1 00:00:03,920 --> 00:00:07,470 [ 回想 ] (氷叢)いや~ 次期No.1の 呼び声高い・ 2 00:00:07,470 --> 00:00:10,040 エンデヴァー様から お声掛け頂けるとは・ 3 00:00:10,040 --> 00:00:12,460 夢にも思いませんでした。 4 00:00:12,460 --> 00:00:15,050 僥倖の極みにございます。・ 5 00:00:15,050 --> 00:00:20,030 氷叢もかつては名家と呼ばれた 由緒ある家柄にございます故・ 6 00:00:20,030 --> 00:00:22,990 トップヒーロー様の 伴侶としましては・ 7 00:00:22,990 --> 00:00:27,040 十分に釣り合いが とれるものと考えております。 8 00:00:27,040 --> 00:00:29,680 (エンデヴァー) <氷のような女だった。・ 9 00:00:29,680 --> 00:00:35,920 一応 見合いという形を 取ってはいるが これは個性婚…・ 10 00:00:35,920 --> 00:00:40,970 自身の個性を より強化して 継がせる為に配偶者を選び・ 11 00:00:40,970 --> 00:00:43,640 子どもを産ませる為の結婚。・ 12 00:00:43,640 --> 00:00:48,350 俺は望んだのだ。 俺の炎の個性と・ 13 00:00:48,350 --> 00:00:52,420 氷叢家一族の 氷の個性が交われば…・ 14 00:00:52,420 --> 00:00:56,720 オールマイトをも超える ヒーローが産み出せると…。・ 15 00:00:56,720 --> 00:01:01,930 かつては名家だった氷叢家も 今は 青息吐息…。・ 16 00:01:01,930 --> 00:01:07,200 No.2ヒーローの地位と名誉 そして 持参金目当てに・ 17 00:01:07,200 --> 00:01:12,370 氷叢家の当主は 俺の提案を あっさりと受け入れた…・ 18 00:01:12,370 --> 00:01:16,570 断ることもできたはずだ…・ 19 00:01:16,570 --> 00:01:21,410 だが彼女は 個性婚である事も 承知の上で・ 20 00:01:21,410 --> 00:01:24,910 家の為に俺の妻になるという> 21 00:01:29,720 --> 00:01:31,710 花が好きか。 22 00:01:31,710 --> 00:01:35,810 (冷)はい。とても綺麗。 23 00:01:35,810 --> 00:01:42,180 (エンデヴァー) <強く しかし触れれば 溶けて消えてしまいそうな…> 24 00:01:42,180 --> 00:01:44,200 [ 現在 ] 25 00:01:44,200 --> 00:01:47,470 (エンデヴァー)れ 冷!おまえ…・ 26 00:01:47,470 --> 00:01:50,540 大丈夫…なのか…。 27 00:01:50,540 --> 00:01:52,980 大丈夫じゃないよ。 28 00:01:52,980 --> 00:01:54,980 だから来たの。・ 29 00:01:54,980 --> 00:01:57,750 一番つらいのは あなたじゃないし。 30 00:01:57,750 --> 00:02:02,450 あの子を見なかったのは あなただけじゃないから。 31 00:02:02,450 --> 00:03:31,430 ・~ 32 00:03:33,440 --> 00:03:35,460 (荼毘)だいぶ焼けたな…・ 33 00:03:35,460 --> 00:03:38,040 何も感じねぇ。 34 00:03:38,040 --> 00:03:40,380 《あいつは俺の親父だ。・ 35 00:03:40,380 --> 00:03:43,930 あの程度で死ねるような タマじゃねぇ…》 36 00:03:43,930 --> 00:03:48,440 《例え死にたくても No.1ヒーローという立場が・ 37 00:03:48,440 --> 00:03:53,360 それを許さない。 そろそろ表に出てくる頃合いだ》 38 00:03:53,360 --> 00:04:00,100 早く惨めな面が見てぇ。 楽しみだ。ここまで長かった。・ 39 00:04:00,100 --> 00:04:04,490 轟 炎司 お母さん 冬美ちゃん・ 40 00:04:04,490 --> 00:04:07,090 夏くん 焦凍。 41 00:04:07,090 --> 00:04:12,490 俺を見てくれ 地獄の底で…。 42 00:04:16,580 --> 00:04:19,120 [ 回想 ] (轟 燈矢)ねぇ どうしてさ!?・ 43 00:04:19,120 --> 00:04:22,690 せっかく休みなんだから 個性訓練 付き合ってよ!・ 44 00:04:22,690 --> 00:04:25,070 何で急にダメとか言うんだよ! 45 00:04:25,070 --> 00:04:27,870 何度も言ったろう。 おまえの為なんだ。 46 00:04:31,410 --> 00:04:33,430 行ってくる。 47 00:04:33,430 --> 00:04:37,000 (医師)珍しい例ですね。・ 48 00:04:37,000 --> 00:04:41,070 炎の個性因子は より色濃く 引き継がれているのですが・ 49 00:04:41,070 --> 00:04:44,660 肉体は お母さんの方を強く 引き継いでしまってるんです。・ 50 00:04:44,660 --> 00:04:51,280 つまり 炎の耐性よりも 氷結 寒さに適性のある身体なんです。 51 00:04:51,280 --> 00:04:54,540 まァ…デザインじみた事はね…。 52 00:04:54,540 --> 00:04:59,940 この個性時代 禁忌なんで やめといた方がいいかと…。・ 53 00:04:59,940 --> 00:05:04,730 ともかく 燈矢くんにはなるべく 個性を使わせないでください。・ 54 00:05:04,730 --> 00:05:10,070 最悪 自分の炎に焼かれて 大怪我をしてしまいます。 55 00:05:10,070 --> 00:05:15,160 《燈矢 おまえなら オールマイトを超えられる。・ 56 00:05:15,160 --> 00:05:21,000 俺より強い炎を持つ おまえなら…なのに なぜ…》 57 00:05:21,000 --> 00:05:24,550 今日は 62もの市町村を 救いました!・ 58 00:05:24,550 --> 00:05:26,530 オールマイトがいる限り…。 59 00:05:26,530 --> 00:05:28,540 (燈矢)冬美ちゃん。 (轟 冬美)うん? 60 00:05:28,540 --> 00:05:32,270 なんで個性訓練しちゃ ダメなんだよ。 さぁ…。 61 00:05:32,270 --> 00:05:34,780 ちょっと 火傷するくらいなのにさ! 62 00:05:34,780 --> 00:05:36,780 全然がまんできるのにさ! 63 00:05:36,780 --> 00:05:39,980 俺の身体のことは 俺が一番よくわかってるんだ。 64 00:05:39,980 --> 00:05:44,200 でも 冬美も燈矢兄 ボロボロなのちんぱい。やっ! 65 00:05:44,200 --> 00:05:48,110 冬美ちゃんには わかんね~よ! 女の子には わかんねンだ! 66 00:05:48,110 --> 00:05:50,660 ちんぱいちてんのに! 67 00:05:50,660 --> 00:05:53,110 (燈矢)俺は決めてんだ。・ 68 00:05:53,110 --> 00:05:56,110 俺は もう超えたいって 思ってるんだ! 69 00:05:56,110 --> 00:05:59,870 火をつけたのは お父さんだ! 70 00:05:59,870 --> 00:06:02,770 (エンデヴァー)うっ! (冷)そんな…。 71 00:06:02,770 --> 00:06:07,460 それは…あんまりだよ… 残酷じゃない! 72 00:06:07,460 --> 00:06:11,500 あなたが子どもに何を求めてるか 燈矢は もう知ってる! 73 00:06:11,500 --> 00:06:17,170 (エンデヴァー) どれだけ言っても 毎日 新しい火傷をつくってくる…。・ 74 00:06:17,170 --> 00:06:20,270 バカなところも俺に似た…・ 75 00:06:20,270 --> 00:06:23,110 諦めさせるには それしかない。 76 00:06:23,110 --> 00:06:26,860 燈矢には…超えられない。 77 00:06:26,860 --> 00:06:44,110 ・~ 78 00:06:44,110 --> 00:06:46,110 (エンデヴァー)うっ! 79 00:06:46,110 --> 00:06:52,810 ・~ 80 00:06:57,260 --> 00:06:59,860 (轟 焦凍)ホギャア ホギャア…・ 81 00:06:59,860 --> 00:07:09,760 ホギャア ホギャア ホギャア…。 82 00:07:15,440 --> 00:07:18,830 (燈矢) お父さん…俺も超えられるよ。・ 83 00:07:18,830 --> 00:07:22,700 ほら こんなに強い炎が 出せるようになったんだ。 84 00:07:22,700 --> 00:07:27,100 ずっと練習してたんだ。 俺は できるよ…・ 85 00:07:27,100 --> 00:07:30,780 俺は超えられる…だから…・ 86 00:07:30,780 --> 00:07:34,250 俺のこと見てよ。 87 00:07:34,250 --> 00:07:36,780 (エンデヴァー) ダメだ!何故わからん!・ 88 00:07:36,780 --> 00:07:40,180 そこまでの火傷を負って 何故わからないんだ! 89 00:07:40,180 --> 00:07:45,440 燈矢!おまえは外を見ろ。 冬美や夏雄と遊べ! 90 00:07:45,440 --> 00:07:47,610 学校で友達をつくれ!・ 91 00:07:47,610 --> 00:07:51,930 ヒーロー以外にも たくさんの 世界がある。わかるだろう! 92 00:07:51,930 --> 00:07:54,770 そうしていくうちに忘れる。 93 00:07:54,770 --> 00:07:58,600 (燈矢)学校の子は みんな ヒーローになるってさ。 94 00:07:58,600 --> 00:08:01,770 わかるはずないだろ! 95 00:08:01,770 --> 00:08:05,680 俺は お父さんの子どもなんだから…。 96 00:08:05,680 --> 00:08:09,210 燈矢!冷やさなきゃ…。 (燈矢) お父さんが火をつけたんだ!・ 97 00:08:09,210 --> 00:08:11,770 消えないんだよ…・ 98 00:08:11,770 --> 00:08:15,800 なかったことになんて できないんだよ…。 99 00:08:15,800 --> 00:08:19,800 俺を見ろよ…エンデヴァー! 100 00:08:21,440 --> 00:08:25,110 俺を!俺を見ろよ!・ 101 00:08:25,110 --> 00:08:29,510 うああああっ! 102 00:08:33,020 --> 00:08:35,590 (エンデヴァー) 今後は 焦凍を他の子らと・ 103 00:08:35,590 --> 00:08:38,440 一切 近付けさせないことにする。・ 104 00:08:38,440 --> 00:08:41,610 俺は仕事で ずっと 面倒を見るわけにはいかん。・ 105 00:08:41,610 --> 00:08:44,280 その為に使用人も雇った。・ 106 00:08:44,280 --> 00:08:47,600 おまえも燈矢から目を離すな。 107 00:08:47,600 --> 00:08:51,520 (冷)あの子 あなたに 見て欲しいんだよ。 108 00:08:51,520 --> 00:08:56,860 俺は ヒーローの世界しか… 見せられない。 109 00:08:56,860 --> 00:08:59,100 ヒーロー?・ 110 00:08:59,100 --> 00:09:01,600 逃げてるだけじゃないの…。 111 00:09:04,450 --> 00:09:07,450 ・~ 112 00:09:12,430 --> 00:09:14,520 (冬美)燈矢兄~! 113 00:09:14,520 --> 00:09:16,490 遊ぼ~! 114 00:09:16,490 --> 00:09:18,510 おお! 115 00:09:18,510 --> 00:09:20,020 (冬美)それ! 116 00:09:20,020 --> 00:09:21,990 (燈矢)よし…どわ! (轟 夏雄)あははは! 117 00:09:21,990 --> 00:09:23,510 (冬美)大丈夫? 118 00:09:23,510 --> 00:09:25,610 (エンデヴァー)焦凍 見るな!・ 119 00:09:25,610 --> 00:09:28,700 アレらは おまえとは 違う世界の人間だ。 120 00:09:28,700 --> 00:09:32,790 (轟 焦凍)いっかいだけでいいから 燈矢兄達と遊ばせて! 121 00:09:32,790 --> 00:09:35,090 (エンデヴァー)ダメだ 出力訓練だ。 122 00:09:39,760 --> 00:09:42,760 (燈矢)そりゃあ あの時は 俺が悪かったよ。・ 123 00:09:42,760 --> 00:09:44,930 焦凍に罪はなかったもの…・ 124 00:09:44,930 --> 00:09:47,440 でも お父さんも悪かったんだよ。 125 00:09:47,440 --> 00:09:50,610 俺達は失敗作だから 相手にされない。 126 00:09:50,610 --> 00:09:53,590 すごいよな… いらない子をつくって…・ 127 00:09:53,590 --> 00:09:55,940 これが現代のヒーローなんだぜ。 128 00:09:55,940 --> 00:09:59,100 もう何度も聞いたってば…。 129 00:09:59,100 --> 00:10:01,800 たまには 姉ちゃんとこで言ったら? 130 00:10:01,800 --> 00:10:05,600 夏くんまで 俺をたしなめるのか!? やめてくれ! 131 00:10:05,600 --> 00:10:08,660 夏くんしか理解できないから 話してるのに! 132 00:10:08,660 --> 00:10:12,880 わかるだろ?うちの女は みんな だめだめなんだ! 133 00:10:12,880 --> 00:10:16,630 待って! また お山に行く気でしょ! 134 00:10:16,630 --> 00:10:18,950 たまには クラスメイトと遊んでみたり…。 135 00:10:18,950 --> 00:10:21,300 友達なんか いらない! 世界が違う! 136 00:10:21,300 --> 00:10:27,000 燈矢 おまえ 本当にヒーローになりたいの? 137 00:10:29,180 --> 00:10:32,260 お母さんには… お父さんに縛られて・ 138 00:10:32,260 --> 00:10:35,450 苦しんでるように見える。・ 139 00:10:35,450 --> 00:10:40,600 燈矢 世界はたくさんあって 選択肢は無数にあるの。・ 140 00:10:40,600 --> 00:10:43,760 お父さんだけじゃない もっと外を見て…! 141 00:10:43,760 --> 00:10:46,940 その中で 本当に なりたい自分を見つけて欲しい…。 142 00:10:46,940 --> 00:10:50,550 お母さんが何を知ってんだよ! 143 00:10:50,550 --> 00:10:52,830 啓発本でも読んだのかよ!? 144 00:10:52,830 --> 00:10:56,600 おばあちゃん達が貧乏してたから お母さんを売ったんだろ。・ 145 00:10:56,600 --> 00:10:59,610 お母さんは そうするしかなかったんだろ。 146 00:10:59,610 --> 00:11:01,440 燈…。 147 00:11:01,440 --> 00:11:04,780 (燈矢) だから俺が生まれたんだろ!? 148 00:11:04,780 --> 00:11:07,480 お母さんも加担してんだよ! 149 00:11:08,930 --> 00:11:11,390 燈…矢…。 150 00:11:11,390 --> 00:11:15,440 (荼毘)<火は…消えない。・ 151 00:11:15,440 --> 00:11:20,930 早生まれの小さな身体に 漸く訪れ始めた二次性徴…。・ 152 00:11:20,930 --> 00:11:27,450 身体の変化と共に その炎は 赤から蒼へと色を変えていた> 153 00:11:27,450 --> 00:11:31,110 そうか…身体機能だもんな。 154 00:11:31,110 --> 00:11:34,530 感情の昂りが 火力に直結するんだ! 155 00:11:34,530 --> 00:11:36,440 すっごいぞ 俺。 156 00:11:36,440 --> 00:11:38,980 これなら お父さんも きっと びっくりするぞ! 157 00:11:38,980 --> 00:11:42,280 ああ でも…くっそ・ 158 00:11:42,280 --> 00:11:46,080 昂ると何だって 涙が出ちゃうんだろう? 159 00:11:48,120 --> 00:11:51,620 お父さん!今度の休み 瀬古杜岳に来てよ! 160 00:11:53,110 --> 00:11:54,610 はっ。 161 00:11:56,100 --> 00:11:57,770 《火傷!・ 162 00:11:57,770 --> 00:12:00,430 周囲から 見られない箇所での訓練》 163 00:12:00,430 --> 00:12:02,950 燈矢!おまえ まだ…。 164 00:12:02,950 --> 00:12:05,610 すっごいことになったんだ! 必ず来て! 165 00:12:05,610 --> 00:12:08,440 焦凍にだって 到達できるかどうか・ 166 00:12:08,440 --> 00:12:10,680 オールマイトにも 負けないかもね!・ 167 00:12:10,680 --> 00:12:14,520 お父さんもきっと 認めざるをえなくなるからさ・ 168 00:12:14,520 --> 00:12:17,820 俺をつくって良かったって 思うから! 169 00:12:19,770 --> 00:12:22,790 (頬をたたく音) なぜ 燈矢を止めなかった 冷! (焦凍)わぁ~…! 170 00:12:22,790 --> 00:12:24,280 頼んだはずだ! (焦凍)うあ~! 171 00:12:24,280 --> 00:12:28,160 お母さんをいじめないで! やめて!いじめないでよ! 172 00:12:28,160 --> 00:12:31,270 (エンデヴァー) 焦凍は出ていろ!関係ない話だ! (焦凍)うわぁ~~!・ 173 00:12:31,270 --> 00:12:33,350 わぁ~…! 174 00:12:33,350 --> 00:12:36,090 お母さんが 何を知ってんだよ!? 175 00:12:36,090 --> 00:12:39,940 (冷) 《選択肢は限られていたけれど・ 176 00:12:39,940 --> 00:12:43,590 選んで進んだのは 私の足で。・ 177 00:12:43,590 --> 00:12:49,090 せめて その先では笑っていようと 思っていたのに…》 178 00:12:51,420 --> 00:12:54,810 私じゃ…止められない。 179 00:12:54,810 --> 00:12:57,810 おまえがやれ!俺は見ない! 180 00:12:59,810 --> 00:13:01,830 (エンデヴァー)おまえがやれ!! 181 00:13:01,830 --> 00:13:07,100 《ねえ 今 何が見えてるの?・ 182 00:13:07,100 --> 00:13:10,770 その目をやめて…・ 183 00:13:10,770 --> 00:13:14,440 その目をやめて。・ 184 00:13:14,440 --> 00:13:16,740 その目を…》 185 00:13:20,800 --> 00:13:25,940 (冷の声) 私は 病院に隔離され そこで 燈矢のことを聞いた。・ 186 00:13:25,940 --> 00:13:30,440 そして 完全に 心が壊れてしまった。 187 00:13:30,440 --> 00:13:34,080 (燈矢)出るな!涙なんか…。 188 00:13:34,080 --> 00:13:37,500 [ 現在 ] (冷)あなたは 瀬古杜岳に行かなかった。 189 00:13:37,500 --> 00:13:43,590 俺が行けば あの子の感情に 薪をくべてしまうだけだと…・ 190 00:13:43,590 --> 00:13:45,260 いや…・ 191 00:13:45,260 --> 00:13:48,140 何と声をかけたら いいのか・ 192 00:13:48,140 --> 00:13:50,510 わからなかったんだ。 193 00:13:50,510 --> 00:13:53,110 お父さん… 194 00:13:53,110 --> 00:13:55,980 私も そうだった。 195 00:13:55,980 --> 00:13:57,980 わあっ!! 196 00:14:00,190 --> 00:14:03,590 あつっ!止まらない!炎が!! 197 00:14:07,430 --> 00:14:10,330 あれは熱かったなぁ。 198 00:14:10,330 --> 00:14:13,600 まあ 自業自得だよな。 199 00:14:13,600 --> 00:14:18,600 火力の上げ方しか 教えてくれなかったもんなぁ。 200 00:14:25,110 --> 00:14:30,770 (エンデヴァー) あの日 全て諦めていれば…・ 201 00:14:30,770 --> 00:14:36,440 燈矢を殺してしまったことで 後に引けなくなっていた。 202 00:14:36,440 --> 00:14:40,440 焦凍に傾倒する他 なくなっていた。 203 00:14:40,440 --> 00:14:43,930 エスカレートしていくあなたが おぞましくて・ 204 00:14:43,930 --> 00:14:48,670 子ども達にまで あなたの面影を 見るようになってしまった。 205 00:14:48,670 --> 00:14:53,770 壊れているのを知りながら 怖くて踏み込めなかった。 206 00:14:53,770 --> 00:14:57,860 上っ面で繕うことしか してこなかった。 207 00:14:57,860 --> 00:15:00,260 全部 あんたが 始めたことで・ 208 00:15:00,260 --> 00:15:02,250 あんたが原因だ。 209 00:15:02,250 --> 00:15:06,600 でも 俺が ぶん殴って燈矢兄と 向かい合わせてやれてたら・ 210 00:15:06,600 --> 00:15:08,590 荼毘は生まれてなくて・ 211 00:15:08,590 --> 00:15:12,090 焦凍に盛り蕎麦を ご馳走してやれたかもしれない。 212 00:15:12,090 --> 00:15:16,110 (冷)責任は あなただけのものじゃない。 213 00:15:16,110 --> 00:15:20,530 心が砕けても 私達が立たせます。 214 00:15:20,530 --> 00:15:23,570 あなたは荼毘と戦うしかないの。 215 00:15:23,570 --> 00:15:28,710 おまえ…本当に…冷か? 216 00:15:28,710 --> 00:15:32,180 私達より よっぽどつらいハズの子が・ 217 00:15:32,180 --> 00:15:36,930 恨んで当然の私を 再び お母さんと呼んでくれた。・ 218 00:15:36,930 --> 00:15:40,800 雄英高校で お友達をつくって・ 219 00:15:40,800 --> 00:15:44,340 私達 家族を つなぎとめてくれた。・ 220 00:15:44,340 --> 00:15:47,930 焦凍がウチのヒーローに なってくれたのよ。 221 00:15:47,930 --> 00:15:52,780 ケホッ ここに来る前 お母さんと話した。・ 222 00:15:52,780 --> 00:15:56,770 おまえが もう戦えねぇと思って。・ 223 00:15:56,770 --> 00:16:02,660 俺がやるしかねぇって思ってた… でも違うみてぇだ。 224 00:16:02,660 --> 00:16:05,780 泣き終わったら立てよ。 225 00:16:05,780 --> 00:16:08,850 みんなで燈矢兄を 止めに行こう。 226 00:16:08,850 --> 00:16:12,600 (エンデヴァー)ショ…ショオトオオ…。・ 227 00:16:12,600 --> 00:16:17,590 オオオ…ショオトオオ…。 (スマホ音声)すみませ~ん。・ 228 00:16:17,590 --> 00:16:21,600 話 立ち聞きしちゃいました。 その家族旅行・ 229 00:16:21,600 --> 00:16:25,070 俺らも ご一緒して よろしいですかね? 230 00:16:25,070 --> 00:16:27,970 《ベストジーニスト ホークス!》 231 00:16:27,970 --> 00:16:30,790 (スマホ音声)俺は きのう 既に退院して・ 232 00:16:30,790 --> 00:16:33,940 色々と情報 集めていたんですけ…。 (冷)ウチの息子が・ 233 00:16:33,940 --> 00:16:36,730 申し訳ありませんでした。 (スマホ音声)え!?・ 234 00:16:36,730 --> 00:16:39,260 そういうつもりで 出てきたんじゃないんで!・ 235 00:16:39,260 --> 00:16:41,280 やめて下さい 奥さん! 236 00:16:41,280 --> 00:16:43,950 (ベストジーニスト) 荼毘について 伺いたかっただけです。・ 237 00:16:43,950 --> 00:16:46,270 盗み聞きは違法デニムでしたが…。 238 00:16:46,270 --> 00:16:48,370 《違法デニムとは?》 239 00:16:48,370 --> 00:16:51,590 (ベストジーニスト) 怨嗟の原点は 捜査の手掛かりになります。 240 00:16:51,590 --> 00:16:53,940 そのあとの どう生き延び・ 241 00:16:53,940 --> 00:16:56,280 どうやって荼毘へと 変貌を遂げたかは・ 242 00:16:56,280 --> 00:16:58,780 本人に直接聞くとしましょう。 243 00:16:58,780 --> 00:17:02,770 (スマホ音声) 俺 あなたの昔の映像とか よく見てましたけど・ 244 00:17:02,770 --> 00:17:07,420 若い頃の執念が まさか こんな形で肥大していたとは…・ 245 00:17:07,420 --> 00:17:10,010 ショックですね。・ 246 00:17:10,010 --> 00:17:13,600 燈矢くんの お話ってことで 出てきませんでしたが・ 247 00:17:13,600 --> 00:17:15,430 ショートくんの火傷・ 248 00:17:15,430 --> 00:17:17,430 これもエンデヴァーさん? 《近い》 249 00:17:17,430 --> 00:17:21,690 私です。 お母…。 250 00:17:21,690 --> 00:17:26,090 (冷) 恨んで当然の私を 再び お母さんと呼んでくれた 251 00:17:26,090 --> 00:17:28,360 (スマホ音声)そっか。 252 00:17:28,360 --> 00:17:33,270 (ホークスの声)《俺は あの人達に 向き合えなかった。・ 253 00:17:33,270 --> 00:17:36,790 諦めて見限った》 254 00:17:36,790 --> 00:17:38,920 (スマホ音声)ショートくん・ 255 00:17:38,920 --> 00:17:42,330 君は かっこいいな。・ 256 00:17:42,330 --> 00:17:45,680 エンデヴァーさん 外は今 地獄です。 257 00:17:45,680 --> 00:17:47,980 ああ…。 258 00:17:47,980 --> 00:17:50,770 (スマホ音声)死柄木 荼毘 トガヒミコ・ 259 00:17:50,770 --> 00:17:52,770 スピナー スケプティック・ 260 00:17:52,770 --> 00:17:56,940 逃走した 解放戦線構成員132名。・ 261 00:17:56,940 --> 00:17:59,930 そして7匹の脳無 ニア・ハイエンド…・ 262 00:17:59,930 --> 00:18:02,450 全て行方不明。・ 263 00:18:02,450 --> 00:18:06,950 更に タルタロス他 6か所の刑務所が破られ・ 264 00:18:06,950 --> 00:18:11,590 少なくとも1万以上の受刑者が 野に放たれました。・ 265 00:18:11,590 --> 00:18:15,290 ヒーローをまとめる機能も 失われています。・ 266 00:18:15,290 --> 00:18:20,610 風向きの悪さを察した ヒーロー達が今も続々と辞職中。・ 267 00:18:20,610 --> 00:18:24,770 ヒーローを信じきれなくなった 一般市民が武器を手に取り・ 268 00:18:24,770 --> 00:18:29,460 ヴィランと戦うことで 被害が被害を呼ぶような状況。・ 269 00:18:29,460 --> 00:18:32,960 現在 政府は各国へ救助隊・ 270 00:18:32,960 --> 00:18:36,450 ヒーローの要請をしていますが 公安の停止により・ 271 00:18:36,450 --> 00:18:39,620 ヒーローの派遣手続きが 滞っています。・ 272 00:18:39,620 --> 00:18:43,140 これが わずか 2日間で起きています。・ 273 00:18:43,140 --> 00:18:45,290 奥さんのおっしゃった通り・ 274 00:18:45,290 --> 00:18:48,330 あなたは戦う他に 道は ありません。・ 275 00:18:48,330 --> 00:18:51,450 そして俺達もです! 此度の責任は・ 276 00:18:51,450 --> 00:18:53,780 No.1だけのモノじゃない。・ 277 00:18:53,780 --> 00:18:56,500 ご家庭だけで占有しないで いただきたい。 278 00:18:56,500 --> 00:18:59,820 なぜ…何を…。 279 00:18:59,820 --> 00:19:03,860 《荼毘の語った轟家の話が 本当だとしても…・ 280 00:19:03,860 --> 00:19:06,110 きっと 今は違う。・ 281 00:19:06,110 --> 00:19:10,580 正しくあろうとする人を 俺は支えたいんだ》 282 00:19:10,580 --> 00:19:14,670 (スマホ音声) てなワケで こっからは トップ3のチームアップです! 283 00:19:14,670 --> 00:19:18,090 私は元より ホークスに 命をベットした身。 284 00:19:18,090 --> 00:19:21,590 地獄の花道ランウェイなら 歩き慣れている。 285 00:19:21,590 --> 00:19:23,930 (スマホ音声)ホラ 俺らとご家族・ 286 00:19:23,930 --> 00:19:26,100 少しは肩も軽くなって・ 287 00:19:26,100 --> 00:19:28,500 立って歩ける気ィしません? 288 00:19:30,450 --> 00:19:34,990 ああ…ああ! 289 00:19:34,990 --> 00:19:38,780 燈矢兄を…止めるまでだから。 290 00:19:38,780 --> 00:19:41,280 (エンデヴァー)ああ…! 291 00:19:43,280 --> 00:19:47,650 (スマホ音声) 早速ですが まず皆々様への説明責任。・ 292 00:19:47,650 --> 00:19:51,320 荼毘の告発を受けた以上 避けて通れません。・ 293 00:19:51,320 --> 00:19:54,440 ざっくりと答弁内容 考えたんスけど・ 294 00:19:54,440 --> 00:19:57,780 1つ 不明瞭な要素が…。・ 295 00:19:57,780 --> 00:20:01,030 ワン・フォー・オールって 何なんですかね? 296 00:20:01,030 --> 00:20:04,870 それ…そういえば さっきも。 297 00:20:04,870 --> 00:20:07,920 (記者) 死柄木との戦闘時 エンデヴァーが呟いたという・ 298 00:20:07,920 --> 00:20:10,710 ワン・フォー・オールとは 何か ご存じでしょうか!? 299 00:20:10,710 --> 00:20:12,910 (記者)あのスーパーヴィラン オール・フォー・ワンと・ 300 00:20:12,910 --> 00:20:14,910 何か関係あるのでしょうか? 301 00:20:14,910 --> 00:20:17,280 (スマホ音声)ワン・フォー・オール・ 302 00:20:17,280 --> 00:20:20,980 我々は それの正体を 知らなきゃあ いけません。 303 00:20:22,950 --> 00:20:24,960 (通信:緑谷出久の声) 個別通信 失礼します。・ 304 00:20:24,960 --> 00:20:28,060 死柄木は 僕を狙ってる可能性があります 305 00:20:30,960 --> 00:20:33,530 デク? 306 00:20:33,530 --> 00:20:37,270 (勝己)デク てめゴラァ~! 何で俺が起きてて・ 307 00:20:37,270 --> 00:20:38,770 てめーが寝とんだぁ! (峰田)叫ぶな。 308 00:20:38,770 --> 00:20:40,770 (砂藤)こいつが起きると 悲しむ暇もねぇ。 309 00:20:40,770 --> 00:20:42,770 (飯田) すまない 梅雨ちゃんくん。 310 00:20:42,770 --> 00:20:44,440 (看護師)やっとどっか行った。 311 00:20:44,440 --> 00:20:46,230 あの怪我を見た時は・ 312 00:20:46,230 --> 00:20:48,260 嫌な想像をしてしまったが…。 313 00:20:48,260 --> 00:20:50,300 (お茶子)むしろ前より うるさくなっとる。 314 00:20:50,300 --> 00:20:52,320 (耳郎)委員長!・ 315 00:20:52,320 --> 00:20:54,950 常闇も上鳴も もう退院できるってさ。 316 00:20:54,950 --> 00:20:57,040 そうか それは よかった。 317 00:20:57,040 --> 00:21:00,460 麗日 緑谷 身体は無事なんだよね? 318 00:21:00,460 --> 00:21:03,460 (お茶子)そう聞いてるけど…・ 319 00:21:03,460 --> 00:21:06,160 不安だ…。 320 00:21:08,120 --> 00:21:09,700 (スマホ音声)チワッす。 321 00:21:09,700 --> 00:21:13,270 大・爆・殺・神 ダイナマイト… 無事か。 322 00:21:13,270 --> 00:21:15,440 (勝己)無事に見えンのか。 323 00:21:15,440 --> 00:21:18,290 (スマホ音声)緑谷出久くんと 話したいんだけど。 324 00:21:18,290 --> 00:21:21,460 今はオールマイトが 二人きりにしてくれと。 325 00:21:21,460 --> 00:21:23,930 (スマホ音声)オールマイトが…。 326 00:21:23,930 --> 00:21:26,280 《エンデヴァーさんは 緑谷くんが死柄木に・ 327 00:21:26,280 --> 00:21:30,870 狙われていると言った。 そこにオールマイトとは…。・ 328 00:21:30,870 --> 00:21:35,270 一体 ワン・フォー・オールとは 何だ?》 329 00:21:36,940 --> 00:21:38,930 (オールマイト)《緑谷少年…・ 330 00:21:38,930 --> 00:21:42,100 感じる…少年の中の…・ 331 00:21:42,100 --> 00:21:45,420 ワン・フォー・オールの中の 私を…》 332 00:21:45,420 --> 00:21:50,420 《君は今 先代達と話しているんだね》 333 00:21:53,510 --> 00:23:21,440 ・~