デビ子だ たわけ! 110 00:12:26,993 --> 00:12:31,031 これは ウサギのぬいぐるみだろう。 せめて ウサ子とかにしろ! 111 00:12:31,031 --> 00:12:33,350 ウサギじゃないわよ! 悪魔! 112 00:12:33,350 --> 00:12:36,052 しっぽ見ればわかるでしょ! バカじゃないの! 113 00:12:36,052 --> 00:12:39,055 貴様こそ こんな ぬいぐるみに追いつけぬとは→ 114 00:12:39,055 --> 00:12:41,655 情けないと思わぬのか! 115 00:12:44,411 --> 00:12:46,411 え…。 116 00:12:52,369 --> 00:12:57,023 《瞬歩ができた! そうか 考えてみれば 今の私は→ 117 00:12:57,023 --> 00:12:59,075 ぬいぐるみに 閉じ込められただけで→ 118 00:12:59,075 --> 00:13:02,375 霊力を失ったわけではないのだ。 119 00:13:04,381 --> 00:13:07,000 なに!? 破道の三十三。 120 00:13:07,000 --> 00:13:09,500 あっ! 蒼火墜! 121 00:13:14,458 --> 00:13:21,681 《な… 中で… 爆発するとは…》 122 00:13:21,681 --> 00:13:26,681 な 何がどうなったか 知らないけど マヌケ。 123 00:13:28,738 --> 00:13:33,326 そろそろ終わりでいいわよね? もう十分 フルブリンガーが→ 124 00:13:33,326 --> 00:13:36,530 ただの人間じゃないってことも わかったでしょ。 125 00:13:36,530 --> 00:13:39,466 ず… ずいぶんと こだわるのだな。 126 00:13:39,466 --> 00:13:43,466 その ただの人間であるかどうか ということに。 127 00:13:45,372 --> 00:13:50,277 普通ではないことが そんなに価値のあることなのか? 128 00:13:50,277 --> 00:13:52,345 当たり前でしょ。 129 00:13:52,345 --> 00:13:56,032 私たちは 普通じゃないから 月島に会えたし→ 130 00:13:56,032 --> 00:13:59,035 普通じゃないから 銀城に助けられた。 131 00:13:59,035 --> 00:14:02,656 動物も人間も 無関係に従わざるをえない→ 132 00:14:02,656 --> 00:14:05,058 世界の掟を答えて。 133 00:14:05,058 --> 00:14:09,346 そう聞けば たいていのやつは 弱肉強食 と答えるわ。 134 00:14:09,346 --> 00:14:12,749 確かに 強いものと弱いものはいて→ 135 00:14:12,749 --> 00:14:15,702 そこには歴然とした差が あるように見える。 136 00:14:15,702 --> 00:14:18,038 だけど そこにあるのは→ 137 00:14:18,038 --> 00:14:21,374 殺すか殺されるかの 単純な奪い合いじゃないのよ。 138 00:14:21,374 --> 00:14:24,344 あんたも ほんとは 気づいてるでしょ? 139 00:14:24,344 --> 00:14:28,415 本当の弱肉強食は 何なのか。 140 00:14:28,415 --> 00:14:35,015 教えてあげるわ 私たちの 弱肉強食を。 141 00:16:12,035 --> 00:16:14,020 ((ジーナ:はなしてよ リルカ! 142 00:16:14,020 --> 00:16:17,691 (リルカ)やだ! 私のだもん! ジーナこそ はなせば? 143 00:16:17,691 --> 00:16:22,345 (ジーナ)嫌じゃないわよ! バカじゃないの? イタッ! 144 00:16:22,345 --> 00:16:25,382 フン! 145 00:16:25,382 --> 00:16:29,152 お母さん! リルカが私の人形とった! 146 00:16:29,152 --> 00:16:33,189 お母さ~ん!)) 147 00:16:33,189 --> 00:16:35,241 (リルカ)他の誰も持ってない→ 148 00:16:35,241 --> 00:16:41,341 これは 私だけの特別な力だって はっきり理解したのは5歳の頃。 149 00:16:43,767 --> 00:16:48,004 (リルカ)6歳の私は無敵だった。 150 00:16:48,004 --> 00:16:51,991 7歳の私に 好きな人ができた。 151 00:16:51,991 --> 00:16:54,694 近所に越してきた お兄さんで→ 152 00:16:54,694 --> 00:16:58,098 言葉は荒っぽいけど 声が優しくて→ 153 00:16:58,098 --> 00:17:03,336 困ってる人を見ると 走って助けにいくような人。 154 00:17:03,336 --> 00:17:10,360 私は 当然のように その人を隠した。 155 00:17:10,360 --> 00:17:14,381 毎日 お菓子を届けて 一緒に食べた。 156 00:17:14,381 --> 00:17:17,434 この人も 私のものに なるんだと思ったら→ 157 00:17:17,434 --> 00:17:21,337 ドキドキが止まらなかった。 158 00:17:21,337 --> 00:17:26,359 けど… そうは ならなかった。 159 00:17:26,359 --> 00:17:29,028 私の宝箱に隠されてから→ 160 00:17:29,028 --> 00:17:33,683 その人の 私を見る目は 徐々に 怯えたものになっていった。 161 00:17:33,683 --> 00:17:39,706 私は その目に耐えられなくて その人を はなした。 162 00:17:39,706 --> 00:17:44,010 私の能力を その人がバラしたら どうなるかなんて→ 163 00:17:44,010 --> 00:17:46,010 考えもしなかった。 164 00:17:57,373 --> 00:18:00,376 弱肉強食って言葉は 目くらましよ。 165 00:18:00,376 --> 00:18:05,648 努力すれば 捕食者になれるって 弱者に錯覚させるためのね。 166 00:18:05,648 --> 00:18:07,700 弱いから食われるんじゃない→ 167 00:18:07,700 --> 00:18:10,036 数が少ないから食われるの。 168 00:18:10,036 --> 00:18:14,023 捕食者になるのは決まって 数だけ多くて 無能で→ 169 00:18:14,023 --> 00:18:16,042 声の大きいほう。 170 00:18:16,042 --> 00:18:21,414 誰だって気づいてるのに 見ないフリしてるだけなのよ。 171 00:18:21,414 --> 00:18:25,014 私たちは バラバラの弱肉だった。 172 00:18:27,720 --> 00:18:31,424 家族を守れなかった自分の力に→ 173 00:18:31,424 --> 00:18:35,024 何の価値も 見いだせなかったやつ…。 174 00:18:38,715 --> 00:18:43,715 すてられて 心も 力の使い方も ねじ曲げてしまったやつ…。 175 00:18:47,724 --> 00:18:50,760 力を使ううちに 自分は 神の代弁者だと→ 176 00:18:50,760 --> 00:18:55,665 錯覚するようになったやつ…。 177 00:18:55,665 --> 00:19:02,372 バカな使い方して 自分で勝手に孤立したやつ…。 178 00:19:02,372 --> 00:19:06,326 その私たちの前に現れて 銀城は言ったわ。 179 00:19:06,326 --> 00:19:10,697 ((数が少ないから 黙って死ぬか? 180 00:19:10,697 --> 00:19:13,333 そんなバカなことねえだろ! 181 00:19:13,333 --> 00:19:16,336 歴史を見ろよ。 王家だろうが 武家だろうが→ 182 00:19:16,336 --> 00:19:19,772 いつだって 数の少ない側が 支配してきたはずだ。 183 00:19:19,772 --> 00:19:23,026 お前らが悪いんじゃねえ。 184 00:19:23,026 --> 00:19:26,626 今の世界が バカに寛容すぎんだよ。 185 00:19:32,418 --> 00:19:37,018 ひっくり返そうぜ 今度は俺たちが 食い尽くす番だ)) 186 00:19:40,093 --> 00:19:42,693 私たちは…。 187 00:19:49,736 --> 00:19:53,036 初の舞 月白。 188 00:19:56,042 --> 00:19:57,994 クソッ! 189 00:19:57,994 --> 00:20:03,716 正直に言う。 お前の気持 理解できぬわけではない。 190 00:20:03,716 --> 00:20:07,370 だが それを理由に 仲間を見捨てるわけにはいかぬ。 191 00:20:07,370 --> 00:20:11,324 仲間って 数が大事だって言いなさいよ! 192 00:20:11,324 --> 00:20:14,711 暴れるな! 私がもう一度 月白を使えば→ 193 00:20:14,711 --> 00:20:17,080 お前は 全身が氷結する。 194 00:20:17,080 --> 00:20:19,380 そういうのが うぬぼれだっての! 195 00:20:22,402 --> 00:20:24,402 はっ… くちゅん! 196 00:20:27,006 --> 00:20:30,306 《何だ!? なぜ ぬいぐるみから出られた!?》 197 00:20:32,462 --> 00:20:34,462 はぁ~っ! 198 00:20:38,368 --> 00:20:40,370 ごめんね なんか…。 199 00:20:40,370 --> 00:20:43,773 この能力で終わらせるのは いやだったんだけど。 200 00:20:43,773 --> 00:20:46,373 ク クソ…。 201 00:20:49,012 --> 00:20:52,312 いったい どこへ消えた…? 202 00:21:05,328 --> 00:21:07,363 (月島)折れちゃったね。 203 00:21:07,363 --> 00:21:13,002 無傷圏を看破されて とっさに 始解を戻したのはよかったし→ 204 00:21:13,002 --> 00:21:16,739 剣の腕も上達してたけど…。 205 00:21:16,739 --> 00:21:21,039 折れたからには 始解して戦うしかなさそうだね。 206 00:21:23,029 --> 00:21:27,329 どうした? もしかして 折れたら始解できない? 207 00:21:30,737 --> 00:21:33,037 卍解。 208 00:21:38,077 --> 00:21:40,677 千本桜景厳。 209 00:21:43,032 --> 00:21:47,403 いきなり卍解できたか。 けど…。 210 00:21:47,403 --> 00:21:53,003 始解だろうが 卍解だろうが 無傷圏に入れば すべて無力! 211 00:21:56,062 --> 00:21:58,514 《無傷圏に刃が…》 212 00:21:58,514 --> 00:22:01,114 弱点を明かすのが 早すぎたな。 213 00:22:04,370 --> 00:22:06,339 弱点だって? 214 00:22:06,339 --> 00:22:09,375 無傷圏を看破したということは→ 215 00:22:09,375 --> 00:22:13,663 兄の立ち入る範囲が 限定されたということ。 216 00:22:13,663 --> 00:22:18,368 無傷圏の内側に刃を通せば 兄を斬れる。 217 00:22:18,368 --> 00:22:22,789 妙だな そんな鍛錬した記憶はないけど。 218 00:22:22,789 --> 00:22:26,993 鍛錬したものは 兄には通用せぬのだろう。 219 00:22:26,993 --> 00:22:30,480 なんだ 付け焼き刃か。 220 00:22:30,480 --> 00:22:33,480 そんなもので 僕を斬ろうだなんて 笑わせる! 221 00:22:40,339 --> 00:22:46,746 (月島)千本桜景厳は 手掌で操れば 速度が2倍になるんだったかな? 222 00:22:46,746 --> 00:22:49,346 体感では それ以上に感じるな。 223 00:22:51,334 --> 00:22:53,369 だが 気づいてるんだろう? 224 00:22:53,369 --> 00:22:56,723 鍛錬で 操作速度を あげていればいるほど→ 225 00:22:56,723 --> 00:23:01,377 無傷圏を急激に狭めることは 自殺行為だってことに。 226 00:23:01,377 --> 00:23:13,723 ♪~ 227 00:23:13,723 --> 00:23:15,992 無傷圏というのは そもそも→ 228 00:23:15,992 --> 00:23:20,046 刃の操作を誤ったときに 所持者自身が反応し→ 229 00:23:20,046 --> 00:23:22,682 回避できる ギリギリの範囲だ。 230 00:23:22,682 --> 00:23:28,121 それを 速力を上げたうえで 急激に範囲を狭めれば→ 231 00:23:28,121 --> 00:23:31,374 少しタイミングを ずらしてやるだけで→ 232 00:23:31,374 --> 00:23:35,995 かわせなくなるのは 当然のこと。 233 00:23:35,995 --> 00:23:39,415 どうだい? 理解できてきたかな? 234 00:23:39,415 --> 00:23:44,415 どうあがいたって 君は僕に 勝つことなんかできやしないって。 235 00:23:46,355 --> 00:23:48,758 次は 鬼道かい? 236 00:23:48,758 --> 00:23:51,758 絶望する前に 教えといてあげよう。 237 00:23:53,780 --> 00:23:56,983 僕は 君の使う すべての鬼道に対して→ 238 00:23:56,983 --> 00:24:00,436 封じる手段を持っている。 239 00:24:00,436 --> 00:24:06,436 ほら 試しに何かひとつ 撃ってみるといい。 240 00:24:19,705 --> 00:24:23,342 なっ… うぅ…。 241 00:24:23,342 --> 00:24:29,765 そうか… あの時 刃をつかんでいたのか…。 242 00:24:29,765 --> 00:24:35,004 君に… そんな戦い方が できるなんてね…。 243 00:24:35,004 --> 00:24:38,357 戦とは 鍛錬ののちに→ 244 00:24:38,357 --> 00:24:42,361 万全の姿勢で臨むものと 思っていた。 245 00:24:42,361 --> 00:24:46,315 だが今日 初めて 戦いのなかで→ 246 00:24:46,315 --> 00:24:50,419 刹那の狂気に身を浸す 愉しみを知った。 247 00:24:50,419 --> 00:24:52,471 礼を言う。 248 00:24:52,471 --> 00:24:55,471 兄との戦い 愉しかったぞ。 249 00:27:59,108 --> 00:28:01,708 (竜弦)まったく… 勝手なことを。 250 00:28:03,729 --> 00:28:05,729 ん? 251 00:28:10,419 --> 00:28:14,440 フン… まるで成長しておらんな。 252 00:28:14,440 --> 00:28:19,040 ≪院長先生 急患です。 (竜弦)わかった 今行く。 253 00:28:22,531 --> 00:28:24,531 好きにしろ。