1 00:00:36,837 --> 00:00:40,173 (エレン)お薬…。 2 00:00:40,173 --> 00:00:43,510 出来ました…。 3 00:00:43,510 --> 00:00:46,213 (ロヴェル)あっ… エレン…。 4 00:00:49,182 --> 00:00:52,486 ハッ… 熱があるじゃないか! 5 00:00:54,521 --> 00:00:57,190 こんなになるまで…。 6 00:00:57,190 --> 00:01:07,701 ♬~ 7 00:01:07,701 --> 00:01:11,538 (オリジン)こんな薬を 作ってしまうなんて…。 8 00:01:11,538 --> 00:01:13,874 思った以上だわ。 9 00:01:13,874 --> 00:01:17,878 エレンちゃん 力と成長が 合ってないわ。 10 00:01:17,878 --> 00:01:20,547 えっ? 本当だったら➨ 11 00:01:20,547 --> 00:01:24,217 もっと早く把握していなければ いけなかったのだけど。 12 00:01:24,217 --> 00:01:27,721 そうすると あなたは エレンちゃんを止めるでしょう? 13 00:01:27,721 --> 00:01:30,724 どういう… 意味だ? 14 00:01:30,724 --> 00:01:34,828 わたくし エレンちゃんの限界を 知りたかったの。 15 00:01:34,828 --> 00:01:37,931 黙っていて ごめんなさいね。 16 00:01:44,171 --> 00:01:46,473 お姉様に相談しなきゃ。 17 00:01:50,510 --> 00:01:55,215 オーリは… エレンを試したのか…? 18 00:03:40,320 --> 00:03:42,989 エヘヘ…。 19 00:03:42,989 --> 00:03:45,158 エレンさん。 あっ。 20 00:03:45,158 --> 00:03:48,829 お話があります。 はい…。 21 00:03:48,829 --> 00:03:53,333 食事も睡眠もとらずに ずっと部屋にこもって➨ 22 00:03:53,333 --> 00:03:56,336 みんなに心配をかけて! あっ…。 23 00:03:56,336 --> 00:03:59,840 もう! エレンのことが 気になって気になって➨ 24 00:03:59,840 --> 00:04:02,843 とーさまのほうが おかしくなりそうだったよ~! 25 00:04:02,843 --> 00:04:06,680 おぉ~っ…。 それは… その…。 26 00:04:06,680 --> 00:04:08,682 ごめんなさい。 27 00:04:08,682 --> 00:04:12,185 今後 無理は許しません。 今度やったら➨ 28 00:04:12,185 --> 00:04:15,522 二度と ヴァンクライフトの屋敷へは 連れていきません。 29 00:04:15,522 --> 00:04:17,724 え~っ!? 30 00:04:20,527 --> 00:04:24,364 エレン とーさまが どれだけ心配したか➨ 31 00:04:24,364 --> 00:04:27,868 わかってくれないんだ…。 とーさま? 32 00:04:27,868 --> 00:04:29,870 シュ~ン…。 33 00:04:33,140 --> 00:04:36,810 ロヴェルったら よほどこたえたのねぇ。 34 00:04:36,810 --> 00:04:40,647 かーさま…。 今後 力を使うときは➨ 35 00:04:40,647 --> 00:04:43,150 一人で部屋に 閉じこもったりしないで➨ 36 00:04:43,150 --> 00:04:45,652 私たちの前でやってちょうだいね。 37 00:04:45,652 --> 00:04:47,988 えっ? どうしてですか? 38 00:04:47,988 --> 00:04:51,158 エレンちゃんが倒れるのを 止められなかったから➨ 39 00:04:51,158 --> 00:04:53,326 こんなに落ち込んでいるのよ。 40 00:04:53,326 --> 00:04:55,829 とーさま…。 41 00:04:57,831 --> 00:05:00,834 まだまだ力の制御が 完璧とは言えないわ。 42 00:05:00,834 --> 00:05:05,172 もう少し練習が必要ね。 は はい…。 43 00:05:05,172 --> 00:05:07,174 でも…。 44 00:05:07,174 --> 00:05:12,345 よく こんなものを作れたわね。 さすが わたくしの子だわ。 45 00:05:12,345 --> 00:05:15,348 あっ… はい。 46 00:05:15,348 --> 00:05:18,852 エレンは俺の気持ちを ちゃんとわかってくれない。 47 00:05:18,852 --> 00:05:20,854 えっ? 48 00:05:20,854 --> 00:05:24,191 俺の心臓を止めるとしたら それはエレンだ。 49 00:05:24,191 --> 00:05:26,526 えっ! そんなことしません! 50 00:05:26,526 --> 00:05:29,196 そんなことしますぅ~! 51 00:05:29,196 --> 00:05:31,364 うぅ エレンのおバカさん! 52 00:05:31,364 --> 00:05:34,467 うぅ…。 んん~っ。 53 00:05:34,467 --> 00:05:37,304 バカ バカバカバカ。 フフッ。 今日一日は➨ 54 00:05:37,304 --> 00:05:40,473 おわびとして ロヴェルに だっこさせてあげなさいな。 55 00:05:40,473 --> 00:05:42,676 フッ…。 56 00:05:46,646 --> 00:05:49,316 (サウヴェル)薬が出来た? はい。 57 00:05:49,316 --> 00:05:53,653 これで 鉱山の皆様との お約束が果たせます。 58 00:05:53,653 --> 00:05:57,657 (サウヴェル)そうか! エレン 本当に君はすごいね! 59 00:05:57,657 --> 00:05:59,659 だろ~。 60 00:05:59,659 --> 00:06:01,828 うちのエレンは すごいんだよ。 61 00:06:01,828 --> 00:06:04,497 あっ… ハハハ…。 それと➨ 62 00:06:04,497 --> 00:06:06,100 次にやらなければ ならないのは…。 63 00:06:06,100 --> 00:06:11,004 えっ? まだ何かあるのかい? はい! 64 00:06:13,340 --> 00:06:16,676 《それから とーさまと おじ様と一緒に➨ 65 00:06:16,676 --> 00:06:18,979 鉱山に足しげく通って…》 66 00:06:21,014 --> 00:06:23,016 金とダイヤモンド。 67 00:06:23,016 --> 00:06:25,418 あと 銀も! 68 00:06:28,021 --> 00:06:30,523 《さも 鉱物がもともと➨ 69 00:06:30,523 --> 00:06:33,960 ここにあったかのように しました》 70 00:06:33,960 --> 00:06:43,637 ♬~ 71 00:06:43,637 --> 00:06:46,473 エレンのおかげで 再開ができましたね。 72 00:06:46,473 --> 00:06:48,475 ああ。 73 00:06:48,475 --> 00:06:51,478 フフッ。 74 00:06:51,478 --> 00:06:58,151 《そして 皆さんとの約束どおり じん肺の治療を開始しました。 75 00:06:58,151 --> 00:07:05,659 更に 痛み止めや 抗生物質 風邪薬 抗アレルギー剤なども作って➨ 76 00:07:05,659 --> 00:07:09,663 皆さんの健康管理に 気を配るようにしたのです》 77 00:07:09,663 --> 00:07:12,832 鉱員たちが 生き生きとしている姿を見ると➨ 78 00:07:12,832 --> 00:07:14,834 こっちまで力が湧いてきますね。 79 00:07:14,834 --> 00:07:17,837 やはり健康がいちばん! だな。 80 00:07:17,837 --> 00:07:20,006 それについて➨ 81 00:07:20,006 --> 00:07:23,343 私は とーさまと おじ様に 相談があります。 82 00:07:23,343 --> 00:07:25,345 (2人)んっ…? 83 00:07:27,347 --> 00:07:31,351 それでエレン 今度は何を思いついたのかな? 84 00:07:31,351 --> 00:07:35,955 町の教会が治療院を兼ねていると 聞きました。 85 00:07:35,955 --> 00:07:37,957 私が作った薬を➨ 86 00:07:37,957 --> 00:07:40,627 そこで管理してもらいたいと 考えているんです。 87 00:07:40,627 --> 00:07:46,633 薬を人に任せるのかい? ゆくゆくはですが…。 88 00:07:46,633 --> 00:07:50,804 兄上 どう思いますか? う~ん…。 89 00:07:50,804 --> 00:07:53,974 エレンの負担にならなければ いいんだけど。 90 00:07:53,974 --> 00:07:57,644 大丈夫です。 もう二度と➨ 91 00:07:57,644 --> 00:08:00,981 とーさまに心配をかけるような まねはしません! 92 00:08:00,981 --> 00:08:04,651 ハァ… そうか…。 93 00:08:04,651 --> 00:08:09,322 ならいいよ。 ありがとうございます とーさま! 94 00:08:09,322 --> 00:08:11,658 では 早速 手配しよう。 95 00:08:11,658 --> 00:08:14,995 お願いします おじ様。 ああ。 96 00:08:14,995 --> 00:08:18,498 フフッ。 フゥ…。 97 00:08:18,498 --> 00:08:26,840 ♬~ 98 00:08:26,840 --> 00:08:29,009 (ラフィリア)ハァ…。 99 00:08:29,009 --> 00:08:32,178 どうしました? 100 00:08:32,178 --> 00:08:36,282 いいですか? ラフィリア様。 何度も言っていますでしょう。 101 00:08:36,282 --> 00:08:39,786 これはとても大切な 「貴族の淑女」の心得です。 102 00:08:39,786 --> 00:08:41,788 きちんと学んで ヴァンクライ…。 103 00:08:41,788 --> 00:08:43,957 もうたくさん! 104 00:08:43,957 --> 00:08:47,627 毎日毎日 勉強ばかりで もううんざり! 105 00:08:47,627 --> 00:08:51,464 私は 貴族の淑女になるために ここへ来たんじゃないの! 106 00:08:51,464 --> 00:08:54,134 ラフィリア様! お待ちください! 107 00:08:54,134 --> 00:08:56,469 どちらへ? ほっといてっ! (ドアの開く音) 108 00:08:56,469 --> 00:08:58,638 んっ…。 走ってはなりません! 109 00:08:58,638 --> 00:09:02,342 はしたないですよ! 《うるさい うるさい うるさい》 110 00:09:12,986 --> 00:09:15,388 ハァ…。 111 00:09:20,994 --> 00:09:23,329 ((なんか夢みたい! 112 00:09:23,329 --> 00:09:25,498 お父さんと 一緒に暮らせるなんて。 113 00:09:25,498 --> 00:09:28,168 (アリア)そうね。 ハァッ…。 114 00:09:28,168 --> 00:09:30,470 わぁ…。 115 00:09:33,773 --> 00:09:36,943 (ラフィリア)お母さんも もう仕事しなくていいのよね。 116 00:09:36,943 --> 00:09:39,446 そうよ! だったら➨ 117 00:09:39,446 --> 00:09:43,283 ず~っと一緒にいられるんだね! 楽しみ~! 118 00:09:43,283 --> 00:09:53,126 ♬~ 119 00:09:53,126 --> 00:09:55,795 うわぁ~。 120 00:09:55,795 --> 00:09:58,298 まるでお城みたい! 121 00:09:58,298 --> 00:10:30,163 ♬~ 122 00:10:30,163 --> 00:10:35,001 ああっ! なんてはしたない! すぐに下りなさい! 123 00:10:35,001 --> 00:10:39,339 あなたは ヴァンクライフト家の一員なのです。 124 00:10:39,339 --> 00:10:42,509 それにふさわしい 淑女になるための教育を➨ 125 00:10:42,509 --> 00:10:44,511 受けなくてはならないのです。 126 00:10:44,511 --> 00:10:48,915 あなたがきちんとしないと 旦那様にご迷惑がかかるのです。 127 00:10:50,850 --> 00:10:53,019 《思ってたのと違う…。 128 00:10:53,019 --> 00:10:57,524 こんなはずじゃなかった… それに…》)) 129 00:11:02,028 --> 00:11:05,698 王子様に 会いたいなぁ。 130 00:11:05,698 --> 00:11:08,201 ((ガディエル:ラフィリア。 んっ…。 131 00:11:08,201 --> 00:11:12,205 今度 来るときは 君に何か贈り物を持ってくるよ)) 132 00:11:14,207 --> 00:11:17,911 あぁ… 早く来てくれないかなぁ。 133 00:11:21,548 --> 00:11:26,219 ⚟そうそう この前 エレン様がね…。 んっ…。 134 00:11:26,219 --> 00:11:28,221 ねぇ! (2人)ハッ! 135 00:11:28,221 --> 00:11:31,558 エレンって何者なの? いえ 何でもございません。 136 00:11:31,558 --> 00:11:35,662 失礼いたします ラフィリア様。 137 00:11:35,662 --> 00:11:40,166 《みんな エレン エレンって… エレンって何者なのよ!》 138 00:11:44,504 --> 00:11:47,507 お父さん! ラフィリア。 139 00:11:47,507 --> 00:11:49,509 いつも言っているだろう。 140 00:11:49,509 --> 00:11:52,011 レディーはそんなふうに 走ってはいけないよ。 141 00:11:52,011 --> 00:11:54,514 もう みんなそればっかり! 142 00:11:54,514 --> 00:11:57,016 それよりも 聞きたいことがあるの! 143 00:11:57,016 --> 00:11:59,185 すまないが 今忙しい。 144 00:11:59,185 --> 00:12:02,355 話なら お母さんに聞いてもらいなさい。 145 00:12:02,355 --> 00:12:06,859 んっ… どうしていつもそうなの! 信じらんない! 146 00:12:06,859 --> 00:12:09,028 フゥ…。 147 00:12:09,028 --> 00:12:11,197 サウヴェル。 148 00:12:11,197 --> 00:12:15,535 お前の娘 何か大事な話が あったんじゃないのか? 149 00:12:15,535 --> 00:12:17,537 えっ…? 150 00:12:17,537 --> 00:12:21,240 父親なら ちゃんと娘の話を聞いてやれ。 151 00:12:23,376 --> 00:12:26,879 俺は 娘の言うことは エレンが嫌がるくらい➨ 152 00:12:26,879 --> 00:12:29,882 根掘り葉掘り 漏らさず聞いてるからな~! 153 00:12:35,822 --> 00:12:37,824 (ドアの開く音) 154 00:12:37,824 --> 00:12:39,826 (ラフィリア)お母さん! 155 00:12:39,826 --> 00:12:43,162 ラフィリア様 どうされたのですか? お母さん聞いて! 156 00:12:43,162 --> 00:12:45,999 ラフィリア… なんなの? 157 00:12:45,999 --> 00:12:50,503 お父さんったら ひどいの! うるさいわね! 158 00:12:50,503 --> 00:12:55,341 お母さん。 (アリア)具合が悪いのよ。 見てわからないかしら。 159 00:12:55,341 --> 00:12:59,178 奥様 それは ただの飲み過ぎです。 あっ…。 160 00:12:59,178 --> 00:13:04,183 意見する気? 差し出がましいことを申しました。 161 00:13:04,183 --> 00:13:07,020 申し訳ございません。 お水をどうぞ。 162 00:13:07,020 --> 00:13:09,022 お母さん…? 163 00:13:09,022 --> 00:13:13,359 具合が悪いと言ったでしょう! さっさと出ていきなさい! 164 00:13:13,359 --> 00:13:16,462 あっ… あ…。 165 00:13:18,531 --> 00:13:21,200 大丈夫ですか? お嬢様。 166 00:13:21,200 --> 00:13:25,204 えっ? う… うん…。 167 00:13:28,708 --> 00:13:32,979 これは危ないので お下げします。 ちょっと! 待ちなさい! 168 00:13:32,979 --> 00:13:35,815 それを置いていきなさいよ! (ドアの閉まる音) 169 00:13:35,815 --> 00:13:40,653 あっ… あぁ…。 大丈夫? お母さん。 170 00:13:40,653 --> 00:13:43,656 まだいたの? 171 00:13:43,656 --> 00:13:46,659 んっ… 用があるから来たの! 172 00:13:46,659 --> 00:13:49,996 お父さんが 全然 話を聞いてくれないの! 173 00:13:49,996 --> 00:13:54,333 あの人は忙しいんだから しかたないでしょ。 174 00:13:54,333 --> 00:13:56,836 いくら忙しいからって…。 175 00:13:56,836 --> 00:13:59,839 じゃあ お母さん聞いてくれる? 176 00:14:01,841 --> 00:14:04,677 えぇ…。 毎日 毎日➨ 177 00:14:04,677 --> 00:14:07,180 お勉強 お勉強って もううんざり! 178 00:14:07,180 --> 00:14:11,017 家庭教師が ちゃんとやらないと 家の恥とか言うんだよ。 179 00:14:11,017 --> 00:14:14,020 二言目には 貴族 貴族って。 180 00:14:14,020 --> 00:14:16,689 そうね…。 181 00:14:16,689 --> 00:14:21,694 平民だからって バカにして…。 えっ…。 182 00:14:21,694 --> 00:14:26,699 どうしてこんな仕打ちを 受けなければならないの? 183 00:14:26,699 --> 00:14:31,537 なぜ貴族入りした私を のけ者にするのよ! 184 00:14:31,537 --> 00:14:35,141 あぁ~っ! お母さん! 185 00:14:35,141 --> 00:14:37,143 (イザベラ)入るわよ。 (ノック) 186 00:14:37,143 --> 00:14:39,145 ハッ…。 187 00:14:41,481 --> 00:14:44,183 (イザベラ)廊下にまで 聞こえていますよ。 188 00:14:49,822 --> 00:14:53,326 ラフィリア。 189 00:14:53,326 --> 00:14:55,828 ラフィリア! (ドアの開閉音) 190 00:14:55,828 --> 00:15:08,674 ♬~ 191 00:15:08,674 --> 00:15:14,514 (ローレン)畑の肥料に関して エレン様にご意見が伺いたく。 192 00:15:14,514 --> 00:15:17,350 わかった。 伝えておくよ。 193 00:15:17,350 --> 00:15:19,352 (2人)んっ? (ドアの開く音) 194 00:15:21,354 --> 00:15:24,857 ローレン 外しなさい。 御意。 195 00:15:24,857 --> 00:15:27,860 あっ… 母上? 196 00:15:30,029 --> 00:15:34,634 サウヴェル! どうなってるの!? えっ? 何がですか? 197 00:15:34,634 --> 00:15:38,471 アリアのことです! ハッ! ハァ…。 198 00:15:38,471 --> 00:15:41,140 私が聞きたいくらいですよ。 199 00:15:41,140 --> 00:15:44,143 このまま 放っておくつもりなの? 200 00:15:48,815 --> 00:15:51,984 ラフィリアのことも 考えてあげなさい。 201 00:15:51,984 --> 00:15:54,487 わかってます。 202 00:15:56,656 --> 00:16:01,661 あの子は 母親以外の 屋敷の者を敵対視している。 203 00:16:01,661 --> 00:16:06,365 それに 貴族としての教育にも 反発しているわ。 204 00:16:09,001 --> 00:16:13,339 俺は あの子にどう接していいか わからないのです。 205 00:16:13,339 --> 00:16:16,509 ラフィリアとは生まれてからずっと➨ 206 00:16:16,509 --> 00:16:18,678 一緒に暮らすことが できなかった。 207 00:16:18,678 --> 00:16:21,013 それもあって…。 208 00:16:21,013 --> 00:16:24,183 サウヴェル…。 209 00:16:24,183 --> 00:16:28,521 ラフィリアを学院に 入れることにしました。 えっ? 210 00:16:28,521 --> 00:16:31,691 この家には いないほうが いいのかもしれない。 211 00:16:31,691 --> 00:16:37,296 他の貴族の子どもたちを見れば 自覚が芽生えるかもしれません。 212 00:16:37,296 --> 00:16:39,799 そうね。 213 00:16:39,799 --> 00:16:45,304 確かに 今のあの子のためには そのほうがいいのかもしれない。 214 00:16:45,304 --> 00:16:47,473 母上…。 215 00:16:47,473 --> 00:16:50,977 どうしてラフィリアは あのように反抗的なのでしょう? 216 00:16:50,977 --> 00:16:52,979 あっ…? 217 00:16:52,979 --> 00:16:58,317 エレンは素直なのに… どうして ラフィリアは…。 218 00:16:58,317 --> 00:17:02,822 本気で言っているの? 219 00:17:02,822 --> 00:17:06,158 エレンちゃんとラフィリアを 比べるのは およしなさい! 220 00:17:06,158 --> 00:17:08,995 あっ!? エレンちゃんはエレンちゃん➨ 221 00:17:08,995 --> 00:17:10,997 ラフィリアはラフィリアよ。 222 00:17:14,500 --> 00:17:17,169 ハァ…。 223 00:17:17,169 --> 00:17:22,508 ラフィリアには 話を聞いてくれる 存在が必要なのよ。 けど➨ 224 00:17:22,508 --> 00:17:27,013 ラフィリアが唯一 心を許している 母親があれだもの。 225 00:17:27,013 --> 00:17:29,015 期待できないわ。 226 00:17:29,015 --> 00:17:32,952 だから わたくしが 代わりを果たそうとしたけれど。 227 00:17:32,952 --> 00:17:37,356 ハァ… ラフィリアには ずいぶん嫌われてしまったわ。 228 00:17:39,292 --> 00:17:43,462 アリアもラフィリアも 他人がどう言ってもダメなのよ。 229 00:17:43,462 --> 00:17:47,800 やはり 本人に 変わる気がなければ…。 230 00:17:47,800 --> 00:17:50,903 では わたくしは行きます。 231 00:17:53,973 --> 00:17:55,975 (ドアを開ける音) 232 00:17:55,975 --> 00:17:59,178 わたくしの話は終わりました。 はい。 233 00:18:03,649 --> 00:18:05,651 《サウヴェル…。 234 00:18:05,651 --> 00:18:10,957 わたくしは あなた自身にも 気付いてほしいのよ》 235 00:18:21,167 --> 00:18:26,172 明日は お仕事お休みして ゆっくり休んでください。 236 00:18:26,172 --> 00:18:30,009 それと この薬を 朝と晩に のんでくださいね。 237 00:18:30,009 --> 00:18:32,945 はい。 ありがとうございます➨ 238 00:18:32,945 --> 00:18:35,948 「治療のお姫様」。 えっ? 239 00:18:35,948 --> 00:18:40,453 みんなが お嬢様のことを そう呼んでいるんで つい。 240 00:18:40,453 --> 00:18:43,456 えぇ~…。 241 00:18:43,456 --> 00:18:51,130 ♬~ 242 00:18:51,130 --> 00:18:53,299 ウフフ…。 243 00:18:53,299 --> 00:18:55,634 エレン ご苦労さま。 あっ。 244 00:18:55,634 --> 00:18:59,639 疲れていないかい? はい 大丈夫です。 245 00:18:59,639 --> 00:19:04,477 これで今日の患者は終わりだよ。 ありがとうございます。 246 00:19:04,477 --> 00:19:08,981 お礼を言うのはこっちのほうだ。 でも おじ様が➨ 247 00:19:08,981 --> 00:19:13,652 治療が必要な方を事前に 決めてくださるので 助かります。 248 00:19:13,652 --> 00:19:17,156 できるだけエレンに 負担をかけないようにと➨ 249 00:19:17,156 --> 00:19:21,494 兄上にきつく言われてるからね。 当然だ。 250 00:19:21,494 --> 00:19:24,330 あっ… そうだ エレン。 251 00:19:24,330 --> 00:19:29,502 町の治療院のことだけど 準備は順調に進んでいるよ。 252 00:19:29,502 --> 00:19:32,171 あっ! 本当ですか! 253 00:19:32,171 --> 00:19:35,775 さすがおじ様 お仕事が早いです! 254 00:19:35,775 --> 00:19:40,613 ああ それから畑の件 ローレンが話したいと言っていたよ。 255 00:19:40,613 --> 00:19:42,615 肥料についてですよね。 256 00:19:42,615 --> 00:19:47,787 この前 じぃじにお会いしたとき 庭に畑があるとお伺いしまして。 257 00:19:47,787 --> 00:19:51,457 ぜひ 相談に乗ってやってくれ。 はい! 258 00:19:51,457 --> 00:19:53,959 さすが俺の娘! ぎゅむ! 259 00:19:53,959 --> 00:19:56,962 兄上 エレンが苦しそうです。 260 00:19:56,962 --> 00:20:00,132 うぅ… あっ。 あぁ~! 261 00:20:00,132 --> 00:20:04,804 あぁ…。 ウフッ… ウフフ。 262 00:20:04,804 --> 00:20:07,139 うぅ… エレン! 263 00:20:07,139 --> 00:20:09,809 とーさまだって エレンを肩に乗せられるよ! 264 00:20:09,809 --> 00:20:11,811 別にいいです。 265 00:20:11,811 --> 00:20:14,313 とーさまは おじ様より背が低いので。 266 00:20:14,313 --> 00:20:17,116 ガーン…。 267 00:20:19,819 --> 00:20:21,821 (2人)あっ!? 268 00:20:23,823 --> 00:20:25,825 オーリ? 269 00:20:25,825 --> 00:20:29,328 急に どうしたんだい? かーさま? 270 00:20:29,328 --> 00:20:31,330 やっぱり わたくしも➨ 271 00:20:31,330 --> 00:20:36,168 エレンちゃんたちと一緒に お仕事した~い! と思って~。 272 00:20:36,168 --> 00:20:38,504 (3人)えっ? 273 00:20:38,504 --> 00:20:40,673 かーさま ダメですよ! 274 00:20:40,673 --> 00:20:43,676 いや~ん ずるいずる~い! 275 00:20:43,676 --> 00:20:48,848 エレンちゃんの いけずぅ。 えっ 何? イケズって? 276 00:20:48,848 --> 00:20:53,018 いじわるとか そういう意味です。 あぁ…。 277 00:20:53,018 --> 00:20:55,020 そうじゃなくって! 278 00:20:55,020 --> 00:20:57,189 どこでそんな言葉を! 279 00:20:57,189 --> 00:21:00,526 かーさまだって 日々 お勉強してま~す! 280 00:21:00,526 --> 00:21:02,528 まぁまぁ 落ち着いて。 281 00:21:02,528 --> 00:21:07,032 だって~ 心配だから ずっと見守ってきたけれど➨ 282 00:21:07,032 --> 00:21:09,535 エレンちゃんたちが楽しそうだし~。 283 00:21:09,535 --> 00:21:12,037 わたくしも交ぜてほしいわ~。 284 00:21:12,037 --> 00:21:14,707 かーさま これはお仕事なのです。 285 00:21:14,707 --> 00:21:18,878 それに かーさまがいると 周囲に多大な影響が…。 286 00:21:18,878 --> 00:21:21,380 というか 世界を支える➨ 287 00:21:21,380 --> 00:21:23,716 大事なお仕事は どうしたんですか? 288 00:21:23,716 --> 00:21:28,220 いや~ん! わたくしだけ仲間外れ~! 289 00:21:28,220 --> 00:21:33,159 いやいやいや~ん! オーリ。 あっ…。 290 00:21:33,159 --> 00:21:35,161 おいで。 291 00:21:39,832 --> 00:21:41,834 おじ様。 292 00:21:41,834 --> 00:21:44,336 これから私と とーさまで➨ 293 00:21:44,336 --> 00:21:47,006 かーさまを 思いっ切り甘やかすので➨ 294 00:21:47,006 --> 00:21:49,842 今日は帰りますね。 295 00:21:49,842 --> 00:21:51,944 フフッ そうか。 296 00:21:55,347 --> 00:21:57,850 ありがとうございました! 297 00:22:00,853 --> 00:22:02,855 じゃあな。 298 00:22:10,362 --> 00:22:13,032 ((もう みんなそればっかり! 299 00:22:13,032 --> 00:22:15,201 それよりも 聞きたいことがあるの! 300 00:22:15,201 --> 00:22:17,870 すまないが 今忙しい。 301 00:22:17,870 --> 00:22:21,207 話なら お母さんに聞いてもらいなさい。 302 00:22:21,207 --> 00:22:24,510 (ラフィリア)んっ… どうしていつもそうなの!)) 303 00:22:26,545 --> 00:22:28,747 ラフィリア…。 304 00:22:30,716 --> 00:22:32,718 ((おとーさん! 305 00:22:32,718 --> 00:22:34,820 ラフィリア。 306 00:22:34,820 --> 00:22:37,823 フフッ)) 307 00:22:37,823 --> 00:22:50,836 ♬~