1 00:00:02,002 --> 00:00:04,004 (ジェイムズ)本当に神聖魔法を 使えるようになったのか? 2 00:00:04,004 --> 00:00:06,006 《リアム:どうしよう…。 3 00:00:06,006 --> 00:00:09,009 スカーレット王女から 口止めされているのに…》 4 00:00:09,009 --> 00:00:12,346 (ジェイムズ)ふむ 王女殿下は若すぎますな。 5 00:00:12,346 --> 00:00:14,681 えっ? あんな多額の報酬➡ 6 00:00:14,681 --> 00:00:17,684 周りに邪推してくれと 言わんばかりだ。 7 00:00:17,684 --> 00:00:20,354 あっ…。 あの竜は 討伐すれば➡ 8 00:00:20,354 --> 00:00:22,356 貴族延長級の功績。 9 00:00:22,356 --> 00:00:24,358 本来なら 王都に戻り➡ 10 00:00:24,358 --> 00:00:27,694 国王陛下に報告されるのが 筋というもの。 11 00:00:27,694 --> 00:00:29,696 しかし そうされなかった。 12 00:00:29,696 --> 00:00:33,033 勘ぐらざるをえぬよ。 うっ… うぐっ! 13 00:00:33,033 --> 00:00:36,370 報告では 魔竜の巨体が光となり➡ 14 00:00:36,370 --> 00:00:39,539 そなたに吸い込まれていった という証言もあるが? 15 00:00:39,539 --> 00:00:41,541 うぐぐ…。 16 00:00:41,541 --> 00:00:44,711 はい いくつかの神聖魔法を覚えました。 17 00:00:44,711 --> 00:00:46,713 やはりか! 18 00:00:46,713 --> 00:00:49,716 《王女様 すみません 喋っちゃいました~》 19 00:02:30,350 --> 00:02:33,353 見せてもらえるか? わかりました。 20 00:02:33,353 --> 00:02:35,689 アメリア・エミリア・クラウディア。 21 00:02:35,689 --> 00:02:39,359 初級神聖魔法 オールクリア! 22 00:02:39,359 --> 00:02:41,361 どういう魔法だ? 23 00:02:41,361 --> 00:02:44,031 状態異常を 全て消し去る魔法です。 24 00:02:44,031 --> 00:02:47,701 全て? 毒や石化といったものを全てか? 25 00:02:47,701 --> 00:02:49,703 はい。 ふむ…。 26 00:02:49,703 --> 00:02:54,041 神聖魔法が 神の御業と 言われるだけのことはある。 27 00:02:54,041 --> 00:02:57,377 時に そなた 三竜戦争を知っているか? 28 00:02:57,377 --> 00:02:59,379 えっ? いえ…。 29 00:02:59,379 --> 00:03:02,482 (ジェイムズ)かつて 三頭の竜が争った。 30 00:03:02,482 --> 00:03:06,653 その内の一頭が 他の二頭を打ち負かして勝利した。 31 00:03:06,653 --> 00:03:10,657 神聖魔法を用いたのが 決め手だったと言い伝わっておる。 32 00:03:10,657 --> 00:03:13,326 勝利した竜は 人間と交わり➡ 33 00:03:13,326 --> 00:03:17,330 その者が神聖魔法を使い 王国を建国した。 34 00:03:17,330 --> 00:03:19,332 それが 我が国だ。 35 00:03:19,332 --> 00:03:22,002 あぁ…。 そなた➡ 36 00:03:22,002 --> 00:03:25,672 竜と人間が交わったと聞いて 何を想像する? 37 00:03:25,672 --> 00:03:28,341 えっと 夫婦になって➡ 38 00:03:28,341 --> 00:03:31,011 子供を作った ということですか? 39 00:03:31,011 --> 00:03:33,680 うむ 我々も そう思っていた。 40 00:03:33,680 --> 00:03:36,349 だが 違ったのかもしれん。 (リアム)えっ? 41 00:03:36,349 --> 00:03:39,686 そなた 「竜と交わった」のではないのか!? 42 00:03:39,686 --> 00:03:41,688 えっ? 43 00:03:41,688 --> 00:03:45,692 《たしかに ラードーンは俺の体の中に入った。 44 00:03:45,692 --> 00:03:48,195 一つになって 合体した? 45 00:03:48,195 --> 00:03:50,697 交わったという言い方もできる》 46 00:03:50,697 --> 00:03:53,033 つまり そなたは今➡ 47 00:03:53,033 --> 00:03:58,205 我が国の建国の伝説を 再現しているかもしれん。 48 00:03:58,205 --> 00:04:01,641 ここから先 危惧されることは 二つ。 49 00:04:01,641 --> 00:04:04,978 ひとつは ハミルトン家 そなたの父の問題だ。 50 00:04:04,978 --> 00:04:06,980 ハミルトン家が なにか? 51 00:04:06,980 --> 00:04:11,318 ハミルトン家は 魔竜を封じた功績で 貴族となった。 52 00:04:11,318 --> 00:04:13,653 だが それが魔竜ではなく➡ 53 00:04:13,653 --> 00:04:15,655 我が国の建国者 いや➡ 54 00:04:15,655 --> 00:04:18,658 祖先と言うべき存在だった となれば…。 55 00:04:18,658 --> 00:04:20,994 功績が そもそも功績じゃない? 56 00:04:20,994 --> 00:04:24,831 最悪 取り潰しもあるだろう。 57 00:04:24,831 --> 00:04:30,003 《父上もアルブレビトも あんな必死だったのに…》 58 00:04:30,003 --> 00:04:33,340 だが それよりも 大きな問題がある。 59 00:04:33,340 --> 00:04:35,342 えっ? 竜が怒り➡ 60 00:04:35,342 --> 00:04:38,678 国に復讐を 考えているとしたら? 61 00:04:38,678 --> 00:04:42,682 そうか 無実の罪で閉じ込められて いたようなものだから…。 62 00:04:47,020 --> 00:04:49,689 「人間の尺度など いちいち気にもせぬ。 63 00:04:49,689 --> 00:04:54,027 数百年も経てば また違う呼び方をされるだろう」。 64 00:04:54,027 --> 00:04:56,363 うん? ラードーン…。 65 00:04:56,363 --> 00:04:59,699 竜が 魔竜と呼ばれた時に 言った言葉です。 66 00:04:59,699 --> 00:05:02,969 大丈夫です 竜は怒ってはいません。 67 00:05:02,969 --> 00:05:06,640 それよりも 俺の人生に 興味を持っているようでした。 68 00:05:06,640 --> 00:05:11,978 フッ… つまり そなたは王国の救世主だった。 69 00:05:11,978 --> 00:05:14,314 国は 知らない間に そなたによって➡ 70 00:05:14,314 --> 00:05:17,984 救われたというわけだな。 そんな大袈裟な…。 71 00:05:17,984 --> 00:05:19,986 いや 大袈裟ではない。 72 00:05:19,986 --> 00:05:24,291 その功績は 今までの どんなものよりも大きいぞ。 73 00:05:27,327 --> 00:05:29,329 あっ そうだ➡ 74 00:05:29,329 --> 00:05:31,331 発動までに時間のかかる魔法は➡ 75 00:05:31,331 --> 00:05:34,000 普段から 開始しておけばいいのか。 76 00:05:34,000 --> 00:05:37,003 空撃ちでも 魔法の練習になるし…。 77 00:05:48,014 --> 00:05:50,016 (アスナ)あっ リアム。 (ジョディ)リアムくん。 78 00:05:50,016 --> 00:05:52,352 うん? ふたりでどこかに? 79 00:05:52,352 --> 00:05:54,688 (アスナ)こっち来て。 (リアム)えっ? えぇ!? 80 00:05:54,688 --> 00:05:56,690 えっ リアム? どこだ? 81 00:05:56,690 --> 00:06:00,961 あの子が? では みなさん 話は伝えますから。 82 00:06:00,961 --> 00:06:03,964 (リアム)えっ パーティー申請? (アスナ)そう。 83 00:06:03,964 --> 00:06:06,967 リアムくんが 魔竜を討伐したって聞いて➡ 84 00:06:06,967 --> 00:06:09,636 一緒にって言ってきた人達よ。 85 00:06:09,636 --> 00:06:12,305 はい これ さっきの人達のリスト。 86 00:06:12,305 --> 00:06:14,307 こんなに!? 87 00:06:14,307 --> 00:06:17,978 みんな リアムにあやかりたいだけ なんだろうけど 一応ね。 88 00:06:17,978 --> 00:06:21,982 決めるのは パーティーの主である リアムくんですものね。 89 00:06:21,982 --> 00:06:23,984 うん…。 90 00:06:23,984 --> 00:06:25,986 (ドアの閉まる音) 91 00:06:25,986 --> 00:06:29,656 リアムお坊ちゃま。 うん? 92 00:06:29,656 --> 00:06:31,658 これは? リアムお坊ちゃまへ➡ 93 00:06:31,658 --> 00:06:34,327 お見合いの申し込みでございます。 94 00:06:34,327 --> 00:06:37,631 へっ!? いきなり こんな…。 95 00:06:39,666 --> 00:06:41,668 (ブルーノ)ちょっと出遅れたか。 96 00:06:41,668 --> 00:06:43,670 あっ ブルーノ兄さん。 97 00:06:43,670 --> 00:06:46,006 俺の嫁いだ家の親戚だ。 98 00:06:46,006 --> 00:06:49,342 お前に届けて うまく言いくるめてこいってな。 99 00:06:49,342 --> 00:06:52,345 アハハ…。 お前 何した? 100 00:06:52,345 --> 00:06:55,515 えっ? 魔竜を討伐しただけだけど…。 101 00:06:55,515 --> 00:06:58,018 いいや それだけじゃねえだろ。 あっ…。 102 00:06:58,018 --> 00:07:00,954 (ブルーノ)見たところ 位の高い貴族までが➡ 103 00:07:00,954 --> 00:07:02,956 お前とお近づきに なりたがってる。 104 00:07:02,956 --> 00:07:04,958 何かあるはずだ。 105 00:07:04,958 --> 00:07:09,629 《ジェイムズさんの言ったとおりだ 周りが なにかを勘ぐっている。 106 00:07:09,629 --> 00:07:12,632 それは さておき こんなにモテたのは➡ 107 00:07:12,632 --> 00:07:16,636 リアムになる前も含めて 生まれて初めてだ》 108 00:07:19,306 --> 00:07:22,642 で 見せたいものって? モテモテのリアム。 109 00:07:22,642 --> 00:07:25,979 ハハハ アナザーワールド。 110 00:07:25,979 --> 00:07:28,982 (2人)えっ? 111 00:07:28,982 --> 00:07:30,984 入って。 112 00:07:32,986 --> 00:07:35,655 (2人)あっ すっご~い! 113 00:07:35,655 --> 00:07:37,657 (ジョディ)空間の中に家が! 114 00:07:37,657 --> 00:07:41,328 うん 街の大工さんに 造ってもらって アイテムボックスで。 115 00:07:41,328 --> 00:07:44,664 ふえ~ そんなことまで 出来ちゃうんだ。 116 00:07:44,664 --> 00:07:47,334 あれ? でも 魔法を解除すると➡ 117 00:07:47,334 --> 00:07:51,004 中のものは消えちゃうんでしょ? ラードーンジュニアみたいに。 118 00:07:51,004 --> 00:07:53,673 ううん もう消えないよ。 119 00:07:53,673 --> 00:07:56,676 アナザーワールドの魔法 マスターしたから。 120 00:08:01,948 --> 00:08:04,617 ベッドも ふかふか~。 121 00:08:04,617 --> 00:08:06,953 あっ どうかした? 122 00:08:06,953 --> 00:08:10,623 この空間って 採光の概念ってあるのかしら? 123 00:08:10,623 --> 00:08:14,961 そうか ここは昼も夜もないから 寝る時 困るか…。 124 00:08:14,961 --> 00:08:16,963 暗くできませんの? 125 00:08:16,963 --> 00:08:18,965 う~ん…。 126 00:08:18,965 --> 00:08:21,267 下級精霊 シェイド召喚。 127 00:08:23,303 --> 00:08:26,005 空間内を闇で包んで。 128 00:08:28,641 --> 00:08:32,312 (アスナ)わっ 真っ暗! (リアム)さすがに暗すぎるな…。 129 00:08:32,312 --> 00:08:36,316 下級精霊 サラマンダー召喚。 アニャ。 130 00:08:36,316 --> 00:08:38,651 暖炉に火を灯して。 131 00:08:38,651 --> 00:08:41,988 フー。 落ちつく~。 132 00:08:41,988 --> 00:08:43,990 リアムくん この闇って➡ 133 00:08:43,990 --> 00:08:46,326 もう少しだけ 明るくならないかしら? 134 00:08:46,326 --> 00:08:49,329 夜くらいの暗さだったら もっと いいんだけど。 135 00:08:49,329 --> 00:08:53,666 シェイド 闇の度合いを調整できる? うぅ…。 136 00:08:53,666 --> 00:08:57,003 ダメみたい。 中級精霊なら 出来るみたいだけど➡ 137 00:08:57,003 --> 00:08:59,005 まだ使えないし…。 138 00:08:59,005 --> 00:09:02,609 精霊も あたし達みたいに 成長できれば良いのに。 139 00:09:02,609 --> 00:09:04,611 そうか そうだよ! 140 00:09:04,611 --> 00:09:06,946 えっ あたし何か変なこと言った? 141 00:09:06,946 --> 00:09:08,948 ありがとう アスナ。 142 00:09:08,948 --> 00:09:10,950 契約魔法 ファミリア。 143 00:09:14,287 --> 00:09:16,956 ありがとうございます。 主との契約で➡ 144 00:09:16,956 --> 00:09:19,292 中級精霊に進化 致しました。 145 00:09:19,292 --> 00:09:21,628 喋った! 146 00:09:21,628 --> 00:09:23,630 (ジョディ)あら 自然な暗さに。 147 00:09:23,630 --> 00:09:25,632 主のおかげでございます。 148 00:09:25,632 --> 00:09:28,635 ご恩に報いるべく 誠心誠意 働きますので➡ 149 00:09:28,635 --> 00:09:32,305 いつでも お呼び出し下さい。 それが…。 150 00:09:32,305 --> 00:09:36,643 まだ中級精霊を召喚する魔法は 覚えてないんだよ。 151 00:09:36,643 --> 00:09:38,978 魔導書が すごく貴重らしくて…。 152 00:09:38,978 --> 00:09:42,315 失礼ですが 主がつけていらっしゃる指輪は➡ 153 00:09:42,315 --> 00:09:44,984 古代の記憶だと お見受けしますが…。 154 00:09:44,984 --> 00:09:48,321 古代の記憶? このマジック・ペディアのこと? 155 00:09:48,321 --> 00:09:52,325 はい 中級精霊の召喚魔法を 宿すことなど➡ 156 00:09:52,325 --> 00:09:54,661 造作もないこと。 本当? 157 00:09:54,661 --> 00:09:57,664 使いこなすには 鍛錬が必要となりますが…。 158 00:09:57,664 --> 00:10:00,667 それは もちろん! じゃあ お願い。 159 00:10:00,667 --> 00:10:02,669 承知いたしました。 160 00:10:05,672 --> 00:10:08,675 入った…。 すっご~い! 161 00:10:08,675 --> 00:10:12,011 <リアム:続けて 火の精霊サラマンダーを進化させた> 162 00:10:12,011 --> 00:10:14,681 おう 進化させてくれて ありがとうな! 163 00:10:14,681 --> 00:10:16,683 イフリートと呼んでくれぃ! 164 00:10:19,018 --> 00:10:21,354 <同じ要領で いま呼べる➡ 165 00:10:21,354 --> 00:10:25,692 水 土 風 光 氷の下級精霊を➡ 166 00:10:25,692 --> 00:10:27,694 ファミリアで進化させ➡ 167 00:10:27,694 --> 00:10:30,029 中級精霊の召喚魔法として➡ 168 00:10:30,029 --> 00:10:32,031 マジック・ペディアに記憶した> 169 00:10:32,031 --> 00:10:34,033 わっ… よし! 170 00:10:34,033 --> 00:10:36,369 中級精霊の召喚魔法を 手に入れたぞ! 171 00:10:36,369 --> 00:10:42,041 中級精霊の召喚の魔導書は 貴族の家宝くらい貴重なのに…。 172 00:10:42,041 --> 00:10:45,378 わぁ! 早く練習してマスターしたい! 173 00:10:45,378 --> 00:10:48,681 (アスナ)魔法のこととなると…。 (ジョディ)ウフフ。 174 00:10:53,386 --> 00:10:57,056 《リアム:次の日 ラードーンの頼み事で 森へやってきた》 175 00:10:57,056 --> 00:10:59,993 ラードーンが寝そべっていた場所が ここ…。 176 00:10:59,993 --> 00:11:02,996 ここから北東に100メートルだっけ? 177 00:11:02,996 --> 00:11:05,999 (ラードーン)大きな魂を持つ人間よ。 178 00:11:05,999 --> 00:11:08,334 その呼び方 しんどくない? 179 00:11:08,334 --> 00:11:11,004 名前で呼んだ方が短いし 楽でしょ? 180 00:11:11,004 --> 00:11:13,006 (ラードーン)おぉ そうだな…。 181 00:11:13,006 --> 00:11:16,609 よかろう では リアムよ 我が子を召喚せよ。 182 00:11:18,678 --> 00:11:21,014 《ここに来るまで ずっと頑張っていた召喚魔法が➡ 183 00:11:21,014 --> 00:11:23,016 ようやく発動》 184 00:11:23,016 --> 00:11:25,318 ラードーンジュニア 召喚! 185 00:11:27,353 --> 00:11:29,355 (ラードーンジュニア)キュウ! 186 00:11:33,359 --> 00:11:35,361 わぁ…。 187 00:11:38,031 --> 00:11:40,033 あっ…。 (みんな)うん? 188 00:11:40,033 --> 00:11:42,368 わっ 人間 人間! 逃げろ! 189 00:11:42,368 --> 00:11:45,038 えっ? あっ… 待って! 俺は敵じゃない。 190 00:11:45,038 --> 00:11:48,374 ラードーンに言われて 来た。 (みんな)えっ? 191 00:11:48,374 --> 00:11:51,377 ほら。 キュウ。 192 00:11:51,377 --> 00:11:53,713 本当だ 神竜様の子だ。 193 00:11:53,713 --> 00:11:55,715 えっと ラードーンから➡ 194 00:11:55,715 --> 00:11:58,718 君たちを守るようにって 言われてきたんだ。 195 00:11:58,718 --> 00:12:02,655 《リアム:ピクシーたちの羽は 魔道具の貴重な材料になるらしい。 196 00:12:02,655 --> 00:12:04,657 か弱い彼女たちは➡ 197 00:12:04,657 --> 00:12:07,327 放っておけば 人間に狩り尽くされてしまう。 198 00:12:07,327 --> 00:12:10,997 ラードーンは 結界を張って ピクシーたちを守っていた。 199 00:12:10,997 --> 00:12:13,666 それを 俺に 引き継いでほしいと言う》 200 00:12:13,666 --> 00:12:17,003 まず 魔法をかけるけど いい? わかった。 201 00:12:17,003 --> 00:12:19,672 (ラードーン)同時に 名前をつけてやるといい。 202 00:12:19,672 --> 00:12:23,343 名付けは 人間が誰しも行える 原初の呪法。 203 00:12:23,343 --> 00:12:25,345 自然と魔力が込められる。 204 00:12:25,345 --> 00:12:27,680 名前か… よし。 205 00:12:27,680 --> 00:12:29,682 契約魔法 ファミリア! 206 00:12:33,686 --> 00:12:36,689 (リアム)君の名は… レイナだ! 207 00:12:36,689 --> 00:12:41,027 (レイナ)えっ? 私 エルフになってる! (みんな)わぁ! 208 00:12:41,027 --> 00:12:44,030 (ラードーン)なるほど エルフに進化するか 面白い。 209 00:12:44,030 --> 00:12:46,032 (リアム)どういうこと? 210 00:12:46,032 --> 00:12:48,701 (ラードーン)契約魔法とともに 名付けを行ったことで➡ 211 00:12:48,701 --> 00:12:53,039 魔力が共鳴し 通常以上の効果が生まれたのだ。 212 00:12:53,039 --> 00:12:55,041 そうなんだ。 213 00:12:55,041 --> 00:12:57,377 (ラードーン)今度 名を持たぬ者と契約する時は➡ 214 00:12:57,377 --> 00:12:59,379 常に名前をつけてやるといい。 215 00:12:59,379 --> 00:13:01,981 わかった。 使者様 私も! 216 00:13:01,981 --> 00:13:06,653 名前 つけて! えっと ナターシャ。 君は ニア! 217 00:13:06,653 --> 00:13:09,322 《リアム:おとぎ話の中でしか 知らなかったエルフ。 218 00:13:09,322 --> 00:13:12,325 その寿命は 数百年あるという。 219 00:13:12,325 --> 00:13:15,995 人間にとっては 「幻の」 「憧れの」種族だ》 220 00:13:15,995 --> 00:13:17,997 (ナターシャ)ありがとう 人間様! 221 00:13:17,997 --> 00:13:19,999 (ニア)大好き 神竜のお使い様。 222 00:13:19,999 --> 00:13:22,001 お疲れ様です 使者様。 223 00:13:22,001 --> 00:13:25,338 えっと レイナだっけ。 はい レイナでございます。 224 00:13:25,338 --> 00:13:29,342 あの 私達はこれから どうすればいいですか? 225 00:13:29,342 --> 00:13:32,011 えっ? 使者様の使い魔として➡ 226 00:13:32,011 --> 00:13:34,681 何をすればいいのか ご命令ください。 227 00:13:34,681 --> 00:13:37,684 ラードーンに言われて きただけだしなぁ…。 228 00:13:37,684 --> 00:13:40,687 じゃあ 村を作って そこで暮らすといい。 229 00:13:40,687 --> 00:13:44,357 わかりました。 みんな 家を造りましょう。 230 00:13:44,357 --> 00:13:48,361 (みんな)はい! レイナ 君が村長をやってくれ。 231 00:13:48,361 --> 00:13:51,030 誰かが まとめなきゃ とっ散らかるだけだから。 232 00:13:51,030 --> 00:13:53,366 はっ はい わかりました! 233 00:13:53,366 --> 00:13:55,702 使者様に 気に入ってもらえるような村を➡ 234 00:13:55,702 --> 00:13:58,037 作ります! (スージー)家を造ろう。 235 00:13:58,037 --> 00:14:00,306 (ミーナ)人間みたいな家で いいのかな? 236 00:14:00,306 --> 00:14:04,644 《フウ さすがに疲れた 魔力の使いすぎだ》 237 00:14:04,644 --> 00:14:07,647 うん? 森の奥から魔力を感じる。 238 00:14:12,318 --> 00:14:15,988 これか? 強い魔力を感じる…。 239 00:14:15,988 --> 00:14:19,659 うん? 使者様? レイナ あれはなに? 240 00:14:19,659 --> 00:14:21,994 私たちが ずっと集めてたものです。 241 00:14:21,994 --> 00:14:25,998 ピクシーは 空気に漂ってる わずかな魔力を持ち帰って➡ 242 00:14:25,998 --> 00:14:29,001 1ヶ所に集めて 濃縮する習性があるんです。 243 00:14:29,001 --> 00:14:31,003 (リアム)蜂蜜みたいなもの? 244 00:14:31,003 --> 00:14:33,005 (ラードーン)食すがよい。 えっ!? 245 00:14:33,005 --> 00:14:35,341 あれって 食べてもいいの? 246 00:14:35,341 --> 00:14:37,343 はい いくらでも どうぞ。 247 00:14:37,343 --> 00:14:40,012 私たちのものは 使者様のものですから。 248 00:14:40,012 --> 00:14:42,014 フレイムカッター! 249 00:14:45,685 --> 00:14:48,020 おわっ…。 250 00:14:48,020 --> 00:14:51,023 マジックミサイル! 251 00:14:51,023 --> 00:14:53,025 わぁ。 あぁ…。 252 00:14:53,025 --> 00:14:57,029 《今までの限界を超えた 19連のマジックミサイル…。 253 00:14:57,029 --> 00:15:00,299 同時魔法の発動限界が上がった》 254 00:15:00,299 --> 00:15:04,637 <翌日 村の様子を見にやってきた> 255 00:15:04,637 --> 00:15:08,307 使者様! あぁ その呼び方は…。 256 00:15:08,307 --> 00:15:12,645 俺の名前はリアム 名前で呼んで。 わかりました。 257 00:15:12,645 --> 00:15:16,315 みんな これからは リアム様ってお呼びするのよ! 258 00:15:16,315 --> 00:15:19,318 (みんな)は~い! それで リアム様➡ 259 00:15:19,318 --> 00:15:21,320 家を造ってはみたのですが…。 260 00:15:21,320 --> 00:15:23,990 こうなったか…。 すみません。 261 00:15:23,990 --> 00:15:25,992 家を建てるのは どうやったらいいのか➡ 262 00:15:25,992 --> 00:15:27,994 わからなくて…。 だよな。 263 00:15:27,994 --> 00:15:30,663 キャー! やめて! 264 00:15:30,663 --> 00:15:35,001 ヘヘヘヘ でけぇ戦いがあったから 金目の物を拾いに来たが➡ 265 00:15:35,001 --> 00:15:37,670 こんな値打ち物に出会えるとはな。 266 00:15:37,670 --> 00:15:42,341 まったくだ このエルフ1匹で しばらく遊んで暮らせるぜ。 267 00:15:42,341 --> 00:15:45,344 売り飛ばす前に 味見してみねえか? 268 00:15:45,344 --> 00:15:47,346 その子を放せ! ああん? 269 00:15:47,346 --> 00:15:50,683 なんだ? ガキか? リアム様。 270 00:15:50,683 --> 00:15:54,353 大丈夫だよ スージー すぐに助けてあげる。 271 00:15:54,353 --> 00:15:57,356 おい ガキ 正義の味方ごっこなら よそで…。 272 00:15:57,356 --> 00:15:59,692 マジックミサイル! 273 00:15:59,692 --> 00:16:01,627 うっ ぐあっ! 274 00:16:01,627 --> 00:16:03,629 てめぇ! 舐めやがって! 275 00:16:03,629 --> 00:16:06,966 契約召喚 リアム! 276 00:16:06,966 --> 00:16:08,968 なっ…。 マジックミサイル! 277 00:16:08,968 --> 00:16:11,571 マジックミサイル! (2人)うわぁ! 278 00:16:13,639 --> 00:16:15,641 すご~い。 スージー! 279 00:16:15,641 --> 00:16:18,644 怖かったよ~。 ここは危険だな。 280 00:16:18,644 --> 00:16:20,980 アナザーワールド。 281 00:16:20,980 --> 00:16:24,317 《一時的に この中に 避難させることはできるけど➡ 282 00:16:24,317 --> 00:16:26,319 全員が入れるほどは…》 283 00:16:26,319 --> 00:16:28,988 えっ 空間が広がっている!? 284 00:16:28,988 --> 00:16:32,658 そうか ピクシーの蜜を食べたからか! 285 00:16:32,658 --> 00:16:36,996 みんな ここへ入ってくれ 安全なところへ連れて行く! 286 00:16:36,996 --> 00:16:40,333 アナザーワールド。 287 00:16:40,333 --> 00:16:42,668 えっ 全然違うところ? 288 00:16:42,668 --> 00:16:44,670 どうして? なにが どうなったの? 289 00:16:44,670 --> 00:16:46,672 魔法で みんなを運んだんだ。 290 00:16:46,672 --> 00:16:48,674 うちの敷地内だから とりあえず➡ 291 00:16:48,674 --> 00:16:51,344 野盗たちに 狙われる心配はないよ。 292 00:16:51,344 --> 00:16:54,680 私たちを 魔法一つで ここまで…。 293 00:16:54,680 --> 00:16:57,016 (レイナ)リアム様。 えっ? 294 00:16:57,016 --> 00:16:59,952 どうか 私たちの長になってください。 295 00:16:59,952 --> 00:17:03,956 おっ 長!? 人間の世界だと 国王ですか? 296 00:17:03,956 --> 00:17:06,959 王って 俺が? はい。 297 00:17:06,959 --> 00:17:09,629 王になり 私達を導いてください。 298 00:17:09,629 --> 00:17:12,632 (みんな)お願いします! だっ だけど…。 299 00:17:12,632 --> 00:17:16,636 王になってくださるのなら 私達は 何でも致します。 300 00:17:16,636 --> 00:17:18,971 あっ… わかった。 301 00:17:18,971 --> 00:17:21,641 でも 勝手に王を 名乗るわけにはいかないから➡ 302 00:17:21,641 --> 00:17:23,976 長になるよ。 ありがとうございます! 303 00:17:23,976 --> 00:17:25,978 (みんな)ありがとうございます! 304 00:17:25,978 --> 00:17:29,582 《そうなると 土地がいるな みんなを住まわせる土地が…》 305 00:17:31,651 --> 00:17:33,986 リアム様の即席麺 おいし~。 こちらにもお湯を。 306 00:17:33,986 --> 00:17:35,988 3分 待つのね。 307 00:17:35,988 --> 00:17:38,324 《俺は ラードーンから新しく授けられた➡ 308 00:17:38,324 --> 00:17:41,994 上級神聖魔法を 発動させようとしていた。 309 00:17:41,994 --> 00:17:44,997 4日もかかって 未だに発動できていない》 310 00:17:44,997 --> 00:17:47,333 (ラードーン)相も変わらずの根気だな。 311 00:17:47,333 --> 00:17:51,671 新しい魔法が覚えられるんだ 早く発動させてみたい。 312 00:17:51,671 --> 00:17:54,340 (ラードーン)フフ やはり面白いやつだ。 313 00:17:54,340 --> 00:17:56,342 来た 発動できそう! 314 00:17:56,342 --> 00:17:58,678 (ラードーン)あとは 行き先を思い出すだけだ。 315 00:17:58,678 --> 00:18:01,948 大丈夫 幻影が もう目的地にいる。 316 00:18:01,948 --> 00:18:04,283 レイナ みんなを集めて。 317 00:18:04,283 --> 00:18:06,285 はい! 318 00:18:06,285 --> 00:18:08,287 全員 いるな。 (みんな)はい! 319 00:18:08,287 --> 00:18:10,289 それじゃ 行くよ。 320 00:18:10,289 --> 00:18:12,591 上級神聖魔法 テレポート! 321 00:18:15,628 --> 00:18:17,964 (レイナ)ここは…。 (リアム)さっき いた場所から➡ 322 00:18:17,964 --> 00:18:21,300 100キロ離れた場所だよ。 えっ あんな一瞬で? 323 00:18:21,300 --> 00:18:23,636 (リアム)封印の地と 呼ばれる場所らしい。 324 00:18:23,636 --> 00:18:25,638 (レイナ)封印の地? 325 00:18:25,638 --> 00:18:29,976 4日の道を一瞬で ビックリだ。 ご苦労様。 326 00:18:29,976 --> 00:18:32,311 上級神聖魔法 テレポート。 327 00:18:32,311 --> 00:18:34,647 一度 行った場所に 飛ぶことができる。 328 00:18:34,647 --> 00:18:36,649 《幻影も俺自身だから➡ 329 00:18:36,649 --> 00:18:39,652 あらかじめ移動させておけば その場所へ行ける》 330 00:18:39,652 --> 00:18:41,988 夢にまで見た 瞬間移動。 331 00:18:41,988 --> 00:18:45,658 まだ発動に 4日もかかるけど 早くマスターしたい! 332 00:18:45,658 --> 00:18:48,060 (ラードーン)紋章の手をかざすといい。 333 00:18:50,329 --> 00:18:52,999 わぁ すごい! キレイなところ! 334 00:18:52,999 --> 00:18:55,334 (ラードーン)我が封印した 土地のひとつだ。 335 00:18:55,334 --> 00:18:59,005 (リアム)封印した? なんで? (ラードーン)うむ…。 336 00:18:59,005 --> 00:19:00,940 《答えたくないのかな》 337 00:19:00,940 --> 00:19:02,942 ここ 使っていいの? 338 00:19:02,942 --> 00:19:06,278 (ラードーン)あぁ 好きに使え 国を興してもよいぞ。 339 00:19:06,278 --> 00:19:08,280 国って ハハハ…。 340 00:19:08,280 --> 00:19:11,283 ここは ラードーンが守っていた 封印の地だ。 341 00:19:11,283 --> 00:19:13,285 使っていいって言ってる。 342 00:19:13,285 --> 00:19:16,288 ありがとうございます 神竜様! リアム様! 343 00:19:16,288 --> 00:19:18,958 水源らしいものは ありませんね。 344 00:19:18,958 --> 00:19:21,961 これだけ豊かな土地だから あるはずだよ。 345 00:19:21,961 --> 00:19:25,297 《中級精霊の召喚は まだマスターしてないから➡ 346 00:19:25,297 --> 00:19:27,299 ちょっと面倒だけど…》 347 00:19:27,299 --> 00:19:30,302 よし ウンディーネ 召喚! 348 00:19:30,302 --> 00:19:32,605 契約魔法 ファミリア! 349 00:19:37,977 --> 00:19:40,980 水源を見つけて 生活用水にしたいんだけど➡ 350 00:19:40,980 --> 00:19:43,983 どうにかなるかな? おまかせを。 351 00:19:54,994 --> 00:19:56,996 これで よろしいでしょうか? 352 00:19:56,996 --> 00:20:00,332 バッチリだ ありがとう。 ここを拠点に村を作ろう。 353 00:20:00,332 --> 00:20:02,334 はい! 354 00:20:02,334 --> 00:20:05,337 《あとは 建築の技術が必要だな》 355 00:20:08,340 --> 00:20:13,345 ハア ハア… すごい 発動時間が一気に減ったぞ! 356 00:20:13,345 --> 00:20:18,350 マスターの条件は 練習時間じゃなく 発動させた回数なんだ。 357 00:20:18,350 --> 00:20:22,655 消費した魔力は レククロの結晶で回復させてと…。 358 00:20:25,691 --> 00:20:27,693 よし 発動0秒だ! 359 00:20:27,693 --> 00:20:30,362 テレポートを完全にマスターしたぞ! 360 00:20:30,362 --> 00:20:33,032 (ラードーン)フフ 全く飽きないヤツだ。 361 00:20:33,032 --> 00:20:35,701 (リアム)レイナ ちょっと行ってくる。 362 00:20:35,701 --> 00:20:39,038 留守の間は こいつらが みんなを守るから。 363 00:20:39,038 --> 00:20:41,340 はい いってらっしゃいませ。 364 00:20:43,375 --> 00:20:46,712 (リアム)あの 王女殿下 用って? 365 00:20:46,712 --> 00:20:48,714 (スカーレット)聞きたいことがある。 366 00:20:48,714 --> 00:20:50,716 お前の中の魔竜…。 367 00:20:50,716 --> 00:20:53,385 いや 竜から 「約束の地」という言葉を➡ 368 00:20:53,385 --> 00:20:55,387 聞いたことはないか? 369 00:20:55,387 --> 00:20:58,390 約束の地? 「封印の地」ならありますが。 370 00:20:58,390 --> 00:21:00,993 封印の地? はい。 371 00:21:00,993 --> 00:21:02,995 エルフたちの保護を頼まれて➡ 372 00:21:02,995 --> 00:21:06,332 ラードーンが封印していた土地へ 連れて行ったんです。 373 00:21:06,332 --> 00:21:09,335 そこに 妾を連れて行ってはくれぬか? 374 00:21:09,335 --> 00:21:11,337 もちろん いいですよ。 375 00:21:11,337 --> 00:21:14,340 でも その前に ひとつお願いが…。 うん? 376 00:21:17,343 --> 00:21:19,345 (スカーレット)宮廷技師のゴラクだ。 377 00:21:19,345 --> 00:21:21,347 諸用で一緒に来ている。 378 00:21:21,347 --> 00:21:25,684 (ゴラク)なんですかな 王女殿下 わしは忙しいのです。 379 00:21:25,684 --> 00:21:28,687 あの 魔法を使っていいですか? 380 00:21:28,687 --> 00:21:31,690 わしに!? よからぬ魔法じゃなかろうな。 381 00:21:31,690 --> 00:21:35,694 協力してやってくれ。 やれやれ… で なにを? 382 00:21:35,694 --> 00:21:39,698 契約召喚 ゴラク。 383 00:21:39,698 --> 00:21:42,368 なっ!? こちらの方に来ていただきます。 384 00:21:42,368 --> 00:21:45,371 考えたな。 では 殿下もご一緒に。 385 00:21:45,371 --> 00:21:47,373 うむ。 386 00:21:47,373 --> 00:21:50,676 なっ なっ… なんじゃあ。 387 00:21:52,711 --> 00:21:56,382 ここは ガラールの谷だった 場所ではないのか? 388 00:21:56,382 --> 00:21:59,718 ラードーンが封印し 幻覚で そう見せていたんです。 389 00:21:59,718 --> 00:22:02,321 《スカーレット:やはり ここが…》 390 00:22:02,321 --> 00:22:05,991 竜… ラードーン様にお伺いしたい。 391 00:22:05,991 --> 00:22:08,327 ここは 「約束の地」なのでしょうか? 392 00:22:08,327 --> 00:22:12,665 我は 人間と なんの約束もしていない。 393 00:22:12,665 --> 00:22:15,334 らしいです。 そうですか…。 394 00:22:15,334 --> 00:22:17,670 約束はしてないって 言っただけで➡ 395 00:22:17,670 --> 00:22:20,673 「ここが そうじゃない」 とは言ってません。 396 00:22:20,673 --> 00:22:24,677 「終わりの日に 人類を滅亡から救い➡ 397 00:22:24,677 --> 00:22:27,012 新たな楽園へ誘う」。 398 00:22:27,012 --> 00:22:29,014 それが 約束の地だ。 399 00:22:29,014 --> 00:22:31,016 具体的なことは わからない。 400 00:22:31,016 --> 00:22:34,019 ただの伝承だとする声もあるが…。 401 00:22:34,019 --> 00:22:36,355 それは? 王家に伝わるもので➡ 402 00:22:36,355 --> 00:22:39,358 「宿命の鍵」と呼ばれている。 403 00:22:39,358 --> 00:22:42,661 あっ… ちょっと貸してください。 404 00:22:45,030 --> 00:22:47,032 えっ? あっ…。 405 00:22:47,032 --> 00:23:04,984 ♬~ 406 00:23:04,984 --> 00:23:08,320 やはり ここは約束の地…。 407 00:23:08,320 --> 00:23:10,322 そうみたいですね。 408 00:23:10,322 --> 00:23:13,993 《この指輪が あの島を浮かせる鍵なのか? 409 00:23:13,993 --> 00:23:16,595 魔力さえあれば いずれまた…》 410 00:23:18,664 --> 00:23:20,100 えっ? どっ どうしたんですか!? 411 00:23:20,100 --> 00:23:24,003 約束の地の主よ。 えっ? 412 00:23:24,003 --> 00:23:27,339 ここに 新たな国をお作りください。 413 00:23:27,339 --> 00:23:31,010 楽園となる国を どうか。 414 00:23:31,010 --> 00:23:33,679 くっ 国なんて そんな…。 415 00:23:33,679 --> 00:23:37,683 約束の地の主に 忠誠を誓います。 416 00:23:37,683 --> 00:23:39,685 うぅ…。 417 00:23:39,685 --> 00:23:41,687 《リアム:今思えば➡ 418 00:23:41,687 --> 00:23:44,690 それが俺の国作りの 始まりだったんだ》