1 00:00:18,986 --> 00:00:20,988 (ジェイムズ)本当に神聖魔法を 使えるようになったのか? 2 00:00:20,988 --> 00:00:22,990 《リアム:どうしよう…。 3 00:00:22,990 --> 00:00:25,993 スカーレット王女から 口止めされているのに…》 4 00:00:25,993 --> 00:00:29,329 (ジェイムズ)ふむ 王女殿下は若すぎますな。 5 00:00:29,329 --> 00:00:31,665 えっ? あんな多額の報酬> 6 00:00:31,665 --> 00:00:34,668 周りに邪推してくれと 言わんばかりだ。 7 00:00:34,668 --> 00:00:37,337 あっ…。 あの竜は 討伐すれば> 8 00:00:37,337 --> 00:00:39,339 貴族延長級の功績。 9 00:00:39,339 --> 00:00:41,341 本来なら 王都に戻り> 10 00:00:41,341 --> 00:00:44,678 国王陛下に報告されるのが 筋というもの。 11 00:00:44,678 --> 00:00:46,680 しかし そうされなかった。 12 00:00:46,680 --> 00:00:50,017 勘ぐらざるをえぬよ。 うっ… うぐっ! 13 00:00:50,017 --> 00:00:53,353 報告では 魔竜の巨体が光となり> 14 00:00:53,353 --> 00:00:56,523 そなたに吸い込まれていった という証言もあるが? 15 00:00:56,523 --> 00:00:58,525 うぐぐ…。 16 00:00:58,525 --> 00:01:01,695 はい いくつかの神聖魔法を覚えました。 17 00:01:01,695 --> 00:01:03,697 やはりか! 18 00:01:03,697 --> 00:01:06,700 《王女様 すみません 喋っちゃいました~》 19 00:02:47,334 --> 00:02:50,337 見せてもらえるか? わかりました。 20 00:02:50,337 --> 00:02:52,673 アメリア・エミリア・クラウディア。 21 00:02:52,673 --> 00:02:56,343 初級神聖魔法 オールクリア! 22 00:02:56,343 --> 00:02:58,345 どういう魔法だ? 23 00:02:58,345 --> 00:03:01,014 状態異常を 全て消し去る魔法です。 24 00:03:01,014 --> 00:03:04,685 全て? 毒や石化といったものを全てか? 25 00:03:04,685 --> 00:03:06,686 はい。 ふむ…。 26 00:03:06,686 --> 00:03:11,024 神聖魔法が 神の御業と 言われるだけのことはある。 27 00:03:11,024 --> 00:03:14,361 時に そなた 三竜戦争を知っているか? 28 00:03:14,361 --> 00:03:16,363 えっ? いえ…。 29 00:03:16,363 --> 00:03:19,466 (ジェイムズ)かつて 三頭の竜が争った。 30 00:03:19,466 --> 00:03:23,637 その内の一頭が 他の二頭を打ち負かして勝利した。 31 00:03:23,637 --> 00:03:27,641 神聖魔法を用いたのが 決め手だったと言い伝わっておる。 32 00:03:27,641 --> 00:03:30,310 勝利した竜は 人間と交わり> 33 00:03:30,310 --> 00:03:34,314 その者が神聖魔法を使い 王国を建国した。 34 00:03:34,314 --> 00:03:36,316 それが 我が国だ。 35 00:03:36,316 --> 00:03:38,985 あぁ…。 そなた> 36 00:03:38,985 --> 00:03:42,656 竜と人間が交わったと聞いて 何を想像する? 37 00:03:42,656 --> 00:03:45,325 えっと 夫婦になって> 38 00:03:45,325 --> 00:03:47,994 子供を作った ということですか? 39 00:03:47,994 --> 00:03:50,664 うむ 我々も そう思っていた。 40 00:03:50,664 --> 00:03:53,333 だが 違ったのかもしれん。 (リアム)えっ? 41 00:03:53,333 --> 00:03:56,670 そなた 「竜と交わった」のではないのか!? 42 00:03:56,670 --> 00:03:58,672 えっ? 43 00:03:58,672 --> 00:04:02,676 《たしかに ラードーンは俺の体の中に入った。 44 00:04:02,676 --> 00:04:05,178 一つになって 合体した? 45 00:04:05,178 --> 00:04:07,681 交わったという言い方もできる》 46 00:04:07,681 --> 00:04:10,016 つまり そなたは今> 47 00:04:10,016 --> 00:04:15,188 我が国の建国の伝説を 再現しているかもしれん。 48 00:04:15,188 --> 00:04:18,625 ここから先 危惧されることは 二つ。 49 00:04:18,625 --> 00:04:21,962 ひとつは ハミルトン家 そなたの父の問題だ。 50 00:04:21,962 --> 00:04:23,964 ハミルトン家が なにか? 51 00:04:23,964 --> 00:04:28,301 ハミルトン家は 魔竜を封じた功績で 貴族となった。 52 00:04:28,301 --> 00:04:30,637 だが それが魔竜ではなく> 53 00:04:30,637 --> 00:04:32,639 我が国の建国者 いや> 54 00:04:32,639 --> 00:04:35,642 祖先と言うべき存在だった となれば…。 55 00:04:35,642 --> 00:04:37,978 功績が そもそも功績じゃない? 56 00:04:37,978 --> 00:04:41,815 最悪 取り潰しもあるだろう。 57 00:04:41,815 --> 00:04:46,987 《父上もアルブレビトも あんな必死だったのに…》 58 00:04:46,987 --> 00:04:50,323 だが それよりも 大きな問題がある。 59 00:04:50,323 --> 00:04:52,325 えっ? 竜が怒り> 60 00:04:52,325 --> 00:04:55,662 国に復讐を 考えているとしたら? 61 00:04:55,662 --> 00:04:59,666 そうか 無実の罪で閉じ込められて いたようなものだから…。 62 00:05:04,004 --> 00:05:06,673 「人間の尺度など いちいち気にもせぬ。 63 00:05:06,673 --> 00:05:11,011 数百年も経てば また違う呼び方をされるだろう」。 64 00:05:11,011 --> 00:05:13,346 うん? ラードーン…。 65 00:05:13,346 --> 00:05:16,683 竜が 魔竜と呼ばれた時に 言った言葉です。 66 00:05:16,683 --> 00:05:19,953 大丈夫です 竜は怒ってはいません。 67 00:05:19,953 --> 00:05:23,623 それよりも 俺の人生に 興味を持っているようでした。 68 00:05:23,623 --> 00:05:28,962 フッ… つまり そなたは王国の救世主だった。 69 00:05:28,962 --> 00:05:31,298 国は 知らない間に そなたによって> 70 00:05:31,298 --> 00:05:34,968 救われたというわけだな。 そんな大袈裟な…。 71 00:05:34,968 --> 00:05:36,970 いや 大袈裟ではない。 72 00:05:36,970 --> 00:05:41,274 その功績は 今までの どんなものよりも大きいぞ。 73 00:05:44,311 --> 00:05:46,313 あっ そうだ> 74 00:05:46,313 --> 00:05:48,315 発動までに時間のかかる魔法は> 75 00:05:48,315 --> 00:05:50,984 普段から 開始しておけばいいのか。 76 00:05:50,984 --> 00:05:53,987 空撃ちでも 魔法の練習になるし…。 77 00:06:04,998 --> 00:06:06,100 (アスナ)あっ リアム。 (ジョディ)リアムくん。 78 00:06:06,100 --> 00:06:09,336 うん? ふたりでどこかに? 79 00:06:09,336 --> 00:06:11,671 (アスナ)こっち来て。 (リアム)えっ? えぇ!? 80 00:06:11,671 --> 00:06:13,673 えっ リアム? どこだ? 81 00:06:13,673 --> 00:06:17,944 あの子が? では みなさん 話は伝えますから。 82 00:06:17,944 --> 00:06:20,947 (リアム)えっ パーティー申請? (アスナ)そう。 83 00:06:20,947 --> 00:06:23,950 リアムくんが 魔竜を討伐したって聞いて> 84 00:06:23,950 --> 00:06:26,620 一緒にって言ってきた人達よ。 85 00:06:26,620 --> 00:06:29,289 はい これ さっきの人達のリスト。 86 00:06:29,289 --> 00:06:31,291 こんなに!? 87 00:06:31,291 --> 00:06:34,961 みんな リアムにあやかりたいだけ なんだろうけど 一応ね。 88 00:06:34,961 --> 00:06:38,965 決めるのは パーティーの主である リアムくんですものね。 89 00:06:38,965 --> 00:06:40,967 うん…。 90 00:06:40,967 --> 00:06:42,969 (ドアの閉まる音) 91 00:06:42,969 --> 00:06:46,640 リアムお坊ちゃま。 うん? 92 00:06:46,640 --> 00:06:48,642 これは? リアムお坊ちゃまへ> 93 00:06:48,642 --> 00:06:51,311 お見合いの申し込みでございます。 94 00:06:51,311 --> 00:06:54,614 へっ!? いきなり こんな…。 95 00:06:56,650 --> 00:06:58,652 (ブルーノ)ちょっと出遅れたか。 96 00:06:58,652 --> 00:07:00,654 あっ ブルーノ兄さん。 97 00:07:00,654 --> 00:07:02,989 俺の嫁いだ家の親戚だ。 98 00:07:02,989 --> 00:07:06,326 お前に届けて うまく言いくるめてこいってな。 99 00:07:06,326 --> 00:07:09,329 アハハ…。 お前 何した? 100 00:07:09,329 --> 00:07:12,499 えっ? 魔竜を討伐しただけだけど…。 101 00:07:12,499 --> 00:07:15,001 いいや それだけじゃねえだろ。 あっ…。 102 00:07:15,001 --> 00:07:17,938 (ブルーノ)見たところ 位の高い貴族までが> 103 00:07:17,938 --> 00:07:19,940 お前とお近づきに なりたがってる。 104 00:07:19,940 --> 00:07:21,942 何かあるはずだ。 105 00:07:21,942 --> 00:07:26,613 《ジェイムズさんの言ったとおりだ 周りが なにかを勘ぐっている。 106 00:07:26,613 --> 00:07:29,616 それは さておき こんなにモテたのは> 107 00:07:29,616 --> 00:07:33,620 リアムになる前も含めて 生まれて初めてだ》 108 00:07:36,289 --> 00:07:39,626 で 見せたいものって? モテモテのリアム。 109 00:07:39,626 --> 00:07:42,962 ハハハ アナザーワールド。 110 00:07:42,962 --> 00:07:45,966 (2人)えっ? 111 00:07:45,966 --> 00:07:47,967 入って。 112 00:07:49,969 --> 00:07:52,639 (2人)あっ すっご~い! 113 00:07:52,639 --> 00:07:54,641 (ジョディ)空間の中に家が! 114 00:07:54,641 --> 00:07:58,311 うん 街の大工さんに 造ってもらって アイテムボックスで。 115 00:07:58,311 --> 00:08:01,648 ふえ~ そんなことまで 出来ちゃうんだ。 116 00:08:01,648 --> 00:08:04,317 あれ? でも 魔法を解除すると> 117 00:08:04,317 --> 00:08:07,988 中のものは消えちゃうんでしょ? ラードーンジュニアみたいに。 118 00:08:07,988 --> 00:08:10,657 ううん もう消えないよ。 119 00:08:10,657 --> 00:08:13,660 アナザーワールドの魔法 マスターしたから。 120 00:08:18,932 --> 00:08:21,601 ベッドも ふかふか~。 121 00:08:21,601 --> 00:08:23,937 あっ どうかした? 122 00:08:23,937 --> 00:08:27,607 この空間って 採光の概念ってあるのかしら? 123 00:08:27,607 --> 00:08:31,945 そうか ここは昼も夜もないから 寝る時 困るか…。 124 00:08:31,945 --> 00:08:33,947 暗くできませんの? 125 00:08:33,947 --> 00:08:35,949 う~ん…。 126 00:08:35,949 --> 00:08:38,251 下級精霊 シェイド召喚。 127 00:08:40,286 --> 00:08:42,989 空間内を闇で包んで。 128 00:08:45,625 --> 00:08:49,295 (アスナ)わっ 真っ暗! (リアム)さすがに暗すぎるな…。 129 00:08:49,295 --> 00:08:53,299 下級精霊 サラマンダー召喚。 アニャ。 130 00:08:53,299 --> 00:08:55,635 暖炉に火を灯して。 131 00:08:55,635 --> 00:08:58,972 フー。 落ちつく~。 132 00:08:58,972 --> 00:09:00,974 リアムくん この闇って> 133 00:09:00,974 --> 00:09:03,309 もう少しだけ 明るくならないかしら? 134 00:09:03,309 --> 00:09:06,312 夜くらいの暗さだったら もっと いいんだけど。 135 00:09:06,312 --> 00:09:10,650 シェイド 闇の度合いを調整できる? うぅ…。 136 00:09:10,650 --> 00:09:13,987 ダメみたい。 中級精霊なら 出来るみたいだけど> 137 00:09:13,987 --> 00:09:15,989 まだ使えないし…。 138 00:09:15,989 --> 00:09:19,592 精霊も あたし達みたいに 成長できれば良いのに。 139 00:09:19,592 --> 00:09:21,594 そうか そうだよ! 140 00:09:21,594 --> 00:09:23,930 えっ あたし何か変なこと言った? 141 00:09:23,930 --> 00:09:25,932 ありがとう アスナ。 142 00:09:25,932 --> 00:09:27,934 契約魔法 ファミリア。 143 00:09:31,271 --> 00:09:33,940 ありがとうございます。 主との契約で> 144 00:09:33,940 --> 00:09:36,276 中級精霊に進化 致しました。 145 00:09:36,276 --> 00:09:38,611 喋った! 146 00:09:38,611 --> 00:09:40,613 (ジョディ)あら 自然な暗さに。 147 00:09:40,613 --> 00:09:42,615 主のおかげでございます。 148 00:09:42,615 --> 00:09:45,618 ご恩に報いるべく 誠心誠意 働きますので> 149 00:09:45,618 --> 00:09:49,289 いつでも お呼び出し下さい。 それが…。 150 00:09:49,289 --> 00:09:53,626 まだ中級精霊を召喚する魔法は 覚えてないんだよ。 151 00:09:53,626 --> 00:09:55,962 魔導書が すごく貴重らしくて…。 152 00:09:55,962 --> 00:09:59,299 失礼ですが 主がつけていらっしゃる指輪は> 153 00:09:59,299 --> 00:10:01,968 古代の記憶だと お見受けしますが…。 154 00:10:01,968 --> 00:10:05,305 古代の記憶? このマジック・ペディアのこと? 155 00:10:05,305 --> 00:10:09,309 はい 中級精霊の召喚魔法を 宿すことなど> 156 00:10:09,309 --> 00:10:11,644 造作もないこと。 本当? 157 00:10:11,644 --> 00:10:14,647 使いこなすには 鍛錬が必要となりますが…。 158 00:10:14,647 --> 00:10:17,650 それは もちろん! じゃあ お願い。 159 00:10:17,650 --> 00:10:19,652 承知いたしました。 160 00:10:22,655 --> 00:10:25,658 入った…。 すっご~い! 161 00:10:25,658 --> 00:10:28,995 <リアム:続けて 火の精霊サラマンダーを進化させた> 162 00:10:28,995 --> 00:10:31,664 おう 進化させてくれて ありがとうな! 163 00:10:31,664 --> 00:10:33,666 イフリートと呼んでくれぃ! 164 00:10:36,002 --> 00:10:38,338 <同じ要領で いま呼べる> 165 00:10:38,338 --> 00:10:42,675 水 土 風 光 氷の下級精霊を> 166 00:10:42,675 --> 00:10:44,677 ファミリアで進化させ> 167 00:10:44,677 --> 00:10:47,013 中級精霊の召喚魔法として> 168 00:10:47,013 --> 00:10:49,015 マジック・ペディアに記憶した> 169 00:10:49,015 --> 00:10:51,017 わっ… よし! 170 00:10:51,017 --> 00:10:53,353 中級精霊の召喚魔法を 手に入れたぞ! 171 00:10:53,353 --> 00:10:59,025 中級精霊の召喚の魔導書は 貴族の家宝くらい貴重なのに…。 172 00:10:59,025 --> 00:11:02,362 わぁ! 早く練習してマスターしたい! 173 00:11:02,362 --> 00:11:05,665 (アスナ)魔法のこととなると…。 (ジョディ)ウフフ。 174 00:11:10,370 --> 00:11:14,040 《リアム:次の日 ラードーンの頼み事で 森へやってきた》 175 00:11:14,040 --> 00:11:16,976 ラードーンが寝そべっていた場所が ここ…。 176 00:11:16,976 --> 00:11:19,979 ここから北東に100メートルだっけ? 177 00:11:19,979 --> 00:11:22,982 (ラードーン)大きな魂を持つ人間よ。 178 00:11:22,982 --> 00:11:25,318 その呼び方 しんどくない? 179 00:11:25,318 --> 00:11:27,987 名前で呼んだ方が短いし 楽でしょ? 180 00:11:27,987 --> 00:11:29,989 (ラードーン)おぉ そうだな…。 181 00:11:29,989 --> 00:11:33,593 よかろう では リアムよ 我が子を召喚せよ。 182 00:11:35,662 --> 00:11:37,997 《ここに来るまで ずっと頑張っていた召喚魔法が> 183 00:11:37,997 --> 00:11:39,999 ようやく発動》 184 00:11:39,999 --> 00:11:42,302 ラードーンジュニア 召喚! 185 00:11:44,337 --> 00:11:46,339 (ラードーンジュニア)キュウ! 186 00:11:50,343 --> 00:11:52,345 わぁ…。 187 00:11:55,014 --> 00:11:57,016 あっ…。 (みんな)うん? 188 00:11:57,016 --> 00:11:59,352 わっ 人間 人間! 逃げろ! 189 00:11:59,352 --> 00:12:02,021 えっ? あっ… 待って! 俺は敵じゃない。 190 00:12:02,021 --> 00:12:05,358 ラードーンに言われて 来た。 (みんな)えっ? 191 00:12:05,358 --> 00:12:08,361 ほら。 キュウ。 192 00:12:08,361 --> 00:12:10,697 本当だ 神竜様の子だ。 193 00:12:10,697 --> 00:12:12,699 えっと ラードーンから> 194 00:12:12,699 --> 00:12:15,702 君たちを守るようにって 言われてきたんだ。 195 00:12:15,702 --> 00:12:19,639 《リアム:ピクシーたちの羽は 魔道具の貴重な材料になるらしい。 196 00:12:19,639 --> 00:12:21,641 か弱い彼女たちは> 197 00:12:21,641 --> 00:12:24,310 放っておけば 人間に狩り尽くされてしまう。 198 00:12:24,310 --> 00:12:27,981 ラードーンは 結界を張って ピクシーたちを守っていた。 199 00:12:27,981 --> 00:12:30,650 それを 俺に 引き継いでほしいと言う》 200 00:12:30,650 --> 00:12:33,987 まず 魔法をかけるけど いい? わかった。 201 00:12:33,987 --> 00:12:36,656 (ラードーン)同時に 名前をつけてやるといい。 202 00:12:36,656 --> 00:12:40,326 名付けは 人間が誰しも行える 原初の呪法。 203 00:12:40,326 --> 00:12:42,328 自然と魔力が込められる。 204 00:12:42,328 --> 00:12:44,664 名前か… よし。 205 00:12:44,664 --> 00:12:46,666 契約魔法 ファミリア! 206 00:12:50,670 --> 00:12:53,673 (リアム)君の名は… レイナだ! 207 00:12:53,673 --> 00:12:58,011 (レイナ)えっ? 私 エルフになってる! (みんな)わぁ! 208 00:12:58,011 --> 00:13:01,014 (ラードーン)なるほど エルフに進化するか 面白い。 209 00:13:01,014 --> 00:13:03,016 (リアム)どういうこと? 210 00:13:03,016 --> 00:13:05,685 (ラードーン)契約魔法とともに 名付けを行ったことで> 211 00:13:05,685 --> 00:13:10,023 魔力が共鳴し 通常以上の効果が生まれたのだ。 212 00:13:10,023 --> 00:13:12,025 そうなんだ。 213 00:13:12,025 --> 00:13:14,360 (ラードーン)今度 名を持たぬ者と契約する時は> 214 00:13:14,360 --> 00:13:16,362 常に名前をつけてやるといい。 215 00:13:16,362 --> 00:13:18,965 わかった。 使者様 私も! 216 00:13:18,965 --> 00:13:23,636 名前 つけて! えっと ナターシャ。 君は ニア! 217 00:13:23,636 --> 00:13:26,306 《リアム:おとぎ話の中でしか 知らなかったエルフ。 218 00:13:26,306 --> 00:13:29,308 その寿命は 数百年あるという。 219 00:13:29,308 --> 00:13:32,979 人間にとっては 「幻の」 「憧れの」種族だ》 220 00:13:32,979 --> 00:13:34,981 (ナターシャ)ありがとう 人間様! 221 00:13:34,981 --> 00:13:36,983 (ニア)大好き 神竜のお使い様。 222 00:13:36,983 --> 00:13:38,985 お疲れ様です 使者様。 223 00:13:38,985 --> 00:13:42,322 えっと レイナだっけ。 はい レイナでございます。 224 00:13:42,322 --> 00:13:46,326 あの 私達はこれから どうすればいいですか? 225 00:13:46,326 --> 00:13:48,995 えっ? 使者様の使い魔として> 226 00:13:48,995 --> 00:13:51,664 何をすればいいのか ご命令ください。 227 00:13:51,664 --> 00:13:54,667 ラードーンに言われて きただけだしなぁ…。 228 00:13:54,667 --> 00:13:57,670 じゃあ 村を作って そこで暮らすといい。 229 00:13:57,670 --> 00:14:01,341 わかりました。 みんな 家を造りましょう。 230 00:14:01,341 --> 00:14:05,345 (みんな)はい! レイナ 君が村長をやってくれ。 231 00:14:05,345 --> 00:14:08,014 誰かが まとめなきゃ とっ散らかるだけだから。 232 00:14:08,014 --> 00:14:10,350 はっ はい わかりました! 233 00:14:10,350 --> 00:14:12,685 使者様に 気に入ってもらえるような村を> 234 00:14:12,685 --> 00:14:15,021 作ります! (スージー)家を造ろう。 235 00:14:15,021 --> 00:14:17,290 (ミーナ)人間みたいな家で いいのかな? 236 00:14:17,290 --> 00:14:21,627 《フウ さすがに疲れた 魔力の使いすぎだ》 237 00:14:21,627 --> 00:14:24,630 うん? 森の奥から魔力を感じる。 238 00:14:29,302 --> 00:14:32,972 これか? 強い魔力を感じる…。 239 00:14:32,972 --> 00:14:36,642 うん? 使者様? レイナ あれはなに? 240 00:14:36,642 --> 00:14:38,978 私たちが ずっと集めてたものです。 241 00:14:38,978 --> 00:14:42,982 ピクシーは 空気に漂ってる わずかな魔力を持ち帰って> 242 00:14:42,982 --> 00:14:45,985 1ヶ所に集めて 濃縮する習性があるんです。 243 00:14:45,985 --> 00:14:47,987 (リアム)蜂蜜みたいなもの? 244 00:14:47,987 --> 00:14:49,989 (ラードーン)食すがよい。 えっ!? 245 00:14:49,989 --> 00:14:52,325 あれって 食べてもいいの? 246 00:14:52,325 --> 00:14:54,327 はい いくらでも どうぞ。 247 00:14:54,327 --> 00:14:56,996 私たちのものは 使者様のものですから。 248 00:14:56,996 --> 00:14:58,998 フレイムカッター! 249 00:15:02,668 --> 00:15:05,004 おわっ…。 250 00:15:05,004 --> 00:15:08,007 マジックミサイル! 251 00:15:08,007 --> 00:15:10,009 わぁ。 あぁ…。 252 00:15:10,009 --> 00:15:14,013 《今までの限界を超えた 19連のマジックミサイル…。 253 00:15:14,013 --> 00:15:17,283 同時魔法の発動限界が上がった》 254 00:15:17,283 --> 00:15:21,621 <翌日 村の様子を見にやってきた> 255 00:15:21,621 --> 00:15:25,291 使者様! あぁ その呼び方は…。 256 00:15:25,291 --> 00:15:29,629 俺の名前はリアム 名前で呼んで。 わかりました。 257 00:15:29,629 --> 00:15:33,299 みんな これからは リアム様ってお呼びするのよ! 258 00:15:33,299 --> 00:15:36,302 (みんな)は~い! それで リアム様> 259 00:15:36,302 --> 00:15:38,304 家を造ってはみたのですが…。 260 00:15:38,304 --> 00:15:40,973 こうなったか…。 すみません。 261 00:15:40,973 --> 00:15:42,975 家を建てるのは どうやったらいいのか> 262 00:15:42,975 --> 00:15:44,977 わからなくて…。 だよな。 263 00:15:44,977 --> 00:15:47,647 キャー! やめて! 264 00:15:47,647 --> 00:15:51,984 ヘヘヘヘ でけぇ戦いがあったから 金目の物を拾いに来たが> 265 00:15:51,984 --> 00:15:54,654 こんな値打ち物に出会えるとはな。 266 00:15:54,654 --> 00:15:59,325 まったくだ このエルフ1匹で しばらく遊んで暮らせるぜ。 267 00:15:59,325 --> 00:16:02,328 売り飛ばす前に 味見してみねえか? 268 00:16:02,328 --> 00:16:04,330 その子を放せ! ああん? 269 00:16:04,330 --> 00:16:07,667 なんだ? ガキか? リアム様。 270 00:16:07,667 --> 00:16:11,337 大丈夫だよ スージー すぐに助けてあげる。 271 00:16:11,337 --> 00:16:14,340 おい ガキ 正義の味方ごっこなら よそで…。 272 00:16:14,340 --> 00:16:16,676 マジックミサイル! 273 00:16:16,676 --> 00:16:18,611 うっ ぐあっ! 274 00:16:18,611 --> 00:16:20,613 てめぇ! 舐めやがって! 275 00:16:20,613 --> 00:16:23,950 契約召喚 リアム! 276 00:16:23,950 --> 00:16:25,952 なっ…。 マジックミサイル! 277 00:16:25,952 --> 00:16:28,554 マジックミサイル! (2人)うわぁ! 278 00:16:30,623 --> 00:16:32,625 すご~い。 スージー! 279 00:16:32,625 --> 00:16:35,628 怖かったよ~。 ここは危険だな。 280 00:16:35,628 --> 00:16:37,964 アナザーワールド。 281 00:16:37,964 --> 00:16:41,300 《一時的に この中に 避難させることはできるけど> 282 00:16:41,300 --> 00:16:43,302 全員が入れるほどは…》 283 00:16:43,302 --> 00:16:45,972 えっ 空間が広がっている!? 284 00:16:45,972 --> 00:16:49,642 そうか ピクシーの蜜を食べたからか! 285 00:16:49,642 --> 00:16:53,980 みんな ここへ入ってくれ 安全なところへ連れて行く! 286 00:16:53,980 --> 00:16:57,316 アナザーワールド。 287 00:16:57,316 --> 00:16:59,652 えっ 全然違うところ? 288 00:16:59,652 --> 00:17:01,654 どうして? なにが どうなったの? 289 00:17:01,654 --> 00:17:03,656 魔法で みんなを運んだんだ。 290 00:17:03,656 --> 00:17:05,658 うちの敷地内だから とりあえず> 291 00:17:05,658 --> 00:17:08,327 野盗たちに 狙われる心配はないよ。 292 00:17:08,327 --> 00:17:11,664 私たちを 魔法一つで ここまで…。 293 00:17:11,664 --> 00:17:13,100 (レイナ)リアム様。 えっ? 294 00:17:13,100 --> 00:17:16,936 どうか 私たちの長になってください。 295 00:17:16,936 --> 00:17:20,940 おっ 長!? 人間の世界だと 国王ですか? 296 00:17:20,940 --> 00:17:23,943 王って 俺が? はい。 297 00:17:23,943 --> 00:17:26,612 王になり 私達を導いてください。 298 00:17:26,612 --> 00:17:29,615 (みんな)お願いします! だっ だけど…。 299 00:17:29,615 --> 00:17:33,619 王になってくださるのなら 私達は 何でも致します。 300 00:17:33,619 --> 00:17:35,955 あっ… わかった。 301 00:17:35,955 --> 00:17:38,624 でも 勝手に王を 名乗るわけにはいかないから> 302 00:17:38,624 --> 00:17:40,960 長になるよ。 ありがとうございます! 303 00:17:40,960 --> 00:17:42,962 (みんな)ありがとうございます! 304 00:17:42,962 --> 00:17:46,565 《そうなると 土地がいるな みんなを住まわせる土地が…》 305 00:17:48,634 --> 00:17:50,970 リアム様の即席麺 おいし~。 こちらにもお湯を。 306 00:17:50,970 --> 00:17:52,972 3分 待つのね。 307 00:17:52,972 --> 00:17:55,308 《俺は ラードーンから新しく授けられた> 308 00:17:55,308 --> 00:17:58,978 上級神聖魔法を 発動させようとしていた。 309 00:17:58,978 --> 00:18:01,981 4日もかかって 未だに発動できていない》 310 00:18:01,981 --> 00:18:04,317 (ラードーン)相も変わらずの根気だな。 311 00:18:04,317 --> 00:18:08,654 新しい魔法が覚えられるんだ 早く発動させてみたい。 312 00:18:08,654 --> 00:18:11,324 (ラードーン)フフ やはり面白いやつだ。 313 00:18:11,324 --> 00:18:13,326 来た 発動できそう! 314 00:18:13,326 --> 00:18:15,661 (ラードーン)あとは 行き先を思い出すだけだ。 315 00:18:15,661 --> 00:18:18,931 大丈夫 幻影が もう目的地にいる。 316 00:18:18,931 --> 00:18:21,267 レイナ みんなを集めて。 317 00:18:21,267 --> 00:18:23,269 はい! 318 00:18:23,269 --> 00:18:25,271 全員 いるな。 (みんな)はい! 319 00:18:25,271 --> 00:18:27,273 それじゃ 行くよ。 320 00:18:27,273 --> 00:18:29,575 上級神聖魔法 テレポート! 321 00:18:32,611 --> 00:18:34,947 (レイナ)ここは…。 (リアム)さっき いた場所から> 322 00:18:34,947 --> 00:18:38,284 100キロ離れた場所だよ。 えっ あんな一瞬で? 323 00:18:38,284 --> 00:18:40,620 (リアム)封印の地と 呼ばれる場所らしい。 324 00:18:40,620 --> 00:18:42,621 (レイナ)封印の地? 325 00:18:42,621 --> 00:18:46,959 4日の道を一瞬で ビックリだ。 ご苦労様。 326 00:18:46,959 --> 00:18:49,295 上級神聖魔法 テレポート。 327 00:18:49,295 --> 00:18:51,630 一度 行った場所に 飛ぶことができる。 328 00:18:51,630 --> 00:18:53,632 《幻影も俺自身だから> 329 00:18:53,632 --> 00:18:56,636 あらかじめ移動させておけば その場所へ行ける》 330 00:18:56,636 --> 00:18:58,971 夢にまで見た 瞬間移動。 331 00:18:58,971 --> 00:19:02,641 まだ発動に 4日もかかるけど 早くマスターしたい! 332 00:19:02,641 --> 00:19:05,044 (ラードーン)紋章の手をかざすといい。 333 00:19:07,313 --> 00:19:09,982 わぁ すごい! キレイなところ! 334 00:19:09,982 --> 00:19:12,318 (ラードーン)我が封印した 土地のひとつだ。 335 00:19:12,318 --> 00:19:15,988 (リアム)封印した? なんで? (ラードーン)うむ…。 336 00:19:15,988 --> 00:19:17,923 《答えたくないのかな》 337 00:19:17,923 --> 00:19:19,925 ここ 使っていいの? 338 00:19:19,925 --> 00:19:23,262 (ラードーン)あぁ 好きに使え 国を興してもよいぞ。 339 00:19:23,262 --> 00:19:25,264 国って ハハハ…。 340 00:19:25,264 --> 00:19:28,267 ここは ラードーンが守っていた 封印の地だ。 341 00:19:28,267 --> 00:19:30,269 使っていいって言ってる。 342 00:19:30,269 --> 00:19:33,272 ありがとうございます 神竜様! リアム様! 343 00:19:33,272 --> 00:19:35,941 水源らしいものは ありませんね。 344 00:19:35,941 --> 00:19:38,944 これだけ豊かな土地だから あるはずだよ。 345 00:19:38,944 --> 00:19:42,281 《中級精霊の召喚は まだマスターしてないから> 346 00:19:42,281 --> 00:19:44,283 ちょっと面倒だけど…》 347 00:19:44,283 --> 00:19:47,286 よし ウンディーネ 召喚! 348 00:19:47,286 --> 00:19:49,588 契約魔法 ファミリア! 349 00:19:54,960 --> 00:19:57,963 水源を見つけて 生活用水にしたいんだけど> 350 00:19:57,963 --> 00:20:00,966 どうにかなるかな? おまかせを。 351 00:20:11,977 --> 00:20:13,979 これで よろしいでしょうか? 352 00:20:13,979 --> 00:20:17,316 バッチリだ ありがとう。 ここを拠点に村を作ろう。 353 00:20:17,316 --> 00:20:19,318 はい! 354 00:20:19,318 --> 00:20:22,321 《あとは 建築の技術が必要だな》 355 00:20:25,324 --> 00:20:30,329 ハア ハア… すごい 発動時間が一気に減ったぞ! 356 00:20:30,329 --> 00:20:35,334 マスターの条件は 練習時間じゃなく 発動させた回数なんだ。 357 00:20:35,334 --> 00:20:39,638 消費した魔力は レククロの結晶で回復させてと…。 358 00:20:42,675 --> 00:20:44,677 よし 発動0秒だ! 359 00:20:44,677 --> 00:20:47,346 テレポートを完全にマスターしたぞ! 360 00:20:47,346 --> 00:20:50,015 (ラードーン)フフ 全く飽きないヤツだ。 361 00:20:50,015 --> 00:20:52,685 (リアム)レイナ ちょっと行ってくる。 362 00:20:52,685 --> 00:20:56,021 留守の間は こいつらが みんなを守るから。 363 00:20:56,021 --> 00:20:58,324 はい いってらっしゃいませ。 364 00:21:00,359 --> 00:21:03,696 (リアム)あの 王女殿下 用って? 365 00:21:03,696 --> 00:21:05,698 (スカーレット)聞きたいことがある。 366 00:21:05,698 --> 00:21:07,700 お前の中の魔竜…。 367 00:21:07,700 --> 00:21:10,369 いや 竜から 「約束の地」という言葉を> 368 00:21:10,369 --> 00:21:12,371 聞いたことはないか? 369 00:21:12,371 --> 00:21:15,374 約束の地? 「封印の地」ならありますが。 370 00:21:15,374 --> 00:21:17,977 封印の地? はい。 371 00:21:17,977 --> 00:21:19,979 エルフたちの保護を頼まれて> 372 00:21:19,979 --> 00:21:23,315 ラードーンが封印していた土地へ 連れて行ったんです。 373 00:21:23,315 --> 00:21:26,318 そこに 妾を連れて行ってはくれぬか? 374 00:21:26,318 --> 00:21:28,320 もちろん いいですよ。 375 00:21:28,320 --> 00:21:31,323 でも その前に ひとつお願いが…。 うん? 376 00:21:34,326 --> 00:21:36,328 (スカーレット)宮廷技師のゴラクだ。 377 00:21:36,328 --> 00:21:38,330 諸用で一緒に来ている。 378 00:21:38,330 --> 00:21:42,668 (ゴラク)なんですかな 王女殿下 わしは忙しいのです。 379 00:21:42,668 --> 00:21:45,671 あの 魔法を使っていいですか? 380 00:21:45,671 --> 00:21:48,674 わしに!? よからぬ魔法じゃなかろうな。 381 00:21:48,674 --> 00:21:52,678 協力してやってくれ。 やれやれ… で なにを? 382 00:21:52,678 --> 00:21:56,682 契約召喚 ゴラク。 383 00:21:56,682 --> 00:21:59,351 なっ!? こちらの方に来ていただきます。 384 00:21:59,351 --> 00:22:02,354 考えたな。 では 殿下もご一緒に。 385 00:22:02,354 --> 00:22:04,356 うむ。 386 00:22:04,356 --> 00:22:07,660 なっ なっ… なんじゃあ。 387 00:22:09,695 --> 00:22:13,365 ここは ガラールの谷だった 場所ではないのか? 388 00:22:13,365 --> 00:22:16,702 ラードーンが封印し 幻覚で そう見せていたんです。 389 00:22:16,702 --> 00:22:19,305 《スカーレット:やはり ここが…》 390 00:22:19,305 --> 00:22:22,975 竜… ラードーン様にお伺いしたい。 391 00:22:22,975 --> 00:22:25,311 ここは 「約束の地」なのでしょうか? 392 00:22:25,311 --> 00:22:29,648 我は 人間と なんの約束もしていない。 393 00:22:29,648 --> 00:22:32,318 らしいです。 そうですか…。 394 00:22:32,318 --> 00:22:34,653 約束はしてないって 言っただけで> 395 00:22:34,653 --> 00:22:37,656 「ここが そうじゃない」 とは言ってません。 396 00:22:37,656 --> 00:22:41,660 「終わりの日に 人類を滅亡から救い> 397 00:22:41,660 --> 00:22:43,996 新たな楽園へ誘う」。 398 00:22:43,996 --> 00:22:45,998 それが 約束の地だ。 399 00:22:45,998 --> 00:22:47,100 具体的なことは わからない。 400 00:22:47,100 --> 00:22:51,003 ただの伝承だとする声もあるが…。 401 00:22:51,003 --> 00:22:53,339 それは? 王家に伝わるもので> 402 00:22:53,339 --> 00:22:56,342 「宿命の鍵」と呼ばれている。 403 00:22:56,342 --> 00:22:59,645 あっ… ちょっと貸してください。 404 00:23:02,014 --> 00:23:04,016 えっ? あっ…。 405 00:23:04,016 --> 00:23:21,967 /~ 406 00:23:21,967 --> 00:23:25,304 やはり ここは約束の地…。 407 00:23:25,304 --> 00:23:27,306 そうみたいですね。 408 00:23:27,306 --> 00:23:30,976 《この指輪が あの島を浮かせる鍵なのか? 409 00:23:30,976 --> 00:23:33,579 魔力さえあれば いずれまた…》 410 00:23:35,648 --> 00:23:37,983 えっ? どっ どうしたんですか!? 411 00:23:37,983 --> 00:23:40,986 約束の地の主よ。 えっ? 412 00:23:40,986 --> 00:23:44,323 ここに 新たな国をお作りください。 413 00:23:44,323 --> 00:23:47,993 楽園となる国を どうか。 414 00:23:47,993 --> 00:23:50,663 くっ 国なんて そんな…。 415 00:23:50,663 --> 00:23:54,667 約束の地の主に 忠誠を誓います。 416 00:23:54,667 --> 00:23:56,669 うぅ…。 417 00:23:56,669 --> 00:23:58,671 《リアム:今思えば> 418 00:23:58,671 --> 00:24:01,674 それが俺の国作りの 始まりだったんだ》