1 00:00:35,736 --> 00:00:37,738 (ノック) 2 00:00:37,738 --> 00:00:39,740 (ロヴェル)入れ。 3 00:00:44,912 --> 00:00:47,514 来たか。 4 00:00:50,584 --> 00:00:55,422 お前が なぜ呼び出されたのか わかるか? (アルベルト)はい…。 5 00:00:55,422 --> 00:00:57,758 それで ラヴィスエル殿下とは? 6 00:00:57,758 --> 00:01:00,928 つながりを… 断ちました。 7 00:01:00,928 --> 00:01:04,932 お前は王家と精霊の 確執を知らない。 8 00:01:04,932 --> 00:01:08,936 俺たちが迷惑だと 思いもしなかったのはわかる。 9 00:01:08,936 --> 00:01:10,938 だが…。 10 00:01:10,938 --> 00:01:14,608 そのせいでエレンは 王家に目を付けられた! 11 00:01:14,608 --> 00:01:16,610 ハッ…! 12 00:01:16,610 --> 00:01:20,113 ハァ…。 13 00:01:20,113 --> 00:01:25,619 エレンが… お前と話をしろと。 んっ? 14 00:01:25,619 --> 00:01:30,290 そうしないと 口をきかないそうだ。 15 00:01:30,290 --> 00:01:35,062 エレンがなぜ 殿下の手紙を 読まずに焼いたのか➨ 16 00:01:35,062 --> 00:01:37,397 わかっているのか? 17 00:01:37,397 --> 00:01:42,903 手紙の内容はおろか それが殿下からの手紙なのか➨ 18 00:01:42,903 --> 00:01:47,741 そもそも お前が本当にエレンに 渡したのかさえも証拠がない。 19 00:01:47,741 --> 00:01:53,246 お嬢様は 私を助けてくださったんですね。 20 00:01:53,246 --> 00:01:58,952 父上だけでなく 俺の娘にも 助けられたということだ。 21 00:02:00,921 --> 00:02:03,023 申し訳ありません。 22 00:02:05,425 --> 00:02:08,095 お前を サウヴェルの そば付に戻す。 23 00:02:08,095 --> 00:02:10,097 えっ!? 24 00:02:10,097 --> 00:02:14,101 聞こえなかったか? いっ いいえ! 25 00:02:14,101 --> 00:02:16,269 だが俺は➨ 26 00:02:16,269 --> 00:02:20,107 まだお前を信じきれない。 27 00:02:20,107 --> 00:02:23,810 しばらくは監視をつけるからな。 はい。 28 00:02:25,779 --> 00:02:28,281 エレンに感謝しろ。 29 00:02:35,389 --> 00:02:37,557 (咆哮) 30 00:02:37,557 --> 00:02:39,893 ((あぁ…。 (バルヴェル)アルベルト! 31 00:02:39,893 --> 00:02:42,729 くっ…! (バルヴェル)んんっ! 32 00:02:42,729 --> 00:02:44,731 うっ! 33 00:02:44,731 --> 00:02:49,903 ぐわっ! あぁ…! 34 00:02:49,903 --> 00:02:53,006 バルヴェル様~っ!)) 35 00:02:56,243 --> 00:02:59,546 俺は…! 36 00:04:40,881 --> 00:04:45,051 (ローレン)エレン様 お飲み物の お代わりはいかがですか? 37 00:04:45,051 --> 00:04:48,054 (エレン)ありがとう じぃじ! いただきます! 38 00:04:48,054 --> 00:04:50,056 エレ~ン! 39 00:04:50,056 --> 00:04:53,393 エヘッ。 ロヴェル様。 40 00:04:53,393 --> 00:04:57,063 なっ! 無視!? 無視なのかい エレン! 41 00:04:57,063 --> 00:05:00,400 (イザベラ)アルベルトとは話したの? 42 00:05:00,400 --> 00:05:03,737 はい。 謹慎は解きました。 43 00:05:03,737 --> 00:05:06,239 だからこっちを向いてくれ。 44 00:05:06,239 --> 00:05:09,576 とーさまのことを 許してくれないかなぁ? 45 00:05:09,576 --> 00:05:13,413 とーさま。 エレン! 46 00:05:13,413 --> 00:05:18,251 とーさまは 周りの方々にきちんと お話しするべきだと思います。 47 00:05:18,251 --> 00:05:22,088 何が迷惑になるのか 人間と精霊では➨ 48 00:05:22,088 --> 00:05:25,759 価値観が違うのですから。 確かに…。 49 00:05:25,759 --> 00:05:28,094 それを怠ったくせに➨ 50 00:05:28,094 --> 00:05:31,097 アルベルトおじ様を責めるのは 間違っています。 51 00:05:33,033 --> 00:05:35,202 はい…。 52 00:05:35,202 --> 00:05:38,872 反省しているのならいいです。 よしよし。 53 00:05:38,872 --> 00:05:41,708 アハッ エレ~ン! あぁ…。 54 00:05:41,708 --> 00:05:45,378 あらあら どちらが親なのか わからないわね。 55 00:05:45,378 --> 00:05:47,714 とーさまが私のことを➨ 56 00:05:47,714 --> 00:05:50,217 考えてくださってるのは わかっています。 57 00:05:50,217 --> 00:05:55,055 ですが 私を理由にするなら 前もって知らせてください。 58 00:05:55,055 --> 00:05:58,558 思わずとーさまに 反撃してしまったじゃないですか。 59 00:05:58,558 --> 00:06:00,894 とんでもない反撃だったよ。 60 00:06:00,894 --> 00:06:04,064 あと 腹黒さんへの対応は➨ 61 00:06:04,064 --> 00:06:06,566 とーさまも一緒に 考えてくれますよね? 62 00:06:06,566 --> 00:06:10,904 腹黒? おなかの中が真っ黒で 陰険で➨ 63 00:06:10,904 --> 00:06:13,406 意地の悪い ラヴィスエル殿下のことです。 64 00:06:13,406 --> 00:06:17,077 (ロヴェルたち)ププッ! なんてぴったりな言葉なんだ! 65 00:06:17,077 --> 00:06:19,579 ちなみに とーさまも腹黒です! 66 00:06:19,579 --> 00:06:22,082 なんで!? (笑い声) 67 00:06:22,082 --> 00:06:24,918 ひどい! ひどいよエレ~ン! 68 00:06:24,918 --> 00:06:29,589 とーさま もういいですか? え~ まだいいじゃないか~。 69 00:06:29,589 --> 00:06:34,027 さあさあ! 気分を変えて 今日は遊び尽くしますぞ! 70 00:06:34,027 --> 00:06:36,529 はい! じぃじ! 71 00:06:36,529 --> 00:06:40,533 3~ 4~ 5~。 では 日頃 騎士団に従事する皆の本気を➨ 72 00:06:40,533 --> 00:06:42,869 エレン様に見せて 差し上げるのですぞ! 73 00:06:42,869 --> 00:06:47,207 (使用人たち)はっ! 8~ 9~ 10~! 74 00:06:47,207 --> 00:06:49,376 もういいか~い! 75 00:06:49,376 --> 00:06:52,679 (ローレン)よろしゅうございますよ…。 76 00:06:54,881 --> 00:06:59,219 さて どこに 隠れているんですか~? 77 00:06:59,219 --> 00:07:02,422 すぐに 見つけちゃうんですからね~。 78 00:07:07,227 --> 00:07:09,229 フフーン! 79 00:07:09,229 --> 00:07:11,231 あれ…。 80 00:07:13,233 --> 00:07:15,235 いな~い。 81 00:07:15,235 --> 00:07:20,040 ここかなぁ~!? む~っ! 82 00:07:22,075 --> 00:07:24,077 ここにもいない。 83 00:07:24,077 --> 00:07:31,251 ♬~ 84 00:07:31,251 --> 00:07:35,855 うぅ… 見つからない う~っ。 85 00:07:35,855 --> 00:07:40,694 しまった わたくしとしたことが これはいけませんな。 86 00:07:40,694 --> 00:07:44,030 ハッ! あっ! じぃじ! 87 00:07:44,030 --> 00:07:47,367 じぃじめが お手伝いしますぞ。 はっ!? 88 00:07:47,367 --> 00:07:50,370 フフフ…。 89 00:07:50,370 --> 00:07:53,039 そこっ! あぁ~! 90 00:07:53,039 --> 00:07:56,376 見~つけた。 さすがエレン様。 91 00:07:56,376 --> 00:07:59,212 ホァ~ タァ~! 92 00:07:59,212 --> 00:08:02,382 (メイドたち)キャ~ッ! 93 00:08:02,382 --> 00:08:05,552 見~つけた! ホッホッホ。 94 00:08:05,552 --> 00:08:08,955 よ~し とーさまも 手伝っちゃうぞ! 95 00:08:10,890 --> 00:08:12,892 ここだ! 96 00:08:12,892 --> 00:08:15,995 ここ! そこだ~! 97 00:08:18,064 --> 00:08:21,568 どうだい エレン。 むぅ…。 98 00:08:21,568 --> 00:08:25,071 じぃじたちと遊んでいるのに…。 ああっ! 99 00:08:25,071 --> 00:08:27,407 とーさまは 入ってこないでください! 100 00:08:27,407 --> 00:08:29,576 ごめんよ~ エレン~! 101 00:08:29,576 --> 00:08:34,014 もう一回 やらせてもらえませんか? 102 00:08:34,014 --> 00:08:36,683 (メイドたち)もちろんでございます! 103 00:08:36,683 --> 00:08:40,019 1~ 2~ 3~。 104 00:08:40,019 --> 00:08:43,690 エレンさ~ん とーさまも 仲間に入れておくれ~。 105 00:08:43,690 --> 00:08:48,528 エレンさ~ん! ねぇってば~! 頼むよエレンさ~ん! 106 00:08:48,528 --> 00:08:50,530 ロヴェル様の意外な面が➨ 107 00:08:50,530 --> 00:08:53,867 いろいろと見られて おもしろいですな。 ええ。 108 00:08:53,867 --> 00:08:56,870 それに エレンちゃんの存在は➨ 109 00:08:56,870 --> 00:08:59,973 わたくしたちを 幸せにしてくれるわね。 110 00:09:03,877 --> 00:09:07,380 おばあちゃま また遊びにきてもいいですか? 111 00:09:07,380 --> 00:09:10,550 もちろんよ~ エレンちゃん! 112 00:09:10,550 --> 00:09:13,553 いつでもいらっしゃい。 はい! 113 00:09:15,555 --> 00:09:17,557 じぃじも! おぉ~! 114 00:09:19,559 --> 00:09:22,729 ハハハ…。 ウフフ… あっ? 115 00:09:22,729 --> 00:09:25,231 (サウヴェル)いつでも歓迎するよ。 116 00:09:25,231 --> 00:09:27,567 ありがとうございます! 117 00:09:27,567 --> 00:09:30,737 アルベルトおじ様! あっ…。 118 00:09:30,737 --> 00:09:32,672 よかったですね! 119 00:09:32,672 --> 00:09:35,175 何かあったら 必ず➨ 120 00:09:35,175 --> 00:09:37,844 サウヴェルおじ様に 相談してくださいね。 121 00:09:37,844 --> 00:09:42,182 ありがとうございました。 ご恩は一生忘れません。 122 00:09:42,182 --> 00:09:45,185 大げさですよ~。 いえ。 123 00:09:45,185 --> 00:09:49,022 気持ちだけでも お伝えできればと…。 124 00:09:49,022 --> 00:09:51,858 はい。 あっ…。 125 00:09:51,858 --> 00:09:54,527 まあ! 俺には…? 126 00:09:54,527 --> 00:09:58,865 エレンは おヒゲが苦手だからなぁ~。 そんなぁ…。 127 00:09:58,865 --> 00:10:04,370 エレン! じゃあ とーさまは もう少しサウヴェルと話があるから➨ 128 00:10:04,370 --> 00:10:07,540 先に帰っていてくれるかい? はい! 129 00:10:07,540 --> 00:10:11,211 あっ… サウヴェルおじ様! あっ。 130 00:10:11,211 --> 00:10:13,713 うぅ…。 131 00:10:13,713 --> 00:10:15,715 あ… あぁ…。 (笑い声) 132 00:10:15,715 --> 00:10:17,717 (笑い声) 133 00:10:19,719 --> 00:10:24,557 まずは これをどうするかだが… 例の鉱山はどうだ? 134 00:10:24,557 --> 00:10:26,559 はい。 ですが➨ 135 00:10:26,559 --> 00:10:30,063 一度 調査をする必要があるかと。 そうだな。 136 00:10:30,063 --> 00:10:33,399 それにしても本当に助かりました。 137 00:10:33,399 --> 00:10:36,903 俺の代で この家を潰さずに 済んだのだから。 138 00:10:38,905 --> 00:10:44,077 兄上が帰ってきた途端 なんだか幸運続きです。 139 00:10:44,077 --> 00:10:48,081 今までが おかしかったのでございますよ。 140 00:10:48,081 --> 00:10:50,250 それより サウヴェル。 141 00:10:50,250 --> 00:10:54,087 早く愛する人と娘を ここに招いてはどうだ? 142 00:10:54,087 --> 00:10:56,756 母上も気にしておられる。 143 00:10:56,756 --> 00:10:59,425 私も それがよいかと存じます。 144 00:10:59,425 --> 00:11:04,931 で お前が見初めた その人とは? はい。 145 00:11:04,931 --> 00:11:09,769 街の食事処の看板娘で 名はアリア。 146 00:11:09,769 --> 00:11:12,772 娘の名は ラフィリアと申します。 147 00:11:12,772 --> 00:11:17,944 ちょうどエレンと 同じくらいの年頃で。 ほぉ…。 148 00:11:17,944 --> 00:11:22,615 騎士団の団員たちと その食事処へ通っていて…。 149 00:11:22,615 --> 00:11:27,453 彼女が優しく 俺に接してくれたので…。 150 00:11:27,453 --> 00:11:32,725 では アリア様を一刻も早く この家にお連れくださいませ。 151 00:11:32,725 --> 00:11:35,061 なぜ そんなに急ぐ? 152 00:11:35,061 --> 00:11:38,898 今 ヴァンクライフト家の跡取りは エレン様のみ。 153 00:11:38,898 --> 00:11:40,900 ですが エレン様は➨ 154 00:11:40,900 --> 00:11:44,237 オリジン様の跡を継いで 精霊王となるお方。 155 00:11:44,237 --> 00:11:48,074 ヴァンクライフト家には 正当な跡継ぎがいることを➨ 156 00:11:48,074 --> 00:11:50,910 王家に知らしめる必要があるのだ。 157 00:11:50,910 --> 00:11:53,413 ラヴィスエルが即位したら➨ 158 00:11:53,413 --> 00:11:57,584 それこそ王命で エレンに王子を押しつけかねない。 159 00:11:57,584 --> 00:11:59,586 確かに…。 160 00:11:59,586 --> 00:12:05,091 本来なら 離婚をした身の俺が 再婚できるのは3年後です。 161 00:12:05,091 --> 00:12:09,429 アギエルの一件で 王家が特例を設けてくれたので➨ 162 00:12:09,429 --> 00:12:12,599 すぐにでも可能なのですが…。 163 00:12:12,599 --> 00:12:14,934 何を迷っておられるのですか。 164 00:12:14,934 --> 00:12:18,104 お相手をこれ以上 お待たせしてはなりません。 165 00:12:18,104 --> 00:12:22,275 サウヴェル 明日にでも 相手とその娘を➨ 166 00:12:22,275 --> 00:12:26,279 ここに連れてこい。 わかりました…。 167 00:12:31,117 --> 00:12:35,221 (ガディエル)はっ! やぁ! 《ラヴィスエル:ロヴェルと精霊王の娘 か》 168 00:12:35,221 --> 00:12:38,224 (ガディエル)せいっ! はぁ! 169 00:12:38,224 --> 00:12:41,728 フッ… フフ…。 170 00:12:49,736 --> 00:12:51,738 (アリア)あっ…。 171 00:12:51,738 --> 00:12:53,740 アリア ラフィリア! 172 00:12:53,740 --> 00:12:56,743 よく来てくれたね。 あなた。 173 00:12:56,743 --> 00:13:00,079 兄上 紹介します。 こちらが➨ 174 00:13:00,079 --> 00:13:03,750 アリアと娘のラフィリアです。 175 00:13:03,750 --> 00:13:07,253 サウヴェルの兄 ロヴェルだ。 176 00:13:07,253 --> 00:13:10,089 お義兄… 様…。 177 00:13:10,089 --> 00:13:13,926 弟をよろしく頼む。 はっ はい! 178 00:13:13,926 --> 00:13:16,529 では 屋敷を案内しよう。 179 00:13:18,931 --> 00:13:22,769 (サウヴェル)アリア! あっ! あ… はい! 180 00:13:22,769 --> 00:13:38,551 ♬~ 181 00:13:38,551 --> 00:13:40,553 あっ。 182 00:13:42,555 --> 00:13:44,557 あぁ…。 183 00:13:47,060 --> 00:13:51,731 おぉ~ おいしゅうございますな。 ありがとうございます。 184 00:13:51,731 --> 00:13:55,068 アリアのほうは 親族だけでよいそうなので。 185 00:13:55,068 --> 00:13:57,970 あぁ…。 (ラフィリア)わぁ~。 186 00:14:00,073 --> 00:14:02,075 おぉ! ラフィリア! 187 00:14:02,075 --> 00:14:04,744 ドレスは決まったかい? (ラフィリア)うん! 188 00:14:04,744 --> 00:14:06,746 それはよかった。 189 00:14:10,750 --> 00:14:13,419 とーさまは ちゃんと サウヴェルおじ様の➨ 190 00:14:13,419 --> 00:14:16,589 お手伝いをしているようですね。 感心 感心。 191 00:14:16,589 --> 00:14:20,593 (オリジン)いいえ 全然 感心じゃないわよ エレンちゃん。 192 00:14:20,593 --> 00:14:22,762 見て! このとおりよ! 193 00:14:22,762 --> 00:14:26,766 あらら… けど これも おじ様のお手伝いなのでは? 194 00:14:26,766 --> 00:14:29,469 んん~っ…。 195 00:14:31,771 --> 00:14:34,540 オーリ エレン ただいま~。 196 00:14:34,540 --> 00:14:37,043 んん… フンッ。 197 00:14:37,043 --> 00:14:40,713 えっ? オーリ 何か怒ってる? 198 00:14:40,713 --> 00:14:42,715 とーさまが酒盛りで➨ 199 00:14:42,715 --> 00:14:46,219 女の人に言い寄られてたから すねているのです。 200 00:14:46,219 --> 00:14:48,221 えぇ~!? 201 00:14:48,221 --> 00:14:51,891 いや! えっと~ あれは俺も困っていたんだよ~。 202 00:14:51,891 --> 00:14:54,727 とーさま お酒くさい。 うっ…。 203 00:14:54,727 --> 00:14:59,399 オーリ! ごめんね! 俺は逃げていたんだけどね! 204 00:14:59,399 --> 00:15:04,070 見ていたから知っているわ。 だったら~。 205 00:15:04,070 --> 00:15:07,907 最近 ロヴェルは お酒を飲みに出てばっかりだし。 206 00:15:07,907 --> 00:15:12,578 ホントにごめんよ オーリ! これからは なるべく一緒にいるから。 207 00:15:12,578 --> 00:15:16,582 んっ もう ホント? ああ! 約束する! 208 00:15:16,582 --> 00:15:19,418 本当の本当? ホントのホントのホントに! 209 00:15:19,418 --> 00:15:21,754 先におやすみしま~す。 210 00:15:21,754 --> 00:15:23,923 ああ 待ってくれ。 211 00:15:23,923 --> 00:15:27,927 2人に話しておきたい ことがあるんだ。 あっ? 212 00:15:27,927 --> 00:15:31,264 サウヴェルの結婚式の 日取りが決まった。 213 00:15:31,264 --> 00:15:34,033 おそらく王家も出席するだろう。 214 00:15:34,033 --> 00:15:38,704 エレン 申し訳ないが お留守番しててくれるかい? 215 00:15:38,704 --> 00:15:42,542 はい。 腹黒さんとは お会いしたくありません。 216 00:15:42,542 --> 00:15:45,878 あら わたくしは行ってもいいの? 217 00:15:45,878 --> 00:15:48,381 俺が結婚してるということを➨ 218 00:15:48,381 --> 00:15:52,218 周囲に知らせる必要があるからね。 そうなのねぇ。 219 00:15:52,218 --> 00:15:55,054 ただ 美しいオーリを➨ 220 00:15:55,054 --> 00:15:58,391 あまり他の男どもの目には 入れたくないのだけど。 221 00:15:58,391 --> 00:16:00,393 あら まぁ…。 222 00:16:00,393 --> 00:16:02,728 フフッ…。 ウフフ…。 223 00:16:02,728 --> 00:16:05,231 では おやすみなさ~い。 224 00:16:08,234 --> 00:16:12,405 そうか… 王家はやはり参列するつもりか。 225 00:16:12,405 --> 00:16:17,577 アギエルの件があったというのに よく顔が出せたものですね。 226 00:16:17,577 --> 00:16:23,416 では 結婚式で目いっぱい 幸せな光景を見せつけてやれ。 227 00:16:23,416 --> 00:16:26,919 はい… 兄上➨ 228 00:16:26,919 --> 00:16:30,256 やはり エレンは…。 ああ。 229 00:16:30,256 --> 00:16:33,693 申し訳ないが 出席は控えさせてもらう。 230 00:16:33,693 --> 00:16:38,531 そうですか。 母上やローレンも 残念がるでしょうね。 231 00:16:38,531 --> 00:16:42,034 でも エレンにとっては そのほうがいい。 232 00:16:42,034 --> 00:16:44,871 そう言ってもらえると助かる。 (ノック) 233 00:16:44,871 --> 00:16:46,873 入れ。 (ドアの開く音) 234 00:16:46,873 --> 00:16:50,209 あっ。 あなた お茶よ。 235 00:16:50,209 --> 00:16:54,046 ローレンはどうした? 無理を言ってお願いしたの。 236 00:16:54,046 --> 00:16:58,050 私がお持ちしたいって。 いつも言ってるだろう。 237 00:16:58,050 --> 00:17:00,386 君はそんなことを しなくていいんだ。 238 00:17:00,386 --> 00:17:02,889 彼らの仕事を 奪ってはいけないよ。 239 00:17:02,889 --> 00:17:06,192 ごめんなさい。 今回だけは…。 240 00:17:15,067 --> 00:17:19,972 お お義兄様 お茶をどうぞ。 ああ ありがとう。 241 00:17:21,908 --> 00:17:23,910 あっ。 (せきばらい) 242 00:17:23,910 --> 00:17:26,746 はい どうぞ。 243 00:17:26,746 --> 00:17:28,748 ありがとう。 244 00:17:28,748 --> 00:17:31,918 君も明日の準備があるだろう? もう行っていいよ。 245 00:17:31,918 --> 00:17:34,520 えっ… ええ…。 246 00:17:40,026 --> 00:17:42,194 ねぇ エレンちゃん。 247 00:17:42,194 --> 00:17:45,865 世界を焼き尽くすのと 海に沈めるの➨ 248 00:17:45,865 --> 00:17:48,034 どっちがいいと思う~? 249 00:17:48,034 --> 00:17:50,202 わぁ~ かーさま落ち着いて! 250 00:17:50,202 --> 00:17:53,205 相手はサウヴェルおじ様と 結婚する方ですよ! 251 00:17:53,205 --> 00:17:55,708 とーさまと どうこうなるわけがありません! 252 00:17:55,708 --> 00:18:01,047 むぅ… でも… それなりに美人… かしら? 253 00:18:01,047 --> 00:18:03,382 かーさまに比べたら普通ですよ! 254 00:18:03,382 --> 00:18:07,553 エレンちゃん かーさま勝ってる? 255 00:18:07,553 --> 00:18:09,555 圧勝です! 256 00:18:11,557 --> 00:18:13,559 ウフフ ありがとう。 257 00:18:13,559 --> 00:18:18,230 だってあの人 ず~っと ロヴェルを気にしてるんですもの。 258 00:18:18,230 --> 00:18:22,234 はい。 たぶんとーさまも それに気付いていて➨ 259 00:18:22,234 --> 00:18:25,905 アリアさんとは関わりたくないと 思っていますよ。 260 00:18:25,905 --> 00:18:28,708 そうね…。 261 00:18:32,678 --> 00:18:38,384 (ざわめき) 262 00:18:40,686 --> 00:18:44,023 わあっ! とーさま かっこいいです! 263 00:18:44,023 --> 00:18:47,693 かーさま きれいです! ありがとう。 264 00:18:47,693 --> 00:18:49,695 ウフフ…。 265 00:18:49,695 --> 00:18:52,865 じゃあ行ってくる。 いい? エレンちゃん➨ 266 00:18:52,865 --> 00:18:55,968 絶対に来てはダメよ。 は~い! 267 00:18:58,537 --> 00:19:02,041 (2人)あっ。 お義兄様 あっ。 268 00:19:05,044 --> 00:19:07,713 もしかして その方が…。 269 00:19:07,713 --> 00:19:10,716 なかなか紹介できなくて すまなかった。 270 00:19:10,716 --> 00:19:13,919 妻のオーリだ。 よろしくね。 271 00:19:16,389 --> 00:19:21,060 あらら… かーさまの姿を見て 圧倒されてますね。 272 00:19:21,060 --> 00:19:24,230 これで とーさまを 妙な視線で見るのを➨ 273 00:19:24,230 --> 00:19:26,399 やめてくれればいいのですが…。 274 00:19:26,399 --> 00:19:31,737 娘のラフィリアです。 よ… よろしくお願いします。 275 00:19:31,737 --> 00:19:36,676 わたくしの娘と同じくらいの年ね。 仲よくしてね。 276 00:19:36,676 --> 00:19:38,678 は はい…。 277 00:19:40,679 --> 00:19:49,688 ♬(パイプオルガン) 278 00:19:49,688 --> 00:19:53,025 オーリ ご覧 あれが王家だ。 279 00:19:53,025 --> 00:19:57,363 王位を継いだ ラヴィスエル陛下とララル王妃。 280 00:19:57,363 --> 00:20:03,536 それに ガディエル第一王子 ラスエル第二王子 シエル第一王女だ。 281 00:20:03,536 --> 00:20:05,705 ふぅ~ん。 282 00:20:05,705 --> 00:20:08,874 第一王子のお坊ちゃんは 賢そうね。 283 00:20:08,874 --> 00:20:10,876 あっ…。 284 00:20:10,876 --> 00:20:13,045 腹黒さんだけじゃなく➨ 285 00:20:13,045 --> 00:20:16,382 この人たちからも 黒いのが出てますね。 286 00:20:16,382 --> 00:20:20,386 (拍手) 287 00:20:20,386 --> 00:20:22,388 あっ。 288 00:20:31,897 --> 00:20:35,568 汝ら よき時も あしき時も➨ 289 00:20:35,568 --> 00:20:38,237 互いに愛し合うことを 誓いますか? 290 00:20:38,237 --> 00:20:41,907 誓います! 誓います…。 291 00:20:41,907 --> 00:20:45,010 では 婚姻書にサインを。 292 00:20:50,082 --> 00:20:52,084 キャッ! 293 00:20:52,084 --> 00:20:54,420 (ラヴィスエル)んっ…? 294 00:20:54,420 --> 00:20:59,592 どうした? 大丈夫か? え ええ… 急にごめんなさい。 295 00:20:59,592 --> 00:21:02,261 あなた…。 ああ。 296 00:21:02,261 --> 00:21:06,599 あれは 間違いなく 女神ヴァールの断罪… ハッ! 297 00:21:06,599 --> 00:21:09,602 腹黒さんも気付いてる! どうしよう! 298 00:21:09,602 --> 00:21:13,773 《もし断罪が下ったことが 他の人々にバレたら…。 299 00:21:13,773 --> 00:21:16,108 この結婚は無効になる。 300 00:21:16,108 --> 00:21:18,611 そうなったら ヴァンクライフト家は➨ 301 00:21:18,611 --> 00:21:22,281 女神に見放されたと うわさされ…》 302 00:21:22,281 --> 00:21:28,287 何か断罪から 目をそらせる方法… そうだ! 303 00:21:28,287 --> 00:21:31,457 (ざわめき) 304 00:21:31,457 --> 00:21:33,559 本当に大丈夫か? 305 00:21:33,559 --> 00:21:35,561 んっ…。 306 00:21:35,561 --> 00:21:37,563 フッフフフ…。 307 00:21:42,234 --> 00:21:44,236 原子番号6番…。 308 00:21:44,236 --> 00:21:46,238 ダイヤモンド! 309 00:21:50,743 --> 00:21:52,745 (どよめき) 310 00:21:52,745 --> 00:21:55,414 なんて美しい。 これは…。 311 00:21:55,414 --> 00:21:59,518 さすが ヴァンクライフト家の婚礼だ! 女神の祝福だ! 312 00:22:03,088 --> 00:22:05,090 《これは…? 313 00:22:05,090 --> 00:22:08,594 もしかして 兄上が 精霊に頼んでくれたのか?》 314 00:22:08,594 --> 00:22:10,763 きれい…。 315 00:22:10,763 --> 00:22:13,432 まさか エレン!? まさかエレンちゃん? 316 00:22:13,432 --> 00:22:17,436 (拍手) 317 00:22:17,436 --> 00:22:21,440 《うまくいったかな? あっ…。 318 00:22:21,440 --> 00:22:24,443 とーさまとかーさまに バレちゃった》 319 00:22:24,443 --> 00:22:27,613 すばらしいな ガディエル。 320 00:22:27,613 --> 00:22:34,320 これが精霊に祝福される家なのだ。 精霊? んっ!? 321 00:22:36,388 --> 00:22:40,492 《もう大丈夫そうだから 今のうちに戻らないと…》 322 00:22:42,561 --> 00:22:45,464 えっ。 あっ…!