1 00:00:02,336 --> 00:00:04,338 マジックミサイル! 2 00:00:04,338 --> 00:00:06,340 (リアム)マジックミサイル! 3 00:00:08,675 --> 00:00:12,012 よし うまくコントロールできた。 4 00:00:12,012 --> 00:00:14,348 あっ…。 5 00:00:14,348 --> 00:00:16,683 (アルブレビト)ここにいたのか。 兄上。 6 00:00:16,683 --> 00:00:19,353 お前 最近すごいらしいな。 7 00:00:19,353 --> 00:00:23,023 魔法が得意だって 使用人の間で持ちきりだ。 8 00:00:23,023 --> 00:00:25,359 いえ それほどでも…。 9 00:00:25,359 --> 00:00:30,364 リアム お前は将来 何になりたい? あっ…。 10 00:00:30,364 --> 00:00:34,701 《アルブレビトは ハミルトン家の長男。 次の当主。 11 00:00:34,701 --> 00:00:37,704 俺が家督を狙っていると 疑っている》 12 00:00:37,704 --> 00:00:40,040 早く独立したいですね。 13 00:00:40,040 --> 00:00:44,711 できれば 腕一本で 食べていける職業がいいです。 14 00:00:44,711 --> 00:00:49,116 フッ… ならば ハンターギルドを紹介してやろう。 15 00:02:34,021 --> 00:02:36,023 <リアム:ハンターギルドとは➡ 16 00:02:36,023 --> 00:02:41,628 その名のとおり 獣やモンスターを狩る ハンターたちの集まる場所だ> 17 00:02:47,367 --> 00:02:49,703 なんだ? 子どもじゃねえか。 18 00:02:49,703 --> 00:02:52,372 ここは 子どもが来る場所じゃねえぞ。 19 00:02:52,372 --> 00:02:54,374 おつかいかい? 僕。 20 00:02:54,374 --> 00:02:58,045 (笑い声) 21 00:02:58,045 --> 00:02:59,980 (リアム)ギルドマスターですか? 22 00:02:59,980 --> 00:03:04,985 リアム・ハミルトンだな。 アルブレビト様から話は聞いている。 23 00:03:04,985 --> 00:03:07,988 早速だが 試験を受けてもらう。 24 00:03:07,988 --> 00:03:12,325 実力以上のところに送り込んで 死なれちゃ困るからな。 25 00:03:12,325 --> 00:03:16,329 なるほど。 何か得意な攻撃魔法をやってみろ。 26 00:03:16,329 --> 00:03:18,999 ゆっくり詠唱してもいいぞ。 27 00:03:18,999 --> 00:03:23,003 詠唱? ハッ 詠唱も知らんのか。 28 00:03:23,003 --> 00:03:26,006 まぁ いい 俺に撃ってこい。 29 00:03:28,008 --> 00:03:30,677 《今は幻影を使っているから➡ 30 00:03:30,677 --> 00:03:33,680 全力を出せないけど しかたない》 31 00:03:33,680 --> 00:03:36,016 (マジックミサイルの発射音) 32 00:03:36,016 --> 00:03:38,685 なっ…。 33 00:03:38,685 --> 00:03:42,355 なんだ!? 今のは。 あんな魔法 見たことないぜ。 34 00:03:42,355 --> 00:03:44,357 上級魔法か? 35 00:03:44,357 --> 00:03:46,359 (アスナ)あっ…。 36 00:03:46,359 --> 00:03:50,363 やるな その力なら Cランク…。 37 00:03:50,363 --> 00:03:53,667 いや Bランクのライセンスを出してやる。 38 00:04:00,974 --> 00:04:04,311 (リアム)Bランクって どの程度なんだろう? 39 00:04:04,311 --> 00:04:07,314 ねぇ 君 ハミルトンの人って 本当? 40 00:04:07,314 --> 00:04:10,317 えっ? うん リアム・ハミルトンです。 41 00:04:10,317 --> 00:04:13,987 あたしはアスナ。 アスナ・アクアエイジ! 42 00:04:13,987 --> 00:04:16,323 ねぇ リアム 一緒に狩りに行かない? 43 00:04:16,323 --> 00:04:18,325 狩りって危険だし➡ 44 00:04:18,325 --> 00:04:20,327 パーティー組んだほうが いろいろ安心じゃん? 45 00:04:20,327 --> 00:04:22,662 あぁ…。 ねっ ねっ。 46 00:04:22,662 --> 00:04:24,664 《積極的だな…。 47 00:04:24,664 --> 00:04:28,335 でも 明るくて 結構好きなタイプだ》 48 00:04:28,335 --> 00:04:32,672 わかった よろしく。 そうこなくっちゃ! 49 00:04:32,672 --> 00:04:36,676 (リアム)そういえば 何も依頼を受けてなかったな。 50 00:04:36,676 --> 00:04:39,679 あぁ 普通 依頼を受けて狩りをするのは➡ 51 00:04:39,679 --> 00:04:41,681 Aランク以上なんだよ。 52 00:04:41,681 --> 00:04:44,351 Bランク以下は…。 53 00:04:44,351 --> 00:04:46,353 ガルルルル…。 54 00:04:46,353 --> 00:04:48,688 こういう危険なヤツを見つけて 倒して➡ 55 00:04:48,688 --> 00:04:50,690 報酬をもらうんだよ。 56 00:04:50,690 --> 00:04:52,692 ガルルルル…。 57 00:04:52,692 --> 00:04:56,029 えっ!? いっ いきなり囲まれちゃった! 58 00:04:56,029 --> 00:04:58,698 ちょっと まずいね。 大丈夫。 59 00:04:58,698 --> 00:05:02,469 トドメは任せていい? えっ どうするの? 60 00:05:02,469 --> 00:05:04,571 こうするのさ。 ノーム! 61 00:05:08,642 --> 00:05:10,644 むっ!? 62 00:05:13,980 --> 00:05:16,983 アスナ! やるじゃない あとは任せて! 63 00:05:16,983 --> 00:05:18,985 やあっ! 64 00:05:20,987 --> 00:05:24,991 (みんな)おぉ…。 いったい 何体あるんだ!? 65 00:05:24,991 --> 00:05:27,661 全部で42体だっけ? 66 00:05:27,661 --> 00:05:30,997 うん 42体。 すごいな お前たち。 67 00:05:30,997 --> 00:05:34,668 その力を見込んで 依頼したいことがあるんだが…。 68 00:05:34,668 --> 00:05:36,670 (2人)うん? 69 00:05:36,670 --> 00:05:43,677 (アスナの鼻歌) 70 00:05:43,677 --> 00:05:47,347 うれしそうだね。 だって 直接の依頼だよ! 71 00:05:47,347 --> 00:05:50,684 実力を 認めてもらったってことだもん! 72 00:05:50,684 --> 00:05:56,356 近いうちにお偉いさんが通るから その前に倒せって話だけど…。 73 00:05:56,356 --> 00:05:58,358 でっかいイモ虫か~。 74 00:05:58,358 --> 00:06:01,962 このモンスター あたし 苦手かも…。 75 00:06:01,962 --> 00:06:04,965 《リアム:モンスターは 体内に魔石を持っている。 76 00:06:04,965 --> 00:06:07,634 そのせいか 時に魔法を使ったり➡ 77 00:06:07,634 --> 00:06:10,637 高度な戦闘術を駆使したりする。 78 00:06:10,637 --> 00:06:13,974 獣と比べて 危険度は格段に跳ね上がる。 79 00:06:13,974 --> 00:06:16,643 今日は 幻影を使っていない。 80 00:06:16,643 --> 00:06:19,312 万全を期して挑むんだ》 81 00:06:19,312 --> 00:06:22,983 (2人)ハァ ハァ ハァ…。 82 00:06:22,983 --> 00:06:25,986 困ったね…。 困ったな…。 83 00:06:28,989 --> 00:06:31,324 ⦅あいつ どんだけ硬いの!? 84 00:06:31,324 --> 00:06:35,328 (リアム)まさか 手持ちの魔法が 全部効かないとは!⦆ 85 00:06:35,328 --> 00:06:39,100 あ~あ せっかく依頼してもらったのに…。 86 00:06:39,100 --> 00:06:44,337 いっそ 空から隕石でも降ってきて 直撃しないかなぁ。 87 00:06:44,337 --> 00:06:48,008 あっ ふむ…。 (アスナ)な~んてね あ~あ…。 88 00:06:48,008 --> 00:06:51,678 ナイスだ アスナ! その作戦でいこう! 89 00:06:51,678 --> 00:06:53,680 えっ? 90 00:06:53,680 --> 00:06:55,682 キエー! 91 00:06:55,682 --> 00:06:57,684 イモ虫さん こっち こっち! 92 00:06:57,684 --> 00:06:59,686 キエー! (アスナ)リアム! 93 00:06:59,686 --> 00:07:02,389 アイテムボックス 岩を出せ! 94 00:07:04,958 --> 00:07:06,960 えぇ!? 95 00:07:09,629 --> 00:07:13,300 こんなに早く しかも2体だと!? 96 00:07:13,300 --> 00:07:17,304 エネミーサーチの魔法を使ったら もう1体 見つけました。 97 00:07:17,304 --> 00:07:20,974 どうやって倒したんだ!? 想像もつかないぞ…。 98 00:07:20,974 --> 00:07:24,644 両方 同じってことは 確立したやり方だ。 99 00:07:24,644 --> 00:07:26,980 お偉いさんが来るっていうのに➡ 100 00:07:26,980 --> 00:07:30,650 1体でも逃したら 大変なことになったよね? 101 00:07:30,650 --> 00:07:33,320 そうだな 危なかった…。 102 00:07:33,320 --> 00:07:35,655 5倍の報酬で どうだ? 103 00:07:35,655 --> 00:07:38,358 フフフ。 アハ。 104 00:07:44,998 --> 00:07:48,001 早速 活躍したそうだな。 兄上。 105 00:07:48,001 --> 00:07:52,005 ハンターギルドに推薦した私の目に 狂いはなかった。 106 00:07:52,005 --> 00:07:54,607 これからも励めよ。 107 00:07:56,676 --> 00:08:00,280 あれ リアムのお兄さん? なんか やな感じ。 108 00:08:00,280 --> 00:08:04,985 《長男にとって 他の兄弟は邪魔なだけだからな》 109 00:08:07,620 --> 00:08:10,290 《リアム:あれが 例のお偉いさんか。 110 00:08:10,290 --> 00:08:14,594 父上たちの あの態度 よほど偉い人みたいだな》 111 00:08:16,629 --> 00:08:18,631 あっ こっち見た! 112 00:08:18,631 --> 00:08:21,968 お偉いさんに見初められたら 出世しちゃうかも! 113 00:08:21,968 --> 00:08:24,971 《今 俺を見た?》 114 00:08:26,973 --> 00:08:29,642 《なんで ここに?》 115 00:08:29,642 --> 00:08:31,978 (ジェイムズ)ジェイムズ・スタンリーだ。 116 00:08:31,978 --> 00:08:36,316 リアム・ハミルトンです。 ハミルトン? チャールズの? 117 00:08:36,316 --> 00:08:40,653 五男です。 まぁ それはどうでもよい。 118 00:08:40,653 --> 00:08:43,656 お前はレイモンドと どんな関係だ? 119 00:08:43,656 --> 00:08:47,660 レイモンド? その指輪 レイモンドの物だろう。 120 00:08:47,660 --> 00:08:50,663 えっ? 121 00:08:50,663 --> 00:08:52,665 殺して 奪ったか? 122 00:08:52,665 --> 00:08:56,669 違います! これは師匠からもらった物です! 123 00:08:56,669 --> 00:08:58,671 うん? 師匠? 124 00:09:00,607 --> 00:09:03,943 フハハハハ アヤツらしい。 125 00:09:03,943 --> 00:09:08,281 いちばん危険なところに 潜り込むあたりが いかにもだ。 126 00:09:08,281 --> 00:09:11,951 そうか 弟子をとったか フフ。 127 00:09:11,951 --> 00:09:16,623 よし サイモン そこに立っておれ。 (サイモン)はっ。 128 00:09:16,623 --> 00:09:20,960 (ジェイムズ)リアムよ お前の最も得意な攻撃魔法を➡ 129 00:09:20,960 --> 00:09:23,296 アヤツに全力で放ってみろ。 130 00:09:23,296 --> 00:09:25,298 実力が見たい。 131 00:09:25,298 --> 00:09:27,300 わかりました。 132 00:09:34,641 --> 00:09:36,643 フウ…。 133 00:09:36,643 --> 00:09:39,979 《リアム:詠唱… 調べたら 詠唱すると➡ 134 00:09:39,979 --> 00:09:43,650 一時的に放出する魔力の上限を 上げられるらしい。 135 00:09:43,650 --> 00:09:48,988 それは 「魂を揺さぶる」 より自分の心に響く言葉がいい。 136 00:09:48,988 --> 00:09:54,661 これは 俺が敬愛してやまない 憧れの歌姫たちの名前》 137 00:09:54,661 --> 00:09:59,332 アメリア・エミリア・クラウディア…。 138 00:09:59,332 --> 00:10:02,335 マジックミサイル 11連! 139 00:10:02,335 --> 00:10:04,337 ふんっ! 140 00:10:04,337 --> 00:10:06,339 《詠唱なしの限界が 7。 141 00:10:06,339 --> 00:10:09,342 詠唱付きで11まで限界突破だ!》 142 00:10:09,342 --> 00:10:12,011 ぐふっ! うっ…。 143 00:10:12,011 --> 00:10:17,016 ハハハハハハ やつの得意な多重魔法か。 144 00:10:17,016 --> 00:10:19,352 いい いいぞ お前。 145 00:10:19,352 --> 00:10:21,354 はあ…。 146 00:10:21,354 --> 00:10:24,023 五男で ハンターをしているということは➡ 147 00:10:24,023 --> 00:10:26,693 将来の独立を 見据えているのだな? 148 00:10:26,693 --> 00:10:32,031 ならば 騎士の位をやろう。 それで独立するがよい。 149 00:10:32,031 --> 00:10:34,033 えっ? えっ!? 150 00:10:34,033 --> 00:10:38,371 < こうして俺は 成人するまでは ハミルトンの家にいるが➡ 151 00:10:38,371 --> 00:10:42,375 事実上 家から独り立ちしたのだった> 152 00:10:47,380 --> 00:10:49,382 (ジェイムズ)これで 正式に騎士じゃ。 153 00:10:49,382 --> 00:10:52,719 といっても 別段 やってもらうことはない。 154 00:10:52,719 --> 00:10:55,722 お前の兄から 敵視されなくなるだけでも➡ 155 00:10:55,722 --> 00:10:57,724 大きいだろう。 156 00:10:57,724 --> 00:10:59,726 ありがとうございます。 157 00:10:59,726 --> 00:11:03,329 もっとも お前の父親は複雑だろうな。 158 00:11:03,329 --> 00:11:07,667 それほどの力 家のために 利用しようと思ったはずだ。 159 00:11:07,667 --> 00:11:09,669 あっ…。 160 00:11:12,672 --> 00:11:14,674 あぁ…。 161 00:11:14,674 --> 00:11:18,344 まぁ 別の形で 協力してやればいい。 162 00:11:18,344 --> 00:11:23,349 功績はハミルトンのものとなろう。 はい。 163 00:11:23,349 --> 00:11:28,021 さて レイモンドは 実に イタズラ好きだった。 164 00:11:28,021 --> 00:11:32,358 やつに何か 「してやられた」 と思ったことはないか? 165 00:11:32,358 --> 00:11:34,360 あっ あります。 166 00:11:34,360 --> 00:11:38,698 つい最近のことですが アイテムボックスの特訓をしていて…。 167 00:11:38,698 --> 00:11:41,701 ⦅湖の水を全部吸い込め! 168 00:11:51,377 --> 00:11:55,048 水の中に混ざってたのか。 169 00:11:55,048 --> 00:11:57,050 防水されてる…。 170 00:11:57,050 --> 00:11:59,052 師匠からだ! 171 00:11:59,052 --> 00:12:02,322 (レイモンド)「リアムへ お前が これを 読んでいるということは➡ 172 00:12:02,322 --> 00:12:05,992 アイテムボックスの使い方を マスターしたんだろう」。 173 00:12:05,992 --> 00:12:08,328 行動を読まれてる…。 174 00:12:08,328 --> 00:12:12,332 (レイモンド)「金塊だと入らないから 砂金を湖にばらまいた。 175 00:12:12,332 --> 00:12:16,336 100キロある。 この黄金は俺からの卒業祝いだ」。 176 00:12:16,336 --> 00:12:18,338 師匠…。 177 00:12:18,338 --> 00:12:21,674 (レイモンド)「追伸 もらうのが 申し訳ないと思うんなら➡ 178 00:12:21,674 --> 00:12:24,677 なんで ちょうど100キロなのかを 当てるといい。 179 00:12:24,677 --> 00:12:26,679 卒業試験だ」。 180 00:12:26,679 --> 00:12:29,349 卒業試験? 181 00:12:29,349 --> 00:12:31,351 師匠のアイテムボックスから➡ 182 00:12:31,351 --> 00:12:35,355 ちょうど 100キロを出した ってことじゃないのか?⦆ 183 00:12:35,355 --> 00:12:39,359 ということが ありまして…。 184 00:12:39,359 --> 00:12:43,696 断言しよう その黄金は目くらましだ。 185 00:12:43,696 --> 00:12:46,366 えっ? 本当の卒業祝いは➡ 186 00:12:46,366 --> 00:12:48,368 その近くにある。 187 00:12:48,368 --> 00:12:50,703 わからないように仕込まれている。 188 00:12:50,703 --> 00:12:55,708 それが 真のお宝 本当の卒業祝いだ。 189 00:12:58,711 --> 00:13:01,314 (リアム)アイテムボックス。 190 00:13:01,314 --> 00:13:04,317 湖の水を全部吸い込め! 191 00:13:11,324 --> 00:13:14,327 この湖に 何があるんだ? 192 00:13:16,329 --> 00:13:18,665 金塊だと入らない? 193 00:13:18,665 --> 00:13:22,001 金塊だと 湖の水を吸い込んだときに➡ 194 00:13:22,001 --> 00:13:24,671 一緒にアイテムボックスに入らないから➡ 195 00:13:24,671 --> 00:13:29,676 砂金にして水と混ぜた? ってことだよな…。 196 00:13:29,676 --> 00:13:35,014 あっ 逆に 湖に残すものを 砂金だけにしてみたら…。 197 00:13:35,014 --> 00:13:37,016 砂金を吐き出せ! 198 00:13:40,687 --> 00:13:45,692 これで 湖に金塊だけが残るのと 同じ状態に…。 199 00:13:50,363 --> 00:13:52,365 あっ…。 200 00:13:56,035 --> 00:14:01,040 ハア そりゃわからないよ 師匠…。 201 00:14:10,316 --> 00:14:14,320 (レイモンド)「リアムへ これが本当の卒業祝いだ。 202 00:14:14,320 --> 00:14:17,990 お前に最上級魔法の魔導書を渡す。 203 00:14:17,990 --> 00:14:19,992 俺には 使えなかった。 204 00:14:19,992 --> 00:14:22,995 お前に使えることを祈ってる」。 205 00:14:25,665 --> 00:14:28,000 『アナザーワールド』。 206 00:14:28,000 --> 00:14:30,336 どんな魔法だろう? 207 00:14:30,336 --> 00:14:32,338 まっ どんな魔法だろうと➡ 208 00:14:32,338 --> 00:14:35,341 魔導書どおりに練習するまでだ。 209 00:14:38,010 --> 00:14:40,346 《リアム:数時間はたっただろうか…。 210 00:14:40,346 --> 00:14:42,682 一度もアナザーワールドは発動しない》 211 00:14:42,682 --> 00:14:46,018 アナザーワールド! あっ…。 212 00:14:46,018 --> 00:14:48,020 < でも 焦る必要はない。 213 00:14:48,020 --> 00:14:51,691 魔導書の示す正しい手順を 丁寧にこなす。 214 00:14:51,691 --> 00:14:53,693 それだけだ> 215 00:14:56,696 --> 00:14:59,098 アナザーワールド! 216 00:15:00,967 --> 00:15:02,969 やった! 217 00:15:02,969 --> 00:15:04,971 扉? 218 00:15:11,978 --> 00:15:13,980 「アナザーワールドとは➡ 219 00:15:13,980 --> 00:15:17,316 別の世界に空間を作り出す魔法。 220 00:15:17,316 --> 00:15:21,320 空間の広さは 術者の練度と魔力に比例する。 221 00:15:21,320 --> 00:15:24,323 術者の許可なく侵入はできない。 222 00:15:24,323 --> 00:15:28,995 完全にマスターすれば 中に納めたものは消えない。 223 00:15:28,995 --> 00:15:30,997 そして…」。 224 00:15:30,997 --> 00:15:36,002 アイテムボックスと似てるけど ここには命あるものが入れる。 225 00:15:36,002 --> 00:15:38,671 つまり 人間も入れる! 226 00:15:38,671 --> 00:15:40,673 じゃあ 家を建てたりとか!? 227 00:15:40,673 --> 00:15:42,675 拠点? 秘密基地? 228 00:15:42,675 --> 00:15:44,677 夢が広がる! 229 00:15:44,677 --> 00:15:47,079 ありがとう 師匠! 230 00:15:54,687 --> 00:15:57,690 サラマンダーよ 出てこい! 231 00:16:01,294 --> 00:16:03,296 (鳴き声) 232 00:16:03,296 --> 00:16:05,298 炎も ダメか。 233 00:16:05,298 --> 00:16:07,967 (鳴き声) 234 00:16:07,967 --> 00:16:10,970 きた! アナザーワールド! 235 00:16:10,970 --> 00:16:13,639 入って! うっ うん! 236 00:16:13,639 --> 00:16:16,309 (鳴き声) 237 00:16:16,309 --> 00:16:19,612 うわぁ 外にいたら危なかった~。 238 00:16:24,984 --> 00:16:26,986 あとは 2人で集中攻撃だ! 239 00:16:26,986 --> 00:16:28,988 うん! 240 00:16:28,988 --> 00:16:33,993 うおっ… 確かに ジャイアントフロッグの魔石だ。 241 00:16:33,993 --> 00:16:36,662 なに? 依頼出したの そっちじゃない。 242 00:16:36,662 --> 00:16:41,000 だが Aランクの依頼だぞ!? もっと苦戦するものだと…。 243 00:16:41,000 --> 00:16:44,003 いや ここは さすがだと言うべきだな。 244 00:16:44,003 --> 00:16:46,005 ありがとう リアム。 245 00:16:46,005 --> 00:16:49,342 あっ…。 あぁ それに アスナもな。 246 00:16:49,342 --> 00:16:53,679 む~。 すまん 今のは わざとじゃないんだ。 247 00:16:53,679 --> 00:16:56,682 ううん あたしもわかってる。 248 00:16:56,682 --> 00:16:59,018 もっと強くならないとね。 249 00:16:59,018 --> 00:17:01,621 でないと リアムに置いてかれちゃう。 250 00:17:01,621 --> 00:17:04,790 アスナ…。 あっ あぁ…。 251 00:17:04,790 --> 00:17:08,294 そうだ それなら 使い魔になったら どうだ? 252 00:17:08,294 --> 00:17:12,298 (リアム/アスナ)使い魔? 魔法使いと魔物が契約すること? 253 00:17:12,298 --> 00:17:14,300 魔物とは かぎらない。 254 00:17:14,300 --> 00:17:18,971 戦力的に有利だから 大抵は魔物と契約するだけだ。 255 00:17:18,971 --> 00:17:21,974 ねぇ 契約したら どうなるの? 256 00:17:21,974 --> 00:17:26,979 契約を結んでしまうと 主人の命令には逆らえない。 257 00:17:26,979 --> 00:17:31,651 だが 主人の力しだいで 使い魔側の能力が上がる。 258 00:17:31,651 --> 00:17:34,654 主人を守れるように強くなるんだ。 259 00:17:34,654 --> 00:17:38,324 能力が上がる!? アスナ? 260 00:17:38,324 --> 00:17:40,660 ねぇ リアム…。 261 00:17:40,660 --> 00:17:43,663 契約 してくれない? 262 00:17:43,663 --> 00:17:45,665 《ドキッ…》 263 00:17:45,665 --> 00:17:48,668 いっ いいけど 逆らえなくなるんだよ? 264 00:17:48,668 --> 00:17:51,337 大丈夫 あたし リアムを信じてるから。 265 00:17:51,337 --> 00:17:53,339 変なことはしないって。 266 00:17:53,339 --> 00:17:56,342 もし そうだとしても 別にいいし…。 267 00:17:56,342 --> 00:17:59,011 (リアム)えっ? なっ なんでもない! 268 00:17:59,011 --> 00:18:02,615 とにかくさ ねっ お願い! 269 00:18:02,615 --> 00:18:04,951 (みんな)おぉ…。 270 00:18:04,951 --> 00:18:10,957 では 使い魔契約を行う。 俺が見届け人となる。 271 00:18:10,957 --> 00:18:13,960 手の甲を 彼女に差し出して➡ 272 00:18:13,960 --> 00:18:16,262 その手にキスを。 273 00:18:18,965 --> 00:18:20,967 アスナ? 274 00:18:28,307 --> 00:18:30,309 あぁ…。 275 00:18:33,312 --> 00:18:35,314 なっ…。 えっ? えっ!? 276 00:18:35,314 --> 00:18:37,316 (アスナ)後ろだよ ウフ。 277 00:18:37,316 --> 00:18:40,653 なっ 何をしたの? 速く動いただけ。 278 00:18:40,653 --> 00:18:42,655 (みんな)おぉ! 279 00:18:42,655 --> 00:18:45,324 (アスナ)契約終わった瞬間に 声が聞こえてさ。 280 00:18:45,324 --> 00:18:49,328 ユニークスキル スピードスターっていうのが 覚醒したって。 281 00:18:49,328 --> 00:18:54,333 ユニークスキルだと!? これが 使い魔契約…。 282 00:18:54,333 --> 00:18:57,003 もっと調べてみたいな…。 283 00:18:57,003 --> 00:19:01,273 でも 相手のことがあるから ちょっと試すってわけにもなぁ。 284 00:19:01,273 --> 00:19:05,277 相手なら 心当たりがあるよ。 (リアム)えっ? 285 00:19:07,613 --> 00:19:10,616 こちら ジョディさん。 ベテランのハンターで➡ 286 00:19:10,616 --> 00:19:12,618 いろいろ お世話になってるの。 287 00:19:12,618 --> 00:19:14,954 (ジョディ)お話は わかりました。 288 00:19:14,954 --> 00:19:17,957 アスナちゃんったら 急にきれいになったから➡ 289 00:19:17,957 --> 00:19:21,961 てっきり いい人ができたのかと ウフフフ…。 290 00:19:21,961 --> 00:19:24,630 それは 置いといて…。 291 00:19:24,630 --> 00:19:26,966 ジョディさん オススメだよ。 292 00:19:26,966 --> 00:19:29,301 すっごい戦力になると思う! 293 00:19:29,301 --> 00:19:31,971 えっと ジョディさん➡ 294 00:19:31,971 --> 00:19:35,975 そういう訳でして… いかがでしょうか? 295 00:19:35,975 --> 00:19:39,311 私で力になれるのでしたら。 296 00:19:39,311 --> 00:19:41,614 (みんな)おぉ! 297 00:19:46,652 --> 00:19:49,989 あらぁ 懐かしい顔ですねぇ。 298 00:19:49,989 --> 00:19:52,658 あっ これがスキルなのですね。 299 00:19:52,658 --> 00:19:54,660 なっ…。 わぁ! 300 00:19:54,660 --> 00:19:58,664 まさか またユニークスキル!? 若返りだけじゃなくて? 301 00:19:58,664 --> 00:20:01,333 ジョディさんは どんなスキル? 302 00:20:01,333 --> 00:20:03,636 ちょっと 待っててくださいね。 303 00:20:06,005 --> 00:20:08,340 (ジョディ)ただいま戻りました。 304 00:20:08,340 --> 00:20:11,010 (2人)サンドイッチ? 305 00:20:11,010 --> 00:20:13,012 はい。 306 00:20:13,012 --> 00:20:15,347 あなた ひどいおケガ。 307 00:20:15,347 --> 00:20:17,683 これを 召し上がってください。 308 00:20:17,683 --> 00:20:19,685 はあ…。 309 00:20:24,523 --> 00:20:26,525 うん うまい。 310 00:20:26,525 --> 00:20:28,527 なっ!? 311 00:20:30,696 --> 00:20:32,698 ケガが治ってる! 312 00:20:32,698 --> 00:20:36,702 私の料理 ケガを治す効果が出るようです。 313 00:20:36,702 --> 00:20:39,872 わぁ! まるで奇跡だ。 314 00:20:39,872 --> 00:20:41,874 アハハ…。 315 00:20:44,043 --> 00:20:46,712 王女殿下が お見えになる。 316 00:20:46,712 --> 00:20:49,715 王女って お姫様? 317 00:20:49,715 --> 00:20:53,719 (ジェイムズ)うむ 我らがジャミール王国の第一王女➡ 318 00:20:53,719 --> 00:20:57,056 スカーレット殿下だ。 なっ なんで? 319 00:20:57,056 --> 00:21:01,660 弱冠12歳ながら ハンターギルドのAランク討伐を達成。 320 00:21:01,660 --> 00:21:04,997 同時魔法最大11の魔法使い。 321 00:21:04,997 --> 00:21:09,335 使い魔を進化 若返りさせる魔力の持ち主。 322 00:21:09,335 --> 00:21:11,670 なっ…。 スカーレット殿下は➡ 323 00:21:11,670 --> 00:21:14,006 お前に いたく興味を持たれた。 324 00:21:14,006 --> 00:21:16,008 えぇ!? 325 00:21:16,008 --> 00:21:20,012 殿下は 特に お前の使い魔に興味を持っておる。 326 00:21:20,012 --> 00:21:22,681 殿下の前で実演するといい。 327 00:21:22,681 --> 00:21:24,683 あっ…。 どうした? 328 00:21:24,683 --> 00:21:27,686 それ 断れませんか? 329 00:21:27,686 --> 00:21:30,356 なに? なぜだ!? 330 00:21:30,356 --> 00:21:34,059 彼女たちは仲間です 見世物じゃない。 331 00:21:36,028 --> 00:21:38,364 《俺の命令は 絶対服従だ。 332 00:21:38,364 --> 00:21:41,700 だからこそ 頼み事すらしたくない》 333 00:21:41,700 --> 00:21:45,538 王女殿下なのだぞ。 であってもです。 334 00:21:45,538 --> 00:21:47,706 ふむ…。 335 00:21:47,706 --> 00:21:50,042 もうよい 下がれ。 336 00:21:50,042 --> 00:21:52,044 はい。 337 00:21:56,048 --> 00:21:59,385 申し訳ありません 殿下。 338 00:21:59,385 --> 00:22:03,088 よい そなたに責はない。 339 00:22:05,658 --> 00:22:07,993 (スカーレット)おもしろい少年だ。 340 00:22:07,993 --> 00:22:11,997 だが わらわの前でも 同じことが言えるかな? 341 00:22:11,997 --> 00:22:13,999 フフ…。