1 00:00:06,739 --> 00:00:10,910 人間は 魔神に滅ぼされるかに見えた 2 00:00:15,039 --> 00:00:19,377 それを救ったのは たったひとりの魔道士だった 3 00:00:26,468 --> 00:00:31,389 彼は“魔法帝”と呼ばれ 伝説になった 4 00:00:35,518 --> 00:00:39,481 白夜の魔眼の頭! それに あの剣… 5 00:00:41,524 --> 00:00:44,652 数百年の 長い眠りから目覚めたリヒト 6 00:00:45,487 --> 00:00:49,866 その とてつもない魔力と強さに 圧倒されるアスタとユノ 7 00:00:50,033 --> 00:00:51,326 ウワッ! 8 00:00:52,577 --> 00:00:53,620 ハアーッ! 9 00:00:56,956 --> 00:00:59,793 ユノは俺の… 10 00:00:59,959 --> 00:01:01,503 アスタは俺の… 11 00:01:02,420 --> 00:01:04,756 ライバルだーっ! 12 00:01:07,466 --> 00:01:10,512 2人の あうんの呼吸による同時攻撃でさえ 13 00:01:10,637 --> 00:01:12,722 リヒトには通じない 14 00:01:12,931 --> 00:01:15,266 じゃ 行こうか 15 00:01:15,850 --> 00:01:17,936 ほかの仲間を迎えに 16 00:01:18,061 --> 00:01:21,189 そして 人間を滅ぼしに 17 00:01:23,441 --> 00:01:26,402 間一髪で アジトから脱出したアスタとユノも 18 00:01:26,653 --> 00:01:29,489 仲間と共に王都へと急行する 19 00:01:30,031 --> 00:01:34,244 クローバー王国と エルフに 転生した魔法騎士たちを救うために 20 00:01:34,410 --> 00:01:35,620 だが… 21 00:01:35,912 --> 00:01:39,290 毒草魔法“ゾフニールの執烙園” 22 00:01:41,167 --> 00:01:43,127 あっ! あそこは… 23 00:01:43,253 --> 00:01:44,212 ハージ村! 24 00:01:45,129 --> 00:01:48,049 故郷であるハージ村が 襲われていることに気づく— 25 00:01:48,174 --> 00:01:49,592 アスタとユノ 26 00:01:49,801 --> 00:01:52,053 手を出すなーっ! 27 00:01:52,345 --> 00:01:53,721 ナッシュ ダメ! 28 00:01:53,847 --> 00:01:56,057 ウオーッ! 29 00:02:02,856 --> 00:02:04,858 アスタ ユノ… 30 00:02:05,108 --> 00:02:07,902 よく戦ったな! ナッシュ! 31 00:02:08,486 --> 00:02:11,072 あとは任せろ! 32 00:03:48,503 --> 00:03:51,673 僕の攻撃を防ぐなんて やるじゃないか 33 00:03:52,048 --> 00:03:56,219 この体の人間も そうだったようだが 魔法騎士か 34 00:03:56,594 --> 00:03:58,888 だが これなら どうだ? 35 00:03:59,055 --> 00:04:02,392 毒草魔法“ゾフニールの吐息” 36 00:04:02,684 --> 00:04:05,728 加えて“ゾフニールの指先” 37 00:04:06,479 --> 00:04:09,941 ほかの人間たちのように 毒に侵され死ぬか— 38 00:04:10,233 --> 00:04:11,943 串刺しになるか… 39 00:04:12,902 --> 00:04:13,736 選べ 40 00:04:14,112 --> 00:04:15,363 断る! 41 00:04:15,530 --> 00:04:16,864 ウオーッ! 42 00:04:17,031 --> 00:04:18,866 オオーッ! 43 00:04:19,033 --> 00:04:21,535 オオーッ! 44 00:04:22,453 --> 00:04:23,121 うん? 45 00:04:23,288 --> 00:04:25,957 2人とも すげえ! 46 00:04:26,207 --> 00:04:28,209 奇跡じゃ… 47 00:04:29,502 --> 00:04:35,466 同じ日に 教会の前に捨てられ この村で育ち 48 00:04:35,633 --> 00:04:38,761 魔法帝になることを夢みて— 49 00:04:38,928 --> 00:04:43,349 旅立っていったアスタとユノが… 50 00:04:43,766 --> 00:04:47,061 あんなに たくましくなって— 51 00:04:47,186 --> 00:04:50,481 この村を救いに… 52 00:04:53,109 --> 00:04:54,736 アスタは言ってた 53 00:04:55,445 --> 00:04:58,114 “諦めなければ 夢は かなえられる” 54 00:04:58,406 --> 00:05:01,242 “みんなを幸せにできる”って 55 00:05:03,119 --> 00:05:04,245 ええ 56 00:05:04,704 --> 00:05:06,748 ずっと会えていなくても— 57 00:05:07,332 --> 00:05:09,375 私たちは知ってるわ 58 00:05:11,336 --> 00:05:15,465 2人が魔法帝になる夢のために 頑張ってきたことを 59 00:05:17,008 --> 00:05:17,759 あら… 60 00:05:22,180 --> 00:05:25,725 さすがユノじゃ〜! ハハハッ! 61 00:05:25,850 --> 00:05:29,687 魔法騎士団に合格するとは 我らの誇り! 62 00:05:30,021 --> 00:05:32,815 ユノ兄 すご〜い! すご〜い! 63 00:05:33,232 --> 00:05:35,526 早速 村じゅうに知らせねば 64 00:05:35,693 --> 00:05:37,195 それで シスター 65 00:05:37,320 --> 00:05:40,156 アスタからの手紙には 何て書いてあるの? 66 00:05:40,281 --> 00:05:43,659 ヘッタクソな字だな いつ帰ってくるって? 67 00:05:44,035 --> 00:05:46,788 帰ってきたら励ましてやらんとな 68 00:05:46,913 --> 00:05:49,832 アスタだって さすがに落ち込んでいるだろうし 69 00:05:49,957 --> 00:05:52,543 スーパーノモイモパーティーだな 70 00:05:53,336 --> 00:05:55,171 合格したって… 71 00:05:56,881 --> 00:05:58,716 え〜っ!? 72 00:06:00,009 --> 00:06:01,135 アスタも… 73 00:06:01,302 --> 00:06:03,179 え〜っ!? 74 00:06:03,513 --> 00:06:04,889 マジで!? 75 00:06:05,098 --> 00:06:06,390 うん 76 00:06:06,516 --> 00:06:09,185 へえ… そうなんだ? 77 00:06:09,769 --> 00:06:13,314 じゃ… じゃ 帰ってこないんだな 78 00:06:13,439 --> 00:06:16,567 そうか 2人とも合格か… 79 00:06:16,734 --> 00:06:18,861 よし! 村じゅうに知らせてくる! 80 00:06:18,986 --> 00:06:21,989 ハージの村始まって以来の 吉報じゃ〜い! 81 00:06:22,115 --> 00:06:23,032 じゃ〜い! 82 00:06:23,574 --> 00:06:26,536 そっか アスタも合格したのか… 83 00:06:26,661 --> 00:06:27,537 そっか! 84 00:06:28,579 --> 00:06:32,333 それからというもの アスタとユノから届く手紙が— 85 00:06:32,458 --> 00:06:35,628 私たちの 楽しみのひとつになったのよね 86 00:06:37,672 --> 00:06:39,549 “拝啓 シスター・リリー!” 87 00:06:40,007 --> 00:06:44,554 “ナッシュ レッカ アルル ホロ みんな元気か?” 88 00:06:44,720 --> 00:06:49,392 “黒の暴牛団に入団して 初めての 任務は イノシシ狩りでした” 89 00:06:49,559 --> 00:06:52,728 “しかも メチャクチャ強い謎の 敵にも遭遇して…” 90 00:06:53,646 --> 00:06:54,605 グアッ! 91 00:06:54,772 --> 00:06:57,525 もう お前に勝機はない 92 00:06:57,650 --> 00:06:59,360 なぜ諦めない? 93 00:06:59,652 --> 00:07:03,114 諦めたら 誰が守るんだ!? 94 00:07:04,532 --> 00:07:05,992 気づいたんだ 95 00:07:06,284 --> 00:07:07,034 うん? 96 00:07:07,410 --> 00:07:10,246 約束を 守るためだけじゃない 97 00:07:10,371 --> 00:07:15,084 みんなを守るために 俺は魔法帝になる! 98 00:07:16,043 --> 00:07:17,253 いくぞ アスタ 99 00:07:18,296 --> 00:07:22,341 食らえ 俺の残り全魔力! 100 00:07:24,093 --> 00:07:27,597 一球入魂! 101 00:07:29,599 --> 00:07:33,769 炎魔法“獄殺散弾魔球”! 102 00:07:33,895 --> 00:07:37,440 ウオーッ! 103 00:07:37,565 --> 00:07:40,943 これが お前の最後の魔法か 104 00:07:41,319 --> 00:07:43,404 ムダが多すぎる 105 00:07:43,988 --> 00:07:45,406 ウッ… 106 00:07:45,740 --> 00:07:47,408 時間だ 107 00:07:51,579 --> 00:07:54,123 ムダじゃねえ! 108 00:07:54,707 --> 00:07:56,375 囮で引き付け 死角から… 109 00:07:57,084 --> 00:07:58,586 魔法の反射!? 110 00:08:01,756 --> 00:08:03,049 まだだ! 111 00:08:03,966 --> 00:08:06,344 俺の体は まだ動くぞ! 112 00:08:07,094 --> 00:08:08,846 ま… 待て… 113 00:08:09,138 --> 00:08:13,851 待つかーっ! 114 00:08:19,273 --> 00:08:22,276 “なんとか 勝つことはできたけど…” 115 00:08:22,485 --> 00:08:25,279 “敵が 自分の命を絶つのを 止めることも—” 116 00:08:25,530 --> 00:08:27,949 “村人全員を 守ることもできませんでした” 117 00:08:28,950 --> 00:08:32,328 “これでは 魔法帝になる道のりは長いです” 118 00:08:33,079 --> 00:08:36,832 “でも まだまだ俺は 絶対 諦めません!” 119 00:08:38,042 --> 00:08:42,296 あいつ 諦めの悪さだけは 誰にも負けないからなぁ 120 00:08:42,421 --> 00:08:45,550 アスタ 頑張れ! 頑張れ! 121 00:08:45,841 --> 00:08:46,926 “追伸” 122 00:08:47,051 --> 00:08:50,096 “シスター・リリー 結婚してくださ〜い” 123 00:08:50,221 --> 00:08:50,972 “アスタ” 124 00:08:51,973 --> 00:08:54,183 そっちは いいかげん諦めろよ 125 00:08:54,475 --> 00:08:56,936 じゃ 次はユノ兄の手紙読んで 126 00:08:57,061 --> 00:08:58,479 読んで読んで! 127 00:08:58,729 --> 00:09:01,524 ユ〜ノ〜! 128 00:09:01,649 --> 00:09:04,068 まあ 待て その手紙は わしが読もう 129 00:09:04,819 --> 00:09:06,320 なになに… 130 00:09:06,445 --> 00:09:07,822 “教会のみんなへ” 131 00:09:07,947 --> 00:09:12,743 “この前 魔法騎士団の本部へ 行ったとき 魔法帝に会いました” 132 00:09:12,868 --> 00:09:13,703 “ユノ” 133 00:09:13,828 --> 00:09:15,830 わあ! すご〜い! 134 00:09:16,205 --> 00:09:18,249 それから何て書いてあるの? 135 00:09:18,416 --> 00:09:21,043 う〜む… それだけじゃのぅ 136 00:09:21,168 --> 00:09:24,505 ユノ兄の手紙って いつも短いんだよな 137 00:09:24,797 --> 00:09:28,884 そのときのことは アスタの手紙に 詳しく書いてあるわよ 138 00:09:29,010 --> 00:09:29,885 え〜っと… 139 00:09:30,553 --> 00:09:31,804 〝任務の報告で— 〞 140 00:09:31,929 --> 00:09:34,974 〝騎士団の本部に行った 俺とユノは 〞… 141 00:09:36,642 --> 00:09:38,352 こ… これは… 142 00:09:39,145 --> 00:09:41,272 まさか あなたさま じきじきに… 143 00:09:42,940 --> 00:09:43,858 うん? 144 00:09:45,776 --> 00:09:48,237 誰だ? この派手な おっさん 145 00:09:48,487 --> 00:09:49,780 バカ者! 146 00:09:50,031 --> 00:09:54,285 この方は 現魔法帝 ユリウス・ノヴァクロノさまだ! 147 00:09:54,410 --> 00:09:56,287 え〜っ!? ハッ… 148 00:09:56,412 --> 00:09:57,413 ンッ! 149 00:09:58,456 --> 00:09:59,790 この人が 今の… 150 00:10:00,291 --> 00:10:01,751 魔法帝! 151 00:10:05,212 --> 00:10:08,090 まあ とにかく すばらしい活躍だったよ 152 00:10:08,215 --> 00:10:09,592 お疲れさま 153 00:10:09,884 --> 00:10:11,886 あっ あ… あのの… 154 00:10:12,011 --> 00:10:14,388 ちょ… ちょちょ… ちょっといいですか? 155 00:10:14,764 --> 00:10:16,891 うん? 何だい? 156 00:10:17,183 --> 00:10:19,268 ど… どうやったら… 157 00:10:19,393 --> 00:10:21,270 魔法帝になれるんですか? 158 00:10:22,772 --> 00:10:25,399 ハハハハッ… そうか 159 00:10:25,524 --> 00:10:28,402 君たちは 魔法帝を目指してるんだね? 160 00:10:28,527 --> 00:10:30,946 騎士団員たる者 そうでないとね 161 00:10:31,405 --> 00:10:35,409 お前たち そんなこと 直接 聞くのは 魔法帝に失礼だろう 162 00:10:35,993 --> 00:10:36,869 いいか? 163 00:10:36,994 --> 00:10:40,331 魔法帝とは 気高い心を持ち 民の信頼 篤き者が… 164 00:10:40,498 --> 00:10:41,415 いいや 165 00:10:41,582 --> 00:10:42,416 えっ… 166 00:10:45,294 --> 00:10:46,629 実績だよ 167 00:10:47,004 --> 00:10:47,922 あっ… 168 00:10:48,381 --> 00:10:51,050 プライドだけでは 人を守れないし— 169 00:10:51,175 --> 00:10:54,387 信頼は 実績のあとに ついてくるものだ 170 00:10:54,637 --> 00:10:58,182 魔法帝に求められるものは ただひとつ 171 00:10:58,891 --> 00:11:01,435 “最強”と言わしめる実績だ 172 00:11:02,186 --> 00:11:03,813 実績を出せ 173 00:11:04,146 --> 00:11:08,484 ひたすらに実績を積むこと それが全てだ 174 00:11:09,026 --> 00:11:12,988 それが できない者は 頂点に立つことなど不可能 175 00:11:14,031 --> 00:11:15,825 望むところです! 176 00:11:18,452 --> 00:11:21,330 “最強と言わしめる 実績を積むこと” 177 00:11:21,455 --> 00:11:24,750 “シンプルだけど とても重い言葉だと思いました” 178 00:11:25,501 --> 00:11:29,630 “俺は 実績を積んで積んで 積みまくります!” 179 00:11:30,798 --> 00:11:34,385 アスタとユノは 恵外界の外れに住む私たちには— 180 00:11:34,802 --> 00:11:37,263 想像もつかない世界で頑張っている 181 00:11:37,972 --> 00:11:42,768 2人の活躍は 私たちに勇気や希望を与えてくれた 182 00:11:44,770 --> 00:11:45,855 でも… 183 00:11:46,814 --> 00:11:48,607 “ハージ村のみんな” 184 00:11:48,774 --> 00:11:52,987 “次の任務は 海の底にある海底神殿の探索です” 185 00:11:54,530 --> 00:11:56,615 この手紙を最後に— 186 00:11:56,740 --> 00:12:00,995 アスタからの手紙は しばらく途絶えてしまった… 187 00:12:09,670 --> 00:12:11,964 便りがないのは いい便り… 188 00:12:12,089 --> 00:12:16,677 そう言ったりもするけれど 手紙が途絶えてからというもの— 189 00:12:16,802 --> 00:12:21,140 私たちはアスタの安否が気になって しかたがありませんでした 190 00:12:23,726 --> 00:12:27,605 それから しばらくして 今まで 書きためていたかのような— 191 00:12:27,730 --> 00:12:31,901 長い長い… それは もう とても長い手紙が届いたときは— 192 00:12:32,026 --> 00:12:33,944 みんな 驚きました 193 00:12:34,236 --> 00:12:35,738 “ハージ村のみんな” 194 00:12:35,863 --> 00:12:38,574 “しばらく手紙を書けなくて すみません” 195 00:12:38,699 --> 00:12:41,952 “…というのも 書きたくても書けなかったのです” 196 00:12:43,370 --> 00:12:44,747 アスタからの手紙には— 197 00:12:44,872 --> 00:12:48,542 白夜の魔眼という組織と 海底神殿で戦ったとき 198 00:12:48,959 --> 00:12:52,171 両腕に呪術魔法を かけられてしまったこと 199 00:12:52,796 --> 00:12:55,674 診断では 二度と剣を持つどころか— 200 00:12:55,799 --> 00:12:58,344 手紙を書くことすらできないと 言われたこと 201 00:12:59,178 --> 00:13:02,056 それを知った 黒の暴牛団の仲間たちが— 202 00:13:02,223 --> 00:13:04,391 治し方を必死に探してくれたこと 203 00:13:05,643 --> 00:13:10,147 そして 魔女の森に住む魔女王の魔法で— 204 00:13:10,272 --> 00:13:13,359 やっと治すことができたことが 書いてあった 205 00:13:19,740 --> 00:13:21,951 諦めないのが… 206 00:13:22,743 --> 00:13:24,537 俺の魔法だ 207 00:13:27,998 --> 00:13:30,834 大層な変身をしたみてえだが… 208 00:13:31,335 --> 00:13:35,756 そいつで 一体 何を見せてくれるんだ? 209 00:13:38,551 --> 00:13:39,510 チイッ! 210 00:13:41,804 --> 00:13:42,846 逃がすか! 211 00:13:59,697 --> 00:14:01,407 この… 212 00:14:06,912 --> 00:14:08,581 ガハッ! 213 00:14:18,424 --> 00:14:21,218 ヤーッ! 214 00:14:39,486 --> 00:14:42,197 なん… だ… 215 00:14:45,659 --> 00:14:47,453 何なんだ お前は! 216 00:14:49,663 --> 00:14:53,959 俺の前から消えろーっ! 217 00:14:56,879 --> 00:14:58,547 ハアーッ! 218 00:15:06,722 --> 00:15:08,307 グオーッ! 219 00:15:08,515 --> 00:15:09,683 なんでだよ! 220 00:15:10,267 --> 00:15:13,687 俺は どいつもこいつも蹴落として 昇ってきたんだ! 221 00:15:13,979 --> 00:15:15,940 なんで お前は! 222 00:15:16,523 --> 00:15:18,984 蹴落としてきたお前よりも… 223 00:15:19,610 --> 00:15:21,946 高め合った俺のほうが… 224 00:15:22,404 --> 00:15:23,238 強い! 225 00:15:25,908 --> 00:15:28,243 “ブラックメテオライト”! 226 00:15:28,369 --> 00:15:30,663 アアーッ! 227 00:15:39,546 --> 00:15:41,882 ハァ… 228 00:15:44,760 --> 00:15:48,222 それから まもなくして アスタとユノから届いた手紙には 229 00:15:48,597 --> 00:15:52,476 星果祭というお祭りで 2人の これまでの実績が— 230 00:15:52,643 --> 00:15:55,354 王都の人々に 認められたことが書いてあった 231 00:15:55,771 --> 00:15:58,607 いやぁ すごい登場だったね 232 00:15:58,732 --> 00:16:02,361 彼が 黒の暴牛で最も活躍したルーキー 233 00:16:02,611 --> 00:16:03,988 アスタだ いやぁ 234 00:16:04,113 --> 00:16:06,365 どうも どうも こんちはッス 235 00:16:06,615 --> 00:16:07,950 ユノとアスタ君は— 236 00:16:08,075 --> 00:16:12,955 新人の中で 星の取得数が 1位と2位の期待の新星だ 237 00:16:13,455 --> 00:16:17,960 彼らは 入団して たった半年で すばらしい功績を上げた 238 00:16:18,085 --> 00:16:22,339 しかも 同郷の幼なじみで 2人とも弱冠16歳だ 239 00:16:22,506 --> 00:16:25,467 オオッ… 若いのに すごい2人だ 240 00:16:25,592 --> 00:16:27,553 どこの貴族だろうか? 241 00:16:27,678 --> 00:16:30,681 いや! あの2人は下民らしいぜ! 242 00:16:30,848 --> 00:16:31,974 フッハ! 243 00:16:32,099 --> 00:16:35,936 しかも アスタってヤツは 魔力が全くないんだとか! 244 00:16:36,103 --> 00:16:38,272 下民だって? ウソ… 245 00:16:38,397 --> 00:16:39,857 魔力もないなんて… 246 00:16:39,982 --> 00:16:42,609 ホントに 実力で勝ち取ったのかしら? 247 00:16:42,860 --> 00:16:45,988 もう… 何なの あいつら! 248 00:16:46,113 --> 00:16:48,615 ベル なに? 249 00:16:48,741 --> 00:16:49,658 全力だ 250 00:16:50,701 --> 00:16:52,911 フフッ… そう来なくっちゃ 251 00:16:57,916 --> 00:16:58,751 アア… 252 00:16:58,917 --> 00:16:59,752 オオッ! 253 00:17:04,298 --> 00:17:06,800 ユノ… 何してんだ? 254 00:17:07,217 --> 00:17:08,135 アスタ 255 00:17:08,469 --> 00:17:12,139 小さいころ 2人でした修行 思い出すな 256 00:17:12,264 --> 00:17:13,097 うん? 257 00:17:23,275 --> 00:17:24,735 ハアッ! 258 00:17:30,031 --> 00:17:31,366 オオ〜ッ… 259 00:17:36,914 --> 00:17:40,334 …て 毎度 いきなり 何すんじゃ お前は! 260 00:17:40,626 --> 00:17:43,170 ちっさいころと レベルが 全然 違えし! 261 00:17:43,295 --> 00:17:46,131 晴れ舞台で殺す気か!? この野郎 てめえ! 262 00:17:46,256 --> 00:17:48,884 あれで死んだら お前は それまでの男 263 00:17:49,009 --> 00:17:51,637 生きててよかったな なにをーっ!? 264 00:17:51,929 --> 00:17:54,473 な… なんて威力の魔法なんだ 265 00:17:54,598 --> 00:17:55,974 それを防いだぞ… 266 00:17:56,725 --> 00:17:59,269 全然 レベル違え… 267 00:17:59,812 --> 00:18:01,814 2人の力を見て— 268 00:18:01,939 --> 00:18:05,776 まだ その功績を疑う者がいたら 出てきてほしい 269 00:18:06,026 --> 00:18:07,861 確かに 2人は下民だ 270 00:18:07,986 --> 00:18:12,407 だが 彼らは誰よりも努力し この場所へ たどりついた 271 00:18:13,283 --> 00:18:18,163 誇り高きクローバー国民よ 2人の新人魔法騎士に拍手を! 272 00:18:18,330 --> 00:18:20,624 そして 身分の違いを乗り越え— 273 00:18:20,749 --> 00:18:23,669 一丸となって この国を勝利へ導こう! 274 00:18:23,961 --> 00:18:27,047 魔法帝… 下民もやるもんだな 275 00:18:27,381 --> 00:18:30,384 そうだ! もう 身分がどうとか 言ってる場合じゃない! 276 00:18:30,509 --> 00:18:32,177 我々も共に頑張ろう! 277 00:18:36,723 --> 00:18:38,433 ユノ ああ 278 00:18:39,309 --> 00:18:40,561 俺たち… 279 00:18:42,646 --> 00:18:44,648 ここまで来たんだな 280 00:18:47,860 --> 00:18:49,695 “ハージ村のみんな” 281 00:18:49,987 --> 00:18:51,029 “俺は…” 282 00:18:51,405 --> 00:18:52,406 “俺は…” 283 00:18:53,282 --> 00:18:55,868 “絶対に魔法帝になります!” 284 00:18:57,161 --> 00:18:58,036 クッ… 285 00:18:58,162 --> 00:19:01,999 斬っても斬っても生えてきて このままじゃラチが明かねえ! 286 00:19:02,124 --> 00:19:03,709 神父さま! 287 00:19:03,876 --> 00:19:06,962 しっかりして! 288 00:19:07,129 --> 00:19:09,506 ウウッ… 死んじゃヤダ! 289 00:19:09,965 --> 00:19:11,091 毒! 290 00:19:11,800 --> 00:19:13,343 断魔の剣なら— 291 00:19:13,510 --> 00:19:16,013 あのときみたいに 治せるかもしれねえ! 292 00:19:16,555 --> 00:19:17,848 ンッ… 293 00:19:18,974 --> 00:19:20,100 ユノ! 294 00:19:20,392 --> 00:19:22,060 しばらく1人でやれるか? 295 00:19:22,186 --> 00:19:25,230 当たり前だ! …というより 1人で倒す! 296 00:19:25,355 --> 00:19:28,233 よっしゃ! ちょっとの間 任せた! 297 00:19:29,401 --> 00:19:30,485 神父のおっちゃん! 298 00:19:31,111 --> 00:19:35,532 アスタ 神父さまが 私たちをかばったせいで… 299 00:19:44,541 --> 00:19:45,751 頼む! 300 00:19:45,918 --> 00:19:47,127 アアッ… 301 00:19:47,377 --> 00:19:48,629 アア… 302 00:19:51,965 --> 00:19:53,258 ウワッ! 303 00:19:53,467 --> 00:19:55,344 くそ ダメか! 304 00:19:55,469 --> 00:19:57,095 今 魔法が かかってるんじゃなく 305 00:19:57,846 --> 00:19:59,348 もう 完全に— 306 00:20:00,015 --> 00:20:03,894 魔法の効果が出終わって 毒が体中に… 307 00:20:04,019 --> 00:20:05,604 ウウッ… 308 00:20:05,771 --> 00:20:06,772 神父さま… 309 00:20:06,897 --> 00:20:10,192 わしは もうダメかな… 310 00:20:10,317 --> 00:20:12,611 神父のおっちゃん しっかりしろ! 311 00:20:13,028 --> 00:20:15,364 アスタか… 312 00:20:16,198 --> 00:20:21,495 最後に たくましく 成長したお前たちを見られて… 313 00:20:21,912 --> 00:20:23,872 もう十分じゃ 314 00:20:23,997 --> 00:20:28,460 きっと 神さまがくれたご褒美じゃ… 315 00:20:28,752 --> 00:20:29,878 何言ってんだ!? 316 00:20:32,256 --> 00:20:33,382 ハッ… 317 00:20:34,216 --> 00:20:38,553 ハハッ… あのアスタが… 318 00:20:39,972 --> 00:20:42,182 こんなに… 319 00:20:42,474 --> 00:20:44,434 みんなのことは… 320 00:20:44,977 --> 00:20:47,521 頼んだ …ぞ 321 00:20:47,646 --> 00:20:49,022 神父さま! 322 00:20:50,607 --> 00:20:52,818 クッ… 323 00:20:54,569 --> 00:20:55,946 おっちゃん… 324 00:21:13,588 --> 00:21:14,923 まだだ… 325 00:21:15,465 --> 00:21:17,718 まだだ 神父さま! 326 00:21:17,884 --> 00:21:20,721 死ぬな 死んじゃダメだ! 327 00:21:21,471 --> 00:21:25,100 まだ これから先も 俺の… 328 00:21:25,225 --> 00:21:30,522 俺たちの姿を見届けてくれーっ! 329 00:21:37,321 --> 00:21:38,447 ハッ… 330 00:21:39,406 --> 00:21:41,408 この剣は… 331 00:21:43,243 --> 00:21:46,204 白夜の魔眼のアジトで あいつが… 332 00:21:46,580 --> 00:21:49,708 いつの間にか 魔導書に入って… 333 00:21:53,086 --> 00:21:55,797 この剣なら もしかしたら… 334 00:22:04,139 --> 00:22:07,351 グーッ! 335 00:23:39,776 --> 00:23:43,238 オシメを替えた あの子たちが 立派になって… 336 00:23:43,572 --> 00:23:46,741 お前たちは わしの大切な息子じゃ! 337 00:23:46,908 --> 00:23:47,951 「ブラッククローバー」 338 00:23:50,453 --> 00:23:53,582 念のため言っとくが 義理の息子じゃぞ