1 00:00:37,122 --> 00:00:39,775 (ボルト)どこに連れていく気だよ じいさん。 2 00:00:39,775 --> 00:00:42,127 (オオノキ)すぐに わかる。 3 00:00:42,127 --> 00:00:46,148 誰もが幸せに生きられる世界を つくりたいって言ってたよな。 4 00:00:46,148 --> 00:00:48,784 あれ どういうことだってばさ。 5 00:00:48,784 --> 00:00:52,454 これから行くのは それを教えてやるのに→ 6 00:00:52,454 --> 00:00:54,454 おあつらえ向きの場所じゃぜ。 7 00:00:57,826 --> 00:00:59,861 着いたぞい。 8 00:00:59,861 --> 00:01:02,464 なんもない場所じゃねえか。 9 00:01:02,464 --> 00:01:06,101 前に 木ノ葉の里で 話したはずじゃな→ 10 00:01:06,101 --> 00:01:09,137 わしの孫が 死んだことを。 11 00:01:09,137 --> 00:01:12,791 たしか コヅチとか言う…。 12 00:01:12,791 --> 00:01:15,191 ここが その場所じゃぜ。 13 00:04:03,094 --> 00:04:06,448 (紺ツチ)私が幻術に かかっている間に そんな事態に。 14 00:04:06,448 --> 00:04:08,483 黒ツチ様も おそらくは…。 15 00:04:08,483 --> 00:04:14,439 (紺ツチ)クッ こうなった以上 事態を他里に知らせなければ…。 16 00:04:14,439 --> 00:04:16,758 (空)無駄だよ。 17 00:04:16,758 --> 00:04:20,445 (芥のうめき声) 18 00:04:20,445 --> 00:04:22,831 貴様は…。 19 00:04:22,831 --> 00:04:26,831 (空)この里は 我らの統制下に置かれる。 20 00:04:29,087 --> 00:04:31,773 すべては マスターのために。 21 00:04:31,773 --> 00:04:49,891 ♪♪~ 22 00:04:49,891 --> 00:04:51,877 あっけないものだな→ 23 00:04:51,877 --> 00:04:55,447 黒ツチを欠いた岩隠れなど こんなものか。 24 00:04:55,447 --> 00:04:58,483 芥たちの指揮は お前に任せる。 25 00:04:58,483 --> 00:05:00,535 (コクヨウ)承知。 26 00:05:00,535 --> 00:05:05,123 ときに空様 捕まえていた 木ノ葉の忍が逃げ出したと。 27 00:05:05,123 --> 00:05:09,144 今は マスターの消息を 確かめるほうが重要だ。 28 00:05:09,144 --> 00:05:13,144 ネズミ1匹程度 お前のほうで処分しておけ。 29 00:05:15,100 --> 00:05:17,085 どうした? 30 00:05:17,085 --> 00:05:19,385 いえ 承知しました。 31 00:05:25,610 --> 00:05:27,796 ここで じいさんの孫が…。 32 00:05:27,796 --> 00:05:35,196 そう すべては わしの孫 コヅチの死から始まったのじゃ。 33 00:05:37,122 --> 00:05:43,511 <オオノキ:第四次忍界大戦は 世界に大きな爪痕を残した。 34 00:05:43,511 --> 00:05:47,799 それは わしらの里も 例外ではなかった。 35 00:05:47,799 --> 00:05:52,454 わしらは 里の復興に明け暮れ 数年がかりで→ 36 00:05:52,454 --> 00:05:55,807 なんとか 新市街の建設にこぎつけた。 37 00:05:55,807 --> 00:05:58,126 じゃが…> 38 00:05:58,126 --> 00:06:00,128 (黒ツチ)先の大戦で→ 39 00:06:00,128 --> 00:06:03,531 我が里が負った 人的損失は大きい。 40 00:06:03,531 --> 00:06:06,451 若い世代の実力不足は 深刻だ。 41 00:06:06,451 --> 00:06:09,120 それを どう補填していくか…。 42 00:06:09,120 --> 00:06:12,474 なに もう争い合う時代ではない。 43 00:06:12,474 --> 00:06:16,795 時間をかけて 育てていけばいいんじゃぜ。 44 00:06:16,795 --> 00:06:21,449 土影を引退した身だからって 楽観的に言ってくれるな じい様。 45 00:06:21,449 --> 00:06:23,802 フハハハッ。 行くのか? 46 00:06:23,802 --> 00:06:26,802 コヅチと会う約束があるんでな。 47 00:06:29,124 --> 00:06:32,424 ったく すっかり じじバカだな。 48 00:06:38,133 --> 00:06:40,135 (コヅチ)おかえり じいちゃん。 49 00:06:40,135 --> 00:06:43,735 おうおう 遅くなってすまんのう コヅチ。 50 00:06:46,191 --> 00:06:48,443 ずいぶんと うれしそうじゃな。 51 00:06:48,443 --> 00:06:50,795 ヘヘッ そりゃ そうだよ。 52 00:06:50,795 --> 00:06:53,798 もうすぐ 待ちに待った 下忍試験なんだ。 53 00:06:53,798 --> 00:06:57,869 そういえば もうコヅチも そんな年か。 54 00:06:57,869 --> 00:07:03,458 コヅチ これからは お主らのような 若い忍の時代じゃぜ。 55 00:07:03,458 --> 00:07:07,779 長生きしてきたわしじゃが もう 思い残すことはない。 56 00:07:07,779 --> 00:07:10,115 何言ってんだよ じいちゃん。 57 00:07:10,115 --> 00:07:12,450 俺が上忍に… ううん→ 58 00:07:12,450 --> 00:07:15,453 土影になるまで長生きしてよね。 59 00:07:15,453 --> 00:07:17,872 ほう 土影に。 60 00:07:17,872 --> 00:07:22,272 ならば わしが 大切な心得を教えてやろう。 61 00:07:24,129 --> 00:07:29,134 土影となる忍は 何があろうとも決して逃げない。 62 00:07:29,134 --> 00:07:32,120 どんな困難にも立ち向かう。 63 00:07:32,120 --> 00:07:35,774 そんな強い意志が必要なんじゃぜ。 64 00:07:35,774 --> 00:07:38,760 決して逃げない 強い意志。 65 00:07:38,760 --> 00:07:41,446 お主に それがあるかのう? 66 00:07:41,446 --> 00:07:43,465 あるよ。 67 00:07:43,465 --> 00:07:47,435 俺は 絶対 じいちゃんを超える 土影になってやるんだから。 68 00:07:47,435 --> 00:07:50,121 大きく出おったのう コイツ。 69 00:07:50,121 --> 00:07:52,123 ヘヘッ。 70 00:07:52,123 --> 00:07:54,125 期待しとるぞ コヅチ。 71 00:07:54,125 --> 00:07:56,111 うん。 72 00:07:56,111 --> 00:07:58,580 <オオノキ:もう 思い残すことはない。 73 00:07:58,580 --> 00:08:02,767 あのころのわしは 本気でそう考えておった。 74 00:08:02,767 --> 00:08:04,767 じゃが…> 75 00:08:06,771 --> 00:08:10,108 今日は 珍しく遅いのう コヅチのヤツ。 76 00:08:10,108 --> 00:08:13,445 どこを ほっつき歩いとるんじゃぜ。 77 00:08:13,445 --> 00:08:16,481 (赤ツチ)オオノキ様 たいへんだに。 78 00:08:16,481 --> 00:08:19,567 (赤ツチ)コヅチが コヅチが…。 79 00:08:19,567 --> 00:08:21,567 何? 80 00:08:28,460 --> 00:08:31,463 コヅチ しっかりせい コヅチ。 81 00:08:31,463 --> 00:08:33,465 なぜじゃ… なぜじゃ…。 82 00:08:33,465 --> 00:08:35,900 <オオノキ:どこぞの忍崩れが→ 83 00:08:35,900 --> 00:08:39,104 金目当てに里の情報を 盗みだそうとした。 84 00:08:39,104 --> 00:08:43,525 コヅチは それを止めようとして…> 85 00:08:43,525 --> 00:08:46,127 じいちゃん…。 コヅチ。 86 00:08:46,127 --> 00:08:51,783 土影 なりたかったけど 無理かも。 87 00:08:51,783 --> 00:08:55,203 何を言っとるんじゃ。 無理なものか。 88 00:08:55,203 --> 00:08:58,790 なりたかったな…。 89 00:08:58,790 --> 00:09:05,190 平和な 世の中を 守る忍に…。 90 00:09:10,118 --> 00:09:12,137 (オオノキ)コヅチ? 91 00:09:12,137 --> 00:09:14,137 コヅチ! 92 00:09:22,113 --> 00:09:24,799 コヅチ…。 93 00:09:24,799 --> 00:09:29,471 なぜじゃ? なぜコヅチが 死なねばならんかった! 94 00:09:29,471 --> 00:09:33,458 賊連中の襲撃に 偶然気づいたコヅチは→ 95 00:09:33,458 --> 00:09:36,127 1人で 立ち向かっていったらしい。 96 00:09:36,127 --> 00:09:40,782 応援の部隊が到着するまで たった1人で…。 97 00:09:40,782 --> 00:09:43,802 まさか わしが逃げるなと→ 98 00:09:43,802 --> 00:09:47,121 あんなことを言ったばかりに…。 99 00:09:47,121 --> 00:09:49,421 そんな…。 100 00:09:52,494 --> 00:09:55,547 なんということじゃ。 101 00:09:55,547 --> 00:09:58,433 もはや 平和な世の中じゃと慢心し→ 102 00:09:58,433 --> 00:10:02,787 勝手な期待を かけた結果が こんな…。 103 00:10:02,787 --> 00:10:05,440 わしは なんという過ちを…。 104 00:10:05,440 --> 00:10:10,111 わしが コヅチを殺したようなものじゃぜ。 105 00:10:10,111 --> 00:10:12,780 うっ うわぁ…。 106 00:10:12,780 --> 00:10:19,437 (オオノキの泣き声) 107 00:10:19,437 --> 00:10:33,137 ♪♪~ 108 00:10:36,521 --> 00:10:38,756 (赤ツチ)ずっと あの調子だに。 109 00:10:38,756 --> 00:10:41,109 (黒ツチ)無理もないか…。 110 00:10:41,109 --> 00:10:44,145 <オオノキ:わしは 生きた屍のように→ 111 00:10:44,145 --> 00:10:49,784 後悔と絶望の日々を過ごした。 112 00:10:49,784 --> 00:10:52,787 そんな ある日…> 113 00:10:52,787 --> 00:10:55,787 (足音) 114 00:10:58,776 --> 00:11:02,764 あの子の遺品の中から 見つかったそうだ。 115 00:11:02,764 --> 00:11:04,764 コヅチの? 116 00:11:07,769 --> 00:11:09,769 確かに 渡したぞ。 117 00:11:16,110 --> 00:11:20,114 (コヅチ)「じいちゃんは オレに いつも話してくれる。 118 00:11:20,114 --> 00:11:22,517 今の平和な世の中は→ 119 00:11:22,517 --> 00:11:26,437 立派な忍たちが 命をかけて作ったものだって。 120 00:11:26,437 --> 00:11:29,774 オレも そんな忍になりたいと思う。 121 00:11:29,774 --> 00:11:35,430 何があっても折れない 強い意志を持った忍に。 122 00:11:35,430 --> 00:11:38,783 それで 今度は オレが平和を守るんだ。 123 00:11:38,783 --> 00:11:42,783 じいちゃんみたいな 立派な土影になって」。 124 00:11:45,423 --> 00:11:50,094 そうじゃ せめて 果たさねばならん。 125 00:11:50,094 --> 00:11:53,781 コヅチの意志を わしが…。 126 00:11:53,781 --> 00:11:58,436 お主のような悲劇を 二度と繰り返さないためにも→ 127 00:11:58,436 --> 00:12:01,439 もう 若い命が 犠牲になることのない→ 128 00:12:01,439 --> 00:12:03,841 本当の平和をつくる。 129 00:12:03,841 --> 00:12:09,764 それが コヅチ お主への手向けじゃぜ。 130 00:12:09,764 --> 00:12:12,100 <オオノキ:だが どうすればいい? 131 00:12:12,100 --> 00:12:15,436 わしは 考えに 考え抜いた。 132 00:12:15,436 --> 00:12:19,440 そして ひとつの結論にたどりついた。 133 00:12:19,440 --> 00:12:23,845 戦うのは 人ではなく人ならざるもの→ 134 00:12:23,845 --> 00:12:28,282 命ずるままに 動く意思なき兵隊ならば→ 135 00:12:28,282 --> 00:12:32,453 わしは 失われた術を掘り起こし→ 136 00:12:32,453 --> 00:12:34,439 人の代わりに戦う→ 137 00:12:34,439 --> 00:12:37,125 意思なき兵隊を生みだそうとした。 138 00:12:37,125 --> 00:12:42,513 じゃが 制御不能に陥り 暴走した兵隊など→ 139 00:12:42,513 --> 00:12:48,119 黒ツチたちが 認めるはずがなかった。 140 00:12:48,119 --> 00:12:53,441 わしは 八方手を尽くし 打開策を探し続けた。 141 00:12:53,441 --> 00:12:59,097 解決法は 意外なところからもたらされた> 142 00:12:59,097 --> 00:13:01,766 なんじゃ 内密な話というのは? 143 00:13:01,766 --> 00:13:05,436 (ドクター)オオノキ様の 進めておられる計画に→ 144 00:13:05,436 --> 00:13:09,107 ご協力できるかもしれません。 なに? 145 00:13:09,107 --> 00:13:13,107 先日 とある遺跡で 発見された サンプルです。 146 00:13:15,113 --> 00:13:17,782 これは…。 これがあれば→ 147 00:13:17,782 --> 00:13:19,767 人ならざる兵隊の研究は→ 148 00:13:19,767 --> 00:13:23,421 大きく 前進するのではないでしょうか? 149 00:13:23,421 --> 00:13:25,790 なぜ わしのところに これを? 150 00:13:25,790 --> 00:13:29,794 私は あなたの計画に 賛同しています。 151 00:13:29,794 --> 00:13:33,464 ですので 黒ツチ様に見せるより先に…。 152 00:13:33,464 --> 00:13:37,118 じゃが このようなものに頼るなど→ 153 00:13:37,118 --> 00:13:40,218 そんなことが許されるのか? 154 00:13:47,428 --> 00:13:51,432 《わしは どうすればいい? 155 00:13:51,432 --> 00:13:53,432 コヅチ…》 156 00:13:55,436 --> 00:13:59,774 《コヅチの遺志を継ぎ 願いを果たさねばならん。 157 00:13:59,774 --> 00:14:02,760 そのためになら→ 158 00:14:02,760 --> 00:14:06,460 忌まわしき手段であろうとも わしは…》 159 00:14:08,433 --> 00:14:10,451 <オオノキ:長らく 使われておらなんだ→ 160 00:14:10,451 --> 00:14:12,820 昔の地下工場施設。 161 00:14:12,820 --> 00:14:15,757 わしは ひそかにそこを拠点とし→ 162 00:14:15,757 --> 00:14:18,109 計画を再開した。 163 00:14:18,109 --> 00:14:20,778 もたらされたサンプルを材料に→ 164 00:14:20,778 --> 00:14:25,166 ツクラレと呼ばれる 人工生命を生み出す計画が→ 165 00:14:25,166 --> 00:14:28,102 こうして始まったんじゃぜ。 166 00:14:28,102 --> 00:14:32,106 まずは わし自身のクローンでもあり→ 167 00:14:32,106 --> 00:14:35,760 兵団を率いる役目を担う 空…。 168 00:14:35,760 --> 00:14:41,132 そして その手足となる 4体のツクラレが…。 169 00:14:41,132 --> 00:14:44,786 最後に これら5体によって 率いられる→ 170 00:14:44,786 --> 00:14:47,786 芥たちの兵団が生み出された> 171 00:14:49,757 --> 00:14:54,428 コヤツらが完成すれば 里の平和は守られる。 172 00:14:54,428 --> 00:14:59,117 黒ツチも わしが正しかったと 認めざるをえまい。 173 00:14:59,117 --> 00:15:02,487 人ではないものを戦わせれば→ 174 00:15:02,487 --> 00:15:07,542 若い命が失われる悲劇は もう二度と起こらん。 175 00:15:07,542 --> 00:15:10,842 もうすぐじゃぜ コヅチ。 176 00:15:14,448 --> 00:15:16,450 そんなことが…。 177 00:15:16,450 --> 00:15:19,470 わしは この計画を果たさねばならん。 178 00:15:19,470 --> 00:15:23,758 それが コヅチから受け継いだ 遺志じゃからのう。 179 00:15:23,758 --> 00:15:25,793 じいさん…。 180 00:15:25,793 --> 00:15:27,778 このことを話したのは→ 181 00:15:27,778 --> 00:15:32,433 お主なら理解してくれると 思ったからじゃぜ。 182 00:15:32,433 --> 00:15:35,453 わしは 何も 芥の兵団によって→ 183 00:15:35,453 --> 00:15:39,090 他国を侵略しようなどとは 考えておらん。 184 00:15:39,090 --> 00:15:41,776 むしろ その逆じゃぜ。 185 00:15:41,776 --> 00:15:45,763 あくまで岩隠れの ひいては忍界すべての→ 186 00:15:45,763 --> 00:15:48,449 平和を守るための力よ。 187 00:15:48,449 --> 00:15:51,118 お主たちを 捕らえようとしたのも→ 188 00:15:51,118 --> 00:15:55,473 計画の完成を邪魔されたく なかったからじゃぜ。 189 00:15:55,473 --> 00:15:59,110 ことが終われば 解放するつもりじゃった。 190 00:15:59,110 --> 00:16:03,431 やりあう気は なかったってことかよ? 191 00:16:03,431 --> 00:16:06,450 わしの邪魔をせんかぎりはな。 192 00:16:06,450 --> 00:16:11,439 どうじゃ それでもわしに 敵対する理由があるというのか? 193 00:16:11,439 --> 00:16:14,108 それは…。 194 00:16:14,108 --> 00:16:17,762 どうした? 195 00:16:17,762 --> 00:16:22,800 なあ 研究の決め手になった サンプルって話があったよな。 196 00:16:22,800 --> 00:16:27,788 ん? それって いったいなんなんだよ? 197 00:16:27,788 --> 00:16:30,788 お主も よく知っているものじゃぜ。 198 00:16:32,810 --> 00:16:34,862 そう…。 199 00:16:34,862 --> 00:16:37,262 白ゼツよ。 200 00:17:41,128 --> 00:17:43,128 白ゼツだって? 201 00:17:46,534 --> 00:17:50,121 あんなヤバいバケモン使うなんて なに考えてんだよ。 202 00:17:50,121 --> 00:17:52,440 危険は承知じゃぜ。 203 00:17:52,440 --> 00:17:55,109 そんな… だいいちあれは→ 204 00:17:55,109 --> 00:17:57,778 大筒木の連中が つくったもんだろ? 205 00:17:57,778 --> 00:18:01,432 無論 まだ未解明な部分もある。 206 00:18:01,432 --> 00:18:04,435 だからこそ ミツキが必要なのじゃ。 207 00:18:04,435 --> 00:18:07,822 ミツキが? どういうことだよ? 208 00:18:07,822 --> 00:18:12,777 ツクラレは 生命として いまだ 不完全な存在じゃぜ。 209 00:18:12,777 --> 00:18:15,763 アヤツらの寿命は 長くはない。 210 00:18:15,763 --> 00:18:18,432 寿命が 長くない? 211 00:18:18,432 --> 00:18:21,819 1年後か 数か月後か→ 212 00:18:21,819 --> 00:18:23,854 もしかしたら 明日にでも→ 213 00:18:23,854 --> 00:18:27,425 アヤツらは 突然 機能を停止するかもしれん。 214 00:18:27,425 --> 00:18:31,479 その解決手段が ミツキじゃぜ。 215 00:18:31,479 --> 00:18:34,098 完全なる人造人間。 216 00:18:34,098 --> 00:18:37,284 あの体から 得られる情報によって→ 217 00:18:37,284 --> 00:18:41,455 ツクラレたちは 完全な存在になれる。 218 00:18:41,455 --> 00:18:44,792 そうなれば ミツキは 自由の身じゃぜ。 219 00:18:44,792 --> 00:18:48,879 そのあと どうするかは アヤツしだいじゃがのう。 220 00:18:48,879 --> 00:18:52,116 傷つけるつもりはないってか? 221 00:18:52,116 --> 00:18:57,088 ああ わしらが望むのは あくまで平和なんじゃぜ。 222 00:18:57,088 --> 00:18:59,523 平和…。 223 00:18:59,523 --> 00:19:03,094 さあ わしは正直に すべてを語ったぞ。 224 00:19:03,094 --> 00:19:05,763 これでも信用できんか? 225 00:19:05,763 --> 00:19:07,765 でもよ。 226 00:19:07,765 --> 00:19:10,101 協力しろ とは言わん。 227 00:19:10,101 --> 00:19:15,773 じゃが わしらが争う理由は どこにもない。 228 00:19:15,773 --> 00:19:20,795 命が失われることを防ぎ 忍界の平和を守る。 229 00:19:20,795 --> 00:19:28,119 忍として お主もその思いは 同じはずじゃぜ ボルト 違うか? 230 00:19:28,119 --> 00:19:30,119 じいさん…。 231 00:19:38,529 --> 00:19:40,781 《シカダイ:これじゃ クーデターだ。 232 00:19:40,781 --> 00:19:44,135 アイツら なりふり構わなく なってきたってことか? 233 00:19:44,135 --> 00:19:46,435 なんとか 親父に このことを伝えねえと…》 234 00:19:49,190 --> 00:19:51,759 里の要所は 押さえられたようだな。 235 00:19:51,759 --> 00:19:54,779 邪魔するヤツらは ろう屋にぶち込んでます。 236 00:19:54,779 --> 00:19:59,479 一石二鳥だ。 必要なものも手に入った。 237 00:20:02,436 --> 00:20:05,773 言われたとおり5人 見繕ってきたよ。 238 00:20:05,773 --> 00:20:08,125 コイツらの心臓を使えば→ 239 00:20:08,125 --> 00:20:10,778 私たちは 生き延びられるってわけね。 240 00:20:10,778 --> 00:20:13,747 そうだ。 だが マスターの許可なしに→ 241 00:20:13,747 --> 00:20:15,783 手を下すことはできん。 242 00:20:15,783 --> 00:20:19,837 えぇ!? ここまできて そりゃ ないんじゃないですか 空様? 243 00:20:19,837 --> 00:20:24,442 ならん。 人の命を奪うことを マスターは望まない。 244 00:20:24,442 --> 00:20:27,478 ですが そんな悠長にしてる場合じゃ…。 245 00:20:27,478 --> 00:20:30,764 決定権は マスターにある。 246 00:20:30,764 --> 00:20:32,766 準備だけは進めておけ。 247 00:20:32,766 --> 00:20:35,119 チッ。 248 00:20:35,119 --> 00:20:38,119 じゃあ あと任せたよ。 249 00:20:40,174 --> 00:20:42,109 で 俺たちはどうすれば? 250 00:20:42,109 --> 00:20:45,129 手分けしてマスターの捜索にあたれ。 251 00:20:45,129 --> 00:20:47,781 ただし 無理はするな。 252 00:20:47,781 --> 00:20:50,801 心配してくれるんですか 空様? 253 00:20:50,801 --> 00:20:53,787 我らは マスターに必要な道具だ。 254 00:20:53,787 --> 00:20:55,789 欠けるわけにはいかん。 255 00:20:55,789 --> 00:20:57,791 けど もし間に合わなかったら? 256 00:20:57,791 --> 00:20:59,777 助かる手段があるのに→ 257 00:20:59,777 --> 00:21:02,830 みすみす寿命が来るのを 待てって言うんですか? 258 00:21:02,830 --> 00:21:06,467 そのときは…。 259 00:21:06,467 --> 00:21:08,435 多少の犠牲は やむをえん。 260 00:21:08,435 --> 00:21:10,471 あっ! あら…。 261 00:21:10,471 --> 00:21:12,790 我が意志は マスターの意志。 262 00:21:12,790 --> 00:21:15,790 マスターもきっと そう考えるはずだ。 263 00:21:20,181 --> 00:21:22,500 よくわかったぜ さっきの話。 264 00:21:22,500 --> 00:21:26,453 じいさんが 本気で 平和のことを思ってるんだって。 265 00:21:26,453 --> 00:21:30,457 ああ 若い命を犠牲にせぬためにも→ 266 00:21:30,457 --> 00:21:33,494 アヤツらが必要なんじゃぜ。 267 00:21:33,494 --> 00:21:36,547 けどよ じいさん…。 ん? 268 00:21:36,547 --> 00:21:39,767 俺は アイツらのことをよく知らねえ。 269 00:21:39,767 --> 00:21:41,802 2人とやりあっただけだ。 270 00:21:41,802 --> 00:21:43,787 でも アイツらは→ 271 00:21:43,787 --> 00:21:48,776 人間と同じようにしゃべって 考えて 個性があるみたいに→ 272 00:21:48,776 --> 00:21:51,462 俺には思えた。 273 00:21:51,462 --> 00:21:53,464 そんなヤツらを戦わせるって→ 274 00:21:53,464 --> 00:21:58,452 結局 人間を戦わせるのと どこが違うんだ? 275 00:21:58,452 --> 00:22:01,455 人間のように見えたとしても→ 276 00:22:01,455 --> 00:22:04,792 連中は その名のとおり つくられたものじゃ。 277 00:22:04,792 --> 00:22:10,164 意志や個性のように見えるものも 単なる機能に過ぎん。 278 00:22:10,164 --> 00:22:12,199 本当に そう思ってんのか? 279 00:22:12,199 --> 00:22:14,118 なに? 280 00:22:14,118 --> 00:22:17,488 じいさんは意志のこと 人一倍 考えてんだろ。 281 00:22:17,488 --> 00:22:22,126 木ノ葉で俺らに 教えてくれたときも そうだった。 282 00:22:22,126 --> 00:22:27,131 そんなじいさんが アイツらツクラレには意志がねえって…。 283 00:22:27,131 --> 00:22:29,166 本気で言ってんのか? 284 00:22:29,166 --> 00:22:33,454 もしかしたらって かけらも思ってねえのかよ。 285 00:22:33,454 --> 00:22:35,456 妙なことを。 286 00:22:35,456 --> 00:22:39,126 お主こそ ヤツらのことを知りもせんくせに。 287 00:22:39,126 --> 00:22:42,146 かもな。 で でも→ 288 00:22:42,146 --> 00:22:44,798 ミツキのことなら 少しは知ってる。 289 00:22:44,798 --> 00:22:48,498 アイツらとミツキが 仲間みたいにしてたってこともな。 290 00:22:55,793 --> 00:22:58,145 ミツキには 意志がある。 291 00:22:58,145 --> 00:23:02,145 だったら アイツらに それがないって 保証もねえんじゃねえのか? 292 00:23:04,118 --> 00:23:08,806 もし意志があるとしたら それは 人間と どこが違うんだよ。 293 00:23:08,806 --> 00:23:12,806 人間の忍を戦わせて 犠牲にすんのと…。 294 00:23:15,446 --> 00:23:17,798 感情的になるでない。 295 00:23:17,798 --> 00:23:22,136 一見 あるように見えても ツクラレと人は違う。 296 00:23:22,136 --> 00:23:25,773 それは ミツキにしても 同じことかもしれんのじゃぜ。 297 00:23:25,773 --> 00:23:29,793 んだと!? ミツキに意志がないってのかよ? 298 00:23:29,793 --> 00:23:32,463 何を根拠に証明できる? 299 00:23:32,463 --> 00:23:35,799 ふざけんな! ミツキには意志がある。 300 00:23:35,799 --> 00:23:37,835 それをないって言うなら→ 301 00:23:37,835 --> 00:23:41,388 ツクラレには意志がないっていう話も 信用できねえ。 302 00:23:41,388 --> 00:23:47,795 そんな計画に 協力するわけには いかねえってばさ。 303 00:23:47,795 --> 00:23:50,798 わしの意志は すべて語った。 304 00:23:50,798 --> 00:23:53,183 それでもお主が納得できず→ 305 00:23:53,183 --> 00:23:57,471 我が悲願を阻むというのなら→ 306 00:23:57,471 --> 00:23:59,456 やむをえまい。 307 00:23:59,456 --> 00:24:02,756 敵同士に 戻るしかないということじゃぜ。 308 00:24:06,814 --> 00:24:09,514 ちょうど 迎えも来たようじゃ。 309 00:24:11,802 --> 00:24:14,802 (カコウ)ここに おいででしたか オオノキ様。 310 00:24:17,791 --> 00:24:20,144 うわっ。 311 00:24:20,144 --> 00:24:22,112 フッヘヘヘッ…。 312 00:24:22,112 --> 00:24:24,112 よく来てくれた カコウ。 313 00:30:47,130 --> 00:30:49,533 <ポニ島での大試練に向け→ 314 00:30:49,533 --> 00:30:52,569 カプ・コケコとバトルしていた サトシとピカチュウは→ 315 00:30:52,569 --> 00:30:54,938 激しいスパークの衝撃がきっかけで→ 316 00:30:54,938 --> 00:30:57,641 廃墟の街へと来てしまった。