1 00:00:06,671 --> 00:00:11,176 人間は 魔神に滅ぼされるかに見えた 2 00:00:14,971 --> 00:00:19,643 それを救ったのは たったひとりの魔道士だった 3 00:00:26,358 --> 00:00:31,029 彼は“魔法帝”と呼ばれ 伝説になった 4 00:00:34,700 --> 00:00:38,203 白夜の魔眼のアジトに突入した アスタたち王撰騎士団は— 5 00:00:38,704 --> 00:00:40,330 敵の反撃をものともせず— 6 00:00:40,789 --> 00:00:44,418 頭首 リヒトがいると思われる 中心部を目指す だが… 7 00:00:44,584 --> 00:00:47,254 俺たち マジで やることねえ! 8 00:00:47,421 --> 00:00:49,589 何を勝手に増えてるんだ 貴様 9 00:00:49,756 --> 00:00:52,592 いや 俺も 増えたくて増えたんじゃないッス! 10 00:00:52,759 --> 00:00:55,137 お前 ニセモノだろうが! 11 00:00:55,262 --> 00:00:58,056 いや それ お前! やかましい 12 00:00:58,432 --> 00:00:59,266 ンッ… 13 00:01:00,434 --> 00:01:01,768 ウワッ! 14 00:01:01,935 --> 00:01:03,395 両方 焼いた… 15 00:01:03,770 --> 00:01:05,480 な… 何すんスかーっ! 16 00:01:05,605 --> 00:01:07,440 殺す気ですかーっ!? 17 00:01:07,607 --> 00:01:09,443 この程度で 死ぬヤツを— 18 00:01:09,568 --> 00:01:12,070 私は 連れてきた覚えは ないからな 19 00:01:13,488 --> 00:01:14,740 偽アスタの正体は— 20 00:01:15,240 --> 00:01:18,243 三魔眼の最後の1人 “不実”のライアだった 21 00:01:21,997 --> 00:01:24,583 全てを焼き尽くす 燼滅の魔法 22 00:01:25,208 --> 00:01:26,043 炎魔法… 23 00:01:26,877 --> 00:01:28,754 “灼熱腕”! 24 00:01:30,422 --> 00:01:34,801 炎魔法 対 模倣魔法の すさまじい魔法の攻防 25 00:01:39,723 --> 00:01:44,936 徐々に メレオレオナの魔力と 攻撃力が ライアを凌駕していく 26 00:01:45,854 --> 00:01:48,774 一方 中心部へと迫るユノたちは… 27 00:01:49,983 --> 00:01:51,610 ウワーッ! 28 00:01:51,985 --> 00:01:55,947 悪いが お前ら程度じゃ 俺は止められねえ 29 00:01:56,239 --> 00:01:57,074 ンッ… 30 00:01:58,867 --> 00:02:00,077 この音は… 31 00:02:00,243 --> 00:02:02,662 ハッ… 先ほども聞こえた… 32 00:02:03,038 --> 00:02:04,414 鼓動? 33 00:02:04,581 --> 00:02:07,751 この魔の感じ どこかで… 34 00:02:10,462 --> 00:02:11,879 そして そのころ— 35 00:02:12,421 --> 00:02:16,676 白夜の魔眼から襲撃を受けた 黒の暴牛のアジトでは… 36 00:02:16,885 --> 00:02:19,846 な… なんとか 追い返すことはできましたが— 37 00:02:19,971 --> 00:02:22,933 とんでもないことに なってしまいました… 38 00:02:23,058 --> 00:02:25,519 あんなお客は 二度と ごめんだね 39 00:02:25,644 --> 00:02:26,812 あ… あの… 40 00:02:26,937 --> 00:02:29,439 そろそろ アジトを 元に戻せたりは… 41 00:02:29,773 --> 00:02:34,319 ダ〜メ〜 ま〜りょ〜く〜ゼ〜ロ〜… 42 00:02:34,486 --> 00:02:36,905 …だそうです ゴーシュさ〜ん 43 00:02:37,030 --> 00:02:39,199 どこだ? どこにあんだ? こら! 44 00:02:39,324 --> 00:02:41,243 マリーグッズは どこなんだ!? 45 00:02:41,409 --> 00:02:44,287 たぶん〜 グチャグチャ〜 46 00:02:44,412 --> 00:02:46,790 ペッシャンコ〜 47 00:02:46,915 --> 00:02:49,251 ゆっくり とんでもねえこと言ってんじゃねえ 48 00:02:49,376 --> 00:02:51,711 …てか お前も出てきて 手伝え こら! 49 00:02:51,837 --> 00:02:53,588 で〜も〜… 50 00:02:53,755 --> 00:02:56,716 いいから出てこいっつってんだろう スローロン毛! 51 00:02:56,967 --> 00:02:59,094 あ… あの… ゴーシュさん 52 00:02:59,219 --> 00:03:01,096 やめたほうがいいと思うな 53 00:03:01,221 --> 00:03:02,264 出てこい! 54 00:03:02,430 --> 00:03:04,391 で〜も〜… 55 00:03:04,558 --> 00:03:07,310 “でも”じゃねえ! 来ねえと殺す! 56 00:03:07,435 --> 00:03:11,106 わ〜か〜った〜 57 00:03:11,398 --> 00:03:12,315 アア… 58 00:03:12,482 --> 00:03:15,402 チッ! やっと出てきやがった… か… 59 00:03:18,905 --> 00:03:20,156 ヘ… ヘンリーさんは 60 00:03:20,282 --> 00:03:22,868 近づくと 魔力 吸っちゃうんですよ 61 00:03:23,827 --> 00:03:25,620 だから 止めたのにね 62 00:03:29,666 --> 00:03:30,834 あったぞ! 63 00:03:31,835 --> 00:03:34,212 ハハッ… 良かった 無事だ 64 00:03:35,005 --> 00:03:37,507 中は 全然 つぶれてねえし 汚れても… 65 00:03:37,632 --> 00:03:38,466 ハッ… 66 00:03:38,967 --> 00:03:41,678 マ… マリー ほっぺ… 67 00:03:42,012 --> 00:03:45,265 殺す! 絶対 殺す! 白夜の魔眼! 68 00:03:45,390 --> 00:03:48,977 も〜う〜 い〜な〜い〜 69 00:03:49,102 --> 00:03:51,563 うるせえ! ついでに てめえも殺す! 70 00:03:53,607 --> 00:03:57,527 なっ… ご〜め〜ん〜ね〜 71 00:03:57,652 --> 00:04:01,323 魔力 返せ こら! ム〜リ〜 72 00:04:01,489 --> 00:04:03,116 返せっつってんだろう! 73 00:04:03,241 --> 00:04:05,577 ム〜リ〜 74 00:04:05,827 --> 00:04:07,370 それにしても… 75 00:04:08,079 --> 00:04:11,208 白夜の魔眼が攻めてきた目的って… 76 00:04:11,374 --> 00:04:14,377 何かを手に入れたとか 言ってましたけど… 77 00:04:14,711 --> 00:04:16,713 ハッタリじゃねえのか? 78 00:04:17,214 --> 00:04:20,424 ここには マリーグッズより 大事な物なんてねえ 79 00:04:21,051 --> 00:04:22,928 もしかして これを狙って… 80 00:04:23,178 --> 00:04:25,305 違うと思います… 81 00:04:25,555 --> 00:04:28,058 まあ ほかに大事な もんがあるとしたら… 82 00:04:29,976 --> 00:04:31,603 うん? 何ですか? 83 00:04:31,895 --> 00:04:32,938 僕かな? 84 00:04:33,230 --> 00:04:34,898 チッ! 何でもねえ 85 00:04:35,023 --> 00:04:39,527 …てか この一大事に まだ戻ってねえのか ヤミ団長は 86 00:04:39,653 --> 00:04:41,029 …ですね 87 00:04:41,529 --> 00:04:42,489 〝留守中 賊に— 〞 88 00:04:42,614 --> 00:04:44,032 〝乗っ取られねえ ように 〞とか— 89 00:04:44,157 --> 00:04:46,034 縁起でもねえこと 言ってたが… 90 00:04:46,201 --> 00:04:47,244 予言者かよ… 91 00:06:22,255 --> 00:06:24,507 おい あれって黒の暴牛の… 92 00:06:24,632 --> 00:06:25,884 なんで ここに? 93 00:06:26,009 --> 00:06:28,011 ヴァンジャンス団長を 待っているらしい 94 00:06:28,136 --> 00:06:30,638 もう随分 長いこといるぞ 95 00:06:30,805 --> 00:06:32,849 ンン〜ッ… 96 00:06:33,058 --> 00:06:35,393 一応 挨拶しておくか? 97 00:06:35,518 --> 00:06:37,020 でも なんか怒って… 98 00:06:37,145 --> 00:06:38,229 お前 行ってこいよ 99 00:06:38,354 --> 00:06:40,023 いや お前が行けよ 100 00:06:40,315 --> 00:06:42,233 なに見てんだ こらぁ! 101 00:06:42,400 --> 00:06:43,651 アア… 102 00:06:48,448 --> 00:06:49,449 ヤミどの 103 00:06:49,699 --> 00:06:50,700 ああ? 104 00:06:51,034 --> 00:06:53,578 あ… あの… お茶のおかわりは… 105 00:06:53,703 --> 00:06:54,537 おう 106 00:06:54,704 --> 00:06:56,956 …て どんだけ飲ませんだ こらぁ! 107 00:06:57,123 --> 00:06:57,832 ウッ… 108 00:06:57,957 --> 00:07:00,210 こっちは もう腹がチャポンチャポンで— 109 00:07:00,376 --> 00:07:02,796 何回も用足しに行ってんだよ! 110 00:07:02,921 --> 00:07:04,756 デトックス効果抜群か? 111 00:07:04,881 --> 00:07:07,133 全然 リフレッシュできねえぞ こらぁ! 112 00:07:07,258 --> 00:07:09,260 す… すみません 113 00:07:09,636 --> 00:07:13,431 ハァ… おい てめえ 謝罪するとか言って呼び出しといて 114 00:07:13,556 --> 00:07:17,727 どんだけ待たせてくれんだ? あの金ピカヘンテコ仮面団長はよ 115 00:07:17,852 --> 00:07:20,855 も… もうすぐ… もうすぐ お見えになるかと… 116 00:07:21,064 --> 00:07:22,816 と… とりあえず お茶を… 117 00:07:22,941 --> 00:07:23,858 おう 118 00:07:24,109 --> 00:07:26,486 …てチャポンチャポンだ っつってんだろう 119 00:07:26,611 --> 00:07:28,363 す… すみません! 120 00:07:28,696 --> 00:07:29,489 ハァ… 121 00:07:29,614 --> 00:07:32,742 …たく ウチのアッシー君が今 不在だから 122 00:07:32,867 --> 00:07:35,453 ここに来るのも 大変だったんですけど 123 00:07:35,578 --> 00:07:36,413 ウッ… 124 00:07:36,663 --> 00:07:38,415 ンッ… そもそも— 125 00:07:39,040 --> 00:07:41,292 選抜試験の対戦中とはいえ— 126 00:07:41,709 --> 00:07:43,753 てめえらんとこの副団長が— 127 00:07:43,920 --> 00:07:46,714 ウチのアッシー君に 大ケガ負わしてくれたんだ 128 00:07:47,006 --> 00:07:50,260 フィンラルのヤツは まだ病院で眠ったまま 129 00:07:51,094 --> 00:07:53,430 …で 拘束した そっちの 副団長の事情聴取は— 130 00:07:53,555 --> 00:07:56,516 あんま進展がねえらしいじゃねえか 131 00:07:57,517 --> 00:08:00,395 本来なら そっちの 金ピカヘンテコ仮面団長から— 132 00:08:00,520 --> 00:08:03,523 わび入れに 来るべきなんじゃねえのか? 133 00:08:04,441 --> 00:08:06,734 ナメてんのか? 金色の夜明け 134 00:08:07,110 --> 00:08:07,944 ウッ… 135 00:08:08,069 --> 00:08:09,529 なんて圧だ… 136 00:08:10,029 --> 00:08:14,534 ラ… ランギルス副団長の暴挙は 本当に申し訳ありませんでした 137 00:08:14,993 --> 00:08:15,827 ただし— 138 00:08:15,952 --> 00:08:18,705 ヴァンジャンス団長のことは 信じていただきたい 139 00:08:19,122 --> 00:08:21,624 あの方は とても すばらしい方です 140 00:08:21,749 --> 00:08:25,879 何の考えもなしに あなたに無礼を はたらくような方ではありません 141 00:08:26,379 --> 00:08:27,589 ンンッ… 142 00:08:29,257 --> 00:08:30,425 何だ? てめえ 143 00:08:30,592 --> 00:08:31,885 怪しい者じゃない 144 00:08:32,051 --> 00:08:35,388 どっからどう見ても てめえが いちばん怪しいじゃねえか! 145 00:08:35,638 --> 00:08:37,432 ヤミといったかい? 146 00:08:37,849 --> 00:08:39,517 背中は任せたよ 147 00:08:40,059 --> 00:08:41,936 こいつ まるで俺の心が— 148 00:08:42,061 --> 00:08:43,937 読めているかのように 動く… 149 00:08:44,647 --> 00:08:47,192 こいつの氣と俺の氣が合う… 150 00:08:48,485 --> 00:08:50,904 あれから もう何年だ? 151 00:08:51,279 --> 00:08:54,199 俺たちは そろって団長になり… 152 00:08:54,824 --> 00:08:58,912 俺 自分の直感 信じちゃう人間なんだわ 153 00:08:59,537 --> 00:09:02,081 ヴァンジャンス その仮面… 154 00:09:03,124 --> 00:09:04,501 取ってくんね? 155 00:09:04,959 --> 00:09:08,087 ヤミ 君は疑っているんだね? 156 00:09:08,254 --> 00:09:11,090 私が 白夜の魔眼の頭首なのではないかと 157 00:09:12,050 --> 00:09:15,261 お前には なんか同じもんを感じてんだ 158 00:09:15,386 --> 00:09:18,139 だからさ 見してくれよ 顔… 159 00:09:20,350 --> 00:09:21,142 ンッ… 160 00:09:24,521 --> 00:09:26,064 生まれつきだよ 161 00:09:26,314 --> 00:09:28,107 “呪われた子だ”と呼ばれていた 162 00:09:28,942 --> 00:09:32,153 ありのままを話せて 見てもらえて良かった 163 00:09:32,278 --> 00:09:33,196 ありがとう ヤミ 164 00:09:33,905 --> 00:09:37,116 あの言葉にウソは感じなかった… 165 00:09:37,659 --> 00:09:40,078 ヤミどの どうか 今しばらく… 166 00:09:40,203 --> 00:09:42,163 あの方は決して… 167 00:09:42,330 --> 00:09:43,498 チッ… 168 00:09:43,706 --> 00:09:47,126 …んなこたぁ知ってるよ バカ野郎 169 00:09:49,420 --> 00:09:50,338 ユリウスさま 170 00:09:50,672 --> 00:09:53,174 いらっしゃいますか? ユリウスさま! 171 00:09:53,633 --> 00:09:56,135 まったく ちょっと目を離すと これだ 172 00:09:57,262 --> 00:10:00,932 大体 あの方は 魔法帝としての自覚がなさすぎる 173 00:10:01,933 --> 00:10:04,310 仕事は たまっていく一方だというのに… 174 00:10:04,435 --> 00:10:06,563 交信魔法も つながらないし… 175 00:10:17,198 --> 00:10:18,449 ンッ… 176 00:10:18,866 --> 00:10:19,951 今ごろ— 177 00:10:21,077 --> 00:10:22,912 王撰騎士団のみんなは— 178 00:10:23,079 --> 00:10:25,290 白夜の魔眼のアジトで 最後の決戦を… 179 00:10:26,374 --> 00:10:29,460 私も 飛び入りで 加わりたいところだが… 180 00:10:29,752 --> 00:10:32,338 ずっと見守ってきたから分かる 181 00:10:32,922 --> 00:10:37,802 その力と この国を守りたいという心は本物だ 182 00:10:38,344 --> 00:10:41,472 大丈夫 彼らなら きっと… 183 00:10:42,098 --> 00:10:44,642 マルクス君にも怒られてしまうしね 184 00:10:45,518 --> 00:10:49,897 私は私のやるべきことを 果たさねば… 185 00:10:52,275 --> 00:10:55,320 話があるだなんて珍しいね 186 00:10:56,237 --> 00:10:58,448 どうしたんだい? ウィリアム 187 00:11:02,118 --> 00:11:03,453 お時間をいただき— 188 00:11:03,578 --> 00:11:06,039 ありがとうございます ユリウスさま 189 00:11:09,417 --> 00:11:14,964 あなたは 私の見た目など気にせず 力を認めてくれた初めての人 190 00:11:15,548 --> 00:11:19,385 あなたと出会ったとき 私の未来は開けました 191 00:11:21,304 --> 00:11:25,975 恵外界の貧しい村で 呪われた子として育った私は— 192 00:11:26,100 --> 00:11:28,269 貴族の跡取りとして 迎えられた家でも— 193 00:11:28,603 --> 00:11:30,688 ひどい仕打ちを受けた 194 00:11:30,813 --> 00:11:31,647 しかし… 195 00:11:32,440 --> 00:11:35,526 君! 今の魔法は 何ていうんだい? 196 00:11:35,651 --> 00:11:37,612 あなたは違いました 197 00:11:37,820 --> 00:11:39,280 純粋に力を認め— 198 00:11:39,697 --> 00:11:41,949 魔法騎士団に誘ってくれた 199 00:11:43,034 --> 00:11:46,454 う〜ん… 本当に 気にすることはないんだけど… 200 00:11:46,579 --> 00:11:48,831 君が気になるというのなら… 201 00:11:49,415 --> 00:11:50,708 それなら… 202 00:11:53,086 --> 00:11:55,463 この仮面をいただいたときに… 203 00:11:55,588 --> 00:11:58,341 魔法騎士に 誘っていただいたときに… 204 00:11:58,466 --> 00:12:00,093 私は ユリウスさまに— 205 00:12:00,510 --> 00:12:03,638 我が魔導書を ささげることを決めました 206 00:12:06,557 --> 00:12:10,812 あれから11年… その気持ちは全く変わっていません 207 00:12:11,979 --> 00:12:15,858 ユリウスさまのことを ずっと尊敬しています 208 00:12:16,067 --> 00:12:18,945 いやぁ どうしたんだい? いきなり 209 00:12:19,070 --> 00:12:21,948 テレるじゃないか ハハハハッ… 210 00:12:22,073 --> 00:12:23,157 だから 私は— 211 00:12:24,409 --> 00:12:26,911 魔法騎士団 団長の 地位にまで上り詰め— 212 00:12:27,787 --> 00:12:33,668 自分の魔が導いた有能な団員を選び 金色の夜明けを作りました 213 00:12:34,377 --> 00:12:36,629 最強の団を作ることが— 214 00:12:36,754 --> 00:12:40,133 魔法帝になったユリウスさまへの 恩返しだと… 215 00:12:40,591 --> 00:12:42,260 そして それは— 216 00:12:43,344 --> 00:12:47,682 私の もう1人の 大切な人のためでもあった 217 00:12:50,435 --> 00:12:54,856 ユリウスさまと出会う前から ずっと私と一緒にいた友人… 218 00:12:55,481 --> 00:12:59,610 ここから先は 全く別の道を望む2人 219 00:12:59,944 --> 00:13:04,449 ユリウスさまと その友… どちらも大切な存在 220 00:13:05,158 --> 00:13:08,995 私には どちらかを選ぶことができません 221 00:13:10,121 --> 00:13:11,372 だから… 222 00:13:12,206 --> 00:13:14,709 2人に選んでもらうしかない 223 00:13:15,251 --> 00:13:16,461 傷が… 224 00:13:22,258 --> 00:13:23,509 ありがとう 225 00:13:23,634 --> 00:13:27,263 私の唯一の人間の友 ウィリアム 226 00:13:27,555 --> 00:13:32,018 ごきげんよう 魔法帝 ユリウス・ノヴァクロノ 227 00:13:32,643 --> 00:13:37,023 白夜の魔眼 頭首 リヒトだ 228 00:13:38,065 --> 00:13:41,861 そうであっては ほしくなかったね 229 00:13:51,787 --> 00:13:53,080 ウィリアム… 230 00:13:53,206 --> 00:13:55,875 君が 昔から何かを隠している… 231 00:13:56,000 --> 00:13:59,879 何かを見せてはいけない部分が あることは分かっていた 232 00:14:00,671 --> 00:14:03,424 ヤミも同じ気持ちだったのだろう 233 00:14:04,091 --> 00:14:06,677 もしかしたら フエゴレオンも— 234 00:14:06,802 --> 00:14:10,640 君の正体を見た その不意を 突かれたのかもしれない 235 00:14:11,349 --> 00:14:15,770 王都が 白夜の魔眼の襲来を受けた あの日 236 00:14:16,145 --> 00:14:19,190 頭首 リヒトと 対峙したときの違和感 237 00:14:19,315 --> 00:14:21,651 どこか似ている魔の雰囲気 238 00:14:21,776 --> 00:14:25,988 そして 彼に 手傷を負わせたのと同時期から— 239 00:14:26,113 --> 00:14:28,741 あまり 君の姿を見なくなったこと 240 00:14:29,325 --> 00:14:31,619 疑念を抱かざるをえなかったが— 241 00:14:31,744 --> 00:14:35,540 そんなことがあるわけないと 信じていた だが… 242 00:14:36,541 --> 00:14:40,503 1つの肉体に 2つの魂が入っていたとは… 243 00:14:41,504 --> 00:14:44,757 君であり 君じゃなかったんだな 244 00:14:46,592 --> 00:14:51,264 魔法ではないようだけど 顔の傷は どうやって消しているんだい? 245 00:14:51,430 --> 00:14:53,891 あの傷は この体… 246 00:14:54,016 --> 00:14:57,270 ウィリアムの母親の一族が 受けた呪いだ 247 00:14:58,229 --> 00:15:02,191 人間が受けた呪いなど 私には関係ないからね 248 00:15:02,483 --> 00:15:04,694 私は人間が嫌いだ 249 00:15:05,820 --> 00:15:09,574 だが ウィリアム… 彼だけは違った 250 00:15:09,699 --> 00:15:12,994 私たちは 同じ体を共有できたからね 251 00:15:13,119 --> 00:15:15,037 彼は人間でありながらも— 252 00:15:15,162 --> 00:15:18,875 私の思いを受け止め 理解してくれた 253 00:15:19,750 --> 00:15:25,047 抑えようのない怒り 悲しみ 憎しみを… 254 00:15:25,965 --> 00:15:27,884 僕たちも この鳥と同じだ 255 00:15:28,509 --> 00:15:30,469 そんなに強くなんてないのに… 256 00:15:31,262 --> 00:15:32,763 飛べることを… 257 00:15:32,889 --> 00:15:37,226 特別な魔法の力を持っていることを 妬まれ 傷つけられる 258 00:15:37,351 --> 00:15:42,064 でも 僕は いつか人間とも 分かり合える気がするんだ 259 00:15:42,189 --> 00:15:44,025 間違っていた 260 00:15:45,902 --> 00:15:50,156 驚いたよ 君のお兄さんが 同じことを考えていたなんて 261 00:15:50,364 --> 00:15:52,575 私も思いは一緒よ 262 00:15:52,700 --> 00:15:56,913 いつか 人間とエルフが仲良く 暮らせる世界になったらいいなって 263 00:15:57,413 --> 00:15:59,206 だって そうじゃなきゃ… 264 00:15:59,332 --> 00:16:00,666 テティア… 265 00:16:01,292 --> 00:16:03,669 きっと 私たちは分かり合える 266 00:16:04,629 --> 00:16:05,838 ええ! 267 00:16:06,589 --> 00:16:09,342 あの人間たちと出会わなければ… 268 00:16:11,177 --> 00:16:12,803 私たちは… 269 00:16:13,763 --> 00:16:16,849 この煮えたぎる情念を 消す方法は— 270 00:16:17,224 --> 00:16:18,935 たったひとつしかない 271 00:16:20,102 --> 00:16:24,440 全ての魔石をそろえ 我々は宿願を果たす 272 00:16:24,690 --> 00:16:25,775 ンッ… 273 00:16:26,192 --> 00:16:29,236 やはり 目的は人間への復讐 274 00:16:29,362 --> 00:16:32,198 魔石をそろえれば それを成せるのか… 275 00:16:32,406 --> 00:16:34,700 ウィリアムも分かってくれた 276 00:16:34,825 --> 00:16:37,954 だから こうして あなたに会わせてくれた 277 00:16:38,871 --> 00:16:41,916 残りは あなたが持っているのだろう? 278 00:16:43,376 --> 00:16:45,878 それが いちばん安全だからね 279 00:16:46,879 --> 00:16:51,175 その魔石を手に入れ 我らが宿願を果たす 280 00:16:54,011 --> 00:16:57,723 ウィリアム 君は優しい人間だ 281 00:16:58,015 --> 00:16:59,934 君の中に もう1人いて— 282 00:17:00,059 --> 00:17:03,145 その彼を 大切にするというのもまた— 283 00:17:03,646 --> 00:17:05,940 君の優しさなのだろうね 284 00:17:06,065 --> 00:17:08,858 そして その彼を止めるのは— 285 00:17:08,985 --> 00:17:12,613 君が 大切に思ってくれている私の役目だ 286 00:17:13,698 --> 00:17:16,866 君が応援している私が勝つよ 287 00:17:17,827 --> 00:17:22,081 いや 彼の心は私と共にある 288 00:17:22,414 --> 00:17:25,793 魔法帝 あなたには死んでもらう 289 00:17:26,376 --> 00:17:30,840 この国最強の魔道士 魔法帝として— 290 00:17:31,340 --> 00:17:35,886 この国の人間たちが 犯した罪の責任を背負って… 291 00:17:36,095 --> 00:17:37,304 ハッ… 292 00:17:38,055 --> 00:17:42,143 光創成魔法“断罪の光剣” 293 00:17:42,518 --> 00:17:45,730 マナゾーン “クロノ スタシス”先見 294 00:17:51,861 --> 00:17:52,695 ハッ… 295 00:17:52,820 --> 00:17:56,240 光魔法は 全魔法の中で最速だが— 296 00:17:56,574 --> 00:17:59,201 それでも防げないわけじゃない 297 00:18:03,748 --> 00:18:07,501 なるほど …が どこまで そうかな? 298 00:18:14,008 --> 00:18:17,678 この男の魔法は 時間の流れをコントロールする 299 00:18:18,179 --> 00:18:21,432 時間の流れを限りなく遅くし 拘束したり— 300 00:18:21,557 --> 00:18:24,226 とてつもなく加速させ 消滅させたり… 301 00:18:25,144 --> 00:18:27,855 一撃が致命的な威力を持つ 302 00:18:28,147 --> 00:18:30,733 だが 運命を感じるよ 303 00:18:30,858 --> 00:18:34,904 私が 皮肉にも 光魔法を持って生まれてきたことに 304 00:18:35,654 --> 00:18:39,325 時に対抗できるのは 光しかない 305 00:18:39,784 --> 00:18:43,120 光創成魔法“裁きの光鞭” 306 00:18:47,583 --> 00:18:49,126 ハッ… 307 00:18:49,293 --> 00:18:51,378 アア… 308 00:19:20,866 --> 00:19:22,284 ヤツが駆使するのは— 309 00:19:22,409 --> 00:19:25,162 マナゾーンと 時の加速の合わせ技 310 00:19:25,913 --> 00:19:29,083 自身の周囲の 魔の時間を加速させることで— 311 00:19:29,208 --> 00:19:30,960 未来の魔の流れを読み— 312 00:19:31,085 --> 00:19:34,588 ごく短い先の未来を感知し 攻撃を先読みする 313 00:19:35,005 --> 00:19:36,590 だからといって— 314 00:19:37,091 --> 00:19:38,384 私を追い越せると思うな 315 00:19:38,801 --> 00:19:39,635 ハッ… 316 00:19:41,345 --> 00:19:42,555 ウッ! 317 00:19:47,810 --> 00:19:49,019 ウウッ… 318 00:19:49,979 --> 00:19:51,188 遅いな 319 00:19:51,313 --> 00:19:55,776 やはり 先読みはできても 回避速度には限界があるようだ 320 00:19:56,152 --> 00:19:59,822 傷を負ったのは 久しぶりかな? 魔法帝 321 00:20:00,322 --> 00:20:01,782 そうだね… 322 00:20:02,032 --> 00:20:04,785 たくさんの人間の 未来を奪ったのに… 323 00:20:04,910 --> 00:20:07,329 自分の血を見るのは久しぶりだ 324 00:20:07,621 --> 00:20:11,959 あなたの 時を操る魔法 底が見えてきたね 325 00:20:12,543 --> 00:20:17,047 私の魔法は 対象から時を奪うのが本質 326 00:20:17,298 --> 00:20:18,174 ハッ… 327 00:20:18,507 --> 00:20:23,846 奪った時はストックされていて いつでも使うことができる 328 00:20:24,221 --> 00:20:26,182 負担は大きいけどね 329 00:20:26,348 --> 00:20:27,183 ハッ… 330 00:20:27,308 --> 00:20:29,185 時を戻して 傷を… 331 00:20:29,518 --> 00:20:32,938 未来を奪う魔法を 持って生まれた私が— 332 00:20:33,063 --> 00:20:34,815 魔法帝として 目指すのは— 333 00:20:34,940 --> 00:20:37,818 差別などない未来を 作ること 334 00:20:38,402 --> 00:20:40,571 そのときまで死ねないね 335 00:20:40,905 --> 00:20:43,407 人間相手に差別のない未来など— 336 00:20:43,532 --> 00:20:44,950 かなわぬ夢だ! 337 00:20:46,493 --> 00:20:50,080 フフッ… その速度では この攻撃をよけるのが やっと 338 00:20:50,414 --> 00:20:53,876 反撃どころか 私に近づくこともできない 339 00:20:55,044 --> 00:20:56,045 取った! 340 00:20:56,795 --> 00:20:58,839 なっ… 先読みが更に速く… 341 00:21:01,759 --> 00:21:02,676 ハッ… 342 00:21:02,801 --> 00:21:05,095 君の未来は もう見える 343 00:21:05,429 --> 00:21:07,932 君では私に勝てないよ 344 00:22:48,157 --> 00:22:51,118 君の動きは全て読んでいるよ 345 00:22:51,326 --> 00:22:55,039 少し先の未来を 感知する“先読み”か 346 00:22:55,164 --> 00:22:58,459 では これから私がすることを当ててみろ 347 00:22:58,751 --> 00:23:00,085 いいだろう 348 00:23:00,335 --> 00:23:03,422 マナゾーン “クロノ スタシス”先見 349 00:23:04,256 --> 00:23:07,009 これから君は 軽快なステップで踊りだす 350 00:23:07,134 --> 00:23:07,968 そして… 351 00:23:08,135 --> 00:23:08,802 それ! 352 00:23:08,927 --> 00:23:10,345 帽子の中からハトを出したり… 353 00:23:10,929 --> 00:23:12,765 傘の上でボールを回したり… 354 00:23:13,474 --> 00:23:16,101 グラスを倒さずに テーブルクロスを引いたり… 355 00:23:16,643 --> 00:23:21,148 更には いろいろな動物の 鳴きマネを披露するつもりだね 356 00:23:21,732 --> 00:23:24,276 ハァハァハァ… 357 00:23:24,943 --> 00:23:28,322 どうだ? お前には できないだろう 358 00:23:28,572 --> 00:23:32,159 まさか こんなに芸達者だったなんて… 359 00:23:32,951 --> 00:23:36,663 そうであっては ほしくなかったね 360 00:23:39,833 --> 00:23:41,418 君は私には勝てない 361 00:23:41,752 --> 00:23:46,215 私は魔法帝 この国と 全ての民を守る者だ 362 00:23:46,340 --> 00:23:47,466 「ブラッククローバー」 363 00:23:50,344 --> 00:23:53,514 私の時間魔法の前に 君は敗れ去る