1 00:00:00,350 --> 00:00:03,820 なんて運転してるんだ 2 00:00:03,820 --> 00:00:08,660 あっ 君は… これをガロン星まで 3 00:00:08,660 --> 00:00:11,160 1ヵ月前 急に軌道を外れ 4 00:00:11,160 --> 00:00:14,930 太陽系の中心を目指して 直進しだしたのよ 5 00:00:14,930 --> 00:00:17,530 来ることは 連絡しておいたはずだけど 6 00:02:08,040 --> 00:02:10,940 何者だ?こいつら 7 00:02:21,290 --> 00:02:23,220 待ちなされ あ? 8 00:02:23,220 --> 00:02:25,220 あっ 9 00:02:27,890 --> 00:02:31,300 彼らは怪しい者じゃない 10 00:02:31,300 --> 00:02:34,230 わしの遺跡発掘を手伝っている 11 00:02:34,230 --> 00:02:36,770 火星の穴居人じゃよ 12 00:02:36,770 --> 00:02:38,770 トポロ教授 13 00:02:41,210 --> 00:02:44,510 メリークリスマス 教授 14 00:02:55,220 --> 00:02:59,860 でも何だっておたくたちは そんな ヘルメットをかぶってるんだ 15 00:02:59,860 --> 00:03:03,730 彼ら穴居人の目は 日の光に弱いのじゃ 16 00:03:03,730 --> 00:03:08,130 もっとも暗闇の中なら 普通人並みに見えるがね 17 00:03:11,770 --> 00:03:18,250 なるほど こういう遺跡発掘には 絶好の協力者ってわけか 18 00:03:18,250 --> 00:03:20,780 でも教授 何じゃ? 19 00:03:20,780 --> 00:03:25,090 このガロン星が人工の星だ というのは本当ですか? 20 00:03:25,090 --> 00:03:29,720 本当じゃとも この星の古代史を 解読したところによると 21 00:03:29,720 --> 00:03:33,590 今でこそ宇宙をさまよう 無人の彗星じゃが 22 00:03:33,590 --> 00:03:39,370 以前は古代ガロン人が操る 巨大な宇宙船だったらしい 23 00:03:39,370 --> 00:03:41,900 宇宙船? ああ 24 00:03:41,900 --> 00:03:46,710 輝く文明を築き上げた 古代ガロン人 25 00:03:46,710 --> 00:03:51,280 その彼らには神がいたんじゃ 26 00:03:51,280 --> 00:03:55,880 永遠の命を持つ 不死の女王シバ 27 00:03:55,880 --> 00:03:58,520 彼女は この星を自由に動かし 28 00:03:58,520 --> 00:04:04,760 何千年もの間 宇宙を旅して回ったのじゃ 29 00:04:04,760 --> 00:04:09,600 それは果てしない 終わりのない旅じゃった 30 00:04:09,600 --> 00:04:14,770 女王シバは宇宙のどこかに 真の黄金郷があると信じ 31 00:04:14,770 --> 00:04:18,070 それを探し求めたのじゃ 32 00:04:18,070 --> 00:04:22,980 しかし天災か 伝染病か 黄金郷を見つけられぬまま 33 00:04:22,980 --> 00:04:27,680 旅の途中で 古代ガロン人は滅亡してしまった 34 00:04:27,680 --> 00:04:32,820 そして女王シバの死とともに ガロン星も その動きを止め 35 00:04:32,820 --> 00:04:35,720 太陽の周りを 楕円軌道を描いて回る 36 00:04:35,720 --> 00:04:39,260 一個の彗星と化したのじゃ 37 00:04:39,260 --> 00:04:41,260 それがまた なんでガロン星は 38 00:04:41,260 --> 00:04:45,070 今頃になって 急に軌道を変えたんだ? 39 00:04:45,070 --> 00:04:51,300 誰かが このガロン星の内部にある 推進器を動かしたのだ 40 00:04:51,300 --> 00:04:54,210 推進器を動かした奴がいる? 41 00:04:54,210 --> 00:04:59,850 しかし この星を動かせるのは 女王シバ ただ一人だったはず 42 00:04:59,850 --> 00:05:04,950 彼女がいない今 一体誰が この星を動かしているというんだ 43 00:05:18,000 --> 00:05:20,900 ここじゃよ わしが発掘した遺跡は 44 00:05:20,900 --> 00:05:24,640 ここは古代ガロン人の女王 シバの宮殿跡じゃ 45 00:05:24,640 --> 00:05:27,640 中は暗いので気をつけてくだされ 46 00:05:38,650 --> 00:05:40,990 どうだい?葉巻を1本 47 00:05:40,990 --> 00:05:42,920 本物のトルコ巻きだぜ 48 00:05:42,920 --> 00:05:44,920 これは これは 49 00:05:47,160 --> 00:05:51,560 すまんすまん もうなかったか 暗いもんで つい 50 00:05:51,560 --> 00:05:53,760 いいえ 構いませんよ 51 00:06:06,980 --> 00:06:08,980 キャー! 52 00:06:14,320 --> 00:06:16,260 あれは何? 53 00:06:16,260 --> 00:06:20,190 人面魚ですよ 古代魚の一種です 54 00:06:20,190 --> 00:06:24,630 かつて この宮殿の住人が 愛玩用に飼っていたのでしょう 55 00:06:24,630 --> 00:06:27,130 この宮殿の床下の地下水路には 56 00:06:27,130 --> 00:06:29,870 いまだに数多く生息しています 57 00:06:29,870 --> 00:06:33,070 どう猛な奴らですから 気をつけてください 58 00:06:33,070 --> 00:06:39,270 ペットね 本当だ 抱きしめたくなるほど かわいいや 59 00:07:04,100 --> 00:07:07,240 これは? 黄金の扉じゃよ 60 00:07:07,240 --> 00:07:09,180 扉? 61 00:07:09,180 --> 00:07:13,180 この宮殿の主にして ガロン星の女王シバは 62 00:07:13,180 --> 00:07:15,950 この黄金の扉を通って 63 00:07:15,950 --> 00:07:21,420 地下にある推進器の動力室へ 出入りしてたのじゃ 64 00:07:21,420 --> 00:07:24,920 じゃあ黄金の扉を 開けることができれば… 65 00:07:24,920 --> 00:07:30,300 そうです 推進器を止めて 太陽との衝突を避けられるのです 66 00:07:30,300 --> 00:07:34,170 そして この扉を開けることが できるのは宇宙で ただ一つ 67 00:07:34,170 --> 00:07:36,440 シバの鍵だけなのです 68 00:07:36,440 --> 00:07:41,210 古代史から わしはその鍵が金星に あることも探り当てたのじゃ 69 00:07:41,210 --> 00:07:45,080 さあ シークレット シバの鍵を渡してくれ 70 00:07:45,080 --> 00:07:48,720 ええ 教授 コブラ シバの鍵を 71 00:07:48,720 --> 00:07:54,020 ああ ちゃんとポッケに ないないしてあるぜ 72 00:07:54,020 --> 00:07:56,320 だー ぜ! 73 00:07:56,320 --> 00:07:58,260 コブラ! 74 00:07:58,260 --> 00:08:01,590 な… 何をする どうした? 75 00:08:01,590 --> 00:08:07,400 ここには もう日の光はないぜ そのヘルメット 取ったらどうだ 76 00:08:07,400 --> 00:08:10,270 コブラ 一体何を言っているの 77 00:08:10,270 --> 00:08:14,070 トンマな奴らさ 夜目の利く穴居人が 78 00:08:14,070 --> 00:08:18,370 俺の差し出した 空の シガーケースに手を出しやがった 79 00:08:26,220 --> 00:08:28,620 奴らは海賊ギルドだ 80 00:08:36,860 --> 00:08:38,860 キャー! 81 00:08:40,770 --> 00:08:44,600 本物の教授も穴居人も その棺桶の中だ 82 00:08:44,600 --> 00:08:46,570 貴様… 奴はどこだ 83 00:08:46,570 --> 00:08:48,570 ここだよ 84 00:09:06,760 --> 00:09:10,260 どうやらギルドに 先回りされたらしいな 85 00:09:12,430 --> 00:09:15,530 これが本物のトポロ教授ね 86 00:09:26,950 --> 00:09:29,450 おーっ おいおい… 87 00:09:44,430 --> 00:09:48,640 あっ シバの鍵が 88 00:09:48,640 --> 00:09:52,540 こんにゃろめ その羽ひんむいて 焼き鳥にしてやる 89 00:09:58,880 --> 00:10:02,750 あっ ゾロス 90 00:10:02,750 --> 00:10:06,350 コブラ コブラ コブラ! 91 00:10:18,530 --> 00:10:20,530 ブラックボーン 92 00:10:24,700 --> 00:10:26,700 あっ 93 00:10:31,840 --> 00:10:34,850 シバの鍵が ハハ… 94 00:10:34,850 --> 00:10:39,590 これで黄金の扉は 誰にも 開けることができなくなった 95 00:10:39,590 --> 00:10:42,120 我々の目的は シバの鍵を 96 00:10:42,120 --> 00:10:44,990 この世から 消し去ることだったのさ 97 00:10:44,990 --> 00:10:48,900 えっ? これで もはや黄金の扉をくぐり 98 00:10:48,900 --> 00:10:54,270 この星の地下にある推進器を 止めることは不可能になったのだ 99 00:10:54,270 --> 00:10:59,110 ガロン星は あと一週間で太陽に直撃する 100 00:10:59,110 --> 00:11:04,580 そして太陽系は この宇宙から 消えてなくなるというわけさ 101 00:11:04,580 --> 00:11:07,180 ハハハハ… 102 00:11:11,650 --> 00:11:13,650 そんな… 103 00:11:30,870 --> 00:11:34,870 くそ この化け物め まだ生きてたか 104 00:12:03,770 --> 00:12:05,770 ん? 105 00:12:10,010 --> 00:12:11,940 ムダだ 106 00:12:11,940 --> 00:12:14,850 俺には効かん 107 00:12:14,850 --> 00:12:17,820 俺の体を覆っている特殊な包帯が 108 00:12:17,820 --> 00:12:21,050 あらゆるエネルギーを 吸収するのだ 109 00:12:21,050 --> 00:12:23,120 おや まあ 110 00:12:23,120 --> 00:12:27,390 お話ができるの? ヒツジちゃん人形 111 00:12:27,390 --> 00:12:29,700 死ね コブラ 112 00:12:29,700 --> 00:12:32,900 おひつじ座ってのは せっかちで いけない 113 00:12:52,020 --> 00:12:55,420 硬めのヒツジだが口に合うかな? 114 00:13:09,900 --> 00:13:13,100 地下水路を かなり流されてきたな 115 00:13:15,070 --> 00:13:19,570 発掘隊の調査基地まで 逆戻りしちまったらしい 116 00:13:26,450 --> 00:13:32,330 しかし こう暗いと どこをどう歩いていいやら… 117 00:13:32,330 --> 00:13:34,330 ん? 118 00:13:41,730 --> 00:13:46,530 驚いたな ヒツジちゃん まだ生きてるらしいぜ 119 00:14:06,230 --> 00:14:08,230 おっと! 120 00:14:11,060 --> 00:14:15,060 この暗闇の中で なぜ正確に俺を狙えるんだ 121 00:14:20,410 --> 00:14:23,910 くそ 奴は俺が見えるらしい 122 00:14:45,200 --> 00:14:48,800 フフフ… 逃がさんぞ 123 00:14:56,940 --> 00:15:00,810 そうか 奴の目は 赤外線センサーなのか 124 00:15:00,810 --> 00:15:04,310 奴は俺の体から発散する熱が 見えるんだ 125 00:15:16,830 --> 00:15:19,130 そこへ逃げ込んだか 126 00:15:27,340 --> 00:15:32,010 ハハハ… シャワー室の中か 127 00:15:32,010 --> 00:15:34,550 そこがお前の棺桶だ 128 00:15:34,550 --> 00:15:36,550 くらえ! 129 00:15:43,260 --> 00:15:46,860 ついに やったぞ 130 00:15:46,860 --> 00:15:49,160 ん?奴がいない 131 00:15:56,140 --> 00:15:58,140 俺ならここだよ 132 00:16:08,710 --> 00:16:13,250 包帯を食われちまったのが 命取りになったな 133 00:16:13,250 --> 00:16:18,460 なぜだ なぜお前の姿が 見えなかったのだ 134 00:16:18,460 --> 00:16:22,330 何もシャワーは お湯を浴びるだけとは限らないぜ 135 00:16:22,330 --> 00:16:24,300 俺は水を浴びていたんだ 136 00:16:24,300 --> 00:16:28,630 そして体温を この部屋の室温まで 下げたってわけさ 137 00:16:28,630 --> 00:16:30,570 そ… そんな 138 00:16:30,570 --> 00:16:33,310 ここの空気と温度差がない俺を 139 00:16:33,310 --> 00:16:35,980 お前の目は 区別できなかったんだよ 140 00:16:35,980 --> 00:16:38,980 おかげで… ヘックション 141 00:16:41,380 --> 00:16:43,380 風邪引いちまったぜ 142 00:16:58,730 --> 00:17:01,570 シークレット お前はそこで 143 00:17:01,570 --> 00:17:06,740 この星が太陽にぶつかる時を ゆっくり待つがいい 144 00:17:06,740 --> 00:17:10,980 もっとも その前に池の中で 腹をすかせた人面魚たちが 145 00:17:10,980 --> 00:17:13,980 お前を放ってはおかぬだろうがな 146 00:17:17,520 --> 00:17:21,520 ホホホ… さらばだ シークレット 147 00:17:52,490 --> 00:17:55,860 ど… どうして 心配ない 148 00:17:55,860 --> 00:18:00,460 あんたは友達じゃ あなた しゃべれるのね 149 00:18:00,460 --> 00:18:05,300 ああ トポロ教授と 我々 人面魚族は友達なのだ 150 00:18:05,300 --> 00:18:07,230 彼は この宮殿を発掘し 151 00:18:07,230 --> 00:18:10,670 絶滅しかけていた我々を 救ってくれた 152 00:18:10,670 --> 00:18:12,610 教授が? しかし 153 00:18:12,610 --> 00:18:17,340 海賊ギルドの手にかかって 彼は殺されてしまった 154 00:18:17,340 --> 00:18:23,180 残念ながら我々は 水の中では どうすることもできなかったのだ 155 00:18:23,180 --> 00:18:25,990 だが死ぬ前に教授は 156 00:18:25,990 --> 00:18:30,820 私に黄金の扉を開ける方法を 教えてくれた 157 00:18:30,820 --> 00:18:35,690 そうなの でも もう終わりね 158 00:18:35,690 --> 00:18:39,290 シバの鍵は もう使えなくなったのよ 159 00:18:42,270 --> 00:18:45,910 確かに最悪だな 160 00:18:45,910 --> 00:18:48,640 コブラ よう 161 00:18:48,640 --> 00:18:52,140 ハハハ… その鍵は偽物だよ 162 00:18:55,250 --> 00:19:00,090 本物のシバの鍵から ギルドの目をそらす おとりなのだ 163 00:19:00,090 --> 00:19:03,290 じ… じゃあ 本物の鍵はどこにあるの? 164 00:19:03,290 --> 00:19:08,130 本物の鍵は君だ シークレット 165 00:19:08,130 --> 00:19:13,370 君こそが この宇宙で 黄金の扉を開けることができる 166 00:19:13,370 --> 00:19:16,370 ただ一人の人間なのだ 167 00:19:16,370 --> 00:19:23,170 女王シバは過去において 宇宙の中で最も美しい女性だった 168 00:19:57,880 --> 00:20:00,680 これは… 彼女は この扉に 169 00:20:00,680 --> 00:20:05,050 自分と同じプロポーションの 鍵穴を作ったのだ 170 00:20:05,050 --> 00:20:07,420 この世で神が創造し得た 171 00:20:07,420 --> 00:20:12,730 非の打ちどころのない 最も完璧で 最も美しいプロポーション 172 00:20:12,730 --> 00:20:18,130 黄金のプロポーションを 持つ女こそ扉を開ける鍵なのだ 173 00:20:18,130 --> 00:20:20,130 そうか 174 00:20:22,970 --> 00:20:27,670 教授は最初から君自身を この星に呼ぶために… 175 00:20:38,750 --> 00:20:41,350 コブラ やってみるわ 176 00:20:55,130 --> 00:20:57,130 いくわ 177 00:23:13,110 --> 00:23:15,840 黄金の扉が開いたまでは よかったが 178 00:23:15,840 --> 00:23:20,150 俺は落とし穴に落ちてしまい えらく頭を打ってしまった 179 00:23:20,150 --> 00:23:23,180 どうやら記憶を 失ってしまったらしい 180 00:23:23,180 --> 00:23:26,920 そしたら しつけの悪い坊やに 囲まれたり 181 00:23:26,920 --> 00:23:30,290 ストリートファイトに出たりと 大忙しだ 182 00:23:30,290 --> 00:23:33,690 俺の記憶は どうやったら戻るのか 183 00:23:33,690 --> 00:23:38,790 次回のCOBRA THE ANIMATION 「星のない街」 よろしく