1 00:00:02,002 --> 00:00:05,505 (梶田)お客様 困りますな。 2 00:00:05,505 --> 00:00:07,508 (誠司/リーズ/聖華)ああ…。 3 00:00:07,508 --> 00:00:10,344 《しげる:こいつ 報告に来た 部下までも…》 4 00:00:10,344 --> 00:00:15,182 武器類の持ち込みは 一律 禁止と させていただいております。 5 00:00:15,182 --> 00:00:19,686 それとも モンスターバトル➨ 6 00:00:19,686 --> 00:00:22,356 ご自身で エントリーされますかな? 7 00:00:22,356 --> 00:00:27,361 ご希望とあらば やぶさかではございませんよ。 8 00:00:27,361 --> 00:00:34,368 では ショーの時間と参りましょうか。 9 00:02:18,839 --> 00:02:22,342 清水… 実に残念だよ。 10 00:02:22,342 --> 00:02:24,344 お前の忠誠心➨ 11 00:02:24,344 --> 00:02:27,848 うそで 繕った程度の ものだったとは…。 12 00:02:27,848 --> 00:02:31,351 だが 私は お前を許そう。 13 00:02:31,351 --> 00:02:34,187 お前から得た ヒーリングの能力が➨ 14 00:02:34,187 --> 00:02:37,858 私の傷を癒やすのだから。 15 00:02:37,858 --> 00:02:42,029 (リーズ)あいつ 命だけでなく 能力まで 奪うのか。 16 00:02:42,029 --> 00:02:44,031 《特記事項の内容➨ 17 00:02:44,031 --> 00:02:48,535 「根こそぎ吸い上げて 地獄に落とす」っていう力だな》 18 00:02:48,535 --> 00:02:52,039 俺は まず あの金持ちを。 (誠司)うん。 19 00:02:52,039 --> 00:02:55,709 梶田! そこまでだ。 20 00:02:55,709 --> 00:02:57,711 チッ… フフッ…。 21 00:02:57,711 --> 00:03:01,481 照明が…。 (聖華)何も 見えない。 22 00:03:01,481 --> 00:03:03,483 《まずいな…》 23 00:03:03,483 --> 00:03:06,987 油断するな。 はい。 24 00:03:06,987 --> 00:03:10,157 (2人)あっ…。 🔊ようこそ 地下闘技場へ。 25 00:03:10,157 --> 00:03:12,993 🔊この 光をも吸い込む 奈落の底で➨ 26 00:03:12,993 --> 00:03:15,495 悪夢のごとき 死闘を お楽しみいただけます。 27 00:03:15,495 --> 00:03:17,664 《んっ… 梶田は…》 28 00:03:17,664 --> 00:03:20,500 🔊どうぞ この血に飢えた魔獣どもと➨ 29 00:03:20,500 --> 00:03:23,303 存分に お戯れくださいませ。 30 00:03:26,006 --> 00:03:29,676 (うなり声) 31 00:03:29,676 --> 00:03:33,013 くっ…。 🔊その命が果てるまで。 32 00:03:33,013 --> 00:03:35,348 (咆哮) 33 00:03:35,348 --> 00:03:37,350 (3人)んっ! 34 00:03:39,352 --> 00:03:42,055 んっ! 悪魔っこさん! 35 00:03:44,858 --> 00:03:47,694 《炎を斬った? やるな…》 36 00:03:47,694 --> 00:03:51,531 攻撃で 相殺するとは…。 悪魔っ子さん すごい。 37 00:03:51,531 --> 00:03:54,701 油断しないで… 次が来るよ! 38 00:03:54,701 --> 00:03:56,703 んっ! 39 00:03:59,539 --> 00:04:03,143 あいつのレベルは 80。 属性は 闇。 40 00:04:03,143 --> 00:04:05,979 光の属性なら 対抗できるはず。 41 00:04:05,979 --> 00:04:09,149 《光属性… 誠司さんか》 42 00:04:09,149 --> 00:04:13,053 んっ! エルカローネさんを頼みます。 43 00:04:17,824 --> 00:04:19,993 んっ…。 44 00:04:19,993 --> 00:04:22,496 んっ! 45 00:04:22,496 --> 00:04:24,998 んっ… んっ! 46 00:04:27,167 --> 00:04:29,169 フンッ! 47 00:04:31,505 --> 00:04:33,840 あっ… エルカローネさん。 48 00:04:33,840 --> 00:04:35,842 あっ…。 こっち! 49 00:04:35,842 --> 00:04:38,345 あっ! 50 00:04:38,345 --> 00:04:40,514 デカブツと戦うときは 動き回って。 51 00:04:40,514 --> 00:04:43,617 巻き添えが怖いからね。 はい! 52 00:04:49,523 --> 00:04:51,858 フンッ… くっ… ハッ! 53 00:04:51,858 --> 00:04:54,027 たっ! やっ! 54 00:04:54,027 --> 00:04:57,030 うわっ! てい! 55 00:04:57,030 --> 00:04:59,966 ハァハァ…。 56 00:04:59,966 --> 00:05:03,637 オーロラシャイニングレスティネーション! 57 00:05:03,637 --> 00:05:06,306 すごい… 一撃で。 58 00:05:06,306 --> 00:05:08,308 《レベル差を もろともしない。 59 00:05:08,308 --> 00:05:11,111 やはり 邪悪相手には とことん強いな》 60 00:05:13,146 --> 00:05:16,149 ぐあっ…。 《なんだと!?》 61 00:05:16,149 --> 00:05:18,652 ぐっ… 不覚…。 62 00:05:18,652 --> 00:05:22,155 あっ ああ… ああ…。 63 00:05:22,155 --> 00:05:26,159 《あんた 珍プレー大賞 MVPだよ》 64 00:05:26,159 --> 00:05:29,329 うっ… ああ…。 65 00:05:29,329 --> 00:05:33,333 あっ…。 大丈夫ですか? ああ…。 66 00:05:33,333 --> 00:05:38,672 フゥ… ありがとう エルカローネさん。 全快しました。 67 00:05:38,672 --> 00:05:42,175 アルディーン。 金持ち客は 避難させました。 68 00:05:42,175 --> 00:05:44,678 命に別状はないかと。 69 00:05:44,678 --> 00:05:47,347 今ので レベル 上がっただろ? 70 00:05:47,347 --> 00:05:50,183 その 紙みたいな防御力を 上げときな。 71 00:05:50,183 --> 00:05:53,186 えっ? ああ…。 ああ…。 72 00:05:53,186 --> 00:05:58,024 悪魔っ子さん もしや 相手のステータスが わかるのですか? 73 00:05:58,024 --> 00:06:01,461 まあね。 それより…。 74 00:06:01,461 --> 00:06:04,130 (うなり声) 75 00:06:04,130 --> 00:06:06,967 🔊お客様 実に お強い。 76 00:06:06,967 --> 00:06:12,305 🔊レベル80程度の魔獣ごときでは いささか退屈でしたか? 77 00:06:12,305 --> 00:06:16,309 🔊まだ 魔獣は 十分に ご用意いたしております。 78 00:06:16,309 --> 00:06:20,013 🔊どうぞ 更なる死闘を お楽しみください。 79 00:06:23,984 --> 00:06:28,488 (鳴き声) 80 00:06:30,991 --> 00:06:33,493 レベル 200。 警戒して。 81 00:06:33,493 --> 00:06:37,163 しげるさん 梶田を。 きっと 奥にいるはずです。 82 00:06:37,163 --> 00:06:39,165 了解です。 83 00:06:39,165 --> 00:06:41,835 《と その前に…》 84 00:06:41,835 --> 00:06:43,837 (鳴き声) 85 00:06:43,837 --> 00:06:48,675 《スロータイム。 魔獣どもに ささやかな プレゼントだ。 86 00:06:48,675 --> 00:06:52,512 魔獣退治は 頼んだぜ。 ボスは 俺が行く》 87 00:06:52,512 --> 00:06:55,348 来るぞ! はい! おう! 88 00:06:55,348 --> 00:06:57,350 ハァハァハァ…。 89 00:07:06,459 --> 00:07:10,297 《魔獣の おりの… 更に奥。 90 00:07:10,297 --> 00:07:14,301 ああ よくわかるよ 梶田氏。 91 00:07:14,301 --> 00:07:16,303 あんたは 本当に➨ 92 00:07:16,303 --> 00:07:20,807 誰も 信じることが できないんだと》 93 00:07:20,807 --> 00:07:24,144 フッ… ハハハハ… ハハハハ ハハハハハッ! 94 00:07:24,144 --> 00:07:26,313 あいつら また 罪を重ねたぞ。 95 00:07:26,313 --> 00:07:29,149 殺せ 殺せ もっと殺せ。 96 00:07:29,149 --> 00:07:31,318 ハハハハ ハハハハハ! 97 00:07:31,318 --> 00:07:33,320 殺せ 殺せ 殺せ! 98 00:07:33,320 --> 00:07:35,322 後戻りが できなくなるまでな。 99 00:07:35,322 --> 00:07:39,326 ハハハハ ハハハハ ハハッ! 100 00:07:39,326 --> 00:07:41,995 これほど 手応えのある連中は 初めてだ。 101 00:07:41,995 --> 00:07:44,331 ククククッ… いいだろう。 102 00:07:44,331 --> 00:07:48,668 殺して 殺して 殺して 殺し尽くしたなら➨ 103 00:07:48,668 --> 00:07:52,005 最後に 私が解放してやる。 104 00:07:52,005 --> 00:07:54,841 おい。 105 00:07:54,841 --> 00:07:57,677 おっかねえな。 106 00:07:57,677 --> 00:08:00,613 フンッ…。 107 00:08:00,613 --> 00:08:03,283 んっ! ハッ…。 108 00:08:03,283 --> 00:08:06,953 おやおや 護衛の方ではありませんか。 109 00:08:06,953 --> 00:08:10,123 こんな 楽屋裏へ 一体 何を? 110 00:08:10,123 --> 00:08:13,126 ちょっとばかり あんたと 話がしたくてね。 111 00:08:13,126 --> 00:08:16,963 それにしても すごいな ここ。 112 00:08:16,963 --> 00:08:20,266 いかにもな場所だけど ここで 魔獣を? 113 00:08:22,469 --> 00:08:24,471 ご明察。 114 00:08:24,471 --> 00:08:29,976 しかし ここは 企業秘密ですので 速やかに ご退室を…。 115 00:08:29,976 --> 00:08:33,646 そういうわけには いかないのさ。 116 00:08:33,646 --> 00:08:37,984 梶田さん 殺人カジノの全貌は 見させてもらったぜ。 117 00:08:37,984 --> 00:08:41,488 だから どうしたというのです? 118 00:08:41,488 --> 00:08:44,991 あんた そんなにも 金持ちが憎いのか? 119 00:08:44,991 --> 00:08:50,997 フッ… 人は 貧しいが故に 優しさを知ることができる。 120 00:08:50,997 --> 00:08:53,333 私の両親が そうだった。 121 00:08:53,333 --> 00:08:58,171 でも 金持ちは違う。 金持ちは うそを並べたて➨ 122 00:08:58,171 --> 00:09:01,608 純粋な者を傷つけてまで 金を奪おうとする。 123 00:09:01,608 --> 00:09:04,444 それが 金持ちになった者の さが。 124 00:09:04,444 --> 00:09:07,280 人は 金を持つから不幸になる。 125 00:09:07,280 --> 00:09:11,785 あまりにも 哀れ。 どこまでも ふびん。 126 00:09:11,785 --> 00:09:16,790 だから 汚れなき魂を持った私が 浄化してやらねば。 127 00:09:16,790 --> 00:09:20,627 私が 彼らを導くのだ。 128 00:09:20,627 --> 00:09:22,629 クックックックッ クックックッ…。 129 00:09:22,629 --> 00:09:25,632 あんたは 破滅の道を歩んでる。 130 00:09:25,632 --> 00:09:28,468 今からでも 投降する気はないか? 131 00:09:28,468 --> 00:09:30,970 破滅? 投降? 132 00:09:30,970 --> 00:09:35,642 ありえませんな。 私のレベルは 521。 133 00:09:35,642 --> 00:09:39,979 100万の軍隊でも 傷一つ 付けられない。 134 00:09:39,979 --> 00:09:43,983 現に あなたも 手も足も 出ないじゃありませんか。 135 00:09:43,983 --> 00:09:47,654 ああ あんたは 強いんだろうさ。 136 00:09:47,654 --> 00:09:50,824 だから 目的のためなら 誰かを支配し➨ 137 00:09:50,824 --> 00:09:54,160 純粋な人間まで 踏みにじれるんだろう。 138 00:09:54,160 --> 00:09:57,330 だがな… それって➨ 139 00:09:57,330 --> 00:10:00,834 あんたが憎んだ やつらと 何が違うんだ? 140 00:10:04,170 --> 00:10:06,172 ぶっ… 豚が! 141 00:10:06,172 --> 00:10:09,342 人の言葉を しゃべるな~! 142 00:10:09,342 --> 00:10:12,345 がはっ…。 143 00:10:12,345 --> 00:10:15,682 かっ…。 144 00:10:15,682 --> 00:10:19,018 あっ… ああ…。 145 00:10:19,018 --> 00:10:22,689 あっ…。 146 00:10:22,689 --> 00:10:25,024 この私に血を…。 147 00:10:25,024 --> 00:10:27,026 豚じゃねえ。 んっ…。 148 00:10:27,026 --> 00:10:30,029 ガチファイターだ。 149 00:10:30,029 --> 00:10:33,633 (梶田)ガチ… ファイター…。 150 00:10:35,702 --> 00:10:40,039 (うなり声) 151 00:10:40,039 --> 00:10:43,042 この魔獣が 最後の一体。 152 00:10:43,042 --> 00:10:46,379 レベルも ステータスも えげつないから 気を抜かないで。 153 00:10:46,379 --> 00:10:48,381 了解です。 154 00:10:48,381 --> 00:10:51,217 我々ならば 必ず 勝てます。 155 00:10:51,217 --> 00:10:54,921 勝って しげるさんと 合流しましょう。 156 00:10:58,391 --> 00:11:02,328 もう一度だけ聞く。 投降する気はないか? 157 00:11:02,328 --> 00:11:04,998 豚が…。 158 00:11:04,998 --> 00:11:07,333 交渉決裂だな。 159 00:11:07,333 --> 00:11:10,003 終わりにしようぜ 梶田さん。 160 00:11:10,003 --> 00:11:12,605 まだ… んっ! 161 00:11:15,675 --> 00:11:19,345 終わるには まだ早い。 クククククッ…。 162 00:11:19,345 --> 00:11:21,514 豚ごときには もったいないが➨ 163 00:11:21,514 --> 00:11:25,685 すべてを導く 神の姿を拝ませてやる。 164 00:11:25,685 --> 00:11:27,687 神? 165 00:11:29,689 --> 00:11:32,859 ステータスを どう配分したかは 知らんが➨ 166 00:11:32,859 --> 00:11:37,030 貴様は 戦闘能力だけなら 私を りょうがしている。 167 00:11:37,030 --> 00:11:41,701 だが… 魔力は どうだ? 168 00:11:41,701 --> 00:11:44,037 フッ… ハハハハ ハハハハ…。 169 00:11:44,037 --> 00:11:46,372 ハハハハ ハハハハ ハハッ! 170 00:11:46,372 --> 00:11:49,542 ハハハハ ハハハハ ハハハハ! 171 00:11:49,542 --> 00:11:55,548 こいつは レベルも パラメータも フォーナイン 9,999だ。 172 00:11:55,548 --> 00:11:58,885 度重なる 魔獣合成の末に 生みだされた➨ 173 00:11:58,885 --> 00:12:03,323 神にも等しき 最高傑作だよ。 174 00:12:03,323 --> 00:12:05,491 《神ね…。 175 00:12:05,491 --> 00:12:08,995 梶田氏は こいつに 祈りをささげていたわけか》 176 00:12:08,995 --> 00:12:12,332 ガチファイターだったか? 177 00:12:12,332 --> 00:12:16,169 お前は 「ステータスに ゼロが多い」と 言っていたな。 178 00:12:16,169 --> 00:12:21,341 どうせ 魔力を犠牲にして 物理に つぎ込んだのだろう? 179 00:12:21,341 --> 00:12:24,510 つまり 魔法には 全くの無防備。 180 00:12:24,510 --> 00:12:28,514 そんな状態で 最上級の魔法を食らったら➨ 181 00:12:28,514 --> 00:12:31,184 どうなるだろうな? 182 00:12:31,184 --> 00:12:35,088 神々の雷! 183 00:12:39,359 --> 00:12:43,363 ハハハハ ハハハ… ハハハハ ハハハハ ハハッ! 184 00:12:43,363 --> 00:12:45,865 絶対零度呪文。 185 00:12:48,534 --> 00:12:52,538 なっ… 何が? 186 00:12:52,538 --> 00:12:54,540 あっ…。 187 00:12:54,540 --> 00:12:56,843 フンッ! 188 00:13:04,317 --> 00:13:08,655 まっ… 魔法だと? 189 00:13:08,655 --> 00:13:12,992 フゥ… 梶田さん 1つ 教えてやるよ。 190 00:13:12,992 --> 00:13:17,830 神々の雷は 最上級より 1つ 格下だ。 191 00:13:17,830 --> 00:13:23,836 本物の最上級魔法 絶対零度呪文で 相殺させてもらった。 192 00:13:23,836 --> 00:13:26,339 どっ… どういうことだ? 193 00:13:26,339 --> 00:13:31,010 貴様は ガチファイター。 魔法なんぞ 使えるはずが…。 194 00:13:31,010 --> 00:13:34,180 あんたは うそが見破れるそうだが➨ 195 00:13:34,180 --> 00:13:38,685 うそを使わなくても 真実を くらますことは できるんだよ。 196 00:13:38,685 --> 00:13:41,354 言い方次第でな。 何? 197 00:13:41,354 --> 00:13:45,858 絶対神 それが俺の本業だ。 198 00:13:47,860 --> 00:13:50,029 うっ… くっ…。 199 00:13:50,029 --> 00:13:54,033 うそを… うそをつくな…。 200 00:13:54,033 --> 00:13:57,370 ステータスは すべて 1兆 飛んで 5。 201 00:13:57,370 --> 00:13:59,872 だから ゼロが多いのさ。 202 00:13:59,872 --> 00:14:05,144 (梶田)絶対神… この豚が? 203 00:14:05,144 --> 00:14:08,314 もちろん ガチファイターってのも うそじゃない。 204 00:14:08,314 --> 00:14:11,984 うちのリーダーがくれた 役職だがな。 205 00:14:11,984 --> 00:14:14,320 やっ… 役職だと? 206 00:14:14,320 --> 00:14:16,322 この イカサマ野郎が! 207 00:14:16,322 --> 00:14:21,661 本業と役職を分けるのなんて 営業マンの世界じゃ当たり前だ。 208 00:14:21,661 --> 00:14:24,163 だっ… 黙れ 黙れ 黙れ! 209 00:14:24,163 --> 00:14:27,166 貴様のごとき げせんな豚が神を! 210 00:14:27,166 --> 00:14:30,837 絶対神の名を汚すことは 許されない。 211 00:14:30,837 --> 00:14:33,172 ハァハァ…。 212 00:14:33,172 --> 00:14:37,176 死をもって 償うがいい。 213 00:14:37,176 --> 00:14:40,680 うわ~! 《もはや どんな言葉も 届かないか。 214 00:14:40,680 --> 00:14:43,082 ならば せめて 一太刀で…》 215 00:14:46,686 --> 00:14:48,688 うぅ…。 216 00:14:48,688 --> 00:14:51,023 うわっ…。 217 00:14:51,023 --> 00:14:53,359 こっ… これは…。 218 00:14:53,359 --> 00:14:56,195 オルドヌング… スピア…。 219 00:14:56,195 --> 00:14:59,532 (カリナ)梶田君…。 ああ…。 220 00:14:59,532 --> 00:15:03,803 だめだよ。 うちの派遣にまで 手をかけちゃ。 221 00:15:03,803 --> 00:15:10,476 魔獣合成のできる 貴重な人材なんだからさ。 222 00:15:10,476 --> 00:15:13,479 でっかい目玉の 化け物を作らせたら➨ 223 00:15:13,479 --> 00:15:15,648 用済みになっちゃったわけ? 224 00:15:15,648 --> 00:15:20,486 それで 魔獣合成のスキルを 奪ったのかな? 225 00:15:20,486 --> 00:15:22,655 《そういうことか。 226 00:15:22,655 --> 00:15:25,658 魔獣合成の派遣とやらは➨ 227 00:15:25,658 --> 00:15:29,162 目玉の化け物を作ったあと 梶田氏に…》 228 00:15:29,162 --> 00:15:32,665 (カリナ)う~ん… 君が強いのは わかるけど➨ 229 00:15:32,665 --> 00:15:35,668 ちょっと調子に乗りすぎたね。 230 00:15:35,668 --> 00:15:38,671 うっ… 私は あなたのために➨ 231 00:15:38,671 --> 00:15:42,008 神を… 四聖獣を…。 232 00:15:42,008 --> 00:15:47,680 あなたが 新たな神に会いたいと そう言ったから。 233 00:15:47,680 --> 00:15:50,683 んっ? そうだっけ? 234 00:15:50,683 --> 00:15:56,022 あっ… あなたまで うそをつくのか? 235 00:15:56,022 --> 00:16:00,293 他ならぬ 絶対神のあなたが…。 236 00:16:00,293 --> 00:16:03,129 《絶対神? 俺の他に…》 237 00:16:03,129 --> 00:16:07,466 アハッ… うそ ついたつもりは なかったんだけど。 238 00:16:07,466 --> 00:16:12,471 あれ? お~い 梶田君? 239 00:16:12,471 --> 00:16:15,808 なんだよ 壊れちゃった? もう…。 240 00:16:15,808 --> 00:16:20,980 ねえねえ それよりさ お話しようよ。 241 00:16:20,980 --> 00:16:24,817 君も 絶対神なんだって? おそろいだね。 242 00:16:24,817 --> 00:16:26,819 それ以上 近づくな。 243 00:16:26,819 --> 00:16:30,990 え~… 拒絶した。 傷つく。 244 00:16:30,990 --> 00:16:33,492 《こいつ…》 あっ… もしかして 君➨ 245 00:16:33,492 --> 00:16:38,331 人見知りだね。 ごめんね 気付いてあげられなくて。 246 00:16:38,331 --> 00:16:41,667 でも 私 結構 しゃべりやすいタイプだし➨ 247 00:16:41,667 --> 00:16:46,172 大丈夫だよ。 《俺より はるかに強い…。 248 00:16:46,172 --> 00:16:48,174 完全に想定外だ。 249 00:16:48,174 --> 00:16:52,178 しかも 天敵の女。 触ったら やばい》 250 00:16:52,178 --> 00:16:55,848 なっ… なぜ 梶田氏を…。 仲間じゃないのか? 251 00:16:55,848 --> 00:17:00,453 アハッ… あれは 勝手に 私をあがめてただけ。 252 00:17:00,453 --> 00:17:05,791 一応 同じ組織 オルドヌング・スピアのメンバーだけどね。 253 00:17:05,791 --> 00:17:07,793 組織? 254 00:17:07,793 --> 00:17:12,131 その オルドヌングってのは あの 槍の名前じゃ…。 255 00:17:12,131 --> 00:17:14,967 ウフッ…。 256 00:17:14,967 --> 00:17:17,970 あの槍は ただのシンボル。 257 00:17:17,970 --> 00:17:22,308 人間って 目に見える形を欲しがるからね。 258 00:17:22,308 --> 00:17:26,646 いいよ 教えてあげる。 オルドヌング・スピアはね…。 259 00:17:26,646 --> 00:17:30,650 一般人になれなかった 転生者たちの同盟なの。 260 00:17:30,650 --> 00:17:32,818 一般人になれない…。 261 00:17:32,818 --> 00:17:35,488 つまり 堅気じゃないやつらってことか? 262 00:17:35,488 --> 00:17:37,823 正解! 263 00:17:37,823 --> 00:17:40,159 異世界だからって はめを外しすぎて➨ 264 00:17:40,159 --> 00:17:42,161 お尋ね者になったり。 265 00:17:42,161 --> 00:17:46,332 ステータスや能力が偏りすぎて 行き場がなかったり。 266 00:17:46,332 --> 00:17:49,335 そんな連中が 好き勝手に暴れたら➨ 267 00:17:49,335 --> 00:17:52,505 この世界が めちゃくちゃになっちゃうよね。 268 00:17:52,505 --> 00:17:56,008 だから あえて はみ出し者たちを集めて➨ 269 00:17:56,008 --> 00:17:59,512 秩序や均衡を保つための組織が 出来たの。 270 00:17:59,512 --> 00:18:02,615 この世界の裏の支配者みたいな? 271 00:18:02,615 --> 00:18:04,951 アハッ… なんか ゲームっぽくない? 272 00:18:04,951 --> 00:18:07,620 その組織を あんたが作ったのか? 273 00:18:07,620 --> 00:18:09,622 フフッ… まさか…。 274 00:18:09,622 --> 00:18:13,459 オルドヌング・スピアなんて ダサい名前 ありえないし。 275 00:18:13,459 --> 00:18:15,962 アハハハハ! 《ダサ…?》 276 00:18:15,962 --> 00:18:20,132 私は 暇だから ちょっと力を貸してるだけ。 277 00:18:20,132 --> 00:18:23,636 相談役とか 用心棒が近いかな。 278 00:18:23,636 --> 00:18:25,972 梶田君みたいに やりすぎちゃった子を➨ 279 00:18:25,972 --> 00:18:28,474 処分しに来たりね。 280 00:18:28,474 --> 00:18:31,811 ねえ…。 281 00:18:31,811 --> 00:18:35,147 君も うちの組織に おいでよ。 282 00:18:35,147 --> 00:18:37,149 んっ… 何? 283 00:18:37,149 --> 00:18:41,821 君も 同じなんだろ? だって そのルックス➨ 284 00:18:41,821 --> 00:18:43,990 まさか 最低値まで下げたの? 285 00:18:43,990 --> 00:18:47,493 私でも そこまで できなかったよ。 286 00:18:47,493 --> 00:18:51,330 《こいつ ステータスの仕組みを 見抜いてたのか》 287 00:18:51,330 --> 00:18:55,501 それに ルックスだけじゃないよね? 288 00:18:55,501 --> 00:18:58,170 絶対神に なれるほどの ボーナスなんて➨ 289 00:18:58,170 --> 00:19:00,439 一体 何を犠牲にしたの? 290 00:19:00,439 --> 00:19:02,775 《特記事項のことまで…》 291 00:19:02,775 --> 00:19:05,611 ていうか あれしかないよね? 292 00:19:05,611 --> 00:19:08,781 三大欲求のうちの…。 293 00:19:08,781 --> 00:19:10,783 性欲かな? 294 00:19:10,783 --> 00:19:13,119 うっ…。 アハッ! 295 00:19:13,119 --> 00:19:17,289 潔よすぎて いつでも切腹できる 侍って感じ。 296 00:19:17,289 --> 00:19:21,293 君のこと ブサメンサムライボーイって呼ぶね。 297 00:19:21,293 --> 00:19:25,464 俺は しげるだ。 変な名前で 呼ぶんじゃねえ。 298 00:19:25,464 --> 00:19:28,467 ごめん そうだよね。 299 00:19:28,467 --> 00:19:30,803 OK。 しげる君ね。 300 00:19:30,803 --> 00:19:33,139 《ああ… うかつだったか…》 301 00:19:33,139 --> 00:19:36,142 私 寂しいんだ。 302 00:19:36,142 --> 00:19:38,310 誰も 対等じゃないし➨ 303 00:19:38,310 --> 00:19:41,814 みんな すぐに いなくなっちゃうし。 304 00:19:41,814 --> 00:19:43,983 んっ…。 でも➨ 305 00:19:43,983 --> 00:19:46,986 同じ 絶対神の しげる君なら➨ 306 00:19:46,986 --> 00:19:51,157 同じように何かを犠牲にした しげる君なら➨ 307 00:19:51,157 --> 00:19:55,161 きっと 私の気持ちも わかってくれるでしょ? 308 00:19:55,161 --> 00:19:59,165 だから 友達になってよ。 309 00:19:59,165 --> 00:20:01,333 《信用は できないが➨ 310 00:20:01,333 --> 00:20:04,503 やばそうな組織の 抑止力にはなるか…》 311 00:20:04,503 --> 00:20:07,173 まあ 友達だけならな。 312 00:20:07,173 --> 00:20:10,342 えっ? ほんと? やった~! 313 00:20:10,342 --> 00:20:14,013 ねえねえ 初めは 友達でもさ いつかは 私を…。 314 00:20:14,013 --> 00:20:16,348 でも 組織には 入らない。 315 00:20:16,348 --> 00:20:18,517 やりたいことがあるんでね。 316 00:20:18,517 --> 00:20:22,521 んっ? やりたいことって? 317 00:20:22,521 --> 00:20:25,858 俺は この世界で 彼らを導いてるんだ。 318 00:20:25,858 --> 00:20:27,860 導く…。 319 00:20:27,860 --> 00:20:32,531 それが 絶対神としての 俺の役目であり 目標なのさ。 320 00:20:32,531 --> 00:20:34,700 んっ…。 321 00:20:34,700 --> 00:20:39,538 やっぱ しげる君も 私の神様じゃないんだ。 322 00:20:39,538 --> 00:20:42,208 どうだい あんたも参加しないか? 323 00:20:42,208 --> 00:20:45,544 やりがいあるぜ。 そっか…。 324 00:20:45,544 --> 00:20:48,547 それが しげる君の役目。 325 00:20:48,547 --> 00:20:51,050 だったら➨ 326 00:20:51,050 --> 00:20:55,888 私が障害になってあげる。 そういうことだね? 327 00:20:55,888 --> 00:20:58,390 なっ… 違う…。 邪魔してあげる。 328 00:20:58,390 --> 00:21:02,328 《くっ… なぜだ? どこで 対応を間違えた?》 329 00:21:02,328 --> 00:21:04,497 (梶田)私に…。 んっ? 330 00:21:04,497 --> 00:21:07,500 うそをついたな。 331 00:21:07,500 --> 00:21:13,005 あなたは 確かに 「神に会いたい」と言った。 332 00:21:13,005 --> 00:21:15,841 うん そうだね。 333 00:21:15,841 --> 00:21:18,177 そうかもしれない。 334 00:21:18,177 --> 00:21:20,846 つらくて 眠れない日々。 335 00:21:20,846 --> 00:21:26,018 私は 何度も神様を… 私を導いてくれる存在を➨ 336 00:21:26,018 --> 00:21:28,187 見つけようとしてたから。 337 00:21:28,187 --> 00:21:31,524 あなたは 私に うそをついた。 338 00:21:31,524 --> 00:21:35,694 その うそが破滅に至る。 339 00:21:35,694 --> 00:21:39,198 あなたの絶対神の能力➨ 340 00:21:39,198 --> 00:21:43,102 私が すべて もらい受ける! 341 00:21:45,871 --> 00:21:47,873 遅っ。 342 00:21:50,376 --> 00:21:53,546 あっ… やだ! 343 00:21:53,546 --> 00:21:57,216 今日 メイクしてないよ 恥ずかしい。 344 00:21:57,216 --> 00:22:01,654 最悪。 私 もう帰るね。 345 00:22:01,654 --> 00:22:04,490 また 遊ぼうね。 346 00:22:04,490 --> 00:22:06,492 バイバイ しげる君。 347 00:22:06,492 --> 00:22:09,161 おっ… お前は…。 348 00:22:09,161 --> 00:22:12,164 私の名前は カリナ。 349 00:22:14,166 --> 00:22:17,870 《絶対神 カリナ…》