1 00:00:06,089 --> 00:00:07,882 (雛月(ひなづき))それでもね 悟(さとる) 2 00:00:07,966 --> 00:00:11,386 独りぼっちでいることしか 想像できなかった私が 3 00:00:11,511 --> 00:00:16,391 今 こうして 家族といられるのは 悟がいてくれたおかげだよ― 4 00:00:16,558 --> 00:00:17,642 ありがとう 5 00:00:18,893 --> 00:00:20,937 (悟)ありがとう… か― 6 00:00:22,397 --> 00:00:24,315 僕は いったい 何を… 7 00:00:24,899 --> 00:00:27,485 (未来(みらい)の泣き声) 8 00:00:27,569 --> 00:00:31,781 よーしよし おなか すいたの? よしよし 9 00:00:43,626 --> 00:00:47,839 (悟)そうだ… 僕は 雛月を救ったんだ― 10 00:00:48,381 --> 00:00:51,551 そして その後 僕たちは― 11 00:00:51,634 --> 00:00:56,264 中西(なかにし) 彩(あや)と美里(みさと)を 独りぼっちにさせまいとして… 12 00:01:04,105 --> 00:01:05,190 (悟)八代(やしろ)― 13 00:01:07,275 --> 00:01:08,401 俺の記憶は― 14 00:01:09,152 --> 00:01:10,779 戻っているぞ 15 00:01:18,912 --> 00:01:25,877 ♪~ 16 00:02:54,632 --> 00:02:57,552 (悟)へえ~ カズは 大工なのか― 17 00:02:57,927 --> 00:03:00,138 カズも オサムも 頑張ってるんだな 18 00:03:00,221 --> 00:03:01,931 (ヒロミ)うん (ケンヤ)そういえば 19 00:03:02,056 --> 00:03:04,392 今度 美里が こっちに 遊びに来るってさ 20 00:03:04,517 --> 00:03:06,102 えっ そうなの?― 21 00:03:06,603 --> 00:03:09,564 美里には 嫌われてたと思ってたけど… 22 00:03:09,772 --> 00:03:11,566 (ヒロミ)懐かしいな~― 23 00:03:11,691 --> 00:03:14,444 給食費のこととか 色々あったよね 24 00:03:14,569 --> 00:03:17,947 でもさ 悟の入院費用の 足しになればって 25 00:03:18,072 --> 00:03:21,326 募金活動 言いだしたの 美里だったんだぜ 26 00:03:21,576 --> 00:03:23,411 そうだったんだ 27 00:03:23,536 --> 00:03:27,040 (ケンヤ)あの日 悟は 美里を助けようとしていた 28 00:03:27,123 --> 00:03:28,791 (悟)えっ? (ケンヤ)お前 29 00:03:28,917 --> 00:03:30,752 全部 思い出しているんだろ? 30 00:03:34,047 --> 00:03:36,925 (ヒロミ) 何で 言ってくれなかったの? 31 00:03:38,092 --> 00:03:40,094 (悟) 巻き込みたくなかったんだ― 32 00:03:40,553 --> 00:03:44,557 あれから 15年 たってる 証拠も 全て なくなってるし― 33 00:03:45,266 --> 00:03:48,186 僕の証言なんて たぶん 誰も信じない 34 00:03:51,689 --> 00:03:56,527 15年ぶりに目覚めた悟を見て 俺は 本当に うれしかった― 35 00:03:56,819 --> 00:03:59,948 悟が戻ってきたことが 何よりも うれしかった― 36 00:04:00,073 --> 00:04:03,409 だから あえて 過去のことは 聞かなかった― 37 00:04:03,952 --> 00:04:06,037 悟は もう じゅうぶん戦ったし― 38 00:04:06,120 --> 00:04:10,792 傷ついた心と体を癒やしてる悟を 揺さぶりたくなかった― 39 00:04:11,084 --> 00:04:15,713 でも もし 悟が また 一人で戦おうとしているのなら― 40 00:04:16,422 --> 00:04:18,341 俺たちも連れていってほしい― 41 00:04:19,550 --> 00:04:22,929 悟に会うために 病院に通い続けた ヒロミは― 42 00:04:23,012 --> 00:04:24,514 医者を目指している― 43 00:04:24,639 --> 00:04:27,016 そして 俺は 弁護士になって― 44 00:04:27,141 --> 00:04:29,352 今も 澤田(さわだ)さんと やつを追い続けている― 45 00:04:29,978 --> 00:04:33,231 あのとき 悟は 俺たちのヒーローだった― 46 00:04:33,481 --> 00:04:37,193 悟に 追い付きたくて… 悟と 一緒に戦いたくて― 47 00:04:37,318 --> 00:04:38,569 今の俺らがある 48 00:04:39,153 --> 00:04:41,197 雛月のときだって そうだったろ? 49 00:04:41,322 --> 00:04:44,659 悟は 俺のことを信じて 話してくれた 50 00:04:44,742 --> 00:04:47,745 だから 俺も 悟のことを信じた 51 00:04:50,248 --> 00:04:53,418 (愛梨(あいり))愛梨の信じたいは 自分のためだよ 52 00:04:53,584 --> 00:04:57,255 誰かに信じてほしいの 裏返しなんだよ 53 00:04:57,463 --> 00:04:58,923 (悟)愛梨…― 54 00:05:03,011 --> 00:05:04,345 そうだった…― 55 00:05:04,887 --> 00:05:07,515 僕には 信じ合える仲間がいたんだ 56 00:05:11,561 --> 00:05:14,522 (悟)犯人は 八代だ 57 00:05:15,273 --> 00:05:16,733 (八代)だと思ったよ― 58 00:05:18,067 --> 00:05:21,696 ここに来る途中 車椅子を 指で たたいてみせたとき― 59 00:05:23,114 --> 00:05:25,742 わざと 反応を殺していたね― 60 00:05:27,702 --> 00:05:33,499 15年前 君は 僕の計画を ことごとく 阻止してみせた― 61 00:05:42,216 --> 00:05:44,093 それは もはや…― 62 00:05:45,720 --> 00:05:48,806 子供離れしたとかいったレベルを 超えた― 63 00:05:52,310 --> 00:05:55,396 まるで 未来が見えているかのような… 64 00:05:55,730 --> 00:05:57,231 (悟)八代!― 65 00:05:57,315 --> 00:06:00,568 俺は お前の未来を知ってるぞ! 66 00:06:03,529 --> 00:06:07,325 (八代)なぜだ? なぜ 俺の思考を先読み できた?― 67 00:06:07,450 --> 00:06:10,078 未来を知っているとは どういう意味だ? 68 00:06:10,703 --> 00:06:14,874 それを教えたところで お前は 俺を殺すつもりだろう? 69 00:06:15,458 --> 00:06:16,876 (八代)分かっているよ― 70 00:06:16,959 --> 00:06:20,546 ポケットの中には 携帯電話が 入っているんだろう?― 71 00:06:20,630 --> 00:06:23,925 録音しているのか? それとも 通話中?― 72 00:06:24,008 --> 00:06:26,094 だとしたら 相手は ケンヤかな? 73 00:06:40,566 --> 00:06:43,361 15年前の事件は もう 時効だ 74 00:06:43,444 --> 00:06:45,822 だから 時効になっていない事件のことを 75 00:06:45,947 --> 00:06:48,116 聞き出そうと思ったんだろ? 76 00:06:48,658 --> 00:06:51,702 でも そんな事件は 存在しないんだ 77 00:06:51,786 --> 00:06:52,954 だから 悟 78 00:06:53,037 --> 00:06:56,290 君は 僕を捕まえることは 永遠に できない― 79 00:06:57,291 --> 00:06:59,836 ほら 久美(くみ)ちゃんから メールが届いているぞ― 80 00:07:02,004 --> 00:07:05,466 4時半になれば 久美ちゃんの点滴が始まる― 81 00:07:06,342 --> 00:07:11,681 筋弛緩剤(きんしかんざい)が混ざった その袋には もちろん 君の指紋が付いている 82 00:07:11,973 --> 00:07:18,062 手術を苦にした 10歳の少女を 尊厳死に導いてあげたんだ 君は 83 00:07:18,229 --> 00:07:22,275 そして 僕は それを苦にして ここから 飛び降りる 84 00:07:27,572 --> 00:07:30,324 先読みの種明かしを したところで 85 00:07:30,408 --> 00:07:33,286 君は 自分の命を救うことは できない 86 00:07:33,369 --> 00:07:36,664 だけど 久美ちゃんの命を 救うことは できる 87 00:07:36,789 --> 00:07:40,042 僕が話したら 久美ちゃんを助けるという保証は? 88 00:07:40,168 --> 00:07:42,837 そんなもの あるわけがないだろう 89 00:07:42,962 --> 00:07:44,964 でも 可能性は残る 90 00:07:45,047 --> 00:07:48,384 話さなければ 可能性すら残らない 91 00:07:51,721 --> 00:07:54,307 残念だよ もう 時間がない― 92 00:07:54,932 --> 00:07:58,352 これは 僕にとっても イチかバチかの賭けだった― 93 00:07:58,436 --> 00:08:02,356 でも 結局 特別な理由なんてなかった― 94 00:08:02,773 --> 00:08:04,984 全ては 偶然だった― 95 00:08:05,276 --> 00:08:08,946 僕の未来を知っているなんて言葉も ブラフだった― 96 00:08:11,991 --> 00:08:13,576 安心してくれ 97 00:08:14,118 --> 00:08:17,747 お母さんへの遺書は 心を込めて 書いておくよ 98 00:08:19,790 --> 00:08:22,752 (佐知子(さちこ))じゃあ 悟 あしたは 午前中 仕事だから― 99 00:08:22,877 --> 00:08:23,961 午後から来るよ 100 00:08:25,963 --> 00:08:27,548 (佐知子)眠ったべか 101 00:08:30,343 --> 00:08:31,385 (悟)母さん 102 00:08:34,304 --> 00:08:37,390 実は 僕 記憶が… (佐知子)戻ってるんだべ 103 00:08:37,475 --> 00:08:39,101 えっ? (佐知子)知ってる― 104 00:08:39,227 --> 00:08:41,145 加代(かよ)ちゃんが来たときだべ 105 00:08:41,229 --> 00:08:42,730 (悟)妖怪め… 106 00:08:43,188 --> 00:08:46,734 母さんも 加代が来たとき 口止めしなかったでしょ? 107 00:08:49,570 --> 00:08:52,240 (佐知子)ケンヤ君とヒロミ君が 帰った後さ― 108 00:08:52,365 --> 00:08:56,285 実は ちょっと失敗したなって 思ったんだわ― 109 00:08:56,786 --> 00:09:00,081 ホントに言いたいことも 言えなかったべなって― 110 00:09:00,289 --> 00:09:02,083 加代ちゃんと赤ちゃん 見たら― 111 00:09:02,208 --> 00:09:04,877 口止めなんて できるわけないべさ― 112 00:09:04,961 --> 00:09:06,420 15年も待って― 113 00:09:06,504 --> 00:09:09,257 目覚めた悟に 会いに来てくれたのにさ― 114 00:09:11,050 --> 00:09:15,346 私はね 毎日 あんたの顔 見て 話し掛けてたけど 115 00:09:15,680 --> 00:09:19,016 しゃべりだして あんたが 声変わりしてて 116 00:09:19,517 --> 00:09:24,230 ああ 成長してるって 初めて感じて うれしかったよ 117 00:09:24,480 --> 00:09:26,899 もう… 大人なんだね 118 00:09:32,822 --> 00:09:36,617 (悟)お母さん 僕は 踏み込んで生きていきたい 119 00:09:36,909 --> 00:09:39,161 いまさら 何 言ってんのさ 120 00:09:39,287 --> 00:09:41,122 あんたは 眠っちまう前から 121 00:09:41,247 --> 00:09:44,041 思いっ切り 踏み込んで 生きてきたべ 122 00:09:44,625 --> 00:09:45,501 うん 123 00:09:51,132 --> 00:09:54,051 (悟)足りない何かを 埋めていくのが人生 124 00:09:54,552 --> 00:09:58,806 (八代)それは 僕が 6年生を 担当したときに話す言葉だ 125 00:09:59,098 --> 00:10:03,894 雛月が保護された あの日 雪の中に立つ先生の横顔 126 00:10:04,770 --> 00:10:08,232 一番 記憶に残っている先生の顔が それだった― 127 00:10:09,734 --> 00:10:13,654 僕の父親は 僕が生まれて すぐに いなくなった― 128 00:10:13,988 --> 00:10:16,365 だから 顔は まったく 覚えてないんだ― 129 00:10:17,116 --> 00:10:21,829 だけど あのときの先生は 紛れもなく 僕の父親だった― 130 00:10:23,080 --> 00:10:26,667 先生は 僕に あいた穴を埋めてくれた 131 00:10:31,797 --> 00:10:36,218 (八代)僕も 悟が目覚めるのを 15年間 待ち続けた 132 00:10:36,886 --> 00:10:38,679 悟がいなくなって以来― 133 00:10:38,804 --> 00:10:43,684 僕は 僕が僕であるための衝動を 失ってしまったんだ 134 00:10:44,310 --> 00:10:47,647 本当に長かったよ だけど… 135 00:10:47,897 --> 00:10:49,398 もう 独りぼっちじゃない― 136 00:10:50,983 --> 00:10:53,194 僕たちの決着って 何だろう― 137 00:10:53,694 --> 00:10:58,532 先生が 警察に捕まること? 僕が 先生に殺されること? 138 00:10:59,533 --> 00:11:01,494 (八代)もう 決着は ついている 139 00:11:01,577 --> 00:11:03,412 (悟)たぶん 僕の勝ちだ― 140 00:11:05,206 --> 00:11:08,876 雛月 加代も 中西 彩も ヒロミも ユウキさんも― 141 00:11:09,001 --> 00:11:10,836 みんな 僕が救った― 142 00:11:11,295 --> 00:11:13,881 未来で 先生に殺された母さんも 143 00:11:14,382 --> 00:11:19,428 未来で殺された? 悟 お前は いったい… 144 00:11:19,804 --> 00:11:22,431 (悟) 先生の計画を阻止できた理由…― 145 00:11:23,057 --> 00:11:26,018 それは 僕が 先生の未来を知っているから― 146 00:11:26,519 --> 00:11:27,937 ただ それだけだよ 147 00:11:28,896 --> 00:11:30,689 だから みんなを守れた 148 00:11:31,273 --> 00:11:32,817 だから 先生は 誰一人として 149 00:11:32,900 --> 00:11:35,569 僕に関係する人間を 殺せなかった― 150 00:11:36,737 --> 00:11:37,988 そして 僕自身も 151 00:11:38,739 --> 00:11:43,744 悟 僕は いつでも 君を殺せた もちろん 今もだ 152 00:11:43,869 --> 00:11:47,790 (悟)先生は 僕を生かしておいた 15年間も― 153 00:11:48,624 --> 00:11:50,960 それは 僕が必要だったから― 154 00:11:52,086 --> 00:11:55,965 僕は 先生の生きがいだった 僕は 先生の希望だった 155 00:11:57,133 --> 00:11:59,927 僕は 先生の心の穴を埋めた― 156 00:12:03,139 --> 00:12:06,058 先生は 僕に負けた 157 00:12:07,393 --> 00:12:08,310 (八代)違う! 158 00:12:08,602 --> 00:12:10,521 違う! 違う! 159 00:12:10,646 --> 00:12:13,607 (悟)今回も勝つのは 僕だ! 160 00:12:31,459 --> 00:12:36,797 (八代)うっ… ううっ… 161 00:12:37,131 --> 00:12:39,467 先生には 僕を殺せない― 162 00:12:43,637 --> 00:12:46,307 15年は 長いよね― 163 00:12:47,016 --> 00:12:49,810 眠っていた僕にとっては 一瞬だったけど― 164 00:12:49,977 --> 00:12:54,356 先生にとっての15年は あまりに 長かったんだと思う 165 00:13:23,344 --> 00:13:26,305 (悟)先生は 僕がいるから生きている― 166 00:13:27,056 --> 00:13:29,183 生きている実感が持てる― 167 00:13:33,354 --> 00:13:37,107 僕は 何度も この人生を生き直して― 168 00:13:37,191 --> 00:13:40,194 何人もの仲間を 先生に殺されてきた― 169 00:13:40,569 --> 00:13:44,031 だけど 今は 憎しみはないんだ 170 00:13:44,532 --> 00:13:47,576 この世界で 本当の先生を知ってるのは 171 00:13:49,370 --> 00:13:50,704 僕だけだよ 172 00:13:56,335 --> 00:13:57,586 そうだ…― 173 00:14:02,424 --> 00:14:03,717 悟…― 174 00:14:06,845 --> 00:14:08,264 僕は もう… 175 00:14:13,727 --> 00:14:16,188 (衝撃音) 176 00:14:17,815 --> 00:14:24,029 僕は もう… 君がいなければ生きていけない 177 00:14:47,803 --> 00:14:50,431 (八代)ハハッ ハハハ… 178 00:14:50,556 --> 00:14:54,351 ハハハ… ハハッ 179 00:15:07,656 --> 00:15:08,782 ハハッ 180 00:15:11,785 --> 00:15:14,914 (ケンヤ) 殺人未遂の容疑で 緊急逮捕だ 181 00:15:15,205 --> 00:15:16,790 (悟)久美ちゃんは 大丈夫? 182 00:15:16,916 --> 00:15:20,127 (ケンヤ)ああ でも 八代のことは伝えてない― 183 00:15:20,336 --> 00:15:22,713 手術も近いし (悟)うん 184 00:15:23,631 --> 00:15:26,926 信じるって 変な言葉だよな (ケンヤ)えっ? 185 00:15:27,009 --> 00:15:29,762 (悟)だって 本当に 心から信じてたら― 186 00:15:29,845 --> 00:15:32,222 信じるなんて言葉は いらないだろ― 187 00:15:32,473 --> 00:15:34,558 空気があると信じてるとかさ 188 00:15:35,100 --> 00:15:38,145 (ケンヤ)疑ってるから信じる… ってことか? 189 00:15:38,228 --> 00:15:39,396 (悟)だからって― 190 00:15:39,480 --> 00:15:42,942 信じてることが 嘘っぽいなんて 言いたいわけじゃないんだ 191 00:15:43,651 --> 00:15:45,235 信じるっていうのは 192 00:15:45,319 --> 00:15:48,364 信じたいっていう 希望の言葉なんだってこと 193 00:16:00,417 --> 00:16:05,422 (悟) 僕は 11歳から25歳までの 人生を失ってしまった― 194 00:16:06,173 --> 00:16:10,678 でも その失った時間そのものが 僕の宝物だ― 195 00:16:11,220 --> 00:16:13,347 僕だけがいなくなった街で― 196 00:16:13,472 --> 00:16:17,434 友達が 僕のために 人生の 貴重な時間を割いてくれた 197 00:16:18,727 --> 00:16:21,188 (カズ)ヒーローは 遅れて やって来るからな 198 00:16:22,314 --> 00:16:24,024 (オサム)あっ 悟だ! (ケンヤ)遅いぞ 199 00:16:24,149 --> 00:16:25,025 (ヒロミ)やっと 来た (カズ)遅(おせ)えよ! 200 00:16:25,150 --> 00:16:27,361 (雛月)相変わらずだね バカなんだから 201 00:16:27,486 --> 00:16:31,156 (悟)僕だけがいない街… 僕だけがいない時間…― 202 00:16:33,993 --> 00:16:37,538 それこそが 僕の宝物だ 203 00:16:43,877 --> 00:16:46,839 (編集者) おお! いいじゃないですか! 204 00:16:46,922 --> 00:16:49,008 先生の この ずばっと踏み込む感じ! 205 00:16:49,091 --> 00:16:51,260 好きなんですよね~! 206 00:16:51,552 --> 00:16:53,929 (悟) じゃあ こんな感じで進めます 207 00:16:54,221 --> 00:16:57,391 すみません わざわざ来ていただいてしまって 208 00:16:57,516 --> 00:16:59,768 ご旅行ですか? (悟)ええ― 209 00:16:59,935 --> 00:17:03,564 これから 昔の仲間に会いに 北海道に帰るんです 210 00:17:03,689 --> 00:17:05,898 そうだったんですね 211 00:17:06,275 --> 00:17:08,569 良い週末を お過ごしください― 212 00:17:09,569 --> 00:17:10,863 ああ そうだ!― 213 00:17:11,070 --> 00:17:13,406 アニメ化 決定 おめでとうございます 214 00:17:20,539 --> 00:17:23,333 (悟)今は 漫画を描いて 生活をしている― 215 00:17:26,920 --> 00:17:30,466 あれから もう リバイバルは 起きていない 216 00:17:30,591 --> 00:17:36,597 ♪~ 217 00:18:55,467 --> 00:18:56,552 (アナウンサー) 2010年― 218 00:18:56,677 --> 00:18:58,512 バンクーバー大会 開幕まで― 219 00:18:58,595 --> 00:19:00,722 あと2週間に迫った 今日― 220 00:19:00,848 --> 00:19:02,891 すでに 選手村に… 221 00:19:07,896 --> 00:19:09,439 (悟)ちょっと 散歩してくる 222 00:19:09,523 --> 00:19:10,816 (アシスタント) いってらっしゃい! 223 00:19:10,899 --> 00:19:12,526 (アシスタント) いってらっしゃーい 224 00:19:12,860 --> 00:19:17,489 あっ 夕方から また 雪が ひどくなるって言ってましたよ 225 00:19:51,690 --> 00:19:54,735 (悟) “僕のヒーロー 藤沼(ふじぬま) 悟”― 226 00:19:56,361 --> 00:19:58,697 “僕には 踏み込む勇気がない”― 227 00:19:58,780 --> 00:20:01,325 “だから 僕には 仲間がいない” 228 00:20:02,326 --> 00:20:05,037 (悟)“友達と遊ぶのは 楽しいけれど”― 229 00:20:05,120 --> 00:20:07,873 “きっと 仲間は 友達とは違う”― 230 00:20:08,749 --> 00:20:11,543 “昨日「戦(たたか)え! ワンダーガイ」という”― 231 00:20:11,627 --> 00:20:13,921 “大好きなアニメの 最終回を見た”― 232 00:20:15,088 --> 00:20:18,884 “最初のころは ワンダーガイは 一人で戦っていた”― 233 00:20:20,302 --> 00:20:25,515 “倒されても倒されても 諦めずに 勇気を出して 戦い続けた”― 234 00:20:26,308 --> 00:20:29,353 “踏み込まなければ 道は 開けない”― 235 00:20:29,603 --> 00:20:31,647 “そう言って 戦い続けた”― 236 00:20:32,397 --> 00:20:35,651 “そうしたら その勇気を感じた人たちが”― 237 00:20:35,943 --> 00:20:38,528 “少しずつ 仲間になってくれた”― 238 00:20:39,196 --> 00:20:42,491 “だから 最後 敵に負けそうになったときも”― 239 00:20:42,616 --> 00:20:45,118 “きっと 仲間が助けに来てくれると”― 240 00:20:45,244 --> 00:20:47,454 “信じ続けることができた”― 241 00:20:47,746 --> 00:20:50,874 “でも僕にはワンダーガイみたいな 勇気はないし”― 242 00:20:50,958 --> 00:20:52,376 “仲間もいない”― 243 00:20:53,043 --> 00:20:55,754 “だから とても うらやましいと思った”― 244 00:20:56,296 --> 00:20:57,631 “僕も 大きくなったら”― 245 00:20:58,006 --> 00:21:02,427 “お互いに信じ合える本当の仲間が できるといいなと思った” 246 00:21:55,772 --> 00:21:57,190 うん? 247 00:22:18,712 --> 00:22:20,714 (女性)すごい雪ですね!― 248 00:22:20,797 --> 00:22:22,966 関東で こんなに降るのは 10年ぶりだって― 249 00:22:23,050 --> 00:22:24,760 テレビで言ってましたよ! 250 00:22:35,312 --> 00:22:37,481 (愛梨) 一緒に 雪宿りしてもいいですか? 251 00:22:43,236 --> 00:22:44,154 うん? 252 00:22:52,370 --> 00:22:54,915 (悟)僕は 信じてた