1 00:00:03,303 --> 00:00:05,305 (ノック) 2 00:00:05,305 --> 00:00:07,307 (ロヴェル)入れ。 3 00:00:12,479 --> 00:00:15,082 来たか。 4 00:00:18,151 --> 00:00:22,990 お前が なぜ呼び出されたのか わかるか? (アルベルト)はい…。 5 00:00:22,990 --> 00:00:25,325 それで ラヴィスエル殿下とは? 6 00:00:25,325 --> 00:00:28,495 つながりを… 断ちました。 7 00:00:28,495 --> 00:00:32,499 お前は王家と精霊の 確執を知らない。 8 00:00:32,499 --> 00:00:36,503 俺たちが迷惑だと 思いもしなかったのはわかる。 9 00:00:36,503 --> 00:00:38,505 だが…。 10 00:00:38,505 --> 00:00:42,175 そのせいでエレンは 王家に目を付けられた! 11 00:00:42,175 --> 00:00:44,177 ハッ…! 12 00:00:44,177 --> 00:00:47,681 ハァ…。 13 00:00:47,681 --> 00:00:53,186 エレンが… お前と話をしろと。 んっ? 14 00:00:53,186 --> 00:00:57,858 そうしないと 口をきかないそうだ。 15 00:00:57,858 --> 00:01:02,629 エレンがなぜ 殿下の手紙を 読まずに焼いたのか➨ 16 00:01:02,629 --> 00:01:04,965 わかっているのか? 17 00:01:04,965 --> 00:01:10,470 手紙の内容はおろか それが殿下からの手紙なのか➨ 18 00:01:10,470 --> 00:01:15,309 そもそも お前が本当にエレンに 渡したのかさえも証拠がない。 19 00:01:15,309 --> 00:01:20,814 お嬢様は 私を助けてくださったんですね。 20 00:01:20,814 --> 00:01:26,520 父上だけでなく 俺の娘にも 助けられたということだ。 21 00:01:28,488 --> 00:01:30,591 申し訳ありません。 22 00:01:32,993 --> 00:01:35,662 お前を サウヴェルの そば付に戻す。 23 00:01:35,662 --> 00:01:37,664 えっ!? 24 00:01:37,664 --> 00:01:41,668 聞こえなかったか? いっ いいえ! 25 00:01:41,668 --> 00:01:43,837 だが俺は➨ 26 00:01:43,837 --> 00:01:47,674 まだお前を信じきれない。 27 00:01:47,674 --> 00:01:51,378 しばらくは監視をつけるからな。 はい。 28 00:01:53,347 --> 00:01:55,849 エレンに感謝しろ。 29 00:02:02,956 --> 00:02:05,125 (咆哮) 30 00:02:05,125 --> 00:02:07,461 ⸨あぁ…。 (バルヴェル)アルベルト! 31 00:02:07,461 --> 00:02:10,297 くっ…! (バルヴェル)んんっ! 32 00:02:10,297 --> 00:02:12,299 うっ! 33 00:02:12,299 --> 00:02:17,471 ぐわっ! あぁ…! 34 00:02:17,471 --> 00:02:20,574 バルヴェル様~っ!⸩ 35 00:02:23,810 --> 00:02:27,114 俺は…! 36 00:04:08,448 --> 00:04:12,619 (ローレン)エレン様 お飲み物の お代わりはいかがですか? 37 00:04:12,619 --> 00:04:15,622 (エレン)ありがとう じぃじ! いただきます! 38 00:04:15,622 --> 00:04:17,624 エレ~ン! 39 00:04:17,624 --> 00:04:20,961 エヘッ。 ロヴェル様。 40 00:04:20,961 --> 00:04:24,631 なっ! 無視!? 無視なのかい エレン! 41 00:04:24,631 --> 00:04:27,968 (イザベラ)アルベルトとは話したの? 42 00:04:27,968 --> 00:04:31,304 はい。 謹慎は解きました。 43 00:04:31,304 --> 00:04:33,807 だからこっちを向いてくれ。 44 00:04:33,807 --> 00:04:37,144 とーさまのことを 許してくれないかなぁ? 45 00:04:37,144 --> 00:04:40,981 とーさま。 エレン! 46 00:04:40,981 --> 00:04:45,819 とーさまは 周りの方々にきちんと お話しするべきだと思います。 47 00:04:45,819 --> 00:04:49,656 何が迷惑になるのか 人間と精霊では➨ 48 00:04:49,656 --> 00:04:53,326 価値観が違うのですから。 確かに…。 49 00:04:53,326 --> 00:04:55,662 それを怠ったくせに➨ 50 00:04:55,662 --> 00:04:58,665 アルベルトおじ様を責めるのは 間違っています。 51 00:05:00,600 --> 00:05:02,769 はい…。 52 00:05:02,769 --> 00:05:06,439 反省しているのならいいです。 よしよし。 53 00:05:06,439 --> 00:05:09,276 アハッ エレ~ン! あぁ…。 54 00:05:09,276 --> 00:05:12,946 あらあら どちらが親なのか わからないわね。 55 00:05:12,946 --> 00:05:15,282 とーさまが私のことを➨ 56 00:05:15,282 --> 00:05:17,784 考えてくださってるのは わかっています。 57 00:05:17,784 --> 00:05:22,622 ですが 私を理由にするなら 前もって知らせてください。 58 00:05:22,622 --> 00:05:26,126 思わずとーさまに 反撃してしまったじゃないですか。 59 00:05:26,126 --> 00:05:28,461 とんでもない反撃だったよ。 60 00:05:28,461 --> 00:05:31,631 あと 腹黒さんへの対応は➨ 61 00:05:31,631 --> 00:05:34,134 とーさまも一緒に 考えてくれますよね? 62 00:05:34,134 --> 00:05:38,471 腹黒? おなかの中が真っ黒で 陰険で➨ 63 00:05:38,471 --> 00:05:40,974 意地の悪い ラヴィスエル殿下のことです。 64 00:05:40,974 --> 00:05:44,644 (ロヴェルたち)ププッ! なんてぴったりな言葉なんだ! 65 00:05:44,644 --> 00:05:47,147 ちなみに とーさまも腹黒です! 66 00:05:47,147 --> 00:05:49,649 なんで!? (笑い声) 67 00:05:49,649 --> 00:05:52,485 ひどい! ひどいよエレ~ン! 68 00:05:52,485 --> 00:05:57,157 とーさま もういいですか? え~ まだいいじゃないか~。 69 00:05:57,157 --> 00:06:01,595 さあさあ! 気分を変えて 今日は遊び尽くしますぞ! 70 00:06:01,595 --> 00:06:04,097 はい! じぃじ! 71 00:06:04,097 --> 00:06:08,101 3~ 4~ 5~。 では 日頃 騎士団に従事する皆の本気を➨ 72 00:06:08,101 --> 00:06:10,437 エレン様に見せて 差し上げるのですぞ! 73 00:06:10,437 --> 00:06:14,774 (使用人たち)はっ! 8~ 9~ 10~! 74 00:06:14,774 --> 00:06:16,943 もういいか~い! 75 00:06:16,943 --> 00:06:20,247 (ローレン)よろしゅうございますよ…。 76 00:06:22,449 --> 00:06:26,786 さて どこに 隠れているんですか~? 77 00:06:26,786 --> 00:06:29,990 すぐに 見つけちゃうんですからね~。 78 00:06:34,794 --> 00:06:36,796 フフーン! 79 00:06:36,796 --> 00:06:38,798 あれ…。 80 00:06:40,800 --> 00:06:42,802 いな~い。 81 00:06:42,802 --> 00:06:47,607 ここかなぁ~!? む~っ! 82 00:06:49,643 --> 00:06:51,645 ここにもいない。 83 00:06:51,645 --> 00:06:58,818 ♬~ 84 00:06:58,818 --> 00:07:03,423 うぅ… 見つからない う~っ。 85 00:07:03,423 --> 00:07:08,261 しまった わたくしとしたことが これはいけませんな。 86 00:07:08,261 --> 00:07:11,598 ハッ! あっ! じぃじ! 87 00:07:11,598 --> 00:07:14,935 じぃじめが お手伝いしますぞ。 はっ!? 88 00:07:14,935 --> 00:07:17,938 フフフ…。 89 00:07:17,938 --> 00:07:20,607 そこっ! あぁ~! 90 00:07:20,607 --> 00:07:23,943 見~つけた。 さすがエレン様。 91 00:07:23,943 --> 00:07:26,780 ホァ~ タァ~! 92 00:07:26,780 --> 00:07:29,950 (メイドたち)キャ~ッ! 93 00:07:29,950 --> 00:07:33,119 見~つけた! ホッホッホ。 94 00:07:33,119 --> 00:07:36,523 よ~し とーさまも 手伝っちゃうぞ! 95 00:07:38,458 --> 00:07:40,460 ここだ! 96 00:07:40,460 --> 00:07:43,563 ここ! そこだ~! 97 00:07:45,632 --> 00:07:49,135 どうだい エレン。 むぅ…。 98 00:07:49,135 --> 00:07:52,639 じぃじたちと遊んでいるのに…。 ああっ! 99 00:07:52,639 --> 00:07:54,974 とーさまは 入ってこないでください! 100 00:07:54,974 --> 00:07:57,143 ごめんよ~ エレン~! 101 00:07:57,143 --> 00:08:01,581 もう一回 やらせてもらえませんか? 102 00:08:01,581 --> 00:08:04,250 (メイドたち)もちろんでございます! 103 00:08:04,250 --> 00:08:07,587 1~ 2~ 3~。 104 00:08:07,587 --> 00:08:11,257 エレンさ~ん とーさまも 仲間に入れておくれ~。 105 00:08:11,257 --> 00:08:16,096 エレンさ~ん! ねぇってば~! 頼むよエレンさ~ん! 106 00:08:16,096 --> 00:08:18,098 ロヴェル様の意外な面が➨ 107 00:08:18,098 --> 00:08:21,434 いろいろと見られて おもしろいですな。 ええ。 108 00:08:21,434 --> 00:08:24,437 それに エレンちゃんの存在は➨ 109 00:08:24,437 --> 00:08:27,540 わたくしたちを 幸せにしてくれるわね。 110 00:08:31,444 --> 00:08:34,948 おばあちゃま また遊びにきてもいいですか? 111 00:08:34,948 --> 00:08:38,118 もちろんよ~ エレンちゃん! 112 00:08:38,118 --> 00:08:41,121 いつでもいらっしゃい。 はい! 113 00:08:43,123 --> 00:08:45,125 じぃじも! おぉ~! 114 00:08:47,127 --> 00:08:50,296 ハハハ…。 ウフフ… あっ? 115 00:08:50,296 --> 00:08:52,799 (サウヴェル)いつでも歓迎するよ。 116 00:08:52,799 --> 00:08:55,135 ありがとうございます! 117 00:08:55,135 --> 00:08:58,304 アルベルトおじ様! あっ…。 118 00:08:58,304 --> 00:09:00,240 よかったですね! 119 00:09:00,240 --> 00:09:02,742 何かあったら 必ず➨ 120 00:09:02,742 --> 00:09:05,412 サウヴェルおじ様に 相談してくださいね。 121 00:09:05,412 --> 00:09:09,749 ありがとうございました。 ご恩は一生忘れません。 122 00:09:09,749 --> 00:09:12,752 大げさですよ~。 いえ。 123 00:09:12,752 --> 00:09:16,589 気持ちだけでも お伝えできればと…。 124 00:09:16,589 --> 00:09:19,426 はい。 あっ…。 125 00:09:19,426 --> 00:09:22,095 まあ! 俺には…? 126 00:09:22,095 --> 00:09:26,433 エレンは おヒゲが苦手だからなぁ~。 そんなぁ…。 127 00:09:26,433 --> 00:09:31,938 エレン! じゃあ とーさまは もう少しサウヴェルと話があるから➨ 128 00:09:31,938 --> 00:09:35,108 先に帰っていてくれるかい? はい! 129 00:09:35,108 --> 00:09:38,778 あっ… サウヴェルおじ様! あっ。 130 00:09:38,778 --> 00:09:41,281 うぅ…。 131 00:09:41,281 --> 00:09:43,283 あ… あぁ…。 (笑い声) 132 00:09:43,283 --> 00:09:45,285 (笑い声) 133 00:09:47,287 --> 00:09:52,125 まずは これをどうするかだが… 例の鉱山はどうだ? 134 00:09:52,125 --> 00:09:54,127 はい。 ですが➨ 135 00:09:54,127 --> 00:09:57,630 一度 調査をする必要があるかと。 そうだな。 136 00:09:57,630 --> 00:10:00,967 それにしても本当に助かりました。 137 00:10:00,967 --> 00:10:04,471 俺の代で この家を潰さずに 済んだのだから。 138 00:10:06,473 --> 00:10:11,644 兄上が帰ってきた途端 なんだか幸運続きです。 139 00:10:11,644 --> 00:10:15,648 今までが おかしかったのでございますよ。 140 00:10:15,648 --> 00:10:17,817 それより サウヴェル。 141 00:10:17,817 --> 00:10:21,654 早く愛する人と娘を ここに招いてはどうだ? 142 00:10:21,654 --> 00:10:24,324 母上も気にしておられる。 143 00:10:24,324 --> 00:10:26,993 私も それがよいかと存じます。 144 00:10:26,993 --> 00:10:32,499 で お前が見初めた その人とは? はい。 145 00:10:32,499 --> 00:10:37,337 街の食事処の看板娘で 名はアリア。 146 00:10:37,337 --> 00:10:40,340 娘の名は ラフィリアと申します。 147 00:10:40,340 --> 00:10:45,512 ちょうどエレンと 同じくらいの年頃で。 ほぉ…。 148 00:10:45,512 --> 00:10:50,183 騎士団の団員たちと その食事処へ通っていて…。 149 00:10:50,183 --> 00:10:55,021 彼女が優しく 俺に接してくれたので…。 150 00:10:55,021 --> 00:11:00,293 では アリア様を一刻も早く この家にお連れくださいませ。 151 00:11:00,293 --> 00:11:02,629 なぜ そんなに急ぐ? 152 00:11:02,629 --> 00:11:06,466 今 ヴァンクライフト家の跡取りは エレン様のみ。 153 00:11:06,466 --> 00:11:08,468 ですが エレン様は➨ 154 00:11:08,468 --> 00:11:11,804 オリジン様の跡を継いで 精霊王となるお方。 155 00:11:11,804 --> 00:11:15,642 ヴァンクライフト家には 正当な跡継ぎがいることを➨ 156 00:11:15,642 --> 00:11:18,478 王家に知らしめる必要があるのだ。 157 00:11:18,478 --> 00:11:20,980 ラヴィスエルが即位したら➨ 158 00:11:20,980 --> 00:11:25,151 それこそ王命で エレンに王子を押しつけかねない。 159 00:11:25,151 --> 00:11:27,153 確かに…。 160 00:11:27,153 --> 00:11:32,659 本来なら 離婚をした身の俺が 再婚できるのは3年後です。 161 00:11:32,659 --> 00:11:36,996 アギエルの一件で 王家が特例を設けてくれたので➨ 162 00:11:36,996 --> 00:11:40,166 すぐにでも可能なのですが…。 163 00:11:40,166 --> 00:11:42,502 何を迷っておられるのですか。 164 00:11:42,502 --> 00:11:45,672 お相手をこれ以上 お待たせしてはなりません。 165 00:11:45,672 --> 00:11:49,842 サウヴェル 明日にでも 相手とその娘を➨ 166 00:11:49,842 --> 00:11:53,846 ここに連れてこい。 わかりました…。 167 00:11:58,685 --> 00:12:02,789 (ガディエル)はっ! やぁ! 《ラヴィスエル:ロヴェルと精霊王の娘 か》 168 00:12:02,789 --> 00:12:05,792 (ガディエル)せいっ! はぁ! 169 00:12:05,792 --> 00:12:09,295 フッ… フフ…。 170 00:12:17,303 --> 00:12:19,305 (アリア)あっ…。 171 00:12:19,305 --> 00:12:21,307 アリア ラフィリア! 172 00:12:21,307 --> 00:12:24,310 よく来てくれたね。 あなた。 173 00:12:24,310 --> 00:12:27,647 兄上 紹介します。 こちらが➨ 174 00:12:27,647 --> 00:12:31,317 アリアと娘のラフィリアです。 175 00:12:31,317 --> 00:12:34,821 サウヴェルの兄 ロヴェルだ。 176 00:12:34,821 --> 00:12:37,657 お義兄… 様…。 177 00:12:37,657 --> 00:12:41,494 弟をよろしく頼む。 はっ はい! 178 00:12:41,494 --> 00:12:44,097 では 屋敷を案内しよう。 179 00:12:46,499 --> 00:12:50,336 (サウヴェル)アリア! あっ! あ… はい! 180 00:12:50,336 --> 00:13:06,119 ♬~ 181 00:13:06,119 --> 00:13:08,121 あっ。 182 00:13:10,123 --> 00:13:12,125 あぁ…。 183 00:13:14,627 --> 00:13:19,298 おぉ~ おいしゅうございますな。 ありがとうございます。 184 00:13:19,298 --> 00:13:22,635 アリアのほうは 親族だけでよいそうなので。 185 00:13:22,635 --> 00:13:25,538 あぁ…。 (ラフィリア)わぁ~。 186 00:13:27,640 --> 00:13:29,642 おぉ! ラフィリア! 187 00:13:29,642 --> 00:13:32,312 ドレスは決まったかい? (ラフィリア)うん! 188 00:13:32,312 --> 00:13:34,313 それはよかった。 189 00:13:38,317 --> 00:13:40,987 とーさまは ちゃんと サウヴェルおじ様の➨ 190 00:13:40,987 --> 00:13:44,157 お手伝いをしているようですね。 感心 感心。 191 00:13:44,157 --> 00:13:48,161 (オリジン)いいえ 全然 感心じゃないわよ エレンちゃん。 192 00:13:48,161 --> 00:13:50,330 見て! このとおりよ! 193 00:13:50,330 --> 00:13:54,333 あらら… けど これも おじ様のお手伝いなのでは? 194 00:13:54,333 --> 00:13:57,036 んん~っ…。 195 00:13:59,338 --> 00:14:02,108 オーリ エレン ただいま~。 196 00:14:02,108 --> 00:14:04,610 んん… フンッ。 197 00:14:04,610 --> 00:14:08,281 えっ? オーリ 何か怒ってる? 198 00:14:08,281 --> 00:14:10,283 とーさまが酒盛りで➨ 199 00:14:10,283 --> 00:14:13,786 女の人に言い寄られてたから すねているのです。 200 00:14:13,786 --> 00:14:15,788 えぇ~!? 201 00:14:15,788 --> 00:14:19,459 いや! えっと~ あれは俺も困っていたんだよ~。 202 00:14:19,459 --> 00:14:22,295 とーさま お酒くさい。 うっ…。 203 00:14:22,295 --> 00:14:26,966 オーリ! ごめんね! 俺は逃げていたんだけどね! 204 00:14:26,966 --> 00:14:31,637 見ていたから知っているわ。 だったら~。 205 00:14:31,637 --> 00:14:35,475 最近 ロヴェルは お酒を飲みに出てばっかりだし。 206 00:14:35,475 --> 00:14:40,146 ホントにごめんよ オーリ! これからは なるべく一緒にいるから。 207 00:14:40,146 --> 00:14:44,150 んっ もう ホント? ああ! 約束する! 208 00:14:44,150 --> 00:14:46,986 本当の本当? ホントのホントのホントに! 209 00:14:46,986 --> 00:14:49,322 先におやすみしま~す。 210 00:14:49,322 --> 00:14:51,491 ああ 待ってくれ。 211 00:14:51,491 --> 00:14:55,495 2人に話しておきたい ことがあるんだ。 あっ? 212 00:14:55,495 --> 00:14:58,831 サウヴェルの結婚式の 日取りが決まった。 213 00:14:58,831 --> 00:15:01,601 おそらく王家も出席するだろう。 214 00:15:01,601 --> 00:15:06,272 エレン 申し訳ないが お留守番しててくれるかい? 215 00:15:06,272 --> 00:15:10,109 はい。 腹黒さんとは お会いしたくありません。 216 00:15:10,109 --> 00:15:13,446 あら わたくしは行ってもいいの? 217 00:15:13,446 --> 00:15:15,948 俺が結婚してるということを➨ 218 00:15:15,948 --> 00:15:19,786 周囲に知らせる必要があるからね。 そうなのねぇ。 219 00:15:19,786 --> 00:15:22,622 ただ 美しいオーリを➨ 220 00:15:22,622 --> 00:15:25,958 あまり他の男どもの目には 入れたくないのだけど。 221 00:15:25,958 --> 00:15:27,960 あら まぁ…。 222 00:15:27,960 --> 00:15:30,296 フフッ…。 ウフフ…。 223 00:15:30,296 --> 00:15:32,799 では おやすみなさ~い。 224 00:15:35,802 --> 00:15:39,972 そうか… 王家はやはり参列するつもりか。 225 00:15:39,972 --> 00:15:45,144 アギエルの件があったというのに よく顔が出せたものですね。 226 00:15:45,144 --> 00:15:50,983 では 結婚式で目いっぱい 幸せな光景を見せつけてやれ。 227 00:15:50,983 --> 00:15:54,487 はい… 兄上➨ 228 00:15:54,487 --> 00:15:57,824 やはり エレンは…。 ああ。 229 00:15:57,824 --> 00:16:01,260 申し訳ないが 出席は控えさせてもらう。 230 00:16:01,260 --> 00:16:06,098 そうですか。 母上やローレンも 残念がるでしょうね。 231 00:16:06,098 --> 00:16:09,602 でも エレンにとっては そのほうがいい。 232 00:16:09,602 --> 00:16:12,438 そう言ってもらえると助かる。 (ノック) 233 00:16:12,438 --> 00:16:14,440 入れ。 (ドアの開く音) 234 00:16:14,440 --> 00:16:17,777 あっ。 あなた お茶よ。 235 00:16:17,777 --> 00:16:21,614 ローレンはどうした? 無理を言ってお願いしたの。 236 00:16:21,614 --> 00:16:25,618 私がお持ちしたいって。 いつも言ってるだろう。 237 00:16:25,618 --> 00:16:27,954 君はそんなことを しなくていいんだ。 238 00:16:27,954 --> 00:16:30,456 彼らの仕事を 奪ってはいけないよ。 239 00:16:30,456 --> 00:16:33,759 ごめんなさい。 今回だけは…。 240 00:16:42,635 --> 00:16:47,540 お お義兄様 お茶をどうぞ。 ああ ありがとう。 241 00:16:49,475 --> 00:16:51,477 あっ。 (せきばらい) 242 00:16:51,477 --> 00:16:54,313 はい どうぞ。 243 00:16:54,313 --> 00:16:56,315 ありがとう。 244 00:16:56,315 --> 00:16:59,485 君も明日の準備があるだろう? もう行っていいよ。 245 00:16:59,485 --> 00:17:02,088 えっ… ええ…。 246 00:17:07,593 --> 00:17:09,762 ねぇ エレンちゃん。 247 00:17:09,762 --> 00:17:13,432 世界を焼き尽くすのと 海に沈めるの➨ 248 00:17:13,432 --> 00:17:15,601 どっちがいいと思う~? 249 00:17:15,601 --> 00:17:17,770 わぁ~ かーさま落ち着いて! 250 00:17:17,770 --> 00:17:20,773 相手はサウヴェルおじ様と 結婚する方ですよ! 251 00:17:20,773 --> 00:17:23,276 とーさまと どうこうなるわけがありません! 252 00:17:23,276 --> 00:17:28,614 むぅ… でも… それなりに美人… かしら? 253 00:17:28,614 --> 00:17:30,950 かーさまに比べたら普通ですよ! 254 00:17:30,950 --> 00:17:35,121 エレンちゃん かーさま勝ってる? 255 00:17:35,121 --> 00:17:37,123 圧勝です! 256 00:17:39,125 --> 00:17:41,127 ウフフ ありがとう。 257 00:17:41,127 --> 00:17:45,798 だってあの人 ず~っと ロヴェルを気にしてるんですもの。 258 00:17:45,798 --> 00:17:49,802 はい。 たぶんとーさまも それに気付いていて➨ 259 00:17:49,802 --> 00:17:53,472 アリアさんとは関わりたくないと 思っていますよ。 260 00:17:53,472 --> 00:17:56,275 そうね…。 261 00:18:00,246 --> 00:18:05,952 (ざわめき) 262 00:18:08,254 --> 00:18:11,591 わあっ! とーさま かっこいいです! 263 00:18:11,591 --> 00:18:15,261 かーさま きれいです! ありがとう。 264 00:18:15,261 --> 00:18:17,263 ウフフ…。 265 00:18:17,263 --> 00:18:20,433 じゃあ行ってくる。 いい? エレンちゃん➨ 266 00:18:20,433 --> 00:18:23,536 絶対に来てはダメよ。 は~い! 267 00:18:26,105 --> 00:18:29,609 (2人)あっ。 お義兄様 あっ。 268 00:18:32,611 --> 00:18:35,281 もしかして その方が…。 269 00:18:35,281 --> 00:18:38,284 なかなか紹介できなくて すまなかった。 270 00:18:38,284 --> 00:18:41,487 妻のオーリだ。 よろしくね。 271 00:18:43,956 --> 00:18:48,628 あらら… かーさまの姿を見て 圧倒されてますね。 272 00:18:48,628 --> 00:18:51,797 これで とーさまを 妙な視線で見るのを➨ 273 00:18:51,797 --> 00:18:53,966 やめてくれればいいのですが…。 274 00:18:53,966 --> 00:18:59,305 娘のラフィリアです。 よ… よろしくお願いします。 275 00:18:59,305 --> 00:19:04,243 わたくしの娘と同じくらいの年ね。 仲よくしてね。 276 00:19:04,243 --> 00:19:06,245 は はい…。 277 00:19:08,247 --> 00:19:17,256 ♬(パイプオルガン) 278 00:19:17,256 --> 00:19:20,593 オーリ ご覧 あれが王家だ。 279 00:19:20,593 --> 00:19:24,930 王位を継いだ ラヴィスエル陛下とララル王妃。 280 00:19:24,930 --> 00:19:31,103 それに ガディエル第一王子 ラスエル第二王子 シエル第一王女だ。 281 00:19:31,103 --> 00:19:33,272 ふぅ~ん。 282 00:19:33,272 --> 00:19:36,442 第一王子のお坊ちゃんは 賢そうね。 283 00:19:36,442 --> 00:19:38,444 あっ…。 284 00:19:38,444 --> 00:19:40,613 腹黒さんだけじゃなく➨ 285 00:19:40,613 --> 00:19:43,949 この人たちからも 黒いのが出てますね。 286 00:19:43,949 --> 00:19:47,953 (拍手) 287 00:19:47,953 --> 00:19:49,955 あっ。 288 00:19:59,465 --> 00:20:03,135 汝ら よき時も あしき時も➨ 289 00:20:03,135 --> 00:20:05,805 互いに愛し合うことを 誓いますか? 290 00:20:05,805 --> 00:20:09,475 誓います! 誓います…。 291 00:20:09,475 --> 00:20:12,578 では 婚姻書にサインを。 292 00:20:17,650 --> 00:20:19,652 キャッ! 293 00:20:19,652 --> 00:20:21,987 (ラヴィスエル)んっ…? 294 00:20:21,987 --> 00:20:27,159 どうした? 大丈夫か? え ええ… 急にごめんなさい。 295 00:20:27,159 --> 00:20:29,829 あなた…。 ああ。 296 00:20:29,829 --> 00:20:34,166 あれは 間違いなく 女神ヴァールの断罪… ハッ! 297 00:20:34,166 --> 00:20:37,169 腹黒さんも気付いてる! どうしよう! 298 00:20:37,169 --> 00:20:41,340 《もし断罪が下ったことが 他の人々にバレたら…。 299 00:20:41,340 --> 00:20:43,676 この結婚は無効になる。 300 00:20:43,676 --> 00:20:46,178 そうなったら ヴァンクライフト家は➨ 301 00:20:46,178 --> 00:20:49,849 女神に見放されたと うわさされ…》 302 00:20:49,849 --> 00:20:55,855 何か断罪から 目をそらせる方法… そうだ! 303 00:20:55,855 --> 00:20:59,024 (ざわめき) 304 00:20:59,024 --> 00:21:01,127 本当に大丈夫か? 305 00:21:01,127 --> 00:21:03,129 んっ…。 306 00:21:03,129 --> 00:21:05,131 フッフフフ…。 307 00:21:09,802 --> 00:21:11,804 原子番号6番…。 308 00:21:11,804 --> 00:21:13,806 ダイヤモンド! 309 00:21:18,310 --> 00:21:20,312 (どよめき) 310 00:21:20,312 --> 00:21:22,982 なんて美しい。 これは…。 311 00:21:22,982 --> 00:21:27,086 さすが ヴァンクライフト家の婚礼だ! 女神の祝福だ! 312 00:21:30,656 --> 00:21:32,658 《これは…? 313 00:21:32,658 --> 00:21:36,162 もしかして 兄上が 精霊に頼んでくれたのか?》 314 00:21:36,162 --> 00:21:38,330 きれい…。 315 00:21:38,330 --> 00:21:40,100 まさか エレン!? まさかエレンちゃん? 316 00:21:40,100 --> 00:21:45,004 (拍手) 317 00:21:45,004 --> 00:21:49,008 《うまくいったかな? あっ…。 318 00:21:49,008 --> 00:21:52,011 とーさまとかーさまに バレちゃった》 319 00:21:52,011 --> 00:21:55,181 すばらしいな ガディエル。 320 00:21:55,181 --> 00:22:01,887 これが精霊に祝福される家なのだ。 精霊? んっ!? 321 00:22:03,956 --> 00:22:08,060 《もう大丈夫そうだから 今のうちに戻らないと…》 322 00:22:10,129 --> 00:22:13,032 えっ。 あっ…!