1 00:00:02,002 --> 00:00:04,004 ⦅クリス:うっ! なかなか 骨のあるやつらだぜ。 2 00:00:04,004 --> 00:00:09,343 (ナルカ) すごい力…。 だけど 負けるか! 3 00:00:09,343 --> 00:00:11,845 (ディン)はっ! あっ! 4 00:00:11,845 --> 00:00:14,181 あっ…。 5 00:00:14,181 --> 00:00:16,517 うんうん。 (寝息) 6 00:00:16,517 --> 00:00:21,021 (アウル)てやっ! ローズ直轄部隊の力 思い知れ! 7 00:00:21,021 --> 00:00:23,323 (ネロ/ローズ)くっ…。 8 00:00:25,692 --> 00:00:27,694 (ローズ)んっ…。 (ネロ)フン! 9 00:00:30,697 --> 00:00:33,700 《ローズ:恐らく 呪いが込められた魔剣だ。 10 00:00:33,700 --> 00:00:36,403 これだけは 受けるわけにはいかねえな》 11 00:00:38,872 --> 00:00:41,875 んっ! うっ! 12 00:00:41,875 --> 00:00:43,877 がっ… あっ…。 ぐっ! 13 00:00:45,879 --> 00:00:48,048 あっ ああ…。 ネロ様! 14 00:00:48,048 --> 00:00:51,051 あっ… くっ! うっ! 15 00:00:55,222 --> 00:00:57,891 終わりか? ああ? 16 00:00:57,891 --> 00:01:00,494 わかってんだよ 大して効いてねえのは。 17 00:01:00,494 --> 00:01:02,496 さっさと立て。 18 00:01:02,496 --> 00:01:07,501 フフッ… フフフ…。 19 00:01:07,501 --> 00:01:09,603 ハァ…。 20 00:02:55,042 --> 00:02:59,546 全く…。 まさか 魔物を捕らえるだけの任務が➡ 21 00:02:59,546 --> 00:03:02,149 こんなことになるとはな。 22 00:03:02,149 --> 00:03:06,153 手塩にかけて育ててきた部下が このありさま。 23 00:03:08,488 --> 00:03:12,492 ローズ 貴様の部下も 相当の実力と見える。 24 00:03:12,492 --> 00:03:14,494 なんだ? いきなり。 25 00:03:14,494 --> 00:03:16,496 称賛しているんだ。 26 00:03:16,496 --> 00:03:21,334 貴様らは 俺が戦ってきた中で 最も やっかいな者たちだとな。 27 00:03:21,334 --> 00:03:23,336 そいつは どうも。 28 00:03:23,336 --> 00:03:27,340 人間に 本物の勇者は いない。 はぁ? 29 00:03:27,340 --> 00:03:31,178 かつての絶大な力を振るった者は 今の世には いない。 30 00:03:31,178 --> 00:03:33,847 そう思っていた。 だから なんだ? 31 00:03:33,847 --> 00:03:37,350 まさか 勇者のいない 今の人間になら 勝てそうだと➡ 32 00:03:37,350 --> 00:03:39,352 そう考えていたのか? 33 00:03:39,352 --> 00:03:43,023 だとしたら 私たちを なめ過ぎだぞ。 34 00:03:43,023 --> 00:03:46,026 そうだ。 だが その考えも変わった。 35 00:03:46,026 --> 00:03:49,362 貴様らは この先 我々の悲願を邪魔する➡ 36 00:03:49,362 --> 00:03:53,200 最大の障害になりうる。 悲願だと? 37 00:03:53,200 --> 00:03:56,369 魔族が 人間に おびえる時代は終わる。 38 00:03:56,369 --> 00:03:59,372 我らの王が 目覚める。 39 00:03:59,372 --> 00:04:02,976 冷酷 残忍 残虐…。 されど 我らには➡ 40 00:04:02,976 --> 00:04:07,814 慈悲 恩恵 勝利を 約束してくださる 絶対の存在が。 41 00:04:07,814 --> 00:04:10,317 なっ…。 だからこそ! 42 00:04:10,317 --> 00:04:14,654 あの方の勝利のために… 我ら魔族の繁栄のために➡ 43 00:04:14,654 --> 00:04:18,325 貴様らは 絶対に始末しなくてはならない! 44 00:04:18,325 --> 00:04:20,994 たとえ この身が朽ちようと! 45 00:04:20,994 --> 00:04:22,996 よし! あっ! 46 00:04:22,996 --> 00:04:25,665 うっ…。 47 00:04:25,665 --> 00:04:28,168 はっ… 離せ! えっ! 48 00:04:28,168 --> 00:04:31,338 こいつ… なんで まだ こんな力…。 49 00:04:31,338 --> 00:04:35,008 ハッ! 我らは 魔王様の剣なり。 50 00:04:35,008 --> 00:04:40,013 たとえ この身が砕けようとも 敵対者は道連れにしてみせよう。 51 00:04:40,013 --> 00:04:42,349 やめろ~! 52 00:04:42,349 --> 00:04:48,188 うっ! 魔王様に 栄光あれ! 53 00:04:48,188 --> 00:04:50,524 んっ? 54 00:04:50,524 --> 00:04:53,360 ナルカ! 55 00:04:53,360 --> 00:04:55,362 (ギルグ)あっ…。 あっ…。 56 00:04:58,198 --> 00:05:02,135 ハッ…。 てめえ! 57 00:05:02,135 --> 00:05:05,472 そっ… そんな! 無力化したのに! 58 00:05:05,472 --> 00:05:07,474 あっ! 59 00:05:07,474 --> 00:05:11,144 がっ! なんなんだ? こいつら! 60 00:05:11,144 --> 00:05:15,482 自分の命が惜しくねえのか? (ベス)くそ! あっ…。 61 00:05:15,482 --> 00:05:18,151 みんな 落ち着け! あっ くっ…。 62 00:05:18,151 --> 00:05:20,487 (ジョッシュ)やめろ 離せ! 63 00:05:20,487 --> 00:05:22,589 ぐはっ! うわっ…。 64 00:05:24,991 --> 00:05:28,995 (喚声) 65 00:05:28,995 --> 00:05:31,498 《まずい! 間に合わなくなる》 66 00:05:31,498 --> 00:05:35,335 俺は 今 正真正銘の外道だろうな。 67 00:05:35,335 --> 00:05:37,337 部下に 死を強要し➡ 68 00:05:37,337 --> 00:05:41,675 貴様たちの戦いを 汚すようなまねをしている。 69 00:05:41,675 --> 00:05:44,678 そして…。 どけ~! 70 00:05:44,678 --> 00:05:48,181 部下の窮地に 貴様は 動揺してしまった。 71 00:05:53,853 --> 00:05:56,022 ぐっ! 72 00:05:56,022 --> 00:06:00,293 精彩を欠いた 貴様の動きを 読むことなど たやすい。 73 00:06:00,293 --> 00:06:04,297 ぐっ… この程度! あっ! 74 00:06:04,297 --> 00:06:08,301 俺の剣は 魔力を断ち切る 赤色の魔剣。 75 00:06:08,301 --> 00:06:11,304 断面に 一時的な呪いを付加する。 76 00:06:11,304 --> 00:06:16,309 その傷には 回復魔法も治癒魔法も 効かない。 くっ…。 77 00:06:16,309 --> 00:06:19,813 隊長! 治癒魔法を! 78 00:06:19,813 --> 00:06:22,482 ぐっ! ぐあっ! うっ…。 79 00:06:22,482 --> 00:06:24,985 うわ~! 80 00:06:24,985 --> 00:06:27,487 くっ! うわ~! 81 00:06:29,489 --> 00:06:33,994 (ネロ)半分だけの視界で なおも戦おうとするか。 82 00:06:33,994 --> 00:06:37,831 だが それで 満足に戦えるわけがない。 83 00:06:37,831 --> 00:06:40,166 これで しまいとさせてもらおう。 84 00:06:40,166 --> 00:06:42,168 ハァハァ…。 85 00:06:42,168 --> 00:06:44,504 《ローズ:くそ 距離感が…》 86 00:06:44,504 --> 00:06:47,173 あっ…。 87 00:06:47,173 --> 00:06:49,175 終わりだ。 88 00:06:53,179 --> 00:06:56,850 アウル…。 89 00:06:56,850 --> 00:06:59,552 隊長…。 90 00:07:05,292 --> 00:07:07,294 うっ…。 91 00:07:18,305 --> 00:07:20,307 あっ…。 92 00:07:20,307 --> 00:07:24,978 ⦅隊長が 一緒に戦うとなれば 俺たちに 敵は いないですぜ! 93 00:07:24,978 --> 00:07:28,315 何かあっても 治癒魔法で治してもらえるしね! 94 00:07:28,315 --> 00:07:32,485 おう! けがの心配なしなら 全力で戦える!⦆ 95 00:07:32,485 --> 00:07:36,990 《きっと あいつらは信じていたはずだ。 96 00:07:36,990 --> 00:07:39,159 私が助けに来ると。 97 00:07:39,159 --> 00:07:42,062 私となら 死ぬことなどないと》 98 00:07:44,497 --> 00:07:48,501 《ローズ:アウル お前は逃げればよかったのに。 99 00:07:48,501 --> 00:07:51,338 こいつに斬られることなんて なかったのに…。 100 00:07:51,338 --> 00:07:54,674 私が弱かったせいで…。 101 00:07:54,674 --> 00:07:59,012 自分の能力を過信したせいで…》 102 00:07:59,012 --> 00:08:05,819 俺の部下たちの死も 貴様の部下たちの死も忘れない。 103 00:08:08,788 --> 00:08:14,127 ここで消えろ ローズ。 104 00:08:14,127 --> 00:08:16,129 なっ! 105 00:08:16,129 --> 00:08:18,965 ふざけるなよ! 106 00:08:18,965 --> 00:08:21,801 うっ… くっ… うぅ…。 107 00:08:21,801 --> 00:08:24,504 忘れないだと? 108 00:08:26,806 --> 00:08:29,142 おらっ! がっ! 109 00:08:29,142 --> 00:08:31,478 てめえが 何を知ってるんだ! ああ? 110 00:08:31,478 --> 00:08:34,647 あっ…。 あいつらの 何を! 111 00:08:34,647 --> 00:08:40,487 部下に 捨て身の攻撃を強いる てめえが! 112 00:08:40,487 --> 00:08:42,655 うっ…。 113 00:08:42,655 --> 00:08:45,825 てめえなんぞに理解されるのは…。 ぐあっ! 114 00:08:45,825 --> 00:08:48,828 侮辱以外の何物でも…。 115 00:08:48,828 --> 00:08:52,165 あっ… うわ~! 116 00:08:52,165 --> 00:08:55,502 ねえんだよ! 117 00:08:55,502 --> 00:08:58,505 ぐはっ! 118 00:08:58,505 --> 00:09:01,941 はぁ~! 119 00:09:01,941 --> 00:09:03,943 ぐわ~! 120 00:09:03,943 --> 00:09:06,613 あっ… あっ… うっ…。 121 00:09:06,613 --> 00:09:08,615 ハァハァ…。 122 00:09:08,615 --> 00:09:13,620 ハァ… 殺す… 殺してやる。 123 00:09:13,620 --> 00:09:16,122 ぐっ…。 124 00:09:16,122 --> 00:09:20,126 《ローズ:くそ… もう少しなのに。 125 00:09:20,126 --> 00:09:24,464 あいつは 私が 絶対に…》 ハッ! 126 00:09:24,464 --> 00:09:27,300 (アーミラ)しっ… 師匠! 127 00:09:27,300 --> 00:09:29,803 今 助けますから! 128 00:09:29,803 --> 00:09:34,808 アーミラ… 後方で 待機していろと…。 129 00:09:34,808 --> 00:09:39,145 申し訳ありません 師匠! でも 放っておけません! 130 00:09:39,145 --> 00:09:42,649 《なんだ? なんなんだ? これは。 131 00:09:42,649 --> 00:09:45,485 部下を捨て駒にするような男が➡ 132 00:09:45,485 --> 00:09:48,988 私と同じように 部下に助けられて…》 133 00:09:50,990 --> 00:09:52,992 ハッ… 待て! 134 00:09:52,992 --> 00:09:55,662 ハッ… うっ! 135 00:09:55,662 --> 00:09:57,664 ハッ…。 136 00:10:03,670 --> 00:10:06,673 うっ… ハァ…。 137 00:10:09,509 --> 00:10:12,345 なんなんだよ…。 138 00:10:12,345 --> 00:10:15,849 なんなんだよ? これは! 139 00:10:15,849 --> 00:10:17,851 くっ…。 140 00:10:17,851 --> 00:10:20,653 (アウル)隊長…。 アウル! 141 00:10:27,360 --> 00:10:31,364 隊長…。 しゃべるな! 今 治してやる。 142 00:10:31,364 --> 00:10:37,370 無理ですよ。 結構 ばっさりいかれてますし。 143 00:10:37,370 --> 00:10:41,708 それに この傷は治らない。 そうでしょ? 144 00:10:41,708 --> 00:10:45,378 くっ… なんとかなるかもしれねえだろ! 145 00:10:45,378 --> 00:10:50,049 あっ…。 もう いいんです。 146 00:10:50,049 --> 00:10:53,720 私 後悔していません。 147 00:10:53,720 --> 00:10:59,058 隊長の部下として戦えて 幸せでした。 148 00:10:59,058 --> 00:11:02,495 ふざけるな! なんだ? その言葉は! 149 00:11:02,495 --> 00:11:06,332 きっと みんなも そう…。 150 00:11:06,332 --> 00:11:13,006 だから あなたは ずっと 私たちの 憧れのままでいてください。 151 00:11:13,006 --> 00:11:15,508 お前は死なせねえ。 152 00:11:15,508 --> 00:11:17,677 死なせてたまるか! 153 00:11:17,677 --> 00:11:25,385 それが 隊長… あなたなのですから。 154 00:11:27,353 --> 00:11:31,858 あっ… ぐっ… くっ…。 155 00:11:31,858 --> 00:11:35,862 うぅ… ぐっ…。 156 00:11:35,862 --> 00:11:37,864 うっ…。 157 00:11:37,864 --> 00:11:41,868 あ~…。 158 00:11:41,868 --> 00:11:47,373 うわ~!!⦆ 159 00:11:50,543 --> 00:11:54,881 ⦅そう遠くない将来に 魔族の王が復活し➡ 160 00:11:54,881 --> 00:11:58,718 我が国への侵略を企てる 可能性があります。 161 00:11:58,718 --> 00:12:01,654 私が戦った ネロという男が➡ 162 00:12:01,654 --> 00:12:04,324 そのようなことを言っていました。 163 00:12:04,324 --> 00:12:08,661 恐らく 魔物の捕獲も それに関係があるのでしょう。 164 00:12:08,661 --> 00:12:11,664 (ロイド)そうか…。 165 00:12:11,664 --> 00:12:16,002 (ローズ) 今回の任務の報告は 以上です。 166 00:12:16,002 --> 00:12:18,004 あっ…。 (ローズ)1つ…。 167 00:12:18,004 --> 00:12:22,342 ロイド様に お願いがあります。 168 00:12:22,342 --> 00:12:24,510 なんだ? 169 00:12:24,510 --> 00:12:27,180 私を 大隊長から…。 170 00:12:27,180 --> 00:12:30,516 騎士団のすべての職から 解いてください。 171 00:12:30,516 --> 00:12:36,356 (シグルス)あっ! お前は それを望むのだな? ローズ。 172 00:12:36,356 --> 00:12:41,194 はい。 私には もう 騎士を名乗る資格がありません。 173 00:12:41,194 --> 00:12:43,196 失礼します。 174 00:12:54,040 --> 00:12:58,378 あの もしかして ローズ隊長でいらっしゃいますか? 175 00:12:58,378 --> 00:13:02,815 そうですが あなた方は? 176 00:13:02,815 --> 00:13:07,153 うちの どら息子が 隊長に お世話になっとりまして。 177 00:13:07,153 --> 00:13:09,822 あっ 名前は ジョッシュってんですが…。 178 00:13:09,822 --> 00:13:12,992 あっ…。 179 00:13:12,992 --> 00:13:17,330 そうですか…。 申し訳ありません。 180 00:13:17,330 --> 00:13:20,667 息子さんは 私のせいで…。 181 00:13:20,667 --> 00:13:22,669 あっ! 182 00:13:22,669 --> 00:13:25,171 どうも ありがとうございます。 183 00:13:25,171 --> 00:13:28,341 あの子を連れて帰ってきてくれて。 184 00:13:28,341 --> 00:13:31,511 私たちに もう一度 会わせてくれて。 185 00:13:31,511 --> 00:13:34,681 あいつ 満足そうな顔しとりました。 186 00:13:34,681 --> 00:13:36,849 札つきの不良でしたが➡ 187 00:13:36,849 --> 00:13:40,520 あなたの部下になってからは よく笑うようになって。 188 00:13:40,520 --> 00:13:42,522 本当に感謝しとります。 189 00:13:42,522 --> 00:13:52,532 ♬~ 190 00:13:52,532 --> 00:14:06,646 ♬~ 191 00:14:06,646 --> 00:14:10,316 (シグルス)先日 ロイド様が いらっしゃったそうだな。 192 00:14:10,316 --> 00:14:13,820 ああ。 さすがに驚いたよ。 193 00:14:13,820 --> 00:14:18,658 従者の1人もなしに こんな所へ 足を運ばれるとはな。 194 00:14:18,658 --> 00:14:22,662 お前が 1か月も 引きこもっているからだ。 195 00:14:22,662 --> 00:14:25,164 騎士に戻るよう 説得されたか? 196 00:14:25,164 --> 00:14:29,502 いや…。 ロイド様が来たのは お前と同じだよ。 197 00:14:29,502 --> 00:14:34,107 私が あいつらの後を追って 死なないようにだ。 198 00:14:36,175 --> 00:14:39,512 まあ… 死ぬのもいいかもな。 199 00:14:39,512 --> 00:14:41,681 (足音) 200 00:14:41,681 --> 00:14:43,683 おい! 201 00:14:43,683 --> 00:14:47,019 暑苦しい顔を近づけるなよ。 202 00:14:47,019 --> 00:14:51,691 そう思ったことも なくはないが ってことだ。 203 00:14:51,691 --> 00:14:54,193 んっ… そうか。 204 00:14:56,529 --> 00:15:00,800 魔剣で負わされた傷は 治りつつあるようだな。 205 00:15:00,800 --> 00:15:04,470 ああ。 呪いは 一時的なものだそうだ。 206 00:15:04,470 --> 00:15:07,774 では なぜ 右目を治そうとしない? 207 00:15:16,482 --> 00:15:20,653 《この傷は 私が あいつらを 見殺しにしてしまった➡ 208 00:15:20,653 --> 00:15:22,822 罪の証し。 209 00:15:22,822 --> 00:15:26,325 あいつらの死を忘れないための罰。 210 00:15:26,325 --> 00:15:32,165 死ぬつもりはない。 アウルが救ってくれた命だ。 211 00:15:32,165 --> 00:15:34,333 だが…》 212 00:15:34,333 --> 00:15:38,671 生きて どうすればいいんだ…。 213 00:15:38,671 --> 00:15:42,341 《ローズ:復しゅうか? あの男を殺しに行くか? 214 00:15:42,341 --> 00:15:47,180 そして 1人でも多くの魔族を この手で…》 215 00:15:47,180 --> 00:15:50,850 くっ… 違うだろ ばかが! 216 00:15:50,850 --> 00:15:53,853 少し 頭を冷やすか。 217 00:15:57,690 --> 00:15:59,692 フゥ…。 218 00:16:09,635 --> 00:16:13,139 フゥ…。 219 00:16:13,139 --> 00:16:16,142 ⦅ギルグ:ハハハハハハ! (ナルカ)うそ? フフフフフ! 220 00:16:16,142 --> 00:16:18,978 ほら 食べなって。 221 00:16:18,978 --> 00:16:21,314 (クリス)小動物に ビビってよ。 222 00:16:21,314 --> 00:16:23,316 (ギルグ)ハハハッ! 223 00:16:23,316 --> 00:16:27,653 ハハハハハハハ! (ジョッシュ)怒んなって!⦆ 224 00:16:27,653 --> 00:16:32,158 ハハハ… 情けねえ。 225 00:16:32,158 --> 00:16:35,495 《私は こんなにも弱かったのか。 226 00:16:35,495 --> 00:16:38,497 こんなにも もろかったのか》 227 00:16:38,497 --> 00:16:43,336 今の私を あいつらが見たら どう思うのか。 228 00:16:43,336 --> 00:16:46,839 ⦅アウル:そうですね。 とりあえず 笑いますかね⦆ 229 00:16:46,839 --> 00:16:50,343 あっ! ⦅隊長らしくな~いって⦆ 230 00:16:50,343 --> 00:16:52,678 アウル…。 231 00:16:52,678 --> 00:16:56,849 ⦅いいですか? 隊長。 不変のものは存在しません。 232 00:16:56,849 --> 00:17:00,286 どんなものでも いつかは 変化するんです。 233 00:17:00,286 --> 00:17:03,122 それを受け入れなきゃ 前には進めません!⦆ 234 00:17:03,122 --> 00:17:06,125 あっ! ⦅何があっても➡ 235 00:17:06,125 --> 00:17:10,296 あなたが 私たちの隊長だった という事実は変わらないんです。 236 00:17:10,296 --> 00:17:12,298 だから…⦆ 237 00:17:12,298 --> 00:17:16,135 (2人)そんなに深く思い詰める 必要なんてない。 238 00:17:16,135 --> 00:17:21,307 ⦅ちゃんと 覚えてたんですね あの日 話してくれたこと。 239 00:17:21,307 --> 00:17:26,646 じゃあ 私が 最後に あなたに 言ったことも 覚えてますよね⦆ 240 00:17:26,646 --> 00:17:28,648 あっ…。 241 00:17:31,984 --> 00:17:36,656 ⦅あなたは ずっと 私たちの 憧れのままでいてください。 242 00:17:36,656 --> 00:17:39,992 (ギルグ)そうですよ。 何を くよくよしてんですか! 243 00:17:39,992 --> 00:17:42,328 鬼の大隊長が。 244 00:17:42,328 --> 00:17:45,331 悩むなんて 隊長らしくないですし。 245 00:17:45,331 --> 00:17:48,834 もし 俺らが そんな顔してたら どつくでしょ。 246 00:17:48,834 --> 00:17:54,507 「外へ出ろ 今日は地獄の特訓だ!」 って言うね 絶対。 247 00:17:54,507 --> 00:17:57,009 ハハハ! 違えねえ! 248 00:17:57,009 --> 00:17:59,011 うんうん⦆ 249 00:17:59,011 --> 00:18:01,614 (笑い声) 250 00:18:01,614 --> 00:18:06,452 《そうだ。 死に際ばかりを 思い出して 忘れていた。 251 00:18:06,452 --> 00:18:10,456 お前らは いつでも ただ 前だけを見て 突っ走る。 252 00:18:10,456 --> 00:18:12,458 そんなやつらだった》 253 00:18:18,130 --> 00:18:20,132 くっ…。 254 00:18:24,470 --> 00:18:27,807 《ローズ:弱さを見せるのは これが 最後だ。 255 00:18:27,807 --> 00:18:31,310 だから 今だけは 許してほしい。 256 00:18:31,310 --> 00:18:34,313 もう 立ち止まらないから》 257 00:18:34,313 --> 00:18:37,316 ⦅隊長! フフッ!⦆ 258 00:18:37,316 --> 00:18:39,986 ハッ…。 259 00:18:39,986 --> 00:18:42,488 あっ… うっ…。 260 00:18:45,825 --> 00:18:48,327 もう 大丈夫だ。 261 00:18:48,327 --> 00:18:52,631 お前らが憧れたままの私でいる。 262 00:18:56,836 --> 00:18:59,338 やることは決まった。 263 00:18:59,338 --> 00:19:04,110 この先 必ず 魔族との大きな戦いが訪れる。 264 00:19:04,110 --> 00:19:07,279 多くの騎士が 戦場へ駆り出され 死ぬだろう。 265 00:19:07,279 --> 00:19:10,783 だが そうさせないために備える。 266 00:19:10,783 --> 00:19:15,621 私は 命を救う組織を… 誰も死なせない組織を作る。 267 00:19:15,621 --> 00:19:17,623 人手が必要だ。 268 00:19:17,623 --> 00:19:20,292 少なくとも 5人以上。 269 00:19:20,292 --> 00:19:23,129 治癒魔法使いも 最低 2人。 270 00:19:23,129 --> 00:19:25,798 そして 私と同じようなやつも。 271 00:19:25,798 --> 00:19:31,303 治すだけでなく 戦場を駆け 障害を打ち倒す 治癒魔法使い。 272 00:19:31,303 --> 00:19:33,806 並の精神じゃ 恐らく無理だ。 273 00:19:33,806 --> 00:19:37,309 だが もし 見つけることができれば…。 274 00:19:37,309 --> 00:19:42,815 そいつなら 死なずに 私の元で 生き続けてくれるかもしれない⦆ 275 00:19:45,651 --> 00:19:48,487 (ローズ) お前を見つけられて よかった。 276 00:19:48,487 --> 00:19:52,324 (ウサト)えっ!? なんだ? その意外そうな面は。 277 00:19:52,324 --> 00:19:56,328 いや それは…。 意外な ひと言だったので。 278 00:19:56,328 --> 00:20:01,333 お前は 自分が どれだけ 貴重な存在か わかってねえな。 279 00:20:01,333 --> 00:20:03,836 貴重ですか? 280 00:20:03,836 --> 00:20:06,505 そこら辺で捕まえた 治癒魔法使いを➡ 281 00:20:06,505 --> 00:20:09,008 ただ鍛えれば できるわけじゃないんだ。 282 00:20:09,008 --> 00:20:13,179 私と同じようなやつが 何人もいるのを想像してみろ。 283 00:20:13,179 --> 00:20:15,181 この世の終わりですね。 284 00:20:15,181 --> 00:20:18,017 ブッ! ありえねえってことだよ。 285 00:20:18,017 --> 00:20:20,519 自分の限界を超えて 鍛え上げるための➡ 286 00:20:20,519 --> 00:20:24,690 治癒魔法の使い方は 私が考案したものだからな。 287 00:20:24,690 --> 00:20:27,193 私と お前しか 使い手は いない。 288 00:20:27,193 --> 00:20:30,696 なるほど。 (せき) 289 00:20:30,696 --> 00:20:33,199 お前はな ウサト。 290 00:20:33,199 --> 00:20:37,036 私が求めていた素養を持った 治癒魔法使いだ。 291 00:20:37,036 --> 00:20:40,706 私以外の誰もが 実現できなかったことを➡ 292 00:20:40,706 --> 00:20:42,875 やってのけているんだからな。 293 00:20:42,875 --> 00:20:48,714 あっ…。 お前は きっと 死なない。 294 00:20:48,714 --> 00:20:50,716 フッ…。 295 00:20:50,716 --> 00:20:54,220 (ローズ)何 にやにやしてんだ? 気色悪いな。 296 00:20:54,220 --> 00:20:56,388 (ウサト)うっ! 理不尽! (殴る音) 297 00:20:56,388 --> 00:20:58,390 (ローズ)そろそろ 着くぞ。 298 00:22:32,017 --> 00:22:34,687 (ヒュルルク)ついに完成したね~。 299 00:22:34,687 --> 00:22:38,190 バルジナクを出撃させる準備は できてる。 300 00:22:38,190 --> 00:22:40,192 進軍開始だね。 301 00:22:40,192 --> 00:22:47,700 ああ。 予定より遅れてしまったが 必ず 成功させてみせる。 302 00:22:47,700 --> 00:22:49,702 我が師匠のためにも。 303 00:22:49,702 --> 00:22:53,872 (黒騎士)ああ やっとか。 待ちくたびれたよ。 304 00:22:53,872 --> 00:22:57,209 始まったら 前に出ていいんだよね? 305 00:22:57,209 --> 00:23:00,646 もちろんだ。 好きなだけ暴れるがいい。 306 00:23:00,646 --> 00:23:02,648 言われなくても。 307 00:23:02,648 --> 00:23:06,318 まあ 一瞬で終わっちゃうかも しんないけどね。 308 00:23:06,318 --> 00:23:08,821 たかだか 人間相手だし。 309 00:23:08,821 --> 00:23:12,491 お前の力は疑わないが 油断はするなよ。 310 00:23:12,491 --> 00:23:15,494 人間側にも やっかいなやつらがいる。 311 00:23:15,494 --> 00:23:17,830 人さらいだ。 312 00:23:17,830 --> 00:23:22,334 それって 倒れたやつらを かっさらうっていう連中だろ? 313 00:23:22,334 --> 00:23:25,170 逃げるだけの連中に 用心する必要があるなんて➡ 314 00:23:25,170 --> 00:23:27,172 思えないけど。 315 00:23:27,172 --> 00:23:30,009 侮るな。 やつらは 化け物だ。 316 00:23:30,009 --> 00:23:34,847 へぇ~。 本当に そうなら 少しは 楽しめるかもね。 317 00:23:34,847 --> 00:23:37,349 僕を満足させてくれるなら➡ 318 00:23:37,349 --> 00:23:40,853 人間だろうと 化け物だろうと なんでもいい。 319 00:23:40,853 --> 00:23:45,691 生きてるって感じさせてくれよ。 320 00:23:45,691 --> 00:23:48,394 フフフ…。