1 00:00:12,929 --> 00:00:14,180 (小夜(さや))何なんだろう? 2 00:00:15,598 --> 00:00:17,517 (小夜) 私の血って 3 00:00:24,482 --> 00:00:25,316 (小夜)カイ 4 00:00:25,400 --> 00:00:28,778 (カイ) お前 傘 持ってかなかったって 聞いたからさ 5 00:00:29,612 --> 00:00:30,864 ねえ カイ 私って… 6 00:00:34,951 --> 00:00:37,787 俺 お前が何なのか 知ってる 7 00:00:39,497 --> 00:00:43,042 前に「ジョエルの日記」ってのを 見たんだ 8 00:00:43,126 --> 00:00:45,128 お前のこと 全部 書いてあった 9 00:00:46,129 --> 00:00:49,966 自分のことで悩んでるんなら 俺が教えるより 行って見てこいよ 10 00:00:50,049 --> 00:00:51,342 ジョエルの所へ 11 00:00:55,055 --> 00:01:01,061 ♪〜 12 00:02:17,971 --> 00:02:23,977 〜♪ 13 00:02:34,779 --> 00:02:35,655 (ジョエル)いらっしゃい 14 00:02:36,406 --> 00:02:38,867 訪ねてきてくれて うれしいよ 15 00:02:39,242 --> 00:02:42,328 あの… 突然のことで すみませんでした 16 00:02:42,704 --> 00:02:44,038 (ジョエル)気にしないで 17 00:02:44,122 --> 00:02:46,541 僕たちは 君のためにいるんだから 18 00:02:47,167 --> 00:02:48,501 は… はあ 19 00:02:51,212 --> 00:02:54,257 これが「ジョエルの日記」だよ 20 00:02:54,966 --> 00:03:00,221 と言っても 中身はデータ化されて 今では ただの象徴にすぎない 21 00:03:00,597 --> 00:03:03,057 でもね その中には 22 00:03:03,141 --> 00:03:06,144 ジョエルの名を継いだ者の意思が つづられている 23 00:03:06,603 --> 00:03:11,482 1832年 ボルドーに 動物園が作られたときからの 24 00:03:11,566 --> 00:03:13,484 ジョエルの記憶がね 25 00:03:15,028 --> 00:03:16,070 さあ どうぞ 26 00:03:17,155 --> 00:03:17,989 (小夜)はい 27 00:03:21,659 --> 00:03:26,998 (ジョエル) 世界中の動植物や化石の類いを 個人の研究のために集めた 28 00:03:27,081 --> 00:03:29,459 初代の ジョエル・ゴルトシュミットは 29 00:03:29,542 --> 00:03:32,337 ラマルクの動物哲学に影響されて 30 00:03:32,420 --> 00:03:35,548 生物の進化というものに 興味を持ったんだ 31 00:03:35,632 --> 00:03:37,508 その収集品の中に 32 00:03:37,592 --> 00:03:40,511 アイスランドに伝わる 奇妙なミイラがあった 33 00:03:40,678 --> 00:03:41,596 (小夜)ミイラ? 34 00:03:41,930 --> 00:03:45,391 (ジョエル) 顔は潰れていたけれど 妊娠した女性のもので 35 00:03:47,227 --> 00:03:48,853 “SAYA(サヤ)”と呼ばれていた 36 00:03:49,896 --> 00:03:50,855 サヤ… 37 00:03:56,486 --> 00:03:59,405 (ジョエル)“1833年4月8日” 38 00:04:00,240 --> 00:04:02,325 (ジョエル) “園内にSAYAを迎え入れる” 39 00:04:02,825 --> 00:04:07,580 “私の知るかぎり 世界中のいかなる動物とも異なる” 40 00:04:07,664 --> 00:04:09,749 “未知の生物のミイラである” 41 00:04:10,541 --> 00:04:14,879 “外見は人間の女性に似ているが 腕から わきの下” 42 00:04:15,171 --> 00:04:18,299 “腹部から大腿部(だいたいぶ)へと伸びた 皮膜の痕跡” 43 00:04:18,633 --> 00:04:22,345 “そして指の間の 水かきのような皮膜など” 44 00:04:22,428 --> 00:04:25,014 “我々と異なる点が いくつも見られる” 45 00:04:25,848 --> 00:04:30,353 “これは こうもりなどの 翼手目(よくしゅもく)に見られる特徴に似ている” 46 00:04:31,354 --> 00:04:33,064 “このミイラこそが” 47 00:04:33,147 --> 00:04:37,235 “我々の進化に 1つの答えを 啓示するやもしれぬ—” 48 00:04:37,318 --> 00:04:39,404 “神のたまものでは ないのだろうか” 49 00:04:40,613 --> 00:04:43,908 “我々は このミイラを解剖することにした” 50 00:04:44,867 --> 00:04:49,872 “まるで子供が 知的好奇心の末に 昆虫を解剖するように” 51 00:04:50,206 --> 00:04:52,125 “心躍る瞬間だった” 52 00:04:53,376 --> 00:04:55,128 (初代ジョエル)これは… 53 00:04:55,211 --> 00:04:56,296 (アンシェル)ああ… 54 00:04:58,256 --> 00:05:00,091 (初代ジョエル)これは 何だ? 55 00:05:00,717 --> 00:05:04,971 (ジョエル) “我々は2つある繭のうちの 1つを開けてみることにした” 56 00:05:05,638 --> 00:05:08,725 “だが その繭は 歯を通すことなく” 57 00:05:08,808 --> 00:05:10,435 “我々の挑戦を あざ笑う” 58 00:05:11,311 --> 00:05:14,522 “あろうことか その刃(やいば)を我々に向けたのだ” 59 00:05:15,023 --> 00:05:15,857 (アンシェル)痛(いた)っ 60 00:05:15,940 --> 00:05:17,984 (初代ジョエル)大丈夫か? (アンシェル)ええ 61 00:05:18,067 --> 00:05:20,778 大したことは… 手が滑っただけで 62 00:05:22,155 --> 00:05:26,534 (鼓動) 63 00:05:26,617 --> 00:05:30,913 (ジョエル) “血は赤子が乳を求めるかのように 吸収されていった” 64 00:05:32,123 --> 00:05:34,917 “血を注げば その繭に 吸い込まれて” 65 00:05:35,251 --> 00:05:38,671 “繭は かすかな鼓動を 繰り返すのだった” 66 00:05:43,009 --> 00:05:46,345 “1833年8月4日” 67 00:05:46,429 --> 00:05:49,432 “繭から2体の新生児が 産声を上げる” 68 00:05:50,058 --> 00:05:53,394 “一見したところ 生後ふた月程度の人間の乳児と” 69 00:05:53,478 --> 00:05:55,396 “何ら変わるところは なかった” 70 00:05:55,813 --> 00:05:57,648 “2体とも女子であった” 71 00:05:59,901 --> 00:06:03,237 “1体は実験対象として 名を与えられることなく” 72 00:06:03,696 --> 00:06:07,200 “もう1体には サヤという名を与えた” 73 00:06:08,201 --> 00:06:09,911 それが… 私 74 00:06:10,703 --> 00:06:14,832 初代のジョエルは あなたにとっては優しい父親でした 75 00:06:14,916 --> 00:06:19,337 しかし ディーヴァにとっては 冷酷な研究者でしかなかった 76 00:06:19,587 --> 00:06:24,383 薄暗い塔に幽閉し 最低限の食事を与えるのみで 77 00:06:24,634 --> 00:06:29,388 教養も愛情も およそ 人間的なものは何も与えなかった 78 00:06:29,472 --> 00:06:30,431 (小夜)そんな… 79 00:06:30,515 --> 00:06:35,103 あなたには 動物園という限られた 世界の中では ありましたが 80 00:06:35,353 --> 00:06:37,396 人間としての自由がありました 81 00:06:38,397 --> 00:06:41,984 けれど ディーヴァは 暗い塔の中が全ての 82 00:06:42,151 --> 00:06:45,279 1匹の獣同然の生活だったのです 83 00:06:45,613 --> 00:06:48,741 空を飛ぶ鳥と 塔に巣くう くも 84 00:06:48,825 --> 00:06:50,993 そして 世話をしに来る 85 00:06:51,077 --> 00:06:53,371 ジョエルの助手である アンシェルだけが 86 00:06:53,454 --> 00:06:54,914 彼女の知る全てでした 87 00:06:56,707 --> 00:06:59,752 (ジョエル) “1863年6月2日” 88 00:07:00,336 --> 00:07:03,965 “もう何年も彼女たちが 成長する姿が見られない” 89 00:07:04,423 --> 00:07:06,634 “その事実を認識したとき” 90 00:07:06,884 --> 00:07:10,346 “サヤが 人とは異なる 生き物であると知りながらも” 91 00:07:10,430 --> 00:07:13,558 “軽い衝撃を覚えたのは 確かなことだった” 92 00:07:14,142 --> 00:07:16,769 “彼女たちの時は止まったのだ” 93 00:07:16,853 --> 00:07:17,770 (小夜)キャッ 94 00:07:22,275 --> 00:07:23,234 (初代ジョエル)大丈夫かい? 95 00:07:32,243 --> 00:07:36,581 (ジョエル) “彼女たちの血は 身体を異常な速さで治していく” 96 00:07:36,956 --> 00:07:40,418 “だが 2人の血液同士が 混じり合うと” 97 00:07:40,501 --> 00:07:43,045 “猛烈な早さで結晶化を始め” 98 00:07:43,296 --> 00:07:46,215 “最後は粉じんのように 散り始めてしまう” 99 00:07:46,924 --> 00:07:49,844 “元は同じ母体から 生まれたものなのに” 100 00:07:50,803 --> 00:07:55,016 “人間同士 いや あらゆる生命体同士でも” 101 00:07:55,099 --> 00:07:57,810 “こんなことが起こることなど 私は知らない” 102 00:07:58,478 --> 00:08:02,064 “彼女たちは この世界の生物が つないできた鎖から” 103 00:08:02,148 --> 00:08:03,608 “外れた存在なのか?” 104 00:08:04,484 --> 00:08:06,402 “彼女たちは何なのだ?” 105 00:08:07,361 --> 00:08:11,699 (ジョエル) そして ジョエルたちは 君たちの全てを知ろうとした 106 00:08:12,408 --> 00:08:17,872 だが 自らの命が 君たちを 見届けるまで続かないと悟ったとき 107 00:08:18,122 --> 00:08:22,001 君たちの生殖能力に関する実験に 集中することにしたんだ 108 00:08:23,211 --> 00:08:25,505 子供ができるか… ですか? 109 00:08:25,922 --> 00:08:28,090 そう そこで彼らは 110 00:08:28,174 --> 00:08:31,385 君たちの花婿を 用意することにしたんだ 111 00:08:31,928 --> 00:08:35,556 受胎を確認したあとに 標本にするためにね 112 00:08:38,684 --> 00:08:39,519 (小夜)ハジ 113 00:08:39,894 --> 00:08:44,273 そうだ ハジは そのために 動物園に迎え入れられた 114 00:08:50,112 --> 00:08:51,989 あ… 何も書かれていない 115 00:08:53,741 --> 00:08:56,953 (ジョエル) 1883年の とある日曜日 116 00:08:57,495 --> 00:09:00,790 この時計は壊れて 時を刻むことは なくなった 117 00:09:01,749 --> 00:09:03,042 そのときから 118 00:09:03,125 --> 00:09:05,711 ゴルトシュミット家の時は 止まってしまったんだ 119 00:09:06,754 --> 00:09:09,215 (小夜)その日って… まさか 120 00:09:09,298 --> 00:09:12,134 (ジョエル) そう ボルドーの日曜日 121 00:09:12,385 --> 00:09:16,305 ジョエル 72歳の誕生日に あの惨劇は起きたんだ 122 00:09:16,681 --> 00:09:18,432 それを引き起こしたのは 123 00:09:19,433 --> 00:09:20,601 (小夜)ディーヴァ 124 00:09:23,980 --> 00:09:28,609 ああ あの日のことは 君のほうがよく知っているはずだね 125 00:09:29,652 --> 00:09:33,489 あの幽閉されていたディーヴァを 何者かが解き放ったことが 126 00:09:33,573 --> 00:09:35,491 惨劇の始まりだったんだ 127 00:09:35,741 --> 00:09:36,576 何者か 128 00:09:45,251 --> 00:09:46,252 (小夜) あれは… 129 00:09:51,549 --> 00:09:56,220 私… あの子を解き放ったのも 名前をあげたのも 私 130 00:09:56,596 --> 00:09:58,180 小夜 どうしたんだ? 131 00:09:59,015 --> 00:10:00,308 私なの 132 00:10:00,891 --> 00:10:02,018 全部 私が… 133 00:10:02,393 --> 00:10:04,228 私がいけないの! 134 00:10:17,325 --> 00:10:18,367 (初代ジョエル)どうしたのかね? 135 00:10:19,702 --> 00:10:21,329 歌が聞こえるの 136 00:10:21,871 --> 00:10:22,955 歌? 137 00:10:24,707 --> 00:10:26,584 聞こえないじゃないか 138 00:10:28,711 --> 00:10:30,504 ううん 聞こえるの 139 00:10:31,631 --> 00:10:34,967 (小夜) あの歌を聞いた日から 歌ってる女の子を探した 140 00:10:35,051 --> 00:10:36,761 毎日 毎日 141 00:10:37,011 --> 00:10:38,220 お稽古してるときも 142 00:10:38,304 --> 00:10:39,889 食事をしてるときも 143 00:10:39,972 --> 00:10:41,891 いつだって歌声を探してた 144 00:10:42,642 --> 00:10:45,353 そして それが習慣になってしまったころ 145 00:10:45,436 --> 00:10:47,271 ようやく あの場所を見つけた 146 00:10:52,735 --> 00:10:54,320 あなたは 誰? 147 00:10:57,782 --> 00:10:59,408 (無音) 148 00:10:59,784 --> 00:11:01,702 (ディーヴァ)あなたは 誰? 149 00:11:01,786 --> 00:11:03,245 私は サヤ 150 00:11:03,954 --> 00:11:07,124 (ディーヴァ)サヤ 私は… 151 00:11:07,625 --> 00:11:09,001 あなたの名前は? 152 00:11:10,461 --> 00:11:11,504 (ディーヴァ)名前? 153 00:11:11,587 --> 00:11:13,005 (小夜)名前がないの? 154 00:11:15,091 --> 00:11:17,093 じゃあ 私が付けてあげる 155 00:11:19,470 --> 00:11:20,596 え〜とね 156 00:11:20,679 --> 00:11:25,684 (ディーヴァの歌声) 157 00:11:47,331 --> 00:11:48,499 そうよ! 158 00:11:49,458 --> 00:11:50,626 あなたは ディーヴァ 159 00:11:50,709 --> 00:11:53,212 歌声のきれいな お姫様のディーヴァよ 160 00:11:54,839 --> 00:11:57,967 (ディーヴァ) ディーヴァ? 私 ディーヴァ? 161 00:11:58,592 --> 00:12:01,178 そうよ ディーヴァ お友達になりましょう 162 00:12:10,146 --> 00:12:11,313 (ジョエル) 君が ディーヴァに? 163 00:12:11,981 --> 00:12:12,982 (小夜)あの日 164 00:12:13,065 --> 00:12:16,527 あの子は 1度も外に 出たことがないって言ってたから 165 00:12:16,610 --> 00:12:20,823 ジョエルを驚かそうと思って 塔から出してあげる約束をしたの 166 00:12:24,994 --> 00:12:26,829 (小夜) ほんの軽い気持ちだった 167 00:12:51,020 --> 00:12:51,854 (ディーヴァ)サヤ 168 00:12:51,937 --> 00:12:53,355 もうすぐだからね 169 00:12:53,856 --> 00:12:55,733 (ディーヴァ)私 怖い 170 00:12:55,816 --> 00:12:58,110 (小夜) 大丈夫 私が一緒にいてあげる 171 00:13:08,120 --> 00:13:10,122 (扉が開く音) 172 00:13:13,501 --> 00:13:14,668 (小夜)ねえ 聞こえてる? 173 00:13:15,377 --> 00:13:17,630 約束どおり 鍵は開けたからね 174 00:13:19,048 --> 00:13:22,092 ねえ ジョエルのお誕生会 来るんだよね? 175 00:13:22,176 --> 00:13:24,803 あの歌 聞かせてくれるんだよね? 176 00:13:25,137 --> 00:13:26,931 (ハジ)小夜! どこですか? 177 00:13:27,014 --> 00:13:28,224 ハジが呼んでる 178 00:13:28,933 --> 00:13:29,975 (ハジ)まったく… 179 00:13:30,059 --> 00:13:32,895 こんな所にいることを ジョエルが知ったら 180 00:13:33,062 --> 00:13:34,355 何て言われるか 181 00:13:34,980 --> 00:13:36,815 じゃあ またあとでね 182 00:13:49,745 --> 00:13:52,081 そういうことが あったのですね 183 00:13:52,623 --> 00:13:56,585 (小夜) 私がディーヴァを 部屋から出したから みんなが… 184 00:13:59,672 --> 00:14:01,757 私 これじゃ これじゃ… 185 00:14:05,970 --> 00:14:07,346 ディーヴァと同じじゃない 186 00:14:08,472 --> 00:14:11,475 ベトナムで 私もたくさん殺した 187 00:14:12,184 --> 00:14:14,103 あの日のベトナムで 188 00:14:14,687 --> 00:14:20,317 1972年 ベトナムで 翼手の目撃情報を得た我々は 189 00:14:20,401 --> 00:14:22,069 ディーヴァがいると確信し 190 00:14:22,820 --> 00:14:25,030 君を先代のデヴィッドに託したんだ 191 00:14:25,406 --> 00:14:27,658 先代のデヴィッド… さん? 192 00:14:28,242 --> 00:14:31,370 君の知るデヴィッドの父親だ 193 00:14:32,037 --> 00:14:36,959 (ジョエル) あのとき 君は30年にわたる 休眠期間に入っていたのだが 194 00:14:37,209 --> 00:14:39,169 ディーヴァの存在があったために 195 00:14:39,253 --> 00:14:42,298 君を強制的に 目覚めさせることにしたんだ 196 00:14:43,465 --> 00:14:45,968 君は目覚めたときは 常に 197 00:14:46,051 --> 00:14:48,888 シュヴァリエである ハジの血を口にしていた 198 00:14:49,138 --> 00:14:54,351 君の たった1人の眷属(けんぞく)である 彼こそが 覚醒の鍵だと考えていた 199 00:14:56,770 --> 00:15:00,691 だが ハジの血を 直接体内に注入され 200 00:15:00,774 --> 00:15:03,527 不自然な覚醒を強いられた君は 201 00:15:05,821 --> 00:15:07,281 (ジョエル)暴走した 202 00:15:07,364 --> 00:15:08,824 (銃声) 203 00:15:25,299 --> 00:15:26,634 (米兵)うわあ! 204 00:15:27,259 --> 00:15:28,177 (米兵)ああ! 205 00:15:28,719 --> 00:15:29,803 (米兵)うお! 206 00:15:39,647 --> 00:15:43,317 (ディーヴァの歌声) 207 00:15:43,651 --> 00:15:46,820 そのとき 歌声が聞こえてきたの 208 00:15:47,446 --> 00:15:48,280 歌? 209 00:15:49,531 --> 00:15:51,742 (小夜)歌を追って私は走った 210 00:15:52,201 --> 00:15:55,621 そこには あのコンテナと たくさんの翼手がいて 211 00:15:55,704 --> 00:15:57,247 一斉に襲ってきたわ 212 00:15:57,331 --> 00:16:00,125 私は夢中で刀を振るしかなかった 213 00:16:02,461 --> 00:16:04,672 (小夜)ハア… ハア… 214 00:16:17,476 --> 00:16:20,187 (カール) 小夜! ようやく君に会えたな 215 00:16:35,744 --> 00:16:37,579 うう… ああ! 216 00:16:41,250 --> 00:16:42,084 (ハジ)小夜! 217 00:16:44,420 --> 00:16:46,130 (カール)よくも私の邪魔を! 218 00:16:51,552 --> 00:16:52,845 (ハジ)小夜 しっかりして 219 00:17:10,404 --> 00:17:11,697 ぐああ! 220 00:17:22,124 --> 00:17:24,251 (カール)ハア… ハア… 221 00:17:27,963 --> 00:17:28,797 ああ! 222 00:17:34,887 --> 00:17:35,888 (ハジ)小夜! 223 00:17:46,231 --> 00:17:47,816 小夜 いけない 224 00:17:47,900 --> 00:17:49,109 うう… ぐああ! 225 00:17:59,703 --> 00:18:01,622 うわあ! 226 00:18:02,790 --> 00:18:04,666 うわあ! 227 00:18:08,170 --> 00:18:11,381 小夜 私のことが分からないのですか? 228 00:18:13,926 --> 00:18:14,843 小夜 229 00:18:17,054 --> 00:18:18,305 (銃声) 230 00:18:24,436 --> 00:18:27,731 (人を斬る音) 231 00:18:28,232 --> 00:18:30,901 やっぱり 私 ディーヴァと同じ 232 00:18:30,984 --> 00:18:33,237 関係ない人や ハジにまで 233 00:18:33,821 --> 00:18:38,325 あの日から ハジは 我々の手から離れていってしまった 234 00:18:38,575 --> 00:18:41,745 1度 香港で 確認情報があったのだが 235 00:18:41,829 --> 00:18:44,748 彼を引き止めることは できなかったそうだ 236 00:18:45,290 --> 00:18:49,503 そして 米軍の救援部隊が到着したときには 237 00:18:49,586 --> 00:18:52,422 君は もう眠りのふちに立っていた 238 00:18:52,965 --> 00:18:56,385 我々は まだ息のあった デヴィッドから詳細を聞き 239 00:18:56,468 --> 00:18:58,095 日記に記録したんだ 240 00:19:00,139 --> 00:19:02,641 (米兵たち)う… うう 241 00:19:02,724 --> 00:19:03,642 (ジョージ)少尉! 242 00:19:04,685 --> 00:19:05,894 デヴィッド少尉 243 00:19:09,273 --> 00:19:12,943 (先代デヴィッド) ジョージ 君に任務を与える 244 00:19:13,026 --> 00:19:14,695 (ジョージ) そんなことより 傷を 245 00:19:14,778 --> 00:19:17,156 私は いい あの少女を 246 00:19:18,407 --> 00:19:22,035 あの少女が目覚めるときまで 見守ってやってほしい 247 00:19:23,120 --> 00:19:26,456 (ジョエル) 再び眠りについた君を デヴィッドは 248 00:19:26,540 --> 00:19:31,253 自分の信頼の置ける部下であった ジョージ・ミヤグスクに委ねたんだ 249 00:19:32,087 --> 00:19:33,088 お父さんが 250 00:19:34,882 --> 00:19:37,843 (ジョエル) あの日以来 ディーヴァの行方は途絶え 251 00:19:37,926 --> 00:19:40,304 我々は 君の目覚めるのを待った 252 00:19:40,846 --> 00:19:44,683 そして 今 君は僕の目の前にいる 253 00:19:45,851 --> 00:19:48,270 (小夜)1つだけ聞かせてください 254 00:19:48,353 --> 00:19:49,229 (ジョエル)何だい? 255 00:19:49,813 --> 00:19:53,483 ジョエルの名を継いだこと 後悔してませんか? 256 00:19:58,113 --> 00:20:01,408 (ジョエル) 昨日を振り返っても 何も取り戻せない 257 00:20:01,783 --> 00:20:05,954 明日を どうするべきか それを考えるのが人間なんだ 258 00:20:07,414 --> 00:20:09,833 だから 僕は名前を継いだ 259 00:20:10,250 --> 00:20:12,377 僕で全てを終わらせるために 260 00:20:13,837 --> 00:20:17,049 全てを 終わらせるために 261 00:20:19,426 --> 00:20:23,347 (小夜) ハジ 約束だよ 全てが終わったら… 262 00:20:24,097 --> 00:20:26,058 それが あなたの望みなら 263 00:20:26,141 --> 00:20:26,975 (小夜)ありがとう 264 00:20:46,703 --> 00:20:47,788 ただいま 265 00:20:48,288 --> 00:20:49,623 (カイ)もう いいのか? 266 00:20:50,499 --> 00:20:51,333 うん 267 00:20:53,043 --> 00:20:54,628 (リク)小夜姉ちゃん おかえり 268 00:20:59,091 --> 00:21:01,593 ただいま リク カイのお迎え? 269 00:21:01,677 --> 00:21:04,638 (リク) うん カイ兄ちゃん 小夜姉ちゃん戻ってくるまで 270 00:21:04,721 --> 00:21:06,181 ずっと ここにいたんだよ 271 00:21:06,265 --> 00:21:07,557 (リク)わ! (カイ)うるせえ 272 00:21:07,891 --> 00:21:09,810 アハハハ 273 00:21:11,853 --> 00:21:12,854 (小夜)帰ろうか 274 00:21:12,938 --> 00:21:13,772 (リク)うん 275 00:21:22,281 --> 00:21:24,199 約束 思い出したよ 276 00:21:25,742 --> 00:21:30,789 あなたの望みをかなえるまで 私は あなたについてゆきます 277 00:21:39,423 --> 00:21:40,257 ああ… 278 00:21:40,340 --> 00:21:41,341 (クラクション) 279 00:21:50,976 --> 00:21:56,982 ♪〜 280 00:23:17,604 --> 00:23:23,610 〜♪ 281 00:23:27,656 --> 00:23:33,203 (コリンズ) 人を超え 自然界がもたらした 新たな種の可能性がある翼手を 282 00:23:33,453 --> 00:23:36,289 一部の人間のエゴのために 滅ぼすことが 283 00:23:36,373 --> 00:23:38,583 果たして許されることなのか 284 00:23:39,334 --> 00:23:44,047 そうした自然の摂理を壊す盾こそが 悪だとは思わないかね? 285 00:23:44,840 --> 00:23:46,758 次回「ブラッドプラス」 286 00:23:46,842 --> 00:23:48,260 「壊れゆく盾」 287 00:23:48,718 --> 00:23:51,012 もうじき 赤い盾は崩壊する 288 00:23:51,346 --> 00:23:54,057 翼手たちの総攻撃を受けてね