1 00:00:08,475 --> 00:00:10,577 (マルグリット)チッ しつこいんだよ! 2 00:00:19,987 --> 00:00:21,989 ようやくか…。 3 00:00:21,989 --> 00:00:26,326 帰りたい… あるじ… ある じ…。 4 00:00:26,326 --> 00:00:28,495 (マルグリット)帰してやるよ…。 5 00:00:28,495 --> 00:00:31,164 無にな! 6 00:00:31,164 --> 00:00:33,166 (斬る音) 7 00:02:15,636 --> 00:02:17,637 ベルさん すみません。 8 00:02:17,637 --> 00:02:20,307 子どもたちの面倒 お任せしちゃって…。 9 00:02:20,307 --> 00:02:22,643 (ベルグリフ)いやいや お安いご用だよ。 10 00:02:22,643 --> 00:02:24,644 (ダンカン)お~い! んっ? 11 00:02:24,644 --> 00:02:26,647 おかえり ダンカン。 12 00:02:26,647 --> 00:02:28,649 訓練はどうだった? 13 00:02:28,649 --> 00:02:31,651 (ダンカン)いやはや この村の若者たちは➡ 14 00:02:31,651 --> 00:02:33,987 筋がよくて驚嘆いたす。 15 00:02:33,987 --> 00:02:36,823 よほど教師が よかったのでありましょうなぁ。 16 00:02:36,823 --> 00:02:39,326 おいおい よしてくれよ。 17 00:02:39,326 --> 00:02:42,496 ⚟あっ ダンカンだ! ホントだ~! 18 00:02:42,496 --> 00:02:44,665 アハハハ! ダンカン~! 19 00:02:44,665 --> 00:02:47,167 ねえ のせて~! 20 00:02:47,167 --> 00:02:50,170 ハハハ 人気者じゃないか。 21 00:02:50,170 --> 00:02:54,007 それがし まだどうやって接していいか…。 22 00:02:54,007 --> 00:02:57,678 心配ない すっかり なじんでいるよ。 23 00:02:57,678 --> 00:03:01,782 君と初めて会ったときは 驚かされたけどね。 24 00:03:01,782 --> 00:03:04,785 ⦅それがしは ダンカンと申します! 25 00:03:04,785 --> 00:03:07,621 名だたる強者との 手合わせを求めて➡ 26 00:03:07,621 --> 00:03:10,290 諸国を漫遊している冒険者です! 27 00:03:10,290 --> 00:03:12,292 はい? 28 00:03:12,292 --> 00:03:15,796 ぜひとも 赤鬼殿の剣技を拝見したく➡ 29 00:03:15,796 --> 00:03:17,798 参上いたしました!⦆ 30 00:03:17,798 --> 00:03:21,134 (ベルグリフ)ダンカンが来てくれて 本当に助かったよ。 31 00:03:21,134 --> 00:03:25,305 最近また 魔獣が現れる 頻度が上がったから。 32 00:03:25,305 --> 00:03:29,476 ダンカンは ここの村人になれる 素質があるぞ~! 33 00:03:29,476 --> 00:03:33,480 アッハハ 確かに すっかり 根が生えてしまいましたな。 34 00:03:33,480 --> 00:03:36,316 腰を据えて嫁探しでもするかい? 35 00:03:36,316 --> 00:03:40,487 それも悪くありませんな! (バーンズ)ベルさん! 36 00:03:40,487 --> 00:03:44,157 (バーンズ)村はずれに 魔獣の群れが出ました! 37 00:03:44,157 --> 00:03:46,159 ん…。 38 00:03:48,662 --> 00:03:52,332 (ピート)く…。 そうだ 確実に1体ずつ仕留めろ。 39 00:03:52,332 --> 00:03:55,669 (ダンカン)あらかた 片付いたようですな。 40 00:03:55,669 --> 00:03:58,171 (ベルグリフ)よくやった 上々だ。 41 00:03:58,171 --> 00:04:03,110 ハァハァ… 俺も冒険者になれるかな…。 42 00:04:03,110 --> 00:04:08,281 さてね けど お前が村を出たら オヤジさんは悲しむぞ。 43 00:04:08,281 --> 00:04:11,451 あっ! う… けどなぁ。 44 00:04:11,451 --> 00:04:14,788 今は 俺やダンカンが ついているからいいが➡ 45 00:04:14,788 --> 00:04:18,125 冒険者になれば 生き死にがリアルになる。 46 00:04:18,125 --> 00:04:22,963 命はなくさずとも 俺みたいに 片足を失うかもしれんよ。 47 00:04:22,963 --> 00:04:25,465 それは… そうだけど…。 48 00:04:25,465 --> 00:04:27,801 皆 今日はよくやった! 49 00:04:27,801 --> 00:04:30,504 ひとまず帰るとしよう! (みんな)はい! 50 00:04:36,309 --> 00:04:38,645 冒険者に憧れる若者…。 51 00:04:38,645 --> 00:04:41,648 親からすると 複雑な気持ちでしょうな…。 52 00:04:41,648 --> 00:04:45,485 俺も冒険者になるために 村を飛び出したからね…。 53 00:04:45,485 --> 00:04:47,988 彼らの気持ちもわかる。 54 00:04:47,988 --> 00:04:50,991 アハハハ 複雑な立場ですな。 55 00:04:50,991 --> 00:04:54,494 それにしても 先ほどの動きは見事でござった。 56 00:04:54,494 --> 00:04:57,831 その歳になって 新たに技を磨こうとは。 57 00:04:57,831 --> 00:04:59,833 40を超えると➡ 58 00:04:59,833 --> 00:05:02,936 一気に歳をとった 気分になるものでね…。 59 00:05:02,936 --> 00:05:06,773 なんというか こう… 不思議と焦るんだよ。 60 00:05:06,773 --> 00:05:10,443 今までのままじゃ いけないのかもしれないってね。 61 00:05:10,443 --> 00:05:15,782 それがしも 30を超えるころには 歳をとったと思いましたが…。 62 00:05:15,782 --> 00:05:17,951 それとは少し違う…。 63 00:05:17,951 --> 00:05:20,120 老いを感じるんだ。 64 00:05:20,120 --> 00:05:22,289 (ベルグリフ)ふとした瞬間に➡ 65 00:05:22,289 --> 00:05:25,125 体が前のように 動かなくなったり➡ 66 00:05:25,125 --> 00:05:28,628 白髪が増えたように 思ったりする…。 67 00:05:28,628 --> 00:05:31,464 (ベルグリフ)ほんの些細なことだけど➡ 68 00:05:31,464 --> 00:05:34,634 それが無性に寂しくなるんだ…。 69 00:05:34,634 --> 00:05:37,804 なるほど…。 70 00:05:37,804 --> 00:05:42,142 それがしも 時折 不意に寂しくなることがあります。 71 00:05:42,142 --> 00:05:45,545 (ダンカン)何かを 置き忘れてきてはいないかと…。 72 00:05:47,480 --> 00:05:50,083 置き忘れか… 確かにそうかもな。 73 00:05:52,152 --> 00:05:54,654 一生懸命に 生きてきたつもりだけど➡ 74 00:05:54,654 --> 00:05:57,858 振り返ってみれば 何を成したのか…。 75 00:05:59,826 --> 00:06:03,930 何をおっしゃる ベル殿は かの黒髪の戦乙女を➡ 76 00:06:03,930 --> 00:06:06,266 育て上げられたでは ありませんか! 77 00:06:06,266 --> 00:06:09,603 あ… そうか そうだな…。 78 00:06:09,603 --> 00:06:11,605 あの子がいてくれたのは➡ 79 00:06:11,605 --> 00:06:14,941 俺にとって いちばんの 幸いだったかもしれん…。 80 00:06:14,941 --> 00:06:17,277 (バーンズ)ベルさ~ん! んっ? 81 00:06:17,277 --> 00:06:20,947 どうした バーンズ? ああ ここにいた! 82 00:06:20,947 --> 00:06:24,784 オヤジが呼んでます すぐ村の広場までお願いします。 83 00:06:24,784 --> 00:06:29,289 ダンカン 悪いが行ってくる。 ん 承知! 84 00:06:32,626 --> 00:06:35,795 ケリー。 何かあったのか? 85 00:06:35,795 --> 00:06:39,299 (ケリー)ん… あれだよ。 んっ? 86 00:06:39,299 --> 00:06:41,301 エルフ…。 87 00:06:49,476 --> 00:06:51,811 (ベルグリフ)トルネラへ ようこそいらっしゃいました。 88 00:06:51,811 --> 00:06:53,980 エルフ殿。 89 00:06:53,980 --> 00:06:56,650 私は ベルグリフと申します。 90 00:06:56,650 --> 00:07:00,253 差し支えなければ 私がご用を伺いましょう。 91 00:07:00,253 --> 00:07:02,255 (グラハム)かたじけない。 92 00:07:02,255 --> 00:07:05,258 どうやら 皆を怖がらせてしまったようだ。 93 00:07:05,258 --> 00:07:09,095 アッハハ… 皆 エルフを見たことがないのですよ。 94 00:07:09,095 --> 00:07:11,598 (ベルグリフ)失礼をお許しください。 95 00:07:11,598 --> 00:07:15,435 こちらこそ配慮が足りず お詫び申し上げる…。 96 00:07:15,435 --> 00:07:18,104 よろしければ 我が家へどうぞ。 97 00:07:18,104 --> 00:07:20,106 ん…。 98 00:07:24,945 --> 00:07:27,113 それがしは ダンカンと申します。 99 00:07:27,113 --> 00:07:32,452 流浪の冒険者にて現在は ベルグリフ殿の下に寄宿しております。 100 00:07:32,452 --> 00:07:34,788 私は グラハムという。 101 00:07:34,788 --> 00:07:38,625 (2人)んっ!? もしや パラディンの二つ名を持つ? 102 00:07:38,625 --> 00:07:41,628 そう呼ばれることもある。 103 00:07:41,628 --> 00:07:45,799 おお! 魔王や竜を討伐された英雄とは! 104 00:07:45,799 --> 00:07:47,967 光栄の至りでござる! 105 00:07:47,967 --> 00:07:51,638 それで グラハム殿は どうしてここへ? 106 00:07:51,638 --> 00:07:54,140 人を捜しておるのだ。 107 00:07:54,140 --> 00:07:57,143 彼女が行きつくであろう場所を 探していたら➡ 108 00:07:57,143 --> 00:07:59,646 この辺りにたどり着いてな。 109 00:07:59,646 --> 00:08:03,249 彼女… 捜し人は女性ですか? 110 00:08:03,249 --> 00:08:05,919 お転婆で困った娘だ。 111 00:08:05,919 --> 00:08:08,922 自身の立場を理解しておらぬ。 112 00:08:08,922 --> 00:08:11,424 高貴なご身分なのですな? 113 00:08:11,424 --> 00:08:17,263 ああ エルフ領は西の森の王 オベロンの一人娘なのだ。 114 00:08:17,263 --> 00:08:19,432 なぜ姫君が? 115 00:08:19,432 --> 00:08:23,603 最近 魔王が各地で 息を吹き返していて…。 116 00:08:23,603 --> 00:08:27,607 (グラハム)あやつは単身 魔王を討伐して回っているのだ。 117 00:08:27,607 --> 00:08:32,112 単身で討伐とは すさまじいご仁がいたものだ! 118 00:08:32,112 --> 00:08:35,949 あれらは 持つ魔力の質が違うのだよ。 119 00:08:35,949 --> 00:08:39,285 ゆえに 魔力の扱いに 精通していなくては➡ 120 00:08:39,285 --> 00:08:41,287 相手にならない。 121 00:08:41,287 --> 00:08:45,291 んっ!? では 魔法使いでなくては ならんのですか? 122 00:08:45,291 --> 00:08:47,293 少し違う。 123 00:08:47,293 --> 00:08:51,464 (グラハム)魔力とは 一つの力の方向性だ。 124 00:08:51,464 --> 00:08:56,136 我らエルフの古い言葉では 気と呼んでいる。 125 00:08:56,136 --> 00:08:59,472 武器を 体の一部のように扱うには➡ 126 00:08:59,472 --> 00:09:04,077 魔力を媒介として 感覚をつなげることが必要。 127 00:09:04,077 --> 00:09:08,748 なるほど… 改めて 指摘されると不思議ですね。 128 00:09:08,748 --> 00:09:11,584 エルフは魔力の扱いに関しては➡ 129 00:09:11,584 --> 00:09:14,421 人間よりも はるかに精通している。 130 00:09:14,421 --> 00:09:18,591 中でも 彼女は 特に才能にあふれていた…。 131 00:09:18,591 --> 00:09:23,096 (グラハム)だが それがあだとなって 森を飛び出してしまった…。 132 00:09:23,096 --> 00:09:28,101 あやつは魔王を倒した気でいるが あれらは不死身だ。 133 00:09:28,101 --> 00:09:34,107 グラハム殿が姫君の気配をたどって こちらに参られたということは➡ 134 00:09:34,107 --> 00:09:37,610 トルネラにおける 魔獣の発生原因は…。 135 00:09:37,610 --> 00:09:43,116 魔獣の発生が魔王によるものか 否かは 断言できない。 136 00:09:43,116 --> 00:09:45,285 だが 可能性は高いと思う。 137 00:09:45,285 --> 00:09:48,121 参ったな…。 138 00:09:48,121 --> 00:09:50,323 調査が必要だ。 139 00:09:54,127 --> 00:09:56,129 いかがですか? 140 00:09:58,131 --> 00:10:00,133 妙な魔力を感じる…。 141 00:10:00,133 --> 00:10:04,471 だが その影響は森の中で とどまっているようだな。 142 00:10:04,471 --> 00:10:07,974 森がダンジョン化している可能性は? 143 00:10:07,974 --> 00:10:10,977 もし あれの影響ならば➡ 144 00:10:10,977 --> 00:10:15,482 木々が変にねじれて 生命力もゆがむものだが…。 145 00:10:15,482 --> 00:10:20,286 しかし 魔力の質が 魔王と似通っているのも確かだ。 146 00:10:23,656 --> 00:10:25,658 ふん! はあ! 147 00:10:34,334 --> 00:10:36,336 (2人)おお…。 148 00:10:38,338 --> 00:10:40,507 ご両人 見事な使い手だ。 149 00:10:40,507 --> 00:10:44,177 何をおっしゃる 貴殿の前では赤子同然。 150 00:10:44,177 --> 00:10:47,680 大振りながら 実に鋭い切れ味ですな! 151 00:10:47,680 --> 00:10:52,185 ふむ… この剣は生きているのだよ。 152 00:10:55,355 --> 00:10:59,959 (グラハム)東の果てに 鋼の樹という 不思議な樹木がある。 153 00:10:59,959 --> 00:11:03,796 その実は恐ろしく質が高いが 加工が難しい。 154 00:11:03,796 --> 00:11:06,299 しかし こうして武器にすると➡ 155 00:11:06,299 --> 00:11:10,303 振るい手と すさまじい感応を見せる…。 156 00:11:10,303 --> 00:11:13,306 生きた鉱物ですか 驚いた…。 157 00:11:13,306 --> 00:11:17,310 これならば 異変の解決も時間の問題…。 158 00:11:17,310 --> 00:11:19,812 (グラハム)その件なのだが…。 159 00:11:19,812 --> 00:11:21,814 彼女は間違いなく➡ 160 00:11:21,814 --> 00:11:24,984 この森の魔力を察知して 現れるはずだ。 161 00:11:24,984 --> 00:11:27,654 何かあれば全力で対処する。 162 00:11:27,654 --> 00:11:30,823 なので しばらく このままにしてくれまいか? 163 00:11:30,823 --> 00:11:35,995 わかりました あなたほどの 実力者がいてくだされば 安心だ。 164 00:11:35,995 --> 00:11:39,999 よろしければ その間は うちへご滞在ください。 165 00:11:39,999 --> 00:11:42,168 何から何まですまない。 166 00:11:42,168 --> 00:11:44,504 待ち伏せまがいのことを しなければ➡ 167 00:11:44,504 --> 00:11:47,006 あのじゃじゃ馬のしっぽは つかめぬ。 168 00:11:51,511 --> 00:11:54,347 (アンジェリン)お父さん分が 不足している…。 169 00:11:54,347 --> 00:11:58,017 きっとお父さんも 寂しがっているはず…。 170 00:11:58,017 --> 00:12:00,119 (アネッサ)みんなに頼りに されてるみたいだから➡ 171 00:12:00,119 --> 00:12:02,121 寂しがってる暇 ないんじゃないの? 172 00:12:02,121 --> 00:12:05,124 ね~ また絶対来よう~。 そうだね。 173 00:12:05,124 --> 00:12:08,461 (ミリアム)あっ! アンジェは恋人つくんないの? 174 00:12:08,461 --> 00:12:10,463 なんで? 175 00:12:10,463 --> 00:12:13,967 だって こっちに恋人いれば 寂しさまぎれるじゃん。 176 00:12:13,967 --> 00:12:18,638 お父さんに求めているものと 恋人に求めるものは違う。 177 00:12:18,638 --> 00:12:21,641 ミリィこそ どうなの? やだよ~。 178 00:12:21,641 --> 00:12:24,811 同年代の男なんか 信用できないも~ん。 179 00:12:24,811 --> 00:12:27,146 お前ら理想高すぎないか? 180 00:12:27,146 --> 00:12:29,315 あ そういえばベルさんって➡ 181 00:12:29,315 --> 00:12:31,985 お嫁さんもらうつもり ないのかな? 182 00:12:31,985 --> 00:12:34,153 なに 突然…。 183 00:12:34,153 --> 00:12:38,157 だって お嫁さんがいれば トルネラでも寂しくないじゃん。 184 00:12:38,157 --> 00:12:41,561 ぐ…。 アンジェ的にはどんな人がいいの~? 185 00:12:43,997 --> 00:12:46,332 母性 が必要かな? 186 00:12:46,332 --> 00:12:49,669 (ミリアム/アネッサ)ん…。 母性 ねぇ…。 187 00:12:49,669 --> 00:12:52,672 《アンジェリン:お父さんの お嫁さんということは➡ 188 00:12:52,672 --> 00:12:55,174 私のお母さんということ…。 189 00:12:55,174 --> 00:12:58,177 お母さん… なんだかステキな響き…》 190 00:13:00,446 --> 00:13:03,283 お父さんの お嫁さん探しをするしかない! 191 00:13:03,283 --> 00:13:05,785 えっ? わ~い 楽しそう! 192 00:13:05,785 --> 00:13:11,457 奥手だから 本人に任せていたら いつまでも見つからない。 193 00:13:11,457 --> 00:13:15,128 だから 私たちが候補を探すしかない! 194 00:13:15,128 --> 00:13:18,631 最終的に決めるのは もちろん お父さん! 195 00:13:18,631 --> 00:13:21,634 フフフ… なんだか 楽しくなってきたぞ! 196 00:13:21,634 --> 00:13:23,803 でも お嫁さんが見つかったら➡ 197 00:13:23,803 --> 00:13:26,806 アンジェは 相手されなく なっちゃったりしてね~。 198 00:13:26,806 --> 00:13:30,977 あ あああ… どうしよう…。 199 00:13:30,977 --> 00:13:33,146 考えてなかったのか…。 200 00:13:33,146 --> 00:13:35,982 いや お父さんは そんな人じゃない! 201 00:13:35,982 --> 00:13:40,153 だから お父さんの相手 私のお母さんは私が見つける! 202 00:13:40,153 --> 00:13:42,155 さあ 行くぞ! 203 00:13:42,155 --> 00:13:44,357 へっ? 私らも? 204 00:13:49,495 --> 00:13:51,998 なんで ここなんだよ…。 あっ! 205 00:13:51,998 --> 00:13:54,667 (ユーリ)いってらっしゃい。 206 00:13:54,667 --> 00:13:58,371 あっ アンジェちゃん! フフン…。 207 00:14:00,440 --> 00:14:03,276 《アンジェリン:ユーリさん 最近知り合ったばかりだけど➡ 208 00:14:03,276 --> 00:14:06,279 37歳と思えないくらい 肌もピチピチで➡ 209 00:14:06,279 --> 00:14:09,782 落ち着いてるけど 茶目っ気もある ステキなお姉さん! 210 00:14:09,782 --> 00:14:13,286 ユーリさんならお母さんでもいい!》 フフ…。 211 00:14:13,286 --> 00:14:15,455 どうしたの? 212 00:14:15,455 --> 00:14:18,458 ユーリさん 私のお父さんと お見合いしない? 213 00:14:18,458 --> 00:14:20,460 ふぇ⁉ (2人)あっ! 214 00:14:20,460 --> 00:14:25,465 えっと… アンジェちゃんの お父さんって赤鬼の人よね? 215 00:14:25,465 --> 00:14:28,134 私なんかじゃ 釣り合わないんじゃないかしら? 216 00:14:28,134 --> 00:14:30,136 そんなことない。 217 00:14:30,136 --> 00:14:32,972 ユーリさんだって トリプルAランクだったんでしょう? 218 00:14:32,972 --> 00:14:36,809 そ それは現役時代の話…。 (カーテンが開く音) 219 00:14:36,809 --> 00:14:40,313 (ライオネル)ユーリ… このファイルなんだけど…。 220 00:14:40,313 --> 00:14:42,315 あ アンジェさん…。 221 00:14:42,315 --> 00:14:44,484 ギルドマスター 寝不足? 222 00:14:44,484 --> 00:14:48,488 まあね… この歳で完徹はツラい~。 223 00:14:48,488 --> 00:14:52,825 なんか魔獣の大量発生のときから ずっと この調子で…。 224 00:14:52,825 --> 00:14:55,161 グチばっかりねぇ リオは…。 225 00:14:55,161 --> 00:14:57,163 ムチャ言わないでよ。 226 00:14:57,163 --> 00:14:59,332 グチ言えなくなったら死んじゃうよ。 227 00:14:59,332 --> 00:15:03,102 大丈夫よ! 死ぬって 言えてるうちは平気平気。 228 00:15:03,102 --> 00:15:06,439 ほら このファイルは 私がチェックしとくから。 229 00:15:06,439 --> 00:15:08,441 はあ…。 230 00:15:08,441 --> 00:15:11,444 《この2人… 元パーティーメンバー。 231 00:15:11,444 --> 00:15:13,446 実に仲よし…》 232 00:15:13,446 --> 00:15:16,282 (アンジェリン)ねえ。 んっ? なに アンジェさん? 233 00:15:16,282 --> 00:15:18,284 2人は付き合ってるの? 234 00:15:18,284 --> 00:15:20,286 (2人)え…。 なんで? 235 00:15:20,286 --> 00:15:23,089 仲よしだし お互い信頼してるんでしょ? 236 00:15:26,292 --> 00:15:29,462 そりゃ元は 背中を預けてたからねえ。 237 00:15:29,462 --> 00:15:32,131 でもイコール恋人はなくない? 238 00:15:32,131 --> 00:15:35,635 ん~ 信頼というか 放っておけない感じよねぇ。 239 00:15:35,635 --> 00:15:38,137 え~。 《なんだかんだで➡ 240 00:15:38,137 --> 00:15:41,641 強固な関係が構築されている… けど!》 241 00:15:41,641 --> 00:15:44,477 ユーリさん! お父さんとのお見合い➡ 242 00:15:44,477 --> 00:15:46,479 本当に考えておいて! 243 00:15:46,479 --> 00:15:49,148 ギルドマスターみたいに 頼りなくないから! 244 00:15:49,148 --> 00:15:52,819 フフ… もう おませさん! 245 00:15:52,819 --> 00:15:54,987 きっと頼りになるんだろうなぁ。 246 00:15:54,987 --> 00:15:58,324 そうだユーリ! アンジェさんのお父さんと結婚して➡ 247 00:15:58,324 --> 00:16:00,259 オルフェンに連れてきてよ! 248 00:16:00,259 --> 00:16:02,261 なんですって⁉ 249 00:16:04,597 --> 00:16:07,266 名案 なのに…。 250 00:16:07,266 --> 00:16:10,770 《ユーリさんが お母さんになったら➡ 251 00:16:10,770 --> 00:16:13,105 こんなふうに怒られるのかな…》 252 00:16:13,105 --> 00:16:16,609 アンジェ! このあと 行きたいとこあるんだけど! 253 00:16:16,609 --> 00:16:19,812 え どこ? 私たちの実家! 254 00:16:21,781 --> 00:16:23,783 (アネッサ)ただいま~。 255 00:16:23,783 --> 00:16:25,785 (ロゼッタ)おかえり~。 256 00:16:25,785 --> 00:16:29,622 元気だった? おかえり~。 257 00:16:29,622 --> 00:16:31,791 差し入れ ここ置くよ~! 258 00:16:31,791 --> 00:16:34,794 (ロゼッタ)ありがとう 立派な野菜だね! 259 00:16:34,794 --> 00:16:37,997 今日の夜はこれを煮込んで パスタにしましょう。 260 00:16:41,300 --> 00:16:43,970 お野菜切れたよ~。 私も~。 261 00:16:43,970 --> 00:16:45,972 (ロゼッタ)まあ ありがとう! 262 00:16:45,972 --> 00:16:48,140 じゃ 次は お皿並べてもらおうかしら。 263 00:16:48,140 --> 00:16:50,643 (2人)は~い! 264 00:16:50,643 --> 00:16:54,313 《アンジェリン:ロゼッタさん… アーネとミリィが出身の孤児院で➡ 265 00:16:54,313 --> 00:16:57,483 シスターをしている。 元気で子どもに人気。 266 00:16:57,483 --> 00:17:00,086 とても優しくて29歳…》 267 00:17:00,086 --> 00:17:02,088 んっ? 268 00:17:02,088 --> 00:17:05,258 ロゼッタさん 結婚とか考えてないの? 269 00:17:05,258 --> 00:17:07,260 え なに突然? 270 00:17:07,260 --> 00:17:10,096 かわいいし働き者だし お料理うまいし➡ 271 00:17:10,096 --> 00:17:12,765 いいお嫁さんになると思って。 272 00:17:12,765 --> 00:17:16,435 な… 大人をからかうんじゃ ありません! 273 00:17:16,435 --> 00:17:19,772 ねえ 私のお父さんと お見合いしない!? 274 00:17:19,772 --> 00:17:22,108 な 何を言い出すの!? 275 00:17:22,108 --> 00:17:24,110 ダメ? 276 00:17:24,110 --> 00:17:26,612 あ… そういう問題じゃなくて…。 277 00:17:26,612 --> 00:17:28,948 考えておいてね。 278 00:17:28,948 --> 00:17:32,285 お父さん いい男だから。 フフン。 279 00:17:32,285 --> 00:17:34,620 うう…。 280 00:17:34,620 --> 00:17:38,624 んっ? ロゼッタなんで赤くなってんの? 281 00:17:38,624 --> 00:17:41,027 な 何でもないよ! 282 00:17:46,132 --> 00:17:49,635 (ベルグリフ)すまないね。 まだ毛刈りが 終わらないものだから…。 283 00:17:49,635 --> 00:17:52,972 気になされるな 我らにお任せください! 284 00:17:52,972 --> 00:17:55,775 お願いします。 では行ってくる。 285 00:18:04,583 --> 00:18:07,586 やれやれ 今年は忙しいな…。 286 00:18:07,586 --> 00:18:10,756 まあ 若い連中が 仕事に慣れるまではな。 287 00:18:10,756 --> 00:18:13,259 なあ ベル グラハムさんは➡ 288 00:18:13,259 --> 00:18:15,594 ここを 気に入ってくれているのか? 289 00:18:15,594 --> 00:18:17,597 ああ そう思うけどな…。 290 00:18:17,597 --> 00:18:21,267 エルフに気に入ってもらえるのは うれしいな おい。 291 00:18:21,267 --> 00:18:23,269 その割には恐縮して➡ 292 00:18:23,269 --> 00:18:25,604 まだまともに 話せてないんじゃないのか? 293 00:18:25,604 --> 00:18:29,442 だってよぉ 何話せばいいかわからないんだ。 294 00:18:29,442 --> 00:18:32,945 ハハ… 別に世間話でも かまわないさ。 295 00:18:32,945 --> 00:18:37,783 じゃあ今度 一緒に飲もうって 誘うからよ 連れてきてくれよ。 296 00:18:37,783 --> 00:18:40,953 ハハ わかった。 きっと彼も喜ぶよ。 297 00:18:40,953 --> 00:18:42,955 (バーンズ)ベルさ~ん! 298 00:18:42,955 --> 00:18:45,624 向こうの畑まで 来てもらえますか!? 299 00:18:45,624 --> 00:18:51,330 どうした また魔獣か!? いや… それが…。 300 00:19:00,072 --> 00:19:02,408 (マルグリット)人の顔見て 逃げ出すたあ➡ 301 00:19:02,408 --> 00:19:04,744 人間ってのはずいぶん失礼だな…。 302 00:19:04,744 --> 00:19:08,748 申し訳ありません。 皆 エルフに慣れていないのです。 303 00:19:08,748 --> 00:19:10,750 ご勘弁を…。 304 00:19:10,750 --> 00:19:12,752 で? お前は誰だ? 305 00:19:12,752 --> 00:19:14,920 私は ベルグリフと申します。 306 00:19:14,920 --> 00:19:18,724 あなたは西の王 オベロン殿のご息女では? 307 00:19:23,262 --> 00:19:26,098 やはりそうなのですね? 308 00:19:26,098 --> 00:19:28,934 どこでそれを聞いた!? 言わないと…。 309 00:19:28,934 --> 00:19:31,937 (お腹の音) 310 00:19:35,107 --> 00:19:37,443 もうすぐ昼食をと 思っていたところです。 311 00:19:37,443 --> 00:19:40,279 ご迷惑でなければ エルフの姫君と➡ 312 00:19:40,279 --> 00:19:42,948 同席する名誉を 賜りたいのですが…。 313 00:19:42,948 --> 00:19:46,952 そこまで言うなら仕方ないな! 314 00:19:46,952 --> 00:19:49,455 フッ ありがとうございます。 315 00:19:57,296 --> 00:19:59,298 ふう~。 316 00:20:01,467 --> 00:20:03,469 お口に合いましたか? 317 00:20:03,469 --> 00:20:06,472 ん~ ま まぁまぁだな…。 318 00:20:06,472 --> 00:20:09,975 差し支えなければ ご尊名をお伺いしても? 319 00:20:09,975 --> 00:20:13,979 おっさん! その前にアンタは なんで俺のことを知ってるんだ!? 320 00:20:13,979 --> 00:20:16,315 グラハム殿に伺ったのです。 321 00:20:16,315 --> 00:20:18,651 あのご仁も 現在はこの村に…。 322 00:20:18,651 --> 00:20:23,489 お 大叔父上が 冗談じゃねえ! 323 00:20:23,489 --> 00:20:25,491 (グラハム)マルグリット…。 うう! (ドアが開く音) 324 00:20:28,994 --> 00:20:31,497 お 大叔父上? 325 00:20:31,497 --> 00:20:35,000 どういうつもりだ? オベロンも心配しているぞ。 326 00:20:35,000 --> 00:20:39,004 父上が俺を心配!? は! ありえないね! 327 00:20:39,004 --> 00:20:41,173 子を案じぬ親などいない。 328 00:20:41,173 --> 00:20:43,175 冗談じゃないぜ! 329 00:20:43,175 --> 00:20:46,345 俺は絶対に 俺のことを認めさせてやる! 330 00:20:46,345 --> 00:20:49,048 大叔父が名を上げたやり方でな! 331 00:20:53,853 --> 00:20:58,190 せがまれても旅の話など すべきでは なかったな…。 332 00:20:58,190 --> 00:21:00,626 彼女はご親族なのですか? 333 00:21:00,626 --> 00:21:04,029 ああ… オベロンは私の甥でな…。 334 00:21:06,632 --> 00:21:09,301 あれを追わねば。 ならば それがしも! 335 00:21:09,301 --> 00:21:13,506 身内のもめごとを これ以上見せるのは忍びない。 336 00:21:16,142 --> 00:21:20,346 これは一筋縄ではいかなそうだね。 はあ…。 337 00:21:24,817 --> 00:21:26,986 みんな反応がよくない。 338 00:21:26,986 --> 00:21:29,155 お父さんはいい男なのに…。 339 00:21:29,155 --> 00:21:31,824 お前 少し強引すぎるぞ。 340 00:21:31,824 --> 00:21:34,994 そうそう それに急ぎすぎだし。 341 00:21:34,994 --> 00:21:36,996 そうかな…。 342 00:21:36,996 --> 00:21:40,332 一度 ベルさんに オルフェンへ来てもらったらどうだ? 343 00:21:40,332 --> 00:21:43,169 直接会ってみれば 気が合うかもしれないし。 344 00:21:43,169 --> 00:21:46,172 よし! じゃあ 次 帰ったときにそのまま➡ 345 00:21:46,172 --> 00:21:48,340 お父さんをオルフェンに連れてくる! 346 00:21:48,340 --> 00:21:51,343 そんでもって 婚活パーティーの開催だ~! 347 00:21:51,343 --> 00:21:53,679 いや そうじゃなくて…。 348 00:21:53,679 --> 00:21:56,182 も~ アンジェってば~! 349 00:21:58,684 --> 00:22:02,688 フフ… 誰を呼ぼうかな~。 あっ! 350 00:22:04,623 --> 00:22:06,825 アイツら!